JP6740110B2 - データ配信システム、通信端末、及びプログラム - Google Patents

データ配信システム、通信端末、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツデータを配信するデータ配信システム、コンテンツデータを取得する通信端末、及び通信端末のプログラムに関する。
近年の動画配信においては、アダプティブストリーミングが注目されている。アダプティブストリーミングでは、配信側で映像を複数のビットレートでエンコードして数秒単位のファイルに分割しておき、ストリーミングを受信する通信端末で、自身の通信速度に合わせたビットレートのファイルを順次取得し、取得ファイルを繋ぎ合わせることで再生を行う。こうして、通信速度が変動する通信端末においても、再生中断しにくい動画配信を実現できる(例えば、非特許文献1参照)。
ただし、アダプティブストリーミングでは、各通信端末がファイル単位でデータ取得を行うため、トラフィックがバースト的になりやすく、通信端末からのアクセスが集中すると、ネットワーク機器等での輻輳によるパケットロスが発生しやすくなる。配信規模が大きくなればなるほど、その傾向は顕著となることから、このようなバースト的なトラフィックを抑制する技術が必要となる。
スマートフォンやPCといった通信端末に対する大規模なストリーム配信においては、ネットワーク機器に通信端末からのアクセスが集中しやすく、ネットワーク機器で処理しきれずパケットロスが発生する。これを抑制する方法として、ネットワーク機器の通信容量を超えないよう、パケットをネットワーク機器のバッファに保存し、通信容量に空きができた時に送信処理を行うシェーピング手法が知られている(例えば、非特許文献2参照)。
図8は、シェーピングによる効果を示す図であり、図8(a)はシェーピングを行わない場合の通信量を示し、図8(b)はシェーピングを行った場合の通信量を示している。バースト的なリクエストが発生した際に、シェーピングを行わない場合には、図8(a)に示すように配信サーバの配信容量の上限を超えるパケットはパケットロスとなってしまう。一方、シェーピングを行う場合には、図8(b)に示すようにパケット処理に遅延が発生するものの、パケットロスが発生しない動作となる。
また、通信端末においては、インターネットの混雑などが原因でストリーミング再生に必要な通信速度を下回ることもあることから、変動する通信速度差を吸収するため、所望の再生時刻よりも数秒程度先のデータまで取得してバッファに保存し、保存したデータ量が設定した閾値を超えた時にストリーミング再生を開始することが一般的である。
また、特許文献1には配信経路の混雑状況に合わせてエンコードレートを変更する技術が開示されている。
特開2006−262205号公報
A. Zambelli, "IIS Smooth Streaming Technical Overview", Mar.2009 福富ほか、「ルータにおける帯域制御方式の検討」、信学技報、NS2003−219、Dec.2003
シェーピングを行うことでパケットロスを低減でき、配信の安定化を図ることができる。しかし、データの受信速度が平滑化されることにより、データの受信時間が長くなってしまう。これにより、視聴開始時やシーク操作時に、再生開始に必要なデータ取得に時間がかかり、ストリーミングを再生開始するまでの時間が増えてしまうという問題がある。
また、特許文献1に記載の方法では、アダプティブストリーミングのライブ配信のように通信端末からのアクセスが瞬間的に増加した場合には、必要以上にエンコードレートを下げてしまい、コンテンツデータの品質が著しく低下してしまうという問題がある。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、通信端末での視聴の安定化と、再生開始の高速化を両立することが可能なデータ配信システム、通信端末、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るデータ配信システムは、コンテンツデータを配信するデータ配信システムであって、シェーピングが行われないコンテンツデータを配信する第1の配信サーバと、シェーピングが行われるコンテンツデータを配信する第2の配信サーバと、コンテンツデータの再生指示を取得すると、コンテンツデータの記憶量が閾値以下である間は、前記第1の配信サーバからコンテンツデータを取得し、コンテンツデータの記憶量が前記閾値を超えると、前記第2の配信サーバからコンテンツデータを取得する通信端末と、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係るデータ配信システムにおいて、前記通信端末は、前記第1の配信サーバの宛先アドレス、前記第2の配信サーバの宛先アドレス、及びコンテンツデータのファイル名に関する情報を含むプレイリストを取得し、前記コンテンツデータの再生指示を取得すると、コンテンツデータの記憶量が前記閾値以下である間は、前記プレイリストに基づいて前記第1の配信サーバが配信するコンテンツデータのURIを決定して、前記第1の配信サーバにリクエスト行い、コンテンツデータの記憶量が前記閾値を超えると、前記プレイリストに基づいて前記第2の配信サーバが配信するコンテンツデータのURIを決定し、前記第2の配信サーバにリクエスト行うことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る通信端末は、配信サーバからコンテンツデータを取得する通信端末であって、コンテンツデータの再生指示を取得すると、コンテンツデータの記憶量が閾値以下である間は、シェーピングが行われないコンテンツデータを配信する第1の配信サーバからコンテンツデータを取得し、コンテンツデータの記憶量が前記閾値を超えると、シェーピングが行われるコンテンツデータを配信する第2の配信サーバからコンテンツデータを取得することを特徴とする。
さらに、本発明に係る通信端末において、前記第1の配信サーバとの間の通信セッションが確立しているか否かを一定周期で確認し、通信セッションが確立していない場合には、前記第1の配信サーバと通信セッションを開始することを特徴とする。
さらに、本発明に係る通信端末において、視聴画面上でのタップ操作又はマウスオーバーを契機として、前記第1の配信サーバとの間のセッションが確立しているか否かを確認し、通信セッションが確立していない場合には、前記第1の配信サーバと通信セッションを開始することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、上記通信端末として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、通信端末での視聴の安定化と、再生開始やシーク操作の高速化を両立することができるようになる。
本発明の一実施形態に係るデータ配信システムの概略図である。 本発明の一実施形態に係るデータ配信システムにおけるコンテンツ配信サーバに保存されるコンテンツデータの概略図である。 本発明の一実施形態に係るデータ配信システムにおけるプレイリストサーバが配信するプレイリストの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信端末の構成を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る通信端末がコンテンツデータの再生指示を取得してからストリーム再生までに記憶されるコンテンツデータを示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信端末における制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明による効果を説明する図である。 シェーピングによる効果を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデータ配信システムの概略図である。図1に示すデータ配信システム1は、プレイリストサーバ10と、第1の配信サーバ20−1と、第2の配信サーバ20−2と、複数の通信端末30とを備える。なお、各配信サーバ20は同じデータをキャッシュしているものとする。以下の説明において、「第1の配信サーバ20−1」と、「第2の配信サーバ20−2」とを特に区別する必要がない場合には、単に「配信サーバ20」と記載する。
データ配信システム1は、アダプティブストリーミングによりデータ配信を行う。ここで、連続的なデータ(映像や音声のストリームデータなど)を数秒単位のファイルに分割したものをコンテンツデータ(配信データ)と呼ぶ。アダプティブストリーミングでは、各通信端末30が始めにコンテンツデータの取得先が記載されたメタデータであるプレイリストを取得し、プレイリストに記載されている配信サーバ20からコンテンツデータを順次取得し、取得したコンテンツデータを繋ぎあわせて再生する。
第1の配信サーバ20−1は、シェーピングが行われないコンテンツデータを配信するサーバである。第2の配信サーバ20−2は、シェーピングが行われるコンテンツデータを配信するサーバである。シェーピングは第2の配信サーバ20−2で行ってもよいし、第2の配信サーバ20−2と通信端末30との間に配置される基地局やルータなどのネットワーク機器で行ってもよい。
図2は、アダプティブストリーミングでの、配信サーバ20に保存されるコンテンツデータの概略図である。ファイル番号(シーケンス番号)ごとにコンテンツデータが独立したファイルとなる。
プレイリストサーバ10は、プレイリストを配信するサーバである。なお、配信サーバ20がプレイリストも配信するようにし、プレイリストサーバ10を備えないシステムとすることも可能である。
図3は、プレイリストサーバ10が配信するプレイリストの一例を示す図である。プレイリストは、第1の配信サーバ20−1の宛先アドレス、第2の配信サーバ20−2の宛先アドレス、シェーピングが行われるコンテンツデータを配信する配信サーバであるか否かを示す情報(シェーピングの有無)、及びコンテンツデータのファイル名に関する情報を含む。なお、このプレイリストはシェーピングの有無を含んでいるが、プレイリストではなく通信端末30に予めこの情報を設定しておいてもよい。
