JP6747157B2 - 自己位置推定方法及び自己位置推定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自己位置推定方法及び自己位置推定装置に関する。
車両等の移動体の自己位置を推定する技術として、移動体を基準として予め定めた領域内に存在する周囲の環境情報を限定し、限定した環境情報を環境地図と照合して、移動体の自己位置を推定する技術が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載された技術では、移動体が車両である場合、左右輪の回転角と回転角速度に応じて車両の移動量を求める方法(オドメトリ)により自己位置が推定される。
特開2008−250906号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、雨天時のカーブ等で車両のタイヤがスリップしたタイヤスリップ区間においては、車両の移動量の検出値に誤差が発生する。このため、タイヤスリップ区間の通過位置以前に検出した物標位置に誤差が発生することとなり、車両の自己位置の推定精度が低下するおそれがある。
上記問題点に鑑み、本発明は、移動体の自己位置を推定する際に、移動体のタイヤスリップによって移動量の検出誤差が発生した場合でも、自己位置の推定精度の低下を抑制することができる自己位置推定方法及び自己位置推定装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、移動体の周囲に存在する物標の移動体に対する相対位置を検出し、検出された物標の移動体に対する相対位置を移動体の移動量だけ移動させた物標位置データを蓄積し、蓄積された物標位置データと、地図上に存在する物標の物標位置情報を含む地図情報とを照合することにより、移動体の自己位置を推定する。この際、移動体の移動路においてタイヤスリップ区間を検出し、蓄積された物標位置データのうち、タイヤスリップ区間以外の区間で蓄積された物標位置データを選択し、選択された物標位置データと地図情報とを照合することにより、移動体の自己位置を推定することを特徴とする自己位置推定方法及び自己位置推定装置が提供される。
本発明によれば、移動体の自己位置を推定する際に、移動体のタイヤスリップによって移動量の検出誤差が発生した場合でも、自己位置の推定精度の低下を抑制することができる自己位置推定方法及び自己位置推定装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る自己位置推定装置の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る自己位置推定回路の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る自車両の走行シーンを示す概略図である。 比較例に係る自車両のタイヤスリップ時の物標位置データの蓄積処理を説明するための概略図である。 比較例に係る自車両のタイヤスリップ時の自己位置の推定処理を説明するための概略図である。 本発明の実施形態に係る自車両のタイヤスリップ時の物標位置データの蓄積処理を説明するための概略図である。 本発明の実施形態に係る自車両のタイヤスリップ時の自己位置の推定処理を説明するための概略図である。 本発明の実施形態に係る自己位置推定方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るスリップ区間判定処理の一例を説明するためのフローチャートである。
以下において、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を貼付している。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。また、以下に示す本発明の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
<自己位置推定装置>
本発明の実施形態に係る自己位置推定装置は、図1に示すように、車両(以下、「自車両」という)MCに搭載可能である。本発明の実施形態に係る自己位置推定装置は、自己位置推定回路1、物標センサ2、走行情報センサ5及び運転支援システム9を備える。
