JP6782373B2 - PUSCHおよびMsg3用の時間領域表 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2018年4月16日出願の米国特許仮出願第62/658,535号の利益を主張するものであり、その開示の全体が参照によってここで本明細書に組み込まれる。
開示される主題は、一般に遠隔通信に関するものである。より詳細には、ある実施形態は、初期のアクセスプロシージャのための制御チャネル設計などの概念に関するものである。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の第5世代(5G)技術仕様(TS)の38.214のV15.1.0に説明されているように、3GPP新無線(NR)に関する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)の時間領域リソース割り当ては、ダウンリンク制御情報(DCI)のスケジューリングで指示される。DCIでは、4ビットを用いて、16の設定された時間領域リソース割り当て設定から1つの時間領域リソース割り当てエントリを選択する。これら16の時間領域リソース割り当て設定は、3GPPのTS 38.214のV15.1.0において表pusch−symbolAllocationと称され、本明細書ではより一般的にPUSCH表と称される、設定された表に含まれている。各設定がもたらすスロットオフセット値(K2)は、時間領域リソース割り当てが有効なスロット集合のためのスロットまたは開始スロットを、DCIを受信するスロットに対して指示する。加えて、PUSCH表はまた、スロットの内部のシンボル割り当ておよび復調用参照信号(DM−RS)マッピングタイプをもたらし、DM−RSマッピングタイプはタイプAまたはタイプBであり得る。システム情報ブロック1(SIB1)によって上書きされ得るデフォルトのPUSCH表が存在する。ユーザ機器(UE)は、一旦、専用の設定を得ると、専用の無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いてもう一つのPUSCH表を受信することができる。
NRでは、アップリンク送信はタイミングアドバンスされる。UEは、一部はランダムアクセス中に、一部は時間整合プロシージャ中に、UEのアップリンク送信を前進させるタイミングアドバンス(TA)値を受信する。初期のアクセス中に受信されるTA値はダウンリンクタイミングに対するものであり、時間整合プロシージャの一部分として受信されるTA値は最後のアップリンク送信に対するものである。UEによって適用される合計のTA値は、すべての受信されたTA値の累積的な合計である。直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムでは、UE間の直交性を維持するために、サーブされたUEからのアップリンク送信が基地局に到着するとき時間整合することを保証するのにTAが必要とされる。
NRでは、PUSCH送信に関するアップリンク許可において規定される時間領域リソース割り当ては、基地局(すなわちNR基地局(gNB))のタイミングで、すなわちタイミングアドバンスなしで規定される。アップリンク許可に含まれる時間領域リソース割り当て(すなわちスロットの内部の開始シンボルを加えたスロットオフセットK2)は、アップリンク許可が送信されるダウンリンクスロットに対するPUSCH開始を規定する。
UEにおいて、アップリンク許可が受信されたときのダウンリンクスロットの開始と、アップリンク送信の開始時間の間の時間は、指示された時間からTA値を引くことによって与えられる。UEは、アップリンク許可を復号してアップリンク送信を準備するために、最小限の処理時間を必要とする。この時間はNR規格に与えられており、以下の表1の値に基づくものである。以下の表におけるパラメータμは、サブキャリア間隔とも称されるヌメロロジー(μ=1:15kHz、μ=2:30kHz、μ=3:60kHz、μ=4:120kHz)を指示する。アップリンクとダウンリンクが異なるヌメロロジー(すなわち、異なるサブキャリア間隔を意味する異なるμ値)を有する場合、より小さいμ値が使用される。最小限の処理時間は、表のPUSCH準備時間(N)値に基づいて以下のように決定される。
Figure 0006782373
ここで、
・N:表1のPUSCH準備時間
・d2,1:PUSCH割り当ての第1のシンボルがDM−RSのみから成る場合にはd2,1=0であり、そうでなければd2,1=1である。
・d2,2:異なるコンポーネントキャリアが設定されて、ゼロよりも大きい時間差を有し得る場合には、コンポーネントキャリア間の時間差を反映する。そうでなければゼロである。
・κ=64
・T=1/(4096・480e3)
UEがTA値を適用した後に、シグナリングされた時間領域リソース割り当てがUEにおける十分な処理時間を許容することを確認するのは、基地局(すなわちgNB)の責務である。
表1:PUSCHタイミング能力1のためのPUSCH準備時間。能力1は基本的な処理能力を指す。
Figure 0006782373
ランダムアクセスプロシージャ中の第1の時間整合したPUSCH送信はMsg3と称され、DCIではアップリンク許可は与えられない(すなわち、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)では与えられない)。むしろ、Msg3向けのアップリンク許可は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)においてシグナリングされるMsg2(すなわちランダムアクセス応答(RAR)メッセージ)で与えられる。PDSCHはPDCCHよりも復号するのが複雑である。
PDSCHタイミングは、以下の表2の値に基づいて、以下の式によって決定される。
Figure 0006782373
ここで、
・N:表2のPDSCH処理時間
・d1,1:肯定応答/否定応答(ACK/NACK)がPUCCH上で送信される場合にはd1,1=0である。ACK/NACKがPUSCH上で送信される場合にはd1,1=1である。
・d1,2:異なるコンポーネントキャリアが設定されて、ゼロよりも大きい時間差を有し得る場合には、コンポーネントキャリア間の時間差を反映する。そうでなければゼロである。
・d1,3:PDSCHタイプAのみに関し、i番目(i<7)のシンボルにおいて終了し、d1,3=7−iであり、そうでなければd1,3=0である。これは、短いPDSCHは、完成された後に、復号を完成するのに、より長いPDSCHよりも少し長い時間を必要とするという事実を反映する。
・κ=64
・T=1/(4096・480e3)
表2:PDSCH処理能力1のためのPDSCH処理時間。能力1は基本的な処理能力を指す。NRのRel−15がより高度の(より速い)処理能力を規定するかどうかは不明瞭である。
Figure 0006782373
したがって、Msg3のPUSCHの最小限の処理時間は、メディアアクセス制御(MAC)および層1におけるPDSCH復号のための追加の処理を考慮に入れる必要があるので、通常のPUSCHの処理時間よりも長い。したがって、Msg3のPUSCHに関する最小限の処理時間は次式で与えられる。
Figure 0006782373
値Nは表2からのものであり、追加のDM−RSが設定されている。層2の処理を反映するために0.5ミリ秒が付加されている。
したがって、PUSCH上で受信されたMsg3送信のためのアップリンク許可を復号するのに必要なより長い処理時間を反映する、PDSCH上のMsg3送信のための時間領域リソース割り当てをシグナリングする必要がある。
ランダムアクセスプロシージャにおけるMsg3送信用の時間領域リソース割り当てのためのシステムおよび方法が開示される。いくつかの実施形態では、セルラー通信システムのためにユーザ機器(UE)において実施される方法は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上のMsg3送信のための時間領域リソース割り当ての指示を含むランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信することと、Msg3送信のために、時間領域リソース割り当ての指示およびPUSCH表に基づいて、スロットオフセット値(K2)を決定することとを含む。この方法は、Msg3送信のための追加のスロットオフセット値をスロットオフセット値(K2)に加算して、Msg3用の増加したスロットオフセット値をもたらすことと、増加したスロットオフセット値に従ってMsg3送信を送信することとをさらに含む。このように、PUSCH送信のための時間領域リソース割り当て設定を規定するPUSCH表は、Msg3時間領域リソース割り当てのために再利用され得る。
いくつかの実施形態では、追加のスロットオフセット値は、PUSCHのサブキャリア間隔の関数である。
いくつかの実施形態では、PUSCH表は、システム情報または上位層シグナリングによって設定される。
いくつかの実施形態では、追加のスロットオフセット値は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)復号と比較して、RARメッセージ復号に必要とされ、PUSCHのアップリンクヌメロロジーにおける大きい方の直近のスロット数に丸められる、追加の処理時間に関連して変化する。いくつかの実施形態では、追加のスロットオフセット値は次式によって規定され、
Figure 0006782373
ここで、Taddは追加の処理時間を表し、TUL,slotはPUSCHのアップリンクヌメロロジーに関するアップリンクスロットの期間を表し、増加したスロットオフセット値は次式となり、
2,increased=K+additional_slot_offset
ここで、K2,increasedは増加したスロットオフセット値を表し、Kは時間領域リソース割り当てに含まれるスロットオフセット値(K2)を表す。
いくつかの実施形態では、追加のスロットオフセット値は、PDCCH復号と比較して、RARメッセージ復号に必要とされ、前記PUSCHのアップリンクヌメロロジーにおける小さい方の直近のスロット数に丸められる、追加の処理時間に関連して変化する。
いくつかの実施形態では、追加の処理時間(Tadd)は次式となり、
Figure 0006782373
ここで、Nは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)復号時間であり、κ=64であり、μULはPUSCHのアップリンクヌメロロジーであって、T=1/(4096・480e3)である。
いくつかの実施形態では、追加の処理時間は、RARが、マッピングタイプAを用いる短いPDSCHで送信されるかどうか、の関数である。当業者には理解されるように、短いPDSCHはi番目(i<7)のシンボルにおいて停止するPDSCHであることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、RARは、i番目のシンボルにおいて停止するマッピングタイプAを用いて短いPDSCHで送信され、追加の処理時間(Tadd)は次式となり、
Figure 0006782373
ここで、NはPDSCH復号時間であり、κ=64であり、μULはPUSCHのアップリンクヌメロロジーであり、T=1/(4096・480e3)であって、d1,3は次式となる。
Figure 0006782373
いくつかの実施形態では、追加の処理時間(Tadd)は次式となり、
Figure 0006782373
ここで、NはPDSCH復号時間であり、κ=64であり、μULはPUSCHのアップリンクヌメロロジーであり、T=1/(4096・480e3)であって、d1,3はRARメッセージを含んでいるPDSCHの長さの関数である。
いくつかの実施形態では、UEは、セル間の時間差がゼロよりも大きいものであり得る2つ以上のセルに対して設定され、追加の処理時間(Tadd)は次式となり、
Figure 0006782373
ここで、NはPDSCH復号時間であり、κ=64であり、μULはPUSCHのアップリンクヌメロロジーであり、T=1/(4096・480e3)であって、d1,2はセル間の最大の許容時間差を反映する値である。
いくつかの実施形態では、UEは、セル間の時間差がゼロよりも大きいものであり得る2つ以上のセルに対して設定され、追加の処理時間(Tadd)は次式となり、
Figure 0006782373
ここで、NはPDSCH復号時間であり、κ=64であり、μULはPUSCHのアップリンクヌメロロジーであり、T=1/(4096・480e3)であり、d1,2はセル間の最大の許容時間差を反映する値であって、d1,3はRARメッセージを含んでいるPDSCHの長さの関数である。
いくつかの実施形態では、RARメッセージを受信することは基地局からRARメッセージを受信することを含み、この方法は、ユーザデータを供給することと、ユーザデータを、基地局に送信することによってホストコンピュータに転送することとをさらに含む。
セルラー通信システム用のUEの実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、セルラー通信システム用のUEは、PUSCH上のMsg3送信のための時間領域リソース割り当ての指示を含むRARメッセージを受信し、Msg3送信のために、時間領域リソース割り当ての指示およびPUSCH表に基づいて、スロットオフセット値(K2)を決定し、Msg3送信のための追加のスロットオフセット値をスロットオフセット値(K2)に加算して、Msg3用の増加したスロットオフセット値をもたらし、増加したスロットオフセット値に従ってMsg3送信を送信するように適合されている。
いくつかの実施形態では、セルラー通信システム用のUEが備えるインターフェースは、無線フロントエンド回路と、1つまたは複数のアンテナと、インターフェースに関連した処理回路とを備え、処理回路の働きにより、UEが、PUSCH上のMsg3送信のための時間領域リソース割り当ての指示を含んでいるRARメッセージを受信し、Msg3送信のために、時間領域リソース割り当ての指示およびPUSCH表に基づいて、スロットオフセット値(K2)を決定し、Msg3送信のための追加のスロットオフセット値をスロットオフセット値(K2)に加算して、Msg3用の増加したスロットオフセット値をもたらし、増加したスロットオフセット値に従ってMsg3送信を送信する。
いくつかの実施形態では、セルラー通信システム用のUEは、PUSCH上のMsg3送信のための時間領域リソース割り当ての指示を含んでいるRARメッセージを受信するように動作可能な受信ユニットと、Msg3送信のために、時間領域リソース割り当ての指示およびPUSCH表に基づいて、スロットオフセット値(K2)を決定し、Msg3送信のための追加のスロットオフセット値をスロットオフセット値(K2)に加算して、Msg3用の増加したスロットオフセット値をもたらすように動作可能な加算ユニットと、増加したスロットオフセット値に従ってMsg3送信を送信するように動作可能な通信ユニットとを備える。
セルラー通信システム用の基地局において実施される方法の実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、セルラー通信システム用の基地局において実施される方法は、UEにRARメッセージを送信することを含み、RARメッセージは、PUSCH上のMsg3送信のための時間領域リソース割り当ての指示を含み、時間リソース割り当ては、PUSCH上のMsg3送信のためのスロットオフセット値(K2)を含む。この方法は、スロットオフセット値とPUSCH上のMsg3送信のための追加のスロットオフセット値との合計である増加したスロットオフセット値に従って、PUSCH上で、UEからのMsg3送信を受信することをさらに含む。
セルラー通信システム用の基地局の実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、セルラー通信システム用の基地局は、UEにRARメッセージを送信するように適合されており、RARメッセージは、PUSCH上のMsg3送信のための時間領域リソース割り当ての指示を含み、時間リソース割り当ては、PUSCH上のMsg3送信のためのスロットオフセット値(K2)を含む。基地局は、スロットオフセット値とPUSCH上のMsg3送信のための追加のスロットオフセット値との合計である増加したスロットオフセット値に従って、PUSCH上で、UEからのMsg3送信を受信するようにさらに適合されている。
いくつかの実施形態では、セルラー通信システム用の基地局が備える処理回路の働きにより、基地局がUEにRARメッセージを送信し、RARメッセージは、PUSCH上のMsg3送信のための時間領域リソース割り当ての指示を含み、時間リソース割り当ては、PUSCH上のMsg3送信のためのスロットオフセット値(K2)を含む。処理回路のさらなる働きにより、基地局が、スロットオフセット値とPUSCH上のMsg3送信のための追加のスロットオフセット値との合計である増加したスロットオフセット値に従って、PUSCH上で、UEからのMsg3送信を受信する。
いくつかの実施形態では、セルラー通信システム用の基地局が備える送信ユニットは、UEにRARメッセージを送信するように動作可能であり、RARメッセージは、PUSCH上のMsg3送信のための時間領域リソース割り当ての指示を含み、時間リソース割り当ては、PUSCH上のMsg3送信のためのスロットオフセット値(K2)を含む。基地局がさらに備える受信ユニットは、スロットオフセット値とPUSCH上のMsg3送信のための追加のスロットオフセット値との合計である増加したスロットオフセット値に従って、PUSCH上で、UEからのMsg3送信を受信するように動作可能である。
図面は、開示された主題の選択された実施形態を図解するものである。図面では、類似の参照ラベルは類似の機構を表す。
