JP6740466B2 - ターボ機械のホイールを拘束する固定具 - Google Patents

ターボ機械のホイールを拘束する固定具 Download PDF

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Description

本明細書に記載の装置は、概してターボ機械に関し、より具体的には、ブレードの取り外しまたは取り付け手順中にタービンホイールを拘束するための固定具に関する。
ターボ機械は、サイクルタイプに対応するために定期的なメンテナンスを必要とし、連続的である場合がある(6,000時間/年以上)。検査保守停止中に、ターボ機械のタービン部のブレードを交換する必要がある場合がある。タービンケースの上半分が取り外されると、技術者はロータの回転を拘束し、タービンブレードの取り外しまたは交換を開始する。ロータを拘束するために、技術者はブレードの周りにストラップを結び、それをタービンコンパートメントのどこかに取り付けてきた。この既知の方法は、破損したストラップならびにブレードに生じた損傷によるロータの回転を伴うニアミスまたは事象をもたらす可能性がある。ストラップを使用する既知の方法は、けがの危険性、安全上の懸念、ならびにハードウェアの損傷による交換部品の必要性がある。
本発明の一態様では、ターボ機械のホイールを拘束するための固定具が提供される。固定具は、ホイールのダブテールスロットへの挿入に適したダブテール部を備える。装着部は、ダブテール部に隣接して配置され、またはダブテール部と一体的に形成される。装着部は、拘束具を介して固定具を静止固定点に固定するように構成された少なくとも1つの取り付け点を含む。
本発明の別の態様では、ターボ機械のホイールを拘束するための固定具は、ホイールのダブテールスロットへの挿入に適合したダブテール部を含む。ダブテール部は、ホイールのダブテールスロット内の対応するノッチまたは凹部と噛み合うように適合されたダブテール形状の輪郭またはモミの木形状の輪郭を有する。ダブテール部は、後端部および前端部を有し、後端部と前端部との両方は、ファスナを固定するのに適したねじ孔を有する。装着部は、ダブテール部に隣接して配置され、またはダブテール部と一体的に形成される。装着部は、連結具を装着部に取り付けるのに適した少なくとも1つのねじ孔を有する。連結ファスナおよびワッシャが、少なくとも1つのねじ孔を介して連結具を装着部に固定する。連結具は装着部に取り付けられ、少なくとも1つの連結具は拘束具を介して静止固定点に固定されるのに適している。
本発明のさらに別の態様では、ターボ機械のホイールを拘束するための方法が提供される。方法は、固定具をホイールのダブテールスロットに挿入する工程を含む。固定具は、ダブテールスロットへの挿入に適したダブテール部と、ダブテール部に隣接して配置されるか、またはダブテール部と一体的に形成される装着部とを有する。装着部は少なくとも1つの連結具に接続するのに適している。挿入工程はまた、ワッシャをファスナ上に配置すること、ならびにファスナをダブテール部のねじ孔に挿入することを含むことができ、ワッシャはダブテールスロットの軸方向面上に延びるのに適している。加えて、挿入工程は、少なくとも1つの連結具を装着部に取り付けることを含み得る。取り付け工程は、少なくとも1つの座繰り組立体を静止構造体に取り付け、接続工程は、拘束具を少なくとも1つの連結具および少なくとも1つの座繰り組立体に接続する。接続工程はまた、ストラップ、チェーンまたはケーブルを有するカムアロング機構またはラチェット機構を少なくとも1つの連結具および少なくとも1つの座繰り組立体の両方に取り付けること、ならびにカムアロング機構またはラチェット機構を締め付けてホイールを拘束することを含み得る。静止構造体は、ターボ機械のシェル、フランジまたはケーシングとすることができる。ダブテール部は、直線ダブテールスロットと共に使用するのに適した直線状の輪郭、または傾斜ダブテールスロットと共に使用するのに適した傾斜した輪郭、または湾曲ダブテールスロットと共に使用するように適した湾曲した輪郭を有することができる。
ガスタービンシステムの概略図である。 単一のタービンホイールの斜視図を示す。 本発明の一態様による、ターボ機械のホイールを拘束するための固定具の斜視図を示す。 本発明の一態様による、ターボ機械のホイールを拘束するための固定具の斜視図を示す。 本発明の一態様による、ホイールのダブテールスロット内の固定具の分解斜視図を示す。 ダブテールスロット内に配置された固定具の上面断面図を示す。 湾曲した軸方向挿入型のダブテールスロット内に配置された固定具の上面断面図を示す。 ホイールに取り付けられ、ターボ機械のケーシング上の静止固定点に接続された固定具の部分側面図を示す。 ターボ機械のホイールのダブテールスロット内に配置された固定具の斜視図を示す。 ホイールのダブテールスロット内に取り付けられた図9の固定具の部分側面図を示しており、この固定具はターボ機械のケーシング上の2つの静止固定点に接続されている。 ターボ機械のホイールを拘束するための方法のフローチャートである。 本発明の一態様による固定具の斜視図を示す。 上に取り付けられた2つの連結具を有する固定具の斜視図を示す。
