JP6776861B2 - 移動式クレーンの共吊り制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、移動式クレーンの共吊り制御システムに関する。特に、複数の移動式クレーンを用いて一個の吊荷を吊り上げる作業である共吊り作業を制御する共吊り制御システムに関する。
従来、吊荷が大型かつ大重量であるため一台の移動式クレーンではその吊荷を吊上げる作業ができない場合に、二台の移動式クレーンを近接して配置し、吊荷を二台の移動式クレーンで同時に吊り上げる共吊り作業が行われる。共吊り作業においては、複数の移動式クレーンを同期させて作業する必要がある。
特許文献1に記載の移動式クレーンには、ブームの先端またはフックにGPS装置及びレーザ測距装置が設けられている。特許文献1に記載の移動式クレーンにおいては、共吊り作業において、ブーム先端に配置したGPS装置によって各移動式クレーンのブーム先端の対地三次元位置を検出するとともに、レーザ測距装置によってブーム先端からフックまでの距離を検出する。これにより、共吊り作業に必要とされるフック離間距離を一定に保つ制御を行うことができる。
しかし、各移動式クレーンのブーム先端またはフックにGPS装置及びレーザ測距装置が設けられているため、各移動式クレーンのブーム先端またはフックの位置しか検出することができない。また、作業現場における障害物の有無やその位置についても考慮されていない。つまり、移動式クレーンの車両やアウトリガの位置については検出されておらず、制御装置の算出した経路で作業を行う場合、各移動式クレーンの車両やアウトリガが、他の移動式クレーンまたは障害物に衝突する可能性があった。
特開2006−219253号公報
そこで、本発明の目的は、複数の移動式クレーンを用いた共吊り作業において、各移動式クレーンが他の移動式クレーンまたは周囲の障害物と衝突を回避しつつ作業を行う移動式クレーンの共吊り制御システムを提供することを目的とする。
本発明においては、車両と、アウトリガと、ブームと、を備える移動式クレーンを複数用いて共吊り作業を行うとき、前記複数の移動式クレーンの制御を行う移動式クレーンの共吊り制御システムであって、吊荷の始点位置情報と、前記吊荷の終点位置情報と、前記吊荷のサイズ及び重量情報と、を入力する入力手段と、各移動式クレーンが作業を行う作業現場の三次元情報を取得する三次元情報取得手段と、前記三次元情報取得手段の取得した作業現場の三次元情報に基づいて作業現場の三次元マップを算出する三次元マップ算出手段と、各移動式クレーンの位置情報を算出する位置情報算出手段と、各移動式クレーンの姿勢情報を算出する姿勢情報算出手段と、を備え、前記共吊り制御システムは、各移動式クレーンが作業を行う作業現場の三次元情報を合成して作業現場の三次元マップを算出し、前記各クレーンの姿勢情報と、前記吊荷の重量及びサイズ情報とに基づいて各クレーンの作業範囲を算出し、前記各クレーンの位置情報と、前記各クレーンの作業範囲と、前記吊荷の重量及びサイズ情報とに基づいて共吊り作業範囲を算出し、前記作業現場の三次元マップと、前記各クレーンの位置情報と、前記共吊り作業範囲と、前記吊荷の始点位置情報と、前記吊荷の終点位置情報とに基づいて共吊り作業経路を算出するものである。
また、本発明においては、前記作業経路算出手段は、所定時間ごとの前記作業現場の三次元情報に基づいて、共吊り作業経路を更新するものである。
また、本発明においては、前記共吊り制御システムは、前記共吊り作業経路を表示する表示手段を備えることを特徴とするものである。
本発明は、以下に示すような効果を奏する。
本発明においては、複数の移動式クレーンを用いて共吊り作業を行うとき、各移動式クレーンが他の移動式クレーンまたは周囲の障害物と衝突することを回避しつつ作業を行うための共吊り作業経路を算出することができる。
本発明においては、複数の移動式クレーンを用いて共吊り作業を行うとき、時間によって変化する周囲の障害物の三次元情報を更新することで、各移動式クレーンが他の移動式クレーンまたは周囲の障害物と衝突することを回避しつつ作業を行うための作業経路を更新することができる。
本発明においては、表示手段に共吊り作業経路を表示することで、操縦者は移動式クレーン及び他の移動式クレーンを用いて安全に共吊り作業を行うための共吊り作業経路を容易に確認することができる。そのため、他のクレーンとの間合いを容易にとることができ、安全な作業を実現できる。
