JP6746532B2 - 移動通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムに関するものである。
携帯電話等の移動通信の電波不感地対策を行うには、大別して、既存の基地局の電波を受信し、電波不感地帯内に延長放射する方法と、電波不感地帯専用の基地局を設けて該基地局の電波を不感地帯内に延長放射する方法がある。
電波不感地帯が、例えば、長大トンネルの場合であって、携帯電話を所持したユーザが、移動するときには、移動に伴って電波を送受信する対象となる基地局を切り換えるハンドオーバ処理が必要になる場合がある。更に、車両や鉄道等の高速移動体で移動する際、ハンドオーバが実施されず、通信、通話の瞬断が発生するという問題が発生することがある。トンネル内でのハンドオーバを実現する技術としては、例えば、特許文献1に開示された技術がある。
特許文献1に開示された技術では、電波不感地帯の出入り口付近に小型基地局C,Dを設けるとともに延長装置2,2’を設け、また、電波不感地帯内に子局装置#1〜#4を設ける。そして、子局装置では、小型基地局C,Dの両基地局からの信号を同時に延長放射させることでハンドオーバ処理(セルサーチや切り替え)に必要な電界強度分布を構築し、電波不感地帯外入口側(既存基地局A)と電波不感地帯内入口側(小型基地局C)、電波不感地帯内入口側(小型基地局C)と電波不感地帯内出口側(小型基地局D)、電波不感地帯内出口側(小型基地局D)と電波不感地帯外出口側(既存基地局B)とでのハンドオーバを実現している。
特許文献1に開示された技術では、RF(Radio Frequency)信号によって光の強度変調信号を生成して光ファイバで伝送するRoF(Radio on Fiber)と呼ばれる光伝送技術が用いられている。このRoF伝送方式では、RF信号として短波からミリ波帯に至る帯域を使用した技術が多数報告されており、また、比較的簡易な構成でシステムを構築できるという利点から、上述のように移動通信のカバーエリア拡大を目的としたシステムとの親和性も高い。
特開2002−152118号公報
ところで、特許文献1に開示されたRoF伝送方式は、2値信号を伝送するデジタル光伝送に比べて、雑音特性や線形特性などに対する要求が非常に厳しく、特に、レーザダイオードの特性に対する要求が厳しい。このため、装置のコストが高くなるという問題点がある。さらに、近年の移動通信方式の進化(4G、5G)等で無線搬送波周波数の高周波化が進むと、上述の問題が顕著になる。
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、装置のコスト増加を抑制しつつ、電波不感地帯におけるハンドオーバに必要な基地局装置からの電波の重複エリアを構築し、ハンドオーバ処理に必要な時間が確保されるようにすることにより、ハンドオーバの実行を助長する移動通信システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、第1基地局装置および第2基地局装置と、移動端末装置との間で情報を伝送する移動通信システムにおいて、前記移動端末装置との間で通信信号を授受する第1子局装置および第2子局装置と、前記第1子局装置および前記第2子局装置の間に配置され、前記第1基地局装置および前記第2基地局装置から送信される前記通信信号を合成して前記移動端末装置に送信するとともに、前記移動端末装置から送信される前記通信信号を分配して前記第1基地局装置および前記第2基地局装置に供給するハンドオーバ子局装置と、前記第1基地局装置からの前記通信信号を前記第1子局装置および前記ハンドオーバ子局装置に伝送するとともに、前記第1子局装置および前記ハンドオーバ子局装置からの前記通信信号を前記第1基地局装置に伝送する第1拡張装置と、前記第2基地局装置からの前記通信信号を前記第2子局装置および前記ハンドオーバ子局装置に伝送するとともに、前記第2子局装置および前記ハンドオーバ子局装置からの前記通信信号を前記第2基地局装置に伝送する第2拡張装置と、を有し、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置と、前記ハンドオーバ子局装置とは、前記通信信号をダウンコンバートして送受信し、前記ハンドオーバ子局装置は、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置からの前記ダウンコンバートされた前記通信信号を合成した後にアップコンバートして前記移動端末装置に送信するとともに、前記移動端末装置からの前記通信信号を前記ダウンコンバートした後に前記第1拡張装置および前記第2拡張装置に送信する、ことを特徴とする移動通信システム。
このような構成によれば、装置のコスト増加を抑制しつつ、電波不感地帯におけるハンドオーバに必要な基地局装置からの電波の重複エリアを構築し、ハンドオーバの実行を助長することが可能となる。
また、本発明は、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置と、前記ハンドオーバ子局装置とは、アナログ信号としての前記通信信号を前記ダウンコンバートして送受信することを特徴とする。
このような構成によれば、装置の構成を簡略化することで、コストの増加を抑制することができる。
また、本発明は、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置と、前記ハンドオーバ子局装置とは、アナログ信号としての前記通信信号を前記ダウンコンバートした後にデジタル信号に変換して送受信することを特徴とする。
このような構成によれば、レーザダイオードへの要求性能を緩和することができる。
また、本発明は、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置は、前記ダウンコンバートおよび前記アップコンバートを実行するためのローカル信号を生成するクロック信号の周波数を同期するための同期手段を有し、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置は、前記ローカル信号によって前記ダウンコンバートおよび前記アップコンバートを実行する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、周波数偏差を抑制できることから、通信品質を高めることができる。
また、本発明は、前記ハンドオーバ子局装置は、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置のいずれか一方の前記クロック信号に基づいてローカル信号を生成し、当該ローカル信号によって前記ダウンコンバートおよび前記アップコンバートを実行する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、周波数偏差を抑制できることから、通信品質を高めることができる。
また、本発明は、前記同期手段は、有線通信または無線通信によって前記クロック信号の周波数を同期することを特徴とする。
このような構成によれば、設置場所に応じて最適な通信手段を選択することができる。
また、本発明は、前記同期手段は、GPS信号に基づいて前記クロック信号を同期することを特徴とする。
このような構成によれば、簡易な構成によってクロック信号の同期が可能となる。
また、本発明は、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置は、いずれか一方の拡張装置から送信された前記クロック信号をいずれか他方の拡張装置が受信するとともに、当該他方の拡張装置が前記クロック信号を正常に受信できない場合には、当該他方の拡張装置から送信された前記クロック信号を前記一方の拡張装置が受信することを特徴とする。
