JP6772728B2 - 圧電素子 - Google Patents

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Description

本発明は、圧電素子に関する。
例えば特許文献1には、複数の電極層と、電極層の間に介在される圧電体層と、を含む圧電素子が記載されている。この圧電素子では、各電極層が、互いに異なる極性を有する主電極と接続電極とを含んでいる。隣り合う電極層における主電極と接続電極とは、圧電体層を貫通するビアにより電気的に接続されている。この圧電素子は、圧電体層における主電極間に位置する領域が圧電的に活性な活性領域となり、活性領域に変位が発生することによって、駆動される。
特開2016−51894号公報
上述の圧電素子では、主電極の外縁が活性領域と圧電的に不活性な不活性領域との境界になる。このため、駆動時の変位に伴う応力が主電極の外縁に集中し易い。特に、主電極は、電極層の厚さ方向から見て、2つの直線の交わりからなる角を有している。したがって、主電極の外縁の中でも特に角の部分に応力が集中し易く、角の部分が起点となり圧電体層にクラックが発生する懼れがある。
本発明は、圧電体層のクラックを抑制することが可能な圧電素子を提供することを目的とする。
本発明に係る圧電素子は、矩形状を呈するとともに互いに対向する第一及び第二主面を有し、圧電材料からなる圧電体層と、第一主面に設けられた第一電極と、第一電極から離間して第一主面に設けられた第二電極と、第一電極と対向するように第二主面に設けられた第三電極と、圧電体層を貫通し、第二電極と第三電極とに接続された第一スルーホール導体と、を備え、第一電極は、第一及び第二主面の対向方向から見て、丸い角を有している。
本発明に係る圧電素子では、第一電極は、丸い角を有している。したがって、例えば、第一電極と第三電極との間に活性領域が形成され、第一電極の外縁が活性領域と不活性領域との境界となる場合でも、第一電極の角の部分に、駆動時の変位に伴う応力が集中するのを抑制可能となる。これにより、圧電体層のクラックを抑制することができる。
本発明に係る圧電素子では、第二電極は、第一スルーホール導体に接続された第一電極層と、第一電極層を覆う第二電極層と、を有し、対向方向から見て、第二電極層の面積は、第一電極層の面積よりも大きくてもよい。この場合、第二電極層が第一電極層の全体を覆うことができるので、第一電極層の剥がれを抑制可能となる。
本発明に係る圧電素子では、第二電極層の圧電材料の含有率は、第一電極層の圧電材料の含有率よりも小さくてもよい。この場合、第二電極層の導電率は第一電極層の導電率よりも高い。したがって、第二電極層を設けることにより、第一電極の導電性を向上させることができる。
本発明に係る圧電素子は、第三電極から離間して第二主面に設けられた第四電極と、圧電体層を貫通し、第一電極と第四電極とに接続された第二スルーホール導体と、を更に備え、第一スルーホール導体は、対向方向から見て、圧電体層の第一角部に配置され、第二スルーホール導体は、対向方向から見て、第一角部の対角に位置する第二角部に配置され、第一電極は、第一及び第二角部と隣り合う圧電体層の一対の第三角部のそれぞれにおいて、対向方向から見て、丸い角を有していてもよい。この場合、第一及び第二角部は、第一及び第二スルーホール導体が配置されていることにより変位し難い。したがって、第一及び第二角部にはクラックが発生し難い。また、第一電極は、一対の第三角部のそれぞれにおいて、丸い角を有している。したがって、一対の第三角部にもクラックが発生し難い。
本発明に係る圧電素子では、第三電極は、丸い角を有していてもよい。この場合、更に圧電体層のクラックを抑制することができる。
本発明に係る圧電素子によれば、圧電体層のクラックを抑制することが可能となる。