図3に示すプレイリストは、宛先アドレスがhttp://aaaの配信サーバは、シェーピングが行われないコンテンツデータを配信する第1の配信サーバ20−1であり、該第1の配信サーバ20−1から配信されるコンテンツデータのURI(Uniform Resource Identifier)は、http://aaa/11,http://aaa/12,http://aaa/13・・・であることを示している。また、宛先アドレスがhttp://bbbの配信サーバは、シェーピングが行われるコンテンツデータを配信する第2の配信サーバ20−2であり、該第2の配信サーバ20−2から配信されるコンテンツデータのURIは、http://bbb/11,http://bbb/12,http://bbb/13・・・であることを示している。
通信端末30は、スマートフォンやPCなどの端末であり、プレイリストサーバ10からプレイリストを取得する。そして、コンテンツデータの再生指示を取得すると、コンテンツデータの記憶量が閾値以下である間は、第1の配信サーバ20−1からコンテンツデータを取得し、コンテンツデータの記憶量が該閾値を超えると、コンテンツデータの再生を開始するとともに、第2の配信サーバ20−2からコンテンツデータを取得する。
ここで、コンテンツデータの再生指示には、新規にデータ配信システム1に参加してコンテンツデータを取得する指示のみならず、シーク操作により再生開始位置を変更してコンテンツデータを取得するシーク指示や、コンテンツデータの記憶量が閾値以下となりコンテンツデータの再生が停止している状態も含むものとする。
図1において、コンテンツデータの再生指示を取得した通信端末30−4は、プレイリストに基づいて第1の配信サーバ20−1が配信するコンテンツデータのURI(http://aaa/11など)を決定し、コンテンツデータごとに第1の配信サーバ20−1にリクエスト行い、該コンテンツデータを取得する。通信端末30−4は、再生時刻よりも数秒程度先までのコンテンツデータを取得すると、コンテンツデータの再生を開始し、破線で示すように、第2の配信サーバ20−2からコンテンツデータを取得する。
図1において、通信端末30−1,30−2,30−3は、すでにコンテンツデータの再生を開始しており、プレイリストに基づいて第2の配信サーバ20−2が配信するコンテンツデータのURI(http://bbb/11など)を決定し、コンテンツデータごとに第2の配信サーバ20−2にリクエスト行い、該コンテンツデータを取得する。
このように、各通信端末30は自身の視聴状況に応じて、コンテンツデータの取得先の配信サーバ20を選択する。第1の配信サーバ20−1から配信されるコンテンツデータはシェーピングが行われないので、遅延の少ないデータ配信が可能である。また、第2の配信サーバ20−2において通信端末30からのアクセスが集中する場合には、シェーピングが実施されるため、通信端末30へのデータ受信速度に遅延が生じるが視聴の安定化を図ることが可能となる。
図4は、通信端末30の構成を示す概略図である。通信端末30は、入力部301と、通信部302と、制御部303と、記憶部304と、表示部305とを備える。
入力部301は、ユーザの操作によりユーザ指示を取得し、制御部303に出力するユーザインターフェースである。ユーザ指示は、コンテンツデータの再生指示(シーク指示を含む)、コンテンツデータの再生終了指示などに区分される。
通信部302は、プレイリストサーバ10からプレイリストを受信し、制御部303に出力する。また、データ取得先として決定された配信サーバ20と通信セッションが確立しているか否かを確認し、通信セッションが確立していなければ、当該配信サーバ20と新たに通信セッションを開始し、配信サーバ20からネットワーク機器を介してコンテンツデータを受信し、制御部303に出力する。配信サーバ20との通信セッションは、当該配信サーバ20からの切断要求を受信した任意のタイミングで終了するものとする。
制御部303は、通信端末30の動作や信号フローを制御する。制御部303は、例えば入力部301から入力されたユーザ指示に対応する処理を実行したり、通信部302から入力されたプレイリストに基づきコンテンツデータの取得先の配信サーバ20を決定したり、通信部302から入力されたコンテンツデータを記憶部304へ記憶・読み出ししたり、読み出したコンテンツデータを表示部305に出力したりする。また、制御部303は、前回の視聴操作から一定時間経過後に非表示(入力部301からの視聴操作を受け付けない状態)とし、表示部305に表示された視聴画面上での任意の場所のタップ操作、又は視聴画面上でのマウスオーバーを契機として、表示状態(入力部301からの視聴操作を受け付け可能な状態)としてもよい。ここで、視聴画面とは、コンテンツデータの視聴アプリケーションを起動した際に、表示部305に表示される画面のことをいう。また、視聴画面上でのタップ操作とは、視聴アプリケーションを起動する際のタップ操作も含むものとする。制御部303の処理の詳細は後述する。
記憶部304は、配信サーバ20から受信したコンテンツデータを記憶する。