以下で、本発明の1つまたは複数の具体的な態様/実施形態を説明する。これらの態様/実施形態の簡潔な説明を提供しようとする努力において、必ずしも実際の実施例のすべての特徴は、本明細書において説明されないかもしれない。そのようなあらゆる実際の実施例の開発においては、あらゆる工学または設計プロジェクトと同様に、実施例ごとに様々であり得る機械関連、システム関連、および事業関連の制約の順守などの開発者の具体的な目標を達成するために、実施例ごとに特有の多数の決定を行わなければならないことを、理解すべきである。さらに、このような開発努力は複雑で時間がかかるかもしれないが、それにもかかわらず、設計、製作、および製造の日常的な仕事が当業者に本開示の利益をもたらすことになる。
本発明の種々の実施形態の構成要素を紹介するとき、冠詞「1つの(a、an)」および「この(the)」は、その構成要素が1つまたは複数存在することを意味するように意図される。
「備える(comprising)」、「含む(including)」、および「有する(having)」という用語は、包括的なものであって、列挙された要素以外の付加的な要素があり得ることを意味するものである。動作パラメータおよび/または環境条件のいかなる例も、開示される実施形態の他のパラメータ/条件を排除するものではない。さらに、本発明の「一実施形態」、「一態様」、または「実施形態」、あるいは「態様」への言及が、そこで述べられている特徴をやはり備えるさらなる実施形態または態様の存在を排除するものとして解釈されるようには意図されていないことを、理解すべきである。
図1を参照すると、ガスタービンなどのターボ機械が、参照番号10で概略的に示されている。ガスタービン10は、圧縮機12、燃焼器組立体14、タービン16、およびシャフト18を含む。ガスタービン10の一実施形態は、複数の圧縮機12、燃焼器組立体14、タービン16および/またはシャフト18を含むことができることを理解されたい。圧縮機12とタービン16とはシャフト18によって連結されている。シャフト18は、単一のシャフトまたはシャフト18を形成するために互いに結合された複数のシャフトセグメントであってもよい。
燃焼器組立体14は、ガスタービン10を作動させるために、天然ガスまたは水素リッチ合成ガスなどの可燃性の液体および/またはガス燃料を使用する。燃焼器組立体14は、空気流24および燃料源26と流体連通する燃料予混合器22と流体連通する燃焼器チャンバ20を含む。燃料予混合器22は、空気燃料混合気を生成して、空気燃料混合気を燃焼器チャンバ20に排出し、それによって燃焼を引き起こして高温の加圧排気ガスを生成する。燃焼器チャンバ20は、高温の加圧ガスをトランジションピースを通してタービン16内に導き、タービン16の回転を引き起こす。タービン16が回転すると、シャフト18が回転し、それによって空気が圧縮機12に流れ込むときに空気を圧縮される。タービン部16は、複数のブレードが取り付けられている複数の回転可能なホイール17を有する。この例では、3段のタービンホイール17が示されており、各ホイールはステータベーン段(図示せず)と対になっている。一般に、ターボ機械には、圧縮機、ガスタービンおよび蒸気タービンが含まれる。
図2は、単一のタービンホイール17の斜視図を示す。ホイール17は、周方向に配置された一連のダブテールスロット201を含む。これらのダブテールスロット201の各々にタービンブレード(図示せず)が挿入されている。ターボ機械10の保守(または組み立て)中に、ブレードを取り外すかまたは取り付ける必要がある場合がある。保守例では、ブレードを取り外し、使用済みのブレードを修理して取り付け直すか、または新しいブレードと交換するだけである。ガスタービンや蒸気タービンなどのターボ機械は、大きくて重い部品を有している。ブレードが取り付けられたホイール17は重い部品の一例であり、このホイールは振動を減らすためにバランスがとれている。ただし、ブレードがホイール17から取り外されると、ホイールの重心が変化し、ホイールは時計回りまたは反時計回りに回転しようとする。予期しないホイールの回転がブレード(または他のホイール部品)を作業員に押し付ける可能性があるため、これはタービンの作業をする人々に重大な安全上の危険をもたらす可能性がある。したがって、ブレードの取り外しまたは取り付け手順中にロータが回転しないように拘束することが望ましい。ホイール17を拘束するための固定具210が本開示の焦点であり、以下でさらに詳細に説明する。
