JP6752853B2 - ウィッグベース、ウィッグキャップ、およびウィッグ - Google Patents

ウィッグベース、ウィッグキャップ、およびウィッグ Download PDF

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Description

本発明は、ウィッグベース、ウィッグキャップ、およびウィッグに関するものである。
従来、頭部に装着するウィッグ(かつら)は、人毛、人工毛髪などの毛髪体と、毛髪体が植毛されたウィッグベースとを備えるものが知られている。ウィッグベースは、着用者の頭部形状に合わせてサイズが決められるオーダーメイドタイプと、サイズがあらかじめ決められているレディメイドタイプ(既成品)とがある。既成品のウィッグベースは、一般的な頭部形状に合うように形成されているので、装着感を考慮したウィッグが、各種提案されている。例えば特許文献1には、頭部にフィットするように調整するためのアジャスタを備えたウィッグベースが開示されている。また、ウィッグを装着する前には、予めウィッグキャップ(インナーキャップとも呼ばれる)を頭部に装着しておくこともあるが、特許文献2に示したように、このウィッグキャップにおいては、頭部にフィットするように調整するためのアジャスタを備えたものがある。
特開2011−127228号公報 特開2017−008448号公報
しかしながら、上記従来のウィッグベース、ウィッグキャップ、およびウィッグでは、後頭部が平らな絶壁型になっている人が装着した場合は、頭部にしっかりと固定しにくくずれたり脱落したりして、十分なフィット感が得られなかった。また、オーダーメイドタイプのウィッグでは、非常に手間がかかり、コスト高になるとともに、着用者に提供するのに時間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、頭部への装着性およびフィット感を向上させることができるウィッグベース、ウィッグキャップ、およびウィッグを提供することを目的とする。
(1) 本発明のウィッグベースまたはウィッグキャップは、内部にポリウレタン発泡体を充填可能な袋状体のパッド部を備え、前記パッド部は、少なくとも一部が着用者の後頭部に位置する盆の窪に接触するように設けられており、前記ポリウレタン発泡体が、トルエンジイソシアネートとポリエーテルポリオールを主成分とし、損失正接のピーク値に対応する温度とされるガラス転移温度が0℃以上40℃以下であり、温度0℃以上40℃以下において、0.1Hz以上100Hz以下の周波数領域における前記損失正接が0.4以上であり、周波数0.1Hz以上1Hz以下の範囲での前記損失正接の平均値が、周波数10Hz以上100Hz以下の範囲での前記損失正接の平均値以下であることを特徴とする。
(2) 上記(1)のウィッグベースまたはウィッグキャップにおいては、前記パッド部を挿入可能なポケットをさらに備え、前記パッド部が、前記ポケットから取り外し可能であることが好ましい。
(3) 上記(1)または(2)のウィッグベースまたはウィッグキャップにおいては、前記ポリウレタン発泡体が、前記パッド部の内部に均一に充填可能な粒状のものであることが好ましい。
(4) 別の観点として、本発明のウィッグベースまたはウィッグキャップは、ポリウレタン発泡体からなるパッド部を備え、前記パッド部は、少なくとも一部が着用者の後頭部に位置する盆の窪に接触するように設けられており、前記ポリウレタン発泡体が、トルエンジイソシアネートとポリエーテルポリオールを主成分とし、損失正接のピーク値に対応する温度とされるガラス転移温度が0℃以上40℃以下であり、温度0℃以上40℃以下において、0.1Hz以上100Hz以下の周波数領域における前記損失正接が0.4以上であり、周波数0.1Hz以上1Hz以下の範囲での前記損失正接の平均値が、周波数10Hz以上100Hz以下の範囲での前記損失正接の平均値以下であるものであってもよい。
(5) 上記(1)〜(4)のウィッグベースまたはウィッグキャップにおいては、少なくとも前記パッド部の前記盆の窪に接触する側の面に、滑り止め部が設けられていることが好ましい。
(6) 上記(1)〜(5)のウィッグベースまたはウィッグキャップにおいては、前記パッド部が、下部が窪んだ略扇形に形成されていることが好ましい。
) 本発明のウィッグは、上記(1)〜()のうちいずれかのウィッグベースまたはウィッグキャップを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、頭部への装着性およびフィット感を向上させることができ、着用者は、頭部に良好なフィット感を得ることができるウィッグベースまたはウィッグキャップ、および、当該ウィッグベースまたは当該ウィッグキャップを備えたウィッグを提供できる。
