JP6787917B2 - 計数デバイスの改良 - Google Patents

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Description

本発明は、計数デバイス、とくに、薬剤ディスペンサのための機械的計数デバイスに関する。
多くの薬剤ディスペンサは、デバイス内に残存する薬剤の投与可能回数又は既に分注された投与回数を表示する手段を必要とする。このカウントにより、ユーザー又は医療専門家は設備一式内のデバイスの使用を追跡して、デバイスが処方通りに使用されていることを確実にし、またどのくらい多くの投与量が残存しているかについて注意を喚起して、ユーザーが常に利用可能な薬剤を確実に有するようにすることができる。これら薬剤ディスペンサとしては、乾燥粉末吸入器のような吸入器、定量投与吸入器、及び類似のデバイスがある。
多数のこれら薬剤ディスペンサは、機械的又は電子的計数デバイスを組み込み、残っている又は分注済みの投与回数のカウントを維持できるようにする。一般的には、これら薬剤ディスペンサは、ユーザーがいつでも利用可能にする必要があり、またしたがって、薬剤ディスペンサはポケット、ハンドバック、又は他のもの内に入れて持ち運ぶことがよくある。ディスペンサ、及びひいてはディスペンサ内に収容される計数デバイスは、様々な衝撃及び振動、また未必のほこり及び他の屑の進入があり得る悪条件を受けるような環境に耐えるよう比較的ロバスト(堅牢)であることを必要とする。しかし、ロバストであるとともに、比較的コンパクトで空間効率の良さがあって持ち運びを容易にし、ユーザーが身に付けて又は必需品に入れて常に携行することを奨励されることになるにはトレードオフもある。同様に、計数デバイスは、ディスペンサ自体内で過剰な空間を占めるべきではない。
計数デバイスがディスペンサ内に含まれる場合、いかなる時点でもデバイスに表示されるカウントは正確であることが必須である。デバイスに表示される不正確なカウントは、処方された用量に従っているか否か、薬剤が切れる前にデバイスを捨てるときの薬剤損失量、カウントでは若干利用可能と読めるものの薬剤が切れ、したがって、ユーザーが必要とする投与がないという潜在的危険な状況についての混乱を招く恐れがある。電子的計数デバイスは、一般的に不正確なカウントをもたらすこの機械的部品の望ましくない動きの問題を克服するが、しばしば使い捨て品であるものに対して相当なコストを付加する。しかし、機械的検出デバイスは、一般的に電源に頼らなくて済むより費用効果の良い選択肢をもたらすものの、何らかの望ましくない動きによって影響を受けることがよくある。
投与カウンタ内の多数の構成部品も、故障又はカウントを不正確にする可能性に影響を持つおそれがある。一般的に、多くの構成部品も、製造しまた組み立てるためデバイスをより高価なものにすることを意味し得る。薬剤ディスペンサの市場はコストによって大きく影響を受け、製造業者は可能な限りユニットコストを削減する方法を模索している。
既存のデバイスにおける他の問題は、計数デバイスのユーザーに対して表示されるカウントのサイズである。カウントは、しばしば計数デバイスのハウジングにおける小さい窓を通してユーザーが見るものであり、表示される数値のサイズは読み取るのが難しく、とくに、カウント数値を表示する単一ホイール付きデバイスを組み込む機械的計数デバイスでは特に難しい。ホイールを一般的な吸入器の本体内に装着するのに適したサイズであることを可能にするためには、適切な直径でなければならない。このことには、幾つかの薬剤ディスペンサ用の60、100又はそれより大きい値からカウントアップ又はカウントダウンする数字をはめ込む余地はほとんどないことがあり得る。1位ホイール及び10位ホイールを有する計数デバイスは、この問題に対処するよう試みている。しかし、一般的に、これらのことは、互いに並置するホイール、又はホイールの同心状配列を必要とし、また一般的な薬剤ディスペンサの本体内に装着するには、ホイールはできるだけ小さいものでなければならず、数字をはめ込むスペースはほとんど残らない。
従来技術は、種々の方法でこれらの必要性に対処するよう試みている多くのデバイスを示している。
特許文献1(米国特許第6,405,727号/PAナレッジ(PA Knowledge)社)は、投与カウンタを有する投与デバイスを開示している。カウント表示は2ホイールにより行い、各ホイールは歯付きディスク部分及び平滑ディスクを有する。各ホイールの平滑ディスクは桁を担持し、表示窓を通して一緒に見るとき残っている又は使用済みの投与回数のカウントを示すことができる。可撓性レバーがホイールにモジュール化したラチェット歯に作用し、このレバーはヨークに係合するピン形体を有する。このデバイスは209の数値までカウントアップできるデュアルホイール構成を有しているが、これらホイールは互いに隣接させて備え付け、またひいては携帯吸入器デバイス内にはめ込むのに適したサイズとなるよう小さいものであることを必要とする。小平滑ディスクを有する小ホイールを使用することは、各ディスプレイにおいて極めて小さい桁にすることになり、またひいてはカウントを読み取るのが難しくなる。より大きなホイールを使用する場合、計数デバイスが吸入器デバイス内の貴重な空間を示すことになり、装置一式は、幾分面倒で嵩張るものとなり、またあるべき携帯性及び利便性がないものになる。この投与カウンタは、カウント精度を確保する何ら確実な手段とはなり得ず、また衝撃及び振動による影響を受けて投与を行わずにカウントが変化し得ることを想定することができる。
特許文献2(国際公開第2005/079727号/グラクソ・グループ(Glaxo Group)社)は、薬剤ディスペンサの使用カウンタを開示しており、このカウンタは、双方ともに駆動歯を設けた第1計数ホイール及び第2計数ホイールと、並びに第2計数ホイールを駆動するキックホイールと、を備える。第1計数ホイールは、キックホイールのキック歯に間欠的に噛合するよう配列された固定インデックス歯を組み込み、間欠的噛合を生じたときのみ、第1計数ホイールの回転運動から結果としてキックホイールの回転運動を生ずる。一実施形態における第2計数ホイールは、リングを有する第1計数ホイール内に収容される。この構成によれば、計数ホイールが薬剤ディスペンサに適したサイズであるとき、各ホイールに表示される数字を読み取るのをより容易にすることができる。しかし、このカウンタは、双方ともに駆動歯を有する1対の計数ホイール、並びにそれぞれ対応の歯を有するキックホイール及び入力ホイールを必要とする。このような構成は、衝撃及び振動を受ける場合に不正確なカウントを表示し得ることを想定することができる。
米国特許第6,405,727号明細書 国際公開第2005/079727号パンフレット
従来技術は、デュアルホイール構成にすることによって、また一方のホイールを他方のホイール内に備え付けて設置面積サイズを最小に維持することによって、数字サイズ及びカウント読取りが困難なことに関連する問題を対処しているように思われるが、これら問題を、カウント精度、要素部品の個数、並びにこれら要素部品の製造及び組立の複雑さの付加的問題点と並んで対処しているようには思われない。
本発明の好適な実施形態の目的は、数字が明瞭で読み取り易く、スペース効率がよく、部品点数を最小に維持し、従って、製造の費用効果がよいとともに、表示されるカウントが正確であることを確実にする手段を提供する、カウントディスプレイ付き計数デバイスを得るにある。
本発明の一態様によれば、機械的入力をカウントする計数デバイスを提供し、この計数デバイスは、
・回転可能に備え付けられた第1計数ホイールであって、カウントすべき各入力に対して所定量だけ回転するよう構成された、該第1計数ホイールと、
・前記第1計数ホイールに対して機械的伝達関係にあり、少なくとも部分的に前記第1計数ホイールにオーバーラップする第2計数ホイールと、
を備え、前記第2計数ホイール及び/又は前記第1計数ホイールは少なくとも部分的に透明であり、
前記第1計数ホイールと前記第2計数ホイールとの間の前記機械的伝達関係は、所定回数の入力に達したとき前記第2計数ホイールを所定量だけ駆動するよう構成された回転機構を有するものである。
代替的実施形態において、機械的入力をカウントする計数デバイスは、
・回転可能に備え付けられた第1計数ホイールであって、カウントすべき各入力に対して所定量だけ回転するよう構成された、該第1計数ホイールと、
・前記第1計数ホイールに対して機械的伝達関係にある第2計数ホイールと、
を備え、
前記第1計数ホイールと前記第2計数ホイールとの間の前記機械的伝達関係は、ハウジングペグ、第1計数ホイール形成部又はロックに係合するよう構成された前記第2計数ホイールにおける形成部を有するロック機構と、及び所定回数の入力に達したとき前記第2計数ホイールを所定量だけ駆動する回転機構と、を有する。
幾つかの実施形態において、前記第1計数ホイールと前記第2計数ホイールとの間の前記機械的伝達関係は、直接伝達にすることができる。このような構成の利点は、隷属ホイールのような付加的形体が回避できるため計数デバイスが簡素化される点にある。このことは、計数デバイスの部品点数、サイズ及び公差連鎖長さを減縮することができ、また精度、指標印整列及び信頼性を向上することができる。
幾つかの実施形態において、計数デバイスは、前記第2計数ホイールの回転を阻止するよう構成された回転ロック機構を備えることができる。本明細書において、回転ロック機構(rotational locking mechanism)は回転ロック機構(rotating locking mechanism)とも称する。このロック機構は回転運動を阻止するものと理解されたい。
幾つかの実施形態において、前記第1計数ホイールは、前記回転ロック機構を作動させるよう前記第2計数ホイールに係合することができ、例えば、第1計数ホイールは、前記回転ロック機構を作動させるカム軌道又はレールを有することができる。したがって、回転ロック機構は、計数デバイスに堅固な物理的特徴を付与し、回転ロック機構が係合するとき第2計数ホイールの回転運動を阻止して、デバイスを落としたり又は振ったりすることに起因する誤カウントのリスクをほぼ回避する。ラチェット又は戻り止め形体に比べると、この回転ロック機構は、回転ロック機構が離脱するときに割り出しに要する力を減少することができ、また計数デバイスが双方向にカウントすることを可能にし、このことは、例えば、組立て中又は若干の使用事例において有利となり得る。
幾つかの実施形態において、前記回転ロック機構は、前記第1計数ホイール、ハウジング又はロックに係合するよう構成された第2計数ホイール形成部を有することができる。
幾つかの実施形態において、前記回転ロック機構は第1計数ホイールによって動作させ、前記第2計数ホイールが回転できる形態から回転できない形態に移動させることができる。
幾つかの実施形態において、前記回転ロック機構は、前記第2計数ホイールが回転できないよう前記第2計数ホイールに係合する第1計数ホイール形成部を有することができ、例えば、前記第1計数ホイール形成部は、前記第1計数ホイールの表面における第1計数ホイールペグであり、例えば、前記第1計数ホイールペグは前記第1計数ホイールのハブにおけるペグとすることができる。
幾つかの実施形態において、前記回転ロック機構は、前記第1計数ホイールレールに係合するよう構成された突出ペグである第2計数ホイール形成部を有することができる。
幾つかの実施形態において、前記回転ロック機構は、前記第2計数ホイールが回転できないよう前記第2計数ホイールに係合するロックであって、前記第1計数ホイールによって作動させられる、該ロックを有することができ、例えば、前記ロックは、第1計数ホイール形成部に係合して前記ロックを作動させるロックペグを有する摺動ロックとすることができる。幾つかの実施形態において、前記第1計数ホイール形成部はレールとすることができる。幾つかの実施形態において、摺動ロックをハウジングガイドに備え付けることができる。
幾つかの実施形態において、前記第1計数ホイール及び前記第2計数ホイールは、前記ロック機構が作動するとき、同軸状でないものとすることができる。
