JP6742566B1 - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

情報処理装置(1)は、産業機械(3)および産業機械(3)の構成部品の予知保全に関連する情報処理を行うアルゴリズム(131)を1つ以上格納するアルゴリズムブロック部(13)と、アルゴリズムブロック部(13)に格納されたアルゴリズム(131)に適用可能なパラメータ(151)を1つ以上格納するパラメータブロック部(15)と、アルゴリズムブロック部(13)に格納されているアルゴリズム(131)のうち、ユーザに選択されたアルゴリズム(131)を使用して情報処理を行い産業機械(3)および産業機械(3)の構成部品の診断を行う診断部(11)と、ユーザに選択されたアルゴリズム(131)に対応付けられているパラメータ(151)をパラメータブロック部(15)から読み出してユーザに選択されたアルゴリズム(131)に受け渡す第1インタフェース部(14)と、を備える。

Description

本発明は、産業機械および産業機械の構成部品の予知保全に関連する情報処理を行う情報処理装置に関する。
産業機械の保全において、従来、使用時間、使用回数などの情報に基づくタイムベースの保全が行われている。タイムベースの保全では、産業機械で不具合が発生するのを防止するために、使用時間または使用回数が予め定められた値に達した時点で部品の交換などを行う。しかし、部品の寿命にはばらつきがあり、寿命よりも早く部品を交換するといった過剰な保全作業による保全費用の増加、突発性故障による生産停止が発生する問題がある。この解決策として産業機械のセンシングに基づくコンディションベースの保全により、保全作業の最適化が求められている。
一般的に、予知保全を行うには、機械の構成部品および動作パターンに応じたセンシングと、専用の分析処理とが必要となり、構成部品のメーカ、型式、動作パターン等の各種情報に応じた個別の診断機能の開発が必要であった。
特許文献1には、機械のメーカ、名称、製造年、使用時に見られる徴候などを検索キーとして、予め準備された複数のテスト手順の中から必要なテスト手順を検索し、検索したテスト手順の中からユーザが選択したテスト手順に従って必要なデータの収集および分析を行う発明が記載されている。
特開2001−202125号公報
産業機械は製造元が異なる複数の部品が混在して構成される場合がある。また、産業機械が導入される生産工場は、一般的に、製造元が異なる様々な種類の産業機械が混在する。そのため、生産工場において各産業機械の予知保全を行うためには、産業機械単位での個別の分析処理、産業機械の構成部品単位での個別の分析処理が必要となる。各分析処理は、対応する産業機械または構成部品の仕様、機能などに基づいて作成されたアルゴリズムで行うことになるが、各アルゴリズム、および、分析処理を行う際に各アルゴリズムが使用するパラメータは、産業機械または構成部品ごとに個別に作成される。作成は、産業機械または構成部品の製造元が行うケースとサードパーティが行うケースが考えられる。
ここで、産業機械の予知保全は生産工場または生産ラインごとにまとめて行うことが望ましいと考えられる。すなわち、多種多様の産業機械の予知保全で使用するアルゴリズムおよびパラメータを、特許文献1に記載の発明におけるテスト手順のように一元管理し、各アルゴリズムを共通のプラットフォームで実行できるようにすることが望ましいと考えられる。
しかしながら、各アルゴリズムのパラメータには、秘匿性の高い情報が含まれるケースがある。そのため、各パラメータは、対応するアルゴリズム以外の他のアルゴリズムからは内容が閲覧できないよう、秘匿性を担保する必要がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の産業機械それぞれの予知保全で使用する複数のアルゴリズムおよびパラメータを、各パラメータの秘匿性を担保した状態で管理および使用して産業機械の予知保全を行うことが可能な情報処理装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる情報処理装置は、産業機械および産業機械の構成部品の予知保全に関連する情報処理を行うアルゴリズムを1つ以上格納するアルゴリズムブロック部と、アルゴリズムブロック部に格納されたアルゴリズムに適用可能なパラメータを1つ以上格納するパラメータブロック部と、を備える。また、情報処理装置は、アルゴリズムブロック部に格納されているアルゴリズムのうち、ユーザに選択されたアルゴリズムを使用して情報処理を行い産業機械および産業機械の構成部品の診断を行う診断部と、ユーザに選択されたアルゴリズムに対応付けられているパラメータをパラメータブロック部から読み出してユーザに選択されたアルゴリズムに受け渡す第1インタフェース部と、を備える。