本開示のいくつかの実施形態による無線デバイスおよび無線アクセスノードを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による無線デバイスおよび図1の無線アクセスノードの動作を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による無線ネットワークを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態によるユーザ機器(UE)を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による仮想化環境を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された遠隔通信ネットワークを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、部分的無線接続を通じて、基地局を介してUEと通信するホストコンピュータを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含んでいる通信システムにおいて実施される方法を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含んでいる通信システムにおいて実施される方法を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含んでいる通信システムにおいて実施される方法を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含んでいる通信システムにおいて実施される方法を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による仮想化装置を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による方法を示す図である。
次に、添付図面を参照しながら、本明細書で企図された実施形態のうちのいくつかをより十分に説明する。しかしながら、他の実施形態は、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれており、開示される主題は、本明細書で明らかにされる実施形態のみに限定されるように解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、主題の範囲を当業者に示唆するために例として提供されるものである。付加情報は、本明細書の補遺において提供される任意の文献の中にも見出され得る。
一般に、本明細書で使用されるすべての用語は、使用されている状況から、異なる意味が明瞭に示されるおよび/または示唆されることがなければ、関連する技術分野における通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a)/1つの(an)/その(the)要素、装置、構成要素、手段、ステップなどに対するすべての参照は、別様に明白に指定されなければ、要素、装置、構成要素、手段、ステップなどのうちの少なくとも1つを参照するように、オープンに解釈されるべきである。本明細書で開示される任意の方法のステップは、別のステップに後続する、または先行するものと明示的に記述された場合、および/または別のステップに後続するかもしくは先行することが絶対的である場合を除けば、開示された正確な順番で実施する必要はない。本明細書で開示された任意の実施形態の任意の機能が、適切ならどこでも任意の他の実施形態に適用され得る。同様に、任意の実施形態の任意の利点が、任意の他の実施形態に当てはまり得、逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、機能および利点が、以下の説明から明白になるはずである。
本明細書では、ある概念が、特定の技術分野または規格を参照しながら、かつ/またはそれらの分野または規格に適用可能な言語を使用して、説明されることがある。たとえば、特定の実施形態は、Long Term Evolution(LTE)の状況で理解されるように、セル、サブフレーム/スロット、チャネルなどを参照しながら、あるいは第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)新無線(NR)の状況で理解されるように、ビーム、スロット/ミニスロット、チャネルなどを参照しながら説明されることがある。それにもかかわらず、別様に指示されなければ、説明された概念はより広く適用可能であり得、いかなるそのような分野、規格、言語などによっても限定されることはない。
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上で受信される(すなわちランダムアクセス応答(RAR)メッセージによって受信される)Msg3送信のためのそれぞれのアップリンク許可を復号するのに必要な、より長い処理時間を反映するための物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上でのMsg3送信のための時間領域リソース割り当て用のシステムおよび方法が本明細書で開示される。開示される主題のある実施形態では、Msg3向けの時間領域リソース割り当てには通常のPUSCH表が使用されるが、Msg2送信によってMsg3送信をスケジューリングするのに使用される場合にはオフセットが加算される。
開示される主題のある実施形態は、以下の例など、従来の技法および技術に関連した短所を認めて提示される。これまでのところ、3GPPの第5世代(5G)NRが専用のMsg3時間領域リソース割り当て表を設定する、または規定するべきか、あるいは通常のPUSCH表が再利用されるべきか、といったことは裁定されていない。本開示の実施形態により、Msg3時間領域リソース割り当てと通常のPUSCH時間領域リソース割り当ての両方に同一のPUSCH表を再利用することが可能になる。
開示される実施形態のある実施形態は、従来の技法および技術と比較して、以下の例などの潜在的利益を提供し得るものである。ある実施形態では、PUSCH表は1つだけ設定すればよく、それによってシグナリングオーバヘッドを低減する。
本開示のいくつかの実施形態では、PUSCHおよびMsg3のために、単一の時間領域リソース割り当て表がシグナリングされるかまたは設定される。Msg3用の時間領域リソース割り当て表は、Msg2でシグナリングされるときには、シグナリングされたまたは設定されたPUSCH表から、オフセットを加算することによって導出される。
第1の実施形態では、PUSCH表は以下のように再利用される。デフォルトのPUSCH表、システム情報ブロック1(SIB 1)の設定のPUSCH表、または専用のPUSCH表が再利用される。しかしながら、追加の処理時間を反映するために、時間領域リソース割り当てでシグナリングされたスロットオフセット値(すなわちK2の値)にオフセットが加算される。このオフセットが加算されるのは、時間領域リソース割り当てがMsg2(すなわちRARメッセージ)でシグナリングされた場合のみであることに留意されたい。オフセットは、PDCCH復号と比較してMsg2復号のために必要な追加の処理時間に関連して変化し、アップリンクヌメロロジーμULにおける、スロットの、次により大きい(または、それほど望ましくないが、次により小さい)数(すなわちMsg3が送信されることになるPUSCH用のアップリンクヌメロロジーまたはサブキャリア間隔)に丸められる。追加の処理時間がTaddと表され、Msg2における時間領域リソース割り当てがK2の値Kをシグナリングする場合には、真のK2(すなわちK2,increasedと表される増加したスロットオフセット値)は、次式によって(切り上げを仮定して)決定され、
Figure 0006782373
ここで、TUL,slotはアップリンクスロットの期間である。一例では、
Figure 0006782373
となり、Nは、表2の「追加の復調用参照信号(DM−RS)が設定されている」から採用された。以下で説明される第2の実施形態において、Taddの他の値が提案される。
第2の実施形態では、Taddの代替値が利用される。非常に短いPDSCHに関する復号は、PDSCHが終了した後に、より長いPDSCHよりも少し延びる可能性があるので、短いPDSCHについては復号時間が延長されている。したがって、Msg2がマッピングタイプAを用いる短いPDSCHで送信される場合には、Taddに加算値が加算されてよい。一例として、マッピングタイプAを用いるPDSCHがi番目(i<7)のシンボルで停止する場合には、i<7であればd1,3=7−i、そうでなければd1,3=0とする追加の項を加算することが考えられ得、Taddは次式となる。
Figure 0006782373
他方では、PDSCHが非常に長い(長いがスロットアグリゲーションは用いないか、またはスロットアグリゲーションを用いてPDSCHを送信する)場合には、PDSCHは後に完成され、したがって復号も後に完成される。K2は、Msg2が送信される第1のスロットの開始に対して測定されるので、PDSCHの長さを増加させる別の被加数d’1,3が加算され得る。一般に、PDSCH(Msg2を含んでいる)の長さの関数であるd1,3を得ることが考えられる。
別のTaddの別の例は以下の通りである。ユーザ機器(UE)が複数のセルに対して設定され、(送信および/または受信のいずれかの)セル間の時間差が0よりも大きいものであり得、Msg3が、Msg2を送るために使用されるセル(DL1で表される)とは異なるセル(DL2で表される)に関連したセル(UL2で表される)上で送信される場合には、DL2のタイミング(したがってUL2のタイミング)がDL1のタイミングよりも最大の許容時間差だけ早くなってしまう可能性がある。この値を補償するために、最大時間差を反映するTaddに対して値d1,2が加算され得る。UEが、ゼロよりも大きい時間差を有し得る複数のセルに対して設定される(または設定されて活性化される)場合には、値d1,2はゼロよりも大きくなるはずである。UEが複数のセルに対して設定される(または設定されて活性化される)と直ちに、予期される最大時間差とは無関係にd1,2>0とすることが考えられ得る。d1,2≠0の場合には、固定値または実際の最大時間差もしくは実際に予期される最大時間差に依拠する値にすることが考えられ得る。したがって、この例ではTaddは次式となる。
Figure 0006782373
1,2とd1,3を組み合わせることも考えられ得、Taddは次式となる。
Figure 0006782373
図1は、本明細書で説明された実施形態の少なくともいくつかの態様による、Msg3に時間領域リソースを割り当てるように動作する無線デバイス100(本明細書ではUE 100とも称される)および無線アクセスノード102(たとえばNR基地局(gNB)などの基地局)を図示するものである。無線アクセスノード102は、好ましくはセルラーネットワーク(本明細書ではセルラー通信ネットワークまたはセルラー通信システムとも称される)における基地局である。無線デバイス100と無線アクセスノード102は、たとえば3GPPの5G NR規格などのセルラーネットワーク規格に従って無線で通信する。
図2は、本開示のいくつかの実施形態による無線デバイス100およびの無線アクセスノード102の動作を図示するものである。任意選択のステップは破線で表現されている。任意選択で、いくつかの実施形態では、無線アクセスノード102は、PUSCH表を無線デバイス100用に設定する(ステップ200)。PUSCH表は、システム情報(たとえばSIB 1)または上位層シグナリングによって設定されてよい。PUSCH表は複数の時間領域リソース割り当て設定を含む。
ランダムアクセスのために、無線デバイス100はランダムアクセスプリアンブルを送信する(ステップ202)。無線アクセスノード102は、ランダムアクセスプリアンブルを受信すると、無線デバイス100に、PUSCH上でMsg3送信のための時間領域リソース割り当ての指示を含んでいるRARメッセージを送信する(ステップ204)。無線デバイス100は、RARメッセージを受信し、時間領域リソース割り当ての指示およびPUSCH表に基づいてMsg3送信のためのスロットオフセット値(K2)を決定する(ステップ206)。PUSCH表は、デフォルトのPUSCH表または設定されたPUSCH表(たとえばステップ200で設定されたPUSCH表)でよい。無線デバイス100は、時間領域リソース割り当てに含まれたスロットオフセット値(K2)に対して追加のスロットオフセット値を加算することにより、Msg3送信のための増加したスロットオフセット値をもたらす(ステップ208)。本明細書では「オフセット」と称されることもある追加のスロットオフセット値は、第1の実施形態または第2の実施形態のいずれかに関して上記で説明されたように決定され得る。次いで、無線デバイス100は増加したスロットオフセット値に従ってMsg3送信を送信する(ステップ210)。
本開示の実施形態は任意の適切なタイプの無線ネットワークにおいて実施され得るが、図3は本開示の実施形態が実施され得る無線ネットワーク300の一例を図示するものである。図3は、いくつかの実施形態による無線ネットワーク300を図示するものである。本明細書で説明される主題は、任意の適切なタイプのシステムにおいて任意の適切な構成要素を使用して実施され得るものであるが、本明細書で開示される実施形態は、図3で説明される例示の無線ネットワークなどの無線ネットワークに関連して説明される。簡単さのために、図3の無線ネットワークが表すのは、ネットワーク302、ネットワークノード334および334b、ならびに無線デバイス(WD)110、110b、および304cのみである。WD 304、WD 304b、およびWD 304cは図1の無線デバイス100の例である。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、または無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなど別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに適切な任意の追加要素をさらに含み得る。図示された構成要素のうち、ネットワークノード334およびWD 304は付加的な詳細を伴って表されている。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに対して通信および他のタイプのサービスを提供してよく、無線デバイスが、無線ネットワークによって提供されるサービスまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスにアクセスすることおよび/または使用することを容易にする。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、遠隔通信、データ、セルラー、および/または無線ネットワークもしくは他の類似のタイプのシステムを備えてよく、かつ/またはこれらとインターフェースをとってよい。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格または他のタイプの所定の規則もしくはプロシージャによって動作するように設定され得る。
ネットワーク302は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、インターネットプロトコル(IP)ネットワーク、公衆スイッチ電話ネットワーク(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、WLAN、有線ネットワーク、無線ネットワーク、都市内ネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード334およびWD 304は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続をもたらすことなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイスの機能をもたらすように連携する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意数の有線または無線のネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは、有線もしくは無線の接続を介したデータおよび/または信号の通信を容易にする、またはこれらに関与する、任意の他の構成要素またはシステムを備え得る。
本明細書で使用されるように、ネットワークノードは、無線デバイスに対する無線アクセスを可能にするため、および/または無線アクセスをもたらすため、ならびに/あるいは無線ネットワークにおける他の機能(たとえば管理)を実施するために、無線ネットワークにおける無線デバイスおよび/または他のネットワークノードもしくは機器と直接的または間接的に通信することができ、通信するように設定され、通信するように構成され、かつ/または通信するように動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定されるものではないが、アクセスポイント(AP)(たとえば無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば無線基地局、ノードB、拡張型すなわちエボルブドノードB(eNB)、およびNRノードB(gNB))を含む。基地局は、提供するカバレッジの量(または言い方を変えれば送信電力レベル)に基づいて分類され得、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局とも称され得る。基地局は、中継を制御する中継ノードまたは中継ドナーノードでよい。ネットワークノードは、集中型デジタルユニット、および/またはリモート無線ヘッド(RRH)と称されることもあるリモートラジオユニット(RRU)など、分散型無線基地局の1つまたは複数の(あるいはすべての)部分も含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ一体型無線としてアンテナに組み込まれてよく、または組み込まれなくてもよい。分散型無線基地局の一部分は、分散型アンテナシステム(DAS)におけるノードと称されることもある。ネットワークノードのさらなる例は、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR)機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、ベーストランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば移動交換センタ(MSC)、モビリティ管理エンティティ(MME))、運用および保守(O&M)のノード、運用支援システム(OSS)ノード、自己最適化ネットワーク(SON)ノード、測位ノード(たとえばエボルブドサービングモバイルロケーションセンタ(e−SMLC))、および/または運転テストの最小化(MDT)を含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるような仮想ネットワークノードでよい。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線デバイスに対して無線ネットワークへのアクセスを可能にし、かつ/または提供する、あるいは無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに対していくつかのサービスを提供することができ、提供するように設定され、提供するように構成され、かつ/または提供するように動作可能な任意の適切なデバイス(またはデバイスのグループ)を表現し得る。