このような構成によれば、冗長性を持たせることで、故障に対する耐性を高めることができる。
また、本発明は、前記ハンドオーバ子局装置は、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置から送信される前記通信信号に含まれる前記クロック信号が同期しているか否かを判定する同期判定手段を有し、前記同期判定手段によって前記クロック信号が同期していないと判定した場合には、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置のいずれか一方の前記クロック信号を他方の拡張装置に送信する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、第1拡張装置および第2拡張装置のクロック信号をより確実に同期させることができる。
また、本発明は、前記ハンドオーバ子局装置を複数有し、複数の前記ハンドオーバ子局装置のうち一つは前記第1子局装置側に配され、前記第1子局装置側に配された前記ハンドオーバ子局装置は、前記第1拡張装置に送信する前記通信信号の比率を、前記第2拡張装置に送信する前記通信信号の比率より大きくする、ことを特徴とする。
このような構成によれば、例えば、基地局間協調通信によって端末装置の情報を共有する基地局に対して比率が異なる通信信号を送信することで、ハンドオーバの実行を助長させることができる。
また、本発明は、前記ハンドオーバ子局装置を複数有し、複数の前記ハンドオーバ子局装置のうち一つは前記第1子局装置側に配され、前記第1子局装置側に配された前記ハンドオーバ子局装置は、前記第1拡張装置から前記移動端末装置に送信される前記通信信号の比率を、前記第2拡張装置から前記移動端末装置に送信される前記通信信号の比率より大きくする、ことを特徴とする。
このような構成によれば、重複エリア内における各子局装置からの電波の強度を変化させることで、ハンドオーバに必要な基地局装置からの電波の重複エリアを構築し、ハンドオーバの実行を助長させることができる。
本発明によれば、装置のコスト増加を抑制しつつ、電波不感地帯におけるハンドオーバに必要な基地局装置からの電波の重複エリアを構築し、ハンドオーバ処理に必要な時間が確保されるようにすることにより、ハンドオーバの実行を助長することが可能な移動通信システムを提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る移動通信システムの構成例を示す図である。 図1に示す基地局装置の管轄するエリアを説明するための図である。 第1実施形態の詳細な構成例を示す図である。 第1実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る移動通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る移動通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る移動通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る移動通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第6実施形態に係る移動通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第7実施形態に係る移動通信システムの構成例を示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)本発明の第1実施形態の構成の説明
図1は、本発明の第1実施形態に係る移動通信システムの構成例を示す図である。この図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る移動通信システムは、基地局装置11,12、拡張装置20,40、子局装置60,80、および、ハンドオーバ子局装置100を有している。
ここで、基地局装置11は、図中に示すエリアAを管轄する装置であり、エリアA内に存在する移動端末装置(例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット等)との間で通信を行う。基地局装置12は、図中に示すエリアBを管轄する装置であり、エリアB内に存在する移動端末装置との間で通信を行う。
拡張装置20は、基地局装置11の管轄するエリアを、電波不感地帯であるトンネルT内に拡張するための装置である。拡張装置40は、基地局装置12の管轄するエリアを、電波不感地帯であるトンネルT内に拡張するための装置である。
子局装置60は、トンネルT内に配置され、拡張装置20を介して基地局装置11との間で通信を行うとともに、アンテナ73によって移動端末装置との間で通信を行う。これにより、トンネルT内にエリアAを拡張することができる。子局装置80は、トンネルT内に配置され、拡張装置40を介して基地局装置12との間で通信を行うとともに、アンテナ93によって移動端末装置との間で通信を行う。これにより、トンネルT内にエリアBを拡張することができる。
ハンドオーバ子局装置100は、拡張装置20を介して基地局装置11との間で通信を行うとともに、拡張装置40を介して基地局装置12との間で通信を行う。また、アンテナ121によって移動端末装置との間で通信を行う。これにより、トンネルT内にエリアAとエリアBが重複した重複エリアを形成することができる。
なお、このような重複エリアを形成する理由としては、エリアAとエリアBの間を移動する場合に、移動端末装置の通信先を基地局装置11および基地局装置12の間でスムーズに切り換えるためである。すなわち、図2に示すように、電波不感帯以外の場所(通常の場所)では、基地局装置11が管轄するエリアAと、基地局装置12が管轄するエリアBとの間には、これらの双方の電波が到達する重複エリアが存在する。このような場合において、エリアAからエリアBに移動端末装置を持ったユーザが移動する場合、移動端末装置は、エリアAでは基地局装置11との間で通信を行い、エリアBでは基地局装置12との間で通信を行う。このとき、エリアAからエリアBに移行する際(重複エリアを移動する際)には、基地局装置の切り換え(ハンドオーバ)が発生する。高速移動をする車両や鉄道等にユーザが乗車している場合、重複エリアを短時間で横切ることから、ハンドオーバがうまく実行できず瞬断が発生し、特に通話時においては支障をきたすことがある。
このため、本発明の第1実施形態では、基地局装置11からの電波と、基地局装置12からの電波の双方を送受信するハンドオーバ子局装置100を、子局装置60と子局装置80の間に配置することで重複エリアを拡大し、移動端末装置のハンドオーバ処理あるいは基地局装置間でのハンドオーバ処理、あるいは両装置でのハンドオーバ処理を助長できるようにする。
図3は、図1に示す第1実施形態の詳細な構成例を示す図である。図3に示すように、拡張装置20は、周波数変換部21,22、A/D(Analog to Digital)変換部23、D/A(Digital to Analog)変換部24、フレーム生成部25、フレーム同期部26、P/S(Parallel to Serial)変換部27、S/P(Serial to Parallel)変換部28、E/O(Electronic to Optical)変換部29、O/E(Optical to Electronic)変換部30、クロック生成部31を有している。
