JP6767847B2 - 物品搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品、自動車部品等の物品の供給、加工、組立、検査、取り出し等のための各種作業位置に物品を搬送する物品搬送装置に関する。
従来、物品搬送装置として、特許文献1に記載の間欠回転移動装置や特許文献2に記載の間欠直線移動装置が多用されている。
従来の物品搬送装置は、間欠回転移動装置や間欠直線移動装置によって間欠的に移動される物品受け台を有し、間欠回転移動装置や間欠直線移動装置による物品受け台の移動経路上に定めた物品搬入位置で該物品受け台に搬入された物品を、下工程の1つ又は複数の作業位置に間欠的に搬送可能にする。
従来の物品搬送装置において、物品受け台に搬入される物品は、作業者、又はロボットによって、物品受け台上の定位置に位置合せされて搬入される。
特開2016-128352号公報 特開平5-24652号公報
しかしながら、従来の物品搬送装置には、以下の問題点がある。
(1)作業者によって、物品を物品受け台上の定位置に位置合せして搬入する場合には、作業能率の向上と位置合せ精度の向上に困難がある。
(2)ロボットによって、物品を物品受け台上の定位置に位置合せして搬入する場合には、ロボットによって把持されて搬入される物品の位置及び姿勢、並びに物品受け台上の定位置を高精度に認識し、ロボットによって把持した物品を所定の姿勢で物品受け台上の定位置に向けて高精度に移送する手段が必要になる。
本発明の課題は、物品搬送装置において、物品搬入位置で物品受け台上に搬入される物品を、該物品受け台上の定位置に簡易に位置決め可能にすることにある。
請求項1に係る発明は、移動可能な物品受け台を有し、物品搬入位置で物品受け台上に搬入された物品を下工程へ搬送する物品搬送装置であり、物品受け台に設けられ、物品が係合して該物品を該物品受け台上で位置決めする物品位置決め部と、物品が搬入された物品受け台の下工程への移動過程で、該物品受け台の移動速度を加減速させることによって該物品受け台上の物品に作用する慣性力により、該物品を該物品受け台上で変位させて物品位置決め部に係合させ、該物品を該物品受け台上の定位置に位置決めするための制御を行なう制御手段を有する物品搬送装置であって、物品受け台が、X軸まわりとY軸まわりとZ軸まわりにそれぞれ角度α、β、γだけ回転した傾斜平面状の物品受けシートを備え、物品が物品受けシート上に着座された物品受け台のX方向への移動過程で、該物品受け台上の該物品に作用する慣性力により、該物品を上記の定位置に所定の姿勢で位置決めするようにしたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において更に、前記物品位置決め部が、前記物品受けシートの勾配に沿う下端側に垂設した物品位置決め部としての位置決めピンと、該物品受けシートの勾配に直交する両側に垂設した他の物品位置決め部である一対の位置決め壁部であるようにしたものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において更に、前記物品受け台は、物品が物品位置決め部に係合して位置決めされたことを検知する位置決め検知手段を有してなるようにしたものである。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに係る発明において更に、前記物品受け台は、物品位置決め部に係合して位置決めされた物品を固定する物品固定手段を有してなるようにしたものである。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに係る発明において更に、前記制御手段は、物品が搬入された物品受け台を下工程の作業位置に移動する過程で、該物品を該物品受け台上で位置決めするための制御を行なうようにしたものである。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至のいずれかに係る発明において更に、前記下工程の作業位置が、物品受け台の物品位置決め部に係合して位置決めされた一定姿勢の物品に所定の処理を施す物品処理作業位置であるようにしたものである。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至のいずれかに係る発明において更に、前記下工程の作業位置が、物品受け台の物品位置決め部に係合して位置決めされた一定姿勢の物品を取り出す物品取り出し位置であるようにしたものである。
請求項8に係る発明は、請求項1乃至のいずれかに係る発明において更に、前記物品搬送装置が、前記物品受け台を間欠的に直線移動する間欠直線移動装置からなるようにしたものである。
(請求項1、2
