JP6740745B2 - Bumper holder - Google Patents
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Description
本発明は、車両の前面または後面を構成するバンパを支持する１つ以上の支持部を含むバンパホルダに関するものである。 The present invention relates to a bumper holder including one or more supporting portions that support a bumper that constitutes a front surface or a rear surface of a vehicle.
一般に車両の前面や後面はバンパによって構成される。バンパを車体構造部材に固定する手段としては、例えば特許文献１にバンパホルダが開示されている。特許文献１のバンパホルダは、固定部において車体に固定され、係止部においてバンパに係止される。これにより、バンパホルダを介してバンパが車体に固定される。また特許文献１では、バンパホルダは、バンパと車体構造部材とを固定する機能に加え、ランプに対するバンパの位置を規制する機能を有する。 Generally, the front and rear surfaces of the vehicle are configured by bumpers. As a means for fixing the bumper to the vehicle body structural member, for example, Patent Document 1 discloses a bumper holder. The bumper holder of Patent Document 1 is fixed to the vehicle body at the fixing portion and locked to the bumper at the locking portion. As a result, the bumper is fixed to the vehicle body via the bumper holder. Further, in Patent Document 1, the bumper holder has a function of fixing the bumper and the vehicle body structural member, and a function of restricting the position of the bumper with respect to the lamp.
ここで、ランプの電球等が寿命に達した場合等、メンテナンスを行う際にはランプを車体から取り外す必要がある。このとき、特許文献１のようにクリップ等によってランプとバンパホルダが機械的に締結されていると、バンパを外し、バンパホルダからランプを取り外さなければならない。このため、メンテナンス性をより高めるべく、更なる改良が求められていた。 Here, it is necessary to remove the lamp from the vehicle body when performing maintenance such as when the bulb of the lamp has reached the end of its life. At this time, if the lamp and the bumper holder are mechanically fastened by a clip or the like as in Patent Document 1, the bumper must be removed and the lamp must be removed from the bumper holder. Therefore, further improvement has been demanded in order to further improve the maintainability.
本発明は、このような課題に鑑み、ランプが取り付けられる場合であっても、かかるランプを容易に取り外すことができ、メンテナンス性の向上を図ることが可能なバンパホルダを提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide a bumper holder capable of easily removing the lamp even when the lamp is attached and improving the maintainability. ..
上記課題を解決するために、本発明にかかるバンパホルダの代表的な構成は、車両の前面または後面を構成するバンパを支持する１つ以上の支持部を含むバンパホルダにおいて、バンパに隣接して配置されるランプが車両前後方向にスライドすることでランプと係合する１つ以上の係合部と、バンパの背面側に配置される車体構造部材に固定される１つ以上の固定部とを含むことを特徴とする。 In order to solve the above-described problems, a typical configuration of a bumper holder according to the present invention is a bumper holder including one or more supporting portions that support a bumper forming a front surface or a rear surface of a vehicle, and is arranged adjacent to the bumper. And a fixing part fixed to a vehicle body structural member arranged on the back side of the bumper. Is characterized by.
上記構成によれば、車両前面を構成するバンパを支持するバンパホルダの場合、ランプが車両後方にスライドして係合部と係合することにより、ランプはバンパホルダに取り付けられる。そして、ランプを取り付け方向とは逆側の車両前方にスライドさせることにより、ランプをバンパホルダから取り外すことができる。車両後面を構成するバンパの場合も、ランプをスライドさせる方向は逆になるが、同様である。したがって、バンパを取りはずすことなくバンパホルダからランプを容易に取り外すことができ、メンテナンス性の向上を図ることが可能となる。 According to the above configuration, in the case of the bumper holder that supports the bumper forming the front surface of the vehicle, the lamp is attached to the bumper holder by sliding the lamp toward the rear of the vehicle and engaging with the engaging portion. Then, the lamp can be removed from the bumper holder by sliding the lamp forward of the vehicle on the side opposite to the mounting direction. The same applies to the bumper forming the rear surface of the vehicle, although the direction in which the lamp is slid is reversed. Therefore, the lamp can be easily removed from the bumper holder without removing the bumper, and the maintainability can be improved.
上記係合部は、車幅方向に間隔をおいて複数配置されていて、前記ランプに対して車幅方向に隙間を有した状態で係合していて、複数の係合部のうち、２つの係合部には互いに車幅方向の反対側に向かって突出しランプに係止する爪部が形成されているとよい。 A plurality of the engaging portions are arranged at intervals in the vehicle width direction and are engaged with the lamp with a gap in the vehicle width direction. It is preferable that claw portions that project toward opposite sides in the vehicle width direction and that engage with the ramp be formed on the one engaging portion.