実施形態に係る圧電素子を上方から見た斜視図及び角部の上面図である。 実施形態に係る圧電素子を下方から見た斜視図及び角部の下面図である。 図1の圧電素子の分解斜視図である。 図3に示される内部電極について説明するための図である。 図3に示される内部電極について説明するための図である。 図1に示される圧電素子を一部拡大して示す平面図である。 図1(a)及び図6のVII−VII線断面図である。 図1の圧電素子を備える電子機器の平面図である。 図8のIX−IX線断面図である。 変形例に係る電子機器の断面図である。 第一変形例に係る圧電素子の上面図である。 第二変形例に係る圧電素子の上面図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の本実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明を以下の内容に限定する趣旨ではない。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1(a)は、実施形態に係る圧電素子を上方から見た斜視図である。図1(b)は、角部A1を拡大して示す上面図である。図1(c)は、角部A2を拡大して示す上面図である。図2(a)は、実施形態に係る圧電素子を下方から見た斜視図である。図2(b)は、角部A1を拡大して示す下面図である。図2(c)は、角部A2を拡大して示す下面図である。図3は、図1の圧電素子の分解斜視図である。
図1〜図3に示されるように、圧電素子1は、圧電素体2と、外部電極3と、外部電極4と、外部電極5と、内部電極6と、内部電極7と、内部電極8と、内部電極9と、複数のスルーホール導体10aと、複数のスルーホール導体10bと、複数のスルーホール導体20aと、複数のスルーホール導体20bと、を備えている。圧電素子1は、いわゆる積層型圧電素子である。
圧電素体2は、直方体形状を呈している。圧電素体2は、互いに対向している一対の主面2a,2bと、4つの側面2cと、を有している。各側面2cは、一対の主面2a,2bを連結するように、一対の主面2a,2bが対向する方向(以下、「主面対向方向」と言う)に延在している。主面対向方向は、例えば、主面2a,2bのそれぞれに直交する方向である。なお、圧電素体2は、角部及び稜部が面取りされている形状、並びに角部及び稜部が丸められている形状であってもよい。
圧電素体2は、対向方向から見て、4つの角部A1〜A4を有している。角部A1及び角部A2は、互いに対角に位置している。角部A3及び角部A4は、互いに対角に位置している。角部A3及び角部A4のそれぞれは、角部A1及び角部A2と隣り合っている。一対の主面2a,2bのそれぞれは、矩形状を呈している。主面2aは、矩形状の外縁2eを有している。主面2bは、矩形状の外縁2fを有している。
一対の主面2a,2bが対向する方向は、圧電素体2の厚さ方向である。一対の側面2cが対向する方向は、圧電素体2の長さ方向である。他の一対の側面2cが対向する方向は、圧電素体2の幅方向である。圧電素体2の厚さ方向の長さは、例えば0.1mmである。圧電素体2の長さ方向の長さは、例えば30mmである。圧電素体2の幅方向の長さは、例えば30mmである。
圧電素体2は、圧電セラミック材料(圧電材料)からなる。圧電セラミック材料としては、PZT[Pb(Zr、Ti)O]、PT(PbTiO)、PLZT[(Pb,La)(Zr、Ti)O]、チタン酸バリウム(BaTiO)、又はBNT(チタン酸ビスマスナトリウム)、KNN(ニオブ酸カリウムナトリウム)等が挙げられる。
圧電素体2は、主面対向方向に沿って交互に積層された複数の圧電体層11,12を有している。圧電体層11、12は、互いに同形状を呈している。圧電体層11,12は、矩形板状を呈している。圧電素体2は、例えば、圧電体層11上に圧電体層12,11が交互にn回ずつ積層されて構成されている。つまり、圧電素体2は、主面対向方向の両端に圧電体層11を有している。本実施形態では、nは2である。
圧電体層11は、矩形状を呈するとともに、互いに対向する一対の主面11a,11bを有している。圧電体層12は、矩形状を呈するとともに、互いに対向する一対の主面12a,12bを有している。一対の主面11a,11bの対向方向、及び一対の主面12a,12bの対向方向は、それぞれ主面対向方向と一致している。圧電素体2において、主面12aは主面11bと対向し、主面12bは主面11aと対向している。各圧電体層11,12は、4つの角部A1〜A4に対応する4つの角部を有している。