図3は、ターボ機械10のホイール17を拘束するための固定具210の斜視図を示す。固定具210は、ホイール17のダブテールスロット201への挿入に適合したダブテール部320を含む。ダブテール部320は、ホイール17のダブテールスロット201内の対応するノッチまたは凹部と噛み合うように適合された複数の***部および谷を含む、ダブテール形状の輪郭またはモミの木形状の輪郭を有する。典型的には、各***部のピーク高さは、ピークがダブテール部の底部(半径方向内側部分)に近づくにつれて高さが減少する。装着部330は、ダブテール部の上に隣接しているか、またはダブテール部320と一体的に形成される。一例では、ダブテール部320および装着部330は、単一の材料片として鋳造されるか、または単一の材料片から機械加工され、この材料は、良好な強度、靭性および機械特性を有するので、4140−HT(熱処理)高合金工具鋼であり得る。あるいは、他の適切な材料が特定の用途において所望のように使用されてもよい。固定具210はまた、装着部330に取り付けられた少なくとも1つの連結具340を含む。連結具340は、連結リング、ホイストリング、シャックルまたは他の適切な連結装置であり得る。ワッシャ付き段付きねじなどのファスナ342を使用して、連結リング340を装着部330に取り付けることができる。連結具340は、連結具が軸方向軸の周りを旋回するように、かつ連結具が図3または図4に示されるように配向され得るように、または図示の位置の間の任意の位置に配向され得るように取り付けられてもよい。
使用時には、連結具340は拘束具を介して静止固定点に固定される。固定具をダブテールスロット201内にロックするために、止め具350、360、450がその軸方向端部または軸方向面に使用される。固定具210は、前方軸方向面(または端部)370および後方軸方向面(または端部)371を有する。止め具350はT字形止め具として構成され、「T」字形の頂部はダブテールスロット201の輪郭を越えて延びる。このようにして、止め具350はホイール17の前方軸方向面に当接し、固定具の軸方向の移動を防止する。止め具350は、段付きねじまたはボルトなどのファスナ352によってダブテール部320に取り付けられている。後方軸方向面371は、止め具として機能するファスナ362およびワッシャ360を有する。ワッシャ360は、それがダブテールスロット境界と重なり、それにより固定具の軸方向の移動を防止するように寸法決めされている。両方の止め具350、360が取り付けられると、ダブテール部320はダブテールスロット201内にロックされ、固定具はスロット201から滑り落ちない。
図4は、ターボ機械10のホイール17を拘束するための固定具210の斜視図を示す。ホイール17は様々な厚さを有することができる。より厚いホイールは、図3に示されるように止め具350を必要とし得る。しかしながら、より薄いホイールについては、止め具450を使用することができる。止め具450は、1つまたは複数のファスナ452用の孔を有するプレートからなる。ファスナ452は、(図示のように)装着部330の軸方向面および/またはダブテール部320にねじ込むように構成されてもよい。単なる一例として、ダブテール部320および装着部330の軸方向の長さは、対象ターボ機械の最も薄いホイールと一致するように寸法決めされてもよい。このようにして、T字形止め具350を使用して固定具をより厚いホイールに適応させることができ、止め具プレート450を最も薄いホイールに使用することができる。様々な止め具350、450、360はまた、4140−HT(熱処理)高合金工具鋼、または任意の他の適切な材料から製造され得る。さらに、後端部および前端部の両方は、ファスナを固定するのに適している1つまたは複数の雌ねじ孔481、482を有する。装着部330は、連結具340を装着部330に取り付けるのに適した少なくとも1つの雌ねじ孔483を含み、ファスナ342および任意のワッシャとが、ねじ孔483を介して連結リング340を装着部330に固定する。装着部330は、固定具210を固定するように構成された少なくとも1つの取り付け点を含み、この取り付け点は、連結具340、ねじ孔483、または装着部の上または中に配置された任意の他の適切な装置/機構であり得る。
図5は、ターボ機械のホイール17のダブテールスロット201内の固定具210の分解斜視図を示す。固定具210は、ダブテールスロット201に挿入され、半径方向または円周方向に移動するのを抑制される。しかしながら、固定具は軸方向前方または後方に滑り出す可能性がある。これを防ぐために、軸方向の止め具が取り付けられている。前方軸方向止め具350は、固定具の前方側に取り付け/固定されている。その後、後方軸方向止め具360が固定具の後方側に設置される。両方の止め具が取り付けられると、固定具はホイールにロックされる。次に、連結具340を装着部330に取り付けることができる。1つまたは複数の連結リング、例えば固定具の各軸方向面/端部上の1つの連結リングを使用することができるか、あるいは1つまたは複数の連結リングを装着部330の頂部(または半径方向外側表面)に配置することができるか、またはそれらの任意の組み合わせ、を使用することができることを理解されたい。図5に示すように、ダブテール部320は、直線ダブテールスロット201と共に使用するのに適した直線状の輪郭を有する。
