JP6780170B2 - 角度位置付け可能閉鎖ストッパを有する無針注射装置 - Google Patents

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Description

本発明の技術分野は、使い捨て事前充填無針注射装置のうちの1つであり、例えば、ガス発生器のようなエネルギー源により動作し、人間医学又は獣医学における治療使用のために、液体有効成分の皮内、皮下、及び筋肉内注射に対して使用される。
有効成分は、多かれ少なかれ強粘液である液体、液体混合物、又は、ゲルで構成されている。有効成分はまた、注射に適した、溶剤中で溶解した固体であってよく、又は、有効成分は、適切な液体中においてある濃度で懸濁した、粉状固体により構成されてよい。有効成分の粒度分布は、これらを塞ぐことを回避するために、ダクトの直径と適合しなければならない。
注射装置は、例えば、特許出願FR−A−2815544(WO02/34317に対応)のように、既知の方法で、連続的に、ガス発生器、膨張室、液体有効成分を含む貯留層、及び注射システムを備える本体を含んでいる。
貯留層は、装置の本体に挿入されるガラス管によって構成され、これは、上流プランジャーストッパと下流プランジャーストッパによって塞がれ、それらの間に液体有効成分が含まれている。
貯留層の下流自由端は、注射軸に沿って軸方向に伸長する少なくとも1つの注射チャネルを区切る注射ノズルと協働する。
注射ノズルを介して患者の皮膚を通して有効成分を注射するために、ガス発生器は、プランジャーストッパを変位するよう駆動する加圧ガスを発生させるように設計されている。
さらに、注射装置は、本体をおおい、注射ノズルの通路に対して適合されている下部開口を区切る、中空カバーを含む。
本体及びカバーから突出する注射ノズルの自由端は、取り外し可能なキャップ及びキャップを収容するストッパにより保護されている。
この目的のために、キャップを収容するように適合されているハウジングを区切る概して管状部分と、ノズルの突出する下側下流部分とを、ストッパは含む。
キャップは、例えば、バヨネットタイプのロック手段によってノズル上に取り外し可能に締結される。
ストッパに枢動可能に固定されているキャップのアンロックは、凹凸を有さずにストッパとカバーが整列している閉位置と、ストッパによりセットが形成されキャップが取り除かれる開位置との間で、注射軸の周りで、カバーに対してストッパを旋回することにより実行される。
この目的のために、キャップは、その周辺上に据え付けられ、刻み目のある周辺壁を区切る環状リングを含み、その刻み目は、ストッパの歯と協働する。
刻み目と歯の協働によるこのような設計は、リングとキャップによって形成されたストッパとセットとの間で、旋回軸についての角度位置の数を制限する。
その結果、ストッパがその閉位置を占めるとき、角度シフトがストッパとカバーとの間で見られ、このシフトは、ストッパの及びカバーの調整不良を発生させ、注射装置の視覚的欠陥に該当する。
さらに、ラックタイプの刻み目のあるリングは、ストッパの1方向にのみ、例えば反時計周りの開きを可能にするにとどまり、この注射装置では、一部のユーザにおよそ適合しない。
本発明は、特に、これらの欠点を克服することを目的とし、この目的のために、無針注射装置に関連し、
−本体と、
−ガス発生器と、
−注射軸に沿って軸方向に伸長し、注射方向に沿って上流から下流にかけて、プランジャー、有効成分貯留層、及び、少なくとも1つの注射チャネルを区切る注射ノズルを少なくとも備える注射システムと、
−装置の本体を収容するカバーと、
−注射ノズルの下流端を保護するように適合されている取り外し可能なキャップと、 −キャップを収容し、ストッパが注射装置上でロックされている閉位置とストッパが注射装置からアンロックされている開位置との間で注射軸の周りに枢動可能に据え付けられているストッパと、
を含み、
該装置は、キャップとストッパとの間に径方向に置かれているブロック要素を含み、ブロック要素は、ストッパの旋回駆動の間、注射軸の周りで、キャップ及びストッパ間の相対旋回を摩擦することによってブロックするように設計されていることを特徴とする。
したがって、ブロック要素は、正確な方法で、ストッパに対してキャップを位置付ける可能性を提供し、その結果、カバーに対するストッパの正確な角度位置も提供し、ストッパは、その閉位置において、装置のカバーに完全に整列する。
