JP6738159B2 - ガイドワイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、胆管、膵管、血管、尿管、気管等の人体の管状器官や、体腔等の人体組織の所定位置に、カテーテル等を挿入する際に用いられるガイドワイヤに関する。
以前から、胆管や膵管、血管、尿管、気管等の人体の管状器官に、カテーテルを挿入して薬液を注入したり、バルーンカテーテルで閉塞した管状器官を拡径したり、或いは、ステントを留置したりすることが行われている。これらの作業の際には、まず、ガイドワイヤを管状器官に挿入して所定位置まで到達させ、その外周に沿ってカテーテルやバルーンカテーテル、ステントを保持したチューブ等を移動させている。
この種のガイドワイヤにおいては、屈曲した管状器官に挿入しやすくしたり、又は、管状器官が分岐した分岐部で所定の分岐管を選択して挿入しやすくしたり、更には、ガイドワイヤ先端によって管状器官内壁が傷つくのを防止したりするために、ガイドワイヤの先端部を予め所定形状(J字状やアングル形状等)にくせ曲げしておく場合がある。また、先端部をくせ曲げしたガイドワイヤを管状器官に挿入したものの、その曲げ形状が使用目的にフィットしない場合には、一旦ガイドワイヤを管状器官から引き抜いて、元の形状に伸ばした後、異なる形状にくせ曲げする場合もある(リシェイプする等という)。
このようなくせ曲げ可能なガイドワイヤとして、例えば、下記特許文献1には、形状記憶合金からなる芯線の外周に合成樹脂膜を被覆してなり、芯線の先端部を所定長さ細く形成すると共に、先端部を焼きなましして塑性変形しやすくしたカテーテル用ガイドワイヤーが記載されている。焼きなましは、芯線の先端部のみを、電気炉やソルトバスなどに入れて行われることが記載されている。
また、ガイドワイヤを焼きなましする方法として、下記特許文献2の段落0075や図15には、ガイドワイヤの端部のみに、レーザービームを照射して、焼きなまし処理したことが記載されている。
実開平3−24144号公報 特表2002−531707号公報
ところで、ガイドワイヤ先端部をくせ曲げする際には、シェイピングマンドレル等の付形具にガイドワイヤ先端部を当接させて、使用者の手指などによってしごくことにより、所定の方向に向けて所望の形状に屈曲するように付形している。
しかしながら、上記特許文献1のカテーテル用ガイドワイヤーにおいては、芯線の先端部を、電気炉やソルトバス等に入れて焼きなましを行うため、芯線の先端部全体が焼きなましされて塑性変形しやすくなるので、付形する際に一定の方向にくせ曲げしにくく、三次元的に曲がってしまったりするという不都合があった。また、芯線の先端部全体が塑性変形しやすいため、一旦付形したガイドワイヤ先端部をリシェイプすべく、元の形状に伸ばそうとしても、伸ばしにくくなり、リシェイプしにくいという不都合もあった。
また、上記特許文献2においては、レーザービームによってガイドワイヤ先端部を焼きなまししているが、特許文献2の例えば図15,16に示すように、ガイドワイヤ先端部の全周がレーザービームによって加熱処理されて焼きなましされているため、この場合も、ガイドワイヤ先端部の付形方向を定めにくく、リシェイプもしにくいという不都合があった。
したがって、本発明の目的は、ガイドワイヤ先端部を所望の形状に付形しやすく、かつ、リシェイプしやすくすることができる、ガイドワイヤ及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つは、基部及び該基部よりも縮径した先端部を設けた芯線を有しており、該芯線の先端部の、周方向の一方向側から見た面に、周方向の他方向側から見た面に対してより強く熱変性された熱変性部分が設けられており、該熱変性部分は、前記芯線の軸方向に沿って連続的に又は断続的に形成されていることを特徴とする。
本発明のガイドワイヤにおいては、前記芯線の先端部における前記周方向の他方向側から見た面は、熱変性されていないことが好ましい。
本発明のガイドワイヤにおいては、前記熱変性部分は、前記芯線の軸心に交差し、かつ、軸方向に沿って所定間隔をあけて配置されていることが好ましい。
