JP6787113B2 - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Description

本開示は、ハイブリッド車両に関し、特に、複数のエネルギー源を含むとともに、サーバと通信可能なハイブリッド車両に関する。
特開2009−274610号公報(特許文献1)は、サーバを介して先行車両と通信可能なハイブリッド車両を開示する。このハイブリッド車両においては、先行車両の各種情報を用いることによって、燃料及び電力の使用バランスを制御するエネルギーマネジメント制御が行なわれる(特許文献1参照)。
特開2009−274610号公報
しかしながら、先行車両と自車両とでは、たとえばドライバーの癖が異なるため、先行車両から得られた情報を用いるエネルギーマネジメント制御が必ずしも適切なエネルギーマネジメント制御とは限らない。
本開示は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、複数のエネルギー源を含むハイブリッド車両において、エネルギーマネジメント制御をより適切に行なうことである。
本開示のハイブリッド車両は、複数のエネルギー源を含むとともに、サーバと通信可能なハイブリッド車両である。サーバは、複数の車両の走行実績を示す実績データを集約するように構成されている。ハイブリッド車両は、通信装置と、駆動装置と、制御装置とを備える。通信装置は、サーバからデータを受信するように構成されている。駆動装置は、複数のエネルギー源の各々から供給されるエネルギーに従ってハイブリッド車両の走行駆動力を生成するように構成されている。制御装置は、各々が複数のエネルギー源から供給されるエネルギーの使用バランスを制御する第1及び第2のエネルギーマネジメント制御を実行するように構成されている。第1のエネルギーマネジメント制御は、ハイブリッド車両の内部において取得されるデータを用いた上記使用バランスの制御である。第2のエネルギーマネジメント制御は、サーバにおいて集約されている実績データを用いる上記使用バランスの制御である。制御装置は、所定の条件を満たすか否かによって、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御を使い分ける。
このハイブリッド車両においては、所定の条件を満たすか否かによって、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御が使い分けられる。したがって、このハイブリッド車両によれば、車両内において取得されたデータに基づくエネルギーマネジメント制御と、複数の車両の実績データに基づくエネルギーマネジメント制御とを状況に応じて適切に使い分けることができる。
本開示によれば、複数のエネルギー源を含むハイブリッド車両において、エネルギーマネジメントをより適切に行なうことができる。
実施の形態1に従う車両が適用されるシステムの構成を示す図である。 車両及びサーバの構成をより詳細に示す図である。 エネルギーマネジメント制御の選択処理手順を示すフローチャートである。 第1及び第2のエネルギーマネジメント制御の各々において決定された電力消費スケジュールの一例を示す図である。 実施の形態2における、エネルギーマネジメント制御の選択処理手順を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
(システム構成)
図1は、本実施の形態1に従う車両10が適用されるシステム1の構成を示す図である。図1を参照して、システム1は、複数の車両10と、サーバ30とを含む。なお、本実施の形態1において、複数の車両10の各々は、同一車種の車両である。したがって、複数の車両10の各々の仕様は同等である。
車両10は、車両システムの作動中にネットワークに常時接続されるコネクティッド車両である。また、車両10は、車両外部の充電スタンドから供給される電力を用いた車載の蓄電装置の充電(以下、「外部充電」とも称する。)が可能なプラグインハイブリッド自動車(PHV)でもある。車両10においては、走行のために使用するエネルギー(たとえば、燃料及び電力)の使用バランスの制御であるエネルギーマネジメント制御が実行される。エネルギーマネジメント制御を通じて、車両10の燃費が改善される。なお、エネルギーの使用バランスの制御は、要求パワーを満たすためのエネルギーの使用割合の制御や、要求パワーを満たすために最大限使用可能な電力の大きさの管理や、要求パワーを満たすために最大限使用可能な燃料の量の管理等を含む。
車両10は、各車両10に割り振られたID(identification)と、走行実績を示す実績データ(たとえば、GPS(Global Positioning System)データ、及び、車載の蓄電装置のSOCデータ)を所定周期でサーバ30に送信するように構成されている。所定周期は、予め定められた時間間隔であり、たとえば、15秒や30秒といった時間間隔である。以下では、説明の便宜上、複数の車両10のうち、ある車両を「自車両11」とも称し、自車両11以外の車両10を「他車両12」とも称する。