幾つかの実施形態において、前記計数ホイールのうち一方又は双方の計数ホイールは薄い端縁(例えば、10〜400μmの厚さ、例えば40〜200μmの厚さ)を有することができる。幾つかの実施形態において、一方又は双方の計数ホイールは薄い環状リングを有することができる。幾つかの実施形態において、前記環状リングは前記計数ホイールにおける周方向リップによって支持することができる。幾つかの実施形態において、前記周方向リップは、他方の計数ホイールを収容するのに適した計数ホイール容積が形成されるよう十分な高さを有し、これにより、計数デバイスは、交互配置された計数ホイールを有するコンパクトな計数デバイスとなり得る。幾つかの実施形態において、計数指標印は薄い環状リング上にマーク付けする。この構成は、透明効果を使用するのとほぼ同様にクリアなディスプレイを提供することができ、しかも透明材料を不要にすることができる。さらに、所定サイズ及び材料の代表的部品は或る製造プロセスを用いてどのように形成できるかについて限界があるが、同一材料のフィルムは相当薄い壁厚にして製造することができる。異なる製造プロセスを用いて形成した部品、例えば、0.5mmが最小限界であり得る壁厚を有する射出成形体を、厚さ0.1mmのフィルムから切断したピースと組み合わせることによって、機械的相互作用に適した局部的により厚い領域を有する極めて薄い部品を得ることができる。この結果得られた計数デバイスの全体厚さは、オーバーラップするホイールでも1つ又は2つの局所的により厚い領域よりもそんなに厚くなることはない。より薄い領域を使用することなしには、同一計数デバイスは、少なくとも3倍も厚い壁厚の厚さになる。さらに、薄い部品が少なくとも部分的に不透明である場合、局所的により厚い領域における機械的形体を目立たなくすることができ、そうでない場合にはディスプレイ(表示)表面を視覚的に邪魔することになるところ、ディスプレイの明瞭性を損なうことなく機構及びディスプレイ表面をオーバーラップさせることができる。最後に、ホイール又は任意な他の部品で得られる形体の範囲及びタイプは、部品が他の部品とのアセンブリである場合、一般的により大型である。とくに、射出成形体にアンダーカットを形成することは極めて困難又は不可能であり、しかし、これらアンダーカットは、本明細書の実施形態の幾つかにおいて、計数デバイスのサイズを一層減少するために必要である。
幾つかの実施形態において、計数デバイスはハウジングを備えることができる。
幾つかの実施形態において、前記ハウジングは、前記第2計数ホイールの前記ハウジングに対する非回転運動をほぼ阻止するよう構成された位置付け機構を有する。
幾つかの実施形態において、前記位置付け機構は、前記第2計数ホイールに係合するよう構成されたハウジング形成部を有する。
幾つかの実施形態において、前記ハウジング形成部はハウジング溝孔又はハウジング孔を有し、かつ前記第2計数ホイールは前記ハウジング溝孔又はハウジング孔に係合するよう構成された少なくとも1個の第2計数ホイールペグを有する、又は前記ハウジング形成部はハウジングペグを有しかつ前記第2計数ホイールは前記ハウジングペグを収容するよう構成されたハブを有する。
幾つかの実施形態において、第1計数ホイール形成部は、前記第1計数ホイールの表面における第1計数ホイールペグを有し、好適には、前記第1計数ホイールペグは前記第1計数ホイールのハブに配置する。
幾つかの実施形態において、前記第2計数ホイールにおける形成部は、突出ペグであり、前記第1計数ホイール形成部はレールである。
幾つかの実施形態において、前記ロックは、第1計数ホイール形成部に係合するロックペグを有し、好適には前記第1計数ホイール形成部はレールである。
幾つかの実施形態において、前記可動ロックはハウジングガイドに備え付ける。
幾つかの実施形態において、前記機械的伝達関係は、前記ロック機構を釈放する釈放機構を有する。
幾つかの実施形態において、前記釈放機構は、前記第1計数ホイール及び前記第2計数ホイールの形態を第1形態から第2形態に変化させる。
幾つかの実施形態において、前記釈放機構は、第1計数ホイールカム及び第2計数ホイール形成部を有する。
幾つかの実施形態において、前記釈放機構は、第1計数ホイールレールギャップ、及び少なくとも1個の第2計数ホイール形成部又は摺動ロックペグを有する。
幾つかの実施形態において、前記回転機構は、少なくとも1個の第2計数ホイール形成部に係合するよう構成された第1計数ホイール形成部を有する。
幾つかの実施形態において、前記第1計数ホイール及び前記第2計数ホイールそれぞれは、計数指標印の周方向アレイを有する。
幾つかの実施形態において、前記第1計数ホイールは1位カウント指標印の周方向アレイを組み込み、前記第2計数ホイールは10位カウント指標印の周方向アレイを組み込み、また前記第1計数ホイールは少なくとも部分的に前記第2計数ホイールにオーバーラップし、前記各入力に対して1位カウント指標印が10位カウント指標印に整列して入力回数を表す。
幾つかの実施形態において、前記第2計数ホイール透明部分は、少なくとも前記第2計数ホイールが前記第1計数ホイールにオーバーラップ関係になる部分である。
幾つかの実施形態において、前記1位指標印及び10位指標印は、前記1位指標印及び10位指標印の特別な組合せは表示されるよう構成され、前記第1計数ホイール又は前記第2計数ホイールは少なくとも1つの窓を組み入れるものである。
幾つかの実施形態において、ハウジングを備え、前記ハウジングは、前記第1計数ホイール及び前記第2計数ホイールにおける任意のカウント指標印を見るための少なくとも1つの窓を組み入れる。幾つかの実施形態において、前記第1計数ホイールは不透明部分を有する及び/又は前記第2計数ホイールは不透明部分を有するものであり、使用にあたり、前記第1計数ホイール不透明部分及び/又は前記第2計数ホイール不透明部分が前記窓から見えるものである。
他の実施形態において、前記計数デバイスはハウジングを備え、前記ハウジングは、その表面から突出する少なくとも1個のハウジングペグと、及びハウジング溝孔とを有するものであり、
・前記第1計数ホイールは、その表面に第1計数ホイールペグ及び第1計数ホイールカム軌道を組み入れており、また
・前記第2計数ホイールは第2計数ホイールギアを組み入れており、前記第2計数ホイールギアは、第2計数ホイールギアペグ及び複数個の第2計数ホイールギア凹みを有し、前記第2計数ホイールギアペグは、前記第2計数ホイールギアに貫通し、また一方の側でハウジング溝孔内に入り込み、かつ他方の側で前記第1計数ホイールカム軌道内に入り込むよう構成され、前記第2計数ホイールギアペグは、第2計数ホイール心軸を形成し、この心軸の周りに前記第2計数ホイールが回転するよう構成されており、
前記ロック機構は、位置付け機構及び回転ロック機構を有し、前記位置付け機構は、前記ハウジング溝孔に係合する前記第2計数ホイールギアペグを含み、また前記回転ロック機構は、前記ハウジングペグに係合する前記第2計数ホイールギア凹みを含み、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグに係合する第2計数ホイールギア凹みを含み、また釈放機構は、前記第2計数ホイールギアペグに作用する第1計数ホイールカムを含む。
幾つかの実施形態において、前記第2計数ホイールは、前記ハウジング溝孔の内方端部で前記位置付け機構及び前記回転ロック機構が互いに係合する第1形態と、前記ハウジング溝孔の他方の端部で前記回転ロック機構が釈放される第2形態との間で移動可能である。
幾つかの実施形態において、前記釈放機構は、前記第2計数ホイールを前記第1形態から前記第2形態に移動させるよう構成されている。
幾つかの実施形態において、前記第1計数ホイールは、少なくとも部分的に前記第2計数ホイールにオーバーラップする透明ディスクから成り、前記第2計数ホイールの指標印は前記透明ディスクを通して見ることができる。
他の実施形態において、前記計数デバイスはハウジングを備え、前記ハウジングは、その表面から突出する少なくとも1個のハウジングペグと、及びその表面内におけるハウジング溝孔とを有するものであり、
・前記第1計数ホイールは、その表面に第1計数ホイールペグ及びほぼ円形の第1計数ホイールカム軌道を組み入れており、また
・前記第2計数ホイールは、第2計数ホイールギアペグ及び外方の第2計数ホイールギアを組み入れており、前記第2計数ホイールギアは、複数個の第2計数ホイールギア凹みを有し、前記第2計数ホイールギアペグは、前記第2計数ホイールギアに貫通し、また一方の側でハウジング溝孔内に入り込み、かつ他方の側で前記第1計数ホイールカム軌道内に入り込むよう構成され、前記第2計数ホイールギアペグは、第2計数ホイール心軸を形成し、この心軸の周りに前記第2計数ホイールが回転するよう構成されており、
前記ロック機構は、位置付け機構及び回転ロック機構を有し、前記位置付け機構は、前記ハウジング溝孔に係合する前記第2計数ホイールギアペグを含み、また前記回転ロック機構は、前記ハウジングペグに係合する前記第2計数ホイールギア凹みを含み、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグに係合する第2計数ホイールギア凹みを含み、また釈放機構は、前記第2計数ホイールギアペグに作用する第1計数ホイールカムを含む。
幾つかの実施形態において、前記第2計数ホイールは、前記ハウジング溝孔の内方端部で前記位置付け機構及び前記回転ロック機構が互いに係合する第1形態と、前記ハウジング溝孔の他方の端部で前記回転ロック機構が釈放される第2形態との間で移動可能である。
幾つかの実施形態において、前記釈放機構は、前記第2計数ホイールを前記第1形態から前記第2形態に移動させるよう構成されている。
幾つかの実施形態において、前記第1計数ホイールは、少なくとも部分的に前記第2計数ホイールにオーバーラップする透明ディスクから成り、前記第2計数ホイールの少なくとも一部分は前記透明ディスクを通して見ることができる。
他の実施形態において、前記計数デバイスは、ハウジング溝孔を有するハウジングを備え、
・前記第1計数ホイールは、その表面に第1計数ホイールハブ及びほぼ円形の第1計数ホイールカム軌道を組み入れており、また
・前記第2計数ホイールは第2計数ホイールギアを組み入れており、前記第2計数ホイールギアは、第2計数ホイールギアペグ及び複数個の第2計数ホイールギア凹みを有し、前記第2計数ホイールギアペグは、前記第2計数ホイールギアに貫通し、また一方の側でハウジング溝孔内に入り込み、かつ他方の側で前記第1計数ホイールカム軌道内に入り込むよう構成され、前記第2計数ホイールギアペグは、第2計数ホイール心軸を形成し、この心軸の周りに前記第2計数ホイールが回転するよう構成されており、
前記ロック機構は、位置付け機構及び回転ロック機構を有し、前記位置付け機構は、前記ハウジング溝孔に係合する前記第2計数ホイールギアペグを含み、また前記回転ロック機構は、前記第1計数ホイールハブに係合する前記第2計数ホイールギア凹みを含み、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグに係合する第2計数ホイールギア凹みによって形成され、また釈放機構は、前記第2計数ホイールギアペグに作用する第1計数ホイールカムを含む。
幾つかの実施形態において、前記第2計数ホイールは、前記ハウジング溝孔の内方端部で前記位置付け機構及び前記回転ロック機構が互いに係合する第1形態と、前記ハウジング溝孔の他方の端部で前記回転ロック機構が釈放される第2形態との間で移動可能である。
幾つかの実施形態において、前記釈放機構は、前記第2計数ホイールを前記第1形態から前記第2形態に移動させるよう構成されている。
幾つかの実施形態において、前記第2計数ホイールは、少なくとも部分的に前記第1計数ホイールにオーバーラップする透明ディスクから成り、前記第1計数ホイールの指標印は前記透明ディスクを通して見ることができる。
他の実施形態において、前記計数デバイスはハウジングを備え、前記ハウジングは、少なくとも1個のハウジングペグ、及び少なくとも1個のハウジングガイドを有し、
・前記第1計数ホイールは、突出する第1計数ホイールペグ、及び第1計数ホイール内方レールギャップを形成する第1計数ホイール内方レールを組み入れており、
・前記第2計数ホイールは第2計数ホイールギアを組み入れており、前記第2計数ホイールギアは、前記ハウジングペグを収容し得る第2計数ホイールギアハブと、及び複数個の第2計数ホイールギア凹みと、を有し、また
・前記計数デバイスは、ロックペグを有する可動のロックを備え、前記ロックは、前記ロックペグが前記第1計数ホイール内方レールに係合するロック位置から前記ロックペグが前記第1計数ホイール内方レールギャップ内にあるロック解除位置に移動することができるものであり、