圧電素体2の主面2aは、複数の圧電体層11のうち、主面対向方向の一端に配置された圧電体層11(以下、「一端の圧電体層11」とも言う)の主面11aにより構成されている。圧電素体2の主面2bは、複数の圧電体層11のうち、主面対向方向の他端に配置された圧電体層11(以下、「他端の圧電体層11」とも言う)の主面11bにより構成されている。各圧電体層11,12は、例えば、上述した圧電セラミック材料を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。実際の圧電素体2では、各圧電体層11,12は、各圧電体層11,12の間の境界が認識できない程度に一体化されている。
複数の圧電体層11,12は、外部電極3〜5の間において、内部電極6〜9を介して交互に積層されている。具体的には、主面対向方向において、外部電極3,4と、一端の圧電体層11と、内部電極6,7と、圧電体層12と、内部電極8,9と、一端の圧電体層11と他端の圧電体層11との間に配置された圧電体層11(以下、「中央の圧電体層11」とも言う)と、内部電極6,7と、圧電体層12と、内部電極8,9と、他端の圧電体層11と、外部電極5と、がこの順に並んで配置されている。
一端の圧電体層11は、外部電極3,4と内部電極6,7との間に配置されている。外部電極3,4は、一端の圧電体層11の主面11aに設けられている。内部電極6,7は、一端の圧電体層11の主面11bに設けられている。中央の圧電体層11は、内部電極8,9と内部電極6,7との間に配置されている。内部電極8,9は、中央の圧電体層11の主面11aに設けられている。内部電極6,7は、中央の圧電体層11の主面11bに設けられている。他端の圧電体層11は、内部電極8,9と外部電極5との間に配置されている。内部電極8,9は、他端の圧電体層11の主面11aに設けられている。外部電極5は、他端の圧電体層11の主面11bに設けられている。各圧電体層12は、内部電極6,7と内部電極8,9との間に配置されている。内部電極6,7は、各圧電体層12の主面12aに設けられている。内部電極8,9は、各圧電体層12の主面12bに設けられている。
一端の圧電体層11と圧電体層12とは、内部電極6,7を介して互いに対向している。圧電体層12と中央の圧電体層11とは、内部電極8,9を介して互いに対向している。中央の圧電体層11と圧電体層12とは、内部電極6,7を介して互いに対向している。圧電体層12と他端の圧電体層11とは、内部電極8,9を介して互いに対向している。言い換えると、外部電極3,4と内部電極6,7とは、一端の圧電体層11を介して互いに対向している。内部電極6,7と内部電極8,9とは、各圧電体層12を介して互いに対向している。内部電極8,9と外部電極5とは、他端の圧電体層11を介して互いに対向している。これらの各電極の対向方向は、いずれも主面対向方向と一致している。
外部電極3は、主面2a(つまり主面11a)に設けられている。外部電極4は、外部電極3から離間して主面2aに設けられている。外部電極3,4は、主面対向方向から見て、主面2aの外縁2eから離間している。外部電極3,4と外縁2eとの離間距離は、20μm以上である。
外部電極3は、角部A1に設けられている。外部電極3は、複数のスルーホール導体10aに接続された電極層31と、電極層31を覆う電極層32と、を有している。電極層31は、主面対向方向から見て、円形状を呈している。電極層32は、主面対向方向から見て、電極層31と同心の円形状を呈している。電極層32の面積は、主面対向方向から見て、電極層31の面積よりも大きく、電極層32は、電極層31の全体を覆っている。電極層32は、主面対向方向から見て電極層31と重なる部分と、電極層31の外側に位置し、主面2aに接触する部分と、を有している。
外部電極4は、複数のスルーホール導体20aに接続された電極層41と、電極層41を覆う電極層42と、を有している。電極層41は、主面対向方向から見て、矩形状を呈している。電極層41は、角部A2に設けられている。電極層42は、主面対向方向から見て、矩形状の圧電素体2から、外部電極3,4と外縁2eとの離間領域及び外部電極3の配置領域が除外された領域に設けられている。
電極層42は、主面対向方向から見て、各角部A1〜A4において、丸い角を有している。ここで、丸い角とは、2つの直線の交わりからなる角ではなく、2つの直線の端部同士が曲線で接続されてなる湾曲した角を意味する。主面対向方向から見て、電極層42の丸い角は、電極層42の外縁のうち、外縁2eに沿う2つの直線の端部同士が曲線で接続されてなる湾曲した角である。電極層42の面積は、主面対向方向から見て、電極層41の面積よりも大きく、電極層42は、電極層41の全体を覆っている。電極層42は、主面対向方向から見て電極層41と重なる部分と、電極層41の外側に位置し、主面2aに接触する部分と、を有している。
