JP6737395B2 - 信号処理装置 - Google Patents

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Description

本発明の一実施形態は、スピーカに供給する信号を処理する技術に関する。
AV(Audio Visual)アンプには、当該アンプに接続された全てのスピーカを使って音を再生するものがある。又、HiFi(Hi Fidelity)アンプには、再生する音源(例えば、クラシックやロック)等に応じてスピーカを切り替えて使用できるものがある。そして、スピーカ特性を測定し、その測定結果を用いてスピーカ特性を最適化する技術として、様々な手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−84584号公報
しかしながら、スピーカの切替えが可能なアンプに特許文献1等の最適化技術を単に適用したのでは、ユーザは、スピーカの切替え後に、測定結果の呼出し、或いは、スピーカ特性の再測定等を行う必要があり、ユーザは煩雑な操作が強いられることになる。
そこで本発明の一実施形態の目的は、スピーカの切替えに応じて、当該切替えで選択されるスピーカの特性を自動で最適化することが可能な信号処理装置を提供することである。
本発明の一実施形態に係る信号処理装置は、切替受付部と、記憶部と、信号処理部と、を備える。切替受付部は、信号の供給先となるスピーカの切替えを受け付ける。記憶部は、スピーカの切替えに対応付けて、当該切替えで選択されるスピーカの特性(スピーカ特性)を測定することで得られた最適設定を記憶している。信号処理部は、切替受付部で受け付けられた切替えに対応付けられている最適設定を記憶部から読み出し、当該最適設定を用いて、スピーカに供給する信号を処理する。
本発明の一実施形態によれば、スピーカの切替えに応じて、当該切替えで選択されるスピーカの特性を自動で最適化することが可能になる。
図1は、第1実施形態に係る信号処理装置の構成を概念的に示したブロック図である。 図2は、信号処理装置の適用例を示した概念図である。 図3は、信号処理装置で実行される、最適設定を取得するための処理を示したフローチャートである。 図4は、信号処理装置で実行される再生処理を示したフローチャートである。 図5は、信号処理装置の他の適用例を示したブロック図である。 図6は、第2実施形態に係る信号処理装置の構成を概念的に示したブロック図である。 図7(A)及び(B)は、第3実施形態に係る信号処理装置を示した概念図である。 図8は、第4実施形態に係る信号処理装置の構成を概念的に示したブロック図である。 図9は、第4実施形態において信号処理装置で実行される再生処理を示したフローチャートである。 図10は、信号処理装置の他の適用例を示した概念図である。
[1]第1実施形態
[1−1]信号処理装置の構成
図1は、第1実施形態に係る信号処理装置1の構成を概念的に示したブロック図である。又、図2は、信号処理装置1の適用例を示した概念図である。図1に示される様に、信号処理装置1は、入力部11と、取得部12と、出力部13と、切替実行部14と、記憶部15と、信号処理部16と、操作受付部17と、これらを統括的に制御する制御部18と、を備える。
入力部11は、信号処理装置1へのオーディオ信号の入力に用いられるインタフェースである。ここで、信号処理装置1に入力されるオーディオ信号は、CDプレーヤやDVDプレーヤ、LDプレーヤ等の読取装置(不図示)から入力されるオーディオ信号である。以下では、このオーディオ信号を、「入力オーディオ信号Sin」と称す。
具体的には、入力部11は、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やS/PDIF(Sony Philips Digital Interface)等、デジタルオーディオ信号の入力を受け付けるインタフェースを有する。当該インタフェースには、CDプレーヤ等が接続される。入力部11は更に、アナログオーディオ信号の入力を受け付けるインタフェースを有する。当該インタフェースには、LDプレーヤ等が接続される。尚、入力部11は、入力されたアナログオーディオ信号をデジタル信号に変換するADC(Analog to Digital Converter)を内蔵していてもよい。