(a)物品搬送装置における物品受け台の移動経路上の物品搬入位置で、物品を物品受け台上に仮置き状態で搬入した後、この物品搬送装置による当該物品受け台の下工程への移動過程で該物品受け台を加減速移動させると、物品は慣性力により物品受け台に対して滑る、起き上がる等の変位を生じ、物品受け台に設けてある物品位置決め部(ピン、孔、壁、凹凸部等)に所定の姿勢になるように係入、衝合する等によって係合する定位置に位置決めされる。作業者やロボット等は、物品を物品受け台上に仮置き状態で搬入するだけで、該物品受け台の物品搬入位置から下工程への移動過程で、その移動動作中の速度変化(加減速)を利用する簡易な構成により、該物品を該物品受け台上の定位置に所定の姿勢で簡易かつ高精度に位置決めできる。
(請求項
(b)物品受け台に設けた位置決め検知手段により、物品が上述(a)によって物品位置決め部に係合して定位置に所定の姿勢で位置決めされたことを検知できる。
(請求項
(c)物品受け台に設けた物品固定手段により、上述(a)によって物品位置決め部に係合し て定位置に所定の姿勢で位置決めされた物品を固定できる。
(請求項
(d)物品が搬入された物品受け台の物品搬入位置から下工程の作業位置への移動過程で、該物品を上述(a)によって該物品受け台上の定位置に簡易かつ高精度に位置決め済にできる。物品搬入位置に後続する作業位置で、当該位置決め物品に直ちに所定の機械的作業等の各種作業を施工できる。
(請求項
(e)上述(d)の下工程の作業位置が、物品受け台の物品位置決め部に係合して定位置に所定の姿勢で位置決めされた一定姿勢の物品に所定の処理を施す物品処理作業位置であるものとした。従って、物品は、作業者やロボット等によって物品受け台上に仮置き状態で搬入されるだけで、その後、上述(a)によって簡易かつ高精度に物品受け台上の定位置に所定の姿勢で位置決めされた一定姿勢で後続する物品処理作業位置に位置付けられ、当該物品処理作業位置に設置されている加工装置、組立装置、検査装置等に上記物品受け台上の定位置に位置決め済のそのままの一定姿勢で相対し、当該物品の所定部位にそれらの加工装置、組立装置、検査装置等による加工処理、組立処理、検査処理等が施され得るものになる。
(請求項
(f)上述(d)の下工程の作業位置が、物品受け台の物品位置決め部に係合して定位置に所定の姿勢で位置決めされた一定姿勢の物品を取り出す物品取り出し位置であるものとした。従って、物品は、作業者やロボット等によって物品受け台上に仮置き状態で搬入されるだけで、その後、上述(a)によって簡易かつ高精度に物品受け台上の定位置に所定の姿勢で位置決めされた一定姿勢で後続する物品取り出し位置に位置付けられ、当該物品取り出し位置に設置されている取り出し装置によって上記物品受け台上の定位置に位置決め済のそのままの一定姿勢で取り出され、後工程の加工機等にそのままの一定姿勢で供給され得るものになる。
(請求項8)
(h)間欠直線移動装置からなる物品搬送装置において、上述(a)乃至(f)を実現できる。
図1は間欠回転式物品搬送装置を示す斜視図である。 図2は図1の断面図である。 図3は間欠回転式物品搬送装置の制御回路図である。 図4はリニア式物品搬送装置を示す斜視図である。 図5は物品受け台を示す斜視図である。 図6はリニア式物品搬送装置の制御回路図である。
図1、図2に示した間欠回転式物品搬送装置100は、間欠回転移動装置110によって構成される。間欠回転移動装置110は、架台111にダイレクトドライブモータ(DDモータ)112を載せ置き支持し、DDモータ112の上部に固定した物品受け台113をDDモータ112により移動可能に有する。間欠回転移動装置110は、DDモータ112の回転角度信号に基づいて物品受け台113の回転位置を検出する位置検出装置114を備える。尚、DDモータ112による物品受け台113の間欠回転は、等回転角度で間欠回転を繰り返すものでも良いが、等回転角度で間欠回転を繰り返すものに限らない。
物品搬送装置100は、物品搬入位置Noに停止された物品受け台113上に作業者又はロボットによって物品10を搬入され、この物品10をDDモータ112による物品受け台113の間欠回転によって物品搬入位置Noよりも下工程となる作業位置としてのボルト組付作業位置Nhへ搬送する。
本実施形態の物品10は、円盤状をなし、中心部に取付孔11を備え、取付孔11の周囲の周方向3等配位置に3個の位置決め孔12を備え、3個の位置決め孔12の周囲の周方向9等配位置に9個のボルト挿入孔13を備え、上述のボルト組付作業位置Nhで各ボルト挿入孔13へのボルト14の挿入組付作業がなされる。
他方、物品受け台113の上面には、中心部で上方に凸設する中心ボス113Aと、中心ボス113Aの周囲で環状をなす物品受けシート113Bと、物品受けシート113Bの周囲で低段差をなす低段差部113Cとが形成されている。物品受けシート113Bにおける周方向3等配位置には、物品位置決め部としての3個の位置決めピン115が植設されて上向きに突出している。また、物品受けシート113Bにおける他の周方向3位置には、後述する位置決め検知手段140と物品固定手段150を構成する負圧ポート119が開口している。
これにより、物品10は、物品受け台113の中心ボス113Aに取付孔11を挿填し、物品受け台113の物品受けシート113Bに植設して突出させた、物品位置決め部としての3個の位置決めピン115に位置決め孔12の各個を係合させて嵌入させることにより、物品受け台113上の定位置に所定の姿勢で位置決めされる。
そして、物品搬送装置100は、DDモータ112による物品受け台113の一定回転角度(360度/9=40度)ずつの間欠回転により、物品受け台113上の定位置に位置決め済の物品10の各ボルト挿入孔13を、ロボット等のハンドリング手段Rhが設置されているボルト組付作業位置Nhに位置付ける。ハンドリング手段Rhによって供給されるボルト14が物品10の各ボルト挿入孔13に順に挿入されるものになる。
しかるに、物品搬送装置100は、物品搬入位置Noで物品受け台113上に搬入される物品10を、該物品受け台113上の上述の定位置に簡易に位置決め可能にするため、以下の構成を具備する。
物品搬送装置100は、図3に示す如く、制御手段120を有する。制御手段120は、ドライバ121を介してDDモータ112を以下の如くに制御するに際し、位置検出装置114の検出結果に基づいて物品受け台113の回転位置及び速度を制御する。即ち、制御手段120は、物品10が搬入された物品受け台113を物品搬入位置Noよりも下工程となる作業位置としてのボルト組付位置へ向けてDDモータ112によって移動する移動過程で、該DDモータ112による物品受け台113の移動速度を加減速させることによって該物品受け台113上の中心ボス113Aまわりに挿填された仮置き状態の物品10に作用する慣性力により、該物品10を該物品受け台113上で滑らせて該物品10の位置決め孔12を物品受け台113の位置決めピン115に係合させて嵌入し、該物品10を該物品受け台113の物品受けシート113B上の定位置に所定の姿勢で位置決めする。
制御手段120は、本実施形態では、例えば作業者(ロボット等でも可)が物品10を物品受け台113上の中心ボス113Aまわりに挿填した仮置き状態とし、この物品10が物品受け台113の周囲に配置してある投受光センサ(近接センサ等の他のセンサでも可)からなる仮置き検知手段130によって検出されると、物品受け台113への物品10の仮置きが完了したことを検知する。これにより、制御手段120は、DDモータ112を駆動し、物品受け台113を一定の小回転角度(例えば10度)ずつ急速間欠回転させる。これによって加速される物品受け台113に仮置きされていた物品10は、物品受け台113に対してその中心ボス113Aまわりを慣性力によって相対回転し、該物品10の下面を物品受けシート113Bに対して滑らせる。制御手段120がDDモータ112による物品受け台113の上述の小回転角度の急速間欠回転を1回乃至数回繰り返すうちに、物品10の位置決め孔12が物品受け台113における物品受けシート113Bに植設されている位置決めピン115に落ち込む如くに係合して嵌入する。物品10は物品受けシート113B上で、中心ボス113A及び位置決めピン115によって規定される定位置に所定の姿勢で着座して位置決めされるものになる。
物品搬送装置100において、図2に示す如く、物品受け台113は、物品10が位置決めピン115(物品位置決め部)に係合して物品受けシート113B上の定位置に位置決めされたことを検知する位置決め検知手段140を、以下の如くに有する。
即ち、位置決め検知手段140は、架台111に支持した環状ハウジング116により、物品受け台113の外周部を囲み、物品受け台113の外周部と環状ハウジング116の内周部との間に環状負圧室117を形成し、環状ハウジング116に接続した負圧供給管118により環状負圧室117に負圧を付与し、環状負圧室117に付与された負圧を物品受け台113の物品受けシート113Bにおいて物品10の下面が定位置で着座することとなる位置に穿設した負圧ポート119に印加することにて構成される。制御手段120は、位置決め検知手段140を構成する負圧供給管118に設けた負圧検出器118Mの検出負圧の増大化(大負圧化)を検出したとき、物品10の下面が物品受け台113の物品受けシート113B上の定位置に所定の姿勢で着座したことを検知する。