サーバ30は、各車両10からID及び実績データを所定周期で受信するように構成されている。サーバ30においては、受信されたIDと実績データとが対応付けて管理されており、自車両11からのリクエストに応じて、自車両11の走行予定経路における走行負荷が他車両12の実績データに基づいて予測される。予測された走行負荷を示すデータは、サーバ30から車両10に送信される。詳細については後述するが、車両10においては、自車両内で取得された走行負荷を示すデータ、及び、サーバ30から受信された走行負荷を示すデータのいずれかを用いることによって、上述のエネルギーマネジメント制御が実行される。
(車両及びサーバの詳細構成)
図2は、車両10及びサーバ30の構成をより詳細に示す図である。図2を参照して、車両10は、インレット13と、充電器14と、蓄電装置15と、モータ駆動装置16と、給油口82と、燃料タンク81と、エンジン80と、通信装置17と、表示装置18と、ナビゲーション装置29と、制御装置19とを含む。サーバ30は、通信装置31と、制御装置32と、HDD(Hard Disk Drive)33とを含む。
まず、サーバ30の構成を説明する。通信装置31は、車両10(通信装置17)との間で無線通信可能に構成されている。通信装置31は、制御装置32と通信線で接続されており、制御装置32から伝達された情報を車両10に送信したり、車両10から受信された情報を制御装置32に伝達したりする。上述のように、通信装置31は、たとえば、各車両10の走行実績を示す実績データ(たとえば、GPSデータ及びSOCデータ)及びIDを所定周期で各車両10から受信する。
制御装置32は、図示しないCPU(Central Processing Unit)及びメモリを内蔵し、当該メモリに記憶された制御プログラムに従ってサーバ30の各機器(通信装置31、HDD33等)を制御するように構成されている。
制御装置32は、たとえば、上述のように、HDD33に記憶されている実績データに基づいて、自車両11の走行予定経路における走行負荷を予測する。たとえば、制御装置32は、自車両11の前方(たとえば、数km前方)を走行する複数の他車両12の実績データを抽出する。制御装置32は、各他車両12の実績データに基づいて、自車両11の今後の走行予定経路の各区間における各他車両12の走行負荷を算出する。なお、本実施の形態1においては、たとえば、車両10の各区間の走行距離に対するSOC低下量(ΔSOC/走行距離)が走行負荷とみなされる。制御装置32は、算出された複数の走行負荷の平均値を算出し、算出された平均値を他車両12が走行中の区間における走行負荷の予測値とする。
また、制御装置32は、予測された走行負荷の信頼度を算出する。走行負荷の信頼度は、算出された複数の走行負荷の分散値の逆数で表わされる。算出された複数の走行負荷が大きくばらついている場合(信頼度が低い場合)には、算出された走行負荷の確からしさは高いとはいえない。
HDD33は、各種データを記憶する記憶装置である。HDD33は、各車両10から所定周期で受信される実績データ(たとえば、GPSデータ及びSOCデータ)を、各車両10のIDと対応付けて記憶する。
次に、車両10の構成を説明する。インレット13は、充電スタンド40に設けられる給電設備41のコネクタ42と接続可能に構成されている。充電器14は、インレット13と蓄電装置15との間に設けられ、充電スタンド40から入力される電力を蓄電装置15に充電可能な電力に変換し、変換された電力を蓄電装置15へ出力する。
蓄電装置15は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置15は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池あるいは鉛蓄電池等の二次電池や、電気二重層キャパシタ等の蓄電素子を含んで構成される。
モータ駆動装置16は、蓄電装置15から供給される電力を用いて車両駆動力を発生する。モータ駆動装置16は、駆動輪に機械的に接続されたモータジェネレータと、モータジェネレータの通電量を制御するパワーコントロールユニット(インバータ等)とを含む。モータ駆動装置16の出力(モータジェネレータの通電量)は、制御装置19からの制御信号によって制御される。
給油口82は、給油スタンド90の給油設備91と接続可能に構成されている。燃料タンク81は、給油口82から供給される燃料(ガソリン、軽油等)を蓄える。エンジン80は、燃料タンク81から供給される燃料を用いて動力を発生する。エンジン80の出力は、制御装置19からの制御信号によって制御される。
