JP6763650B2 - 高さ調整装置を備えた昇降テーブル - Google Patents

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Description

この発明は、天板、当該天板を支える複数の支柱、及び当該複数の支柱の高さを操作することにより天板の高さを調整する高さ調整装置を備えた昇降テーブルに関する。
従来、事務用机や設置台、作業台のような昇降機能を備える装置(以下、本明細書では「昇降テーブル」と総称する)としては、上面において物を設置する或いは種々の作業を行うための天板と、当該天板を支える一つ又は複数の支柱を備え、天板の上面高さをユーザにとって物の設置や作業を良好に行えるような適切な高さに変更可能にするため、当該天板の高さを調整する高さ調整装置を備えたものが既に提案されている。
事務用椅子のように一人用の椅子については、ガススプリング(「ガスシリンダ」とも言う。)を備える一本の脚柱で椅子の座面を昇降させている。一方、テーブルについては、一人用や小物展示のような天板面積が比較的狭いものでは、椅子の場合と同様、一本の脚柱で天板を支えたものがあり、脚柱に備わるガススプリングを操作することで、脚柱の長さ、即ち、天板の高さを変更・調整するテーブル昇降装置が提案されている(特許文献1参照)。このテーブル昇降装置においては、脚柱は円筒状の外支柱とその内部に遊挿した内支柱とで伸縮可能とし、両支柱にガススプリングの端部をそれぞれ固定しており、且つ両支柱を突条と凹溝との嵌合によって伸縮方向に案内させることで、両支柱が相対的に回転不能として天板が脚柱に対して回転止めされつつ天板の高さ調整を可能とすることを図っている。
一方、相応の天板面積を備えたテーブルの場合には、一般的には、天板は、例えばテーブルの少なくとも左右いずれかにガススプリングを備えた二本個以上の複数の支柱によって支えられている(特許文献2参照)。特許文献2に開示の天板の高さ調整装置では、天板の高さを可能な限り変化させることなく、天板にかかる荷重の変化に対する押上力の調整を行うことを図ったものであるが、この構造は、ガススプリングをその下端において回動可能に支持しており、ガススプリングの上端とテーブルの間に支持杆、リンク、ローラ等を備える特殊な構造となっている。一方の支柱におけるガススプリング上端の位置を変更して行う押上力の調整については、上記構造の動きが軸部材を介して他方の支柱側の構造に連動されている。天板の高さの調整は、テーブルの少なくとも左右いずれかに設けられるガススプリングをペダルによって操作することで行われるが、両支柱にそれぞれガススプリングを設けた場合に、それら両ガススプリングをどのように同調調整するかということまでは開示されていない。
二本の支柱で支えられている天板の高さ調整装置の一例として、一つの操作で二本の支柱の長さを同時に変更・調整可能にしたものがある(特許文献3参照)。この高さ調整装置は、机の天板の両側に垂設した昇降支柱を、机の脚支柱内に昇降自在かつ前後移動不能として設けるとともに、前記両昇降支柱を、机の不動の部材に軸着される複数のプーリーを介するチェーンにより連動させ、かつ、机の不動の部材に揺動板を枢設し、この揺動板に前記チェーンを接続し、さらに、前記揺動板に上下方向を向く螺軸を上下移動不能として枢設するとともに、机の不動の部材に一端が揺動自在に軸着されたガススプリングの他端を、前記螺軸に螺合された調節金具に軸着したことから成っている。特許文献3に開示されている天板の高さ調整装置は、昇降支柱の押上力の調節機構を、左右の脚支柱の昇降連動機構の中に設け、当該昇降連動機構に連係させることにより、天板にかかる荷重の変化に対応して前記調節機構が調整されて昇降支柱の押上力を調節する、即ち、天板にかかる荷重に影響されることなく天板を容易にバランス良く且つ安価に昇降させることを図っている。
しかしながら、天板をそれぞれがガススプリングを備える複数の支柱で支える昇降テーブルでは、複数の支柱の各ガススプリングについての高さ調整動作の制御項目(要素)、即ち、それぞれの支柱の高さ調整動作の開始と終了のタイミング、及び高さ調整動作の操作量を同調させる必要がある。これらの動作項目が同調されないと、各支柱のガススプリングによる高さ動作がばらばらになり、天板が同調して一律に上下動せずに傾くことが避けられない。結果的に、天板の高さ調整装置がスムーズに行うことが難しくなり、最悪の場合、天板が傾斜したまま不動となることがある。上記特許文献3に開示されている天板の高さ調節機構では、左右の両脚支柱に関して操作量を同じにするため複雑な構造を備えた連係機構を必要としており、製造、組立及び調整に手間がかかりコストを上昇させる原因となっている。
特許第3391285号公報 特開平11−127964号公報 特開平10−262741号公報
二つ以上の複数のガススプリングを昇降させるため高さ調整用の操作レバー(取手)を、通常の加工し易い線材を折り曲げるなどして一体加工物として製作した場合、製作誤差に起因してすべてのガススプリングに同調動作をさせるのは困難であり、また、操作レバーには剛性や強度の点で曲げや捻じりのような歪が発生することもある。そうした不具合を防ぐため、例えば、線径が太く剛性の高い線状素材をプレス或いは曲げ加工するなどして曲げや撓みのような歪の発生が生じないような一体加工物とすることも考えられるが、そうした操作レバーは製作自体が容易ではなく、脚構造やその他の構造、例えば天板を支え且つ支柱が嵌合する受け構造の誤差まで吸収できず、やはりすべてのガススプリングに同調動作をさせるのは難しく、更に材料費及び加工費を含めて製作コストが上昇する。
操作レバー自体に問題はなくても、昇降テーブルを組み立てる際、操作レバーの支持構造や支柱に内蔵されるガススプリングを作動させるためのガススプリングのプッシュバルブ(昇降ボタン)と操作レバーとの組付け構造については、不均一な組立誤差が入り込むことは避け難く、すべてのガススプリングに関して、まったく同一の条件で操作レバーを支持し且つ組み立てることは極めて困難である。ガススプリング間の間隔が広がるほど、同一の条件で操作レバーを支持し且つ組み立てることは極めて困難である。
そうした場合、操作レバーを操作して二つのガススプリングを作動させようとしても、上記歪みや、製作誤差或いは組立誤差が原因となって、二つのガススプリングを同時に同量だけ上下させることは至難の技である。構成部品の再組立、手直し、調整等によってかかる誤差を取り除くことも考えられるが、こうした対処は工数アップ、コストの上昇に繋がる。したがって、従来のものの単なる延長では、複数のガススプリングの動作がスムーズに同調せず、天板の高さ調整に手間取る事態となる。
そこで、天板をそれぞれがガススプリングを備える複数の支柱で支えている昇降テーブルにおいては、どのガススプリングについても同じタイミングで且つ同じ調整量で作動させて支柱の長さを変更する調整操作性を改善することが求められており、天板の高さ調整のためのユーザが行う操作は一つの操作でありながら、各支柱でのガススプリングの動作を同調して行うことを可能にする点で解決すべき課題がある。
この発明の目的は、上記課題を解決することであり、一つの操作で各支柱での高さ調整動作を同調して行うことで、天板の高さ調整をスムーズに且つ確実に行うことができる天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルを提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明による天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルは、天板と、当該天板を床面に支えるため複数本の並列に配置された支柱を有する脚構造を備えており、前記各支柱は、内部に長さが変更可能なガススプリングを備えているとともに、前記天板に対して天板受け構造を介して取り付けられており、前記ガススプリングは、前記天板受け構造において、前記長さを変更作動させるプッシュバルブが露出しており、前記プッシュバルブを操作レバーで操作して前記支柱の長さを変更することで前記天板の前記床面に対する高さが調整可能であり、前記操作レバーは、単一の把手部と、当該把手部からすべての前記天板受け構造に個別に延びる操作棒部を備えており、すべての前記操作棒部又は一つの前記操作棒部を除く残りすべての前記操作棒部は、それぞれ接続具を介して接続された複数の棒部を備えており、前記天板受け構造内に延びている前記棒部は、先端に前記プッシュバルブを作動させるガススプリング操作部分を備えていることを特徴としている。
この天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルによれば、天板は、複数本の並列に配置された支柱を備える脚構造によって床面に支えられる。各支柱当たりの支持荷重が下がり、天板の載せられる大きな荷重を支持することができる。各支柱は、天板に対して天板受け構造を介して取り付けられており、また、内部に長さが変更可能なガススプリングを備えている。支柱の長さを変更するにはガススプリングの長さを変更する必要があり、そのためには、ガススプリングのプッシュバルブを操作レバーで操作する必要があるが、操作レバーについては、単一の把手部からすべての天板受け構造に個別に延びる操作棒部を備えており、すべての操作棒部又は一つの操作棒部を除く残りすべての操作棒部は、それぞれ接続具を介して接続された複数の棒部を備えており、天板受け構造内に延びている棒部は、先端に前記プッシュバルブを作動させるガススプリング操作部分を備えているので、把手部における単一の操作で、すべての支柱において天板受け構造において露出しているプッシュバルブをガススプリング操作部分で操作することが可能となり、プッシュバルブを同時的に同量操作して、ガススプリングの動作、即ち、各支柱での高さ調整動作を同調させることができる。なお、接続具を用いない一つの操作棒部は、把手部とダイレクトに接続されるので、その他の操作棒部との同調を図るときの基準の操作棒部となる。
