JP6743474B2 - 搬送装置、収容容器および画像形成装置 - Google Patents
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Description
画像形成に用いられる粉状物を収容する収容部と、
この収容部内の粉状物を搬送する搬送部材と、を備え、
搬送部材は、
収容部内で粉状物の搬送方向に沿って設けられた回転軸と、
この回転軸に設けられ、回転軸に沿って見たときに、回転軸と同心の円の円周の一部とこの円の2本の半径とに対応する輪郭を有してこの円の一部に重なり、粉状物を搬送する方向に対して予め定められた角度の傾きを有する作用面を備えた複数の翼片と、
を備え、
前記翼片の前記作用面は、粉状物の搬送方向および前記回転軸の回転方向を向くように傾き、当該翼片の輪郭のうち2本の前記半径に対応する部分の少なくともいずれか一方に重なる直線を仮想軸とし、当該仮想軸が当該回転軸に対して、角度θ1(0°<θ1<90°)で傾き、
前記翼片の前記作用面は、前記仮想軸を軸として、粉状物の搬送方向の反対側へ倒れるように傾き、当該仮想軸と前記回転軸とが作る平面を当該平面に対する垂直方向から見たときに当該回転軸と重なる当該作用面の部分が作る直線が当該回転軸に対して、角度θ2(0°<θ2<90°)で傾く。
本発明の請求項2に係る搬送装置において、複数の翼片は、回転軸に沿って見たときに円の一部に翼片が一つも存在しない箇所があるように配置される。
本発明の請求項3に係る搬送装置において、円の一部に重なる翼片の輪郭のうち円の半径に重なる2本の直線部分の間の角度が、180°である。
本発明の請求項4に係る収容容器は、
画像形成装置に対して着脱可能であり、画像形成に用いられる粉状物を収容すると共に当該粉状物を排出する排出口を有する収容部と、
前記収容部内に収容された前記粉状物を前記排出口へ向けて搬送する搬送部材と、を備え、
前記搬送部材は、
前記収容部内で粉状物の搬送方向に沿って設けられた回転軸と、
前記回転軸に設けられ、当該回転軸に沿って見たときに、当該回転軸と同心の円の円周の一部と当該円の2本の半径とに対応する輪郭を有して当該円の一部に重なり、粉状物を搬送する方向に対して予め定められた角度の傾きを有する作用面を備えた複数の翼片と、
を備え、
前記翼片の前記作用面は、粉状物の搬送方向および前記回転軸の回転方向を向くように傾き、当該翼片の輪郭のうち2本の前記半径に対応する部分の少なくともいずれか一方に重なる直線を仮想軸とし、当該仮想軸が当該回転軸に対して、角度θ1(0°<θ1<90°)で傾き、
前記翼片の前記作用面は、前記仮想軸を軸として、粉状物の搬送方向の反対側へ倒れるように傾き、当該仮想軸と前記回転軸とが作る平面を当該平面に対する垂直方向から見たときに当該回転軸と重なる当該作用面の部分が作る直線が当該回転軸に対して、角度θ2(0°<θ2<90°)で傾く。
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、
像保持体と、
前記像保持体に現像剤像を形成するのに用いられる粉状物を収容する収容部と、
前記収容部内の粉状物を搬送する搬送部材と、
前記像保持体に形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写部と、を備え、
前記搬送部材は、
前記収容部内で粉状物の搬送方向に沿って設けられた回転軸と、
前記回転軸に設けられ、当該回転軸に沿って見たときに、当該回転軸と同心の円の円周の一部と当該円の2本の半径とに対応する輪郭を有して当該円の一部に重なり、粉状物を搬送する方向に対して予め定められた角度の傾きを有する作用面を備えた複数の翼片と、
を備え、
前記翼片の前記作用面は、粉状物の搬送方向および前記回転軸の回転方向を向くように傾き、当該翼片の輪郭のうち2本の前記半径に対応する部分の少なくともいずれか一方に重なる直線を仮想軸とし、当該仮想軸が当該回転軸に対して、角度θ1(0°<θ1<90°)で傾き、