本発明の一実施形態に係るクレーンの全体構成を示す側面図。 本発明の一実施形態に係るクレーンの制御の構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係るクレーンの表示手段に表示される三次元情報を示す斜視図。 (A)本発明の一実施形態に係るクレーンの表示手段に表示される吊荷が始点位置に配置された状態を示す平面模式図、(B)本発明の一実施形態に係るクレーンの表示手段に表示される吊荷が終点位置に配置された状態を示す平面模式図。 本発明の一実施形態に係るクレーンの共吊り時の作業経路算出制御の態様を示すフロートチャート図。 本発明の一実施形態に係るクレーンの共吊り作業範囲算出制御の態様を示すフロートチャート図。 本発明の一実施形態に係るクレーンの共吊り作業経路算出制御の態様を示すフロートチャート図。 本発明の一実施形態に係るクレーンの表示手段に表示されるエネルギー効率が最小となる共吊り作業経路及び三次元情報を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係るクレーンの表示手段に表示される修正した共吊り作業経路及び三次元情報を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係るクレーンの表示手段に表示される所定時間経過後の修正した共吊り作業経路及び三次元情報を示す斜視図。
以下に、図1及び図2を用いて、本発明の一実施形態に係る共吊り作業に用いられるクレーンの全体構成について説明する。なお、ここでは、共吊り作業に用いられるクレーンの中の一台についてクレーン1として説明する。クレーン1は、不特定の場所に移動可能な移動式クレーンである。クレーン1は、車両2、クレーン装置6を有する。
車両2は、クレーン装置6を搬送するものである。車両2は、複数の車輪3を有し、エンジン(図示しない)を動力源として走行する。車両2には、アウトリガ5が設けられている。アウトリガ5は、車両2の幅方向両側に油圧によって延伸可能な張り出しビームと地面に垂直な方向に延伸可能な油圧式のジャッキシリンダとから構成されている。車両2は、アウトリガ5を車両2の幅方向に延伸させるとともにジャッキシリンダを接地させることにより、クレーン1の作業可能範囲を広げることができる。アウトリガ5には、張出幅を検出するアウトリガ張出幅検出器5a(図2参照)が設けられる。車両2には、GNSS装置20(図2参照)及び方位計21(図2参照)が設けられている。GNSS装置20及び方位計21は、位置情報算出手段を構成する。
クレーン装置6は、吊荷Wをフックにかけてワイヤロープによって吊り上げるものである。クレーン装置6は、旋回台7、伸縮ブーム8、ジブ9、メインフックブロック10、サブフックブロック11、起伏シリンダ12、メインウインチ13、メインワイヤロープ14、サブウインチ15、サブワイヤロープ16、ステレオカメラ17、通信部18、キャビン19、制御装置39(図2参照)等を具備する。制御装置39は、各クレーン1の操縦者の操作により各種のアクチュエータを作動させるとともに、共吊り制御システム50を構成する。
旋回台7は、クレーン装置6を旋回可能に構成するものである。旋回台7は、円環状の軸受を介して車両2のフレーム上に設けられる。円環状の軸受は、その回転中心が車両2の設置面に対して垂直になるように配置されている。旋回台7は、円環状の軸受の中心を回転中心として一方向と他方向とに回転自在に構成されている。また、旋回台7は、油圧式の旋回モータによって回転されるように構成されている。旋回台7には、その旋回位置を検出する旋回位置検出センサ40(図2参照)が設けられている。旋回位置検出センサ40は、姿勢情報算出手段を構成する。
伸縮ブーム8は、吊荷Wを吊り上げ可能な状態にワイヤロープを支持するものである。伸縮ブーム8は、複数のブーム部材であるベースブーム部材8a、セカンドブーム部材8b、サードブーム部材8c、フォースブーム部材8d、フィフスブーム部材8e、トップブーム部材8fから構成されている。各ブーム部材は、断面積の大きさの順に入れ子式に挿入されている。伸縮ブーム8は、各ブーム部材を図示しない伸縮シリンダで移動させることで軸方向に伸縮自在に構成されている。伸縮ブーム8は、ベースブーム部材8aの基端が旋回台7上に揺動可能に設けられている。これにより、伸縮ブーム8は、車両2のフレーム上で水平回転可能かつ揺動自在に構成されている。伸縮ブーム8には、そのブーム長さを検出する伸縮ブーム長さ検出センサ41(図2参照)と起伏角度を検出する起伏角度検出センサ42(図2参照)とが設けられている。伸縮ブーム長さ検出センサ41及び起伏角度検出センサ42は、姿勢情報算出手段を構成する。
