JP6744102B2 - 曲面表示装置 - Google Patents

Description

本発明は、曲面表示装置に関し、より詳細には曲面の表示領域を有する曲面表示装置に関する。

平板表示装置は、ＴＶ、モニター、ノート型コンピューター、及び携帯電話等の多様な情報処理装置に映像を表示する用途として使用されている。最近では、曲がった形状を有する曲面表示装置が開発されており、このような曲面表示装置は、曲面の形状を有する表示領域を提供して使用者に立体感、没入感、及び臨場感が向上された映像を提供することができる。

米国特許第８，０５２，３１５号明細書 米国特許第８，６０２，５８１号明細書 米国特許出願公開第２０１３／０２０７９４６号明細書 韓国公開特許第１０−２０１２−００８２８６２号公報 特開２０１３−２２２０２９号公報

本発明の目的は、スリム化された曲面表示装置の表示品質を向上させることにある。

上述した本発明の目的を達成するために、本発明による曲面表示装置は、曲がった形状を有する曲面の表示領域を有する表示パネル、及び前記表示パネル側に光を提供するバックライトアセンブリを含む。

前記バックライトアセンブリは、光を発生する多数の光源、前記多数の光源を実装する印刷回路基板、及び導光板を含む。前記導光板は、曲がった形状を有し、前記導光板は、前記多数の光源から提供された前記光を前記表示パネル側にガイドする。

また、前記導光板が曲がった方向に沿って前記多数の光源が順次配列され、前記多数の光源のうち、一部の長辺の方向は、他の一部の長辺の方向と異なる。

上述した本発明の目的を達成するために、本発明による他の曲面表示装置は、曲がった形状を有する曲面の表示領域を有する表示パネル、及び前記表示パネル側に光を提供するバックライトアセンブリを含む。

前記バックライトアセンブリは、光を発生する多数の光源、前記多数の光源を実装する印刷回路基板、及び導光板を含む。前記導光板は、曲がった形状を有し、前記導光板は、前記多数の光源から提供された前記光を前記表示パネル側にガイドする。

また、前記導光板が曲がった方向に沿って前記導光板に第１区間、第２区間及び第３区間が順次定義され、前記多数の光源は、前記第１乃至第３区間に沿って配列され、前記第２区間に対応して前記多数の光源は、複数の行に配列される。

本発明の実施形態によれば、曲面表示装置の導光板のエッジ部の厚さは、光源の長辺の長さより小さくなり、これによってスリムな導光板及びこれを含むスリムな曲面表示装置を提供することができる。

また、本発明の実施形態によれば、導光板のエッジ部がスリムになっても、導光板に入射される光量が十分に確保される。したがって、厚さがスリム化されることに伴って曲面表示装置の表示品質の低下を防止することができる。

本発明の一実施形態による曲面表示装置の斜視図である。 図１Ａに図示された曲面表示装置の平面図である。 図１Ａに図示された曲面表示装置の分解斜視図である。 図２に図示された導光板、印刷回路基板、及び多数の光源間の配置関係を示す斜視図である。 図２に図示された導光板、印刷回路基板、及び多数の光源間の配置関係を示す斜視図である。 図３Ａに図示された第１光源を拡大した図面である。 図３Ａに図示された第２光源を拡大した図面である。 図３Ａに図示された第３光源を拡大した図面である。 図３Ａ及び図３Ｂに図示された導光板及び多数の光源の平面図である。 本発明の他の実施形態による導光板、印刷回路基板及び多数の光源の間の配置関係を示す斜視図である。 図６に図示された多数の光源の一部を拡大した図面である。 本発明の他の実施形態による導光板、印刷回路基板及び多数の光源の間の配置関係を示す斜視図である。

以下、添付した図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。上述した本発明の目的、特徴、及び効果は、図面に関連された実施形態を通じて容易に理解できる。但し、本発明は、ここで説明される実施形態に限定されることなく、多様な形態に応用されて変形される。むしろ、後述される本発明の実施形態は、本発明によって開示された技術思想をより明確にし、さらに本発明が属する分野で平均的な知識を有する当業者に本発明の技術思想が十分に伝達されるように提供される。したがって、本発明の範囲が後述される実施形態によって限定されることとして解釈されてはならない。一方、下記の実施形態において図面で同一の参照番号は、同一の構成要素を示す。

また、本明細書で‘第１’、‘第２'等の用語は、限定的な意味ではなく、１つの構成要素を他の構成要素と区別する目的で使用される。また、膜、領域、構成要素等の部分が他の部分の‘上に'又は、‘うえに'あるとする時、他の部分の直上にある場合のみならず、その中間に他の膜、領域、構成要素等が介在されている場合も含む。

図１Ａは、本発明の一実施形態による曲面表示装置の斜視図であり、図１Ｂは、図１Ａに図示された曲面表示装置の平面図である。

図１Ａ及び図１Ｂを参照すれば、曲面表示装置６００は、第１方向ＤＲ１に沿って曲がった形状を有し、曲面表示装置６００は、曲面の表示領域ＤＡを提供する。したがって、曲面表示装置６００は、表示領域ＤＡを通じて使用者に立体感、没入感、及び臨場感が向上された映像を提供することができる。

