JP6738844B2 - Upsシステムにおける負荷電流を分散させるシステムおよび方法 - Google Patents

Upsシステムにおける負荷電流を分散させるシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本開示は、無停電電源(UPS:Uninterrupted Power Supply)システムに関する。特に、ただし限定はしないが、本開示は、並列構成のUPSシステムと、UPSシステムにおける負荷電流を分散させる方法と、に関する。
無停電電源(UPS)システムの並列構成では、UPSシステムの各UPSユニットは負荷に並列に接続される。UPSシステムの並列構成の第1の目的は、負荷電流を均等に各UPSユニットで分担することである。したがって、UPSユニットのいずれかに不具合があるとき、負荷に均等に供給するために、不具合があるUPSユニットが発生する電流量を残りのUPSユニットが分担する。通常のUPSシステムは、共通負荷バスと、UPSユニットの各々を接続する通信線とを有する。
通信線は、並列に接続された複数のユニット間で均等に電力を分担するのに必要なデータを通過させる。一般的に、UPSシステムは、マスタUPSユニットと、複数のスレーブUPSユニットと、を備える。マスタUPSユニットは共通負荷バスの電圧レベルを制御する。スレーブユニットは、所定の基準値に基づいて電力を分担する電流制御モードで動作する。さらに、すべてのUPSユニットは共通負荷バスで接続される。
スレーブUPSユニットに不具合があるとき、マスタUPSユニットは不具合があるスレーブUPSユニットが発生する電流に対してしばらくの間対処する。さらに、マスタUPSユニットは、ダウンしたスレーブUPSの数について他のスレーブUPSユニットに通信する。これに加えて、マスタUPSユニットは、通信線を用いて残りのスレーブUPSユニットの各々が発生する電流の量を通信し、これにより、負荷電流が均等に分担される。しかしながら、通信線に不具合がある場合、通常のシステムでは負荷電流を分担する解決手段が提供されない。したがって、通信線故障はシステムの信頼性に影響を及ぼす。
図1は、負荷電流を分散させる通常の並列UPSシステム100を示す。図1では、通信線106を設けてすべてのUPSユニットを接続する。スレーブUPSユニット102に不具合があるとき、マスタUPSユニット101は不具合があるスレーブUPSユニット102が供給する電流に対処する。ところで、通信線106に不具合がある場合、UPSシステム100では、UPSシステム100中の他のユニットに対して不具合があるスレーブUPSユニットについて通信する代替手段が提供されない。したがって、マスタUPSユニット101は、負荷104に付加電流を供給し続ける。複数のスレーブUPSユニットが不具合状態になり、通信線106にも不具合があるとき、不具合があるスレーブUPSユニット102を補償する電流を供給することによって、マスタUPSユニット101に過剰な負荷がかかる場合がある。この結果、通常のUPSシステム100では負荷電流の効率的分担が行われない。
この背景技術で開示されている知識は、本発明の一般的な背景の理解を容易にするためのものにすぎず、この知識が当業者にとってすでに既知である先行技術を形成することの自認または示唆の任意の形態としてとらえるべきではない。
一実施の形態において、本開示は、並列構成で構成される無停電電源(UPS)システムを開示する。UPSシステムは、複数のスレーブUPSユニットを備え、マスタUPSユニットは、複数のスレーブUPSユニットのうちの少なくとも1つのスレーブUPSユニットが稼動していない場合、複数のスレーブUPSユニットのうちの稼動スレーブUPSユニットの数を特定し、稼動スレーブUPSユニットの特定された数に基づいてマスタUPSユニットの動作電圧を変更するように構成されている第1のコントローラを備える。UPSシステムは、マスタUPSユニットの動作電圧をモニタして動作電圧の変化を検出し、稼動スレーブUPSユニットの数を判断し、負荷に供給するスレーブ電流を計算し、負荷にスレーブ電流を供給することをスレーブUPSユニットに開始させるように構成されている第2のコントローラ備える複数のスレーブUPSユニットのうちの少なくとも1つのスレーブUPSユニットをさらに備える。