通信装置17は、サーバ30(通信装置31)との間で無線通信可能に構成されている。通信装置17は、制御装置19と通信線で接続されており、制御装置19から伝達された情報をサーバ30に送信したり、サーバ30から受信された情報を制御装置19に伝達したりする。上述のように、通信装置17は、各車両10の実績データ及びIDを所定周期でサーバ30に送信する。
ナビゲーション装置29は、目的地までの経路をユーザに案内するための装置である。ナビゲーション装置29は、たとえば内部のメモリ(不図示)に地図情報を記憶している。ナビゲーション装置29は、GPSを利用して取得された車両10の現在地を示す情報と地図情報とを用いることによって、地図上における車両10の現在地を表示する。
制御装置19は、図示しないCPU及びメモリを内蔵し、当該メモリに記憶された情報や各センサからの情報に基づいて車両10の各機器(充電器14、モータ駆動装置16、通信装置17、ナビゲーション装置29等)を制御する。
制御装置19は、たとえば、自車両11の走行履歴に基づいたエネルギーマネジメント制御を実行するように構成されている。具体的には、車両10においては、個人認証(ユーザ認証)が行なわれ、ユーザ毎に走行履歴が管理される。ユーザ毎の走行履歴を示すデータは、制御装置19の内部のメモリに記憶されている。制御装置19は、ユーザ毎の走行履歴に従って、今後の走行予定経路における走行負荷を予測する。たとえば、制御装置19は、ユーザ毎の走行履歴から、自車両11の走行予定経路の各区間におけるΔSOC/走行距離(区間長)を算出することによって、区間毎の走行負荷を予測する。制御装置19は、予測された区間毎の走行負荷に基づいて、エネルギーマネジメント制御(各区間への進入時の目標SOCの決定等)を実行する。このような、自車両11の走行履歴に基づいたエネルギーマネジメント制御を、以下では第1のエネルギーマネジメント制御とも称する。
また、制御装置19は、サーバ30において予測された走行負荷に基づいたエネルギーマネジメント制御を実行するように構成されている。なお、サーバ30において予測された走行負荷を示すデータは、通信装置17を介してサーバ30から車両10に送信される。サーバ30において予測された走行負荷に基づいたエネルギーマネジメント制御を、以下では第2のエネルギーマネジメント制御とも称する。
(エネルギーマネジメント制御の選択)
上述のように、車両10においては個人認証が行なわれる。個人認証が成功した場合には、そのユーザの過去の走行履歴から今後の走行予定経路における走行負荷を高精度に予測することができるため、第1のエネルギーマネジメント制御が有効である。
一方、個人認証が失敗した場合には、そのユーザの過去の走行履歴が存在しないため、第1のエネルギ−マネジメント制御が必ずしも有効ではない。また、たとえば、第1のエネルギーマネジメント制御において参照される過去の走行履歴に関する情報がナビゲーション装置29の画面に表示される場合には、他のユーザの走行履歴を用いることは、情報セキュリティの観点等から好ましくない。
この場合には、第2のエネルギーマネジメント制御が有効である。第2のエネルギーマネジメント制御において用いられる走行負荷(サーバ30において予測)は、不特定多数の他車両12の走行履歴に基づいて予測されており、その走行履歴を示す情報がナビゲーション装置29の画面に表示されたとしても、特に情報セキュリティの問題等が生じないためである。したがって、個人認証が失敗した場合のような、誰が車両10を運転しているか分からない状況においては、第2のエネルギーマネジメント制御が有効である。
このように、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御のうち、常に一方が有効であるというわけではなく、状況に応じて、第1のエネルギーマネジメント制御が有効な場合もあれば、第2のエネルギーマネジメント制御が有効な場合もある。
そこで、本実施の形態1に従う車両10において、制御装置19は、所定の条件を満たすか否か(たとえば、個人認証が成功したか否か)によって、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御を使い分ける。より具体的には、制御装置19は、個人認証が成功した場合には第1のエネルギーマネジメント制御を実行し、個人認証が失敗した場合には予測された走行負荷の信頼度が所定値よりも高ければ第2のエネルギーマネジメント制御を実行する。車両10によれば、自車両11内において取得されたデータに基づくエネルギーマネジメント制御(第1のエネルギーマネジメント制御)と、複数の他車両12の実績データに基づくエネルギーマネジメント制御(第2のエネルギーマネジメント制御)とを状況に応じて適切に使い分けることができる。