この実施形態では、視聴者の視聴ポイントＶＰを基準に表示領域ＤＡは、凹んだ曲面の形状を有する。他の実施形態では、表示領域ＤＡは、視聴ポイントＶＰを基準に膨らんでいる曲面の形状を有してもよい。

この実施形態では、曲面表示装置６００は、収納部材５８０、表示パネル５２０、バックライトアセンブリ（図２の５００）、支持部材５３０、及びカバー部材５１０を含む。

この実施形態では、表示パネル５２０は、液晶表示パネルであり、表示パネル５２０は、バックライトアセンブリから出力される光を利用して映像を表示する。他の実施形態では、表示パネル５２０は、ナノクリスタル（ｎａｎｏ−ｃｒｙｓｔａｌ）表示パネル、電氣泳動表示パネル及びエレクトロ・ウェッティング表示パネルのような他の種類の表示パネルであってもよい。

表示パネル５２０は、第１方向ＤＲ１に沿って曲がった形状を有する。これによって、表示パネル５２０の長辺Ｅ１は、第１方向ＤＲ１に沿ってカーブされた形状を有し、表示パネル５２０の短辺Ｅ２は、第１方向ＤＲ１と実質的に直交する第２方向ＤＲ２の直線形状を有する。

収納部材５８０は、表示パネル５２０を収納し、カバー部材５１０は、表示パネル５２０を収納した収納部材５８０と結合される。カバー部材５１０は、表示領域ＤＡに対応して開口された形状を有し、表示パネル５２０の枠をカバーし、表示領域ＤＡは、外部に露出される。

図２は、図１Ａに図示された曲面表示装置の分解斜視図である。図２を参照すれば、表示パネル５２０は、第１基板５２１、第２基板５２２、及び第１基板５２１と第２基板５２２との間に介在される液晶層ＬＣを含む。

この実施形態では、第１基板５２１は、多数の画素を含み、多数の画素の各々は、画素電極（未図示）及び画素電極側に提供される駆動信号をスイッチングする薄膜トランジスタ（未図示）を含む。また、第２基板５２２は、共通電極（未図示）及びカラーフィルタ（未図示）を含み、共通電極は、多数の画素電極と共に液晶層ＬＣに作用する電界を形成し、カラーフィルタは、バックライトアセンブリ５００から出力される光をカラー光にフィルタリングする。

この実施形態では、第１及び第２基板５２１、５２２が上述した構造を有するが、本発明が第１及び第２基板５２１、５２２の上述した構造に限定されることではない。例えば、他の実施形態では、第２基板５２２の代わりに第１基板５２１がカラーフィルタ及び共通電極を含んでもよい。つまり、第１基板５２１側の画素電極（未図示）と共通電極との間で横方向の電界を形成して液晶層ＬＣに作用させてもよい。

バックライトアセンブリ５００は、収納部材５８０に収納されて表示パネル５２０側に光を出力する。この実施形態では、バックライトアセンブリ５００は、印刷回路基板ＰＢ、多数の光源ＬＳ、導光板５５０、反射板５７０、及び多数のシート５４０を含む。

印刷回路基板ＰＢは、多数の光源ＬＳを実装して多数の光源ＬＳ側に電源を提供する。多数の光源ＬＳは、導光板５５０の入光面５５１と隣接するように配置され、多数の光源ＬＳは、印刷回路基板ＰＢの上から入光面５５１に沿って配列される。したがって、多数の光源ＬＳから発生された光は、導光板５５０の入光面５５１を通じて導光板５５０の内側に入射され、導光板５５０に入射された光は、表示パネル５２０側にガイドされる。

この実施形態では、多数の光源ＬＳの各々は、発光ダイオードを含むＬＥＤパッケージ（ｌｉｇｈｔ ｅｍｉｔｔｉｎｇ ｄｉｏｄｅ ｐａｃｋａｇｅ）である。

反射板５７０は、収納部材５８０の底部５８５の上に配置される。反射板５７０は、ポリエチレンテレフタレート（ｐｏｌｙｅｔｈｙｌｅｎｅ ｔｅｒｅｐｈｔｈａｌａｔｅ、ＰＥＴ）及びアルミニウムのような光を反射する物質を含み、反射板５７０は、多数の光源ＬＳから発生された光を導光板５５０側に反射させる。

導光板５５０は、反射板５７０及び多数のシート５４０の間に配置される。導光板５５０は、多数の光源ＬＳから提供された光を表示パネル５２０側にガイドする。より詳細には、導光板５５０は、出光面５５２を有し、入光面５５１を通じて入射された光は、出光面５５２を通じて表示パネル５２０側に提供される。

この実施形態では、導光板５５０は、表示パネル５２０の曲がった形状に対応されるように曲がった形状を有する。より詳細には、導光板５５０は、第１方向ＤＲ１に沿って曲がった形状を有し、導光板５５０の出光面５５２は、曲面の形状を有する。

