JP6783117B2 - 調節弁 - Google Patents

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Description

本発明は、調節弁に関し、例えば、調節弁において制御対象の流体の漏れを防ぎ、且つ弁軸を摺動可能に保持するグランド部の構造に関する。
一般に、調節弁のグランド部には、調節弁の弁箱内部からの流体の漏れを防ぐことを目的としてグランドパッキンが用いられている。例えば、一般的な調節弁のグランド部は、弁箱の上部に設けられたスタフィンボックスの内壁と弁軸(ステム)との隙間に、複数毎のグランドパッキンがスペーサを介して弁軸の軸線方向に積層されるとともに、それらのグランドパッキンが、パッキンホロアを介してパッキンフランジによって締め付けられた構造を有している。この構造により、グランドパッキンと弁軸の表面との接触面およびグランドパッキンとスタフィンボックスの内壁との接触面に圧力(以下、「接触面圧」と称する。)が加えられ、その圧力によって、弁箱内の流体が弁軸とスタフィンボックスとの隙間から漏れることを防止している。
このような調節弁では、温度が上昇すると、グランドパッキンが膨張するので、グランドパッキンと弁軸との間の接触面圧が上昇する。接触面圧が上昇した状態において弁軸が摺動を繰り返すと、グランドパッキンが摩耗し、シール性能が低下するおそれがある。
そこで、多くの調節弁では、熱膨張による接触面圧の上昇を抑えるために皿ばねが用いられている(特許文献1参照)。具体的には、特許文献1に開示されているように、パッキンホロアとパッキンフランジとの間に、複数の皿ばねが弁軸の摺動方向に積層される。これによれば、グランドパッキンの熱膨張による体積の増加分を、パッキンホロアを介して皿ばねの弁軸の軸線方向への変位として逃がすことができるので、グランドパッキンと弁軸との接触面圧の上昇を抑えることが可能となる。
しかしながら、特許文献1に示されるように、従来の調節弁では、パッキンホロアとパッキンフランジとの間で皿ばねを保持するためにスプリングケースを用いている。このスプリングケースは、調節弁を構成する部品の中でも、比較的、部品サイズが大きく、且つ部品コストが高いため、パッキンホロアとパッキンフランジとの間に積層できる皿ばねの枚数が制限されるとともに、調節弁の製造コストが上がるという課題がある。
これに対し、特許文献2には、パッキンホロアとパッキンフランジとの間に配置した複数の皿ばねを、スプリングケースを用いることなく、パッキンフランジとグランドナットによって保持する構造を有する調節弁が開示されている。
特開2007−107657号公報 米国特許第5129625号明細書
一般に、調節弁のグランドナットの締め付け作業は、トルクレンチを使用して規定トルクで締め付けることが推奨されている。しかしながら、調節弁を設置する現場では、トルクレンチを使用せずに締め付けられることが多い。
特許文献2に開示された調節弁では、パッキンホロアとパッキンフランジとの間に隙間があるため、トルクレンチを使用せずにグランドナットを締め付けた場合、2つのグランドナットの締め付けが均等にならず、パキンフランジを介してグランドパッキンに加わる圧縮荷重が不均一となり、弁軸とグランドパッキンとの間から流体が漏洩するおそれがある。
また、2つのグランドナットの締め付けが均等でない場合、パッキンフランジが弁軸に対して垂直ではなく斜めに固定され、弁軸とパッキンホロアとの接触面の一部に局所的に高い圧力が加わるおそれがある。特に、特許文献2に開示された調節弁は、特別なコーティングをしたパッキンホロアの内壁と弁軸との密着性を高めることによって弁箱内の流体が漏洩することを防止する構造を有しているため、パッキンフランジが弁軸に対して斜めに固定された場合、弁軸およびパッキンホロアの一部の接触面に加わる圧力が非常に高くなると考えられる。この状態において弁軸の摺動が繰り返されると、高い圧力が加わっている接触面の弁軸およびパッキンホロアが摩耗し、摩耗粉が発生する。この摩耗粉がグランドパッキンと弁軸との隙間に入り込んだ場合、グランドパッキンの摩耗を促進し、シール性能の低下を招くおそれがある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、調節弁の製造コストを抑えつつ、調節弁のグランド部のシール性能の低下を抑えることにある。