かかる構成によれば、係合部がランプに対して車幅方向に隙間を有した状態、すなわち遊嵌状態で係合していることにより、ランプやバンパホルダの部品公差を吸収することが可能となる。また係合部が爪部を有していることにより、爪部がランプに係止する。このため、上述したようにランプとバンパホルダが遊嵌状態で係合しても、それらが外れにくくなるため、係合状態を安定させることが可能となる。 According to this structure, since the engaging portion engages with the lamp in the vehicle width direction with a gap, that is, in the loose fitting state, it is possible to absorb the component tolerance of the lamp and the bumper holder. Become. Further, since the engaging portion has the claw portion, the claw portion is locked to the lamp. Therefore, as described above, even if the lamp and the bumper holder are engaged in a loosely fitted state, it is difficult for them to come off, so that the engaged state can be stabilized.
上記固定部は、相対的に車幅方向外側に配置される外側固定部と、相対的に車幅方向内側に配置される内側固定部と、外側固定部と内側固定部との中間に配置され車体構造部材に仮止めされる仮固定部とを含むとよい。かかる構成によれば、車体構造部材に取り付ける際のバンパホルダの位置ずれを再度調節しやすくなるため、作業性を高めることが可能となる。 The fixed portion is arranged relatively outside in the vehicle width direction, an outer fixed portion arranged relatively inward in the vehicle width direction, and an intermediate portion between the outer fixed portion and the inner fixed portion. A temporary fixing portion temporarily fixed to the vehicle body structural member may be included. With such a configuration, it becomes easier to readjust the positional deviation of the bumper holder when it is attached to the vehicle body structural member, so that workability can be improved.
本発明によれば、ランプが取り付けられる場合であっても、かかるランプを容易に取り外すことができ、メンテナンス性の向上を図ることが可能なバンパホルダを提供することが可能となる。 According to the present invention, it is possible to provide a bumper holder capable of easily removing the lamp even when the lamp is attached and improving the maintainability.
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The dimensions, materials, and other specific numerical values shown in the embodiments are merely examples for facilitating understanding of the invention, and do not limit the invention unless otherwise specified. In the specification and the drawings, elements having substantially the same function and configuration are denoted by the same reference numerals to omit redundant description, and elements not directly related to the present invention are omitted. To do.
図１は、本実施形態にかかるバンパホルダ１００を含む車両を後方から観察した図である。なお図１ではバンパホルダ１００は見えていない。図２は、図１のリアランプ１０４ａ近傍の拡大図である。図２では図示の便宜のため、リアバンパ１０２を取り外した状態を示している。本実施形態では、バンパホルダ１００が車両の後面を構成するバンパであるリアバンパ１０２を支持する場合を例示するが、これに限定するものではない。本発明は、車両の前面を構成するバンパであるフロントバンパを支持するバンパホルダにも適用することが可能である。
FIG. 1 is a view of a vehicle including a
図１に示すように、車両１００ａの後面の一部は、リアバンパ１０２によって構成されていて、かかるリアバンパ１０２の上方に隣接して一対のランプ１０４ａ・１０４ｂ（リアランプ）が配置されている。なお、一対のランプ１０４ａ・１０４ｂ近傍の構造は左右対称であるため、以下の説明では両者を代表して右側のランプ１０４ａを例示して説明する。
As shown in FIG. 1, a part of the rear surface of the
図２に示すように、ランプ１０４ａの下方には、本実施形態にかかるバンパホルダ１００が配置されている。図２に示すように、バンパホルダ１００は、リアバンパ１０２の背面側に配置される車体構造部材１０６ａ・１０６ｂに固定される固定部を有する。本実施形態では、固定部は、外側固定部１１２、内側固定部１１４および仮固定部１１６を含んで構成される。
As shown in FIG. 2, the
