JP6778146B2 - サービススライス割当装置及びサービススライス割当方法 - Google Patents

サービススライス割当装置及びサービススライス割当方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6778146B2
JP6778146B2 JP2017107384A JP2017107384A JP6778146B2 JP 6778146 B2 JP6778146 B2 JP 6778146B2 JP 2017107384 A JP2017107384 A JP 2017107384A JP 2017107384 A JP2017107384 A JP 2017107384A JP 6778146 B2 JP6778146 B2 JP 6778146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
slices
slice
priority
groups
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017107384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018207190A (ja
Inventor
木原 拓
拓 木原
建 可児島
建 可児島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2017107384A priority Critical patent/JP6778146B2/ja
Publication of JP2018207190A publication Critical patent/JP2018207190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6778146B2 publication Critical patent/JP6778146B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ネットワークから仮想ネットワークであるサービススライスを切り取ってユーザに割り当てるサービススライス割当装置及びサービススライス割当方法に関する。
従来、10Mbpsや100Mbps等の要求帯域の利用や、高速回線の利用、データ通信が途切れない高品質回線の利用等、ユーザからの多様な要求に応じた通信のサービスがネットワーク(NW)で運用されている。このため、NW内に複数の後述するサービススライス(ネットワークスライスとも呼ばれる)を持ち、サービス毎にサービススライスを選択して運用する技術がある。この技術として、例えば非特許文献1,2に記載のものがある。
サービススライス(スライスともいう)とは、インターネット等のNWにおいて、互いが干渉しないように設定される複数の仮想的なNWである。このスライスは、ユーザからの通信サービスに応じて選択され、当該ユーザに割り当てられて運用される。
非特許文献1には、スライスの選択方法として、スマートフォン等の通信端末機の特性に応じてスライスを選択する技術が記載されている。非特許文献2には、サービス変更・加入者情報変更・ネットワークポリシー変更等に応じて、スライスを再選択する技術が記載されている。
下條拓也、他2名、「5G時代に向けた将来コアNW」、NTT DOCOMOテクニカル・ジャーナル(Jan.2016) Vol.23 No.4 3GPP TR 23.799 V14.0.0 (2016−12), [online],the 3rd Generation Partnership Project, ([平成29年5月18日検索], インターネット<URL: http://www.3gpp.org/ftp//Specs/archive/23_series/23.799/23799-e00.zip>
しかし、非特許文献1の技術では、サービス要求数が増加した際に、サービス要求に適したサービスを提供するスライスの空きが無くなった場合、サービスに適したスライスを選択できなくなる。この場合、サービスの要求を拒否するか、次善のスライスを選択することになる。仮に次善のスライスが選択されたとしても、要求されるサービスの品質を完全に満たしていない不具合が生じる場合がある。
ところで、サービスに適したスライスに空きが生じれば、適したスライスを再選択するのが望ましい。非特許文献2には、スライスを再選択する技術が記載されている。しかし、再選択が行われるのは、サービスに適したスライスに空きが生じた場合のみであり、空きがない場合には、適したスライスの選択ができない。また、選択されたスライスによっては、要求された通信の品質を満足することができず、通信の品質が低下する問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ユーザの通信サービスの利用要求に適したサービススライスを、要求された通信サービスの品質を低下させないようにユーザに割り当てることができるサービススライス割当装置及びサービススライス割当方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1に係る発明は、所定の通信サービスを提供する仮想ネットワークであるサービススライスを、ネットワークから端末機に割り当てるサービススライス割当装置であって、通信サービスが類似するサービススライスをグループ化し、このグループ化された複数のグループをデータベースに格納するグルーピング部と、前記グループ化されたサービススライスが提供する通信サービスの性質が異なる複数種類のグループを前記データベースから選択し、この選択された各グループのサービススライスに、前記端末機が要求する条件の通信サービスをサービススライスが実現可能な割合が大きい程、優先度を高く判定して付与する優先度判定付与部と、前記端末機の通信サービスの要求に適したサービススライスを、前記付与された優先度順に検索し、この検索されたサービススライスを前記ネットワークの中から端末機に割り当て、当該検索されたサービススライスが枯渇した場合は、次の優先度のサービススライスを割り当てるスライス割当部とを備えることを特徴とするサービススライス割当装置である。
