JP6779374B2 - 衛生可視性の付与のための洗浄及びビデノズル分離構造を有するビデ装置 - Google Patents

衛生可視性の付与のための洗浄及びビデノズル分離構造を有するビデ装置 Download PDF

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Description

本出願は、洗浄ノズルとビデノズルが分離構造を有し、洗浄ノズルとビデノズルをカバーするカバーも分離構造を有するビデ装置に関する。
便器は、ユーザーが座って用を足す機器であるが、最近では、衛生のためにビデが設置された便器が多く使用されている。ビデは用便後、ユーザーの局部に水を噴射して洗浄する装置で、トイレットペーパーを使用せずに水で洗浄するので、局部を清潔に維持する利点がある。
図1は、従来のビデにおいて主要構成を抜粋して概略的に示した図である。
図1を参照すると、ビデ10は、便器の上部に配置される本体20と、前記本体20の内部に配置され、ユーザーの局部に洗浄水を噴射するノズルアセンブリ30と、洗浄後、ユーザーの局部に暖かい空気を噴射してユーザーの局部を乾燥させる乾燥部40で構成される。
ここで、前記ノズルアセンブリ30は、ユーザーの肛門に洗浄水を噴射する洗浄ノズル31と、女性ユーザーの局部に洗浄水を噴射するビデノズル32で構成される。そして、前記洗浄ノズル31とビデノズル32は、互いに隣接して配置されており、一つのダクトを通じて伸長及び復帰されるように設けられる。
したがって、洗浄機能とビデ機能は、別途のノズルで行われているが、洗浄ノズル31とビデノズル32が一つのダクトを通じて伸長されており、ユーザーに洗浄ノズル31とビデノズル32が分離されていることを認知させるのに問題がある。
これにより、ビデ機能を使用する女性ユーザーがビデノズルを使用するにおいて不快感を引き起こす問題がある。
韓国登録実用新案文献第20−0414063号(2006.04.14) 韓国登録実用新案文献第20−0453005号(2011.03.24)
本出願は、前記のような問題点を解決するために案出されたものである。具体的には、洗浄ノズルとビデノズルが離隔配置されたビデ装置と、洗浄ノズルをカバーするカバーとビデノズルをカバーするカバーが一体化したノズルカバーを提供しようとする。
前記のような課題を解決するための本出願の一実施例は、便器1に配置されるビデ本体1000、前記ビデ本体1000に配置され、ユーザーの局部に洗浄水を噴射するビデノズル111a及び前記ビデノズル111aと離隔し、前記ビデ本体1000に配置され、ユーザーの肛門に洗浄水を噴射する洗浄ノズル112aを含む、ビデ装置を提供する。
一実施例において、前記ビデノズル111aと前記洗浄ノズル112aは、前記ビデ本体1000の中央(C)を基準に互いに反対方向に設置することができる。
一実施例において、前記ビデ本体1000に回転するように配置され、前記ビデノズル111aが突出する第1開口111を閉鎖するように設けられた第1カバー121及び前記ビデ本体1000に回転するように配置され、前記洗浄ノズル112aが突出する第2開口112を閉鎖するように設けられた第2カバー122をさらに含むことができる。
一実施例において、前記第1カバー121と前記第2カバー122は、互いに離隔して分離することができる。
一実施例において、前記ビデ本体1000に配置され、前記ビデノズル111aに洗浄水を噴射する第1洗浄部160及び前記ビデ本体1000に配置され、前記洗浄ノズル112aに洗浄水を噴射する第2洗浄部170をさらに含むことができる。
一実施例において、前記ビデノズル111aは、前記ビデ本体1000の中央(C)から5mm〜80mm離隔されてもよい。
一実施例において、前記洗浄ノズル112aは、前記ビデ本体1000の中央(C)から5mm〜80mm離隔されてもよい。
また、本出願は、便器1に配置されるビデ本体1000、前記ビデ本体1000に配置され、ユーザーの局部に洗浄水を噴射するビデノズル111a、前記ビデ本体1000に配置され、ユーザーの肛門に洗浄水を噴射する洗浄ノズル112a及び前記ビデノズル111aが突出する第1開口111と前記洗浄ノズル112aが突出する第2開口112の両方をカバーするカバー120を含み、前記カバー120は、前記第1開口111をカバーする第1カバー121及び前記第1カバー121とは別途に形成され、前記第2開口112をカバーする第2カバー122を含む、ビデ装置を提供する。
一実施例において、前記第1開口111と前記第2開口112は、前記ビデ本体1000の下側前方に形成され、前記カバー120は前記ビデ本体1000に結合され、前記第1開口111と前記第2開口112をカバーすることができる。
