JP6771361B2 - 認証方法、認証装置及び学習方法 - Google Patents

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Description

本発明は認証方法、認証装置及び学習方法に関する。
最近は、顔認識、指紋認識などの様々な方式によりユーザ認証が行われている。ユーザ認証のために用いられる認識装置は、人の神経網に類似の構造を有する。認識装置の内部構造が複雑になるほど認識性能は向上するが、認識装置の出力は遅延される。例えば、認識装置に含まれるレイヤの数が増加するにつれて認識装置の出力は遅延されることになる。
本発明の目的は、認証方法、認証装置及び学習方法を提供することである。
一側面に係る認証方法は、入力画像を、複数のレイヤを含む認識装置に提供するステップと、前記認識装置内の少なくとも1つの中間レイヤによって出力される前記入力画像の少なくとも1つの特徴値と前記中間レイヤに対応する登録画像の少なくとも1つの特徴値とに基づいて前記入力画像の認証を行うステップとを含む。
前記入力画像の認証を行うステップは、前記入力画像に対する受諾又は拒絶を決定するステップを含み得る。前記複数のレイヤは、ディープラーニングネットワークのレイヤであり得る。前記少なくとも1つの中間レイヤは複数の中間レイヤであり、前記入力画像の認証を行うステップは、それぞれの中間レイヤによって出力される前記入力画像の特徴値とそれぞれの中間レイヤに対応する登録画像の特徴値とに基づいて前記入力画像の認証の成否を決定するステップを含み得る。
前記入力画像の認証を行うステップは、前記中間レイヤによって出力される前記入力画像の少なくとも1つの特徴値と前記中間レイヤに対応する前記登録画像の少なくとも1つの特徴値とに基づいて類似度を決定するステップと、前記類似度と閾値とに基づいて前記入力画像の認証を行うステップとを含み得る。前記入力画像の認証を行うステップは、前記類似度が前記中間レイヤに対する他人受入率に対応する類似度を超える場合、前記入力画像に対する受諾を決定するステップを含み得る。
前記入力画像の認証を行うステップは、前記類似度が前記中間レイヤに対する認証率に対応する類似度未満である場合、前記入力画像に対する拒絶を決定するステップを含み得る。前記入力画像の認証を行うステップは、前記類似度が前記中間レイヤに対する認証率に対応する類似度を超え前記中間レイヤに対する他人受入率に対応する類似度未満である場合、前記認識装置の次のレイヤに進行するステップをさらに含み得る。
前記閾値は他人受入率によって決定された第1閾値と認証率によって決定された第2閾値とを含み得る。前記第1閾値は前記第2閾値よりも大きい。
前記入力画像の認証を行うステップは、前記中間レイヤによって出力される前記入力画像の少なくとも1つの特徴値と前記中間レイヤに対応する前記登録画像の少なくとも1つの特徴値とに基づいて距離を決定するステップと、前記距離及び閾値に基づいて前記入力画像の認証を行うステップとを含み得る。前記入力画像の認証を行うステップは、前記距離が前記中間レイヤに対する他人受入率に対応する距離未満である場合、前記入力画像に対する受諾を決定するステップを含み得る。
前記入力画像の認証を行うステップは、前記距離が前記中間レイヤに対する認証率に対応する距離を超える場合、前記入力画像に対する拒絶を決定するステップを含み得る。前記入力画像の認証を行うステップは、前記距離が前記中間レイヤに対する他人受入率に対応する距離を超え前記中間レイヤに対する認証率に対応する距離未満である場合、前記認識装置の次のレイヤに進行するステップをさらに含み得る。前記閾値は、他人受入率によって決定された第1閾値と認証率によって決定された第2閾値とを含み得る。前記第1閾値は前記第2閾値よりも大きい。
前記入力画像の認証を行うステップは、前記認識装置内の最終レイヤによって出力される前記入力画像の特徴値と前記最終レイヤに対応する前記登録画像の特徴値とに基づいて前記入力画像の認証の成否を決定するステップをさらに含み得る。前記認証方法は、前記登録画像を前記認識装置に提供するステップと、前記中間レイヤによって出力される少なくとも1つの特徴値と最終レイヤによって出力される少なくとも1つの特徴値とを前記登録画像の特徴値として格納するステップとをさらに含み得る。前記認証方法は、カメラから前記登録画像を受信するステップをさらに含み得る。前記少なくとも1つの中間レイヤは、前記複数のレイヤのうち複数の中間レイヤを含み得る。前記複数のレイヤは、少なくとも1つの畳み込みレイヤ及びプーリングレイヤを含み得る。
一側面に係る学習方法は、複数のレイヤを含む認識装置を学習させるステップと、予め決定した性能指標に基づいて前記認識装置内の中間レイヤのための第1閾値を決定するステップと、前記性能指標に基づいて前記認識装置内の最終レイヤのための第2閾値を決定するステップとを含む。
前記学習方法は、検証データを前記認識装置に提供するステップと、前記中間レイヤによって出力される中間特徴値の間の第1類似度を決定するステップと、前記最終レイヤによって出力される最終特徴値の間の第2類似度を決定するステップと、前記第1類似度に基づいて前記第1閾値を決定するステップと、前記第2類似度に基づいて前記第2閾値を決定するステップとをさらに含み得る。
前記学習方法は、検証データを前記認識装置に提供するステップと、前記中間レイヤによって出力される中間特徴値の間の第1距離を決定するステップと、前記最終レイヤによって出力される最終特徴値の間の第2距離を決定するステップと、前記第1距離に基づいて前記第1閾値を決定するステップと、前記第2距離に基づいて前記第2閾値を決定するステップとをさらに含み得る。
前記第1閾値及び前記第2閾値は、入力画像に対する受諾又は拒絶のためのものであり得る。
前記第1閾値を決定するステップは、前記中間レイヤによって出力される第1中間特徴値と前記中間レイヤによって出力される第2中間特徴値との間の類似度に基づいて前記第1閾値を決定するステップを含み得る。
前記第1閾値を決定するステップは、前記中間レイヤによって出力される第1中間特徴値と前記中間レイヤによって出力される第2中間特徴値との間の距離に基づいて前記第1閾値を決定するステップを含み得る。
前記認識装置を学習させるステップは、学習サンプルに対する前記中間レイヤの出力、前記学習サンプルに対する前記最終レイヤの出力、及び前記学習サンプルのラベル値に基づいて前記認識装置を学習させるステップを含み得る。
前記認識装置を学習させるステップは、前記中間レイヤの出力が入力された第1ネットワークによって出力された中間特徴値、前記最終レイヤの出力が入力された第2ネットワークによって出力された最終特徴値、及び学習サンプルのラベルに基づいて前記認識装置を学習させるステップを含み得る。
