JP6737353B2 - 通信機器 - Google Patents
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Description
また、本明細書によって開示される通信機器は、第1の無線インターフェイスと、制御部と、を備える。第1の無線インターフェイスは、第1のメモリと、プロセッサと、を備える。プロセッサは、制御部から取得される書込指示に従って、外部機器に送信されるべき送信対象データを第1のメモリに書き込む書込処理と、第1のメモリに書き込まれた送信対象データを外部機器に送信する送信処理と、を実行する。第1の無線インターフェイスは、プロセッサが送信処理を実行可能な第1の状態と、プロセッサが送信処理を実行不可能な第2の状態と、を含む複数個の動作状態のうちのいずれかで動作する。制御部は、制御部が所定処理を実行しない第1の期間において、制御部が所定処理を開始すべき際に、第1の無線インターフェイスの動作状態を第1の状態から第2の状態に変更する第1の変更部と、第1の無線インターフェイスの動作状態が第2の状態に変更された後の第2の期間であって、第1の無線インターフェイスの動作状態が第2の状態である第2の期間において、所定処理を実行する処理実行部と、所定処理が完了したことに応じて、第1の無線インターフェイスの動作状態を第2の状態から第1の状態に変更する第2の変更部と、を備える。
(通信システム2の構成)
図1に示されるように、通信システム2は、プリンタPRと、複数個の携帯端末PT1,PT2と、を備える。各機器PR,PT1,PT2は、Wi−Fi方式に従った無線通信(以下では「Wi−Fi通信」と呼ぶ)と、NFC(Near Field Communicationの略)方式に従った無線通信(以下では「NFC通信」と呼ぶ)と、を実行可能である。
プリンタPRは、印刷機能を実行可能な周辺機器(即ち携帯端末PT1,PT2等の周辺機器)である。プリンタPRは、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、無線LAN(LocalArea Networkの略)インターフェイス20と、NFCインターフェイス30と、制御部40と、を備える。各部12〜40は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェイスのことを「I/F」と記載する。
各携帯端末PT1,PT2は、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等の可搬型の端末装置である。各携帯端末PT1,PT2は、図示省略の無線LANI/Fを備えており、Wi−Fi通信を実行可能である。特に、各携帯端末PT1,PT2は、WFD方式をサポートしている。また、各携帯端末PT1,PT2は、図示省略のNFCI/Fを備えており、NFC通信を実行可能である。なお、各携帯端末PT1,PT2のNFCI/Fは、NFCフォーラムデバイスである。
続いて、図2を参照して、制御部40のCPU42によって実行される電源ON時処理について説明する。プリンタPRの電源がOFF状態である状況で、電源ボタンPBがユーザによって操作される場合に、CPU42は、電源ON時処理を実行する。
続いて、図3を参照して、制御部40のCPU42によって実行される監視処理について説明する。監視処理は、図2のS50で開始され、S60、S70、S80、及び、S90の各監視ステップが順次実行される。
続いて、図4を参照して、NFCI/F30のプロセッサ32によって実行される処理について説明する。図4の処理では、S100、S110、S120、及び、S130の各監視ステップが順次実行される。
続いて、図5〜図7を参照して、図2〜図4のフローチャートによって実現される具体的なケースA〜Cを説明する。図5のケースAの初期状態では、プリンタPRは、非エラー状態である。従って、NFCI/F30のデータブロックDBには、送信対象データSDとして無線プロファイルが記憶されている(図2のS30及びS42、又は、図3のS72及びS66)。
図6のケースBの初期状態は、図5のケースAの初期状態と同様であり、プリンタPRが非エラー状態であり、NFCI/F30のデータブロックDBには無線プロファイルが記憶されている。各信号300,302の通信が実行されて、無線プロファイルが携帯端末PT1に送信される点は、図5のケースAと同様である。
図7のケースCの初期状態は、図5のケースAの初期状態と同様であり、プリンタPRが非エラー状態であり、NFCI/F30のデータブロックDBには無線プロファイルが記憶されている。各信号400,402の通信が実行されて、無線プロファイルが携帯端末PT1に送信される点は、図5のケースAと同様である。
