JP6787145B2 - 無線通信制御方法、無線通信制御装置及び無線通信制御プログラム - Google Patents

無線通信制御方法、無線通信制御装置及び無線通信制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は無線通信制御方法、無線通信制御装置及び無線通信制御プログラムに関する。
近年の無線通信ネットワークにおいては、GW(Gate Way)装置と各端末との間の距離に応じた通信制約を解消するために、複数の端末がGW装置からの制御信号を相互に転送する無線通信方式の開発が進められている。このような無線通信方式は、無線マルチホップ通信方式と呼ばれる。
特開2016−12916号公報 特開2009−206837号公報
無線マルチホップ通信方式では、複数の端末を同時に制御する観点から、GW装置から複数の端末に対して一斉に制御信号が送信されることがある。GW装置から複数の端末に対して一斉に制御信号が送信されると、制御信号の転送に伴って端末間で制御信号が衝突することがある。
そこで、制御信号の衝突を回避するため、一斉に送信される制御信号の宛先アドレスとして、例えば、不特定の端末を指定するブロードキャストアドレスを用いることが考えられる。しかしながら、ブロードキャストアドレスを用いて複数の端末に対して一斉に制御信号が送信されると、制御信号の転送に伴って消費される無線通信帯域が増大し、結果として、無線通信ネットワークの輻輳が発生する恐れがある。
開示の技術は、無線通信ネットワークの輻輳を回避することができる無線通信制御方法、無線通信制御装置及び無線通信制御プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する無線通信制御方法は、一つの態様において、複数の端末と無線通信する無線通信制御装置における無線通信制御方法であって、前記複数の端末のぞれぞれに関して、当該端末と他の端末との間の電波強度を取得し、前記複数の端末のそれぞれに関して、前記電波強度が閾値以上である前記他の端末である強接続端末の数を計数し、前記強接続端末の数が多い順に前記複数の端末の中から代表端末を選択して、当該代表端末と前記強接続端末とを含むグループを設定し、前記グループに含まれる端末を制御する第1の制御信号の同報送信を前記グループに含まれる前記代表端末に指示する。
本願の開示する無線通信制御方法の一つの態様によれば、無線通信ネットワークの輻輳を回避することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係るGW装置を含む無線通信ネットワークの構成例を示す図である。 図2は、実施例1に係るGW装置と各端末との無線通信の態様を示す図である。 図3は、実施例1に係るGW装置の構成例を示す図である。 図4は、実施例1における計数部及びグループ設定部による処理の詳細を説明するための図である。 図5は、実施例1に係るGW装置の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、実施例2に係るGW装置の構成例を示す図である。 図7は、実施例3に係るGW装置の構成例を示す図である。 図8は、実施例3に係るGW装置と各端末との無線通信の態様を示す図である。 図9は、GW装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する無線通信制御方法、無線通信制御装置及び無線通信制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により開示技術が限定されるものではない。
図1は、実施例1に係るGW装置10を含む無線通信ネットワークの構成例を示す図である。図1に示す無線通信ネットワークは、GW装置10及び端末100a〜端末100kを有する。GW装置10及び端末100a〜端末100kは、互いに無線により接続される。GW装置10は、端末100a〜端末100kと無線通信する。以下の説明において、端末100a〜端末100kを特に区別しない場合には、これら端末100a〜端末100kをまとめて、「端末100」と表記する。
GW装置10は、複数の端末100のそれぞれに関して、当該端末100と他の端末との間の電波強度を取得する。GW装置10は、複数の端末100のそれぞれに関して、電波強度が閾値以上である他の端末である強接続端末の数を計数する。GW装置10は、強接続端末の数が多い順に複数の端末100の中から代表端末を選択して、当該代表端末と強接続端末とを含むグループを設定する。そして、GW装置10は、グループに含まれる端末を制御する第1の制御信号の同報送信をグループに含まれる代表端末に指示する。その一方で、GW装置10は、複数の端末100のうち、グループに含まれない端末100に対して当該端末100を制御する第2の制御信号を送信する。