本発明のガイドワイヤにおいては、前記芯線の先端部には、前記熱変性部分が密集した箇所が、前記芯線の軸方向において分かれて配置されていることが好ましい。
一方、本発明のもう一つは、基部及び該基部よりも縮径した先端部を設けた芯線を有するガイドワイヤの製造方法であって、前記芯線の先端部の周方向の一方向側から、前記芯線の軸方向に沿って連続的に及び/又は断続的に、前記先端部の周方向の他方向側よりも高出力のレーザーを照射して又は長時間に亘ってレーザーを照射して、熱変性部分を形成することを特徴とする。
本発明によれば、芯線の先端部の、周方向の一方向側から見た面に、周方向の他方向側から見た面に対してより強く熱変性された熱変性部分を設けたことで、この熱変性部分が、芯線の他の部分よりも曲げやすくなるので、この熱変性部分を、芯線の軸方向に沿って連続的に又は断続的に形成したことで、ガイドワイヤの先端部を付形する際に、熱変性部分を内側にして所定の方向にくせ曲げしやすくなり、ガイドワイヤを所望の形状に付形しやすくすることができる。また、ガイドワイヤ先端部を所定形状に付形後、異なる形状に付形する(リシェイプ)ときには、ガイドワイヤ先端部を付形前の形状に戻してからリシェイプするが、この際に、熱変性部分を内側にして曲がり方向が定まっているため、ガイドワイヤ先端部を付形前の形状に戻しやすくすることができ、リシェイプしやすくすることができる。
本発明に係るガイドワイヤの第1実施形態を示しており、その断面図である。 同ガイドワイヤを示しており、(a)はその芯線の平面図、(b)は芯線の側面図である。 同ガイドワイヤの芯線の先端部の、軸方向に直交する断面から見た場合の断面図である。 同ガイドワイヤにおいて、先端部を付形した状態の断面図である。 本発明に係るガイドワイヤの第2実施形態を示す平面図である。 本発明に係るガイドワイヤの第3実施形態を示す平面図である。 本発明に係るガイドワイヤの第4実施形態を示す平面図である。 本発明に係るガイドワイヤの第5実施形態を示す平面図である。 本発明に係るガイドワイヤの第6実施形態を示す平面図である。 本発明に係るガイドワイヤの製造方法の、一実施形態を示す説明図である。 実施例及び比較例の、付形前の状態を示す写真である。 実施例及び比較例の、付形後の状態を示す写真である。 実施例の先端部の拡大写真である。
以下、図面を参照して、本発明に係るガイドワイヤの一実施形態について説明する。図1〜3には、本発明に係るガイドワイヤの第1実施形態が示されている。
図1に示すように、この実施形態のガイドワイヤ10は、芯線20と、この芯線20の外周に装着されたコイル部材30と、芯線20及びコイル部材30の外周を被覆する樹脂層40とを有している。ただし、本発明のガイドワイヤにおいては、コイル部材30や樹脂層40の一方又は両方を存在しない構造としてもよく(例えば、芯線だけでもよい)、特に限定はされない。
前記芯線20は、円形断面を有するいわゆる丸線であって、一定の外径D1(図2(b)参照)にて所定長さで伸びる基部21と、この基部21の先端側に設けられ、該基部21よりも小径の先端部23とを有している。前記先端部23は、前記基部21の先端から芯線先端に向かって次第に縮径されつつ伸びるテーパ部25と、同テーパ部25の先端から一定の外径D2(図2(b)参照)で直線状に伸びる細径部27とを有している。なお、先端部23としては、その全体が先端に向かって次第に縮径する先細テーパ形状としてもよく、先端に向かって段階的に縮径させて段状をなす構造としてもよく、特に限定されない。
前記基部21の外径D1は、0.25〜1.00mmであることが好ましく、0.30〜0.70mmであることがより好ましい。また、細径部27の外径D2は、0.05〜0.35mmであることが好ましく、0.06〜0.15mmであることがより好ましい。更に、細径部27の長さL1(芯線20の最先端からテーパ部25の先端までの長さ)は、3〜100mmであることが好ましく、10〜50mmであることがより好ましい。また、テーパ部25の長さL2(テーパ部25の先端から基部21の先端までの長さ)は、70〜500mmであることが好ましく、100〜300mmであることがより好ましい。
