JP6759665B2 - 偏光板のセット及びそれを用いたipsモード液晶表示装置 - Google Patents
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Description
前記視認側偏光板は、第1の偏光子とλ/4板を有し、
前記背面側偏光板は、第2の偏光子とλ/2板を有し、
前記視認側偏光板の吸収軸と前記背面側偏光板の吸収軸とは略直交しており、
前記λ/4板は、前記第1の偏光子と前記液晶セルとの間に配置されており、
前記視認側偏光板が有する前記第1の偏光子の吸収軸と前記λ/4板の遅相軸とのなす角が略45°であり、
前記λ/2板は、前記第2の偏光子と前記液晶セルとの間に配置されており、
前記背面側偏光板の吸収軸と前記λ/2板の遅相軸とのなす角が略45°であり、
前記λ/4板の遅相軸と前記λ/2板の遅相軸が略平行であり、
前記λ/4板のNz係数及び前記λ/2板のNz係数がいずれも−0.5以上0.5以下であり、
前記λ/4板の遅相軸が前記IPSモード液晶セルの初期配向方向に対して略直交の関係に配置される偏光板のセット。
[2]前記λ/4板及び前記λ/2板が、スチレン系樹脂からなるコア層の両面に、ゴム粒子を含有する(メタ)アクリル系樹脂組成物からなるスキン層が形成された3層構造からなる位相差フィルムである[1]に記載の偏光板のセット。
[3]前記コア層のガラス転位温度が120℃以上であり、前記スキン層のガラス転位温度が120℃以下である、[2]に記載の偏光板のセット。
[4]面内位相差値が100nm〜200nmのIPSモード液晶セルに、[1]〜[3]のいずれかに記載の偏光板のセットが配置されてなるIPSモード液晶表示装置。
[5]IPSモード液晶表示装置の大きさが、対角15インチ以下である[4]に記載のIPSモード液晶表示装置。
本発明の視認側偏光板及び背面側偏光板は偏光板30及び偏光板50を含む。
第1の偏光子32および第2の偏光子52は、通常、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを一軸延伸する工程、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを二色性色素で染色することにより二色性色素を吸着させる工程、二色性色素が吸着されたポリビニルアルコール系樹脂フィルムをホウ酸水溶液で処理する工程、およびホウ酸水溶液による処理後に水洗する工程を経て製造されるものである。
保護フィルム31aは、偏光子32に貼合される面とは反対側の面に、表面処理層35を有してもよい。この表面処理層35としては、例えば、微細な表面凹凸形状を有するハードコート層が挙げられる。ハードコート層は、鉛筆硬度がHより硬いことが好ましい。その鉛筆硬度がH又はそれより小さいと、表面に傷が付きやすくなり、傷が付くと液晶表示装置の視認性が悪くなる。鉛筆硬度は、 JIS K 5600-5-4:1999「塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第4節:引っかき硬度(鉛筆法)」に準じて求められ、各硬度の鉛筆を用いて引っかいたときに傷が生じない最も硬い鉛筆の硬度で表される。
保護フィルム31b,51bとしては、レターデーション値の制御が容易で、入手も容易であることから、セルロース系樹脂もしくは環状ポリオレフィン系樹脂が好ましい。
Rth=〔(nx+ny)/2−nz〕×d (a)
Re=(nx−ny)×d (b)