物標センサ2は、自車両MCの前方等の自車両MCの周囲に存在する物標を検出する。ここで、物標とは、例えば、自車両MCが走行する走行路面R0上の線(車線区分線や停止線等)や、路肩の縁石、ガードレール、標識等である。物標センサ2は、例えば、広角カメラ等の撮像装置3や、レーザーレンジファインダ(LRF)等の距離測定装置4を備える。撮像装置3は、自車両MCの車室内に搭載され、自車両MCの前方領域を撮像する。距離測定装置4は、自車両MCの車室外に搭載され、自車両MCの前方領域に電磁波を照射し、その反射波を検出する。距離測定装置4は、自車両MCのボンネット、バンパー、ナンバープレート、ヘッドライト又はサイドミラー周辺に搭載可能である。
走行情報センサ5は、自車両MCの移動量を推定するために、自車両MCの走行情報を検出する。走行情報センサ5は、例えば、車輪速センサ6、ジャイロセンサ7、操舵角センサ8を備える。車輪速センサ6は、自車両MCの車輪Wの回転に応じて発生させた車輪速パルスを自車両MCの走行情報として検出する。操舵角センサ8は、例えば、ステアリングホイール(図示せず)を回転可能に支持するステアリングコラム(図示せず)に設けられ、操舵操作子であるステアリングホイールの回転角度(操舵操作量)である操舵角を自車両MCの走行情報として検出する。ジャイロセンサ7は、自車両MCに発生するヨーレートを自車両MCの走行情報として検出する。
自己位置推定回路1及び運転支援システム9のそれぞれは、例えば中央演算処理装置(CPU)、主記憶装置、入出力装置、入出力インターフェイス、データバス等を含むコンピュータやコンピュータに等価な半導体集積回路等で構成することができる。自己位置推定回路1及び運転支援システム9のそれぞれを半導体集積回路で構成する場合は、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)等のプログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)等の半導体集積回路を利用してもよく、汎用の半導体集積回路中に設定される機能的な論理回路や論理ブロック等でも構わない。自己位置推定回路1及び運転支援システム9のそれぞれが有するメモリは、半導体記憶装置、磁気記憶装置又は光学記憶装置等で構成でき、レジスタ、キャッシュメモリ等が含まれる。
自己位置推定回路1は、タイヤスリップの無い路面の走行においては、自車両MCの左右輪Wの回転角と回転角速度に応じて自車両MCの移動距離(移動量)と移動方向を求める方法(以下において「オドメトリ」と称する。)によって自車両MCの自己位置を推定する。自己位置推定回路1は、図2に示すように、物標位置検出部11、移動量推定部12、物標位置蓄積部13、タイヤスリップ検出部14、物標選択部15、地図情報取得部16及び自己位置推定部17を備える。
物標位置検出部11は、物標センサ2による自車両MCの周囲に存在する物標の検出結果に基づいて、自車両MCの周囲に存在する物標と自車両MCとの相対位置を検出する。物標位置検出部11は、検出した物標と自車両MCとの相対位置の情報を含む相対位置信号を物標位置蓄積部13へ出力する。
移動量推定部12は、車輪速センサ6等により検出される自車両MCの左右輪Wの回転角と回転角速度を用いて、前回の処理周期からの自車両MCの移動量ΔP及び移動方向を推定する。移動量推定部12は、推定した自車両MCの移動量ΔP及び移動方向の情報を含む移動量信号を、物標位置蓄積部13へ出力する。
物標位置蓄積部13は、物標位置検出部11から出力された相対位置信号を入力データとして、自車両MCの周囲に存在する物標と自車両MCの相対位置を蓄積する。更に、物標位置蓄積部13は、移動量推定部12から出力された移動量信号を入力データとして、前回の処理周期までの過去に蓄積した物標と自車両MCの相対位置のデータを、現在までの経過時間と、移動量信号が含む移動量ΔPを用いて、現在の自車両MCに対する相対位置へ補正し、物標位置データとして蓄積する。即ち、物標位置蓄積部13は、過去に蓄積した物標の相対位置のデータを、移動量推定部12が推定した現在までの経過時間の移動量ΔPだけ自車両MCの移動方向と逆方向に移動させた物標位置データを蓄積する。
