以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.情報処理〕
図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1の例では、情報処理装置100が、一の販売元が登録した在庫状況情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する決定処理等の情報処理を実行する例について説明する。
〔情報処理システムの構成〕
まず、図1の説明に先だって、図2を用いて情報処理システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理システム1には、端末装置10と、販売元装置20と、情報処理装置100とが含まれる。端末装置10と、販売元装置20と、情報処理装置100とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。また、図2に示した情報処理システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の販売元装置20や、複数台の情報処理装置100が含まれてもよい。
情報処理装置100は、電子商取引サービスにおいて各販売元が販売する商品の在庫状況に関連する在庫状況情報を、各販売元から登録を受け付ける。情報処理装置100は、電子商取引サービスにおいて一の販売元が登録した一の商品の在庫状況情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する情報処理装置である。
図1に示す情報処理装置100は、コンピュータネットワーク上での電子的な情報通信によって商品やサービスを取引する電子商取引(EC:Electronic Commerce)サービスの提供に用いられる情報処理装置である。例えば、情報処理装置100は、ECサイト(電子商店街)を管理する管理者によって運用されるサーバ装置である。情報処理装置100は、電子商取引サービスに係るコンテンツをユーザに提供する。例えば、情報処理装置100は、電子商店街のポータルページや、電子商店街において商品を販売する販売元(「ストア」ともいう)のストアページや、各ストアが販売する商品の商品ページ等を含むウェブサイトをユーザの端末装置10に送信する。また、情報処理装置100は、電子商店街に出店するストアから受け付ける要求に従い、種々の処理を行う。
また、情報処理装置100は、端末装置10から取得したクエリに対する検索結果を端末装置10に提供する検索サービスを提供する。また、情報処理装置100は、電子商取引サービスを提供する。
なお、図1では、情報処理装置100が検索サービスや電子商取引サービスを提供する場合を示すが、外部の情報処理装置が検索サービスや電子商取引サービスを提供する場合、情報処理装置100は検索サービスや電子商取引サービスを提供しなくてもよい。この場合、情報処理装置100は、検索サービスや電子商取引サービスを提供する外部の情報処理装置等から各種情報を取得し、一の販売元が登録した一の商品の在庫状況情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する処理のみを行ってもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1の例では、端末装置10が、ユーザが利用するスマートフォンである場合を示す。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。具体的には、図1では、端末装置10がユーザID「U1」により識別されるユーザ(「ユーザU1」とする場合がある)が利用するスマートフォンである場合を示す。
また、図1に示す例においては、端末装置10の画面の表示に応じて、端末装置10を端末装置10−1、10−2として説明する。なお、端末装置10−1、10−2は同一の端末装置10である。また、以下では、端末装置10−1、10−2について、特に区別なく説明する場合には、端末装置10と記載する。
販売元装置20は、各販売元(ストア)の管理者等によって利用される情報処理装置である。図1の例では、販売元装置20は、販売元であるストアBの管理者M1によって利用される情報処理装置である。例えば、ストアBの管理者M1は、販売元装置20を用いて、電子商取引サービスにおいて販売する商品を追加したり、価格や在庫数の登録や更新等を行ったりする。また、販売元装置20は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等により実現される。図1は、販売元装置20がノート型PCである場合を示す。
まず、ストアBの管理者M1が利用する販売元装置20は、ストアBが販売するスマホBである商品GD2について、在庫超過購入可能であると登録することを示す登録情報を情報処理装置100に送信する(ステップS11)。これにより、情報処理装置100は、ストアBが在庫を超過する注文がある場合であっても注文を受け付けることを示す登録情報をスマホBの販売元装置20から取得する。なお、「商品GD*(*は任意の数値)」と記載した場合、その商品は商品ID「GD*」により識別される商品であることを示す。例えば、「商品GD1」と記載した場合、その商品は商品ID「GD1」により識別される商品である。ここでいう「在庫超過購入可能」とは、例えば、ストアが商品の在庫数を超える数の注文を受け付けることを示す。例えば、ストアBがある商品GD2について「在庫超過購入可能」であると登録した場合、情報処理装置100は、ストアBに商品GD2の在庫がない状態であっても、ストアBの商品GD2に対するユーザの注文を受け付ける。
そして、情報処理装置100は、ストアBが登録した商品GD2が在庫超過の注文を受け付ける商品であることを示す情報を登録する(ステップS12)。情報処理装置100は、ストアBが販売するストアBの商品ID「GD2」に対応付けて、在庫超過購入が可能であることを示す情報(図1の例では「1」)を商品情報記憶部121に登録する。
また、ユーザU1は、所定のECサイトのコンテンツW11が表示された端末装置10を操作して、ストアBのスマホBの商品情報(コンテンツ)を情報処理装置100に要求する(ステップS13)。これにより、情報処理装置100は、ストアBのスマホBのコンテンツW12を要求していることを示す情報を、ユーザU1の端末装置10から取得する。
そして、情報処理装置100は、ストアBのスマホBの販売状況に関連する表示を決定する(ステップS14)。情報処理装置100は、ユーザU1の端末装置10に提供するスマホBのコンテンツW12の表示態様を決定する。例えば、情報処理装置100は、ストアBのスマホBの在庫状況情報に基づいて、スマホBのコンテンツW12における販売状況に関連する表示を決定する。
情報処理装置100は、表示態様情報記憶部122(図5参照)に記憶された情報を用いて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。情報処理装置100は、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件に基づいて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。例えば、情報処理装置100は、各表示態様の条件と、商品の在庫状況情報とを比較することにより、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。
情報処理装置100は、ストアBが登録したスマホBの在庫状況情報と、各表示態様の条件とを比較し、スマホBの在庫状況情報が条件を満たす表示態様が有る場合、その表示態様に表示を変更すると決定する。例えば、情報処理装置100は、商品情報記憶部121に記憶されたスマホBの在庫数や在庫超過購入や発送日情報(ステータス)等の在庫状況情報と、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件とを比較し、スマホBの在庫状況が該当する表示態様の有無を判定する。図1の例では、スマホBの登録された情報が在庫数「0」かつ在庫超過購入「1(可能)」であるため、情報処理装置100は、表示態様DM1の条件を満たすと判定する。図5に示すように、表示態様DM1は、ステータスが「取り寄せ」に対応し、ラベルの追加、及びボタン表示の変更の両方を行うことを示す。
そのため、情報処理装置100は、ユーザU1の端末装置10に提供するスマホBのコンテンツW12について、「取り寄せ」と記載されたラベルLB2を追加し、商品を所定のリスト(カート)に追加するボタン(「カートボタン」ともいう)の表記をカートボタンBT2に示すように「取り寄せ商品をカートに入れる」に変更すると決定する。すなわち、情報処理装置100は、ストアBのスマホBの販売状況に関連する表示を通常の表示態様から、「取り寄せ」に関連する表示態様に変更することを決定する。情報処理装置100は、ストアBのスマホBの販売状況に関連する表示をストアが商品を取り寄せてから販売する状況であることを示す「取り寄せ」に対応する表示に決定する。なお、通常の表示については、図11において詳述するが、通常の表示では、「取り寄せ」と記載されたラベルLB2は含まれておらず、カートボタンは、カートボタンB1(図11参照)のように、「商品をカートに入れる」との表記がされる。なお、表示態様DM1は、ラベルの追加のみであってもよいし、ボタン表示の変更のみであってもよい。
また、情報処理装置100は、ストアが登録した発送日情報(ステータス)等の商品の在庫状況を示すステータス情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定してもよいが、この点についての詳細は後述する。情報処理装置100は、商品の在庫状況情報やステータス情報が複数の表示態様の条件を満たす場合、どの表示態様を用いるかを適宜の手段により決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、商品の在庫状況情報やステータス情報が複数の表示態様の条件を満たす場合、条件を満たす全表示態様の変更を行うと決定してもよい。また、例えば、情報処理装置100は、商品の在庫状況情報やステータス情報が複数の表示態様の条件を満たす場合、より表示の変更内容が大きな表示態様を用いると決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、商品の在庫状況情報やステータス情報が表示態様DM2及び表示態様DM3のいずれの条件を満たす場合、より表示の変更内容が大きな表示態様DM2を用いると決定してもよい。
そして、情報処理装置100は、ラベルLB2及び、表記が「取り寄せ商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT2を含むコンテンツW12を生成する。そして、情報処理装置100は、端末装置10にコンテンツW12を提供する(ステップS15)。
端末装置10は、コンテンツW12を表示する(ステップS16)。端末装置10は、コンテンツW11が表示された端末装置10−1からコンテンツW12が表示された端末装置10−2に表示を遷移させる。図1に示す端末装置10−2は、ラベルLB2及び、表記が「取り寄せ商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT2を含むコンテンツW12が表示された状態を示す。
コンテンツW12には、スマホBの画像IM2や、スマホBが送料無料の商品であることを示すラベルLB1や、在庫を確認する在庫確認領域AR1が含まれる。また、コンテンツW12には、表示態様DM1に対応するステータス「取り寄せ」と記載されたラベルLB2や、表記が「取り寄せ商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT2が含まれる。
〔1−1.効果〕