請求項4に係る発明は、所定の通信サービスを提供する仮想ネットワークであるサービススライスを、ネットワークから端末機に割り当てるサービススライス割当装置のサービススライス割当方法であって、前記サービススライス割当装置は、通信サービスが類似するサービススライスをグループ化し、このグループ化された複数のグループをデータベースに格納するステップと、前記グループ化されたサービススライスが提供する通信サービスの性質が異なる複数種類のグループを前記データベースから選択し、この選択された各グループのサービススライスに、前記端末機が要求する条件の通信サービスをサービススライスが実現可能な割合が大きい程、優先度を高く判定して付与するステップと、前記端末機の通信サービスの要求に適したサービススライスを、前記付与された優先度順に検索し、この検索されたサービススライスを前記ネットワークの中から端末機に割り当て、当該検索されたサービススライスが枯渇した場合は、次の優先度のサービススライスを割り当てるステップとを実行することを特徴とするサービススライス割当方法である。
上記請求項1の構成及び請求項4の方法によれば、次のような作用効果が得られる。端末機の要求に応じた通信サービス(例えば帯域に係る通信サービス)を提供可能なサービススライス(スライス)をユーザに割り当てるとする。この際に例えばスライスをグループ化したグループが1つのみの場合、その帯域を提供可能なスライスに空きが無くなって枯渇すると、帯域要求の通信サービス(サービス)に対応できなくなる。しかし、本発明では、グループ化されたスライスが提供するサービスの性質が異なる複数種類のグループのスライスに、端末機が要求する帯域のサービスをスライスが実現可能な割合が大きい程、優先度を高く判定して付与するようにした。これによって、1つのグループ内の帯域に係るスライスが枯渇しても、優先度順に他のグループ内の帯域に係るスライスをユーザに割り当てることができる。つまり、ユーザのサービスの利用要求に適したスライスを、要求されたサービスの品質を低下させないようにユーザに割り当てることができる。
請求項2に係る発明は、前記グルーピング部が、前記サービススライスが提供する通信サービスの性能指標であるサービス能力値の集合を用いて、当該通信サービスが類似するサービススライスをグループ化し、このグループ化の手法により、前記サービス能力値の性質が異なる複数種類のグループを作成することを特徴とする請求項1に記載のサービススライス割当装置である。
この構成によれば、スライスが提供するサービスの性能指標であるサービス能力値の性質が異なる複数種類のグループを作成することができる。つまり、スライスのサービスの性質が異なる複数種類のグループが作成される。この中には、サービスが類似するスライスを含む同種のグループも複数含まれる。このため、1つのグループ内の通信サービスとして例えば帯域を提供可能なスライスが枯渇しても、他のグループ内の帯域に係るスライスを端末機に割り当てることができる。
請求項3に係る発明は、前記優先度判定付与部が、前記データベースに格納されたグループに含まれるサービススライスを、前記端末機の要求する条件の通信サービスを実現する割合に応じてスコア化し、前記グループ毎に平均スコアを算出し、当該平均スコアの上位から所定数のグループに含まれるサービススライスに、スコアの高い順に高い優先度を付与することを特徴とする請求項1又は2に記載のサービススライス割当装置である。
この構成によれば、通信サービスの帯域に係る各グループのスライスを、例えば端末機の要求するサービスを実現する割合が高いほどに高くスコア化する。この後、グループ毎に平均スコアが算出される。このため、平均スコアの上位から所定数のグループが選択されると、この選択された各グループには、帯域を提供するスライスが含まれる。これらのスライスには、スコアの高い順に高い優先度が付与されているので、1つのグループ内の帯域に係るスライスに空きが無くなっても、優先度順に他のグループ内の帯域に係るスライスをユーザに割り当てることができる。
本発明によれば、ユーザの通信サービスの利用要求に適したサービススライスを、要求された通信サービスの品質を低下させないようにユーザに割り当てるサービススライス割当装置及びサービススライス割当方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るサービススライス割当装置を備えるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 本実施形態のサービススライス割当装置の構成を示すブロック図である。 優先度リストの構成例を示す図である。 本実施形態のサービススライス割当装置によるユーザ端末機へのスライスの割当動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
<実施形態の構成>
図1は、本発明の実施形態に係るサービススライス割当装置を備えるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示すネットワークシステム10は、アクセスNW(ネットワーク)35と、コアNW36と、これらNW35,36を管理するオーケストレータ部1及びインフラマネージャ部2とを備える。インフラマネージャ部2は、コンピュータにより構成され、コアNW36及びアクセスNW35を構成している後述のIAサーバ、コアルータ、SDN−L2SW、PON、L2SW、L3SWなどの機器を管理する。オーケストレータ部1は、コンピュータにより構成され、インフラマネージャ部2を介してコアNW36及びアクセスNW35に対して、ハードウェア、ミドルウェア、アプリケーション、サービスの配備、設定、管理を行う。