この天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルにおいて、前記天板を支える前記支柱は二本であり、前記操作レバーの二つの前記操作棒部は、それぞれ前記複数の棒部として、前記把手部から横方向に延びる第1棒部と、前記第1棒部と直交する方向に前記天板受け構造内に延びていて先端に前記ガススプリング操作部分を備える第2棒部を備えており、前記接続具は、二組の前記第1棒部と前記第2棒部とをそれぞれ連結する二つのL字形の接続具であるとすることができる。
この天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルによれば、把手部からは、横方向に延びる二つの第1棒部が延びており、それぞれ更に、L字形の接続具を介して天板受け構造内に延びていて先端にガススプリング操作部分を備える第2棒部を備えており、第1棒部に対してL字形の接続具を介して第2棒部が接続される構造となっている。L字形の接続具を使うことで当該接続具によって接続される第1及び第2の棒部については、L字形の接続具の直角性が維持されつつも、各棒部と接続具の組立ての際に、二つのガススプリングを上下させるときに各棒部に発生する製作誤差や組立誤差或いは曲げや捻じりの歪みが吸収される。その結果、第2棒部の先端のガススプリング操作部分が二つのガススプリングのプッシュバルブに当接して後、押し込む動作が同調するようになり昇降がスムーズにできるようになる。
この天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルにおいて、前記天板を支える前記支柱は三本であり、左右の前記支柱の前記ガススプリングを操作するため、前記操作レバーの二つの前記操作棒部は、それぞれ前記複数の棒部として、前記把手部から横方向に延びる第1棒部と、前記第1棒部と直交する方向に前記天板受け構造内に延びていて先端に前記ガススプリング操作部分を備える第2棒部を備えており、前記接続具は、二組の前記第1棒部と前記第2棒部とをそれぞれ連結する二つのL字形の接続具であり、中央の前記支柱に備わる第3のガススプリングを操作するため、前記操作レバーの一つの前記操作棒部は、前記把手部から前記天板受け構造内に延びており、先端に前記ガススプリング操作部分を備える第3棒部であるとすることができる。
この天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルによれば、把手部からは、横方向に延びる二つの第1棒部と、そこからL字形の接続具を介してそれぞれ直交して天板受け構造内に延びていて先端にガススプリング操作部分を備える第2棒部の他に、中央の支柱に備わる第3のガススプリングに関して、把手部から天板受け構造内に延びており、先端にガススプリング操作部分が備わる第3棒部を備えているので、一つの把手部の操作によって、三つのガススプリング操作部分がそれぞれガススプリングのプッシュバルブに当接して後、押し込む動作が同調して操作することができる。
この天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルにおいて、前記天板を支える前記支柱が二本であって前記操作レバーの二つの前記操作棒部が前記第1棒部と前記第2棒部を備える場合のすべての前記第2棒部、又は前記天板を支える前記支柱が三本であって前記操作レバーの二つの前記操作棒部が前記第1棒部と前記第2棒部を備え一つの前記操作棒部が第3棒部である場合のすべての前記第2棒部と前記第3棒部は、前記天板受け構造に支持される梃子支点部分を備えており、前記梃子支点部分で支持されて回動するときの回動動作によって、前記ガススプリング操作部分が前記プッシュバルブを押し込み作動させるとすることができる。
また、この天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルにおいて、前記天板を支える前記支柱が二本であって前記操作レバーの二つの前記操作棒部が前記第1棒部と前記第2棒部を備える場合のすべての前記第2棒部、又は前記天板を支える前記支柱が三本であって前記操作レバーの二つの前記操作棒部が前記第1棒部と前記第2棒部を備え一つの前記操作棒部が第3棒部である場合のすべての前記第2棒部と前記第3棒部は、前記天板受け構造内に進退可能であって、先端の前記ガススプリング操作部分として前記プッシュバルブに係合可能なテーパ面を備えており、前記天板受け構造内に進入動作をするときに前記テーパ面が前記プッシュバルブに係合して当該プッシュバルブを押し込み作動させることができる。
天板を受けて天板の荷重を支柱に伝える天板受け構造において、天板を支える支柱が二本であって操作レバーの二つの操作棒部が第1棒部と第2棒部を備える場合のすべての第2棒部、又は天板を支える支柱が三本であって操作レバーの二つの操作棒部が第1棒部と第2棒部を備え一つの操作棒部が第3棒部である場合のすべての第2棒部と前記第3棒部が梃子支点部分で支持されているとする場合には、把手部での一つの操作によって、これら第2棒部と第3棒部が梃子支点部分において梃子の回動動作をするときに、先端のガススプリング操作部分がプッシュバルブに当接して当該プッシュバルブを押し込み作動させることができる。
また、天板を支える支柱が二本であって操作レバーの二つの操作棒部が第1棒部と第2棒部を備える場合のすべての第2棒部、又は天板を支える支柱が三本であって操作レバーの二つの操作棒部が第1棒部と第2棒部を備え一つの操作棒部が第3棒部である場合のすべての第2棒部と前記第3棒部が天板受け構造内に進退可能とし、先端のガススプリング操作部分がプッシュバルブに係合可能なテーパ面を備えている場合には、把手部での一つの操作によって、これらの第2棒部と第3棒部が天板受け構造内に進入動作をするときに、テーパ面がプッシュバルブに係合して当該プッシュバルブを押し込み作動させることができる。
この天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルにおいて、前記接続具によって接続されているが未固定状態にある前記棒部は、前記すべてのガススプリング操作部分がそれぞれ該当する前記プッシュバルブに当接するに至る状態で、当該接続具に固定することができる。各棒部が接続具によって接続されているが未固定状態にあるときに、把手部を操作してすべてのガススプリング操作部分がそれぞれ該当するプッシュバルブに当接するに至る状態で、当該接続具に固定することにより、製作誤差や組立誤差或いは曲げや捻じりの歪みはすべて吸収された状態となり、その後、把手部を操作するときには、すべてのガススプリング操作部分が対応するプッシュバルブに当接した状態を経て、すべてのガススプリング操作部分が対応するプッシュバルブを押し込むことになり、すべてのガススプリングを同調して操作することが可能になる。
この天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルにおいて、前記天板は横長の矩形天板であり、二つの前記天板受け構造は前記天板の横長手方向両側に隔置されており、前記操作レバーについては、前記把手部が前記天板の横長手辺縁部の中央に対応して置かれ、前記第1棒部が前記天板の前記横長手辺縁部に沿って延び、前記第2棒部が前記L字形の接続具を介して、前記横長手辺縁部に直交して延びているとすることができる。
この昇降テーブルは、天板の平面形状が最もありふれた横長の矩形天板であり、二つの天板受け構造は天板の横長手方向両側に隔置して置かれて、天板及びその載置物の荷重をバランスよく床面に支持することができる。
この天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルにおいて、前記天板は横長の矩形天板であり、二つの前記天板受け構造は前記天板の横長手方向片側に寄って且つ縦に隔置されており、前記操作レバーについては、前記把手部が前記天板の縦短辺縁部の中央に対応して置かれ、前記第1棒部が前記天板の前記縦短辺縁部に沿って延び、前記第2棒部が前記L字形の接続具を介して、前記縦短辺縁部に直交して延びているとすることができる。
この昇降テーブルは、天板の平面形状が最もありふれた横長の矩形天板であるが、二つの天板受け構造は天板の横長手方向片側に寄って且つ縦に隔置して置かれているので、天板上での載置物の置き方に偏り(天板受け構造が置かれている方向に偏り)がある場合や天板の下の空間を有効利用する場合に適している。
この天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルにおいて、前記天板は内側に湾曲辺縁部を有するL字形天板であり、二つの前記天板受け構造は前記天板の前記湾曲辺縁部を挟む態様で斜めに隔置されており、前記操作レバーについては、前記把手部が前記天板の前記湾曲辺縁部に沿って置かれ、前記第1棒部が前記湾曲辺縁部に接する方向に沿って延び、前記第2棒部が前記L字形の接続具を介して前記第1棒部に対して直交して延びているとすることができる。
