JP6763450B2 - Light irradiation device - Google Patents
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Description
本発明は、光照射装置に関する。 The present invention relates to a light irradiation device.
従来、光照射装置として、装置の内部に導入された線材に向けて光を照射する複数の光源を備える光照射装置が、知られている(例えば、特許文献1)。 Conventionally, as a light irradiation device, a light irradiation device including a plurality of light sources that irradiate light toward a wire rod introduced inside the device is known (for example, Patent Document 1).
そこで、課題は、面光源の光源を有する光照射装置を提供することである。 Therefore, an object of the present invention is to provide a light irradiation device having a light source of a surface light source.
光照射装置は、円弧状に形成される凹状の内面に配置され、前記線材が内部に挿入される反射面と、前記線材の周方向の一方側から前記線材に向けて光を照射する光源と、前記線材を前記反射面の内部に挿入するための挿入路を、内部に形成する挿入部と、を備え、前記光源は、前記線材の延びる方向に対する直交面による断面において、幅を有する領域から光を照射する面光源であり、前記光源は、前記線材の長手方向に対する直交面による断面において、前記反射面の外部に配置される。 The light irradiation device is arranged on a concave inner surface formed in an arc shape, and includes a reflection surface into which the wire rod is inserted and a light source that irradiates light toward the wire rod from one side in the circumferential direction of the wire rod. The light source includes an insertion portion for inserting the wire rod into the inside of the reflection surface, and the light source is from a region having a width in a cross section formed by a plane orthogonal to the extending direction of the wire rod. It is a surface light source that irradiates light, and the light source is arranged outside the reflecting surface in a cross section formed by a plane orthogonal to the longitudinal direction of the wire rod.
また、光照射装置は、前記反射面の周方向の一方側に形成される開口部と、前記開口部を覆う透光部と、を備え、前記光源は、前記透光部を経由して前記線材に光を照射するように、配置される、という構成でもよい。 Further, the light irradiation device includes an opening formed on one side in the circumferential direction of the reflection surface and a light-transmitting portion covering the opening, and the light source passes through the light-transmitting portion. The wire rod may be arranged so as to irradiate light.
また、光照射装置においては、前記透光部の幅寸法は、前記開口部の幅寸法よりも、大きい、という構成でもよい。 Further, in the light irradiation device, the width dimension of the translucent portion may be larger than the width dimension of the opening portion.
また、光照射装置においては、前記透光部の幅寸法は、前記光源の幅寸法よりも、大きい、という構成でもよい。 Further, in the light irradiation device, the width dimension of the translucent portion may be larger than the width dimension of the light source.
また、光照射装置は、前記光源及び前記透光部を有する光源ユニットと、前記反射面を有し、前記光源ユニットに可動に接続される挿入ユニットと、を備える、という構成でもよい。 Further, the light irradiation device may be configured to include a light source unit having the light source and the light transmitting portion, and an insertion unit having the reflecting surface and movably connected to the light source unit.
また、光照射装置においては、前記挿入部は、前記挿入路を内部に形成するように、筒状に形成され、前記光照射装置は、前記挿入部を固定する固定部を備え、前記固定部は、前記線材の延びる方向で前記光源を挟むように、前記光源の両側に配置される、という構成でもよい。 Further, in the light irradiation device, the insertion portion is formed in a tubular shape so as to form the insertion path inside, and the light irradiation device includes a fixing portion for fixing the insertion portion, and the fixing portion is provided. May be arranged on both sides of the light source so as to sandwich the light source in the extending direction of the wire rod.
以下、光照射装置における一実施形態について、図1〜図10を参酌して説明する。なお、各図(図11〜図17も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。 Hereinafter, one embodiment of the light irradiation device will be described with reference to FIGS. 1 to 10. In each drawing (the same applies to FIGS. 11 to 17), the dimensional ratio of the drawings and the actual dimensional ratio do not always match, and the dimensional ratios between the drawings do not necessarily match. Absent.
