JP6785073B2 - 地中熱交換器 - Google Patents

地中熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP6785073B2
JP6785073B2 JP2016122832A JP2016122832A JP6785073B2 JP 6785073 B2 JP6785073 B2 JP 6785073B2 JP 2016122832 A JP2016122832 A JP 2016122832A JP 2016122832 A JP2016122832 A JP 2016122832A JP 6785073 B2 JP6785073 B2 JP 6785073B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
heat exchanger
geothermal heat
connecting portion
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016122832A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017227362A (ja
Inventor
金子 正
正 金子
泰之 毎田
泰之 毎田
憲司 三小田
憲司 三小田
功武 大原
功武 大原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2016122832A priority Critical patent/JP6785073B2/ja
Publication of JP2017227362A publication Critical patent/JP2017227362A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6785073B2 publication Critical patent/JP6785073B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/10Geothermal energy

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

本発明は、地中熱交換器に関する。
通年の温度変動の小さい地中熱を利用して建物の冷暖房等を行う地中熱利用システムが注目されている。この地中熱利用システムでは、地盤との間で採・放熱を行うべく地中に地中熱交換器が設置される。そして、例えば、夏場には地盤に放熱し、冬場には地盤から採熱する。このような地中熱交換器として、鉛直方向に沿って掘削孔を削孔し、その掘削孔の内部に採放熱管を建て込むようにしたものが知られている。また、掘削孔を地下水層に達するようにすることで、地下水層域の地中熱を利用するようにしたもの知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合、地下水層による浮力で、採放熱管を掘削孔に円滑に挿入できないおそれがある。そこで、このような場合には、浮力対策として、例えば採放熱管の下方に浮力以上の重量の錘を付けている。
特開2004−271129号公報
しかしながら、上述したような錘を付けると場合、錘の長さ(鉛直方向長さ)分の掘削深さが必要になり、コストが高くなるという問題があった。また、荷重調整が困難であり、施工性が悪かった。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、コストの低減、及び、施工性の向上を図ることにある。
かかる目的を達成するため、本発明の地中熱交換器は、
地中に埋設した管の内部に熱媒体を循環させ、地盤との間で熱交換を行う地中熱交換器であって、
鉛直方向に沿って配置される第1配管と、
前記鉛直方向に沿って配置される第2配管と、
前記第1配管の前記鉛直方向の下端部と、前記第2配管の前記鉛直方向の下端部とを連結する連結管と、
質量体と、
前記第1配管と前記第2配管とを水平方向に所定間隔離間させて保持する保持部材であって、前記質量体が落下しないように係合可能な係合部を有する保持部材と、
備え、
前記質量体は、本体部と前記本体部の端に設けられたフランジとを有し、
前記保持部材の前記係合部は、前記本体部を通し、且つ、前記フランジを通さない孔部を有することを特徴とする。
このような地中熱交換器によれば、コストの低減、及び、施工性の向上を図ることができる。
また、このような地中熱交換器によれば、質量体を簡易に取り付けることができ、また、質量体の落下を防止できる。
また、地中に埋設した管の内部に熱媒体を循環させ、地盤との間で熱交換を行う地中熱交換器であって、
鉛直方向に沿って配置される第1配管と、
前記鉛直方向に沿って配置される第2配管と、
前記第1配管の前記鉛直方向の下端部と、前記第2配管の前記鉛直方向の下端部とを連結する連結管と、
質量体と、