図1に示すように、ジブ9は、クレーン装置6の揚程や作業半径を拡大するものである。ジブ9は、伸縮ブーム8のベースブーム部材8aに設けられたジブ支持部8gによってベースブーム部材8aに沿った姿勢で保持されている。ジブ9の基端は、トップブーム部材8fのジブ支持部8gに連結可能に構成されている。ジブ9は、ジブ支持部8gに図示しないピンを打ち込むことによりトップブーム部材8fの先端に連結可能に構成されている。
メインフックブロック10は、吊荷Wを吊るものである。メインフックブロック10には、メインワイヤロープ14が巻き掛けられる複数のフックシーブと、吊荷Wを吊るメインフックと、が設けられている。サブフックブロック11は、吊荷Wを吊るものである。サブフックブロック11には、吊荷Wを吊るサブフックが設けられている。
起伏シリンダ12は、伸縮ブーム8を起立および倒伏させ、伸縮ブーム8の姿勢を保持するものである。起伏シリンダ12はシリンダ部とロッド部とからなる油圧シリンダから構成されている。起伏シリンダ12は、シリンダ部の端部が旋回台7に揺動自在に連結され、ロッド部の端部が伸縮ブーム8のベースブーム部材8aに揺動自在に連結されている。起伏シリンダ12は、ロッド部がシリンダ部から押し出されるように作動油が供給されることでベースブーム部材8aを起立させ、ロッド部がシリンダ部に押し戻されるように作動油が供給されることでベースブーム部材8aを倒伏させるように構成されている。
油圧ウインチであるメインウインチ13は、メインワイヤロープ14の繰り入れ(巻き上げ)および繰り出し(巻き下げ)を行うものである。メインワイヤロープ14に、張力の値を検出する張力検出器14a(図2参照)が設けられる。油圧ウインチであるサブウインチ15は、サブワイヤロープ16の繰り入れおよび繰り出しを行うものである。サブワイヤロープ16に、張力の値を検出する張力検出器16a(図2参照)が設けられる。
ステレオカメラ17は、三次元情報取得手段として設けられ、作業現場の画像(映像)を取得するものである。ステレオカメラ17は、伸縮ブーム8のトップブーム部材8fの先端または、ジブ9の先端に設けられている。ステレオカメラ17は、その姿勢を変更するためのアクチュエータを介してトップブーム部材8fに配置されている。ステレオカメラ17は、伸縮ブーム8の揺動軸と平行な軸を揺動中心として揺動可能に構成されている。これにより、ステレオカメラ17は、伸縮ブーム8の倒伏角度またはジブ9の倒伏角度に関わらず設置位置から鉛直下向きの画像を撮影可能に構成されている。ステレオカメラ17は、少なくとも二つ以上のカメラから構成される。具体的には、ステレオカメラ17は、一の基準カメラと、一又は複数の比較カメラ(本実施形態では一つ)と、から構成される。ステレオカメラ17は、制御装置39と接続され、撮影した画像を制御装置39に送信可能にしている。
本実施形態において、クレーン1は、三次元情報取得手段としてステレオカメラ17を用いているが、これに限定されることはなく、例えば、レーザスキャナであってもよい。レーザスキャナを用いる場合、測定対象物に反射して帰ってくるまでの時間から計測距離を算出してもよいし、複数のレーザ波長の位相差から計測距離を算出してもよい。
通信部18は、各クレーン1の制御装置39と、各クレーン1と離間した位置にある共吊り制御装置51との間で、各種のデータを送受信可能に構成される。通信部18は、制御装置39に設けられている。通信部18は、クレーン1の作業現場の三次元情報及び三次元情報を取得した時間情報及びクレーン1の位置座標及びクレーン1の現在の姿勢における三次元モデル情報を取得可能に構成され、共吊り制御装置51に上述のデータを送信する。また、通信部18は、共吊り制御装置51が算出する作業現場の三次元マップと、共吊り作業経路Rの情報とを受信可能に構成される。通信部18の通信手法として無線によって通信される。なお、通信部18の通信手法は無線に限定するものではなく、有線であってもよい。
キャビン19は、操縦席を覆うものである。キャビン19は、旋回台7における伸縮ブーム8の側方に設けられている。キャビン19の内部には、操縦席が設けられている。操縦席には、メインウインチ13を操作するためのメイン用操作弁、サブウインチ15を操作するためのサブ用操作具、伸縮ブーム8を操作するための起伏用操作具、クレーン1を移動させるためのハンドル、モニタ22(図2参照)等が設けられている。