前記ロック機構は、位置付け機構及び回転ロック機構を有し、前記位置付け機構は、前記ハウジングペグ及び前記第2計数ホイールギアハブを含み、また前記回転ロック機構は、前記ロックがロック位置にある場合に前記ロックに係合する第2計数ホイールギアを含み、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグに係合する第2計数ホイールギア凹みによって形成され、また釈放機構は、前記ロック位置から前記ロック解除位置に移動する前記ロックを含むものである。
さらに他の実施形態において、前記計数デバイスは、少なくとも1個のハウジングペグを有するハウジングを備え、
・前記第1計数ホイールは、少なくとも1個の第1計数ホイール内方レールギャップを有する第1計数ホイール内方レールと、及び第1計数ホイールペグと、を組み入れており、また
・前記第2計数ホイールは第2計数ホイールギアを組み入れており、前記第2計数ホイールギアは、前記ハウジングペグを収容し得る第2計数ホイールギアハブと、複数個の第2計数ホイールギア歯及び第2計数ホイールギア凹みを有し、前記第2計数ホイールギア歯のそれぞれは、第2計数ホイールギア歯ペグを担持するものであり、
前記ロック機構は、位置付け機構及び回転ロック機構を有し、前記位置付け機構は、前記ハウジングペグ及び前記第2計数ホイールギアハブを含み、また前記回転ロック機構は、前記前記第1計数ホイール内方レール及び/又は第1計数ホイール外方レールに衝合する前記第2計数ホイールギア歯ペグによって形成され、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグに係合する前記第2計数ホイールギア歯ペグによって形成され、また釈放機構は、前記第2計数ホイールギア歯を含み、前記第1計数ホイール内方レールギャップに整列するよう構成されている。
他の実施形態において、本発明による計数デバイスは、以下の特徴を有する、すなわち、
・ハウジングを備え、前記ハウジングは、少なくとも1個のハウジングペグと、並びに可動軸受プレート孔及び可動軸受プレートペグを有する可動軸受プレートと、を有し、
・前記第1計数ホイールは、第1計数ホイールペグと、及び前記可動軸受プレートペグを収容し、かつ少なくとも1個の第1計数ホイールカムを有する第1計数ホイールカム軌道とを組み入れており、また
・前記第2計数ホイールは、第2計数ホイールギアペグと、前記第1計数ホイールペグを収容しかつ少なくとも1個の第2計数ホイール回転凹みを有する第2計数ホイール回転軌道と、前記ハウジングペグを収容する第2計数ホイール回転ロック軌道と、及び少なくとも1個の第2計数ホイール回転ロック凹みと、を組み入れており、
前記ロック機構は、位置付け機構及び回転ロック機構を有し、前記位置付け機構は、前記第2計数ホイールギアペグ及び前記可動軸受プレート孔を含み、また前記回転ロック機構は、前記ハウジングペグ、前記第2計数ホイール回転ロック軌道及び少なくとも1個の第2計数ホイール回転ロック凹みによって形成され、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグ、第2計数ホイール回転軌道、及び前記第2計数ホイール回転凹みによって形成され、また釈放機構は、前記可動軸受プレートペグ、前記第1計数ホイールカム軌道及び前記第1計数ホイールカムを含む。
他の実施形態において、本発明による計数デバイスは、以下の特徴を有する、すなわち、
・前記第1計数ホイールは、少なくとも1個の第1計数ホイールレールギャップを有する第1計数ホイールレールと、及び第1計数ホイールペグと、を組み入れており、また
・前記第2計数ホイールは、複数個の第2計数ホイールギアペグを組み入れており、
前記ロック機構は回転ロック機構を含み、前記回転ロック機構は、前記第1計数ホイールレールに衝合する前記第2計数ホイールペグによって形成され、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグに係合する前記第2計数ホイールペグによって形成され、また釈放機構は、前記第2計数ホイールギアペグを含み、かつ前記第1計数ホイールレールギャップに整列するよう構成されている。
幾つかの実施形態において、前記第2計数ホイールは、所定回数の回転後にロックされて、釈放機構が前記第2計数ホイールを釈放できないよう構成されている。
本発明によれば、さらに、以下に説明する計数デバイスを組み込んだ薬剤ディスペンサを提供する。
本発明によれば、以下に説明する計数デバイスを組み込んだ薬剤ディスペンサ用の携行ケースも提供する。
本発明をよりよく理解するため、また同一の実施形態をどのように実行に移すかを示すため、例として添付図面につき説明する。
本発明による計数デバイスの第1実施形態の概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第1実施形態におけるハウジングの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第1実施形態におけるハウジング及び第2計数ホイールの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第1実施形態におけるハウジング及び第1計数ホイールの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第1実施形態の概略的断面図を示す。 本発明による計数デバイスの第2実施形態の概略的部分平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第2実施形態におけるハウジングの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第2実施形態におけるハウジング及び第2計数ホイールの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第2実施形態におけるハウジング及び第1計数ホイールの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第2実施形態の概略的断面図を示す。 本発明による計数デバイスの第3実施形態の概略的部分平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第3実施形態におけるハウジングの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第3実施形態におけるハウジング及び第2計数ホイールの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第3実施形態におけるハウジング及び第1計数ホイールの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第3実施形態のハウジングにおける後側の概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第3実施形態の概略的断面図を示す。 本発明による計数デバイスの第4実施形態の概略的部分平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第4実施形態におけるハウジングの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第4実施形態におけるハウジング及び第2計数ホイールの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第4実施形態におけるハウジング及び第1計数ホイールの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第4実施形態のハウジング、第2計数ホイールの部分、及びロック機構における後側の概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第4実施形態の概略的断面図を示す。 本発明による計数デバイスの第5実施形態の概略的部分平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第5実施形態におけるハウジングの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第5実施形態におけるハウジング及び第2計数ホイールの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第5実施形態におけるハウジング及び第1計数ホイールの概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第5実施形態における第2計数ホイールの後側の概略的斜視図を示す。 本発明による計数デバイスの第5実施形態における第1計数ホイールの前側の概略的斜視図を示す。 本発明による計数デバイスの第5実施形態の概略的断面図を示す。 本発明による計数デバイスの第6実施形態の概略的平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第6実施形態における第2計数ホイールの部分斜視図を示す。 本発明による計数デバイスの第6実施形態における可動軸受プレートの斜視図を示す。 本発明による計数デバイスの第6実施形態の概略的断面図を示す。 本発明による計数デバイスの第7実施形態の概略的部分平面図を示す。 本発明による計数デバイスの第7実施形態における第2計数ホイールの概略的斜視図を示す。 本発明による計数デバイスの第7実施形態における第1計数ホイールの概略的斜視図を示す。 本発明による計数デバイスの第7実施形態の概略的断面図を示す。 本発明による計数デバイスの第8実施形態の概略的断面図を示す。 本発明による計数デバイスの第9実施形態の概略的部分斜視図を示す。
図面において、同類の参照符号は同類又は対応の部分を示す。
以下に説明する及び/又は図面に示す種々の特徴は好ましいものであるが必須ではない。本明細書に記載する及び/又は図示する特徴の組合せは可能な1つの組合せと見なされるべきではない。他に明示しない限り、個々の特徴は、実用上省略、変更、又は他の組合せで組み合わせることができる。
図1A、1B、1C及び1Dは、本発明の第1実施形態による計数デバイス100を示し、この計数デバイス100は、ハウジング110、第1計数ホイール120、第2計数ホイール130、ロック機構140、釈放機構170、及び第2計数ホイール回転機構160を有する。ハウジング110はディスク形状を有する。ハウジング110の上面にハウジング窓111を形成する。ハウジング110は、ハウジングペグ112及びハウジング溝孔113を有する。
第1計数ホイール120はその表面上に第1計数ホイール割り出しペグ123を有する。第1計数ホイール120の周縁には、透明な第1計数ホイール指標印リング124を支持する第1計数ホイールリップ129が存在し、この第1計数ホイール指標印リング124には時計方向に0〜9の数字をマーク付けする。この第1計数ホイール指標印リング124は、第1計数ホイール指標印リング124が第2計数ホイール130を覆うため透明である。この第1計数ホイールリップ129は、第1計数ホイール指標印リング124と第1計数ホイール120との間に形成すべき容積が第2計数ホイール130を収容するに十分な大きさとなるのに十分な高さを有する。各数字のおおよその高さは約3.5mmである。第1計数ホイール120の表面にはほぼ円形の第1計数ホイールカム軌道121を形成する。この第1計数ホイールカム軌道121は第1計数ホイールカム122を形成する。
第2計数ホイール130は第2計数ホイールディスク136及び第2計数ホイールギア133を有する。第2計数ホイールディスク136には、7個の等間隔離れる凹み132を周縁に形成する。第2計数ホイール透明ディスク136には、凹み間に1〜6の第2計数ホイール数字131を時計方向にマーク付けする。各数字131のおおよその高さは約3.5mmである。凹み132間における7番目のスペースには数字はマーク付けしない。第2計数ホイールギア133は、この第2計数ホイールギア133から突出する第2計数ホイールギアペグ134を有する。第2計数ホイールギア133は第2計数ホイールギア凹み135を有する。第2計数ホイールギアペグ134は、第2計数ホイール130が回転する心軸をなす。代替的実施形態において、第2計数ホイール透明ディスク136は異なる数の凹み、例えば5〜10個の凹みを形成する。代替的実施形態において、第2計数ホイール透明ディスク136に形成される凹み132及び第2計数ホイールギア133に形成される対応の第2計数ホイールギア凹み135は互いに不等間隔に離れ、これにより第2計数ホイール透明ディスク136及び第2計数ホイールギア133それぞれの周りに異なる角度位置に分布されるようにすることができる。凹み132の可変間隔は、場合によって、例えば、対応する数字131の異なるサイズ(例えば、高さ又は幅)を許容するのに有利となり得る。代替的実施形態において、各凹み132は、歯のような突出形成部とすることができる。