(エネルギーマネジメント制御の選択処理手順)
図3は、エネルギーマネジメント制御の選択処理手順を示すフローチャートである。左方のフローチャートに示される処理は、自車両11において実行される。右方のフローチャートに示される処理は、サーバ30において実行される。たとえば、左方のフローチャートに示される処理は車両システムの起動後、目的地がユーザによってナビゲーション装置29に入力された後に実行され、右方のフローチャートに示される処理は車両10からのデータリクエスト受信時に実行される。
図3を参照して、制御装置19は、ナビゲーション装置29からGPSデータを取得するとともに、取得されたGPSデータ、及び、走行予定経路における走行負荷を示すデータを要求するデータリクエストをサーバ30に送信するように通信装置17を制御する(ステップS100)。
サーバ30において、通信装置31を介して自車両11からデータリクエストが受信されると、制御装置32は、HDD33にアクセスすることによって、自車両11の走行予定経路において前方(たとえば、数km前方)を走行する複数の他車両12の実績データを抽出する(ステップS105)。制御装置32は、抽出された実績データに基づいて、自車両11の走行予定経路の走行負荷を算出するとともに、算出された走行負荷の信頼度を算出する(ステップS110)。制御装置32は、算出された走行負荷、及び、信頼度を自車両11に送信するように通信装置31を制御する(ステップS115)。
ステップS100においてサーバ30にデータリクエストが送信された後、制御装置19は、サーバ30から走行負荷を示すデータ、及び、信頼度を示すデータが受信されたか否かを監視する。走行負荷を示すデータ及び信頼度を示すデータの受信が確認されると、制御装置19は、個人認証処理を実行する(ステップS120)。個人認証処理は、ユーザが予め登録されているユーザと一致するか否かを判定する処理であり、公知のあらゆる方法を採用することができる。個人認証処理は、たとえば、不図示のカメラを用いて行なってもよいし、ユーザが保有するスマートフォンと通信することによって行なってもよい。
その後、制御装置19は、個人認証が成功したか否かを判定する(ステップS125)。個人認証が成功したと判定されると(ステップS125においてYES)、制御装置19は、認証されたユーザの個人データ(過去の走行履歴を示すデータ、走行履歴に従って算出された区間毎の走行負荷を示すデータ)へアクセスできるようになる(ステップS130)。そして、制御装置19は、認証されたユーザの個人データを内部のメモリから取得し、取得された個人データに従って第1のエネルギーマネジメント制御を実行する。
一方、個人認証が失敗したと判定されると(ステップS125においてNO)、制御装置19は、サーバ30において算出された走行負荷の信頼度が所定値以上か否かを判定する(ステップS140)。なお、所定値は、予め定められた値である。
信頼度が所定値以上であると判定されると(ステップS140においてYES)、制御装置19は、第2のエネルギーマネジメント制御を実行する。一方、信頼度が所定値未満であると判定されると(ステップS140においてNO)、制御装置19は、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御を非実行とする(ステップS150)。
以上のように、本実施の形態1に従う車両10において、制御装置19は、所定の条件を満たすか否か(たとえば、個人認証が成功したか否か)によって、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御を使い分ける。車両10によれば、自車両11内において取得されたデータに基づくエネルギーマネジメント制御(第1のエネルギーマネジメント制御)と、複数の他車両12の実績データに基づくエネルギーマネジメント制御(第2のエネルギーマネジメント制御)とを状況に応じて適切に使い分けることができる。
[実施の形態2]
実施の形態1においては、車両10のユーザの個人認証が成功するか否かによって、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御のいずれが実行されるかが切り替えられた。本実施の形態2においては、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御の各々における電力消費スケジュールの相関が所定値以下か否かによって、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御が切り替えられる。ここでは、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
