JP6754773B2 - 眼科インターポジションインプラント - Google Patents
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Description
− 前眼房を脈絡膜上腔と直接的に連通させることによる(毛様体解離術およびその技術的派生物)。しかし、得られる効果は通常は一時的で不十分である。強膜岬における毛様体筋の組み入れを取り外すことによって、このインプラント技術は手術部位におけるぶどう膜強膜流の生理的なメカニズムを失わせる。加えて、術後の線維化がこの部位を越えて伸展する。前眼房に在るインプラントの部分が、断続的にのみだとしても、角膜内皮に影響し得るということもまた公知であり、それによって、角膜浮腫を発症するかなりのリスクに至る。
− 線維柱帯の邪魔を回避するために、線維柱帯を前眼房からシュレム管まで切開することによる。この介入は、管への房水の永久的な直接的なアクセスを維持するために、前眼房に向かっての管への開いたステントの挿入によって補足され得る。再び、結果は多くの場合に部分的で一時的であり、医療処置の継続または再開の必要を不要にすることはない。
− 可能な限り線維柱帯の近くに、しかしながら強膜岬の構造を妨害することなしに強膜岬下に挿入可能なように、例えば本体が本体の残りに対して前縁部においては薄化している。
− より具体的には、凹状の前縁部が、100μmから400μmの間に含まれる寸法に渡って薄化しており、この寸法は、本体の2つの反対縁部の間を伸展する方向に取られる。前縁部が薄化するこの距離は、可能な限り線維柱帯の近くに、しかしながら強膜岬の構造を妨害することなしにインプラントを位置させる効率の観点から、良好な結果をもたらす。例えば、反対の後縁部はインプラントの本体の残りと同一の厚さを有する。それゆえに、本体は、薄化した縁部を含まない部分に渡って(薄化した縁部が存在するとき)実質的に均一の(本体の厚さの可能な局所的変動内の)厚さを維持する。
− 本体の2つの反対縁部、すなわち前縁部および反対の後縁部が、厚さに対して垂直な2つの寸法のより小さい方に沿って互いから隔たっている。
− 前縁部の凹状の湾曲が5mmから7mmの間の湾曲の半径を有する。前縁部の湾曲のかかる半径は、この縁部が角膜縁(角膜および強膜の間の移行)と同心に位置することを許し、それゆえに房水の最大限の可能な収集を保証する。
− インプラントの本体が弾性変形可能であり、その結果、永久的な変形を引き起こすことなしにこれが折り曲げられ得、その結果、これはマイクロ器具を用いて操作または眼科挿入システムを用いて挿入され得る。静置の状態において、変形していない本体は平らであり、ひとたび強膜およびぶどう膜組織の間に永久的にインプラントされたら、これは変形した使用状態と言われる状態に変形する。それから、これは可能な限り密接に強膜および毛様体の湾曲に契合する。
− それが強膜およびぶどう膜組織の間の眼科インターポジションインプラントとして使用可能である変形した状態において、インプラントの本体が、厚さに対して垂直であるインプラントの2つの寸法によって定義される平面に対して垂直な方向に、別の凹状の湾曲を含む。この第2の湾曲は、(毛様体の下側の)眼球の部分にぴったり合わさることによって、それが可能な限り密接に毛様体の湾曲に契合することを許す。それゆえに、インプラントは二重の湾曲を有する。
− インプラントの本体が、30kg/cm2から60kg/cm2の間のヤング率を有する材料から作られる。この剛性/柔軟性特徴は、それが眼に挿入される際に本体が弾性変形し、それから、眼の上側および下側の構造によって永久的に変形した状態に保たれ、それらの構造の自然な湾曲に追従することを許す(現実的に、本体の過剰な剛性は、それらの機能(単数または複数)を損ない得るそれらの構造の変形を引き起こすであろう)。注意すべきは、上で定義されている剛性は強膜のものよりも低く(またはさらには非常に低い)、それによって、インプラントがそれを変形させることなく強膜を覆うことを許す。
− インプラントの本体が弾性変形可能ではなく、厚さに対して垂直であるインプラントの2つの寸法によって定義される平面に対して垂直な方向に、第2の凹状の湾曲を永久的に含む。凹状の第2の湾曲は、その間に本体がインプラントされる眼の上側および下側の構造の自然な湾曲に追従するように選ばれる。
− 第2の凹状の湾曲は10mmから15mmの間の湾曲の半径を有する。湾曲のこの半径は、インプラントの本体が下側の毛様体の球状部分にぴったり合わさることに特に適する。
− インプラントの本体が、3次元図において、球冠の部分という全体的な形状を有する。
− インプラントの本体が、前記の本体を通るおよび/またはそれに沿った房水の液流を可能にする。毛様体および強膜の間にインターポジションされるインプラントは、それが本体に沿って(その前縁部からその反対の後縁部に)および/または本体を通ってであろうとなかろうと、眼の後部分に向かう線維柱帯のレベルで収集される房水の流れを促進する必要がある。