前記第1配管と前記第2配管とを水平方向に所定間隔離間させて保持する保持部材であって、前記質量体が落下しないように係合可能な係合部を有する保持部材と、
を備え、
前記保持部材は、
前記第1配管及び前記第2配管がそれぞれ嵌合可能な一対の把持部と、
前記一対の把持部を接続する接続部と
を備え、
前記係合部は、前記接続部に設けられており、
前記接続部は、前記一対の把持部の中心線上に設けられており、
前記係合部は、前記接続部の片側又は両側に設けられている
ことを特徴とすることとしてもよい。
かかる地中熱交換器であって、前記質量体は、ネジ鉄筋であり、前記保持部材の前記係合部は、前記ネジ鉄筋と螺合するネジ孔を有していてもよい。
このような地中熱交換器によれば、質量体を簡易に取り付けることができ、また、質量体の落下を防止できる。
かかる地中熱交換器であって、前記保持部材は、前記第1配管及び前記第2配管がそれぞれ嵌合可能な一対の把持部と、前記一対の把持部を接続する接続部とを備え、前記係合部は、前記接続部に設けられていることが望ましい。
このような地中熱交換器によれば、第1配管と第2配管に質量体の荷重を効率的に付加することができる。
かかる地中熱交換器であって、前記一対の把持部は、前記第1配管と前記第2配管を水平方向に近接させることにより、それぞれ、前記第1配管及び前記第2配管と嵌合するように設けられていることが望ましい。
このような地中熱交換器によれば、両側から力を入れて嵌め込みすることができ、嵌め込みしやすい。
かかる地中熱交換器であって、前記接続部は、前記一対の把持部の中心線上に設けられていることが望ましい。
このような地中熱交換器によれば、座屈を抑制することができる。
かかる地中熱交換器であって、前記係合部は、前記接続部の片側又は両側に設けられていることが望ましい。
かかる地中熱交換器であって、少なくとも1本の前記第1配管と、少なくとも1本の前記第2配管を含む3本以上の複数の配管を備え、前記保持部材は、前記複数の配管にそれぞれ対応して設けられた複数の把持部であって、仮想円の円周上に並ぶように設けられた複数の把持部と、前記複数の把持部を前記仮想円の内側で接続する接続部と、を備え、前記係合部は、前記仮想円の中央に設けられていてもよい。
このような地中熱交換器によれば、複数の配管を一つの保持部材で保持でき、また、複数の配管に質量体の荷重を安定して付加することが出来る。
かかる地中熱交換器であって、前記所定間隔は、前記連結管における前記第1配管と前記第2配管の前記水平方向の間隔よりも大きいことが望ましい。
このような地中熱交換器によれば、ショートサーキットの発生を抑制でき、熱交換効率の向上を図ることができる。
本発明によれば、コストの低減、及び、施工性の向上を図ることができる。
本実施形態に係る地中熱交換器30を用いた地中熱利用システム11の説明図である。 図2Aは、地盤Gの竪孔23´を透視して見た比較例の地中熱交換器30´の概略斜視図である。また、図2Bは、図2A中のB−B断面図であり、図2Cは竪孔23の一部を拡大して示した図である。 流路接続部36の概略斜視図である。 図4Aは、地盤Gの竪孔23を透視して見た本実施形態の地中熱交換器30の概略斜視図であり、図4Bは、図4A中のB−B断面図である。 スペーサーユニット50の構成を示す斜視図である。 スペーサーユニット50を往路管32、復路管34に取り付けた状態を示す斜視図である。 地中熱交換器30の変形例の概略斜視図である。 採放熱管31を2本配置する場合の例を示す断面図である。 採放熱管31を3本配置する場合の例を示す断面図である。 採放熱管31を4本配置する場合の例を示す断面図である。 採放熱管31を4本配置する場合の変形例を示す断面図である。 スペーサー40の変形例の説明図である。 スペーサー40の変形例の説明図である。 スペーサーユニット50の変形例の説明図である。
===本実施形態===
<<<地中熱利用システムについて>>>
図1は、本実施形態に係る地中熱交換器30を用いた地中熱利用システム11の説明図である。この地中熱利用システム11は、地盤Gとの間で熱交換を行う地中熱交換器30と、地中熱交換器30を含めた所定ルートで循環される水又は不凍液等の液状の熱媒体26からの熱を利用して、建物1の暖房のための温水や冷房のための冷水を生成するヒートポンプ15と、熱媒体26を上記所定ルートで循環するための循環ポンプ17とを有する。なお、ヒートポンプ15の構成は周知なので、その説明は省略する。
<<<地中熱交換器30について>>>
本実施形態の地中熱交換器30について説明する前に、まず比較例について説明する。
<比較例>
図2Aは、地盤Gの竪孔23´を透視して見た比較例の地中熱交換器30´の概略斜視図である。また、図2Bは、図2A中のB−B断面図であり、図2Cは竪孔23の一部を拡大して示した図である。なお、図2Cはケーシング鋼管28を引き抜く際の様子を示している。図3は、流路接続部36の概略斜視図である。
