JP6777064B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本開示は、表示装置に関する。
特許文献1には、指針計器、および液晶パネルを有する車両用の表示装置が開示されている。液晶パネルは、指針計器の前面側に配置されて画像を表示する。液晶パネルは、可撓性のリードワイヤにより、指針計器の背面側に配置されたプリント基板と電気的に接続されている。液晶パネルは、プリント基板に実装された制御装置に駆動されて画像を表示する。
特開2007−114735号公報
このように、画像の表示パネルには、画像を表示させるための信号を出力する信号出力部として制御装置を実装されたプリント基板などが接続される。表示パネルと信号出力部とを接続するためのリードワイヤには、帯状に形成されたフレキシブルプリント基板などによる帯状ケーブルが用いられる場合がある。帯状ケーブルは、振動などにより厚さ方向に変形するおそれがあった。
本開示は、帯状ケーブルの変形を抑制可能な表示装置の提供を目的とする。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、本開示の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための本開示の表示装置は、情報を表示する第一表示部(10)と、第一表示部の前面方向に配置されて画像を表示する表示パネル(120)により形成された第二表示部(20)と、第一表示部の背面方向に配置されて表示パネルに画像を表示させる表示信号を出力する信号出力部(106)と、可撓性の帯状に形成されて表示パネルと信号出力部とを電気的に接続する帯状ケーブル(150)と、帯状ケーブルの一面側に配置された支持部(163)と、支持部との間に帯状ケーブルを挟持する挟持部(167)と、を有し表示パネルを保持するケーシング(160)と、を備え、帯状ケーブルは、表示パネルにおける画像の表示に用いられる素子(154)を実装されている素子実装区間(155)と、素子実装区間よりも剛性の低いケーブル区間(158)と、を有し、帯状ケーブルのケーブル区間において表示パネルから素子実装区間までの部分は、素子実装区間における前面方向の端部である前面端(156)から離れるにつれて、テーパ状に次第に幅の狭まる形状とされており、挟持部は、帯状ケーブルの幅方向において互いに離れた一対の爪状に形成されるとともに、素子実装区間の前面端を挟持し、素子実装区間の前面端は、挟持部と支持部と間に圧入されている。
以上の構成によれば、帯状ケーブルは、一面側に配置されている支持部と、他面側に配置されている挟持部との間で挟持されている。従って帯状ケーブルは、厚さ方向の変形を抑制されている。
表示装置の外観を示す図である。 図1のII−II線断面図である。 画像表示ユニットの構成部材を示す図である。 画像表示ユニットの構成を示す図である。 表示パネルと帯状ケーブルの接続関係を示す図である。 表示パネルおよび帯状ケーブルを保持しているケーシングを示す図である。 ケーシングに保持されている帯状ケーブルを引込方向に見た図である。 照明基板およびプリズムを保持しているケーシングを示す図である。 ケーシングに保持されている照明基板を引込方向に見た図である。 図7のX−X線断面図である。 帯状ケーブルの組み付け途中の状態を示す図である。 変形例1における挟持部を示す図である。 図12のXIII−XIII線断面図である。
以下、本開示の実施形態による表示装置100を図面に基づいて説明する。表示装置100は、図1に示すように、車両で用いられるコンビネーションメータである。表示装置100は、車両のインストルメントパネルにドライバから視認可能に配置される。表示装置100には、指針表示部10、および画像表示部20が形成されている。指針表示部10は、図1および図2に示す文字板101、および指針102により形成されている領域であって、車両の速度などの変動する数値を表示する領域である。画像表示部20は、画像表示ユニット110により指針表示部10の中央付近に形成されている領域であって、ドアの開閉状態などの車両に関する状況を示す画像を表示する領域である。これ以降、文字板101に垂直な方向であって、ドライバが位置することとなる方向を前面方向とし、ドライバと反対方向を背面方向として説明する。表示装置100は、カバーガラス103、見返し104、本体ケース105、および制御基板106を、上述した文字板101、指針102、および画像表示ユニット110に加えて備えている。
カバーガラス103は、透光性の樹脂材料により曲板状に形成されている。カバーガラス103は、文字板101、指針102、および画像表示ユニット110の前面方向に位置している。カバーガラス103は、ドライバからの見た目上で指針表示部10および画像表示部20を覆っている。
見返し104は、黒色に着色されたポリプロピレン樹脂やABS樹脂などの遮光性の樹脂材料により前面方向に沿って延伸する筒状に形成されている。見返し104は、文字板101とカバーガラス103との間に位置している。見返し104は、カバーガラス103を支持している。見返し104は、ドライバからの見た目上で指針表示部10を囲っている。
本体ケース105は、遮光性の樹脂材料により中空形状に形成されている。本体ケース105は、文字板101および見返し104の背面方向に位置している。本体ケース105は、文字板101および見返し104を支持している。本体ケース105は、内側に制御基板106を収容している。
制御基板106は、絶縁基材、回路パターン、および電子部品などによって形成されている板状の部材である。絶縁基材は、樹脂やセラミックスなどの絶縁材料により平板状に形成されている。回路パターンは、銅などの導電性材料により絶縁基材の表面または内部に形成されている配線である。電子部品は、回路パターンに接続されて回路パターンと共に電子回路を形成するためのコネクタ、IC、キャパシタなどの各種の部品である。制御基板106に設けられている電子部品は、GPUなどの描画処理を行うプロセッサ、ROMなどの画像データなどを記憶した記憶媒体、および信号を出力する出力コネクタを含んでいる。プロセッサは、記憶媒体に記憶された画像データなどを用いて画像表示ユニット110に表示させる画像を描画する。出力コネクタは、プロセッサで描画された画像を画像表示ユニット110に表示させる表示信号を出力する。表示信号は、例えば描画された画像を構成する各画素の輝度を示す信号である。
また制御基板106に設けられている電子部品は、表示装置100の外部から車両情報を入力される入力コネクタ、文字板101などを照明する光源、および指針102を回動させる駆動装置などを含んでいる。
文字板101は、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂などの透光性の樹脂材料により板状に形成されている。文字板101には、数字および目盛などが印刷などにより形成されている。文字板101には、指針102および画像表示ユニット110を配置するための開口がそれぞれ形成されている。
指針102は、樹脂材料などにより形成されている。指針102は、前面方向に沿って延伸する略円柱状に形成された軸部と、軸部から文字板101に沿って延伸する針状の指示部とを有している。指針102は、軸部まわりに回動することにより、指示部で文字板101を指示する。指針102に指示されている位置と数字および目盛との位置関係により、指針表示部10で表示される数値の現在値がドライバに視認される。
画像表示ユニット110は、文字板101および指針102の前面方向に配置されている。画像表示ユニット110は、ドライバからの見た目上で指針102の軸部を覆っている。画像表示ユニット110により、指針表示部10の中央付近において文字板101および指針102よりも前面方向に飛び出して浮島状を呈する画像表示部20が形成されている。画像表示ユニット110は、図3および図4に示すように、表示パネル120、加飾部材130、照明ユニット140、帯状ケーブル150、およびケーシング160を有している。
表示パネル120は、図4および図5に示すように、画像を表示する略円板状の部材である。表示パネル120は、例えば薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、TFT)を用いたアクティブマトリクス型の液晶パネルである。表示パネル120は、両面をそれぞれ前面方向および背面方向に向ける姿勢である。表示パネル120は、指針102(図2参照)の前面方向に位置している。表示パネル120には、表示領域121、および縁部122が形成されている。
表示領域121は、表示パネル120のうち、複数の画素が二次元に配列された状態で形成されている領域である。表示領域121を背面方向に見た形状は、例えば中心角280〜290度の円弧と、円弧の両端を結ぶ直線からなる略円形である。これ以降、表示パネル120の両面に沿った方向であって、表示領域121の中心から、外周の直線部分の中心に向かう方向を引出方向として説明する。また、引出方向の逆方向を引込方向として説明する。表示領域121の各画素は、光の透過率の変更によって見た目の輝度を変更可能である。表示領域121は、各画素における見た目の輝度を表示する画像に対応した輝度に変化させることにより、画像を表示している状態となる。
縁部122は、表示パネル120に帯状ケーブル150を接続するため端子、および表示領域121の各画素の制御に用いられる回路を形成されている領域である。縁部122は、表示領域121から引出方向に延びる配置である。縁部122は、表示領域121の外周の直線部分に沿った帯状に形成されている。縁部122には、各画素の制御に用いられる回路として、例えばTFTを用いたソースドライバ回路などが形成されている。
加飾部材130は、図3および図4に示すように、表示パネル120の前面および外周面を覆って画像表示ユニット110を装飾する部材である。加飾部材130は、装飾リング131、およびレンズ132を含んでいる。