この昇降テーブルは、直角のコーナーを利用するなどしてL字形天板が配置され、内側の湾曲辺縁部に沿ってユーザが椅子に座わるなどして天板を利用する、事務用或いは作業用テーブルに好適である。
この天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルにおいて、前記天板は扇形天板であり、二つの前記天板受け構造は前記天板の扇弧状辺縁部の弦方向に沿って隔置されており、前記操作レバーについては、前記把手部が前記天板の前記扇弧状辺縁部に沿って置かれ、前記第1棒部が前記弦方向と平行な方向に沿って延び、前記第2棒部が前記L字形の接続具を介して前記第1棒部に対して直交して延びているとすることができる。
この昇降テーブルは、直角のコーナーを利用するなどして扇形天板が配置され、扇弧状辺縁部に沿ってユーザが椅子に座わるなどして天板を利用する作業用テーブルに好適である。
この天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルにおいて、前記天板は横長の矩形天板であり、三つの前記天板受け構造のうち二つの前記天板受け構造は前記天板の横長手方向片側に寄って且つ縦に隔置されており、残る一つの天板受け構造は前記二つの天板受け構造と二等辺三角形を結ぶ態様で隔置されており、前記操作レバーについては、前記把手部が前記天板の横長手辺縁部の中央に対応して置かれ、前記第1棒部が前記天板の前記横長手辺縁部に沿って延び、前記第2棒部が前記L字形の接続具を介して前記横長手辺縁部に直交して延び、前記第3棒部が、前記把手部から直接に前記横長手辺縁部に直交して延びているとすることができる。
この昇降テーブルは、天板の面積が広く且つ大きな重量が載置可能な大型のテーブルに好適である。
この発明による天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブルは、上記のように構成されているので、次のような格別の効果を奏する。即ち、天板は、複数本の並列に配置された支柱を備える脚構造によって床面に支えられるので、各支柱当たりの支持荷重が下がり、天板の載せられる大きな荷重を支持することができる。各支柱は、天板に対して天板受け構造を介して取り付けられており、また、内部に長さが変更可能なガススプリングを備えている。支柱の長さを変更するにはガススプリングのプッシュバルブを操作レバーで操作してガススプリングの長さを変更する必要があるが、操作レバーについては、単一の把手部からすべての天板受け構造に個別に延びる操作棒部を備えており、すべての操作棒部又は一つの操作棒部を除く残りすべての操作棒部は、それぞれ接続具を介して接続された複数の棒部を備えており、天板受け構造内に延びている棒部は、先端に前記プッシュバルブを作動させるガススプリング操作部分を備えているので、把手部における単一の操作で、すべての支柱において天板受け構造内に露出しているプッシュバルブをガススプリング操作部分で操作することが可能となり、プッシュバルブを同時的に同量操作して、ガススプリングの動作、即ち、各支柱での高さ調整動作を同調させることができる。したがって、支柱の長さを同じタイミングで同じ調整量を得るという調整操作性が改善され、天板を複数の支柱で支持する昇降テーブルにおいて、一つの操作で昇降テーブルの高さ調整動作をスムーズに行うことができる。
各棒部の接続にL字形の接続具を使うことで、接続具で接続されるべき各棒部については、L字形の接続具に備わる直角性が維持されつつも、固定する前に各棒部と接続具との間に生じている多少の余裕を利用することで、すべてのガススプリング操作部分が対応するプッシュバルブに当接した状態で各棒部と接続具を固定することができる。したがって、製作誤差や組立誤差或いは曲げや捻じりの歪みが吸収された状態で、操作レバーを組み立てることができ、その結果、先端のガススプリング操作部分がガススプリングのプッシュバルブに当接して後(この段階で撓みや誤差が吸収される)、プッシュバルブを押し込む動作が同調するようになり、支柱の伸縮、即ち、テーブルの昇降をスムーズにできるようになる。
図1は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルの第1実施例を示す図である。 図2は、図1に示す昇降テーブルに備えられている高さ調整装置の詳細を示す図である。 図3は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルの第2の実施例を示す斜視図である。 図4は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルの第3の実施例を示す斜視図である。 図5は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルの第4の実施例を示す斜視図である。 図6は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルの第5の実施例を示す斜視図である。 図7は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルの第6の実施例を示す斜視図である。 図8は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルの第7の実施例を示す斜視図である。 図9は、この発明による椅高さ調整装置を備えた昇降テーブルの支柱と受け構造との結合構造の一実施例を示す斜視図である。 図10は、図9に示す結合構造のA−A断面図である。 図11は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルに用いられる支柱と受け構造の結合構造の一例を説明する図である。 図12は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルに用いられる支柱と受け構造の結合構造の別例を説明する図である。 図13は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルに用いられる支柱と受け構造の結合構造の更に別の例を説明する図である。
以下、添付した図面に基づいて、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルの実施例を説明する。図1はこの発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルの第1実施例を示す図であり、図2は図1に示されている昇降テーブル備わる高さ調整装置の操作レバーに関する詳細を示す図である。
図1には、高さ調整装置を備えた昇降テーブル(以下、単に「昇降テーブル」と称する)の第1実施例が示されており、(a)はその斜視図、(b)はその正面図、(c)はその側面図、(d)はその底面図、(e)は(b)において円Eで囲んだ部分を拡大して示す図である。昇降テーブル1は、天板2と、天板2を支える脚構造3とから成っている。第1実施例をはじめとして他の例も同様ではあるが、天板2を透明ガラス製であるとした場合に見えるように描いている。これは、天板2の板下に設けられる脚構造3を図示するためのものであって、天板2は、木製、樹脂製、金属製等、種々の材料から製作可能であり、当然ながら不透明のものであってよいことは勿論である。
第1実施例の天板2は、事務用或いは作業用のテーブルとして最も普通に用いられている矩形の天板である。脚構造3は、H字状のベース脚体4と、天板2を支えるためにベース脚体4に立設されている2本の支柱5,5を備えている。ベース脚体4は、天板2の長手方向両サイドの側脚部6,6と、側脚部6,6を中央で連結する中央脚部7を備えている。各側脚部6の前後の端部下面には支持足8,8が取り付けられている。昇降テーブル1においては、天板2は、支柱5,5、H字状のベース脚体4を介して、天板2の広さと同等或いは僅かに狭い広さの床面に対してその四隅にそれぞれ対応配置された4つの支持足8によって安定して床面に支持される。支持足8は、昇降テーブル1を移動可能にするため、例えばロック機能付きのキャスターであってもよい。
各支柱5は、入れ子状に挿入嵌合された内外の筒体(ガススプリングカバーとなる外筒体11と内筒体12)を備えており、内筒体12にはガススプリング13が内蔵されている。外筒体11と内筒体12は、例えば外筒体11の上端部に嵌着されるキャップに備わる縦溝と凸状との摺動構造によって、長手方向(立設されている縦方向)に案内されながら相対的に摺動可能である。内筒体12の下端部は、図示しないが、外筒体11の内周面に対してスライダを介して摺動可能である。外筒体11は、その下端部14においてベース脚体4の中央脚部7に支持されている。天板2の下面と各支柱5の上端との間には、天板2を受ける受け構造20(詳細については後述する)が介装されている。内筒体12の上端部15と受け構造20は、鉄製、又はガラス繊維等で強化されたポリプロピレンのような樹脂製であり、別々に製作したものを例えばブラインドリベット等の固着具によって組み立ててもよく、或いは一体成形によって製作してもよい。