本発明にかかる情報処理装置は、複数の産業機械それぞれの予知保全で使用する複数のアルゴリズムおよびパラメータを、各パラメータの秘匿性を担保した状態で管理および使用して産業機械の予知保全を行うことができる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態にかかる情報処理装置の構成例を示す図 本発明にかかる情報処理装置を適用して実現される予知保全システムの一例を示す図 情報処理装置がアルゴリズムおよびパラメータを取得する動作の一例を示すフローチャート 情報処理装置が診断対象物を診断する動作の一例を示すフローチャート 情報処理装置と産業機械との関係の第1の例を示す図 情報処理装置と産業機械との関係の第2の例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる情報処理装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。図1に示す構成の本実施の形態にかかる情報処理装置1は、産業機械3および産業機械3の構成部品(図示せず)の予知保全に関連する情報処理を行う。具体的には、情報処理装置1は、産業機械3から収集するデータと、センサ4から収集するデータとを解析して、産業機械3および産業機械3の構成部品の診断を行う。なお、センサ4は産業機械3の構成部品に取り付けられる。産業機械3から収集するデータは、例えば、産業機械3の稼働情報である。産業機械3の例は、半導体製造装置、工作機械、射出成型機、数値制御装置、サーボモータ、ロボットなどである。センサ4の例は、温度センサ、電流センサ、電圧センサ、光センサ、振動センサ、音センサ、画像センサなどである。
情報処理装置1は、診断部11と、第2インタフェース部12と、アルゴリズムブロック部13と、第1インタフェース部14と、パラメータブロック部15と、ブロック管理部17とを備える。
アルゴリズムブロック部13は、予知保全に関連する情報処理を行うアルゴリズム131を保持する。アルゴリズムブロック部13は、アルゴリズム131を1つ以上保持する。パラメータブロック部15は、アルゴリズム131に適用可能なパラメータ151を保持する。パラメータブロック部15は、パラメータ151を1つ以上保持する。第1インタフェース部14は、アルゴリズム131が使用するパラメータ151をパラメータブロック部15から読み出してアルゴリズム131に受け渡す第1インタフェース141を1つ以上備える。アルゴリズムブロック部13が保持する各アルゴリズム131は、パラメータブロック部15が保持する各パラメータ151の中の1つと1対1で対応付けられ、1つの診断モジュール10を構成する。
診断部11は、産業機械3およびセンサ4から出力されるデータに基づいて、産業機械3または産業機械3の構成部品の診断を行う。具体的には、診断部11は、産業機械3およびセンサ4から出力されるデータを、アルゴリズムブロック部13が保持するアルゴリズム131を実行して解析することで診断を行う。すなわち、診断部11は、産業機械3およびセンサ4から出力されるデータを、産業機械3または産業機械3の構成部品である診断対象物に対応するアルゴリズム131に第2インタフェース部12経由で受け渡し、診断対象物に対応するアルゴリズム131に解析させることで診断対象物を診断する。このとき、診断対象物に対応するアルゴリズム131は、パラメータブロック部15が保持するパラメータ151のうち、予め対応付けられたパラメータ151を使用してデータの解析を行う。すなわち、診断対象物に対応するアルゴリズム131と対応付けられた第1インタフェース141が、予め対応付けられたパラメータ151をパラメータブロック部15から読み出し、診断対象物に対応するアルゴリズム131に受け渡す。第2インタフェース部12は、診断対象物に対応するアルゴリズム131による解析結果を診断部11に受け渡す。
ブロック管理部17は、アルゴリズムブロック部13が保持する各アルゴリズム131と、パラメータブロック部15が保持する各パラメータ151との対応関係を管理する。
本実施の形態にかかる情報処理装置1においては、アルゴリズムブロック部13の各アルゴリズム131が使用するパラメータ151は、対応付けられた第1インタフェース141を介して受け渡されるため、各アルゴリズム131は、他のアルゴリズム131が使用するパラメータ151を見ることはできない。つまり、第1インタフェース部14を設けたことにより、各パラメータ151は、対応するアルゴリズム131からのみアクセスが可能となり、各パラメータ151の秘匿化が実現される。また、図1に示すとおり、診断部11とアルゴリズムブロック部13との間に第2インタフェース部12が存在する。すなわち、診断部11と各パラメータ151との間には2つのインタフェース部が存在し、診断部11が各パラメータ151にアクセスするには2つのインタフェース部を越える必要がある。そのため、各パラメータ151のセキュリティ性を高めることができ、精度の高い診断を実現するパラメータおよびこのパラメータの作成に関連するノウハウが第三者に流出してしまうのを防止できる。