使用にあたり、第2計数ホイールギアペグ134は、第2計数ホイール130の一方の側面でハウジング溝孔113内に入り込み、第2計数ホイール130の他方の側面で第1計数ホイールカム軌道121内に入り込み、これにより、第2計数ホイール透明ディスク136が第1計数ホイール120に覆いかぶさる。第2計数ホイールディスク136は透明であるため、第2計数ホイール130の下側に配置される第1計数ホイール120の数字124は、ハウジング窓111を通してみることができる。第2計数ホイール130がハウジング溝孔113の内方端部にある第1形態において、第2計数ホイール130の向きはロック機構140によってロックされる。第2計数ホイール130がハウジング溝孔113の外方端部にある第2形態において、第2計数ホイール130の向きは回転機構160によって変化することができる。第2計数ホイール130は、第1計数ホイールカム122及び第2計数ホイールギアペグ134を有する釈放機構170によって第1形態から第2形態に移動する。
ロック機構140は位置付け機構142及び回転ロック機構144を有する。位置付け機構142は、第2計数ホイール130がハウジング110に対してハウジング溝孔113に沿う移動を制限する。位置付け機構142は、ハウジング溝孔113に係合する第2計数ホイールギアペグ134によって形成される。回転ロック機構144は、第2計数ホイール130が回転するのを阻止する。回転ロック機構144は、ハウジングペグ112に係合する第2計数ホイール凹み132によって形成される。回転ロック機構144は、釈放機構170によって釈放される。回転機構160は、第1計数ホイール割り出しペグ123に係合する第2計数ホイールギア凹み135によって形成され、第1計数ホイール120の回転が同時に第2計数ホイール130の回転を引き起こす。異なる第2計数ホイールの数字131がハウジング窓111を通して見えるよう、第2計数ホイール130が1個の凹みにわたり回転した後、第1計数ホイールカム122は第2計数ホイールギアペグ134を釈放し、これにより第2計数ホイール130は、ハウジングペグ112が次の第2計数ホイール凹み132に係合する第1形態に戻る移動をさせ、したがって、ロック機構144を回転することによって第2計数ホイール130はこの形態にロックされる。
本発明の第1実施形態による計数デバイス100は、最大で69のカウント数からカウントダウンするよう構成され、したがって、この計数デバイス100は、例えば、薬剤ディスペンサにおける残りの投与回数計数デバイスとして使用することができる。数字を第1計数ホイール120及び第2計数ホイール130に反時計方向にマーク付けする場合、計数デバイス100は、最大69までカウントアップするのに使用できる。当業者には、計数デバイス100がその数字からそれぞれカウントダウン又はカウントアップする、該数字は、第2計数ホイール透明ディスク136によって形成される凹み132、及び対応する第2計数ホイールギア133によって形成される第2計数ホイールギア凹み135の数を変化させることによって変わり得ることは理解されるであろう。
図2A、2B、2C及び2Dは、本発明の第2実施形態による計数デバイス200を示し、この計数デバイス200は、ハウジング210、第1計数ホイール220、第2計数ホイール230、ロック機構240、釈放機構270、及び第2計数ホイール回転機構260を有する。ハウジング210はディスク形状を有する。ハウジング210の上面にハウジング窓211を形成する。ハウジング210は、ハウジングペグ212及びハウジング溝孔213を有する。
第1計数ホイール220はその表面上に第1計数ホイール220の周縁で第1計数ホイール割り出しペグ223を有する。第1計数ホイール220の周縁には、透明な第1計数ホイール指標印リング224を支持する第1計数ホイールリップ229が存在し、この第1計数ホイール指標印リング224には時計方向に0〜9の数字をマーク付けする。この第1計数ホイール指標印リング224は、第1計数ホイール指標印リング224が第2計数ホイール230を覆うため透明である。この第1計数ホイールリップ229は、第1計数ホイール指標印リング224と第1計数ホイール220との間に形成すべき容積が第2計数ホイール230を収容するに十分な大きさとなるのに十分な高さを有する。各数字224のおおよその高さは約3.5mmである。第1計数ホイール220の表面にはほぼ円形の第1計数ホイールカム軌道221を形成する。この第1計数ホイールカム軌道221は第1計数ホイールカム222を形成する。
第2計数ホイール230は、外方の第2計数ホイールギア133を支持する、内方のディスク136を有する。第2計数ホイールギア233は、7個の等間隔離れる第2計数ホイールギア凹み235を周縁に形成する点で歯付きである。第2計数ホイール230の内方ディスク236には、凹み235間に1〜6の第2計数ホイール数字231を時計方向にマーク付けする。各数字131のおおよその高さは約3.5mmである。凹み235間における7番目のスペースには数字はマーク付けしない。第2計数ホイール230は、この第2計数ホイール230から突出する第2計数ホイールギアペグ234を有する。第2計数ホイールギアペグ234は、第2計数ホイール230が回転する心軸をなす。代替的実施形態において、第2計数ホイールギア233は異なる数の凹み235、例えば5〜10個の凹みを形成する。代替的実施形態において、第2計数ホイールギア233に形成される凹み235は互いに不等間隔に離れ、これにより第2計数ホイールギア233の周りに異なる角度位置に分布されるようにすることができる。凹み235の可変間隔は、場合によって、例えば、対応する数字231の異なるサイズ(例えば、高さ又は幅)を許容するのに有利となり得る。代替的実施形態において、各凹み235は、歯のような突出形成部とすることができる。数字がない凹み235間のスペースは着色することができる。数字がないスペースにおける着色の色合いは、計数デバイス200がディスペンサにおける残りの物量をカウントするのに使用する場合、カウントがゼロ近傍で目立つようにすると有用である。
使用にあたり、第2計数ホイールギアペグ234は、第2計数ホイール230の一方の側面でハウジング溝孔213内に入り込み、第2計数ホイール230の他方の側面で第1計数ホイールカム軌道221内に入り込み、これにより、第2計数ホイール透明ディスク236が第1計数ホイール220に覆いかぶさる。第2計数ホイールディスク236は透明であるため、第2計数ホイール230の下側に配置される第1計数ホイール220の数字224は、ハウジング窓211を通してみることができる。第2計数ホイール230がハウジング溝孔213の内方端部にある第1形態において、第2計数ホイール230の向きはロック機構240によってロックされる。第2計数ホイール230がハウジング溝孔213の外方端部にある第2形態において、第2計数ホイール230の向きは回転機構260によって変化することができる。第2計数ホイール230は、第1計数ホイールカム222及び第2計数ホイールギアペグ234を有する釈放機構270によって第1形態から第2形態に移動する。
ロック機構240は位置付け機構242及び回転ロック機構244を有する。位置付け機構242は、第2計数ホイール230がハウジング210に対してハウジング溝孔213に沿う移動を制限する。位置付け機構242は、ハウジング溝孔213に係合する第2計数ホイールギアペグ234によって形成される。回転ロック機構244は、第2計数ホイール230が回転するのを阻止する。回転ロック機構244は、ハウジングペグ212に係合する第2計数ホイールギア凹み235によって形成される。回転ロック機構244は、釈放機構270によって釈放される。回転機構260は、第1計数ホイール割り出しペグ223に係合する第2計数ホイールギア凹み235によって形成され、第1計数ホイール220の回転が同時に第2計数ホイール230の回転を引き起こす。異なる第2計数ホイールの数字231がハウジング窓211を通して見えるよう、第2計数ホイール230が1個の凹みにわたり回転した後、第1計数ホイールカム222は第2計数ホイールギアペグ234を釈放し、これにより第2計数ホイール230は、ハウジングペグ212が次の第2計数ホイール凹み235に係合する第1形態に戻る移動をさせ、したがって、ロック機構244を回転することによって第2計数ホイール230はこの形態にロックされる。
本発明の第2実施形態による計数デバイス200は、最大で69のカウント数からカウントダウンするよう構成され、したがって、この計数デバイス200は、例えば、薬剤ディスペンサにおける残りの投与回数計数デバイスとして使用することができる。数字を第1計数ホイール220及び第2計数ホイール230に反時計方向にマーク付けする場合、計数デバイス200は、最大69までカウントアップするのに使用できる。当業者には、計数デバイス200がその数字から又はその数字までそれぞれカウントダウン又はカウントアップする、該数字は、第2計数ホイール透明ディスク236によって形成される凹み232、及び対応する第2計数ホイールギア233によって形成される第2計数ホイールギア凹み235の数を変化させることによって変わり得ることは理解されるであろう。
図3A、3B、3C、3D及び3Eは、本発明の第3実施形態によるコンパクトな計数デバイス300を示し、この計数デバイス300は、ハウジング310、第1計数ホイール320、第2計数ホイール330、ロック機構340、釈放機構370、及び第2計数ホイール回転機構360を有する。ハウジング310はハウジング背部315及びハウジングカバー314から形成される卵形の形状を有する。ハウジングカバー314の上面にハウジング窓311を形成する。ハウジング背部315はハウジングペグ312を有する。ハウジングカバー314の内面にハウジング溝孔313を設ける。
第1計数ホイール320はその表面上に第1計数ホイール320の周縁で第1計数ホイール割り出しペグ323を有する。第1計数ホイール320の周縁には、第1計数ホイール指標印リング324を支持するリップ329を形成し、この第1計数ホイール指標印リング324には時計方向に0〜9の数字形式の指標印をマーク付けする。この第1計数ホイール指標印リング324は薄く、約150μmの厚さを有し、また第1計数ホイール320の周縁に配置する。第1計数ホイールリップ329は、第1計数ホイール指標印リング324と第1計数ホイール320との間に形成すべき容積が第2計数ホイール330を収容するに十分な大きさとなるのに十分な高さを有する。指標印リング324における各数字のおおよその高さは約3.5mmである。第1計数ホイール320の表面にはほぼ円形の第1計数ホイールカム軌道321を形成する。この第1計数ホイールカム軌道321は第1計数ホイールカム322を形成する。
第2計数ホイール330は、透明な第2計数ホイール指標印リング336を支持する内方の第2計数ホイールギア333を有する。第2計数ホイール指標印リング336は、第1計数ホイール指標印リング324に覆いかぶさるために透明である。第2計数ホイール指標印リング336は、薄くて約150μmの厚さを有し、また第2計数ホイール330の周縁に配置する。内方の第2計数ホイールギア333は、第1計数ホイール320の頂部に配置するが、第1計数ホイール指標印リング324の下側に配置する。第2計数ホイールギア333は、7個の等間隔離れる第2計数ホイールギア凹み335を周縁に形成する点で歯付きである。第2計数ホイール330の第2計数ホイール指標印リング336には、凹み335間に1〜6の数字形式で時計方向にマーク付けする。各数字331のおおよその高さは約3.5mmである。凹み335間における7番目のスペースには数字はマーク付けしない。第2計数ホイール330は、この第2計数ホイール330から突出する第2計数ホイールギアペグ334を有する。第2計数ホイールギアペグ334は、第2計数ホイール330が回転する心軸をなす。代替的実施形態において、第2計数ホイールギア333は異なる数の凹み335、例えば5〜10個の凹みを形成する。代替的実施形態において、第2計数ホイールギア333に形成される凹み335は互いに不等間隔に離れ、これにより第2計数ホイールギア333の周りに異なる角度位置に分布されるようにすることができる。凹み335の可変間隔は、場合によって、例えば、対応する数字331の異なるサイズ(例えば、高さ又は幅)を許容するのに有利となり得る。代替的実施形態において、各凹み335は、歯のような突出形成部とすることができる。数字がない凹み335間のスペースは着色することができる。数字がないスペースにおける着色の色合いは、計数デバイス300がディスペンサにおける残りの物量をカウントするのに使用する場合、カウントがゼロ近傍で目立つようにすると有用である。