GNSS装置20は、衛星測位システムとして設けられ、測位衛星が放送する測位信号を受信して、クレーン1の位置座標を計測(算出)するものである。GNSS装置20は、車両2の車体フレームに設けられる。測位衛星とは、GPS衛星を含むGNSS衛星を示す。GNSS装置20は、複数の衛星からの信号を受信することで、クレーン1の現在位置を緯度、経度及び高度から構成される座標データとして出力する。GNSS装置20は、制御装置39に接続され、クレーン1の位置座標を送信可能にしている。
方位計21は、車両2の長手方向の方角を計測(算出)するものである。方位計21は、車両2の車体フレームに設けられる。方位計21は、例えば電子コンパスで構成され、電子コンパスの検出した情報に基づいて、車両2の長手方向の方角を出力する。方位計21は、制御装置39に接続され、車両2の長手方向の方角を送信可能にしている。
クレーン1は、既に作成された三次元マップを構成する三次元情報を共吊り制御装置51に常時送信する。クレーン1から送信される三次元情報を共吊り制御装置51が受信し、共吊り制御装置51の三次元マップ生成部23が、三次元情報を合成することで三次元マップを生成する。三次元マップ生成部23によって生成された三次元マップは、各クレーン1の制御装置39に送信され、モニタ22に表示可能となる。
表示部であるモニタ22は、各種情報や画像を表示するものである。モニタ22は、キャビン19内の操縦席近傍に設けられている。モニタ22は、タッチパネル等から構成され、入力手段である操作装置43を兼ねている。モニタ22は、制御装置39に接続されている。モニタ22は、共吊り制御装置51から送信される三次元マップを表示可能に構成されている。また、モニタ22は、ステレオカメラ17が撮影した画像をリアルタイムに表示したり、ステレオカメラ17が撮影した画像に基づいて作成される三次元マップを任意の視点から表示したりすることができる。
画像表示処理部24は、現在のクレーン1の姿勢情報からクレーン1の三次元モデルを生成し、三次元マップ生成部23において作成される三次元マップ上に投影するものである。画像表示処理部24は、制御装置39に設けられている。クレーン1の三次元モデルは、方位計21、旋回位置検出センサ40及び伸縮ブーム長さ検出センサ41及び起伏角度検出センサ42において検出される各値から算出される現在のクレーン1の姿勢情報に基づいて生成される。また、クレーン1の三次元モデルは、GNSS装置20を用いて検出されるクレーン1の現在位置に基づいて三次元マップ上に投影される。画像表示処理部24は、三次元マップ生成部23において作成される三次元マップのデータ及びクレーン1の各種の検出センサから得られる値を取得可能に構成される。画像表示処理部24において取得される各種のデータは、三次元マップ生成部23に送信可能に構成される。
制御装置39は、各クレーン1の操縦者の操作により各種のアクチュエータを作動させるクレーン作業用のものである。制御装置39は、通信部18と、画像表示処理部24とを含む。制御装置39は、通信部18を介して、共吊り制御装置51と接続される。
制御装置39は、アウトリガ張出幅検出器5aに接続され、アウトリガ5の張出幅を検出することができる。制御装置39は、張力検出器14aに接続され、張力検出器14aが検出したメインワイヤロープ14の張力からメインワイヤロープ14を介して吊り上げられる吊荷Wの重量(フック等の重量を含む)を算出可能に構成される。また、制御装置39は、張力検出器16aが検出したサブワイヤロープ16の張力からサブワイヤロープ16を介して吊り上げられる吊荷Wの重量(フック等の重量を含む)を算出可能に構成される。
制御装置39は、旋回台7の旋回位置検出センサ40に接続され、旋回位置検出センサ40が検出した旋回台7の旋回方向および旋回角度を検出することができる。
制御装置39は、伸縮ブーム8の伸縮ブーム長さ検出センサ41と起伏角度検出センサ42とに接続され、伸縮ブーム長さ検出センサ41が検出した伸縮ブーム8のブーム長さおよび起伏角度検出センサ42が検出した伸縮ブーム8の起伏角度を検出することができる。
制御装置39は、入力手段である操作装置43と接続される。操作装置43は、モニタ22に表示された複数の情報から一の情報を選択するための装置であるが、タッチパネルから構成されるモニタ22が兼ねてもよい。
このように構成されるクレーン1は、車両2を走行させることで任意の位置にクレーン装置6を移動させることができる。また、クレーン1は、起伏シリンダ12で伸縮ブーム8を任意の起伏角度に起立させて、伸縮ブーム8を任意のブーム長さに延伸させたりジブ9を連結させたりすることでクレーン装置6の揚程や作業半径を拡大することができる。