支柱5に内蔵されているガススプリング13は、特に図示しないが、シリンダと当該シリンダに対して摺動することで進退可能なピストンロッドとを備える周知の構造のものでよい。ガススプリング13については、シリンダの下基端部が外筒体11の下端部14に固定され、ピストンロッドの上端部が内筒体12の上端部15に固定されている。天板2は直接には受け構造20によって支えられており、天板2に作用する荷重は、受け構造20から支柱5に伝えられる。即ち、内筒体12からガススプリング13、更に外筒体11を経てベース脚体4に伝えられ、支持足8,8において床面に支持される。両支柱5,5は、ガススプリング13及び受け構造20を含めて、同じ構造を備えている。
ガススプリング13を操作するため、ピストンロッドの上端にはプッシュバルブ16が上方に突出する態様で設けられている。操作レバー30によってプッシュバルブ16を押し込むことにより、ガススプリング13内のガスの移動が制御され、ピストンロッドがシリンダから進出・後退する。ガススプリング13のこうした動作によって内外筒体11,12が伸縮動作をして、支柱5の長さ、即ち、天板2の高さを調整することができる。テーブル1の天板2上に乗せる重量に応じて、ガススプリング13内のガス圧力(5kg,8kg,10kg,20kg等)が調整される。
受け構造20は、全体として略四角皿状の構造を有しており、皿状の側壁と底壁で囲まれる中央の凹部21と、凹部21に対して連続し且つ凹部21を取り巻くように形成された平坦な上面を有する周囲部22とを有している。受け構造20は、凹部21と周囲部22とを一体成形したものであってもよく、また別々に製作したものをブラインドリベット等の固着具で固定してもよい。受け構造20は、周囲部22の適当箇所において、天板2の裏面に対して、ブラインドリベットのような適宜の固着具23(一部についてのみ符号を付す)によって固着されている。天板2の裏面側に受け構造20をあてがい、周囲部22を通して天板2の裏面にブラインドリベットを突き刺すことにより、天板2の表面側にリベットが突き出ることなく、受け構造20を天板2に取り付けることができる。
支柱5のガススプリング13について、その内筒体12の上端部15は、受け構造20の凹部21の底壁を貫通する態様で連結されている。ガススプリング13のプッシュバルブ16は、内筒体12の上端部15を抜けて受け構造20の凹部21の内部空間に露出しており、後述する操作レバー30のガススプリング操作部分で押し下げ操作が可能なように配置されている。ガススプリング13と受け構造20との結合にも、ブラインドリベットを用いることができる。
支柱5,5の二つのガススプリング13,13を一つの操作レバーで操作するため、本発明においては、特殊な構造をした操作レバー30が用いられている。即ち、操作レバー30は、ユーザが手で掴みやすいように手前側に張り出した形状を有している単一の把手部31と、把手部31からすべての天板受け構造20に個別に延びてガススプリング13を操作可能な操作棒部32を備えている。操作棒部32は、把手部31の両側からそれぞれ左右横方向に直線状に延びる第1棒部33a,33aと、第1棒部33a,33aの先端に設けられたL字形の接続具34,34と、接続具34,34から縦に(したがって、第1棒部33a,33aと直交する方向に)直線状に天板受け構造20内へと延びる第2棒部33b,33bを有している。第1棒部33a,33aと第2棒部33b,33bは、接続具34,34で接続される複数の棒部(総称して符号「33」を付す)を構成している。昇降テーブル1における高さ調整装置は、支柱5,5に内蔵されており天板受け構造20,20に連結されるガススプリング13,13と、ガススプリング13,13のプッシュバルブ16,16を操作する操作レバー30を含んで成る装置である。各操作棒部32は、受け構造20に対して、第2棒部33bの梃子支点部分35を支点として梃子の作用をするように、回動可能に支持されている。
図2には、昇降テーブルに備わる高さ調整装置の操作レバーに関する詳細が示されている。図2(a)は当該操作レバーと受け構造の全体を示す斜視図であり、図2(b)はL字形の接続具の詳細を示す一部断面図である。図2(a)(同様に図1(b)及び(c))に示すように、操作レバー30は、把手部31、並びに第1棒部33a,33a、接続具34,34及び第2棒部33b,33bからなる操作棒部32の軸線が一つの共通の平面内にあるように構成されている。操作レバー30が一つの共通の平面内にあるように構成することで、構造上の誤差やガタの発生が少なくなり、操作レバー30の操作の正確性が増す。各第2棒部33bは、受け構造20の側壁を貫通して凹部21内に延び、凹部21内に突出する各第2棒部33bの先端部分は平坦に加工されたガススプリング操作部分36となっている。第2棒部33bは、受け構造20に対して、長さ中間の梃子支点部分35で上下に傾動可能に支持されている。把手部31を手で掴んで操作レバー30を天板2に近づける方向に回動させると、第2棒部33b,33bが受け構造20,20に対して梃子支点部分35,35を支点として梃子の作用で動作し、ガススプリング操作部分36,36が、ガススプリング13,13のプッシュバルブ16,16に当接し、プッシュバルブ16,16を同時的に下方に押し込んで、両ガススプリング13,13を作動させることができる。
図2(b)に示すように、L字形の接続具34には、その二つの端部に第1棒部33aと第2棒部33bが挿入される穴34a,34aが形成されている。各穴34aは、第1棒部33a及び第2棒部33bが挿入可能な内径を有しており、第1棒部33a及び第2棒部33bの端面と各穴底との間にそれぞれ調整用として充分な隙間Ga,Gbが残されるように形成されている。接続具34には、穴34a,34aに交差し且つ開口する態様で、ねじ孔34b,34bが形成されている。小ねじ34c,34cをねじ孔34b,34bにねじ込むことで、小ねじ34c,34cの先端が穴34a,34aに挿入した第1棒部33a及び第2棒部33bに当接し、第1棒部33a及び第2棒部33bをその位置及び姿勢で接続具34に固定することができる。接続具34については、通常の操作力では実質的な変形をしない程度の剛性や強度を備えるように、また、ねじ孔34b,34bのねじ溝が容易に潰れないように、金属製、又はナイロン、(ガラス繊維強化)ポリプロピレン等の樹脂製(一体成形)とすることが好ましい。
操作レバー30の製作において、例えば、把手部31及び第1棒部33a,3aと第2棒部33b,33bが一つの面内に正確には位置しないような加工誤差や、第1棒部33a,33aが一つの共通の線状に正確には整列することがない、或いは第2棒部33b,33bが互いに平行でないというような加工誤差が生じることがある。そうした場合、把手部31のみの操作でガススプリング13,13のプッシュバルブ16,16の動作を同調させる、即ち、同時に同量だけ操作することは困難である。また、接続具34,34を用いることなく第1棒部33a,33aと第2棒部33b,33bを一つの棒状体から製作する場合には、一方の第1及び第2棒部33a,33bの組と、他方の第1及び第2棒部33a,33bの組とが一つの共通する面内にあるように正確に製作することは難しくなるとともに、操作レバー30の操作時、第1棒部33aから第2棒部33bに至る曲がり部分で曲げや捻じりの大きな変形が生じ、操作レバー30の把手部31での操作量は第2棒部33b、33bに伝達されず、両ガススプリング13,13のプッシュバルブ16,16を同調動作させることが困難である。このような場合、天板2の高さ調整が不調に終わることがある。
本高さ調整装置では、接続具34を用いることで、接続具34が第1棒部33a及び第2棒部33bに対して固定前の状態でその2軸回り(第1棒部33aの軸線回りθ、及び第2棒部の軸線回りδ)に回転を許容する。また、同じく固定前の状態で第1棒部33aの軸線方向X及び第2棒部の軸線方向Yにそれぞれ隙間Gaの隙間Gbで許容される範囲内で移動可能でもある。こうした回動と移動が許容されるために、小ねじ34c,34cを弛めた状態で、操作レバー30の把手部31を操作して、接続具34,34に対する第1棒部33a,33aと第2棒部33b、33bの差し込み量や角度を調整することで第2棒部33b,33bの先端のガススプリング操作部分36,36がガススプリング13,13のプッシュバルブ16,16に当接した(当接するのみで押し込まない)状態とし、そうした状態で小ねじ34c,34cをねじ込むことで第1棒部33a,33aと第2棒部33b、33bが接続具34,34に固定され、操作レバー30は一体的な構造となる。把手部31と第1棒部33a,33a及び第2棒部33b,33bが製作時に正確な整列性や平行性を備えていなくても、製作誤差を吸収した状態で操作レバー30を受け構造20,20に組み立てることができ、組立て後にユーザが操作レバー30を操作するときには、接続具34,34が曲げや捻じり変形に対して高い剛性を備えていることもあって、把手部31での一つの操作が途中で吸収されることなく第2棒部33b,33bのガススプリング操作部分36,36にまで伝達され、両ガススプリング13,13のプッシュバルブ16,16を同調操作、即ち、同時にプッシュバルブ16,16に当接して同量を押し込むことができる。