図2は、本発明にかかる情報処理装置1を適用して実現される予知保全システムの一例を示す図である。図2では、図1にも示した情報処理装置1の構成を更に詳しく示している。以下、図2を参照しながら情報処理装置1の詳細および予知保全システムの詳細について説明する。
図2に示すように、情報処理装置1は、図1に示した各構成要素に加えて、ブロック管理部17が保持する診断定義情報171の入力を受け付けてブロック管理部17に格納する診断定義設定部16と、診断部11が診断対象物を診断して得られる診断結果18を表示する診断結果表示部20とを備える。診断定義情報171は、アルゴリズムブロック部13が保持する各アルゴリズム131と、パラメータブロック部15が保持する各パラメータ151との対応関係を示す情報を含む。
なお、診断結果表示部20は、情報処理装置1の外部に存在する構成であってもよい。また、診断結果18は、診断結果表示部20に表示される他、遠隔保全サービス7の保全データベース(DB:Data Base)71に格納される。遠隔保全サービス7は、情報処理装置1と同様の装置から、産業機械の診断結果および産業機械の構成部品の診断結果を収集して管理し、診断結果を必要とする装置に診断結果を提供する。遠隔保全サービス7は、診断結果を必要とする装置との間でデータを送受信するデータ送受信部72を備える。診断結果を必要とする装置の例は、図示した遠隔監視装置8である。遠隔監視装置8は、産業機械メーカが有する業務用コンピュータ9で実現される。すなわち、業務用コンピュータ9が、遠隔監視装置8として動作するためのプログラムを実行することにより、遠隔監視装置8が実現される。遠隔監視装置8は、情報処理装置1が生成する診断結果18をユーザに確認させる機能と、情報処理装置1のブロック管理部17が保持する診断定義情報171をユーザに変更させる機能とを提供する。遠隔監視装置8は、ユーザ認証を行う認証部81と、遠隔保全サービス7の保全DB71が保持する診断結果18を表示する診断結果表示部82と、情報処理装置1のブロック管理部17が保持する診断定義情報171を変更する診断定義情報変更部83とを備える。診断定義情報変更部83は、遠隔保全サービス7を介して診断定義情報171を変更する。
ここで、情報処理装置1は、産業用コンピュータ2が、情報処理装置1として動作するためのプログラムを実行することにより実現される。すなわち、情報処理装置1として動作するためのプログラムを産業用コンピュータ2にインストロールし、このプログラムを産業用コンピュータ2が実行することにより情報処理装置1が実現される。情報処理装置1として動作するためのプログラムの一例は、オンライン配信サイト5から配信される予知保全プログラム51である。このように、情報処理装置1は、産業用コンピュータ2と予知保全プログラム51とで実現することが可能である。なお、産業用コンピュータ2は、予知保全プログラム51をオンライン配信サイト5からダウンロードして取得するのではなく、予知保全プログラム51が格納された記憶媒体から読み出して取得してもよい。
診断定義設定部16は、ブロック管理部17が保持する診断定義情報171を設定するための操作をユーザから受け付け、受け付けた操作の内容に従い診断定義情報171を生成してブロック管理部17に格納する。なお、診断定義設定部16は、ブロック管理部17に診断定義情報171が格納されている状態のときに診断定義情報171を設定するための操作を受け付けた場合、受け付けた操作の内容に従い、ブロック管理部17に格納済みの診断定義情報171を更新する。
具体的には、診断定義設定部16は、まず、アルゴリズムブロック部13に格納されているアルゴリズム131の情報と、パラメータブロック部15に格納されているパラメータ151の情報とを診断部11を介して受け取り、アルゴリズム131の一覧と、パラメータ151の一覧とを表示部(図示せず)に表示してユーザに通知する。診断定義設定部16は、次に、産業機械3およびセンサ4から取得するデータに基づいて診断対象物を診断する際に使用するアルゴリズム131およびパラメータ151、診断を実施するタイミング、診断に使用するデータなどを設定する操作をユーザから受け付け、操作内容に従い診断定義情報171を生成してブロック管理部17に格納する。診断定義設定部16は、使用するアルゴリズム131によっては、センサ4からのデータおよび産業機械3からのデータに加えて、生産システム6が保持する生産情報61を診断に使用するデータに設定する操作を受け付ける。生産情報61は、産業機械群30を使用して生産する製品の生産計画、生産実績、作業手順など、製品の生産に関連する各種情報を含む。なお、便宜上、図2では、生産システム6と各産業機械3および各センサ4とを別々に記載しているが、実際には、各産業機械3および各センサ4は生産システム6に含まれる。生産システム6が保持する情報には、製品の品質情報62も含まれる。診断部11は、診断時に品質情報62を使用する場合もある。