外側固定部１１２は、バンパホルダ１００において相対的に車幅方向外側に配置され、ボルトによって車体構造部材１０６ａに固定される。内側固定部１１４は、バンパホルダ１００において相対的に車幅方向内側に配置され、ボルトによって車体構造部材１０６ｂに固定される。仮固定部１１６は、外側固定部１１２と内側固定部１１４との中間に配置され、車体構造部材１０６ａへの仮止めに用いられる。
The
バンパホルダ１００を車体構造部材１０６ａ・１０６ｂに固定する際には、まず仮固定部１１６においてクリップ等の仮固定具（不図示）によってバンパホルダ１００を車体構造部材１０６ａに仮固定する。ここで、仮に外側固定部１１２と内側固定部１１４との間の位置においてバンパホルダ１００を車体構造部材１０６ａにボルト等によって固定した場合について考察する。かかる場合、バンパホルダ１００に回転方向の力が加わった際に外側固定部１１２と内側固定部１１４の位置にずれが生じたら、固定を緩めて再度位置調整を行う必要が生じる。
When fixing the
これに対し本実施形態では、外側固定部１１２と内側固定部１１４ではバンパホルダ１００と車体構造部材１０６ａは仮固定された状態にある。そのため、外側固定部１１２と内側固定部１１４の位置にずれが生じても、固定を緩める作業を行うことなく位置調整を行うことができる。また仮固定部１１６が外側固定部１１２と内側固定部１１４の中間に配置されていることにより、仮固定部１１６の両側のバランスを良好に保つことができるため、回転方向に力がかかりづらくなる。したがって、バンパホルダ１００を仮固定した際の外側固定部１１２および内側固定部１１４の位置ずれを抑制することが可能となる。
On the other hand, in the present embodiment, the
上記のように仮固定部１１６においてバンパホルダ１００を車体構造部材１０６ａに仮固定した後、外側固定部１１２および内側固定部１１４においてボルト等によって車体構造部材１０６ａ・１０６ｂへの固定を行う。これより、バンパホルダ１００が車体構造部材１０６ａ・１０６ｂに組みつけられた状態となり、バンパホルダ１００にかかるリアバンパ１０２の荷重を車体構造部材１０６ａ・１０６ｂに分散することが可能となる。
After the
図３は、図２のバンパホルダ１００の詳細な斜視図である。図４は、ランプ１０４ａへのバンパホルダ１００の組み付けを説明する図である。図３および図４に示すように、バンパホルダ１００は、ランプ１０４ａが隣接する側すなわち上側に係合部を有する。本実施形態では、車幅方向に間隔をおいて２つの係合部である外側係合部１２０ａおよび内側係合部１２０ｂが配置されていて、それらは車幅方向の縦断面がＴ字形状となっている。
FIG. 3 is a detailed perspective view of the
一方、図４に示すようにランプ１０４ａの下面には、上述した外側係合部１２０ａおよび内側係合部１２０ｂに対応する位置に外側被係合部１０５ａおよび内側被係合部１０５ｂが配置されている。そしてＴ字形状の外側係合部１２０ａおよび内側係合部１２０ｂを車両前後方向にスライドさせながら外側被係合部１０５ａおよび内側被係合部１０５ｂに挿入することにより、ランプ１０４ａとバンパホルダ１００とが係合される。これにより、ランプ１０４ａとバンパホルダ１００の見切りを向上させることができる。
On the other hand, as shown in FIG. 4, the outer engaged
特に本実施形態では、図３および図４に示すように、外側係合部１２０ａおよび内側係合部１２０ｂは、バンパホルダ１００の車幅方向外側すなわちバンパホルダ１００の中央から離れる側に向かって、すなわち互いに車幅方向の反対側に向かって突出する爪部１２２ａ・１２２ｂを有している。また爪部１２２ａ・１２２ｂのバンパホルダ１００の中央に向かう側には間隙１２４ａ・１２４ｂが形成されている。これにより、バンパホルダ１００をランプ１０４ａに組み付ける際に、爪部１２２ａ・１２２ｂが間隙１２４ａ・１２４ｂ側に撓むことで外側係合部１２０ａおよび内側係合部１２０ｂを外側被係合部１０５ａおよび内側被係合部１０５ｂに容易に挿入することが可能となる。
In particular, in the present embodiment, as shown in FIGS. 3 and 4, the
また本実施形態では、外側係合部１２０ａおよび内側係合部１２０ｂは、ランプ１０４ａに対して車幅方向に隙間を有した状態、すなわち遊嵌可能な状態で係合する。これによりランプ１０４ａおよびバンパホルダ１００が車体構造部材に取り付けられた際の部品公差を吸収することができる。このとき、ランプ１０４ａに、上述の爪部１２２ａが係止される係止穴１０２ｃが設けられていることにより、バンパホルダ１００およびランプ１０４ａを遊嵌状態としつつ、バンパホルダ１００がランプ１０４ａから外れることを防ぐことが可能となる。
Further, in the present embodiment, the
なお、本実施形態では、バンパホルダ１００には２つの外側係合部１２０ａおよび内側係合部１２０ｂが設けられていて、それらがそれぞれ爪部１２２ａ・１２２ｂを有する構成を例示したが、これに限定するものではない。例えばバンパホルダに３つ以上の係合部が設けられている場合には、それらのうち２つの係合部に、互いに車幅方向の反対側に向かって突出する爪部を設ける構成とすることにより、上記と同様の効果を得ることが可能である。また本実施形態では、爪部１２２ａ・１２２ｂは、ともに車幅方向外側に向かって突出しているが、これにおいても限定されず、２つの爪部をともに車幅方向内側に向かって突出する構成とすることも可能である。
In the present embodiment, the
また図３に示すように、本実施形態のバンパホルダ１００は、２箇所の爪形状の支持部１３０を有する。またバンパホルダ１００には、バンパホルダ１００をリアバンパ１０２に対して取り付ける際のガイド壁１３２が形成されている。
Further, as shown in FIG. 3, the
図５は、リアバンパ１０２を背面側から観察した図である。図６は、リアバンパ１０２へのバンパホルダ１００の組み付けを説明する図であり、バンパホルダ１００およびリアバンパ１０２を下方から観察した状態を図示している。
FIG. 5 is a view of the
図５に示すように、リアバンパ１０２には、バンパホルダ１００の支持部１３０に対応する位置に取付孔１０２ａが形成されている。またリアバンパ１０２には、上述したガイド壁１３２が挿入されるガイド溝１０２ｂが形成されている。これにより、図６に示すようにバンパホルダ１００のガイド壁１３２をリアバンパ１０２のガイド溝１０２ｂに挿入すると、爪形状の支持部１３０が取付孔１０２ａに係止し、リアバンパ１０２がバンパホルダ１００に支持され、それらが組み付けられる。