図2は、実施例1に係るGW装置10と各端末100との無線通信の態様を示す図である。
GW装置10は、図2に示すように、端末100a〜端末100kの中から強接続端末の数が最も多い代表端末を選択して、当該代表端末と強接続端末とを含むグループG1を設定する。図2の例において、端末100a〜端末100kのうち、端末100fの強接続端末の数が「5」であり、最も多いものとする。また、端末100fの強接続端末は、端末100b、端末100c、端末100e、端末100g及び端末100kであるものとする。この場合、GW装置10は、端末100fを代表端末として選択して、端末100fと、端末100fの強接続端末である端末100b、端末100c、端末100e、端末100g及び端末100kとを含むグループG1を設定する。
続いて、GW装置10は、グループG1に含まれる端末以外の端末100a、端末100d、端末100h、端末100i及び端末100jの中から強接続端末の数が最も多い代表端末を選択して、当該代表端末と強接続端末とを含むグループG2を設定する。図2の例において、グループG1に含まれる端末以外の端末100a、端末100d、端末100h、端末100i及び端末100jのうち、端末100iの強接続端末の数が「2」であり、最も多いものとする。また、端末100iの強接続端末は、端末100h及び端末100jであるものとする。この場合、GW装置10は、端末100iを代表端末として選択して、端末100iと、端末100iの強接続端末である端末100h及び端末100jとを含むグループG2を設定する。
GW装置10は、強接続端末の数が0である端末100のみが残存するまで、繰り返しグループの生成を行う。図2の例では、端末100a及び端末100dの強接続端末の数が0であり、グループに含まれない端末100として、端末100a及び端末100dが残存するものとする。
そして、GW装置10は、グループに含まれる端末を制御する第1の制御信号の同報送信をグループに含まれる代表端末に指示する。図2の例では、GW装置10は、第1の制御信号の同報送信を、グループG1に含まれる代表端末である端末100fと、グループG2に含まれる代表端末である端末100iとに指示する。これにより、グループG1において、代表端末である端末100fから端末100f、端末100b、端末100c、端末100e、端末100g及び端末100kに対して第1の制御信号が同報される。また、グループG2において、代表端末である端末100iから端末100i、端末100h及び端末100jに対して第2の制御信号が同報される。
また、GW装置10は、複数の端末100のうち、グループに含まれない端末100に対して当該端末100を制御する第2の制御信号を送信する。図2の例では、GW装置10は、グループに含まれない端末100である端末100a及び端末100dに対して第2の制御信号を送信する。
このように、GW装置10は、強接続端末の数が多い順に複数の端末100の中から代表端末を選択して、代表端末と強接続端末とを含むグループを設定し、グループ中の端末を制御する第1の制御信号の同報送信をグループ中の代表端末に指示する。これにより、GW装置からの制御信号を複数の端末が相互に転送する無線マルチホップ通信方式と比較して、無線通信帯域の消費を抑制することができ、結果として、無線通信ネットワークの輻輳を回避することができる。
次に、図1に示したGW装置10の構成例について説明する。図3は、実施例1に係るGW装置10の構成例を示す図である。図3に示すように、GW装置10は、電波強度取得部11、計数部12、グループ設定部13及び同報制御部14を有する。
電波強度取得部11は、各端末100と他の端末との間の電波強度を取得する。例えば、電波強度取得部11は、各端末100が各端末100と他の端末との間の電波強度のリストを保持する場合に、この電波強度のリストを各端末100から収集することによって、各端末100と他の端末との間の電波強度を取得する。電波強度取得部11は、取得部の一例である。
計数部12は、各端末100に関して、電波強度が閾値以上である他の端末である強接続端末の数を計数する。
計数部12が、強接続端末の数を計数する処理の一例について説明する。計数部12は、各端末100から収集された電波強度のリストを電波強度取得部11から受け取る。計数部12は、受け取った電波強度のリストを用いて、無線通信ネットワーク内の全ての端末100間の電波強度を記憶する電波強度マトリクスを作成する。計数部12は、作成した電波強度マトリクスと、閾値とを比較して、各端末100に関して、電波強度が閾値以上である他の端末を強接続端末として電波強度マトリクスから抽出することにより、強接続端末の数を計数する。計数部12によって計数された、端末100毎の強接続端末の数を示す情報は、電波強度マトリクスと共にグループ設定部13へ出力される。