導光板５５０は、出光面５５２と対向する背面５５３を有し、背面５５３は、曲面の形状を有する。この実施形態では、出光面５５２の曲率半径は、背面５５３の曲率半径より大きい。導光板５５０の構造に対するより具体的な内容は、図３を参照して説明される。

多数のシート５４０は、表示パネル５２０及び導光板５５０の間に配置される。この実施形態では、多数のシート５４０は、拡散シート及びプリズムシートを含む。拡散シートは、多数のシート５３０に入射される光を拡散させ、プリズムシートは、多数のシート５３０に斜めに入射される光の進行方向を表示パネル５２０の正面の方向に転換させる。

収納部材５８０は、底部５８５及び底部５８５から延長された多数の側壁５８１を含み、収納部材５８０の内部にバックライトアセンブリ５００が収納される空間が定義される。この実施形態では、表示パネル５２０の曲がった形状に対応して収納部材５８０の底部５８５が第１方向ＤＲ１に曲がった形状を有し、側壁５８１のうち、導光板５５０の入光面５５１と対向する側壁は、入光面５５１の形状に対応されるようにその高さが可変である。

支持部材５３０は、表示パネル５２０のエッジ部５２５に沿って延長されて収納部材５８０の側壁５８１と結合される。また、支持部材５３０は、表示パネル５２０と結合されて表示パネル５２０のエッジ部５２５を支持する。

カバー部材５１０は、表示パネル５２０のエッジ部５２５をカバーする。また、カバー部材５１０は、支持部材５３０と結合され、カバー部材５１０は、支持部材５３０と共に表示パネル５２０のエッジ部５２５を支持する。したがって、カバー部材５１０及び支持部材５３０によって表示パネル５２０の湾曲された形状が維持される。

図３Ａ及び図３Ｂの各々は、図２に図示された導光板５５０、印刷回路基板ＰＢ、及び多数の光源ＬＳの間の配置関係を示す斜視図である。

図３Ａ及び図３Ｂを参照すれば、導光板５５０は、第１方向ＤＲ１に沿って曲がった形状を有し、導光板５５０が曲がった方向に沿って導光板５５０に第１区間ＳＮ１、第２区間ＳＮ２、及び第３区間ＳＮ３が順次定義される。

導光板５５０は、第１区間ＳＮ１で第１厚さＴ１を有し、導光板５５０は、第２区間ＳＮ２で第２厚さＴ２を有し、導光板５５０は、第３区間ＳＮ３で第３厚さＴ３を有する。この実施形態では、第１乃至第３厚さＴ１、Ｔ２、Ｔ３は、可変であり、第１厚さＴ１又は、第３厚さＴ３は、第２厚さＴ２より小さい。

導光板５５０は、第２方向ＤＲ２に沿って設けられ、互いに対向する第１エッジ部ＥＰ１及び第２エッジ部ＥＰ２を有し、第２方向ＤＲ２に沿って第２区間ＳＮ２を２分割する基準線ＤＬが定義されるとき、導光板５５０の厚さは、第１及び第２エッジ部ＥＰ１、ＥＰ２の各々から基準線ＤＬに近づくほど、増加する。

この実施形態では、導光板５５０は、基準線ＤＬに対して対称である形状を有する。上述した導光板５５０の構造によれば、導光板５５０の出光面５５２及び出光面５５２と対向する背面５５３の各々は、曲面の形状を有し、出光面５５２の曲率半径は、背面５５３の曲率半径と異なる。この実施形態では、出光面５５２の曲率半径は、背面５５３の曲率半径より大きい。

この実施形態では、印刷回路基板ＰＢは、導光板５５０の入光面５５１の形状に対応する形状を有する。より詳細には、印刷回路基板ＰＢは、第１乃至第３区間ＳＮ１、ＳＮ２、ＳＮ３に沿って延長され、印刷回路基板ＰＢは、第１乃至第３区間ＳＮ１、ＳＮ２、ＳＮ３に一対一に対応して第１乃至第３幅Ｗ１、Ｗ２、Ｗ３を有し、第１幅Ｗ１又は、第３幅Ｗ３は、第２幅Ｗ２より小さい。

この実施形態では、印刷回路基板ＰＢは、互いに対向する第３エッジ部ＥＰ３及び第４エッジ部ＥＰ４を含み、印刷回路基板ＰＢの幅は、第３及び第４エッジ部ＥＰ３、ＥＰ４の各々から基準線ＤＬに近づくほど、増加する。

この実施形態では、印刷回路基板ＰＢは、第３及び第４エッジ部ＥＰ３、ＥＰ４を連結する第１ラウンド辺ＲＳ１及び第２ラウンド辺ＲＳ２を有し、第１ラウンド辺ＲＳ１の曲率半径は、第２ラウンド辺ＲＳ２の曲率半径より大きい。

多数の光源ＬＳは、印刷回路基板ＰＢの上に配置され、多数の光源ＬＳは、第１乃至第３区間ＳＮ１、ＳＮ２、ＳＮ３に沿って配列される。

この実施形態では、多数の光源ＬＳは、互いに同一の寸法及び形状を有し、より詳細には、多数の光源ＬＳの各々は、平面上で長辺及び短辺を有する長方形の形状を有する。例えば、長辺は、約４ｍｍであり、短辺は、１．４ｍｍである。