上述のように、情報処理装置100は、ストアが登録した在庫状況情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する。図1の例では、情報処理装置100は、情報の表示対象となった商品について、ストアが登録した在庫状況情報と、各表示態様の条件との比較に基づいて、どのような表示にするかを決定する。これにより、情報処理装置100は、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
そして、情報処理装置100は、決定した表示態様に基づいて、表示対象となった商品のコンテンツを生成し、生成したコンテンツを端末装置10に提供する。これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して適切な情報を提供することができる。情報処理装置100は、ストア自身が登録した在庫状況情報を基に表示を決定することにより、ストアにおける実際の商品の在庫状況を適切に反映した情報の表示を可能とすることができる。また、情報処理装置100は、販売元が在庫数「Null」や在庫超過可能等の在庫数を精確に反映していない可能性が高い状態である場合、ステータスを「取り寄せ」として表示態様を通常と異ならせることにより、ストアに精確な情報の登録を促すことができる。その結果、情報処理装置100は、ユーザに対して商品の在庫状況を反映した適切な表示を行うことが可能となる。これにより、情報処理装置100は、ユーザに見える情報と比較して、商品の配送に時間を要したり、欠品によりキャンセルになったりするといったことの発生を低減させ、ユーザの満足度を向上させることができる。
例えば、従来では、ストアが在庫を保有していない商品について、ユーザがその商品に関するコンテンツを閲覧した際に、その商品の在庫があるように表示される場合がある。このような場合に、ユーザがその商品を注文した場合、ストアは、ユーザからの注文を受けた後にその商品を取り寄せるなどの処理を行う。そのため、実際に在庫を保有している商品と比べてユーザへ配達されるまでに時間を要したり、商品を確保できずにキャンセルになったりするといったことが起こり得る。このようにストアが在庫を保有していないのに在庫を保有しているようにユーザに認識させる場合、ユーザにとっては良い体験とは言えず、ユーザの満足度が低下することが起こり得る。一方で、情報処理装置100は、ストアが登録した実際の在庫状況情報に基づいて、どのような表示にするかを決定するため、ユーザの満足度が低下するようなユーザの体験を低減させることができる。
〔1−2.システム構成〕
なお、上記決定処理を実現するシステム構成については、図2に示す情報処理システム1に限らず種々の態様であってもよい。図2の例では、サーバ側の情報処理装置100が表示態様に関する決定処理を行う場合を示したが、クライアント側の端末装置10が表示態様に関する決定処理を行ってもよい。このように、端末装置10が表示態様に関する決定処理を行う情報処理装置であってもよい。この場合、端末装置10が決定処理に応じたコンテンツを、コンテンツを配信するサーバとしてのコンテンツ配信装置に要求してもよい。
〔1−3.その他〕
また、上述した情報処理が適用可能であれば、商品に限らず、ストア(販売元)が提供する役務、すなわちサービスが注文の対象であってもよい。
〔2.情報処理装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば情報処理システム1に含まれる端末装置10や販売元装置20等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図3に示すように、商品情報記憶部121と、表示態様情報記憶部122と、ユーザ情報記憶部123と、行動情報記憶部124とを有する。
(商品情報記憶部121)
実施形態に係る商品情報記憶部121は、商品に関する各種情報を記憶する。図4は、実施形態に係る商品情報記憶部の一例を示す図である。図4に示す商品情報記憶部121は、「ストア」、「商品ID」、「商品名」、「価格」、「在庫数」、「在庫超過購入」、「発送日情報(ステータス)」といった項目を有する。なお、図示を省略するが、商品情報記憶部121には、商品の画像やタイトルや説明文などの種々の商品情報が商品IDに対応付けて記憶される。また、商品情報記憶部121には、商品IDに対応付けて各商品のキャンセル条件を示す情報(キャンセル条件情報)が記憶される。
「ストア」は、対応する商品の販売元であるストアを示す。なお、「ストア」には、ストアID等の販売元であるストアを識別するための識別情報が記憶されてもよい。図4の例では、各ストアを示す名称の下の括弧内の文字列は、各ストアに対応する識別情報であるストアIDを示す。「商品ID」は、商品を識別するための識別情報を示す。「商品名」は、商品の具体的な名称等を示す。「価格」は、対応する商品の売値(円)を示す。「在庫数」は、対応する商品の在庫数を示す。例えば、「在庫数」が「Null」や「−」である商品については、全注文(購入依頼)を受け付ける、いわゆる無限在庫の商品であることを意味する。
「在庫超過購入」は、対応する商品について、販売元であるストアがその商品の在庫超過の注文を受け付けるか否かを示す情報が記憶される。例えば、「在庫超過購入」には、対応する商品について、在庫超過の注文を受け付けるかどうかを示す所定の値(フラグ)が記憶される。図5の例では、対応する商品について、在庫超過の注文を受け付けない場合は「在庫超過購入」に「0」が記憶され、在庫超過の注文を受け付ける場合は「在庫超過購入」に、「1」が記憶される場合を示す。例えば、「在庫超過購入」が「0」である商品については、その商品の在庫数が、在庫が有ることを示す適切な値(例えば1以上の数)である場合に注文を受け付けることを示す。例えば、「在庫超過購入」が「0」である商品については、その商品の在庫数が「0」や「Null」である場合、注文を受け付けないことを示す。また、例えば、「在庫超過購入」が「1」である商品については、その商品の在庫数が「0」や「Null」である場合であっても、注文を受け付けることを示す。
「発送日情報(ステータス)」は、対応する商品の在庫状況に関連するステータスを示す。「発送日情報(ステータス)」には、受注生産、入荷待ち、取り寄せといった商品の在庫状況に関連するステータスが登録される。なお、「発送日情報(ステータス)」が「−(ハイフン)」である商品は、ステータスが未登録であることを示す。
例えば、図4の例では、ストアID「SA1」により識別されるストアAは、商品ID「GD1」により識別される商品(商品GD1)等を販売する販売元であることを示す。また、商品GD1は、商品名が「衣類A」であり、価格が「PR1」であることを示す。なお、価格を「PR1」といった抽象的な符号で示すが、価格は、4500円や1万円といった具体的な値である。また、商品GD1の在庫数は「Null」であり、商品GD1の在庫数がストアAにより登録されていないことを示す。商品GD1の在庫超過購入は「0」であり、商品GD1は在庫超過の注文を受け付けないことを示す。商品GD1の発送日情報(ステータス)は「−(ハイフン)」であり、商品GD1は、ストアAによりステータスが未登録であることを示す。
また、ストアID「SA11」により識別されるストアXは、商品ID「GD11」により識別される商品(商品GD11)や商品ID「GD12」により識別される商品(商品GD12)や商品ID「GD13」により識別される商品(商品GD13)等を販売する販売元であることを示す。
商品GD11は、商品名が「時計X」であり、価格が「PR11」であり、在庫数が「0」であることを示す。また、商品GD11の在庫超過購入は「0」であり、商品GD11は在庫超過の注文を受け付けないことを示す。商品GD1の発送日情報(ステータス)は「入荷待ち」であり、商品GD11は、ストアXによりステータス「入荷待ち」が登録されていることを示す。
商品GD12は、商品名が「ワインY」であり、価格が「PR12」であり、在庫数が「100」であることを示す。また、商品GD12の在庫超過購入は「1」であり、商品GD12は在庫超過の注文を受け付けることを示す。商品GD1の発送日情報(ステータス)は「−(ハイフン)」であり、商品GD12は、ストアXによりステータスが未登録であることを示す。
なお、商品情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、商品情報記憶部121は、商品情報が追加された日時や商品情報が作成された日時に関する情報を記憶してもよい。また、商品情報記憶部121は、商品の画像や粗利、送料の有無、送料、商品を検索する際に使用されるキーワード、商品の種別等といった各種の商品情報を記憶してもよい。
(表示態様情報記憶部122)
実施形態に係る表示態様情報記憶部122は、表示態様に関する各種情報を記憶する。表示態様情報記憶部122は、表示態様を変更する条件やその変更内容等に関する各種情報を記憶する。図5は、実施形態に係る表示態様情報記憶部の一例を示す図である。図5に示す表示態様情報記憶部122は、「表示態様ID」、「条件」、「ステータス」、「変更内容」といった項目を有する。また、「変更内容」は、「ラベル」、「ボタン表示変更」といった項目を有する。
「表示態様ID」は、表示態様を識別するための識別情報を示す。「条件」は、対応する表示態様の変更を行う条件を示す。「ステータス」は、対応する条件を満たした場合の在庫状況に関連するステータスを示す。「変更内容」は、対応する条件を満たした場合の表示の変更内容を示す。なお、「変更内容」には、具体的な変更内容を示す情報が含まれてもよい。
「ラベル」は、対応する条件を満たす場合にラベルを追加するか否かを示す情報が記憶される。図5の例では、説明を簡単にするために、「ラベル」に「有」、「無」を図示し、ラベル追加の有無を示すが、「ラベル」にはラベルを追加するかどうかを示す所定の値(フラグ)が記憶される。
また、「ボタン表示変更」は、対応する条件を満たす場合にボタン表示を変更するか否かを示す情報が記憶される。図5の例では、説明を簡単にするために、「ボタン表示変更」に「有」、「無」を図示し、ボタン表示変更の有無を示すが、「ボタン表示変更」にはボタン表示を変更するかどうかを示す所定の値(フラグ)が記憶される。
図5の例は、表示態様ID「DM1」により識別される表示態様(表示態様DM1)を行う条件は、「在庫数が0かつ在庫超過購入可」であることを示す。また、表示態様DM1は、ステータスが「取り寄せ」に対応することを示す。表示態様DM1は、ラベルの追加、及びボタン表示の変更の両方を行うことを示す。すなわち、表示態様DM1は、条件「在庫数が0かつ在庫超過購入可」を満たす場合、ステータス「取り寄せ」に対応するラベルの追加やボタン表示の変更が行われることを示す。
図5の例は、表示態様ID「DM3」により識別される表示態様(表示態様DM3)を行う条件は、「発送日情報が取り寄せ」であることを示す。また、表示態様DM3は、ステータスが「取り寄せ」に対応することを示す。表示態様DM3は、ラベルの追加のみを行うことを示す。すなわち、表示態様DM3は、条件「発送日情報が取り寄せ」を満たす場合、ステータス「取り寄せ」に対応するラベルの追加が行われることを示す。
なお、表示態様情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(ユーザ情報記憶部123)
実施形態に係るユーザ情報記憶部123は、ユーザに関する各種情報を記憶する。図6は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。例えば、ユーザ情報記憶部123は、各ユーザの属性情報等の種々の情報を記憶する。図6に示すユーザ情報記憶部123には、「ユーザID」、「年齢」、「性別」、「居住地」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。また、「年齢」は、ユーザIDにより識別されるユーザの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、ユーザIDにより識別されるユーザの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、ユーザIDにより識別されるユーザの性別を示す。また、「居住地」は、ユーザIDにより識別されるユーザの居住する地域を示す。なお、「居住地」は、ユーザIDにより識別されるユーザの具体的な住所であってもよい。