オーケストレータ部1及びインフラマネージャ部2には、本実施形態の特徴要素であるサービススライス割当装置(割当装置ともいう)40が接続されている。割当装置40は、所定の通信サービスを提供する仮想NWであるスライス(サービススライス)を、ネットワークからユーザ端末機3に割り当てるものである。
最初にネットワークシステム10の基本構成について説明する。
図1に示すように、コアNW36に配置されている機器には、コアルータ(コアNW36側装置)、SDN−L2SW(Software Defined Networking Layer2 Switch)(コアNW36側装置)、IAサーバ{IA(Intel(登録商標) Architecture)サーバ、又はH/W(Hardware:ハードウェア)と呼ぶ場合もある}があるが、これらに限定されない。
コアルータは、コアNW36を経由するパケットの転送装置である。SDN−L2SWは、コアNW36を経由するパケットを転送するSDN対応型の転送装置であり、コアNW36にてパケットが転送されるパスのEP(End Point:エンドポイント、端点)となる。
IAサーバは、周知の仮想化技術によって1又は複数のVM(Virtual Machine:仮想マシン、仮想サーバと呼ぶ場合もある)を生成することができる。VMにはAPL(Application:アプリケーション)を配置することができ、VM上のAPLを動作させることで、所定のネットワークサービスをユーザに提供する。
IAサーバは、1又は複数のDC(Data Center:データセンタ)のいずれかに設置されている。DCの各々は、1又は複数のIAサーバを保有している。1つのDCをIAサーバ群とみなすことができる。DCは、他のDCと接続するための図示せぬGWSW(Gateway Switch:ゲートウェイスイッチ)を備える。
1つのVMは、1又は複数のDC内接続点{vCP(VNF Connection Point)}を備える。vCPは、同じDC内の同じIAサーバに生成された他のVMのvCPと接続する。また、vCPは、同じDC内のGWSWが有する1又は複数のDC内接続点{gCP(GW Connection Point)}と接続することもできる。gCPはDC間の通信を担当し、アクセスNW35に接続するための接続点{aCP(Access Connection Point)}と接続する。aCPは、アクセスNW35上の機器又は当該機器に接続している、コアNW36上の機器(例:SDN−L2SW)に備える。
アクセスNW35に配置されている機器には、PON(Passive Optical Network)、L2SW(Layer2 Switch)、L3SW(Layer3 Switch)があるが、これらに限定されない。PONは、複数のユーザ宅へ光ファイバなどの通信用インフラを導入する機器を意味する。PONの例として、OLT(Optical Line Terminal:光回線終端装置)がある。L2SWは、アクセスNW35を経由するパケットをOSI(Open Systems Interconnection)の第2階層上で制御する転送装置である。L3SWは、アクセスNW35を経由するパケットをOSIの第3階層上で制御する転送装置である。
オーケストレータ部1は、オペレータが操作する上位装置Uからネットワークサービス生成要求(詳細は後記)などの要求を取得する。オーケストレータ部1は、E2EO(End to End Orchestrator:エンドツーエンドオーケストレータ、E2Eオーケストレータ)11と、SVRO(Server Resource Orchestrator:サーバリソースオーケストレータ)12と、NWRO(Network Resource Orchestrator:ネットワークリソースオーケストレータ)13とを備える。
E2EO11は、ユーザに提供されるネットワークサービスの管理を行う。SVRO12は、コアNW36に配置されている汎用サーバのリソース、及び、汎用サーバ上に生成されている仮想サーバのリソースの管理を行う。NWRO13は、コアNW36のリソース及びアクセスNW35のリソースの管理を行う。
インフラマネージャ部2は、VNFM(Virtual Network Function Manager:仮想ネットワーク機能管理)21と、VIM(Virtual Infrastructure Manager:仮想インフラ管理)22と、H/W用EMS(Element Management System:機器管理システム)23と、APL用EMS24と、OSS(Open Source Software:オープンソースソフトウェア)25と、NMS(Network Management System:ネットワーク管理システム)31と、PON−EMS32aと、L2−EMS32bと、L3−EMS32cと、WIM(WAN(WideArea Network) Infrastructure Manager)33とを備える。
VNFM21は、IAサーバに生成されたVMに実装されているAPLを制御し、その管理を行う。VIM22は、IAサーバに生成されたVMを制御し、その管理を行う。H/W用EMS23は、IAサーバ、コアルータ、SDN−L2SWを制御し、その管理を行う。APL用EMS24は、OSS25を介した上位装置Uからの要求情報に応じて、APLを制御し、その管理を行う。OSS25は、上位装置Uからの要求に応じて、インフラマネージャ部2を動作させるミドルウェアである。
NMS31は、アクセスNW35を制御し、その管理を行う。PON−EMS32aは、PONを制御し、その管理を行う。L2−EMS32bは、L2SWを制御し、その管理を行う。L3−EMS32cは、L3SWを制御し、その管理を行う。WIM33は、コアNW36を制御し、その管理を行う。
次に、本実施形態の特徴要素である割当装置40は、オーケストレータ部1、インフラマネージャ部2及びアクセスNW35に接続されて構成され、スライス制御部41と、SDN(Software Defined Networking)管理部42と、インベントリィDB(データベース)43とを備える。スライス制御部41は、インフラマネージャ部2及びアクセスNW35に接続されており、SDN管理部42及びインベントリィDB43は、オーケストレータ部1及びインフラマネージャ部2に接続されている。