− インプラントの本体が、本体の厚さに沿って互いから分離された2つの大きい反対面を有する。2つの大きい反対面は一般的に相互に平行であり、静置時におよび/またはインプラントがインプラントされるときに同じ湾曲を有する(2つの大きい反対面は、インプラントの後にのみ有効に湾曲し得る)。
− 2つの大きい反対面が実質的に平らであるかまたは湾曲する。
− 2つの大きい反対面それぞれが、10μmから20μmの間の厚さの1つのまたはいくつかの局所的変動を有する。厚さのそれらの局所的変動は厚さに対して垂直な1つまたは2つの寸法に沿って起こり、それらは厚さに対して垂直な本体の寸法または複数の寸法と比較して小さい(寸法または複数の寸法よりも約10倍小さい)。また注意すべきは、厚さの可能な変動は本体の均一の全体的な厚さの10%のオーダーである。それゆえに、実質的に均一の厚さは、本明細書において上で定義されている厚さの1つ以上の変動を局所的に許容する、所与のノミナルのまたは全体的な値を有する厚さを意味するものとして理解されるべきである。
− インプラントの本体が、その厚さを貫通するオリフィスによって貫かれる。それらのオリフィスは、本体を通る房水の流れの貫通を許す。
− インプラントの本体が、その2つの大きい反対面の少なくとも1つの上に、前記の少なくとも1つの大きい面に沿った房水の流れを促進可能なレリーフを含む。
− 本体の前記の少なくとも1つの大きい面上のレリーフが、前記の少なくとも1つの大きい面上に形成された溝の、またはその上に付与された粗さの形態を取る。このレリーフは、例えば、本体の前縁部からその反対の後縁部に伸展する方向に実質的に平行に表面上に配置された溝またはチャネルの形態を取り得る。
− インプラントの本体は、次の材料、PTFE、ポリシロキサン、吸水性または疎水性のアクリレートハイドロゲルから選ばれる少なくとも1つの材料を含む。
− インプラントの本体が、前記の本体の2つの最も大きい寸法の投影像を含有する平面において見られるときに、2mm×2mmの最小寸法から7mm×7mmの最大寸法の間に含まれる寸法を有する。それらの寸法の遵守は、インプラントが望ましいぶどう膜強膜流作用を保証することを許す。最小寸法は、流れに対する抵抗を減少させるであろう十分なインターポジション効果が得られるであろうということを保証し、最大寸法は、大き過ぎる流れによって房水の動態が妨害されないということを意味する(かかる妨害は、低眼圧に至るリスクがあるであろう)。
− インプラントの本体の厚さが50μmから400μmの間である。かかる厚さは有効な分離を提供する。
− インプラントの本体が0.8mm3から8mm3の間の体積を有する。かかる体積は、ぶどう膜強膜流を過剰までではなく増大させることを可能にする。
− インプラントの本体が1つ以上の物質を放出するという特性を有する。
− 本体が、鋭い縁部も鋭い角も示さない外表面を有する。それゆえに、外表面は、角丸の角または縁部のみを有して(空間的な向きがどうあろうとも、すなわち、厚さに対して垂直な平面または厚さが伸展する方向を包含する平面への投影像において)、インプラントを装着することを容易にし、かつ周辺組織の外傷の何らかのポテンシャルを取り除く。
− 本体が、厚さに対して垂直な平面への投影像において見られると、前記の本体の外輪郭を画定する4つの縁部または側、前縁部および反対の後縁部と、前記の前および後縁部に隣接しかつそれらの縁部を互いにつなぐ2つの側縁部とを有する(4辺の多角形)。
− 2つの側縁部が、後縁部から前縁部に至る方向に互いに向かって収束するか(前縁部が後縁部よりも短い)、または相互に平行である。
− 本体が、厚さに対して垂直な平面への投影像において見られると、環状セグメントの全体的な形状を有する。
− 角膜に対して放射状であるかまたは(図6の切れ目94a、94bのように)相互に平行である2つの切れ目102a、102bが、角膜縁(角膜および強膜の間の移行をマークする部位)から例えば1から4mmの範囲の長さに渡って作られ、毛様体まで続き、
− 例えばヒアルロン酸型の粘弾性物質が2つの切れ目の1つから注入され、
− インプラント100が組み入れられ、置かれることを許すように、強膜が持ち上げられる。
− F1は、前眼房112に入る房水によって辿られる従来の軌道または流れに相当する。
− F2は、前眼房112に入るために房水によって辿られる拡散軌道または流れに相当する。
− F3は、前眼房112を出る房水によって辿られる、線維柱帯134を通ってシュレム管136に向かって進む従来の軌道または流れに相当する。
− F4は、前眼房112を出る房水の従来の生理的なぶどう膜強膜流に相当する。
12 角膜
14 瞳孔
20 インプラント
22 前縁部
24 後縁部
26 側縁部
28 側縁部
30 インプラント
32 前縁部
32a 凹状の前縁部32を含む本体の部分
32b 本体の残りの部分
34 後縁部
36 側縁部
38 側縁部
40 インプラント
42 前縁部
44 後縁部
50 インプラント
50a 凸状の上面
52 前縁部
54 後縁部
55 薄化した部分
57 本体の残りの部分
60 インプラント
60a 大きい反対面の1つ
60b 反対の大きい面の1つ
62 オリフィス
64 前縁部
66 後縁部
70 インプラント
70a 大きい反対面の1つ