使用にあたり、第2計数ホイールギアペグ334は、ハウジングカバー314の内側でハウジング溝孔313内に入り込み、第2計数ホイール330の他方の側で第1計数ホイールカム軌道321内に入り込み、これにより、第2計数ホイール透明ディスク336が第1計数ホイール320に覆いかぶさる。第2計数ホイールディスク336は透明であるため、第2計数ホイール330の下側に配置される第1計数ホイール320の数字324は、ハウジング窓311を通してみることができる。第2計数ホイール330がハウジング溝孔313の内方端部にある第1形態において、第2計数ホイール330の向きはロック機構340によってロックされる。第2計数ホイール330がハウジング溝孔313の外方端部にある第2形態において、第2計数ホイール330の向きは回転機構360によって変化することができる。第2計数ホイール330は、第1計数ホイールカム322及び第2計数ホイールギアペグ334を有する釈放機構370によって第1形態から第2形態に移動する。
ロック機構340は位置付け機構342及び回転ロック機構344を有する。位置付け機構342は、第2計数ホイール330がハウジング310に対してハウジング溝孔313に沿う移動を制限する。位置付け機構342は、ハウジング溝孔313に係合する第2計数ホイールギアペグ334によって形成される。回転ロック機構344は、第2計数ホイール330が回転するのを阻止する。回転ロック機構344は、第1計数ホイールハブ327に係合する第2計数ホイールギア凹み335によって形成される。回転ロック機構344は、釈放機構370によって釈放される。回転機構360は、第1計数ホイール割り出しペグ323に係合する第2計数ホイールギア凹み335によって形成され、第1計数ホイール320の回転が同時に第2計数ホイール330の回転を引き起こす。異なる第2計数ホイールの数字331がハウジング窓311を通して見えるよう、第2計数ホイール330が1個の凹み335にわたり回転した後、第1計数ホイールカム322は第2計数ホイールギアペグ334を釈放し、これにより第2計数ホイール330は、第1計数ホイールハブ327が次の第2計数ホイールギア凹み335に係合する第1形態に戻る移動をさせ、したがって、ロック機構344を回転することによって第2計数ホイール330はこの形態にロックされる。
本発明の第3実施形態による計数デバイス300は、最大で69のカウント数からカウントダウンするよう構成され、したがって、この計数デバイス200は、例えば、薬剤ディスペンサにおける残りの投与回数計数デバイスとして使用することができる。数字を第1計数ホイール320及び第2計数ホイール330に反時計方向にマーク付けする場合、計数デバイス300は、最大69までカウントアップするのに使用できる。当業者には、計数デバイス300がその数字から又はその数字までそれぞれカウントダウン又はカウントアップする、該数字は、第2計数ホイール透明ディスク336によって形成される凹み332、及び対応する第2計数ホイールギア333によって形成される第2計数ホイールギア凹み335の数を変化させることによって変わり得ることは理解されるであろう。
図4A、4B、4C、4D及び4Eは、本発明の第4実施形態による計数デバイス400を示し、この計数デバイス400は、ハウジング410、第1計数ホイール420、第2計数ホイール430、ロック機構440、摺動ロック450、釈放機構470、及び第2計数ホイール回転機構460を有する。ハウジング410はハウジング背部(図示せず)及びハウジングカバー414から形成される矩形の形状を有する。ハウジングカバー414の上面にハウジング窓411を形成する。ハウジングカバー414の内面には、ハウジングペグ412及び互いに平行なハウジングガイド416を設ける。
第1計数ホイール420は、周方向内側レール425及び周方向外側レール428を形成する。第1計数ホイール割り出しペグ423を周方向外側レール428に形成する。第1計数ホイール420の表面には、第1計数ホイール数字424を時計方向に0〜9でマーク付けする。各数字424におけるおおよその高さは約3.5mmである。第1計数ホイールレール425は第1計数ホイールレールギャップ426を形成する。第1計数ホイール割り出しペグ423を数字9と0との間におけるギャップ内に位置決めし、また第1計数ホイールレールギャップ426を第1計数ホイール割り出しペグ423に対向させて、数字4と5との間におけるギャップ内に位置決めする。
第2計数ホイール430は、第2計数ホイールギアハブ438を持つ内方の第2計数ホイールギア433を支持する透明なディスク436を有する。第2計数ホイールギア433は、7個の等間隔離れる第2計数ホイールギア凹み435を形成する7個の第2計数ホイールギア歯439を有する。第2計数ホイール430の透明なディスク436には、凹み435間に1〜6の第2計数ホイール数字431を時計方向にマーク付けする。各数字431のおおよその高さは約3.5mmである。凹み435間における7番目のスペースには数字はマーク付けしない。
摺動ロック450は、ロックカム451及びロックペグ453を形成するロック本体452を有する。
使用にあたり、第2計数ホイールギアハブ438は、ハウジングカバー414の内側でハウジングペグ412に備え付け、これにより、第2計数ホイール430が第1計数ホイール420に覆いかぶさる。第2計数ホイールディスク436は透明であるため、第2計数ホイール430の下側に配置される第1計数ホイール420の数字424は、ハウジング窓411を通してみることができる。
第1及び第2の計数ホイール420,430が第1形態にあるとき、第2計数ホイール430はロック機構440によってロックされて回転することができない。ロック機構440は位置付け機構442及び回転ロック機構444を有する。位置付け機構442は、ハウジング410に対する第2計数ホイール430の位置をロックする。位置付け機構442は、ハウジングペグ412に係合する第2計数ホイールギアハブ438によって形成される。回転ロック機構444は、第2計数ホイール430が回転するのを阻止する。回転ロック機構444は、第1計数ホイール外側レール428に衝合する第2計数ホイールギア歯439、及びロックカム451に衝合する第2計数ホイールギア凹み435によって形成される。ロックペグ453は第1計数ホイール内方レール425に衝合し、これにより摺動ロック450及びひいては第2計数ホイール430はロックされた形態になる。
第1及び第2の計数ホイール420,430が第2形態にあるとき、第2計数ホイール430は回転機構460によって回転するようロック解除される。回転ロック機構444は釈放機構470によって釈放される。釈放機構470は、ロックペグ453及び第1計数ホイール内方レールギャップ426から成る。回転機構460は、第1計数ホイール割り出しペグ423に係合する第2計数ホイールギア凹み435によって形成される。回転機構460の動作は第2計数ホイールギア433を押しやり、第2計数ホイールギア歯439がロックカム451に衝合する。このことがロック本体をハウジングガイド416間に押し進め、これによりロックペグ453は第1計数ホイール内方レールギャップ426内に移動し、また回転ロック機構444は釈放機構470によってロック解除される。第2計数ホイール430は第2計数ホイールギア凹み435の1個分だけ自由回転し、これにより異なる第2計数ホイール数字431がハウジング窓411を通して示される。第1計数ホイール外側レール428で第1計数ホイール割り出しペグ423によって駆動される第2計数ホイール430の回転後、第1及び第2の計数ホイール420,430の位置は第1形態に復帰し、また回転ロック機構444が再係合する。
本発明の第4実施形態による計数デバイス400は、最大で69のカウント数からカウントダウンするよう構成され、したがって、この計数デバイス400は、例えば、薬剤ディスペンサにおける残りの投与回数計数デバイスとして使用することができる。数字を第1計数ホイール420及び第2計数ホイール430に反時計方向にマーク付けする場合、計数デバイス400は、最大69までカウントアップするのに使用できる。当業者には、計数デバイス400がその数字から又はその数字までそれぞれカウントダウン又はカウントアップする、該数字は、第2計数ホイール透明ディスク436によって形成される凹み432、及び対応する第2計数ホイールギア433によって形成される第2計数ホイールギア凹み435の数を変化させることによって変わり得ることは理解されるであろう。
図5A、5B、5C、5D、5E及び5Fは、本発明の第5実施形態による計数デバイス500を示し、この計数デバイス500は、ハウジング510、第1計数ホイール520、第2計数ホイール530、ロック機構540、釈放機構570、及び第2計数ホイール回転機構560を有する。ハウジング510はハウジング背部(図示せず)及びハウジングカバー514から形成される矩形の形状を有する。ハウジングカバー514の上面にハウジング窓511を形成する。ハウジングカバー514の内面には、ハウジングペグ512を設ける。
第1計数ホイール520は、周方向内側レール525及び周方向外側レール528を形成する。第1計数ホイール割り出しペグ523を周方向外側レール528に形成する。第1計数ホイール520の表面には、第1計数ホイール数字524を時計方向に0〜9でマーク付けする。各数字524におけるおおよその高さは約3.5mmである。第1計数ホイールレール525は第1計数ホイールレールギャップ526を形成し、これら第1計数ホイールレールギャップ526は数字9及び1の反時計方向端部位置に整列する。第1計数ホイール割り出しペグ523を数字9と0との間におけるギャップ内に位置決めする。
第2計数ホイール530は、第2計数ホイールギアハブ538を持つ内方の第2計数ホイールギア533を支持する透明なディスク536を有する。第2計数ホイールギア533は、7個の等間隔離れる第2計数ホイールギア凹み535を形成する7個の第2計数ホイールギア歯539を有する。各第2計数ホイールギア歯539において第2計数ホイールギア歯ペグ537が下方に突出する。第2計数ホイール530の透明なディスク536には、凹み535間に1〜6の第2計数ホイール数字531を時計方向にマーク付けする。各数字531のおおよその高さは約3.5mmである。数字6と数字1との間における7番目のスペースには数字はマーク付けしない。
使用にあたり、第2計数ホイールギアハブ538は、ハウジングカバー514の内側でハウジングペグ512に備え付け、これにより、第2計数ホイール530が第1計数ホイール520に覆いかぶさる。第2計数ホイールディスク536は透明であるため、第2計数ホイール530の下側に配置される第1計数ホイール520の数字524は、ハウジング窓511を通してみることができる。
第1及び第2の計数ホイール520,530が第1形態にあるとき、第2計数ホイール530はロック機構540によってロックされて回転することができない。ロック機構540は位置付け機構542及び回転ロック機構544を有する。位置付け機構542は、ハウジング510に対する第2計数ホイール530の位置をロックする。位置付け機構542は、ハウジングペグ512に係合する第2計数ホイールギアハブ538によって形成される。回転ロック機構544は、第2計数ホイール530が回転するのを阻止する。回転ロック機構544は、第1計数ホイール内側レール425及び第1計数ホイール外側レール528に衝合する第2計数ホイールギア歯ペグ537によって形成される。