例えば、図5の例では、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)の年齢は、「20代」であり、性別は、「女性」であることを示す。また、例えば、図5に示す例において、ユーザU1は、居住地が「A地域」であることを示す。
なお、ユーザ情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部123は、年齢や性別に加えて他のデモグラフィック属性情報やサイコグラフィック属性情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部123は、氏名、自宅、勤務地、興味、家族構成、収入、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。
(行動情報記憶部124)
実施形態に係る行動情報記憶部124は、行動に関する各種情報を記憶する。図7は、実施形態に係る行動情報記憶部の一例を示す図である。例えば、行動情報記憶部124は、ユーザが過去に行った行動に関する情報を記憶する。図7に示す行動情報記憶部124には、「ユーザID」、「行動情報」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。また、「行動情報」には、対応するユーザの行動に関する情報を示し、「行動ID」、「日時」、「内容」といった項目が含まれる。
「行動ID」は、各行動を識別するための識別情報を示す。「日時」は、対応する行動が行われた日時を示す。なお、図7の例では、「日時」に記憶される情報を「DA11」等の符号で図示するが、「日時」には、「2019年3月11日22時16分43秒」等の具体的な日時が記憶されるものとする。「内容」は、対応するユーザの行動の種別やその行動において対象となった内容等を示す。
例えば、図7に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、行動ID「AC11」により識別される行動や行動ID「AC12」により識別される行動を行ったことを示す。また、例えば、図7に示す例において、行動ID「AC11」により識別される行動は、日時「DA11」に行われ、その内容がコンテンツW11の閲覧であることを示す。また、例えば、図7に示す例において、行動ID「AC12」により識別される行動は、日時「DA12」に行われ、その内容がコンテンツW12の閲覧であることを示す。
なお、行動情報記憶部124は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、行動情報記憶部124は、行動が所定の期間継続して行われたものであれば、その期間に関する情報を記憶してもよい。
(制御部130)
図3の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、取得部131と、決定部132と、生成部133と、提供部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(取得部131)
取得部131は、各種情報を取得する。取得部131は、各種情報を取得する。取得部131は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。取得部131は、端末装置10や販売元装置20等の他の情報処理装置から各種情報を取得する。
取得部131は、記憶部120から各種情報を取得する。取得部131は、商品情報記憶部121や表示態様情報記憶部122やユーザ情報記憶部123や行動情報記憶部124から各種情報を取得する。取得部131は、決定部132が決定した各種情報を取得する。取得部131は、生成部133が生成した各種情報を取得する。
取得部131は、電子商取引サービスにおいて一の販売元が販売する一の商品の在庫状況に関連する情報であって、一の販売元により登録される情報である在庫状況情報を取得する。取得部131は、一の販売元が販売する一の商品の在庫数を示す在庫数情報を含む在庫状況情報を取得する。取得部131は、一の販売元が一の商品の在庫超過の注文を受け付けるか否かを示す超過可否情報を含む在庫状況情報を取得する。取得部131は、一の販売元により登録される一の商品のステータスを示すステータス情報を取得する。取得部131は、一の販売元により登録される一の商品が取り寄せ、入荷待ち、受注生産のいずれであるかを示すステータス情報を取得する。
図1の例では、取得部131は、ストアBの在庫超過の注文を受け付けることを示す登録情報をスマホBの販売元装置20から取得する。取得部131は、ストアBのスマホBのコンテンツW12を要求していることを示す情報を、ユーザU1の端末装置10から取得する。
(決定部132)
決定部132は、各種情報を決定する。例えば、決定部132は、外部の情報処理装置からの情報や記憶部120に記憶された情報に基づいて、各種情報を決定する。決定部132は、端末装置10や販売元装置20等の他の情報処理装置からの情報に基づいて、各種情報を決定する。決定部132は、商品情報記憶部121や表示態様情報記憶部122やユーザ情報記憶部123や行動情報記憶部124に記憶された情報に基づいて、各種情報を決定する。決定部132は、各種情報を判定する。例えば、決定部132は、外部の情報処理装置からの情報や記憶部120に記憶された情報に基づいて、各種情報を判定する。決定部132は、各種情報を登録する。例えば、決定部132は、外部の情報処理装置からの情報を、記憶部120に登録する。例えば、決定部132は、外部の情報処理装置からの情報を、商品情報記憶部121や表示態様情報記憶部122やユーザ情報記憶部123や行動情報記憶部124に登録する。
決定部132は、種々の情報を抽出する。決定部132は、各種情報を特定する。決定部132は、各種情報を選択する。決定部132は、記憶部120に記憶された情報に基づいて、種々の情報を抽出する。決定部132は、記憶部120に記憶された各種情報に基づいて、種々の情報を特定する。決定部132は、記憶部120に記憶された各種情報に基づいて、種々の情報を選択する。決定部132は、取得部131により取得された各種情報に基づいて、種々の情報を抽出する。決定部132は、取得部131により取得された各種情報に基づいて、種々の情報を特定する。
決定部132は、取得部131により取得された在庫状況情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する。決定部132は、在庫状況情報が所定の条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示を通常の表示とは異ならせると決定する。決定部132は、一の商品の販売状況に関連するラベルの表示を決定する。決定部132は、一の商品の注文に関連するボタンの表示を決定する。決定部132は、一の商品を電子商取引サービスに対応するカートに追加するボタンの表示を決定する。
決定部132は、在庫数情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する。決定部132は、在庫数情報が一の販売元が在庫数を未登録であることを示す場合、一の商品の販売状況に関連する表示を、通常の表示とは異なる表示に決定する。決定部132は、在庫数情報が在庫数を示す数以外の所定の情報である場合、一の商品の販売状況に関連する表示を、通常の表示とは異なる表示に決定する。決定部132は、在庫数情報がNullである場合、一の商品の販売状況に関連する表示を、通常の表示とは異なる表示に決定する。決定部132は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す表示に決定する。
決定部132は、超過可否情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する。決定部132は、一の商品の在庫超過の注文を受け付ける商品であり、一の商品の在庫数が0以下である場合、一の商品の販売状況に関連する表示を、通常の表示とは異なる表示に決定する。決定部132は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す表示に決定する。
決定部132は、ステータス情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する。決定部132は、ステータス情報が所定のステータス条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示を通常の表示とは異ならせると決定する。決定部132は、ステータス情報に応じた表示に、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する。決定部132は、在庫状況情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第1表示と、ステータス情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第2表示とを異ならせる。決定部132は、在庫状況情報に基づいて、通常の表示からの変更が第2表示に比べて大きい第1表示を決定する。
図1の例では、決定部132は、ストアBが登録した商品GD2が在庫超過の注文を受け付ける商品であることを示す情報を登録する。決定部132は、ストアBが販売するストアBの商品ID「GD2」に対応付けて、在庫超過購入が可能であることを示す情報(図1の例では「1」)を商品情報記憶部121に登録する。
図1の例では、決定部132は、ストアBのスマホBの販売状況に関連する表示を決定する。決定部132は、ユーザU1の端末装置10に提供するスマホBのコンテンツW12の表示態様を決定する。決定部132は、ストアBのスマホBの在庫状況情報に基づいて、スマホBのコンテンツW12における販売状況に関連する表示を決定する。
決定部132は、表示態様情報記憶部122に記憶された情報を用いて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。決定部132は、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件に基づいて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。決定部132は、各表示態様の条件と、商品の在庫状況情報とを比較することにより、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。
決定部132は、ストアBが登録したスマホBの在庫状況情報と、各表示態様の条件とを比較し、スマホBの在庫状況情報が条件を満たす表示態様が有る場合、その表示態様に表示を変更すると決定する。決定部132は、商品情報記憶部121に記憶されたスマホBの在庫数や在庫超過購入や発送日情報(ステータス)等の在庫状況情報と、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件とを比較し、スマホBの在庫状況が該当する表示態様の有無を判定する。図1の例では、スマホBの登録された情報が在庫数「0」かつ在庫超過購入「1(可能)」であるため、決定部132は、表示態様DM1の条件を満たすと判定する。決定部132は、ユーザU1の端末装置10に提供するスマホBのコンテンツW12について、「取り寄せ」と記載されたラベルLB2を追加し、カートボタンの表記をカートボタンBT2に示すように「取り寄せ商品をカートに入れる」に変更すると決定する。
(生成部133)
生成部133は、各種情報を生成する。生成部133は、外部の情報処理装置からの情報や記憶部120に記憶された情報に基づいて、各種情報を生成する。
生成部133は、取得部131により取得された各種情報に基づいて、各種情報を生成する。生成部133は、決定部132により決定された各種情報に基づいて、各種情報を生成する。