装飾リング131は、遮光性の樹脂材料により、略円筒状に形成されている。装飾リング131は、表示パネル120の外周面を囲って前面方向に沿って延伸している。
レンズ132は、透光性の樹脂材料により円板状に形成されている。レンズ132は、表示パネル120の前面方向を向いた面を覆っている。レンズ132の両面のうち前面方向を向いた一面の外周には、遮光性の印刷がリング状に施されている。
照明ユニット140は、表示パネル120の背面方向に位置する。照明ユニット140は、表示パネル120を照明するバックライトである。照明ユニット140は、照明基板141、プリズム142、反射シート143、集光シート144、および拡散シート145を含んでいる。
照明基板141は、制御基板106と同様に絶縁基材に回路パターン及び電子部品を設けることによって電子回路を形成されている略矩形板状の部材である。照明基板141には、電子部品として発光ダイオードなどの光源が設けられている。照明基板141は、縁部122の背面方向に配置されている。照明基板141の両面のうち光源を設けられた面は、引込方向を向いている。照明基板141は、可撓性のケーブル107により制御基板106と電気的に接続されている。照明基板141に設けられた光源は、引込方向へ光を射出する。
プリズム142は、透光性の樹脂材料により略円板状に形成されている。プリズム142の両面は、それぞれ前面方向および背面方向を向いている。プリズム142は、表示パネル120の背面方向に配置されている。プリズム142は、外周面の一部を照明基板141に設けられた光源と対向させる配置である。プリズム142は、外周面に照明基板141に設けられた光源から入射した光を、主として前面方向を向く面から射出する。
反射シート143は、白色に着色された樹脂材料などにより略円形の薄膜状に形成されている。反射シート143は、プリズム142の両面のうち背面方向を向いた面に沿って配置されている。反射シート143は、プリズム142から射出される光のうち背面方向を向いた面から射出された光をプリズム142に向けて反射する。
集光シート144は、透光性の樹脂材料により略円形の薄膜状に形成されている。集光シート144は、プリズム142の両面のうち前面方向を向いた面に沿って配置されている。集光シート144は、表面に形成されたマイクロレンズにより、背面方向に対して傾斜して背面方向を向く面から入射した光を、前面方向に沿わせて前面方向を向く面から射出する。集光シート144の前面方向を向く面から射出される光は、前面方向に沿って集光された状態となる。
拡散シート145は、透光性の樹脂材料により略円形の薄膜状に形成されている。拡散シート145は、集光シート144の両面のうち前面方向を向いた面に沿って配置されている。拡散シート145は、表面に形成された凹凸により、背面方向を向く面から入射した光を、拡散しつつ前面方向を向く面から射出する。前面方向を向く面から射出される拡散された光により、表示パネル120の全体が実質的に均等に照明される。
帯状ケーブル150は、フレキシブルプリント基板によって帯状に形成されている可撓性を有するケーブルである。フレキシブルプリント基板は、薄膜状のポリイミド樹脂などによる絶縁フィルムに薄膜状の銅などによる配線を設けた可撓性の配線基板である。帯状ケーブル150は、照明基板141よりも引出方向において前面方向に沿って延伸している。帯状ケーブル150は、両面のうち一面を引込方向に向け、他面を引出方向に向けている。帯状ケーブル150の両端のうち前面方向のパネル端151は、表示パネル120の縁部122に接続されている。パネル端151付近において帯状ケーブル150は弾性的に変形し、引込方向に湾曲した状態である。湾曲した部分の復元力により、帯状ケーブル150の前面方向に延伸する部分は引出方向の力を受ける。帯状ケーブル150の両端のうち背面方向の基板端152は、制御基板106に実装された出力コネクタに接続されている。帯状ケーブル150は、表示パネル120と制御基板106とを電気的に接続している。
ケーシング160は、遮光性の樹脂材料により形成されている。ケーシング160は、表示パネル120、加飾部材130、および照明ユニット140を保持している。ケーシング160は、図6に示すように、パネル収容部161、基板支持部163、および支柱部166を有している。
パネル収容部161は、図6および図7に示すように、略有底円筒状に形成されている。パネル収容部161は、開口を前面方向に向ける姿勢で配置されている。パネル収容部161は、内側に表示パネル120などを収容している。パネル収容部161の側壁は、表示領域121の外周の円弧状の部分を囲うように形成されている。パネル収容部161のうち縁部122の引出方向に位置する部分には、側壁の設けられていない部分である引出部162が形成されている。縁部122に接続された帯状ケーブル150は、引出部162を通じてパネル収容部161の外側に引き出されている。照明ユニット140のうち照明基板141は、引出部162に配置されている。