多数の光源ＬＳは、第１区間Ｓ１に対応して位置した第１光源ＬＰ１、第２区間Ｓ２に対応して位置した第２光源ＬＰ２及び第３区間Ｓ３に対応して位置した第３光源ＬＰ３を含む。

この実施形態では、多数の光源ＬＳの中、一部の長辺の方向は、他の一部の長辺の方向と異なる。より詳細には、第２光源ＬＰ２の長辺の方向は、第１及び第３光源ＬＰ１、ＬＰ３の長辺の方向と異なる。これに対しては、図４Ａ乃至図４Ｃを参照してより詳細に説明される。

図４Ａは、図３Ａに図示された第１光源ＬＰ１を拡大した図面であり、図４Ｂは、図３Ａに図示された第２光源ＬＰ２を拡大した図面であり、図４Ｃは、図３Ａに図示された第３光源ＬＰ３を拡大した図面である。

図３Ａ、図３Ｂ、及び図４Ａを参照すれば、第１区間ＳＮ１に対応して印刷回路基板ＰＢの上に第１光源ＬＰ１が第１ピッチＰＴ１で配列される。第１光源ＬＰ１の各々は、第１長辺ＬＥ１及び第１短辺ＳＥ１を有する。

この実施形態では、印刷回路基板ＰＢは、導光板５５０の入光面５５１と対応する形状を有するので、印刷回路基板ＰＢの幅方向ＷＤは、導光板５５０の厚さ方向ＴＤと一致する。

この実施形態では、第１長辺ＬＥ１は、幅方向ＷＤ及び厚さ方向ＴＤの各々と交差し、より詳細には、第１長辺ＬＥ１は、幅方向ＷＤ及び厚さ方向ＴＤの各々と直交する。また、第１短辺ＳＥ１は、幅方向ＷＤ及び厚さ方向ＴＤの各々と一致する。

第１区間ＳＮ１に対応して印刷回路基板ＰＢが第１幅Ｗ１を有し、第１長辺ＬＥ１が第１長さＬＴ１を有し、第１短辺ＳＥ１が第２長さＬＴ２を有すると定義すれば、この実施形態では、第１幅Ｗ１は、第１長さＬＴ１より小さく、第１幅Ｗ１は、第２長さＬＴ２より大きい。

また、第１区間ＳＮ１に対応して導光板５５０が第１厚さＴ１を有するとき、この実施形態では、第１厚さＴ１は、第１長さＬＴ１より小さく、第１厚さＴ１は、第２長さＬＴ２より大きい。

図３Ａ、図３Ｂ及び図４Ｂを参照すれば、第２区間ＳＮ２に対応して印刷回路基板ＰＢの上に第２光源ＬＰ２が第２ピッチＰＴ２で配列される。この実施形態では、第２ピッチＰＴ２の長さは、第１ピッチ（図４ＡのＰＴ１）の長さより小さい。

第２光源ＬＰ２の各々は、第２長辺ＬＥ２及び第２短辺ＳＥ２を有する。この実施形態では、第２光源ＬＰ２の各々の大きさは、第１光源（図４ＡのＬＰ１）の各々の大きさと同一であるので、第２長辺ＬＥ２の長さは、第１長辺（図４ＡのＬＥ１）の長さと同一であり、第２短辺ＳＥ２の長さは、第１短辺（図４ＡのＳＥ１）の長さと同一である。

第２光源ＬＰ２が配列される方式は、第１光源（図４ＡのＬＰ１）が配列される方式と異なる。より詳細には、第２長辺ＬＥ２は、印刷回路基板ＰＢの幅方向ＷＤ及び導光板５５０の厚さ方向ＴＤの各々と一致し、第２短辺ＳＥ２は、幅方向ＷＤ及び厚さ方向ＴＤの各々と交差する。例えば、第２短辺ＳＥ２は、幅方向ＷＤ及び厚さ方向ＴＤの各々と直交する。

第２区間ＳＮ２に対応して印刷回路基板ＰＢが第２幅Ｗ２を有し、第２区間ＳＮ２に対応して導光板５５０が第２厚さＴ２を有すると定義すれば、この実施形態では、第２幅Ｗ２は、第２長辺ＬＥ２又は、第２短辺ＳＥ２より大きく、第２厚さＴ２は、第２長辺ＬＥ２又は、第２短辺ＳＥ２より大きい。

図３Ａ、図３Ｂ、及び図４Ｃを参照すれば、第３区間ＳＮ３に対応して印刷回路基板ＰＢの上に第３光源ＬＰ３が第３ピッチＰＴ３で配列される。第３光源ＬＰ３の各々は、第３長辺ＬＥ３及び第３短辺ＳＥ３を有する。