また、本発明に係るウィッグベース、ウィッグキャップ、およびウィッグによれば、後頭部が平らな絶壁型になっている人が装着する場合においても、着用者は、容易に装着を行うことができ、十分なフィット感を得ることができる。特に、本発明に係るウィッグベース、ウィッグキャップ、およびウィッグによれば、着用者自身で容易に頭部への装着性およびフィット感を調整することができる。
また、本発明に係るウィッグベース、ウィッグキャップ、およびウィッグによれば、パッド部内のポリウレタン発泡体の量、形状、サイズを変更したり、位置を調整したりすることで、後頭部の形状を調整することができる。すなわち、本発明に係るウィッグベース、ウィッグキャップ、およびウィッグの装着者の頭部の全体形状のバランスをとることができ、引いては当該装着者の頭部の全体形状を美しく見せることができる。
本発明の実施の形態におけるウィッグの装着時の状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態におけるウィッグの装着時の状態を示す背面図である。 本発明の実施の形態におけるウィッグのパッド部を示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3に基づいて説明する。図1および図2において、本発明の実施の形態におけるウィッグ100は、着用者の耳および襟足より全頭部を覆うことが可能な帽子状に形成されたウィッグベース1を備え、このウィッグベース1の裏面の後頭部6には、袋状体のパッド部2が一体に設けられている。なお、ウィッグベース1の裏面とは、着用者の毛髪または頭皮に触れる面を意味する。
ウィッグベース1は、合成繊維素材により形成された柔軟なネット状部材を主体として或いは部分的に軟質合成樹脂製の人工皮膚を配設して構成され、図示を省略するが、人毛および/または人工毛髪が全体に植毛されている。また、ウィッグベース1は、前頭部3、頭頂部4、側頭部5、後頭部6、およびネープ部7(うなじ部分)の領域を備える。なお、ウィッグベース1の頭部への取り付け、固定方法などは、公知の各種の方式を採用することができる。また、ウィッグベース1を構成するネット状部材の材料に、綿、麻、絹などの天然繊維を用いてもよい。また、ウィッグベース1を構成するネット状部材は、一枚の生地からなる一体成形物であってもよいし、複数枚の生地を縫製または接着して成形したものであってもよい。
図2および図3に示すように、袋状体のパッド部2は、下部が窪んだ略扇形に形成され、内部にポリウレタン発泡体8を充填可能となっている。そして、図1に示すように、パッド部2の少なくとも一部は、着用者の後頭部の盆の窪9(後頭部から首筋にかけての窪んだ部分)に位置するように、ウィッグベース1の裏面に縫い付けられており、盆の窪9に接触するようになっている。ここで、ポリウレタン発泡体8は微小な粒状のものであり、このポリウレタン発泡体8が、パッド部2の内部に多数、均一に充填されている。また、パッド部2の内部に多数の微小なポリウレタン発泡体8を充填することにより、パッド部2の形状は後頭部6の形状に倣いやすくなる。その結果として、パッド部2は、後頭部6にフィットしやすくなる。
なお、ポリウレタン発泡体8は、製造の容易さから、約5mm角の立方体のものが好ましいが、長方体、球体、円柱体、三角錐体など、他の形状のものであってもよく、大きさも装着者の好みに合わせて適宜変更してもよい。また、パッド部2は、長手方向の長さが約8cm〜9cm、短手方向の長さが約3cmのものが好ましい。また、パッド部2の厚みは、約1.5cmが好ましい。このようなパッド部2の場合、着用者が首を上に動かしてもウィッグベース1のネープ部7の上縁に引っ掛からないようになる。また、着用者の頭部形状などに応じて、ポリウレタン発泡体8の充填量を適宜変更することができ、パッド部2の厚みは調整可能となっている。
また、ポリウレタン発泡体8は、人体からの伝熱によって硬度を低下させ、体表面の形状に追従させて変形させて使用することができる形状追従性を有するものであり、安静時には人体に良好にフィットするとともに、運動時には優れた装着性および保持性を有するものである。