一実施例において、前記ビデ本体1000の下側前方に、前記カバー120が装着される装着部130が形成され、前記装着部130の側面から突出し、上下方向に延びる摺動突起133が形成され、前記カバー120には、前記摺動突起133に結合する前記摺動溝123が上下方向に延びて形成することができる。
一実施例において、前記カバー120は、前記装着部130に摺動可能に結合することができる。
一実施例において、前記カバー120は、前記摺動溝123が形成されたカバーヘッド124をさらに含み、前記第1カバー121と前記第2カバー122は、それぞれ前記カバーヘッド124に回転可能にヒンジ結合することができる。
一実施例において、前記第1カバー121と前記第2カバー122は、前記第1開口111と前記第2開口112をカバーする第1位置及び前記第1カバー121と前記第2カバー122がそれぞれ前記第1開口111と前記第2開口112から離隔される第2位置との間で回転移動可能であり得る。
一実施例において、前記カバーヘッド124の背面125には、前記背面125から突出する結合突起125a、125bが一つ以上形成され、前記装着部130には、前記結合突起が結合する結合溝135a、135bが一つ以上形成されてもよい。
一実施例において、前記第1開口111と前記第2開口112は、所定の距離離隔されてもよい。
一実施例において、前記所定の距離は10mm〜160mmであってもよい。
一実施例において、前記ビデノズル111aと前記洗浄ノズル112aの外面一端をカバーするステンレス製のノズルカバー113a、113bをさらに含み、前記ノズルカバー113a、113bは、前記ビデノズル111aと前記洗浄ノズル112aに取り外し可能に装着することができる。
前記のような本出願は、次のような効果がある。
第一に、カバーがそれぞれビデノズルと洗浄ノズルをカバーするため、各ノズルに沈着した汚染物は、他のノズルに移染されず、衛生的である。
第二に、各ノズルの末端にステンレス製の取り外し可能なノズルカバーが形成されて水分により容易に腐食されず、別途に分離して洗浄が可能である。
第三に、ノズル間の距離が従来ビデと異なってより離隔してノズルカバーを手で取り外す際、隣接するノズルが取り外し作業を妨害することが防止される。
第四に、カバーがビデ本体に取り外し可能に装着されることにより、容易に洗浄が可能である。
第五に、カバーが摺動方式でビデ本体に装着されることにより固定力が向上し、 取り外しの時にも安定的に取り外すことができる。
第六に、ビデノズルと洗浄ノズルが離隔配置されており、ユーザーにビデノズルと洗浄ノズルが分離されて個別に使用されていることを認知させることができる。
従来のビデにおいて主要構成を抜粋して概略的に示した図である。 本出願の第1実施例に係るビデ装置において主要構成を抜粋して概略的に示した図である。 本出願の第1実施例に係るビデ装置において主要構成を抜粋して概略的に示した図である。 本出願の第2実施例に係るビデ装置を概略的に示した図である。 本出願の第2実施例に係るビデ装置を概略的に示した図である。 図4のビデ装置の主要構成を抜粋して概略的に示した図である。 図4のビデ装置の主要構成を抜粋して概略的に示した図である。 図4のビデ装置に結合されるカバーの背面斜視図である。 カバーがビデ装置に結合された様子を示した図である。 カバーがビデ装置に結合された様子を示した図である。 ビデノズルと洗浄ノズルの移動に応じてカバーが移動することを説明するための図である。
本出願の特徴に関する理解を助けるために、以下、本出願の実施例と関連したビデについてより詳しく説明する。
以下、説明される実施例の理解を助けるために、添付された各図面の構成要素に参照符号を付加することにおいて、同一の構成要素については、たとえ異なる図面上に表示されても、できる限り同一の符号を有するようにしていることに注意する。また、本出願の説明するにおいて、関連する公知の構成または機能に関する具体的な説明が本出願の要旨を曖昧にすると判断される場合には、その詳細な説明は省略する。
以下、図4及び図5においてユーザーが便器1に着座したことを仮定すると、ユーザーの上部が上側、下部が下側であり、ユーザーが見ている方向が前方、背面方向が後方であり、ユーザーの左手が位置した部分が左側、右手が位置した部分が右側であるものとして説明する。
1.ビデ装置の全体的な説明
図4を参照し、本出願の実施例に係るビデ装置5000の全体的な構成を詳しく説明する。
図4は、本出願の一実施例に係るビデ装置5000を概略的に示す斜視図である。
図4を参照すると、ビデ装置5000は、便器1に固定設置されるビデ本体1000と、ビデ本体1000の前方側に回転可能に装着されるシート3000と、シート3000に回転可能に装着される蓋4000及びビデ本体1000の側面に装着される操作部2000を含む。