図1に示すように、本実施形態に係る光照射装置1は、光ファイバを製造する光ファイバ製造装置100に用いられている。そこで、光照射装置1の各構成を説明するのに先立って、光ファイバ製造装置100について説明する。
As shown in FIG. 1, the
光ファイバ製造装置100は、光ファイバ200を搬送する搬送装置110と、搬送される光ファイバ200に紫外線硬化性の樹脂を塗布する塗布装置120とを備えている。そして、搬送装置110は、光ファイバ200が光照射装置1の内部の所定位置に挿入されるように、光ファイバ200を保持しつつ搬送する搬送部材111,112を、光照射装置1の上流側と下流側にそれぞれ備えている。
The optical
そして、光照射装置1は、例えば、毎分1000メートルの速さで内部を走行する光ファイバ200に紫外線を照射することにより、光ファイバ200に塗布された樹脂を硬化させる。これにより、光ファイバ製造装置100で製造される光ファイバ200は、例えば、ガラスファイバからなる裸光ファイバと、紫外線硬化性樹脂が硬化された被覆膜とで構成されている。
Then, the
図2〜図4に示すように、本実施形態に係る光照射装置1は、光ファイバ(線材)200に向けて光を照射する光源ユニット2と、光ファイバ200が挿入される挿入ユニット3とを備えている。また、光照射装置1は、光源ユニット2と挿入ユニット3とを回転軸4aで回転可能に接続する接続部4を備えている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
光源ユニット2は、光ファイバ200に向けて光を照射する光源21と、光源21を冷却する光源冷却部22と、光源21等を収容する筐体23とを備えている。また、光源ユニット2は、光源21に電力を供給するための電力供給部24を備えている。
The
光源21は、光ファイバ200の延びる方向(搬送方向)D1に沿って、長尺に形成されている。そして、光源21は、光ファイバ200に対面するように配置している。本実施形態においては、光源21は、発光素子(LED)を有する基板、即ち、発光素子実装基板(LED実装基板)である。また、本実施形態においては、光源21は、紫外線硬化性の樹脂を硬化させるために、紫外光(例えば、波長が300nm〜400nmの光)を放射している。
The
光源冷却部22は、光源21に連結され且つ冷却水が内部を流通する冷却本体22aと、冷却本体22aに冷却水を流入するための流入部22bと、冷却本体22aから冷却水を流出するための流出部22cとを備えている。なお、冷却本体22aは、筐体23の内部に配置され、流入部22b及び流出部22cは、筐体23の外部に配置されている。
The light
筐体23は、光源21から放射された光を透過する透光部23aと、光を遮光する遮光部23bとを備えている。透光部23aは、光ファイバ200の延びる方向(搬送方向)D1に沿って、長尺に形成されている。そして、透光部23aは、光源21と対面するように配置されている。これにより、透光部23aは、光源21と光ファイバ200との間に配置されている。
The
電力供給部24は、外部からの電力を供給するために、例えば、ケーブル等が接続される電源接続部24aと、電源接続部24aと光源21との間を電気的に接続するために、各種の端子を有する端子台24bとを備えている。なお、電源接続部24aは、筐体23の外部に配置され、端子台24bは、筐体23の内部に配置されている。
The
挿入ユニット3は、光ファイバ200が内部に挿入される本体部5と、光ファイバ200を本体部5の内部に挿入するための挿入路61を、内部に形成する挿入部6と、挿入部6を本体部5に固定する固定部7とを備えている。また、挿入ユニット3は、本体部5を冷却する本体冷却部8を備えている。
The
本体冷却部8は、本体部5に連結され且つ冷却水が内部を流通する冷却本体8aと、冷却本体8aに冷却水を流入するための流入部8bと、冷却本体8aから冷却水を流出するための流出部8cとを備えている。そして、本体冷却部8(冷却本体8a)は、本体部5に対して着脱可能に構成されている。
The main
図4及び図5に示すように、本体部5は、光ファイバ200の延びる方向(搬送方向)D1に沿って、長尺に形成されている。また、本体部5は、長手方向に沿って、光ファイバ200が内部に挿入される凹状部51を備えている。そして、凹状部51は、円弧状に形成される内面に、光を反射する反射面52を備えている。また、凹状部51は、反射面52の周方向の一方側に、開口部53を一つ備えている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
反射面52は、光ファイバ200の延びる方向(搬送方向)D1に沿って、長尺に形成されている。そして、反射面52は、曲面で形成されている。具体的には、反射面52は、長手方向に対する直交面による断面において、真円形の一部からなる円弧状に形成されている。そして、反射面52は、挿入部6が内部に挿入できる大きさに、形成されている。
The reflecting
開口部53は、光ファイバ200の延びる方向(搬送方向)D1に沿って、長尺に形成されている。そして、開口部53は、透光部23aに覆われており、光源21と対面するように配置されている。これにより、光源21の光は、透光部23a及び開口部53を経由して、反射面52の内部の光ファイバ200に照射されている。したがって、光源21は、光ファイバ200の周方向の一方側から光ファイバ200に向けて光を照射している。
The
挿入部6は、内部に挿入路61を形成する挿入孔62を備えており、挿入孔62は、反射面52の内部及び外部に配置されている。具体的には、挿入部6は、透光性を有する筒状体で形成され、反射面52の内部及び外部に亘って配置されている。そして、挿入孔62は、長手方向に対する直交面による断面において、円形状に形成されている。即ち、挿入孔62は、内部に、円形状の挿入路61を形成している。
The
本実施形態においては、挿入部6は、石英管としており、内部に、窒素を充填されている。そして、光ファイバ200の表面の樹脂が硬化する際に、揮発物が生じるため、挿入部6は、当該揮発物が光源ユニット2(透光部23a)及び反射面52に付着することを防止している。
In the present embodiment, the
図5に示すように、挿入部6(挿入孔62)は、挿入路61の中心61aが反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心するように、配置されている。具体的には、挿入部6(挿入孔62)は、挿入路61の中心61aが反射面52の円弧状の中心52aに対して光源21と接離する方向(より具体的には、光源21から離れる方向)に偏心するように、配置されている。