一側面に係る認証装置は、複数のレイヤのうち少なくとも1つの中間レイヤによって入力画像の少なくとも1つの特徴値を出力する認識装置と、前記少なくとも1つの中間レイヤによって出力された前記入力画像の少なくとも1つの特徴値と前記中間レイヤに対応する登録画像の少なくとも1つの特徴値とに基づいて前記入力画像の認証を行う認証処理部とを含む。
前記認証処理部は、前記入力画像に対する受諾又は拒絶を決定し得る。前記複数のレイヤは、ディープラーニングネットワークのレイヤであり得る。前記少なくとも1つの中間レイヤは複数の中間レイヤであり得る。
前記認証処理部は、それぞれの中間レイヤによって出力される前記入力画像の特徴値とそれぞれの中間レイヤに対応する登録画像の特徴値とに基づいて前記入力画像の認証の成否を決定し得る。前記認証処理部は、前記中間レイヤによって出力される前記入力画像の少なくとも1つの特徴値と前記中間レイヤに対応する前記登録画像の少なくとも1つの特徴値とに基づいて類似度を決定し、前記類似度と閾値とに基づいて前記入力画像の認証を行い得る。
前記認証処理部は、前記中間レイヤによって出力される前記入力画像の少なくとも1つの特徴値と前記中間レイヤに対応する前記登録画像の少なくとも1つの特徴値とに基づいて距離を決定し、前記距離及び閾値に基づいて前記入力画像の認証を行い得る。前記認証処理部は、前記登録画像を前記認識装置に提供し、前記中間レイヤによって出力される少なくとも1つの特徴値と最終レイヤによって出力される少なくとも1つの特徴値とを前記登録画像の特徴値として格納し得る。
本発明によると、認証方法、認証装置及び学習方法を提供することができる。
一実施形態に係る認証装置を示すブロック図である。 一実施形態に係る認証処理部を示すブロック図である。 一実施形態に係る複数のレイヤを含む認識装置を示すブロック図である。 一実施形態に係る登録画像の特徴値の生成過程を示すブロック図である。 一実施形態に係る複数の中間レイヤを説明する図である。 一実施形態に係る性能指標による閾値を説明する図である。 一実施形態に係る性能指標による閾値を説明する図である。 一実施形態に係るグラフの形態と認識装置性能との間の関係を説明する図である。 一実施形態に係る認証処理部の動作を示すフローチャートである。 一実施形態に係る学習装置及び認識装置を示すブロック図である。 一実施形態に係る閾値の決定過程を示すブロック図である。 一実施形態に係る認識装置の学習過程を示すブロック図である。 他の実施形態に係る認識装置の学習過程を示すブロック図である。 一実施形態に係る複数の認識装置の学習過程を示すブロック図である。 更なる実施形態に係る認識装置の学習過程を示すブロック図である。 一実施形態に係る閾値の決定過程を示すフローチャートである。 一実施形態に係る認証過程を示すフローチャートである。 一実施形態に係る認識装置の内部構造及び認証過程を示すブロック図である。 実施形態に係る認識装置の内部構造及び認識装置の学習過程を示すブロック図である。 一実施形態に係る電子装置を示すブロック図である。
以下、添付する図面を参照しながら実施形態を詳細に説明する。各図面に提示された同一の参照符号は同一の要素を示す。下記で説明される実施形態は、ユーザインタフェースに、例えば、カメラを通した本人認証に用いてもよい。
図1は、一実施形態に係る認証装置を示すブロック図である。図1を参照すると、認証装置100は、認識装置110及び認証処理部120を含む。認識装置110及び認証処理部120はそれぞれ1つ以上のハードウェアモジュール、1つ以上のソフトウェアモジュール又はその様々な組合せで具現化できる。
認識装置110は、入力画像(例えば、ユーザの顔画像又は指紋画像など)を受信し、入力画像に対応する特徴値を出力する。認識装置110は、入力画像から特徴値を抽出する複数のレイヤを含む。複数のレイヤは、ディープラーニング(Deep Learning(DL))ネットワーク構造のレイヤであってよく、入力画像は、カメラ、通信モジュール、及びメモリなどから受信され得る。
認証処理部120は、認識装置110によって出力された特徴値に基づいて認証結果を出力する。例えば、認証処理部120は、認識装置110によって出力された特徴値に基づいて、入力画像の顔が、登録されたユーザの顔であるか否かを判定し、判定結果に基づいて認証結果を出力し得る。認証結果は、入力画像が、登録された画像と一致するか否かを示す情報として、例えば、認証成功を示す受諾及び認証失敗を示す拒絶を含む。認証結果は暗号化アプリケーションなどに伝えられ、例えば、オンライン決済及び端末のロック解除などのために用いられる。
後で詳細に説明するが、認証装置100は入力画像に対する早い認証(early authentication)を行う。早い認証は、認識装置110に含まれる複数のレイヤのうち、最初のレイヤ又は中間レイヤによって出力される特徴値に基づいて実行され、早い受諾(early acceptance)又は早い拒絶(early rejection)を含む。ここで、最初のレイヤ及び中間レイヤは、複数のレイヤのうち最終レイヤを除いた残りのレイヤを含む。以下では、中間レイヤは、複数のレイヤのうち最終レイヤを除いた残りのレイヤを意味する。したがって、最後の中間レイヤによる早い認証が失敗したとき、最終レイヤが認証のために利用され得る。
早い認証によって認証速度が向上し得る。例えば、複数のレイヤを含む認識装置110の場合、中間レイヤの出力値が先に生成されて最終レイヤの出力値を生成するために利用され得る。したがって、中間レイヤの出力値を適切に利用することで、最終レイヤの出力値のみを用いる場合に比べて認証速度が向上される。実施形態により、指定された数の中間レイヤが早い認証に利用され得る。例えば、奇数レイヤ、あるいは偶数レイヤが早い認証に利用され得る。指定された数のレイヤは、学習過程、あるいはネットワーク構造に基づくものである。
認識装置110は、学習サンプルによって予め学習され、学習の後に早い認証のための閾値が決定される。具体的な学習過程及び早い認証のための閾値決定の過程については後述することにする。
図2は、一実施形態に係る認証処理部を示すブロック図である。図2を参照すると、認証処理部120は、入力画像と登録画像との距離に基づいて入力画像に対する認証の成否を決定する。登録画像は、認証の基準となる画像を意味する。例えば、認証処理部120は、複数の入力画像の特徴値及び登録画像の特徴値を受信し、入力画像の特徴値と登録画像の特徴値との間の距離を算出する。入力画像と登録画像とが類似するほど、入力画像の特徴値と登録画像の特徴値との間の距離は小さく算出され、入力画像と登録画像とが互いに異なるほど、入力画像の特徴値と登録画像の特徴値との間の距離は大きく算出される。
認証処理部120は、算出された距離と閾値とを比較することによって入力画像に対する認証の成否を決定し、認証結果を出力し得る。例えば、算出された距離が閾値よりも小さい場合、認証処理部120は、入力画像が登録画像とユーザを認証するために十分に類似するものと判定して認証成功を示す受諾を出力する。一方、算出された距離が閾値よりも大きい場合、認証処理部120は認証失敗を示す拒絶を出力する。