再び図2を参照して、本実施の形態2に従う車両10Aを含むシステムは、車両10A(自車両11A、他車両12A)と、サーバ30Aとを含む。車両10Aは制御装置19Aを含み、サーバ30Aは制御装置32Aを含む。
制御装置19Aは、図示しないCPU及びメモリを内蔵し、当該メモリに記憶された情報や各センサからの情報に基づいて車両10Aの各機器(充電器14、モータ駆動装置16、通信装置17、ナビゲーション装置29等)を制御する。制御装置32Aも同様に、図示しないCPU及びメモリを内蔵し、当該メモリに記憶された制御プログラムに従ってサーバ30Aの各機器(通信装置31、HDD33等)を制御するように構成されている。
図4は、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御の各々において決定された電力消費スケジュールの一例を示す図である。図4を参照して、横軸は車両10Aの走行距離を示し、縦軸は蓄電装置15の目標SOCを示す。
実線L1は、第1のエネルギーマネジメント制御において決定された電力消費スケジュールの一例を示し、点線L2は、第2のエネルギーマネジメント制御において決定された電力消費スケジュールの一例を示す。各電力消費スケジュールは、自車両11の走行履歴から算出された走行負荷、又は、サーバ30において他車両12の走行履歴を参照して予測された走行負荷を用いることによって生成される。
たとえば、D1地点とD2地点との間の区間において、実線L1と点線L2との乖離が拡大している。たとえば、走行予定経路において普段と異なる状況(たとえば、渋滞、事故、工事)が生じている場合に、実線L1と点線L2との乖離が拡大し得る。したがって、普段と異なる状況が生じているような場合には、直近、自車両11の走行予定経路を走行していた他車両12の実績データを用いたエネルギーマネジメント制御である第2のエネルギーマネジメント制御が有効である。
そこで、本実施の形態2に従う車両10Aにおいて、制御装置19Aは、所定の条件を満たすか否か(たとえば、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御の各々において決定された電力消費スケジュールの相関が所定レベル以下か否か(所定より乖離が大きいか否か))によって、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御を使い分ける。より具体的には、制御装置19Aは、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御の各々において決定された電力消費スケジュールの相関が所定レベルを上回っていると判定された場合には第1のエネルギーマネジメント制御を実行し、相関が所定レベル以下であると判定された場合には第2のエネルギーマネジメント制御を実行する。車両10Aによれば、自車両11A内において取得されたデータに基づくエネルギーマネジメント制御(第1のエネルギーマネジメント制御)と、複数の他車両12Aの実績データに基づくエネルギーマネジメント制御(第2のエネルギーマネジメント制御)とを状況に応じて適切に使い分けることができる。
(エネルギーマネジメント制御の選択処理手順)
図5は、実施の形態2における、エネルギーマネジメント制御の選択処理手順を示すフローチャートである。左方のフローチャートに示される処理は、自車両11Aにおいて実行される。右方のフローチャートに示される処理は、サーバ30Aにおいて実行される。たとえば、左方のフローチャートに示される処理は車両システムの起動時に実行され、右方のフローチャートに示される処理は車両10Aからのデータリクエスト受信時に実行される。
図5を参照して、制御装置19Aは、設定された走行予定経路における自車両11Aの走行履歴に基づいて電力消費スケジュール(以下、「第1のスケジュール」とも称する。)を作成する(ステップS200)。制御装置19Aは、ナビゲーション装置29からGPSデータを取得するとともに、走行予定経路における走行負荷を示すデータを要求するデータリクエスト、及び、取得されたGPSデータをサーバ30Aに送信するように通信装置17を制御する(ステップS205)。
サーバ30において、通信装置31を介して自車両11Aからデータリクエストが受信されると、制御装置32Aは、HDD33にアクセスすることによって、自車両11Aの走行予定経路において目的地に到達済みの複数の他車両12の実績データを抽出する(ステップS210)。制御装置32Aは、抽出された実績データに基づいて、自車両11Aの走行予定経路における走行負荷を算出する(ステップS215)。制御装置32Aは、算出された走行負荷を自車両11Aに送信するように通信装置31を制御する(ステップS220)。