図3において、ネットワークノード334は、処理回路338、デバイス可読媒体344、インターフェース352、補助機器346、電源348、電力回路350、およびアンテナ336を含む。図3の例示の無線ネットワークに図示されたネットワークノード334は、ハードウェア構成要素の図示された組合せを含むデバイスを表現し得るものであるが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せのネットワークノードを備え得る。ネットワークノードは、本明細書で開示されたタスク、特徴、機能、および方法を実施するのに必要なハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せを備えることを理解されたい。その上に、ネットワークノード334の構成要素は、より大きなボックスの内部に配置された単一のボックスとして表されているかまたは複数のボックスの内部にネストにされているが、実際には、ネットワークノードは、図示された単一の構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体344は複数の別個のハードドライブならびに複数のランダムアクセスメモリ(RAM)モジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード334は、複数の物理的に分離した構成要素(たとえばノードBの構成要素およびRNCの構成要素、あるいはBTSの構成要素およびBSCの構成要素など)から成り得、各構成要素が独自の構成要素を有し得る。ネットワークノード334が複数の別個の構成要素(たとえばBTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるあるシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数がいくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが複数のノードBを制御してよい。そのようなシナリオでは、それぞれの固有のノードBとRNCの対が、いくつかの事例において単一の別個のネットワークノードと考えられ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード334は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は二重(たとえば異なるRAT用の別個のデバイス可読媒体344)にされてよく、いくつかの構成要素は再利用されてよい(たとえばRATによって同一のアンテナ336が共有され得る)。ネットワークノード334は、たとえばGSM、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、LTE、NR、Wi−Fi、またはブルートゥース無線技術など、ネットワークノード334に一体化された異なる無線技術のための様々な図示された構成要素の複数のセットも含み得る。これらの無線技術は、同一のチップもしくは別々のチップまたはチップのセットおよびネットワークノード334の内部の他の構成要素に組み込まれ得る。
処理回路338は、本明細書でネットワークノードによってもたらされる動作として説明されたあらゆる決定する動作、計算する動作、または類似の動作(たとえばある取得する動作)を実施するように設定されている。処理回路338によって実施される動作は、処理回路338によって得られた情報をたとえば他の情報に変換して、得られた情報または変換後の情報をネットワークノード334に記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは得られた情報または変換後の情報に基づいて1つまたは複数の動作を実施し、前記処理の結果として決定することによって得られる処理情報を含み得る。
処理回路338は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、もしくは任意の他の適切なコンピュータデバイス、リソースのうち1つまたは複数の組合せ、あるいは、単独で、またはデバイス可読媒体344などネットワークノード334の他の構成要素と併せて、ネットワークノード334の機能性をもたらすように動作可能なハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化されたロジックの組合せを備え得る。たとえば、処理回路338は、デバイス可読媒体344または処理回路338の内部のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能性には、本明細書で論じた様々な無線の特徴、機能、または利点のうちの任意のものをもたらすことが含まれ得る。いくつかの実施形態では、処理回路338はシステムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路338は、無線周波数(RF)トランシーバ回路340およびベースバンド処理回路342のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路340およびベースバンド処理回路342は、別個のチップ(またはチップのセット)上、基板上、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上に存在し得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路340およびベースバンド処理回路342の一部分またはすべてが、同一のチップまたはチップのセット上、基板上、またはユニット上に存在し得る。
ある実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNB、または他のそのようなネットワークデバイスによってもたらされるものとして本明細書で説明された機能性のいくつかまたはすべては、デバイス可読媒体344または処理回路338の内部のメモリに記憶された命令を実行する処理回路338によって実施されてよい。代替実施形態では、機能性のうちのいくつかまたはすべてが、処理回路338によって、ハードワイヤード式などで、別個のまたは離散型のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなく、もたらされ得る。それらの実施形態のあらゆるものにおいて、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令の実行の有無にかかわらず、処理回路338は、説明された機能性を実施するように設定され得る。そのような機能性によってもたらされる利点は、単体の処理回路338またはネットワークノード334の他の構成要素に限定されず、一般に、全体としてのネットワークノード334ならびに/あるいはエンドユーザおよび無線ネットワークによって享受される。
デバイス可読媒体344は、持続性の記憶機構、ソリッドステートメモリ、遠隔の記憶装置、磁気媒体、光媒体、RAM、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえばハードディスク)、取外し可能記憶媒体(たとえばフラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオティスク(DVD))、ならびに/あるいは任意の他の揮発性または不揮発性の、非一時的な、デバイス可読、かつ/または情報、データ、および/または処理回路338によって使用され得る命令を記憶する、コンピュータ実行可能な記憶デバイスを制限なく含む、任意の形式の揮発性または不揮発性のコンピュータ可読記憶装置を備え得る。デバイス可読媒体344は、ロジック、規則、コード、表などのうちの1つまたは複数を含むコンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーション、および/または処理回路338によって実行され得、ネットワークノード334によって利用される他の命令を含む、任意の適切な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体344は、処理回路338による任意の演算および/またはインターフェース352を介して受信された任意のデータを記憶するように使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路338とデバイス可読媒体344を一体化するように考えられてよい。
インターフェース352は、ネットワークノード334、ネットワーク302、および/またはWD 304との間のシグナリングおよび/またはデータの有線もしくは無線の通信において使用され得る。図示のように、インターフェース352は、たとえばネットワーク302との間で有線接続を通じてデータを送受信するためのポート/端末194を備える。インターフェース352には、アンテナ336に結合され得る、またはある実施形態ではアンテナ336の一部分であり得る、無線フロントエンド回路354も含まれる。無線フロントエンド回路354はフィルタ360および増幅器358を備える。無線フロントエンド回路354は、アンテナ336および処理回路338に接続され得る。無線フロントエンド回路354は、アンテナ336と処理回路338の間で通信される信号を調整するように設定されてよい。無線フロントエンド回路354が受信し得るデジタルデータは、無線接続を通じて他のネットワークノードまたはWDに送られるものである。無線フロントエンド回路354は、フィルタ360および/または増幅器358の組合せを使用して、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅のパラメータを有する無線信号に変換してよい。次いで、無線信号は、アンテナ336を通じて送信されてよい。同様に、データを受信するときには、アンテナ336によって収集され得た無線信号が無線フロントエンド回路354によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは処理回路338に渡され得る。他の実施形態では、インターフェース352は、異なる構成要素および/または異なる構成要素の組合せを備え得る。
ある代替実施形態では、ネットワークノード334は個別の無線フロントエンド回路354を含まなくてよく、代わりに、処理回路338が、無線フロントエンド回路を備えて、個別の無線フロントエンド回路354のないアンテナ336に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路340のいくつかまたはすべてがインターフェース352の一部分と考えられる。さらに別の実施形態では、インターフェース352が、無線ユニット(図示せず)の一部分として、1つまたは複数のポートまたは端末356、無線フロントエンド回路354、およびRFトランシーバ回路340を含んでよく、デジタルユニット(図示せず)の一部分であるベースバンド処理回路342と通信し得る。
アンテナ336は1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、無線信号を送信および/または受信するように設定されている。アンテナ336はデータおよび/または信号を無線で送受信可能な任意のタイプのアンテナでよく、無線フロントエンド回路354に結合され得る。いくつかの実施形態では、アンテナ336は、たとえば2GHz〜66GHzの無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全方向性アンテナ、セクタアンテナ、またはパネルアンテナを備え得る。全方向性アンテナはあらゆる方向の無線信号を送信/受信するように使用されてよく、セクタアンテナは特定の領域内のデバイスとの間で無線信号を送信/受信するように使用されてよく、パネルアンテナは、比較的直線の無線信号を送信/受信するために使用される視線アンテナでよい。いくつかの事例では、複数のアンテナを使用することは多重入出力(MIMO)と称され得る。ある実施形態では、アンテナ336はネットワークノード334から分離されてよく、インターフェースまたはポートを介してネットワークノード334に接続可能であり得る。
アンテナ336、インターフェース352、および/または処理回路338は、本明細書においてネットワークノードが実施するものとして説明されたあらゆる受信動作および/またはある取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ336、インターフェース352、および/または処理回路338は、本明細書においてネットワークノードが実施するものとして説明されたあらゆる送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノード、および/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路350は、電力管理回路を備えてよく、または電力管理回路に結合されてもよく、ネットワークノード334の構成要素に対して、本明細書で説明された機能性を実施するための電力を供給するように設定されている。電力回路350は電源348から電力を受け取り得る。電源348および/または電力回路350は、ネットワークノード334の様々な構成要素に対して、それぞれの構成要素にとって適切な形態で(たとえば各それぞれの構成要素向けに、必要な電圧および電流のレベルで)電力を供給するように設定され得る。電源348は、電力回路350および/またはネットワークノード334に含まれてよく、または外部にあってもよい。たとえば、ネットワークノード334は、入力回路または電気ケーブルなどのインターフェースを介して外部電源(たとえば電力コンセント)に接続可能でよく、それによって外部電源が電力回路350に電力を供給する。さらなる例として、電源348は、電力回路350に接続されているかまたは組み込まれているバッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を備え得る。バッテリーは、万一外部電源が役に立たないときバックアップ電力を供給し得る。光起電力デバイスなど他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード334の代替実施形態に含まれ得る、図3に示されたもの以上のさらなる構成要素は、本明細書で説明された機能性のうちの任意のものおよび/または本明細書で説明された主題をサポートするのに必要なあらゆる機能性を含む、ネットワークノードの機能性の特定の態様をもたらすことを担い得るものである。たとえば、ネットワークノード334には、ネットワークノード334への情報の入力を可能にし、かつネットワークノード334からの情報の出力を可能にするためのユーザインターフェース機器が含まれ得る。これによって、ユーザは、ネットワークノード334に対する診断、保守、修理、および他の管理機能を実施することができる。
本明細書で使用されるように、WDは、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと、無線通信することが可能な、無線通信するように設定された、無線通信するように構成された、かつ/または無線通信するように動作可能なデバイスを指す。WDという用語は、本明細書では、他に断らない限りUEと区別なく使用され得るものである。無線で通信することは、電磁波、電波、赤外線波、および/または空中の情報伝達に適切な他のタイプの信号を使用して、無線信号を送信および/または受信することを包含し得る。いくつかの実施形態では、WDは、人間との直接的な相互作用なしで情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部のイベントによって起動されたとき、またはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールに基づき、ネットワークへ情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定されるものではないが、スマートフォン、携帯電話、セル式電話、ボイスオーバIP(VoIP)フォン、無線ローカルループフォン、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーム用のコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生機器、着用可能端末デバイス、無線エンドポイント、モバイルステーション、タブレット、ラップトップ、ラップトップ組込型機器(LEE)、ラップトップ搭載型機器(LME)、スマートデバイス、無線の顧客構内機器(CPE)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえば、サイドリンク通信のための3GPP規格、車車間(V2V)通信、路車間(V2I)通信、車車間・路車間(V2X)通信を実施することによってデバイス間(D2D)通信をサポートし得、この場合D2D通信デバイスと称され得る。もう一つの具体例として、モノのインターネット(IoT)のシナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施してそのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。WDは、この場合マシン間(M2M)デバイスでよく、3GPPの状況ではマシンタイプ通信(MTC)デバイスと称され得る。特定の例の1つとして、WDは、3GPPの狭帯域IoT(NB−IoT)規格を実施するUEでよい。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例には、センサ、電力計などの計量デバイス、工業用機械、家庭用機器もしくは個人用機器(たとえば冷蔵庫、テレビなど)、または個人用ウェアラブル(たとえば腕時計、フィットネストラッカなど)がある。他のシナリオでは、WDは、それ自体の運転状態もしくは動作に関連した他の機能について報告することおよび/または監視することが可能な車両または他の機器を表し得る。上記で説明されたようなWDは無線接続のエンドポイントを表してよく、その場合には、デバイスは、無線端末と称され得る。その上、上記で説明されたようなWDは可動性であり得、その場合にはモバイルデバイスまたはモバイル端末と称され得る。
