JP6741612B2 - ソープカービング装飾品、およびその作製方法 - Google Patents

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Description

本発明は、石鹸に彫刻し飾るソープカービングSoap Carving(石鹸彫刻)に関し、彫刻した石鹸の装飾品をリボンソープや、ソープカービング装飾品という。
石鹸を飾るカービングCarvingとは、タイの伝統工芸でタイでは700年以上前からフルーツや野菜に彫刻を施したのが始まりといわれている。
「タイカービング」といわれ、世界中から注目をあびていて、日本でも習い事やホテル、結婚式での飾りとして認知度が高まっている。
日本では習い事として、石鹸を彫るソープカービングの人気が高い。
特開2015-151448号公報
ソープカービングを作る目的は室内装飾のための贈答品が多い。ソープカービングのカッティングは石鹸をいかに薄く彫れるか、という非常に繊細でデリケートな彫刻である。
ソープカービングは時間が経つと水分が抜けて乾燥し、彫刻を施した部分が壊れやすくなるという問題がある。
ソープカービングは贈答品として制作する場合が多いにも関わらず、贈答の際にも壊れないように細心の注意を払わなくてはならない。
またカービングのカッティングの技術は、習得するのに時間がかかるので、途中で上達をあきらめてしまう方が多い。
本発明はこのようなソープカービングを香りのインテリアとして装飾する、運搬する際の問題を解決し、また、カービングのカッティング技術の習得に関係なく、装飾物になる事を目的とする。
本発明のソープカービング装飾品は、
彫刻が施された石鹸とこの石鹸の周囲に挿入された複数の針状のピンと、
前記石鹸の底面に挿入された複数の針状のピンと
前記周囲に挿入されたピンと底面に挿入されたピンとの間に架け渡されたリボンと、
を具備することを特徴とする。
彫刻が施された石鹸にピンを挿すことにより、他のものと接触して壊れる可能性が低くなるとともに、石鹸を持ち運びしやすくなる。
ピンを挿し石鹸の台を作成するため、この装飾品をそのまま置く事で、カービングされた石鹸を鑑賞することができる。
ケースに入れて飾る必要がなくなるため、石鹸の香りを楽しむことができる。
ナイフのよって表面に彫刻を施された石鹸の図 前記彫刻された石鹸の円周に中心に向かってピンを挿した図 円周のピンにカバー部材をかぶせ裏面を出した図 底面にピンを挿した図 底面のピンの1本にリボンの端を挿して石鹸に挿入する図 底面のピン、石鹸の円周のピンにリボンを掛け渡す。 カバー部材ごと表側にひっくり返した図 円周のピンだけにリボンを架け渡す。 底面のピンだけに3周リボンを絡ませた図 リボンの端を底面のピンで留める図 余ったリボンをカットする図 裏返し、カバー部材を外す図 底面のピンをリボンの長さで押し込む図 円周のピンをリボンの長さで押し込む図
以下、本発明の形態を図1から図14に基づいて説明し、本発明の理解に供する。
図1は彫刻が施された石鹸の実施例を示し、固形石鹸1にカービングナイフでカービングの装飾を固形の石鹸1の上部半分に彫る。
図2はカービングされた石鹸1の一番広い円周から中心に向かって円周部にブートニアピン2、シルクピン3を挿入した図である。挿す深さはピンの1/3程度を目安に1/4から1/2の範囲にする。
結婚式の際に新郎がコサージュを胸につける際に使う、ブートニアピン2を彫った石鹸の周り、一番円周の大きい場所に8本、円周から中心に向かって水平方向に挿入する。その間にパッチワークの際に使う長めのピン、シルクピン3を3本ずつ挿入する。
したがって、円周に挿すピンはブートニアピン2を8本、シルクピン3を24本となり、石鹸1の円周には合計32本のシルクピン3を挿入する。
彫刻が施された石鹸は彫刻面を上にしたままピンを挿す。そうすることによって彫刻が壊れない。
ピンの種類本数は使う石鹸の形や大きさによって変えることができる。ブートニアピンを挿入する間隔やシルクピンの本数を変えることができる。また挿入の角度も変えることにより、仕上がった装飾物の見た目も変わる。
ピンの長さは長い方が作りやすい。
その挿したブートニアピン2、シルクピン3の上に石鹸1の円周より少し大きいサイズのカバー部材5をかぶせる。カバー部材はピンの上に乗せる。図3に示すように、カバー部材とピンを挿入された彫刻が施された石鹸を同時に裏返しにする。カービングした石鹸1の裏面を上にし、中央に500円玉程度の大きさの丸を下書きする。
図4に示すように、下書きした線の上に、底のピン6を等分に挿入していく。8等分し底のピン6を8本挿したらさらにその間に底のピン6を挿す。
底のピンの数が円周に挿入した数の比率により、後述するリボンの架け渡し方が変わる。また、底面のピンは石鹸に垂直方向に挿入しているが、角度を変えて挿入することで仕上がった装飾物の見た目が変わる。
底面のピン1本に長さ3メートルに切った幅3ミリのリボン4の端にシルクピン3の1本を図5に示したように彫刻を施された石鹸の底面に挿入する。
そこから図6のように、リボン4を架け渡す。
石鹸1の底に当たる部分からスタートし、リボン4は一定の方向で巻き付ける。リボンをピンに巻き付けることにより、飾りとしての強度と安定を作る。
石鹸1の大きさは、直径6.5センチ、高さ2.5センチのもので外側1段巻き付ける場合に3メートル必要になる。石鹸のサイズや高さによって必要なリボン4の長さは変わる。
リボンの色、材質は石鹸とあわせて自由に色を選ぶことができる。
例えばリボンの素材には綿、アセテート、ポリエステルなどがあり、単色でも複数の色を組み合わせてもよい。
底のピン6は16本で外周のブートニアピン2、シルクピン3は32本なので、裏の底のピン6は1本あたり2回、サイドのブートニアピン2、シルクピン3は1回ずつ、リボン4をかける。
底とサイドにリボンをかけ、石鹸の下半分、底のピン6の外をリボンで覆うようになる。
石鹸の彫刻面が下の向いている作業であるが、カバー部材を使うことにより壊れやすい彫刻を守り、装飾物を作る作業がしやすくなる。
カバー部材5と石鹸1を同時に裏返しにする。図7のようにカービングした面が上になるようにする。
リボン4の端を周囲のピン方向にもってきて、図8に示すようにケース5を外し、サイドのブートニアピン2、シルクピン3の1本に一回リボンを架け渡し、次に隣のピンに移動する。順次隣のピンに回しかけて一周架け渡す。石鹸1の周囲に挿入したピンと底面のピンを掛け渡したリボンの外側に、ピン1本ごとに架け渡す作業になる。
架け渡す作業は同じ方向にし、等間隔にピンが挿入されていると装飾性が増す。架け渡しは1周だけでなく複数周、してもよい。架け渡す数周によりリボン4の長さは変わる。
図8のように1周リボン4がまわったら、リボン4とブートニアピン2、シルクピン3の間に更にリボン4を通し、底面のピン部分にリボン4をもってくる。
再び、カバー部材5を置き、底を上にもってきて、図9の様に底のピン6にリボン4を3周架け渡す。
架け渡しはかならずしも3周でなくてよい。この周数により装飾物の台の高さが変わる。
リボン4を3周巻き付け、最後に図10の様に、短い虫ピン7で底面のピン6の下に斜めに虫ピン7を入れ込む。リボン4が余ったときは余分なリボンをカットする。見えないところに押し込めることで端が隠れ、装飾性が増す。
図11に示すようにリボンが余った場合はカットする。
カバー部材5と装飾された石鹸1を同時に持ち、上下を変える。図12に示すように、カバー部材を外し架け渡したリボンとピンで台になって高さが出る。
図13に示すように石鹸1の底面のピン6を架け渡したリボン4の長さに合わせて押し込む。装飾物の台の高さが床面に対し並行になるようにする。
図14に示すように石鹸1の周囲のブートニアピン2、シルクピン3を架け渡したリボン4の長さに合わせて押し込む。
ピンは通常の虫ピン(12ミリ)、シルクピン(33ミリ)、ブートニアピン(40ミリ)の3種類を使用する。
このようにして、彫刻が施された石鹸に装飾をし、ソープカービングを飾る台を作ることができる。最後に巻きつけたリボンの幅にピンを押し込む事によりピンがみえなくなり、装飾物になる。
時間がたち石鹸の水分が抜ける事により、ピンが抜けにくくなり、飾りとして安定する。

