JP6757296B2 - 耐震用配管拘束装置 - Google Patents

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Description

本発明は、配管の軸方向の動きを拘束する耐震用配管拘束装置に関する。
例えば原子力プラントにおいては、配管の軸方向の動きを拘束する配管拘束装置を設ける。この配管拘束装置では、一般的に、配管の外周側にラグを溶接し、ラグとプラントの躯体側の間で防振器やハンガ等を連結する。防振器は、熱膨張などによって生じる配管の緩やかな動きに追従するものの、地震などによって生じる配管の急な動きを拘束するためのものである。
特許文献1の一実施例の配管拘束装置では、配管の外周側に複数のテーパ付ストッパを溶接し、複数のテーパ付ストッパにそれぞれ嵌合する複数のテーパ付孔を有する取付バンドを取付ける。そして、取付バンドと躯体側の間でハンガを連結する。
特許文献1の他の実施例の配管拘束装置では、配管の外周側に複数のテーパ付ストッパを鍛造成形したサポートコンポーネントを用意し、このサポートコンポーネントの両端に他の配管を溶接する。そして、上記一実施例と同様、取付バンドを取付け、取付バンドと躯体側の間でハンガを連結する。
特開昭57−94184号公報
上述した従来技術では、ラグ、ストッパ、又はサポートコンポーネントを溶接する際に、耐圧部材である配管に溶接熱を与えるため、配管の耐圧試験や溶接検査等の手間が生じる。
本発明の目的は、容易に設置することができる耐震用配管拘束装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、代表的な本発明は、配管の軸方向一方側への動きを拘束する耐震用配管拘束装置において、前記配管のフランジにおける前記配管の軸方向一方側の端面に当接するように、前記配管の外周側に取付けられたクランプと、前記配管の軸方向に延在すると共に、一方側端部が前記クランプに連結され且つ他方側端部が躯体側に連結されたロッドレストレイント又はスナッバとを備え、前記クランプは、2つの半円環状のバンド部材と、前記2つのバンド部材の一方側端部を互いに着脱可能に連結する第1のネジ部材と、前記2つのバンド部材の他方側端部を互いに着脱可能に連結する第2のネジ部材とで構成されており、前記第1のネジ部材に第1のロッドレストレイント又はスナッバが連結され、前記第2のネジ部材に第2のロッドレストレイント又はスナッバが連結される。
本発明によれば、配管にラグ等を溶接する必要がないため、容易に設置することができる。
本発明の一実施形態における耐震用配管拘束装置の構造を表す斜視図である。 本発明の一実施形態における耐震用配管拘束装置の構造を表す側面図である。
本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態における耐震用配管拘束装置の構造を表す斜視図であり、図2は、側面図である。
本実施形態では、複数組の固定ボルト1及び固定ナット2を用いて配管3Aのフランジ4A及び配管3Bのフランジ4Bが互いに接続されており、配管3A,3Bの軸方向一方側及び反対側への動きを拘束する耐震用配管拘束装置が設けられている。
本実施形態の耐震用配管拘束装置は、配管3A,3Bの軸方向一方側(図1及び図2中右側)への動きを拘束するための構成として、配管3Aのフランジ4Aにおける配管3Aの軸方向一方側の端面に当接するように、配管3Aの外周側に取付けられたクランプ5Aと、配管3A,3Bの軸方向に延在すると共に、一方側端部がクランプ5Aに連結され、且つ他方側端部がプラントの躯体側(詳細には、例えば架構6又は壁など)に連結されたロッドレストレイント7A,7Bとを備える。
クランプ5Aは、2つの半円環状のバンド部材8A,8Bと、バンド部材8A,8Bの一方側端部を互いに着脱可能に連結する1組のネジ部材9A及びナット10と、バンド部材8A,8Bの他方側端部を互いに着脱可能に連結する1組のネジ部材9B及びナット10とで構成されている。バンド部材8A,8Bの一方側端部にそれぞれ形成された貫通孔にネジ部材9Aが挿通し、バンド部材8A,8Bの他方側端部にそれぞれ形成された貫通孔にネジ部材9Bが挿通し、ネジ部材9A,9Bの先端部にナット10がそれぞれ螺合することにより、バンド部材8A,8Bが配管3Aの外周面に締付けられている。また、ロッドレストレイント7A,7Bの一方側端部に形成された貫通孔にネジ部材9A,9Bがそれぞれ挿通することにより、ロッドレストレイント7A,7Bがネジ部材9A,9Bにそれぞれ連結されている。
