JP6780432B2 - Vehicle fender structure - Google Patents
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Description
本発明は、車両のフェンダー構造に関する。 The present invention relates to a vehicle fender structure.
特許文献1に記載の車両のフェンダー構造は、タイヤが収容されるタイヤハウスを構成しているフェンダーエプロンと、該フェンダーエプロンに組付けられたフェンダーライナとを備えている。フェンダーライナは不織布から構成されており、フェンダーエプロンを覆っている。フェンダーライナは、タイヤから飛ばされた泥などからフェンダーエプロンを保護する機能と、車両走行時に発生する騒音の吸収機能とを備えている。 The vehicle fender structure described in Patent Document 1 includes a fender apron constituting a tire house in which tires are housed, and a fender liner attached to the fender apron. The fender liner is made of non-woven fabric and covers the fender apron. The fender liner has a function of protecting the fender apron from mud blown from the tires and a function of absorbing noise generated when the vehicle is running.
フェンダーエプロンには、種々の部品が取り付けられている。例えば、部品がボルト締結される場合、締結用のボルトはフェンダーエプロンを貫通してその一部がフェンダーライナ側に突出することとなる。フェンダーライナには、ボルトとの干渉を抑えるために、逃がし孔が形成されることもある。フェンダーライナに逃がし孔を設けると、タイヤから飛ばされた泥などが、フェンダーライナとフェンダーエプロンとの隙間に入り込みやすくなる。フェンダーライナは不織布製であることから、こうして泥が入り込むと、その重みによって撓みやすく形状安定性が低下しやすい。 Various parts are attached to the fender apron. For example, when parts are bolted together, the fastening bolts penetrate the fender apron and a part of them protrudes toward the fender liner side. A relief hole may be formed in the fender liner to suppress interference with the bolt. If the fender liner is provided with a relief hole, mud and the like blown from the tire can easily enter the gap between the fender liner and the fender apron. Since the fender liner is made of non-woven fabric, when mud enters in this way, it tends to bend due to its weight and its shape stability tends to decrease.
上記課題を解決するための車両のフェンダー構造は、タイヤハウスを構成しているフェンダーエプロンと、前記タイヤハウスに配置され、前記フェンダーエプロンを覆う不織布製のフェンダーライナとを有し、前記フェンダーライナは、前記フェンダーエプロンから離間して配置された本体部及び窪み部を含み、前記窪み部は、前記本体部から前記フェンダーエプロン側に窪んだ形状を有し、前記本体部よりも不織布の繊維密度が高い高密度部を含むとともに、前記フェンダーエプロンに締結されているボルトが配置される逃がし孔を有している。 The vehicle fender structure for solving the above problems includes a fender apron constituting the tire house and a non-woven fender liner arranged in the tire house and covering the fender apron, and the fender liner is provided. , Including a main body portion and a recessed portion arranged apart from the fender apron, the recessed portion has a shape recessed from the main body portion toward the fender apron side, and the fiber density of the non-woven fabric is higher than that of the main body portion. It includes a high-density portion and has a relief hole in which bolts fastened to the fender apron are arranged.
上記構成では、フェンダーライナにおいてフェンダーエプロン側に窪んだ窪み部に逃がし孔が形成されている。そのため、逃がし孔の周囲の部分とフェンダーエプロンとの距離が本体部とフェンダーエプロンとの距離に比して小さくなり、逃がし孔からフェンダーエプロンとフェンダーライナとの隙間に泥などが進入しにくくなる。 In the above configuration, a relief hole is formed in the recessed portion on the fender apron side in the fender liner. Therefore, the distance between the peripheral portion of the relief hole and the fender apron becomes smaller than the distance between the main body and the fender apron, and it becomes difficult for mud or the like to enter the gap between the fender apron and the fender liner from the relief hole.
また、窪み部は、本体部よりも繊維密度の高い不織布によって構成される高密度部を有している。不織布は繊維密度が高いほど剛性が高くなる性質を有する。さらに、窪み部はフェンダーエプロン側に窪んだ形状である。これらの構成により、窪み部は本体部に比して剛性が高められている。このため、仮にフェンダーエプロンとフェンダーライナとの隙間に泥が進入したとしても、その重みによってフェンダーライナの形状は変化しにくい。したがって、上記構成によれば、フェンダーエプロンに締結されるボルトとフェンダーライナとの干渉を抑えつつ、フェンダーライナの形状安定性を確保することもできる。 Further, the recessed portion has a high-density portion made of a non-woven fabric having a higher fiber density than the main body portion. The non-woven fabric has the property that the higher the fiber density, the higher the rigidity. Further, the recessed portion has a recessed shape on the fender apron side. With these configurations, the recessed portion has higher rigidity than the main body portion. Therefore, even if mud enters the gap between the fender apron and the fender liner, the shape of the fender liner is unlikely to change due to its weight. Therefore, according to the above configuration, it is possible to secure the shape stability of the fender liner while suppressing the interference between the bolt fastened to the fender apron and the fender liner.