なお、上記芯線20としては、例えば、Ni−Ti系合金,Ni−Ti−X(X=Fe,Cu,V,Co,Cr,Mn,Nb等)合金、Cu−Zn−X(X=Al,Fe等)合金等の超弾性合金や、ステンレス、ピアノ線材などを用いることができ、或いは、W、Pt、Ti、Pd、Rh、Au、Ag、Bi、Ta及びこれらの合金等からなるX線不透過性金属を用いることもできる。上記の中でも、Ni−Ti係合金、Ni−Ti−X合金、ステンレスを用いることが好ましい。
図1に示すように、前記コイル部材30は、その先端側が固着部31を介して、芯線20の細径部27の先端に固着され、基端側が固着部33を介して、芯線20のテーパ部25の途中部分に固着されることで、芯線20の先端部23の外周に装着されている。なお、この実施形態のコイル部材30は疎巻きであり、その内側に樹脂層40が入り込んでいるが、コイル部材を密巻きとして、その内側を空隙としてもよく、ガイドワイヤ先端部の付形性を維持可能な構成であればよい。
また、コイル部材30の材質としては、例えば、Auメッキが施されたW(金メッキタングステン)、W、Pt、Ti、Pd、Rh、Au、Ag、Bi、Ta及びこれらの合金等からなるX線不透過性金属や、Ni−Ti系合金,Ni−Ti−X(X=Fe,Cu,V,Co,Cr,Mn,Nb等)合金、Cu−Zn−X(X=Al,Fe等)合金等の超弾性合金や、ステンレスなどを用いることができる。一方、上記の固着部31,33としては、例えば、紫外線硬化型のアクリレート樹脂や、シリコーン系接着剤、変性シリコーン系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、アクリレート系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤等や、或いは、SnやAgロウ等のロウ材を用いることができる。
また、この実施形態の樹脂層40は、芯線20及びコイル部材30を含めてガイドワイヤ全体を覆っており、ガイドワイヤ先端から基端に至るまでほぼ同一外径となっている(図1参照)。ただし、樹脂層40は、ガイドワイヤ全体に被着されていなくても、コイル部材30だけを覆う形状であってもよく、また、その外径についても先端から基端まで同一外径とせず、例えば、先細テーパ状としてもよく、特に限定はされない。更にこの樹脂層40の外周には、親水性樹脂膜45が被覆されている(図1参照)。
前記樹脂層40は、例えば、ポリウレタンや、ナイロンエラストマー、ポリエーテルブロックアミド、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニルや、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、四フッ化エチレン−エチレン共重合体(ETFE)等のフッ素系樹脂などを採用することができる。一方、前記親水性樹脂膜45は、例えば、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体等の親水性樹脂などを採用することができる。
そして、この実施形態のガイドワイヤ10においては、図2(a),(b)に示すように、芯線20の先端部23の、周方向の一方向側から見た面S1(以下、単に「面S1」ともいう)に、周方向の他方向側から見た面S2(以下、単に「面S2」ともいう)に対してより強く熱変性された熱変性部分50が設けられており、該熱変性部分50は、芯線20の軸方向に沿って断続的に形成された構造をなしている。
この熱変性部分50を設けたことにより、ガイドワイヤ10の先端部23を付形する際に、熱変性部分50を内側にして所定方向にくせ曲げしやすくなる(図4参照)。なお、芯線の先端部の、周方向の一方向側から見たとは、図3の矢印に示すように、芯線20の周方向の所定位置から、芯線20の軸心Cに向く方向(芯線20の軸心Cに直角な方向)に見たことを意味する。また、芯線の先端部の、周方向の他方向側から見たとは、芯線20の周方向であって、前記面S1が見える位置とは異なる他の位置から、芯線20の軸心Cに向く方向に見たことを意味する。