本発明に係る調節弁(100)は、弁箱(1)と、弁箱内に配置された弁体(2)と、弁体を駆動するための弁軸(4)と、弁軸を摺動可能に保持するグランド部(3)とを備え、グランド部は、弁箱に取り付けられ、弁軸が挿通される第1貫通孔(5a)を有する蓋部材(5)と、第1貫通孔の内壁と弁軸との間に固定されたスペーサ(7)と、スペーサの弁箱と反対側に、弁軸の軸方向に積層された複数のグランドパッキン(8)と、弁軸が挿通される第2貫通孔(90)を有し、複数のグランドパッキンのスペーサと反対側に配置されるパッキンホロアであって、グランドパッキン側に位置する第1筒状部(91)と、第1筒状部のグランドパッキンと反対側から弁軸の軸(P)方向に同軸に延在し、第1筒状部よりも外径の小さい第2筒状部(92)とを有するパッキンホロア(9)と、パッキンホロアの第1筒状部の上に、パッキンホロアの第2筒状部を囲んで積層された複数の皿ばね(10)と、パッキンホロアの第2筒状部が挿通される第3貫通孔(11a)を有し、複数の皿ばね上に配置されたパッキンフランジ(11)とを備え、パッキンフランジは、第3貫通孔とパッキンホロアの第2筒状部とのはめあいにより、パッキンホロアに固定されていることを特徴とする。
上記調節弁において、第2貫通孔と弁軸との間に隙間(14)が形成されていてもよい。
上記調節弁において、スペーサと弁軸との間に隙間(15)が形成されていてもよい。
上記調節弁(100)において、パッキンフランジを蓋部材に締め付けるグランドナット(13)を更に有し、第2筒状部は、弁箱と反対側に弁軸と垂直な第1主面(92b)を有し、パッキンフランジは、弁箱と反対側に弁軸と垂直な第2主面(11c)を有し、第1主面と第2主面とが、弁軸に垂直な方向(X軸またはY軸)から見て同じ高さになったときに、グランドナットの締め付けトルクが規定トルクとなってもよい。
上記調節弁(100A)において、パッキンフランジを蓋部材に締め付けるグランドナット(13)を更に有し、第2筒状部は、弁箱と反対側に弁軸と垂直な第1主面(92b)を有し、パッキンフランジの第3貫通孔は、第2貫通孔と同軸に弁箱側に形成された第1孔(211)と、弁箱と反対側に第1孔と連結された第1孔よりも径の小さい第2孔(212)とから成り、パッキンフランジは、第1孔と第2筒状部との外周面のはめあいにより、パッキンホロアに固定され、弁軸は第2孔を通ってパッキンホロアの第2貫通孔に挿入され、第2孔と弁軸との間には隙間(16)が形成され、第1主面(92b)と、パッキンフランジの第1孔と第2孔との境界面(213)とが接触したときに、グランドナットの締め付けトルクが規定トルクとなってもよい。
なお、上記説明では、一例として、発明の構成要素に対応する図面上の参照符号を、括弧を付して記載している。
以上説明したことにより、本発明によれば、調節弁の製造コストを抑えつつ、調節弁のグランド部のシール性能の低下を抑えることが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る調節弁を模式的に示す図である。 図2は、実施の形態1に係る調節弁のグランド部の断面構造を模式的に示す図である。 図3は、図2に示すグランド部の断面構造の一部を拡大した図である。 図4は、実施の形態1に係る調節弁のパッキンホロアの平面構造を模式的に示す図である。 図5は、実施の形態1に係る調節弁のパッキンフランジの平面構造を模式的に示す図である。 図6は、実施の形態2に係る調節弁のグランド部の断面構造を模式的に示す図である。 図7は、図6に示すグランド部の断面構造の一部を拡大した図である。 図8は、実施の形態2に係る調節弁のパッキンフランジの平面構造を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