図示されたように、無線デバイス304は、アンテナ306、インターフェース310、処理回路316、デバイス可読媒体324、ユーザインターフェース機器326、補機328、電源330、および電力回路332を含む。WD 304は、少し例を挙げるだけでも、たとえばGSM、WCDMA、LTE、NR、Wi−Fi、WiMAX、またはブルートゥース無線技術など、WD 304によってサポートされる種々の無線技術用の図示された構成要素の1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD 304の内部の他の構成要素として、同一のチップもしくは別々のチップまたはチップのセットに組み込まれ得るものである。
アンテナ306に含まれ得る1つもしくは複数のアンテナまたはアンテナアレイは、無線信号を送り、かつ/または受信するように設定されてインターフェース310に接続されている。ある代替実施形態では、アンテナ306はWD 304から分離されてよく、インターフェースまたはポートを介してWD 304に接続可能であり得る。アンテナ306、インターフェース310、および/または処理回路316は、本明細書においてWDが実施するものとして説明されたあらゆる受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ306はインターフェースと見なされてよい。
図示のように、インターフェース310は無線フロントエンド回路308およびアンテナ306を備える。無線フロントエンド回路308は、1つまたは複数のフィルタ314および増幅器312を備える。無線フロントエンド回路310は、アンテナ306および処理回路316に接続されており、アンテナ306と処理回路316の間で通信される信号を調整するように設定されている。無線フロントエンド回路308は、アンテナ211に結合されてよく、またはアンテナ306の一部分でもよい。いくつかの実施形態では、WD 304は、別個の無線フロントエンド回路308を含まなくてよく、むしろ、処理回路316が無線フロントエンド回路を備えてアンテナ306に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路318のいくつかまたはすべてがインターフェース310の一部分と見なされ得る。無線フロントエンド回路308が受信し得るデジタルデータは、無線接続を通じて他のネットワークノードまたはWDに送られるものである。無線フロントエンド回路308は、フィルタ314および/または増幅器312の組合せを使用して、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅のパラメータを有する無線信号に変換してよい。次いで、無線信号は、アンテナ306を通じて送信されてよい。同様に、データを受信するときには、アンテナ306によって収集され得た無線信号が無線フロントエンド回路308によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは処理回路316に渡され得る。他の実施形態では、インターフェース310は、異なる構成要素および/または異なる構成要素の組合せを備え得る。
処理回路316は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、CPU、DSP、ASIC、FPGA、もしくは任意の他の適切なコンピュータデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいは、単独で、またはデバイス可読媒体324などWD 304の他の構成要素と併せて、WD 304の機能性をもたらすように動作可能なハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化されたロジックの組合せを備え得る。そのような機能性には、本明細書で論じた様々な無線の特徴または利点のうちの任意のものをもたらすことが含まれ得る。たとえば、処理回路316は、本明細書で開示された機能性をもたらすために、デバイス可読媒体324または処理回路316の内部のメモリに記憶された命令を実行してよい。
図示のように、処理回路316は、RFトランシーバ回路318、ベースバンド処理回路320、およびアプリケーション処理回路322のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路316は、異なる構成要素および/または異なる構成要素の組合せを備え得る。ある実施形態では、WD 304の処理回路316はSOCを備え得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路318、ベースバンド処理回路320、およびアプリケーション処理回路322は、別個のチップ上またはチップのセット上に存在してよい。代替実施形態では、ベースバンド処理回路320およびアプリケーション処理回路322の一部分またはすべてが、1つのチップまたはチップのセットへと組み合わされてよく、RFトランシーバ回路318は別個のチップ上またはチップのセット上に存在してよい。さらなる代替実施形態では、RFトランシーバ回路318およびベースバンド処理回路320の一部分またはすべてが、同一のチップ上またはチップのセット上に存在してよく、アプリケーション処理回路322は別個のチップ上またはチップのセット上に存在してよい。さらに別の代替実施形態では、RFトランシーバ回路318、ベースバンド処理回路320、およびアプリケーション処理回路322の一部分またはすべてが、同一のチップまたはチップのセットにおいて組み合わされてよい。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路318はインターフェース310の一部分でよい。RFトランシーバ回路318は、処理回路316向けのRF信号を調整し得る。
ある実施形態では、本明細書でWDが実施するものとして説明された機能性のいくつかまたはすべてが、ある実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得るデバイス可読媒体324に記憶された命令を実行する処理回路316によってもたらされ得る。代替実施形態では、機能性のうちのいくつかまたはすべてが、処理回路316によってハードワイヤード式などで、別個のまたは離散型のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなく、回路もたらされ得る。それらの特定の実施形態のあらゆるものにおいて、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令の実行の有無にかかわらず、処理回路316は、説明された機能性を実施するように設定され得る。そのような機能性によってもたらされる利点は、単体の処理回路316またはWD 304の他の構成要素に限定されず、一般に、全体としてのWD 304ならびに/あるいはエンドユーザおよび無線ネットワークによって享受される。
処理回路316は、本明細書でWDによって実施される動作として説明されたあらゆる決定する動作、計算する動作、または類似の動作(たとえば一定の取得する動作)を実施するように設定され得る。処理回路316によって実施されるこれらの動作は、処理回路316によって得られた情報をたとえば他の情報に変換して、得られた情報または変換後の情報をWD 304に記憶された情報と比較する動作、ならびに/あるいは得られた情報または変換後の情報に基づいて1つまたは複数の動作を実施し、前記処理の結果として決定する動作を含み得る。
デバイス可読媒体324は、ロジック、規則、コード、表などのうちの1つまたは複数を含むコンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーション、および/または処理回路316によって実行され得る他の命令を記憶するように動作し得る。デバイス可読媒体324には、コンピュータメモリ(たとえばRAMまたはROM)、大容量記憶媒体(たとえばハードディスク)、取外し可能記憶媒体(たとえばCDまたはDVD)、ならびに/あるいは情報、データ、および/または処理回路316によって使用され得る命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性の、非一時的な、デバイス可読かつ/またはコンピュータ実行可能の記憶デバイスが含まれ得る。いくつかの実施形態では、処理回路316とデバイス可読媒体324を一体化するように考えられてよい。
ユーザインターフェース機器326は、人間のユーザがWD 304と相互作用することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような相互作用は、視覚、聴覚、触覚など多くの形態であり得る。ユーザインターフェース機器326は、ユーザに対して出力を生成し、ユーザがWD 304に入力を供給することを可能にするように動作可能であり得る。相互作用のタイプは、WD 304にインストールされたユーザインターフェース機器326のタイプに依拠して変化し得る。たとえば、WD 304がスマートフォンであれば、相互作用はタッチスクリーンを介するものであり得、WD 304がスマートメータであれば、相互作用は、使用量(たとえば使用されたガロン数)を与えるスクリーン、または(たとえば煙が検知された場合に)音響の警報をもたらすスピーカによるものであり得る。ユーザインターフェース機器326は、入力のインターフェース、デバイスおよび回路、ならびに出力のインターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器326は、WD 304への情報の入力を可能にするように設定されて処理回路316に接続され、処理回路316が入力情報を処理することを可能にする。ユーザインターフェース機器326は、たとえばマイクロフォン、近接センサまたは他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、または他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器326は、WD 304から情報を出力することを可能にし、処理回路316がWD 304から情報を出力することを可能にするようにも設定されている。ユーザインターフェース機器326は、たとえばスピーカ、表示器、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路を含み得る。WD 304は、ユーザインターフェース機器326の1つまたは複数の入力および出力のインターフェースと、デバイスと、回路とを使用して、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、これらが本明細書で説明された機能性から利益を得ることを可能にし得る。
補機328は、WDによって一般に実施され得ない、より特殊な機能性をもたらすように動作可能である。これは、様々な目的で測定するための特化されたセンサ、有線通信などの追加のタイプの通信用インターフェースを備え得る。補機328の構成要素の含有およびタイプは、実施形態および/またはシナリオに依拠して異なり得る。
電源330は、いくつかの実施形態ではバッテリーまたはバッテリーパックの形態でよい。外部電源(たとえば電気のコンセント)、光起電力デバイス、または動力電池など他のタイプの電源も使用され得る。WD 304がさらに備える電力回路332は、本明細書で説明または指示された何らかの機能性を実行するのに電源330からの電力を必要とするWD 304の様々な部品に電源330からの電力を配送するためのものである。電力回路332は、ある実施形態では電力管理回路を備え得る。電力回路332は、それに加えて、またはその代わりに、外部電源から電力を受け取るように動作可能であり、その場合、WD 304は、入力回路または電力ケーブルなどのインターフェースを介して外部電源(電気のコンセントなど)に接続可能でよい。電力回路332は、ある実施形態では、外部電源からの電力を電源330に配送するように動作可能であり得る。これは、たとえば電源330を充電するためでよい。電力回路332は、電力を、供給されるWD 304のそれぞれの構成要素向けに適切なものにするために、電源330との間でやり取りする電力に対して、何らかのフォーマッティング、変換、または他の変更を実施してよい。
図4は、本明細書で説明された様々な態様によるUEの一実施形態を図示するものである。本明細書で使用されるように、ユーザ機器すなわちUEには、必ずしも、関連するデバイスを所有しかつ/または操作する人間のユーザの意味でのユーザが存在するわけではない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売または人間のユーザによる操作を意図されたデバイスを表現し得るが、特定の人間のユーザに関連付けられない、または最初は関連付けられなくてもよい(たとえばスマートなスプリンクラコントローラ)。あるいは、UEは、エンドユーザへの販売またはエンドユーザによる操作を意図されていないデバイスを表現し得るが、ユーザの利益に関連付けられてよく、またはユーザの利益のために運用されてもよい(たとえばスマートな電力計)。UE 400は、NB−IoTのUE、MTCのUE、および/または拡張MTC(eMTC)のUEを含む、3GPPによって同定された任意のUEでよい。UE 400は、図4に図示されるようにWDの一例であり、3GPPのGSM、UMTS、LTEなど、3GPPによって公布された1つまたは複数の通信規格および/または5G規格による通信用に設定されている。前述のように、WDという用語とUEという用語は交換可能に使用され得る。それゆえに、図4はUEであるが、本明細書で論じられた構成要素はWDにも同様に適用可能であり、逆の場合も同じである。図4のUE 400は、上記で説明された無線デバイス100の一例である。
図4において、UE 400が含む処理回路402は、入出力インターフェース406、RFインターフェース408、ネットワーク接続インターフェース410、RAM 416、ROM 418、および記憶媒体420を含む記憶装置414等、通信サブシステム428、電源412、ならびに/あるいは任意の他の構成要素、またはそれらの任意の組合せに対して動作可能に結合されている。記憶媒体420は、オペレーティングシステム422、アプリケーションプログラム424、およびデータ426を含む。他の実施形態では、記憶媒体420は他の類似のタイプの情報を含み得る。あるUEは、図4に示された構成要素のすべてを利用してよく、または構成要素のサブセットのみを利用してもよい。構成要素間の集積化のレベルは、UEごとに変化し得るものである。さらに、あるUEは、複数のプロセッサ、記憶装置、トランシーバ、送信器、受信器など、構成要素の複数の事例を含み得る。
図4において、処理回路402はコンピュータの命令およびデータを処理するように設定され得る。処理回路402は、1つまたは複数のハードウェア(たとえば離散ロジック、FPGA、ASICなど)で実施されるステートマシン、適切なファームウェアを加えたプログラマブルロジック、1つまたは複数の記憶されたプログラム、適切なソフトウェアを加えたマイクロプロセッサまたはDSPなどの汎用プロセッサ、または上記のものの任意の組合せなど、記憶装置の中に機械可読コンピュータプログラムとして記憶されたマシン命令を実行するように機能する任意の逐次ステートマシンを実施するように設定されてよい。たとえば、処理回路402は2つのCPUを含み得る。データは、コンピュータが使用するのに適した形式の情報でよい。
表された実施形態では、入出力インターフェース406は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースをもたらすように設定され得る。UE 400は、入出力インターフェース406を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同一のタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、USBポートは、UE 400に対して入力および出力を供給するように使用され得る。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、表示器、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、発光体、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せでよい。UE 400は、ユーザがUE 400に情報を取り込むことを可能にする入出力インターフェース406を介して入力デバイスを使用するように設定されてよい。入力デバイスは、タッチ感応または存在感応の表示器、カメラ(たとえばデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサ、マウス、トラックボール、指向性パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。存在感応表示器は、ユーザから入力を感知するための容量性タッチセンサまたは抵抗性タッチセンサを含み得る。センサは、たとえば加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光センサ、近接センサ、別の類似のセンサ、またはそれらの任意の組合せでよい。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサでよい。
図4において、RFインターフェース408は、送信器、受信器、およびアンテナなどのRF構成要素に通信インターフェースをもたらすように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース410は、ネットワーク434aに通信インターフェースをもたらすように設定され得る。ネットワーク434aは、LAN、WAN、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、遠隔通信ネットワーク、別の類似のネットワーク、またはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線のネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク434aはWi−Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェース410は、イーサネット、送信制御プロトコル(TCP)/IP、同期型光ネットワーキング(SONET)、非同期転送モード(ATM)等、1つまたは複数の通信プロトコルによる通信ネットワークを通じて1つまたは複数の他のデバイスと通信するのに使用される、受信器および送信器のインターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース410は、通信ネットワークリンク(たとえば光リンク、電気リンクなど)に適切な受信器および送信器の機能性を実施し得る。送信器の機能と受信器の機能は、回路部品、ソフトウェアまたはファームウェアを共有してよく、あるいは別個に実施されてもよい。