一実施の形態において、本開示は、並列構成で構成される無停電電源(UPS)システムにおける負荷電流を分散させる方法を開示する。この方法は、複数のスレーブUPSユニットのうちの少なくとも1つのスレーブUPSユニットが稼動していない場合、複数のUPSユニットのうちの稼動スレーブUPSユニットの数をマスタUPSユニットが特定する工程と、稼動スレーブUPSユニットの特定された数に基づいてマスタUPSユニット動作電圧を変更する工程と、少なくとも1つのスレーブUPSユニットが、マスタUPSユニットの動作電圧をモニタする工程と、稼動スレーブUPSユニットの数を判断する工程と、稼動スレーブUPSユニットの数に基づいて負荷に供給するスレーブ電流を計算する工程と、負荷にスレーブ電流を供給する工程と、を備える。
上記概要は例示にしかすぎず、何らかに限定することを意図しない。上記の例示態様、実施の形態および特徴に加えて、さらなる態様、実施の形態および特徴が図面および以下の詳細な説明を参照することによって明らかになる。
本開示の新規の特徴および特性は添付の請求項に示されている。ただし、例示実施の形態の以下の詳細な説明を参照することで、添付の図面とともに読めば、開示自体、ならびに使用の好ましい様式、さらなる目的およびその利点がよりよく理解される。1つ以上の実施の形態が例のみとして添付の図面に関して以下記載されている。添付の図面では、同様の参照符号は同様の要素を表す。添付の図面は以下の通りである。
負荷電流を分散させる通常のUPSシステムのブロック図を示す。 本開示のいくつかの実施の形態に係る、負荷電流を分散させるUPSシステムの典型的なブロック図を示す。 本開示のいくつかの実施の形態に係る、UPSシステムにおける負荷電流を分散させるマスタUPSユニットの典型的なブロック図を示す。 本開示のいくつかの実施の形態に係る、UPSシステムにおける負荷電流を分散させるスレーブUPSユニットの典型的なブロック図を示す。 本開示のいくつかの実施の形態に係る、UPSシステムにおける負荷電流を分散させる方法工程を示すフローチャートを示す。
本主題の原理を具体化する例示システムの概念図を本明細書の任意のブロック図が表すことは、当業者により当然理解される。同様に、任意のフローチャート、フロー図、状態遷移図、疑似コードなどが様々なプロセスを表し、これらのプロセスが、コンピュータ可読媒体において実質的に表現され、コンピュータまたはプロセッサによって、このようなコンピュータまたはプロセッサが明確に示されているか否かにかかわらず、実行され得ることも理解される。
本明細書では、用語「典型的な(exemplary)」は、「例、事例または図示例として用いられる」を意味するのに用いられる。「典型的な」として本明細書で記載される本主題の任意の実施の形態または実現例は、必ずしも他の実施の形態よりも好ましいか、有効であると解釈されるべきであるというわけではない。
本開示には様々な修正および代替形態が可能であるが、その特定の実施の形態が図面に例として示されており、以下に詳細に記載されている。しかしながら、開示を開示されている特定の形態に限定することを意図しない。それどころか、開示が開示の範囲に含まれるすべての修正例、均等物および代替例をカバーすることになるのは当然である。
用語「備える(comprises)」、用語「備える(comprising)」またはこれらのその他のバリエーションは非排他的包含をカバーすることを意図している。したがって、列挙された構成要素または工程を備える仕組み、デバイスまたは方法は、これらの構成要素または工程のみを含むのではなく、明確に列挙されていないか、このような仕組みまたはデバイスまたは方法に特有である他の構成要素または工程を含んでもよい。言い換えると、「備える」の前に記載される(proceeded by “comprises… a”)システムまたは装置中の1つ以上の要素については、別段制約を受けることなく、システムまたは装置中の他の要素または別の要素の存在を排除しない。
本開示の実施の形態は、無停電電源(UPS)システムと、UPSシステムにおける負荷電流を分散させる方法とに関する。UPSユニットは、マスタUPSユニットと複数のスレーブUPSユニットとを備える。少なくとも1つのスレーブUPSユニットに不具合があるとき、マスタUPSユニットは負荷に付加電流を提供し、動作電圧を増加させる。稼動スレーブUPSユニットは、UPSシステムの共通負荷バスの動作電圧の増加をモニタし、スレーブユニットによって分担される負荷電流の割合を判断し、負荷に供給する電流を発生する。このようにして、共通負荷バスの電圧を変更して負荷電流を均等に分担することで共通負荷バスを用いて通信する方法およびシステムが本開示により提供される。