外部電極5は、主面2bに設けられている。外部電極5は、主面対向方向から見て、主面2bの外縁2fから離間している。外部電極5と外縁2fとの離間距離は、20μm以上である。外部電極5は、主面対向方向から見て、矩形状の圧電素体2から、外部電極5と外縁2fとの離間領域を除く領域に設けられている。外部電極5は、主面対向方向から見て、各角部A1〜A4において、丸い角を有している。主面対向方向から見て、外部電極5の丸い角は、外部電極5の外縁のうち、外縁2fに沿う2つの直線の端部同士が曲線で接続されてなる湾曲した角である。
図4及び図5は、図3に示される内部電極について説明するための図である。図4は、内部電極6,7について説明するための図であり、圧電体層12、及び内部電極6,7が図示されている。図5は、内部電極8,9について説明するための図であり、中央の圧電体層11及び内部電極8,9が図示されている。
図1〜図5に示されるように、内部電極6,7は、主面対向方向から見て、互いに離間している。内部電極6,7は、主面対向方向から見て、各側面2cから離間している。言い換えると、内部電極6,7は、内部電極6,7が設けられる主面11b,12aのいずれの外縁からも離間している。内部電極6,7と各側面2cとの離間距離は、20μm以上である。
内部電極6は、主面対向方向から見て、円形状を呈している。内部電極6は、角部A2に設けられている。内部電極7は、主面対向方向から見て、矩形状の圧電素体2から、内部電極6,7と各側面2cとの離間領域及び内部電極6の配置領域が除外された領域に設けられている。内部電極7は、主面対向方向から見て、各角部A1〜A4において、丸い角を有している。主面対向方向から見て、内部電極7の丸い角は、内部電極7の外縁のうち、側面2cに沿う2つの直線の端部同士が曲線で接続されてなる湾曲した角である。
内部電極8,9は、主面対向方向から見て、互いに離間している。内部電極8,9は、主面対向方向から見て、各側面2cから離間している。言い換えると、内部電極8,9は、内部電極8,9が設けられる主面11a,12bのいずれの外縁からも離間している。内部電極8,9と各側面2cとの離間距離は、20μm以上である。
内部電極8は、主面対向方向から見て、円形状を呈している。内部電極8は、主面対向方向から見て、角部A1と重なっている。内部電極9は、電極層41と同一形状を呈し、主面対向方向から見て電極層41と一致している。内部電極9は、主面対向方向から見て、圧電素体2から内部電極8,9と各側面2cとの離間領域及び内部電極8の配置領域が除外された領域に設けられている。内部電極9は、主面対向方向から見て、角部A1〜A4において、丸い角を有している。主面対向方向から見て、内部電極9の丸い角は、内部電極9の外縁のうち、側面2cに沿う2つの直線の端部同士が曲線で接続されてなる湾曲した角である。
上述のように、本実施形態の各主面11a,11b,12a,12bは矩形状を呈しているため、それぞれ2つの直線の交わりからなる角を有していると言える。すなわち、各主面11a,11b,12a,12bの角の形状は、電極層42、外部電極5、及び内部電極7,9のそれぞれの角の形状と異なっている。
図6は、図1に示される圧電素子を一部拡大して示す平面図である。図6では、主面2a上に設けられた外部電極3,4の図示が省略されている。図7は、図1(a)及び図6のVII−VII線断面図である。図3、図6及び図7に示されるように、主面対向方向から見て、複数のスルーホール導体10a,10bと、複数のスルーホール導体20a,20bとは、互いに離間するように配置されている。複数のスルーホール導体10a,10bは、角部A1に配置されている。複数のスルーホール導体20a,20bは、角部A2に配置されている。
複数のスルーホール導体10aは、各圧電体層11を貫通している。複数のスルーホール導体10aは、主面対向方向から見て、互いに重なるように配置されている。複数のスルーホール導体10bは、各圧電体層12を貫通している。複数のスルーホール導体10bは、主面対向方向から見て、互いに重なるように配置されている。複数のスルーホール導体10aと複数のスルーホール導体10bとは、主面対向方向から見て、互いに離間するように配置されている。