この実施形態では、第３ピッチＰＴ３は、第２ピッチ（図４ＢのＰＴ２）より小さく、第３ピッチＰＴ３は、第１ピッチ（図４ＡのＰＴ１）と同一である。

この実施形態では、第３光源ＬＰ３が配列される方式は、第２光源（図４ＢのＬＰ２）が配列される方式と異なり、第３光源ＬＰ３が配列される方式は、第１光源（図４ＡのＬＰ１）が配列される方式と同一である。より詳細には、第３長辺ＬＥ３は、幅方向ＷＤ及び厚さ方向ＴＤの各々と交差し、例えば、第３長辺ＬＥ３は、幅方向ＷＤ及び厚さ方向ＴＤの各々と直交する。また、第３短辺ＳＥ３は、幅方向ＷＤ及び厚さ方向ＴＤの各々と一致する。

第３区間ＳＮ３に対応して印刷回路基板ＰＢが第３幅Ｗ３を有し、第３区間ＳＮ３に対応して導光板５５０が第３厚さＴ３を有すれば、この実施形態では、第３幅Ｗ３又は、第３厚さＴ３の長さは、第３長辺ＬＥ３の長さより小さく、第３幅Ｗ３又は、第３厚さＴ３の長さは、第３短辺ＳＥ３の長さより大きい。

第１乃至第３区間ＳＮ１、ＳＮ２、ＳＮ３で第１乃至第３光源ＬＰ１、ＬＰ２、ＬＰ３が上述した方式に配列される場合に、次の第１効果と第２効果とが発生する。

第１効果によれば、第１及び第３区間ＳＮ１、ＳＮ３で導光板５５０の厚さが多数の光源ＬＳの各々の長辺の長さより小さくなっても、第１及び第３区間ＳＮ１、ＳＮ３に対応して多数の光源ＬＳが容易に配列される。言い換えれば、多数の光源ＬＳの各々の大きさが定義された場合に、導光板５５０の第１及び第２エッジ部ＥＰ１、ＥＰ２の厚さが長辺の長さより小さくなるように導光板５５０がスリムに実装される。

第２効果によれば、第１又は、第３区間ＳＮ１、ＳＮ３より第２区間ＳＮ２に対応して多数の光源ＬＳがより高密度に配列されるので、導光板５５０に入射される光量が容易に増加される。例えば、第２ピッチＰＴ２の長さが第１ピッチＰＴ１の長さの半分である場合に、第２区間ＳＮ２で導光板５５０側に入射される光量が約１００％増加する。

また、第１乃至第３区間ＳＮ１、ＳＮ２、ＳＮ３で第２区間ＳＮ２が占める比率を調節して、導光板５５０に入射される全体の光量を容易に調節することができる。例えば、第１乃至第３区間ＳＮ１、ＳＮ２、ＳＮ３で第２区間ＳＮ２が占める比率が５０％で調節される場合に、導光板５５０に入射される全体の光量が約５０％増加する。したがって、導光板５５０側に入射される全体の光量の最適値を容易に制御することができる。

図５は、図３Ａ及び図３Ｂに図示された導光板５５０及び多数の光源ＬＳの平面図である。図５を参照すれば、平面上で導光板５５０に第１区間ＳＮ１、第２区間ＳＮ２、及び第３区間ＳＮ３が定義される。また、第１区間ＳＮ１及び第２区間ＳＮ２の間の第１境界Ｂ１が定義され、第２区間ＳＮ２及び第３区間ＳＮ３の間の第２境界Ｂ２が定義される。

この実施形態では、平面上で第１及び第２境界Ｂ１、Ｂ２の各々は、導光板５５０の入光面５５１に対して傾斜している。より詳細には、第１及び第２境界Ｂ１、Ｂ２の各々と導光板５５０の入光面５５１との間に第１角度Ａ１が定義され、第１角度Ａ１は、約３０°乃至約７０°である。

この実施形態では、導光板５５０は、導光パターン５５８を含み、導光パターン５５８は、導光板５５０の背面（図３Ｂの５５３）に位置する。この実施形態では、導光パターン５５８は、酸化チタン（ＴｉＯ２）のような半透過物質を含み、他の実施形態では、導光パターン５５８は、導光板５５０の背面に定義された凸凹パターンである。

この実施形態では、第１及び第３区間ＳＮ１、ＳＮ３に配置された導光パターン５５８の密度は、第２区間ＳＮ２に配置された導光パターン５５８の密度より大きい。したがって、多数の光源ＬＳが第２区間ＳＮ２に高密度に配列されて他の区間より第２区間ＳＮ２に入射された光量が多くても、導光パターン５５８の密度を調節して導光板５５０の出光面（図３Ｂの５５２）の全体を通じて外部へ出射される光量を均一にすることができる。

他の実施形態では、第１及び第３光源ＬＰ１、ＬＰ３の各々の輝度は、第２光源ＬＰ２の各々の輝度より大きい。したがって、輝度が相対的に小さい第２光源ＬＰ２を第２区間ＳＮ２により高密度に配列することにより、他の区間より相対的に低い光量を容易に補完することができる。その結果、輝度が相対的に小さい光源であってもスクラップ処理することなく、容易に活用することができる。