図2は、本開示のいくつかの実施の形態に係る、負荷電流を分散させるマスタUPSシステム200の典型的なブロック図を示す。UPSシステム200は、マスタUPSユニット201、スレーブUPSユニット202、スレーブUPSユニット202、…、スレーブUPSユニット202、本線203、負荷204および共通負荷バス205を備える。一実施の形態において、スレーブUPSユニット202、スレーブUPSユニット202、…、スレーブUPSユニット202を本開示ではまとめて複数のスレーブUPSユニット202と表す場合がある。一実施の形態では、UPSシステム200は並列構成で構成され、すなわち、マスタUPSユニット201と複数のUPSユニット202の各々とは負荷204に接続されている。本開示では不具合がある通信リンクのシナリオを考慮しているので、図2にはすべてのユニットを接続する通信リンクが示されていない。マスタUPSユニット201は、複数のスレーブUPSユニット202をモニタして、複数のUPSユニット202のうちの少なくとも1つのスレーブUPSユニットに不具合があるときに付加マスタ電流を負荷に提供するように構成されている。さらに、マスタUPSユニット201は、稼動スレーブUPSユニットの数を判断して、それに応じて動作電圧を増加させる。さらにまた、複数のスレーブUPSユニット202のうちの稼動スレーブUPSユニットの各々は、共通負荷バス205を通じてマスタUPSユニット201の動作電圧をモニタして、ルックアップテーブルを参照することによって稼動スレーブUPSユニットの数を判断する。さらに、稼動スレーブUPSユニットの各々は、稼動スレーブUPSユニットの数に基づいて負荷204に供給するスレーブ電流を計算する。このようにして、付加マスタ電流を稼動スレーブUPSユニットの各々で均等に分担する。
一実施の形態では、マスタUPSユニット201に不具合があるとき、あるスレーブUPSユニット、たとえば、複数のUPSユニット202のうちの1つのスレーブUPSユニットをマスタUPSユニット201とみなし得る。たとえば、マスタUPSユニット201に不具合がある場合、スレーブUPSユニット202をマスタUPSユニット201とみなし得る。
図3は、本開示のいくつかの実施の形態に係るマスタUPSユニット201の内部構造を示す。マスタUPSユニット201は、少なくとも1つの第1の中央演算処理装置(「CPU」すなわち「第1のプロセッサ」)303と、少なくとも1つの第1のプロセッサ303によって実行可能な指示を保存するメモリ302とを含んでもよい。第1のプロセッサ303は、ユーザ要求またはシステム生成要求を実行するプログラムコンポネントを実行する少なくとも1つのデータプロセッサを備えてもよい。メモリ302は第1のプロセッサ303に通信により結合されている。マスタUPSユニット201は、入力/出力(I/O)インタフェース301をさらに備える。I/Oインタフェース301は第1のプロセッサ303に結合されており、これを通じて入力信号および/または出力信号が通信される。
一実施の形態では、データ304をメモリ302内に保存してもよい。データ304は、たとえば、稼動スレーブUPSユニットの数305、基準電圧値306および他のデータ307を含んでもよい。
一実施の形態では、稼動スレーブUPSユニットの数305は、複数のUPSユニット202のうちの、負荷204に電流を供給するスレーブUPSユニットの数を示す。
一実施の形態では、基準電圧値306は、稼動スレーブUPSユニットの数305に基づいてマスタUPSユニット201の動作電圧をその値まで増加させる電圧値を示す。この実施の形態では、基準電圧値306は稼動スレーブUPSユニットの数305に対応する。
一実施の形態では、他のデータ307は、複数のスレーブUPSユニット302のうちの非稼動スレーブUPSユニットの数を含んでもよいが、これに限定されない。
一実施の形態では、メモリ302のデータ304は、マスタUPSユニット201のモジュール308によって処理される。本明細書で用いられているように、用語モジュールは、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、電子回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Arrays)、プログラマブル・システム・オン・チップ(PSoC:Programmable System-On-Chip)、組み合わせ論理回路および/または記載されている機能を提供する他の適当なコンポネントを指す。本開示で定義されている機能を有するように構成されている場合のモジュール308により新規のハードウェアが実現される。
一実現例では、モジュール308は、たとえば、特定モジュール309、電圧調整器310および他のモジュール311を含んでもよい。このような上記モジュール308が単一のモジュールまたは異なるモジュールの組み合わせとして表されてもよいことはいうまでもない。