As shown in FIG. 5, the insertion portion 6 (insertion hole 62) is arranged so that the
本実施形態においては、光源21及び反射面52の配置は、(図5における第3の方向D3で、)線対称になっている。このように、光源21及び反射面52の配置が線対称になっている場合においては、光源21と接離する方向とは、斯かる線対称となる基準線の方向になる。
In this embodiment, the arrangement of the
なお、反射面52の円弧状の中心52aは、反射面52に内接する内接円の中心である。また、挿入路61の中心61aは、挿入路61を構成する面(本実施形態においては、挿入孔62の内面)に内接する内接円の中心である。
The
図6及び図7に示すように、本体部5は、長手方向の両端部に、光を反射する反射端面54をそれぞれ備えている。そして、反射端面54は、挿入部6と反射面52との隙間の一部を覆うように配置されている。
As shown in FIGS. 6 and 7, the
図6及び図8に示すように、固定部7は、挿入部6を挟持する一対の挟持部71,72を備えている。そして、固定部7は、一対の挟持部71,72が挿入部6の長手方向の端部を挟持することで、挿入部6の長手方向の端部と本体部5の長手方向の端部とを固定している。
As shown in FIGS. 6 and 8, the fixing
本実施形態に係る光照射装置1の構成については以上の通りであり、次に、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心することによる作用効果の一例を図9及び図10を参酌して説明する。
The configuration of the
図9に係る比較例において、線材200の中心は、反射面52の円弧状の中心52aと一致している。斯かる構成において、光は、線材200の背面側(光源21と対面する面と反対側であって、図9及び図10における下面側)を照射するためには、反射面52の円弧状の中心52a付近を通過した後に、反射面52で反射する必要がある(図9の破線参照)。
In the comparative example according to FIG. 9, the center of the
しかしながら、反射面52の円弧状の中心52a付近を通過するような光は、線材200の正面側(光源21と対面する面であって、図9及び図10における上面側)を照射してしまう(図9の2点鎖線参照)。したがって、線材200の背面側は、線材200の正面側と比較して、光を照射され難い。これにより、図9に係る比較例においては、線材200の周方向に亘って均一に光を照射することができない。
However, the light that passes near the
また、円弧状の反射面52を用いた場合、反射面52の円弧状の中心52aに配置された線材200の側面側(図9における左面側及び右面側)には、光が照射されない。これは、反射面52の円弧状の中心52aに向かう光線光が、幾何学的に、線材200の周方向の一方側に配置された光源21からの直接光と、反射面に対して垂直に入射された光の反射光のみとなるため、円弧状の中心52aに向かう直接光及び反射光の範囲が、正面側及び背面側に限定されるためである。これにより、側面側には光が照射され難く、線材200の周方向に亘って均一な光照射がより一層難しくなる。
Further, when the arc-shaped reflecting
一方、図10に係る実施例において、線材200の中心は、反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心している。斯かる構成において、光は、線材200の背面側を照射するために、線材200の位置を通過する必要がない。したがって、線材200の背面側には、線材200の正面側と同様に、光が照射される。さらに、線材200の側面側にも、好適に光が照射される。
On the other hand, in the embodiment according to FIG. 10, the center of the
これにより、図10に係る実施例においては、線材200の周方向に亘って均一に光を照射することができる。このように、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心することにより、線材200の周方向に亘って均一に光を照射することができる。
As a result, in the embodiment according to FIG. 10, light can be uniformly irradiated over the circumferential direction of the
次に、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aに対して光源21から離れる方向に偏心することによる作用効果の一例を説明する。
Next, an example of the action and effect caused by the center of the
線材200の位置が光源21から離れる構成に対して、線材200の位置が光源21に近づく構成においては、例えば、光源21から放射された光の多くが、線材200に直接照射される。これにより、反射面52で反射される光が少なくなるため、線材200の背面側を照射する光が少なくなる。
In the configuration in which the position of the
また、線材200の位置が光源21から離れる構成に対して、線材200の位置が光源21に近づく構成においては、例えば、線材200の背面側が反射面52から離れてしまう。これにより、線材200の背面側を照射する光が少なくなる。
Further, in the configuration in which the position of the
このように、線材200の位置が光源21に近づく構成においては、線材200の背面側は、線材200の正面側と比較して、光を照射され難い傾向になる。このように、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aに対して光源21から離れる方向に偏心することにより、線材200の周方向に亘ってさらに均一に光を照射することができる。
As described above, in the configuration in which the position of the