グループ設定部13は、強接続端末の数が多い順に複数の端末100の中から代表端末を選択して、当該代表端末と強接続端末とを含むグループを設定する。グループ設定部13は、設定部の一例である。
グループ設定部13がグループを設定する処理の一例について説明する。グループ設定部13は、電波強度マトリクスを参照して、無線通信ネットワーク内の全ての端末100の中から強接続端末の数が最も多い代表端末を選択して、当該代表端末と強接続端末とを含むグループを設定する。続いて、グループ設定部13は、設定されたグループに含まれる端末以外の端末100の中から強接続端末の数が最も多い代表端末を選択して、当該代表端末と強接続端末とを含むグループを設定する。グループ設定部13は、強接続端末の数が0である端末100のみが残存するまで、繰り返しグループを設定する。グループ設定部13によって設定されたグループを示す情報は、同報制御部14へ出力される。
なお、計数部12及びグループ設定部13による処理の詳細については、後述される。
同報制御部14は、グループに含まれる端末を制御する第1の制御信号の同報送信をグループに含まれる代表端末に指示する。例えば、同報制御部14は、GW装置10に接続された外部装置から制御要求を受け取った場合に、第1の制御信号の同報送信をグループに含まれる代表端末に指示する。
また、同報制御部14は、複数の端末100のうち、グループに含まれない端末100に対して当該端末100を制御する第2の制御信号を送信する。例えば、同報制御部14は、GW装置10に接続された外部装置から制御要求を受け取った場合に、グループに含まれない端末100に対して第2の制御信号を送信する。なお、同報制御部14は、制御部の一例である。
次に、図4を用いて、計数部12及びグループ設定部13による処理の詳細を説明する。図4は、実施例1における計数部12及びグループ設定部13による処理の詳細を説明するための図である。図4において、端末IDは、図1に示した各端末100の識別子であり、端末ID「#1」〜「#11」は、それぞれ、図1に示した端末100a〜100kに対応する。
図4の(A)に示すように、計数部12は、電波強度取得部11から受け取った電波強度のリストを結合して、無線通信ネットワーク内の全ての端末100(つまり、端末100a〜100k)間の電波強度を記憶する電波強度マトリクス50を作成する。電波強度マトリクス50において、各端末100の端末IDに対応付けられたデータは、各端末100と他の端末との間の電波強度(dBm)を表す。例えば、端末ID「#6」の「#1/−100」は、端末100fと端末100aとの間の電波強度が、−100(dBm)であることを表す。また、例えば、端末ID「#6」の「#2/−30」は、端末100fと端末100bとの間の電波強度が、−30(dBm)であることを表す。
計数部12は、作成した電波強度マトリクス50と、閾値とを比較して、各端末100に関して、電波強度が閾値以上である他の端末を強接続端末として抽出することにより、強接続端末の数を計数する。なお、閾値としては任意の値が用いられるが、図4の(A)では、−46(dBm)が用いられるものとする。図4の(A)では、端末ID「#6」に対応する端末100fに関して、端末100b、端末100c、端末100e、端末100g及び端末100kが強接続端末として抽出されるので、端末100fの強接続端末の数が「5」となり、最も多い。
グループ設定部13は、図4の(B)に示すように、電波強度マトリクス50を参照して、無線ネットワーク内の全ての端末100の中から強接続端末の数が最も多い代表端末を選択して、当該代表端末と強接続端末とを含むグループG1を設定する。すなわち、上述した通り、端末ID「#6」に対応する端末100fに関して、接続端末の数が最も多い。このため、グループ設定部13は、端末100fを代表端末として選択して、端末100fと、端末100fの強接続端末である端末100b、端末100c、端末100e、端末100g及び端末100kとを含むグループG1を設定する。このとき、グループ設定部13は、設定されたグループG1に含まれる端末が再び代表端末として選択されないように電波強度マトリクス50を再構成する。
グループ設定部13は、図4の(C)に示すように、電波強度マトリクス50を参照して、グループG1に含まれる端末以外の端末100の中から強接続端末の数が最も多い代表端末を選択して、当該代表端末と強接続端末とを含むグループG2を設定する。すなわち、グループG1に含まれる端末以外の端末100a、端末100d、端末100h、端末100i及び端末100jのうち、端末100iの強接続端末の数が「2」であり、最も多い。このため、グループ設定部13は、端末100iを代表端末として選択して、端末100iと、端末100iの強接続端末である端末100h及び端末100jとを含むグループG2を設定する。このとき、グループ設定部13は、設定されたグループG2に含まれる端末が再び代表端末として選択されないように電波強度マトリクス50を再構成する。