一実施の形態では、特定モジュール309は、UPSシステム200中の稼動スレーブUPSユニットの数305を特定する。一実施の形態では、マスタUPSユニット201には複数のスレーブUPSユニット202の数を含む情報が提供される。少なくとも1つのスレーブUPSユニットに不具合があるとき、マスタUPSユニット201の電流はしばらくの間増加する。この実施の形態では、マスタ電流の増加は非稼動スレーブUPSユニットの数と比例する。したがって、マスタUPSユニット201は、マスタ電流の増加に基づいて複数のUPSユニット202のうちの非稼動スレーブUPSユニットの数を判断する。さらに、マスタUPSユニット201は、複数のスレーブUPSユニット202の数と非稼動スレーブUPSユニットの数とに基づいて、稼動スレーブUPSユニットの数を特定する。
一実施の形態では、電圧調整器310は特定モジュール309から稼動スレーブUPSユニットの数305を受ける。さらに、電圧調整器310は、ルックアップテーブルに基づいてマスタUPSユニット201の動作電圧を増加させる。典型的なルックアップテーブルは表1に与えられている通りである。
1つのマスタと7つのスレーブユニットとを有し、400Aの電流を要求する負荷にUPSユニットの各々が50Aの電流を均等に供給する7+1構成UPSシステム200を考える。7+1UPSについてのルックアップテーブルは表1に示されている通りであり、マスタ電流が50Aである場合、マスタUPSユニット201は、稼動スレーブUPSユニットの数305が7であると判断する。したがって、マスタUPSユニット201の動作電圧は240Vにセットされる。同様に、マスタ電流が増えると、表1で与えられるように、稼動スレーブUPSユニットの数305が判断される。さらに、稼動スレーブUPSユニットの数305に対応するマスタUPSユニット201の基準電圧値が判断され、動作電圧が所定の基準電圧値306にセットされる。
図4は、本開示のいくつかの実施の形態に係るスレーブUPSユニットの内部構造を示す。図示例について、上記実施の形態を説明するためにスレーブUPSユニット202を考える。スレーブUPSユニット202は、少なくとも1つの第2の中央演算処理装置(「CPU」すなわち「第2のプロセッサ」)403と、少なくとも1つの第2のプロセッサ403によって実行可能な指示を保存すメモリ402とを含んでもよい。第2のプロセッサ403は、ユーザ要求またはシステム生成要求を実行するプログラムコンポネントを実行する少なくとも1つのデータプロセッサを備えてもよい。メモリ402は第2のプロセッサ403に通信により結合されている。スレーブUPSユニット202は、入力/出力(I/O)インタフェース401をさらに備える。I/Oインタフェース401は第2のプロセッサ403に結合されており、これを通じて入力信号および/または出力信号が通信される。
一実施の形態では、データ404をメモリ402内に保存してもよい。データ404は、たとえば、稼動スレーブUPSユニットの数405、基準電圧値406および他のデータ407を含んでもよい。
一実施の形態では、稼動スレーブUPSユニットの数405は、複数のUPSユニット202のうちの、負荷204に電流を供給するスレーブUPSユニットの数を示す。
一実施の形態では、基準電圧値406は電圧値の範囲を示し、マスタUPSユニット201の動作電圧がこの電圧値の範囲に対応する。動作電圧が対応する範囲に基づいて、稼動スレーブUPSユニットの数405が判断される。
一実施の形態では、メモリ402中のデータ404は、スレーブUPSユニット202のモジュール408によって処理される。本明細書で用いられているように、用語モジュールは、特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル・システム・オン・チップ(PSoC)、組み合わせ論理回路および/または記載されている機能を提供する他の適当なコンポネントを指す。本開示で定義されている機能を有するように構成されている場合のモジュール408により新規のハードウェアが実現される。
一実現例では、モジュール408は、たとえば、モニタモジュール409、判断モジュール410、計算モジュール411および他のモジュール412を含んでもよい。このような上記モジュール408が単一のモジュールまたは異なるモジュールの組み合わせとして表されてもよいことはいうまでもない。
一実施の形態では、モニタモジュール409はマスタUPSユニット201の動作電圧をモニタする。この実施の形態では、モニタモジュール409は、共通負荷バス205を通じて動作電圧をモニタする。モニタモジュール409は、予め定めた時間間隔でマスタUPSユニット201の動作電圧を受ける。一実施の形態では、マスタUPSユニット201のモニタ動作電圧は基準電圧値306である。