例えば、トルエンジイソシアネートとポリエーテルポリオールを主成分とし、損失正接のピーク値に対応する温度とされるガラス転移温度が0℃以上40℃以下であり、温度0℃以上40℃以下において、0.1Hz以上100Hz以下の周波数領域における損失正接が0.4以上であり、周波数0.1Hz以上1Hz以下(安静時の人体体表面の周波数)の範囲での損失正接の平均値が、周波数10Hz以上100Hz以下(運動時の人体体表面の周波数)の範囲での損失正接の平均値以下であるポリウレタン発泡体8が好ましい。さらに、上記ポリウレタン発泡体8において、トルエンジイソシアネートが、2,4−トルエンジイソシアネートと2,6−トルエンジイソシアネートとが65:35〜80:20の比率で混合され、ポリエーテルポリオールが、数平均分子量が700以上3000以下のポリオキシプロピレントリオール、数平均分子量が400以上2000以下のポリオキシプロピレンジオール、または、ポリオキシプロピレントリオールとポリオキシプロピレンジオールの混合物であることがより好ましい。
また、上記ポリウレタン発泡体8において、周波数0.1Hz以上1Hz以下の範囲での損失正接の平均値に対する周波数10Hz以上100Hz以下の範囲での損失正接の平均値の変化の割合が、0%以上10%以下であることが好ましい。また、上記ポリウレタン発泡体8において、ポリエーテルポリオールとトルエンジイソシアネートとが、100:39.21〜100:48.77(質量比)の比率で配合されることが好ましい。
このように構成されたウィッグ100を装着する場合は、図1に示すように、ウィッグベース1を着用者の前額部10と盆の窪9とで引っ掛けて、頭部全体を覆うようにして装着する。このとき、パッド部2の内部のポリウレタン発泡体8が着用者の後頭部の頭皮に接触することで、ポリウレタン発泡体8の硬度が低下して柔軟になり、パッド部2は接触部分の形状に追従して変形し、その形状が保持されるようになる。したがって、着用者の盆の窪9にフィットするようになり、ウィッグベース1が頭部からずれにくくなり、ウィッグ100の装着性およびフィット感を向上させることができ、着用者は、頭部に良好なフィット感を得ることができるようになる。
また、後頭部が平らな絶壁型になっている人が装着する場合においても、ポリウレタン発泡体8による袋状体のパッド部2の膨らみ(厚み)を調整することで、後頭部6に丸みを持たせ盆の窪9に引っ掛け易くなり、着用者は、ウィッグ100の装着を容易に行うことができる。また、ポリウレタン発泡体8は優れた装着性および保持性を有するので、ウィッグベース1が頭部からずれにくくなり、着用者は、十分なフィット感を得ることができるようになる。
また、ウィッグ100によれば、パッド部2内のポリウレタン発泡体8の量、形状、サイズを変更したり、位置を調整したりすることで、後頭部の形状を調整することができる。すなわち、ウィッグ100の装着者の頭部の全体形状のバランスをとることができ、引いては当該装着者の頭部の全体形状を美しく見せることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
[他の実施形態]
上記実施形態においては、パッド部の内部に充填されるポリウレタン発泡体の形状が立方体である例が記載されているが、ポリウレタン発泡体の形状は特に限定されることはなく、例えば、直方体、球体などであってもよい。また、1枚のシート状のポリウレタン発泡体をパッド部の内部に充填してもよい。
また、上記実施形態においては、袋状体のパッド部がウィッグベースの裏面に縫い付けられ、ウィッグベースと一体に設けられている例が記載されているが、本発明はこれには限定されない。例えば、袋状体のパッド部は、ウィッグベースの表面に縫い付けられ、ウィッグベースと一体に設けられていてもよい。
また、本発明のウィッグは、ウィッグベースの表面または裏面にポケットを設け、このポケットに袋状体のパッド部を挿入して装着するように構成したものであってもよい。この場合、着用者が自分でパッド部をウィッグベースから取り外し、パッド部内のポリウレタン発泡体の充填量を変更することができるため、着用者自身が容易にウィッグの頭部への装着性およびフィット感を調整することができるようになる。
また、本発明のウィッグは、ウィッグベースの代わりにウィッグ本体の内面に着脱可能なウィッグキャップに、袋状体のパッド部が設けられているように構成したものであってもよい。この場合においても、上記実施形態と同様の作用および効果を奏することができる。
また、パッド部と、ウィッグベースまたはウィッグキャップの内面とは、面ファスナーを用いて着脱可能にしたものであってもよい。
また、少なくともパッド部の盆の窪に接触する側の面に、シリコンまたはシリコンを含む材料などで形成された滑り止め部が設けられていてもよい。
また、パッド部は、必ずしも袋状体のものに入れたものでなくてもよく、ポリウレタン発泡体からなるものであってもよい。さらに、ポリウレタン発泡体からなるパッド部の少なくともパッド部の盆の窪に接触する側の面または全表面に、シリコンなどで形成された滑り止め部が設けられていてもよい。
(実施例)