なお、図4の(C)では、グループに含まれない端末100として、端末100a及び端末100dが残存するので、グループ設定部13は、グループの生成を停止する。
次に、本実施例に係るGW装置10の処理手順について説明する。図5は、実施例1に係るGW装置10の処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、GW装置10は、各端末100と他の端末との間の電波強度を取得する(ステップS101)。GW装置10は、各端末100に関して、電波強度が閾値以上である他の端末である強接続端末の数を計数する(ステップS102)。
GW装置10は、強接続端末の数が多い順に複数の端末100の中から代表端末を選択して、当該代表端末と強接続端末とを含むグループを設定する(ステップS103)。GW装置10は、グループに含まれる端末を制御する第1の制御信号の同報送信をグループに含まれる代表端末に指示する。その一方で、GW装置10は、複数の端末100のうち、グループに含まれない端末100に対して当該端末100を制御する第2の制御信号を送信する(ステップS104)。
以上のように本実施例によれば、複数の端末100と無線通信するGW装置10において、電波強度取得部11は、各端末100と他の端末との間の電波強度を取得する。計数部12は、各端末100に関して、電波強度が閾値以上である他の端末である強接続端末の数を計数する。グループ設定部13は、強接続端末の数が多い順に複数の端末100の中から代表端末を選択して、当該代表端末と強接続端末とを含むグループを設定する。同報制御部14は、グループに含まれる全ての端末100を制御する第1の制御信号の同報送信をグループに含まれる代表端末に指示する。
このGW装置10の構成により、GW装置からの制御信号を複数の端末が相互に転送する無線マルチホップ通信方式と比較して、無線通信帯域の消費を抑制することができ、結果として、無線通信ネットワークの輻輳を回避することができる。
また、GW装置10において、同報制御部14は、さらに、複数の端末100のうち、グループに含まれない端末100に対して当該端末100を制御する第2の制御信号を送信する。
このGW装置10の構成により、電波強度が比較的に低い端末100に対して1対1で安定な通信を行うことができ、第2の制御信号の再送の回数を低減することができるので、無線通信ネットワークの輻輳をより確実に回避することができる。
実施例2では、電波強度の閾値を変更し、変更後の閾値を用いて強接続端末の数を再度計数する点が、実施例1とは異なる。
実施例2に係る無線通信ネットワークの構成は、実施例1と同様であるため、その説明を省略する。図6は、実施例2に係るGW装置20の構成例を示す図である。図6において、図3と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、GW装置20は、図3に示した計数部12に代えて、計数部22を有する。
計数部22は、基本的には、図3に示した計数部12と同様の機能を有する。すなわち、計数部22は、各端末100に関して、電波強度が「閾値」以上である他の端末である強接続端末の数を計数する。さらに、計数部22は、グループに含まれる代表端末によって第1の制御信号が同報されてから第1の制御信号に対応する応答が受信されるまでの応答時間を測定する。計数部22は、測定した応答時間に応じて、上記の「閾値」を変更し、変更後の閾値を用いて強接続端末の数を計数する。例えば、計数部22は、応答時間が予め定められた時間よりも長い場合に、上記の「閾値」を上げ、応答時間が予め定められた時間より短い場合に、上記の「閾値」を下げる。
以上のように本実施例によれば、GW装置20において、計数部22は、グループに含まれる代表端末によって第1の制御信号が同報されてから第1の制御信号に対応する応答が受信されるまでの応答時間を測定する。そして、計数部22は、測定した応答時間に応じて、上記の「閾値」を変更し、変更後の閾値を用いて強接続端末の数を計数する。
このGW装置20の構成により、応答時間に応じて計数される強接続端末の数が変動するので、強接続端末の数に追従して設定されるグループの数が動的に調整される。このため、グループ間の干渉を回避することができ、結果として、無線通信ネットワークの輻輳をより確実に回避することができる。
実施例3は、実施例1及び実施例2で説明したグループを、複数の端末を所定の順序で制御する「順序制御」に適用した例に関する。なお、ここでは、一例として、実施例1で説明したグループを、「順序制御」に適用した例について説明する。