図6はダブテールスロット内に配置された固定具の上面断面図を示す。ダブテール部620は、傾斜ダブテールスロット601と共に使用するのに適した傾斜した輪郭を有する。スロット601の軸方向に延びる側部は、その軸方向面に対して直交していない。図7はダブテールスロット内に配置された固定具の上面断面図を示す。ダブテール部720は、湾曲ダブテールスロット701と共に使用するのに適した湾曲した輪郭を有する。この湾曲した軸方向挿入型の構成は、蒸気タービン、または必要に応じて他の任意のターボ機械において使用することができる。
図8は、ホイールに取り付けられ、ターボ機械のケーシング上の静止固定点に接続された固定具の部分側面図を示す。静止固定点800は、それに取り付けられた連結リング812を有する少なくとも1つの座繰り組立体810を含み得る。座繰り組立体800は、ターボ機械ケーシング、シェルまたはフランジなどの静止構造体820に固定されるのに適している。図示の例では、静止構造体820はタービンケースの下半分である。座繰り組立体810は、タービンケース820の孔822内に延びるのに適した部分を有する座繰りインサート814を有する。座繰りインサート814の頭部は、孔822の直径よりも大きい。座繰りインサートのシャフト部分(タービンケーシング孔822内に入る部分)は、ファスナ813と共に使用するように構成された雌ねじ孔を含む。あるいは、座繰りインサートは、一方はファスナ813用、他方はボルト用の2つの対向する雌ねじ孔を有する円筒形要素であってもよい(例えば、814の代わりになる)。ファスナ813は、連結リング812を座繰りインサート814に、したがってタービンケース820に接続する。必要に応じて、ワッシャ815をタービンケース820と連結リング812との間に置くことができる。連結具340は、チェーン、カムアロング付きチェーン、ケーブルまたはワイヤであってもよい拘束具830によって、静止固定点800上の連結リング812に固定されている。カムアロングはまた、ラチェットプーラ、ラチェット機構またはケーブル(またはチェーン)プーラとも呼ばれる。レバーチェーンホイストまたは同様に機能する装置を拘束具830にも使用することができる。
図9は、ターボ機械のホイール17のダブテールスロット201内の固定具210の斜視図を示す。固定具210は、2つの連結具340および940を含む。連結リング940は装着部の前端部に取り付けられ、ホイール17の前方軸方向側に配置され、また連結具340は装着部の後端部に取り付けられ、ホイール17の後方軸方向側に配置される。このタイプの構成は、2つの拘束具830を固定具に取り付けることを可能にする。拘束具は、同じ方向に延びてもよく、またはほぼ反対方向に延びてもよい。
図10は、ホイール17のダブテールスロットに設置された図9の固定具210の部分側面図を示しており、固定具はターボ機械のケーシング上の2つの静止固定点に接続されている。第1の静止固定点800は、拘束具830を介して固定具210に接続されている(点線で示される)。第2の静止固定点800’は、拘束具830’を介して固定具210に接続されている(点線で示される)。2つの静止固定点800、800’は、タービンケースの両側にあり得る。拘束具830、830’は、カムアロング1010または1010’を使用することによって締め付けられてもよい。しかしながら、単に緩みを取ることで、望ましくないホイールの回転を防止または抑制するのに十分であるため、拘束具830を過度に締め付ける必要はない。1つまたは複数の連結リングを装着部330の頂部に取り付け得ることもまた理解されたい。
図11は、ターボ機械のホイール17を拘束する方法1100のフローチャートである。工程1110において、固定具210はホイール17のダブテールスロット201に挿入される。固定具210は、ダブテールスロット201への挿入に適したダブテール部320と、ダブテール部に隣接して配置されるか、またはダブテール部320と一体的に形成される装着部330とを含む。装着部330は、少なくとも1つの連結具340に接続するのに適している。工程1110はまた、ワッシャ360をファスナ362の上に配置し、次いでファスナ362をダブテール部320のねじ孔に挿入することを含むことができる。ワッシャは、ダブテールスロット201の軸方向面を覆って延びるかまたはそれと重なるのに適している。さらに、一般的に少なくとも1つの連結具340が装着部330または固定具210に取り付けられてもよい。
工程1120において、少なくとも1つの座繰り組立体810を静止構造体820に取り付ける。工程1130において、拘束具830が連結具340および少なくとも1つの座繰り組立体810に接続される。所望の数の拘束具が取り付けられるまで、工程1120および1130を繰り返すことができる。接続工程1130はまた、ストラップ、チェーン830またはケーブルを有するカムアロング1010を、静止支持体上に配置された連結具340と座繰り組立体810または他の連結リング812との両方に取り付けることを含むことができる。工程1140では、ホイール17が回転するのを抑制または防止するために拘束具が締め付けられる。