物標位置蓄積部13は、前回の処理周期までに既に物標位置データを蓄積している場合には、蓄積している物標位置データを、移動量信号が含む移動量ΔPを用いて更新する。物標位置データの更新は、既に蓄積している物標位置データが含む相対位置を、移動量信号が含む移動量ΔP分だけ相対移動させる。物標位置蓄積部13は、移動量ΔP分だけ相対移動させた相対位置を、蓄積している物標位置データに上書きして、物標位置データの更新を行う。
地図情報取得部16は、地図上に存在する物標の位置情報を含む地図情報を取得する。例えば、地図情報取得部16は、カーナビゲーションシステムや地図データベース等で構成できる。なお、地図情報取得部16は、無線通信(路車間通信又は車車間通信でも可)等の通信システムを介して外部から地図情報を取得してもよい。この場合、地図情報取得部16は、定期的に最新の地図情報を入手して、保有する地図情報を更新してもよい。地図情報取得部16は、自車両MCが実際に走行した走路を、地図情報として蓄積してもよい。
自己位置推定部17は、タイヤスリップの無い路面の走行においては、物標位置蓄積部13により蓄積された物標位置データを、地図情報取得部16が取得した地図上に存在する物標の位置情報と照合(マッチング)することにより、自車両MCの位置及び姿勢を自己位置として推定する。
運転支援システム9は、自己位置推定部17により推定された自車両MCの自己位置を用いて、必要に応じて、警報等による自車両MCの乗員に対する情報提示や、自車両MCの制動等の運転支援を行う。
次に、図3〜図7を参照して、本発明の実施形態に係る自己位置推定装置を用いたオドメトリによる自己位置推定方法の一例を説明する。図3に示すように、走路境界線に区切られたS字カーブを含む車線があり、自車両MCの進行方向(紙面の上方)に向かって右側の走路境界線上に物標A1〜A7が配置されている。物標A1〜A7は、白線や縁石、標識等である。
低μ路面やカーブ等ではタイヤスリップが発生する場合がある。図3の走行軌跡R1,R2,R3は、自車両MCが通常路面を走行中にタイヤスリップ区間L1に進入し、路面のタイヤスリップが発生した場合に、オドメトリによって、自車両MCが走行したことを推定した走行軌跡である。これに対して、走行軌跡R1,R4,R5は、自車両MCが通常路面を走行中にタイヤスリップ区間L1に進入し、その後、通常路面へ戻った実際の走行軌跡を示している。自車両MCが走行軌跡R1,R4,R5に沿って実際に走行する場合には、物標位置検出部11が、自車両MCの周囲に存在する物標A1〜A7の相対位置を検出する。移動量推定部12が、自車両MCの移動量ΔP及び移動方向を推定する。物標位置蓄積部13が、物標位置検出部11により検出された物標A1〜A7の相対位置を、移動量推定部12により推定された自車両MCの移動方向とは逆方向に、自車両MCの移動量ΔPだけ物標A1〜A7の相対位置を移動して物標位置データB1〜B7として蓄積し、更新していく。
図3に示すように、低μ路面やカーブ等ではタイヤスリップが発生する場合、タイヤスリップ区間L1の開始位置(始点)P1からタイヤスリップ区間L1の通過位置(終点)P2にかけて、オドメトリを作成した走行軌跡R1,R2,R3と実際の走行軌跡R1,R4,R5には位置誤差Xa,Xb,Xcが発生する。
図4に示すように、物標センサ2により検出された物標A1〜A7と自車両MCの相対位置は、実際の走行軌跡R1,R4,R5に沿った自車両MCに対する相対位置である。一方、オドメトリにより蓄積された物標位置データB1〜B7は、走行軌跡R1,R2,R3に沿って走行し図4の破線で示す自車両MCの位置に到達したものとして推測されている。このため、タイヤスリップ区間L1を通過前の区間で蓄積された物標位置データB1,B2と、タイヤスリップ区間L1を通過後の区間で蓄積された物標位置データB6,B7では誤差は発生しないが、タイヤスリップ区間L1を通過中に蓄積された物標位置データB3〜B5では誤差が発生する。