車両のフェンダー構造の一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1に示すように、車両のフェンダー構造は、車両前端部に配置されたバンパー10を有している。バンパー10の上端部には、フェンダーパネル20が連結されている。バンパー10とフェンダーパネル20とによって、車両前端部の側面が構成されている。バンパー10の後端及びフェンダーパネル20の下端は、車両側面視において半円弧状に切り欠かれた形状の開口部25を構成している。バンパー10及びフェンダーパネル20の裏面には、車両幅方向内側に延びているフェンダーエプロン30が連結されている。フェンダーエプロン30によって、車両前端部には、車両側面の開口部25と連通しているタイヤハウス35が構成されている。タイヤハウス35には車両のタイヤ36が収容されている。フェンダーエプロン30は、例えば鋼板からなり、タイヤ36の外形に沿った湾曲形状に形成されている。
An embodiment of the fender structure of the vehicle will be described with reference to FIGS. 1 to 5.
As shown in FIG. 1, the fender structure of the vehicle has a
図1に矢印で示すように、タイヤハウス35には、フェンダーライナ40が配置されている。フェンダーライナ40は、合成樹脂からなる複数の繊維を絡ませて溶着させた不織布からなる。フェンダーライナ40は、バンパー10の後端及びフェンダーパネル20の下端に連結され、フェンダーエプロン30に沿った湾曲板状に形成されている。フェンダーライナ40は、フェンダーエプロン30を覆っている。
As shown by arrows in FIG. 1, a
図2に示すように、フェンダーライナ40は、フェンダーエプロン30から離間して配置された本体部41及び窪み部42を有している。本体部41は、タイヤ36からも離間しており、該タイヤ36の外周形状に沿って円弧状に形成されている。窪み部42は、本体部41からフェンダーエプロン30側に延びる筒状のテーパ部43を有している。テーパ部43は、フェンダーエプロン30側ほど縮径された形状を有している。テーパ部43の肉厚T2は、本体部41の肉厚T1よりも薄い(T2<T1)。テーパ部43は、本体部41と連結されている端部が本体部41から離間するほど徐々に薄肉になっている。
As shown in FIG. 2, the
テーパ部43には、底部44が連結されている。底部44は、テーパ部43に連結されている外縁部45が円弧状に湾曲している。外縁部45の肉厚T3は、テーパ部43の肉厚T2と同じであり、本体部41の肉厚T1よりも薄い(T3<T1)。底部44は、外縁部45に連結されて、フェンダーエプロン30に沿って平板状に延びている平板部46も有している。平板部46には、一方側(図2の左側)に偏心した位置に貫通孔46Aが形成されている。平板部46は、貫通孔46Aが形成されている薄肉部47と、薄肉部47と外縁部45とを連結する厚肉部48とからなる。本実施形態では、厚肉部48は、他方側(図2の右側)に偏心して設けられている。厚肉部48は、貫通孔46Aの周方向に延びており、上記一方側ほど薄肉になっている。薄肉部47の肉厚T4は、テーパ部43の肉厚T2と同じであり、本体部41の肉厚T1よりも薄い(T4<T1)。また、厚肉部48における上記他方側部分の肉厚T5は、本体部41の肉厚T1と同じである(T5=T1)。
A
底部44の平板部46において、薄肉部47及び厚肉部48はフェンダーエプロン30側の面が面一になるように連結されている。平板部46は、窪み部42において最もフェンダーエプロン30側に配置されている。なお、本実施形態では、平板部46とフェンダーエプロン30との距離を5mmに設定している。そのため、仮に車両の振動などによってフェンダーライナ40が振動したとしても、平板部46とフェンダーエプロン30との接触が抑えられる。底部44の内縁部には円筒部49が連結されている。円筒部49は、底部44からタイヤ36側に延びている。円筒部49の肉厚T6は、テーパ部43の肉厚T2と同じであり、本体部41の肉厚T1よりも薄い(T6<T1)。円筒部49は、その外側面がテーパ部43の内側面から離間している。窪み部42は、テーパ部43、底部44、及び円筒部49とから構成されており、全体として本体部41からフェンダーエプロン30側に窪んだ断面台形状を有している。
In the