図12は、固定具1200の斜視図を示す。固定具1200は、ホイール17のダブテールスロット201への挿入に適したダブテール部1210を含む。ダブテール部1210は、ホイール17のダブテールスロット201内の対応するノッチまたは凹部と噛み合うように適合された複数の***部および谷部を含む、ダブテール形状の輪郭またはモミの木形状の輪郭を有する。典型的には、各***部のピーク高さは、ピークがダブテール部の底部(半径方向内側部分)に近づくにつれて高さが減少する。装着部1220は、ダブテール部1210の上に隣接しているか、またはダブテール部と一体的に形成されている。一例では、ダブテール部1210および装着部1220は、単一の材料片として鋳造されるか、または単一の材料片から機械加工され、この材料は、良好な強度、靭性および機械特性を有するので、4140−HT(熱処理)高合金工具鋼であり得る。あるいは、他の適切な材料が特定の用途において所望のように使用されてもよい。固定具1200はまた、装着部1220に取り付けられた少なくとも1つの連結具1230を含む。連結具1230は、連結リング、ホイストリング、シャックルまたは他の適切な連結装置であり得る。連結具1230は(図示のように)装着部の頂部に取り付けられている。この例では、連結具1230に取り付けられているねじ付きファスナ(図示せず)が、装着部1220の頂部1221内の雌ねじ孔(図示せず)にねじ込まれている。必要に応じて、ワッシャを連結具1230の底部と装着部の頂部1221との間に置くことができる。連結具1230はまた、それが(ターボ機械に対して)半径方向軸の周りを旋回するように取り付けられてもよい。
バックプレート1240は、装着部の第1の軸方向端部に取り付けられており、ダブテールスロットの軸方向面にわたって延在して固定具の軸方向移動を抑制するのに適している。バックプレート1240は、示されるように、実質的に長方形の平面部材であり得る。バックプレート1240を装着部1220に取り付けるために、複数のファスナ1242(3つが示されている)を使用することができる。装着部の第1の軸方向端部は、ファスナ1242と共に使用するように構成された複数の雌ねじ孔を含む。ファスナ1242は、ねじ、ボルト、または他の任意の適切な締結装置であり得る。
スライドブロック1250は、装着部の対向する(または第2)軸方向端部付近で装着部1220の頂部に取り付けられてもよい。スライドブロック1250は、ダブテールスロット201の軸方向面にわたって延在し、固定具1200の軸方向移動を抑制するのに適している。さらに、スライドブロック1250は、スライドブロックが上方位置にあるときに、固定具1200をダブテールスロット201内に挿入することができるように、ターボ機械に対して半径方向軸に沿って上下にスライドするのに適している。図示のように、スライドブロック1250が下方位置にある場合、固定具1200は軸方向の移動を抑制される。2つのピン1252が装着部に取り付けられており、スライドブロックの半径方向(または上下方向)の移動のためのガイドとして機能する。ピン1252は、対応するねじ孔を介して装着部にねじ込むことができる。段付きねじなどの固定ねじ1254を使用して、スライドブロックを定位置にロックし、その半径方向の移動を防止する。固定ねじ1254はまた、スライドブロックを所定位置に固定して固定具の軸方向の移動を防止する。使用時には、連結具1230は拘束具を介して静止固定点に固定される。バックプレート1240とスライドブロック1250の両方が設置されて所定位置にロックされる場合、ダブテール部1210はダブテールスロット201にロックされ、固定具1200はスロット201から滑り落ちない。
図13は、固定具1300の斜視図を示す。固定具1300は、2つの連結具1331および1332を含む。連結具1331および1332は両方とも装着部1220の頂部に取り付けられている。このタイプの構成は、2つの拘束具830を固定具に取り付けることを可能にする。拘束具は、同じ方向に延びてもよく、またはほぼ反対方向に延びてもよい。
本明細書は、本発明を最良の態様を含めて開示するとともに、あらゆるデバイスまたはシステムの製作および使用ならびにあらゆる関連の方法の実行を含む本発明の実施を当業者にとって可能にするために、実施例を用いている。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が想到する他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、特許請求の範囲の文言とは違いがない構造要素を有する場合、または特許請求の範囲の文言との実体のない等価の構造要素を含む場合、特許請求の範囲内にあることが意図される。
[実施態様1]
ターボ機械(10)のホイール(17)を拘束するための固定具(210、1200、1300)であって、前記固定具(210、1200、1300)は、