このような状態で自己位置推定を行うと、タイヤスリップ区間L1を通過後に位置決めされた場合は正しい解を推定することになるが、タイヤスリップ区間L1を通過中はタイヤスリップによる距離差を含んだ誤った解であるので、例えば、最小誤差でマッチングを行った場合には、推定誤差が小さくならない場合がある。例えば、タイヤスリップ区間L1を通過して車線変更して隣の車線に進入するとき等、隣の車線のレーンや縁石等の物標を用いて自己位置推定を行いたいが、タイヤスリップ区間L1を通過後の物標を蓄積するまではしばらくはタイヤスリップ区間L1を通過前の物標の方のデータ数が多いため、車線変更先の隣の車線の物標ではなく、通過前の横位置誤差を含む物標が、マッチングで支配的に作用することになり、推定誤差が大きくなってしまうことがある。
また、図5に示すように、物標位置データB1〜B7の軌跡は、地図情報に含まれる物標位置情報C1〜C7の軌跡に対して乖離した形状となり、例えばタイヤスリップ区間L1の開始前の区間で蓄積された物標位置データB1,B2と地図情報に含まれる物標位置情報C1,C2との差X1,X2に対して、タイヤスリップ区間L1の通過後の区間で蓄積された物標位置データB6,B7と、地図情報に含まれる物標位置情報C6,C7との差X6,X7が大きくなる。このため、図5の領域Raに示すように、誤差のないタイヤスリップ区間L1の開始前の区間で蓄積された物標位置データB1,B2を優先して地図情報に含まれる物標位置情報C1,C2とマッチングさせた場合と、図5の領域Rbに示すように、タイヤスリップ区間L1の通過後の区間で蓄積された物標位置データB6,B7を優先して地図情報に含まれる物標位置情報C6,C7とマッチングさせた場合とで、推定される自己位置が二つ存在し、唯一の解に定まらない。その結果、タイヤスリップ区間L1の開始前に位置決めされたり、タイヤスリップ区間L1の通過後に位置決めされたり、不安定となる可能性がある。
そこで、本発明の実施形態においては、タイヤスリップ区間L1に起因した自己位置の推定精度の低下を抑制するために、図1に示したタイヤスリップ検出部14及び物標選択部15を備えている。タイヤスリップ検出部14は、自車両MCが走行中の走行路が、タイヤスリップ区間L1であるか否かを判定し、判定結果を含む判定結果信号を、物標選択部15へ出力する。
タイヤスリップ区間L1の判定方法としては、例えば、車輪速センサ6により検出される自車両MCの4輪の車輪速データの変化量から路面摩擦係数を推定する。そして、推定した路面摩擦係数が所定の閾値(例えば0.5)以上か否かを判定することにより、タイヤスリップ区間L1であるか否かを判定することができる。即ち、路面摩擦係数が所定の閾値以上の場合に、タイヤスリップ区間L1を通過中であると判定する。一方、路面摩擦係数が所定の閾値未満の場合に、タイヤスリップ区間L1を通過中ではないと判定する。
タイヤスリップ区間L1の判定方法は路面摩擦係数を用いる方法に限定されず、種々の方法が採用可能である。例えば、操舵角センサ8により検出される操舵角、ジャイロセンサ7により検出されるヨーレート等の車両挙動に関する検出値の相対関係から、タイヤスリップ区間L1であるか否かを判定することもできる。或いは、撮像装置3等から得られる画像による解析、3D点群のフロー、オドメトリ等から路面状態を推定することでタイヤスリップ区間L1を判定してもよい。
タイヤスリップ検出部14は、タイヤスリップが発生を検出してタイヤスリップ区間L1の開始位置(始点)P1を推定する。タイヤスリップ検出部14は、タイヤスリップの収まりを検出してタイヤスリップ区間L1の通過位置(終点)P2を推定する。
物標選択部15は、タイヤスリップ検出部14によりタイヤスリップ区間L1が検出された場合に、物標位置蓄積部13が蓄積している物標位置データから、タイヤスリップ区間L1以外の区間で蓄積された物標位置データを、タイヤスリップ時の自己位置推定用の物標位置データとして選択する。物標選択部15は、例えば図4に示すように、物標位置蓄積部13が蓄積している物標位置データB1〜B7から、タイヤスリップ区間L1の開始前に蓄積した物標位置データB1,B2と、タイヤスリップ区間L1を通過中に蓄積された物標位置データB3〜B5を除外し、図6に示すように、タイヤスリップ区間L1を通過後の区間で蓄積された物標位置データB6,B7を選択する。なお、ここでは2点の物標位置データB6,B7を選択する場合を例示するが、選択する物標位置データ数は限定されることなく、マッチングにより自己位置を推定できる数であればよい。