また、この実施形態における熱変性部分50は、芯線20の先端部23の軸方向に沿って所定幅W(図2(b)参照)で、かつ、周方向に沿って所定長さで形成された帯状をなしている。この帯状をなした熱変性部分50が、芯線20の軸心Cに交差するように周方向に半周程度の長さで伸びている(図3参照)。更に、上記帯状をなした熱変性部分50が、芯線20の軸方向に沿って所定間隔I(図2(b)参照)をあけて複数配置されている。この実施形態においては、上記熱変性部分50が、細径部27の先端面から所定長さ離れた位置から、テーパ部25の途中部分に至る範囲に設けられている。なお、熱変性部分は、芯線20の軸方向に沿って連続的に設けてもよく、特に限定はされない(これについては後述の実施形態で説明する)。
更にこの実施形態においては、芯線20の先端部23における、周方向の他方向側から見た面S2は、熱変性されていない。ただし、芯線20の先端部23における他方向側の面S2は、熱変性部分50よりも熱変性の度合いが低ければ、熱変性していてもよく、要は、一方向側の面S1に設けられた熱変性部分50が、他方向側の面S2に対して強く熱変性された構造であればよい。
また、熱変性部分50は、所定の熱処理によって形成される。例えば、後述するガイドワイヤの製造方法のように、所定のレーザー照射装置によって、レーザーを芯線20の先端部23の面S1に照射したり(図10参照)、燃焼ガスによる炎を芯線20の先端部23の面S1に部分的に吹き付けたり、熱変性部分以外をマスキングして熱処理を施したり、更には、電流を電熱線に印加して該電熱線で局所的に熱処理を施したりする等の熱処理(いわゆる焼きなまし)を施すことによって、芯線20の先端部23の面S1に熱変性部分を形成することができる。
なお、本発明において「熱変性部分」とは、熱変性部分を有しない芯線の先端部の引張強度に対して、熱変性部分を設けた芯線の先端部における引張強度が、50〜90%となるように、好ましくは60〜86%となるように、熱処理が施されて熱変性された部分であることを意味する。
すなわち、芯線20の先端部23の、周方向一方向側の面S1に設けた熱変性部分は、熱処理前の組織や、周方向他方側の面S2における組織よりも、引張強度が低く、硬さが低く軟質で、展延性が高いという性質を有している。
なお、上記の引張強度が50%未満だと、芯線の先端部の引張強度が低く、ガイドワイヤの挿入性やトルク伝達性が低下する懸念があり、引張強度が90%を超えると、芯線の先端部の付形性能を向上させにくくなる。
また、図2(b)に示すように、熱変性部分50の幅Wは、0.5〜20mmであることが好ましく、1〜10mmであることがより好ましい。
更に図3に示すように、芯線20の先端部23を軸方向断面から見た場合に、熱変性部分50の周方向長さRは、その部分におけるの芯線の全周の長さに対して、17〜75%であることが好ましく、50〜60%であることがより好ましい。なお、この実施形態における熱変性部分50は、芯線の全周の約半分の長さで形成されている(図3参照)。
また、隣接する熱変性部分50,50どうしの間隔Iは、0.3〜10mmであることが好ましく、0.5〜5mmであることがより好ましい(図2(b)参照)。
図5には、本発明に係るガイドワイヤの第2実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態のガイドワイヤ10Aは、熱変性部分の構造が前記実施形態と異なっている。すなわち、この実施形態の熱変性部分51は、芯線20の先端部23の細径部27の最先端からテーパ部25の途中部分に至る範囲に、芯線20の軸方向に沿って直線状に伸びており、この熱変性部分51が、芯線20の周方向に沿って所定間隔をあけて複数設けられている。なお、図5は平面図であるが、芯線20の底面側は熱変性されていない。
