JP6750444B2 - 無線通信ネットワークシステム - Google Patents
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Description
しかし、特許文献2に開示された方法では、ネットワーク内の番号発行機能を有する管理端末がネットワークの番号を付与すること、および、センター装置が新規参入の無線端末とそれに付随するセンサーとの組み合わせについて確認すること、についての記述はなされていない。
また新規参入の無線端末に対するホップ数の登録は、新規参入の無線端末の要求を受信する隣接端末においては可能ではあるが、各無線端末が新規参入後の無線端末を認識し、構成情報を更新して新たな構成情報の作成後に管理端末からの戻りの通信経路を確立することになるため、異なるネットワーク上に存在するセンター装置による新規参入の無線端末及びそれに付随するセンサーの組み合わせを確認するには、既設の全ての無線端末が新たな構成情報を整備する時間が必要となることから、新規参入の無線端末の設置が正しくできたかを確認するには相当な時間がかかってしまうという課題があった。
前記無線通信ネットワークは、ネットワーク内の全ての端末へのホップ数を管理する構成情報を個々に有する複数の間欠動作無線端末で構成され、そのうちの一つの間欠動作無線端末がネットワーク内の番号発行機能と前記センター装置に接続するゲートウェイ機能を備える管理端末となる無線通信ネットワークにおいて、
前記ネットワークに新規参入しようとする無線端末は、
隣接する無線端末からのビーコンを受信する手段と、
電界強度が最も強いビーコンを送信してきた隣接する前記無線端末に対して構成情報の交換を行って前記管理端末までのホップ数を獲得する手段と、
前記管理端末までのホップ数を含ませたパケットを前記隣接する前記無線端末経由で前記管理端末までの上り通信で送信するデータ送信手段と、を備え、
前記上り通信で前記管理端末までのデータの中継に関与する途上の無線端末のそれぞれは、前記パケットに格納されている前記管理端末までのホップ数から自端末の前記管理端末までのホップ数を減算して前記新規参入の無線端末のホップ数として自端末の構成情報に登録する手段を備え、
前記ネットワークに新規参入しようとする無線端末が出現した場合に、前記新規参入無線端末から前記管理端末までの前記上り通信に関与した無線端末における構成情報の更新を行うことを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信ネットワークシステムおよびネットワーク上に新規参入があった場合の無線端末における構成情報の変化の一例を示す図である。また図2は、本発明の実施形態に係る無線通信ネットワークシステムおよびネットワーク上の無線端末における構成情報の一例を示す図である。
図2では、無線端末AないしFによって無線通信ネットワーク1が構築されており、そこに無線端末Xが新規参入を図ろうとして待機しているものとする。
図1および図2において、各無線端末AないしF、および、Xは、間欠動作をする無線端末であり、特定の周期でビーコンを送信する。ビーコンには、送信した無線端末を識別するためのID(識別番号)が格納されており、どの無線端末が送信したビーコンであるか識別可能になっている。
また無線端末Cは、自己関与の構成情報6を有しており、通信回数(ホップ数)が1の端末にB,D,Fがあり、通信回数(ホップ数)が2の端末にA,Eがある。
無線端末Aの下段の構成情報は、無線端末Aが他端末を管理する構成情報の例を示しており、無線端末Aは、無線端末Aが他端末を管理する構成情報として、無線端末B,C,Dを有し、無線端末Bについては、通信回数(ホップ数)が1の端末にA,C,Dがあり、通信回数(ホップ数)が2の端末にE,Fがある。
また無線端末Dについては、通信回数(ホップ数)が1の端末にB,Eがあり、通信回数(ホップ数)が2の端末にC,D,Fがある。
また無線端末Dについては、通信回数(ホップ数)が1の端末にB,C,E,Fがあり、通信回数(ホップ数)が2の端末にAがある。
また無線端末Fについては、通信回数(ホップ数)が1の端末にC,D,Eがあり、通信回数(ホップ数)が2の端末にA,Bがある。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信ネットワーク1に新規参入があった場合の無線端末における構成情報の変化の一例を示すものであって、上述したように無線端末Xが新規に無線通信ネットワーク1に参入したものとする。
ビーコンは上述したRITのような無線アクセス方式を採用する無線通信ネットワークにあっては、定期的に送信されてくるので、無線端末Xはビーコンを受信することが可能になる。
図4の上段には、新規に参入しようとする無線端末Xの送信データを受信する用意ができていることを示す無線端末C及びBがビーコンを送信する様子が示されている。
無線端末Xは、図4の中段に示されるように送信対象に選んだ無線端末Cとテーブル交換(構成情報の交換)を行うことで、無線端末CからGW(端末A)までのホップ数(N=3)を取得する。したがって、無線端末XからGW(端末A)までのホップ数(N+1)は、無線端末Cより得たホップ数に+1したホップ数であると認識できる。
このように新規に参入した無線端末による上り通信により、新規参入の無線端末に係る構成情報(ホップ数)が更新されることになるため、構成情報の更新に掛かる時間を短縮することが可能となる。
また管理端末Aは、上記したセンター装置3に無線通信ネットワーク1に新規参入の無線端末Xに付与したネットワークの番号を通知することになる。
なお、上記における上り通信による構成情報の更新は、新規参入の無線端末のシステムへの参入を速めるためのものであり、上り通信に関与していない端末における構成情報の更新は、前記上り通信に関与した無線端末(管理端末を含む)との通信時に、構成情報の交換を実行することで前記構成情報の更新を行うことになるため、ネットワーク全体に要する構成情報の更新に掛かる時間を短縮することが可能となる。