生成部133は、種々の技術を適宜用いて、外部の情報処理装置へ提供する画面(画像情報)等の種々の情報を生成する。生成部133は、端末装置10へ提供するコンテンツを生成する。例えば、生成部133は、記憶部120に記憶された情報に基づいて、端末装置10へ提供するコンテンツを生成する。また、生成部133は、販売元装置20へ提供するコンテンツを生成する。例えば、生成部133は、記憶部120に記憶された情報に基づいて、販売元装置20へ提供するコンテンツを生成する。
生成部133は、外部の情報処理装置へ提供する画面(画像情報)等が生成可能であれば、どのような処理によりコンテンツ等を生成してもよい。例えば、生成部133は、画像生成や画像処理等に関する種々の技術を適宜用いて、端末装置10へ提供するコンテンツを生成する。例えば、生成部133は、Java(登録商標)等の種々の技術を適宜用いて、端末装置10へ提供するコンテンツを生成する。なお、生成部133は、CSSやJavaScript(登録商標)やHTMLの形式に基づいて、端末装置10へ提供する画面(画像情報)等のコンテンツを生成してもよい。また、例えば、生成部133は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やGIF(Graphics Interchange Format)やPNG(Portable Network Graphics)など様々な形式で画面(画像情報)等のコンテンツを生成してもよい。
生成部133は、決定部132の決定に応じたコンテンツを生成する。生成部133は、在庫状況情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを生成する。生成部133は、在庫状況情報が所定の条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを生成する。生成部133は、一の商品の販売状況に関連するラベルの情報を含むコンテンツを生成する。生成部133は、一の商品の注文に関連するボタンの情報を含むコンテンツを生成する。生成部133は、一の商品を電子商取引サービスに対応するカートに追加するボタンの情報を含むコンテンツを生成する。
生成部133は、在庫数情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを生成する。生成部133は、在庫数情報が一の販売元が在庫数を未登録であることを示す場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを生成する。生成部133は、在庫数情報が在庫数を示す数以外の所定の情報である場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを生成する。生成部133は、在庫数情報がNullである場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを生成する。生成部133は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す情報を含むコンテンツを生成する。
生成部133は、超過可否情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを生成する。生成部133は、一の商品の在庫超過の注文を受け付ける商品であり、一の商品の在庫数が0以下である場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを生成する。生成部133は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す情報を含むコンテンツを生成する。
生成部133は、ステータス情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを生成する。生成部133は、ステータス情報が所定のステータス条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを生成する。生成部133は、ステータス情報に応じた表示に、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを生成する。生成部133は、在庫状況情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第1表示と、ステータス情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第2表示とを異ならせる。生成部133は、在庫状況情報に基づいて、通常の表示からの変更が第2表示に比べて大きい第1表示を含むコンテンツを生成する。
図1の例では、生成部133は、ラベルLB2及び、表記が「取り寄せ商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT2を含むコンテンツW12を生成する。例えば、生成部133は、通常の表示にラベルLB2及び表記が「取り寄せ商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT2が付加された表示である第1表示を含むコンテンツW12を生成する。
(提供部134)
提供部134は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。提供部134は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、提供部134は、端末装置10へ各種情報を提供する。例えば、提供部134は、販売元装置20へ各種情報を提供する。
提供部134は、決定部132により決定された種々の情報を用いたサービスを提供する。提供部134は、外部の情報処理装置へ各種コンテンツを提供する。例えば、提供部134は、生成部133により生成されたコンテンツを端末装置10へ提供する。
提供部134は、在庫状況情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを提供する。提供部134は、在庫状況情報が所定の条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを提供する。提供部134は、一の商品の販売状況に関連するラベルの情報を含むコンテンツを提供する。提供部134は、一の商品の注文に関連するボタンの情報を含むコンテンツを提供する。提供部134は、一の商品を電子商取引サービスに対応するカートに追加するボタンの情報を含むコンテンツを提供する。
提供部134は、在庫数情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを提供する。提供部134は、在庫数情報が一の販売元が在庫数を未登録であることを示す場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを提供する。提供部134は、在庫数情報が在庫数を示す数以外の所定の情報である場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを提供する。提供部134は、在庫数情報がNullである場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを提供する。提供部134は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す情報を含むコンテンツを提供する。
提供部134は、超過可否情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを提供する。提供部134は、一の商品の在庫超過の注文を受け付ける商品であり、一の商品の在庫数が0以下である場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを提供する。提供部134は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す情報を含むコンテンツを提供する。
提供部134は、ステータス情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを提供する。提供部134は、ステータス情報が所定のステータス条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを提供する。提供部134は、ステータス情報に応じた表示に、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを提供する。提供部134は、在庫状況情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第1表示と、ステータス情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第2表示とを異ならせる。提供部134は、在庫状況情報に基づいて、通常の表示からの変更が第2表示に比べて大きい第1表示を含むコンテンツを提供する。
図1の例では、提供部134は、端末装置10にコンテンツW12を提供する。提供部134は、端末装置10にコンテンツW12を送信する。
〔3.端末装置の構成〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図8は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。図8に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、記憶部14と、制御部15とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、所定のネットワークN(図2参照)と有線または無線で接続され、外部の情報処理装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、所定のネットワークN(図2参照)と有線または無線で接続され、情報処理装置100や販売元装置20等との間で情報の送受信を行う。
(入力部12)
入力部12は、ユーザから各種操作が入力される。例えば、入力部12は、タッチパネル機能により表示面(例えば出力部13)を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部12は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部13)
出力部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。
(記憶部14)
記憶部14は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部14は、例えば、端末装置10にインストールされているアプリケーションに関する情報、例えばプログラム等を記憶する。
(制御部15)
制御部15は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶部14などの記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、決定処理を行うアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部15は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図8に示すように、制御部15は、受信部151と、受付部152と、表示部153と、送信部154とを有し、以下に説明する決定処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図8に示した構成に限られず、後述する処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部15が有する各処理部の接続関係は、図8に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受信部151)