前記翼片の前記作用面は、前記仮想軸を軸として、粉状物の搬送方向の反対側へ倒れるように傾き、当該仮想軸と前記回転軸とが作る平面を当該平面に対する垂直方向から見たときに当該回転軸と重なる当該作用面の部分が作る直線が当該回転軸に対して、角度θ2(0°<θ2<90°)で傾く。
請求項2の発明によれば、回転軸に沿って見た場合における翼片が存在しない箇所において、粉状物が搬送方向の反対方向へ逃げる余地ができるため、粉状物の圧力が高くなることを抑制することができる。
請求項3の発明によれば、直線部分の間の角度が他の角度である場合と比べて、粉状物の搬送効率を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、粉状物を収容する収容容器において、収容容器内部で粉状物を搬送する手段として、螺旋状の翼部を有する搬送部材を備える構成に比べて、粉状物の圧力が高くなることを抑制することができる。
請求項5の発明によれば、粉状物の搬送手段として螺旋状の翼部を有する搬送部材を備える構成に比べて、粉状物の圧力が高くなることを抑制することにより、粉状物の搬送や供給が不安定となることに起因する画像不良を抑制することができる。
図1は、本実施形態が適用される画像形成装置の構成例を示す図である。
図1に示す画像形成装置10は、筐体11と、用紙Pを搬送する搬送部12と、トナー像TZを形成する4つの画像形成ユニット20と、用紙Pにトナー像TZを転写する転写部30と、トナー像TZを用紙Pに定着する定着部40とを有する。4つの画像形成ユニット20は、同様の構成であり、使用するトナーの色(例えば、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色)が異なっている。また、画像形成装置10は、各部および各ユニットの動作を制御する制御部50を有する。ここで、用紙Pは、記録媒体の一例であり、トナー像TZは、現像剤像の一例である。
図2は、現像装置100の構成を示す図、図3は、図2のIII−III断面を示す図である。
図2および図3に示すように、現像装置100は、収容部の一例としてのハウジング102と、保持部材の一例としての現像ロール104と、撹拌部材の一例としての第1撹拌部材106と、第2撹拌部材108とを有する。また、図2に示すように、現像装置100は、変更手段の一例としての速度切替部110と、滞留手段の一例としての軸太部106Bとを有する。また、現像装置100には、搬送路300を介して、粉状物であるトナーTを収容する収容容器200(トナーカートリッジ)が接続されている。収容容器200に収容されているトナーTは、収容容器200から排出されると、搬送路300にて搬送されて現像装置100へ供給される。
図4は、現像装置100のハウジング102の構成を示す図である。
図4に示すように、ハウジング102は、矩形状に形成されている。第1仕切壁102Bは、ハウジング102の短辺方向中央部で長辺方向に沿って延びている。また、ハウジング102の内部には、第1仕切壁102Bによって仕切られることにより、第1撹拌室103および第2撹拌室105が形成されている。図4に示す構成例において、第1撹拌室103および第2撹拌室105は、ハウジング102の長辺方向の略全体にわたって形成されている。
第1撹拌部材106は、図4に示すように、ハウジング102の長辺方向に沿う方向を軸方向とする円柱状の軸部106Aと、軸部106Aの一部の径を太くして設けられた軸太部106Bと、軸部106Aおよび軸太部106Bの外周に形成された螺旋状の第1翼部106Cとを有する。そして、第1撹拌部材106は、自軸中心に回転して現像剤Gを撹拌しながら一定方向(図4において白抜きの矢印で示された左から右へ向かう方向)に搬送する。
ここで、現像装置100の内部における現像剤Gの循環(流れ)について説明する。