図6には、本発明に係るガイドワイヤの第3実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態のガイドワイヤ10Bも、熱変性部分の構造が前記実施形態と異なっている。すなわち、この実施形態の熱変性部分52は、芯線20の軸心Cに対して所定角度で傾斜し、かつ、芯線20の周方向に沿って形成された帯状をなし、この熱変性部分52が、芯線20の先端部23の細径部27の最先端からテーパ部25の途中部分に至る範囲に、芯線20の軸方向に沿って所定間隔をあけて複数配置されている。なお、図6は平面図であるが、芯線20の底面側は熱変性されていない。
図7には、本発明に係るガイドワイヤの第4実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態のガイドワイヤ10Cも、熱変性部分の構造が前記実施形態と異なっている。すなわち、この実施形態においては、芯線20の軸心に対して傾斜し、かつ、軸方向に所定間隔で配置された、複数の帯状をなす熱変性部分52と、該熱変性部分52に対して交差するように傾斜し、かつ、軸方向に所定間隔で配置された、複数の帯状をなす熱変性部分53とを有している。それぞれの熱変性部分52,53は、芯線20の先端部23の細径部27の最先端からテーパ部25の途中部分に至る範囲に形成されている。なお、図7は平面図であるが、芯線20の底面側は熱変性されていない。
図8には、本発明に係るガイドワイヤの第5実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態のガイドワイヤ10Dも、熱変性部分の構造が前記実施形態と異なっている。すなわち、この実施形態においては、前記第1実施形態と同様の、帯状をなした複数の熱変性部分50と、前記第2実施形態と同様の、直線状をなした複数の熱変性部分51とが組み合わされた構造をなしている。なお、図8は平面図であるが、芯線20の底面側は熱変性されていない。
図9には、本発明に係るガイドワイヤの第6実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態のガイドワイヤ10Eは、熱変性部分の構造が前記実施形態と異なっている。この実施形態においては、芯線20の先端部23には、熱変性部分が密集した箇所が、芯線20の軸方向において分かれて配置された構造なしている。この実施形態では、芯線20の先端部23の細径部27の最先端から基部21側に向けて、所定長さで密集して設けられた熱変性部分53と、芯線20の先端部23の細径部27の基端側からテーパ部25の途中部分に至る範囲に、所定長さで密集して設けられた熱変性部分54とを有しており、芯線20の軸方向において2つの熱変性部分53,54が分かれて配置されている。なお、この実施形態では2つの熱変性部分53,54に分かれて配置されているが、3つ以上の熱変性部分に分かれて配置された構造であってもよく、特に限定はされない。また、図9は平面図であるが、芯線20の底面側は熱変性されていない。
次に、上記の各実施形態のガイドワイヤを製造するための、本発明のガイドワイヤの製造方法の一実施形態について説明する。
このガイドワイヤの製造方法は、例えば、図10に示すような周知のレーザー照射装置を用いて、芯線20の先端部23の周方向の一方向側から、芯線20の軸方向に沿って、連続的に及び/又は断続的に、芯線20の先端部23の周方向の他方向側よりも、高出力のレーザーを照射して、又は、長時間に亘ってレーザーを照射して、熱変性部分を形成するものである。
このレーザー照射装置は、所定出力のレーザーを照射可能で、所定方向に所定速度で移動可能なレーザー照射部60を有している。また、レーザー照射部60の下方に、ガイドワイヤの芯線20の先端部23を固定する。
そして、この実施形態においては、芯線20の先端部23の所定箇所において、先端部23の周方向の一方向側からレーザーを所定時間照射した後、出力をオフにしてレーザー照射を停止し、次いでレーザー照射部60を芯線20の軸方向に沿って所定方向に移動させて、再度レーザーを照射する、といったレーザー照射を断続的に繰り返すこと、又は、芯線20の先端部23の所定箇所において、先端部23の周方向の一方向側からレーザーを照射しつつ、レーザー照射部60を芯線20の軸方向に沿って所定方向に移動させて、レーザー照射を連続的に行うことによって、複数の熱変性部分が形成される。