アルゴリズムブロック部13が保持する各アルゴリズム131は、オンライン配信サイト5が保持する各アルゴリズム53の中から選択およびダウンロードが行われたものである。ダウンロードするアルゴリズム53の選択は、診断定義設定部16が診断定義情報171を生成するよりも前に、ユーザが行う。なお、診断定義設定部16が診断定義情報171を生成する際に、必要なアルゴリズム53をアルゴリズムブロック部13がオンライン配信サイト5からダウンロードするようにしてもよい。
アルゴリズムブロック部13が保持する各アルゴリズム131への診断実行指令は診断部11から第2インタフェース部12を介して行われる。第2インタフェース部12で授受されるデータ項目が標準化されていることにより、各アルゴリズム131のメーカの開発者が第2インタフェース部12に対応したアルゴリズム131を作成することで、情報処理装置1内で、異なるメーカ製のアルゴリズム131を動作させることができる。
アルゴリズム131が診断対象物の診断処理を行う際に使用するパラメータ151は、診断対象物の型式、動作パターンなどの情報を含む。アルゴリズム131は、自己と対応付けられた専用のパラメータ151を使用することにより、診断対象物の型式および動作パターンに応じた細かい診断処理を行うことが可能である。ここで、各パラメータ151は、第1インタフェース141を介して対応付けられたアルゴリズム131からのみ参照可能なように暗号化されている。すなわち、第1インタフェース部14は、アルゴリズムブロック部13に格納された各アルゴリズム131が、自己と対応付けられた専用のパラメータ151を参照でき、かつ他のアルゴリズム131と対応付けられているパラメータ151を参照することはできない第1インタフェース141を設定する。これにより、情報処理装置1は、各パラメータ151の秘匿性を担保しながら、複数メーカのアルゴリズム131が混在する環境下で各アルゴリズム131を実行することができる。
各アルゴリズム131は、診断部11からの指示に従い診断を実行する。診断部11は、産業機械3およびセンサ4からの入力データおよび診断定義情報171に基づいて、入力データに対応するアルゴリズム131を呼び出して診断を実行する。診断部11は、ソフトウェアプラットフォームである。アルゴリズム131による診断が終了すると、診断部11は、診断結果18を診断結果表示部20および遠隔保全サービス7の保全DB71に出力する。ユーザは、診断結果表示部20に表示される診断結果18を確認することで診断対象物の状態を把握することができる。保全DB71に出力された診断結果18は、診断対象物ごとに管理される。
なお、アルゴリズム131による診断は、予め指定されたタイミングで定期的に実施することも、産業機械3等の外部から実行要求に応じて実施することもできる。
診断部11は、診断を実施するアルゴリズム131によらず、標準化された共通の出力フォーマットで診断結果18を出力する。そのため、異なるメーカが開発したアルゴリズム131で診断を行う場合であっても、ユーザは同じフォーマットで診断結果18を参照することができる。
また、アルゴリズム131が実施する診断処理の中で何らかのエラーが発生した場合、診断部11を介してエラーコードが診断ログ19に出力される。エラーコードには、各アルゴリズム131で共通で使用するコードと、アルゴリズム131ごとに固有のコードとが定義されており、エラー発生時の原因究明および対策が取りやすくなっている。さらに、エラーコードに応じた問合せ先が定義されていることで、アフターサポートが容易に行える。
パラメータブロック部15が保持する各パラメータ151は、オンライン配信サイト5が保持する各パラメータ52の中から選択およびダウンロードが行われたものである。上記のアルゴリズムブロック部13が保持する各アルゴリズム131と同様に、ダウンロードするパラメータ52の選択は、診断定義設定部16が診断定義情報171を生成するよりも前に、ユーザが行う。診断定義設定部16が診断定義情報171を生成する際に、必要なパラメータ52をパラメータブロック部15がオンライン配信サイト5からダウンロードするようにしてもよい。
なお、オンライン配信サイト5にアップロードされている予知保全プログラム51、パラメータ52およびアルゴリズム53は適宜更新される。産業用コンピュータ2は、ユーザからの指示に従い、予知保全プログラム51、パラメータ52およびアルゴリズム53の一部または全てをダウンロードする。情報処理装置1は、パラメータ52をダウンロードしてパラメータブロック部15に格納されたパラメータ151が更新されるか、アルゴリズム53をダウンロードしてアルゴリズムブロック部13に格納されたアルゴリズム131が更新された場合でも、診断定義情報171を更新する必要は無い。すなわち、アルゴリズムブロック部13に格納された各アルゴリズム131とパラメータブロック部15に格納された各パラメータ151との対応関係は、アルゴリズム131およびパラメータ151の一部または全てが更新された場合でも維持される。換言すれば、アルゴリズムブロック部13およびパラメータブロック部15は、格納している各アルゴリズム131と各パラメータ151との関係を維持したまま、各アルゴリズム131と各パラメータ151とを更新可能に構成されている。なお、上述の実施の形態では、診断定義情報171を更新しない場合について説明したが、オンラインサイトからダウンロードして更新した場合に、更新内容によっては設定内容の変更を行う。例えば、アルゴリズムの機能追加により新たなオプションが指定可能になった場合には、診断定義情報171を更新する。