前記ホイール(17)のダブテールスロット(201)に挿入するのに適したダブテール部(320、620、720、1210)と、
前記ダブテール部(320、620、720、1210)に隣接して配置されるか、または前記ダブテール部(320、620、720、1210)と一体的に形成された装着部(330、1220)と
を含み、
前記装着部(330、1220)は、拘束具(830、830’)を介して前記固定具(210、1200、1300)を静止固定点(800、800’)に固定するように構成された少なくとも1つの取り付け点を含む、固定具(210、1200、1300)。
[実施態様2]
前記静止固定点(800、800’)が、取り付けられた連結具(340、1230、1331)を有する少なくとも1つの座繰り組立体(810)をさらに含み、前記少なくとも1つの座繰り組立体(810)が静止構造体(820)に固定されるのに適している、実施態様1に記載の固定具(210、1200、1300)。
[実施態様3]
前記静止構造体(820)が、
前記ターボ機械(10)のシェル、フランジ、またはケーシング
のうちの少なくとも1つである、実施態様2に記載の固定具(210、1200、1300)。
[実施態様4]
前記ダブテール部(320、620、720、1210)は、前記ホイール(17)の前記ダブテールスロット(201)内の対応するノッチまたは凹部と噛み合うように適合されたダブテール形状またはモミの木形状の輪郭を有する、実施態様1に記載の固定具(210、1200、1300)。
[実施態様5]
前記固定具(210、1200、1300)が後端部および前端部とをさらに含み、前記後端部および前記前端部の少なくとも一方がファスナを固定するのに適したねじ孔(481、482、483)を有する、実施態様4に記載の固定具(210、1200、1300)。
[実施態様6]
前記ファスナと、前記ねじ孔(481、482、483)によって固定されたワッシャ(360、815)と、前記固定具(210、1200、1300)の対向する端部に位置する止め具(350、360、450)とをさらに含み、前記ワッシャ(360、815)および前記止め具(350、360、450)が前記ダブテール部(320、620、720、1210)を前記ダブテールスロット(201)にロックするのに適した、実施態様5に記載の固定具(210、1200、1300)。
[実施態様7]
前記後端部または前記前端部の少なくとも一方は、
T字形止め具(350)または矩形止め具
を有する、実施態様5に記載の固定具(210、1200、1300)。
[実施態様8]
前記ダブテール部(320、620、720、1210)は、
直線ダブテールスロット(201)と共に使用するのに適した直線状の輪郭、または
傾斜ダブテールスロット(601)と共に使用するのに適した傾斜した輪郭、または
湾曲ダブテールスロット(701)と共に使用するように適した湾曲した輪郭
のうちの1つを有する、実施態様1に記載の固定具(210、1200、1300)。
[実施態様9]
前記装着部(330、1220)は、前記連結具(340、1230、1331)を前記装着部(330、1220)に取り付けるのに適した少なくとも1つのねじ孔(481、482、483)をさらに備え、ファスナは、前記少なくとも1つのねじ孔(481、482、483)を介して前記連結具(340、1230、1331)を前記装着部(330、1220)に固定する、実施態様1に記載の固定具(210、1200、1300)。
[実施態様10]
前記装着部(330、1220)の後端部に取り付けられた第1の連結具(340、1230、1331)と、
前記装着部(330、1220)の前端部に取り付けられた第2の連結具(340、1230、1331)と
をさらに備える、実施態様1に記載の固定具(210、1200、1300)。
[実施態様11]
前記装着部(330、1220)の前記頂部(1221)に取り付けられた連結具(340、1230、1331)
をさらに備える、実施態様1に記載の固定具(210、1200、1300)。
[実施態様12]
ターボ機械(10)のホイール(17)を拘束するための方法(1100)であって、前記方法(1100)は、
固定具(210、1200、1300)を前記ホイール(17)内のダブテールスロット(201)内に挿入することであって、前記固定具(210、1200、1300)は、
前記ダブテールスロット(201)に挿入するのに適したダブテール部(320、620、720、1210)と、
前記ダブテール部(320、620、720、1210)に隣接して配置されるか、またはダブテール部(320、620、720、1210)と一体的に形成された装着部(330、1220)であって、前記装着部(330、1220)は少なくとも1つの連結具(340、1230、1331)に接続するのに適している、装着部(330、1220)と
を含む、挿入することと、
少なくとも1つの座繰り組立体(810)を静止構造体(820)に取り付けることと、