図2に示すように、スライス制御部41は、接続要求転送部41a及びスライス割当部41bを備える。接続要求転送部41a及びスライス割当部41bには、ユーザ端末機3(図1参照)が接続されている。なお、ユーザ端末機3は、端末機3とも称す。スライス割当部41bに接続されているアクセスNW35は、互いが干渉しないように複数の仮想的なNWとしての第1サービススライスSL1〜第nサービススライスSLn(第1スライスSL1〜第nスライスSLnともいう)が設定されている。
SDN管理部42は、スライス割当設定部45を備える。スライス割当設定部45は、データ受信部45aと、優先度判定付与部45bと、データ送信部45cと、スライスグルーピング部45dとを備える。
インベントリィDB(DBともいう)43は、スライスに関する情報を格納するものであり、スライスグループ・所属スライス情報D1(情報D1ともいう)と、各スライスの性能指標情報D2(情報D2ともいう)と、ユーザの端末機毎(又は、端末機のAPL毎)のサービス要件情報D3(情報D3ともいう)とを格納する。
SDN管理部42のSDNとは、NWを構成する通信機器を単一のソフトウェアによって集中的に制御し、NWの構成並びに設定等を柔軟に動的(後述)に変更することを可能とする処理である。動的とは、処理機能の状態や構成が状況に応じて変化したり、状況に合わせて選択できたりする柔軟性を有することである。
SDNについて更に説明する。一般的にNW(例えば図1のアクセスNW35)では通信機器(アクセスNW35のPON、L2SW、L3SWに相当)の1台ずつが独立したOS(Operating System)や制御ソフト、経路選択機能やデータ転送機能を有しており、設定や構成等の作業を1台ずつ、或いは通信機器の種類毎に行なう必要があり、NWの構成が固定的となっている。SDNでは、通信機器の制御機能とデータ転送機能を分離し、制御機能をソフトウェアによって1ヵ所で集中管理することにより、どの通信機器にどのような動作をさせるかを柔軟に設定することが可能となっている。
SDN管理部42は、アクセスNW35(図1)における通信機器としてのPON、L2SW、L3SWの制御機能を集中管理して、どのような動作をさせるかを柔軟に設定する管理を行う。
SDN管理部42のスライス割当設定部45は、ユーザ端末機3にアクセスNW35のスライス(サービススライス)を割り当てるために必要な設定を行う。
スライスグルーピング部(グルーピング部ともいう)45dは、帯域や遅延等の通信サービスをユーザに提供するスライスをグループ化する。このグルーピング部45dは、そのスライスをグループ化する際に、DB43から各スライスの性能指標情報D2と、端末機毎のサービス要件情報D3とを取得し、サービス要件に応じたスライスのサービスの性能指標を用いて各スライスをグループ化する。
このグループ化について更に説明する。ユーザのサービス要件には、10Mbpsや100Mbps等の要求帯域の利用や、高速回線(許容遅延)の利用、データ通信が途切れない高品質回線の利用等、単一のものから複数種類の通信サービスの要件がある。
そこで、グルーピング部45dは、要求帯域や許容遅延等のサービス要件に適したスライスの性能指標をサービス能力値として用いる。更に、グルーピング部45dは、そのサービス能力値の集合Sに対して、似通った個体又は変数をグループ化するための周知のクラスタリング手法を適用し、ユーザに提供するサービスが類似するスライスをグループ化する。更に、グルーピング部45dは、そのグループ化の手法により、スライスのサービス能力値の性質が異なる複数種類のグループGkを作成する。
このようにスライスのサービス能力値の性質が異なる複数種類のグループGkを作成するのは、例えば次の理由による。1つのみのグループG1だと、このグループG1内の帯域に係るスライスをユーザに割り当てる場合、その帯域に係るスライス(特定リソース)に空きが無くなって枯渇すると、ユーザの帯域要求のサービスに対応できなくなる。しかし、本実施形態では、サービス能力値の性質が異なるk個のグループGkを作成するようにした。この中には、サービスが類似するスライスを含む同種のグループも複数含まれる。このため、1つのグループG1内の帯域に係るスライスが枯渇しても、他のグループG2内の帯域に係るスライスをユーザに割当可能となる。
つまり、グルーピング部45dは、サービス能力値の性質が異なるk個のグループGkを作成し、これらのグループGkの情報並びに各々のグループGkに所属するスライス毎のサービス情報を示すk個のスライスグループ・所属スライス情報D1を、DB43に格納する。
ここで、図2に示すアクセスNW35の第1スライスSL1は、サービス能力値の集合S{S=(S|j=1…m)}を持ち、第nスライスSLnは、サービス能力値の集合S{S=(S|j=1…m)}を持つ。
次に、図2に示す接続要求転送部41aは、ユーザ端末機3からの通信のサービス要求を含む接続要求を、接続要件情報としてデータ受信部45aへ出力する。データ受信部45aは、接続要件情報を受信して優先度判定付与部45bへ出力する。
優先度判定付与部45bは、接続要件情報が入力されると、DB43の各情報D1〜D3を参照し、その接続要件情報に係るスライスを含む各グループ内のスライス毎に優先度を次のように付与する。まず、優先度判定付与部45bは、サービス要求である接続要件が、例えば要求帯域100Mbpsの条件として送られて来たとすると、この条件の接続要件を指標とする。例えば、条件を完全に満たす、100Mbpsの帯域を100点満点の指標とする。
次に、優先度判定付与部45bは、グループに所属する各スライスを個々にスコア化する。このスコア化は、100点満点中何点になるかを導くことである。例えば、100Mbpsの帯域を実現するスライスをスコア100点とし、90Mbpsの帯域を実現するスライスをスコア90点とする。以降同様にスライスをスコア化する。この後、優先度判定付与部45bは、1グループ内のスコア化されたスライスの平均スコアを算出する。このように、優先度判定付与部45bは、DB43内の情報D1に係る全てのグループにおいて各スライスをスコア化し、平均スコアを算出する。