一実施の形態では、判断モジュール410はマスタUPSユニット201のモニタ動作電圧を受ける。さらに、判断モジュール410はモニタ動作電圧を基準電圧値406と関係させる。基準電圧値406は電圧値406の範囲を含む。一実施の形態では、モニタ電圧値は基準電圧値406の範囲に入る。モニタ動作電圧に対応する基準電圧値406の範囲が判断されると、判断モジュール410は基準電圧値406の範囲に対応する稼動スレーブUPSユニットの数405を判断する。上記7+1構成UPSシステムについてのモニタ動作電圧、基準電圧値406および稼動UPSユニットの数405の関係は、表2に与えられている。
表2によると、240VのマスタUPSユニット201のモニタ動作電圧は239V〜241Vの範囲に含まれている。したがって、判断モジュール410は、239V〜241Vの範囲に対応する稼動スレーブUPSユニットの数405を判断する。判断モジュール410が244Vのモニタ動作電圧を受けるとしてみる。電圧244Vは243V〜245Vの範囲に含まれる。したがって、判断モジュールは、表2から、稼動スレーブUPSユニットの数405を、243V〜245Vの基準電圧値406に対応する5と判断する。
一実施の形態では、計算モジュール411は判断モジュール410から稼動スレーブUPSユニットの数405を受ける。その後、計算モジュール411は、稼動スレーブUPSユニットの数405に基づいて負荷204に供給するスレーブ電流を計算する。スレーブ電流は以下の式を用いて計算される。
Slave=ILoad/N+1…(1)
ここで、
Load: 負荷電流
N: 稼動スレーブUPSユニットの数405
Slave: スレーブ電流
スレーブ電流が計算されると、第2のプロセッサ403は、負荷204にスレーブ電流を供給することをスレーブUPSユニット202に開始させる。項N+1は、稼動スレーブUPSユニットとともにマスタUPSユニット201を含むことを示す。
一実施の形態では、負荷電流が均等に分担されると、定格電圧にある負荷バス電圧がマスタUPSユニット201によって取り戻される。
図5は、本開示のいくつかの実施の形態に係るUPSシステム200における負荷電流を分散させる方法を示すフローチャートを示す。
図5に図示されているように、方法500は、本開示のいくつかの実施の形態に係る、UPSシステム200における負荷電流を分散させる1つ以上の工程を備えてもよい。方法500は、コンピュータ実行可能指示に関して一般的に記載することができる。通常、コンピュータ実行可能指示は、特定の機能を発揮するか、特定の抽象データ型をインプリメントするルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポネント、データ構造、プロシージャ、モジュールおよび関数を含むことができる。
方法500が記載されている順序は、限定として解釈することを意図しておらず、記載されている方法ブロックの任意の数を任意の順序で組み合わせて方法を実施することができる。さらに、本明細書に記載されている主題の精神および範囲から逸脱しない限りにおいて、個々のブロックを方法から削除してもよい。さらにまた、任意の適当なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの組み合わせで方法を実施することができる。
工程501で、特定モジュール309は、UPSシステム200中の稼動スレーブUPSユニットの数305を特定する。少なくとも1つのスレーブUPSユニットに不具合があるとき、マスタUPSユニット201はマスタ電流をしばらくの間増加させる。この実施の形態では、マスタ電流の増加は非稼動スレーブUPSユニットの数と比例する。したがって、マスタUPSユニット201は、マスタ電流の増加に基づいて複数のUPSユニット202のうちの非稼動スレーブUPSユニットの数を判断する。さらに、マスタUPSユニット201は、複数のスレーブUPSユニット202の数と非稼動スレーブUPSユニットの数とに基づいて、稼動スレーブUPSユニットの数を特定する。
工程502で、電圧調整器310は、表1に与えられている関係に基づいてマスタUPSユニット201の動作電圧をセットする。さらに、マスタユニットは、予めセットされた期間中、電圧レベルを維持して誤った電圧検出を防止する。
工程503で、モニタモジュール409はマスタUPSユニット201の動作電圧をモニタする。一実施の形態では、モニタモジュール409は、予め定めた時間間隔で共通負荷バス205を通じてマスタUPSユニット201の動作電圧を参照する。