表示部305は、記憶部304に記憶されているコンテンツデータを、制御部303の制御に基づいて取得し、表示する。
図5は、通信端末30がコンテンツデータの再生指示を取得してからストリーム再生までに記憶部304に記憶されるコンテンツデータを示す図である。通信端末30は再生指示を取得すると、記憶部304にコンテンツデータを記憶し、記憶量が再生開始閾値以下である場合には再生を開始せず、記憶量が再生開始閾値を超えた場合(図5ではt秒後)に再生を開始する。なお、シーク操作による再生指示を取得した場合には、再生位置が変わり、新たなコンテンツデータを記憶し、所定量のコンテンツデータが記憶された時点で再生を開始する。
図6は、通信端末30の制御部303の処理の一例を示すフローチャートである。まず、プレイリストサーバ10から通信部302を介してプレイリストを取得する(ステップS101)。
次に、第1の配信サーバ20−1との通信セッションが確立しているか否かを確認し、通信セッションが確立していなければ、第1の配信サーバ20−1と新たに通信セッションを開始し、ユーザインターフェースの操作を確認する(ステップS102)。この動作は、ユーザによる視聴操作において、表示部305に表示された視聴画面上での任意の場所のタップ操作、又は視聴画面上でのマウスオーバーを契機として行うようにしてもよい。
次に、ユーザによる視聴操作を確認する(ステップS103)。入力部301によりコンテンツデータの再生指示を取得した場合には(ステップS104−Yes)、プレイリストに基づきコンテンツデータの取得先を第1の配信サーバ20−1に決定する(ステップS105)。コンテンツデータの再生開始後に新たにコンテンツデータの再生指示を取得していない場合には(ステップS104−No)、プレイリストに基づきコンテンツデータの取得先を第2の配信サーバ20−2に決定する(ステップS106)。
その後、決定した配信サーバ20との通信セッションが確立しているか否かを確認し、通信セッションが確立していなければ、当該配信サーバ20と新たに通信セッションを開始する(ステップS107)。そして、プレイリストに従って、決定した配信サーバ20からコンテンツデータを取得し(ステップS108)、取得したコンテンツデータを記憶部304に記憶させる(ステップS109)。
その後、記憶部304に記憶されたコンテンツデータの記憶量が再生閾値を超え、且つ未再生である場合には(ステップS110−Yes)、コンテンツデータの再生(シーク操作による再生を含む)を開始し(ステップS111)、プレイリストのコンテンツデータの取得先を第1の配信サーバ20−1から第2の配信サーバ20−2に変更する(ステップS112)。コンテンツデータの記憶量が再生閾値より低い、又はコンテンツデータの再生中である場合には(ステップS110−No)、これらの処理は行わない。
次に、第1の配信サーバ20−1との通信セッションを確立しているか否かを確認してから一定時間経過している場合には(ステップS113−Yes)、第1の配信サーバ20−1との通信セッションが確立しているか否かを確認し、通信セッションが確立していなければ、第1の配信サーバ20−1と新たに通信セッションを開始する(ステップS114)。第1の配信サーバ20−1との通信セッションを確立しているか否かを確認してから一定時間経過していない場合には(ステップS113−No)、この処理を行わない。つまり、一定周期で第1の配信サーバ20−1との間の通信セッションが確立しているか否かを確認する。
次に、コンテンツデータの再生が終了(すなわち、視聴終了)した場合には(ステップS115−Yes)、処理を終了する。視聴終了でない場合には(ステップS115−No)プレイリスト取得のフローに戻る(ステップS101)。なお、図6では、ステップS115の後にプレイリストを毎回取得する形としているが、初回のみの取得、又は数回に一回の取得としてもよい。
図7は、本発明による効果を説明する図である。図7は、ある通信端末30における本発明の有無それぞれの場合の配信開始までのコンテンツデータの取得状況を示している。図7の例では、通信端末30は記憶部304にコンテンツデータが4番まで溜まってから再生を開始するものとする。図7(a)は本発明を適用しない場合を示しており、この場合にはシェーピングによる遅延により各コンテンツデータの取得に時間がかかるため、再生が開始されるまでに時間がかかる。これに対し、図7(b)は本発明を適用する場合を示しており、この場合にはシェーピングによる遅延がないため各コンテンツデータの取得時間が短くなり、再生が開始されるまでの時間を短縮することができる。
なお、シーク操作についても、再生位置が変わり、新たなコンテンツデータを記憶し、一定量のコンテンツデータが記憶されるまで同様の時間差が生じるため、本発明によりシーク操作後に再生が開始されるまでの時間を短縮することができる。
また、シェーピングが行われないコンテンツデータを配信する第1の配信サーバ20−1との間の通信セッションが確立しているか否かを一定周期で確認し、通信セッションを確立していない場合には、第1の配信サーバ20−1と新たに通信セッションを開始するようにしてもよい。これにより、データ取得先を第1の配信サーバ20−1に決定した時点で第1の配信サーバ20−1と予めセッションを確立した状態となる可能性が高まるため、さらにストリーミング再生を高速化することができる。