図６は、本発明の他の実施形態による導光板５５０、印刷回路基板ＰＢ及び多数の光源ＬＳ−１の間の配置関係を示す斜視図であり、図７は、図６に図示された多数の光源ＬＳ−１の一部を拡大した図面である。図６Ａ乃至図７を説明することにおいて、先に説明された構成要素に対しては図面符号を併記し、構成要素に対する重複された説明は、省略される。

図６及び図７を参照すれば、多数の光源ＬＳ−１が導光板５５０の第１乃至第３区間ＳＮ１、ＳＮ２、ＳＮ３に沿って配列され、多数の光源ＬＳ−１は、第１光源ＬＰ１、第２光源ＬＰ２−１及び第３光源ＬＰ３を含む。

この実施形態では、第２光源ＬＰ２−１のうち、一部の長辺方向は、導光板５５０の厚さ方向ＴＤ及び印刷回路基板ＰＢの幅方向ＷＤの各々と一致し、第２光源ＬＰ２−１のうち、他の一部の長辺は、厚さ方向ＴＤ及び幅方向ＷＤの各々に対して傾斜している。

より詳細には、第２光源ＬＰ２−１は、第１長辺ＬＥ１１を有する第１ＬＥＤパッケージ（ｌｉｇｈｔ ｅｍｉｔｔｉｎｇ ｄｉｏｄｅ ｐａｃｋａｇｅ）Ｐ１、第２長辺ＬＥ１２を有する第２ＬＥＤパッケージＰ２、第３長辺ＬＥ１３を有する第３ＬＥＤパッケージＰ３、第４長辺ＬＥ１４を有する第４ＬＥＤパッケージＬＰ１４、及び第５長辺ＬＥ１５を有する第５ＬＥＤパッケージＬＰ１５を含む。第５長辺ＬＥ１５は、幅方向ＷＤと一致し、第１乃至第４長辺ＬＥ１１、ＬＥ１２、ＬＥ１３、ＬＥ１４の各々は、幅方向ＷＤに対して傾斜している。

また、第１乃至第４長辺ＬＥ１１、ＬＥ１２、ＬＥ１３、ＬＥ１４の各々と幅方向ＷＤ又は、厚さ方向ＴＤとの間に傾斜角が定義され、幅方向ＷＤ及び厚さ方向ＴＤと一致し第２区間ＳＮ２を２分割する基準線ＤＬ２が定義されるとき、第２区間ＳＮ２内において、基準線ＤＬ２から第１区間ＳＮ１又は、第３区間ＳＮ３に近づくほど、傾斜角の大きさは、大きくなる。例えば、第１乃至第４長辺ＬＥ１１〜ＬＥ１４と幅方向ＷＤとの間に第１乃至第４傾斜角ａ１、ａ２、ａ３、ａ４が定義されれば、第１傾斜角ａ１は、第２傾斜角ａ２より大きく、第４傾斜角ａ４は、第３傾斜角ａ３より大きい。

この実施形態でも第１又は、第３区間ＳＮ１、ＳＮ３より第２区間ＳＮ２に対応して多数の光源ＬＳ−１がより高密度に配列されるため、導光板５５０に入射される光量を容易に増加させることができる。また、第１乃至第３区間ＳＮ１、ＳＮ２、ＳＮ３で第２区間ＳＮ２が占める比率を調節して、導光板５５０に入射される全体の光量を容易に調節することができる。

図８は、本発明の他の実施形態による導光板５５０、印刷回路基板ＰＢ、及び多数の光源ＬＳ−２の間の配置関係を示す斜視図である。図８を説明することにおいて、先に説明された構成要素に対しては、図面符号を併記し、構成要素に対する重複された説明は、省略される。

図８を参照すれば、多数の光源ＬＳ−２が導光板５５０の第１乃至第３区間ＳＮ１、ＳＮ２、ＳＮ３に沿って配列され、多数の光源ＬＳ−２は、第１光源ＬＰ１、第２光源ＬＰ２−２及び第３光源ＬＰ３を含む。第１光源ＬＰ１は、第１区間ＳＮ１に対応して印刷回路基板ＰＢの上に配列され、第２光源ＬＰ２−２は、第２区間ＳＮ２に対応して印刷回路基板ＰＢの上に配列され、第３光源ＬＰ３は、第３区間ＳＮ３に対応して印刷回路基板ＰＢの上に配列される。

この実施形態では、第２光源ＬＰ２−２は、印刷回路基板ＰＢの上に複数の行で配列され、第２光源ＬＰ２−２が配列された行の個数は、第１光源ＬＰ１が配列された行の個数又は、第３光源ＬＰ３が配列された行の個数より多い。

より詳細には、第２光源ＬＰ２−２は、第１ＬＥＤパッケージＰ２−１を含む行及び第２ＬＥＤパッケージＰ２−２を含む行で形成される。したがって、第１区間ＳＮ１に対応して第１光源ＬＰ１は、１行配列され、第３区間ＳＮ３に対応して第３光源ＬＰ３は、１行配列され、第２区間ＳＮ２に対応して第２光源ＬＰ２−２は、２行配列される。