≪実施の形態1≫
図1は、本発明の実施の形態1に係る調節弁を模式的に示す図である。
図1に示される調節弁100は、一方の流路から他方の流路への流体の流れを制御するグローブ形の調節弁である。なお、調節弁100に導入される流体は、液体であってもよいし、気体であってもよく、特に限定されない。
調節弁100は、弁箱1と、弁箱1内に配置された弁体2と、弁体2を駆動するための弁軸(ステム)4と、弁軸4を摺動可能に保持するグランド部3とを備えている。
グランド部3は、制御対象の流体の漏れを防ぎ、スプリングケースを用いることなく複数の皿ばねを保持する構造を有するとともに、パッキンフランジの均一に締め付け可能な構造を有している。以下、グランド部3の構造について詳細に説明する。
図2は、実施の形態1に係る調節弁100のグランド部3の断面構造を模式的に示す図である。
図3は、図2に示したグランド部3の断面構造の一部の拡大図である。
図1乃至3に示されるように、調節弁100のグランド部3は、スタフィンボックス5、ガイドリング6、スペーサ7、グランドパッキン8、パッキンホロア9、皿ばね10、パッキンフランジ11、グランドスタッド12、およびグランドナット13を備えている。これらの部品のうちグランドパッキン8を除く部品は、流体の流通による変形や腐食を防止可能な材料(例えば、金属)で形成されている。
スタフィンボックス5は、弁箱1内部と連結する貫通孔5aを有し、弁箱1の上部(Z軸の正方向)に固定された蓋部材である。スタフィンボックス5は、貫通孔5aに弁軸4が挿入されている。
スタフィンボックス5の貫通孔5aの内壁と弁軸4との間には、弁体2に近い側から、ガイドリング6、スペーサ7、グランドパッキン8、およびパッキンホロア9が、この順に積層されている。
ガイドリング6は、弁軸4のZ軸方向の摺動をガイドするための部品である。スペーサ7は、スタフィンボックス5の貫通孔5aの内壁と弁軸4との間の空間を埋めるとともに、グランドパッキン8を保持するための部品である。スペーサ7は、スタフィンボックス5内において固定されている。例えば、図1の参照符号50に示すように、スペーサ7は、スタフィンボックス5の貫通孔5aの径の大きさが切り替わる境界面に載置されることにより、スタフィンボックス5内に固定されている。
グランドパッキン8は、例えばX−Z平面の断面形状が角状(略正方形状)のパッキンから構成され、スペーサ7の弁箱1と反対側の面(スペーサ7のZ軸の正側の面)の上に複数積層されている。
なお、本実施の形態において、複数のグランドパッキン8としては、同一種類の複数のパッキン(例えば、ヤーンパッキン)を用いてもよいし、例えばヤーンパッキンやアダプタパッキン等の異なる種類のパッキンを複数組み合わせてもよく、グランドパッキン8の種類や枚数、形状等は特に限定されない。
パッキンホロア9は、例えば金属材料から形成され、スペーサ7にグランドパッキン8を押え付けるための部品(パッキン押え)の一つである。パッキンホロア9は、スタフィンボックス5の貫通孔5a内に、複数のグランドパッキン8のスペーサ7と反対側に配置されている。
図4は、パッキンホロア9の平面構造を模式的に示す図である。
図2乃至4に示されるように、パッキンホロア9は、外径の異なる2つの筒状部91,92が弁軸4の軸線P方向(Z軸方向)に同軸に連結された構造を有している。具体的には、パッキンホロア9は、弁軸4が挿通される貫通孔90を有し、グランドパッキン8側に位置する筒状部91と、筒状部91のグランドパッキン8と反対側から弁軸4の軸線P方向に同軸に延在する筒状部92とを有する。換言すれば、パッキンホロア9は、Y軸方向から見た平面視で凸状に形成され、Z軸方向に貫通孔90が形成された構造を有している。