図5に示した無線端末Cは、無線端末Xに対してビーコンを送信し、これに呼応して無線端末Xからデータを受信することから、ここでは“受信端末”と呼ぶ。
図7は、RITに基づくデータ送信シーケンスを説明する図である。RIT(Receiver Initiated Transmission:受信端末初動通信)により無線アクセスとしてIEEE802.15.4eで定義されているもの、上記で紹介済みであるが改めてそのアクセス方式について説明する。
ビーコンの連続受信待ち状態でデータ受信端末からのビーコンを受信すると、受信したビーコン内に格納されているID(識別番号)からデータを送信できる端末の一つであることを識別し、データ受信端末のビーコン送信後のデータ受信待ち状態をめがけてデータを送信する。
図5に戻って説明を続ける。図5では無線端末を送信側と受信側を分けて説明しているが、実際の無線端末は、受信端末(動作状態制御部31a)と送信端末(動作状態制御部31b)の機能を備えるものであることは当業者に明らかなことであろう。
受信端末Cは、制御部12a、無線送信部13a、無線受信部14a、送受信切替部15a、アンテナ16a、電池17a、インターフェース18a、スイッチ19a、スイッチ20aから構成される。また、受信端末Cは不図示のメモリに構成情報(テーブル)を有している。
無線送信部13aはデータを変調して無線により目的の無線端末に送信する。無線受信部14aは無線端末より送信された信号を受信して復調する。
アンテナ16aは無線端末との無線通信を行うために変調したデータを送信するとともに、無線端末から送られる信号を受信する。
インターフェース18aは上位装置とデータのやり取りを行う。なお、上位装置としては、例えば、情報処理装置、スイッチやセンサー、表示器などが想定されている。
送信端末Xは、制御部12b、無線送信部13b、無線受信部14b、送受信切替部15b、アンテナ16b、電池17b、インターフェース18b、スイッチ19b、スイッチ20bから構成される。また、送信端末Xは不図示のメモリに構成情報(テーブル)を有することができる。
無線送信部13bはデータを変調して無線により目的の無線端末に送信する。無線受信部14bは無線端末より送信された信号を受信して復調する。
アンテナ16bは無線端末との無線通信を行うために変調したデータを送信するとともに、他の無線端末から送られる信号を受信する。
インターフェース18bは上位装置とデータのやり取りを行う。なお、上位装置としては、例えば、情報処理装置、スイッチやセンサー、表示器などが想定されている。
送信状態制御部32bは、データ送信制御部35b、間欠動作制御部34bと接続され、データ送信制御部35b、間欠動作制御部34bから送信されたデータに基づいてスイッチ19bの制御を行う。
2 NCU(ネットワーク制御装置)
3 センター装置
4〜7 自己関与の構成情報例
12a,12b 制御部
13a,13b 無線送信部
14a,14b 無線受信部
15a,15b 送受信切替部
16a,16b アンテナ
17a,17b 電池
18a,18b インターフェース
19a,19b スイッチ
20a,20b スイッチ
31a,31b 動作状態制御部
32a,32b 送信状態制御部
33a,33b 受信状態制御部
34a,34b 間欠動作制御部
35a,35b データ送信制御部
36a,36b ビーコン判定部
Claims (4)
- ネットワークが、いわゆるマルチホップネットワークを構成する無線通信ネットワークと、該無線通信ネットワークとはゲートウェイを介して接続されるセンター装置と、からなる無線通信ネットワークシステムであって、
前記無線通信ネットワークは、ネットワーク内の全ての端末へのホップ数を管理する構成情報を個々に有する複数の間欠動作無線端末で構成され、そのうちの一つの間欠動作無線端末がネットワーク内の番号発行機能と前記センター装置に接続するゲートウェイ機能を備える管理端末となる無線通信ネットワークにおいて、
前記ネットワークに新規参入しようとする無線端末は、
隣接する無線端末からのビーコンを受信する手段と、
電界強度が最も強いビーコンを送信してきた隣接する前記無線端末に対して構成情報の交換を行って前記管理端末までのホップ数を獲得する手段と、
前記管理端末までのホップ数を含ませたパケットを前記隣接する前記無線端末経由で前記管理端末までの上り通信で送信するデータ送信手段と、を備え、
前記上り通信で前記管理端末までのデータの中継に関与する途上の無線端末のそれぞれは、前記パケットに格納されている前記管理端末までのホップ数から自端末の前記管理端末までのホップ数を減算して前記新規参入の無線端末のホップ数として自端末の構成情報に登録する手段を備え、
前記ネットワークに新規参入しようとする無線端末が出現した場合に、前記新規参入無線端末から前記管理端末までの前記上り通信に関与した無線端末における構成情報の更新を行うことを特徴とする無線通信ネットワークシステム。 - 前記管理端末は、前記上り通信で更新された構成情報を基に前記新規参入の無線端末に対してネットワーク参入に伴う番号付与のデータを返送すると共に、前記センター装置に対して付与した前記番号を通知することを特徴とする請求項1記載の無線通信ネットワークシステム。
- 前記センター装置は、前記管理端末から通知された前記番号を基に前記管理端末経由で前記新規参入の無線端末に対して前記新規参入の無線端末からの前記センサー値の受け付けを開始する旨の通知を行うことで前記新規参入の無線端末は前記センター装置よって確認されたことを知ることを特徴とする請求項2記載の無線通信ネットワークシステム。
- 前記上り通信に関与しなかった無線端末は、前記上り通信に関与した無線端末(管理端末を含む)との通信時に、構成情報の交換を実行することで前記構成情報の更新を行うことを特徴とする請求項1に記載の無線通信ネットワークシステム。
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