接続具34を用いた操作棒部32の構成は、各受け構造20に延びるすべての操作棒部32で必要になることではない。一つの操作棒部32を、接続具34を用いることなく受け構造20にダイレクトに延ばした構造(第3棒部)とし、残る操作棒部32をすべて接続具34が用いられる構造とすることもできる。受け構造20にダイレクトに延びる操作棒部32は他の操作棒部32との同調を図るときの基準の操作棒部となる。即ち、すべての接続具34において小ねじ34c,34cを弛めた状態で、操作レバー30を操作して、受け構造20にダイレクトに延びる第3棒部をガススプリング13のプッシュバルブ16に当接させる。その状態で、残る操作棒部32において、接続具34に対する第1棒部33aと第2棒部33bの差し込み量や角度を調整することで、第2棒部33bの先端のガススプリング操作部分36がガススプリング13のプッシュバルブ16に当接した(当接するのみで押し込まない)状態とし、その状態ですべての接続具34において小ねじ34c,34cをねじ込むことで第1棒部33aと第2棒部33bが接続具34に固定されて、操作レバー30が一体的な構造となる。組立て後、操作レバー30を操作するときには、第3棒部を含めてすべての操作棒部32において把手部31での一つの操作が途中で吸収されることなくすべてのガススプリング操作部分36にまで伝達され、すべてのガススプリング13のプッシュバルブ16を同調操作することができる。
図3〜図6は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルの第2〜第5の実施例を示す斜視図である。これらの実施例においては、昇降テーブルの天板及びそれを支える脚構造の形状が異なるのみであって、支柱や受け構造については実質的に異なるところがない。操作レバーについては、天板の形状や、支柱や受け構造の配置の違いに応じた変更はあるものの、基本的には同様の構造を有する。したがって、天板、脚構造、操作レバーについては実施例毎の区別上、「a」〜「d」を付すものもあるが、支柱、受け構造及び操作レバーのそれぞれの細部については、第1実施例のものと基本的に同じ構造であり、第1実施例に用いた符号と同じ符号を用いることで、再度の説明を省略する。また、接続具についても、第1実施例の場合と同様、すべてのガススプリング操作部分36がガススプリング13のプッシュバルブ16に当接した状態で、すべての棒部33を対応する接続具34に固定可能であって、把手部31での一つの操作が途中で吸収されることなく各ガススプリング操作部分36にまで伝達されるという機能を奏するので、当該機能についても再度の説明を省略する。
図3に示す第2実施例においては、第1実施例と異なる構造・配置となった要素及び部位については、符号に「a」を付す。昇降テーブル1aは、横長な矩形の天板2aを備えており、受け構造20,20は天板2aの横長手方向片側に寄った領域において縦方向に並んで配置されている。脚構造3aは、受け構造20,20に対応する支柱5,5の配置位置に応じて、中央脚部7aが側脚部6a,6aの片方に寄せて置かれている。操作レバー30aは、受け構造20,20の並び配置に応じた構造を備えており、短く形成された第1棒部33a,33a以外、第1実施例と同等の把手部31、接続具34,34及び第2棒部33b,33bを有している。即ち、把手部31が天板2aの縦短辺縁部の中央に対応して置かれ、第1棒部33aが天板2aの縦短辺縁部に沿って延び、第2棒部33bが接続具34を介して縦短辺縁部に直交して延びている。天板2aの平面形状がありふれた横長の矩形天板であるが、天板受け構造20,20は天板2aの横長手方向片側に寄って且つ縦に隔置して置かれているので、昇降テーブル1aは、天板2a上での載置物の置き方に偏り(天板受け構造20,20が置かれている方向に偏り)がある場合や天板2aの下の空間を有効利用する場合に適している。
図4に示す第3実施例においては、第1実施例と異なる構造・配置となった要素及び部位については、符号に「b」を付す。昇降テーブル1bは、内側に湾曲辺縁部を有するL字形の天板2bを備えており、受け構造20,20は天板2bの当該湾曲辺縁部を挟んで左右に比較的離間して配置されている。したがって、受け構造20,20は天板2bの直線縁部分に対しては斜めに配置となっている。操作レバー30bは、受け構造20,20の並び配置に応じた構造を備えており、第1実施例と同等の接続具34,34及び第2棒部33b,33b(第1棒部33a,33aに対して直交して延びる)を有しているが、把手部31が天板2bの内側の湾曲辺縁部に沿って置かれ、第1棒部33a,33aが第1実施例の場合よりも長く形成されて湾曲辺縁部に接する方向に沿って延びている。脚構造3bは、受け構造20,20に対応する支柱5,5の配置位置に応じて、中央脚部7bが長く形成されている。昇降テーブル1bは、直角のコーナーを利用するなどしてL字形の天板2bが配置され、内側の湾曲辺縁部に沿ってユーザが椅子に座わるなどして天板2bを利用する、事務用或いは作業用テーブルに好適である。
図5に示す第4実施例においては、第1実施例と異なる構造・配置となった要素及び部位については、符号に「c」を付す。昇降テーブル1cは、扇形の天板2cを備えており、受け構造20,20は天板2cの扇形の扇弧状辺縁部の弦方向に沿って隔置して左右に配置されている。したがって、受け構造20,20は天板2cの直線縁部分に対しては斜めに配置となっている。操作レバー30cは、受け構造20,20の並び配置に応じた構造を備えており、把手部31が天板2cの扇弧状辺縁部に沿って配置されており、第1実施例の場合と同じように、第1棒部33a,33a、接続具34,34及び第2棒部33b,33bを有している。第1棒部33a,33aが扇弧状辺縁部の弦方向と平行な方向に沿って延び、第2棒部33b,33bがL字形の接続具34,34を介して第1棒部33a,33aに対して直交して延びている。脚構造3cは、受け構造20,20に対応する支柱5,5の配置位置に応じて、第1実施例の場合と同様に側脚部6c,6c及び中央脚部7cを備えている。昇降テーブル1cは、直角のコーナーを利用するなどして扇形の天板2cが配置され、扇弧状辺縁部に沿ってユーザが椅子に座わるなどして天板2cを利用する作業用テーブルに好適である。また、四台の昇降テーブル1cを合わせて丸テーブルとすることができ、丸テーブルを囲む人に応じて天板2cの高さを調整することができる。
図6に示す第5実施例においては、第1実施例と異なる構造・配置となった要素及び部位については、符号に「d」を付す。昇降テーブル1dは横長の矩形天板2dを備えており、三つの天板受け構造20のうち左右二つの天板受け構造20,20は、天板2dの横長手方向片側に寄って且つ縦に隔置して置かれており、残る一つの天板受け構造20は二つの天板受け構造と二等辺三角形を結ぶ態様で隔置して置かれていて、天板2dを広い範囲で支えている。操作レバー30dについては、各操作棒部32として、左右の第1棒部33a,33a、接続具34,34、第2棒部33b,33bの他に、三つ目の縦棒部、即ち、第3棒部33dが、把手部31から横長手辺縁部に直交して直接に天板受け構造20に延びている。なお、脚構造3dのベース脚体4dについては、側脚部6d,6dが長く、中央脚部7dが短く構成されている。天板2dの広さに対応して、四つの支持足8が分散配置され、床面への支持を安定させている。昇降テーブル1dは、天板2dの面積が広く且つ大きな重量が載置可能であるので、大型のテーブルに好適である。
図7は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルの第6実施例を示す斜視図である。図7(a)は昇降テーブルの全体を示す斜視図であり、図7(b)は昇降テーブルの左側面図であり、図7(c)は図7(b)のFで示す部分の拡大図である。この実施例においては、図6に示す第5実施例と比べて、操作レバーの型式が回動型式ではなくスライド型式である点で大きく異なるが、三本の支柱5を備えている点を含めて昇降テーブルの天板及びそれを支える脚構造の形状・構造については実質的に異なるところがない。したがって、天板、脚構造及び操作レバーについては区別上「e」を付すものもあるが、支柱5及び受け構造20並びに操作レバーの細部については、第5実施例のものと基本的に同じ構造であり、第5実施例に用いている符号と同じ符号を用いることで、再度の説明を省略する。
第6実施例である昇降テーブル1eにおいては、図7(a)及び(b)に示すように、操作レバー30eは、天板2eの裏面に近づけるように回動操作されるタイプではなく、天板2eの裏面に沿ってスライド操作されるタイプである。即ち、操作レバー30eは、二つの操作棒部32,32として、把手部31から左右に延びる第1棒部33a,33aと、その各先端に接続されるL字状の接続具34,34を備えており、更に接続具34,34には、第2棒部33b,33bが第1棒部33a,33aと直交する方向(天板2eに平行な方向)に接続されている。第2棒部33b,33bは、直ちに上方に屈曲されて天板2eに接近し、その後、更に天板2eに平行になるように屈曲され、天板2eに対してガイド35e,35eによって案内され、対応する受け構造20,20内へと延びている。操作レバー30eは、第1棒部33a,33aの他に、三つ目の操作棒部32として、直接に中央奥の天板受け構造20に延びる第3棒部33eを備えている。第3棒部33eは、把手部31から横長手辺縁部に直交して天板2eに平行な方向に延びて後、直ちに上方に屈曲されて天板2eに接近し、その後、更に天板2eに平行になるように屈曲され、天板2eに対して三つ目のガイド35eによって案内され、対応する中央奥の受け構造20内へと延びている。