タイヤスリップ区間L1の通過直後は、少なくとも自車両MCの周囲に存在する物標位置データ及び自車両MCの現在位置からタイヤスリップ区間L1の通過位置までの間に存在する物標位置データを選択する。自車両MCの現在位置の周囲の物標位置データ及び、タイヤスリップ区間L1を通過後で、かつ、経過時間が比較的に、新しく蓄積された物標を優先して選択して自己位置推定に用いる。例えば、自車両MCの現在位置の周囲は、20m程度で予め設定することができる。自車両MCの現在位置の周囲の物標位置データは、自車両MCの移動量検出の誤差が少ないので、位置精度が高い傾向にある。特に、道路境界であるレーンや縁石の位置データは走路内の横位置の精度が高い。
図6に示すように、物標選択部15によりタイヤスリップ時の自己位置推定用の物標位置データB6,B7が選択された場合には、自己位置推定部17は、図7に示すように、物標選択部15により選択された物標位置データB6,B7を、地図情報取得部16が取得した地図上に存在する物標の位置情報C6,C7と照合することにより、自車両MCの現在位置P3及び姿勢を自己位置として推定する。
<自己位置推定方法>
次に、図8のフローチャートを参照しながら、本発明の実施形態に係る自己位置推定方法の一例を説明する。図8のフローチャートの手順は所定の処理周期で繰り返し実行され、各処理周期において物標位置蓄積部13が物標位置データを蓄積していく。
ステップS11において、物標位置検出部11が、物標センサ2の検出結果から、自車両MCの周辺に存在する物標と自車両MCの相対位置を検出する。ステップS12において、移動量推定部12が、車輪速センサ6等により検出される左右輪Wの回転角及び回転角速度に応じて、自車両MCの移動方向及び移動量を推定する。
ステップS13において、物標位置蓄積部13は、物標位置検出部11により検出された自車両MCの周辺に存在する物標と自車両MCの相対位置を蓄積する。物標位置蓄積部13は、過去に蓄積された自車両MCの周辺に存在する物標と自車両MCの相対位置を、過去に蓄積されたときから現在までの経過時間と、移動量推定部12により推定された移動量を用いて、自車両MCの現在位置に対する物標の相対位置に補正し、物標位置データとして蓄積する。
ステップS14において、タイヤスリップ検出部14は、タイヤスリップ区間を検出して、自車両MCがタイヤスリップ区間を通過したか否かを判定する。自車両MCがタイヤスリップ区間を通過していないと判定された場合、ステップS16に移行する。一方、ステップS14において自車両MCがタイヤスリップ区間を通過したと判定された場合、ステップS15に移行する。
ここで、図8のステップS14のタイヤスリップ区間の通過判定処理の詳細の一例を、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS21において、タイヤスリップ検出部14が、直前の処理周期において自車両MCがタイヤスリップ区間を通過中であるか否かを判定する。自車両MCがタイヤスリップ区間を通過中ではないと判定された場合、ステップS22に移行する。
ステップS22において、例えば路面摩擦係数が所定の閾値(例えば0.5)以上か否かを判定することにより、自車両MCがタイヤスリップ区間に進入したか否かを判定する。路面摩擦係数が所定の閾値以上であり、タイヤスリップ区間に進入していないと判定された場合には、自車両MCがタイヤスリップ区間を通過していないため、図8のステップS16へ移行する。
一方、ステップS22において、路面摩擦係数が所定の閾値未満であり、自車両MCがタイヤスリップ区間に進入したと判定された場合には、ステップS23に移行し、今回の処理周期における自車両MCの位置をタイヤスリップ区間の開始位置として推定する。この場合、自車両MCがタイヤスリップ区間を通過していないため、図8のステップS16に移行する。