図2に示すように、共吊り制御システム50は、共吊り作業時を行うとき、複数のクレーン1の制御を行う装置である。共吊り制御システム50は、共吊り作業を行う各クレーン1(以下の説明の第一のクレーン1A及び第二のクレーン1B)におけるそれぞれのアウトリガ張出幅検出器5a、張力検出器14a、張力検出器16a、三次元情報取得手段であるステレオカメラ17、通信部18、位置情報算出手段であるGNSS装置20、方位計21、表示手段であるモニタ22、三次元マップ算出手段である三次元マップ生成部23、制御装置39、姿勢情報算出手段である旋回位置検出センサ40、伸縮ブーム長さ検出センサ41、起伏角度検出センサ42、入力手段である操作装置43及び共吊り制御装置51を備える。なお、本実施形態では、共吊り制御装置51は、制御装置39から独立した別の制御装置から構成されているがこれに限定するものではなく、例えば、第一のクレーン1Aの制御装置39を共吊りの際に用いる共吊り制御装置に設定することも可能である。なお、共吊り制御装置51が、通信部18、画像表示処理部24を備える構成としても良く、制御装置39が、三次元マップ生成部23を備える構成としても良い。
三次元マップ生成部23は、三次元マップ算出手段であり、クレーン1の作業現場においてステレオカメラ17が撮影する画像に基づいて点群データを取得して三次元マップを生成する。三次元マップ生成部23は、共吊り制御装置51に設けられている。三次元マップ生成部23は、まず、ステレオカメラ17を構成する基準カメラ及び比較カメラによって同時に撮影される各画像を比較して、基準カメラの各画素の距離を推定することで対象物の三次元情報(カメラ座標系で表される三次元情報)を取得する。三次元マップ生成部23は、次に、カメラ座標系で表される三次元情報を所定の基準座標系(例えば、グローバル座標系)で表される三次元情報に変換する。ここでの三次元情報とは、ステレオカメラ17によって撮影される対象物の三次元座標値で表される点群データを指す。点群データは、色情報を含んで構成される。なお、三次元マップ生成部23は、クレーン1以外に設けられたステレオカメラ17が撮影する画像に基づいて三次元マップを生成する構成としてもよい。
また、三次元マップは、ステレオカメラ17が撮影する画像に基づいて所定時間ごとに更新される。具体的には、三次元マップ生成部23は、前回の三次元マップ作成又は更新後から所定時間に至るまでにステレオカメラ17を用いて取得される三次元情報を用いて三次元マップを更新するとともに、更新後の三次元情報を第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bに送信するように構成される。
次に、複数台のクレーン1として第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bを用いた共吊り作業について図3及び図4を用いて説明する。
図3の左側のクレーンを第一のクレーン1Aとし、右側のクレーンを第二のクレーン1Bとする。第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bの近くに置かれた大型・大重量の吊荷Wに対して、まず、第一のクレーン1Aのサブフックブロック11の玉掛け作業を行い、次に第二のクレーン1Bのサブフックブロック11の玉掛け作業を行う。第一のクレーン1Aと第二のクレーン1Bとは、吊荷Wが平行移動するように動作する。このとき、第一のクレーン1Aのサブフックブロック11と第二のクレーン1Bのサブフックブロック11との離間距離が一定に保持するように動作することで共吊り作業が行われる。
図4に示すように、共吊り作業においては、第一のクレーン1Aが位置P1に設置され、第二のクレーン1Bが位置P2に設置された状態で、吊荷Wが、始点位置PSから終点位置PEまで搬送される。図4に示されるDは障害物であり、例えば作業現場内の資材や構造物などである。
また、図3において、第一のクレーン1Aの作業範囲MA1と、第二のクレーン1Bの作業範囲MA2とが示されている。作業範囲MA1は、任意の位置に第一のクレーン1Aを設置した時に、その重量の吊荷Wを搬送することができる限界範囲であり、作業範囲MA2は、任意の位置に第二のクレーン1Bを設置した時に、その重量の吊荷Wを搬送することができる限界範囲である。
また、図3において、共吊り作業範囲Mが示されている。共吊り作業範囲Mは、任意の位置に複数のクレーン1を設置した時に、吊荷Wを共吊り搬送することができる限界である。