ステップS205においてサーバ30Aにデータリクエストが送信された後、制御装置19Aは、サーバ30Aから走行負荷を示すデータが受信されたか否かを監視する。走行負荷を示すデータの受信が確認されると、制御装置19Aは、受信された走行負荷に基づいて電力消費スケジュール(以下、「第2のスケジュール」とも称する。)を作成する(ステップS225)。その後、制御装置19Aは、第1及び第2のスケジュールの相関が所定レベル以下か否かを判定する(ステップS230)。なお、第1及び第2のスケジュールの相関の算出方法としては、公知のあらゆる方法を採用することができる。
第1及び第2のスケジュールの相関が所定レベル以下である(相関が小さい)と判定されると(ステップS230においてYES)、制御装置19Aは、第2のエネルギーマネジメント制御を実行し(ステップS235)、相関が所定レベルを上回っている(相関が大きい)と判定されると(ステップS230においてNO)、制御装置19Aは、第1のエネルギーマネジメント制御を実行する(ステップS240)。
以上のように、本実施の形態2に従う車両10Aにおいて、制御装置19Aは、所定の条件を満たすか否か(たとえば、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御の各々において決定された電力消費スケジュールの相関が所定レベル以下か否か)によって、第1及び第2のエネルギーマネジメント制御のいずれかを実行する。車両10Aによれば、自車両11A内において取得されたデータに基づくエネルギーマネジメント制御(第1のエネルギーマネジメント制御)と、複数の他車両12Aの実績データに基づくエネルギーマネジメント制御(第2のエネルギーマネジメント制御)とを状況に応じて適切に使い分けることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 システム、10,10A 車両、11,11A 自車両、12,12A 他車両、13 インレット、14 充電器、15 蓄電装置、16 モータ駆動装置、17,31 通信装置、19,19A,32,32A 制御装置、29 ナビゲーション装置、30,30A サーバ、33 HDD、40 充電スタンド、41 給電設備、42 コネクタ、80 エンジン、81 燃料タンク、82 給油口、90 給油スタンド、91 給油設備。

Claims (2)

  1. 複数のエネルギー源を含むとともに、サーバと通信可能なハイブリッド車両であって、
    前記サーバは、複数の車両の走行実績を示す実績データを集約するように構成されており、
    前記サーバからデータを受信するように構成された通信装置と、
    前記複数のエネルギー源の各々から供給されるエネルギーに従って前記ハイブリッド車両の走行駆動力を生成するように構成された駆動装置と、
    各々が前記複数のエネルギー源から供給されるエネルギーの使用バランスを制御する第1及び第2のエネルギーマネジメント制御を実行するように構成された制御装置とを備え、
    前記第1のエネルギーマネジメント制御は、前記ハイブリッド車両の内部において取得されるデータを用いた前記使用バランスの制御であり、
    前記第2のエネルギーマネジメント制御は、前記サーバにおいて集約されている前記実績データを用いた前記使用バランスの制御であり、
    前記制御装置は、個人認証が成功した場合には前記第1のエネルギーマネジメント制御を実行し、前記個人認証が失敗した場合には前記第2のエネルギーマネジメント制御を実行する、ハイブリッド車両。
  2. 複数のエネルギー源を含むとともに、サーバと通信可能なハイブリッド車両であって、
    前記サーバは、複数の車両の走行実績を示す実績データを集約するように構成されており、
    前記サーバからデータを受信するように構成された通信装置と、
    前記複数のエネルギー源の各々から供給されるエネルギーに従って前記ハイブリッド車両の走行駆動力を生成するように構成された駆動装置と、
    各々が前記複数のエネルギー源から供給されるエネルギーの使用バランスを制御する第1及び第2のエネルギーマネジメント制御を実行するように構成された制御装置とを備え、
    前記第1のエネルギーマネジメント制御は、前記ハイブリッド車両の内部において取得されるデータを用いた前記使用バランスの制御であり、
    前記第2のエネルギーマネジメント制御は、前記サーバにおいて集約されている前記実績データを用いた前記使用バランスの制御であり、
    前記制御装置は、前記第1及び第2のエネルギーマネジメント制御の各々において決定された電力消費スケジュールの相関が所定レベルを上回っている場合には前記第1のエネルギーマネジメント制御を実行し、前記電力消費スケジュールの相関が前記所定レベル以下である場合には前記第2のエネルギーマネジメント制御を実行する、ハイブリッド車両。
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