物品搬送装置100において、物品受け台113は、位置決めピン115(物品位置決め部)に係合して定位置に所定の姿勢で位置決めされた物品10を固定する物品固定手段150を有する。本実施形態において、物品固定手段150は、位置決め検知手段140を形成した環状負圧室117、負圧供給管118、負圧検出器118M、負圧ポート119を利用する。即ち、制御手段120は、位置決め検知手段140を構成している負圧供給管118に設けた負圧検出器118Mの検出負圧が増大化して物品10の下面が物品受け台113の部品受けシート113B上の定位置に着座したことを検知すると、物品固定手段150を構成する圧力検出器117Mの検出負圧を制御して負圧ポート119への負圧の印加状態を維持する。これにより、物品受け台113の物品受けシート113B上の定位置に所定の姿勢で着座した物品10は、位置決め検知手段140による位置決め検知後も、物品固定手段150を構成することとなる負圧ポート119に印加される負圧によって該物品受けシート113B上の定位置に吸着されて固定され続けるものになる。
制御手段120は、物品受け台113の物品受けシート113B上への物品10の物品固定手段150固定を解除するとき、負圧供給管118に付与していた負圧を正圧化させる。これにより、負圧ポート119に印加される正圧が、物品受けシート113B上の物品10に及ぼしていた吸着力を喪失させる。
尚、物品搬送装置100は、ボルト組付作業位置Nhにおいて、ロボット等のハンドリング手段Rhによって供給されるボルト14が物品10の各ボルト挿入孔13に挿入されたことを確認する部品組付確認手段160を有する。部品組付確認手段160は、ボルト組付作業位置Nhで、物品10のボルト挿入孔13に挿入されて該物品10の下面から下方に突き出たボルト14のねじ部を検出するレーザーセンサ(光センサ等の他のセンサでも可)によって構成できる。
物品搬送装置100は、以下の如くに動作する。
(1)DDモータ112により物品搬入位置Noに停止されている物品受け台113上の中心ボス113Aまわりに、作業者(ロボット等でも可)が物品10を挿填した仮置き状態とする。
(2)仮置き検知手段130が上述(1)の物品10の仮置き状態を検出したことを条件に、制御手段120は当該物品10の物品受け台113への仮置き完了を検知する。
制御手段120は、物品10の仮置き完了の検知結果に基づき、DDモータ112を駆動し、物品受け台113を一定の小回転角度(例えば10度)ずつ急速間欠回転させる。これにより、物品10は、物品受け台113に対してその中心ボス113Aまわりを慣性力によって相対回転し、物品10の位置決め孔12が物品受け台113における物品受けシート113B上の位置決めピン115に落ち込むに至り、物品受けシート113B上の定位置に所定の姿勢で位置決めされるものになる。
(3)位置決め検知手段140が上述(2)で物品受け台113の物品受けシート113B上の定位置への物品10の位置決め完了を検知したことを条件に、制御手段120は、物品固定手段150により当該物品10を物品受けシート113B上の定位置に所定の姿勢で固定する。
(4)物品固定手段150が上述(3)で物品10を物品受け台113の物品受けシート113B上の定位置に固定したことを条件に、制御手段120は、DDモータ112によって物品受け台113を回転し、物品受け台113上に固定されている上記の物品10の9個のボルト挿入孔13のうちの1番目のボルト挿入孔13をボルト組付作業位置Nhに位置付ける。制御手段120は、位置検出装置114による物品受け台113の位置検出結果に基づき、物品10の1番目のボルト挿入孔13が上記のボルト組付作業位置Nhに位置付けられたことを認識すると、この認識結果をボルト組付作業位置Nhに設置されているロボット等のハンドリング手段Rhに伝達する。これにより、ロボット等のハンドリング手段Rhによって供給されるボルト14が物品10の上記ボルト挿入孔13に挿入されて組付けられる。
(5)部品組付確認手段160が上述(4)で物品10の1番目のボルト挿入孔13へのボルト14の挿入を確認したことを条件に、制御手段120は、DDモータ112によって物品受け台113を一定角度(例えば40度)だけ間欠回転し、物品受け台113上に固定されている物品10の9個のうちの2番目のボルト挿入孔13をボルト組付作業位置Nhに位置付け、ロボット等のハンドリング手段Rhによる当該ボルト挿入孔13へのボルト14の挿入を実施させる。
(6)制御手段120による上述(5)の繰り返しにより、物品10の全9個のボルト挿入孔13へのボルト14の挿入作業が終了したことを条件に、制御手段120は物品固定手段150による物品10の物品受け台113への固定を解除する。
その後、物品10は、作業者(ロボット等でも可)により、物品受け台113から取り出されて次工程へ向けて排出される。以上により、物品搬送装置100による物品10へのボルト組付作業が完了するものになる。
従って、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