基板支持部163は、図8および図9に示すように板状に形成されている。両面を引出方向および引込方向に向ける姿勢である。基板支持部163は、パネル収容部161の底板の背面方向を向いた面に接続されている。基板支持部163は、照明基板141および帯状ケーブル150の引込方向に位置している。すなわち、基板支持部163は帯状ケーブルの一面側に配置されている。基板支持部163は、照明基板141の引込方向を向いた面と接触している。基板支持部163には、段差部164、および凹部165が形成されている。
段差部164は、基板支持部163の引出方向を向いた面から、引出方向に向けて照明基板141を囲うように突出した凸部である。段差部164に挟まれることにより、照明基板141はケーシング160に対して位置決めされている。
凹部165は、基板支持部163の引出方向を向いた面に形成されている。凹部165は、照明基板141との間に照明基板141に実装された電子部品を収容している。
支柱部166は、前面方向に沿って延伸する柱状に形成されている。支柱部166の前面方向の一端は、パネル収容部161に接続されている。支柱部166は、基板支持部163よりも引込方向に配置されている。支柱部166の背面方向の一端は、ネジなどによって本体ケース105(図4参照)に固定されている。
本実施形態の表示装置100における帯状ケーブル150には、図4および図5に示すように、補強プレート153および素子154が設けられている。帯状ケーブル150は、素子実装区間155と、ケーブル区間158とを有している。また、素子実装区間155を有する帯状ケーブル150の保持のため、ケーシング160は挟持部167をさらに有している。
補強プレート153は、樹脂材料などにより矩形板状に形成されている。補強プレート153は、帯状ケーブル150の両面のうち引込方向を向いた一面に貼り付けられている。補強プレート153は、帯状ケーブル150の延伸方向および幅方向に各辺を沿わせる姿勢である。
素子154は、帯状ケーブル150に複数実装されている電子部品である。素子154は、表示パネル120に画像を表示させる制御に用いられる。素子154として実装される電子部品は、例えばタイミングコントローラIC、キャパシタなどである。素子154は、例えば縁部122に形成された回路と合わせて、各画素に印加する電圧を変更し透過率を制御する機能を発揮している。素子154は、帯状ケーブル150の両面のうち引出方向を向いた他面に実装されている。素子154は、引出方向に見て補強プレート153に覆われる配置である。素子154は、絶縁性の樹脂材料により形成されたフィルムにより帯状ケーブル150および補強プレート153と共に覆われている。
素子実装区間155は、帯状ケーブル150の延伸方向における中間部分の区間であって、補強プレート153を貼り付けられている区間である。素子実装区間155の延伸方向に沿った寸法は、例えば約20mmである。素子実装区間155における帯状ケーブル150の幅方向に沿った寸法は、例えば約20mmである。素子実装区間155における実質的な剛性は、補強プレート153により補強されて帯状ケーブル150単独の剛性よりも高い状態である。素子実装区間155の両端のうち前面方向の前面端156は、引込方向に見て補強プレート153の前面方向の縁と重なっている。素子実装区間155の両端のうち背面方向の背面端157は、引込方向に見て補強プレート153の背面方向の縁と重なっている。素子154が実装されている位置は、素子実装区間155に含まれている。素子実装区間155の背面端157は、文字板101よりも背面方向に位置する。素子実装区間155の延伸方向における中央は、文字板101よりも前面方向に位置する。
ケーブル区間158は、帯状ケーブル150のうち補強プレート153を貼り付けられていない区間である。故にケーブル区間158の剛性は、素子実装区間155の実質的な剛性よりも相対的に低い。ケーブル区間158は、素子実装区間155の前面方向および背面方向にそれぞれ形成されている。すなわちケーブル区間158は、帯状ケーブル150のうち、パネル端151から前面端156までの区間、および背面端157から基板端152までの区間である。ケーブル区間158のうちパネル端151から前面端156までの区間における幅方向の寸法は、素子実装区間155よりも小さくなっている。
挟持部167は、図10に示すように、段差部164から引出方向に突出し、照明基板141および帯状ケーブル150の引出方向に位置する突起部である。挟持部167は、図6および図7に示すように、照明基板141および帯状ケーブル150を部分的に覆う一対の爪状を呈している。具体的には、各挟持部167は、帯状ケーブル150の幅方向に沿って対向する配置である。各挟持部167の視認方向に沿った寸法は、例えば2〜3mmである。各挟持部167は、素子実装区間155のうち、延伸方向における中央よりも前面端156に近い位置のみを覆っている。各挟持部167は、それぞれ帯状ケーブル150を幅方向の両端付近を部分的に覆っている。帯状ケーブル150と各挟持部167との幅方向に沿った重なり長さは、例えばそれぞれ1〜2mmである。