なお、この実施形態においては、レーザー照射部60を移動可能としたが、レーザー照射部を固定して、ガイドワイヤ側を移動させてもよく、レーザー照射部及びガイドワイヤの両者を移動させてもよく、ガイドワイヤに対してレーザー照射部を相対的に移動可能であればよい。
また、レーザーの出力は、3〜10Wであることが好ましく、5〜8Wであることがより好ましい。また、レーザーの芯線20に対する移動速度(相対移動速度)は、20〜60mm/秒であることが好ましく、30〜50mm/秒であることがより好ましい。
なお、図1〜4の第1実施形態のガイドワイヤ10、図6の第3実施形態のガイドワイヤ10B、図7の第4実施形態のガイドワイヤ10Cにおいては、芯線20の軸心に対して公差する方向に移動するレーザーの照射により熱変性部分が形成され、図5の第2実施形態のガイドワイヤ10A、図9の第6実施形態のガイドワイヤ10Eにおいては、芯線20の軸方向に移動するレーザーの照射により熱変性部分が形成され、図8の第5実施形態のガイドワイヤ10Dにおいては、芯線20の軸心に対して交差する方向に移動するレーザーの照射と、芯線20の軸方向に移動するレーザーの照射とを組み合わせることにより熱変性部分が形成される。
上記のようにして、芯線20の先端部23に熱変性部分50を設けた後、芯線20の先端部23の外周に、コイル部材30を固着部31や固着部33を介して装着し、更に芯線20やコイル部材30の外周を樹脂層40で被覆し、その外周に親水性樹脂膜45を被覆させることで、図1に示すようなガイドワイヤ10を製造することができる。
なお、上記実施形態における製造方法においては、芯線20の先端部23の周方向の一方向側にレーザーを照射する一方、先端部23の周方向の他方向側にはレーザーを照射していないが、芯線20の先端部23の周方向の一方向側にレーザーを照射すると共に、先端部23の周方向の他方向側に、先端部23の周方向の一方向側よりも低出力のレーザーを照射したり、短時間でレーザーを照射したりしてもよく、これらが本発明の製造方法における、芯線の先端部の周方向の一方向側から、先端部の周方向の他方向側よりも、高出力のレーザーを照射して、又は、長時間に亘ってレーザーを照射して、という構成要件を意味するものである。
次に、上記構造からなる本発明のガイドワイヤの使用方法等について説明する。
なお、以下の説明においては、第1実施形態のガイドワイヤ10を例にとって説明しているが、これは便宜上のものであって、他の実施形態のガイドワイヤ10A、10B、10C、10D、10Eについても同様である。
この実施形態におけるガイドワイヤ10は、例えば、血管や、胆管、膵管、尿管、気管等の各種の管状器官や、体腔等の人体組織の所定位置に、カテーテルを配置したりステントを留置したりする際に用いることができ、使用箇所については特に限定されない。
使用に際しては、ガイドワイヤ先端部の外周に、シェイピングマンドレル等の付形具を押し当てつつ、該付形具をしごくようにして往復移動させることで、ガイドワイヤ10の先端部を、例えば、図4に示すように、略J字状をなすように付形することができる。なお、ガイドワイヤ10の先端部は、ループ状や所定角度のアングル形状等に付形してもよく、特に限定はされない。また、付形具を使わずに、使用者の手指などによって、ガイドワイヤ先端部を付形しても勿論よい。
このとき、このガイドワイヤ10においては、図2に示すように、芯線20の先端部23の、周方向の一方向側から見た面S1に、周方向の他方向側から見た面S2に対してより強く熱変性された熱変性部分50が設けられている。
そのため、この熱変性部分50が、芯線20の他の部分よりも引張強度が低く軟質で展延性が高いという性質を有しており、更にこの熱変性部分50を、芯線20の軸方向に沿って断続的に形成したことによって、上記のように付形具等を介して、ガイドワイヤ10の先端部を付形する際に、図4に示すように、熱変性部分50を内側にして所定の方向にくせ曲げしやすくなり、ガイドワイヤ10の先端部を所望の形状に付形しやすくすることができる。