次に、優先度判定付与部45bは、平均スコアが高い(言い換えれば、接続要件に適した)上位N個のグループを選択し、この選択されたN個のグループに属する全スライスについてスコアが高い順に高い優先度を付与する。
例えば、図3に示すように、上位3グループG1,G2,G3が選択され、この選択されたグループG1に3つのスライスSL1,SL2,SL3があり、グループG2に3つのスライスSL4,SL5,SL6、グループG3に3つのスライスSL7,SL8,SL9があるとする。また、スライスSL1に90点のスコアが付けられ、SL2に70点、SL3に40点、SL4に80点、SL5に100点、SL6に50点、SL7に60点、SL8に80点、SL9に70点のスコアが付けられたとする。
優先度判定付与部45bは、全スライスSL1〜SL9において、スコアが1番高い100点のスライスに優先度1を付け、2番目に高い90点のスライスに優先度2、3番に高い80点のスライスに優先度3、4番に高い70点のスライスに優先度4、5番に高い60点のスライスに優先度5、6番に高い50点のスライスに優先度6、7番に高い40点のスライスに優先度7を付ける。
言い換えれば、接続要件の100Mbpsの帯域を、100%実現可能なスライスに優先度1を付け、90%実現可能なスライスに優先度2、80%実現可能なスライスに優先度3を付ける。他のスライスにも同様に優先度を付ける。
このように優先度判定付与部45bは、全スライスSL1〜SL9の優先度1〜7を判定して付与することにより優先度リスト50を作成し、この優先度リスト50をデータ送信部45cへ出力する。データ送信部45cは、優先度リスト50をスライス割当部41bへ送信する。
上記の他に優先度判定付与部45bが各スライスに優先度を付ける場合に、ユーザのサービス要件に対応する接続要件が複数あるとする。例えば、接続要件として、要求帯域、許容遅延及び所定の品質回線の3つがある場合に、3つの接続要件を全て実現可能なスライスに優先度1を付け、2つの接続要件のみを実現可能なスライスに優先度2を付け、1つの接続要件のみを実現可能なスライスに優先度3を付けることも考えられる。
更にこの他、各々のスライスが、3つの接続要件を何%実現可能であるかを割り出す。例えば、1つのスライスが、要求帯域を80%実現可能であり、許容遅延を70%、所定の回線品質を60%実現可能であるとすると、この平均値70%を求める。他のスライスにおいても同様に平均値を求める。この平均値を3つの接続要件を実現可能な割合とし、スライス毎にその割合が高い順に高い優先度を付けることも考えられる。
図2に示すスライス割当部41bは、接続要求転送部41aから供給される接続要件情報中のサービス要求に適したスライスを、同じ接続要件情報に基づき作成された優先度リスト50から優先度順に検索し、この検索されたスライスに一致するアクセスNW35内のスライスSL1〜SLnをユーザ端末機3に割り当てる。この際、スライス割当部41bは、例えば、アクセスNW35内の優先度1(図3参照)のスライスSL5が使用中であれば、優先度2のスライスSL1を割り当てる。
<実施形態の動作>
割当装置40によるユーザ端末機3へのスライスの割当動作を、図4に示すフローチャートを参照して説明する。この際、図1〜図3を参照する。
ステップS1において、グルーピング部45dは、DB43から各スライスの性能指標情報D2と、ユーザ端末機毎のサービス要件情報D3とを取得し、これら情報D2,D3を基に、サービス要件に適した性能指標のスライスを所定数集めてグループ化する。この際、グルーピング部45dは、ユーザに提供するサービスが類似するスライスのグループGを作成し、この作成手法により、スライスのサービス能力値の性質が異なる複数種類のグループGkを作成する。グルーピング部45dは、その作成されたグループGk毎に、グループの情報並びに各々のグループGkに所属するスライス毎のサービス情報を示すスライスグループ・所属スライス情報D1を、DB43に格納する。
ステップS2において、接続要求転送部41aが、ユーザ端末機3から通信のサービス要求(例えば帯域100Mbpsの利用要求)を含む接続要求を受信したとする。ステップS3において、接続要求転送部41aは、その接続要求の情報を接続要件情報としてデータ受信部45aを介して優先度判定付与部45bへ出力する。
ステップS4において、優先度判定付与部45bは、接続要件情報が入力されると、DB43の各情報D1〜D3を参照し、その接続要件情報に係るスライスを含むグループ内の全スライスへの優先度の付与を実行する。
まず、ステップS5において、優先度判定付与部45bは、サービス要求である帯域100Mbpsの接続要件を例えば100点満点の指標とする。
次に、ステップS6において、優先度判定付与部45bは、上記の指標を基に、各スライスを個々にスコア化する。例えば、図3に示すように、100Mbpsの帯域を実現するスライスをスコア100点とし、90Mbpsの帯域を実現するスライスをスコア90点とする。以降同様に、他のスライスもスコア化する。
この後、ステップS7において、優先度判定付与部45bは、スコア化が行われた全グループで、1グループ毎にスコア化されたスライスの平均スコアを算出する。
次に、ステップS8において、優先度判定付与部45bは、平均スコアが高い上位N個のグループを選択し、この選択されたN個のグループに属する全スライスについてスコアが高い順に高い優先度を付与し、優先度リスト50を作成する。例えば、優先度判定付与部45bは、図3に示すように優先度1〜7を付与し、優先度リスト50を作成する。
ステップS9において、優先度判定付与部45bは、優先度リスト50をデータ送信部45cを介してスライス割当部41bへ送信する。
ステップS10において、スライス割当部41bは、接続要求転送部41aからの接続要件情報中のサービス要件に適したスライスを、同じ接続要件情報に基づき作成された優先度リスト50から優先度順に検索する。例えば、優先度2(図3)のスライスSL1が検索されたとする。