早い認証動作を説明する前に、入力画像の特徴値及び登録画像の特徴値を説明することにする。入力画像の特徴値は、図1に示す認識装置110から送信され、登録画像の特徴値は格納部(図示せず)から送信される。登録画像の特徴値は、登録ステップで格納部に予め格納される。実施形態によって、登録画像の特徴値も認識装置から送信され得る。この場合、登録画像の特徴値は、認識装置を用いて登録画像からリアルタイムに抽出される。
入力画像の特徴値及び登録画像の特徴値は認識装置のレイヤにより区分できる。例えば、入力画像を認識装置に入力したとき、認識装置の中間レイヤによって出力される特徴値は入力画像の中間特徴値と称され、認識装置の最終レイヤによって出力される特徴値は入力画像の最終特徴値と称される。同様に、登録画像を認識装置に入力したとき、中間レイヤによって出力される特徴値は登録画像の中間特徴値と称され、最終レイヤによって出力される特徴値は登録画像の最終特徴値と称される。また、中間レイヤに対応する距離は中間距離と称され、最終レイヤに対応する距離は最終距離と称される。中間距離は、入力画像の中間特徴値及び登録画像の中間特徴値に基づいて決定され、最終距離は、入力画像の最終特徴値及び登録画像の最終特徴値に基づいて決定される。中間距離は早い認証に利用され得る。
入力画像の認証のために用いられる閾値は、予め決定した性能指標に基づいて決定される。性能指標は、他人受入率(False Acceptance Rate:FAR)に関する指標及び認証率(Verification Rate:VR)に関する指標を含む。FARは、登録画像のオブジェクトと入力画像のオブジェクトとが互いに異なっても、登録画像のオブジェクトと入力画像のオブジェクトとを同一であると間違って認識する比率を示す。VRは、登録画像のオブジェクトと入力画像のオブジェクトとが同一である場合、登録画像のオブジェクトと入力画像のオブジェクトとを同一であると正しく認識する比率を示す。例えば、閾値がFARに基づいて決定された場合、認証処理部120は、入力画像と登録画像との間の距離が閾値未満であるかを判定して入力画像を受諾する。また、閾値がVRに基づいて決定された場合、認証処理部120は、入力画像と登録画像との間の距離が閾値を超えるかを判定して入力画像を拒絶する。
閾値は、認識装置の複数のレイヤそれぞれに対して決定される。言い換えれば、複数のレイヤそれぞれは、入力画像の認証の成否を決定するための閾値を有する。例えば、中間レイヤに対しては中間閾値(中間閾値の距離)が決定され、最終レイヤに対しては最終閾値(最終閾値の距離)が決定される。認証処理部120は、中間距離と中間閾値(中間閾値の距離)とに基づいて入力画像の認証の成否を決定する。例えば、認証処理部120は、中間距離と中間閾値(中間閾値の距離)とを比較することで入力画像の認証の成否を決定する。前述したように、中間距離は、入力画像に対する早い受諾又は早い拒絶を決定する早い認証に利用され得る。以下、中間レイヤに対する性能指標はFAR1及びVR1と称され、最終レイヤに対する性能指標はFAR2及びVR2と称される。FAR1とFAR2及びVR1とVR2は互いに独立的に決定され得る。
一態様によると、FAR1に基づいて決定された閾値はFAR1に対応する距離として決定され、早い受諾に利用され得る。例えば、認証処理部120は、中間距離がFAR1に対応する距離未満である場合、入力画像に対する早い受諾を決定する。また、VR1に基づいて決定された閾値はVR1に対応する距離として決定され、早い拒絶に利用され得る。例えば、認証処理部120は、中間距離がVR1に対応する距離を超える場合、入力画像に対する早い拒絶を決定する。入力画像がこのような早い認証の条件を満たせば、入力画像に対するさらに多くの追加的な処理なしで認証手続を終了することができるため、認証速度の向上を図ることができる。
認証処理部120は早い認証に失敗した場合、続いて認証を向上させることができる。例えば、中間距離がFAR1に対応する距離を超え、VR1に対応する距離未満である場合、認証処理部120は早い認証に失敗する可能性がある。この場合、認証処理部120は、最終距離に基づいて入力画像に対する認証を向上させ得る。認証処理部120は、最終距離と最終閾値(最終閾値の距離)とを比較することによって、入力画像の認証の成否を決定する。例えば、認証処理部120は、最終距離がFAR2に対応する距離未満である場合、入力画像に対する受諾を決定する。また、認証処理部120は、最終距離がVR2に対応する距離を超える場合、入力画像に対する拒絶を決定する。
最終距離に基づいた認証が失敗した場合、ポリシーに基づく決定によって認証が進行される。例えば、認証失敗で認証が終了したり、新しい入力画像に基づいて認証を向上させたり、従来入力画像に基づいて認証を再び試みることができる。
図3は、一実施形態に係る複数のレイヤを含む認識装置を示すブロック図である。図3を参照すると、一実施形態に係る認識装置110は、入力レイヤ111、中間レイヤ112、及び最終レイヤ113を含む。入力レイヤ111、中間レイヤ112及び最終レイヤ113は、1つ以上のハードウェアモジュール、1つ以上のソフトウェアモジュール、又はその組合せで具現化される。入力レイヤ111、中間レイヤ112、及び最終レイヤ113は、学習サンプルを用いて予め学習される。具体的な学習過程は後述することにする。
入力レイヤ111は、入力画像を受信して入力画像から特徴値を抽出し、抽出された特徴値を中間レイヤ112に送信する。中間レイヤ112は、入力レイヤ111から受信した特徴値に基づいて入力画像の中間特徴値を抽出及び出力する。図3には中間レイヤ112が1つのブロックで図示されているが、中間レイヤ112は複数のレイヤを含み得る。中間レイヤ112は入力画像の中間特徴値を最終レイヤ113に送信する。最終レイヤ113は、中間レイヤ112から受信した特徴値に基づいて入力画像の最終特徴値を抽出及び出力する。最終レイヤ113及び他の中間レイヤは、入力レイヤ111又は中間レイヤ112のうちいずれか1つによって早い認証が成功した場合、追加的な認証動作を実行しないように具現化できる。
図3では、説明の便宜のために入力レイヤ111と中間レイヤ112とを区分して図示しているが、中間レイヤ112は入力レイヤ111を含み得る。この場合、入力レイヤ111によって出力される特徴値も早い認証のために使用され得る。
図4は、一実施形態に係る登録画像の特徴値の生成過程を示すブロック図である。図4を参照すると、一実施形態に係る認識装置110は、登録画像に基づいて登録画像の特徴値を出力する。登録画像(例えば、認証のためのユーザの顔画像)は、カメラ、通信モジュール、及びメモリなどから受信される。例えば、登録画像の特徴値は、認証手続が実行される前にメモリ130に予め格納される。