λ/4板34としては、特に、透明性、機械的強度、熱安定性、水分遮蔽性などに優れる材料で構成することが好ましい。λ/4板の材料としては、前記保護フィルムを形成する樹脂により構成することもできるが、スチレン系の材料を使用することが好ましい。スチレン系の材料は、屈折率の関係式nz>nx≧nyを満たす点で望ましいが、その脆さのため単独での使用は不向きである。このため、本発明では、スチレン系樹脂からなるコア層の両面にゴム粒子を含有する(メタ)アクリル系樹脂組成物からなるスキン層が形成された3層構造からなる位相差フィルムを使用することが好ましい。
また、前記位相差フィルムは、正の波長分散性を持つことからも好ましい。
Re(450)>Re(590)>Re(650) (c)
Nz=(nx−nz)/(nx−ny)=Re/Rth+0.5 (d)
ここで(メタ)アクリル系樹脂としては、例えば、メタクリル酸アルキルエステル又はアクリル酸アルキルエステルの単独重合体や、メタクリル酸アルキルエステルとアクリル酸アルキルエステルとの共重合体などが挙げられる。メタクリル酸アルキルエステルとして具体的には、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピルなどが、またアクリル酸アルキルエステルとして具体的には、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピルなどが挙げられる。このような(メタ)アクリル系樹脂には、汎用の(メタ)アクリル系樹脂として市販されているものが使用できる。なお、(メタ)アクリル系樹脂の中には、耐衝撃(メタ)アクリル系樹脂と呼ばれるもの、また、主鎖中にグルタル酸無水物構造やラクトン環構造を有する高耐熱(メタ)アクリル系樹脂と呼ばれるものも含まれる。
λ/2板54としては、λ/4板34で例示したものと同様の材料で作られた位相差フィルムを用いることができる。λ/2板54とλ/4板34とは、形成する材料が同じであってもよいし、異なっていてもよい。
輝度向上フィルム60は、反射型偏光子とも呼ばれるものであり、光源(バックライト)からの出射光を透過偏光と反射偏光又は散乱偏光に分離するような機能を有する偏光変換素子が用いられる。上述のように、輝度向上フィルム60を偏光板50上に配置することにより、反射偏光又は散乱偏光である再帰光を利用して、偏光板50から出射される直線偏光の出射効率を向上させることができる。
本発明の偏光板を構成する各部材間には、任意の適切な粘着剤層または接着剤層が設けられることが好ましい。また液晶セルに偏光板を貼合するために、偏光板の表面には粘着剤層が設けられることが好ましい。本実施形態においては、例えばλ/4板34の外側に粘着剤を設け、λ/2板54の外側に粘着剤層を設けることができる。接着剤層を形成する接着剤としては、水系接着剤、紫外線や電子線の照射により硬化する活性エネルギー線硬化型接着剤が挙げられる。活性エネルギー線硬化型接着剤としては、例えばアクリル系化合物のようなラジカル重合性の化合物を含む組成物やエポキシ系化合物のようなカチオン重合性の化合物を含む組成物が挙げられる。これらの組成物はそれぞれラジカル重合開始剤、またはカチオン重合開始剤を含有することが好ましい。粘着剤としては、アクリル系樹脂を含有する粘着剤(アクリル系粘着剤)が好ましい。
液晶セルは、一対の基板と、基板の間に挟持された表示媒体としての液晶層とを有する。一方の基板(カラーフィルター基板)には、カラーフィルターおよびブラックマトリクスが設けられている。他方の基板(アクティブマトリクス基板)には、液晶の電気光学特性を制御するスイッチング素子(代表的にはTFT)と、このスイッチング素子にゲート信号を与える走査線およびソース信号を与える信号線と、画素電極とが設けられている。なお、カラーフィルターは、アクティブマトリクス基板側に設けてもよい。上記基板の間隔(セルギャップ)は、スペーサーによって制御されている。上記基板間の液晶層と接する側には、例えば、ポリイミドからなる配向膜が設けられている。