フェンダーエプロン30には、フェンダーライナ40の貫通孔46Aに対応する位置に締結孔30Aが設けられている。フェンダーエプロン30のタイヤ36側の外面には、締結孔30Aに合わせてナット50が配置されて溶接されている。ナット50に形成されているねじ孔は、締結孔30Aと同軸上に配置され、互いに連通している。締結孔30Aには、フェンダーエプロン30の外面とは反対側の内面側からボルト51が挿通されている。ボルト51は、その頭部51Aとフェンダーエプロン30との間に端子60を挟んだ状態でナット50に螺合されている。こうしてボルト51がフェンダーエプロン30に締結されることにより、フェンダーエプロン30に端子60が取付けられている。端子60は、車載電装部品に接続され、該車載電装部品を接地する機能を有している。ボルト51は、フェンダーエプロン30に締結された状態において、その軸部51Bがフェンダーエプロン30を貫通してフェンダーライナ40側にも延びている。ボルト51の軸部51Bは、フェンダーライナ40の貫通孔46A及び円筒部49の内部に配置されている。ボルト51の軸部51Bと底部44及び円筒部49とは離間している。これら窪み部42の底部44及び円筒部49は、フェンダーライナ40とボルト51との干渉を抑える逃がし孔55を構成している。
The
ナット50には、ボルト51の軸部51Bを覆うキャップ70が連結されている。キャップ70は、ナット50に連結されている円筒状の筒部71と、該筒部71の一端を塞ぐ閉塞部72とからなる。閉塞部72は断面がタイヤ36側に凸の円弧状に形成されている。キャップ70は、その外形が円筒部49の内径よりも小さく、円筒部49から離間した状態で該円筒部49に挿通されている。キャップ70の閉塞部72は、円筒部49の先端から露出している。
A
なお、フェンダーライナ40には、図示しない当接部も設けられている。当接部は、本体部41からフェンダーエプロン30側に窪んだ形状を有しており、フェンダーエプロン30と当接している。当接部にはクリップ孔が形成されている。フェンダーライナ40は、クリップ孔に挿通されたクリップを介してフェンダーエプロン30にも連結されている。
The
次に、フェンダーライナ40の製造方法について説明する。
図3に示すように、フェンダーライナ40を製造する際にはまず、一定の肉厚に成形した板状の不織布100を、プレス成形機200の所定の位置に配置する。プレス成形機200は、互いに対向して配置された第1型201と第2型202とを有する。第1型201にはパンチ部201Aが設けられており、第2型202にはパンチ部201Aが挿入される挿入穴202Aが設けられている。第1型201と第2型202とが離間した状態で、これらの間に板状の不織布100が配置される。
Next, a method of manufacturing the
As shown in FIG. 3, when manufacturing the
図4に示すように、不織布100を配置した状態で、第1型201を第2型202に近接させて不織布100を圧縮する。このときには第1型201のパンチ部201Aによって不織布100の一部が打ち抜かれる。これにより、フェンダーライナ40の貫通孔46Aが形成される。なお、こうして不織布100を圧縮する際には、第1型201及び第2型202から不織布100に熱を加える。第1型201と第2型202の隙間は、フェンダーライナ40の形状及び肉厚に応じて設定されている。すなわち、薄肉のテーパ部43に相当する部分では、厚肉の本体部41に相当する部分に比して不織布100の圧縮率を高く設定している。このように圧縮率が高いほど不織布100の繊維密度は高くなり、剛性が向上する。プレス成形機200によって不織布100を圧縮することにより、上述した形状のフェンダーライナ40が成形される。本実施形態では、フェンダーライナ40において、窪み部42を構成しているテーパ部43、底部44の外縁部45並びに薄肉部47、及び円筒部49は、本体部41よりも薄肉であり、本体部41よりも不織布の圧縮率が高くなっている。そのため、窪み部42を構成しているテーパ部43、底部44の外縁部45並びに薄肉部47、及び円筒部49は、本体部41よりも不織布の繊維密度が高い高密度部となる。
As shown in FIG. 4, with the
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
(1)図5に実線の矢印で示すように、車両の運転中には、タイヤ36の回転に伴い路面の泥や石、雪などがフェンダーライナ40に向けて飛散する。本実施形態では、フェンダーライナ40においてフェンダーエプロン30側に窪んだ窪み部42に逃がし孔55が形成されている。そのため、逃がし孔55の周囲の部分とフェンダーエプロン30との距離が本体部41とフェンダーエプロン30との距離に比して小さくなり、逃がし孔55からフェンダーエプロン30とフェンダーライナ40との隙間に泥などが進入しにくくなる。
Next, the action and effect of this embodiment will be described.