図4に示すように、駆動部70により第1撹拌部材106および第2撹拌部材108が回転されると、第1撹拌室103内の現像剤Gは、第1撹拌部材106により図示の白抜きの矢印方向(図4において右方向)に搬送される。このとき、現像剤G中のトナーTとキャリアCとが撹拌される。そして、第1撹拌室103内の下流側端部に到達した現像剤Gは、出口118を通って第2撹拌室105内へ流入する。
図5は、収容容器200の断面図である。
収容容器200は、画像形成装置10の筐体11に対して着脱可能に設けられる。図5に示すように、収容容器200は、画像形成装置10に対して着脱可能な収容筒210と、収容筒210内に設けられる搬送部材230とを備える。収容筒210は、収容部の一例であり、内部に粉状物であるトナーT(不図示)を収容して両端が塞がれた円筒で、一端(図示の例では左端)側の側面に内部のトナーTを排出する排出口220が設けられている。排出口220には、トナーTの排出を調整するための蓋部221が設けられている。搬送部材230は、収容容器200の収容筒210内に、収容筒210の長手方向に沿う方向を軸方向として、回転可能に設けられている。詳しくは後述するが、搬送部材230が回転することにより、収容筒210内に収容されたトナーTが排出口220へ向けて(図示の矢印の方向へ)搬送される。したがって、収容容器200は、搬送装置の一例でもある。
搬送路300は、搬送装置の一例であり、収容容器200から現像装置100へ供給されるトナーTを搬送する。搬送路300は、両端が塞がれた円筒の搬送筒310と、搬送筒310内に設けられる搬送部材112とを備える。搬送筒310は、収容容器200から排出されたトナーTを一時的に収容する収容部の一例であり、一端(図示の例では左端)側の側面にトナーT(不図示)を受け入れる流入口330が設けられ、他端(図示の例では右端)側の側面にトナーTを排出する排出口340が設けられている。排出口340には、トナーTの排出を調整するための蓋部341が設けられている。搬送部材112は、搬送路300の搬送筒310内に、搬送筒310の長手方向に沿う方向を軸方向として、回転可能に設けられている。詳しくは後述するが、搬送部材112が回転することにより、搬送路300内に流入したトナーTが排出口340へ向けて(図示の矢印の方向へ)搬送される。
図2および図4に示すように、速度切替部110は、駆動制御部60と、駆動制御部60により動作が制御される駆動部70とを有する。この駆動制御部60は図1に示した制御部50に含まれる。駆動部70は、図示しないモータおよびギヤを有しており、第1撹拌部材106、第2撹拌部材108、現像ロール104、搬送部材230および搬送部材112を回転駆動する。
一方、搬送路300の排出口340の蓋部341は、現像装置100内のトナーTの量が減少してトナーTの補充を要するときに開放され、トナーTの量が補充を要しないときは閉鎖されている。また、収容容器200の排出口220の蓋部221は、搬送路300内のトナーTの量が減少してトナーTの補充を要するときに開放され、トナーTの量が補充を要しないときは閉鎖されている。したがって、本実施形態において、搬送部材230、112は、排出口220、340の蓋部221、341が閉じているときにも動作し続けることになる。
次に、収容容器200の搬送部材230および搬送路300の搬送部材112の構成を説明する。本実施形態の搬送部材230、112は、上記のように蓋部221、341が閉じているときに動作し続けても、排出口220、340付近でのトナーTの圧力が高まることを抑制するように構成される。なお、本実施形態において、収容容器200の搬送部材230と搬送路300の搬送部材112とは同様に構成される。そこで、以下では、搬送路300の搬送部材112の構成についてのみ説明する。
図6に示したように、搬送部材112において翼片112Bは、回転軸112Aに対して複数設けられている。図6に示す例において、各翼片112Bは、同一形状であり、回転軸112A上で等間隔かつ平行に並んでいる。