第1及び第2の計数ホイール520,530が第2形態にあるとき、第2計数ホイール530が回転機構560によって回転できるよう第2計数ホイール530は釈放機構470によってロック解除される。回転機構560は、第2計数ホイールギア歯ペグ537及び第1計数ホイール割り出しペグ523から成る。釈放機構570は、第2計数ホイールギア歯ペグ537及び第1計数ホイール内方レールギャップ526から成る。回転機構560は第1計数ホイール割り出しペグ523に接触する第2計数ホイールギア歯ペグ537によって作動する。第2計数ホイールギア歯ペグ537が第1計数ホイール内方レールギャップ526を移動することによって釈放機構570が作動するため、第2計数ホイール530は自由に回転する。第2計数ホイール530は第2計数ホイールギア凹み535の1個分だけ自由回転し、これにより異なる第2計数ホイール数字531がハウジング窓511を通して示される。第2計数ホイール530の回転後、第1及び第2の計数ホイール520,530の位置は第1形態に復帰する。
本発明の第5実施形態による計数デバイス500は、最大で69のカウント数からカウントダウンするよう構成され、したがって、この計数デバイス500は、例えば、薬剤ディスペンサにおける残りの投与回数計数デバイスとして使用することができる。数字を第1計数ホイール520及び第2計数ホイール530に反時計方向にマーク付けする場合、計数デバイス500は、最大69までカウントアップするのに使用できる。当業者には、計数デバイス500がその数字から又はその数字までそれぞれカウントダウン又はカウントアップする、該数字は、第2計数ホイール透明ディスク536によって形成される凹み532、及び対応する第2計数ホイールギア533によって形成される第2計数ホイールギア凹み535の数を変化させることによって変わり得ることは理解されるであろう。
図6A、6B、6C及び6Dは、本発明の第6実施形態による計数デバイス600を示し、この計数デバイス600は、ハウジング610、第1計数ホイール620、第2計数ホイール630、ロック機構640、釈放機構670、及び第2計数ホイール回転機構660を有する。ハウジング610は、正方形の形状を有し、また可動軸受プレート680を有する。ハウジング610の上面にハウジング窓611を形成する。ハウジング610は、ハウジングペグ612及び可動軸受プレート680を収容するハウジング溝孔613を有する。可動軸受プレート680は、ハウジングペグ612が貫通する可動軸受プレート溝孔681と、可動軸受プレートペグ682と、及び可動軸受プレート孔683とを有する。
第1計数ホイール620は、その表面に第1計数ホイール割り出しペグ623を有する。第1計数ホイール620には、時計方向に0〜9でマーク付けし得る数字形式の指標印(図示せず)をマーク付けする。第1計数ホイール620の表面にはほぼ円形の第1計数ホイールカム軌道621を形成する。第1計数ホイールカム軌道621は第1計数ホイールカム622を形成する。
第2計数ホイール630は、第1計数ホイール620の指標印をカバーする少なくとも環状表面で透明とし、第1計数ホイール620の指標印が見えるようにする。第2計数ホイール630は上面及び下面を有する。第2計数ホイール630は上面の中心に第2計数ホイールペグ691を有する。第2計数ホイール630の下面は第1計数ホイールに休止する。第2計数ホイール630の下面には、第2計数ホイール回転軌道693及び7個の第2計数ホイール回転凹み692を形成する。第2計数ホイール630の上面には、第2計数ホイール回転ロック軌道695及び7個の第2計数ホイール回転ロック凹み694を形成する。第2計数ホイール630の下面において、第2計数ホイール指標印(図示せず)を1〜6で時計方向にマーク付けし、また数字をマーク付けしないスペースを設ける。代替的実施形態において、数字をマーク付けしないスペースは着色することができる。数字がないスペースにおける着色の色合いは、計数デバイス600をディスペンサにおける残りの物量をカウントするのに使用する場合、カウントのゼロ近傍で目立つようにすると有用である。
使用にあたり、第2計数ホイールペグ691は、可動軸受プレート孔683内に入り込む。ハウジングペグ612は、可動軸受プレート溝孔681を経て第2計数ホイール630における第2計数ホイール回転ロック軌道695内に突入する。第1計数ホイール割り出しペグ623は、第2計数ホイール630の下面における第2計数ホイール回転軌道693内に挿入する。可動軸受プレートペグ682は、第1計数ホイールカム軌道621内に挿入する。第2計数ホイール630が透明であるため、第2計数ホイール630の下側に配置される第1計数ホイール620の数字(図示せず)はハウジング窓611から見える。第2計数ホイール630が可動軸受プレート溝孔681の外方端部にある第1形態において、第2計数ホイール630の向きはロック機構640によってロックされる。第2計数ホイール630が可動軸受プレート溝孔681の内方端部にある第2形態において、第2計数ホイール630の向きは回転機構660によって変化することができる。第2計数ホイール630の第1形態から第2形態への移動は、第1計数ホイールカム622及び可動軸受プレートペグ682から成る釈放機構670によって行われる。
ロック機構640は位置付け機構642及び回転ロック機構644を有する。位置付け機構642は、ハウジング610に対する第2計数ホイール630の軸受プレート溝孔681に沿う移動を禁止する。位置付け機構642は、可動軸受プレート孔683に係合する第2計数ホイールペグ691によって形成される。回転ロック機構644は、第2計数ホイール630が回転するのを阻止する。回転ロック機構644は、ハウジングペグ612に係合する第2計数ホイール回転ロック凹み694によって形成される。回転ロック機構644は釈放機器670によって釈放される。回転ロック機構は、第1計数ホイール割り出しペグ623に係合する第2計数ホイール回転凹み692によって形成され、これにより第1計数ホイール620の回転が同時に第2計数ホイール630の回転を引き起こす。異なる第2計数ホイールの数字がハウジング窓611を通して見えるよう、第2計数ホイール630が1個の凹みにわたり回転した後、第1計数ホイールカム622は可動軸受プレートペグ682を釈放し、これにより第2計数ホイール630は、ハウジングペグ612が次の第2計数ホイール回転ロック凹み694に係合する第1形態に戻る移動をさせ、したがって、ロック機構644を回転することによって第2計数ホイール630はこの形態にロックされる。
本発明の第6実施形態による計数デバイス600は、最大で69のカウント数からカウントダウンするよう構成され、したがって、この計数デバイス600は、例えば、薬剤ディスペンサにおける残りの投与回数計数デバイスとして使用することができる。数字を第1計数ホイール620及び第2計数ホイール630に反時計方向にマーク付けする場合、計数デバイス600は、最大69までカウントアップするのに使用できる。当業者には、計数デバイス600がその数字からそれぞれカウントダウン又はカウントアップする、該数字は、第2計数ホイール回転凹み692、及び第2計数ホイール回転ロック凹み694の数を変化させることによって変わり得ることは理解されるであろう。
図7A、7B、7C及び7Dは、本発明の第7実施形態による計数デバイス700Aを示し、この計数デバイス200は、ハウジング(図示せず)、第1計数ホイール720、第2計数ホイール730A、ロック機構740、釈放機構770、及び第2計数ホイール回転機構760を有する。ハウジング(図示せず)はハウジング窓711を有する。
第1計数ホイール720は、第1計数ホイール周方向レール725及び第1計数ホイールハブ796を形成する。第1計数ホイール割り出しペグ723を、第1計数ホイールハブ796と第1計数ホイール周方向レール725との間に形成し、第1計数ホイール割り出しペグ723と第1計数ホイール周方向レール725との間には、第2計数ホイールペグ737Aが通過するのに十分な空間があるようにする。第1計数ホイール720の外方環状表面には、第1計数ホイール指標印724を時計方向に0〜9でマーク付けする。各数字724におけるおおよその高さは約3.5mmである。第1計数ホイールレール725は第1計数ホイールレールギャップ726を形成し、これらギャップは、数字9及び0における反時計方向端部に整列する。第1計数ホイール割り出しペグ723は数字9と0との間におけるギャップ内に位置決めする。
第2計数ホイール730Aは、ハブ797を有しかつ8個の第2計数ホイールペグ737Aを支持する透明なディスクである。第2計数ホイール730の下面には、第2計数ホイール指標印731を1〜6の数字形式で時計方向にマーク付けし、これら指標印731それぞれは第2計数ホイールペグ737Aに整列する。各数字731のおおよその高さは約3.5mmである。数字6と1との間における7番目及び8番目のスペースには数字はマーク付けしない。
使用にあたり、第2計数ホイールギアハブ797は、ハウジングペグ(図示せず)に備え付け、これにより、第2計数ホイール730Aが第1計数ホイール720に覆いかぶさる。第2計数ホイールディスク736は透明であるため、第2計数ホイール730Aの下側に配置される第1計数ホイール720の数字724は、ハウジング窓711を通してみることができる。
第1及び第2の計数ホイール720,730Aが第1形態にあるとき、第2計数ホイール730Aはロック機構740によってロックされて回転することができない。ロック機構740は位置付け機構742及び回転ロック機構744を有する。位置付け機構742は、ハウジング(図示せず)に対する第2計数ホイール730の位置をロックする。位置付け機構742は、ハウジングペグ(図示せず)に係合する第2計数ホイールハブ797によって形成される。回転ロック機構744は、第2計数ホイール730が回転するのを阻止する。回転ロック機構744は、第1計数ホイールレール725に衝合する第2計数ホイールペグ737Aによって形成される。
第1及び第2の計数ホイール720,730Aが第2形態にあるとき、第2計数ホイール730Aは、第2計数ホイール730Aが回転機構460によって回転できるよう、釈放機構770によってロック解除される。回転機構760は、第2計数ホイールペグ737A及び第1計数ホイール割り出しペグ723から成る。釈放機構770は、第2計数ホイールペグ737A及び第1計数ホイールレールギャップ726から成る。回転機構760は、第1計数ホイール割り出しペグ723に接触する第2計数ホイールペグ737Aによって作動する。第2計数ホイールペグ737Aが第1計数ホイール内方レールギャップ726を移動することによって釈放機構770が作動するため、第2計数ホイール730Aは自由に回転する。第2計数ホイール730は第2計数ホイールペグ737Aの1個分だけ自由回転し、これにより異なる第2計数ホイール数字731がハウジング窓711を通して示される。第2計数ホイール730Aの回転後、第1及び第2の計数ホイール720,730Aの位置は第1形態に復帰する。
本発明の第7実施形態による計数デバイス700は、最大で69のカウント数からカウントダウンするよう構成され、したがって、この計数デバイス700は、例えば、薬剤ディスペンサにおける残りの投与回数計数デバイスとして使用することができる。数字を第1計数ホイール720及び第2計数ホイール730Aに反時計方向にマーク付けする場合、計数デバイス700は、最大69までカウントアップするのに使用できる。当業者には、計数デバイス700がその数字から又はその数字までそれぞれカウントダウン又はカウントアップする、該数字は、第2計数ホイールペグ737Aの数を変化させることによって変わり得ることは理解されるであろう。
図7Eは、本発明の第8実施形態による計数デバイス700Bを示し、この計数デバイス700Bは計数デバイス700Aの代替的構成である。この計数デバイス700Bの機構は計数デバイス700Aとほぼ同一であるが、第2計数ホイール730Bは透明ではない。その代わりに、第2計数ホイール730Bは第1計数ホイール720を部分的にのみカバーする。したがって、ハウジング窓711において、第1計数ホイール指標印724を直接見ることができる。第2計数ホイール730Bの外端縁の視覚的インパクトを最小化し、また2つの指標印セット724,731が表示される平面間のいかなる離間をも最小化するため、第2計数ホイール730Bは端縁で薄くする(400μm以下の厚さ、例えば200μm以下の厚さとする)。この構成は、透明効果を使用するのとほとんど同様にクリアなディスプレイを提供するが、透明材料を必要としない。この代替的構成は他の実施形態にも適用することができる。