図2A〜図2Cに示すように、地中熱交換器30´は所謂「ボアホール方式」である。つまり、地中熱交換器30´は、地盤Gに鉛直に形成された竪孔23´に挿入される採放熱管31を有し、また、竪孔23´と採放熱管31との間の空間SP23´には充填材27が充填されている。これにより、充填材27を介して、採放熱管31の熱媒体26と地盤Gとの間で熱交換が行われる。
竪孔23´は、ボーリングマシンやオーガ等の掘削機により地盤Gに鉛直に掘削された孔であり、平面形状が円形や多角形の孔である。この例では正円形状の孔であり、その直径は100〜200mm、深さは30〜150mである。なお、軟弱基盤などの場合には、孔壁の保護のため、竪孔23´のサイズに合ったケーシング鋼管28を挿入する。このケーシング鋼管28の挿入は、掘削と同時並行で又はその直後に行われる。また、竪孔23へ採放熱管31を建て込んだ後、図2Cに示すように、ケーシング鋼管28を回転させながら上方に引き抜き、竪孔23´から取り出す。そして、その後、充填材27を竪孔23´内に充填する。なお、図2Aに示すように竪孔23´の下部には地下水層が存在している。
採放熱管31は、図2Aに示すように、例えば高密度ポリエチレン製の2本の直管(往路管32,復路管34)と、2本の直管を下端部で連結して熱媒体26の流路の折り返し部をなす高密度ポリエチレン製の流路接続部36とを有している。なお、往路管32と復路管34の一方は第1配管に相当し、他方は第2配管に相当する。ヒートポンプ15から採放熱管31へと送られた熱媒体26は、往路管32、流路接続部36、復路管34の順番で流れ、これら往路管32及び復路管34を流れている間に、熱媒体26は地盤Gの地中熱により加熱又は冷却される。そして、かかる熱交換後に、循環ポンプ17の圧力によりヒートポンプ15へ向けて送出されて、ヒートポンプ15において温水生成や冷水生成に供される。
往路管32と復路管34は、互いに同仕様の直管である。つまり、往路管32と復路管34は、外径及び内径につき互いに同径(したがって、流路の断面積も互いに同じ)であり、真っ直ぐな直管である。往路管32と復路管34は、それぞれ鉛直方向に沿って配置される。この2本の直管(往路管32,復路管34)の各上端部は、それぞれ竪孔23の外に突出している。往路管32には、ヒートポンプ15から熱媒体26が送り込まれ、往路管32は熱媒体26を地中へ送る。一方、復路管34は、地中に送られた熱媒体26を地上へ送ってヒートポンプ15へと送り返す。つまり、往路管32では熱媒体26は下方へと流れ、復路管34では熱媒体26は上方へと流れ、これらの流れる方向は互いに逆向きになっている。
流路接続部36は、往路管32と復路管34の各流路を接続させるためのものであり、図3に示すように、内部にU字状の流路36aを有している。流路接続部36の端面(図2Aの状態において上面)には、U字状の流路36aの開口が2つ設けられており、その間隔はS1となっている(図3参照)。この2つの開口部分と、往路管32及び復路管34の各々の管軸方向の端部(図2Aでは下端部)とが融着連結されている。すなわち、流路接続部36には、往路管32と復路管34とが間隔S1離間して連結される。そして、当該融着連結により、往路管32と復路管34の各々の流路は、流路接続部36の流路36aに接続(連通)されている。また、図2Aに示すように、比較例では、往路管32と復路管34が平行に配置されており、図2Bの断面位置においても、往路管32と復路管34との間隔はS1となっている。
また、流路接続部36には、孔361が形成されている。この孔361は、流路接続部36と錘39とを結束させるために形成された孔(貫通孔である)。図2Cに示すように、孔361を介して、流路接続部36と錘39とが針金などの番線38で結束されている。
錘39は、浮力対策として、採放熱管31を竪孔23´に容易に挿入させるために設けられている。この錘39は、円柱形の大型の錘であり、質量が20〜30kgの特注品である。なお、図2Aに示すように、竪孔23´に採放熱管31(往路管32、流路接続部36、復路管34)を建て込んだ状態において、錘39は、採放熱管31よりも下方に位置している。
この比較例の地中熱交換器30´の場合、採放熱管31よりも下に錘39を接続しているため、錘39の鉛直方向の長さ分、竪孔23´の深さが必要になる。よって、掘削量が多くなりコストが増加する。また、特注の錘39を用意する必要があり、コストが増大する。また、採放熱管31の建て込み後、ケーシング鋼管28を回転させながら引き抜く際に採放熱管31と錘39とが相対的に回転し、番線38による結束が緩んでほどけたり、切れたりするおそれがある。また、比較例の場合、荷重を自由に調整できないため施工性が悪い。そこで、本実施形態では、コストの低減及び施工性の向上を図っている。
<本実施形態>
図4Aは、地盤Gの竪孔23を透視して見た本実施形態の地中熱交換器30の概略斜視図であり、図4Bは、図4A中のB−B断面図である。また、図5は、スペーサーユニット50の構成を示す斜視図であり、図6は、スペーサーユニット50を往路管32、復路管34に取り付けた状態を示す斜視図である。なお、本実施形態において、比較例と同一構成の部分には同一符号を付し、説明を省略する。