受信部151は、各種情報を受信する。また、受信部151は、各種情報を外部の情報処理装置から受信する。受信部151は、各種情報を情報処理装置100や販売元装置20等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。
受信部151は、情報処理装置100からコンテンツを受信する。受信部151は、在庫状況情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを受信する。受信部151は、在庫状況情報が所定の条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを受信する。受信部151は、一の商品の販売状況に関連するラベルの情報を含むコンテンツを受信する。受信部151は、一の商品の注文に関連するボタンの情報を含むコンテンツを受信する。受信部151は、一の商品を電子商取引サービスに対応するカートに追加するボタンの情報を含むコンテンツを受信する。
受信部151は、在庫数情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを受信する。受信部151は、在庫数情報が一の販売元が在庫数を未登録であることを示す場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを受信する。受信部151は、在庫数情報が在庫数を示す数以外の所定の情報である場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを受信する。受信部151は、在庫数情報がNullである場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを受信する。受信部151は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す情報を含むコンテンツを受信する。
受信部151は、超過可否情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを受信する。受信部151は、一の商品の在庫超過の注文を受け付ける商品であり、一の商品の在庫数が0以下である場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを受信する。受信部151は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す情報を含むコンテンツを受信する。
受信部151は、ステータス情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを受信する。受信部151は、ステータス情報が所定のステータス条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを受信する。受信部151は、ステータス情報に応じた表示に決定されたコンテンツであって、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを受信する。受信部151は、在庫状況情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第1表示と、ステータス情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第2表示とを異ならせたコンテンツを受信する。受信部151は、在庫状況情報に基づいて、通常の表示からの変更が第2表示に比べて大きい第1表示を含むコンテンツを受信する。
受信部151は、情報処理装置100から制御情報を受信する。受信部151は、情報処理装置100から制御情報を含むコンテンツを受信する。図1の例では、受信部151は、情報処理装置100からコンテンツW11を受信する。受信部151は、情報処理装置100から制御情報を含むコンテンツW11を受信する。受信部151は、情報処理装置100からコンテンツW12を受信する。受信部151は、情報処理装置100から制御情報を含むコンテンツW12を受信する。
(受付部152)
受付部152は、種々の情報を受け付ける。例えば、受付部152は、入力部12を介して、端末装置10を利用するユーザによる各種操作の入力を受け付ける。例えば、受付部152は、端末装置10を利用するユーザにより情報の取得の要求を受け付ける。
図1の例では、受付部152は、ストアBのスマホBの商品情報(コンテンツ)を情報処理装置100に要求する操作を受け付ける。
(表示部153)
表示部153は、種々の情報を表示する。例えば、表示部153は、出力部13を介して各種情報を表示する。例えば、表示部153は、記憶部14に記憶された各種情報を用いて、種々の情報を表示する。
表示部153は、受信部151により受信されたコンテンツを表示する。表示部153は、在庫状況情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを表示する。表示部153は、在庫状況情報が所定の条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを表示する。表示部153は、一の商品の販売状況に関連するラベルの情報を含むコンテンツを表示する。表示部153は、一の商品の注文に関連するボタンの情報を含むコンテンツを表示する。表示部153は、一の商品を電子商取引サービスに対応するカートに追加するボタンの情報を含むコンテンツを表示する。
表示部153は、在庫数情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを表示する。表示部153は、在庫数情報が一の販売元が在庫数を未登録であることを示す場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを表示する。表示部153は、在庫数情報が在庫数を示す数以外の所定の情報である場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを表示する。表示部153は、在庫数情報がNullである場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを表示する。表示部153は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す情報を含むコンテンツを表示する。
表示部153は、超過可否情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを表示する。表示部153は、一の商品の在庫超過の注文を受け付ける商品であり、一の商品の在庫数が0以下である場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを表示する。表示部153は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す情報を含むコンテンツを表示する。
表示部153は、ステータス情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを表示する。表示部153は、ステータス情報が所定のステータス条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示が通常のコンテンツとは異なるコンテンツを表示する。表示部153は、ステータス情報に応じた表示に、一の商品の販売状況に関連する情報を含むコンテンツを表示する。表示部153は、在庫状況情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第1表示と、ステータス情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第2表示とを異ならせる。表示部153は、在庫状況情報に基づいて、通常の表示からの変更が第2表示に比べて大きい第1表示を含むコンテンツを表示する。
表示部153は、各種表示を制御する。表示部153は、出力部13の表示を制御する。表示部153は、受信部151による受信に応じて、出力部13の表示を制御する。表示部153は、受信部151により受信された情報に基づいて、出力部13の表示を制御する。表示部153は、受付部152により受け付けられた情報に基づいて、出力部13の表示を制御する。表示部153は、受付部152により受け付けられたユーザの操作に基づいて、出力部13の表示を制御する。表示部153は、出力部13に情報処理装置100から受信したコンテンツW11が表示されるように出力部13の表示を制御する。表示部153は、出力部13に情報処理装置100から受信したコンテンツW12が表示されるように出力部13の表示を制御する。
図1の例では、表示部153は、コンテンツW12を表示する。表示部153は、スマホBの画像IM12や、スマホBが送料無料の商品であることを示すラベルLB1や、在庫を確認する在庫確認領域AR1が含まれるコンテンツW12を表示する。表示部153は、表示態様DM1に対応するステータス「取り寄せ」と記載されたラベルLB2や、表記が「取り寄せ商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT2が含まれるコンテンツW12を表示する。
(送信部154)
送信部154は、各種情報を送信する。例えば、送信部154は、情報処理装置100に各種情報を送信する。例えば、送信部154は、情報処理装置100や販売元装置20等の他の情報処理装置に各種情報の要求を送信する。また、送信部154は、情報処理装置100にユーザの操作等の行動情報等を送信する。例えば、送信部154は、入力部12により入力されたユーザ操作に従って、外部の情報処理装置へ種々の情報を送信してもよい。
図1の例では、送信部154は、ストアBのスマホBの商品情報(コンテンツ)の要求を情報処理装置100に送信する。送信部154は、ストアBのスマホBの商品情報(コンテンツ)を情報処理装置100に要求する。
なお、上述した制御部15による表示処理や受付処理等の処理は、制御部15の各部は、例えば、所定のアプリケーションにより実現されてもよい。例えば、制御部15による表示処理や受付処理等の処理は、JavaScript(登録商標)などを含む制御情報により実現されてもよい。また、上述した表示処理や受付処理等が専用アプリにより行われる場合、制御部15は、例えば、所定のアプリ(例えばウェブブラウザ等)や専用アプリを制御するアプリ制御部を有してもよい。
〔4.情報処理のフロー〕
ここで、図9を用いて、実施形態に係る情報処理装置100による情報処理の手順について説明する。図9は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、情報処理装置100は、一の販売元が販売する一の商品の在庫状況情報を取得する(ステップS101)。そして、情報処理装置100は、在庫状況情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する(ステップS102)。
〔5.表示情報の決定のフロー〕
ここで、図10を用いて、実施形態に係る情報処理装置100による表示情報の決定の手順について説明する。図10は、実施形態に係る表示情報の決定の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、情報処理装置100は、在庫数が0、かつ在庫超過購入可かどうかを判定する(ステップS201)。情報処理装置100は、在庫数が0、かつ在庫超過購入可である場合(ステップS201:Yes)、取り寄せの表示に決定する(ステップS207)。
情報処理装置100は、在庫数が0、かつ在庫超過購入可でない場合(ステップS201:No)、在庫数がNullかどうかを判定する(ステップS202)。情報処理装置100は、在庫数がNullである場合(ステップS202:Yes)、取り寄せの表示に決定する(ステップS207)。