一端の圧電体層11を貫通する複数のスルーホール導体10aは、電極層31と内部電極7とに物理的、かつ、電気的に接続されている。中央の圧電体層11を貫通する複数のスルーホール導体10aは、内部電極7と内部電極8とに物理的、かつ、電気的に接続されている。他端の圧電体層11を貫通する複数のスルーホール導体10aは、外部電極5と内部電極8とに物理的、かつ、電気的に接続されている。各圧電体層12を貫通する複数のスルーホール導体10bは、内部電極7と内部電極8とに物理的、かつ、電気的に接続されている。複数のスルーホール導体10aと複数のスルーホール導体10bとは、内部電極7又は内部電極8によって互いに電気的に接続されている。
複数のスルーホール導体20aは、各圧電体層11を貫通している。複数のスルーホール導体20aは、主面対向方向から見て、互いに重なるように配置されている。複数のスルーホール導体20bは、各圧電体層12を貫通している。複数のスルーホール導体20bは、主面対向方向から見て、互いに重なるように配置されている。複数のスルーホール導体20aと複数のスルーホール導体20bとは、主面対向方向から見て、互いに離間するように配置されている。
一端の圧電体層11を貫通する複数のスルーホール導体20aは、電極層41と内部電極6とに物理的、かつ、電気的に接続されている。中央の圧電体層11を貫通する複数のスルーホール導体20aは、内部電極6と内部電極9とに物理的、かつ、電気的に接続されている。各圧電体層12を貫通する複数のスルーホール導体20bは、内部電極6と内部電極9とに物理的、かつ、電気的に接続されている。複数のスルーホール導体20aと複数のスルーホール導体20bとは、内部電極6又は内部電極9によって互いに電気的に接続されている。
複数のスルーホール導体10aは、主面対向方向から見て、行列状に配列されている。複数のスルーホール導体10aは、主面対向方向から見て、例えば等間隔で配列されている。複数のスルーホール導体10aは、例えば、等間隔で引かれた格子(すなわち、正方格子)の交点位置に配置されている。複数のスルーホール導体10bは、主面対向方向から見て、行列状に配列されている。複数のスルーホール導体10bは、主面対向方向から見て、例えば等間隔で配列されている。複数のスルーホール導体10bは、例えば、等間隔で引かれた格子(すなわち、正方格子)の交点位置に配置されている。
複数のスルーホール導体10aの配列間隔は、複数のスルーホール導体10bとの配列間隔と等しい。上述のように、複数のスルーホール導体10aと複数のスルーホール導体10bとは、主面対向方向から見て、互いに離間するように配置されている。複数のスルーホール導体10aは、主面対向方向から見て、複数のスルーホール導体10bから行方向及び列方向に配列間隔の1/2ずつ平行移動した位置に配置されている。
複数のスルーホール導体20aは、主面対向方向から見て、行列状に配列されている。複数のスルーホール導体20aは、主面対向方向から見て、例えば等間隔で配列されている。複数のスルーホール導体20aは、例えば、等間隔で引かれた格子(すなわち、正方格子)の交点位置に配置されている。複数のスルーホール導体20bは、主面対向方向から見て、行列状に配列されている。複数のスルーホール導体20bは、主面対向方向から見て、例えば等間隔で配列されている。複数のスルーホール導体20bは、例えば、等間隔で引かれた格子(すなわち、正方格子)の交点位置に配置されている。
複数のスルーホール導体20aの配列間隔は、複数のスルーホール導体20bとの配列間隔と等しい。上述のように、複数のスルーホール導体20aと複数のスルーホール導体20bとは、主面対向方向から見て、互いに離間するように配置されている。複数のスルーホール導体20aは、主面対向方向から見て、複数のスルーホール導体20bから行方向及び列方向に配列間隔の1/2ずつ平行移動した位置に配置されている。本実施形態では、複数のスルーホール導体10aの配列間隔、複数のスルーホール導体10bの配列間隔、複数のスルーホール導体20aの配列間隔、及び複数のスルーホール導体20bの配列間隔は、それぞれ等しい。