図5〜図7のケースA〜Cに示されるように、本実施例では、プリンタPRにおいて、書込指示供給処理、接続処理、又は、電源OFF処理が実行される状況、即ち、NFCI/F30内のデータが携帯端末に送信されるべきでない状況では、当該データが携帯端末に送信されない。従って、不完全なデータが携帯端末に送信されるのを抑制することができ(図5のケースA)、無線プロファイルを受信した携帯端末が対象無線ネットワークに参加することができない事象が発生するのを抑制することができる(図6及び図7のケースB及びC)。そして、上記の各処理が実行されない状況では、送信対象データSDが携帯端末に送信される。従って、プリンタPRは、適切な状況で、NFCI/F30内の送信対象データSDを携帯端末に送信することができる。
プリンタPR、携帯端末PT1,PT2が、それぞれ、「通信機器」、「外部機器」の一例である。NFCI/F30、無線LANI/F20が、それぞれ、「第1の無線インターフェイス」、「第2の無線インターフェイス」の一例である。NVRAM36、SRAM34が、それぞれ、「第1のメモリ」、「第2のメモリ」の一例である。禁止フラグPFの値が「0」である状態、禁止フラグPFの値が「1」である状態が、それぞれ、「第1の状態」、「第2の状態」の一例である。禁止フラグPFの値「1」、値「0」が、それぞれ、「第1の値」、「第2の値」の一例である。PF変更指示、PF復帰指示が、それぞれ、「第1の記憶指示」、「第1の削除指示」の一例である。
第1実施例とは異なる点を説明する。本実施例では、NFCI/F30では、SRAM34内の禁止フラグPFが利用されず、NVRAM36のヘッダブロックHB内の書込中フラグWF(図1参照)が利用される。
本実施例では、図2のS40及びS44が、第1実施例とは異なる。S40では、CPU42は、NVRAM36内のヘッダブロックHBに、書込中フラグWFの値として、「0」に代えて「1」を記憶するためのWF変更指示を、NFCI/F30に供給する。これにより、プロセッサ32は、ヘッダブロックHB内の書込中フラグWFの値を「0」から「1」に変更する(図8のS110AでYES、S112A参照)。また、S44では、CPU42は、NVRAM36内のヘッダブロックHBに、書込中フラグWFの値として、「1」に代えて「0」を記憶するためのWF復帰指示を、NFCI/F30に供給する。これにより、プロセッサ32は、ヘッダブロックHB内の書込中フラグWFの値を「1」から「0」に変更する(図8のS120AでYES、S122A参照)。
NFCI/F30のプロセッサ32は、図4の処理に代えて、図8の処理を実行する。図8のS100及びS102は、図4のS100及びS102と同様である。プロセッサ32は、制御部40からWF変更指示を取得する場合に、S110AでYESと判断して、S112Aにおいて、書込中フラグWFの値を「0」から「1」に変更する。また、プロセッサ32は、制御部40からWF復帰指示を取得する場合に、S120AでYESと判断して、S122Aにおいて、書込中フラグWFの値を「1」から「0」に変更する。
続いて、図9を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースDを説明する。図9のケースDの初期状態では、プリンタPRが非エラー状態であり、NFCI/F30のデータブロックDBには無線プロファイルが記憶されている。各信号500,502の通信が実行されて、無線プロファイルが携帯端末PT1に送信される点は、図5のケースAと同様である。
本実施例でも、図9のケースDに示されるように、プリンタPRは、エラーURLをNFCI/F30に書き込むための書込指示供給処理を実行している間に、データブロックDB内のデータが携帯端末PT1に送信されるのを抑制することができる。このために、プリンタPRは、不完全なデータが携帯端末PT1送信されるのを抑制することができる。また、具体的なケースを図示省略しているが、プリンタPRにおいて、接続処理又は電源OFF処理が実行される状況でも、データブロックDB内のデータが携帯端末に送信されない。従って、無線プロファイルを受信した携帯端末が対象無線ネットワークに参加することができない事象が発生するのを抑制することができる。本実施例でも、プリンタPRは、適切な状況で、NFCI/F30内の送信対象データSDを携帯端末に送信することができる。