取得部12は、信号処理装置1への音声信号の入力を受け付けるインタフェースである。取得部12にはマイク3(図2参照)が接続され、マイク3に入力された音声は、当該マイク3にて音声信号に変換されて取得部12に入力される。尚、音声信号は、アナログ信号であってもデジタル信号であってもよい。音声信号がアナログ信号の場合、取得部12は、音声信号をデジタル信号に変換するADCを内蔵していてもよい。
出力部13は、スピーカへのオーディオ信号の出力に用いられるインタフェースである。ここで、スピーカに出力されるオーディオ信号は、後述する様に、信号処理部16にて信号処理が施されたオーディオ信号である。以下では、このオーディオ信号を、「出力オーディオ信号Sout」と称す。
本実施形態では、出力部13には、スピーカが接続される出力系統として、A系統とB系統とが含まれている。一例として、A系統には一対のスピーカ21L及び21Rが接続され、B系統には一対のスピーカ22L及び22Rが接続される。
切替実行部14は、例えばスイッチ回路であり、A系統及びB系統の中から信号処理部16に接続するものを、制御部18からの切替実行指令に従って選択的に切り替える。具体的には、切替実行部14では、A系統のみを選択する切替えと、B系統のみを選択する切替えと、A系統及びB系統の何れをも選択する切替えと、の実行が可能である。
操作受付部17は、ユーザからの操作指令を受け付けるためのユーザインタフェースである。本実施形態では、操作受付部17は、スピーカを切り替えるためのユーザから切替指令の入力を受け付ける切替受付部171を含む。切替受付部171は、例えば、多段式の切替スイッチや切替ダイアル等である。尚、操作受付部17は、各種情報をユーザに提示するための表示部を含んでいてもよい。又、操作受付部17は、リモートコントローラやスマートフォン等の携帯端末機からの操作信号を受信する受信部を含み、当該受信部で受信した操作信号を操作指令として受け付けるものであってもよい。
そして、A系統のみが選択された場合、当該A系統に接続されている一対のスピーカ21L及び21Rのみが、出力オーディオ信号Soutの供給先として用いられる。B系統のみが選択された場合、当該B系統に接続されている一対のスピーカ22L及び22Rのみが、出力オーディオ信号Soutの供給先として用いられる。A系統及びB系統の両方が選択された場合、これらに接続されている全てのスピーカ21L、21R、22L、及び22Rが、出力オーディオ信号Soutの供給先として用いられる。
即ち、出力オーディオ信号Soutの供給先となるスピーカの切替えが、切替受付部171で受け付けられた切替指令に従って、切替実行部14にて実行される。この様なスピーカの切替えは、スピーカ数の増減という概念を含む。
尚、切替実行部14は、スイッチ回路に限らず、制御部18の実行部として、ユーザからの切替指令に応じてスピーカの切替え(出力系統の切替え)を内部処理的に実行するものであってもよい。この様な実行部は、信号処理装置1からスピーカへ出力オーディオ信号Soutを無線で供給する場合にも適用できる。
記憶部15は、デフォルトの信号処理を実現するためのデフォルト設定Idをデータで記憶している。デフォルト設定Idは、例えば、スピーカの左右のバランスを均等にするための設定、周波数特性(F特)をフラットにするための設定等を含む。一例として、デフォルト設定Idは、歴代モデルのアンプ等からあまり変更せずに使用されてきた各種設定(歴代モデル仕様の設定)を含んだものである。
記憶部15は更に、スピーカの切替え(A系統のみ、B系統のみ、A系統+B系統)に対応付けて、最適設定Iaをデータで記憶している。ここで、最適設定Iaは、スピーカの切替えで選択されるスピーカの特性(スピーカ特性)を測定することで得られた測定結果に対応するものである。具体的には、最適設定Iaは、スピーカの切替えに応じてスピーカ特性を最適化するための各種設定(周波数特性(F特)の設定、出力タイミング(ディレイ)の設定、音量レベルの設定等)を含む。尚、最適設定Iaは、信号処理装置1によって以下の処理が実行されることで得られる。