複数のスルーホール導体10aにより画定される領域Rは、主面対向方向から見て、n角形状(nは4以上の整数)を呈している。ここでは、領域Rは、主面対向方向から見て、例えば、複数のスルーホール導体10aのうち配列端に位置する各スルーホール導体10a(すなわち、各行の両端に位置する各スルーホール導体10a、及び各列の両端に位置する各スルーホール導体10a)同士を直線で結んでなる多角形を呈している。つまり、領域Rは、この多角形を底面とする柱状を呈している。
本実施形態では、25のスルーホール導体10aが、5×5(すなわち、5行5列)の行列状に配列され、領域Rは、主面対向方向から見て、四角形状(より具体的には、正方形状)を呈している。つまり、領域Rは、四角柱状(より具体的には、正方柱状)を呈している。複数のスルーホール導体10b、複数のスルーホール導体20a、及び複数のスルーホール導体20aのそれぞれは、複数のスルーホール導体10aと同様に領域Rを画定している。
外部電極3〜5、内部電極6〜9、及び複数のスルーホール導体10a,10b,20a,20bは、例えばAg、Pd、又はCuからなり、いずれも導体である。これらの導体は、導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体として構成される。外部電極3のうち電極層31、外部電極4のうち電極層41、内部電極6〜9、及び複数のスルーホール導体10a,10b,20a,20bは、焼成時の収縮率を圧電素体2に近づけるため、圧電素体2を構成する圧電材料を共材として含有している。外部電極3のうち電極層32、及び外部電極4のうち電極層42は、この圧電材料を含有していない。すなわち、電極層32,42の圧電材料の含有率は、電極層31,41の圧電材料の含有率よりも小さい。このため、電極層32,42の導電性は、電極層31,41の導電性よりも高い。
図8は、図1の圧電素子を備える電子機器の平面図である。図9は、図8のIX−IX線断面図である。図8及び図9に示される電子機器50Aは、例えば、振動デバイスである。電子機器50Aは、圧電素子1と、振動体51と、引出電極52,53と、接着部材54と、を備えている。
振動体51は、金属板55と、金属板55上に配置された絶縁層56と、を備えている。振動体51は、主面対向方向から見て、例えば矩形状を呈する板状部材である。振動体51は、絶縁層56を介して金属板55と圧電素子1の主面2aとが対向するように配置されている。金属板55は、例えばNi、ステンレス鋼、黄銅、又はインバー材(Ni−Mn−Fe)からなっている。絶縁層56は、例えばポリイミド樹脂又はエポキシ樹脂である。絶縁層56は、金属板55の一方の主面の全体を覆っている。絶縁層56の厚さは、例えば5μmである。
引出電極52,53は、例えばAu、Sn、又はNiからなっている。引出電極52,53は、互いに離間して絶縁層56上に配置されている。引出電極52は、外部電極3と物理的、かつ、電気的に接続されている。引出電極53は、外部電極4と物理的、かつ、電気的に接続されている。接着部材54は、例えばエポキシ樹脂又はアクリル樹脂である。接着部材54は、圧電素子1と振動体51とを接合し、圧電素子1を振動体51に固定している。
電子機器50Aでは、例えば、引出電極52,53を介して外部電極3,4に極性の異なる電圧が印加されると、外部電極4、内部電極7、内部電極9、及び外部電極5の間で電界が発生する。これにより、一端の圧電体層11における外部電極4と内部電極7とで挟まれた領域、中央の圧電体層11における内部電極7と内部電極9とで挟まれた領域、他端の圧電体層11における外部電極5と内部電極9とで挟まれた領域、及び圧電体層12における内部電極6と内部電極9とで挟まれた領域が圧電的に活性な活性領域となり、活性領域に変位が発生する。印加される電圧が交流電圧であれば、圧電素子1は、交流電圧の周波数に応じて伸縮を繰り返す。圧電素子1と振動体51とは、接着部材54により互いに接合されている。このため、振動体51は、圧電素子1における伸縮の繰り返しに応じて、圧電素子1と一体に撓み振動を行う。