次に、図5から図7を用いて、共吊り制御システム50による第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bを用いた共吊り時の作業経路算出制御について説明する。
まず、図5に示すように、共吊り時の作業経路算出制御が開始されると、第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bのステレオカメラ17によって取得された三次元情報に基づいて三次元マップ生成部23を用いて作成された作業現場の三次元マップを読み込む(ステップS100)。ステレオカメラ17は、吊荷Wを吊っていない状態の伸縮ブーム8を伸ばして360度旋回することで三次元情報を取得する。第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bのステレオカメラ17によって取得された三次元情報を合成することにより、三次元マップ生成部23は作業現場の三次元マップを生成する。
次に、第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bの位置座標及び方角からなる位置情報を算出する(ステップS110)。具体的には、位置情報は、GNSS装置20によって検出される位置座標及び方位計21によって検出される方角を含む情報であり、本実施形態においては、第一のクレーン1Aの位置P1及び第二のクレーン1Bの位置P2における位置座標及び方角に関する情報である。
次に、第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bの姿勢情報を算出する(ステップS120)。第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bの姿勢情報は、方位計21、旋回位置検出センサ40、伸縮ブーム長さ検出センサ41及び起伏角度検出センサ42において検出される各値から算出される。次に、操作装置43を用いて吊荷Wの重量及びサイズ情報を入力する(ステップS130)。
次に、第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bの共吊り作業範囲Mを算出する(ステップS140)。共吊り作業範囲算出制御の詳細について図6を用いて説明する。共吊り作業範囲Mは、具体的には、第一のクレーン1Aの作業範囲MA1及び第二のクレーン1Bの作業範囲MA2に基づいて算出される。
まず、制御装置39に予め記憶された第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bのアウトリガ5の張出幅、伸縮ブーム8の最大伸長時の高さなどを含む第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bの姿勢情報と、吊荷Wの重量及びサイズ情報とに基づいて第一のクレーン1Aの作業範囲MA1及び第二のクレーン1Bの作業範囲MA2を算出する(ステップS141)。
次に、第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bの位置情報、第一のクレーン1Aの作業範囲MA1及び第二のクレーン1Bの作業範囲MA2、吊荷Wの重量及びサイズ情報に基づいて、共吊り作業範囲Mを算出する(ステップS142)。例えば、図3に示すように、第一のクレーン1Aの作業範囲MA1及び第二のクレーン1Bの作業範囲MA2が円筒状で形成される場合、共吊り作業範囲Mは、図3及び図4の影付き部分で表される領域となる。ステップS142において算出される共吊り作業範囲Mを返すことにより、共吊り作業範囲算出制御S140は終了する。
次に、図5に示すように、操作装置43を用いて、始点位置PSに関する座標である始点位置情報、終点位置PEに関する座標である終点位置情報を入力する(ステップS150)。
次に、現在の第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bの姿勢情報からクレーン1の三次元モデルを算出する(ステップS155)。
次に、作業現場の三次元マップ、各クレーン1の位置情報、ステップS140において算出された共吊り作業範囲M、ステップS150において入力された始点位置情報及び終点位置情報に基づいて、始点位置PSから終点位置PEまでの共吊り作業経路Rを算出する(ステップS160)。以下に共吊り作業経路算出制御のステップS160の詳細について図7を用いて説明する。