本発明の液晶表示装置は、本発明の偏光板のセット及び上記液晶セルを備える。本発明の液晶表示装置は、特に、外光が強い屋外でも視認性に優れることから中小型用の液晶表示装置に好適に用いられる。例えば、液晶表示装置の大きさが対角15インチ以下の場合に好適である。
株式会社ニコン製のデジタルマイクロメーター“MH-15M”を用いて測定した。
王子計測機器株式会社製の平行ニコル回転法を原理とする位相差計“KOBRA(登録商標)-WPR”を用い、23℃の温度において、各波長での面内レターデーション及び厚み方向レターデーションを測定した。
積分球付き分光光度計〔日本分光株式会社製の「V7100」、2度視野;C光源〕を用いて測定した。
偏光子に対し、収縮力を測定する方向(偏光子の吸収軸方向)が長辺となるように幅2mm、長さ50mmにスーパーカッター(株式会社荻野精機製作所製)でカットした。得られた短冊状のチップを試験片とした。試験片の収縮力を熱機械分析装置(エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社製、型式TMA/6100)を用いて測定した。この測定は、寸法一定モードにおいて実施し、チャック間距離を10mmとした。試験片を23℃55%の室内に24時間以上放置した後、サンプル室内の温度設定を23℃から80℃まで1分間で昇温させ、昇温後はサンプル室内の温度を80℃で維持するように設定した。昇温後さらに4時間放置した後、80℃の環境下で試験片の長辺方向の収縮力を測定した。この測定において静荷重は0mNとし、治具にはSUS製のプローブを使用した。
厚み30μmのポリビニルアルコールフィルム(平均重合度約2400、ケン化度99.9モル%以上)を、乾式延伸により約4倍に一軸延伸し、さらに緊張状態を保ったまま、40℃の純水に40秒間浸漬した後、ヨウ素/ヨウ化カリウム/水の重量比が0.052/5.7/100の水溶液に28℃で30秒間浸漬して染色処理を行った。その後、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水の重量比が11.0/6.2/100の水溶液に70℃で120秒間浸漬した。引き続き、8℃の純水で15秒間洗浄した後、300Nの張力で保持した状態で、60℃で50秒間、次いで75℃で20秒間乾燥して、ポリビニルアルコールフィルムにヨウ素が吸着配向している厚み12μmの吸収型偏光子を得た。得られた偏光子の収縮力を測定したところ、2.0N/2mmであった。
水100重量部に対し、カルボキシル基変性ポリビニルアルコール〔株式会社クラレから入手した商品名「KL−318」〕を3重量部溶解し、その水溶液に水溶性エポキシ樹脂であるポリアミドエポキシ系添加剤〔田岡化学工業株式会社から入手した商品名「スミレーズレジン(登録商標) 650(30)」、固形分濃度30重量%の水溶液〕を1.5重量部添加して、水系接着剤を調製した。
以下の2種類の粘着剤
粘着剤A:厚み25μmのシート状粘着剤〔リンテック株式会社製の「P−3132」〕
粘着剤B:厚み5μmのシート状粘着剤〔リンテック株式会社製の「NCF #L2」〕
を用意した。
以下の3種類の保護フィルムを用意した。
保護フィルムA:コニカミノルタ株式会社製のハードコート付きトリアセチルセルロースフィルム;25KCHCN−TC(厚み32μm)
保護フィルムB:コニカミノルタ株式会社製のトリアセチルセルロースフィルム;KC2UA(厚み25μm)
保護フィルムC:日本ゼオン株式会社製の環状ポリオレフィン系樹脂フィルム;ZF14−013(厚み13μm、波長590nmでの面内位相差値=0.8nm、波長590nmでの厚み方向位相差=3.4nm)
保護フィルムD:株式会社トッパンTOMOEGAWAオプティカルプロダクツ製のトリアセチルセルロース系樹脂からなる反射防止フィルム;40KSPLR(厚み44μm、JIS−Z8701−1982準拠によるY値1.1%)