ステップS21において、前回の処理周期において自車両MCがタイヤスリップ区間を通過中であると判定された場合、ステップS24に移行する。ステップS24において、例えば路面摩擦係数が所定の閾値(例えば0.5)以上か否かを判定することにより、タイヤスリップ区間を通過したか否かを判定する。なお、ステップS24で用いる所定の閾値と、ステップS22で用いる所定の閾値とは、同じ値であってもよく、異なる値であってもよい。
ステップS24において、路面摩擦係数が所定の閾値以上であり、タイヤスリップ区間を通過したと判定された場合、今回の処理周期における自車両MCの位置をタイヤスリップ区間の通過位置として推定し、図8のステップS15へ移行する。一方、ステップS24において、路面摩擦係数が所定の閾値未満であり、タイヤスリップ区間を通過中であると判定された場合、自車両MCがタイヤスリップ区間を通過していないため、図8のステップS16に移行する。
図8のステップS15において、物標選択部15は、蓄積している物標位置データのうち、タイヤスリップ区間を通過前の物標位置データを除外する。或いは、データ容量を抑制する必要がある場合には、物標選択部15は、蓄積している物標位置データから、タイヤスリップ区間を通過前の物標位置データを削除する。
ステップS16において、地図情報取得部16は、地図上に存在する物標の物標位置情報を含む地図情報を取得する。ステップS17において、自己位置推定部17は、地図情報取得部16により取得された地図情報と、物標位置蓄積部13により蓄積された物標位置データとを照合することにより、地図上の自車両MCの位置及び姿勢を自己位置として推定する。ステップS15を経由してステップS17に移行した場合には、自己位置推定部17は、タイヤスリップ区間以外の区間で蓄積された物標位置データを用いて地図上の自車両MCの位置及び姿勢を自己位置として推定する。
<自己位置推定プログラム>
なお、本発明の実施形態に係る自己位置推定プログラムは、図8に示した自己位置推定方法の一連の処理を、図1に示した自己位置推定装置を構成する自己位置推定回路1等のコンピュータに実行させることができる。本発明の実施形態に係る自己位置推定プログラムは、例えば自己位置推定回路1のメモリ等に格納可能である。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、タイヤスリップ区間内の物標位置データを除外して、タイヤスリップ区間以外の区間から蓄積された物標位置データを選択する。そして、選択された物標位置データを地図情報と照合することにより、自車両MCの自己位置を推定する。これにより、タイヤスリップによって発生する物標の位置の計測誤差による自己位置の推定精度低下を抑制することができる。例えば、タイヤスリップ区間を通過後に車線変更して隣接車線に進入するとき等、車線変更先の隣の車線のレーンや縁石等の正確な物標位置で自己位置推定が行われるため、自己位置を精度良く推定できる。
更に、タイヤスリップ区間を通過後の区間で蓄積された物標位置データを選択して、選択された物標位置データを用いて自車両MCの自己位置を推定する。これにより、タイヤスリップによって移動量の検出誤差が発生しても、タイヤスリップ区間を通過前の距離差を含む物標に悪影響を及ぼされることなく、自己位置を精度良く推定できる。
更に、自車両MCの現在位置の周囲の蓄積された物標位置データを選択して、選択された物標位置データを用いて自車両MCの自己位置を推定する。これにより、自己位置の推定精度が高まる物標位置データを適切に選択することができる。
(第1の変形例)
本発明の実施形態の第1の変形例として、物標選択部15が、タイヤスリップ検出部14により検出されたタイヤスリップ区間が所定区間長以上の場合に、タイヤスリップ時の自己位置推定用の物標位置データを選択する場合を説明する。カーブや雨天時に路面が低μになった場合等のスリップが連続的に起きてタイヤスリップ区間が長くなるほど、自己位置推定に及ぼす影響は大きくなる。一方、自車両MCが水たまりを通過するときや、自車両MCのタイヤが石を踏んだとき等にスリップが瞬間的に起きてタイヤスリップ区間が比較的短い場合には、自己位置推定に及ぼす影響は比較的小さい。