まず、各クレーン1の位置情報、ステップS140において算出された共吊り作業範囲M、ステップS150において入力された始点位置情報及び終点位置情報に基づいてエネルギー効率が最小となる最適共吊り作業経路Rmin(図8参照)を算出する(ステップS161)。最適共吊り作業経路Rminとは、搬送作業に必要なアクチュエータ(起伏シリンダ12、メインウインチ13、サブウインチ15)の動作に分解され、燃費の低い順に優先順位が決定される。また、優先順位の高いアクチュエータに関する最適な動作だけではなく、複数のアクチュエータに関する最適な動作が優先される。なお、最適共吊り作業経路Rminは、エネルギー効率が最小となる経路に限定するものではなく、例えば搬送距離が最短となる経路であっても良い。
ステップS161で算出された最適共吊り作業経路Rminと、作業現場の三次元マップとに基づいて最適共吊り作業経路Rminに障害物D1が有るか否かを判断する(ステップS162)。ステップS162において、最適共吊り作業経路Rminに障害物D1が無いと判断した場合は、ステップS161において算出した最適共吊り作業経路Rminを共吊り作業経路Rとして設定し、共吊り作業経路算出制御のステップS160を終了する。
ステップS162において、最適共吊り作業経路Rminに障害物D1が有ると判断した場合は、作業現場の三次元マップ、各クレーン1の位置情報、ステップS140において算出された共吊り作業範囲M、ステップS150において入力された始点位置情報及び終点位置情報に基づいて、始点位置PSから終点位置PEまでの修正した共吊り作業経路R1を算出する(ステップS163)。図9に示すように、修正した共吊り作業経路R1は作業現場の障害物D1を回避する経路である。そしてステップS163において算出した修正した共吊り作業経路R1を共吊り作業経路Rとして設定し、共吊り作業経路算出制御のステップS160を終了する。
次に、図8から図10に示すように、ステップS160において、共吊り作業経路Rが算出されると、共吊り作業経路Rが表示部であるモニタ22に、共吊り作業経路Rを三次元マップに重ねた状態で表示する(ステップS170)。
すなわち、ステップS100において作成された三次元マップに関する三次元情報にステップS160において算出される共吊り作業経路Rに関する三次元情報を投影して表示することにより、現在の作業現場の状況と、共吊り作業経路Rとを同時に表示する。
また、図8から図10に示すように、ステップS170において、現在の各クレーン1の位置情報及び姿勢情報に基づいてクレーン1の三次元モデルを表示しても良い。クレーン1の三次元モデルが表示された場合、クレーン1の三次元モデルを用いて共吊り作業経路Rに基づいてクレーン1の操作量及び進行方向を表示する(ステップS175)。
また、共吊り時の作業経路算出制御を所定時間Tごとに行うことで、所定時間ごとの三次元情報に基づいて、共吊り作業経路Rを更新することができる。例えば、一度共吊り時の作業経路算出制御を行うことで共吊り作業経路Rを算出し、所定時間Tが経過したあとで再度共吊り時の作業経路算出制御を行って共吊り作業経路Rを算出する。
図9及び図10に示すように、所定時間Tが経過する間に、障害物D1が障害物D2となった場合、ステップS163において修正した共吊り作業経路R2が算出される。
このように共吊り時の作業経路算出制御を所定時間Tごとに行うことで、障害物Dの経時的な変化に対応して共吊り作業経路Rが更新される。
<特徴1>
クレーン1の共吊り制御システム50(制御装置39・共吊り制御装置51)は、車両2と、アウトリガ5と、伸縮ブーム8と、を備えるクレーン1を複数用いて共吊り作業を行うとき、複数のクレーン1の制御を行うクレーン1の共吊り制御システム50であって、吊荷Wの始点位置情報と、吊荷Wの終点位置情報と、吊荷Wのサイズ及び重量情報と、を入力する入力手段である操作装置43と、各クレーン1の作業現場の三次元情報を取得する三次元情報取得手段(ステレオカメラ17)と、前記三次元情報取得手段の取得した作業現場の三次元情報に基づいて作業現場の三次元マップを算出する三次元マップ算出手段(三次元マップ生成部23)と、各クレーン1の位置情報を算出する位置情報算出手段(方位計21、GNSS装置20)と、各クレーン1の姿勢情報を算出する姿勢情報算出手段(旋回位置検出センサ40、伸縮ブーム長さ検出センサ41及び起伏角度検出センサ42)と、を備え、共吊り制御システム50は、第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