操作部2000には、水圧、水温、ビデノズルと洗浄ノズルの位置、殺菌機能などを実行できるようにするボタンが備えられる。ユーザーがボタンを押すと、ボタンに相当する機能が遂行される。
2.第1実施例
まず、本出願の第1実施例のビデ装置について具体的に説明する。
図2及び図3は、本出願の第1実施例に係るビデ装置において主要構成を抜粋して概略的に示した図である。
図2及び図3を参照すると、本出願の第1実施例に係るビデ装置5000は、便器1に配置されるビデ本体1000と、前記ビデ本体1000に配置され、ユーザーの局部に洗浄水を噴射するビデノズル111a、そして前記ビデノズル111aと離隔し、前記ビデ本体1000に配置され、ユーザーの肛門に洗浄水を噴射する洗浄ノズル112aを含む。
そして、前記ビデ本体1000には、ユーザーによってビデ動作コマンドが入力されると、前記ビデノズル111aが突出するように伸ばすビデノズル駆動部140と、洗浄動作コマンドが入力されると、前記洗浄ノズル112aが突出するように伸ばす洗浄ノズル駆動部150が設けられる。このようなビデノズル駆動部140と洗浄ノズル駆動部150は、従来のビデ装置で使用される駆動部が適用されてもよい。
前記ビデノズル111aと洗浄ノズル112aは、一定距離離隔され、前記ビデ本体1000に配置される。すなわち、ユーザーが離隔していることを識別し得る程度の間隔で離隔されていることが望ましい。
より具体的には、前記ビデノズル111aは、前記ビデ本体1000の中央(C)から5mm〜80mm離隔された範囲(R1)内に配置され、前記洗浄ノズル112aも前記ビデ本体1000の中央(C)から5mm〜80mm離隔された範囲(R2)内に配置されるように設けられる。
すなわち、前記ビデノズル111aと洗浄ノズル112aは、少なくとも10mm以上離隔するように配置されるので、ユーザーが目視で確認したとき、互いに離隔していることを認知することができる。
そして、前記ビデノズル111aと洗浄ノズル112aは、前記ビデ本体1000の中央(C)から最大80mmまで離隔配置することができる。これは、前記ビデノズル111aと洗浄ノズル112aが伸長される場合、便器1に干渉されずに突出することができる位置である。
また、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aは、ビデ本体1000の中央線上に位置するユーザーの肛門及び局部に洗浄水を容易に噴射できるようにビデ本体1000の中央(C)を基準に互いに反対方向に設置することができる。すなわち、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aをビデ本体1000の中央(C)を基準に左側と右側にビデ本体1000の中央(C)から離隔して配置することができる。
このような構造において、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aがビデ本体1000の中央線と平行に伸びる場合、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aは、ユーザーの肛門及び局部の位置より左側及び右側に外れた位置に配置される。したがって、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aは、便器1に着座したユーザーの肛門及び局部に洗浄水を正確に噴射できるように、それぞれが備える洗浄水の噴射口が洗浄水をユーザーの肛門及び局部に向かって傾斜して噴射するように構成することができる。
また、ユーザーの肛門及び局部に洗浄水を正確に噴射するための他の一例として、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aが伸びた場合に洗浄水の噴射口がビデ本体1000の中心線上に位置するようにビデノズル111a及び洗浄ノズル112aがビデ本体1000の中心線に向かって左側または右側に傾斜して伸びてもよい。
さらに、本出願の実施例によるビデ装置5000は、前記ビデ本体1000に回転するように配置され、前記ビデノズル111aが突出する第1開口111を閉鎖するように設けられた第1カバー121と、前記洗浄ノズル112aが突出する第2開口112を閉鎖するように設けられた第2カバー122を含むことができる。
すなわち、前記第1カバー121と第2カバー122は、前記ビデノズル111aと洗浄ノズル112aが動作せずにビデ本体1000の内部に位置する場合、前記ビデノズル111aと洗浄ノズル112aが突出するために開放されている開口、すなわち、前記ビデノズル111aと洗浄ノズル112aのそれぞれが移動するダクトの入口を閉鎖して開口を通じてビデ本体1000の内部に水または汚物が入ることを遮断することができる。