本実施形態の地中熱交換器30では、図4A、図4B、及び、図6に示すように、往路管32と復路管34との間にスペーサーユニット50を設けている。スペーサーユニット50は、スペーサー40と錘49を備えている。
スペーサー40は、例えば高密度ポリエチレン製の部材であり、図5に示すように、一対の把持部42と、接続部44とを備えている。
把持部42は、地中熱交換器30の直管(往路管32、復路管34)を把持する部位である。把持部42は、断面が略U字形状の筒状に設けられており、直管(往路管32、復路管34)の外周面に嵌合可能である。これにより、往路管32や復路管34に対して、把持部42(換言するとスペーサー40)の取り付けや取り外しを容易に行うことが出来る。また、把持部42が筒状なので、往路管32や復路管34の垂直性を維持できる。一対の把持部42は、略U字形状の開いた部分が外側を向くようにして接続部44の両側に設けられている。換言すると、一対の把持部42は、往路管32と復路管34を水平方向(幅方向)に近接させることで、それぞれ往路管32及び復路管34に嵌合するように設けられている。これにより、往路管32と復路管34とを両側から力を入れて嵌め込みすることができ、嵌め込みしやすい。
接続部44は、一対の把持部42を接続する板形状の部位である。接続部44は、一対の把持部42の筒状の中心線上に設けられている。これにより、一対の把持部42に往路管32、及び復路管34を嵌め込む際に座屈を抑制することができる。また、接続部44の横幅(水平方向の長さ)によって、スペーサー40の寸法(幅)を容易に設定することができる。換言すると、接続部44の長さの設定によって、往路管32と復路管34との間隔を容易に調整することができる。なお、本実施形態では接続部44の横幅は間隔S1よりも大きく、接続部44の両側に設けられた把持部42の内周面間の距離(間隔)はS2(>S1)となっている。この間隔S2は所定間隔に相当する。
また、接続部44の片面側は突出しており、当該突出した部位に把持部42の円筒の軸と平行な方向に貫通するネジ孔46(係合部に相当)が設けられている。このネジ孔46の内周には、錘49の外周の雄ネジ491と螺合する雌ネジ461が形成されている。このネジ孔46の雌ねじ461を錘49の雄ネジ491と螺合させることで、錘49はスペーサー40のネジ孔46に係合する。この係合により、スペーサーユニット50を鉛直方向に沿って配置しても錘49の落下を防止することができる。本実施形態では、接続部44の片側にネジ孔46を形成しているが、これには限らず両側にネジ孔46を形成してもよい。そして、両側に錘49を設けるようにしてもよい。また、一対の把持部42の筒状の中心線上にネジ孔46を設けてもよいが、この場合、錘49を取り付けていない状態で、一対の把持部42に往路管32及び復路管34に嵌め込むと、座屈するおそれがある。
なお、本実施形態のスペーサー40の高さ(鉛直方向の長さ)は2〜4cm(好ましくは3〜3.5cm)である。
錘49(質量体に相当)は、円柱形状の鉄製の部材である。具体的には、円柱の外周部分に雄ネジ491の形成された継手用の鉄筋(所謂、ネジ鉄筋)である。本実施形態の錘49の重量は1本4〜6kgである。
本実施形態においてスペーサーユニット50は、錘49の上端と下端に、それぞれスペーサー40を取り付けて構成されている。ただし、これには限られず、錘49に3つ以上のスペーサー40を取り付けてもよい。また錘49に対してスペーサー40を1つのみ取り付けるようにしてもよいが、安定性を考慮すると2つ以上取り付けることが望ましい。
そして、このスペーサーユニット50を、往路管32及び復路管34に取り付ける。すなわち、図6示すように、上下の各スペーサー40の一対の把持部42の一方に往路管32を嵌合させ、他方に復路管34を嵌合させる。これにより、スペーサーユニット50は、往路管32と復路管34とを間隔S2(間隔S1よりも大きい間隔)離間させた状態で平行に保持する。
また、本実施形態のスペーサーユニット50には錘49が設けられているので、このスペーサーユニット50を、往路管32と復路管34に取り付けることにより、浮力対策としての効果を発揮することができる。また、ネジ孔46は、スペーサー40の接続部44に設けられており、錘49は接続部44に配置される。これにより、往路管32と復路管34に錘49の荷重を効率的に付加することができる。
なお、図4では、鉛直方向の異なる位置に2つのスペーサーユニット50を設けているが、これには限られない、1つでもよいし、3つ以上でもよい。取り付けるスペーサーユニット50の数に応じて、荷重の調整を容易に行うことができ、また、荷重の位置を自由に設定できる。また、比較例の錘39は流路接続部36よりも下方に位置していたのに対し、本実施形態の錘49は流路接続部36よりも上方に位置している。これにより、本実施形態では竪孔23の深さを、比較例の竪孔23´の深さよりも浅くすることができ、掘削量を減らすことができる。よって、コストの低減を図ることができる。また、本実施形態のスペーサーユニット50は、採放熱管31(往路管32、復路管34)に容易に取り付けることができ、この取り付けにより採放熱管31とスペーサーユニット50は一体となる。よって、図2Cのようにケーシング鋼管28を引き抜く際にも外れるおそれがなく、施工性や安全性の向上を図ることができる。