拘束具(830、830’)を前記少なくとも1つの連結具(340、1230、1331)および前記少なくとも1つの座繰り組立体(810)に接続することと
を含む、方法(1100)。
[実施態様13]
前記静止構造体(820)は、
前記ターボ機械(10)のシェル、フランジ、またはケーシング
のうちの少なくとも1つを備える、実施態様12に記載の方法(1100)。
[実施態様14]
固定具(210、1200、1300)を挿入する前記工程は、
ワッシャ(360、815)または止め具(350、360、450)をファスナ上に配置することと、
前記ファスナを前記ダブテール部(320、620、720、1210)のねじ孔(481、482、483)に挿入することであって、前記ワッシャ(360、815)または前記止め具(350、360、450)は、前記ダブテールスロット(201)の軸方向面上に延びるのに適している、挿入することと、
前記少なくとも1つの連結具(340、1230、1331)を前記装着部(330、1220)に取り付けることと
をさらに含む、実施態様13に記載の方法(1100)。
[実施態様15]
前記接続工程が、
ストラップ、チェーンまたはケーブルを有するカムアロング(1010、1010’)を前記少なくとも1つの連結具(340、1230、1331)および前記少なくとも1つの座繰り組立体(810)の両方に取り付けることと、前記カムアロング(1010、1010’)を締め付けて前記ホイール(17)を拘束することと
をさらに含む、実施態様12に記載の方法(1100)。
10 ターボ機械、ガスタービン
12 圧縮機
14 燃焼器組立体
16 タービン部、タービン
17 タービンホイール
18 シャフト
20 燃焼器チャンバ
22 燃料予混合器
24 空気流
26 燃料源
201 ダブテールスロット
210 固定具
320 ダブテール部
330 装着部
340 連結リング、連結具
342 ファスナ
350 T字形止め具、前方軸方向止め具
352 ファスナ
360 ワッシャ、後方軸方向止め具
362 ファスナ
371 後方軸方向面
450 止め具、止め具プレート
452 ファスナ
481 雌ねじ孔
482 雌ねじ孔
483 雌ねじ孔
601 傾斜ダブテールスロット
620 ダブテール部
701 湾曲ダブテールスロット
720 ダブテール部
800 第1の静止固定点
800’ 第2の静止固定点
810 座繰り組立体
812 連結リング
813 ファスナ
814 座繰りインサート
815 ワッシャ
820 静止構造体、タービンケース
822 タービンケーシング孔
830 チェーン、拘束具
830’ 拘束具
940 連結リング
1010 カムアロング
1010’ カムアロング
1100 方法
1200 固定具
1210 ダブテール部
1220 装着部
1221 頂部
1230 連結具
1240 バックプレート
1242 ファスナ
1250 スライドブロック
1252 ピン
1254 固定ねじ
1300 固定具
1331 連結具

Claims (8)

  1. ターボ機械(10)のホイール(17)を拘束するための固定具(210、1200、1300)であって、前記固定具(210、1200、1300)は、
    前記ホイール(17)のダブテールスロット(201)に挿入するのに適したダブテール部(320、620、720、1210)と、
    前記ダブテール部(320、620、720、1210)に隣接して配置されるか、または前記ダブテール部(320、620、720、1210)と一体的に形成された装着部(330、1220)と、
    前記装着部(330、1220)の後端部に取り付けられた第1の連結リング(340、812、940)と、
    前記装着部(330、1220)の前端部に取り付けられた第2の連結リング(340、812、940)と
    を含み、
    前記第1及び第2の連結リング(340、812、940)は、拘束具(830、830’)を介して静止固定点(800、800’)に固定されるのに適している、固定具(210、1200、1300)。
  2. 前記ダブテール部(320、620、720、1210)は、前記ホイール(17)の前記ダブテールスロット(201)内の対応するノッチまたは凹部と噛み合うように適合されたダブテール形状またはモミの木形状の輪郭を有する、請求項1に記載の固定具(210、1200、1300)。
  3. 前記固定具(210、1200、1300)が後端部および前端部とをさらに含み、前記後端部および前記前端部の両方がファスナを固定するのに適したねじ孔(481、482、483)を有する、請求項に記載の固定具(210、1200、1300)。
  4. ターボ機械(10)のホイール(17)を拘束するための固定具(210、1200、1300)であって、前記固定具(210、1200、1300)は、
    前記ホイール(17)のダブテールスロット(201)に挿入するのに適したダブテール部(320、620、720、1210)と、