第2棒部33b,33b及び第3棒部33eの先端は、それぞれ、対応する受け構造20内において、テーパ面36tを有するガススプリング操作部分36eを有している。操作レバー30eの把手部31を掴んで、操作レバー30eを天板2eの裏面に沿う方向に押し込むことで、第2棒部33b,33b及び第3棒部33eはそれぞれガイド35eによって天板2eに沿うように案内されてスライド動作をし、先端のガススプリング操作部分36eがそのテーパ面36tによってガススプリング13のプッシュバルブ16を押し込み同調操作する。接続具34,34は、第5実施例の接続具と同様の機能を奏するので、再度の説明を省略する。
図8は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルの第7実施例を示す図である。図8(a)は昇降テーブルの正面図であり、図8(b)は昇降テーブルの側面図であり、図8(c)は昇降テーブルの側面図である。この実施例においては、図6に示す第5実施例と比べて、比較的大型のテーブル上の荷重を均等に支えるため三つの支柱5の配置を中央長手方向に沿って直線上に均等に配置した点で大きく異なるが、支柱5それ自体を含めて昇降テーブルの天板及びそれを支える脚構造の形状・構造については実質的に異なるところがない。したがって、天板、脚構造及び操作レバーについては区別上「f」を付すものもあるが、支柱5及び受け構造20並びに操作レバーの細部については、第5実施例のものと基本的に同じ構造であり、第5実施例に用いている符号と同じ符号を用いることで、再度の説明を省略する。
第7実施例においては、天板2fを支える三本の支柱5のすべてに関して、把手部と三つの操作棒部32との接続部分に接続具を介在させている。即ち、第7実施例では、把手部31fがT字形の接続具を兼ねている。把手部(T字形の接続具)31fから左右に延びる操作棒部32,32には、第1棒部33a,33aが接続され、中央からはそれと直角に第3棒部33fが接続される。把手部31fへの第3棒部33fの接続態様は、接続具34の場合と同様であり、各棒部の軸線回りの回動と軸線方向への移動が許容されている。把手部31fへの第1棒部33a,33aの接続態様についても、第3棒部33fと同様にしてよい。第2棒部33b,33b及び第3棒部33fの先端に設けられているガススプリング操作部分36がすべてガススプリング13のプッシュバルブ16に当接した状態で小ねじを接続具31f,34,34にねじ込むことで、操作レバー30fが一体化される。その後は、把手部31fの操作によって、各受け構造20において、すべてのガススプリング操作部分36がプッシュバルブ16を押し込むことになり、すべてのガススプリング13を同調動作させることができる。
図9は、例えば図2に示されている受け構造20のうち凹部21の底部を構成し且つ支柱を直接に受けることができる底部構造を示す図であり、昇降テーブルの通常姿勢とは略上下反転させた状態で斜め上方から見た斜視図である。また、図10は、図9に示した底部構造のA−A断面図である。図10においては、想像線により、支柱5(内筒体12)の上端部15である受け取付部(以下、受け取付部15という)が受け構造20に備わる支柱受け部42に嵌合された状態で描かれている。
図10に示すように、昇降テーブル1の支柱5の受け取付部15には、頂点側が切り落とされるとともに周面が上(図10では下)に向って凸状とされた円錐面37が形成されている。受け取付部15と支柱受け部42との嵌合状態では、円錐面37を持つ円錐体の中心軸線CLは支柱5の中心軸線と一致している。また、円錐面37の頂角α、即ち、互いに最も角度が開いた二つの母線の見込み角は、図9に示すように例えば、2.9°のような僅かな角度である。したがって、受け取付部15は、上方に向って僅かに窄んだ円錐面37を持つ截頭円錐体に形成されている。
受け構造20の底部構造25は、図9及び図10に示すように、全体として外形形状が矩形に形成された基板部40を有している。基板部40の上面41は平坦面となっており、受け構造20の凹部21と当接し固定可能となっている。底部構造25を支柱5の受け取付部15に嵌合させた状態では、上面41は中心軸線CLが鉛直となっている支柱5に対して水平面となる。底部構造25は、その主たる構造として、概略中央に基板部40から下方に向って突出するように一体成形されている筒状の支柱受け部42を備えている。更に、底部構造25は、基板部40の四隅において受け構造20への取付けのために、固着具23(図1)と同様のボルトやブラインドリベット28のような固着具が挿通される取付け孔44が形成されている。基板部40の上面41に受け構造20の例えば凹部21が当てられた状態で、取付け孔44に下方から(図では上方から)差し込まれる固着具によって、底部構造25が受け構造20において凹部21の底部として固定される。
底部構造25に備わる支柱受け部42は、略筒状の構造を有しており、内部には上下に貫通した支柱受け用の孔、即ち、凹部となる嵌合孔45が形成されている。嵌合孔45の内周面は、受け取付部15の凸状の円錐面37に対して相補的(頂角は2.9°)な下に開いた凹状の円錐面46に形成されている。円錐面46に対応する中心軸線は、嵌合状態にある受け取付部15の円錐面37の中心軸線CLと一致しており且つ上面41に対して垂直である。支柱受け部42の外周面は、鋳型からの抜きを考慮した製造上の要請から、円錐面46とは反対に概略下側に向って窄むような凸状の円錐面47に形成されているが、真っ直ぐな円筒面としても構わない。したがって、支柱受け部42の凹状の円錐面46と凸状の円錐面47との間の筒壁は、上側ほど壁厚が厚い略筒状の構造を有している。
支柱受け部42には、内面である凹状の円錐面46から外面である凸状の円錐面47まで筒壁を貫通する窓48,48が形成されている。窓48,48は、支柱受け部42の高さ方向中間領域で且つ周方向に延びる態様で形成された複数の長窓であるが、この実施例では、鋳抜きによって円錐面46の中心軸線を挟んで互いに平行に切り欠かれた態様となるように、凹状の円錐面46の径方向に対向し且つ対称に形成された二つの窓である。各窓48は、図9の手前側の窓48に示すように、筒壁において、上下に対向し且つ平行に形成されている二つの扇形面50,50(一方のみ符号を付す)と、周方向各側に形成されている二つの台形面51,51で定められる。この実施例では、二つの台形面51,51は一つの共通面内にある。窓48,48については、凹状の円錐面26における窓輪郭が、錐面傾斜方向中間領域で且つ周方向に延びる態様で現れる窓縁部52,52として示されている。
底部構造25側の支柱受け部42に支柱5側の受け取付部15を嵌合させた結合構造39においては、受け取付部15の凸状の円錐面37と、支柱受け部42の凹状の円錐面46とが嵌合されて、支柱5と底部構造25、即ち、受け構造20とが結合される。窓縁部52の一部、特に上側の周方向に延びる窓縁部52a(図10参照)は、受け構造20側からの荷重によって下方に押されるとき、受け取付部15の凸状で下広がりの円錐面37に食い込む縁部分となっている。こうした窓縁部52の食い込み作用によって、受け構造20は受け取付部15に強固に結合される。
窓の数及び各面は、この実施例のように、必ずしも二つの窓48,48であって、各面が対称、平行、面一であるとしなくてもよい。例えば、窓は周方向に3個又は4個が並ぶ窓として形成してもよい。また扇形面50,50は互いに平行でなく外側に向って開く態様に形成されていてもよく、台形面51,51についても互いに面一でなく、向かい合うように傾斜していてもよい。しかしながら、支柱2とのバランスのよい嵌合状態を考慮するならば、実施例に示すものが好ましい。なお、図示の実施例のものは、後述するCリングを適用する場合にも好ましい形状・構造となっている。
図11は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルの受け構造と支柱の結合構造の別の例を示す斜視図である。図11においては、受け構造と支柱とは、図9及び図10と同様に、作図上、天地を逆にして示してあり、後述するCリングを用いることにより受け構造と支柱の上端部との不用意な結合外れを防止することを図ったものである。図11(a)は結合構造の分解組立斜視図、図11(b)は組立て後の結合構造の斜視図、図11(c)は図11(b)のB−B断面図である。図11に示す基板部40は、受け構造20の底壁それ自体、或いは底壁に取り付けられる壁板材である。基板部40には筒状の支柱受け部42が一体に形成又は別体に形成されて固着具で固定されており、支柱5の受け取付部15が支柱受け部42の嵌合孔45に嵌入されて、受け取付部15の円錐面37が嵌合孔45の凹状の円錐面46と当接し、円錐面同士のテーパ状の食い込み作用によって結合される。天板2のみを掴んで昇降テーブル1を持ち上げた場合、支柱5や脚構造3の重さによって嵌合結合を弛めるような作用を及ぼすことがある。そうした場合にも、支柱受け部42から支柱5が外れて落下しないような工夫が求められることがある。
図11に示す結合構造39aにおいては、支柱受け部42から支柱5が抜け出るのを防止するため、支柱受け部42と受け取付部15の間にCリング60が適用される。支柱受け部42の外周面は凸状の円錐面47となっており、凹状の円錐面46との間に窓48,48が開口されている。Cリング60を適用するため、受け取付部15には、その凸状の円錐面37において、支柱受け部42に高さHを以て形成されている窓48,48に対応して周方向に延びる一条の周溝38が形成されている。周溝38は、受け取付部15と支柱受け部42とを組み付けた状態で窓48,48においてその高さ中央の位置に現れるように、受け取付部15に形成される。周溝38は、窓48,48に現れるように、対応する部分のみに形成されていれば充分ではあるが、切削による製造を容易にするため、一周の溝とするのが好ましい。