以下の輝度向上フィルムを用意した。
輝度向上フィルムA:26μm厚の輝度向上フィルム(3M製の商品名”Advanced Polarized Film, Version 3)
スチレン−無水マレイン酸系共重合樹脂〔ノヴァケミカル社製の“ダイラーク(登録商標)D332”(Tg=131℃)〕をコア層とし、平均粒径200μmのアクリル系ゴム粒子が約20%配合されているメタクリル系樹脂〔住友化学株式会社製の“テクノロイ(登録商標)(登録商標)S001”に使用されている樹脂(Tg=105℃)〕をスキン層として、3層共押出を行い、コア層の厚みが60μmで、その両面に各々厚みが72μmのスキン層が形成された樹脂3層フィルムを得た。この樹脂3層フィルムを142℃で2倍に延伸して、波長590nmにおいて面内レターデーションが140nm、Nz係数が0.0である負の位相差フィルムを得た。
スチレン−無水マレイン酸系共重合樹脂〔ノヴァケミカル社製の“ダイラーク(登録商標)D332”(Tg=131℃)〕をコア層とし、平均粒径200μmのアクリル系ゴム粒子が約20%配合されているメタクリル系樹脂〔住友化学株式会社製の“テクノロイ(登録商標)(登録商標)S001”に使用されている樹脂(Tg=105℃)〕をスキン層として、3層共押出を行い、コア層の厚みが60μmで、その両面に各々厚みが72μmのスキン層が形成された樹脂3層フィルムを得た。この樹脂3層フィルムを142℃で4倍に延伸して、波長590nmにおいて面内レターデーションが260nm、Nz係数が0.0である負の位相差フィルムを得た。
保護フィルムAにケン化処理を行い、保護フィルムCの偏光子との貼合面にコロナ処理を行った。保護フィルムAのトリアセチルセルロース面及び保護フィルムCのコロナ処理をした面が偏光子との貼合面となるように、保護フィルムAと偏光子及び保護フィルムCを水系接着剤で接着し偏光板Aを得た。
保護フィルムBにケン化処理を行い、保護フィルムCの偏光子との貼合面にコロナ処理を行った。保護フィルムB及び保護フィルムCのコロナ処理をした面が偏光子との貼合面となるように、保護フィルムBと偏光子及び保護フィルムCを水系接着剤で接着し偏光板を得た。偏光板Bの保護フィルムB側に粘着剤Bを貼合した。この際、保護フィルムBおよび粘着剤Bの貼合面にコロナ処理を行った。最後に、偏光板の粘着剤B面に輝度向上フィルムAを貼合し偏光板Bを得た。
コーニング社製の無アルカリガラス:イーグルXG(厚み0.7mm、縦157mm×横98mmの大きさ)に粘着剤Bを貼合したものを2枚準備した。この際、ガラス及び粘着剤の貼合面にコロナ処理を行った。次いで、1枚のガラスの粘着剤B面に、先に作製したλ/4板を貼合した。この際にも、λ/4板及び粘着剤B面にコロナ処理を行った。最後に、このλ/4板を貼合したガラスのλ/4面ともう1枚のガラスの粘着剤B面を貼合して疑似液晶セルを作製した。この際、λ/4板面及び粘着剤Bの貼合面にコロナ処理を行った。λ/4板の遅相軸方向は、ガラスの短辺方向に平行となるように作製を行った。
Google Inc.製のNexus7(登録商標)から液晶パネルを取り出し、バックライトのみ点灯することでバックライトを得た。
(視認側偏光板1の作製)
偏光板Aの保護フィルムC面に粘着剤Bを貼合した。この際、保護フィルムC面および粘着剤Bの貼合面にコロナ処理を行った。次いで、作製した偏光板Aの粘着剤B面にλ/4板を積層した。この際、粘着剤B及びλ/4板の貼合面にコロナ処理を行った。偏光板が有する偏光子の吸収軸とλ/4板のなす角は45°(偏光板の保護フィルムA面を上面として見た時に、偏光板が有する偏光子の吸収軸から反時計回りに45°となるようにλ/4板の遅相軸を配置した)となるように貼合した。さらに偏光板Aのλ/4板面に粘着剤Aを貼合した。この際にも、偏光板Aのλ/4板及び粘着剤Aの貼合面にはコロナ処理を行った。こうして、視認側偏光板1を作製した。