実施例3に係る無線通信ネットワークの構成は、実施例1と同様であるため、その説明を省略する。図7は、実施例3に係るGW装置30の構成例を示す図である。図7において、図3と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図7に示すように、GW装置30は、順序制御部35を有する。
順序制御部35は、複数の端末100を「所定の順序」で制御する第3の制御信号を送信する。具体的には、順序制御部35は、第3の制御信号を送信する場合に、グループを示す情報をグループ設定部13から受け取る。順序制御部35は、複数の端末100のうち、同一のグループに含まれる2つ以上の端末に対して上記の「所定の順序」と同一の順序で第3の制御信号を送信する。また、順序制御部35は、同一のグループに含まれない2つ以上の端末に対して第3の制御信号を同時に送信する。
図8は、実施例3に係るGW装置30と各端末100との無線通信の態様を示す図である。図8において、代表端末である端末100fと、端末100fの強接続端末である端末100b、端末100c、端末100e、端末100g及び端末100kとを含むグループG1が設定されているものとする。また、図8において、代表端末である端末100iと、端末100iの強接続端末である端末100h及び端末100jとを含むグループG2が設定されているものとする。
また、図8において、各端末100内の番号は、上記の「所定の順序」に対応する順序番号を表す。ここでは、GW装置30が、端末100a〜端末100hをそれぞれ1番〜11番とする「所定の順序」で端末100a〜端末100hを制御する第3の制御信号を送信する場合について、説明する。
GW装置30は、複数の端末100を上記の「所定の順序」で制御する第3の制御信号を送信する場合に、複数の端末100のうち、同一のグループに含まれる2つ以上の端末100に対して「所定の順序」と同一の順序で第3の制御信号を送信する。例えば、端末100e、端末100f及び端末100gは、グループG1に含まれるので、GW装置30は、端末100e、端末100f及び端末100gをそれぞれ5番、6番及び7番とする順序で第3の制御信号を送信する。また、例えば、端末100h、端末100i及び端末100jは、グループG2に含まれるので、GW装置30は、端末100h、端末100i及び端末100jをそれぞれ8番、9番及び10番とする順序で第3の制御信号を送信する。
一方、GW装置30は、同一のグループに含まれない2つ以上の端末100に対して第3の制御信号を同時に送信する。例えば、端末100a及び端末100bは、同一のグループに含まれないので、GW装置30は、端末100a及び端末100bに対して第3の制御信号を同時に送信する。また、例えば、端末100c及び端末100dは、同一のグループに含まれないので、GW装置30は、端末100c及び端末100dに対して第3の制御信号を同時に送信する。また、例えば、端末100g及び端末100hは、同一のグループに含まれないので、GW装置30は、端末100g及び端末100hに対して第3の制御信号を同時に送信する。また、例えば、端末100j及び端末100kは、同一のグループに含まれないので、GW装置30は、端末100j及び端末100kに対して第3の制御信号を同時に送信する。
以上のように本実施例によれば、GW装置30において、順序制御部35は、複数の端末100を「所定の順序」で制御する第3の制御信号を送信する場合に、複数の端末100のうち、同一のグループに含まれる2つ以上の端末に対して上記の「所定の順序」と同一の順序で第3の制御信号を送信する。また、順序制御部35は、同一のグループに含まれない2つ以上の端末に対して第3の制御信号を同時に送信する。
このGW装置30の構成により、同一のグループに含まれる端末間の干渉を回避しつつ、複数の端末を所定の順序で制御する「順序制御」を効率的に実行することができる。
(他の実施例)
実施例で図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。
実施例1〜実施例3のGW装置は、例えば、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図9は、GW装置のハードウェア構成例を示す図である。図9に示すように、GW装置500は、RF(Radio Frequency)回路501と、プロセッサ502と、メモリ503と、ネットワークIF(Inter Face)回路504とを有する。プロセッサ502の一例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、メモリ503の一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。実施例1〜実施例3の各GW装置が図9に示す構成を有している。