図7Fは、本発明の第9実施形態による計数デバイス700Cを示し、この計数デバイス700Cは計数デバイス700A、700Bの代替的構成である。計数デバイス700Cは計数デバイス700Aと同一であるが、計数デバイス700Aの第2計数ホイールペグ737Aを、2個の涙滴形状ペグ737C及びこれら涙滴形状ペグ間に配置されるハーフペグ737Dを有する第2計数ホイールペグ737Bに置き換えた点で異なり、ハーフペグ737Dは、第1計数ホイールレール725と共同して非釈放回転ロック機構744Aを形成し、第2計数ホイール730A、Bの7回転後には第2計数ホイールを回転できないようにする。これは、第2計数ホイールハーフペグ737Dが第1計数ホイール割り出しペグ723に係合しないことによる。この代替的実施形態は他の実施形態にも適用することができる。計数デバイス700Cが誤カウントを表示するのを防止するという利点を有する。
本明細書において、動詞「備える(comprise)」は通常辞書の意味を持ち、非排他的な包含を示す。すなわち、1つ以上の特徴を含めるために用語「備える(comprise)」(又はその任意な派生語)を使用することは他の特徴も含む可能性を排除しない。用語「好適な(preferable)」(又はその任意な派生語)は、好ましいが必須ではない1つ以上の特徴を示す。
読者は、本件出願に関連して本明細書と同時又は先行して出願された、また本明細書とともに公衆縦覧向けに公開されているすべての文書及び文献に傾注されたく、並びにこれらすべての文書及び文献の内容は参照により本明細書に組み入れられるものとする。
本明細書(任意な特許請求の範囲の請求項、要約書及び図面を含む)に記載されたすべての若しくは任意な特徴、及び/又は同様に記載された任意な方法若しくはプロセスにおけるすべての若しくは任意なステップは、このような特徴及び/又はステップのうち少なくとも幾つかが互いに排他的である組合せを除いて任意な組合せで組み合わせることができる。
本明細書(任意な特許請求の範囲の請求項、要約書及び図面を含む)に記載された各特徴は、他に明示しない限り、同一、等価又は類似目的に供される代替的特徴に置き換えることができる。したがって、他に明示しない限り、各特徴は、等価又は類似の特徴における包括的シリーズの単に1つの例である。
本発明は、上述の実施形態の詳細に限定されない。本発明は、本明細書(任意な特許請求の範囲の請求項、要約書及び図面を含む)に記載された特徴のうち任意な1つの新規の特徴、若しくは任意な新規の組合せ、又は同様に記載された任意な方法若しくはプロセスにおけるステップのうち任意な新規の1つのステップ若しくは任意な新規のステップの組合せに敷衍する。

Claims (44)

  1. 機械的入力をカウントする計数デバイスにおいて、
    ・回転可能に備え付けられた第1計数ホイールであって、カウントすべき各入力に対して所定量だけ回転するよう構成された、該第1計数ホイールと、
    ・前記第1計数ホイールに対して機械的伝達関係にあり、少なくとも部分的に前記第1計数ホイールにオーバーラップする第2計数ホイールと、
    ・前記第2計数ホイールの回転を阻止するよう構成された回転ロック機構と、
    ・ハウジングと、
    を備え、
    前記第1計数ホイールと前記第2計数ホイールとの間の前記機械的伝達関係は、所定回数の入力に達したとき前記第2計数ホイールを所定量だけ駆動する回転機構を有し、前記回転ロック機構は、前記第1計数ホイールが前記第2計数ホイールを、前記第2計数ホイールが回転できる形態から前記第2計数ホイールが回転できない形態に変化させることによって作動するものであり;前記第1計数ホイール及び前記第2計数ホイールそれぞれは、計数指標印の周方向アレイを有し;前記第1計数ホイールは、前記第1計数ホイールの外方環状表面に設けられた1位カウント指標印の周方向アレイを組み込み、前記第2計数ホイールは10位カウント指標印の周方向アレイを組み込み、各入力に対して1位カウント指標印が10位カウント指標印に整列して入力回数を表し;前記1位指標印及び10位指標印は、前記1位指標印及び10位指標印の特別な組合せは表示されるよう構成され;前記第1計数ホイールと前記第2計数ホイールとの間の前記機械的伝達関係は、ハウジングペグ、第1計数ホイール形成部又はロックに係合するよう構成された前記第2計数ホイールにおける形成部を有するロック機構を有し、前記ロックは、前記第2計数ホイールが回転できないよう前記第2計数ホイールに係合し、前記第1計数ホイールによって作動させられる、計数デバイス。
  2. 請求項1記載の計数デバイスにおいて、前記第1計数ホイールと前記第2計数ホイールとの間の前記機械的伝達関係は、直接伝達である、計数デバイス。
  3. 請求項1又は2記載の計数デバイスにおいて、前記ハウジングは、前記第2計数ホイールの前記ハウジングに対する非回転運動をほぼ阻止するよう構成された位置付け機構を有する、計数デバイス。
  4. 請求項3記載の計数デバイスにおいて、前記位置付け機構は、前記第2計数ホイールに係合するよう構成されたハウジング形成部を有する、計数デバイス。
  5. 請求項4記載の計数デバイスにおいて、前記ハウジング形成部はハウジング溝孔又はハウジング孔を有しかつ前記第2計数ホイールは前記ハウジング溝孔又はハウジング孔に係合するよう構成された少なくとも1個の第2計数ホイールペグを有する、又は前記ハウジング形成部はハウジングペグを有しかつ前記第2計数ホイールは前記ハウジングペグを収容するよう構成されたハブを有する、計数デバイス。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記第1計数ホイールは、前記回転ロック機構を作動させるよう前記第2計数ホイールに係合する、計数デバイス。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記回転ロック機構は、前記第1計数ホイール、ハウジング又はロックに係合するよう構成された第2計数ホイール形成部を有する、計数デバイス。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記回転ロック機構は、前記第2計数ホイールが回転できないよう前記第2計数ホイールに係合する第1計数ホイール形成部を有する、計数デバイス。
  9. 請求項1〜7のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記回転ロック機構は、前記第1計数ホイールレールに係合するよう構成された突出ペグである第2計数ホイール形成部を有する、計数デバイス。
  10. 請求項1〜7のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記回転ロック機構は、前記ロックを有する、計数デバイス。
  11. 請求項10記載の計数デバイスにおいて、前記ロックはハウジングガイドに備え付ける前記摺動ロックである、計数デバイス。
  12. 請求項1〜11のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記機械的伝達関係は、前記ロック機構を釈放する釈放機構を有する、計数デバイス。
  13. 請求項12記載の計数デバイスにおいて、前記釈放機構は、前記第1計数ホイール及び前記第2計数ホイールの形態を第1形態から第2形態に変化させ、計数デバイス。
  14. 請求項12又は13記載の計数デバイスにおいて、前記釈放機構は、第1計数ホイールカム及び第2計数ホイール形成部を有する、計数デバイス。
  15. 請求項12又は13記載の計数デバイスにおいて、前記釈放機構は、第1計数ホイールレールギャップ、及び少なくとも1個の第2計数ホイール形成部又は摺動ロックペグを有する、計数デバイス。
  16. 請求項1〜15のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記回転機構は、少なくとも1個の第2計数ホイール形成部に係合するよう構成された第1計数ホイール形成部を有する、計数デバイス。
  17. 請求項1〜16のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記第1計数ホイール及び前記第2計数ホイールは、前記ロック機構が作動するとき、同軸状でない、計数デバイス。
  18. 請求項1〜17のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記第2計数ホイール及び/又は第1計数ホイールは、少なくとも部分的に透明であ、計数デバイス。
  19. 請求項1〜18のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記ハウジングは、前記第1計数ホイール及び前記第2計数ホイールにおける任意のカウント指標印を見るための少なくとも1つの窓を組み入れる、計数デバイス。
  20. 請求項19記載の計数デバイスにおいて、前記第1計数ホイールは不透明部分を有する及び/又は前記第2計数ホイールは不透明部分を有するものであり、使用にあたり、前記第1計数ホイール不透明部分及び/又は前記第2計数ホイール不透明部分が前記窓から見えるものである、計数デバイス。
  21. 請求項1記載の計数デバイスにおいて、
    ・前記計数デバイスはハウジングを備え、前記ハウジングは、その表面から突出する少なくとも1個のハウジングペグと、及びハウジング溝孔とを有するものであり、
    ・前記第1計数ホイールは、その表面に第1計数ホイールペグ及び第1計数ホイールカム軌道を組み入れており、また
    ・前記第2計数ホイールは第2計数ホイールギアを組み入れており、前記第2計数ホイールギアは、第2計数ホイールギアペグ及び複数個の第2計数ホイールギア凹みを有し、前記第2計数ホイールギアペグは、前記第2計数ホイールギアに貫通し、また一方の側でハウジング溝孔内に入り込み、かつ他方の側で前記第1計数ホイールカム軌道内に入り込むよう構成され、前記第2計数ホイールギアペグは、第2計数ホイール心軸を形成し、この心軸の周りに前記第2計数ホイールが回転するよう構成されており、
    前記ロック機構は、位置付け機構及び回転ロック機構を有し、前記位置付け機構は、前記ハウジング溝孔に係合する前記第2計数ホイールギアペグを含み、また前記回転ロック機構は、前記ハウジングペグに係合する前記第2計数ホイールギア凹みを含み、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグに係合する第2計数ホイールギア凹みを含み、また釈放機構は、前記第2計数ホイールギアペグに作用する第1計数ホイールカムを含む、計数デバイス。
  22. 請求項21記載の計数デバイスにおいて、前記第2計数ホイールは、前記ハウジング溝孔の内方端部で前記位置付け機構及び前記回転ロック機構が互いに係合する第1形態と、前記ハウジング溝孔の他方の端部で前記回転ロック機構が釈放される第2形態との間で移動可能である、計数デバイス。
  23. 請求項22記載の計数デバイスにおいて、前記釈放機構は、前記第2計数ホイールを前記第1形態から前記第2形態に移動させるよう構成されている、計数デバイス。
  24. 請求項21〜23のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記第1計数ホイールは、少なくとも部分的に前記第2計数ホイールにオーバーラップする透明ディスクから成り、前記第2計数ホイールの指標印は前記透明ディスクを通して見ることができる、計数デバイス。
  25. 請求項1記載の計数デバイスにおいて、
    ・前記計数デバイスはハウジングを備え、前記ハウジングは、その表面から突出する少なくとも1個のハウジングペグと、及びその表面内におけるハウジング溝孔とを有するものであり、
    ・前記第1計数ホイールは、その表面に第1計数ホイールペグ及びほぼ円形の第1計数ホイールカム軌道を組み入れており、また
    ・前記第2計数ホイールは、第2計数ホイールギアペグ及び外方の第2計数ホイールギアを組み入れており、前記第2計数ホイールギアは、複数個の第2計数ホイールギア凹みを有し、前記第2計数ホイールギアペグは、前記第2計数ホイールギアに貫通し、また一方の側でハウジング溝孔内に入り込み、かつ他方の側で前記第1計数ホイールカム軌道内に入り込むよう構成され、前記第2計数ホイールギアペグは、第2計数ホイール心軸を形成し、この心軸の周りに前記第2計数ホイールが回転するよう構成されており、