(a)物品搬送装置100における物品受け台113の移動経路上の物品搬入位置Noで、物品10を物品受け台113上に仮置き状態で搬入した後、この物品搬送装置100による当該物品受け台113の下工程への移動過程で該物品受け台113を加減速移動させると、物品10は物品受け台113に対して慣性力により滑り、物品受け台113に設けてある物品位置決め部(位置決めピン115)に係入して係合する定位置に位置決めされる。作業者やロボット等は、物品10を物品受け台113上に仮置き状態で搬入するだけで、該物品受け台113の物品搬入位置Noから下工程への移動過程で、その移動動作中の速度変化(加減速)を利用する簡易な構成により、該物品10を該物品受け台113上の定位置に所定の姿勢で簡易かつ高精度に位置決めできる。
(b)物品受け台113に設けた位置決め検知手段140により、物品10が上述(a)によって物品位置決め部(位置決めピン115)に係合して定位置に所定の姿勢で位置決めされたことを検知できる。
(c)物品受け台113に設けた物品固定手段150により、上述(a)によって物品位置決め部(位置決めピン115)に係合して定位置に所定の姿勢で位置決めされた物品10を固定できる。
(d)物品10が搬入された物品受け台113の物品搬入位置Noから下工程のボルト組付作業位置Nhへの移動過程で、該物品10を上述(a)によって該物品受け台113上の定位置に簡易かつ高精度に位置決め済にできる。物品搬入位置Noに後続するボルト組付作業位置Nhで、当該位置決め済物品10に直ちに所定のボルト組付作業を実施できる。
(e)上述(d)の下工程のボルト組付作業は、物品受け台113の物品位置決め部に係合して定位置に位置決めされた一定姿勢の物品10にボルト組付け以外の他の処理作業に代えることもできる。即ち、物品10は、作業者やロボット等によって物品受け台113上に仮置き状態で搬入されるだけで、その後、上述(a)によって簡易かつ高精度に位置決めされた一定姿勢で後続する物品処理作業位置に位置付けられ、当該物品処理作業位置に設置されている加工装置、組立装置、検査装置等にそのままの一定姿勢で相対し、当該物品10の所定部位にそれらの加工装置、組立装置、検査装置等による加工処理、組立処理、検査処理等が施され得るものになる。このとき、物品搬送装置100における物品搬送経路に沿う複数位置のそれぞれに加工装置、組立装置、検査装置等が配置され、物品受け台113上の定位置に位置決め済の物品10がそれらの加工装置、組立装置、検査装置等に順に位置付けられてそれらの各種処理が施されるものとしても良い。
(f)間欠回転移動装置110からなる物品搬送装置100において、上述(a)乃至(e)を実現できる。
図4、図5に示した間欠直線移動式物品搬送装置200は、間欠直線移動装置であるリニア移動装置210によって構成される。リニア移動装置210は、基台211上に固定されてX方向に延びる直線状レール212の上に移動自在に載架される搬送台車213と、搬送台車213をX方向に移動するリニアモータ214とを有する。リニア移動装置210は、搬送台車213の上部に固定した物品受け台215をリニアモータ214により移動可能に有し、レール212に沿う物品受け台215の移動位置を検出する位置検出装置216を備える。
尚、リニアモータ214は、基台211に配設される固定子と、搬送台車213に配設される可動子とを有して構成され、固定子に通電される電力が制御されることにより、固定子と可動子の間に作用する磁力により、搬送台車213及び物品受け台215をX方向に移動する。
物品搬送装置200は、物品搬入位置Noに停止された物品受け台215上にロボット又は作業者によって物品20を投入されて搬入され、この物品20をリニアモータ214による物品受け台215の移動(間欠回転でも可)によって物品搬入位置Noよりも下工程となる作業位置としての物品取出位置へ搬送する。
本実施形態の物品20は、プレス成形品からなり、本体部21の先端側に先端脚部22を備え、本体部21の基端側の両側方に両側脚部23を備える。
他方、物品受け台215は、Y軸まわりとZ軸まわりにそれぞれ角度β、γだけ回転した傾斜平面状の物品受けシート215Aと、物品受けシート215Aの勾配に沿う下端側に垂設した物品位置決め部としての位置決めピン215Bと、物品受けシート215Aの勾配に直交する両側に垂設した他の物品位置決め部である一対の位置決め壁部215C、215Cを備える。物品受けシート215Aは更に、X軸まわりに角度α回転した傾斜平面状をなすものでも良い。尚、角度α、β、γはそれぞれ0度とされることもある。
これにより、物品20は、物品受け台215の物品受けシート215A上に先端脚部22及び両側脚部23を着座させ、物品受け台215の位置決めピン215Bに先端脚部22を係合させ、物品受け部215の両側の位置決め壁部215Cに両側脚部23を係合させることにより、物品受け台215上の定位置に所定の姿勢で位置決めされる。