上記のように付形したガイドワイヤ10は、例えば、次のようにして用いることができる。
すなわち、ガイドワイヤ10の付形した先端部を少し伸ばした状態で、カテーテルやシース等の医療用チューブ内に挿入し、その先端開口からガイドワイヤ10の先端部を挿出させた後、同ガイドワイヤを介して医療用チューブを所望位置に移動させることができる。また、医療用チューブの先端開口から挿出したガイドワイヤ10の先端部は、元の付形形状に戻るので、屈曲した管状器官内に挿入しやすくすることができ、或いは、ガイドワイヤ10の手元側(基端側)を回転させることで、ガイドワイヤ先端部の方向を変えて、管状器官の分岐部等において、所定の管状器官を選択して挿入しやすくすることができる。
このとき、管状器官の形状によっては、ガイドワイヤ10の先端部の付形形状が、挿入経路にフィットせずに、異なる形状に付形したい(リシェイプ)場合がある。この場合には、管状器官からガイドワイヤ10を引き抜いた後、その先端部を付形前の形状に戻してからリシェイプする。この際、このガイドワイヤ10の先端部においては、熱変性部分50を内側にして曲がり方向が定まっているため、ガイドワイヤ10の先端部を付形前の形状に戻しやすくすることができ、所望の形状にリシェイプしやすくすることができる。
また、この実施形態においては、図2(b)に示すように、芯線20の先端部23における、周方向の他方向側から見た面S2は、熱変性されていないので、ガイドワイヤ10の先端部の付形性を確保しつつ、芯線20の先端部23の引張強度の低下を抑制することができ、また、ガイドワイヤ10の先端部のリシェイプ性能を高めることができる。
更に図2(a),(b)に示すように、この実施形態における熱変性部分50は、芯線20の軸心Cに交差し、かつ、芯線20の軸方向に沿って所定間隔Iをあけて複数配置されているので、芯線20の先端部23における、熱変性部分50の面積率をコントロールしやすくすることができ、ガイドワイヤ10の先端部の付形性と、芯線20の先端部23の引張強度とのバランスをとりやすくすることができる。また、ガイドワイヤ10の先端部の付形時に、芯線20の軸心Cに交差するように配置されるシェイピングマンドレル等の付形具の軸心と、熱変性部分50とが整合するため、ガイドワイヤ先端部を所望の形状に、より付形しやすくすることができる。
また、図9に示す第6実施形態のガイドワイヤ10Eにおいては、芯線20の先端部23には、熱変性部分が密集した箇所が、芯線20の軸方向において分かれて配置された構造なしている(ここでは2つの熱変性部分53,54が分かれて配置されている)。このように、芯線20の先端部23に、熱変性部分が密集した箇所が、芯線の軸方向において分かれて配置されている場合には、芯線20の先端部23において、軸方向に沿って付形しやすい部分と付形しにくい部分とを設けることができ、屈曲した部分と屈曲していない部分とが混在する曲げ形状に付形することができる。
一方、図10に示すように、本発明に係るガイドワイヤの製造方法においては、芯線20の先端部23の周方向の一方向側から、芯線20の軸方向に沿って、連続的に又は断続的にレーザーを照射して、熱変性部分を形成するようになっているので、芯線20の先端部23の周方向の一方向側の面S1にのみ、熱変性部分を効率よく形成することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
1.試料の作製
(1)実施例の製造
Ni−Ti系合金で形成され、細径部27の外径D2は0.15mm、同細径部27の長さL1は10mm、基部21の外径D1は0.55mmである図1に示される芯線20に、下記の条件で熱変性部分50を設けた、実施例のガイドワイヤを製造した。なお、このガイドワイヤは、コイル部材30、樹脂層40、親水性樹脂膜45は有しない。
上記芯線20の先端部23に、株式会社キーエンス社製の、レーザマーカMD−S9910を用いて、下記表1に示すように、レーザ出力を変えて(65〜95%)、図1や図2に示す実施形態と同様の、複数の熱変性部分50を設けた、実施例1〜8を製造した。なお、レーザマーカのレーザー溶媒は、Nd/YVOであり、その波長は532nmであり、平均出力は6W(30kHz)である。