工程504で、判断モジュール410は、モニタモジュール409からマスタUPSユニット201のモニタ動作電圧を受ける。さらに、判断モジュール410は、表2に示されているようにモニタ動作電圧を基準電圧値406と関係させることによって稼動スレーブUPSユニットの数405を判断する。
工程505で、計算モジュール411は、式1を用いて稼動スレーブUPSユニットの数405に基づいてスレーブ電流を計算する。
工程506で、第2のプロセッサ403は、計算されたスレーブ電流を負荷204に供給することをスレーブUPSユニット202の電流発生モジュール(図示されていない)に開始させる。
一実施の形態では、工程504〜工程506は稼動スレーブUPSユニットの各々によって実行される。
図2を参照して、UPSシステム200がマスタUPSユニット201、スレーブUPSユニット202、スレーブUPSユニット202およびスレーブUPSユニット202を備えるとする。マスタUPSユニット201によって供給されるマスタ電流を50Aとする。スレーブUPSユニット202、スレーブUPSユニット202およびスレーブUPSユニット202によって供給されるスレーブ電流ISlaveを50Aとする。このようにすると、負荷電流ILoadは200Aである。UPSシステム200のUPSユニットの各々が等しい量の電流を供給しているとき、負荷電流が均等に分散されることとする。スレーブUPSユニット202が不具合状態にあると考えてみる。この場合、マスタ電流は、スレーブUPSユニット202によって供給されるスレーブ電流ISlaveに等しい値だけ増加する。したがって、マスタ電流は100Aまで増加する。さらに、特定モジュール309は、稼動スレーブUPSユニットの数305を特定するために、UPSシステム200のマスタUPSユニット201用に生成したテーブルを参照する。表3は、UPSシステム200用に特別に作成したテーブルである。
表3を参照して、マスタ電流が100Aであるので、特定モジュール309はスレーブUPSユニットの数を6と特定する。さらに、電圧調整器310は、マスタUPSユニット201の動作電圧を表3中の稼動スレーブUPSユニットの数305に対応する基準電圧値306に増加させる。このようにして、電圧調整器310はマスタUPSユニット201の動作電圧を242Vにセットする。モニタモジュール409はマスタUPSユニット201の動作電圧をモニタする。動作電圧の変化が検出されると、モニタユニット409はモニタ動作電圧を判断ユニット410に提供する。ここでは、マスタUPSユニット201の動作電圧が240Vから242Vに変化すると、モニタユニット409はモニタ動作電圧、すなわち242V値を判断ユニット411に提供する。判断ユニット411は、UPSシステム200のスレーブUPSユニット202用に生成したテーブルを参照する。表4がスレーブUPSユニット202用に生成したテーブルを表すとする。
400Aの負荷要求に対してUPSユニットの各々が50Aを供給する7+1構成UPSシステムを考える。スレーブユニット202が動作しなくなるシナリオを考える。ここでは、マスタ電流が50Aから100Aに増加する。表4を参照して、判断ユニット410は、表4に示されているように242Vの動作電圧を基準電圧値406と関係させる。242Vの動作電圧は241V〜243Vの範囲に入る。さらに、判断モジュール410は、表4を参照することによって稼動スレーブUPSユニットの数405を6と判断する。その後、計算モジュール411は、式1を用いてスレーブ電流ISlaveを計算する。このシナリオでは、ILoad=400AかつN=6である。したがって、ISlaveが計算されて57.14Aになる。これに反して、スレーブUPSユニット202〜202によって供給されている電流は50Aである。したがって、スレーブUPSユニット202およびスレーブUPSユニット202は各々7.14Aの付加電流を発生する。したがって、スレーブUPSユニット202のISlaveおよびスレーブUPSユニット202のISlaveは各々57.14Aである。発生したISlaveは負荷204に供給される。57.14AのISlaveがスレーブUPSユニット202およびスレーブUPSユニット202によって供給されると、マスタUPSユニット201によって負荷204に供給されるマスタ電流の量はスレーブUPSユニット202〜202のISlaveの増加に比例した値だけ減少する。この図示例では、マスタ電流は7.14×6=42.84Aの値だけ減少する。したがって、マスタ電流は57.14Aまで減少する。この結果、負荷電流ILoadは、UPSシステム200の稼動UPSユニットに均等に分散される。