そして、前記第1カバー121と第2カバー122が回転するように締結されているので、前記ビデノズル111aと洗浄ノズル112aが動作して突出する場合には、前記第1カバー121と第2カバー122を押し上げながら伸びる。
そのような構成において、前記第1カバー121と第2カバー122は、図3に示されるように、互いに離隔して分離することができ、互いに独立して動作することができる。
また、本出願の実施例によるビデ装置5000は、前記ビデ本体1000に配置され、前記ビデノズル111aに洗浄水を噴射する第1洗浄部160と、前記洗浄ノズル112aに洗浄水を噴射する第2洗浄部170をさらに含むことができる。
すなわち、前記第1洗浄部160は、前記ビデ本体1000において、前記ビデノズル111aの噴射部上側に位置し、洗浄動作を実行した後、前記ビデノズル111aがビデ本体1000の内部に復帰すると、前記ビデノズル111aの噴射部に洗浄水を噴射して前記ビデノズル111aを洗浄するように設けられる。
そして、前記第2洗浄部170は、前記ビデ本体1000において、前記洗浄ノズル112aの噴射部上側に位置し、ビデの動作を実行した後、前記洗浄ノズル112aがビデ本体1000の内部に復帰すると、前記洗浄ノズル112aの噴射部に洗浄水を噴射して前記洗浄ノズル112aを洗浄するように設けられる。
そのような構成により、前記ビデノズル111aと洗浄ノズル112aは、最小10mmから最大160mm離隔して配置され、別途のダクトを通じてビデノズル111aと洗浄ノズル112aが個別に動作するので、ユーザーが洗浄機能またはビデ機能を使用するにおいて、前記ビデノズル111aと洗浄ノズル112aが明確に分離され、別々に動作することを認識することができる。
3.第2実施例
図4〜図11を参照し、本出願の第2実施例に係るビデ装置5000を詳しく説明する。
第1カバー121と第2カバー122が一つのカバー120として一体に形成される点が第1実施例と異なり、カバー120がビデ本体1000に結合する方式が異なり、残りの部分は同一である。
図10を参照すると、本出願の第2実施例に係るカバー120は、ビデ本体1000の下部前方側に結合する。カバー120が装着されるビデ本体1000の内部には、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aが収容されている。
カバー120は、ビデ本体1000に結合され、ビデノズル111aが突出する第1開口111と洗浄ノズル112aが突出する第2開口112の両方をカバーする部分である。そのため、ビデ本体1000の下部前方側にカバー120の装着のための装着部130が形成される。
図8〜図10を参照すると、カバー120は、装着部130に装着されるカバーヘッド124、カバーヘッド124に結合され、第1開口111と第2開口112をそれぞれカバーする第1カバー121と第2カバー122を含む。
第1カバー121と第2カバー122は、それぞれ第1開口111と第2開口112をカバーする部分であり、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aをカバーする部分でもある。認識の利便性のために、第1カバー121と第2カバー122は、異なる色を帯びることが望ましい。
カバー120は、ビデ装置5000を使用したり、便器1の水流しの時、水分がビデ本体5000の内部に流入しないようにする。便器1の水を流す場合は、尿や便を***した後に流す場合がほとんどである。カバー120がなければ、尿や便が含まれている水がビデ本体1000の内部に流入し、細菌が繁殖したり、ビデノズル111aや洗浄ノズル112aに沈着して汚染を誘発する。カバー120は、これらの尿や便が含まれている水の流入による汚染を防止する。
第1カバー121と第2カバー122は、別個に備えられてカバーヘッド124に結合される。一例として、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aの前後移動に応じて回転移動が可能であるようにカバーヘッド124にヒンジ結合することができる。
具体的には、第1カバー121と第2カバー122は、第1開口111と第2開口112をカバーする第1位置及びそれぞれ前記第1開口111と前記第2開口112から離隔される第2位置の間で回転移動可能である。洗浄のためにビデノズル111aと洗浄ノズル112aが前方に移動した場合には、第1カバー121と第2カバー122は第2位置に位置し、洗浄を終えてノズル収容本体110に収容された状態では第1位置に位置するようになる(図11を参照)。