筒状部91の内径Di91と筒状部92の内径Di92とは互いに等しい。また、筒状部91の外径Do91は、筒状部92の外径Do92よりも大きい。
パッキンホロア9は、筒状部91がグランドパッキン8側に位置するように、スタフィンボックス5の貫通孔5a内に配置され、貫通孔90に弁軸4が挿通される。
図2乃至4に示すように、筒状部91と筒状部92の外径が相違することにより、筒状部91には、筒状部91と筒状部92との境界に、弁軸4の軸線Pと垂直(X−Y平面と平行)な主面91bが形成される。主面91bは、図4に示すように、Z方向から見た平面視でリング状である。
また、筒状部92には、弁箱1と反対側に、弁軸4の軸線Pと垂直(X−Y平面と平行)な主面92bが形成される。主面92bは、図4に示すように、Z方向から見た平面視でリング状である。
パッキンホロア9の筒状部91の主面91bには、複数の皿ばね10が重なって配置されている。
皿ばね10は、グランドパッキン8の膨張によるグランドパッキン8と弁軸4との接触面圧の上昇を抑えるとともに、後述するグランドスタッド12およびグランドナット13の緩みによるグランドパッキン8への押圧の低下を抑えるための部品である。
図2,3に示されるように、皿ばね10は、パッキンホロア9の筒状部91の弁箱と反対側の主面91bに複数枚重ねられている。具体的には、複数の皿ばね10のうち最下層(Z軸の負方向)に配置された皿ばね10がパッキンホロア9の筒状部91の面91b(Z軸の正側の面)の上に配置され、最上層(Z軸の正方向)に配置された皿ばね10が後述するパッキンフランジ11と接している。
なお、図2,3には、8枚の皿ばね10がパッキンホロア9上に重なって配置された場合が一例として示されている。
パッキンフランジ11は、スペーサ7、グランドパッキン8、パッキンホロア9、および皿ばね10をスタフィンボックス5上に固定するための部品である。
図5は、実施の形態1に係る調節弁100のパッキンフランジ11の平面構造を模式的に示す図である。
図2,3,5に示されるように、パッキンフランジ11は、Z軸方向から見た平面視で、例えばひし形状に形成され、弁軸4の軸線Pと垂直な主面11c,11dを有している。パッキンフランジ11は、主面11dが弁箱1側となるように、皿ばね10上に配置される。
パッキンフランジ11には、主面11cと主面11dを貫く3つの貫通孔11b_1,11b_2,11aが形成されている。
貫通孔11b_1,11b_2は、グランドスタッド12を挿入するための穴である。貫通孔11b_1,11b_2に挿通され、一端がスタフィンボックス5に形成されたねじ穴5b_2に螺着されたグランドスタッド12を、グランドナット13によって締め付けることにより、パッキンフランジ11がスタフィンボックス5に固定される。これにより、皿ばね10およびパッキンホロア9が、Z軸の負方向に押え付けられた状態で固定される。その結果、グランドパッキン8に弁軸4の軸線P方向から圧縮圧力が加わり、弁軸4とスタフィンボックス5の貫通孔5aとの間をシールすることができる。
一方、貫通孔11aは、パッキンホロア9を挿入するための穴である。具体的には、図2,3に示されるように、パッキンフランジ11の貫通孔11aには、パッキンホロア9の筒状部92が挿入されている。パッキンフランジ11は、この貫通孔11aとパッキンホロア9の筒状部92とのはめあいにより、パッキンホロア9に固定されている。
ここで、パッキンフランジ11の貫通孔11aとパッキンホロア9の筒状部92とのはめあい公差は、例えば、すきまばめ、または中間ばめである。
このように、パッキンフランジ11は、貫通孔11b_1,11b_2に挿入されたグランドスタッド12がグランドナット13によって締め付けられることにより、複数の皿ばね10をパッキンホロア9の筒状部91の主面91bとパッキンフランジ11との間に保持する。更に、パッキンフランジ11は、貫通孔11aとパッキンホロア9の筒状部92とのはめあいにより、パッキンフランジ11をスタフィンボックス5に固定したときにパッキンフランジ11がX軸方向またはY軸方向にずれることを防止する。