前述したように、登録画像の特徴値は、入力画像の特徴値のように複数のレイヤに対応して生成される。例えば、中間レイヤによって登録画像の中間特徴値が生成され、最終レイヤによって登録画像の最終特徴値が生成される。メモリ130は、中間レイヤに対応して登録画像の中間特徴値を格納し、最終レイヤに対応して登録画像の最終特徴値を格納する。また、メモリ130は、中間レイヤに対応して中間閾値を格納し、最終レイヤに対応して最終閾値を格納する。一態様によると、メモリ130は、登録画像の特徴値を格納し、認証が実行されることに応答して登録画像の特徴値を認証処理部に送信する。他の側面によると、登録画像の特徴値は、メモリ130に予め格納されることなく、認識装置110によってリアルタイムに抽出され、認証処理部に送信され得る。この場合、メモリ130は、登録画像の特徴値の代わりに登録画像そのものを格納することもできる。
図5は、一実施形態に係る複数の中間レイヤを説明する図である。図5を参照すると、一実施形態に係る認識装置115は、入力レイヤ116、中間レイヤ117及び最終レイヤ118を含み、中間レイヤ117は、第1中間レイヤ及び第2中間レイヤないし第n中間レイヤを含む。図5には図示していないが、実施形態によって入力レイヤ116は特徴値を出力し、該当の特徴値はメモリ130に格納された登録画像の特徴値と比較され得る。
入力レイヤ116は、入力画像から特徴値を抽出し、抽出された特徴値を中間レイヤ117に送信する。中間レイヤ117は複数のレイヤを含み、複数のレイヤそれぞれは中間特徴値を抽出及び出力する。具体的に、第1中間レイヤは、入力レイヤ116から受信した特徴値に基づいて入力画像の第1中間特徴値を抽出及び出力する。第2中間レイヤは、入力画像の第1中間特徴値に基づいて入力画像の第2中間特徴値を抽出及び出力する。第n中間レイヤは、第(n−1)特徴値に基づいて入力画像の第n中間特徴値を抽出及び出力する。第2中間レイヤと第n中間レイヤとの間には複数のレイヤが含まれ得る。最終レイヤ118は、入力画像の第n中間特徴値に基づいて入力画像の最終特徴値を抽出及び出力する。
メモリ130には、認識装置115の複数のレイヤに対応する登録画像の特徴値が予め格納される。登録画像の特徴値は、認識装置115によって予め生成され、メモリ130に格納され得る。例えば、メモリ130には、第1中間レイヤに対応する登録画像の第1中間特徴値、第2中間レイヤに対応する登録画像の第2中間特徴値、第n中間レイヤに対応する登録画像の第n中間特徴値、及び最終レイヤ118に対応する登録画像の最終特徴値が予め格納され得る。
中間レイヤ117及び最終レイヤ118から出力される入力画像の特徴値は、登録画像の特徴値と順次比較され、入力画像の特徴値と登録画像の特徴値との間の距離に応じて入力画像の早い認証又は最終認証の成否が決定され得る。
図5は、説明の便宜のために入力レイヤ116と中間レイヤ117とを区分して示されているが、中間レイヤ117は入力レイヤ116を含み得る。この場合、入力レイヤ116は最初の中間レイヤとして動作する。
図6A及び図6Bは、一実施形態に係る性能指標による閾値を説明する図である。図6Aを参照すると、同一オブジェクトに対するグラフ及び非同一オブジェクトに対するグラフが図示されている。予め学習された認識装置に同一オブジェクトに対する検証データを提供して同一オブジェクトに関するグラフが取得され、認識装置に非同一オブジェクトに対する検証データを提供して非同一オブジェクトに関するグラフが取得される。ここで、x軸は特徴値間の距離を示し、y軸はサンプルペアの数を示す。
例えば、オブジェクトAに対する第1サンプルから抽出された特徴値とオブジェクトAに対する第2サンプルから抽出された特徴値との間の距離が算出されれば、同一オブジェクトに対するグラフで該当距離のサンプルペアの数が増加する。また、オブジェクトAに対する第1サンプルから抽出された特徴値とオブジェクトBに対する第1サンプルから抽出された特徴値との間の距離が算出されれば、非同一オブジェクトに対するグラフで該当距離のサンプルペアの数が増加する。
同一オブジェクトに関するグラフ及び非同一オブジェクトに関するグラフは全て正規分布の形態を有する。入力画像と登録画像との間の距離が同一オブジェクトに関する分布に含まれる場合に入力画像の認証は受諾され、入力画像と登録画像との間の距離が非同一オブジェクトに関する分布に含まれる場合に入力画像の認証は拒絶される。ただし、入力画像と登録画像との間の距離が同一オブジェクトに関する分布及び非同一オブジェクトに関する分布に全て含まれている場合は適切な判断が要求される。
閾値は、図6Aに示すグラフ及び予め決定した性能指標に基づいて決定され得る。性能指標は、他人受入率(FAR)に関する指標及び認証率(VR)に関する指標を含む。例えば、FARは1%に設定され、VRは100%に設定される。この場合、1%のFARに対応する距離α及び100%のVRに対応する距離βが閾値となる。したがって、入力画像の特徴値と登録画像の特徴値との間の距離が距離α未満である場合に入力画像は受諾され、入力画像の特徴値と登録画像の特徴値との間の距離が距離βを超える場合に入力画像は拒絶される。
図6Bを参照すると、距離の代わりに類似度を用いてもよい。特徴値間の距離と特徴値間の類似度とは反比例関係にある。距離の代わりに類似度が用いられる場合にも、FARに関する指標及びVRに関する指標に基づいて閾値が決定され得る。この場合、入力画像の特徴値と登録画像の特徴値との間の類似度がFARに関する閾類似度を超える場合に入力画像は受諾され、入力画像の特徴値と登録画像の特徴値との間の類似度がVRに関する閾類似度未満である場合に入力画像は拒絶される。一実施形態によると、FARは1%に設定され、VRは100%に設定される。
以下、説明の一貫性のために距離を用いる実施形態を説明するが、以下で説明する実施形態は、距離の代わりに類似度を利用するよう変更又は拡張され得る。
図7は、一実施形態に係るグラフの形態と認識装置性能との間の関係を説明する図である。図7を参照すると、低いレイヤに対応するグラフ10と、高いレイヤに対応するグラフ20とが図示されている。レイヤが高いほど同一オブジェクトに関するグラフの中心と非同一オブジェクトに関するグラフの中心とは遠ざかる。言い換えれば、グラフ間の重複領域が減少することになる。重複領域の減少は、認証正確度が増加することを意味する。
上記で説明したように、早い認証によって認証速度が増加する。低いレイヤに対応するグラフ10は、高いレイヤに対応するグラフ20に比べて認証正確度が低いが、低いレイヤの閾値を基準として早い受諾と早い拒絶とが決定される。例えば、入力画像の特徴値と登録画像の特徴値との間の距離がFARによる閾値α1未満である場合に早い受諾が決定され、入力画像の特徴値と登録画像の特徴値との間の距離がVRによる閾値β1を超える場合に早い拒絶が決定され得る。この場合、高いレイヤの演算を実行しなくてもよいため認証速度が増加する。もし、入力画像の特徴値と登録画像の特徴値との間の距離がFARによる閾値α1とVRによる閾値β1との間にある場合、高いレイヤの演算を行って認証を実行することができる。