ビデノズル111aまたは洗浄ノズル112aを通じて洗浄が行われて後、ノズルに異物が含まれている水と、ノズルの表面に残っている洗浄残留物などが残存するようになる。
洗浄操作の実行時にビデノズル111aと洗浄ノズル112aは前方に移動しながら、第1カバー121と第2カバー122を押し上げ、第1カバー121と第2カバー122を回転させる。そのとき、ノズルの表面に残存する異物がカバーに沈着されるが、第1カバー121と第2カバー122がそれぞれビデノズル111aと洗浄ノズル112aをカバーするので、一つのカバーを使用するときよりも衛生的にビデ装置を使用することができる。
たとえば、ユーザーが男性である場合、ビデ機能は使用せず、洗浄機能のみを使用するはずであるが、カバーが1つの場合であれば、洗浄機能のみを使用してもカバー全体が汚染される。本出願は、2つのカバーがそれぞれのノズルをカバーすることにより、そのような汚染を防止することができる。
第1実施例と同様に、第2実施例のビデ装置5000も、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aが離隔されるのが望ましい。
すなわち、ユーザーが離隔していることを識別できる程度の間隔で離隔されることが望ましい。
より具体的には、前記ビデノズル111aは、前記ビデ本体1000の中央(C)から5mm〜80mm離隔された範囲(R1)内に配置され、前記洗浄ノズル112aも前記ビデ本体1000の中央(C)から5mm〜80mm離隔された範囲(R2)内に配置されるように設けることができる。
すなわち、前記ビデノズル111aと洗浄ノズル112aは、少なくとも10mm以上離隔するように配置されるので、ユーザーが目視で確認したとき、互いに離隔していることを認知することができる。
そして、前記ビデノズル111aと洗浄ノズル112aは、前記ビデ本体1000の中央(C)から最大80mmまで離隔配置することができる。これは、前記ビデノズル111aと洗浄ノズル112aが伸長される場合、便器1に干渉されずに突出できる位置である。
また、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aは、ビデ本体1000の中央線上に位置するユーザーの肛門及び局部に洗浄水を容易に噴射できるようにビデ本体1000の中央(C)を基準に互いに反対方向に設置することができる。すなわち、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aをビデ本体1000の中央(C)を基準に左側と右側にビデ本体1000の中央(C)から離隔して配置することができる。
また、本出願の実施例に係るビデノズル111aと洗浄ノズル112aの前方側にはビデノズル111aと洗浄ノズル112aの外面一端をカバーするノズルカバー113a、113bが形成される(図11を参照)。ノズルカバー113a、113bは、水に容易に露出される部分であるため、水に接触されても腐食が起こらないステンレス製であることが望ましい。
ノズルカバー113a、113bは、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aの前方側の一端をカバーするため、汚染物が最も多く沈着する部分である。したがって、ノズルカバー113a、113bは、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aから分離可能に、各ノズルに装着されることが望ましい。
具体的には、ノズルカバー113a、113bを手で把持したまま時計回りまたは反時計回りに回転させると、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aから分離することができる。分離されたノズルカバー113、113bは、別途の洗浄が可能になる。
ノズルカバー113a、113bをノズルから分離させるためには、手でノズルカバー113a、113bを把持して回転させる作業が必要である。そのため、本出願の実施例に係るノズルカバー1000は、ビデノズル111aと洗浄ノズル112aを所定の距離離隔させてノズルカバー113a、113bの把持作業をより容易にした。ビデノズル111aと洗浄ノズル112aが近すぎて位置すると、ノズルカバー113a、113bの把持自体が困難であるからである。
以下において、図7〜図10を参照し、本出願の第2実施例に係るカバー120がビデ本体1000に結合し、第1開口111と第2開口112をカバーすることについて具体的に説明する。
前述したように、ビデ本体1000の前方下側の一端にはカバー120が装着される装着部130が形成される。
カバー120は、装着部130に上側から下側方向に摺動結合されるが、これを具体的に説明する。