さらに、通信端末30は視聴操作がなされる前段階として、表示部305に表示された視聴画面上での任意の場所のタップ操作、又は視聴画面上でのマウスオーバーを契機として、第1の配信サーバ20−1との間のセッションが確立しているか否かを確認し、通信セッションが確立していない場合は、第1の配信サーバ20−1と新たに通信セッションを開始するようにしてもよい。これにより、コンテンツデータの再生指示を取得しデータ取得先を第1の配信サーバ20−1に決定することに先立って、第1の配信サーバ20−1とセッションを確立することができるため、さらにストリーミング再生を高速化することができる。
なお、上述した通信端末30として機能させるためにコンピュータを好適に用いることができ、そのようなコンピュータは、通信端末30の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを該コンピュータの記憶部に格納しておき、該コンピュータのCPUによってこのプログラムを読み出して実行させることで実現することができる。なお、このプログラムは、コンピュータ読取り可能な記録媒体に記録可能である。
上述したように、本発明では、シェーピングが行われないコンテンツデータを配信する第1の配信サーバ20−1、及びシェーピングが行われるコンテンツデータを配信する第2の配信サーバ20−2を使用する。配信に参加したばかりの通信端末30や、シーク操作がなされた通信端末30は、コンテンツデータの取得先を第1の配信サーバ20−1とし、再生開始後の通信端末30はコンテンツデータの取得先を第2の配信サーバ20−2とする。かかる構成により、本発明によればデータ配信の安定化と通信端末30のストリーミング再生の高速化を両立させることが可能となる。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態の構成図に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
1 データ配信システム
10 プレイリストサーバ
20−1 第1の配信サーバ
20−2 第2の配信サーバ
30 通信端末
301 入力部
302 通信部
303 制御部
304 記憶部
305 表示部

Claims (6)

  1. コンテンツデータを配信するデータ配信システムであって、
    シェーピングが行われないコンテンツデータを配信する第1の配信サーバと、
    シェーピングが行われるコンテンツデータを配信する第2の配信サーバと、
    コンテンツデータの再生指示を取得すると、コンテンツデータの記憶量が閾値以下である間は、前記第1の配信サーバからコンテンツデータを取得し、コンテンツデータの記憶量が前記閾値を超えると、前記第2の配信サーバからコンテンツデータを取得する通信端末と、
    を備えることを特徴とするデータ配信システム。
  2. 前記通信端末は、前記第1の配信サーバの宛先アドレス、前記第2の配信サーバの宛先アドレス、及びコンテンツデータのファイル名に関する情報を含むプレイリストを取得し、前記コンテンツデータの再生指示を取得すると、コンテンツデータの記憶量が前記閾値以下である間は、前記プレイリストに基づいて前記第1の配信サーバが配信するコンテンツデータのURIを決定して、前記第1の配信サーバにリクエスト行い、コンテンツデータの記憶量が前記閾値を超えると、前記プレイリストに基づいて前記第2の配信サーバが配信するコンテンツデータのURIを決定し、前記第2の配信サーバにリクエスト行うことを特徴とする、請求項1に記載のデータ配信システム。
  3. 配信サーバからコンテンツデータを取得する通信端末であって、
    コンテンツデータの再生指示を取得すると、コンテンツデータの記憶量が閾値以下である間は、シェーピングが行われないコンテンツデータを配信する第1の配信サーバからコンテンツデータを取得し、コンテンツデータの記憶量が前記閾値を超えると、シェーピングが行われるコンテンツデータを配信する第2の配信サーバからコンテンツデータを取得することを特徴とする通信端末。
  4. 前記第1の配信サーバとの間の通信セッションが確立しているか否かを一定周期で確認し、通信セッションが確立していない場合には、前記第1の配信サーバと通信セッションを開始することを特徴とする、請求項3に記載の通信端末。
  5. 視聴画面上でのタップ操作又はマウスオーバーを契機として、前記第1の配信サーバとの間のセッションが確立しているか否かを確認し、通信セッションが確立していない場合には、前記第1の配信サーバと通信セッションを開始することを特徴とする、請求項3又は4に記載の通信端末。
  6. コンピュータを、請求項3から5のいずれか一項に記載の通信端末として機能させるためのプログラム。
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