図8は、一実施形態に係る認証処理部の動作を示すフローチャートである。図8を参照すると、ステップS510において、認証処理部は中間特徴値を受信する。中間特徴値は、入力画像の中間特徴値及び登録画像の中間特徴値を含む。ステップS520において、認証処理部は、中間特徴値の距離Xを決定する。中間特徴値の距離Xは、入力画像の中間特徴値と登録画像の中間特徴値との間の距離として算出される。
ステップS530において、認証処理部は閾値α1及びβ1と距離Xとを比較する。閾値α1はFAR1によって決定され、閾値β1はVR1によって決定され得る。距離Xが閾値α1、β1の範囲外にある場合、認証処理部はステップS540を行う。ステップS540において、認証処理部は認証の成否、言い換えれば、入力画像が認証受諾されたか、認証拒絶されたかを決定する。ステップS540の認証は、上記で説明した早い認証のことを意味する。ステップS540で認証の成否が決定され、認証手続が終了することにより認証速度は増加する。
距離Xが閾値α1、β1の範囲内にある場合、認証処理部はステップS550を行う。ステップS550において、認証処理部は最終特徴値を受信する。最終特徴値は、入力画像の最終特徴値及び登録画像の最終特徴値を含む。ステップS560において、認証処理部は最終特徴値の距離Xを決定する。最終特徴値の距離Xは、入力画像の最終特徴値と登録画像の最終特徴値との間の距離として算出される。
ステップS570において、認証処理部は閾値α2及びβ2と距離Xとを比較する。閾値α2はFAR2によって決定され、閾値β2はVR2によって決定され得る。最終レイヤの閾値α2及びβ2を決定するFAR2及びVR2は、中間レイヤの閾値α1及びβ1を決定するFAR1及びVR1と異なるが、レイヤに関係なく同一のFAR及びVRが用いられてもよい。また、レイヤが増加するほどFAR値及びVR値が増加されたり減少されたりし得る。距離Xが閾値α2、β2の範囲外にある場合、ステップS580において、認証処理部は認証の成否を決定する。認証処理部は、入力画像に対する受諾又は拒絶を決定する。距離Xが閾値α2、β2の範囲内にある場合、認証処理部はステップS590で認証失敗を決定する。図面に図示されていないが、認証失敗が決定された後にはポリシーに基づく判断に応じて従来の入力画像に対してステップS510が再び実行されたり、新しい入力画像に対してステップS510が実行されたり、認証手続がそのまま終了する。
図9は、一実施形態に係る学習装置及び認識装置を示すブロック図である。図9を参照すると、一実施形態に係る学習装置300は、学習器310及び閾値決定部320を含む。学習器310、閾値決定部320、及び認識装置400は1つ以上のハードウェアモジュール、1つ以上のソフトウェアモジュール、又はその組合せで実現される。
学習器310は、学習サンプルに基づいて認識装置400を学習させる。学習器310は、学習サンプルに対する認識装置400の出力値に基づいて認識装置400のパラメータを調整する。閾値決定部320は、学習された認識装置400を用いて閾値を決定する。閾値決定部320は、検証データに対する認識装置400の出力値に基づいて図7に示すようなグラフを取得できる。閾値決定部320は、各レイヤに対する閾値を決定する。
図10は、一実施形態に係る閾値の決定過程を示すブロック図である。図10を参照すると、一実施形態に係る閾値決定部325は、学習された認識装置420、430から受信した特徴値に基づいて閾値を決定する。説明の便宜のために認識装置420と認識装置430とを互いに独立的に示したが、認識装置420と認識装置430とは同じ認識装置であってもよい。
認識装置420は、入力レイヤ421、中間レイヤ422、及び最終レイヤ423を含み、認識装置430は、入力レイヤ431、中間レイヤ432、及び最終レイヤ433を含む。検証データに基づいて中間レイヤ422は中間特徴値を出力し、最終レイヤ423は最終特徴値を出力する。また、検証データに基づいて、中間レイヤ432は中間特徴値を出力し、最終レイヤ433は最終特徴値を出力する。検証データは、同一オブジェクトに関するデータと非同一オブジェクトに関するデータとを含む。
閾値決定部325は、中間特徴値を比較することによって第1分布のグラフ326を取得する。また、閾値決定部325は、最終特徴値を比較することによって第2分布のグラフ327を取得する。グラフ326、327に関しては図6及び図7を参照して説明した内容を適用できる。
閾値決定部325は、予め決定した性能指標に基づいて閾値を決定する。閾値決定部325は、第1分布のグラフ326に基づいて中間レイヤ422、432のための中間閾値を決定し、第2分布のグラフ327に基づいて最終レイヤ423、433のための最終閾値を決定する。例えば、中間閾値は、FAR1によって決定された閾値α1とVR1によって決定された閾値β1とを含む。最終閾値は、FAR2によって決定された閾値α2とVR2によって決定された閾値β2とを含む。
図11は、一実施形態に係る認識装置の学習過程を示すブロック図である。図11を参照すると、一実施形態に係る認識装置410は、入力レイヤ411、中間レイヤ412、及び最終レイヤ413を含む。認識装置410は、学習サンプルに対する特徴値を出力する。学習器は学習サンプルを認識装置410に提供し、認識装置410から出力された特徴値に基づいて認識装置410を学習させ得る。学習サンプルは認証のための画像から構成され得る。例えば、学習サンプルは顔画像で構成されてよく、顔を識別するラベルを含み得る。学習器は、認識装置410の最終レイヤ413で出力された特徴値が学習サンプルのラベルに対応するように認識装置410を繰り返し学習させることができる。
図12は、他の実施形態に係る認識装置の学習過程を示すブロック図である。図12を参照すると、他の実施形態に係る認識装置440は、入力レイヤ441、中間レイヤ442、及び最終レイヤ443を含む。中間レイヤ442は中間特徴値を出力し、最終レイヤ443は最終特徴値を出力する。認識装置440は中間特徴値及び最終特徴値に基づいて学習される。例えば、学習器は、最終特徴値のみならず、中間特徴値も学習サンプルのラベルに対応するように認識装置440を学習させ得る。認識装置440が中間特徴値を考慮して学習されることにより、早い認証の確率又は頻度数が増加する。