拡張装置40は、周波数変換部41,42、A/D変換部43、D/A変換部44、フレーム生成部45、フレーム同期部46、P/S変換部47、S/P変換部48、E/O変換部49、O/E変換部50、クロック生成部51を有している。
子局装置60は、O/E変換部61、E/O変換部62、S/P変換部63、P/S変換部64、フレーム同期部65、フレーム生成部66、D/A変換部67、A/D変換部68、周波数変換部69,70、共用器71、クロック生成部72、および、アンテナ73を主要な構成要素としている。
子局装置80は、O/E変換部81、E/O変換部82、S/P変換部83、P/S変換部84、フレーム同期部85、フレーム生成部86、D/A変換部87、A/D変換部88、周波数変換部89,90、共用器91、クロック生成部92、および、アンテナ93を主要な構成要素としている。
ハンドオーバ子局装置100は、O/E変換部101,102、E/O変換部103,104、S/P変換部105,106、P/S変換部107,108、フレーム同期部109,110、フレーム生成部111,112、合成処理部113、分配処理部114、D/A変換部115、A/D変換部116、周波数変換部117,118、共用器119、クロック生成部120、および、アンテナ121を主要な構成要素とする。
(B)本発明の第1実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第1実施形態の動作について説明する。以下では、まず、基地局装置11、拡張装置20、および、子局装置60の動作について説明する。
周波数変換部21は、基地局装置11から供給される通信信号をダウンコンバートして出力する。より詳細には、周波数変換部21は、基地局装置11から供給される、図4(A)に示すような中心周波数が約2GHz、帯域幅が約数十MHzの通信信号を、ローカル信号によってダウンコンバートし、例えば、図4(B)に示す中心周波数が約数十MHzの信号に変換して出力する。
A/D変換部23は、周波数変換部21から供給されるダウンコンバートされた通信信号をデジタル信号に変換して出力する。フレーム生成部25は、A/D変換部23から供給されるデジタル信号を、所定のフレームにマッピングして出力する。P/S変換部27は、フレーム生成部25から供給される伝送フレーム(パラレル信号)を、シリアル信号に変換して出力する。なお、P/S変換部27は、複数存在し、それぞれのP/S変換部27においてパラレル信号をシリアル信号に変換して出力する。E/O変換部29は、P/S変換部27から供給されるシリアル信号を、対応する光信号に変換して出力する。なお、E/O変換部29は、複数存在し、それぞれのE/O変換部29において電気信号を光信号に変換して出力する。E/O変換部29から出力された光信号は、光ファイバ202を介して子局装置60に供給されるとともに、光ファイバ201を介してハンドオーバ子局装置100に伝送される。
子局装置60では、光ファイバ202を介して伝送された光信号を、O/E変換部61が受信して電気信号に変換して出力する。なお、O/E変換部61から出力される電気信号に含まれているクロック信号は、クロック生成部72に供給される。クロック生成部72は、O/E変換部61から出力されるクロック信号に基づいてクロック信号を生成し、装置の各部に供給する。S/P変換部63は、O/E変換部61から供給される電気信号を、パラレル信号に変換して出力する。フレーム同期部65は、S/P変換部63から供給されるパラレル信号のフレーム同期およびデマッピングを行い、所定のパラレル信号を出力する。D/A変換部67は、フレーム同期部65から供給されるデジタル信号をアナログ信号に変換して出力する。周波数変換部69は、D/A変換部67から供給されるアナログ信号(図4(B)に示す信号)をアップコンバートし、元の周波数帯の信号(図4(A)に示す信号)に変換して出力する。周波数変換部69から出力される信号は、共用器71を介して、アンテナ73に供給される。アンテナ73は、周波数変換部69から供給される信号を電波として、移動端末装置に供給する。この結果、移動端末装置では、基地局装置11からの通信信号を受信することができる。
一方、移動端末装置から送信された電波は、アンテナ73によって受信され、共用器71を介して周波数変換部70に供給される。周波数変換部70は、アンテナ73から供給された通信信号(図4(A)に示す信号)を、ローカル信号によってダウンコンバートし、図4(B)に示す信号に変換して出力する。A/D変換部68は、周波数変換部70から供給される信号をデジタル信号に変換して出力する。フレーム生成部66は、A/D変換部68から供給されたデジタル信号を所定のフレームにマッピングして出力する。P/S変換部64は、フレーム生成部66から供給される伝送フレーム(パラレル信号)をシリアル信号に変換して出力する。E/O変換部62は、P/S変換部64から供給されるシリアル信号を、対応する光信号に変換して出力する。E/O変換部62から出力される光信号は、光ファイバ206を介して拡張装置20のO/E変換部30に供給される。
拡張装置20では、光ファイバ206を介して伝送された光信号を、O/E変換部30が受信して電気信号に変換して出力する。S/P変換部28は、O/E変換部30から供給される電気信号を、パラレル信号に変換して出力する。フレーム同期部26は、S/P変換部28から供給されるパラレル信号のフレーム同期、合成および、デマッピングを行い、所定のパラレル信号を出力する。D/A変換部24は、フレーム同期部26から供給されるデジタル信号をアナログ信号に変換して出力する。周波数変換部22は、D/A変換部24から供給されるアナログ信号(図4(B)に示す信号)をアップコンバートし、元の周波数帯の信号(図4(A)に示す信号)に変換して出力する。周波数変換部22から出力される信号は、基地局装置11に供給される。この結果、基地局装置11では、移動端末装置からの通信信号を受信することができる。
なお、基地局装置12、拡張装置40、および、子局装置80の動作は、前述した基地局装置11、拡張装置20、および、子局装置60の動作と同様であるので、その説明は省略する。
つぎに、ハンドオーバ子局装置100の動作について説明する。前述の場合と同様の動作によって拡張装置20のE/O変換部29から出力された光信号は、光ファイバ201を介して伝送され、ハンドオーバ子局装置100のO/E変換部101に受信される。O/E変換部101は、光ファイバ201から供給される光信号を電気信号に変換して出力する。なお、O/E変換部101から出力される電気信号に含まれているクロック信号は、クロック生成部120に供給される。クロック生成部120は、O/E変換部101から出力されるクロック信号に基づいてクロック信号を生成し、装置の各部に供給する。S/P変換部105は、O/E変換部101から供給される電気信号を、パラレル信号に変換して出力する。フレーム同期部109は、S/P変換部105から供給されるパラレル信号のフレーム同期、デマッピングを行い、所定のパラレル信号を出力する。一方、拡張装置40のE/O変換部49から出力された光信号は、光ファイバ203を介して伝送され、ハンドオーバ子局装置100のO/E変換部102に受信される。O/E変換部102は、光ファイバ203から供給される光信号を電気信号に変換して出力する。S/P変換部106は、O/E変換部102から供給される電気信号を、パラレル信号に変換して出力する。フレーム同期部110は、S/P変換部106から供給されるパラレル信号のフレーム同期、デマッピングを行い、所定のパラレル信号を出力する。合成処理部113は、フレーム同期部109から供給されるデジタル信号と、フレーム同期部110から供給されるデジタル信号とを合成(加算)して出力する。D/A変換部115は、合成処理部113から供給されるデジタル信号をアナログ信号に変換して出力する。周波数変換部117は、D/A変換部115から供給されるアナログ信号(図4(B)に示す信号)をアップコンバートし、元の周波数帯の信号(図4(A)に示す信号)に変換して出力する。周波数変換部117から出力される信号は、共用器119を介してアンテナ121に供給される。アンテナ121は、共用器119を介して供給される電気信号を電波として送信する。アンテナ121から送信された電波は移動端末装置によって受信される。