(1) As shown by the solid arrow in FIG. 5, while the vehicle is driving, mud, stones, snow, etc. on the road surface are scattered toward the
また、窪み部42は、本体部41よりも繊維密度が高い不織布によって構成される高密度部として、テーパ部43、底部44の外縁部45並びに薄肉部47、及び円筒部49を有している。これらの高密度部は本体部41よりも剛性が高い。さらに、窪み部42はフェンダーエプロン30側に窪んだ形状である。これらの構成により、窪み部42は本体部41に比して剛性が高められている。このため、仮にフェンダーエプロン30とフェンダーライナ40との隙間に泥が進入したとしても、その重みによってフェンダーライナ40の形状は変化しにくい。したがって、本実施形態によれば、フェンダーエプロン30に締結されるボルト51とフェンダーライナ40との干渉を抑えつつ、フェンダーライナ40の形状安定性を確保することもできる。
Further, the recessed
(2)窪み部42に底部44からタイヤ36側に延びる円筒部49を設けている。そのため、円筒部49を設けない構成に比して底部44の剛性が向上する。
(3)本実施形態では、底部44に厚肉部48を設けている。不織布の肉厚が高いほど吸音効果は大きくなる。そのため、窪み部42における吸音効果を担保することも可能になる。
(2) The recessed
(3) In the present embodiment, a
(4)テーパ部43では、本体部41と連結されている端部を徐々に薄肉にした。そのため、肉厚の急激な変化が抑えられ、窪み部42と本体部41との連結部分に過大な応力が集中することが抑えられる。したがって、フェンダーライナ40の耐久性の向上に貢献できる。
(4) In the tapered
(5)フェンダーライナ40に逃がし孔55が設けられているため、フェンダーエプロン30に取り付けられるボルト51等の部品との干渉を抑えつつ、フェンダーライナ40をフェンダーエプロン30に極力近づけて配置することが可能になる。そのため、フェンダーライナ40とタイヤ36との隙間を大きくすることができ、これらの干渉が生じ難くなる。
(5) Since the
上記実施形態は以下のように変更して実施することができる。
・底部44とフェンダーエプロン30との距離を5mmにした例を示したが、この距離は適宜変更が可能である。例えば上記距離を5mmよりも長くしてもよい。この場合にも車両の振動などによってフェンダーライナ40が振動したときに底部44とフェンダーエプロン30との接触を抑える効果を得られる。また、フェンダーライナ40の振動を考慮しなくてもよいのであれば、底部44とフェンダーエプロン30との距離をより5mmよりも短くして、逃がし孔55を通じた泥の進入を抑える機能を高めることも可能である。
The above embodiment can be modified and implemented as follows.
An example is shown in which the distance between the bottom 44 and the
・円筒部49を底部44からタイヤ36側に延びるように設けたが、円筒部49を底部44からフェンダーエプロン30側に延びるように設けてもよい。この構成によれば、底部44の剛性を高める効果に加えて、フェンダーライナ40の見栄えの向上にも貢献できる。また、円筒部49は省略することも可能である。円筒部49を省略した場合、逃がし孔は、底部44のみによって構成される。
-Although the
・テーパ部43において、本体部41と連結されている端部を徐々に薄肉にしなくてもよい。すなわち、テーパ部43全体の肉厚を肉厚T2で一定にしてもよい。この場合、テーパ部43と本体部41との間における肉厚の変化は急になる。また、テーパ部43の一部の肉厚をテーパ部43の他の部分の肉厚よりも厚くしてもよい。
-In the tapered
・底部44の厚肉部48における上記他方側部分の肉厚T5を本体部41の肉厚T1より厚くすることも可能である(T5>T1)。また、厚肉部48を貫通孔46Aの周方向に連続して延びるように設けたが、周方向に断続的に設けるようにしてもよいし、周方向の一部分のみに設けるようにしてもよい。また、厚肉部48の肉厚を周方向において変化させずに一定にしてもよい。
It is also possible to make the wall thickness T5 of the other side portion of the
・底部44に厚肉部48を設けず、底部44の全体を本体部41よりも薄肉にしてもよい。また、底部44の外縁部45や薄肉部47を厚肉部48と同じ肉厚にすることも可能である。
The
・上記実施形態では、テーパ部43の肉厚T2、底部44の外縁部45の肉厚T3並びに薄肉部47の肉厚T4、及び円筒部49の肉厚T6を同じ厚さにした例を示したが、これらの肉厚は各々異なる厚さであっていてもよい。この場合、テーパ部43の肉厚T2、底部44の外縁部45の肉厚T3並びに薄肉部47の肉厚T4、及び円筒部49の肉厚T6のうち少なくとも1つが本体部41の肉厚T1よりも薄いのであれば、他は肉厚T1よりも厚くてもよいし薄くてもよい。
In the above embodiment, an example is shown in which the wall thickness T2 of the tapered
・窪み部42に複数の高密度部を設けたが、窪み部42における高密度部の配設態様は上述したものに限られない。例えば、テーパ部43、底部44、円筒部49のうちいずれか1つに高密度部を設けるようにしてもよい。また、テーパ部43、底部44、円筒部49のうち2つ以上に高密度部を設けるようにしてもよい。さらには、テーパ部43などを部分的に圧縮することで、各部において2箇所以上の高密度部を設けることも可能である。また、窪み部42の全体の肉厚を本体部41の肉厚よりも薄くして、窪み部42の全体を高密度部としてもよい。なお、窪み部42の剛性を高める上では、断面視において湾曲した形状を有する部分を高密度部とすることが好ましい。