実施の形態1に係る調節弁100は、パッキンフランジ11をスタフィンボックス5に固定する場合に、パッキンホロア9の筒状部92の弁箱と反対側の主面92bと、パッキンフランジ11の弁箱と反対側の主面11cとが、弁軸4に垂直な方向(X軸方向またはY軸方向)から見て同じ高さになったとき、すなわち主面92bと主面11cとが同一のX−Y平面を形成するとき、グランドナット13の締め付けトルクが規定トルクとなるように形成されている。
上述したように、弁軸4は、パッキンホロア9の貫通孔90を通って、スタフィンボックス5の貫通孔5aに挿入されている。このとき、弁軸4とパッキンホロア9とは非接触に配置される。
具体的には、図3,4に示されるように、パッキンホロア9の筒状部91の内径Di91およびパッキンホロア9の筒状部92の内径Di92は、弁軸4のパッキンホロア9に挿入されている部分の外径Do4aよりも大きい。これにより、弁軸4とパッキンホロア9とを同軸に配置したとき、弁軸4とパッキンホロア9との間には隙間14が形成される。
同様に、図3に示されるように、スペーサ7の内径Di7は、弁軸4のスペーサ7に挿入されている部分の外径Do4b(ここでは、Do4a=Do4bとする。)よりも大きい。これにより、弁軸4とスペーサ7を同軸に配置したとき、弁軸4とスペーサ7との間には隙間15が形成される。
したがって、弁軸4がZ軸方向に摺動したとき、弁軸4は、グランド部3においてガイドリング6およびグランドパッキン8と接触し、パッキンホロア9やスペーサ7とは接触しない。
なお、実施の形態1に係る調節弁100では、グランド部3にガイドリング6が設けられているため、グランド部3において弁軸4がパッキンホロア9およびスペーサ7に接触していなくても、弁軸4のZ軸方向の摺動をガイドすることができる。
以上、実施の形態1に係る調節弁100によれば、パッキンホロア9の筒状部91の主面91b上に皿ばね10を配置し、その皿ばね10をパッキンフランジ11によって弁軸4の軸P方向に押え付ける構造を有しているので、グランド部3において、スプリングケースを用いることなく、皿ばねを保持することが可能となる。これにより、調節弁の製造コストを抑えることが可能となる。
また、スプリングケースを用いる必要がないことから、従来の調節弁においてスプリングケースによって占有されていたスペースを利用して、パッキンホロア9とパッキンフランジ11との間に積層する皿ばね10の枚数を増やすことができる。これにより、従来のスプリングケースを利用した調節弁に比べて、熱サイクルに対する漏洩防止性能を更に向上させることができる。
また、実施の形態1に係る調節弁100によれば、パッキンホロア9の筒状部92とパッキンフランジ11の貫通孔11aとのはめあいにより、パッキンホロア9に対してパッキンフランジ11が固定されているので、例えばトルクレンチを使用せずにグランドナット13を締め付けた場合であっても、パッキンフランジ11が弁軸4の軸線Pに対して斜めにならず、2つのグランドナット13の締め付けが均等になる。これにより、グランドパッキン8に加わる圧縮荷重が均一となり、弁軸4とグランドパッキン8との間から流体が漏洩することを防止することが可能となる。
また、実施の形態1に係る調節弁100によれば、弁軸4とパッキンホロア9の内壁との間に隙間14が形成されているので、特許文献2に開示された調節弁のように弁軸4とパッキンホロア9との間に高い圧力が加わることによる弁軸4およびパッキンホロア9の摩耗が発生せず、摩耗粉がグランドパッキン8と弁軸4との隙間に入り込むことによるシール性能の低下を防ぐことが可能となる。
同様に、弁軸4とスペーサ7との間に隙間15が形成されているので、弁軸4とスペーサ7との接触による摩耗が発生するおそれはない。