そして、実施例1〜実施例3のGW装置で行われる各種処理機能は、不揮発性記憶媒体などの各種メモリに格納されたプログラムをGW装置が備えるプロセッサで実行することによって実現してもよい。すなわち、電波強度取得部11、計数部12、22、グループ設定部13、同報制御部14及び順序制御部35によって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ503に記録され、各プログラムがプロセッサ502で実行されてもよい。
10、20、30 GW装置
11 電波強度取得部
12 計数部
12、22 計数部
13 グループ生成部
14 同報制御部
35 順序制御部
100 端末

Claims (5)

  1. 複数の端末と無線通信する無線通信制御装置における無線通信制御方法であって、
    前記複数の端末のぞれぞれに関して、当該端末と他の端末との間の電波強度を取得し、
    前記複数の端末のそれぞれに関して、前記電波強度が閾値以上である前記他の端末である強接続端末の数を計数し、
    前記強接続端末の数が多い順に前記複数の端末の中から代表端末を選択して、当該代表端末と前記強接続端末とを含むグループを設定し、
    前記グループに含まれる端末を制御する第1の制御信号の同報送信を前記グループに含まれる前記代表端末に指示し、
    前記グループに含まれる前記代表端末が前記第1の制御信号を同報送信してから前記代表端末が当該第1の制御信号に対する応答を受信するまでの応答時間を測定する
    ことを含み、
    前記計数する処理は、
    測定した応答時間に応じて、前記閾値を変更し、変更後の前記閾値を用いて前記強接続端末の数を再度計数することを特徴とする無線通信制御方法。
  2. 前記複数の端末のうち、前記グループに含まれない端末に対して当該端末を制御する第2の制御信号を送信する
    ことを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信制御方法。
  3. 前記複数の端末を所定の順序で制御する第3の制御信号を送信する場合に、前記複数の端末のうち、同一の前記グループに含まれる2つ以上の端末に対して前記所定の順序と同一の順序で前記第3の制御信号を送信し、同一の前記グループに含まれない2つ以上の端末に対して前記第3の制御信号を同時に送信する
    ことを更に含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信制御方法。
  4. 複数の端末と無線通信する無線通信制御装置であって、
    前記複数の端末のそれぞれに関して、当該端末と他の端末との間の電波強度を取得する取得部と、
    前記複数の端末のそれぞれに関して、前記電波強度が閾値以上である前記他の端末である強接続端末の数を計数する計数部と、
    前記強接続端末の数が多い順に前記複数の端末の中から代表端末を選択して、当該代表端末と前記強接続端末とを含むグループを設定する設定部と、
    前記グループに含まれる端末を制御する第1の制御信号の同報送信を前記グループに含まれる前記代表端末に指示する制御部と
    を有し、
    前記計数部は、
    前記グループに含まれる前記代表端末が前記第1の制御信号を同報送信してから前記代表端末が当該第1の制御信号に対する応答を受信するまでの応答時間を測定し、
    測定した応答時間に応じて、前記閾値を変更し、変更後の前記閾値を用いて前記強接続端末の数を再度計数することを特徴とする無線通信制御装置。
  5. 複数の端末と無線通信する無線通信制御装置に、
    前記複数の端末のそれぞれに関して、当該端末と他の端末との間の電波強度を取得し、
    前記複数の端末のそれぞれに関して、前記電波強度が閾値以上である前記他の端末である強接続端末の数を計数し、
    前記強接続端末の数が多い順に前記複数の端末の中から代表端末を選択して、当該代表端末と前記強接続端末とを含むグループを設定し、
    前記グループに含まれる端末を制御する第1の制御信号の同報送信を前記グループに含まれる前記代表端末に指示し、
    前記グループに含まれる前記代表端末が前記第1の制御信号を同報送信してから前記代表端末が当該第1の制御信号に対する応答を受信するまでの応答時間を測定する
    処理を実行させ、
    前記計数する処理は、
    測定した応答時間に応じて、前記閾値を変更し、変更後の前記閾値を用いて前記強接続端末の数を再度計数することを特徴とする無線通信制御プログラム。
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