書込中フラグWFの値が「0」である状態、書込中フラグWFの値が「1」である状態が、それぞれ、「第1の状態」、「第2の状態」の一例である。書込中フラグWFの値「1」、値「0」が、それぞれ、「第3の値」、「第4の値」の一例である。WF変更指示、WF復帰指示が、それぞれ、「第2の記憶指示」、「第2の削除指示」の一例である。また、図2のS44等のみならず、S96の処理も、「第2の変更部」によって実行される処理の一例である。
第1及び第2実施例とは異なる点を説明する。本実施例では、NFCI/F30では、SRAM34内の禁止フラグPFと、NVRAM36内の書込中フラグWFと、の双方が利用される。NFCI/F30のプロセッサ32の処理は、図示省略するが、図4及び図8の組み合わせに相当する。具体的には、プロセッサ32は、図4のS100〜S122、図8のS110A、S112A、S120A、及び、S122Aを実行する。また、プロセッサ32は、図4のS130〜S134を実行し、その後、図8のS142〜S150を実行する。
図2のS40、図3のS64、S82、及び、S92では、CPU42は、PF変更指示をNFCI/F30に供給し、その後、WF変更指示をNFCI/F30に供給する。また、図2のS44、図3のS68、及び、S84では、CPU42は、WF復帰指示をNFCI/F30に供給し、その後、PF復帰指示をNFCI/F30に供給する。また、S96では、CPU42は、WF復帰指示をNFCI/F30に供給する。ただし、S96では、PF復帰指示をNFCI/F30に供給しない。プリンタPRの電源がOFF状態に切替えられると、揮発性であることに起因して、禁止フラグPFの値が「0」に変更されるからである。ただし、変形例では、S96において、CPU42は、WF復帰指示とPF復帰指示との双方をNFCI/F30に供給してもよい。
続いて、図10を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースEを説明する。図9のケースEの初期状態では、プリンタPRが非エラー状態であり、NFCI/F30のデータブロックDBには無線プロファイルが記憶されている。各信号600,602の通信が実行されて、無線プロファイルが携帯端末PT1に送信される点は、図5のケースAと同様である。
本実施例でも、プリンタPRは、適切な状況で、NFCI/F30内の送信対象データSDを携帯端末に送信することができる。また、ケースEに示されるように、PF変更指示610がNFCI/F30に供給され、禁止フラグPFの値として「1」が記憶される。また、WF変更指示611がNFCI/F30に供給され、書込中フラグWFの値として「1」が記憶される。従って、プリンタPRの電源が強制的にOFF状態に切替えられた後に、携帯端末PT1との通信セッションが確立される場合に、空パケットが携帯端末PT1に送信され、データブロックDB内のデータが携帯端末PT1に送信されない。このために、例えば、プリンタPRの電源がOFF状態である間に、データブロックDB内のデータが携帯端末PT1に送信される事象が発生するのを抑制することができる。例えば、データブロックDB内に無線プロファイルが記憶されている状態で、プリンタPRの電源が強制的にOFF状態に切替えられた場合には、プリンタPRの電源がOFF状態である間に、無線プロファイルが携帯端末PT1に送信されるのを抑制することができる。この場合、無線プロファイルを受信した携帯端末PT1が対象無線ネットワークに参加することができない事象が発生するのを抑制することができる。また、例えば、データブロックDBにおいて無線プロファイルからエラーURLへの書き換えが実行されている状態で、プリンタPRの電源が強制的にOFF状態に切替えられた場合には、プリンタPRの電源がOFF状態である間に、不完全なデータが携帯端末PT1に送信されるのを抑制することができる。
以下に、本明細書に記載の技術の特徴を列挙する。
(項目1)
通信機器であって、
第1の無線インターフェイスと、
制御部と、を備え、
前記第1の無線インターフェイスは、
第1のメモリと、
前記制御部から取得される書込指示に従って、外部機器に送信されるべき送信対象データを前記第1のメモリに書き込む書込処理と、前記第1のメモリに書き込まれた前記送信対象データを前記外部機器に送信する送信処理と、を実行するプロセッサと、を備え、
前記第1の無線インターフェイスは、前記プロセッサが前記送信処理を実行可能な第1の状態と、前記プロセッサが前記送信処理を実行不可能な第2の状態と、を含む複数個の動作状態のうちのいずれかで動作し、
前記制御部は、
前記制御部が所定処理を実行しない第1の期間において、前記制御部が前記所定処理を開始すべき際に、前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態を前記第1の状態から前記第2の状態に変更する第1の変更部と、