以上より、本実施形態に係る光照射方法は、光照射装置1が線材200に向けて光を照射する光照射方法であって、前記光照射装置1は、円弧状に形成される凹状の内面に配置される反射面52と、前記線材200の周方向の一方側から前記線材200に向けて光を照射する光源21と、を備え、前記光照射方法は、前記線材200の中心が前記反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心するように、前記線材200を前記反射面52の内部に挿入することと、前記光源21から前記線材200に向けて光を照射することと、を含む。
Based on the above, the light irradiation method according to the present embodiment is a light irradiation method in which the
斯かる方法によれば、反射面52の内部に挿入された線材200の中心が、反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心している。そして、光源21からの光が、その線材200に向けて照射されている。これにより、線材200の周方向の一方側から線材200に向けて光を照射しても、線材200の周方向に亘って均一に光を照射することができる。
According to such a method, the center of the
また、本実施形態に係る光照射装置1は、円弧状に形成される凹状の内面に配置され、前記線材200が内部に挿入される反射面52と、前記線材200の周方向の一方側から前記線材200に向けて光を照射する光源21と、前記線材200を前記反射面52の内部に挿入するための挿入路61を、内部に形成する挿入部6と、を備え、前記挿入路61の中心61aは、前記反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心している。
Further, the
斯かる構成によれば、挿入部6は、線材200を反射面52の内部に挿入するための挿入路61を、内部に形成している。そして、挿入路61の中心61aが、反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心しているため、挿入部6の内部に挿入された線材200の中心は、反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心する。これにより、線材200の周方向の一方側から線材200に向けて光を照射しても、線材200の周方向に亘って均一に光を照射することができる。
According to such a configuration, the
また、本実施形態に係る光照射装置1においては、前記挿入路61の中心61aは、前記反射面52の円弧状の中心52aに対して前記光源21から離れる方向に偏心している、という構成である。
Further, in the
斯かる構成によれば、挿入路61の中心61aが、反射面52の円弧状の中心52aに対して光源21から離れる方向に偏心している。したがって、挿入部6の内部に挿入された線材200の中心は、反射面52の円弧状の中心52aに対して光源21から離れる方向に偏心する。
According to such a configuration, the
これにより、例えば、光源21から放射された光において、線材200に直接照射される光だけでなく、反射面52で反射される光を確保することができる。また、例えば、線材200の背面側が反射面52から離れ過ぎることも抑制することができる。したがって、線材200の周方向の一方側から線材200に向けて光を照射しても、線材200の周方向に亘ってさらに均一に光を照射することができる。
Thereby, for example, in the light radiated from the
また、本実施形態に係る光照射装置1においては、前記挿入部6は、内部に前記挿入路61を形成する挿入孔62を備え、前記挿入孔62は、前記反射面52の内部及び外部の少なくとも一方(具体的には、内部及び外部)に、前記挿入路61の中心61aが前記反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心するように配置される、という構成である。
Further, in the
斯かる構成によれば、挿入孔62は、内部に挿入路61を形成し、反射面52の内部及び外部の少なくとも一方(具体的には、内部及び外部)に配置されている。そして、挿入孔62は、挿入路61の中心61aが反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心するように配置されている。これにより、線材200が挿入孔62に挿入されることで、線材200の中心は、反射面52の円弧状の中心52aに対して確実に偏心する。
According to such a configuration, the
また、本実施形態に係る光照射装置1においては、前記反射面52は、曲面で形成される、という構成である。
Further, in the
なお、光照射装置及び光照射方法は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、光照射装置及び光照射方法は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。 The light irradiation device and the light irradiation method are not limited to the configuration of the above-described embodiment, and are not limited to the above-mentioned action and effect. In addition, it goes without saying that the light irradiation device and the light irradiation method can be variously modified without departing from the gist of the present invention. For example, it goes without saying that one or a plurality of configurations and methods according to the following various modification examples may be arbitrarily selected and adopted for the configurations and methods according to the above-described embodiment.