図7に示すように、翼片112Bは、回転軸112Aの一端側から軸方向に沿って見た(投影した)ときに、回転軸112Aと同心の円として想定される円Oの一部に、輪郭が重なる形状である。言い換えれば、回転軸112Aに沿う方向に投影された翼片112Bの形状は、円Oの円周の一部に対応する曲線部分CLと、円Oの半径に対応する2本の直線部分SLとを含む輪郭を有している。図7に示す例においては、直線部分SLの間の角度は180°であり、回転軸112Aに沿う方向に投影された翼片112Bの形状は、半円形となっている。
図8に示すように、翼片112Bは、直線部分SL(図7参照)が回転軸112Aの軸方向に対して0度から90度の間の角度θ1を有するように設けられている(0°<θ1<90°)。これは、角度θ1が0度(θ1=0°)の場合と、角度θ1が90度(θ1=90°)の場合には、回転軸112Aを軸として搬送部材112を回転させてもトナーTが搬送されないためである。すなわち、角度θ1が0度(θ1=0°)の場合、回転軸112Aを軸として搬送部材112を回転させても翼片112BはトナーTを円周方向に沿って掃くだけであり、回転軸112Aに沿う方向へ搬送しない。また、角度θ1が90度(θ1=90°)の場合、翼片112Bの作用面112Cが回転軸112Aの回転方向と平行になるため、トナーTに対して回転軸112Aに沿う方向の推力を与えられない。
図9に示すように、翼片112Bは、回転軸112Aに対し、トナーTの搬送方向の逆方向へ倒れるように、0度から90度の間の角度θ2で傾けて設けられている(0°<θ2<90°)。これは、翼片112Bが回転軸112Aに対してトナーTの搬送方向へ傾くように(すなわち、角度θ2>90°)設けられると、翼片112Bの作用面112Cと回転軸112Aとの間の角度が鋭角になるため、トナーTを搬送する際に、作用面112Cと回転軸112Aとの間にトナーTが挟まり、作用面112C上をすべりにくくなるため、搬送効率を低下させてしまう可能性が生じるためである。なお、角度θ2が0度の場合は、翼片112Bの作用面112Cが回転軸112Aに対して立上らないため、トナーTを搬送することができない。
図10−1および図10−2は、搬送部材112が回転軸112Aの周りに回転することによりトナーTを搬送する様子を示す図である。
図10−1(A)に示す状態において、搬送部材112における搬送方向(図示の白抜きの矢印方向)の先頭の翼片112B(図10−1及び図10−2において、左端の翼片112B)に対応する位置にトナーTが存在している。なお、図10−1および図10−2では、搬送筒310は省略されているが、トナーTは、図10−1(A)において搬送筒310内の底に堆積している状態である。
図6〜図10−2を参照して説明した本実施形態に係る搬送部材112において、翼片112Bの輪郭形状のうち、2つの直線部分SLの間の角度を180°とした。これに対し、2つの直線部分SLの間の角度を180°より小さくしても良いし、反対に180°より大きくしても良い。いずれの場合でも、回転軸112Aを回転させることによりトナーTを搬送することが可能である。ただし、搬送部材112は、上記のように、回転軸112Aの周りに翼片112Bを回転させることにより、翼片112Bの作用面112CによりトナーTを押し運ぶ。したがって、作用面112Cの面積が広いほど、1回転の間に運ぶトナーTの量が多くなる。しかし、直線部分SLの間の角度が180°を超えると、搬送方向後方の翼片112Bにより運ばれたトナーTの一部が搬送方向前方の翼片112Bの裏側に当たってしまい、搬送方向の反対方向へ戻されることが起こり得る。そのため、図7に示したように、2つの直線部分SLの間の角度を180°とした形状(半円形)の翼片112Bが、最も搬送効率が良い。
その他、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲の様々な実施態様や変形例が、本発明に含まれる。
Claims (5)
- 画像形成に用いられる粉状物を収容する収容部と、
前記収容部内の粉状物を搬送する搬送部材と、を備え、
前記搬送部材は、
前記収容部内で粉状物の搬送方向に沿って設けられた回転軸と、