また、比較例では流路接続部36に接続された往路管32と復路管34との間隔(図2Bに示す間隔S1)が小さいため、復路管34から往路管32へと熱移動する現象(所謂ショートサーキット)が発生し、熱交換効率が低下するおそれがある。これに対し、本実施形態では、スペーサーユニット50(スペーサー40)を設けて往路管32と復路管34との間隔をS2(>S1)に拡幅しているので、ショートサーキットの発生を抑制でき、熱交換効率の向上を図ることができる。
<変形例>
図7は、地中熱交換器30の変形例の概略斜視図である。ここでも地盤Gの竪孔23を透視して見た状態を示している。図7において図4Aと同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。この変形例では、往路管32の下端部と復路管34の下端部とが流路接続部36´で連結されている。
流路接続部36´は、往路管32及び復路管34との接続部分の間隔が流路接続部36よりも大きい(具体的には間隔S2の)U字状の管である。このような流路接続部36´を用いることにより、変形例では、往路管32と復路管34は、流路接続部36´との接続部(下端部)から平行になっており、スペーサーユニット50は、往路管32と復路管34との間隔を拡幅することなく往路管32と復路管34を平行に保持している。このため、この変形例では、往路管32及び復路管34の下端部分にもスペーサーユニット50を取り付けることができ、前述の実施形態(図4)の場合よりもスペーサーユニット50を多く取り付けることができ、より荷重を増やすことが出来る。
===その他の実施形態===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述の実施形態では、往路管32及び復路管34、流路接続部36、及び、スペーサー40は、高密度ポリエチレン製としていたが、その素材は何等これに限らない。例えば、通常密度のポリエチレン等の熱可塑性樹脂でも良い。また、樹脂以外の材料でもよい。
また、前述の実施形態では、往路管32及び復路管34として、丸パイプ状(断面正円形状)の管を例示したが、その管形状は何等これに限るものではない。例えば、断面形状が楕円等の断面非正円形状の管でも良いし、角パイプ等の断面多角形状の管でも良い。この場合、スペーサー40の把持部42をその管形状に合わせて嵌合可能な形状にすればよい。
また、前述の実施形態では、図5に示すように、スペーサー40の一対の把持部42を、略U字形状の開いた部分が外側を向くようにして接続部44の両側に設けていたが、これには限られない。例えば、略U字形状の開いた部分が接続部44の平面部分の法線方向を向いていてもよい。この場合、一対の把持部42において、略U字形状の開いた部分が同じ方向を向いていてもよいし、互いに逆方向を向いていてもよい。また、接続部44の形状、及び、ネジ孔46の形成位置は前述の実施形態には限られず、一対の把持部42の間にネジ孔46が位置するように接続部44が形成されていればよい。
また、前述の実施形態では、採放熱管31を構成する直管が往路管32と復路管34の2本の場合について説明したが、2本には限られず3本以上であってもよい。なお、同一径の孔の内側に採放熱管31を複数配置する場合、採放熱管31の数に応じて、隣接する採放熱管31の間隔が変わる。よって、スペーサー40の形状(S2の大きさ)もそれに応じて設定することになる。
図8A〜図8Dは、同一径の孔に採放熱管31を複数配置する場合の例を示す断面図である。図8Aは採放熱管31が2本の場合、図8Bは採放熱管31が3本の場合、図8Cは採放熱管31が4本の場合、図8Dは採放熱管31が4本の場合の変形例をそれぞれ示している。図では便宜上、各採放熱管31に番号(括弧内の数字)を付している。なお、これら複数の採放熱管31のうち、少なくとも1本は往路管32であり、少なくとも1本は復路管34である。
ここでは、採放熱管31(往路管32、復路管34)の外径が25mmとし、内径106mmの孔に外周8mm分の隙間を設けるように(直径90mmの円内に)、採放熱管31を複数配置することとする。また、錘49の径を25mmとする。また、複数の採放熱管31のうちの2本に前述のスペーサーユニット50(スペーサー40)取り付けることとし、それ以外は、スペーサー400を取り付けている。スペーサー400は、一対の把持部42を板状の接続部440で接続した構成であり、一対の把持部42の内周面間の間隔は、スペーサー40と等しく設定されている(S2である)こととする。
図8Aのように、2本の採放熱管31(往路管32、復路管34)を孔の直径位置に配置する場合、スペーサー40のS2は40(=90−50)mmとなる。