情報処理装置100は、在庫数がNullでない場合(ステップS202:No)、発送日情報が取り寄せかどうかを判定する(ステップS203)。情報処理装置100は、発送日情報が取り寄せである場合(ステップS203:Yes)、取り寄せの表示に決定する(ステップS207)。なお、図10では各表示の決定処理のフローを示すためにステップS207として共通で図示するが、情報処理装置100は、ステップS201やステップS202を満たす場合と、ステップS207を満たす場合とでは、取り寄せの表示態様を異ならせてもよい。この点についての詳細は後述する。
情報処理装置100は、発送日情報が取り寄せでない場合(ステップS203:No)、発送日情報が入荷待ちかどうかを判定する(ステップS204)。情報処理装置100は、発送日情報が入荷待ちである場合(ステップS204:Yes)、入荷待ちの表示に決定する(ステップS208)。
情報処理装置100は、発送日情報が入荷待ちでない場合(ステップS204:No)、発送日情報が受注生産かどうかを判定する(ステップS205)。情報処理装置100は、発送日情報が受注生産である場合(ステップS205:Yes)、受注生産の表示に決定する(ステップS209)。
情報処理装置100は、発送日情報が受注生産でない場合(ステップS205:No)、通常の表示に決定する(ステップS206)。情報処理装置100は、ステップS201〜S205のいずれもNoである場合、通常の表示に決定する。すなわち、情報処理装置100は、ステップS201〜S205のいずれもNoである場合、取り寄せ、入荷待ち、受注生産のいずれの情報も付加されていない通常の表示に決定する。
〔6.他の情報処理例〕
図1の例では、情報処理装置100が、ストアが登録した販売状況情報に基づいて、表示態様を変更する場合を示したが、情報処理装置100は、表示態様を通常のままにすると決定してもよい。この点について、図11を用いて説明する。図11は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。具体的には、図11は、情報処理装置100が表示態様を変更しないと決定する場合の一例を示す図である。なお、図11において、図1と同様の点については適宜説明を省略する。
まず、ストアXの管理者M21が利用する販売元装置20は、ストアXが販売するワインYである商品GD12について、在庫超過購入可能であると登録することを示す登録情報を情報処理装置100に送信する(ステップS21)。これにより、情報処理装置100は、ストアXの在庫超過の注文を受け付けることを示す登録情報をワインYの販売元装置20から取得する。
そして、情報処理装置100は、ストアXが登録した商品GD12が在庫超過の注文を受け付ける商品であることを示す情報を登録する(ステップS22)。情報処理装置100は、ストアXが販売するストアXの商品ID「GD12」に対応付けて、在庫超過購入が可能であることを示す情報(図11の例では「1」)を商品情報記憶部121に登録する。
また、ユーザU1は、所定のECサイトのコンテンツW11が表示された端末装置10を操作して、ストアXのワインYの商品情報(コンテンツ)を情報処理装置100に要求する(ステップS23)。これにより、情報処理装置100は、ストアXのワインYのコンテンツW22を要求していることを示す情報を、ユーザU1の端末装置10から取得する。
そして、情報処理装置100は、ストアXのワインYの販売状況に関連する表示を決定する(ステップS24)。情報処理装置100は、ユーザU1の端末装置10に提供するワインYのコンテンツW22の表示態様を決定する。例えば、情報処理装置100は、ストアXのワインYの在庫状況情報に基づいて、ワインYのコンテンツW22における販売状況に関連する表示を決定する。
情報処理装置100は、表示態様情報記憶部122(図5参照)に記憶された情報を用いて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。情報処理装置100は、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件に基づいて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。例えば、情報処理装置100は、各表示態様の条件と、商品の在庫状況情報とを比較することにより、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。
情報処理装置100は、ストアXが登録したワインYの在庫状況情報と、各表示態様の条件とを比較し、ワインYの在庫状況情報が条件を満たす表示態様が有る場合、その表示態様に表示を変更すると決定する。例えば、情報処理装置100は、商品情報記憶部121に記憶されたワインYの在庫数や在庫超過購入や発送日情報(ステータス)等の在庫状況情報と、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件とを比較し、ワインYの在庫状況が該当する表示態様の有無を判定する。図11の例では、ワインYの登録された情報が在庫超過購入「1(可能)」であるが、在庫数は「100」であるため、情報処理装置100は、表示態様DM1の条件を満さないと判定する。また、情報処理装置100は、ワインYの登録された在庫状況情報が表示態様DM2〜DM5等のいずれの条件も満さないと判定する。
そのため、情報処理装置100は、ユーザU1の端末装置10に提供するワインYのコンテンツW22について、通常の表示に決定する。図11の例では、情報処理装置100は、「取り寄せ」、「入荷待ち」、「受注生産」といったステータスに対応するラベルを含まず、カートボタンが通常の表記「商品をカートに入れる」である表示態様にすると決定する。
そして、情報処理装置100は、表記が「商品をカートに入れる」から変更されていないカートボタンBT1を含むコンテンツW22を生成する。そして、情報処理装置100は、端末装置10にコンテンツW22を提供する(ステップS25)。
端末装置10は、コンテンツW22を表示する(ステップS26)。端末装置10は、コンテンツW11が表示された端末装置10−1からコンテンツW22が表示された端末装置10−22に表示を遷移させる。図11に示す端末装置10−22は、表記が「商品をカートに入れる」から変更されていないカートボタンBT1を含むコンテンツW22が表示された状態を示す。
コンテンツW22には、ワインYの画像IM12や、ワインYが送料無料の商品であることを示すラベルLB1や、在庫を確認する在庫確認領域AR1が含まれる。また、コンテンツW22には、表記が「商品をカートに入れる」から変更されていないカートボタンBT1が含まれる。
〔6−1.効果〕
上述のように、情報処理装置100は、ストアが登録した在庫状況情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する。図11の例では、情報処理装置100は、ストアが登録した在庫状況情報が、各表示態様のいずれの条件も満たさないため、通常の表示にすると決定する。これにより、情報処理装置100は、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
〔7.他の表示態様の変更例〕
なお、表示態様の変更については、図1の例に限らず、種々の態様であってもよい。この点について、図12〜図15を用いて説明する。図12〜図15は、実施形態に係る情報の表示の一例を示す図である実施形態に係る情報の表示の一例を示す図である。なお、図12〜図15において、図1や図11と同様の点については適宜説明を省略する。
〔7−1.在庫数がNullの場合〕
まず、図12を用いて、ストアが登録した在庫状況情報が表示態様DM2の条件を満たす場合を説明する。図12の例では、ストアAが販売する衣類Aである商品GD1の商品情報(コンテンツ)が要求された場合を示す。
情報処理装置100は、ストアAの衣類Aの販売状況に関連する表示を決定する(ステップS31)。情報処理装置100は、端末装置10−31に提供する衣類AのコンテンツW31の表示態様を決定する。例えば、情報処理装置100は、ストアAの衣類Aの在庫状況情報に基づいて、衣類AのコンテンツW31における販売状況に関連する表示を決定する。
情報処理装置100は、表示態様情報記憶部122(図5参照)に記憶された情報を用いて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。情報処理装置100は、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件に基づいて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。例えば、情報処理装置100は、各表示態様の条件と、商品の在庫状況情報とを比較することにより、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。
情報処理装置100は、ストアAが登録した衣類Aの在庫状況情報と、各表示態様の条件とを比較し、衣類Aの在庫状況情報が条件を満たす表示態様が有る場合、その表示態様に表示を変更すると決定する。例えば、情報処理装置100は、商品情報記憶部121に記憶された衣類Aの在庫数や在庫超過購入や発送日情報(ステータス)等の在庫状況情報と、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件とを比較し、衣類Aの在庫状況が該当する表示態様の有無を判定する。図12の例では、衣類Aの登録された情報が在庫数「Null」であるため、情報処理装置100は、表示態様DM2の条件を満たすと判定する。図5に示すように、表示態様DM2は、ステータスが「取り寄せ」に対応し、ラベルの追加、及びボタン表示の変更の両方を行うことを示す。
そのため、情報処理装置100は、端末装置10−31に提供する衣類AのコンテンツW31について、「取り寄せ」と記載されたラベルLB2を追加し、商品を所定のリスト(カート)に追加するカートボタンの表記をカートボタンBT2に示すように「取り寄せ商品をカートに入れる」に変更すると決定する。なお、通常の表示の場合、「取り寄せ」と記載されたラベルLB2は含まれておらず、カートボタンは、カートボタンBT1(図11参照)のように、「商品をカートに入れる」との表記がされる。なお、表示態様DM2は、ラベルの追加のみであってもよいし、ボタン表示の変更のみであってもよい。
そして、情報処理装置100は、ラベルLB2及び、表記が「取り寄せ商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT2を含むコンテンツW31を生成する。そして、情報処理装置100は、端末装置10−31にコンテンツW31を提供する。
端末装置10−31は、コンテンツW31を表示する。図12に示す端末装置10−31は、ラベルLB2及び、表記が「取り寄せ商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT2を含むコンテンツW31が表示された状態を示す。また、端末装置10−31に表示されたコンテンツW31には、「お取り寄せ:メーカ確認後、手配します」と表記された文字情報INF31が含まれる。例えば、情報処理装置100は、表示態様DM2に対応付けて登録された文字情報INF31に基づいて、文字情報INF31を含むコンテンツW31を生成し、端末装置10−31に提供する。
コンテンツW31には、衣類Aの画像IM1や、在庫を確認する在庫確認領域AR1が含まれる。また、コンテンツW31には、表示態様DM1に対応するステータス「取り寄せ」と記載されたラベルLB2や、表記が「取り寄せ商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT2が含まれる。
〔7−2.発送日情報(ステータス)が受注生産の場合〕