この実施形態でも、第１又は、第３区間ＳＮ１、ＳＮ３より第２区間ＳＮ２に対応して多数の光源ＬＰ２−２がより高密度に配列され得るため、導光板５５０に入射される光量を容易に増加させることができる。また、第１乃至第３区間ＳＮ１、ＳＮ２、ＳＮ３で第２区間ＳＮ２が占める比率を調節して、導光板５５０に入射される全体の光量を容易に調節することができる。

以上では本発明の望ましい実施形態を参照して説明したが、該当技術分野の熟練された当業者又は該当技術分野に通常の知識を有する者であれば、後述される特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び技術領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変形できることは理解できる。したがって、本発明の技術的範囲は、明細書の詳細な説明に記載された内容に限定されることではなく、特許請求の範囲によって定まれなければならない。

６００：曲面表示装置
５１０：カバー部材
５２０：表示パネル
５３０：支持部材
５８０：収納部材
５５０：導光板
ＳＮ１：第１区間
ＳＮ２：第２区間
ＳＮ３：第３区間
ＰＢ：印刷回路基板
ＬＳ：多数の光源

Claims (27)

1. 曲がった形状を有し、曲面の表示領域を有する表示パネルと、
   前記表示パネル側に光を提供するバックライトアセンブリと、を含み、
   前記バックライトアセンブリは、光を発生する多数の光源と、前記多数の光源を実装する印刷回路基板と、曲がった形状を有し、前記多数の光源から提供された前記光を前記表示パネル側にガイドする導光板と、を含み、
   前記導光板が曲がった方向に沿って前記多数の光源が順次配列され、
   前記導光板が曲がった方向に沿って前記導光板に第１区間、第２区間及び第３区間が順次定義され、前記多数の光源のうち、前記第１区間又は前記第３区間に対応して位置した光源の長辺の方向は、前記第２区間に対応して位置した光源の長辺の方向と異なり、
   前記導光板の前記第１及び第３区間の各々に対応する厚さは、前記導光板の前記第２区間に対応する厚さより小さいことを特徴とする曲面表示装置。
2. 前記表示パネル及び前記導光板の各々は、第１方向に沿って曲がった形状を有し、前記第１方向と垂直な第２方向に沿って前記導光板を２分割する基準線が定義され、前記導光板の厚さは、前記導光板のエッジから前記基準線に近づくほど、増加することを特徴とする請求項１に記載の曲面表示装置。
3. 前記導光板は、前記基準線に対して対称である形状を有することを特徴とする請求項２に記載の曲面表示装置。
4. 前記導光板は、出光面及び前記出光面と対向する背面を有し、前記出光面及び前記背面の各々は、曲面の形状を有し、前記出光面の曲率半径は、前記背面の曲率半径より大きいことを特徴とする請求項２に記載の曲面表示装置。
5. 前記導光板は、前記第１及び第３区間で第１厚さを有するとともに前記第２区間で前記第１厚さより大きい第２厚さを有し、前記多数の光源の各々の長辺の長さは、前記第１厚さの長さより大きく、前記長辺の長さは、前記第２厚さの長さより小さく、前記多数の光源の各々の短辺の長さは、前記第１厚さの長さより小さいことを特徴とする請求項１に記載の曲面表示装置。
6. 前記多数の光源は、
   前記第１区間に対応して前記印刷回路基板の上に配列され、各々が第１長辺を有する第１光源と、
   前記第２区間に対応して前記印刷回路基板の上に配列され、各々が第２長辺を有する第２光源と、
   前記第３区間に対応して前記印刷回路基板の上に配列され、各々が第３長辺を有する第３光源と、を含み、
   前記第２長辺は、前記導光板の厚さ方向に一致し、前記第１及び第３長辺の各々の方向は、前記第２長辺の方向と交差することを特徴とする請求項１に記載の曲面表示装置。
7. 前記第１光源は、第１ピッチで配列され、前記第２光源は、第２ピッチで配列され、前記第３光源は、第３ピッチで配列され、前記第１及び第３ピッチの各々は、前記第２ピッチより大きいことを特徴とする請求項６に記載の曲面表示装置。
8. 前記第２光源の各々の輝度は、前記第１及び第３光源の各々の輝度より低いことを特徴とする請求項６に記載の曲面表示装置。
9. 前記導光板は、前記多数の光源から提供された前記光を外部へ出射させる導光パターンを含み、
   前記第１及び第３区間における前記導光パターンの密度は、前記第２区間における前記導光パターンの密度より大きいことを特徴とする請求項６に記載の曲面表示装置。
10. 平面視において、前記第１及び第２区間の間の境界と前記第２及び第３区間の間の境界は、前記導光板の入光面に対して傾いていることを特徴とする請求項９に記載の曲面表示装置。
11. 前記第１及び第３長辺の各々の方向は、前記第２長辺の方向と垂直であることを特徴とする請求項６に記載の曲面表示装置。