ロッドレストレイント7A,7Bは、熱膨張や地震などによって生じる配管の急な動きを拘束するものである。そして、配管3Aの外周面とクランプ5Aの間で伝達される荷重だけでなく、配管3Aのフランジ4Aとクランプ5Aの間で伝達される荷重を受け、配管3A,3Bの軸方向一方側への動きを拘束するようになっている。なお、ロッドレストレイント7A,7Bに代えて、スナッバを設けてもよい。スナッバは、膨張などによって生じる配管の緩やかな動きに追従するものの、地震などによって生じる配管の急な動きを拘束するものである。
また、本実施形態の耐震用配管拘束装置は、配管3A,3Bの軸方向反対側(図1及び図2中左側)への動きを拘束するための構成として、配管3Bのフランジ4Bにおける配管3Bの軸方向反対側の端面に当接するように、配管3Bの外周側に取付けられたクランプ5Bと、配管の軸方向に延在すると共に、一方側端部がクランプ5Bに連結され且つ他方側端部がプラントの躯体側(図示せず)に連結されたロッドレストレイント7C,7Dとを備える。
クランプ5Bは、2つの半円環状のバンド部材8C,8Dと、バンド部材8C,8Dの一方側端部を互いに着脱可能に連結する1組のネジ部材9C及びナット10と、バンド部材8C,8Dの他方側端部を互いに着脱可能に連結する1組のネジ部材9D及びナット10とで構成されている。バンド部材8C,8Dの一方側端部にそれぞれ形成された貫通孔にネジ部材9Cが挿通し、バンド部材8C,8Dの他方側端部にそれぞれ形成された貫通孔にネジ部材9Dが挿通し、ネジ部材9C,9Dの先端部にナット10がそれぞれ螺合することにより、バンド部材8C,8Dが配管3Bの外周面に締付けられている。また、ロッドレストレイント7C,7Dの一方側端部に形成された貫通孔にネジ部材9C,9Dがそれぞれ挿通することにより、ロッドレストレイント7C,7Dがネジ部材9C,9Dにそれぞれ連結されている。
ロッドレストレイント7C,7Dは、熱膨張や地震などによって生じる配管の急な動きを拘束するものである。そして、配管3Bの外周面とクランプ5Bの間で伝達される荷重だけでなく、配管3Bのフランジ4Bとクランプ5Bの間で伝達される荷重を受け、配管3A,3Bの軸方向反対側への動きを拘束するようになっている。なお、ロッドレストレイント7C,7Dに代えて、スナッバを設けてもよい。
以上のように本実施形態においては、配管3Aのフランジ4A及び配管3Bのフランジ4Bを利用して、配管3A,3Bの軸方向一方側及び反対側への動きを拘束することができる。そして、配管3A又は3Bにラグ等を溶接する必要がなく、配管3A又は3Bの耐圧試験や溶接検査等を行う手間を省くことができるため、容易に設置することができる。特に、既設のプラントの配管に対して、容易に設置することができる。また、例えば原子力プラントの海水系配管であって、耐食性のライニング(被膜)が内面に施された配管に対して設置するのであれば、溶接熱によるライニングの損傷を回避することができる。
なお、上記一実施形態においては、配管3A,3Bの軸方向一方側及び反対側への動きを拘束するための構成を例にとって説明したが、これに限られず、本発明の趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲内で変形が可能である。例えば、配管3A,3Bの軸方向一方側への動きを拘束するための構成だけとしてもよいし、または、配管3A,3Bの軸方向反対側への動きを拘束するための構成だけとしてもよい。