上記実施形態に係る光照射装置1及び方法においては、光源21は、一つ備えられている、という構成である。しかしながら、光照射装置及び方法は、斯かる構成に限られない。例えば、図11及び図12に示すように、光源21は、複数備えられている、という構成でもよい。そして、例えば、複数の光源21は、全て同じ出力である、という構成でもよく、また、例えば、光源21は、少なくとも一つの他の光源21に対して、異なる出力である、という構成でもよい。
In the
ここで、「線材の周方向の一方側から線材に向けて光を照射する光源」は、図11及び図12に示すように、線材200の中心を含む基準面S1に対して、一方向D4側から線材200に向けて光を照射する光源21を指す。即ち、光照射装置及び方法は、基準面S1に対して他方向D5側から線材200に向けて光を照射する光源(基準面S1に対して一方向D4側から線材200に向けて光を照射する光源21のうち、最も出力が大きい光源21の出力の25%以下の出力である「補助光源」を除く)を備えない。
Here, as shown in FIGS. 11 and 12, the "light source that irradiates the wire from one side in the circumferential direction of the wire" is unidirectional D4 with respect to the reference surface S1 including the center of the
また、上記実施形態に係る光照射装置1においては、反射面52は、真円形の一部からなる円弧状に形成されている、という構成である。しかしながら、光照射装置は、斯かる構成に限られない。例えば、図13に示すように、反射面52は、楕円形の一部からなる円弧状に形成されている、という構成でもよく、また例えば、図14に示すように、反射面52は、複数の平面が円弧状に配置されることで、形成されている、即ち、多角形で形成されている、という構成でもよい。
Further, in the
ここで、「円弧状に形成される凹状の内面に配置される反射面」における「円弧状」は、反射面52に内接する内接円C1の直径と反射面52に外接する外接円C2の直径との関係が以下の式を満たすことをいう。なお、上記実施形態に係る反射面52の内接円と外接円とは、同じである。
100% ≦ (外接円の直径)/(内接円の直径) ≦ 110%
Here, the "arc shape" in the "reflecting surface arranged on the concave inner surface formed in an arc shape" is the diameter of the inscribed circle C1 inscribed in the reflecting
100% ≤ (diameter of circumscribed circle) / (diameter of inscribed circle) ≤ 110%
なお、反射面52の円弧状の中心52aは、反射面52の内接円(図13及び図14においては、円C1)の中心である。そして、反射面52は、光ファイバ200が内部に挿入できる大きさに、形成されていればよい。また、例えば、反射面52は、円形状の一部である円弧状に形成される構成だけでなく、円形状の全部である円弧状(即ち、円形状)で形成される構成でもよい。
The
ところで、上記式を満たさない楕円鏡や放物面鏡等の反射曲面において、「線材200の中心が当該反射曲面の焦点位置に対して偏心する」構成が採用されたとしても、線材200の中心が当該反射曲面の焦点位置に位置される構成に対して、線材200の周方向に亘る光の照射の均一性が改善されることはない。
By the way, in a reflective curved surface such as an elliptical mirror or a parabolic mirror that does not satisfy the above equation, even if a configuration in which the center of the
また、上記実施形態に係る光照射装置1においては、挿入孔62は、円形状に形成されている、という構成である。しかしながら、光照射装置は、斯かる構成に限られない。例えば、挿入孔62は、楕円形状に形成されている、という構成でもよく、また、例えば、図15に示すように、挿入孔62は、多角形状に形成されている、という構成でもよい。なお、挿入路61の中心61aは、挿入路61を構成する面に内接する内接円(図15においては、円C3)の中心である。
Further, in the
また、上記実施形態に係る光照射装置1においては、挿入孔62は、反射面52の内部及び外部に配置されている、という構成である。しかしながら、光照射装置は、斯かる構成に限られない。例えば、挿入孔62は、反射面52の内部のみに配置されている、という構成でもよく、また、例えば、挿入孔62は、反射面52の外部のみに配置されている、という構成でもよい。
Further, in the
また、上記実施形態に係る光照射装置1においては、挿入路61は、反射面52とは別の構成である挿入孔62で構成される、という構成である。しかしながら、光照射装置は、斯かる構成に限られない。例えば、光照射装置は、斯かる挿入孔62を備えておらず、図16に示すように、反射面52は、挿入部6の少なくとも一部を構成し、且つ、挿入路61の中心61aが反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心するように形成される、という構成でもよい。
Further, in the
図16に係る挿入部6は、反射面52と光源ユニット2の透光部23aとで構成されている。そして、挿入路61は、反射面52と透光部23aとで構成される内空間で構成されている。なお、挿入路61の中心61aは、挿入路61を構成する面(図16においては、反射面52及び透光部23aの面)に内接する内接円C4の中心である。
The
また、上記実施形態に係る光照射装置1においては、挿入路61の中心61aは、反射面52の円弧状の中心52aに対して光源21から離れる方向に偏心している、という構成である。しかしながら、光照射装置は、斯かる構成に限られない。例えば、挿入路61の中心61aは、反射面52の円弧状の中心52aに対して光源21に近づく方向に偏心している、という構成でもよい。
Further, in the
また、例えば、挿入路61の中心61aは、反射面52の円弧状の中心52aに対して光源21と接離する方向と直交する方向(例えば、図5における第2方向D2及びその反対方向)に偏心している、という構成でもよい。但し、挿入路61の中心61aは、反射面52の円弧状の中心52aに対して光源21と接離する方向(例えば、図5における第3方向D3とその反対方向)に偏心していることが、好ましく、また、反射面52の円弧状の中心52aに対して光源21から離れる方向(例えば、図5における第3方向D3の反対方向)に偏心することが、特に好ましい。
Further, for example, the
また、上記実施形態に係る光照射装置1及び方法においては、線材200は、光ファイバである、という構成である。しかしながら、光照射装置及び方法は、斯かる構成に限られない。例えば、線材200は、繊維である、という構成でもよい。具体的には、光照射装置及び方法は、繊維である線材200に紫外光を照射することで、繊維の表面改質を行う装置及び方法であってもよい。
Further, in the