As shown in FIG. 5, the
上記説明したように、本実施形態では、ランプは車両前後方向にスライドさせることによりバンパホルダ１００に組み付けられる。したがって、バンパホルダ１００に組み付けられたランプ１０４ａは、組み付けた方向と逆方向に前後方向にスライドさせることによりバンパホルダから取り外すことが可能である。これにより、リアバンパ１０２を取りはずすことなくバンパホルダ１００からランプ１０４ａを容易に取り外すことができ、メンテナンス性の向上を図ることが可能となる。
As described above, in the present embodiment, the lamp is mounted on the
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。 The preferred embodiments of the present invention have been described above with reference to the accompanying drawings, but it goes without saying that the present invention is not limited to such examples. It is obvious to those skilled in the art that various changes or modifications can be conceived within the scope described in the claims, and naturally, these also belong to the technical scope of the present invention. Understood.
本発明は、車両の前面または後面を構成するバンパを支持する１つ以上の支持部を含むバンパホルダに利用することができる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be used for a bumper holder including one or more support portions that support a bumper that constitutes a front surface or a rear surface of a vehicle.
１００…バンパホルダ、１０２…リアバンパ、１０２ａ…取付孔、１０２ｂ…ガイド溝、１０２ｃ…係止穴、１０４ａ…ランプ、１０４ｂ…ランプ、１０５ａ…外側被係合部、１０５ｂ…内側被係合部、１０６ａ…車体構造部材、１０６ｂ…車体構造部材、１１２…外側固定部、１１４…内側固定部、１１６…仮固定部、１２０ａ…外側係合部、１２０ｂ…内側係合部、１２２ａ…爪部、１２２ｂ…爪部、１２４ａ…間隙、１２４ｂ…間隙、１３０…支持部、１３２…ガイド壁
Claims (2)
前記バンパに隣接して配置されるランプが車両前後方向にスライドすることで該ランプと係合する１つ以上の係合部と、
前記バンパの背面側に配置される車体構造部材に固定される１つ以上の固定部とを含み、
前記固定部は、
相対的に車幅方向外側に配置される外側固定部と、
相対的に車幅方向内側に配置される内側固定部と、
前記外側固定部と前記内側固定部との中間に配置され前記車体構造部材に仮止めされる仮固定部とを含み、
前記内側固定部は前記外側固定部に対し異なる方向から固定されることを特徴とするバンパホルダ。 A bumper holder including one or more supporting portions for supporting a bumper forming a front surface or a rear surface of a vehicle,
One or more engaging portions that engage with the ramp when the ramp disposed adjacent to the bumper slides in the vehicle front-rear direction;
See containing and one or more fixing portion fixed to a vehicle body structural member disposed on the rear side of the bumper,
The fixed portion is
An outer fixing portion arranged relatively outside in the vehicle width direction,
An inner fixing portion arranged relatively inward in the vehicle width direction,
A temporary fixing portion that is arranged intermediately between the outer fixing portion and the inner fixing portion and is temporarily fixed to the vehicle body structural member;
The bumper holder, wherein the inner fixing portion is fixed to the outer fixing portion from different directions .
前記複数の係合部のうち、２つの係合部には互いに車幅方向の反対側に向かって突出し前記ランプに係止する爪部が形成されていることを特徴とする請求項１に記載のバンパホルダ。 The plurality of engaging portions are arranged at intervals in the vehicle width direction, and are engaged with the lamp with a gap in the vehicle width direction,
2. The claw portions that project toward opposite sides in the vehicle width direction and are locked to the ramp are formed on two of the plurality of engaging portions. Bumper holder.
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