用語「一実施の形態(an embodiment)」、用語「実施の形態(embodiment)」、用語「複数の実施の形態(embodiments)」、用語「1つ以上の実施の形態(one or more embodiments)」、用語「いくつかの実施の形態(some embodiments)」および用語「一実施の形態(one embodiment)」は、別段明確に記載されない限り、「1つ以上の発明の1つ以上の(ただし、すべてとは限らない)実施の形態」を意味する。
用語「含む(including)」、用語「備える(comprising)」、用語「有する(having)」およびこれらのバリエーションは、別段明確に記載されない限り、「含むが、これに限定されない」ことを意味する。
項目の列挙されたリストは、別段明確に記載されない限り、項目の一部または全部が互いに排他的であることを意味しない。用語「一(a)」、用語「一(an)」および用語「前記(the)」は、別段明確に記載されない限り、「1つ以上」を意味する。
いくつかの構成要素が互いに通信する実施の形態の記載は、このようなすべての構成要素を必要とすることを意味しない。それどころか、任意に選択できる様々な構成要素が記載されており、本発明の多種多様な可能な実施の形態が示されている。
単一のデバイスまたは物品が本明細書に記載されている場合、1つ以上のデバイス/物品(これらが協働するか否かは問わない)を単一のデバイス/物品の代わりに用いてもよいことは容易に理解される。同様に、1つ以上のデバイスまたは物品(これらが協働するか否かは問わない)が本明細書に記載されている箇所では、単一のデバイス/物品を1つ以上のデバイスまたは物品の代わりに用いてもよいこと、または、示されている数のデバイスまたはプログラムの代わりに異なる数のデバイス/物品を用いてもよいことは容易に理解される。デバイスの機能および/または特徴を、これの代わりに、このような機能/特徴を有するようには明確に記載されていない1つ以上の他のデバイスによって、具体化してもよい。このように、本発明の他の実施の形態はデバイスそれ自体を含む必要はない。
図5の図示動作は、特定の順序で起こる特定のイベントを示す。別の複数の実施の形態では、特定の動作を異なる順序で実行してもよいし、修正してもよいし、除去してもよい。さらに、複数の工程を上記のロジックに加えてもよく、この場合でも記載されている実施の形態に矛盾しない。さらに、本明細書に記載されている動作は逐次的に行ってもよいし、特定の動作を並列に処理してもよい。またさらに、動作を単一の処理デバイスによって実行してもよいし、分散した処理ユニットによって実行してもよい。
一実施の形態では、本開示は、専用の通信線を必要としないUPSシステムと、負荷電流を分散させる方法とを開示する。本開示では、均等に負荷電流を分散させるために既存の共通負荷バスを利用してUPSシステムの各UPSユニットからの電流要求を通信する。
一実施の形態において、本開示では、UPSシステムに対してコストおよびハードウェアを付加することなく、均等に負荷電圧を分担する解決手段が提供される。
最後に、本明細書で用いられる言葉は主に読みやすさと教示目的で選択されており、本発明の主題の輪郭を描く、すなわち限定するようには選択されていない。したがって、本発明の範囲が、この詳細な説明によってでなく、本明細書に基づく出願について発行される任意の請求項によって限定されることを意図している。したがって、本発明の実施の形態の開示は、以下の請求項に示されている本発明の範囲を説明する(ただし、限定はしない)ことを意図している。
様々な態様および実施の形態が本明細書で開示されているが、他の態様および実施の形態が当業者には明らかである。本明細書に開示される様々な態様および実施の形態は説明のためのものであり、限定することを意図せず、真の範囲および精神が以下の請求項によって示されている。
200 UPSシステム
201 マスタUPSユニット
202 スレーブUPSユニット
203 本線
204 負荷
205 共通負荷バス
301 マスタUPSユニットのI/Oインタフェース
302 マスタUPSユニットのメモリ
303 第1のプロセッサ
304 マスタUPSユニットのデータ
305 マスタUPSユニットの稼動スレーブUPSユニットの数
306 マスタUPSユニットの基準電圧値
307 マスタUPSユニットの他のデータ
308 マスタUPSユニットのモジュール
309 特定モジュール
310 電圧調整器
311 マスタUPSユニットの他のモジュール
401 スレーブUPSユニットのI/Oインタフェース
402 スレーブUPSユニットのメモリ
403 第2のプロセッサ
404 スレーブUPSユニットのデータ
405 スレーブUPSユニットの稼動スレーブUPSユニットの数