図13は、一実施形態に係る複数の認識装置の学習過程を示すブロック図である。一態様によると、学習器は、複数の認識装置を学習させ得る。複数の認識装置は、第1認識装置420及び第2認識装置430を含む。第1認識装置420は、入力レイヤ421、中間レイヤ422、及び最終レイヤ423を含み、第2認識装置430は、入力レイヤ431、中間レイヤ432、及び最終レイヤ433を含む。学習器は、同一オブジェクトに対する学習サンプルと非同一オブジェクトに対する学習サンプルとに基づいて第1認識装置420及び第2認識装置430を学習させ得る。学習器は、同一オブジェクトに対する学習サンプルに対しては第1認識装置420から出力された第1特徴値と第2認識装置430から出力された第2特徴値との距離が小さくなるよう、第1認識装置420及び第2認識装置430を学習させ得る。また、学習器は、非同一オブジェクトに対する学習サンプルに対しては第1認識装置420から出力された第1特徴値と第2認識装置430から出力された第2特徴値との距離が大きくなるよう、第1認識装置420及び第2認識装置430を学習させ得る。
図14は、更なる実施形態に係る認識装置の学習過程を示すブロック図である。図14を参照すると、更なる実施形態に係る認識装置450は、入力レイヤ451、中間レイヤ452、最終レイヤ454、第1ネットワーク453、及び第2ネットワーク455を含む。入力レイヤ451、中間レイヤ452、最終レイヤ454、第1ネットワーク453、及び第2ネットワーク455は、1つ以上のハードウェアモジュール、1つ以上のソフトウェアモジュール、又はその組合せで実現される。
認識装置450は、学習サンプルに基づいて中間特徴値及び最終特徴値を出力する。中間レイヤ452の出力は第1ネットワーク453に入力され、第1ネットワーク453は中間特徴値を出力する。また、最終レイヤ453の出力は第2ネットワーク455に入力され、第2ネットワーク455は最終特徴値を出力する。第1ネットワーク453及び第2ネットワーク455は、早い認証の可能性を増加させる構造を有し得る。例えば、第1ネットワーク453及び第2ネットワーク455は、それぞれ畳み込みレイヤ(convolution layer)、完全接続ネットワーク(fully connected network)などを含む。
学習器は、中間特徴値が学習サンプルのラベルに対応するように中間レイヤ452を学習させ得る。また、学習器は、最終特徴値が学習サンプルのラベルに対応するように中間レイヤ452と最終レイヤ453とを学習させ得る。また、学習器は、第1ネットワーク453と第2ネットワーク455とを共に学習させ得る。第1ネットワーク453及び第2ネットワーク455を含み、中間特徴値及び最終特徴値に基づいて学習された認識装置450は早い認証の可能性を増加させ得る。
図15は、一実施形態に係る閾値の決定過程を示すフローチャートである。図15を参照すると、ステップS710において、複数のレイヤを含む認識装置が学習される。ステップS710は、上記で説明した学習器によって実行され得る。ステップS720において、検証データが認識装置に提供される。ステップS730において、中間レイヤによって出力される中間特徴値との間の距離が決定される。ステップS740において、最終レイヤによって出力される最終特徴値との間の距離が決定される。ステップS750において、予め決定した性能指標に基づいて認識装置内の中間レイヤのための中間閾値が決定される。ステップS760において、性能指標に基づいて認識装置内の最終レイヤのための最終閾値が決定される。性能指標は、中間レイヤ及び最終レイヤによって異なって設定されてもよいし、レイヤに関係なく同一に設定されてもよい。ステップS720〜ステップS760は、上記で説明した閾値決定部によって実行され得る。
図16は、一実施形態に係る認証過程を示すフローチャートである。図16を参照すると、ステップS910において、入力画像が複数のレイヤを含む認識装置に提供される。ステップS910は、上記で説明した認識装置によって実行され得る。ステップS920において、認識装置内の中間レイヤによって出力される入力画像の特徴値と中間レイヤに対応する登録画像の特徴値とに基づいて距離が決定される。ステップS930において、距離と中間レイヤの閾値とを比較することによって入力画像の認証の成否が決定される。ステップS920及びステップS930は、上記で説明した認証処理部によって実行され得る。
図17は、一実施形態に係る認識装置の内部構造及び認証過程を示すブロック図である。図17を参照すると、認識装置140は、複数のレイヤ141〜145を含む。複数のレイヤ141〜145のそれぞれは畳み込みレイヤとプーリングレイヤとを含む。それぞれのレイヤは目的に応じて繰り返し構成され得る。例えば、畳み込みレイヤ11の出力は畳み込みレイヤ12に伝えられ、畳み込みレイヤ12の出力はプーリングレイヤ1に伝えられてもよい。前述したレイヤの構成は単に例示的な事項に過ぎず、実施形態に係るレイヤの構成は多様に変更され得る。登録画像は、登録プーリング1特徴〜登録プーリング5特徴にプーリングされる。登録プーリング1特徴〜登録プーリング5特徴は、認証処理部150に提供される。認証処理部150は、複数のレイヤ141〜145から受信した特徴及び登録プーリング1特徴 〜登録プーリング5特徴を順次比較することによって認証の成否を決定し得る。例えば、認証処理部150は、レイヤ141の出力と登録プーリング1特徴との距離を第1閾値と比較することで早い認証の成否を決定し得る。
図18は、実施形態に係る認識装置の内部構造及び認識装置の学習過程を示すブロック図である。図18を参照すると、認識装置470は、複数のレイヤ471、473、475、477及び479を含む。複数のレイヤ471、473、475、477及び479のそれぞれは、畳み込みレイヤとプーリングレイヤとを含む。また、複数のレイヤ471、473、475、477及び479のうち少なくとも一部は、追加ネットワーク472、474、476及び478に接続される。追加ネットワーク472、474、476及び478は、それぞれ畳み込みレイヤ(図18中のConv.k)及び完全接続ネットワーク(図18中のFCk)を含む。追加ネットワーク472、474、476及び478は、複数のレイヤ471、473、475及び477の出力に基づいて特徴値を出力する。認識装置470は、特徴値と学習データのラベルとに基づいて学習される。それぞれのレイヤは目的に応じて繰り返し構成され得る。例えば、プーリングレイヤ1の出力は畳み込みレイヤ1に伝えられ、畳み込みレイヤ1の出力は完全接続ネットワーク1に伝えられ得る。前述したレイヤの構成は単に例示的な事項に過ぎず、実施形態に係るレイヤの構成は多様に変更され得る。
図19は、一実施形態に係る電子装置を示すブロック図である。図19を参照すると、一実施形態に係る電子装置1100は、カメラ1110、通信モジュール1120、メモリ1130、及び認証部1140を含む。電子装置1100は、スマートフォン、スマートTV、デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットPCなどに搭載される。