図8Bでは、3本の採放熱管31を配置している。このうち、採放熱管31(1)と採放熱管31(2)の間にはスペーサー40が取り付けられ、採放熱管31(2)と採放熱管31(3)、及び、採放熱管31(3)と採放熱管31(1)の間にはスペーサー400が取り付けられている。このように3本の採放熱管31を配置する場合、孔の中心と採放熱管31の中心との間隔は32.5mm、採放熱管31の中心同士の間隔は56.3mmとなる。よって、この場合スペーサー40のS2は、31.3(=56.3−12.5×2)mmとなる。よって、図8Aと比べて、一対の把持部42の間隔(S2)が狭くなっている。
図8Cでは4本の採放熱管31を配置している。このうち採放熱管31(1)と採放熱管31(2)の間にはスペーサー40が取り付けられており、それ以外にはスペーサー400が取り付けられている。このように4本の採放熱管31を配置する場合、孔の中心と採放熱管31の中心との間隔は32.5mm、採放熱管31の中心同士の間隔は46mmとなる。よって、この場合S2は、21(=46−12.5×2)mmとなる。よって、図8Bの場合と比べて、一対の把持部42の間隔(S2)がさらに狭くなっている。
図8Dでは、採放熱管31(1)と採放熱管31(2)にスペーサー40が取り付けられ、採放熱管31(3)と採放熱管31(4)にスペーサー400が取り付けられている。
そして、この2つの組み合わせを孔の直径位置からずらして並列に挿入している。なお、採放熱管31(1)と採放熱管31(2)の一方が往路管32であり、他方が復路管34である。また、採放熱管31(3)と採放熱管31(4)の一方が往路管32であり、他方が復路管34である。この場合、孔の中心と採放熱管31の中心との間隔は32.5mm、採放熱管31の中心同士の間隔は54.8mmとなる。よって、この場合S2は29.8(=54.8−12.5×2)mmとなる。よって、図8Cの場合と比べて、一対の把持部42の間隔(S2)が若干大きくなっている。
なお、図8B〜図8Cでは、複数の採放熱管31のうちの2本の採放熱管31の間にスペーサー40を配置し、それ以外の箇所にはスペーサー400(錘なし)を配置していたが、これには限られない。例えば、鉛直方向の位置を変えて各採放熱管31にスペーサー40(スペーサーユニット50)を配置するようにしてもよい。
また、前述の実施形態では、1つのスペーサー40で2本の採放熱管31を保持していたが、これには限られず、1つのスペーサー40で3本以上の採放熱管31を保持するようにしてもよい。
図9及び図10は、スペーサー40の変形例の説明図である。
図9では、3つの把持部42が仮想円の円周上に並ぶように設けられている。また、各把持部42は、開口部分が外側を向くように均等間隔で配置されている。接続部44は、この3つの把持部42を仮想円の内側で接続しており、接続部44の中央(換言すると仮想円の中央)にネジ孔46が形成されている。これにより、各把持部42に外側から採放熱管31を嵌合させて、1つのスペーサー40で3本の採放熱管31を保持することができる。また、3本の採放熱管31に錘49の荷重を安定して付加することができる。
また、図10では、4つの把持部42が仮想円の円周上に並ぶように設けられている。また、各把持部42は、開口部分が外側を向くように均等間隔で配置されている。接続部44は、この4つの把持部42を仮想円の内側で接続しており、接続部44の中央(換言すると仮想円の中央)にネジ孔46が形成されている。これにより、各把持部42に外側から採放熱管31を嵌合させて、1つのスペーサー40で4本の採放熱管31を保持することができる。また、4本の採放熱管31に錘49の荷重を安定して付加することができる。
採放熱管31が5本以上の場合も同様に構成することができる。
なお、図9及び図10において、隣接する把持部42の間の接続部44を、仮想円から窪んだ凹形状としている。これにより、例えば、ケーシング鋼管28を引き抜く際(図2C参照)に、ケーシング鋼管28と当接しにくくすることができる。
また、前述の実施形態では、錘49は円柱の外周全体に雄ネジ491の形成されたネジ鉄筋であったがこれには限られない。例えば、端部のみにネジ加工した鉄筋であってもよい。あるいは、ネジが形成されていなくてもよい。
図11は、スペーサーユニット50の変形例の説明図である。この変形例のスペーサーユニット50は、錘49´とスペーサー40´を備えている。
錘49´は、錘本体部49a(本体部に相当)とフランジ49bを備えている。
錘本体部49aは、円柱形状の長細い部材であり、外周にネジは形成されていない。
フランジ49bは、錘本体部49aの軸の端部(図では上端)に設けられており、錘本体部49aの径よりも径が大きい。
スペーサー40´は、把持部42と接続部44´を備えている。把持部42は前述の実施形態と同じ構成なので説明を省略する。
接続部44´には、錘49´の錘本体部49aが挿通可能な貫通孔46´(孔部に相当)が形成されている。一方、錘49のフランジ49bは、貫通孔46´に挿通できない。換言すると、貫通孔46´の径は、錘49´の錘本体部49aの径以上であり、フランジ49bの径よりも小さい。