ステップS11において、スライス割当部41bは、その検索された優先度2のスライスSL1が、アクセスNW35内において空きであるか否かを判定する。空きで無ければ(No)、上記ステップS10に戻って、次の優先度3のスライスSL4,SL8を検索する。
この後、ステップS11において、検索された優先度3のスライスSL8のみが、アクセスNW35内において空きである場合(Yes)、ステップS12において、スライス割当部41bがアクセスNW35内のスライスSL8をユーザ端末機3に割り当てる。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態の割当装置40は、所定のサービス(通信サービス)を提供する仮想ネットワークであるスライス(サービススライス)を、アクセスNW35(ネットワーク)からユーザ端末機3に割り当てるものであり、次のような特徴構成とした。
(1)サービスが類似するスライスをグループ化し、このグループ化された複数のグループをDB(データベース)43に格納するグルーピング部45dを備える。また、グループ化されたスライスが提供するサービスの性質が異なる複数種類のグループをDB43から選択し、この選択された各グループのスライスに、ユーザ端末機3が要求するサービスをスライスが実現可能な割合が大きい程、優先度を高く判定して付与する優先度判定付与部45bを備える。更に、ユーザ端末機3のサービスの要求に適したスライスを、優先度順に検索し、この検索されたスライスをネットワークの中からユーザ端末機3に割り当てるスライス割当部41bを備える構成とした。
この構成によれば、次のような効果が得られる。ユーザ端末機3の要求に応じたサービス(例えば帯域)を提供可能なスライスをユーザに割り当てる際に、例えばスライスをグループ化したグループが1つのみの場合、その帯域を提供可能なスライスに空きが無くなって枯渇すると、帯域要求のサービスに対応できなくなる。しかし、本実施形態では、グループ化されたスライスが提供するサービスの性質が異なる複数種類のグループのスライスに、ユーザ端末機3が要求する帯域のサービスをスライスが実現可能な割合が大きい程、優先度を高く判定して付与するようにした。これによって、1つのグループ内の帯域に係るスライスが枯渇しても、優先度順に他のグループ内の帯域に係るスライスをユーザ端末機3に割り当てることができる。つまり、ユーザのサービスの利用要求に適したスライスを、要求されたサービスの品質を低下させないようにユーザ端末機3に割り当てることができる。
また、最適なスライスを割り当てることができない場合でも、類似スライスを割り当てることができるので、全く異なるサービスのスライスを割り当てることを回避することができる。
(2)グルーピング部45dは、スライスが提供するサービスの性能指標であるサービス能力値の集合を用いて、当該サービスが類似するスライスをグループ化し、このグループ化の手法により、サービス能力値の性質が異なる複数種類のグループを作成するようにした。
これによって、スライスが提供するサービスの性能指標であるサービス能力値の性質が異なる複数種類のグループを作成することができる。つまり、スライスのサービスの性質が異なる複数種類のグループが作成される。この中には、サービスが類似するスライスを含む同種のグループも複数含まれる。このため、1つのグループ内のサービスとして例えば帯域を提供可能なスライスが枯渇しても、他のグループ内の帯域に係るスライスをユーザ端末機3に割り当てることができる。
(3)優先度判定付与部45bは、DB43に格納されたグループに含まれるスライスを、ユーザ端末機3の要求するサービスを実現する割合に応じてスコア化し、グループ毎に平均スコアを算出し、当該平均スコアの上位から所定数のグループに含まれるスライスに、スコアの高い順に高い優先度を付与するようにした。
これによって、サービスの帯域に係る各グループのスライスを、例えばユーザ端末機3の要求するサービスを実現する割合が高い程、高い値にスコア化する。この後、グループ毎に平均スコアが算出される。このため、平均スコアの上位から所定数のグループが選択されると、この選択された各グループには、帯域を提供するスライスが含まれる。これらのスライスには、スコアの高い順に高い優先度が付与されているので、1つのグループ内の帯域に係るスライスに空きが無くなっても、優先度順に他のグループ内の帯域に係るスライスをユーザに割り当てることができる。
その他、具体的な構成について、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
3 ユーザ端末機
10 ネットワークシステム
35 アクセスNW(ネットワーク)
40 サービススライス割当装置
41 スライス制御部
41a 接続要求転送部
41b スライス割当部
SL1〜SLn サービススライス
42 SDN管理部
43 インベントリィDB(データベース)
45 スライス割当設定部
45a データ受信部
45b 優先度判定付与部
45c データ送信部
45d スライスグルーピング部

Claims (4)

  1. 所定の通信サービスを提供する仮想ネットワークであるサービススライスを、ネットワークから端末機に割り当てるサービススライス割当装置であって、
    通信サービスが類似するサービススライスをグループ化し、このグループ化された複数のグループをデータベースに格納するグルーピング部と、
    前記グループ化されたサービススライスが提供する通信サービスの性質が異なる複数種類のグループを前記データベースから選択し、この選択された各グループのサービススライスに、前記端末機が要求する条件の通信サービスをサービススライスが実現可能な割合が大きい程、優先度を高く判定して付与する優先度判定付与部と、
    前記端末機の通信サービスの要求に適したサービススライスを、前記付与された優先度順に検索し、この検索されたサービススライスを前記ネットワークの中から端末機に割り当て、当該検索されたサービススライスが枯渇した場合は、次の優先度のサービススライスを割り当てるスライス割当部と