一方、移動端末装置から送信された通信信号は、アンテナ121によって受信され、共用器119を介して周波数変換部118に供給される。周波数変換部118は、アンテナ121から供給された通信信号(図4(A)に示す信号)を、ローカル信号によってダウンコンバートし、図4(B)に示す信号に変換して出力する。A/D変換部116は、周波数変換部118から供給される信号をデジタル信号に変換して出力する。分配処理部114は、A/D変換部116から供給されるデジタル信号を2分配してフレーム生成部111,112にそれぞれ供給する。フレーム生成部111は、分配処理部114から供給されるデジタル信号を所定のフレームにマッピングして出力する。P/S変換部107は、フレーム生成部111から供給される伝送フレーム(パラレル信号)をシリアル信号に変換して出力する。E/O変換部103は、P/S変換部107から供給されるシリアル信号を、対応する光信号に変換して出力する。E/O変換部103から出力される光信号は、光ファイバ205を介して拡張装置20のO/E変換部30に供給される。また、フレーム生成部112は、分配処理部114から供給されるデジタル信号を所定のフレームにマッピングして出力する。P/S変換部108は、フレーム生成部112から供給される伝送フレーム(パラレル信号)をシリアル信号に変換して出力する。E/O変換部104は、P/S変換部108から供給されるシリアル信号を、対応する光信号に変換して出力する。E/O変換部104から出力される光信号は、光ファイバ207を介して拡張装置40のO/E変換部50に供給される。
拡張装置20では、ハンドオーバ子局装置100から光ファイバ205を介して受信した通信信号を、前述した子局装置60から受信した光信号と同様の処理を施した後、基地局装置11に供給する。また、拡張装置40では、ハンドオーバ子局装置100から光ファイバ207を介して受信した通信信号を、前述した子局装置80から受信した光信号と同様の処理を施した後、基地局装置11に供給する。このような動作により、移動端末装置から送信された通信信号は、基地局装置11および基地局装置12の双方に伝送される。
ハンドオーバ子局装置100のアンテナ121から送信される電波は、基地局装置11からの通信信号と、基地局装置12からの通信信号の双方を含んでいる。また、移動端末装置から送信される電波は、ハンドオーバ子局装置100、拡張装置20,40を介して、基地局装置11,12にそれぞれ供給される。このため、ハンドオーバ子局装置100によって、図2に示す重複エリアを実現することができる。
これにより、例えば、移動端末装置を有するユーザが高速移動する移動体(例えば、車両や鉄道等)に乗車している場合であっても、ハンドオーバ子局装置100によって形成される重複エリアを通過する際に、ハンドオーバ処理に必要な基地局装置からの電波の重複エリアを構築し、ハンドオーバの実行を助長することができる。より詳細には、図1に示すエリアAからエリアBに移動した場合であって、エリアA内に移動端末装置が存在するときには、子局装置60を介して基地局装置11との間で通信が実行される。そして、重複エリア内に移動端末装置が移動した場合には、ハンドオーバ子局装置100を介して基地局装置11および基地局装置12のいずれかあるいは双方との間で通信が実行され、基地局装置11から基地局装置12への切り換えが実行される。そして、エリアBに移動した場合には、基地局装置12との間で通信が実行される。これにより、移動端末装置が高速移動する場合でも、ハンドオーバ処理に必要な基地局装置からの電波の重複エリアを構築し、ハンドオーバの実行を助長することができる。
また、第1実施形態では、ハンドオーバ子局装置100では、ダウンコンバートした通信信号を合成した後に、D/A変換およびアップコンバートするようにしたので、D/A変換部および周波数変換部を共用することができるので、装置の構成を簡略化し、コストの増加を抑制することができる。
(C)本発明の第2実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。図5は、本発明の第2実施形態の構成例を示す図である。なお、図5において、図3と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図5では、図3と比較すると、デジタル信号に関する構成が除外されている。より詳細には、拡張装置20,40からは、A/D変換部23,43、D/A変換部24,44、フレーム生成部25,45、フレーム同期部26,46、P/S変換部27,47、および、S/P変換部28,48が除外され、クロック合成部32,52および合成処理部33,53が追加されている。また、子局装置60,80からは、S/P変換部63,83、P/S変換部64,84、フレーム同期部65,85、フレーム生成部66,86、D/A変換部67,87、および、A/D変換部68,88が除外されている。また、ハンドオーバ子局装置100からは、S/P変換部105,106、P/S変換部107,108、フレーム同期部109,110、フレーム生成部111,112、D/A変換部115、および、A/D変換部116が除外されている。これら以外の構成は、図3と同様である。
(D)本発明の第2実施形態の動作の説明
本発明の第2実施形態の動作について説明する。基地局装置11から供給される通信信号は、拡張装置20の周波数変換部21によってダウンコンバートされて出力される。クロック合成部32は、周波数変換部21から供給される信号に対してクロック信号を合成して出力する。E/O変換部29は、クロック合成部32から出力される電気信号を光信号に変換し、光ファイバ202を介して子局装置60に供給するとともに、光ファイバ201を介してハンドオーバ子局装置100に供給する。
子局装置60では、光ファイバ202を介して伝送される光信号を、O/E変換部61が電気信号に変換して出力する。なお、O/E変換部61から出力される電気信号に含まれているクロック信号は、クロック生成部72に供給される。クロック生成部72は、O/E変換部61から出力されるクロック信号に基づいてクロック信号を生成し、装置の各部に供給する。周波数変換部69は、O/E変換部61から供給される通信信号をアップコンバートして出力する。アンテナ73は、共用器71を介して周波数変換部69から供給される通信信号をアンテナ73によって電波として送信する。移動端末装置は、アンテナ73から送信される電波を受信する。
移動端末装置から送信された電波は、子局装置60のアンテナ73によって受信され、共用器71を介して周波数変換部70に供給される。周波数変換部70は、共用器71を介して供給される電気信号をダウンコンバートしてE/O変換部62に供給する。E/O変換部62は、周波数変換部70から供給される電気信号を光信号に変換し、光ファイバ206を介して送信する。拡張装置20では、O/E変換部30が光信号を受信し、電気信号に変換して合成処理部33に供給する。合成処理部33は、複数のO/E変換部30から供給される通信信号を合成して出力する。周波数変換部22は、合成処理部33から供給される通信信号をアップコンバートして、基地局装置11に供給する。