70b 反対の大きい面の1つ
72 レリーフ、溝、またはチャネル
74 レリーフ、溝、またはチャネル
76 縁部
78 縁部
80 インプラント
80a 大きい反対面の1つ
80b 反対の大きい面の1つ
82 レリーフ、溝、またはチャネル
84 レリーフ、溝、またはチャネル
86 縁部
88 縁部
89 貫通したオリフィス
90 インプラント
92 強膜フラップ
92a 切れ目
92b 切れ目
92c 切れ目
94a 切れ目
94b 切れ目
100 インプラント
102a 切れ目
102b 切れ目
110 眼
112 前眼房
114 角膜
116 水晶体
118 虹彩
120 後眼房
122 強膜
124 角膜縁
128 毛様体
130 毛様体筋
132 強膜岬
134 線維柱帯
134a 線維柱帯の後部分
136 シュレム管
140 インプラント
e インプラントの本体の厚さ
l 凹状の前縁部52の薄化した部分55の距離または寸法
L 本体の残りの部分57の長さ、または縁部の凹状の湾曲の(湾曲の凸面の側の)頂点に接する本体の内部の架空の直線または軸
F1 前眼房112に入る房水によって辿られる従来の軌道または流れ
F2 前眼房112に入るために房水によって辿られる拡散軌道または流れ
F3 前眼房112を出る房水によって辿られる、線維柱帯134を通ってシュレム管136に向かう従来の軌道または流れ
F4 前眼房112を出る房水の従来の生理的なぶどう膜強膜流
F5 線維柱帯の後部分(毛様体側の線維柱帯)を通る流れの追加分
Claims (27)
- 強膜およびぶどう膜組織の間の永久的な眼科インターポジションインプラントであって、
前記インプラントは、単一の部分として形成されたぶどう膜生体適合性を有する薄い本体(20、30、40、50)を備え、
前記薄い本体は、空間の3つの寸法、すなわち厚さに対して垂直である長さおよび幅を有し、
前記薄い本体は、前記薄い本体の他の2つの寸法のうちの小さいものよりも少なくとも10倍小さい均一の単一の厚さ(e)を有し、
当該均一の単一の厚さ(e)は、全体的に均一な値のみであるか、又は全体的に均一な値の10%のオーダーの厚さの局所的変動を具備した全体的に均一な値であって、
前記インプラントの前記薄い本体は、前記厚さに対して垂直な2つの寸法のうちの1つに沿って互いに離間した2つの反対縁部(22、24;32、34;42、44;52、54)を含み、
前縁部(22、32、42、52)と称される前記縁部の1つは、前記厚さに対して垂直な平面への投影像において、前記薄い本体の外部に向かって面する凹状の湾曲を有し、
前記薄い本体の2つの反対縁部(22、24;32、34;42、44;52、54)である前記前縁部および反対の後縁部は、前記厚さに対して垂直な2つの寸法のうちの小さいものに沿って互いに離間している、
眼科インターポジションインプラント。 - 前記凹状の前縁部(22、32、42、52)は、100μmから400μmの間の寸法に亘って薄化され、当該寸法は、前記薄い本体の2つの反対縁部の間を延びる方向である、請求項1に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記前縁部(22、32、42、52)の凹状の湾曲は、5mmから7mmの間の湾曲の半径を有する、請求項1又は2に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記インプラント(50)の前記薄い本体は、永久的な変形を引き起こさずに折り曲げられるように弾性変形可能であって、その結果、前記本体は、マイクロ器具を用いて操作され、又は眼科挿入システムを用いて挿入され得る、請求項1〜3のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記インプラント(50)の前記薄い本体は、前記強膜および前記ぶどう膜組織の間の前記眼科インターポジションインプラントとして使用可能な変形した状態において、前記厚さ(e)に対して垂直である前記インプラントの2つの寸法によって定義される平面に対して垂直な方向において第2の凹状の湾曲を含む、請求項4に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記インプラントの前記薄い本体は、30kg/cm2から60kg/cm2の間のヤング率を有する材料からなる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記インプラントの前記薄い本体が、前記厚さに対して垂直である前記インプラントの2つの寸法によって定義される平面に対して垂直な方向において、別の凹状の湾曲を永久的に含む程度に弾性変形可能ではない材料からなる、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。 - 前記第2の凹状の湾曲は、10mmから15mmの間の湾曲の半径を有する、