また、情報処理装置100は、在庫状況情報に限らず、種々の情報を用いてもよい。情報処理装置100は、ストアが登録した発送日情報(ステータス)等の商品の在庫状況を示すステータス情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定してもよい。この点について、図13〜図15を用いて説明する。まず、図13を用いて、ストアが登録したステータス情報が表示態様DM5の条件を満たす場合を説明する。図13の例では、ストアCが販売するバッグCである商品GD3の商品情報(コンテンツ)が要求された場合を示す。
情報処理装置100は、ストアCのバッグCの販売状況に関連する表示を決定する(ステップS41)。情報処理装置100は、端末装置10−41に提供するバッグCのコンテンツW41の表示態様を決定する。例えば、情報処理装置100は、ストアCのバッグCのステータス情報に基づいて、バッグCのコンテンツW41における販売状況に関連する表示を決定する。
情報処理装置100は、表示態様情報記憶部122(図5参照)に記憶された情報を用いて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。情報処理装置100は、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件に基づいて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。例えば、情報処理装置100は、各表示態様の条件と、商品のステータス情報とを比較することにより、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。
情報処理装置100は、ストアCが登録したバッグCのステータス情報と、各表示態様の条件とを比較し、バッグCのステータス情報が条件を満たす表示態様が有る場合、その表示態様に表示を変更すると決定する。例えば、情報処理装置100は、商品情報記憶部121に記憶されたバッグCの在庫数や在庫超過購入や発送日情報(ステータス)等のステータス情報と、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件とを比較し、バッグCの在庫状況が該当する表示態様の有無を判定する。図13の例では、バッグCの登録された情報が発送日情報「受注生産」であるため、情報処理装置100は、表示態様DM5の条件を満たすと判定する。図5に示すように、表示態様DM5は、ステータスが「受注生産」に対応し、ラベルの追加、及びボタン表示の変更の両方を行うことを示す。
そのため、情報処理装置100は、端末装置10−41に提供するバッグCのコンテンツW41について、「受注生産」と記載されたラベルLB3を追加し、商品を所定のリスト(カート)に追加するカートボタンの表記をカートボタンBT3に示すように「受注生産商品をカートに入れる」に変更すると決定する。なお、通常の表示の場合、「受注生産」と記載されたラベルLB3は含まれておらず、カートボタンは、カートボタンBT1(図11参照)のように、「商品をカートに入れる」との表記がされる。なお、表示態様DM5は、ラベルの追加のみであってもよいし、ボタン表示の変更のみであってもよい。
そして、情報処理装置100は、ラベルLB3及び、表記が「受注生産商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT3を含むコンテンツW41を生成する。そして、情報処理装置100は、端末装置10−41にコンテンツW41を提供する。
端末装置10−41は、コンテンツW41を表示する。図1に示す端末装置10−41は、ラベルLB3及び、表記が「受注生産商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT3を含むコンテンツW41が表示された状態を示す。
コンテンツW41には、バッグCの画像IM3や、在庫を確認する在庫確認領域AR1が含まれる。また、コンテンツW41には、表示態様DM1に対応するステータス「受注生産」と記載されたラベルLB3や、表記が「受注生産商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT3が含まれる。
〔7−3.発送日情報(ステータス)が入荷待ちの場合〕
次に、図14を用いて、ストアが登録したステータス情報が表示態様DM4の条件を満たす場合を説明する。図14の例では、ストアXが販売する時計Xである商品GD11の商品情報(コンテンツ)が要求された場合を示す。
情報処理装置100は、ストアXの時計Xの販売状況に関連する表示を決定する(ステップS51)。情報処理装置100は、端末装置10−51に提供する時計XのコンテンツW51の表示態様を決定する。例えば、情報処理装置100は、ストアXの時計Xのステータス情報に基づいて、時計XのコンテンツW51における販売状況に関連する表示を決定する。
情報処理装置100は、表示態様情報記憶部122(図5参照)に記憶された情報を用いて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。情報処理装置100は、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件に基づいて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。例えば、情報処理装置100は、各表示態様の条件と、商品のステータス情報とを比較することにより、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。
情報処理装置100は、ストアXが登録した時計Xのステータス情報と、各表示態様の条件とを比較し、時計Xのステータス情報が条件を満たす表示態様が有る場合、その表示態様に表示を変更すると決定する。例えば、情報処理装置100は、商品情報記憶部121に記憶された時計Xの在庫数や在庫超過購入や発送日情報(ステータス)等のステータス情報と、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件とを比較し、時計Xの在庫状況が該当する表示態様の有無を判定する。図14の例では、時計Xの登録された情報が発送日情報「入荷待ち」であるため、情報処理装置100は、表示態様DM4の条件を満たすと判定する。図5に示すように、表示態様DM4は、ステータスが「入荷待ち」に対応し、ラベルの追加、及びボタン表示の変更の両方を行うことを示す。
そのため、情報処理装置100は、端末装置10−51に提供する時計XのコンテンツW51について、「入荷待ち」と記載されたラベルLB4を追加し、商品を所定のリスト(カート)に追加するカートボタンの表記をカートボタンBT4に示すように「入荷待ち商品をカートに入れる」に変更すると決定する。なお、通常の表示の場合、「入荷待ち」と記載されたラベルLB4は含まれておらず、カートボタンは、カートボタンBT1(図11参照)のように、「商品をカートに入れる」との表記がされる。なお、表示態様DM4は、ラベルの追加のみであってもよいし、ボタン表示の変更のみであってもよい。
そして、情報処理装置100は、ラベルLB4及び、表記が「入荷待ち商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT4を含むコンテンツW51を生成する。そして、情報処理装置100は、端末装置10−51にコンテンツW51を提供する。
端末装置10−51は、コンテンツW51を表示する。図1に示す端末装置10−51は、ラベルLB4及び、表記が「入荷待ち商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT4を含むコンテンツW51が表示された状態を示す。
コンテンツW51には、時計Xの画像IM11や、在庫を確認する在庫確認領域AR1が含まれる。また、コンテンツW51には、表示態様DM1に対応するステータス「入荷待ち」と記載されたラベルLB4や、表記が「入荷待ち商品をカートに入れる」に変更されたカートボタンBT4が含まれる。
〔7−4.発送日情報(ステータス)が取り寄せの場合〕
次に、図15を用いて、ストアが登録したステータス情報が表示態様DM3の条件を満たす場合を説明する。図15の例では、ストアXが販売する靴Zである商品GD13の商品情報(コンテンツ)が要求された場合を示す。
情報処理装置100は、ストアXの靴Zの販売状況に関連する表示を決定する(ステップS61)。情報処理装置100は、端末装置10−61に提供する靴ZのコンテンツW61の表示態様を決定する。例えば、情報処理装置100は、ストアXの靴Zのステータス情報に基づいて、靴ZのコンテンツW61における販売状況に関連する表示を決定する。
情報処理装置100は、表示態様情報記憶部122(図5参照)に記憶された情報を用いて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。情報処理装置100は、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件に基づいて、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。例えば、情報処理装置100は、各表示態様の条件と、商品のステータス情報とを比較することにより、表示を通常と異ならせるかどうかを決定する。
情報処理装置100は、ストアXが登録した靴Zのステータス情報と、各表示態様の条件とを比較し、靴Zのステータス情報が条件を満たす表示態様が有る場合、その表示態様に表示を変更すると決定する。例えば、情報処理装置100は、商品情報記憶部121に記憶された靴Zの在庫数や在庫超過購入や発送日情報(ステータス)等のステータス情報と、表示態様情報記憶部122に記憶された各表示態様の条件とを比較し、靴Zの在庫状況が該当する表示態様の有無を判定する。図15の例では、靴Zの登録された情報が発送日情報「取り寄せ」であるため、情報処理装置100は、表示態様DM3の条件を満たすと判定する。図5に示すように、表示態様DM3は、ステータスが「取り寄せ」に対応し、ラベルの追加のみを行うことを示す。
そのため、情報処理装置100は、端末装置10−61に提供する靴ZのコンテンツW61について、「取り寄せ」と記載されたラベルLB2を追加すると決定する。すなわち、情報処理装置100は、在庫状況情報の在庫数が「0」かつ在庫超過購入可能である場合や在庫状況情報の在庫数が「Null」である場合のように、ラベルの追加及びボタン表示の変更を行う表示(第1表示)ではなく、ラベルのみを追加する表示(第2表示)に決定する。このように、情報処理装置100は、在庫状況情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第1表示と、ステータス情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第2表示とを異ならせる。言い換えると、情報処理装置100は、在庫状況情報に基づく第1表示の方が、ステータス情報に基づく第2変更よりも変更態様が大きくなるように、各表示態様の変更を決定する。すなわち、情報処理装置100は、在庫状況情報に基づいて、通常の表示からの変更が第2表示に比べて大きい第1表示を決定する。なお、表示態様DM3は、ボタン表示の変更のみであってもよいし、ラベルの追加及びボタン表示の変更の両方であってもよい。
そして、情報処理装置100は、ラベルLB2及び、通常の「商品をカートに入れる」と表記されたカートボタンBT1を含むコンテンツW61を生成する。そして、情報処理装置100は、端末装置10−61にコンテンツW61を提供する。
端末装置10−61は、コンテンツW61を表示する。図1に示す端末装置10−61は、ラベルLB2及び、通常の「商品をカートに入れる」と表記されたカートボタンBT1を含むコンテンツW61が表示された状態を示す。また、端末装置10−61に表示されたコンテンツW61には、「在庫がなく、発送にお時間をいただく商品ですX月Y日〜Z日出荷予定」と表記された文字情報INF61が含まれる。例えば、情報処理装置100は、ストアXが靴Zに対応付けて登録した発送日を示す情報に基づいて、文字情報INF61を含むコンテンツW61を生成し、端末装置10−61に提供する。