上記で説明したように、認証部1140は画像に基づいて認証結果を出力する。認証部1140は、学習サンプルに基づいて予め学習された認識装置と閾値とに基づいて認証結果を出力する認証処理部を含む。認証部1140は、カメラ1110、通信モジュール1120、及びメモリ1130から受信された画像から認証結果を出力する。画像は、上記で説明した入力画像及び登録画像を含み得る。例えば、入力画像はカメラ1110から受信されてもよく、登録画像はメモリ1130から受信されてもよい。登録画像はユーザの顔画像を含む。
カメラ1110は、イメージセンサに基づいて入力画像を取得する。カメラ1110は、入力画像を認証部1140に提供する。通信モジュール1120は、様々な通信技術によって外部装置と通信を行う。通信モジュール1120は、外部装置から受信した画像を認証部1140に提供する。メモリ1130は、様々なデータを格納する。例えば、メモリ1130は、複数のレイヤに対応する閾値及び複数のレイヤに対応する登録画像の特徴値を格納し得る。メモリ1130は、格納されたデータを認証部1140に提供する。
以上、前述した実施形態は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又はハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組合せで具現化される。例えば、本実施形態で説明した装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、又は命令を実行して応答する異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータ又は特殊目的コンピュータを用いて具現化される。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)及びOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行する。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答してデータにアクセスし、データを格納、操作、処理、及び生成する。理解の便宜のために、処理装置は1つが使用されるものとして説明する場合もあるが、当該技術分野で通常の知識を有する者であれば、処理装置が複数の処理要素(processing element)及び/又は複数種類の処理要素を含むことが分かるであろう。例えば、処理装置は、複数のプロセッサ又は1つのプロセッサ及び1つのコントローラを含む。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成も可能である。
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、又はこれらのうちの1つ以上の組合せを含み、希望通りに動作するように処理装置を構成し、独立的又は集合的に処理装置に命令する。ソフトウェア及び/又はデータは、処理装置によって解釈され、処理装置に命令又はデータを提供するためのあらゆる種類の機械、構成要素、物理装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体又は装置、或いは伝送される信号波を介して永久的又は一時的に具現化される。ソフトウェアは、ネットワークに接続されたコンピュータシステム上に分散されてもよく、分散された形で格納されてもよいし又は実行されてもよい。ソフトウェア及びデータは1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納される。
本実施形態による方法は、多様なコンピュータ手段を介して実施されるプログラム命令の形態で具現化され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独で又は組合せて含む。記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような光磁気媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含む。プログラム命令の例は、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。ハードウェア装置は、本発明の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして動作するように構成されてもよく、その逆も同様である。
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲で多様に変更実施することが可能である。
100 認証装置
110、115、140 認識装置
400、410、420、430、440、450、470 認識装置
120、150 認証処理部
111、116、411、421、431、441、451 入力レイヤ
112、117、412、422、432、442、452 中間レイヤ
113、118、413、423、433、443、454 最終レイヤ
130 メモリ
300 学習装置
310 学習器
320、325 閾値決定部
453 第1ネットワーク
455 第2ネットワーク
141、142、143、144、145 レイヤ
471、473、475、477、479 レイヤ
472、474、476、478 追加ネットワーク

Claims (29)

  1. 入力画像を、複数のレイヤを含む認識装置に提供するステップと、
    前記認識装置内の少なくとも1つの中間レイヤによって出力される前記入力画像の少なくとも1つの特徴値と前記中間レイヤに対応する登録画像の少なくとも1つの特徴値とに基づいて前記入力画像の認証を行うステップと、を含み、
    前記入力画像の認証を行うステップは、
    前記少なくとも1つの中間レイヤの第1中間レイヤによって出力される前記入力画像の第1中間特徴値と、前記第1中間レイヤに対応する前記登録画像の第1中間特徴値に基づいて前記入力画像の1次認証を行うステップと、
    前記少なくとも1つの中間レイヤの第2中間レイヤによって出力される前記入力画像の第2中間特徴値と、前記第2中間レイヤに対応する前記登録画像の第2中間特徴値に基づいて前記入力画像の2次認証を行うステップと、を含む、
    認証方法。
  2. 前記入力画像の認証を行うステップは、前記入力画像に対する受諾又は拒絶を決定するステップを含む、請求項1に記載の認証方法。
  3. 前記複数のレイヤは、ディープラーニングネットワークのレイヤである、請求項1又は2に記載の認証方法。
  4. 前記少なくとも1つの中間レイヤは複数の中間レイヤであり、