また、上記実施形態に係る光照射装置1及び方法においては、線材200は、光照射装置1の内部を走行する状態で、光を照射される、という構成である。しかしながら、光照射装置及び方法は、斯かる構成に限られない。例えば、線材200は、光照射装置1に対して固定された状態で、光を照射される、という構成でもよい。
Further, in the
また、上記実施形態に係る光照射方法においては、挿入孔62は、挿入路61の中心61aが反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心するように配置されている、という構成である。しかしながら、光照射方法は、斯かる構成に限られない。例えば、挿入孔62による挿入路61の中心61aが反射面52の円弧状の中心52aに一致している構成であって、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52a(挿入路61aの中心61a)に対して偏心するように、線材200が反射面52の内部に挿入されている、という構成でもよい。
Further, in the light irradiation method according to the above embodiment, the
また、光照射装置1及び方法においては、反射面52は、中心52aに対して周方向の33%(約120°)以上を占めている構成が好ましく、また、反射面52は、中心52aに対して周方向の50%(180°)以上を占めている構成がさらに好ましい。斯かる構成によれば、反射面52から外部に漏れる光を抑え、反射面52内に取り込んだ光をより有効に利用することができる。
Further, in the
また、光照射装置1及び方法においては、反射面52は、周方向の50%(180°)以上を占めている、という構成が好ましい。斯かる構成によれば、反射面52から外部に漏れる光を抑え、反射面52内に取り込んだ光をより有効に利用することができる。
Further, in the
また、光照射装置1及び方法においては、線材200の中心(挿入路61の中心61a)が反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心する量は、線材200の半径よりも大きい、という構成が好ましく、さらに、線材200の直径よりも大きい、という構成がより好ましい。斯かる構成によれば、反射面52の円弧状の中心52aが、線材200の外部に位置することになるため、線材200の周方向に亘って均一に光を照射することができる。
Further, in the
ここで、光照射装置1の構成と効果を具体的に示すため、光照射装置1の実施例とその比較例とについて、図17〜図22を参酌して、以下に説明する。
Here, in order to specifically show the configuration and effect of the
<照度分布>
光源21の表面全体から均一に光が照射されたとして、光線追跡法により、線材200の周方向の各位置の照度を求めた。なお、線材200の周方向の0°の位置は、光源21と対面する側の端点(図17における上端点200a)の位置とし、周方向の±180°の位置は、光源21と対面する側と反対側の端点(図17における下端点200b)の位置としている。
<Illuminance distribution>
Assuming that the light was uniformly irradiated from the entire surface of the
照度は、以下の条件である光照射装置1で求めた。
・反射面52の直径:42.5mm
・反射面52の反射率:85%
・反射面52は、透光部23aの内面(又は、透光部23aの内面の延長上)の位置まで延びている。
・挿入部6の外径:20mm
・挿入部6の内径:18mm
・挿入部6の透過率:100%(但し、フレネル反射を考慮している)
・光源21の幅寸法W1:20mm
・透光部23aの幅寸法W2:26mm
・光源21の表面から透光部23aの内面までの距離W3:4.5mm
・光源21の表面から線材200の中心までの距離W4:12mm
・線材200の直径:0.125mm
・反射面52を光源21に対して変位させることで、線材200の中心(挿入路61の中心61a)と反射面52の円弧状の中心52aとの偏心量W5を、変化させる。なお、線材200と光源21との距離が変わると、照度が変わるため、線材200と光源21との位置関係(距離)は、変化させていない。
The illuminance was determined by the
-Diameter of reflective surface 52: 42.5 mm
-Reflectance of the reflective surface 52: 85%
The
-Outer diameter of insertion part 6: 20 mm
-Inner diameter of insertion part 6: 18 mm
-Transmittance of insertion part 6: 100% (However, Fresnel reflection is taken into consideration)
-Width dimension W1: 20 mm of the
-Width dimension W2: 26 mm of the
Distance from the surface of the
Distance W4: 12 mm from the surface of the
-Diameter of wire rod 200: 0.125 mm
By displacing the reflecting
図18は、上記条件の光照射装置1において、線材200の周方向の位置と照度(絶対値)との関係を示している。グラフX1は、偏心量W5が0mmである比較例の照度を示し、グラフX2〜X8は、偏心量W5が、1mm、2mm、3mm、4mm、4.5mm、5mm、6mmである実施例の照度をそれぞれ示している。なお、偏心量W5は、何れも、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aと比較して相対的に光源21から離れる方向に、偏心している。
FIG. 18 shows the relationship between the position of the
図18に示すように、偏心量W5が存在しない比較例の照度X1に対して、偏心量W5が存在する実施例の照度X2〜X5は、線材200の周方向に亘って均一に光を照射することができている。これにより、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心することにより、線材200の周方向に亘って均一に光を照射することができる。
As shown in FIG. 18, with respect to the illuminance X1 of the comparative example in which the eccentricity W5 does not exist, the illuminances X2 to X5 of the example in which the eccentricity W5 exists uniformly irradiate the
図19は、上記条件の光照射装置1において、偏心量W5と、線材200の各位置の照度における標準偏差との関係を示している。上記条件の光照射装置1においては、偏心量W5が5mmである場合に、線材200の周方向に亘って最も均一に光を照射することができている。
FIG. 19 shows the relationship between the eccentricity amount W5 and the standard deviation of the illuminance at each position of the