偏光板Aを偏光板Bに変更し、λ/4板をλ/2板に変更した以外は視認側偏光板と同様にして背面側偏光板1を作製した。偏光板Bが有する偏光子の吸収軸とλ/2板の遅相軸とのなす角度が−45°となるようにλ/2板を配置した。次いで、偏光板Bの保護フィルムB側に粘着剤B積層した。この際、保護フィルムB面および粘着剤Bの貼合面にコロナ処理を実施した。最後に、粘着剤B面に輝度向上フィルムAの透過軸が背面側偏光板1の透過軸と平行となるように積層した。この際、粘着剤B面及び輝度向上フィルムAの貼合面にコロナ処理を実施した。
実施例1の視認側偏光板1の保護フィルムAを保護フィルムDに変更した以外は同様に疑似液晶パネルを作製した。
Google Inc.製のNexus7(登録商標)の液晶パネルから上下の偏光板を剥離し液晶セルの面内位相差値を波長590nmにおいて測定したところ355nmであった。次いで、取り出した液晶セルの視認側に、粘着剤Aを介して偏光板Aを貼合し、粘着剤Aを介して背面側に偏光板Bを貼合し液晶パネルを作製した。こうして作製した液晶パネルをNexus7に実装し、画面にドラえもんの画像を表示させ外光下で視認できるか確認した。結果は、照度5000Luxにおいて視認性が著しく低下し画像の識別が困難となった。
20 背面側偏光板
30、50 偏光板
31a、31b、51a、51b 保護フィルム
35 表面処理層
32 第1の偏光子
52 第2の偏光子
34 λ/4板
54 λ/2板
61 輝度向上フィルム
60 液晶セル
1 吸収軸
2 λ/4板の遅相軸
3 液晶セルの初期配向方向
4 λ/2の遅相軸
5 吸収軸
Claims (5)
- 視認側偏光板及び背面側偏光板からなる、面内位相差値が100nm〜200nmであるIPSモード液晶セルの両面にそれぞれ貼合するための偏光板のセットであって、
前記視認側偏光板は、第1の偏光子とλ/4板を有し、
前記背面側偏光板は、第2の偏光子とλ/2板を有し、
前記視認側偏光板が有する第1の偏光子の吸収軸と前記背面側偏光板が有する第2の偏光子の吸収軸とは略直交しており、
前記λ/4板は、前記第1の偏光子と前記液晶セルとの間に配置されており、
前記視認側偏光板が有する前記第1の偏光子の吸収軸と前記λ/4板の遅相軸とのなす角が略45°であり、
前記λ/2板は、前記第2の偏光子と前記液晶セルとの間に配置されており、
前記背面側偏光板の吸収軸と前記λ/2板の遅相軸とのなす角が略45°であり、
前記λ/4板の遅相軸と前記λ/2板の遅相軸が略平行であり、
前記λ/4板のNz係数及び前記λ/2板のNz係数がいずれも−0.5以上0.5以下であり、
前記λ/4板の遅相軸が前記IPSモード液晶セルの初期配向方向に対して略直交の関係に配置される偏光板のセット。 - 前記λ/4板及び前記λ/2板が、スチレン系樹脂からなるコア層の両面に、ゴム粒子を含有する(メタ)アクリル系樹脂組成物からなるスキン層が形成された3層構造からなる位相差フィルムである請求項1に記載の偏光板のセット。
- 前記コア層のガラス転位温度が120℃以上であり、前記スキン層のガラス転位温度が120℃以下である、請求項2に記載の偏光板のセット。
- 面内位相差値が100nm〜200nmのIPSモード液晶セルに、請求項1〜3のいずれかに記載の偏光板のセットが配置されてなるIPSモード液晶表示装置。
- IPSモード液晶表示装置の大きさが、対角15インチ以下である請求項4に記載のIPSモード液晶表示装置。
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