好ましい実施形態にしたがうと、ブロック要素は、注射軸の周りで、キャップの円柱周辺壁上に締結されているリングである。
好ましくは、ブロック要素は、弾性的に変形可能な素材で作られている。
より具体的には、ブロック要素は、エラストマーで作られている。
そのうえ、ブロック要素は、キャップ上でオーバーモールドすることにより作られている。
別の特徴にしたがうと、ストッパは、キャップとノズルの下流端とを収容するように適合されているハウジングを区切る、概して管状部分を含み、前記管状部分は、取り外し可能な底ディスクによって、下流端において閉じ、前記ディスクは、ディスクの上面から軸方向に伸長し、ブロック要素をピンチし、枢動可能にブロックするように、ブロック要素上で径方向に位置するようにそれぞれ設計されている、複数の締付けタブを含む。
この特徴は、無限にある角度位置にしたがって、ストッパ上の正確なキャップの据え付けを可能にする。
キャップのピンチを促進するために、各締付けタブは、キャップの中心に向かって少なくとも径方向に弾性的に変形可能である。
同様に、各締付けタブは、歯を形成する、軸方向リブを有しており、軸方向リブは、ストッパに対して前記ブロック要素を枢動可能にブロックするために、実質的に径方向に、ブロック要素に入り込むように適合されている。
さらに、ブロック要素に向かって径方向に前記タブを制約するために、各締付けタブは、ストッパの内壁に対して径方向に位置している。
不純物の注射チャネルへの侵入を回避するために、キャップは、注射軸の周りに伸長し、ノズルの下流端と協働するように適合されている、概して環状襟を有する。
さらに、注射装置は、その開位置とその閉位置との間に、ストッパの駆動の間、装置の本体上でストッパをロックするように適合されている第1のバヨネットタイプロック手段を含む。
その上、注射装置は、その開位置とその閉位置との間に、ストッパの駆動の間、ノズル上のキャップをロックするように適合されている第2のバヨネットタイプロック手段を含む。
1つの実施形態にしたがうと、貯留層中に含まれる有効成分は、以下の有効成分:
−メトトレキセート(Methotrexate)、
−アドレナリン(Adrenaline)、
−スマトリプタン(Sumatriptan)、
−ヒドロコルチゾン(Hydrocortisone)、
−ナロキソン(Naloxone)、
−ミダゾラム(Midazolam)、
−アポモルフィン(Apomorphine)、
−エチルナルトレキソン臭化物(Ethylnatrexone bromide)、
−フィトメナジオン(Phytomenadione)、
−塩酸クロルプロマジン(Chlorpromazine hydrochloride)、
−ズクロペンチキソール アセテート(Zuclopenthixol acetate)、
−ダナパロイドナトリウム(Danaparoid sodium)、
−エノキサパリンナトリウム(Enoxaparin sodium)、
−シオピン酸エストラジオール(Estradiol cypionate)、
−酢酸メドロキシプロゲステロン(Medroxyprogesterone acetate)、
−ナドロパリンカルシウム(Medroparin calcium)、
−酢酸メチルプレドニソロン(Methylprednisolone acetate)、
−ヘパリンカルシウム(Heparin calcium)、
−テルブタリン(Terbutaline)、を備えるグループから選択される。
本発明の他の特徴及び利点は、どの参照が添付の図面になされているか理解するために、以下の詳細な説明を読む際に現れるだろう。
図1は、本発明にしたがう、キャップと角度位置付け可能閉鎖ストッパとを含む、無針注射装置を図示した、軸方向に分解した斜視図である。 図2は、図1の装置のノズル、キャップ、及び、ストッパを図示した、図1の詳細な斜視図である。 図3は、閉位置のノズルとストッパ上に構成された図1のキャップを図示した、軸断面図である。 図4は、閉位置のノズルとストッパ上に構成された図1のキャップを図示した、詳細な軸方向縦断面図である。 図5は、キャップと、ストッパのディスクのタブと協働するその周辺リングとを図示した、詳細な斜視径方向断面図である。 図6は、キャップと、ストッパのディスクのタブと協働するその周辺リングとを図示した、詳細な斜視径方向断面図である。