そこで、物標選択部15は、タイヤスリップ検出部14が検出したタイヤスリップ区間が所定区間長以上か否かを判定する。所定区間長は適宜設定可能である。例えば、物標選択部15は、タイヤスリップ検出部14が検出したタイヤスリップ区間の通過時間が所定時間(例えば1秒)以上か否かを判定する。そして、タイヤスリップ区間の通過時間が所定時間(例えば1秒)以上と判定された場合に、物標選択部15は、タイヤスリップ時の自己位置推定用の物標位置データを選択する。一方、タイヤスリップ区間の通過時間が所定時間(例えば1秒)未満と判定された場合に、物標選択部15は、タイヤスリップ時の自己位置推定用の物標位置データを選択しない。つまり、タイヤスリップ時の物標位置データの選択処理を行わずに、通常処理によって物標位置データを用いて自己位置推定を行う。なお、通常処理の中で、他の条件で、物標位置データを選択することはできる。
第1の変形例によれば、タイヤスリップ区間が所定区間長(例えば1秒)以上の場合に、タイヤスリップ区間以外の区間から蓄積された物標位置データを選択することにより、自己位置推定に影響を及ぼすタイヤスリップ区間で蓄積された物標位置データを適切に除外して、自己位置を推定できる。一方、タイヤスリップ区間が所定区間長(例えば1秒)未満の場合には物標位置データを選択する処理を行わないことにより、計算負荷を軽減できる。
(第2の変形例)
本発明の実施形態の第2の変形例として、タイヤスリップ区間を通過後の物標位置データを利用して、タイヤスリップ区間の開始前の区間で蓄積された物標位置データを補正する場合を説明する。
自己位置推定部17は、例えば図7に示すように、物標選択部15により選択されたタイヤスリップ区間L1を通過後の物標位置データB6,B7を用いて、地図上の自車両MCの現在の自己位置P3を推定する。自己位置推定部17は、タイヤスリップ区間L1の開始前の区間で蓄積された物標位置データB1,B2を用いて推定した地図上の自車両MCの過去の自己位置(ここでは例えば、自車両MCの過去の自己位置を、タイヤスリップ区間L1の開始位置P1とする)を自己位置推定回路1のメモリから読み出す。自車両MCの過去の自己位置P3は、以前の処理周期において自己位置推定部17により推定され、蓄積されているものとする。自己位置推定部17は、自車両MCの現在の自己位置P3と、自車両MCの過去の自己位置P1との相対位置を算出する。
自己位置推定部17は、自車両MCの現在の自己位置P3と、自車両MCの過去の自己位置P1との相対位置から、タイヤスリップ区間L1の開始前の物標位置データB1,B2の地図上の位置を補正する。これによって、タイヤスリップ区間L1の開始前の交差点や停止線等、走路と直交した物標位置データを再利用することができ、自己位置推定の精度を向上することができる。
第2の変形例によれば、自己位置推定部17が、タイヤスリップ区間L1の開始前の区間から蓄積された物標位置データB1,B2から推定した自己位置P1と、タイヤスリップ区間L1を通過後の区間から蓄積された物標位置データB6,B7から推定した自己位置P3との相対位置に基づいて、タイヤスリップ区間L1の開始前の区間の蓄積された物標位置データB1,B2を補正する。そして、自己位置推定部17が、タイヤスリップ区間L1を通過後の区間から蓄積された物標位置データB6,B7に加えて、補正した物標位置データB1,B2を用いて自己位置を推定する。これにより、自己位置推定の精度を向上することができる。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、物標選択部15は、位置推定の高精度化や処理時間短縮のため、物標位置データの蓄積時又は選択時においてそれぞれ、タイヤスリップ区間の通過後に検出された物標位置データのうち、自車両MCの走行方向に対して角度が大きいものを優先的に残すようにし、他の物標位置データを除外してもよい。或いは、物標選択部15は、自車両MCに対して所定の距離以上離間した物標位置データを除外してもよい。所定の距離は、タイヤスリップが大きく変化を繰り返すこと等による大きな測定誤差に起因する位置推定誤差に応じて、調整可能である。