前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態が前記第2の状態に変更された後の第2の期間であって、前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態が前記第2の状態である前記第2の期間において、前記所定処理を実行する処理実行部と、
前記所定処理が完了したことに応じて、前記第1の無線インターフェイスの動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態に変更する第2の変更部と、
を備える通信機器。
(項目2)
前記第2の状態では、前記プロセッサは、前記外部機器から前記外部機器との通信セッションを確立するための要求信号を受信しても、前記要求信号に対する応答信号を送信せず、前記外部機器との前記通信セッションを確立しないことによって、前記送信処理を実行しない、項目1に記載の通信機器。
(項目3)
前記第1の無線インターフェイスは、さらに、第2のメモリを備え、
前記プロセッサは、
前記第2のメモリに第1の値が記憶されている場合に、前記外部機器から前記外部機器との通信セッションを確立するための要求信号を受信しても、前記要求信号に対する応答信号を送信せず、前記外部機器との前記通信セッションを確立しないことによって、前記送信処理を実行せず、
前記第2のメモリに前記第1の値が記憶されていない場合に、前記送信処理を実行可能であり、
前記第1の変更部は、前記第1の期間において、前記制御部が前記所定処理を開始すべき際に、前記第2のメモリに前記第1の値を記憶するための第1の記憶指示を前記プロセッサに供給し、
前記第2の変更部は、前記所定処理が完了したことに応じて、前記第2のメモリから前記第1の値を削除するための第1の削除指示を前記プロセッサに供給する、項目1又は2に記載の通信機器。
(項目4)
前記プロセッサは、前記第2のメモリに前記第1の値が記憶されておらず、かつ、前記第2のメモリに前記第1の値とは異なる第2の値が記憶されている場合に、前記送信処理を実行可能であり、
前記第1の記憶指示は、前記第2のメモリに前記第2の値に代えて前記第1の値を記憶するための指示であり、
前記第1の削除指示は、前記第2のメモリに前記第1の値に代えて前記第2の値を記憶するための指示である、項目3に記載の通信機器。
(項目5)
前記第1のメモリは、不揮発性メモリであり、ヘッダブロックと、前記送信対象データが書き込まれるべきデータブロックと、を備え、
前記第2のメモリは、揮発性メモリであり、
前記プロセッサは、
前記ヘッダブロックに第3の値が記憶されている場合に、前記外部機器との前記通信セッションを確立しても、前記データブロックから前記送信対象データを読み出さないことによって、前記送信処理を実行せず、
前記ヘッダブロックに前記第3の値が記憶されていない場合に、前記送信処理を実行可能であり、
前記第1の変更部は、前記第1の期間において、前記制御部が前記所定処理を開始すべき際に、前記ヘッダブロックに前記第3の値に記憶するための第2の記憶指示を前記プロセッサに供給し、
前記第2の変更部は、前記所定処理が完了したことに応じて、前記ヘッダブロックから前記第3の値を削除するための第2の削除指示を前記プロセッサに供給する、項目3又は4に記載の通信機器。
(項目6)
前記第1の変更部は、前記第1の期間において、前記制御部が前記所定処理を開始すべき際に、前記第1の記憶指示を前記プロセッサに供給した後に、前記第2の記憶指示を前記プロセッサに供給し、
前記第2の変更部は、前記所定処理が完了したことに応じて、前記第2の削除指示を前記プロセッサに供給した後に、前記第1の削除指示を前記プロセッサに供給する、項目5に記載の通信機器。
(項目7)
前記第2の状態では、前記プロセッサは、前記外部機器との通信セッションを確立しても、前記第1のメモリから前記送信対象データを読み出さないことによって、前記送信処理を実行しない、項目1に記載の通信機器。
(項目8)
前記第2の状態では、前記プロセッサは、さらに、前記外部機器との前記通信セッションが確立される場合に、前記送信対象データを含まないパケットを前記外部機器に送信する、項目7に記載の通信機器。
(項目9)
前記第1のメモリは、ヘッダブロックと、前記送信対象データが書き込まれるべきデータブロックと、を備え、
前記プロセッサは、
前記ヘッダブロックに第3の値が記憶されている場合に、前記外部機器との前記通信セッションを確立しても、前記データブロックから前記送信対象データを読み出さないことによって、前記送信処理を実行せず、
前記ヘッダブロックに前記第3の値が記憶されていない場合に、前記送信処理を実行可能であり、