図3は、最適設定Iaを取得するための処理を示したフローチャートである。当該処理は、取得部12へのマイク3の接続を信号処理装置1が検知する、又は、ユーザから測定開始の指令を受け付けることで開始する。このとき、マイク3は、ユーザによって聴取位置Paに設置される(図2参照)。当該制御処理の開始後、信号処理装置1は、スピーカの切替えで選択されているスピーカからテスト音を発すると共に、そのテスト音を聴取位置Paにてマイク3で測定する(ステップS11)。次に、信号処理装置1は、測定で得られた信号を解析することにより、スピーカ特性を最適化するための各種設定を導出する(ステップS12)。その後、信号処理装置1は、ステップS12で導出した各種設定を最適設定Iaとして記憶部15に記憶する(ステップS13)。その後、信号処理装置1は、取得部12からのマイク3の取外しを検知することで(ステップS14)、最適設定Iaを取得するための処理が終了する。尚、この処理が全ての切替えについて実行されることにより、それぞれの切替えに対応する最適設定Iaの取得が完了したときに、処理が終了してもよい。
信号処理部16は、例えばDSP(Digital Signal Processor)であり、制御部18からの読出し実行指令に従って、記憶部15からデフォルト設定Id及び最適設定Iaの何れかのデータを選択的に読み出す。そして、信号処理部16は、読み出したデータを用いて入力オーディオ信号Sinの信号処理を行う。
デフォルト設定Idを用いて入力オーディオ信号Sinが処理された場合、デフォルト設定Id内の各種設定が反映された出力オーディオ信号Soutが得られる。そして、この出力オーディオ信号Soutがスピーカに供給されることにより、デフォルトの音が出力される。又、最適設定Iaを用いて入力オーディオ信号Sinが処理された場合、最適設定Ia内の各種設定が反映された出力オーディオ信号Soutが得られる。そして、この出力オーディオ信号Soutがスピーカに供給されることにより、最適化された音が出力される。
制御部18は、信号処理装置1を統括的に制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)やマイクロコンピュータ等の処理装置で構成される。本実施形態では、制御部18は、操作受付部17で受け付けられた操作指令等に応じて、各種処理を実行する。尚、制御部18が実行する処理は、これに対応するプログラムを制御部18が実行することで実現される。そして、その様なプログラムは、読取り可能な記憶媒体(例えば、フラッシュメモリ等)に記憶されていてもよいし、記憶部15に記憶されていてもよい。
[1−2]信号処理装置における制御
図4は、信号処理装置1で実行される再生処理を示したフローチャートである。再生処理は、信号処理装置1に電力が供給されたとき(電源オン時)、取得部12からマイク3が取り外されたとき、及びスピーカの切替えが行われたとき等、のタイミングで開始される。尚、取得部12にマイク3が接続された状態で信号処理装置1に電力が供給されたときには、再生処理を実行する前に、上述した最適設定Iaを取得するための処理が実行されてもよい。
再生処理が開始されると、制御部18は、切替受付部171で受け付けられた切替えに対応する最適設定Iaが記憶部15内にあるか否かを判断する(ステップS21)。そして、制御部18は、ステップS21にて「ある(Yes)」と判断したとき、信号処理部16に、切替受付部171で受け付けられた切替えに対応付けられている最適設定Iaを、記憶部15から読み出させる(ステップS22)。一方、制御部18は、ステップS21にて「ない(No)」と判断したときには、信号処理部16に、デフォルト設定Idを読み出させる(ステップS23)。その際、制御部18は、対応する最適設定Iaが記憶部15にないことをユーザに報知する処理を行う(ステップS24)。
次に、信号処理部16は、入力されてくる入力オーディオ信号Sinの信号処理を実行する(ステップS25)。これにより、信号処理部16は、記憶部15から読出し済みのデータ(デフォルト設定Id又は最適設定Ia)を用いて、入力オーディオ信号Sinの信号処理を行う。そして、随時、信号処理によって得られる出力オーディオ信号Soutを、切替実行部14を通じて接続されている出力系統へ供給する。
この様な再生処理によれば、制御部18は、切替受付部171での受付けが可能なスピーカの切替えのそれぞれにおいて、対応する最適設定Iaの取得(図3参照)を一旦実行した後は、最適設定Iaを変更するための変更指令等(本実施形態では、取得部12へのマイク3の接続)を受け付けない限り、信号処理部16には、記憶部15に記憶されている同じ最適設定Iaを用いて信号処理を実行させる。よって、スピーカの切替えに応じて、当該切替えで選択されるスピーカの特性(スピーカ特性)を自動で最適化することが可能になる。