Although a plurality of high-density portions are provided in the recessed
・窪み部42の形状は、適宜変更が可能である。例えば、窪み部を、断面視においてフェンダーエプロン30側に凸の半円弧状に形成してもよい。
・フェンダーライナ40の製造方法は上述したものに限られない。例えば、板状の不織布100を同一の肉厚で所定の形状に成形した後に、部分的に圧縮加工を施して不織布の繊維密度が高い高密度部を有するフェンダーライナ40を製造することも可能である。
-The shape of the recessed
-The manufacturing method of the
なお、フェンダーライナ40に高密度部を設ける方法としては、圧縮時の圧縮率を高くして繊維密度を高める方法の他、合成樹脂からなる複数の繊維を絡ませて溶着させる場合に部分的に繊維密度を高めるといった方法も採用できる。溶着時に繊維密度を部分的に高める方法の場合、フェンダーライナ40の肉厚を全体として一定にしつつ、該フェンダーライナ40に部分的に高密度部を設けることも可能になる。
As a method of providing a high-density portion on the
・フェンダーライナ40のフェンダーエプロン30への組付け態様はクリップ止めに限られない。例えば、ボルト締結を採用することも可能である。
-The mode of assembling the
10…バンパー、20…フェンダーパネル、25…開口部、30…フェンダーエプロン、30A…締結孔、35…タイヤハウス、36…タイヤ、40…フェンダーライナ、41…本体部、42…窪み部、43…テーパ部、44…底部、45…外縁部、46…平板部、46A…貫通孔、47…薄肉部、48…厚肉部、49…円筒部、50…ナット、51…ボルト、51A…頭部、51B…軸部、55…逃がし孔、60…端子、70…キャップ、71…筒部、72…閉塞部、100…不織布、200…プレス成形機、201…第1型、201A…パンチ部、202…第2型、202A…挿入穴。 10 ... bumper, 20 ... fender panel, 25 ... opening, 30 ... fender apron, 30A ... fastening hole, 35 ... tire house, 36 ... tire, 40 ... fender liner, 41 ... main body, 42 ... recess, 43 ... Tapered part, 44 ... bottom, 45 ... outer edge, 46 ... flat plate, 46A ... through hole, 47 ... thin part, 48 ... thick part, 49 ... cylindrical part, 50 ... nut, 51 ... bolt, 51A ... head , 51B ... Shaft, 55 ... Relief hole, 60 ... Terminal, 70 ... Cap, 71 ... Cylinder, 72 ... Closure, 100 ... Non-woven fabric, 200 ... Press molding machine, 201 ... First type, 201A ... Punch, 202 ... 2nd type, 202A ... Insert hole.
Claims (1)
前記タイヤハウスに配置され、前記フェンダーエプロンを覆う不織布製のフェンダーライナとを有し、
前記フェンダーライナは、前記フェンダーエプロンから離間して配置された本体部及び窪み部を含み、
前記窪み部は、前記本体部から前記フェンダーエプロン側に窪んだ形状を有し、前記本体部よりも不織布の繊維密度が高い高密度部と、前記フェンダーエプロンに締結されているボルトが配置される逃がし孔と、前記逃がし孔の内縁から延びる筒部とを有している車両のフェンダー構造。
The fender apron that makes up the tire house and
It has a non-woven fender liner that is placed in the tire house and covers the fender apron.
The fender liner includes a main body portion and a recess portion arranged apart from the fender apron.
The recessed portion has a shape recessed from the main body portion toward the fender apron side, and a high-density portion having a higher fiber density of the non-woven fabric than the main body portion and a bolt fastened to the fender apron are arranged. A fender structure of a vehicle having a relief hole and a tubular portion extending from the inner edge of the relief hole .
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