コンテンツW61には、靴Zの画像IM13や、在庫を確認する在庫確認領域AR1が含まれる。また、コンテンツW61には、表示態様DM1に対応するステータス「取り寄せ」と記載されたラベルLB2や、通常の「商品をカートに入れる」と表記されたカートボタンBT1が含まれる。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131と、決定部132とを有する。取得部131は、電子商取引サービスにおいて一の販売元が販売する一の商品の在庫状況に関連する情報であって、一の販売元により登録される情報である在庫状況情報を取得する。決定部132は、取得部131により取得された在庫状況情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、一の販売元自身が登録した在庫状況情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定することにより、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部132は、在庫状況情報が所定の条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示を通常の表示とは異ならせると決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、在庫状況情報が所定の条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示を通常の表示とは異ならせると決定することにより、販売元が登録した在庫状況によっては、通常とは異なる表示にすると決定することができ、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部132は、一の商品の販売状況に関連するラベルの表示を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、一の商品の販売状況に関連するラベルの表示を決定することにより、販売元が登録した在庫状況によっては、販売状況に関連するラベルを表示すると決定することができ、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部132は、一の商品の注文に関連するボタンの表示を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、一の商品の注文に関連するボタンの表示を決定することにより、販売元が登録した在庫状況によっては、注文に関連するボタンを通常とは異なる表示にすると決定することができ、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部132は、一の商品を電子商取引サービスに対応するカートに追加するボタンの表示を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、一の商品を電子商取引サービスに対応するカートに追加するボタンの表示を決定することにより、販売元が登録した在庫状況によっては、カートボタンを通常とは異なる表示にすると決定することができ、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、一の販売元が販売する一の商品の在庫数を示す在庫数情報を含む在庫状況情報を取得する。決定部132は、在庫数情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、一の販売元が登録した一の商品の在庫数に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定することにより、販売元が登録した在庫数によっては、通常とは異なる表示にすると決定することができ、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部132は、在庫数情報が一の販売元が在庫数を未登録であることを示す場合、一の商品の販売状況に関連する表示を、通常の表示とは異なる表示に決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、在庫数情報が一の販売元が在庫数を未登録であることを示す場合、一の商品の販売状況に関連する表示を、通常の表示とは異なる表示に決定することにより、販売元が登録した在庫数によっては、通常とは異なる表示にすると決定することができ、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部132は、在庫数情報が在庫数を示す数以外の所定の情報である場合、一の商品の販売状況に関連する表示を、通常の表示とは異なる表示に決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、在庫数情報が在庫数を示す数以外の所定の情報である場合、一の商品の販売状況に関連する表示を、通常の表示とは異なる表示に決定することにより、販売元が登録した在庫数によっては、通常とは異なる表示にすると決定することができ、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部132は、在庫数情報がNullである場合、一の商品の販売状況に関連する表示を、通常の表示とは異なる表示に決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、在庫数情報がNullである場合、一の商品の販売状況に関連する表示を、通常の表示とは異なる表示に決定することにより、販売元が登録した在庫数によっては、通常とは異なる表示にすると決定することができ、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部132は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す表示に決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す表示に決定することにより、通常とは異なる表示にすると決定することができ、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、一の販売元が一の商品の在庫超過の注文を受け付けるか否かを示す超過可否情報を含む在庫状況情報を取得する。決定部132は、超過可否情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、一の販売元が登録した一の商品の超過可否情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定することにより、販売元が登録した在庫超過の注文を受け付けるか否かの指定によっては、通常とは異なる表示にすると決定することができ、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部132は、一の商品の在庫超過の注文を受け付ける商品であり、一の商品の在庫数が0以下である場合、一の商品の販売状況に関連する表示を、通常の表示とは異なる表示に決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、一の商品の在庫超過の注文を受け付ける商品であり、一の商品の在庫数が0以下である場合、一の商品の販売状況に関連する表示を、通常の表示とは異なる表示に決定することにより、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部132は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す表示に決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、一の商品の販売状況に関連する表示を、一の商品が取り寄せ商品であることを示す表示に決定することにより、通常とは異なる表示にすると決定することができ、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、一の販売元により登録される一の商品のステータスを示すステータス情報を取得する。決定部132は、ステータス情報に基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、一の販売元が登録した一の商品のステータスに基づいて、一の商品の販売状況に関連する表示を決定することにより、販売元が登録した一の商品のステータによっては、通常とは異なる表示にすると決定することができ、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部132は、ステータス情報が所定のステータス条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示を通常の表示とは異ならせると決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、ステータス情報が所定のステータス条件を満たす場合、一の商品の販売状況に関連する表示を通常の表示とは異ならせると決定することにより、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、一の販売元により登録される一の商品が取り寄せ、入荷待ち、受注生産のいずれであるかを示すステータス情報を取得する。決定部132は、ステータス情報に応じた表示に、一の商品の販売状況に関連する表示を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、一の販売元が一の商品のステータスを取り寄せ、入荷待ち、受注生産のいずれに登録した場合、そのステータスに応じた表示に、一の商品の販売状況に関連する表示を決定することにより、販売元が登録した在庫状況に応じて表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部132は、在庫状況情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第1表示と、ステータス情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第2表示とを異ならせる。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、在庫状況情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第1表示と、ステータス情報に基づく一の商品の販売状況に関連する第2表示とを異ならせることにより、販売元が登録した情報に応じて、表示する情報を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部132は、在庫状況情報に基づいて、通常の表示からの変更が第2表示に比べて大きい第1表示を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、在庫状況情報に基づいて、通常の表示からの変更が第2表示に比べて大きい第1表示を決定することにより、販売元が登録した情報に応じて、表示する情報を適切に決定することができる。
〔9.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る情報処理装置100は、例えば図16に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図16は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ提供する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔10.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態に記載した各処理は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。