前記回転軸に設けられ、当該回転軸に沿って見たときに、当該回転軸と同心の円の円周の一部と当該円の2本の半径とに対応する輪郭を有して当該円の一部に重なり、粉状物を搬送する方向に対して予め定められた角度の傾きを有する作用面を備えた複数の翼片と、
を備え、
前記翼片の前記作用面は、粉状物の搬送方向および前記回転軸の回転方向を向くように傾き、当該翼片の輪郭のうち2本の前記半径に対応する部分の少なくともいずれか一方に重なる直線を仮想軸とし、当該仮想軸が当該回転軸に対して、角度θ1(0°<θ1<90°)で傾き、
前記翼片の前記作用面は、前記仮想軸を軸として、粉状物の搬送方向の反対側へ倒れるように傾き、当該仮想軸と前記回転軸とが作る平面を当該平面に対する垂直方向から見たときに当該回転軸と重なる当該作用面の部分が作る直線が当該回転軸に対して、角度θ2(0°<θ2<90°)で傾く
ことを特徴とする、搬送装置。 - 複数の前記翼片は、前記回転軸に沿って見たときに前記円の一部に当該翼片が一つも存在しない箇所があるように配置されることを特徴とする、請求項1に記載の搬送装置。
- 前記円の一部に重なる前記翼片の輪郭のうち前記円の半径に重なる2本の直線部分の間の角度が、180°であることを特徴とする、請求項1又は2のいずれかに記載の搬送装置。
- 画像形成装置に対して着脱可能であり、画像形成に用いられる粉状物を収容すると共に当該粉状物を排出する排出口を有する収容部と、
前記収容部内に収容された前記粉状物を前記排出口へ向けて搬送する搬送部材と、を備え、
前記搬送部材は、
前記収容部内で粉状物の搬送方向に沿って設けられた回転軸と、
前記回転軸に設けられ、当該回転軸に沿って見たときに、当該回転軸と同心の円の円周の一部と当該円の2本の半径とに対応する輪郭を有して当該円の一部に重なり、粉状物を搬送する方向に対して予め定められた角度の傾きを有する作用面を備えた複数の翼片と、
を備え、
前記翼片の前記作用面は、粉状物の搬送方向および前記回転軸の回転方向を向くように傾き、当該翼片の輪郭のうち2本の前記半径に対応する部分の少なくともいずれか一方に重なる直線を仮想軸とし、当該仮想軸が当該回転軸に対して、角度θ1(0°<θ1<90°)で傾き、
前記翼片の前記作用面は、前記仮想軸を軸として、粉状物の搬送方向の反対側へ倒れるように傾き、当該仮想軸と前記回転軸とが作る平面を当該平面に対する垂直方向から見たときに当該回転軸と重なる当該作用面の部分が作る直線が当該回転軸に対して、角度θ2(0°<θ2<90°)で傾くことを特徴とする、収容容器。 - 像保持体と、
前記像保持体に現像剤像を形成するのに用いられる粉状物を収容する収容部と、
前記収容部内の粉状物を搬送する搬送部材と、
前記像保持体に形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写部と、を備え、
前記搬送部材は、
前記収容部内で粉状物の搬送方向に沿って設けられた回転軸と、
前記回転軸に設けられ、当該回転軸に沿って見たときに、当該回転軸と同心の円の円周の一部と当該円の2本の半径とに対応する輪郭を有して当該円の一部に重なり、粉状物を搬送する方向に対して予め定められた角度の傾きを有する作用面を備えた複数の翼片と、
を備え、
前記翼片の前記作用面は、粉状物の搬送方向および前記回転軸の回転方向を向くように傾き、当該翼片の輪郭のうち2本の前記半径に対応する部分の少なくともいずれか一方に重なる直線を仮想軸とし、当該仮想軸が当該回転軸に対して、角度θ1(0°<θ1<90°)で傾き、
前記翼片の前記作用面は、前記仮想軸を軸として、粉状物の搬送方向の反対側へ倒れるように傾き、当該仮想軸と前記回転軸とが作る平面を当該平面に対する垂直方向から見たときに当該回転軸と重なる当該作用面の部分が作る直線が当該回転軸に対して、角度θ2(0°<θ2<90°)で傾くことを特徴とする、画像形成装置。
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