bが作業を行う作業現場の三次元情報を合成して作業現場の三次元マップを算出し、第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bの姿勢情報と、吊荷Wの重量及びサイズ情報とに基づいて第一のクレーン1Aの作業範囲MA1及び第二のクレーン1Bの作業範囲MA2を算出し、第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bの位置情報と、第一のクレーン1Aの作業範囲MA1及び第二のクレーン1Bの作業範囲MA2と、吊荷Wの重量及びサイズ情報とに基づいて共吊り作業範囲Mを算出し、前記作業現場の三次元マップと、第一のクレーン1A及び第二のクレーン1Bの位置情報と、共吊り作業範囲Mと、吊荷Wの始点位置情報と、吊荷Wの終点位置情報とに基づいて共吊り作業経路Rを算出するものである。
このように構成することにより複数のクレーン1を用いて共吊り作業を行うとき、各クレーン1が他のクレーン1または周囲の障害物Dと衝突することを回避しつつ作業を行うための共吊り作業経路Rを算出することができる。
<特徴2>
また、作業経路算出手段は、所定時間ごとの作業現場の三次元情報に基づいて、共吊り作業経路Rを更新するものである。
このように構成することにより、複数のクレーン1を用いて共吊り作業を行うとき、時間によって変化する周囲の障害物Dの三次元情報を更新することで、各クレーン1が他のクレーン1または現在の障害物Dと衝突することを回避しつつ作業を行うための共吊り作業経路Rを更新することができる。
<特徴3>
また、共吊り制御システム50は、共吊り作業経路Rを表示するモニタ22を備えるものである。
このように構成することにより、モニタに共吊り作業経路Rを表示することで、操縦者はクレーン1及び他のクレーン1を用いて安全に共吊り作業を行うための共吊り作業経路Rを容易に確認することができる。そのため、他のクレーン1との間合いを容易にとることができ、安全な作業を実現できる。
1 クレーン(移動式クレーン)
2 車両
5 アウトリガ
8 伸縮ブーム(ブーム)
17 ステレオカメラ(三次元情報取得手段)
18 通信部
20 GNSS装置(位置情報算出手段)
21 方位計(位置情報算出手段)
22 モニタ(表示手段)
23 三次元マップ生成部
39 制御装置
40 旋回位置検出センサ
41 伸縮ブーム長さ検出センサ
42 起伏角度検出センサ
50 共吊り制御システム
51 共吊り制御装置
D 障害物
R 共吊り作業経路
W 吊荷

Claims (3)

  1. 車両と、アウトリガと、ブームと、を備える移動式クレーンを複数用いて共吊り作業を行うとき、前記複数の移動式クレーンの制御を行う移動式クレーンの共吊り制御システムであって、
    吊荷の始点位置情報と、前記吊荷の終点位置情報と、前記吊荷のサイズ及び重量情報と、を入力する入力手段と、
    各移動式クレーンが作業を行う作業現場の三次元情報を取得する三次元情報取得手段と、 前記三次元情報取得手段の取得した作業現場の三次元情報に基づいて作業現場の三次元マップを算出する三次元マップ算出手段と、
    各移動式クレーンの位置情報を算出する位置情報算出手段と、
    各移動式クレーンの姿勢情報を算出する姿勢情報算出手段と、
    を備え、
    前記共吊り制御システムは、
    各移動式クレーンが作業を行う作業現場の三次元情報を合成して作業現場の三次元マップを算出し、
    前記各クレーンの姿勢情報と、前記吊荷の重量及びサイズ情報とに基づいて各クレーンの作業範囲を算出し、
    前記各クレーンの位置情報と、前記各クレーンの作業範囲と、前記吊荷の重量及びサイズ情報とに基づいて共吊り作業範囲を算出し、
    前記作業現場の三次元マップと、前記各クレーンの位置情報と、前記共吊り作業範囲と、前記吊荷の始点位置情報と、前記吊荷の終点位置情報とに基づいて共吊り作業経路を算出することを特徴とする移動式クレーンの共吊り制御システム。
  2. 前記作業経路算出手段は、所定時間ごとの前記作業現場の三次元情報に基づいて、共吊り作業経路を更新することを特徴とする請求項1に記載の移動式クレーンの共吊り制御システム。
  3. 前記共吊り制御システムは、前記共吊り作業経路を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動式クレーンの共吊り制御システム。
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