RAM 416は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなどのソフトウエアプログラムの実行中に、処理回路402に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシュをもたらすために、バス404を介してインターフェースをとるように設定され得る。ROM 418は、処理回路402にコンピュータ命令またはデータを供給するように設定され得る。たとえば、ROM 418は、不変の低水準のシステムコード、または基本的な入出力(I/O)、スタートアップ、もしくはキーボードからのキーストロークの受取りなど、不揮発性メモリに記憶される基本的なシステム機能のためのデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体420は、RAM、ROM、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的EPROM(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、取外し可能カートリッジ、またはフラッシュドライブなどの記憶装置を含むように設定され得る。一例では、記憶媒体420は、オペレーティングシステム422と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットエンジンもしくはガジェットエンジン、または別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム424と、データファイル426とを含むように設定され得る。記憶媒体420は、UE 400が使用する多種多様なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちの任意のものを記憶し得る。
記憶媒体420は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD−DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、同期型ダイナミックRAM(SDRAM)、外部マイクロDIMMのSDRAM、加入者識別モジュール(SIM)または取外し可能ユーザ識別(RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他の記憶装置、またはそれらの任意の組合せなど、複数の物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体420により、UE 400は、一時的記憶媒体または非一時的記憶媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスしてデータをオフロードする、またはアップロードすることが可能になり得る。通信システムを利用するものなどの製品は、デバイス可読媒体を備え得る記憶媒体420において実体的に具現されてよい。
図4において、処理回路402は、通信サブシステム428を使用してネットワーク434bと通信するように設定されてよい。ネットワーク434aとネットワーク434bは、同一のネットワーク(複数可)または異なるネットワーク(複数可)であり得る。通信サブシステム428は、ネットワーク434bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定されてよい。たとえば、通信サブシステム428は、IEEE 802.2、符号分割多元接続(CDMA)、WCDMA、GSM、LTE、汎用地上波RAN(UTRAN)、WiMax等、1つまたは複数の通信プロトコルによって無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局などの無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数の遠隔のトランシーバと通信するのに使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定されてよい。各トランシーバが、RANリンク(たとえば周波数割り当てなど)に適した送信器の機能性を実施するための送信器430および/または受信器の機能性を実施するための受信器432を含み得る。さらに、各トランシーバの送信器430と受信器432は、回路部品、ソフトウェアまたはファームウェアを共有してよく、あるいは別個に実施されてもよい。
図示の実施形態において、通信サブシステム428の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、ブルートゥースなどの短距離通信、ニアフィールド通信、所在を判定するための全地球測位システム(GPS)の使用などロケーションベースの通信、別の類似の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム428は、セルラー通信、Wi−Fi通信、ブルートゥース通信、およびGPS通信を含み得る。ネットワーク434bは、LAN、WAN、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、遠隔通信ネットワーク、別の類似のネットワーク、またはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線のネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク434bは、セルラーネットワーク、Wi−Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークでよい。電源412は、UE 400の構成要素に交流(AC)または直流(DC)の電力を供給するように設定され得る。
本明細書で説明された特徴、利点、および/または機能は、UE 400の構成要素のうちの1つで実施されてよく、またはUE 400の複数の構成要素にわたって分割されてもよい。さらに、本明細書で説明された特徴、利点、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実施され得る。一例では、通信サブシステム428は、本明細書で説明された構成要素のうちの任意のものを含むように設定され得る。さらに、処理回路402は、バス404を通じてそのような構成要素のうちの任意のものと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のいかなるものも記憶装置に記憶されたプログラム命令によって表現され得、処理回路402によって実行されたとき、本明細書で説明された対応する機能を実施する。別の例では、そのような構成要素のいかなるものの機能性も処理回路402と通信サブシステム428の間で分割され得る。別の例では、そのような構成要素のいかなるものの非計算集約的機能もソフトウェアまたはファームウェアで実施され得、計算集約的機能はハードウェアで実施され得る。
図5は、いくつかの実施形態によって実施される機能が仮想化され得る仮想化環境500を図示する概略ブロック図である。現在の状況では、仮想化は、装置またはデバイスの仮想バージョンを生成することを意味し、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイス、およびネットワーキングリソースを仮想化することを含み得る。本明細書で使用されるように、仮想化は、ノード(たとえば仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)、またはデバイス(たとえばUE、無線デバイス、または任意の他のタイプの通信デバイス)またはそれらの構成要素に適用され得、機能性のうちの少なくとも一部分が(たとえば1つまたは複数のネットワークにおける1つまたは複数の物理処理ノード上で実行する、1つまたは複数のアプリケーション、コンポーネント、機能、仮想マシンまたは仮想コンテナによって)1つまたは複数の仮想構成要素として実施される実装形態に関するものである。
いくつかの実施形態では、本明細書で説明された機能のうちのいくつかまたはすべてが、1つまたは複数のハードウェアノード504よってホスティングされた1つまたは複数の仮想環境500において実施される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される仮想構成要素として実施され得る。さらに、仮想ノードが無線アクセスノードではない、または無線接続性を必要としない(たとえばコアネットワークノードである)実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
各機能は、本明細書で開示された実施形態のいくつかの特徴、機能、および/または利点のうちのいくつかを実施するように機能する1つまたは複数のアプリケーション502(あるいはソフトウェアインスタンス、仮想機器、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと称され得る)によって実施され得る。アプリケーション502は、処理回路510および記憶装置514を備えるハードウェア504をもたらす仮想化環境500において実行される。記憶装置514が含んでいる命令516は処理回路510によって実行され得、それによって、アプリケーション502は、本明細書で開示された特徴、利点、および/または機能のうちの1つまたは複数をもたらすように機能する。
仮想化環境500は、民生品の(COTS)プロセッサ、専用ASIC、またはデジタルもしくはアナログのハードウェア構成要素もしくは専用プロセッサを含む何らかの他のタイプの処理回路であり得る、1つまたは複数のプロセッサまたは処理回路510のセットを備える汎用または専用のネットワークハードウェアデバイス504を備える。各ハードウェアデバイス504が備え得る記憶装置514−1は、処理回路510によって実行される命令516またはソフトウェアを一時的に記憶するための非持続的記憶装置でよい。各ハードウェアデバイス504が備え得る1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)511は、ネットワークインターフェースカードとしても知られており、物理ネットワークインターフェース512を含む。各ハードウェアデバイス504は、処理回路510によって実行可能なソフトウェア516および/または命令を記憶している非一時的かつ持続的な機械可読記憶媒体514−2も含み得る。ソフトウェア516は、1つまたは複数の仮想化層508のインスタンスを作成するためのソフトウェア(ハイパーバイザとも称される)、仮想マシン506を実行するためのソフトウェア、ならびに仮想マシン506が本明細書で説明されたいくつかの実施形態に関連して説明された機能、特徴、および/または利点を実行することを可能にするソフトウェアを含む任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン506は、仮想処理、仮想記憶、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想記憶機構を備え、対応する仮想化層508すなわちハイパーバイザによって実行され得る。仮想機器502のインスタンスの異なる実施形態が、仮想マシン506のうちの1つまたは複数で実施され得、実装形態は異なるやり方で作製され得る。
処理回路510は、動作中にソフトウェア516を実行して、仮想コンピュータモニタ(VMM)と称されることもあるハイパーバイザすなわち仮想化層508のインスタンスを作成する。仮想化層508は、仮想マシン506に対するネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示してよい。
図5に示されるように、ハードウェア504は一般的な構成要素または特定の構成要素を伴うスタンドアロンのネットワークノードでよい。ハードウェア504はアンテナ524を備えてよく、仮想化によっていくつかの機能を実施し得る。あるいは、ハードウェア504は、多くのハードウェアノードが連携し、とりわけアプリケーション502のライフサイクル管理を監視する管理および編成(MANO)517によって管理される、より大きなハードウェアのクラスタの一部分(たとえばデータセンタまたはCPE)におけるものなどでよい。
ハードウェア504の仮想化は、いくつかの状況では、ネットワーク機能の仮想化(NFV)と称される。NFVは、業界標準の多くのネットワーク機器のタイプを、データセンタおよびCPEに配置され得る大容量のサーバハードウェア、物理スイッチ、および物理的記憶機構に統合するために使用され得る。
NFVの状況では、仮想マシン506は、あたかも有形で仮想化されていないマシン上で実行しているかのようにプログラムを実行する、物理マシンのソフトウェア実装形態であり得る。仮想マシン506、および仮想マシンの専用ハードウェアであろうと、仮想マシンのうち他のものと共有されるハードウェアであろうとハードウェア504のうちの仮想マシン506を実行する部分の各々が、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を形成する。
依然としてNFVの状況において、仮想ネットワーク機能(VNF)がハンドリングを担う特定のネットワーク機能は、ハードウェア504のネットワーキングインフラストラクチュアの最上部における1つまたは複数の仮想マシン506で実行され、図5のアプリケーション502に対応するものである。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数の無線ユニット518は、それぞれが1つまたは複数の送信器522および1つまたは複数の受信器520を含み、1つまたは複数のアンテナ524に結合され得る。無線ユニット518は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを通じてハードウェアノード504と直接通信してよく、仮想構成要素と組み合わせて使用され得て、無線アクセスノードまたは基地局など無線能力を伴う仮想ノードをもたらす。
いくつかの実施形態では、いくつかのシグナリングは、ハードウェアノード504と無線ユニット518の間の通信用に代替として使用され得る制御システム526の使用の影響を受ける可能性がある。
図6は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された遠隔通信ネットワークを図示するものである。
図6を参照して、一実施形態によれば、通信システムが含む3GPPタイプセルラーネットワークなどの遠隔通信ネットワーク600は、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク602と、コアネットワーク608とを備える。アクセスネットワーク602は、ノードB、eNB、gNBなどの複数の基地局604a、604b、604c、またはそれぞれ対応するカバレッジエリア606a、606b、606cを規定する他のタイプの無線アクセスポイントを備える。各基地局604a、604b、604cは、有線または無線の接続610を通じてコアネットワーク608に接続可能である。カバレッジエリア606cに配置された第1のUE 622は、対応する基地局604cに無線で接続するかまたは基地局604cによってページングされるように設定されている。カバレッジエリア606aにおける第2のUE 624は、対応する基地局604aに無線で接続可能である。この例では複数のUE 622、624が図示されているが、開示された実施形態は、単独のUEがカバレッジエリア606にある状況、または単独のUEが対応する基地局604に接続している状況にも同様に適用可能である。
遠隔通信ネットワーク600自体が接続されているホストコンピュータ618は、スタンドアロンのサーバのハードウェアおよび/またはソフトウェア、クラウドで実施されたサーバ、分散型サーバ、またはサーバファームにおける処理リソースで具現され得るものである。ホストコンピュータ618はサービスプロバイダの所有権または制御下にあってよく、あるいはサービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダのために運用されてよい。遠隔通信ネットワーク600とホストコンピュータ618の間の接続614および616は、コアネットワーク608からホストコンピュータ618まで直接延在してよく、または任意選択の中間ネットワーク612を介したものでもよい。中間ネットワーク612は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホスティングされたネットワークのうちの1つ、または2つ以上の組合せでよく、中間ネットワーク612は、存在する場合には、バックボーンネットワークまたはインターネットでよく、詳細には、中間ネットワーク612は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図6の通信システムは、接続されたUE 622、624とホストコンピュータ618の間の接続性を全体として可能にするものである。接続性はオーバーザトップ(OTT)接続620として説明され得る。ホストコンピュータ618と、接続されたUE 622、624とは、アクセスネットワーク602、コアネットワーク608、任意の中間ネットワーク612、および可能なさらなるインフラストラクチュア(図示せず)を仲介物として使用して、OTT接続620を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように設定されている。OTT接続620は、OTT接続620を通す、関与している通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンクの通信のルーティングを認識しないという意味でトランスペアレントであり得る。たとえば、基地局604は、ホストコンピュータ618を起源とする、接続されているUE 622に転送される(たとえばハンドオーバされる)べきデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、通知されなくてよく、通知される必要もない。同様に、基地局604は、UE 622を起源とする、ホストコンピュータ618に向けた発信アップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