彫刻が施された石鹸の周りにピンを挿し、石鹸の彫刻された部分が他のものと当たりにくくなり、リボンを巻きつける事によって、ピンが抜けにくく、持ち運びしやすくなる。同時にそのまま飾る事ができることで、カービングされた石鹸を装飾としてケースなどに入れる必要がなくなり、装飾性も高くなる。芳香剤としての機能も兼ねることができる。
カバー部材を作製工程で使用することにより、石鹸上面周囲まで彫刻を施しても、針状のピンを挿入することができ、装飾物になる。
1 石鹸
2 ブートニアピン
3 シルクピン
4 リボン
5 カバー部材
6 底のピン
7 虫ピン

Claims (4)

  1. 石鹸の上部に彫刻が施された石鹸とこの石鹸の側面方向円周部の周囲に挿入された複数の針状のピンと、
    前記石鹸の底面に挿入された複数の針状のピンと、
    前記石鹸の側面方向円周部の周囲に挿入された複数の針状のピン、および、前記石鹸の底面に挿入された複数の針状のピンに交互に巻き付けるリボンと、
    を具備し、
    前記石鹸の側面方向円周部の周囲に挿入された複数の針状のピンと前記石鹸の底面に挿入された複数の針状のピンとの間に前記リボンが架け渡されたことを特徴とするソープカービング装飾品。
  2. 前記石鹸の側面方向円周部の周囲に挿入されたピンは円周から中心に向かって水平方向に挿入し、
    前記底面に挿入されたピンは石鹸の底面に垂直方向に挿入していることを特徴とする請求項1に記載のソープカービング装飾品。
  3. 石鹸の上部に彫刻が施された石鹸を用いる装飾品の作製方法であって、
    前記石鹸の側面方向円周部の周囲に複数の針状のピンを挿入する工程と、
    前記石鹸における彫刻が施された面をカバー部材で覆う工程と、
    前記石鹸の底面に複数の針状のピンを挿入する工程と、
    前記石鹸の側面方向円周部の周囲に挿入された複数の針状のピン、および、前記石鹸の底面に挿入された複数の針状のピンにリボンを交互に巻き付け、前記石鹸の側面方向円周部の周囲に挿入された複数の針状のピンと前記石鹸の底面に挿入された複数の針状のピンとの間に前記リボンを架け渡す工程と、
    前記カバー部材を石鹸における彫刻が施された面から取り外す工程と、
    前記石鹸の側面方向円周部の周囲に挿入されたピンを押し込む工程と
    を具備することを特徴とするソープカービング装飾品の作製方法。
  4. 前記石鹸の底面に複数の針状のピンを挿入する工程は、挿入深さを前記針状のピンの長さの4分の1から2分の1とし、前記石鹸の側面方向円周部の周囲に挿入されたピンを押し込む工程は、押し込む深さを前記針状のピンの長さのリボン幅分程度残すことを特徴とする請求項3に記載のソープカービング装飾品の作製方法。
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