この錘49´(錘本体部49a)を、図に示すように、スペーサー40´の貫通孔46´に挿入すると、フランジ49bの外周部分の下面がスペーサー40´の上面(貫通孔46´の周囲の上面)と当接し、錘49´は落下しない。よって、前述の実施形態と同様に荷重の調整をすることができる。
なお、図11では、往路管32と復路管34の鉛直方向の異なる位置にスペーサー40´を2つ設け、この2つのスペーサー40´の貫通孔46´に錘49´の錘本体部49aを挿入しているが、これには限られない。例えば、1つの錘49´に対して、スペーサー40´を1つだけ設けてもよいし、3つ以上設けてもよい。また、錘本体部49aの形状は円柱には限られない。例えば、断面が楕円や多角形などの形状でもよい。この場合、貫通孔46´の形状を錘本体部49aの形状に合わせるようにすればよい。
また、図9、図10と同様に、3本以上の採放熱管31(往路管32、復路管34)を保持するようにスペーサー40´を構成してもよい。
1 建物
11 地中熱利用システム
15 ヒートポンプ
17 循環ポンプ
23,23´ 竪孔(掘削孔)
26 熱媒体
27 充填材
28 ケーシング鋼管
30,30´ 地中熱交換器
31 採放熱管
32 往路管
34 復路管
36 流路接続部
38 番線
39 錘
40 スペーサー
42 把持部
44,44´ 接続部
46 ネジ孔
46´ 貫通孔
49,49´ 錘
49a 錘本体部
49b フランジ
50 スペーサーユニット
361 孔
400 スペーサー
440 接続部
461 雌ネジ
491 雄ネジ
G 地盤
SP23,SP23´ 空間(隙間)

Claims (9)

  1. 地中に埋設した管の内部に熱媒体を循環させ、地盤との間で熱交換を行う地中熱交換器であって、
    鉛直方向に沿って配置される第1配管と、
    前記鉛直方向に沿って配置される第2配管と、
    前記第1配管の前記鉛直方向の下端部と、前記第2配管の前記鉛直方向の下端部とを連結する連結管と、
    質量体と、
    前記第1配管と前記第2配管とを水平方向に所定間隔離間させて保持する保持部材であって、前記質量体が落下しないように係合可能な係合部を有する保持部材と、
    備え、
    前記質量体は、本体部と前記本体部の端に設けられたフランジとを有し、
    前記保持部材の前記係合部は、前記本体部を通し、且つ、前記フランジを通さない孔部を有することを特徴とする地中熱交換器。
  2. 地中に埋設した管の内部に熱媒体を循環させ、地盤との間で熱交換を行う地中熱交換器であって、
    鉛直方向に沿って配置される第1配管と、
    前記鉛直方向に沿って配置される第2配管と、
    前記第1配管の前記鉛直方向の下端部と、前記第2配管の前記鉛直方向の下端部とを連結する連結管と、
    質量体と、
    前記第1配管と前記第2配管とを水平方向に所定間隔離間させて保持する保持部材であって、前記質量体が落下しないように係合可能な係合部を有する保持部材と、
    備え、
    前記保持部材は、
    前記第1配管及び前記第2配管がそれぞれ嵌合可能な一対の把持部と、
    前記一対の把持部を接続する接続部と
    を備え、
    前記係合部は、前記接続部に設けられており、
    前記接続部は、前記一対の把持部の中心線上に設けられており、
    前記係合部は、前記接続部の片側又は両側に設けられている
    ことを特徴とする地中熱交換器。
  3. 請求項2に記載の地中熱交換器であって、
    前記質量体は、ネジ鉄筋であり、
    前記保持部材の前記係合部は、前記ネジ鉄筋と螺合するネジ孔を有する、
    ことを特徴とする地中熱交換器。
  4. 請求項1に記載の地中熱交換器であって、
    前記保持部材は、
    前記第1配管及び前記第2配管がそれぞれ嵌合可能な一対の把持部と、
    前記一対の把持部を接続する接続部と
    を備え、
    前記係合部は、前記接続部に設けられている、
    ことを特徴とする地中熱交換器。
  5. 請求項2乃至請求項4の何れかに記載の地中熱交換器であって、
    前記一対の把持部は、前記第1配管と前記第2配管を水平方向に近接させることで、それぞれ、前記第1配管及び前記第2配管と嵌合するように設けられている
    ことを特徴とする地中熱交換器。
  6. 請求項4に記載の地中熱交換器であって、
    前記接続部は、前記一対の把持部の中心線上に設けられている
    ことを特徴とする地中熱交換器。
  7. 請求項6に記載の地中熱交換器であって、
    前記係合部は、前記接続部の片側又は両側に設けられている
    ことを特徴とする地中熱交換器。
  8. 請求項1に記載の地中熱交換器であって、
    少なくとも1本の前記第1配管と、少なくとも1本の前記第2配管を含む3本以上の複数の配管を備え、
    前記保持部材は、