    前記ロック機構は、位置付け機構及び回転ロック機構を有し、前記位置付け機構は、前記ハウジング溝孔に係合する前記第2計数ホイールギアペグを含み、また前記回転ロック機構は、前記ハウジングペグに係合する前記第2計数ホイールギア凹みを含み、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグに係合する第2計数ホイールギア凹みを含み、また釈放機構は、前記第2計数ホイールギアペグに作用する第1計数ホイールカムを含む、計数デバイス。
  26. 請求項25記載の計数デバイスにおいて、前記第2計数ホイールは、前記ハウジング溝孔の内方端部で前記位置付け機構及び前記回転ロック機構が互いに係合する第1形態と、前記ハウジング溝孔の他方の端部で前記回転ロック機構が釈放される第2形態との間で移動可能である、計数デバイス。
  27. 請求項25又は26記載の計数デバイスにおいて、前記釈放機構は、前記第2計数ホイールを前記第1形態から前記第2形態に移動させるよう構成されている、計数デバイス。
  28. 請求項25〜27のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記第1計数ホイールは、少なくとも部分的に前記第2計数ホイールにオーバーラップする透明ディスクから成り、前記第2計数ホイールの少なくとも一部分は前記透明ディスクを通して見ることができる、計数デバイス。
  29. 請求項1記載の計数デバイスにおいて、
    ・前記計数デバイスは、ハウジング溝孔を有するハウジングを備え、
    ・前記第1計数ホイールは、その表面に第1計数ホイールハブ及びほぼ円形の第1計数ホイールカム軌道を組み入れており、また
    ・前記第2計数ホイールは第2計数ホイールギアを組み入れており、前記第2計数ホイールギアは、第2計数ホイールギアペグ及び複数個の第2計数ホイールギア凹みを有し、前記第2計数ホイールギアペグは、前記第2計数ホイールギアに貫通し、また一方の側でハウジング溝孔内に入り込み、かつ他方の側で前記第1計数ホイールカム軌道内に入り込むよう構成され、前記第2計数ホイールギアペグは、第2計数ホイール心軸を形成し、この心軸の周りに前記第2計数ホイールが回転するよう構成されており、
    前記ロック機構は、位置付け機構及び回転ロック機構を有し、前記位置付け機構は、前記ハウジング溝孔に係合する前記第2計数ホイールギアペグを含み、また前記回転ロック機構は、前記第1計数ホイールハブに係合する前記第2計数ホイールギア凹みを含み、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグに係合する第2計数ホイールギア凹みによって形成され、また釈放機構は、前記第2計数ホイールギアペグに作用する第1計数ホイールカムを含む、計数デバイス。
  30. 請求項29記載の計数デバイスにおいて、前記第2計数ホイールは、前記ハウジング溝孔の内方端部で前記位置付け機構及び前記回転ロック機構が互いに係合する第1形態と、前記ハウジング溝孔の他方の端部で前記回転ロック機構が釈放される第2形態との間で移動可能である、計数デバイス。
  31. 請求項30記載の計数デバイスにおいて、前記釈放機構は、前記第2計数ホイールを前記第1形態から前記第2形態に移動させるよう構成されている、計数デバイス。
  32. 請求項29〜31のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記第2計数ホイールは、少なくとも部分的に前記第1計数ホイールにオーバーラップする透明ディスクから成り、前記第1計数ホイールの指標印は前記透明ディスクを通して見ることができる、計数デバイス。
  33. 請求項1記載の計数デバイスにおいて、
    ・前記計数デバイスはハウジングを備え、前記ハウジングは、少なくとも1個のハウジングペグ、及び少なくとも1個のハウジングガイドを有し、
    ・前記第1計数ホイールは、突出する第1計数ホイールペグ、及び第1計数ホイール内方レールギャップを形成する第1計数ホイール内方レールを組み入れており、
    ・前記第2計数ホイールは第2計数ホイールギアを組み入れており、前記第2計数ホイールギアは、前記ハウジングペグを収容し得る第2計数ホイールギアハブと、及び複数個の第2計数ホイールギア凹みと、を有し、また
    ・前記計数デバイスは、ロックペグを有する可動のロックを備え、前記ロックは、前記ロックペグが前記第1計数ホイール内方レールに係合するロック位置から前記ロックペグが前記第1計数ホイール内方レールギャップ内にあるロック解除位置に移動することができるものであり、
    前記ロック機構は、位置付け機構及び回転ロック機構を有し、前記位置付け機構は、前記ハウジングペグ及び前記第2計数ホイールギアハブを含み、また前記回転ロック機構は、前記ロックがロック位置にある場合に前記ロックに係合する第2計数ホイールギアを含み、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグに係合する第2計数ホイールギア凹みによって形成され、また釈放機構は、前記ロック位置から前記ロック解除位置に移動する前記ロックを含むものである、計数デバイス。
  34. 請求項1記載の計数デバイスにおいて、
    ・前記計数デバイスは、少なくとも1個のハウジングペグを有するハウジングを備え、
    ・前記第1計数ホイールは、少なくとも1個の第1計数ホイール内方レールギャップを有する第1計数ホイール内方レールと、及び第1計数ホイールペグと、を組み入れており、また
    ・前記第2計数ホイールは第2計数ホイールギアを組み入れており、前記第2計数ホイールギアは、前記ハウジングペグを収容し得る第2計数ホイールギアハブと、複数個の第2計数ホイールギア歯及び第2計数ホイールギア凹みを有し、前記第2計数ホイールギア歯のそれぞれは、第2計数ホイールギア歯ペグを担持するものであり、
    前記ロック機構は、位置付け機構及び回転ロック機構を有し、前記位置付け機構は、前記ハウジングペグ及び前記第2計数ホイールギアハブを含み、また前記回転ロック機構は、前記第1計数ホイール内方レール及び/又は第1計数ホイール外方レールに衝合する前記第2計数ホイールギア歯ペグによって形成され、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグに係合する前記第2計数ホイールギア歯ペグによって形成され、また釈放機構は、前記第2計数ホイールギア歯を含み、前記第1計数ホイール内方レールギャップに整列するよう構成されている、計数デバイス。
  35. 請求項1記載の計数デバイスにおいて、
    ・前記計数デバイスはハウジングを備え、前記ハウジングは、少なくとも1個のハウジングペグと、並びに可動軸受プレート孔及び可動軸受プレートペグを有する可動軸受プレートと、を有し、
    ・前記第1計数ホイールは、第1計数ホイールペグと、及び前記可動軸受プレートペグを収容し、かつ少なくとも1個の第1計数ホイールカムを有する第1計数ホイールカム軌道とを組み入れており、また
    ・前記第2計数ホイールは、第2計数ホイールギアペグと、前記第1計数ホイールペグを収容しかつ少なくとも1個の第2計数ホイール回転凹みを有する第2計数ホイール回転軌道と、前記ハウジングペグを収容する第2計数ホイール回転ロック軌道と、及び少なくとも1個の第2計数ホイール回転ロック凹みと、を組み入れており、
    前記ロック機構は、位置付け機構及び回転ロック機構を有し、前記位置付け機構は、前記第2計数ホイールギアペグ及び前記可動軸受プレート孔を含み、また前記回転ロック機構は、前記ハウジングペグ、前記第2計数ホイール回転ロック軌道及び少なくとも1個の第2計数ホイール回転ロック凹みによって形成され、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグ、第2計数ホイール回転軌道、及び前記第2計数ホイール回転凹みによって形成され、また釈放機構は、前記可動軸受プレートペグ、前記第1計数ホイールカム軌道及び前記第1計数ホイールカムを含む、計数デバイス。
  36. 請求項1記載の計数デバイスにおいて、
    ・前記第1計数ホイールは、少なくとも1個の第1計数ホイールレールギャップを有する第1計数ホイールレールと、及び第1計数ホイールペグと、を組み入れており、また
    ・前記第2計数ホイールは、複数個の第2計数ホイールギアペグを組み入れており、
    前記ロック機構は回転ロック機構を含み、前記回転ロック機構は、前記第1計数ホイールレールに衝合する前記第2計数ホイールペグによって形成され、また前記回転機構は、前記第1計数ホイールペグに係合する前記第2計数ホイールペグによって形成され、また釈放機構は、前記第2計数ホイールギアペグを含み、かつ前記第1計数ホイールレールギャップに整列するよう構成されている、計数デバイス。
  37. 請求項1〜36のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記第2計数ホイールは、所定回数の回転後にロックされて、釈放機構が前記第2計数ホイールを釈放できないよう構成されている、計数デバイス。
  38. 請求項1〜37のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、前記計数ホイールのうち少なくとも一方の計数ホイールは薄い端縁を有する、計数デバイス。
  39. 請求項1〜38のうちいずれか一項記載の計数デバイスにおいて、(a) 前記第2計数ホイール及び/若しくは前記第1計数ホイールは少なくとも部分的に透明でありかつ前記第1計数ホイールと前記第2計数ホイールとの間における機械的伝達関係は直接伝達である、又は(b) 前記第1計数ホイール若しくは前記第2計数ホイールは少なくとも1個の窓を組み入れるものである、又は(c) 前記計数ホイールのうち少なくとも一方は薄い端縁を有し、かつ前記計数ホイールはオーバーラップするものである、計数デバイス。
  40. 請求項39記載の計数デバイスにおいて、前記第1計数ホイールは少なくとも一部が前記第2計数ホイールにオーバーラップし、このオーバーラップは、前記第2計数ホイールの指標印が見えるように行う、計数デバイス。
  41. 請求項1〜40のうちいずれか一項記載の計数デバイスを組み入れた薬剤ディスペンサ。
  42. 請求項1〜41のうちいずれか一項記載の計数デバイスを組み入れた薬剤ディスペンサのための携行ケース。
  43. 機械的入力をカウントする計数デバイスにおいて、
    ・回転可能に備え付けられた第1計数ホイールであって、カウントすべき各入力に対して所定量だけ回転するよう構成された、該第1計数ホイールと、
    ・前記第1計数ホイールに対して機械的伝達関係にあり、少なくとも部分的に前記第1計数ホイールにオーバーラップする第2計数ホイールと、
    を備え、
    前記第1計数ホイールと前記第2計数ホイールとの間の前記機械的伝達関係は、所定回数の入力に達したとき前記第2計数ホイールを所定量だけ回転する回転機構と、前記第2計数ホイールの回転を阻止するよう構成された回転ロック機構と、を有し、
    前記回転ロック機構は、前記第1計数ホイールが前記第2計数ホイールを、前記第2計数ホイールが回転できる形態から前記第2計数ホイールが回転できない形態に移動させることによって作動するものである、
    計数デバイス。
  44. 機械的入力をカウントする計数デバイスにおいて、
    ・回転可能に備え付けられた第1計数ホイールであって、カウントすべき各入力に対して所定量だけ回転するよう構成された、該第1計数ホイールと、
    ・前記第1計数ホイールに対して機械的伝達関係にあり、少なくとも部分的に前記第1計数ホイールにオーバーラップする第2計数ホイールと、
    を備え、
    前記第1計数ホイールと前記第2計数ホイールとの間の前記機械的伝達関係は、所定回数の入力に達したとき前記第2計数ホイールを所定量だけ駆動する回転機構と、前記第2計数ホイールの回転を阻止するよう構成された回転ロック機構と、を有し、
    前記計数ホイールのうち少なくとも一方の計数ホイールは、該計数ホイールの指標印リングを支持する周方向リップを有し、前記指標印リングは、環状表面上に計数指標印の周方向アレイを有し、前記周方向リップは、他方の計数ホイールを収容する計数ホイール容積が形成されるのに十分な高さを有する、
    計数デバイス。
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