また、本発明の実施形態においては、自己位置推定装置を自車両MCに搭載した場合を例示したが、例えば、車輪を有するロボット等の車両以外の移動体にも自己位置推定装置を適用可能である。
本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…自己位置推定回路
2…物標センサ
3…撮像装置
4…距離測定装置
5…走行情報センサ
6…車輪速センサ
7…ジャイロセンサ
8…操舵角センサ
9…運転支援システム
11…物標位置検出部
12…移動量推定部
13…物標位置蓄積部
14…タイヤスリップ検出部
15…物標選択部
16…地図情報取得部
17…自己位置推定部

Claims (6)

  1. 移動体に搭載され、前記移動体の周囲に存在する物標の移動体に対する相対位置を検出する物標センサと、
    前記検出された物標の移動体に対する相対位置を前記移動体の移動量だけ移動させた物標位置のデータを、前記移動体を移動させながら蓄積していくことにより複数の物標位置のデータを蓄積し、前記蓄積された複数の物標位置のデータと、地図上に存在する物標の物標位置情報を含む地図情報とを照合することにより、前記移動体の自己位置を推定する自己位置推定回路とを用いた自己位置推定方法において、
    前記移動体の移動路においてタイヤスリップ区間を検出するステップと、
    前記蓄積された複数の物標位置のデータのうち、前記タイヤスリップ区間以外の区間で蓄積された物標位置のデータを選択するステップと、
    前記選択された物標位置のデータと前記地図情報とを照合することにより、前記移動体の自己位置を推定するステップ
    とを含むことを特徴とする自己位置推定方法。
  2. 前記物標位置のデータを選択するステップは、前記タイヤスリップ区間を通過後の区間で蓄積された物標位置のデータを選択することを特徴とする請求項1に記載の自己位置推定方法。
  3. 前記自己位置を推定するステップは、
    前記選択されたタイヤスリップ区間を通過後の区間で蓄積された物標位置のデータから推定した自己位置と、前記タイヤスリップ区間の開始前の区間で蓄積された物標位置のデータから推定した自己位置との相対位置から、前記タイヤスリップ区間の開始前の区間で蓄積された物標位置のデータを補正し、
    前記選択された物標位置のデータと、前記補正した物標位置のデータとを用いて、前記移動体の自己位置を推定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の自己位置推定方法。
  4. 前記物標位置のデータを選択するステップは、前記タイヤスリップ区間が所定区間長以上の場合に、前記物標位置のデータを選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自己位置推定方法。
  5. 前記物標位置のデータを選択するステップは、前記移動体の現在位置の周囲に存在する物標位置のデータを選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自己位置推定方法。
  6. 移動体に搭載され、前記移動体の周囲に存在する物標の移動体に対する相対位置を検出する物標センサと、
    前記検出された物標の移動体に対する相対位置を前記移動体の移動量だけ移動させた物標位置のデータを、前記移動体を移動させながら蓄積していくことにより複数の物標位置のデータを蓄積し、前記蓄積された複数の物標位置のデータと、地図上に存在する物標の物標位置情報を含む地図情報とを照合することにより、前記移動体の自己位置を推定する自己位置推定回路とを備え、
    前記自己位置推定回路が、前記移動体の移動路においてタイヤスリップ区間を検出し、
    前記蓄積された複数の物標位置のデータのうち、前記タイヤスリップ区間以外の区間で蓄積された物標位置のデータを選択し、前記選択された物標位置のデータと前記地図情報とを照合することにより、前記移動体の自己位置を推定することを特徴とする自己位置推定装置。
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