この様に、本実施形態の信号処理装置1では、測定系統で得られた最適設定Iaの保存(記憶部15への記憶)及び呼出し(記憶部15からの読出し)を自動で行うことができる。よって、スピーカの切替え時に、スピーカ特性を最適化するための煩雑な操作が不要となる。
[1−3]信号処理装置の他の適用例
図5は、信号処理装置1の他の適用例を示したブロック図である。図5に示される様に、スピーカ21L及び21Rの各々が、高音域用スピーカであるツゥイータTWと、低音域用スピーカであるウーファWFと、を備えたものであり、ツゥイータTW及びウーファWFがバイワイヤリング方式で信号処理装置1に接続されていてもよい。図5では、ツゥイータTWがA系統に接続され、ウーファWFがB系統に接続された場合が示されている。この様なバイワイヤリング方式でのスピーカの切替えも、本発明におけるスピーカの切替えの一態様に含まれる。
[2]第2実施形態
図6は、第2実施形態に係る信号処理装置1の構成を概念的に示したブロック図である。図6に示される様に、切替実行部14は、A系統及びB系統に対する切替えを実行するA/B切替部141と、サブウーファSWが接続され、超低音域用スピーカであるサブウーファSWの使用及び不使用を切り替えるオン/オフ切替部142と、を含んでいてもよい。
切替実行部14により、A系統、B系統、及びサブウーファSWの中から信号処理部16に接続するもの(例えば、A系統のみ、B系統のみ、A系統+B系統、A系統+SW、B系統+SW、A系統+B系統+SW)を選択的に切り替えることができる。この場合も、記憶部15には、スピーカの切替えに対応付けて、当該切替えで選択されるスピーカの特性(スピーカ特性)を測定することで得られた最適設定Iaが記憶される。
この信号処理装置1においても、スピーカの切替えに応じて、当該切替えで選択されるスピーカの特性(スピーカ特性)を自動で最適化することが可能になる。
[3]第3実施形態
上述した信号処理装置1は、2チャンネルのオーディオ信号を処理するものに限らず、マルチチャンネルのオーディオ信号を処理するものであってもよい。この場合、A系統及びB系統の各々には、チャンネル数に応じた数のスピーカが接続されることになる。
図7(A)は、3チャンネルのオーディオ信号を処理する信号処理装置1を示した概念図である。図7(A)では、信号処理装置1の出力系統の1つに3つのスピーカ21L、21R、及び21Cが接続された場合が示されている。この様な信号処理装置1において、3つのスピーカ全てを使用する場合(図7(A)参照)と、2つのスピーカ21L及び21Rのみを使用する場合(図7(B)参照)と、の切替え(この切替えには、信号処理部16からの出力オーディオ信号Soutに、スピーカ21Cに供給する信号を含めるか否かを選択する処理が含まれる)も、本発明におけるスピーカの切替えの一態様に含まれる。
[4]第4実施形態
図8は、第4実施形態に係る信号処理装置1の構成を概念的に示したブロック図である。図8に示される様に、信号処理装置1において、操作受付部17は、最適設定Iaを用いた信号処理を行うか否かについての選択を受け付ける選択受付部172を含んでいてもよい。即ち、選択受付部172は、スピーカ特性を最適化するか否かについてのユーザからの選択指令を受け付ける。
図9は、第4実施形態において信号処理装置1で実行される再生処理を示したフローチャートである。再生処理が開始されると、制御部18は、選択受付部172で受け付けられている選択に従って、スピーカ特性を最適化するか否かを判断する(ステップS31)。
そして、制御部18は、ステップS31にて「最適化する(Yes)」と判断したとき、図4のステップS21〜S24と同様の処理(ステップS32〜S35。信号処理部16に最適設定Iaの読込みを実行させる処理)を実行する。一方、制御部18は、ステップS31にて「最適化しない(No)」と判断したとき、信号処理部16に、デフォルト設定Idを記憶部15から読み出させる(ステップS36)。
その後、信号処理部16は、入力されてくる入力オーディオ信号Sinの信号処理を実行する(ステップS37)。
本実施形態の信号処理装置1によれば、信号処理装置1において最適設定Iaが取得された後でも、何ら変更の加えられてないデフォルト設定Idに戻して音を再生することが可能になる。即ち、ユーザは、音の再生時において、最適化された音の出力と、デフォルトの音の出力と、を選択することが可能になる。
[5]他の実施形態