Cリング60は、図11(a)に示すように、略コ字状に折り曲げ形成されている中央基部61と、中央基部61の両端からそれぞれ同じ方向に両サイドに凸状に膨らんで円弧状に延びる二つのリング腕部62,62とを備えており、窓48の高さHに相当する幅を備えている。中央基部61は、Cリング60を掴み且つ座受けへの取付け操作をするのに利用される。中央基部61及び二つのリング腕部62,62は開拡方向にばね性を備えており、協働して受け取付部15の円錐面37を囲み、且つそのばね性によって円錐面37を抱持することができる。各リング腕部62の内面側には、周溝38と係合してその係合位置を保持するための係合部63が形成されている。係合部63は、この例では半球状突起として形成されている。Cリング60は、図11(a)の矢印で示すように、組立状態にある支柱5(内筒体12)の受け取付部15と受け構造20の支柱受け部42とに対して、支柱受け部42の外側側方から窓48,48に沿って適用される。即ち、Cリング60は、リング腕部62,62を撓ませて僅かに広げられ、係合部63,63を周溝38に掛けられた状態で周溝38に沿って滑らせることで、支柱受け部42に対して次第に深く係合していく。係合部63,63はリング腕部62,62のばね復元性によって周溝38に係合する。各リング腕部62に複数の係合部63を設ける場合には、係合部63はリング腕部62,62のばね復元性によって周溝38にスナップ係合させて、係合外れを防止することができる。
Cリング60の二つのリング腕部62,62は、受け取付部15の周溝38に係合部63,63が入り込んで係合するのみならず、それぞれ高さHの窓48,48に嵌まることで、各リング腕部62の側端64,64が各窓48の扇形面50,50に当接状態に係合する。Cリング60のこうした受け取付部15と支柱受け部42との係合によって、受け取付部15と支柱受け部42とは高さ方向の相対的なずれを阻止するので、結合構造39aの維持が図られ、受け取付部15が支柱受け部42から抜け出るのを防止することができる。また、Cリング60の二つのリング腕部62,62がそれらのばね性によって受け取付部15の円錐面37を径方向に抱持することで、Cリング60が支柱受け部42から不用意に外れるおそれもない。受け構造20を支柱5から分離する必要がある場合には、Cリング60の適用操作を逆に辿って、Cリング60を支柱受け部42から取り外す。即ち、中央基部61を摘んでCリング60を窓48,48から引き抜く操作をすることで、係合部63,63をリング腕部62,62のばね性に抗して広げて周溝38内を滑らせて、Cリング60が支柱受け部42から抜き去られ、結合構造39の解除が可能になる。
周溝38については、上記の実施例に示したように横断断面は円弧状とするのが好ましいが、この形状に限らない。Cリング60の係合部63,63が通過し且つ配置される溝形態であればどのようなものでもよい。また、係合部63については、リング腕部62,62に一つずつ設ける場合にはそれぞれ長手方向中央に設けてもよいが、Cリング60が窓48,48から戻り方向に抜け出るのを防止するため、長手方向中央位置よりも中央基部61から僅かに遠い位置に設けるのが好ましい。更に、係合部63は、各リング腕部62の長手方向に沿ってその中央を挟む複数(好ましくは二つ)の位置に設けてもよい。周溝38と窓48の構造によって、Cリング60のリング腕部62,62を窓48,48に収容し易くし、 且つ収容状態ではリング腕部62,62の係合部63,63が周溝38内に係合して、Cリング60自体が盲動しないように安定して適用することができる。なお、Cリング60については、板状材を折り曲げることで製作したが、板状材に限らず、丸棒材を曲げ形成して製作してもよいことは勿論である。
図12には、図11に示す支柱と受け構造の結合構造の変形例が断面図として示されている。図12に示す結合構造39b,39cにおいては、図11に示す結合構造39aに用いられている構成要素と同等のものには同じ符号を付すことで再度の説明を省略する。図12(a)に示す結合構造39bは、支柱受け部42と受け取付部15をねじで固定した構造である。筒状の支柱受け部42の一部(本例では下側部分)にねじ孔72を形成しておき、ねじ孔72に固定ねじ70をねじ込み、固定ねじ70の先端71が支柱受け部42を貫通して受け取付部15の円錐面37に押し当てられる。固定ねじ70としては、六角穴付きボルトが用いられているが、それ以外にも種々のボルトが利用できる。図の右側は固定ねじ70をねじ孔72にねじ込む前の状態を、図の左側は固定ねじ70をねじ孔72にねじ込んで先端71が円錐面37に押し当てられている状態を示している。先端71が円錐面37に当接することによって、固定ねじ70と受け取付部15との間に作用する締付け力が大きくなり、支柱受け部42が受け取付部15に対して固定され、支柱5の支柱受け部42からの抜出しが防止される。固定ねじ70とねじ孔72については、少なくとも一組あれば抜け止め効果を奏することができるが、固定する力のバランスの観点からは、図示のように直径方向に対向する二方向或いは中心軸線CLの周りに120度毎に等間隔な三方向からねじ込んで固定するのが好ましい。
図12(b)に示す結合構造39cは、支柱受け部42に嵌合リング75を埋め込んだ構造である。嵌合リング75は、金属加工によって製作した円錐筒状の金属製リングである。樹脂の鋳抜きによる支柱受け部42の寸法及び表面粗さに代えて、嵌合リング75の寸法及び表面粗さが、その製造時に予め高い精度で管理される。嵌合リング75は、支柱受け部42を樹脂成形する際に、インサート成形によって支柱受け部42に埋設される。インサート成形の際、嵌合リング75はその内側の円錐面76が支柱受け部42の凹状の円錐面46に連続して面一で且つ支柱受け部42の凹部に露出するように埋設される。嵌合リング75がインサート成形されている支柱受け部42に受け取付部15を組み合わせたとき、嵌合リング75の円錐面76と受け取付部15の円錐面37とが高い密着度で当接して嵌合し、受け取付部15の円錐面37との嵌合強度を一定以上に確保することができる。したがって、受け取付部15と支柱受け部42との結合にガタつきが生じ難くなり、座体が支柱から抜け外れる事態を防止することができる。
図13は、この発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルに用いられる支柱と受け構造の結合構造の更に別の例を示す図である。図13(a)はこの結合構造に用いられる挟着金具の一例を示す斜視図、図13(b)はこの挟着金具を用いて支柱と座受けを結合する途中の斜視図、図13(c)は図13(b)から結合作業が進んで支柱と座受けを結合した状態を示す斜視図である。本例の結合構造30dは、図11に示したCリングに代えて図13(a)に示すような挟着金具80を用いる構造であり、挟着金具80を支柱受け部42の窓(長窓)48,48に適用して受け取付部15を外側両側から挟み込んで締め付けることにより支柱2と底部構造25を結合するものである。挟着金具80は、受け取付部15と支柱受け部42を挟み付ける二つの挟着片から成っており、図示のように同じ形状に形成された一対の挟着片81,81を用いるのが好ましい。各挟着片81は、中央の円弧状部分82と、その両側の平坦部分83,83と、更にその外側の固定部分84,84とを備えており、細長い一様幅Wを有する金属板を折り曲げて製作される一体構造の金具片である。円弧状部分82は、厳密には円錐面37に対応した部分的な円錐面を持つように加工してもよいが、締め付け時の変形を考慮すれば単純な部分的な円筒面を持つものでよい。各固定部分84には、締結に用いるボルト86が通される孔85が形成されている。なお、座受け本体4aは、操作レバーが組み込まれ且つ椅子の座体に取り付けられる座受け構造においてその底部構造となって取り付けられている状態を示している。
図13(b)に示すように、挟着金具80は支柱受け部42の窓48,48に関連して適用される。各挟着片81の幅Wは支柱受け部42の窓48の高さH(図11(a))の寸法に定められているので、各挟着片81は、窓48に対して、幅Wが窓48の高さHにちょうど嵌まり合うように適合する。各挟着片81を支柱受け部42に対して外側から適用する際に、円弧状部分82は支柱受け部42に形成されている窓48の扇形面50,50間に嵌入され、その両側の平坦部分83,83は窓48,48の台形面51,51に沿って延び、そして両端の固定部分84,84は窓48を外れた支柱受け部42の外部に位置する。各挟着片81は、両端の固定部分84,84において互いに相手の挟着片81と対向するので、当該対向する固定部分84,84において、整合する孔85,85にボルト86を通し、更にボルト86にナット87を螺合させることで、挟着片81,81が締結される。このとき、窓48,48に嵌入する円弧状部分82,82は支柱2の受け取付部15を挟み付けることになり、その円錐面37に強く押し当てられる。即ち、図13(c)に示すように、挟着片81,81は、円弧状部分82,82が支柱受け部42の窓48,48を通して受け取付部15の円錐面37に当接して挟み付けた状態で、固定部分84,84において互いに締結される。締結された挟着金具80の支柱受け部42に対する位置は、直接には円弧状部分82と平坦部分83が窓48,48内に嵌入していることによって、また間接的には円弧状部分81が受け取付部15に曲面同士が当接することによっても規制されているので、不動となり、支柱2と底部構造25を挟着金具80を介して結合し、支柱受け部42と受け取付部15とが抜け出ることがないように両者を確実に結合させることができる。