各挟持部167は、帯状ケーブル150の他面に接触している。各挟持部167は、帯状ケーブル150および照明基板141を挟んで基板支持部163と対向する配置である。故に各挟持部167は、帯状ケーブル150および照明基板141を、基板支持部163との間に挟持している。各挟持部167は、帯状ケーブル150のうち、素子実装区間155の前面端156を挟持している。挟持部167に挟持されている素子実装区間155は、図4および図7に示すように照明基板141の引出方向を向いた面に沿った姿勢である。挟持部167は、図4に示すように、文字板101から前面方向に離間した位置に形成されている。
各挟持部167と基板支持部163との間への帯状ケーブル150の挟み込み方法の例を図6および図11を用いて説明する。帯状ケーブル150は、配置工程、および圧入工程により各挟持部167に挟持された状態となる。配置工程では、表示パネル120に接続されている帯状ケーブル150が、引出部162を通じてパネル収容部161の外側に引き出され、照明基板141に沿って背面方向に延伸する姿勢で配置される。帯状ケーブル150の配置にあたり、各挟持部167の間には、ケーブル区間158のうちパネル端151から前面端156までの区間が配置される。また帯状ケーブル150の配置にあたり、素子実装区間155は、各挟持部167から背面方向に離間した位置に配置される。
圧入工程では、配置工程で各挟持部167の背面方向に配置した素子実装区間155が、照明基板141に沿って前面方向に移動される。前面方向への移動により、素子実装区間155は、図6に示すように挟持部167と照明基板141との間に圧入される。以上の工程により、帯状ケーブル150のうち素子実装区間155が、各挟持部167により挟持された状態となる。
[実施形態のまとめ]
以上、説明した実施形態によれば、帯状ケーブル150は、引込方向に配置されている基板支持部163と、引出方向に配置されている挟持部167との間で挟持されている。従って、帯状ケーブル150は、車両の振動や復元力が加わる場合であっても、引込方向および引出方向への変形、すなわち厚さ方向の変形を抑制される。また本実施形態では、帯状ケーブル150は、表示パネル120の表示の制御に用いられる素子154を実装されている。故に帯状ケーブル150の変形の抑制により、帯状ケーブル150に実装されている素子154の厚さ方向の移動が抑制される。従って、文字板101などの指針表示部10を構成する部材に対する素子154の衝突が抑制される。
また本実施形態では、照明基板141は、基板支持部163と挟持部167との間に挟持されることにより、引込方向および引出方向への移動を抑制されている。故に、ケーシング160は、引込方向および引出方向について照明基板141の移動を抑制するための構成を追加で設けることなく、照明基板141を固定しうる。従って、表示装置100の構成が簡素化されうる。
加えて本実施形態では、帯状ケーブル150のうち、補強プレート153により補強されている素子実装区間155が挟持部167により挟持されている。故に、素子実装区間155よりも剛性の低いケーブル区間158を挟持部167に挟持される場合と比較して、素子154を移動させる変形が帯状ケーブル150に生じにくい。従って、素子154の衝突がより抑制される。
さらに本実施形態では、素子実装区間155は、照明基板141の表面に沿って延伸する姿勢で挟持部167に挟持されている。故に帯状ケーブル150には、素子実装区間155が引込方向に移動する変形が生じにくい。従って、より素子154の衝突が抑制される。
本実施形態では、挟持部167は素子実装区間155のうち前面端156に近い位置を挟持している。この結果、挟持部167が背面端157に近い位置を挟持している場合と比較して、素子実装区間155の前面端156からパネル端151まで伸びるケーブル区間158における変形が抑制される。従って、帯状ケーブル150と表示パネル120と間の接続箇所に力が加わりにくい。
また本実施形態では、素子実装区間155のうち前面端156に近い位置が挟持部167により挟持されている。一方、素子実装区間155のうち背面端157に近い位置は挟持部167により挟持されていない。故に、素子実装区間155の中央よりも背面方向におけるケーシング160の引出方向への突出が抑制される。従ってケーシング160は、素子実装区間155の中央よりも背面方向に配置されて指針表示部10を形成している文字板101と接触しにくい。