図3は、情報処理装置1がアルゴリズム131およびパラメータ151を取得する動作の一例を示すフローチャートである。
情報処理装置1は、診断対象物の診断を行う動作を開始するよりも前に、図3に示す手順に従い、必要なアルゴリズム131およびパラメータ151をオンライン配信サイト5から取得する。なお、本実施の形態ではオンライン配信サイト5から取得する場合について説明するが、これに限らず、販売業者から直接、必要なアルゴリズム131およびパラメータ151を取得するようにしてもよい。
まず、情報処理装置1は、オンライン配信サイト5が保持するアルゴリズム53の中からダウンロードするアルゴリズム53の選択をユーザから受け付ける(ステップS11)。次に、情報処理装置1は、オンライン配信サイト5が保持するパラメータ52の中からダウンロードするパラメータ52の選択をユーザから受け付ける(ステップS12)。次に、情報処理装置1は、ユーザにより選択されたアルゴリズム53およびパラメータ52をオンライン配信サイト5からダウンロードする(ステップS13)。情報処理装置1は、ダウンロードしたアルゴリズム53をアルゴリズム131としてアルゴリズムブロック部13に格納し、ダウンロードしたパラメータ52をパラメータ151としてパラメータブロック部15に格納する。
図4は、情報処理装置1が診断対象物を診断する動作の一例を示すフローチャートである。
情報処理装置1は、図3に示す動作を実行してアルゴリズム131およびパラメータ151の取得が完了した後、図4に示す動作を実行して診断対象物を診断する。
まず、情報処理装置1は、診断で使用するアルゴリズム131およびパラメータ151の選択と、診断条件の入力とをユーザから受け付ける(ステップS21)。情報処理装置1は、診断条件の入力では、ユーザが選択したアルゴリズム131およびパラメータ151を使用して診断を実施するタイミングまたは診断を開始する条件の指定、診断で使用するデータの指定などを受け付ける。また、情報処理装置1は、診断で使用するアルゴリズム131およびパラメータ151の選択の受け付けでは、アルゴリズムブロック部13に格納されているアルゴリズム131の一覧と、パラメータブロック部15に格納されているパラメータ151の一覧とを図示を省略した通知部に表示するなどしてユーザに通知する。ステップS21において、情報処理装置1は、アルゴリズム131およびパラメータ151を1つずつユーザに選択させるものとする。
情報処理装置1は、診断で使用するアルゴリズム131およびパラメータ151がユーザにより選択され、さらに、診断条件がユーザにより入力されると、アルゴリズム131およびパラメータ151の選択結果と、入力された診断条件とに基づいて、診断定義情報171を更新する(ステップS22)。具体的には、診断定義設定部16が、ステップS21で選択されたアルゴリズム131およびパラメータ151と、入力された診断条件とが対応することを示す情報を生成して診断定義情報171に追加する。
なお、診断対象物が複数存在する場合、情報処理装置1は上記のステップS21およびS22を繰り返し実行し、複数の診断対象物のそれぞれについて、使用するアルゴリズム131およびパラメータ151と診断条件とが対応することを示す情報を生成して診断定義情報171に追加する。
情報処理装置1は、ステップS22で診断定義情報171を更新した後、産業機械3およびセンサ4からデータを収集し(ステップS23)、診断定義情報171に従い診断対象物の診断を実施する(ステップS24)。具体的には、診断部11が、診断定義情報171が診断実施タイミングとなるか、診断開始条件が満たされた場合に、対応するアルゴリズム131およびパラメータ151と、産業機械3およびセンサ4から取得したデータとを使用して、診断対象物の診断を実施する。
なお、図1および図2では、情報処理装置1と産業機械3とが離れた位置に存在し、ネットワークで接続されている場合の例を示したが、図5および図6に示す構成としてもよい。すなわち、図5に示す第1の例のように、産業機械3に内蔵された産業用コンピュータを使用する構成としてもよい。この構成では、産業機械3にハードウェアおよびネットワークを追加することなく実現できるというメリットがある。また、図6に示す第2の例のように、1台の産業機械3に情報処理装置1が外付けされる構成とする場合、既に稼働中の産業機械3に対して後付けで導入できるというメリットがある。