また、熱変性部分50の幅Wは1.5mm、隣接する熱変性部分50,50どうしの間隔Iは0.5mmである。実施例1〜8の、製造条件をまとめた表を下記表1に示す。なお、図11には、実施例7の先端部の拡大写真が示されており、図13には、その熱変性部分の拡大写真が示されている。
(2)比較例の製造
上記実施例に対して、熱変性部分50を設けず、その他の部分は同様とした、比較例のガイドワイヤを製造した。なお、図11には、この比較例の先端部の拡大写真が示されている。
2.引張試験
実施例6,7及び比較例を周知の引張試験機にセットして、引張強度を測定した。チャックによる芯線の把持長さは5mmであり、上下のチャック間の長さは100mm、引張速度は100mm/秒である。比較例については3個、実施例6,7については5個ずつ測定した。その結果を下記表2に示す。また、表1には、比較例の引張強度を100%とした場合における、実施例6,7の引張強度の割合を併記した。なお、実施例5,8についても同様の試験を行い、その引張強度の割合を表1に併記した。
3.付形性確認試験
各実施例及び比較例の基部側を所定の挟持ブロックで挟持して、外径が0.9mmの付形具によって、各実施例及び比較例の先端部側を、その軸方向に沿ってしごくようにスライドさせることにより付形して、その付形の度合いを目視で確認した。その結果を表1に併記した。また、図12には、比較例と実施例7との付形性を比較した写真が示されている。なお、表1の付形性の項目のうち、「×」は付形性が最も低く、「△」は付形性が「×」の場合よりも良好で、「○」は付形性が「△」の場合よりも良好で、「◎」は付形性が最も良いことを意味している。
4.試験結果
上記試験の結果、熱変性部分を有する実施例が、熱変性部分を有しない比較例に比べて、付形性が高く、熱変性部分が付形性能に寄与することが分かった(表1参照)。また、レーザー出力が高くなるほど引張強度は低下するが、付形性能は向上する傾向にあることが分かった。これは、レーザー出力の上昇に伴って、熱変性部分の組織が軟質化して引張強度は低下するものの、その逆に展延性が向上するためではないかと考えられる。
10,10A,10B,10C,10D,10E ガイドワイヤ
20 芯線
21 基部
23 先端部
25 テーパ部
27 細径部
30 コイル部材
40 樹脂層
45 親水性樹脂膜
50,51,52,53,54 熱変性部分

Claims (4)

  1. 基部及び該基部よりも縮径した先端部を設けた芯線を有しており、
    該芯線の先端部の、周方向の一方向側から見た面に、熱変性部分が設けられており、該熱変性部分は、前記芯線の軸方向に沿って連続的に又は断続的に形成されており、
    前記芯線の先端部における前記周方向の他方向側から見た面は、熱変性されておらず、
    前記熱変性部分は、前記芯線の軸方向に直交する断面において、前記芯線の周方向に沿って所定長さで形成された帯状をなしていることを特徴とするガイドワイヤ。
  2. 基部及び該基部よりも縮径した先端部を設けた芯線と、
    該芯線の外周に装着されたコイル部材とを有しており、
    前記芯線の先端部の、周方向の一方向側から見た面に、熱変性部分が設けられており、該熱変性部分は、前記芯線の軸方向に沿って連続的に又は断続的に形成されており、
    前記芯線の先端部における前記周方向の他方向側から見た面は、熱変性されておらず、
    前記コイル部材は、前記芯線の先端部の、前記熱変性部分に設けられた固着部を介して、前記芯線に固着されていることを特徴とするガイドワイヤ。
  3. 前記熱変性部分は、前記芯線の軸心に交差し、かつ、軸方向に沿って所定間隔をあけて配置されている請求項1又は2記載のガイドワイヤ。
  4. 前記芯線の先端部には、前記熱変性部分が密集した箇所が、前記芯線の軸方向において分かれて配置されている請求項1〜3のいずれか1つに記載のガイドワイヤ。
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