図7は、いくつかの実施形態による、部分的無線接続を通じて、基地局を介してUEと通信するホストコンピュータを図示するものである。
次に、前節で論じられたUE、基地局、およびホストコンピュータの、一実施形態による例示の実装形態を、図7を参照しながら説明する。通信システム700において、ホストコンピュータ702が備えるハードウェア708に含まれる通信インターフェース710は、通信システム700の異なる通信デバイスのインターフェースに対する有線または無線の接続をセットアップして維持するように設定されている。ホストコンピュータ702がさらに備える処理回路712は、記憶機構および/または処理能力を有し得る。詳細には、処理回路712は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGAまたはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ702がさらに含むソフトウェア704は、ホストコンピュータ702に記憶されているか、またはホストコンピュータ702によるアクセスが可能であり、処理回路712によって実行可能である。ソフトウェア704はホストアプリケーション706を含む。ホストアプリケーション706は、UE 726およびホストコンピュータ702において終結するOTT接続738によって接続されているUE 726などの遠隔ユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストアプリケーション706は、遠隔ユーザにサービスを提供するとき、OTT接続738を使用して送信されるユーザデータを供給してよい。
通信システム700がさらに含む基地局714は、遠隔通信システムに与えられるものであり、ホストコンピュータ702およびUE 726との通信を可能にするハードウェア718を備える。ハードウェア718は、通信システム700の異なる通信デバイスのインターフェースに対する有線または無線の接続をセットアップして維持するための通信インターフェース720、ならびに、少なくとも基地局714によってサーブされたカバレッジエリア(図7には示されていない)内のUE 726に対する無線接続742をセットアップして維持するための無線インターフェース722を含み得る。通信インターフェース720は、ホストコンピュータ702に対する接続740を容易にするように設定されてよい。接続740は直接的でよく、あるいは遠隔通信システムのコアネットワーク(図7には示されていない)および/または遠隔通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過してよい。示された実施形態において、基地局714のハードウェア718がさらに含む処理回路724は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局714がさらに有するソフトウェア716は、内部に記憶されているか、または外部接続によってアクセス可能である。
通信システム700は、既に言及されたUE 726をさらに含む。通信システム700のハードウェア732が含み得る無線インターフェース734は、UE 726が現在配置されているカバレッジエリアにサーブする基地局714に対する無線接続742をセットアップして維持するように設定されている。UE 726のハードウェア732がさらに含む処理回路736は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE 726がさらに含むソフトウェア728は、UE 726に記憶されているか、またはUE 726によるアクセスが可能であり、処理回路736によって実行可能である。ソフトウェア728はクライアントアプリケーション730を含む。クライアントアプリケーション730は、ホストコンピュータ702のサポートを伴って、UE 726を介して、人間のユーザまたは人間以外のユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ702において実行中のホストアプリケーション706は、UE 726およびホストコンピュータ702において終結するOTT接続738を通じて、実行中のクライアントアプリケーション730と通信し得る。ユーザにサービスを提供するとき、クライアントアプリケーション730は、ホストアプリケーション706から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを供給してよい。OTT接続738は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション730は、供給するユーザデータを生成するためにユーザと対話してよい。
図7のホストコンピュータ702、基地局714、およびUE 726は、それぞれ図6のホストコンピュータ618、基地局604a、604b、604cのうちの1つ、およびUE 622、624のうちの1つに類似のものまたは同一のものでよいことが注目される。つまり、これらのエンティティの内部作用は図7に独立して示されたものでよく、周囲のネットワークトポロジは図6のものでよい。
図7において、OTT接続738は、ホストコンピュータ702とUE 726の間の基地局714を介した通信を図示するために抽象的に描かれており、いかなる仲介のデバイスにも、これらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングにも、明示的な参照はない。ネットワークインフラストラクチャはルーティングを決定してよく、ルーティングは、UE 726もしくはホストコンピュータ702を運用するサービスプロバイダまたは両方から見えないように設定されてよい。OTT接続738が有効であるとき、ネットワークインフラストラクチャは、(たとえばネットワークのロードバランシングの配慮または再設定に基づいて)ルーティングの動的変更をさらに裁定してよい。
UE 726と基地局714の間の無線接続742は、本開示の全体にわたって説明された実施形態の教示に従うものである。様々な実施形態のうちの1つまたは複数が、無線接続742が最終区分を形成するOTT接続738を使用して、UE 726に提供されるOTTサービスの性能を改善する。
1つまたは複数の実施形態を改善するデータレート、レイテンシ、および他の要因を監視するために、測定プロシージャが用意されてよい。測定結果の変動に応答してホストコンピュータ702とUE 726の間のOTT接続738を再構成するための、任意選択のネットワーク機能がさらに存在し得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続738を再構成するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ702のソフトウェア704およびハードウェア708、またはUE 726のソフトウェア728およびハードウェア732、あるいは両方で実施されてよい。いくつかの実施形態では、OTT接続738が通る通信デバイスの中に、または同デバイスに関連して、センサ(図示せず)が配備されてよく、センサは、上記の例の監視された量の値を供給することにより、あるいはソフトウェア704、728が監視された量を計算するかまたは推定するのに使用される他の物理量の値を供給することにより、測定プロシージャに関与し得る。OTT接続738の再構成は、メッセージフォーマット、再送信設定、望ましいルーティングなどを含み得、基地局714に影響を及ぼす必要はなく、基地局714にとって未知のものまたは感知できないものでよい。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術において既知の、実施され得るものである。ある実施形態では、測定は、ホストコンピュータ702による、スループット、伝搬時間、レイテンシ等の測定を容易にする、専用のUEシグナリングを包含し得る。測定は、ソフトウェア704および728が、伝搬時間、エラーなどを監視しながら、OTT接続738を使用してメッセージを送信するとき、詳細には空または「ダミー」のメッセージを送信するとき、実施されてよい。
図8は、一実施形態によって通信システムにおいて実施される方法800を図示する流れ図である。通信システムは、図4および図5を参照しながら説明されたものであり得るホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。簡潔さのために、この段落では図8の参照のみを含むことにする。ステップ802において、ホストコンピュータはユーザデータを供給する。ステップ802のサブステップ804(任意選択でよい)において、ホストコンピュータはホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを供給する。ステップ806において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を開始する。ステップ808(任意選択でよい)において、基地局は、本開示の全体にわたって説明された実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが起動した送信で搬送されたユーザデータをUEに送信する。ステップ810(これも任意選択でよい)において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連したクライアントアプリケーションを実行する。
図9は、一実施形態によって通信システムにおいて実施される方法900を図示する流れ図である。通信システムは、図4および図5を参照しながら説明されたものであり得るホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示の簡単さのために、この段落では図9の参照のみを含むことにする。方法900のステップ902において、ホストコンピュータはユーザデータを供給する。任意選択のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータはホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを供給する。ステップ904において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を開始する。送信は、本開示の全体にわたって説明された実施形態の教示に従って、基地局を通されてよい。ステップ906(任意選択でよい)において、UEは、送信で搬送されたユーザデータを受信する。
図10は、一実施形態によって通信システムにおいて実施される方法1000を図示する流れ図である。通信システムは、図4および図5を参照しながら説明されたものであり得るホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示の簡単さのために、この段落では図10の参照のみを含むことにする。ステップ1002(任意選択でよい)において、UEは、ホストコンピュータによって供給された入力データデータを受信する。それに加えて、またはその代わりに、ステップ1006において、UEがユーザデータを供給する。ステップ1006のサブステップ1008(任意選択でよい)において、UEはクライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを供給する。ステップ1002のサブステップ1004(任意選択でよい)において、UEは、ホストコンピュータによって供給されて受信された入力データに反応してユーザデータを供給するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを供給するとき、実行されるクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮に入れてよい。ユーザデータが供給された特定のやり方に関係なく、UEは、サブステップ1010(任意選択でよい)において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。この方法のステップ1012において、ホストコンピュータは、本開示の全体にわたって説明された実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図11は、一実施形態によって通信システムにおいて実施される方法1100を図示する流れ図である。通信システムは、図4および図5を参照しながら説明されたものであり得るホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示の簡単さのために、この段落では図11の参照のみを含むことにする。ステップ1102(任意選択でよい)において、基地局は、本開示の全体にわたって説明された実施形態の教示に従って、UEからユーザデータを受信する。ステップ1104(任意選択でよい)において、基地局は、受信されたユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ1106(任意選択でよい)において、ホストコンピュータは、基地局が起動した送信で搬送されたユーザデータを受信する。
図12は、無線ネットワーク(たとえば図3に示された無線ネットワーク)における装置1200の概略ブロック図を図示するものである。装置1200は、無線デバイスまたはネットワークノード(たとえば図3に示された無線デバイス304またはネットワークノード334)において実施され得る。装置1200は、図13を参照しながら説明された例示の方法を実行するように動作可能であり、場合により、本明細書で開示された任意の他のプロセスまたは方法を実行するように動作可能である。図13の方法は、必ずしも装置1200が単独で実行しなければならないわけではないことも理解されたい。この方法の少なくともいくつかの動作は、1つまたは複数の他のエンティティによって実施され得る。
仮想装置1200が備え得る処理回路は、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ、ならびに、DSP、専用デジタルロジックなどを含み得る他のデジタルハードウェアを含み得る。処理回路は、ROM、RAM、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光学記憶デバイスなどの1つまたはいくつかのタイプの記憶装置を含み得る記憶装置に記憶されたプログラムコードを実行するように設定されてよい。記憶装置に記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の遠隔通信プロトコルおよび/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに、いくつかの実施形態において本明細書で説明された技術のうちの1つまたは複数を実行するための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、受信ユニット1202、加算ユニット1204、通信ユニット1206、および装置1200の任意の他の適切なユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による対応する機能を実施させるように使用され得る。
図12に図示されるように、装置1200は、受信ユニット1202、加算ユニット1204、および通信ユニット1206を備える。受信ユニット1202は、ネットワークノードから、初期のアクセスプロシージャのMsg2で時間領域リソース割り当て情報を受信するように設定されている。加算ユニット1204は、Msg2で時間領域リソース割り当て情報を受信するのに応答して、時間領域リソース割り当てでシグナリングされたK2の値にオフセットを加算するように設定されている。通信ユニット1206は、Msg2に従って、情報を通信し(たとえば送信し、または受信し)、かつ/または処理するように設定されている。
「ユニット」という用語は、電子工学、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野における従来の意味を有し得、たとえば本明細書で説明されたような電気回路および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、記憶装置、ソリッドステートおよび/またはディスクリートのロジックデバイス、それぞれのタスク、プロシージャ、計算、出力、および/または表示機能を実行するためのコンピュータプログラムまたは命令、などを含み得る。
図13はいくつかの実施形態による方法1300を図示するものである。
図13を参照して、方法1300は、図12のユニット1202、1204、および1006のそれぞれの機能に対応する動作1302、1304、および1306を実施することを含む。
上記で論じられたように、いくつかの実施形態では、PUSCHおよびMsg3用の単一の時間領域リソース割り当て表がシグナリングされる/設定される。Msg3用の時間領域リソース割り当て表は(Msg2でシグナリングされるときには)、シグナリングされた/設定されたPUSCH表から、オフセットを加算することによって導出される。
実施形態1:PUSCH表の再利用
デフォルトのPUSCH表またはSIB 1に設定されたPUSCH表(または専用のPUSCH表)が再利用される。しかしながら、追加の処理時間を反映するために、時間領域リソース割り当てでシグナリングされたK2の値にオフセットが加算される。このオフセットが加算されるのは、時間領域リソース割り当てがMsg2でシグナリングされた場合のみであることに留意されたい。オフセットは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)復号と比較して、Msg2復号のために必要な追加の処理時間に関連して変化し、アップリンクヌメロロジーμULおけるスロットの、次に大きい(または、それほど望ましくないが、次に小さい)数に丸められる。追加の処理時間がTaddで表され、Msg2における時間領域リソース割り当てがK2の値K2,Msg2をシグナリングする場合、真のK2は(切り上げを想定して)次式によって決定され、