説明及び特許請求の範囲において、説明及び特許請求の範囲を明確にするために、縦、高さ、横の用語は、図中で示されている三面体L、V、Tを参照して取り入れられるだろうが、これらに限定されない。
本特許出願において、用語「上流」及び「下流」は、注射方向に沿って、注射装置内の有効成分の循環を参照して理解すべきであることに留意すべきである。
さらに、本出願において、用語「頂部」、「底部」、「上」、「下」、「水平」、「垂直」、及びその派生語は、要素又はコンポーネントの位置又は向きを指し、この位置又は向きは、地球の重力を参照することなく、図1から6中の装置の向きを参照して考慮される。
図1は、打撃装置14と、プライマ16と、火工品チャージ18とを連続して備えているU字型の本体12を含む、無針注射装置10又は無針シリンジを示しており、これら3つの要素は、ガス発生器20と、膨張室22と、液体有効成分26を含む貯留層24と、注射システム28とを構成する。
ガス発生器20は、第1のスライド軸Aに沿って軸方向に伸長する本体12の第1の線形サブアセンブリを構成し、有効成分26を含む貯留層24と注射システム28とは、第2の垂直注射軸Bに沿って軸方向に伸長する本体12の第2の線形サブアセンブリを形成する。
これら2つのサブアセンブリは、サブアセンブリの軸A、Bに垂直な軸を有する膨張室22によって、互いにリンクされている。
貯留層24は、上流プランジャーストッパ32と下流プランジャーストッパ34により塞がれているガラス管30により構成されており、上流プランジャーストッパ32と下流プランジャーストッパ34の間に液体有効成分26が含まれ、プランジャーストッパは、伸縮自在に変形可能なエラストマーベースの素材で作られている。
貯留層24は、本体12に挿入され、一方は、上流プランジャーストッパ32が膨張室22と通じるようにセットできるようにする中央開口が設けられている円柱部分36によりその上流部分で垂直に塞がれ、他方は、注射ノズル38によりその下流部分で、垂直に塞がれる。
図2及び4においてより詳細に示しているノズル38は、ねじ山が設けられた円柱周辺面40によって区切られている注射軸Bに沿って円柱形状を有し、ねじ山は、本体12の下流端の内部壁上に形成された、相補的なねじ切りと協働するように意図されている。
さらに、ノズル38は、図2中で図示している、注射軸Bに並行して3つの軸注射チャネル42を区切る。
図3にしたがうと、本体12は、カバー底部を形成する水平ベース48によって閉じられる下部開口を区切る、中空カバー46によって包まれている。
カバー46から垂直に下に突出する下部セクション52をノズル38が含むように、ベース48は、注射ノズル38の通路、及び本体12の下流端の通路に対して適合されている注射軸Bの周りに円形通路50を区切っている。
また、注射装置10は、カバー46のベース48上に位置する開上面56と概して平面閉下面58とによって垂直に区切られるストッパ54を装備している。
ストッパ54は、概して、注射軸Bに沿って軸上に伸長し、取り外し可能な底ディスク62により閉じた円形通路60を形成することによりストッパ54の下面58に開く、管状ハウジングを区切る。
底ディスク62は、ディスク62の上面66から注射軸部Bに軸上に並行に伸長する6つの締付けタブ64を含む。
さらに、ストッパ54上にディスク62を締結することを可能にするために、ディスク62は、弾性的に変形可能な4つの歯68を含み、それぞれは、ストッパ54によって形成された内部管状溝70と協働するように適合されている。
別の態様にしたがうと、ストッパ54及びカバー46が凹凸のない同質なシェルを形成するように、ストッパ54がカバー46の延長上に位置付けられている閉位置とストッパ54が注射軸Bの周りで約60度だけ角度旋回した開位置との間で、ストッパ54は、注射軸Bの周りに枢動可能に据え付けられている。
その閉位置において、ストッパ54は、注射装置10の停止にロックされる。
逆に言うと、その開位置において、ストッパ54は、注射ノズル38へのアクセスを可能にし、注射を実行するために、装置10の停止を解消できる。
この目的のために、注射装置10は、その開位置とその閉位置との間で、ストッパ54の駆動の間、装置10の本体12上でストッパ54をロックするように適合されている第1のバヨネットタイプロック手段を含む。