本実施形態においては、指針表示部10が「第一表示部」に相当し、画像表示部20が「第二表示部」に相当する。また制御基板106が「信号出力部」に、照明基板141が「背面部材」に、基板支持部163が「支持部」に相当する。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態を説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本開示の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。なお、以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
<変形例1〜4>
上述の実施形態に関する変形例1における挟持部167は、図12および図13に示すように、段差部164から幅方向に延びる帯板状に形成されている。挟持部167は、照明基板141および帯状ケーブル150を幅方向全体にわたって覆っている。また変形例1の挟持部167の先端は、係合部168の引込方向に押し込まれることにより引出方向への移動を抑制されている。
変形例2における挟持部167は、素子実装区間155のうち背面端157に近い位置を覆っている。変形例3における挟持部167は、帯状ケーブル150のうちケーブル区間を覆っている。変形例4における各挟持部167は、一方に対して他方が前面方向または背面方向にずれた位置関係となるように形成されている。変形例1〜4においても、挟持部167は照明基板141および帯状ケーブル150を基板支持部163との間に挟持可能である。
<変形例5>
上述の実施形態に関する変形例5における表示装置100は、表示パネル120として有機ELなどによる自ら発光する画素を形成された表示部材を用い、照明ユニット140を有していない。またケーシング160は基板支持部163を有していない。変形例5においては、挟持部167は帯状ケーブル150を支柱部166との間に挟持している。変形例5においても、素子154の文字板101などに対する衝突が抑制される。変形例5においては支柱部166が「支持部」に相当する。
<変形例6>
上述の実施形態に関する変形例6における帯状ケーブル150は、素子154を実装されていない。変形例6においても、帯状ケーブル150は挟持部167により挟持されて変形を抑制される。
10:第一表示部、 20:第二表示部、 100:表示装置、 106:制御基板(信号出力部)、 110:表示パネル、 140:照明ユニット、 141:照明基板(背面部材)、 150:帯状ケーブル、 154:素子、 155:素子実装区間、 156:前面端、 157:背面端、 158:ケーブル区間、 160:ケーシング、 163:基板支持部(支持部)、 167:挟持部

Claims (4)

  1. 情報を表示する第一表示部(10)と、
    前記第一表示部の前面方向に配置されて画像を表示する表示パネル(120)により形成された第二表示部(20)と、
    前記第一表示部の背面方向に配置されて前記表示パネルに画像を表示させる表示信号を出力する信号出力部(106)と、
    可撓性の帯状に形成されて前記表示パネルと前記信号出力部とを電気的に接続する帯状ケーブル(150)と、
    前記帯状ケーブルの一面側に配置された支持部(163)と、前記支持部との間に前記帯状ケーブルを挟持する挟持部(167)と、を有し前記表示パネルを保持するケーシング(160)と、を備え、
    前記帯状ケーブルは、前記表示パネルにおける前記画像の表示に用いられる素子(154)を実装されている素子実装区間(155)と、前記素子実装区間よりも剛性の低いケーブル区間(158)と、を有し、
    前記帯状ケーブルの前記ケーブル区間において前記表示パネルから前記素子実装区間までの部分は、前記素子実装区間における前記前面方向の端部である前面端(156)から離れるにつれて、テーパ状に次第に幅の狭まる形状とされており、
    前記挟持部は、前記帯状ケーブルの幅方向において互いに離れた一対の爪状に形成されるとともに、前記素子実装区間の前記前面端を挟持し、
    前記素子実装区間の前記前面端は、前記挟持部と前記支持部と間に圧入されている表示装置(100)。
  2. 前記表示パネルの前記背面方向に位置する背面部材(141)を備え、
    前記挟持部は、前記支持部との間に、前記帯状ケーブルに加えて前記背面部材を挟持する請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示パネルを前記背面方向から照明する照明ユニット(140)を備え、
    前記挟持部は、前記照明ユニットに含まれる照明基板(141)を前記背面部材として挟持している請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記挟持部は、前記帯状ケーブルのうち前記素子実装区間を前記背面部材の表面に沿わせる姿勢で挟持している請求項2または3に記載の表示装置。
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