以上のように、本実施の形態にかかる情報処理装置1は、予知保全に関連する情報処理を行うアルゴリズム131を格納するアルゴリズムブロック部13と、アルゴリズムブロック部13に格納されたアルゴリズム131が使用するパラメータ151を格納するパラメータブロック部15と、アルゴリズムブロック部13に格納されたアルゴリズム131のうち、ユーザに選択されたアルゴリズム131を使用して予知保全に関連する情報処理を行い、産業機械3または産業機械3の構成部品を診断する診断部11と、ユーザに選択されたアルゴリズム131と対応付けられているパラメータ151をパラメータブロック部15から読み出してアルゴリズム131に受け渡す第1インタフェース部14とを備える。本実施の形態にかかる情報処理装置1によれば、複数の産業機械3それぞれの予知保全で使用する複数のアルゴリズム131およびパラメータ151を、各パラメータ151の秘匿性を担保した状態で管理および使用して産業機械3および産業機械3の構成部品の予知保全を行うことができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 情報処理装置、2 産業用コンピュータ、3 産業機械、4 センサ、5 オンライン配信サイト、6 生産システム、7 遠隔保全サービス、8 遠隔監視装置、9 業務用コンピュータ、10 診断モジュール、11 診断部、12 第2インタフェース部、13 アルゴリズムブロック部、14 第1インタフェース部、15 パラメータブロック部、16 診断定義設定部、17 ブロック管理部、18 診断結果、19 診断ログ、20,82 診断結果表示部、30 産業機械群、51 予知保全プログラム、52,151 パラメータ、53,131 アルゴリズム、61 生産情報、62 品質情報、71 保全データベース、72 データ送受信部、81 認証部、83 診断定義情報変更部、141 第1インタフェース、171 診断定義情報。

Claims (7)

  1. 産業機械および前記産業機械の構成部品の予知保全に関連する情報処理を行うアルゴリズムを1つ以上格納するアルゴリズムブロック部と、
    前記アルゴリズムブロック部に格納されたアルゴリズムに適用可能なパラメータを1つ以上格納するパラメータブロック部と、
    前記アルゴリズムブロック部に格納されているアルゴリズムのうち、ユーザに選択されたアルゴリズムを使用して情報処理を行い産業機械および前記産業機械の構成部品の診断を行う診断部と、
    ユーザに選択された前記アルゴリズムに対応付けられているパラメータを前記パラメータブロック部から読み出してユーザに選択された前記アルゴリズムに受け渡す第1インタフェース部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記アルゴリズムブロック部に格納された各アルゴリズムと前記パラメータブロック部に格納された各パラメータとの対応関係の情報を含む診断定義情報を保持するブロック管理部、
    を備え、
    前記第1インタフェース部は、前記診断定義情報に基づいて、前記パラメータブロック部に格納されているパラメータを前記アルゴリズムブロック部に格納されているアルゴリズムに受け渡す、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記パラメータブロック部に格納されているパラメータが暗号化されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記アルゴリズムブロック部および前記パラメータブロック部は、格納された各アルゴリズムと各パラメータとの対応関係を維持したまま、格納された各アルゴリズムと各パラメータとを更新可能に構成される、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 前記診断部が収集した前記診断に用いるデータを前記アルゴリズムブロック部の対応するアルゴリズムに受け渡すとともに前記データを用いて前記アルゴリズムブロック部の対応するアルゴリズムが実施した情報処理の結果を前記診断部に受け渡す第2インタフェース部、
    を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記第2インタフェース部に複数の前記アルゴリズムが接続される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記アルゴリズムブロック部に格納するアルゴリズムおよび前記パラメータブロック部に格納するパラメータをオンライン配信サイトから取得する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
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