この目的のために、図4中で示すように、ストッパ54の上面56は、本体12の下端から径方向に突出する(そのうちの1つは図1中に示されている)2つの突起74と協働するように設計されている溝72を区切る。
本発明にしたがうと、注射装置10は、注射ノズル38の下側下流端を塞ぐように適合されている取り外し可能なキャップ76を含む。
図2及び3中で示すように、キャップ76は、カップの形態であり、これは、径方向に底壁78と注射軸Bの周りに伸長する円柱周辺クラウン80とを有している。
キャップ76は、第2のバヨネットタイプロック手段によって、注射ノズル38の自由端上に取り外し可能にロックされている。
この目的のために、図5を参照すると、キャップ76は、キャップ76のクラウン80の内壁から、キャップ76の中心に向かって径方向に突出し、注射軸Bの周りで、120度の等間隔で角度分散した、3つの突起82を含んでいる。
相補的に、ノズル38の下流自由端は、ノズル38の周辺で径方向に伸長するロック襟84を形成し、これは、キャップ76の突起82の軸方向の通路が襟84を超えることができるように適合されている3つのへこみ86を有している。
本発明の別の態様にしたがうと、注射装置10は、注射軸Bの周りに伸長し、キャップ76の周辺クラウン80の外面上に締結されている、ブロック要素を形成する、概して円柱リング88を含んでいる。
図5を参照すると、キャップ76の周辺クラウン80の外面は、キャップ76のリングを回転可能にブロックする軸方向の条線(striation)90を形成する。
さらに、リング88は、キャップ76の周辺クラウン80とストッパ54のディスク62のタブ64との間に径方向に置かれるように、構成されている。
また、リング88は、ストッパ54の底ディスク62のタブ64を介して、注射軸Bの周りで、キャップ76及びストッパ54間の相対旋回を摩擦することによってブロックするように設計されている。
摩擦によるとは、ノッチタイプ又はラックタイプ機械結合とは対照的に、キャップ76と、ストッパ54及びディスク62によって形成されたセットとの間の相対的動きと対向する摩擦相互作用のことを意味する。
このような設計は、無限にある角度位置にしたがって、注射軸Bの周りで、ストッパ54に対してキャップ76を角度位置付けすることを可能にする。
摩擦することによって旋回ブロックすることを可能にするために、ブロックリング88は、弾性的に変形可能な素材で作られている。
好ましくは、ブロックリング88は、エラストマーで、より具体的には、熱可塑性エラストマーで作られている。
有利なことに、ディスク62に属する各締付けタブ64は、注射軸Bに向かって弾性的に変形可能である。
同様に、各締付けタブ64は、径方向に突出し、歯を形成する、軸方向リブ92を有しており、軸方向リブ92は、注射軸Bの周りで、ストッパ54に対してリング88をピンチし、枢動可能にブロックするように実質的に径方向に、ブロックリング88に入り込むように適合されている。
さらに、締付けタブ64がストッパ54の外側に向かって径方向に間隔を空けることを防ぎ、リング88上で径方向に支えることにより締付けタブ64を押さえるために、各締付けタブ64は、ストッパ54の内壁に対して径方向に支えられている。
好ましい実施形態にしたがうと、ブロックリング88は、より固い熱可塑性タイプの素材によって作られているキャップ76上にオーバーモールドすることにより作られる。
別の態様にしたがうと、図4中で示すように、キャップ76は、ノズル38の下流自由端、特に、注射チャネル42を保護するために、注射軸Bの周りに伸長し、ノズル38の(表されていない)エラストマーで作られたガスケットに対して軸方向に位置する、概して環状襟94を有している。
本発明にしたがう、注射装置10の動作例及び据え付け例を以下で説明する。
キャップ76は、注射軸Bについて、決定された角度位置で、ストッパの底ディスク62上に据え付けられ、形成されたセットは、これにより、ストッパ54によって区切られた円形通路60を通して軸方向に底部から頂部に挿入され、ディスク62とキャップ76は、ストッパ54に固定される。
その後、キャップ76を装備したストッパ54は、本体12、カバー46、及び、ノズル38によって形成されたセット上に据え付けられる。