なお、基地局装置12、拡張装置40、および、子局装置80の動作は、前述した基地局装置11、拡張装置20、および、子局装置60の動作と同様であるので、その説明は省略する。
ハンドオーバ子局装置100では、光ファイバ201を介して拡張装置20から伝送される光信号を、O/E変換部101が電気信号に変換して出力し、光ファイバ203を介して拡張装置40から伝送される光信号を、O/E変換部102が電気信号に変換して出力する。なお、O/E変換部101から出力される電気信号に含まれているクロック信号は、クロック生成部120に供給される。クロック生成部120は、O/E変換部101から出力されるクロック信号に基づいてクロック信号を生成し、装置の各部に供給する。合成処理部113は、O/E変換部101から出力される電気信号と、O/E変換部102から出力される電気信号とを合成(加算)して出力する。周波数変換部117は、合成処理部113から供給される通信信号をアップコンバートして共用器119に供給する。アンテナ121は、共用器119を介して周波数変換部117から供給される通信信号を電波に変換して送信する。移動端末装置は、アンテナ121から送信される電波を受信する。これにより、移動端末装置は、基地局装置11および基地局装置12の双方からの通信信号を受信することができる。
一方、移動端末装置から送信された電波は、ハンドオーバ子局装置100のアンテナ121によって受信され、共用器119を介して周波数変換部118に供給される。周波数変換部118は、共用器119を介して供給される電気信号をダウンコンバートして分配処理部114に供給する。分配処理部114は、周波数変換部118から供給される通信信号を2分配してE/O変換部103,104に供給する。E/O変換部103は、分配処理部114から供給される電気信号を光信号に変換し、光ファイバ205を介して送信する。拡張装置20では、O/E変換部30が光信号を受信し、電気信号に変換して合成処理部33に供給する。合成処理部33は、複数のO/E変換部30から供給される通信信号を合成して出力する。周波数変換部22は、合成処理部33から供給される通信信号をアップコンバートして、基地局装置11に供給する。E/O変換部104は、分配処理部114から供給される電気信号を光信号に変換し、光ファイバ207を介して送信する。拡張装置40では、O/E変換部50が光信号を受信し、電気信号に変換して合成処理部53に供給する。合成処理部53は、複数のO/E変換部50から供給される通信信号を合成して出力する。周波数変換部42は、合成処理部53から供給される通信信号をアップコンバートして、基地局装置12に供給する。これにより、移動端末装置から送信された通信信号は、基地局装置11および基地局装置12に伝送される。
ハンドオーバ子局装置100のアンテナ121から送信される電波は、基地局装置11からの通信信号と、基地局装置12からの通信信号の双方を含んでいる。また、移動端末装置から送信される電波は、ハンドオーバ子局装置100、拡張装置20,40を介して、基地局装置11,12にそれぞれ供給される。このため、ハンドオーバ子局装置100によって、図2に示す重複エリアを実現することができる。
以上に説明したように、本発明の第2実施形態によれば、移動端末装置が高速移動する場合でも、ハンドオーバ処理に必要な基地局装置からの電波の重複エリアを構築し、ハンドオーバの実行を助長することができる。
また、第2実施形態における、ハンドオーバ子局装置100では、ダウンコンバートした通信信号を合成した後に、アップコンバートするようにしたので、周波数変換部を共用することができるので、装置の構成を簡略化し、コストの増加を抑制することができる。また、第2実施形態では、アナログ信号を伝送するようにしたので、第1実施形態に比較すると、構成を簡略化することができる。なお、図5のハンドオーバ子局装置100では分配処理部114と2つのE/O変換部103,104による構成を示したが、1つのE/O変換部から出力される光信号を2分配してもよい。
(E)本発明の第3実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、本発明の第3実施形態の構成例を示す図である。なお、図6において、図3と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図6では、図3と比較すると、拡張装置40のクロック生成部51がクロック生成部56となり、拡張装置20のクロック生成部31と伝送線路140によって接続されている。これ以外の構成は、図3と同様である。
伝送線路140は、例えば、光信号を伝送する光ファイバ、または、電気信号を伝送する同軸ケーブル等によって構成され、クロック生成部31とクロック生成部56とを接続することで、クロック生成部31、クロック生成部56が生成するクロック信号を同期させる。
(F)本発明の第3実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第3実施形態の動作について説明する。第3実施形態では、クロック生成部31がマスタとして動作し、クロック生成部56がスレーブとして動作する。マスタとして動作するクロック生成部は、クロック信号を生成して他方に供給する。また、スレーブとして動作するクロック生成部は、マスタのクロック生成部から伝送線路140を介して伝送されるクロック信号を受信し、このクロック信号に同期してクロック信号を生成する。これにより、クロック生成部31、クロック生成部56が生成するクロック信号の周波数が同期する。
以上の動作によって、クロック生成部31、クロック生成部56が生成するクロック信号が同期すると、拡張装置20,40は同じクロック信号に基づいて動作する。ハンドオーバ子局装置100は、O/E変換部101によって拡張装置20から受信する光信号に基づいてクロック生成部120がクロック信号を生成する。拡張装置20のクロック信号は、拡張装置40のクロック信号と同期しているので、ハンドオーバ子局装置100のクロック信号は、拡張装置20,40と同期することになる。このため、拡張装置20,40においてローカル信号によって周波数変換された通信信号は、ハンドオーバ子局装置100において同期したクロック信号に基づいて生成したローカル信号によって元の周波数に変換される。また、ハンドオーバ子局装置100においてローカル信号によって周波数変換された通信信号は、拡張装置20,40において同期したクロック信号に基づいて生成したローカル信号によって元の周波数に変換される。このため、高い精度で信号生成を行うことができる。
以上に説明したように、本発明の第3実施形態によれば、移動端末装置が高速移動する場合でも、ハンドオーバ処理に必要な基地局装置からの電波の重複エリアを構築し、ハンドオーバの実行を助長することができる。
また、第3実施形態では、ハンドオーバ子局装置100では、ダウンコンバートした通信信号を合成した後に、D/A変換およびアップコンバートするようにしたので、D/A変換部および周波数変換部を共用することができるので、装置の構成を簡略化し、コストの増加を抑制することができる。
また、第3実施形態では、伝送線路140によってクロック生成部31,51を接続し、これらが発生するクロック信号を同期するようにした。このため、拡張装置20,40、および、ハンドオーバ子局装置100のクロック信号を同期させることで、基地局装置と授受する通信信号および、子局装置アンテナで送受する電波の周波数偏差の発生が抑制され、高い精度で信号を再生することができるため、端末および基地局での信号処理負荷増大に伴う通信品質低下を抑制することができる。