テーブル1の天板2と支持脚構造3は、組立てと分解とが容易にできるように、分解できる固着具を使用した組立式であるとする方が好ましい。組立式とする場合には、本発明による高さ調整装置を備えた昇降テーブルを、既存のテーブル、テレビ台、机、その他昇降機能が必要な物に適用して使用することができる。また、受け構造20や脚構造3については、ガススプリング受けとしての機能上、強度高めるために樹脂インサート式の構造、或いはアルミ、鉄など、求められる強度に応じて材料を選定して製作し、用途等に応じて使い分けることができる。製作例としては、樹脂主体の場合、PP(ポリプロピレン)にグラスファイバー、ナイロン、アルミ、鉄を添加したものを挙げることができる。また、ガススプリング受けには、脚(木、鉄、ステンレス製)を挿入させて、通常のテーブル脚として使用もできる。更に、樹脂製のガススプリング受けに当該脚を挿入後、抜けないように固定ねじにて固定することもできる。
1 昇降テーブル 2 天板 3 脚構造
4 ベース脚体 5 支柱 6 側脚部
7 中央脚部 8 支持足
11 外筒体 12 内筒体 13 ガススプリング
14 外筒体11の下端部 15 内筒体12の上端部(受け取付部)
16 プッシュバルブ
20 受け構造 21 凹部 22 周囲部
23 固着具 25 底部構造 28 ブラインドリベット
30 操作レバー 31 把手部 32 操作棒部
33 棒部 33a 第1棒部 33b 第2棒部
33d,33e 第3棒部
34 接続具 34a 穴 34b ねじ孔
34c 小ねじ 35 梃子支点部分 35e ガイド
36,36e ガススプリング操作部分 36t テーパ面
37 円錐面 38 周溝
39,39a,39b,39c,39d 結合構造
40 基板部 41 上面 42 支柱受け部
45 嵌合孔 46 凹状の円錐面 47 凸状の円錐面
48 窓 50 扇形面 51 台形面
52,52a 窓縁部
60 Cリング 61 中央基部 62 リング腕部
63 係合部 64 側端
70 固定ねじ 71 先端 72 ねじ孔
75 嵌合リング 76 円錐面
80 挟着金具 81,81 挟着片 82 円弧状部分
83 平坦部分 84 固定部分 85 孔
86 ボルト 87 ナット
Ga,Gb 隙間 CL 中心線 H 窓48の高さ
X,Y 方向 α,θ,δ 角度

Claims (11)

  1. 天板と、当該天板を床面に支えるため複数本の並列に配置された支柱を有する脚構造を備えており、
    前記各支柱は、内部に長さが変更可能なガススプリングを備えているとともに、前記天板に対して天板受け構造を介して取り付けられており、
    前記ガススプリングは、前記天板受け構造において、前記長さを変更作動させるプッシュバルブが露出しており、前記プッシュバルブを操作レバーで操作して前記支柱の長さを変更することで前記天板の前記床面に対する高さが調整可能であり、
    前記操作レバーは、単一の把手部と、当該把手部からすべての前記天板受け構造に個別に延びる操作棒部を備えており、
    すべての前記操作棒部又は一つの前記操作棒部を除く残りすべての前記操作棒部は、それぞれ接続具を介して接続された複数の棒部を備えており、
    前記天板受け構造内に延びている前記棒部は、先端に前記プッシュバルブを作動させるガススプリング操作部分を備えていることを特徴とする天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブル。
  2. 前記天板を支える前記支柱は二本であり、
    前記操作レバーの二つの前記操作棒部は、それぞれ前記複数の棒部として、前記把手部から横方向に延びる第1棒部と、前記第1棒部と直交する方向に前記天板受け構造内に延びていて先端に前記ガススプリング操作部分を備える第2棒部を備えており、
    前記接続具は、二組の前記第1棒部と前記第2棒部とをそれぞれ連結する二つのL字形の接続具であることを特徴とする請求項1に記載の天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブル。
  3. 前記天板を支える前記支柱は三本であり、
    左右の前記支柱の前記ガススプリングを操作するため、
    前記操作レバーの二つの前記操作棒部は、それぞれ前記複数の棒部として、前記把手部から横方向に延びる第1棒部と、前記第1棒部と直交する方向に前記天板受け構造内に延びていて先端に前記ガススプリング操作部分を備える第2棒部を備えており、
    前記接続具は、二組の前記第1棒部と前記第2棒部とをそれぞれ連結する二つのL字形の接続具であり、
    中央の前記支柱に備わる第3のガススプリングを操作するため、
    前記操作レバーの一つの前記操作棒部は、前記把手部から前記天板受け構造内に延びており、先端に前記ガススプリング操作部分を備える第3棒部であることを特徴とする請求項1に記載の天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブル。
  4. 請求項2に記載のすべての前記第2棒部、又は請求項3に記載のすべての前記第2棒部と前記第3棒部は、前記天板受け構造に支持される梃子支点部分を備えており、前記梃子支点部分で支持されて回動するときの回動動作によって、前記ガススプリング操作部分が前記プッシュバルブを押し込み作動させることを特徴とする請求項2又は3に記載の天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブル。
  5. 請求項2に記載のすべての前記第2棒部、又は請求項3に記載のすべての前記第2棒部と前記第3棒部は、前記天板受け構造内に進退可能であって、先端の前記ガススプリング操作部分として前記プッシュバルブに係合可能なテーパ面を備えており、前記天板受け構造内に進入動作をするときに前記テーパ面が前記プッシュバルブに係合して当該プッシュバルブを押し込み作動させることを特徴とする請求項2又は3に記載の天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブル。
  6. 前記接続具によって接続されているが未固定状態にある前記棒部は、前記すべてのガススプリング操作部分がそれぞれ該当する前記プッシュバルブに当接するに至る状態で、当該接続具に固定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブル。
  7. 前記天板は横長の矩形天板であり、二つの前記天板受け構造は前記天板の横長手方向両側に隔置されており、
    前記操作レバーについては、前記把手部が前記天板の横長手辺縁部の中央に対応して置かれ、前記第1棒部が前記天板の前記横長手辺縁部に沿って延び、前記第2棒部が前記L字形の接続具を介して、前記横長手辺縁部に直交して延びていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブル。
  8. 前記天板は横長の矩形天板であり、二つの前記天板受け構造は前記天板の横長手方向片側に寄って且つ縦に隔置されており、
    前記操作レバーについては、前記把手部が前記天板の縦短辺縁部の中央に対応して置かれ、前記第1棒部が前記天板の前記縦短辺縁部に沿って延び、前記第2棒部が前記L字形の接続具を介して、前記縦短辺縁部に直交して延びていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブル。
  9. 前記天板は内側に湾曲辺縁部を有するL字形天板であり、二つの前記天板受け構造は前記天板の前記湾曲辺縁部を挟む態様で斜めに隔置されており、
    前記操作レバーについては、前記把手部が前記天板の前記湾曲辺縁部に沿って置かれ、前記第1棒部が前記湾曲辺縁部に接する方向に沿って延び、前記第2棒部が前記L字形の接続具を介して前記第1棒部に対して直交して延びていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブル。
  10. 前記天板は扇形天板であり、二つの前記天板受け構造は前記天板の扇弧状辺縁部の弦方向に沿って隔置されており、
    前記操作レバーについては、前記把手部が前記天板の前記扇弧状辺縁部に沿って置かれ、前記第1棒部が前記弦方向と平行な方向に沿って延び、前記第2棒部が前記L字形の接続具を介して前記第1棒部に対して直交して延びていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブル。
  11. 前記天板は横長の矩形天板であり、三つの前記天板受け構造のうち二つの前記天板受け構造は前記天板の横長手方向片側に寄って且つ縦に隔置されており、残る一つの天板受け構造は前記二つの天板受け構造と二等辺三角形を結ぶ態様で隔置されており、
    前記操作レバーについては、前記把手部が前記天板の横長手辺縁部の中央に対応して置かれ、前記第1棒部が前記天板の前記横長手辺縁部に沿って延び、前記第2棒部が前記L字形の接続具を介して前記横長手辺縁部に直交して延び、前記第3棒部が、前記把手部から直接に前記横長手辺縁部に直交して延びていることを特徴とする請求項3に記載の天板の高さ調整装置を備えた昇降テーブル。
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