406 スレーブUPSユニットの基準電圧値
407 スレーブUPSユニットの他のデータ
408 スレーブUPSユニットのモジュール
409 モニタモジュール
410 判断モジュール
411 計算モジュール
412 スレーブUPSユニットの他のモジュール

Claims (10)

  1. 並列構成で構成されている無停電電源(UPS)システムであって、
    複数のスレーブUPSユニットと、
    第1のコントローラを備えるマスタUPSユニットであって、前記第1のコントローラは、
    前記複数のスレーブUPSユニットのうちの少なくとも1つのスレーブUPSユニットが稼動していない場合であって、前記マスタUPSユニットによって負荷に供給されるマスタ電流が変化するとき、前記複数のスレーブUPSユニットのうちの稼動スレーブUPSユニットの数を特定し、
    稼動スレーブUPSユニットの前記特定された数に基づいて前記マスタUPSユニットの動作電圧を予め定めたレベルに変更する、
    ように構成されている、マスタUPSユニットと、
    第2のコントローラを備える前記複数のスレーブUPSユニットのうちの少なくとも1つのスレーブUPSユニットと、を備え、前記第2のコントローラは、
    前記マスタUPSユニットの前記動作電圧をモニタして前記動作電圧の変化を検出し、
    前記動作電圧の前記変化に基づいて稼動スレーブUPSユニットの数を判断し、
    稼動スレーブUPSユニットの前記数に基づいて前記負荷に供給するスレーブ電流を計算し、
    前記負荷に前記スレーブ電流を供給することを前記スレーブUPSユニットに開始させる、
    ように構成されている、
    UPSシステム。
  2. 前記少なくとも1つのスレーブUPSユニットが稼動していないことは、第1のルックアップテーブルにより特定される、請求項1に記載のUPSシステム。
  3. 前記第1のルックアップテーブルは、稼動スレーブUPSユニットの前記数と、対応する前記動作電圧の変化とを提供する、請求項2に記載のUPSシステム。
  4. 稼動スレーブUPSユニットの前記数は、前記少なくとも1つのスレーブUPSユニットによって第2のルックアップテーブルに基づいて判断される、請求項1に記載のUPSシステム
  5. 前記第2のルックアップテーブルは、稼動スレーブUPSユニットの前記数と、対応する前記動作電圧の変化とを提供する、請求項4に記載のUPSシステム
  6. マスタUPSユニットと複数のスレーブUPSユニットとを備える、並列構成で構成されている無停電電源(UPS)システムにおける負荷電流を分散させる方法であって、
    前記複数のスレーブUPSユニットのうちの少なくとも1つのスレーブUPSユニットが稼動していない場合であって、前記マスタUPSユニットによって負荷に供給されるマスタ電流が変化するとき、前記複数のスレーブUPSユニットのうちの稼動スレーブUPSユニットの数を前記マスタUPSユニットが特定する工程と、
    稼動スレーブUPSユニットの前記特定された数に基づいて前記マスタUPSユニットの動作電圧を予め定めたレベルに変更する工程と、
    前記複数のスレーブUPSユニットのうちの少なくとも1つのスレーブUPSユニットが、前記マスタUPSユニットの前記動作電圧をモニタして前記動作電圧の変化を検出する工程と、
    前記少なくとも1つのスレーブUPSユニットが、前記動作電圧の前記変化に基づいて稼動スレーブUPSユニットの前記数を判断する工程と、
    前記少なくとも1つのスレーブUPSユニットが、稼動スレーブUPSユニットの前記数に基づいて前記負荷に供給するスレーブ電流を計算する工程と、
    前記少なくとも1つのスレーブUPSユニットが、前記負荷に前記スレーブ電流を供給する工程と
    を備える、方法。
  7. 前記少なくとも1つのスレーブUPSユニットが稼動していないことは、第1のルックアップテーブルにより特定される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1のルックアップテーブルは、稼動スレーブUPSユニットの前記数と、対応する前記動作電圧の変化とを提供する、請求項7に記載の方法。
  9. 稼動スレーブUPSユニットの前記数は、前記少なくとも1つのスレーブUPSユニットによって第2のルックアップテーブルに基づいて判断される、請求項6に記載の方法。
  10. 前記第2のルックアップテーブルは、稼動スレーブUPSユニットの前記数と、対応する前記動作電圧の変化とを提供する、請求項9に記載の方法。
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