前記第1の変更部は、前記第1の期間において、前記制御部が前記所定処理を開始すべき際に、前記ヘッダブロックに前記第3の値を記憶するための第2の記憶指示を前記プロセッサに供給し、
前記第2の変更部は、前記所定処理が完了したことに応じて、前記ヘッダブロックから前記第3の値に削除するための第2の削除指示を前記プロセッサに供給する、項目7又は8に記載の通信機器。
(項目10)
前記プロセッサは、前記ヘッダブロックに前記第3の値が記憶されておらず、かつ、前記ヘッダブロックに前記第3の値とは異なる第4の値が記憶されている場合に、前記送信処理を実行可能であり、
前記第2の記憶指示は、前記ヘッダブロックに前記第4の値に代えて前記第3の値を記憶するための指示であり、
前記第2の削除指示は、前記ヘッダブロックに前記第3の値に代えて前記第4の値を記憶するための指示である、項目9に記載の通信機器。
(項目11)
前記所定処理は、前記第1のメモリ内の前記送信対象データの内容を変更するための前記書込指示を前記プロセッサに供給するための処理を含む、項目1から10のいずれか一項に記載の通信機器。
(項目12)
前記通信機器は、さらに、
前記第1の無線インターフェイスとは異なる第2の無線インターフェイスを備え、
前記送信対象データは、前記第2の無線インターフェイスを介した無線接続を前記外部機器と確立するためのデータを含み、
前記所定処理は、前記第2の無線インターフェイスを介した前記無線接続を前記外部機器と確立するための処理を含む、項目1から11のいずれか一項に記載の通信機器。
(項目13)
前記通信機器は、さらに、
前記通信機器の電源をON状態とOFF状態との間で切替えるためのボタンを含む操作部を備え、
前記所定処理は、前記通信機器の電源が前記ON状態である間に、前記操作部がユーザによって操作されることに起因して、前記通信機器の電源を前記ON状態から前記OFF状態に切替えるための処理を含む、項目1から12のいずれか一項に記載の通信機器。
(項目14)
通信機器のためのコンピュータプログラムであって、
前記通信機器は、第1の無線インターフェイスと、制御部と、を備え、
前記第1の無線インターフェイスは、
第1のメモリと、
前記制御部から取得される書込指示に従って、外部機器に送信されるべき送信対象データを前記第1のメモリに書き込む書込処理と、前記第1のメモリに書き込まれた前記送信対象データを前記外部機器に送信する送信処理と、を実行するプロセッサと、を備え、
前記第1の無線インターフェイスは、前記プロセッサが前記送信処理を実行可能な第1の状態と、前記プロセッサが前記送信処理を実行不可能な第2の状態と、を含む複数個の動作状態のうちのいずれかで動作し、
前記コンピュータプログラムは、前記制御部に、以下の各処理、即ち、
前記制御部が所定処理を実行しない第1の期間において、前記制御部が前記所定処理を開始すべき際に、前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態を前記第1の状態から前記第2の状態に変更すること、
前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態が前記第2の状態に変更された後の第2の期間であって、前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態が前記第2の状態である前記第2の期間において、前記所定処理を実行すること、及び、
前記所定処理が完了したことに応じて、前記第1の無線インターフェイスの動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態に変更すること、
を実行させる、コンピュータプログラム。
Claims (15)
- 通信機器であって、
第1の無線インターフェイスと、
制御部と、を備え、
前記第1の無線インターフェイスは、
第1のメモリと、
前記制御部から取得される書込指示に従って、外部機器に送信されるべき送信対象データを前記第1のメモリに書き込む書込処理と、前記第1のメモリに書き込まれた前記送信対象データを前記外部機器に送信する送信処理と、を実行するプロセッサと、を備え、
前記第1の無線インターフェイスは、前記プロセッサが前記送信処理を実行可能な第1の状態と、前記プロセッサが前記送信処理を実行不可能な第2の状態と、を含む複数個の動作状態のうちのいずれかで動作し、
前記制御部は、
前記通信機器の状態がエラー状態と非エラー状態との間で変化することを監視する監視部と、