    前記入力画像の認証を行うステップは、それぞれの中間レイヤによって出力される前記入力画像の特徴値とそれぞれの中間レイヤに対応する登録画像の特徴値とに基づいて前記入力画像の認証の成否を決定するステップを含む、請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記載の認証方法。
  5. 前記入力画像の認証を行うステップは、
    前記中間レイヤによって出力される前記入力画像の少なくとも1つの特徴値と前記中間レイヤに対応する前記登録画像の少なくとも1つの特徴値とに基づいて類似度を決定するステップと、
    前記類似度と閾値とに基づいて前記入力画像の認証を行うステップと、
    を含む、請求項1ないし4のうちのいずれか1項に記載の認証方法。
  6. 前記入力画像の認証を行うステップは、前記類似度が前記中間レイヤに対する他人受入率に対応する類似度を超える場合、前記入力画像に対する受諾を決定するステップを含む、請求項5に記載の認証方法。
  7. 前記入力画像の認証を行うステップは、前記類似度が前記中間レイヤに対する認証率に対応する類似度未満である場合、前記入力画像に対する拒絶を決定するステップを含む、請求項6に記載の認証方法。
  8. 前記入力画像の認証を行うステップは、前記類似度が前記中間レイヤに対する認証率に対応する類似度を超え前記中間レイヤに対する他人受入率に対応する類似度未満である場合、前記認識装置の次のレイヤに進行するステップをさらに含む、請求項7に記載の認証方法。
  9. 前記閾値は他人受入率によって決定された第1閾値と認証率によって決定された第2閾値とを含む、請求項5に記載の認証方法。
  10. 前記第1閾値は前記第2閾値よりも大きい、請求項9に記載の認証方法。
  11. 前記入力画像の認証を行うステップは、
    前記中間レイヤによって出力される前記入力画像の少なくとも1つの特徴値と前記中間レイヤに対応する前記登録画像の少なくとも1つの特徴値とに基づいて距離を決定するステップと、
    前記距離及び閾値に基づいて前記入力画像の認証を行うステップと、
    を含む、請求項1ないし4のうちのいずれか1項に記載の認証方法。
  12. 前記入力画像の認証を行うステップは、前記距離が前記中間レイヤに対する他人受入率に対応する距離未満である場合、前記入力画像に対する受諾を決定するステップを含む、請求項11に記載の認証方法。
  13. 前記入力画像の認証を行うステップは、前記距離が前記中間レイヤに対する認証率に対応する距離を超える場合、前記入力画像に対する拒絶を決定するステップを含む、請求項12に記載の認証方法。
  14. 前記入力画像の認証を行うステップは、前記距離が前記中間レイヤに対する他人受入率に対応する距離を超え前記中間レイヤに対する認証率に対応する距離未満である場合、前記認識装置の次のレイヤに進行するステップをさらに含む、請求項13に記載の認証方法。
  15. 前記閾値は、他人受入率によって決定された第1閾値と認証率によって決定された第2閾値とを含む、請求項11に記載の認証方法。
  16. 前記第1閾値は前記第2閾値よりも大きい、請求項15に記載の認証方法。
  17. 前記入力画像の認証を行うステップは、前記認識装置内の最終レイヤによって出力される前記入力画像の特徴値と前記最終レイヤに対応する前記登録画像の特徴値とに基づいて前記入力画像の認証の成否を決定するステップをさらに含む、請求項1ないし16のうちのいずれか1項に記載の認証方法。
  18. 前記登録画像を前記認識装置に提供するステップと、
    前記中間レイヤによって出力される少なくとも1つの特徴値と最終レイヤによって出力される少なくとも1つの特徴値とを前記登録画像の特徴値として格納するステップと、
    をさらに含む、請求項1ないし17のうちのいずれか1項に記載の認証方法。
  19. カメラから前記登録画像を受信するステップをさらに含む、請求項1ないし18のうちのいずれか1項に記載の認証方法。
  20. 前記少なくとも1つの中間レイヤは、前記複数のレイヤのうち複数の中間レイヤを含む、請求項1ないし19のうちのいずれか1項に記載の認証方法。
  21. 前記複数のレイヤは、少なくとも1つの畳み込みレイヤ及びプーリングレイヤを含む、請求項1ないし20のうちのいずれか1項に記載の認証方法。
  22. 複数のレイヤのうち少なくとも1つの中間レイヤによって入力画像の少なくとも1つの特徴値を出力する認識装置と、
    前記少なくとも1つの中間レイヤによって出力された前記入力画像の少なくとも1つの特徴値と前記中間レイヤに対応する登録画像の少なくとも1つの特徴値とに基づいて前記入力画像の認証を行う認証処理部と、を含
    前記認証処理部は、
    前記少なくとも1つの中間レイヤの第1中間レイヤによって出力される前記入力画像の第1中間特徴値と、前記第1中間レイヤに対応する前記登録画像の第1中間特徴値に基づいて前記入力画像の1次認証を行い、
    前記少なくとも1つの中間レイヤの第2中間レイヤによって出力される前記入力画像の第2中間特徴値と、前記第2中間レイヤに対応する前記登録画像の第2中間特徴値に基づいて前記入力画像の2次認証を行う、
    認証装置。
  23. 前記認証処理部は、前記入力画像に対する受諾又は拒絶を決定する、請求項22に記載の認証装置。
  24. 前記複数のレイヤは、ディープラーニングネットワークのレイヤである、請求項22又は23に記載の認証装置。
  25. 前記少なくとも1つの中間レイヤは複数の中間レイヤである、請求項22ないし24のうちのいずれか1項に記載の認証装置。
  26. 前記認証処理部は、それぞれの中間レイヤによって出力される前記入力画像の特徴値とそれぞれの中間レイヤに対応する登録画像の特徴値とに基づいて前記入力画像の認証の成否を決定する、請求項22ないし25のうちのいずれか1項に記載の認証装置。
  27. 前記認証処理部は、前記中間レイヤによって出力される前記入力画像の少なくとも1つの特徴値と前記中間レイヤに対応する前記登録画像の少なくとも1つの特徴値とに基づいて類似度を決定し、前記類似度と閾値に基づいて前記入力画像の認証を行う、請求項22ないし26のうちのいずれか1項に記載の認証装置。
  28. 前記認証処理部は、前記中間レイヤによって出力される前記入力画像の少なくとも1つの特徴値と前記中間レイヤに対応する前記登録画像の少なくとも1つの特徴値とに基づいて距離を決定し、前記距離及び閾値に基づいて前記入力画像の認証を行う、請求項22ないし26のうちのいずれか1項に記載の認証装置。
  29. 前記認証処理部は、前記登録画像を前記認識装置に提供し、前記中間レイヤによって出力される少なくとも1つの特徴値と最終レイヤによって出力される少なくとも1つの特徴値とを前記登録画像の特徴値として格納する、請求項22ないし28のうちのいずれか1項に記載の認証装置。




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