(G)本発明の第4実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第4実施形態について説明する。図7は、本発明の第4実施形態の構成例を示す図である。なお、図7において、図6と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図7では、図6と比較すると、伝送線路140が除外され、通信部35,55およびアンテナ34,54が追加されている。これら以外の構成は、図6と同様である。
通信部35,55は、アンテナ34,54を介して通信を行い、クロック信号を同期する処理を実行する。すなわち、図7に示す第4実施形態では、無線通信によって、クロック信号を同期する。
(H)本発明の第4実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第4実施形態の動作について説明する。クロック生成部31がマスタとして動作し、クロック生成部56がスレーブとして動作する。マスタとして動作するクロック生成部31は、自身のクロック信号を通信部35,55およびアンテナ34,54を介して他方の拡張装置に送信する。この結果、スレーブ側の拡張装置では、受信したクロック信号に基づいてクロック生成部56がクロック信号を生成する。なお、前述した以外の動作は、第1または第3実施形態と同様である。
以上に説明したように、本発明の第4実施形態によれば、移動端末装置が高速移動する場合でも、ハンドオーバ処理に必要な基地局装置からの電波の重複エリアを構築し、ハンドオーバの実行を助長することができる。
また、第4実施形態では、ハンドオーバ子局装置100では、ダウンコンバートした通信信号を合成した後に、D/A変換およびアップコンバートするようにしたので、D/A変換部および周波数変換部を共用することができるので、装置の構成を簡略化し、コストの増加を抑制することができる。
また、第4実施形態では、通信部35,55およびアンテナ34,54によってクロック生成部31、クロック生成部56を同期するようにした。このため、拡張装置20,40間を同期させるための専用伝送線路が不要となり、装置の簡素化をはかることができる。また、ハンドオーバ子局装置100のクロック信号も同期可能なため、同期したクロック信号に基づいて、周波数偏差の発生を抑制することができる。
(I)本発明の第5実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第5実施形態について説明する。図8は、本発明の第5実施形態の構成例を示す図である。なお、図8において、図6と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図8では、図6と比較すると、クロック生成部36が拡張装置20に、クロック生成部51および基準クロック発生部Bが拡張装置40にそれぞれ追加され、また、クロック生成部31,51とクロック生成部56,36とが伝送線路140,141によって相互に接続されている。これら以外の構成は、図6の場合と同様である。
ここで、クロック生成部31、伝送線路140、クロック生成部56のいずれかに不具合が生じた場合には、クロック生成部51が起動し、クロック生成部36は、伝送線路141を介してクロック生成部51からクロック信号を受信し、拡張装置20の各部に供給する。このときクロック生成部51は、クロック信号を拡張装置40の各部に供給する。
(J)本発明の第5実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第5実施形態の動作について説明する。例えば、クロック生成部31、クロック生成部56、伝送線路140が全て正常で、クロック生成部31がマスタとして動作している場合、クロック生成部31によって生成されたクロック信号は、伝送線路140を介してクロック生成部56に供給される。クロック生成部56は、クロック生成部31から供給されるクロック信号に同期したクロック信号を生成して各部に供給する。
このような状態において、クロック生成部31、伝送線路140、クロック生成部56のいずれかに不具合が生じた場合、クロック生成部56はクロック信号を受信できなくなることがある。その場合、クロック生成部51は、不具合が発生したと判定し、クロック信号の生成を開始する。クロック生成部51によって生成されたクロック信号は、拡張装置40の各部に供給されるとともに、生成伝送線路141を介してクロック生成部36に供給する。クロック生成部36は、クロック生成部51から供給されたクロック信号に同期したクロック信号を生成し、拡張装置20の各部に供給する。これにより、クロック生成部31、伝送線路140、クロック生成部56のいずれかに不具合が生じた場合でも拡張装置20,40の双方ともにクロック信号を同期させることができる。
以上に説明したように、本発明の第5実施形態によれば、移動端末装置が高速移動する場合でも、ハンドオーバ処理に必要な基地局装置からの電波の重複エリアを構築し、ハンドオーバの実行を助長することができる。
また、第5実施形態では、ハンドオーバ子局装置100では、ハンドオーバ子局装置100では、ダウンコンバートした通信信号を合成した後に、D/A変換およびアップコンバートするようにしたので、D/A変換部および周波数変換部を共用することができるので、装置の構成を簡略化し、コストの増加を抑制することができる。
また、第5実施形態では、クロック生成部36、クロック生成部51を設け、これらを伝送線路141で接続するようにしたので、クロック生成部31、クロック生成部51、伝送線路140のいずれかに不具合が生じた場合でも拡張装置間のクロック信号を同期させることができる。
(K)本発明の第6実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第6実施形態について説明する。図9は、本発明の第6実施形態の構成例を示す図である。なお、図9において、図8と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図9では、図8と比較すると、ハンドオーバ子局装置100に同期判定部122が追加されている。これ以外の構成は、図8と同様である。
ここで、同期判定部122は、O/E変換部101およびO/E変換部102から供給されるクロック信号を比較し、これらが同期しているか否かを判定し、判定結果をクロック生成部120に対して通知する。また、拡張装置20,40のクロック生成部36,56は、E/O変換部130,104から供給される信号に含まれているクロック信号からクロック信号を生成し、必要に応じて各部に供給する。
(L)本発明の第6実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第6実施形態の動作について説明する。第6実施形態では、第5実施形態と同様に、クロック生成部31とクロック生成部56、あるいは、クロック生成部51とクロック生成部36によって、拡張装置20,40のクロック信号が同期される。しかしながら、何らかの不具合によって、拡張装置20,40のクロック信号が同期しなくなった場合には、同期判定部122が、O/E変換部101,102の出力を比較して、クロック信号が同期していないことを検出し、クロック生成部120に通知する。クロック生成部120は、フレーム生成部111,112のいずれか一方に対して、クロック信号が非同期であることを示す情報を付加するように指示する。この結果、非同期であることを示す情報は、P/S変換部107,108のいずれか一方によってシリアル信号に変換された後、E/O変換部103,104のいずれか一方で光信号に変換され、光ファイバ205,207のいずれか一方を介して拡張装置20,40のいずれか一方に送信される。