以上、実施の形態1に係る調節弁100によれば、製造コストを抑えつつ、調節弁のグランド部のシール性能の低下を抑えることが可能となる。
更に、実施の形態1に係る調節弁100は、パッキンフランジ11をスタフィンボックス5に固定する場合に、パッキンホロア9の筒状部92の弁箱と反対側の主面92bと、パッキンフランジ11の弁箱と反対側の主面11cとが、弁軸4に垂直な方向(X軸方向)から見て同じ高さになったときに、グランドナット13の締め付けトルクが規定トルクとなる構造を有しているので、例えば、作業者はトルクレンチを使用せずに目視確認のみによって、規定トルクでグランドナット13を締め付けることが可能となる。
≪実施の形態2≫
図6は、実施の形態2に係る調節弁のグランド部の断面構造を模式的に示す図である。
図7は、図6に示すグランド部の断面構造の一部を拡大した図である。
図8は、実施の形態2に係る調節弁のパッキンフランジの平面構造を模式的に示す図である。
図6乃至8に示されるように、実施の形態2に係る調節弁100Aは、弁軸4およびパッキンホロア9を挿入するためのパッキンフランジ21の貫通孔21aが径の異なる2つの孔211,212から構成されている点において、実施の形態1に係る調節弁100と相違し、その他の点においては、実施の形態1に係る調節弁100と同様である。
具体的に、パッキンフランジ21は、図8に示すように、Z軸方向から見た平面視で、例えばひし形状に形成され、弁軸4の軸線Pと垂直な主面21c,21dを有している。パッキンフランジ21は、主面21dが弁箱1側となるように、皿ばね10上に配置される。
パッキンフランジ21には、グランドスタッド12を挿通させるための貫通孔11b_1,11b_2に加えて、主面21cと主面21dとを貫通する、弁軸4およびパッキンホロア9を挿入するための貫通孔21aが形成されている。
図6乃至8に示されるように、貫通孔21aは、弁軸4の軸線P方向に連結された、径の異なる2つの孔211,212から構成されている。具体的には、貫通孔21aは、パッキンフランジ21の主面21cに弁軸4の軸線P方向に形成された孔211と、パッキンフランジ21の主面21dに弁軸4の軸線P方向に形成された孔212とが連結された構造を有する。図7,8に示されるように、孔211の径Di211は、孔212の径Di212よりも大きい。
すなわち、パッキンフランジ21は、Y軸方向から見た平面視で凸形状の貫通孔21aが弁軸4の軸線Pと同軸に形成された構造を有している。
孔211は、パッキンホロア9の貫通孔90と同軸に形成され、パッキンホロア9の筒状部92が挿入されている。パッキンフランジ21は、その孔211とパッキンホロア9の筒状部92の外周面とのはめあいにより、筒状部92に固定される。
ここで、パッキンフランジ21の孔211とパッキンホロア9の筒状部92とのはめあい公差は、例えば、すきまばめ、または中間ばめである。
孔212は、孔211と同軸に連結され、弁軸4が挿通されている。
図7,8に示されるように、パッキンフランジ21の孔212の径Di212は、弁軸4のパッキンフランジ21に挿入されている部分の外径Do4aよりも大きい。これにより、弁軸4を孔212を通してパッキンホロア9の貫通孔90に挿通させたときに、弁軸4とパッキンフランジ21の孔212の内壁との間には隙間16が形成される。
また、孔211と孔212の径が相違することにより、パッキンフランジ21の貫通孔21aには、孔211と孔212との境界に、弁軸4の軸線Pと垂直(X−Y平面と平行)な面(以下、「境界面」と称する。)213が形成される。
実施の形態2に係る調節弁100Aは、グランドナット13を締め付けてパッキンフランジ21をスタフィンボックス5に固定する場合に、上記境界面213とパッキンホロア9の筒状部92の弁箱1と反対側の主面92bとが接触したときに、グランドナット13の締め付けトルクが規定トルクとなる構造を有している。