    前記ダブテール部(320、620、720、1210)に隣接して配置されるか、または前記ダブテール部(320、620、720、1210)と一体的に形成された装着部(330、1220)と、
    前記装着部(330、1220)に取り付けられた少なくとも1つの連結リング(340、812、940)と
    を含み、
    前記前記少なくとも1つの連結リング(340、812、940)は、拘束具(830、830’)を介して静止固定点(800、800’)に固定されるのに適しており、
    前記ダブテール部(320、620、720、1210)は、前記ホイール(17)の前記ダブテールスロット(201)内の対応するノッチまたは凹部と噛み合うように適合されたダブテール形状またはモミの木形状の輪郭を有し、
    前記固定具(210、1200、1300)が後端部および前端部とをさらに含み、前記後端部および前記前端部の両方がファスナを固定するのに適したねじ孔(481、482、483)を有し、
    前記ファスナと、前記ねじ孔(481、482、483)によって固定されたワッシャ(360、815)と、前記固定具(210、1200、1300)の対向する端部に位置する止め具(350、360、450)とをさらに含み、前記ワッシャ(360、815)および前記止め具(350、360、450)が前記ダブテール部(320、620、720、1210)を前記ダブテールスロット(201)にロックするのに適した固定具(210、1200、1300)。
  5. 前記ダブテール部(320、620、720、1210)は、
    直線ダブテールスロット(201)と共に使用するのに適した直線状の輪郭、または
    傾斜ダブテールスロット(601)と共に使用するのに適した傾斜した輪郭、または
    湾曲ダブテールスロット(701)と共に使用するように適した湾曲した輪郭
    のうちの1つを有する、請求項1に記載の固定具(210、1200、1300)。
  6. 前記装着部(330、1220)は、前記連結リング(340、1230、1331)を前記装着部(330、1220)に取り付けるのに適した少なくとも1つのねじ孔(481、482、483)をさらに備え、ファスナは、前記少なくとも1つのねじ孔(481、482、483)を介して前記連結リング(340、1230、1331)を前記装着部(330、1220)に固定する、請求項1に記載の固定具(210、1200、1300)。
  7. ターボ機械(10)のホイール(17)を拘束するための固定具(210、1200、1300)であって、前記固定具(210、1200、1300)は、
    前記ホイール(17)のダブテールスロット(201)に挿入するのに適したダブテール部(320、620、720、1210)であって、前記ダブテール部(320、620、720、1210)は、前記ホイール(17)の前記ダブテールスロット(201)内の対応するノッチまたは凹部と噛み合うように適合されたダブテール形状の輪郭またはモミの木形状の輪郭を有し、前記ダブテール部(320、620、720、1210)は、後端部および前端部を有し、前記後端部および前記前端部の両方がファスナを固定するのに適したねじ孔(481、482、483)を有する、ダブテール部(320、620、720、1210)と、
    前記ダブテール部(320、620、720、1210)に隣接して配置されるか、または前記ダブテール部(320、620、720、1210)と一体的に形成された装着部(330、1220)であって、前記装着部(330、1220)が連結リング(340、812、940)を前記装着部(330、1220)に取り付けるのに適した少なくとも1つのねじ孔(481、482、483)を有し、連結ファスナが前記少なくとも1つのねじ孔(481、482、483)を介して、前記連結リング(340、812、940)を前記装着部(330、1220)に固定する、装着部(330、1220)と、
    前記装着部(330、1220)の後方軸方向面に取り付けられた第1の連結リング(340、812、940)と、
    前記装着部(330、1220)の前方軸方向面に取り付けられた第2の連結リング(340、812、940)と
    を含み、
    前記第1及び第2の連結リング(340、812、940)は、拘束具(830、830’)を介して静止固定点(800、800’)に固定されるのに適している、固定具(210、1200、1300)。
  8. 前記ダブテール部(320、620、720、1210)は、
    直線ダブテールスロット(201)と共に使用するのに適した直線状の輪郭、または
    傾斜ダブテールスロット(601)と共に使用するのに適した傾斜した輪郭、または
    湾曲ダブテールスロット(701)と共に使用するように適した湾曲した輪郭
    のうちの1つを有する、請求項に記載の固定具(210、1200、1300)。
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