拡張装置20,40では、O/E変換部30,50が光信号を電気信号に変換し、S/P変換部28,48がパラレル信号に変換し、フレーム同期部26,46によって非同期であることを示す情報が取得される。
クロック生成部36,56は、クロック信号が非同期であることを示す情報が含まれていることを検出した場合には、O/E変換部30,50によって抽出されるクロック信号に基づいてクロック信号を生成し、装置の各部に供給する。なお、E/O変換部103,104から供給される光信号に含まれているクロック信号は、クロック生成部120によって生成されることから同期している。非同期であることを示す情報を取得した拡張装置20あるいは40では、O/E変換部30あるいは50によって抽出されるクロック信号に基づいてクロック信号を生成することで、拡張装置20,40のクロック信号が同期する。なお、前述した以外の動作は、第1、第3、または、第5実施形態と同様である。
以上に説明したように、本発明の第6実施形態によれば、移動端末装置が高速移動する場合でも、ハンドオーバ処理に必要な基地局装置からの電波の重複エリアを構築し、ハンドオーバの実行を助長することができる。
また、第6実施形態では、ハンドオーバ子局装置100では、ハンドオーバ子局装置100では、ダウンコンバートした通信信号を合成した後に、D/A変換およびアップコンバートするようにしたので、D/A変換部および周波数変換部を共用することができるので、装置の構成を簡略化し、コストの増加を抑制することができる。
また、第6実施形態では、同期判定部122によって拡張装置20,40のクロック信号の同期の状況を判定し、一方の拡張装置のクロック信号を、ハンドオーバ子局装置を介して他方の拡張装置に伝送し、同期するようにしたので、クロック生成部31,51、クロック生成部36,56、伝送線路140,141の両方向のクロック同期手段に不具合が生じた場合でも、これらのクロック信号を確実に同期させることができる。
(M)本発明の第7実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第7実施形態について説明する。図10は、本発明の第7実施形態の構成例を示す図である。なお、図10において、図3と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図10では、図3と比較すると、拡張装置20,40にアンテナ34,54およびGPS(Global Positioning System)部37,57が新たに付加され、基準クロック発生部Aが除外されている。これら以外の構成は、図3と同様である。
ここで、アンテナ34,54は、図示しないGPS衛星から送信されるGPS信号を受信して電気信号に変換し、GPS部37,57に供給する。GPS部37,57は、アンテナ34,54から供給されるGPS信号に基づいてクロック信号を生成し、クロック生成部31,51に供給する。
(N)本発明の第7実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第7実施形態の動作について説明する。図10に示す第7実施形態では、図示しないGPS衛星から送信されるクロック信号を含むGPS信号はアンテナ34,54によって受信され、電気信号に変換された後、GPS部37,57に供給される。GPS部37,57は、GPS信号に基づいてクロック信号を生成し、クロック生成部31,51に供給する。クロック生成部31,51は、GPS部37,57から供給されるクロック信号に基づいてクロック信号を生成し、装置の各部に供給する。
これにより、ハンドオーバ子局装置100において、拡張装置20,40からの通信信号をアップコンバートする際には、ダウンコンバートの際に使用したクロック信号に同期したクロック信号を用いることから、アップコンバート後の周波数偏差の発生を抑制することができる。なお、前述した以外の動作は、第1、第3、または、第5実施形態と同様である。
以上に説明したように、本発明の第7実施形態によれば、移動端末装置が高速移動する場合でも、ハンドオーバ処理に必要な基地局装置からの電波の重複エリアを構築し、ハンドオーバの実行を助長することができる。
また、第7実施形態では、ハンドオーバ子局装置100では、ハンドオーバ子局装置100では、ダウンコンバートした通信信号を合成した後に、D/A変換およびアップコンバートするようにしたので、D/A変換部および周波数変換部を共用することができるので、装置の構成を簡略化し、コストの増加を抑制することができる。
また、第7実施形態では、拡張装置20,40にGPS部37,57を設け、GPS部37,57によって生成されるクロック信号に基づいてクロック信号を生成するようにしたので、拡張装置間のクロック信号を確実に同期させることができる。
(O)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、図1に示す実施形態では、ハンドオーバ子局装置100を1台配置するようにしたが、端末の移動速度や設置される子局装置の設置間隔、トンネルTの長さ等によっては、複数台のハンドオーバ子局装置を配置するようにしてもよい。なお、複数台のハンドオーバ子局装置を配置する場合、合成処理部113における合成比の重み付けを変更するようにしてもよい。例えば、2台のハンドオーバ子局装置を配置する場合、子局装置60に近いハンドオーバ子局装置では、基地局装置11からの通信信号の重み付けを大きくし、基地局装置12からの通信信号の重み付けを小さくし、子局装置80に近いハンドオーバ子局装置では、基地局装置11からの通信信号の重み付けを小さくし、基地局装置12からの通信信号の重み付けを大きくすることができる。このような方法によれば、重複エリア内における電波の強度を変化させることで、ハンドオーバに必要な基地局装置からの電波の重複エリアを構築し、ハンドオーバの実行を助長させることができる。
また、複数台のハンドオーバ子局装置を配置する場合、分配処理部114における分配比の重み付けを変更するようにしてもよい。例えば、2台のハンドオーバ子局装置を配置する場合、子局装置60に近いハンドオーバ子局装置では、基地局装置11に送信する通信信号の重み付けを大きくし、基地局装置12に送信する通信信号の重み付けを小さくし、子局装置80に近いハンドオーバ子局装置では、基地局装置11に送信する通信信号の重み付けを小さくし、基地局装置12に送信する通信信号の重み付けを大きくすることができる。基地局装置11,12は、基地局間協調通信と呼ばれる通信によって、配下に存在する端末装置に関する情報(例えば、端末装置から受信する電波の強度等の情報)を共有している。基地局装置11,12は、このような情報に基づいて、ハンドオーバの要否等を判断し、ハンドオーバが必要と判定した場合には、端末装置に対してハンドオーバの実行を要請する。このため、複数のハンドオーバ子局装置が存在する場合に、それぞれのハンドオーバ子局装置から基地局装置への通信信号の重み付けをすることで、ハンドオーバの実行を助長させることができる。
また、図1に示す実施形態では、基地局装置11,12、拡張装置20,40、および、子局装置60,80をそれぞれ2台ずつ配置しているが、これらを3台以上配置するようにしてもよい。なお、例えば基地局装置および拡張装置が3台配置される場合は、トンネル入口の一方に2台の基地局装置および拡張装置が、他方に1台の基地局装置および拡張装置が配置されるようにし、各拡張装置に接続される子局装置間にハンドオーバ子局装置を配置するようにすればよい。