これによれば、作業者が、パッキンホロア9の主面92bとパッキンフランジ21の内側の境界面213とが機械的に接触したときの感触によって、グランドナットが規定トルクで締め付けられたことを知ることができるので、トルクレンチを使用しなくても規定トルクでグランドナットを締め付けることが容易になる。
≪実施の形態の拡張≫
以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、実施の形態1,2に係る調節弁100,100Aにおいて、グランドパッキン8の変形による損傷を防止するために、弁軸4の摺動方向(Y軸方向)にグランドパッキン8を挟んでカーボンリングを更に配置してもよい。
100,100A…調節弁、1…弁箱、2…弁体、3…グランド部、4…弁軸、5…スタフィンボックス(蓋部材)、6…ガイドリング、7…スペーサ、8…グランドパッキン、9…パッキンホロア、10…皿ばね、11,21…パッキンフランジ、12…グランドスタッド、13…グランドナット、14,15,16…隙間、91,92…筒状部、5a,11a,11b_1,11b_2,21a,90…貫通孔、211,212…孔、213…境界面、11c,11d,21c,21d…パッキンフランジの主面、91b…筒状部91の主面、92b…筒状部92の主面,P…軸線。

Claims (3)

  1. 弁箱と、
    前記弁箱内に配置された弁体と、
    前記弁体を駆動するための弁軸と、
    前記弁軸を摺動可能に保持するグランド部とを備え、
    前記グランド部は、
    前記弁箱に取り付けられ、前記弁軸が挿通される第1貫通孔を有する蓋部材と、
    前記第1貫通孔の内壁と前記弁軸との間に固定されたスペーサと、
    前記スペーサの前記弁箱と反対側に、前記弁軸の軸方向に積層された複数のグランドパッキンと、
    前記弁軸が挿通される第2貫通孔を有し、前記複数のグランドパッキンの前記スペーサと反対側に配置されるパッキンホロアであって、前記グランドパッキン側に位置する第1筒状部と、前記第1筒状部の前記グランドパッキンと反対側から前記弁軸の軸方向に同軸に延在し、前記第1筒状部よりも外径の小さい第2筒状部とを有するパッキンホロアと、
    前記パッキンホロアの前記第1筒状部の上に、前記パッキンホロアの前記第2筒状部を囲んで積層された複数の皿ばねと、
    前記パッキンホロアの前記第2筒状部が挿通される第3貫通孔を有し、前記複数の皿ばね上に配置されたパッキンフランジと、を備え、
    前記パッキンフランジは、前記第3貫通孔と前記パッキンホロアの前記第2筒状部とのはめあいにより、前記パッキンホロアに固定され
    前記パッキンフランジを前記蓋部材に締め付けるグランドナットを更に有し、
    前記第2筒状部は、前記弁箱と反対側に前記弁軸と垂直な第1主面を有し、
    前記パッキンフランジの前記第3貫通孔は、前記第2貫通孔と同軸に前記弁箱側に形成された第1孔と、前記弁箱と反対側に前記第1孔と連結された前記第1孔よりも径の小さい第2孔とから成り、
    前記パッキンフランジは、前記第1孔と前記第2筒状部との外周面のはめあいにより、前記パッキンホロアに固定され、
    前記弁軸は前記第2孔を通って前記パッキンホロアの前記第2貫通孔に挿入され、
    前記第2孔と前記弁軸との間には、隙間が形成され、
    前記第1主面と、前記パッキンフランジの前記第1孔と前記第2孔との境界面とが接触したときに、前記グランドナットの締め付けトルクが規定トルクとなる
    調節弁。
  2. 請求項1に記載の調節弁において、
    前記第2貫通孔と前記弁軸との間に隙間が形成されている
    ことを特徴する調節弁。
  3. 請求項2に記載の調節弁において、
    前記スペーサと前記弁軸との間に隙間が形成されている
    ことを特徴する調節弁。
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