図20は、上記条件の光照射装置1において、線材200の周方向の位置と照度(最大照度を100とした場合の相対値)との関係を示している。グラフY1は、図18と同様に、偏心量W5が存在しない比較例の照度を示し、グラフY2〜Y3は、偏心量W5が4.5mmである実施例の照度を示している。
FIG. 20 shows the relationship between the position of the
なお、グラフY2は、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aと比較して相対的に光源21から離れる方向に偏心している実施例の照度である。また、グラフY3は、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aと比較して相対的に光源21に近づく方向に偏心している実施例の照度である。
The graph Y2 is the illuminance of the embodiment in which the center of the
図20に示すように、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aと比較して相対的に光源21に近づく方向に偏心している実施例の照度Y3に対して、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aと比較して相対的に光源21から離れる方向に偏心している実施例の照度Y2は、線材200の周方向に亘ってさらに均一化できている。
As shown in FIG. 20, the center of the
<光効率>
光源21の表面全体から均一に光が照射されたとして、光線追跡法により、光源21から放射された光量に対する線材200に照射された光量の割合(光効率)を求めた。なお、光が損失する事象は、線材200に入射されず反射面52で反射を繰り返して減衰する場合、反射された光が光源21に入射され減衰する場合、反射面52及び線材200以外の部分(例えば、透光部23a等)に入射される場合、反射面52で反射する際に減衰する場合、挿入部6を透光する際に減衰する場合等が挙げられる。
<Light efficiency>
Assuming that the light was uniformly irradiated from the entire surface of the
図21は、上記条件の光照射装置1において、偏心量W5と光効率との関係を示している。なお、偏心量W5は、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aと比較して相対的に光源21から離れる方向に偏心している場合をプラス(+)とし、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aと比較して相対的に光源21に近づく方向に偏心している場合をマイナス(−)としている。
FIG. 21 shows the relationship between the eccentricity amount W5 and the light efficiency in the
図21に示すように、偏心量W5が存在しない(偏心量W5が0mmである)比較例の光効率に対して、偏心量W5が存在する実施例の光効率は、高くなっている。これにより、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aと比較して相対的に偏心することにより、光効率を向上させることができている。
As shown in FIG. 21, the light efficiency of the example in which the eccentricity W5 exists is higher than the light efficiency of the comparative example in which the eccentricity W5 does not exist (the eccentricity W5 is 0 mm). As a result, the center of the
また、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aと比較して相対的に光源21に近づく方向に偏心している(マイナス側の)実施例に対して、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aと比較して相対的に光源21から離れる方向に偏心している(プラス側の)実施例は、光効率を向上させることができている。
Further, the center of the
図22は、上記条件の光照射装置1に対して反射面52の直径を変化させた光照射装置1において、偏心量W5と光効率との関係を示している。グラフZ1〜Z4は、反射面52の直径が、38.5mm、41.5mm、44.5mm、47.5mmである実施例の光効率をそれぞれ示している。偏心量W5は、何れも、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aと比較して相対的に光源21から離れる方向に、偏心している。
FIG. 22 shows the relationship between the eccentricity amount W5 and the light efficiency in the
図22に示すように、何れの反射面52の直径においても、偏心量W5が存在しない(偏心量W5が0mmである)比較例の光効率に対して、偏心量W5が存在する実施例の光効率は、高くなっている。これにより、反射面52の直径に関わらず、線材200の中心が反射面52の円弧状の中心52aに対して偏心することにより、光効率を向上させることができている。また、斯かる条件の光照射装置1においては、反射面52の直径に関わらず、偏心量W5が5mmである場合に、光効率を最も向上させることができている。
As shown in FIG. 22, in the example in which the eccentricity W5 exists with respect to the light efficiency of the comparative example in which the eccentricity W5 does not exist (the eccentricity W5 is 0 mm) at any of the diameters of the reflecting surfaces 52. The light efficiency is high. As a result, regardless of the diameter of the reflecting