    を備えることを特徴とするサービススライス割当装置。
  2. 前記グルーピング部は、
    前記サービススライスが提供する通信サービスの性能指標であるサービス能力値の集合を用いて、当該通信サービスが類似するサービススライスをグループ化し、このグループ化の手法により、前記サービス能力値の性質が異なる複数種類のグループを作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のサービススライス割当装置。
  3. 前記優先度判定付与部は、
    前記データベースに格納されたグループに含まれるサービススライスを、前記端末機の要求する条件の通信サービスを実現する割合に応じてスコア化し、前記グループ毎に平均スコアを算出し、当該平均スコアの上位から所定数のグループに含まれるサービススライスに、スコアの高い順に高い優先度を付与する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のサービススライス割当装置。
  4. 所定の通信サービスを提供する仮想ネットワークであるサービススライスを、ネットワークから端末機に割り当てるサービススライス割当装置のサービススライス割当方法であって、
    前記サービススライス割当装置は、
    通信サービスが類似するサービススライスをグループ化し、このグループ化された複数のグループをデータベースに格納するステップと、
    前記グループ化されたサービススライスが提供する通信サービスの性質が異なる複数種類のグループを前記データベースから選択し、この選択された各グループのサービススライスに、前記端末機が要求する条件の通信サービスをサービススライスが実現可能な割合が大きい程、優先度を高く判定して付与するステップと、
    前記端末機の通信サービスの要求に適したサービススライスを、前記付与された優先度順に検索し、この検索されたサービススライスを前記ネットワークの中から端末機に割り当て、当該検索されたサービススライスが枯渇した場合は、次の優先度のサービススライスを割り当てるステップと
    を実行することを特徴とするサービススライス割当方法。
JP2017107384A 2017-05-31 2017-05-31 サービススライス割当装置及びサービススライス割当方法 Active JP6778146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017107384A JP6778146B2 (ja) 2017-05-31 2017-05-31 サービススライス割当装置及びサービススライス割当方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017107384A JP6778146B2 (ja) 2017-05-31 2017-05-31 サービススライス割当装置及びサービススライス割当方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018207190A JP2018207190A (ja) 2018-12-27
JP6778146B2 true JP6778146B2 (ja) 2020-10-28

Family

ID=64958276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017107384A Active JP6778146B2 (ja) 2017-05-31 2017-05-31 サービススライス割当装置及びサービススライス割当方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6778146B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3102027B1 (fr) * 2019-10-10 2021-09-24 Commissariat Energie Atomique Procédé d’optimisation de la quantité de ressources réseau et du nombre de services susceptibles d’utiliser lesdites ressources
US11805015B2 (en) 2019-12-19 2023-10-31 Sandvine Corporation System and method for intent based network slice assignment
CN114124711B (zh) * 2020-09-01 2023-11-24 中国电信股份有限公司 针对多业务编排切片、选择路由的方法及其装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9172678B2 (en) * 2011-06-28 2015-10-27 At&T Intellectual Property I, L.P. Methods and apparatus to improve security of a virtual private mobile network
GB2512900A (en) * 2013-04-10 2014-10-15 Nec Corp Communication system
US9652470B2 (en) * 2013-07-01 2017-05-16 International Business Machines Corporation Storing data in a dispersed storage network
WO2015071888A1 (en) * 2013-11-18 2015-05-21 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Multi-tenant isolation in a cloud environment using software defined networking