尚、本実施形態において、物品20は、物品受け台215の物品受けシート215A上に着座し、位置決めピン215Bと位置決め壁部215Cに係合して物品受け台215上の定位置に所定の姿勢で位置決めされた状態を、該物品20に作用する重力により固定化される。但し、物品搬送装置200は、物品受け台215に設けた物品位置決め部に係合して定位置に所定の姿勢で位置決めされた物品20を固定する固定手段を有してなるものでも良い。
そして、物品搬送装置200は、リニアモータ214による物品受け台215の移動により、物品受け台215上の定位置に位置決め済の物品20を、ロボット等の物品取り出し装置Reが設置されている物品取り出し位置Neに位置付ける。物品受け台215上の物品20は、物品取り出し装置Reによって該物品受け台215から取り出され、後工程に供されるものになる。
しかるに、物品搬送装置200は、物品搬入位置Noで物品受け台215上に搬入される物品20を、物品受け台215上の上述の定位置に簡易に位置決め可能にするため、以下の構成を具備する。
物品搬送装置200は、制御手段220を有する。制御手段220は、ドライバ221を介して、リニアモータ214を以下の如くに制御する。即ち、制御手段220は、物品0が投入されて搬入された物品受け台215を物品搬入位置Noよりも下工程となる作業位置としての物品取り出し位置Neへ向けてリニアモータ214によって移動する移動過程で、該リニアモータ214による物品受け台215の移動速度を加減速させることによって該物品受け台215上に投入されて挿填された仮置き状態の物品20に作用する慣性力により、該物品20を該物品受け台215上で滑らせる。物品20は、物品受け台215の加速に起因する慣性力によって該物品受け台215の各部との引っ掛かりを解除されて滑り、物品受け台215の減速に起因する慣性力によって先端脚部22を物品受け台215の位置決めピン215Bに係合するように当接させ、物品受け台215における物品受けシート215A上の前述した定位置に所定の姿勢で位置決めされる。
制御手段220は、本実施形態では、例えばロボットがそのチャックに把持していた物品20を物品受け台215上に投入して仮置き状態としたことを、該ロボットのチャック開センサからなる仮置き検知手段230によって検出すると、物品受け台215への物品20の仮置きが完了したことを検知する。これにより、制御手段220は、リニアモータ214を駆動し、物品受け台215を一定の小距離(例えば10mm)ずつ急速移動させる。これによって加減速される物品受け台215に仮置きされていた物品20は、物品受け台215に対して慣性力によって相対移動し、該物品20を物品受けシート215A、位置決めピン215B、位置決め壁部215Cに対して滑らせる。制御手段220がリニアモータ214による物品受け台215の上述の小距離の急速移動を1回乃至複数回繰り返すうちに、物品20の先端脚部22及び両側脚部23が物品受け台215の物品受けシート215A上に着座し、先端脚部22が物品受け台215の位置決めピン215Bに係入して係合し、両側脚部23が物品受け台215の両側の位置決め壁部215Cに衝合して係合する。物品20は物品受け台215の物品受けシート215A上で、位置決めピン215B及び位置決め壁部215Cによって規定される定位置に着座して位置決めされるものになる。
物品搬送装置200において、物品受け台215は、物品20が物品受け台215の物品受けシート215A上の定位置に所定の姿勢で位置決めされたことを検知する位置決め検知手段240を、以下の如くに有する。
位置決め検知手段240は、プラスチック等の電気絶縁体からなる物品受け台215の物品受けシート215A上に添設した導電体241と、該物品受けシート215A上に植設した導電性の位置決めピン215Bとを有する。即ち、位置決め検知手段240は、図5に示す如く、物品受け台215の物品受けシート215A上で物品20の両側脚部23が着座する部分に添設される導電体241と、物品20の先端脚部22が当接して係合する導電性の位置決めピン215Bとを、電池内蔵の通電センサ242が介装されている通電線243によって接続することにて構成される。位置決めピン215Bと導電体241とが物品20の介在によって接続されることによる、通電センサ242のオンによって物品20が物品受け台215における物品受けシート215A上の定位置に着座したことを検知できる。
尚、物品搬送装置200は、物品受け台215の物品受けシート215A上に着座していた物品20が、物品取り出し位置Neにおいて取り出されたことを、前述の位置決め検知手段240を利用した部品取り出し確認手段250によって確認できる。即ち、通電センサ242のオフによって物品20が物品受け台215の物品受けシート215A上から取り出されたことを確認できる。
物品搬送装置200は、以下の如くに動作する。
(1)リニアモータ214により物品搬入位置Noに停止されている物品受け台215の物品受けシート215A上に、ロボット(作業者でも可)が物品20を投入して挿填した仮置き状態とする。