1…光照射装置、2…光源ユニット、3…挿入ユニット、4…接続部、4a…回転軸、5…本体部、6…挿入部、7…固定部、8…本体冷却部、8a…冷却本体、8b…流入部、8c…流出部、21…光源、22…光源冷却部、22a…冷却本体、22b…流入部、22c…流出部、23…筐体、23a…透光部、23b…遮光部、24…電力供給部、24a…電源接続部、24b…端子台、51…凹状部、52…反射面、52a…中心、53…開口部、54…反射端面、61…挿入路、61a…中心、62…挿入孔、71…挟持部、72…挟持部、100…光ファイバ製造装置、110…搬送装置、111…搬送部材、112…搬送部材、120…塗布装置、200…線材(光ファイバ)、200a…端点、200b…端点 1 ... light irradiation device, 2 ... light source unit, 3 ... insertion unit, 4 ... connection part, 4a ... rotating shaft, 5 ... main body part, 6 ... insertion part, 7 ... fixed part, 8 ... main body cooling part, 8a ... cooling Main body, 8b ... Inflow part, 8c ... Outflow part, 21 ... Light source, 22 ... Light source cooling part, 22a ... Cooling main body, 22b ... Inflow part, 22c ... Outflow part, 23 ... Housing, 23a ... Translucent part, 23b ... Light-shielding part, 24 ... Power supply part, 24a ... Power connection part, 24b ... Terminal block, 51 ... Concave part, 52 ... Reflective surface, 52a ... Center, 53 ... Opening, 54 ... Reflective end face, 61 ... Insert path, 61a ... Center, 62 ... Insertion hole, 71 ... Holding part, 72 ... Holding part, 100 ... Optical fiber manufacturing equipment, 110 ... Conveying device, 111 ... Conveying member, 112 ... Conveying member, 120 ... Coating device, 200 ... Wire rod (light) Fiber), 200a ... end point, 200b ... end point
Claims (5)
前記本体部は、前記本体部の長手方向に沿って円弧状に形成される凹状の内面に配置されて線材が内部に挿入される反射面と、前記本体部の長手方向に沿って前記反射面の周方向の一方側に形成される開口部と、を備える、光照射装置であって、
前記線材の周方向の一方側から前記線材に向けて光を照射する光源と、
前記線材を前記反射面の内部に挿入するための挿入路を、内部に形成する挿入部と、
前記開口部を覆う透光部と、を備え、
前記光源は、前記線材の延びる方向に対する直交面による断面において、幅を有する領域から光を照射する発光素子実装基板であり、
前記光源は、前記線材の長手方向に対する直交面による断面において、前記反射面の外部で、前記透光部を介して前記開口部と対面するように配置される、光照射装置。 Equipped with a long body
The main body portion is arranged on a concave inner surface formed in an arc shape along the longitudinal direction of the main body portion, and a reflective surface into which a wire rod is inserted and the reflection surface along the longitudinal direction of the main body portion. A light irradiator comprising an opening formed on one side in the circumferential direction of the surface.
A light source that irradiates light from one side in the circumferential direction of the wire toward the wire,
An insertion portion that internally forms an insertion path for inserting the wire rod into the inside of the reflection surface, and an insertion portion.
A translucent portion that covers the opening is provided.
The light source is a light emitting element mounting substrate that irradiates light from a region having a width in a cross section formed by a plane orthogonal to the extending direction of the wire rod.
A light irradiation device in which the light source is arranged so as to face the opening via the translucent portion outside the reflecting surface in a cross section formed by an orthogonal plane with respect to the longitudinal direction of the wire rod.
前記反射面を有し、前記光源ユニットに可動に接続される挿入ユニットと、を備える、請求項1〜3の何れか1項に記載の光照射装置。 A light source unit having the light source and the translucent portion,
The light irradiation device according to any one of claims 1 to 3 , further comprising an insertion unit having the reflecting surface and movably connected to the light source unit.
前記光照射装置は、前記挿入部を固定する固定部を備え、
前記固定部は、前記線材の延びる方向で前記光源を挟むように、前記光源の両側に配置される、請求項1〜4の何れか1項に記載の光照射装置。 The insertion portion is formed in a tubular shape so as to form the insertion path inside.
The light irradiation device includes a fixing portion for fixing the insertion portion.
The light irradiation device according to any one of claims 1 to 4 , wherein the fixing portion is arranged on both sides of the light source so as to sandwich the light source in the extending direction of the wire rod.
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