この目的のために、本体12上のストッパ54の第1のバヨネットタイプロック手段、及び、注射ノズル38の自由端上のキャップ76の第2のバヨネットタイプロック手段を係合するように、ストッパ54は、軸方向に上側に駆動される前に、その開位置に対応する角度旋回した位置に提示されている。
ノズル38上のキャップ76をロックし、本体12上のストッパ54を同時にロックするために、いったん、その開位置において、ストッパ54がその閉位置へと注射軸Bの周りを旋回する。
逆に、その閉位置からその開き位置にストッパ54を駆動することにより、ストッパ54を取り除き、アンロックすることが実行される。
有利なことに、本発明にしたがう装置10は、注射軸Bの周りを、旋回方向とともに別の方向の両方に、その開位置とその閉位置との間で、ストッパを枢動可能に駆動することを可能にする。
さらに、キャップ76上に据え付けられているブロックリング88は、ストッパ54に関するキャップ76の正確な角度位置付けを提供し、その結果、カバー46に関するストッパ54の正確な角度位置付けも提供し、その閉位置におけるストッパ54は、装置10のカバー46と完全に整列している。
注射装置10の操作に関しては、以下で簡潔に説明されており、これは、文書FR−A−2815544中で説明されている装置の操作と類似している。
いずれかの方向に旋回することにより、ストッパ54を取り除くことによって、ユーザは注射装置10をアンロックする。ユーザは、親指圧によって、ノズル38の自由端を治療されることになる患者の肌に対して当て、ユーザは、ガス発生器20をトリガするまで、本体12に沿ってスライドするカバー46を押す。
発生したガスは、膨張室22を満たし、圧力が十分なとき、2つのプランジャーストッパ32、34、及び液体有効成分26によって構成された液柱に圧力を加え、液体有効成分26は、その後、チャネル42によって放出される。
本発明の本説明は、非限定的な例として与えられている。

Claims (13)

  1. 無針注射装置(10)において、
    −本体(12)と、
    −ガス発生器(20)と、
    −注射軸(B)に沿って軸方向に伸長し、注射方向に沿って上流から下流にかけて、プランジャー(32、34)、有効成分を含む貯留層(24)、及び、少なくとも1つの注射チャネル(42)を区切る注射ノズル(38)を少なくとも備える注射システム(28)と、
    −前記無針注射装置(10)の前記本体(12)を収容するカバー(46)と、
    −前記注射ノズル(38)の下側下流端を保護するように適合されている取り外し可能なキャップ(76)と、
    −前記キャップ(76)を収容し、ストッパ(54)が前記無針注射装置(10)上でロックされている閉位置と前記ストッパ(54)が前記無針注射装置(10)からアンロックされている開位置との間で前記注射軸(B)の周りに枢動可能に据え付けられているストッパ(54)と、
    を含み、
    前記無針注射装置(10)は、前記キャップ(76)と前記ストッパ(54)との間に径方向に置かれているブロック要素(88)を含み、前記ブロック要素(88)は、前記ストッパ(54)の旋回駆動の間、前記注射軸(B)の周りで、前記キャップ(76)及び前記ストッパ(54)間の相対旋回を摩擦することによってブロックするように設計されていることを特徴とする、無針注射装置(10)。
  2. 前記ブロック要素(88)は、前記注射軸(B)の周りで、前記キャップ(76)の円柱周辺壁上に締結されているリングであることを特徴とする、請求項1に記載の無針注射装置(10)。
  3. 前記ブロック要素(88)は、弾性的に変形可能な素材で作られていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の無針注射装置(10)。
  4. 前記ブロック要素(88)は、エラストマーで作られていることを特徴とする、請求項1から3のうちのいずれか一項に記載の無針注射装置(10)。
  5. 前記ブロック要素(88)は、前記キャップ(76)上でオーバーモールドすることにより作られていることを特徴とする、請求項1から4のうちのいずれか一項に記載の無針注射装置(10)。