US9602338B2 (en) * 2013-12-20 2017-03-21 Nec Corporation System and method for network packet event characterization and analysis
JP6357335B2 (ja) * 2014-03-31 2018-07-11 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ ネットワーク制御装置、ネットワークシステム、ネットワークシステムの制御方法、及びプログラム
WO2017170690A1 (ja) * 2016-04-01 2017-10-05 株式会社Nttドコモ スライス管理システム及びスライス管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018207190A (ja) 2018-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10791040B2 (en) Systems and methods for network slice management
US10313887B2 (en) System and method for provision and distribution of spectrum resources
US9485197B2 (en) Task scheduling using virtual clusters
US9489225B2 (en) Allocating resources for multi-phase, distributed computing jobs
KR102199278B1 (ko) 가속 자원 처리 방법 및 장치, 및 네트워크 기능 가상화 시스템
US9298515B2 (en) Methods, systems, and computer readable media for providing a virtualized diameter network architecture and for routing traffic to dynamically instantiated diameter resource instances
CN113348651B (zh) 切片的虚拟网络功能的动态云间放置
US20150172115A1 (en) Mapping virtual network elements to physical resources in a telco cloud environment
Leivadeas et al. VNF placement problem: A multi-tenant intent-based networking approach
JP6778146B2 (ja) サービススライス割当装置及びサービススライス割当方法
CN111835849B (zh) 增强接入网服务能力的方法和装置
JP2022532730A (ja) 仮想サービスネットワークにおけるサービス品質
EP3534578B1 (en) Resource adjustment method, device and system
Mahboob et al. Dynamic VNF placement to manage user traffic flow in software-defined wireless networks
EP3297227B1 (en) Method for routing in a communication network, communication network, program and computer program product
Zu et al. Resource aware chaining and adaptive capacity scaling for service function chains in distributed cloud network
CN114697256A (zh) 基于集中式控制器的动态网络带宽分配与管理
CN109302302B (zh) 服务网元的扩缩方法、***及计算机可读存储介质
Mosahebfard et al. SDN/NFV-based network resource management for converged optical-wireless network architectures
KR102201799B1 (ko) 소프트웨어 정의 네트워크 기반 포그 시스템에서의 동적 로드밸런싱 방법 및 동적 로드밸런싱 장치
CN113259440B (zh) 一种基于负载均衡的虚拟网络功能动态部署方法及***
Dixit et al. Elastic optical network: a promising solution for future communication networks considering differentiated CoS
US10623260B2 (en) Software defined network (SDN) information distribution across an SDN data-plane
Ye et al. Virtual infrastructure mapping in software-defined elastic optical networks
KR101968259B1 (ko) 로컬 네트워크 환경에서 링크 사용량이 최소인 경로를 고려한 포그 서버 배치를 위한 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6778146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150