請求項5に記載の眼科インターポジションインプラント。 - 前記インプラント(50)の前記薄い本体は、3次元図において、球形キャップ部の全体形状を有する、請求項5、7、8のうちのいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記インプラントの前記薄い本体は、前記薄い本体を通るおよび/または前記薄い本体に沿った房水の液流を可能にする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記インプラントの前記薄い本体は、前記薄い本体の厚さに沿って互いに分離された2つの大きい反対面(60a、60b;72a、72b;82a、82b)を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記2つの大きい反対面は、平らであるかまたは湾曲している、
請求項11に記載の眼科インターポジションインプラント。 - 前記2つの大きい反対面の各々は、10μmから20μmの間の厚さの1以上の局所的変動を有する、請求項12に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記インプラントの前記薄い本体は、その厚さを貫通するオリフィス(62、89)によって貫かれている、請求項11〜13のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記インプラントの前記薄い本体は、前記2つの大きい反対面(72a、72b;82a、82b)の少なくとも1つの上に、前記少なくとも1つの大きい面に沿って房水の流れを促進可能なレリーフ(72、74;82、84)を含む、請求項11〜14のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記薄い本体の前記少なくとも1つの大きい面上のレリーフは、前記少なくとも1つの大きい面上に形成された溝(72、74;82、84)の形態又は前記少なくとも1つの大きい面上に付与された粗さの形態をとる、請求項15に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記インプラントの前記薄い本体は、PTFE、ポリシロキサン、吸水性または疎水性のアクリレートハイドロゲルから選ばれる少なくとも1つの材料を含む、請求項1〜16のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記インプラントの前記薄い本体は、前記薄い本体の2つの最も大きい寸法の投影像を含有する平面視において、2mm×2mmの最小寸法から7mm×7mmの最大寸法の間に含まれる寸法を有する、請求項1〜17のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記インプラントの前記薄い本体の厚さ(e)は、50μmから400μmの間である、
請求項1〜18のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。 - 前記インプラントの前記薄い本体は、0.8mm 3 から8mm 3 の間の体積を有する、
請求項1〜19のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。 - 前記インプラントの前記薄い本体は、1以上の物質を放出する特性を有する、
請求項1〜20のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。 - 前記薄い本体は、鋭い縁部も鋭い角部もない外表面を有する、
請求項1〜21のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。 - 前記薄い本体は、前記厚さに対して垂直な平面への投影像において視られるときに、前記薄い本体の外輪郭を画定する4つの縁部である、前縁部と、反対の後縁部と、前記前縁部と前記後縁部に隣接すると共に前記前縁部と前記後縁部を互いにつなぐ2つの側縁部と、を有する、請求項1〜22のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記2つの側縁部は、前記後縁部から前記前縁部に至る方向に互いに向かって収束する又は相互に平行である、請求項23に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記薄い本体は、前記厚さに対して垂直な平面への投影像において視られるときに、環状セグメントの全体的な形状を有する、請求項24に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記薄い本体は、前記厚さに対して垂直な平面への投影像において、前記凹状の前縁部を含む前記薄い本体の部分を例外として、凸状の幾何学的形状を有する外部周辺輪郭を有する、請求項1〜25のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。
- 前記2つの反対縁部の他方は、後縁部であり、
前記後縁部は、前記前縁部から少なくとも3mmの距離だけ離間している、
請求項1〜26のいずれか一項に記載の眼科インターポジションインプラント。
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