図10は、変形例に係る電子機器の断面図である。図10に示される電子機器50Bは、引出電極52,53を備えていない点で電子機器50Aと主に相違している。電子機器50Bでは、振動体51は絶縁層56を備えず、金属板55が振動体51を構成している。圧電素子1は、主面2bを振動体51と対向させると共に、主面2aを露出させた状態で、接着部材54により振動体51に固定されている。接着部材54は、導電性フィラーを含み、外部電極5と金属板55とを電気的に接続している。電子機器50Bでは、例えば外部電極4にリード線を接続し、リード線を介して外部電極4に電圧を印加することができる。また、例えば金属板55を介して外部電極5に電圧を印加することができる。電子機器50Bは、外部電極4,5に極性の異なる電圧が印加されることにより、電子機器50Aと同様に駆動され、振動体51が撓み振動を行う。
以上説明したように、本実施形態に係る圧電素子1では、外部電極4,5及び内部電極7,9は、丸い角を有している。圧電素子1では、これらの各電極の間に活性領域が形成され、各電極の外縁が活性領域と不活性領域との境界となる。このような場合でも、角が丸い形状によれば、これらの各電極の角の部分に駆動時の変位に伴う応力が集中するのを抑制可能となる。これにより、圧電体層のクラックを抑制することができる。
外部電極3は、スルーホール導体10aに接続された電極層31と、電極層31を覆う電極層32と、を有している。主面対向方向から見て、電極層32の面積は、電極層31の面積よりも大きく、電極層32は、電極層31の全体を覆っている。このため、電極層31の剥がれを抑制することができる。
電極層32,42の圧電材料の含有率は、電極層31,41の圧電材料の含有率よりも小さい。このため、電極層32,42の導電率は、電極層31,41の導電率よりも高い。したがって、電極層32,42を設けることにより、外部電極3,4の導電性を向上させることができる。また、電極層32,42を設けることにより、外部電極3,4の厚さ(主面対向方向の長さ)が増すので、はんだ食われを抑制することができる。
圧電素体2のうち、角部A1は、スルーホール導体10a,10bが設けられていることにより変位し難く、角部A2は、スルーホール導体20a,20bが設けられていることにより変位し難い。したがって、これらの部分にはクラックが発生し難い。また、外部電極4,5及び内部電極7,9は、角部A3,A4において、丸い角を有している。したがって、これらの部分にもクラックが発生し難い。
圧電素子1では、外部電極3,4に異なる極性の電圧が印加される。外部電極3に電気的に接続されたスルーホール導体10a,10bと、外部電極4に電気的に接続されたスルーホール導体20a,20bとは、互いに対角に位置する角部A1,A2に配置されている。これにより、スルーホール導体10a,10bと、スルーホール導体20a,20bと、が十分に離間されるので、短絡の発生が抑制される。
本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
図11は、第一変形例に係る圧電素子の上面図である。図11に示されるように、第一変形例に係る圧電素子1Aでは、外部電極3,4の配置及び外部電極4の形状の点で実施形態に係る圧電素子1と相違している。すなわち、外部電極3の電極層31,32は、角部A1と角部A4との間に位置する中間部A5に設けられている。外部電極4の電極層41は、角部A2と角部A3との間に位置する中間部A6に設けられている。外部電極4の電極層42は、主面対向方向から見て、角部A1〜A4及び中間部A5のそれぞれにおいて、丸い角を有している。
図示を省略するが、内部電極6は、電極層41に対応して、中間部A6に設けられている。内部電極7は、角部A1〜A4及び中間部A6のそれぞれにおいて、丸い角を有している。内部電極8は、電極層31に対応して、中間部A5に配置されている。内部電極9は、角部A1〜A4及び中間部A5のそれぞれにおいて、丸い角を有している。複数のスルーホール導体10a,10bは、電極層31に対応して、中間部A5に配置されている。複数のスルーホール導体20a,20bは、電極層41に対応して、中間部A6に配置されている。
図12は、第二変形例に係る圧電素子の上面図である。図12に示されるように、第二変形例に係る圧電素子1Bでは、外部電極3,4の配置及び外部電極4の形状の点で実施形態に係る圧電素子1と相違している。すなわち、外部電極3と外部電極4の電極層41とは、中間部A5に設けられている。外部電極3と電極層41とは、角部A1から角部A4に向かって、この順で並んで設けられている。外部電極4の電極層42は、主面対向方向から見て、角部A1〜A4及び中間部A5のそれぞれにおいて、丸い角を有している。