前記制御部が所定処理を実行しない第1の期間において、前記通信機器の状態が前記エラー状態と前記非エラー状態との間で変化することに起因して、前記制御部が前記所定処理を開始すべき際に、前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態を前記第1の状態から前記第2の状態に変更する第1の変更部であって、前記所定処理は、前記第1のメモリ内の前記送信対象データの内容を変更するための前記書込指示を前記プロセッサに供給するための処理を含む、前記第1の変更部と、
前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態が前記第2の状態に変更された後の第2の期間であって、前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態が前記第2の状態である前記第2の期間において、前記所定処理を実行する処理実行部と、
前記所定処理が完了したことに応じて、前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態に変更する第2の変更部と、
を備える通信機器。 - 前記通信装置は、さらに、エラーセンサを備え、
前記処理実行部は、前記エラーセンサによって、前記通信機器の状態が前記非エラー状態から前記エラー状態に変化することが検知される場合に、前記所定処理を実行し、
前記所定処理は、前記第1のメモリ内の前記送信対象データの内容を、前記エラー状態を解消するための情報に変更するための前記書込指示を前記プロセッサに供給するための処理を含む、請求項1に記載の通信機器。 - 前記エラー状態を解消するための前記情報は、前記エラー状態を解消するための方法を示すウェブページのURL(Uniform Resource Locatorの略)を含む、請求項2に記載の通信機器。
- 前記通信機器は、さらに、
前記第1の無線インターフェイスとは異なる第2の無線インターフェイスであって、前記第2の無線インターフェイスを介した無線通信の通信速度は、前記第1の無線インターフェイスを介した無線通信の通信速度より速い、前記第2の無線インターフェイスを備え、
前記処理実行部は、前記通信機器の状態が前記エラー状態から前記非エラー状態に変化する場合に、前記所定処理を実行し、
前記所定処理は、前記第1のメモリ内の前記送信対象データの内容を、前記外部機器が、前記第2の無線インターフェイスを介して前記通信機器と通信するための無線プロファイルに変更するため前記書込指示を前記プロセッサに供給するための処理を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信機器。 - 前記第2の無線インターフェイスは、Wi−Fi方式に従った無線通信を実行するためのインターフェイスであり、
前記無線プロファイルは、前記外部機器が、前記第2の無線インターフェイスを介して前記通信機器と通信するための無線ネットワークのSSID(Service Set Identifierの略)を含む、請求項4に記載の通信機器。 - 前記無線ネットワークは、前記通信機器がWi−Fi Direct方式のGroup Owner状態又はAP(Access Pointの略)として動作することによって形成される、請求項5に記載の通信機器。
- 前記第1の無線インターフェイスは、NFC(Near Field Communicationの略)方式に従った無線通信を実行するためのインターフェイスである、請求項1から6のいずれか一項に記載の通信機器。
- 前記第2の状態では、前記プロセッサは、前記外部機器から前記外部機器との通信セッションを確立するための要求信号を受信しても、前記要求信号に対する応答信号を送信せず、前記外部機器との前記通信セッションを確立しないことによって、前記送信処理を実行しない、請求項1から7のいずれか一項に記載の通信機器。
- 前記第1の無線インターフェイスは、さらに、第2のメモリを備え、
前記プロセッサは、
前記第2のメモリに第1の値が記憶されている前記第2の状態において、前記外部機器から前記外部機器との通信セッションを確立するための要求信号を受信しても、前記要求信号に対する応答信号を送信せず、前記外部機器との前記通信セッションを確立しないことによって、前記送信処理を実行せず、
前記第2のメモリに前記第1の値が記憶されていない前記第1の状態において、前記送信処理を実行可能であり、
前記第1の変更部は、前記第1の期間において、前記制御部が前記所定処理を開始すべき際に、前記第2のメモリに前記第1の値を記憶するための第1の記憶指示を前記プロセッサに供給し、