  6. 前記ストッパ(54)は、前記キャップ(76)と前記注射ノズル(38)の下流端とを収容するように適合されているハウジングを区切る、概して管状部分を含み、前記管状部分は、取り外し可能な底ディスク(62)によって、下流端において閉じ、前記底ディスク(62)は、前記底ディスク(62)の上面から軸方向に伸長し、前記ブロック要素(88)をピンチし、枢動可能にブロックするように、前記ブロック要素(88)上で径方向に位置するようにそれぞれ設計されている、複数の締付けタブ(64)を含むことを特徴とする、請求項1から5のうちのいずれか一項に記載の無針注射装置(10)。
  7. 各締付けタブ(64)は、前記キャップ(76)の中心に向かって少なくとも径方向に弾性的に変形可能であることを特徴とする、請求項6に記載の無針注射装置(10)。
  8. 各締付けタブ(64)は、歯を形成する、軸方向リブ(92)を有しており、前記軸方向リブ(92)は、前記ストッパ(54)に対して前記ブロック要素(88)を枢動可能にブロックするために、実質的に径方向に、前記ブロック要素(88)に入り込むように適合されていることを特徴とする、請求項6又は7に記載の無針注射装置(10)。
  9. 前記ブロック要素(88)に向かって径方向に前記タブ(64)を押さえるために、各締付けタブ(64)は、前記ストッパ(54)の内壁に対して径方向に支えていることを特徴とする、請求項6から8のうちのいずれか一項に記載の無針注射装置(10)。
  10. 前記キャップ(76)は、前記注射軸(B)の周りに伸長し、前記注射ノズル(38)の下流端と協働するように適合されている、概して環状襟(94)を有することを特徴とする、請求項1から9のうちのいずれか一項に記載の無針注射装置(10)。
  11. 前記無針注射装置(10)は、その開位置とその閉位置との間に、前記ストッパ(54)の駆動の間、前記無針注射装置(10)の前記本体(12)上で前記ストッパ(54)をロックするように適合されている第1のバヨネットタイプロック手段を含むことを特徴とする、請求項1から10のうちのいずれか一項に記載の無針注射装置(10)。
  12. 前記無針注射装置(10)は、その開位置とその閉位置との間に、前記ストッパ(54)の駆動の間、前記注射ノズル(38)上の前記キャップ(76)をロックするように適合されている第2のバヨネットタイプロック手段を含むことを特徴とする、請求項1から11のうちのいずれか一項に記載の無針注射装置(10)。
  13. 前記貯留層(24)中に含まれる前記有効成分(26)は、以下の有効成分:
    −メトトレキセート(Methotrexate)、
    −アドレナリン(Adrenaline)、
    −スマトリプタン(Sumatriptan)、
    −ヒドロコルチゾン(Hydrocortisone)、
    −ナロキソン(Naloxone)、
    −ミダゾラム(Midazolam)、
    −アポモルフィン(Apomorphine)、
    −エチルナルトレキソン臭化物(Ethylnatrexone bromide)、
    −フィトメナジオン(Phytomenadione)、
    −塩酸クロルプロマジン(Chlorpromazine hydrochloride)、
    −ズクロペンチキソール アセテート(Zuclopenthixol acetate)、
    −ダナパロイドナトリウム(Danaparoid sodium)、
    −エノキサパリンナトリウム(Enoxaparin sodium)、
    −シオピン酸エストラジオール(Estradiol cypionate)、
    −酢酸メドロキシプロゲステロン(Medroxyprogesterone acetate)、
    −ナドロパリンカルシウム(Medroparin calcium)、
    −酢酸メチルプレドニソロン(Methylprednisolone acetate)、
    −ヘパリンカルシウム(Heparin calcium)、
    −テルブタリン(Terbutaline)、
    を備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項1から12のうちのいずれか一項に記載の無針注射装置(10)。
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