また、以上に示す各実施形態では、拡張装置20,40、子局装置60,80、および、ハンドオーバ子局装置100における、ダウンコンバートの出力信号およびアップコンバートの入力信号はそれぞれ一系統としているが、これらが二系統となるダイレクトコンバージョン方式または直交変調方式を採用するようにしてもよい。
また、以上に示す各実施形態では、子局装置と端末装置が電波の授受を行う態様としているが、子局装置と高速移動体が電波の授受を行い、高速移動体内で再度端末装置との電波の授受を行う態様としても良い。
11,12 基地局装置
20,40 拡張装置
21,41 周波数変換部
22,42 周波数変換部
25,45 フレーム生成部
26,46 フレーム同期部
27,47 P/S変換部
28,48 S/P変換部
29,49 E/O変換部
30,50 O/E変換部
31,51 クロック生成部
32,52 クロック合成部
33,53 合成処理部
34,54 アンテナ
35,55 通信部
36,56 クロック生成部
37,57 GPS部
60,80 子局装置
61,81 O/E変換部
62,82 E/O変換部
65,85 フレーム同期部
66,86 フレーム生成部
67,87 D/A変換部
68,88 A/D変換部
69,89 周波数変換部
70,90 周波数変換部
71,91 共用器
72,92 クロック生成部
73,93 アンテナ
100 ハンドオーバ子局装置
101,102 O/E変換部
103,104 E/O変換部
105,106 S/P変換部
107,108 P/S変換部
109,110 フレーム同期部
111,112 フレーム生成部
113 合成処理部
114 分配処理部
115 D/A変換部
116 A/D変換部
117,118 周波数変換部
119 共用器
120 クロック生成部
121 アンテナ
122 同期判定部
130 変換部
140,141 伝送線路
201〜208 光ファイバ

Claims (11)

  1. 第1基地局装置および第2基地局装置と、移動端末装置との間で情報を伝送する移動通信システムにおいて、
    前記移動端末装置との間で通信信号を授受する第1子局装置および第2子局装置と、
    前記第1子局装置および前記第2子局装置の間に配置され、前記第1基地局装置および前記第2基地局装置から送信される前記通信信号を合成して前記移動端末装置に送信するとともに、前記移動端末装置から送信される前記通信信号を分配して前記第1基地局装置および前記第2基地局装置に供給するハンドオーバ子局装置と、
    前記第1基地局装置からの前記通信信号を前記第1子局装置および前記ハンドオーバ子局装置に伝送するとともに、前記第1子局装置および前記ハンドオーバ子局装置からの前記通信信号を前記第1基地局装置に伝送する第1拡張装置と、
    前記第2基地局装置からの前記通信信号を前記第2子局装置および前記ハンドオーバ子局装置に伝送するとともに、前記第2子局装置および前記ハンドオーバ子局装置からの前記通信信号を前記第2基地局装置に伝送する第2拡張装置と、を有し、
    前記第1拡張装置および前記第2拡張装置と、前記ハンドオーバ子局装置とは、前記通信信号をダウンコンバートして送受信し、
    前記ハンドオーバ子局装置は、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置からの前記ダウンコンバートされた前記通信信号を合成した後にアップコンバートして前記移動端末装置に送信するとともに、前記移動端末装置からの前記通信信号を前記ダウンコンバートした後に前記第1拡張装置および前記第2拡張装置に送信する、
    ことを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記第1拡張装置および前記第2拡張装置と、前記ハンドオーバ子局装置とは、アナログ信号としての前記通信信号を前記ダウンコンバートして送受信することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記第1拡張装置および前記第2拡張装置と、前記ハンドオーバ子局装置とは、アナログ信号としての前記通信信号を前記ダウンコンバートした後にデジタル信号に変換して送受信することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  4. 前記第1拡張装置および前記第2拡張装置は、前記ダウンコンバートおよび前記アップコンバートを実行するためのローカル信号を生成するクロック信号の周波数を同期するための同期手段を有し、
    前記第1拡張装置および前記第2拡張装置は、前記ローカル信号によって前記ダウンコンバートおよび前記アップコンバートを実行する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の移動通信システム。
  5. 前記ハンドオーバ子局装置は、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置のいずれか一方の前記クロック信号に基づいて前記ローカル信号を生成し、当該ローカル信号によって前記ダウンコンバートおよび前記アップコンバートを実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の移動通信システム。
  6. 前記同期手段は、有線通信または無線通信によって前記クロック信号の周波数を同期することを特徴とする請求項5に記載の移動通信システム。
  7. 前記同期手段は、GPS信号に基づいて前記クロック信号を同期することを特徴とする請求項4に記載の移動通信システム。
  8. 前記第1拡張装置および前記第2拡張装置は、いずれか一方の拡張装置から送信された前記クロック信号をいずれか他方の拡張装置が受信するとともに、
    当該他方の拡張装置が前記クロック信号を正常に受信できない場合には、当該他方の拡張装置から送信された前記クロック信号を前記一方の拡張装置が受信することを特徴とする請求項4乃至5のいずれか1項に記載の移動通信システム。
  9. 前記ハンドオーバ子局装置は、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置から送信される前記通信信号に含まれる前記クロック信号が同期しているか否かを判定する同期判定手段を有し、
    前記同期判定手段によって前記クロック信号が同期していないと判定した場合には、前記第1拡張装置および前記第2拡張装置のいずれか一方の前記クロック信号を他方の拡張装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載の移動通信システム。
  10. 前記ハンドオーバ子局装置を複数有し、
    複数の前記ハンドオーバ子局装置のうち一つは前記第1子局装置側に配され、
    前記第1子局装置側に配された前記ハンドオーバ子局装置は、前記第1拡張装置に送信する前記通信信号の比率を、前記第2拡張装置に送信する前記通信信号の比率より大きくする、
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の移動通信システム。
  11. 前記ハンドオーバ子局装置を複数有し、
    複数の前記ハンドオーバ子局装置のうち一つは前記第1子局装置側に配され、
    前記第1子局装置側に配された前記ハンドオーバ子局装置は、前記第1拡張装置から前記移動端末装置に送信される前記通信信号の比率を、前記第2拡張装置から前記移動端末装置に送信される前記通信信号の比率より大きくする、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の移動通信システム。
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