前記第2の変更部は、前記所定処理が完了したことに応じて、前記第2のメモリから前記第1の値を削除するための第1の削除指示を前記プロセッサに供給する、請求項1から8のいずれか一項に記載の通信機器。 - 前記プロセッサは、前記第2のメモリに前記第2の状態を示す前記第1の値が記憶されておらず、かつ、前記第2のメモリに前記第1の値とは異なる第2の値であって、前記第1の状態を示す前記第2の値が記憶されている場合に、前記送信処理を実行可能であり、
前記第1の記憶指示は、前記第2のメモリに前記第2の値に代えて前記第1の値を記憶するための指示であり、
前記第1の削除指示は、前記第2のメモリに前記第1の値に代えて前記第2の値を記憶するための指示である、請求項9に記載の通信機器。 - 前記第2の状態では、前記プロセッサは、前記外部機器との通信セッションを確立しても、前記第1のメモリから前記送信対象データを読み出さないことによって、前記送信処理を実行しない、請求項1から7のいずれか一項に記載の通信機器。
- 前記第2の状態では、前記プロセッサは、さらに、前記外部機器との前記通信セッションが確立される場合に、前記送信対象データを含まないパケットを前記外部機器に送信する、請求項11に記載の通信機器。
- 前記第1のメモリは、ヘッダブロックと、前記送信対象データが書き込まれるべきデータブロックと、を備え、
前記プロセッサは、
前記ヘッダブロックに第3の値が記憶されている前記第2の状態において、前記外部機器との前記通信セッションを確立しても、前記データブロックから前記送信対象データを読み出さないことによって、前記送信処理を実行せず、
前記ヘッダブロックに前記第3の値が記憶されていない前記第1の状態において、前記送信処理を実行可能であり、
前記第1の変更部は、前記第1の期間において、前記制御部が前記所定処理を開始すべき際に、前記ヘッダブロックに前記第3の値を記憶するための第2の記憶指示を前記プロセッサに供給し、
前記第2の変更部は、前記所定処理が完了したことに応じて、前記ヘッダブロックから前記第3の値を削除するための第2の削除指示を前記プロセッサに供給する、請求項11又は12に記載の通信機器。 - 前記プロセッサは、前記ヘッダブロックに前記第2の状態を示す前記第3の値が記憶されておらず、かつ、前記ヘッダブロックに前記第3の値とは異なる第4の値であって、前記第1の状態を示す前記第4の値が記憶されている場合に、前記送信処理を実行可能であり、
前記第2の記憶指示は、前記ヘッダブロックに前記第4の値に代えて前記第3の値を記憶するための指示であり、
前記第2の削除指示は、前記ヘッダブロックに前記第3の値に代えて前記第4の値を記憶するための指示である、請求項13に記載の通信機器。 - 通信機器のためのコンピュータプログラムであって、
前記通信機器は、第1の無線インターフェイスと、制御部と、を備え、
前記第1の無線インターフェイスは、
第1のメモリと、
前記制御部から取得される書込指示に従って、外部機器に送信されるべき送信対象データを前記第1のメモリに書き込む書込処理と、前記第1のメモリに書き込まれた前記送信対象データを前記外部機器に送信する送信処理と、を実行するプロセッサと、を備え、
前記第1の無線インターフェイスは、前記プロセッサが前記送信処理を実行可能な第1の状態と、前記プロセッサが前記送信処理を実行不可能な第2の状態と、を含む複数個の動作状態のうちのいずれかで動作し、
前記コンピュータプログラムは、前記制御部に、以下の各処理、即ち、
前記通信機器の状態がエラー状態と非エラー状態との間で変化することを監視すること、
前記制御部が所定処理を実行しない第1の期間において、前記通信機器の状態が前記エラー状態と前記非エラー状態との間で変化することに起因して、前記制御部が前記所定処理を開始すべき際に、前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態を前記第1の状態から前記第2の状態に変更すること、
前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態が前記第2の状態に変更された後の第2の期間であって、前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態が前記第2の状態である前記第2の期間において、前記所定処理を実行すること、及び、
前記所定処理が完了したことに応じて、前記第1の無線インターフェイスの前記動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態に変更すること、
を実行させ、
前記所定処理は、前記第1のメモリ内の前記送信対象データの内容を変更するための前記書込指示を前記プロセッサに供給するための処理を含む、コンピュータプログラム。
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