(2)仮置き検知手段230が上述(1)の物品20の仮置き状態を検出したことを条件に、制御手段220は当該物品20の物品受け台215への仮置き完了を検知する。
制御手段220は、物品20の仮置き完了の検知結果に基づき、リニアモータ214を駆動し、物品受け台215を一定の小距離(例えば10mm)ずつ急速移動させる。これにより、物品20は、物品受け台215に対して慣性力によって相対回転し、物品20の先端脚部22及び両側脚部23が物品受け台215の物品受けシート215A上に着座し、先端脚部22が物品受け台215の位置決めピン215Bに係合し、両側脚部23が物品受け台215の両側の位置決め壁部215Cに係合するに至り、物品受けシート215A上の定位置に所定の姿勢で位置決めされるものになる。
(3)位置決め検知手段240が上述(2)で物品受け台215の物品受けシート215A上の定位置への物品20の位置決め完了を検知すると、物品20は重力の作用によって物品受けシート215A上の定位置に所定の姿勢で保持される。
(4)位置決め検知手段240が上述(2)で物品受け台215における物品受けシート215上の定位置への物品20の位置決めを検知したことを条件に、制御手段220は、リニアモータ214によって物品受け台215を一定距離(例えば300mm)だけ移動し、物品受け台215上に固定されている上記の物品20を物品取り出し位置Neに位置付ける。
制御手段220は、位置検出装置216による物品受け台215の位置検出結果に基づき、物品受け台215上で位置決めされた物品20が上記の物品取り出し位置Neに位置付けられたことを認識すると、この認識結果を物品取り出し位置Neに設置されているロボット等の物品取り出し装置Reに伝達する。これにより、ロボット等の物品取り出し装置Reが物品受け台215上の物品20を次工程へ向けて排出するとともに、この物品20の取り出しの完了が部品取り出し確認装置250によって確認されるものになる。以上により、物品搬送装置200における物品20の位置決め及び取り出し作業が完了するものになる。
従って、本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)物品搬送装置200における物品受け台215の移動経路上の物品搬入位置Noで、物品20を物品受け台215上に仮置き状態で搬入した後、この物品搬送装置200による当該物品受け台215の下工程への移動過程で該物品受け台215を加減速移動させると、物品20は物品受け台215に対して慣性力により滑る。これにより、物品20は、物品受け台215の物品受けシート215A、位置決めピン215B、位置決め壁部215Cの各部に対して滑り、それらの各部との異常な引っ掛かりを解消する等して、それらの物品位置決め部(物品受けシート215A、位置決めピン215B、位置決め壁部215C)に所定の姿勢になるように係入、衝合する等によって係合する定位置に位置決めされる。作業者やロボット等は、物品20を物品受け台215上に仮置き状態で搬入するだけで、該物品受け台215の物品搬入位置Noから下工程への移動過程で、その移動動作中の速度変化(加減速)を利用する簡易な構成により、該物品20を該物品受け台215上の定位置に所定の姿勢で簡易かつ高精度に位置決めできる。
(b)物品受け台215に設けた位置決め検知手段240により、物品20が上述(a)によって物品位置決め部に係合して定位置に所定の姿勢で位置決めされたことを検知できる。
(c)物品20が搬入された物品受け台215の物品搬入位置Noから下工程の作業位置としての物品取り出し位置Neへの移動過程で、該物品20を上述(a)によって該物品受け台215上の定位置に簡易かつ高精度に位置決め済にできる。物品搬入位置Noに後続する物品取り出し位置Neで、当該位置決め物品20に直ちに所定の物品取り出し作業を実施できる。
(d)上述(c)の下工程の作業位置が、物品受け台215の物品位置決め部に係合して定位置に所定の姿勢で位置決めされた一定姿勢の物品20を取り出す物品取り出し位置Neであるものとした。従って、物品20は、作業者やロボット等によって物品受け台215上に仮置き状態で搬入されるだけで、その後、上述(a)によって簡易かつ高精度に位置決めされた一定姿勢で後続する物品取り出し位置Neに位置付けられ、当該物品取り出し位置Neに設置されている取り出し装置Reによってそのままの一定姿勢で取り出され、後工程の加工機等にそのままの一定姿勢で供給され得るものになる。
尚、物品搬送装置200において、物品受け台215の移動経路上で物品搬入位置Noに後続する下工程の作業位置は、物品取り出し位置Neに限らず、物品受け台215上の定位置に位置決めされた物品20に対して加工、組立、検査等を施す加工位置、組立位置、検査位置等とされるものでも良い。例えば、加工装置、組立装置、検査装置等が物品搬送装置200における物品搬送経路に沿う複数位置のそれぞれに配置され、物品受け台215上の定位置に位置決め済の物品20がそれらの加工装置、組立装置、検査装置等に順に位置付けられてそれらの各種処理がなされる。