Figure 0006782373
UL,slotはアップリンクスロットの期間である。一例では、
Figure 0006782373
となり、Nは表2からのものであり、追加のDM−RSが設定されている。実施形態2では、Taddの他の値が提案される。
実施形態2:Taddの加算値
上記の説明は、(非常に短いPDSCHに関する復号は、PDSCHが終了した後に、より長いPDSCHよりも少し延びる可能性があるので)短いPDSCHについては復号時間が延長されることを例証するものである。したがって、Msg2がタイプAを用いる短いPDSCHにおいて送信される場合には、Taddに加算値が加算されてよい。一例として、マッピングタイプAを用いるPDSCHがi番目(i<7)のシンボルで停止する場合には、i<7であればd1,3=7−iであり、そうでなければd1,3=0とする追加の項を加算することが考えられ得る。
Figure 0006782373
他方では、PDSCHが非常に長い(長いがスロットアグリゲーションは用いないか、またはスロットアグリゲーションを用いてでもPDSCHを送信する)場合には、PDSCHは後に完成され、したがって復号も後に完成される。K2は、Msg2が送信される第1のスロットの開始に対して測定されるので、PDSCHの長さを増加させる別の被加数d’1,3が加算され得る。一般に、PDSCH(Msg2を含んでいる)の長さの関数であるd1,3を得ることが考えられ得る。
別のTaddの別の例は以下の通りである。UEが複数のセルに対して設定され、(TXおよび/またはRXのどちらかの)セル間の時間差が0よりも大きいものであり得、しかもMsg3が、Msg2を送るために使用されるDL1とは異なるDL2に関連したUL2上で送信される場合には、DL2(したがってUL2)がDL1よりも最大の許容時間差だけ早くなってしまう可能性がある。この値を補償するために、最大時間差を反映する値d1,2が加算され得る。UEが、ゼロよりも大きい時間差を有し得る複数のセルに対して設定される(または設定されて活性化される)場合には、d1,2はゼロよりも大きくなるはずである。UEが複数のセルに対して設定される(または設定されて活性化される)と直ちに、予期される最大時間差とは無関係にd1,2>0とすることが考えられ得る。d1,2≠0の場合には、固定値または実際の最大時間差もしくは実際に予期される最大時間差に依拠する値にすることが考えられ得る。
Figure 0006782373
1,2とd1,3を組み合わせることも考えられ得る。
Figure 0006782373
限定するわけではないが、本開示のいくつかの例示の実施形態は以下の通りである。
グループAの実施形態
実施形態1:無線デバイス(たとえばUE)によって実施される方法であって、(a)初期のアクセスプロシージャのMsg2で、ネットワークノードから時間領域リソース割り当て情報を受信することと、(b)Msg2で時間領域リソース割り当て情報を受信するのに応答して、時間領域リソース割り当てでシグナリングされたK2の値にオフセットを加算することと、(c)Msg2に従って、情報を通信すること(たとえば送信すること、または受信すること)および/または処理することとを含む方法。
実施形態1.1:オフセットが、PDCCH復号と比較して、Msg2復号のために必要な追加の処理時間に基づき、アップリンクヌメロロジーμULおけるスロットの、次に大きい(または、それほど望ましくないが、次に小さい)数に丸められる、実施形態1に記載の方法。
実施形態1.2:追加の処理時間がTaddで表され、Msg2における時間領域リソース割り当てがK2の値K2,Msg2をシグナリングし、真のK2が(切り上げを想定して)次式によって決定され、
Figure 0006782373
UL,slotはアップリンクスロットの期間である、実施形態1.1に記載の方法。一例では、
Figure 0006782373
となり、Nは表2からのものであり、追加のDM−RSが設定されている。
実施形態1.3:Msg2がタイプAを用いる短いPDSCHにおいて送信される場合には、Taddに加算値が加算される、実施形態1に記載の方法。
実施形態1.3.1:マッピングタイプAを用いるPDSCHがi番目(i<7)のシンボルで停止する場合には、追加の項が、i<7であればd1,3=7−i、そうでなければd1,3=0、として加算される、実施形態1.3に記載の方法。
Figure 0006782373
実施形態1.4:PDSCHが比較的長い(長いがスロットアグリゲーションは用いないか、またはスロットアグリゲーションを用いてでもPDSCHを送信する)場合には、PDSCHは後に完成され、したがって復号も後に完成される、実施形態1に記載の方法。K2は、Msg2が送信される第1のスロットの開始に対して測定されるので、PDSCHの長さを増加させる別の被加数d’1,3が加算される。一般に、PDSCH(Msg2を含んでいる)の長さの関数であるd1,3を得ることが考えられ得る。
実施形態1.5:UEが複数のセルに対して設定され、(送信および/または受信のどちらかの)セル間の時間差が0よりも大きいものであり得、しかもMsg3が、Msg2を送るために使用されるDL1とは異なるDL2に関連したUL2上で送信され、DL2(したがってUL2)がDL1よりも最大の許容時間差だけ早くなってしまう可能性がある、実施形態1に記載の方法。この値を補償するために、最大時間差を反映する値d1,2が加算され得る。UEが、ゼロよりも大きい時間差を有し得る複数のセルに対して設定される(または設定されて活性化される)場合には、d1,2はゼロよりも大きくなるはずである。UEが複数のセルに対して設定される(または設定されて活性化される)と直ちに、予期される最大時間差とは無関係にd1,2>0とすることが考えるられ得る。d1,2≠の場合には、固定値または実際の最大時間差もしくは実際に予期される最大時間差に依拠する値にすることが考えられ得る。
Figure 0006782373
実施形態1.6:d1,2とd1,3が次式のように組み合わされる、実施形態1.5に記載の方法。
Figure 0006782373
実施形態2:ユーザデータを供給することと、ユーザデータを基地局に送信することによってホストコンピュータに転送することとをさらに含む、実施形態1から1.6のいずれか1つに記載の方法。
グループBの実施形態
実施形態3:基地局によって実施される方法であって、初期のアクセスプロシージャのMsg2で、基地局からユーザ機器に時間領域リソース割り当て情報を送信することであって、UEが、Msg2で時間領域リソース割り当て情報を受信するのに応答して、時間領域リソース割り当てでシグナリングされたK2の値にオフセットを加算する、時間領域リソース割り当て情報を送信することを含む方法。
実施形態4:ユーザデータを取得することと、ユーザデータをホストコンピュータまたは無線デバイスに転送することとをさらに含む、実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法。
グループCの実施形態
実施形態5:グループAの任意の実施形態の任意のステップを実施するように設定された処理回路と、無線デバイスに電力を供給するように設定された電源回路とを備える無線デバイス。
実施形態6:グループBの任意の実施形態の任意のステップを実施するように設定された処理回路と、無線デバイスに電力を供給するように設定された電源回路とを備える基地局。
実施形態7:無線信号を送受信するように設定されたアンテナと、アンテナと処理回路の間で通信される信号を調整するように設定されてアンテナおよび処理回路に接続された無線フロントエンド回路であって、処理回路が、グループAの任意の実施形態の任意のステップを実施するように設定されている、無線フロントエンド回路と、処理回路がUEへの情報の入力を処理することを可能にするように設定されて処理回路に接続された入力インターフェースと、処理回路によって処理されたUEからの情報を出力するように設定されて処理回路に接続された出力インターフェースと、UEに電力を供給するように設定されて処理回路に接続されたバッテリーとを備えるユーザ機器(UE)。
実施形態8:ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、ユーザデータを供給するように設定された処理回路と、ユーザデータを、ユーザ機器(UE)に送信するために、セルラーネットワークに転送するように設定された通信インターフェースとを備え、セルラーネットワークが、無線インターフェースおよび処理回路を有する基地局を備え、基地局の処理回路が、グループBの任意の実施形態の任意のステップを実施するように設定されている、通信システム。
実施形態9:基地局をさらに含む、実施形態8に記載の通信システム。
実施形態10:UEをさらに含む通信システムであって、UEが前記基地局と通信するように設定されている、実施形態8または9に記載の通信システム。
実施形態11:ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを供給するように設定されており、UEが、ホストアプリケーションに関連したクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える、実施形態8から10のいずれか1つに記載の通信システム。
実施形態12:ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器(UE)を含む通信システムにおいて実施される方法であって、ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを供給することと、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラーネットワークを通じてUEにユーザデータを搬送する送信を開始することであって、基地局がグループBの任意の実施形態の任意のステップを実施する、送信を開始することとを含む方法。
実施形態13:基地局においてユーザデータを送信することをさらに含む、実施形態12に記載の方法。
実施形態14:ホストコンピュータにおいてホストアプリケーションを実行することによってユーザデータが供給される方法であって、UEにおいて、ホストアプリケーションに関連したクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む、実施形態12または13に記載の方法。
実施形態15:基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、実施形態12から14のいずれか1つに記載の方法を実施するように設定された無線インターフェースおよび処理回路を備えるUE。
実施形態16:ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、ユーザデータを供給するように設定された処理回路と、ユーザデータを、ユーザ機器(UE)に送信するために、セルラーネットワークに転送するように設定された通信インターフェースとを備え、UEが無線インターフェースおよび処理回路を備え、UEの構成要素が、グループAの任意の実施形態の任意のステップを実施するように設定されている、通信システム。
実施形態17:セルラーネットワークが、UEと通信するように設定された基地局をさらに含む、実施形態16に記載の通信システム。
実施形態18:ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを供給するように設定されており、UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連したクライアントアプリケーションを実行するように設定されている、実施形態16または17に記載の通信システム。
実施形態19:ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器(UE)を含む通信システムにおいて実施される方法であって、ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを供給することと、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラーネットワークを通じてUEにユーザデータを搬送する送信を開始することであって、UEがグループAの任意の実施形態の任意のステップを実施する、送信を開始することとを含む方法。
実施形態20:UEにおいて基地局からのユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態19に記載の方法。
実施形態21:ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、ユーザ機器(UE)から基地局への送信に由来するユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備え、UEが無線インターフェースおよび処理回路を備え、UEの処理回路がグループAの任意の実施形態の任意のステップを実施するように設定されている、通信システム。
実施形態22:UEをさらに含む、実施形態21に記載の通信システム。
実施形態23:基地局をさらに含む通信システムであって、基地局が、UEと通信するように設定された無線インターフェースと、UEから基地局への送信によって搬送されるユーザデータをホストコンピュータに転送するように設定された通信インターフェースとを備える、実施形態21または22に記載の通信システム。
実施形態24:ホストコンピュータの処理回路がホストアプリケーションを実行するように設定されており、UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連したクライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを供給するように設定されている、実施形態21から23のいずれか1つに記載の通信システム。
実施形態25:ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行することによって要求データを供給するように設定されており、UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連したクライアントアプリケーションを実行することによって要求データに応答してユーザデータを供給するように設定されている、実施形態21から24のいずれか1つに記載の通信システム。
実施形態26:ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器(UE)を含む通信システムにおいて実施される方法であって、ホストコンピュータにおいて、UEから基地局に送信されたユーザデータを受信することであって、UEがグループAの任意の実施形態の任意のステップを実施する、ユーザデータを受信することを含む方法。
実施形態27:UEにおいてユーザデータを基地局に供給することをさらに含む、実施形態26に記載の方法。
実施形態28:UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することにより、送信されるべきユーザデータを供給することと、ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連したホストアプリケーションを実行することとをさらに含む、実施形態26または27に記載の方法。
実施形態29:UEにおいてクライアントアプリケーションを実行することと、UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することであって、入力データは、ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連したホストアプリケーションを実行することによって供給され、送信されるべきユーザデータが、クライアントアプリケーションによって入力データに応答して供給される、入力データを受信することとをさらに含む、実施形態26から28のいずれか1つに記載の方法。
実施形態30:ユーザ機器(UE)から基地局への送信に由来するユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備えるホストコンピュータを含む通信システムであって、基地局が無線インターフェースおよび処理回路を備え、基地局の処理回路が、グループBの任意の実施形態の任意のステップを実施するように設定されている、通信システム。
実施形態31:基地局をさらに含む、実施形態30に記載の通信システム。
実施形態32:UEをさらに含む通信システムであって、UEが基地局と通信するように設定されている、実施形態30または31に記載の通信システム。
実施形態33:ホストコンピュータの処理回路がホストアプリケーションを実行するように設定されており、UEが、ホストアプリケーションに関連したクライアントアプリケーションを実行することにより、ホストコンピュータによって受信されるべきユーザデータを供給するように設定されている、実施形態30から32のいずれか1つに記載の通信システム。
実施形態34:ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器(UE)を含む通信システムにおいて実施される方法であって、ホストコンピュータにおいて、基地局がUEから受信した送信に由来するユーザデータを基地局から受信することであって、UEがグループAの任意の実施形態の任意のステップを実施する、ユーザデータを基地局から受信することを含む方法。
実施形態35:基地局においてUEからのユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態34に記載の方法。
実施形態36:基地局において、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始することをさらに含む、実施形態34または35に記載の方法。
本開示では、以下の短縮形のうちの少なくともいくつかが使用され得る。短縮形の間に不整合がある場合には、上記で使用されている様子を優先させるべきである。以下で複数回列記されている場合には、最初のものが最も望ましい。
・2G 第2世代
・3G 第3世代
・3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
・4G 第4世代
・5G 第5世代
・AC 交流
・ACK 肯定応答
・AP アクセスポイント
・ASIC 特定用途向け集積回路
・ATM 非同期転送モード
・BS 基地局
・BSC 基地局コントローラ
・BTS ベーストランシーバ基地局