    前記複数の配管にそれぞれ対応して設けられた複数の把持部であって、仮想円の円周上に並ぶように設けられた複数の把持部と、
    前記複数の把持部を前記仮想円の内側で接続する接続部と、
    を備え、
    前記係合部は、前記仮想円の中央に設けられている、
    ことを特徴とする地中熱交換器。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れかに記載の地中熱交換器であって、
    前記所定間隔は、前記連結管における前記第1配管と前記第2配管の前記水平方向の間隔よりも大きい、
    ことを特徴とする地中熱交換器。
JP2016122832A 2016-06-21 2016-06-21 地中熱交換器 Active JP6785073B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016122832A JP6785073B2 (ja) 2016-06-21 2016-06-21 地中熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016122832A JP6785073B2 (ja) 2016-06-21 2016-06-21 地中熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017227362A JP2017227362A (ja) 2017-12-28
JP6785073B2 true JP6785073B2 (ja) 2020-11-18

Family

ID=60889180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016122832A Active JP6785073B2 (ja) 2016-06-21 2016-06-21 地中熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6785073B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017227362A (ja) 2017-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110091288A1 (en) Pile with integral geothermal conduit loop retaining means
US9109813B2 (en) Twisted conduit for geothermal heating and cooling systems
US20110203765A1 (en) Multipipe conduit for geothermal heating and cooling systems
JP4459866B2 (ja) 杭頭部の構造
JP2014163554A (ja) 地中熱利用システムの熱交換装置の施工方法および地中熱利用システム
JP6089472B2 (ja) 保持部材、及び、地中熱交換器
US20120186776A1 (en) Twisted conduit for geothermal heating and cooling systems
JP6785073B2 (ja) 地中熱交換器
JP2013250040A (ja) 地中熱交換器
JP5867001B2 (ja) 地中熱交換器
JP6237867B2 (ja) 地中熱交換器の挿入方法
JP2014020644A (ja) 地中熱交換器、及び、地中熱交換器の挿入方法
JP6549873B2 (ja) 地中熱用採熱管
JP6982952B2 (ja) 地中熱交換器
JP6785074B2 (ja) 地中熱交換器
JP4859871B2 (ja) 熱交換用埋設管
JP6952582B2 (ja) パイプ保持スペーサー
US20120193069A1 (en) Multipipe conduit for geothermal heating and cooling systems
KR20170007597A (ko) 지열 교환 파이프
JP6303438B2 (ja) 管部材の建て込み装置、及び、管部材の建て込み方法
JP6452876B2 (ja) 既製杭への地中熱交換器設置工法
WO2018033991A1 (ja) 広域型地熱発電システム
JP6287111B2 (ja) 管部材の建て込み装置
JP2016194411A (ja) 地中熱交換器
KR101822081B1 (ko) 연결링 모듈이 구비된 지열정 파이프 어셈블리

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201026

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6785073

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250