(e)リニア移動装置210からなる物品搬送装置200において、上述(a)乃至(d)を実現できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明の物品搬送装置は、間欠移動式搬送装置に限らず、いかなる搬送装置においても実施できる。
また、本発明の物品搬送装置は、DDモータやリニアモータを駆動源とするものに限らず、モータと物品受け台の間に減速機を介装した減速機付モータ、一般のサーボモータ、インダクションモータ、超音波モータ、ステッピングモータ、油圧モータ、空圧モータ、ボールねじ式送り装置、油圧シリンダ、空圧シリンダ等、いかなるアクチュエータを駆動源とするものでも良い。
また、本発明の物品搬送装置は、物品受け台を回転移動経路に沿って回転移動するもの、直線移動経路に沿って直線移動するものに限らず、曲線状の移動経路に沿って曲線移動するものでも良く、又は回転移動に直線移動を先行又は後続させるように連続させて含むもの、回転移動に曲線移動を先行又は後続させるように連続させて含むもの、直線移動に曲線移動を先行又は後続させるように連続させて含むもの、もしくは回転移動と直線移動と曲線移動の3者を所定の順に連続させて含むもの等であっても良い。
また、本発明の物品搬送装置は、物品受け台をレール上に載架して移動させるものに限らず、物品受け台を無軌道上で移動させるものでも良い。
また、本発明の物品搬送装置は、物品受け台を2次元平面上で移動させるものに限らず、3次元曲面上で移動させるものでも良い。
また、本発明の物品搬送装置は、物品受け台そのものが移動のための駆動源を搭載し、物品搬入位置から下工程への移動過程を自走して移動するものでも良い。
本発明によれば、物品搬送装置において、物品搬入位置で物品受け台上に搬入される物品を、該物品受け台上の定位置に簡易に位置決めできる。
20 物品
200 物品搬送装置
210 間欠直線移動装置(リニア移動装置)
214 リニアモータ
215 物品受け台
215A 物品受けシート(物品位置決め部)
215B 位置決めピン(物品位置決め部)
215C 位置決め壁部(物品位置決め部)
220 制御手段
240 位置決め検知手段

Claims (8)

  1. 移動可能な物品受け台を有し、物品搬入位置で物品受け台上に搬入された物品を下工程へ搬送する物品搬送装置であり
    物品受け台に設けられ、物品が係合して該物品を該物品受け台上で位置決めする物品位置決め部と、
    物品が搬入された物品受け台の下工程への移動過程で、該物品受け台の移動速度を加減速させることによって該物品受け台上の物品に作用する慣性力により、該物品を該物品受け台上で変位させて物品位置決め部に係合させ、該物品を該物品受け台上の定位置に位置決めするための制御を行なう制御手段を有する物品搬送装置であって、
    物品受け台が、X軸まわりとY軸まわりとZ軸まわりにそれぞれ角度α、β、γだけ回転した傾斜平面状の物品受けシートを備え、
    物品が物品受けシート上に着座された物品受け台のX方向への移動過程で、該物品受け台上の該物品に作用する慣性力により、該物品を上記の定位置に所定の姿勢で位置決めする物品搬送装置。
  2. 前記物品位置決め部が、前記物品受けシートの勾配に沿う下端側に垂設した物品位置決め部としての位置決めピンと、該物品受けシートの勾配に直交する両側に垂設した他の物品位置決め部である一対の位置決め壁部である請求項1に記載の物品搬送装置。
  3. 前記物品受け台は、物品が物品位置決め部に係合して位置決めされたことを検知する位置決め検知手段を有してなる請求項1又は2に記載の物品搬送装置。
  4. 前記物品受け台は、物品位置決め部に係合して位置決めされた物品を固定する物品固定手段を有してなる請求項1乃至3のいずれかに記載の物品搬送装置。
  5. 前記制御手段は、物品が搬入された物品受け台を下工程の作業位置に移動する過程で、該物品を該物品受け台上で位置決めするための制御を行なう請求項1乃至のいずれかに記載の物品搬送装置。
  6. 前記下工程の作業位置が、物品受け台の物品位置決め部に係合して位置決めされた一定姿勢の物品に所定の処理を施す物品処理作業位置である請求項1乃至のいずれかに記載の物品搬送装置。
  7. 前記下工程の作業位置が、物品受け台の物品位置決め部に係合して位置決めされた一定姿勢の物品を取り出す物品取り出し位置である請求項1乃至のいずれかに記載の物品搬送装置。
  8. 前記物品搬送装置が、前記物品受け台を間欠的に直線移動する間欠直線移動装置からなる請求項1乃至のいずれかに記載の物品搬送装置。
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