図示を省略するが、内部電極6は、電極層41に対応して、中間部A5に設けられている。内部電極7は、角部A1〜A4及び中間部A5のそれぞれにおいて、丸い角を有している。内部電極8は、電極層31に対応して、中間部A5に設けられている。内部電極9は、角部A1〜A4及び中間部A5のそれぞれにおいて、丸い角を有している。複数のスルーホール導体10a,10bは、電極層31に対応して、中間部A5に配置されている。複数のスルーホール導体20a,20bは、電極層41に対応して、中間部A5に配置されている。
以上説明したように、圧電素子1A,1Bにおいても、外部電極4,5及び内部電極7,9は、丸い角を有しているので、圧電素子1と同様に、圧電体層11,12のクラックを抑制することができる。複数のスルーホール導体10a,10b,20a,20bは、主面対向方向から見て角部A1〜A4、及び中間部A5,A6に限られず、圧電素体2の他の部分に設けられてもよい。
1Aでは、複数のスルーホール導体10aが大径の1つのスルーホール導体で置き換えられていてもよいし、複数のスルーホール導体10bが大径の1つのスルーホール導体で置き換えられていてもよいし、複数のスルーホール導体20aが大径の1つのスルーホール導体で置き換えられていてもよいし、複数のスルーホール導体20bが大径の1つのスルーホール導体で置き換えられていてもよい。圧電素子1,1A,1Bは、積層型圧電素子でなくてもよい。つまり、圧電素体2が1つの圧電体層により構成されていてもよい。
外部電極3は、電極層31を含まず、電極層32が複数のスルーホール導体10aに直接接続される構成であってもよい。外部電極4は、電極層41を含まず、電極層42が複数のスルーホール導体20aに直接接続される構成であってもよい。外部電極3は、主面対向方向から見て、円形状に限らず、星形、又は楕円形状等の形状を呈していてもよい。外部電極4,5及び内部電極7,9のうち少なくとも1つが、主面対向方向から見て、丸い角を1つ以上有していればよい。
1,1A,1B…圧電素子、3〜5…外部電極、31,32,41,42…電極層、6〜9…内部電極、10a,10b,20a,20b…スルーホール導体、11,12…圧電体層、11a,11b,12a,12b…主面、A1〜A4…角部、R…領域。

Claims (5)

  1. 矩形状を呈するとともに互いに対向する第一及び第二主面を有し、圧電材料からなる圧電体層と、
    前記第一主面に設けられた第一電極と、
    前記第一電極から離間して前記第一主面に設けられた第二電極と、
    前記第一電極と対向するように前記第二主面に設けられた第三電極と、
    前記圧電体層を貫通し、前記第二電極と前記第三電極とに接続された第一スルーホール導体と、
    前記第三電極から離間して前記第二主面に設けられた第四電極と、
    前記圧電体層を貫通し、前記第一電極と前記第四電極とに接続された第二スルーホール導体と、を備え、
    前記第一電極は、前記第一及び第二主面の対向方向から見て、丸い角を有している、圧電素子。
  2. 前記第二電極は、前記第一スルーホール導体に接続された第一電極層と、前記第一電極層を覆う第二電極層と、を有し、
    前記対向方向から見て、前記第二電極層の面積は、前記第一電極層の面積よりも大きい、請求項1に記載の圧電素子。
  3. 前記第二電極層の前記圧電材料の含有率は、前記第一電極層の前記圧電材料の含有率よりも小さい、請求項2に記載の圧電素子。
  4. 記第一スルーホール導体は、前記対向方向から見て、前記圧電体層の第一角部に配置され、
    前記第二スルーホール導体は、前記対向方向から見て、前記第一角部の対角に位置する第二角部に配置され、
    前記第一電極は、前記第一及び第二角部と隣り合う前記圧電体層の一対の第三角部のそれぞれにおいて、前記対向方向から見て、丸い角を有している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の圧電素子。
  5. 前記第三電極は、前記対向方向から見て、丸い角を有している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の圧電素子。
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