装着部130の側面131には、側面131から突出し、上下方向に延びる摺動突起133が形成される。
装着部130に装着されるカバー120のカバーヘッド124には、摺動突起133に摺動可能に結合する摺動溝123が上下方向に延長されて形成される。
したがって、カバー120は、装着部130に対して上側から下側方向に結合され、摺動突起133と摺動溝123が互いに噛み合ってカバー120が装着部130に固定される。
また、カバーヘッド124の背面125には、背面125から突出する結合突起125a、125bが一つ以上形成され、装着部130には、結合突起125a、125bが結合される結合溝135a、135bが一つ以上形成される(図6〜図8を参照)。
カバー120が装着部130に対して最大摺動可能な位置まで下側に移動した場合、カバー120の結合突起125a、125bが装着部130の結合溝135a、135bに挿入され、カバー120の装着部130への装着が完了する。
以上、本明細書には、本出願を当業者が容易に理解して再現できるように、図面に示した実施例を参考にして説明したが、これは、例示的なものに過ぎず、当業者であれば、本出願の実施例から、様々な変形及び均等な他の実施例が可能であるという点を理解できるだろう。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲によって定められなければならない。
1:便器
111:第1開口
111a:ビデノズル
112:第2開口
112a:洗浄ノズル
120:カバー
121:第1カバー
122:第2カバー
123:摺動溝
124:カバーヘッド
125:背面
125a、125b:結合突起
130:装着部
133:摺動突起
135a、135b:結合溝
1000:ビデ本体
2000:操作部
3000:シート
4000:蓋
5000:ビデ装置

Claims (7)

  1. 便器(1)に設置され、前方にカバー(120)が分離可能に設置される装着部(130)が形成されたビデ本体(1000);
    前記ビデ本体(1000)に設置され、ユーザーの局部に洗浄水を噴射するビデノズル(111a);
    前記ビデ本体(1000)に設置され、ユーザーの肛門に洗浄水を噴射する洗浄ノズル(112a);及び
    前記ビデノズル(111a)が突出する第1開口(111)をカバーする第1カバー(121)と、前記第1カバー(121)とは別途形成され前記洗浄ノズル(112a)が突出する第2開口(112)をカバーする第2カバー(122)とを含む前記カバー(120);を含み、
    前記装着部(130)の側面から突出し、上下方向に延びる摺動突起(133)が形成され、
    前記カバー(120)は、前記摺動突起(133)に結合する摺動溝(123)が形成されるカバーヘッド(124)であって、前記第1カバー(121)と前記第2カバー(122)が前記カバーヘッド(124)に対して回転可能にそれぞれ前記カバーヘッド(124)にヒンジ結合される、カバーヘッド(124);をさらに含む、ビデ装置。
  2. 前記第1開口(111)と前記第2開口(112)は、前記ビデ本体(1000)の下側前方に形成され、
    前記カバー(120)は、前記装着部(130)に結合され、前記第1開口(111)と前記第2開口(112)をカバーする、請求項に記載のビデ装置。
  3. 前記第1カバー(121)と前記第2カバー(122)は、前記第1開口(111)と前記第2開口(112)をカバーする第1位置及び前記第1カバー(121)と前記第2カバー(122)がそれぞれ前記第1開口(111)と前記第2開口(112)から離隔される第2位置の間で回転移動可能な、請求項に記載のビデ装置。
  4. 前記カバーヘッド(124)の背面(125)には、前記背面(125)から突出する結合突起(125a、125b)が一つ以上形成され、
    前記装着部(130)には、前記結合突起(125a、125b)が結合する結合溝(135a、135b)が一つ以上形成された、請求項に記載のビデ装置。
  5. 前記第1開口(111)と前記第2開口(112)は、所定の距離離隔された、請求項に記載のビデ装置。
  6. 前記所定の距離は10mm〜160mmである、請求項に記載のビデ装置。
  7. 前記ビデノズル(111a)と前記洗浄ノズル(112a)の外面一端をカバーするステンレス製のノズルカバー(113a、113b)をさらに含み、
    前記ノズルカバー(113a、113b)は、前記ビデノズル(111a)と前記洗浄ノズル(112a)に取り外し可能に装着される、請求項に記載のビデ装置。
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