・CD コンパクトディスク
・CDMA 符号分割多元接続
・COTS 民生品
・CPE 顧客構内機器
・CPU 中央処理装置
・D2D デバイス間
・DAS 分散型アンテナシステム
・DC 直流
・DCI ダウンリンク制御情報
・DIMM デュアルインラインメモリモジュール
・DM−RS 復調用参照信号
・DSP デジタル信号プロセッサ
・DVD デジタルビデオティスク
・EEPROM 電気的消去可能プログラム可能読取り専用メモリ
・eMTC 拡張マシンタイプ通信
・eNB 拡張またはエボルブドノードB
・EPROM 消去可能プログラム可能読取り専用メモリ
・E−SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
・FPGA フィールドプログラマブルゲートアレイ
・GHz ギガヘルツ
・gNB 新無線基地局
・GPS 全地球測位システム
・GSM モバイル通信用グローバルシステム
・HDDS ホログラフィックデジタルデータ記憶
・HD−DVD 高密度デジタル多用途ディスク
・I/O 入出力
・IoT モノのインターネット
・IP インターネットプロトコル
・kHz キロヘルツ
・LAN ローカルエリアネットワーク
・LEE ラップトップ組込型機器
・LME ラップトップ搭載型機器
・LTE Long Term Evolution
・M2M マシン間
・MAC メディアアクセス制御
・MANO 管理および編成
・MCE マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ
・MDT 運転テストの最小化
・MIMO 多重入出力
・MME モビリティ管理エンティティ
・ms ミリ秒
・MSC 移動交換センタ
・MSR マルチスタンダード無線
・MTC マシンタイプ通信
・NACK 否定応答
・NB−IoT 狭帯域のモノのインターネット
・NFV ネットワーク機能の仮想化
・NIC ネットワークインターフェースコントローラ
・NR 新無線
・O&M 運用および保守
・OFDMA 直交周波数分割多元接続
・OSS 運用支援システム
・OTT オーバーザトップ
・PDA 携帯情報端末
・PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
・PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
・PROM プログラム可能読取り専用メモリ
・PSTN 公衆スイッチ電話ネットワーク
・PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
・RAID 独立ディスクの冗長アレイ
・RAM ランダムアクセスメモリ
・RAN 無線アクセスネットワーク
・RAR ランダムアクセス応答
・RAT 無線アクセス技術
・RF 無線周波数
・RNC 無線ネットワークコントローラ
・ROM 読取り専用メモリ
・RRC 無線リソース制御
・RRH リモート無線ヘッド
・RRU リモートラジオユニット
・RUIM 取外し可能ユーザアイデンティティ
・SDRAM 同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ
・SIB システム情報ブロック
・SIM 加入者識別モジュール
・SOC システムオンチップ
・SON 自己最適化ネットワーク
・SONET 同期型光ネットワーキング
・TA タイミングアドバンス
・TCP 送信制御プロトコル
・TS 技術仕様
・UE ユーザ機器
・UMTS 汎用移動体遠隔通信システム
・USB 汎用シリアルバス
・UTRAN 汎用地上波無線アクセスネットワーク
・V2I 路車間
・V2V 車車間
・V2X 車車間・路車間
・VMM 仮想コンピュータモニタ
・VNE 仮想ネットワーク要素
・VNF 仮想ネットワーク機能
・VoIP ボイスオーバインターネットプロトコル
・WAN 広域ネットワーク
・WCDMA 広帯域符号分割多元接続
・WD 無線デバイス
・WiMax ワイマックス
・WLAN 無線ローカルエリアネットワーク
当業者なら、本開示の実施形態に対する改善および変更形態を明確に理解するであろう。そのような改善および変更形態のすべてが、本明細書で開示した概念の範囲内にあると見なされる。

Claims (27)

  1. セルラー通信システム用のユーザ機器(UE)において実施される方法であって、
    物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上のMsg3送信のための時間領域リソース割り当ての指示を含むランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信することと、
    前記Msg3送信のために、前記時間領域リソース割り当ての指示および前記UEに保存されたPUSCH表に基づいて、スロットオフセット値(K2)を決定することと、
    記スロットオフセット値(K2)と追加のスロットオフセット値との合計に相当する増加したスロットオフセット値に従って前記Msg3送信を送信することと
    を含み、前記追加のスロットオフセット値が前記PUSCHのサブキャリア間隔に相当し、前記追加のスロットオフセット値が、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)復号と比較して、RARメッセージ復号に必要とされる追加の処理時間に関連して変化する、方法。
  2. 前記PUSCH表がシステム情報または上位層シグナリングによって設定される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記追加のスロットオフセット値が、前記PUSCHのアップリンクヌメロロジーにおける大きい方の直近のスロット数に丸められる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記追加のスロットオフセット値が次式によって規定され、
    Figure 0006782373
    ここで、Taddは前記追加の処理時間を表し、TUL,stotは前記PUSCHのアップリンクヌメロロジーに関するアップリンクスロットの期間を表し、前記増加したスロットオフセット値が次式となり、
    2,increased=K+additional_slot_offset
    ここで、K2,increasedは前記増加したスロットオフセット値を表し、Kは前記時間領域リソース割り当てに含まれる前記スロットオフセット値(K2)を表す、請求項に記載の方法。
  5. 前記追加のスロットオフセット値が、前記PUSCHのアップリンクヌメロロジーにおける小さい方の直近のスロット数に丸められる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記追加の処理時間(Tadd)が次式となり、
    Figure 0006782373
    ここで、Nは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)復号時間であり、κ=64であり、μULは前記PUSCHの前記アップリンクヌメロロジーであって、T=1/(4096・480e3)である、請求項に記載の方法。
  7. 前記追加の処理時間は、前記RARメッセージがマッピングタイプAを用いる短い物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)で送信されるかどうかということの関数である、請求項に記載の方法。
  8. 前記RARメッセージが、i番目のシンボルにおいて停止するマッピングタイプAを用いて短い物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)で送信され、前記追加の処理時間(Tadd)が次式となり、
    Figure 0006782373
    ここで、Nは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)復号時間であり、κ=64であり、μULは前記PUSCHの前記アップリンクヌメロロジーであり、T=1/(4096・480e3)であって、d1,3
    Figure 0006782373
    となる、請求項に記載の方法。
  9. 前記追加の処理時間(Tadd)が次式となり、
    Figure 0006782373
    ここで、Nは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)復号時間であり、κ=64であり、μULは前記PUSCHの前記アップリンクヌメロロジーであり、T=1/(4096・480e3)であって、d1,3は前記RARメッセージを含んでいるPDSCHの長さの関数である、請求項に記載の方法。
  10. 前記UEが2つ以上のセルに対して設定され、前記2つ以上のセル間の時間差がゼロよりも大きいものであり、
    前記追加の処理時間(Tadd)が次式となり、
    Figure 0006782373
    ここで、Nは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)復号時間であり、κ=64であり、μULは前記PUSCHの前記アップリンクヌメロロジーであり、T=1/(4096・480e3)であって、d1,2はセル間の最大の許容時間差を反映する値である、請求項に記載の方法。
  11. 前記UEが2つ以上のセルに対して設定され、前記2つ以上のセル間の時間差がゼロよりも大きいものであり、
    前記追加の処理時間(Tadd)が次式となり、
    Figure 0006782373
    ここで、Nは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)復号時間であり、κ=64であり、μULは前記PUSCHのアップリンクヌメロロジーであり、T=1/(4096・480e3)であり、d1,2はセル間の最大の許容時間差を反映する値であって、d1,3は前記RARメッセージを含んでいるPDSCHの長さの関数である、請求項に記載の方法。
  12. セルラー通信システム用のユーザ機器(UE)であって、
    無線フロントエンド回路および1つまたは複数のアンテナを備えるインターフェースと、
    前記インターフェースに関連した処理回路
    を備え、前記処理回路の働きにより、前記UEが
    物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上のMsg3送信のための時間領域リソース割り当ての指示を含むランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信し、
    前記Msg3送信のために、前記時間領域リソース割り当ての指示および前記UEに保存されたPUSCH表に基づいて、スロットオフセット値(K2)を決定し、
    記スロットオフセット値(K2)と追加のスロットオフセット値との合計に相当する増加したスロットオフセット値に従って前記Msg3送信を送信し、前記追加のスロットオフセット値が前記PUSCHのサブキャリア間隔に相当し、前記追加のスロットオフセット値が、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)復号と比較して、RARメッセージ復号に必要とされる追加の処理時間に関連して変化する、UE。
  13. 前記PUSCH表がシステム情報または上位層シグナリングによって設定される、請求項12に記載のUE。
  14. 前記追加のスロットオフセット値が、前記PUSCHのアップリンクヌメロロジーにおける大きい方の直近のスロット数に丸められる、請求項12に記載のUE。
  15. 処理回路を備えるセルラー通信システム用の基地局であって、前記処理回路の働きにより、前記基地局が、
    ユーザ機器(UE)にランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信することであって、
    前記RARメッセージが、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上のMsg3送信のための時間領域リソース割り当ての指示を含み、
    前記時間リソース割り当てが、前記PUSCH上の前記Msg3送信のためのスロットオフセット値(K2)を含む、RARメッセージを送信することと、
    前記スロットオフセット値と前記PUSCH上の前記Msg3送信のための追加のスロットオフセット値との合計に相当する増加したスロットオフセット値に従って、前記PUSCH上で、前記UEからのMsg3送信を受信することとを行い、前記追加のスロットオフセット値が前記PUSCHのサブキャリア間隔に相当し、前記追加のスロットオフセット値が、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)復号と比較して、RARメッセージ復号に必要とされる追加の処理時間に関連して変化する、セルラー通信システム用の基地局。
  16. 前記PUSCH表がシステム情報または上位層シグナリングによって設定される、請求項15に記載の基地局。
  17. 前記追加のスロットオフセット値が前記PUSCHのアップリンクヌメロロジーにおける大きい方の直近のスロット数に丸められる、請求項15に記載の基地局。
  18. セルラー通信システム用の基地局において実施される方法であって、
    ユーザ機器(UE)にランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信することであって、
    前記RARメッセージが、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上のMsg3送信のための時間領域リソース割り当ての指示を含み、
    前記時間リソース割り当てが、前記PUSCH上の前記Msg3送信のためのスロットオフセット値(K2)を含む、RARメッセージを送信することと、
    前記スロットオフセット値と前記PUSCH上の前記Msg3送信のための追加のスロットオフセット値との合計に相当する増加したスロットオフセット値に従って、前記PUSCH上で、前記UEからのMsg3送信を受信することと
    を含み、前記追加のスロットオフセット値が前記PUSCHのサブキャリア間隔に相当し、前記追加のスロットオフセット値が、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)復号と比較して、RARメッセージ復号に必要とされる追加の処理時間に関連して変化する、方法。
  19. 前記PUSCH表がシステム情報または上位層シグナリングによって設定される、請求項18に記載の方法。
  20. 前記追加のスロットオフセット値が、前記PUSCHのアップリンクヌメロロジーにおける大きい方の直近のスロット数に丸められる、請求項18に記載の方法。
  21. 前記追加のスロットオフセット値が次式によって規定され、
    Figure 0006782373
    ここで、T add は前記追加の処理時間を表し、T UL,stot は前記PUSCHのアップリンクヌメロロジーに関するアップリンクスロットの期間を表し、前記増加したスロットオフセット値が次式となり、
    2,increased =K +additional_slot_offset
    ここで、K 2,increased は前記増加したスロットオフセット値を表し、K は前記時間領域リソース割り当てに含まれる前記スロットオフセット値(K2)を表す、請求項14に記載の方法。
  22. 前記追加のスロットオフセット値が、前記PUSCHのアップリンクヌメロロジーにおける小さい方の直近のスロット数に丸められる、請求項12に記載の方法。
  23. 前記追加の処理時間(T add )が次式となり、
    Figure 0006782373
    ここで、N は物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)復号時間であり、κ=64であり、μ UL は前記PUSCHの前記アップリンクヌメロロジーであって、T =1/(4096・480e3)である、請求項14に記載の方法。
  24. 前記追加の処理時間は、前記RARメッセージがマッピングタイプAを用いる短い物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)で送信されるかどうかということの関数である、請求項14に記載の方法。
  25. 前記RARメッセージが、i番目のシンボルにおいて停止するマッピングタイプAを用いて短い物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)で送信され、前記追加の処理時間(T add )が次式となり、
    Figure 0006782373
    ここで、N は物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)復号時間であり、κ=64であり、μ UL は前記PUSCHの前記アップリンクヌメロロジーであり、T =1/(4096・480e3)であって、d 1,3
    Figure 0006782373
    となる、請求項14に記載の方法。
  26. 前記追加の処理時間(T add )が次式となり、
    Figure 0006782373
    ここで、N は物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)復号時間であり、κ=64であり、μ UL は前記PUSCHの前記アップリンクヌメロロジーであり、T =1/(4096・480e3)であって、d 1,3 は前記RARメッセージを含んでいるPDSCHの長さの関数である、請求項14に記載の方法。
  27. 前記UEが2つ以上のセルに対して設定され、前記2つ以上のセル間の時間差がゼロよりも大きいものであり、
    前記追加の処理時間(T add )が次式となり、
    Figure 0006782373
    ここで、N は物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)復号時間であり、κ=64であり、μ UL は前記PUSCHの前記アップリンクヌメロロジーであり、T =1/(4096・480e3)であって、d 1,2 はセル間の最大の許容時間差を反映する値である、請求項14に記載の方法。
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