下記表1に示したように、上記実施形態と同様のウィッグキャップについて、着用者に実際に装着してもらい、官能試験を行った。なお、パッド部に使用した上記ポリウレタン発泡体8には、株式会社SMPテクノロジーズ製の商品名「SMP Foam」を用いた。この「SMP Foam」は、上記ポリウレタン発泡体8の一例である。また、このポリウレタン発泡体を下記表1に示した各試料の形態(写真参照)に加工して使用した。また、パッド部は、厚みが3mm程度のマジックテープ(登録商標)を用いてウィッグキャップの内側から、着用者の盆の窪の位置に対応する位置に貼り付けた。また、着用者(被験者)には、本ウィッグキャップの着用時において、盆の窪の位置にパッド部が位置するように着用してもらった。
なお、表2に、上記試料1、2を用いたウィッグキャップについて、各着用者に対して行った本官能試験に関する質問および回答を示す。ここで、たとえば、「Sサイズ 51cm〜54cm」とは、着用者の頭部の周囲サイズが51cm〜54cmのSサイズであって、この範囲で着用者の頭部に適用可能なウィッグキャップを官能試験に使用したことを示す。また、「安定性はあるか」の質問は、ウィッグキャップがずれにくいかという質問と同義である。「Mサイズ 55cm〜57cm」も同様である。また、表3において、表2の回答をまとめ、今回の官能試験の全体評価を示した。

表3の結果から、試料1、2を使用したウィッグキャップについて、着用者から良好な回答を得ることができた。特に、滑り止め部となるシリコンで覆ったポリウレタン発泡体をパッド部として用いた試料2を取り付けたウィッグキャップについて、極めて良好な回答を得ることができた。したがって、本実施例により、本発明に係るウィッグキャップは、パッド部を盆の窪にフィットさせることができ、装着後、ずれにくいものにすることができる、ということがわかった。
1 ウィッグベース
2 パッド部
3 前頭部
4 頭頂部
5 側頭部
6 後頭部
7 ネープ部
8 ポリウレタン発泡体
9 盆の窪
10 前額部
100 ウィッグ

Claims (7)

  1. 内部にポリウレタン発泡体を充填可能な袋状体のパッド部を備え、
    前記パッド部は、少なくとも一部が着用者の後頭部に位置する盆の窪に接触するように設けられており、
    前記ポリウレタン発泡体が、トルエンジイソシアネートとポリエーテルポリオールを主成分とし、
    損失正接のピーク値に対応する温度とされるガラス転移温度が0℃以上40℃以下であり、
    温度0℃以上40℃以下において、0.1Hz以上100Hz以下の周波数領域における前記損失正接が0.4以上であり、
    周波数0.1Hz以上1Hz以下の範囲での前記損失正接の平均値が、周波数10Hz以上100Hz以下の範囲での前記損失正接の平均値以下であることを特徴とするウィッグベースまたはウィッグキャップ。
  2. 前記パッド部を挿入可能なポケットをさらに備え、
    前記パッド部が、前記ポケットから取り外し可能であることを特徴とする請求項1に記載のウィッグベースまたはウィッグキャップ。
  3. 前記ポリウレタン発泡体が、前記パッド部の内部に均一に充填可能な粒状のものであることを特徴とする請求項1または2に記載のウィッグベースまたはウィッグキャップ。
  4. ポリウレタン発泡体からなるパッド部を備え、
    前記パッド部は、少なくとも一部が着用者の後頭部に位置する盆の窪に接触するように設けられており、
    前記ポリウレタン発泡体が、トルエンジイソシアネートとポリエーテルポリオールを主成分とし、
    損失正接のピーク値に対応する温度とされるガラス転移温度が0℃以上40℃以下であり、
    温度0℃以上40℃以下において、0.1Hz以上100Hz以下の周波数領域における前記損失正接が0.4以上であり、
    周波数0.1Hz以上1Hz以下の範囲での前記損失正接の平均値が、周波数10Hz以上100Hz以下の範囲での前記損失正接の平均値以下であることを特徴とするウィッグベースまたはウィッグキャップ。
  5. 少なくとも前記パッド部の前記盆の窪に接触する側の面に、滑り止め部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のウィッグベースまたはウィッグキャップ。
  6. 前記パッド部が、上底が下底より長い台形または下部が窪んだ略扇形に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のウィッグベースまたはウィッグキャップ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のウィッグベースまたはウィッグキャップを備えたウィッグ。
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