上述した信号処理装置1において、出力部13には、2つに限定されない複数の出力系統が含まれていてもよい。そして、その様な信号処理装置1において、切替実行部14は、複数の出力系統を様々な組合せで切り替えるものであってもよい。又、信号処理装置1は、出力オーディオ信号Soutを無線でスピーカに供給する構成を有していてもよい。
信号処理装置1は、スピーカごと又は出力系統ごとのスピーカ特性を測定し、それらの測定結果から、スピーカ又は出力系統の様々な組合せに対応するスピーカ特性や最適設定Iaを予測するものであってもよい。
更に、上述した信号処理装置1の各部構成は、オーディオ信号を処理するものに限らず、マイク等を通じて入力される信号等、様々な音声信号を処理するものにも適用することができる。
[6]信号処理装置の他の適用例
図10は、信号処理装置1の他の適用例を示した概念図である。図10に示される様に、上述した信号処理装置1の各部構成は、アンプApが2つ設けられたバイアンプにも適用することができる。尚、信号処理装置1の各部構成は、2つのアンプApの何れか一方にのみ適用されてもよいし、両方に適用されてもよい。又、2つのアンプApに対し、バイアンプとシングルアンプとの切替えが実行されてもよく、その様な切替えも、本発明におけるスピーカの切替えの一態様に含まれる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。更に、本発明の範囲には、請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 信号処理装置
3 マイク
11 入力部
12 取得部
13 出力部
14 切替実行部
15 記憶部
16 信号処理部
17 操作受付部
18 制御部
21L、21R、21C スピーカ
22L、22R スピーカ
141 A/B切替部
142 オン/オフ切替部
171 切替受付部
172 選択受付部
Ap アンプ
Ia 最適設定
Id デフォルト設定
Pa 聴取位置
TW ツゥイータ
WF ウーファ
SW サブウーファ
Sin 入力オーディオ信号
Sout 出力オーディオ信号

Claims (5)

  1. 信号の供給先となるスピーカの切替えを受け付ける切替受付部と、
    前記切替えに対応付けて、当該切替えで選択されるスピーカの特性を測定することで得られた最適設定を記憶した記憶部と、
    前記切替受付部で受け付けられた切替えに対応付けられている最適設定を前記記憶部から読み出し、当該最適設定を用いて、前記スピーカに供給する信号を処理する信号処理部と、
    前記スピーカが接続される複数の出力系統と、
    を備え
    前記切替受付部での切替えには、何れか1つの前記出力系統を選択するものと、2つ以上の前記出力系統を選択するものと、が含まれる、信号処理装置。
  2. 前記複数の出力系統には、高音域用スピーカが接続される出力系統と、低音域用スピーカが接続される出力系統と、が含まれる、請求項に記載の信号処理装置。
  3. 前記信号の処理において前記最適設定を用いるか否か、についての選択を受け付ける選択受付部を更に備え、
    前記最適設定を用いない選択が前記選択受付部で受け付けられたとき、前記信号処理部は、デフォルト設定で前記信号を処理する、請求項1又は2に記載の信号処理装置。
  4. 信号の供給先となるスピーカの切替えを受け付ける切替受付部と、
    前記切替えに対応付けて、当該切替えで選択されるスピーカの特性を測定することで得られた最適設定を記憶した記憶部と、
    前記切替受付部で受け付けられた切替えに対応付けられている最適設定を前記記憶部から読み出し、当該最適設定を用いて、前記スピーカに供給する信号を処理する信号処理部と、
    前記信号の処理において前記最適設定を用いるか否か、についての選択を受け付ける選択受付部と、
    を備え、
    前記最適設定を用いない選択が前記選択受付部で受け付けられたとき、前記信号処理部は、デフォルト設定で前記信号を処理する、信号処理装置。
  5. 前記切替受付部での受付けが可能な前記切替えに対応する前記最適設定の取得が一旦実行された後は、当該最適設定を変更するための指令の受付けがない限り、前記信号処理部は、前記記憶部に記憶されている同じ最適設定を用いて前記信号を処理する、請求項1〜の何れかに記載の信号処理装置。
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