また、上記一実施形態において、クランプ5Aは、2つの半円環状のバンド部材8A,8Bと、バンド部材8A,8Bの一方側端部を互いに着脱可能に連結するネジ部材9Aと、バンド部材8A,8Bの他方側端部を互いに着脱可能に連結するネジ部材9Bとで構成されており、ネジ部材9A,9Bにロッドレストレイント7A,7B(又はスナッバ)がそれぞれ連結された場合を例にとって説明した。また、クランプ5Bは、2つの半円環状のバンド部材8C,8Dと、バンド部材8C,8Dの一方側端部を互いに着脱可能に連結するネジ部材9Cと、バンド部材8C,8Dの他方側端部を互いに着脱可能に連結するネジ部材9Dとで構成されており、ネジ部材9C,9Dにロッドレストレイント7C,7D(又はスナッバ)がそれぞれ連結された場合を例にとって説明した。しかし、これに限られず、本発明の趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲内で変形が可能である。
図示しないものの、クランプ5A又は5Bは、2つの半円環状のバンド部材と、2つのバンド部材の一方側端部を互いに回動可能に連結するピン部材と、2つのバンド部材の他方側端部を互いに着脱可能に連結するネジ部材とで構成されてもよい。そして、ネジ部材にロッドレストレイント又はスナッバが連結されてもよいし、又は、2つのバンド部材のうちの少なくとも一方にラグが溶接されて、このラグにロッドレストレイント又はスナッバが連結されてもよい。このような変形例においても、上記同様の効果を得ることができる。
3A,3B 配管
4A,4B フランジ
5A,5B クランプ
7A〜7D ロッドレストレイント
8A〜8D バンド部材
9A〜9D ネジ部材

Claims (3)

  1. 配管の軸方向一方側への動きを拘束する耐震用配管拘束装置において、
    前記配管のフランジにおける前記配管の軸方向一方側の端面に当接するように、前記配管の外周側に取付けられたクランプと、
    前記配管の軸方向に延在すると共に、一方側端部が前記クランプに連結され且つ他方側端部が躯体側に連結されたロッドレストレイント又はスナッバとを備え
    前記クランプは、2つの半円環状のバンド部材と、前記2つのバンド部材の一方側端部を互いに着脱可能に連結する第1のネジ部材と、前記2つのバンド部材の他方側端部を互いに着脱可能に連結する第2のネジ部材とで構成されており、
    前記第1のネジ部材に第1のロッドレストレイント又はスナッバが連結され、前記第2のネジ部材に第2のロッドレストレイント又はスナッバが連結されたことを特徴とする耐震用配管拘束装置。
  2. 配管の軸方向一方側及び反対側への動きを拘束する耐震用配管拘束装置において、
    前記配管のフランジにおける前記配管の軸方向一方側の端面に当接するように、前記配管の外周側に取付けられた一のクランプと、
    前記配管の軸方向に延在すると共に、一方側端部が前記一のクランプに連結され且つ他方側端部が躯体側に連結された一のロッドレストレイント又はスナッバと、
    前記配管のフランジにおける前記配管の軸方向反対側の端面に当接するように前記配管の外周側に取り付けられた他のクランプと、
    前記配管の軸方向に延在すると共に、一方側端部が前記他のクランプに連結され且つ他方側端部が躯体側に連結された他のロッドレストレイント又はスナッバとを備えたことを特徴とする耐震用配管拘束装置。
  3. 請求項に記載の耐震用配管拘束装置において、
    前記一のクランプは、2つの半円環状のバンド部材と、前記2つのバンド部材の一方側端部を互いに着脱可能に連結する第1のネジ部材と、前記2つのバンド部材の他方側端部を互いに着脱可能に連結する第2のネジ部材とで構成され、
    前記他のクランプは、2つの半円環状のバンド部材と、前記2つのバンド部材の一方側端部を互いに着脱可能に連結する第3のネジ部材と、前記2つのバンド部材の他方側端部を互いに着脱可能に連結する第4のネジ部材とで構成されており、
    前記第1のネジ部材に第1のロッドレストレイント又はスナッバが連結され、前記第2のネジ部材に第2のロッドレストレイント又はスナッバが連結され、前記第3のネジ部材に第3のロッドレストレイント又はスナッバが連結され、前記第4のネジ部材に第4のロッドレストレイント又はスナッバが連結されたことを特徴とする耐震用配管拘束装置。
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