12. 前記第１及び第３光源のうち、一部の長辺の方向は、前記第２長辺の方向と垂直であり、前記第１及び第３光源のうち、他の一部の長辺は、前記第２長辺の方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項６に記載の曲面表示装置。
13. 前記厚さ方向に沿って前記第２区間を２分割する基準線が定義され、前記第２光源の各々の長辺の方向及び前記厚さ方向との間に傾斜角が定義され、前記第２区間内で前記基準線から前記第１区間又は前記第３区間に近づくほど、前記傾斜角の大きさは、大きくなることを特徴とする請求項１２に記載の曲面表示装置。
14. 前記印刷回路基板は、前記導光板の第１乃至第３区間に沿って延長され、前記印刷回路基板の前記第１及び第３区間の各々に対応する第１幅は、前記印刷回路基板の前記第２区間に対応する第２幅より小さいことを特徴とする請求項１に記載の曲面表示装置。
15. 前記多数の光源の各々は、長辺及び短辺を有し、前記長辺の長さは、前記第１幅の長さより大きく、前記長辺の長さは、前記第２幅の長さより小さく、前記短辺の長さは、前記第１幅の長さより小さいことを特徴とする請求項１４に記載の曲面表示装置。
16. 前記表示パネル及び前記導光板の各々は、第１方向に沿って曲がった形状を有し、前記第１方向と垂直な第２方向に沿って前記印刷回路基板を２分割する基準線が定義され、前記印刷回路基板の幅は、前記印刷回路基板のエッジから前記基準線に近づくほど、増加することを特徴とする請求項１５に記載の曲面表示装置。
17. 前記印刷回路基板は、前記第１方向に沿ってカーブされた２つのラウンド辺（ｒｏｕｎｄｅｄ ｅｄｇｅｓ）を有し、前記２つのラウンド辺は、互に異なる曲率半径を有することを特徴とする請求項１６に記載の曲面表示装置。
18. 前記多数の光源のうち、一部の光源が配列された軸の方向は、前記多数の光源のうち、残る光源が配列された軸の方向と異なることを特徴とする請求項１に記載の曲面表示装置。
19. 前記第１乃至第３区間で前記導光板の厚さ及び前記導光板の導光パターンの密度は、互いに異なることを特徴とする請求項１に記載の曲面表示装置。
20. 曲がった形状を有し、曲面の表示領域を有する表示パネルと、
    前記表示パネル側に光を提供するバックライトアセンブリと、を含み、
    前記バックライトアセンブリは、光を発生する多数の光源と、前記多数の光源を実装する印刷回路基板と、曲がった形状を有し、前記多数の光源から提供された前記光を前記表示パネル側にガイドする導光板と、を含み、
    前記導光板が曲がった方向に沿って前記導光板に第１区間、第２区間及び第３区間が順次定義され、前記多数の光源は、前記第１乃至第３区間に沿って配列され、前記第２区間に対応して複数の行で配列され、
    前記第１及び第３区間の各々における前記導光板の第１厚さは、前記第２区間における前記導光板の第２厚さより小さいことを特徴とする曲面表示装置。
21. 前記多数の光源の各々は、長辺及び短辺を有し、前記第１厚さは、前記短辺の長さより大きく、前記第１厚さは、前記長辺の長さより小さく、前記第２厚さは、前記長辺の長さより大きいことを特徴とする請求項２０に記載の曲面表示装置。
22. 前記表示パネル及び前記導光板の各々は、第１方向に沿って曲がった形状を有し、前記第１方向と垂直な第２方向に沿って前記導光板を２分割する基準線が定義され、前記導光板の厚さは、前記導光板のエッジから前記基準線と近づくほど、増加することを特徴とする請求項２０に記載の曲面表示装置。
23. 前記導光板は、出光面及び前記出光面と対向する背面を有し、前記出光面及び前記背面の各々は、曲面の形状を有し、前記出光面の曲率半径は、前記背面の曲率半径より大きいことを特徴とする請求項２２に記載の曲面表示装置。
24. 前記多数の光源は、前記第１区間に対応して位置する第１光源と、前記第２区間に対応して位置する第２光源と、前記第３区間に対応して位置する第３光源と、を含み、
    前記第２光源が配列された行の個数は、前記第１光源又は、前記第３光源が配列された行の個数より多いことを特徴とする請求項２０に記載の曲面表示装置。
25. 前記印刷回路基板は、前記導光板の第１乃至第３区間に沿って延長され、前記第１及び第３区間の各々に対応する前記印刷回路基板の第１幅は、前記第２区間に対応する前記印刷回路基板の第２幅より小さいことを特徴とする請求項２０に記載の曲面表示装置。
26. 前記表示パネル及び前記導光板の各々は、第１方向に沿って曲がった形状を有し、前記第１方向と垂直な第２方向に沿って前記印刷回路基板を２分割する基準線が定義され、前記印刷回路基板の幅は、前記印刷回路基板のエッジから前記基準線に近づくほど、増加することを特徴とする請求項２５に記載の曲面表示装置。
27. 前記印刷回路基板は、前記第１方向に沿ってカーブされた２つのラウンド辺（ｒｏｕｎｄｅｄ ｅｄｇｅｓ）を有し、前記２つのラウンド辺は、互に異なる曲率半径を有することを特徴とする請求項２６に記載の曲面表示装置。

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