JP6736356B2 - 眼科装置 - Google Patents
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Description
実施形態に係る眼科装置は、任意の自覚検査及び任意の他覚測定の少なくとも一方を実行可能である。自覚検査では、被検者に情報(視標など)が呈示され、その情報に対する被検者の応答に基づいて結果が取得される。自覚検査には、遠用検査、近用検査、コントラスト検査、グレアー検査等の自覚屈折測定や、視野検査などがある。他覚測定では、被検眼に光を照射し、その戻り光の検出結果に基づいて被検眼に関する情報が取得される。他覚測定には、被検眼の特性を取得するための測定と、被検眼の画像を取得するための撮影とが含まれる。他覚測定には、他覚屈折測定、角膜形状測定、眼圧測定、眼底撮影、光コヒーレンストモグラフィ(Optical Coherence Tomography:以下、OCT)を用いた断層像撮影(OCT撮影)、OCTを用いた計測等がある。
実施形態に係る眼科装置は、ベースに固定された顔受け部と、ベースに対して前後上下左右に移動可能な架台とを備えている。架台には、被検眼の検査(測定)を行うための光学系が収納されたヘッド部が設けられている。検者側の位置に配置された操作部に対して操作を行うことにより、顔受け部とヘッド部とを相対移動することができる。また、眼科装置は、後述のアライメントを実行することにより顔受け部とヘッド部とを自動で相対移動することができる。
処理部9は、眼科装置の各部を制御する。また、処理部9は、各種演算処理を実行可能である。処理部9はプロセッサを含む。プロセッサの機能は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、プログラマブル論理デバイス(例えば、SPLD(Simple Programmable Logic Device)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array))等の回路により実現される。処理部9は、例えば、記憶回路や記憶装置に格納されているプログラムを読み出し実行することで、実施形態に係る機能を実現する。
観察系5は、被検眼Eの前眼部を動画撮影する。被検眼Eの前眼部からの光(赤外光)は、対物レンズ51を通過し、ダイクロイックミラー52を透過し、絞り53の開口を通過する。絞り53の開口を通過した光は、ハーフミラー22を透過し、リレーレンズ54を通過し、結像レンズ55に導かれる。結像レンズ55は、リレーレンズ54から導かれた光をエリアセンサー56の受光面に結像する。エリアセンサー56の受光面は、被検眼Eの瞳孔と光学的に略共役な位置に配置されている。エリアセンサー56は、所定のレートで撮像及び信号出力を行う。エリアセンサー56の出力(映像信号)は処理部9に入力される。処理部9は、この映像信号に基づく前眼部像E’を表示部10の表示画面10aに表示させる。前眼部像E’は、例えば赤外動画像である。観察系5は、前眼部を照明するための照明光源を含んでいてもよい。
Zアライメント系1は、観察系5の光軸方向(前後方向、Z方向)におけるアライメントを行うための光(赤外光)を被検眼Eに照射する。Zアライメント光源11から出力された光は、被検眼Eの角膜Kに照射され、角膜Kにより反射され、結像レンズ12に導かれる。結像レンズ12は、導かれてきた光をラインセンサー13の受光面に結像する。角膜頂点の位置が前後方向に変化すると、ラインセンサー13に対する光の投影位置が変化する。ラインセンサー13の出力は処理部9に入力される。処理部9は、ラインセンサー13に対する光の投影位置に基づいて被検眼Eの角膜頂点の位置を求め、これに基づきZアライメントを実行する。
XYアライメント系2は、観察系5の光軸に直交する方向(左右方向(X方向)、上下方向(Y方向))のアライメントを行うための光(赤外光)を被検眼Eに照射する。XYアライメント系2は、ハーフミラー22により観察系5から分岐された光路に設けられたXYアライメント光源21を含む。XYアライメント光源21から出力された光は、リレーレンズ23を通過し、ハーフミラー22により反射される。ハーフミラー22により反射された光は、観察系5の光軸上の対物レンズ51の前側焦点位置で集光された後、ダイクロイックミラー52を透過し、対物レンズ51により平行光とされ、被検眼Eの角膜Kに照射される。角膜Kの表面で反射した光は、被検眼Eの角膜表面の反射焦点位置近傍にプルキンエ像を形成する。XYアライメント光源21は、対物レンズ51の焦点位置と光学的に略共役な位置に配置されている。角膜Kによる反射光は、観察系5を通じてエリアセンサー56に導かれる。エリアセンサー56の受光面には、XYアライメント光源21から出力された光のプルキンエ像(輝点)による像Brが形成される。
ケラト測定系3は、角膜Kの曲率を測定するためのリング状光束(赤外光)を角膜Kに投影する。ケラト板31は、対物レンズ51の近傍に配置されている。ケラト板31の背面側(対物レンズ51側)にはケラトリング光源32が設けられている。ケラトリング光源32からの光でケラト板31を照明することにより、角膜Kにリング状光束が投影される。その反射光(ケラトリング像)はエリアセンサー56により前眼部像とともに検出される。処理部9は、このケラトリング像を基に公知の演算を行うことで角膜曲率パラメータを算出する。ケラトリングに代わり多重のリングからなるプラチドリング板が配置されていてもよい。この場合、角膜の曲率だけではなく、角膜形状を測定することが可能になる。
視標投影系4は、固視標や自覚検査用の視標等の各種視標を被検眼Eに呈示する。視標チャート42は、処理部9からの制御を受け、視標を表すパターンを表示する。光源41から出力された光(可視光)は、視標チャート42を通過し、リレーレンズ43及びフィールドレンズ44を通過し、反射ミラー45により反射され、ダイクロイックミラー68を透過し、ダイクロイックミラー52により反射される。ダイクロイックミラー52により反射された光は、対物レンズ51を通過して眼底Efに投影される。
収差測定投影系6及び収差測定受光系7は、被検眼Eの眼球収差特性の測定に用いられる。収差測定投影系6は、眼球収差特性測定用の光束(赤外光)を眼底Efに投影する。収差測定受光系7は、この光束の被検眼Eの眼底Efからの戻り光を受光する。収差測定受光系7による戻り光の受光結果から被検眼Eの眼球収差特性が求められる。
実施形態に係る眼科装置の処理系について説明する。眼科装置の処理系の機能的構成の例を図4及び図5に示す。図4は、実施形態に係る眼科装置の処理系の機能ブロック図の一例を表したものである。図5は、図4の演算処理部120の機能ブロック図の一例を表したものである。処理部9は、制御部110と演算処理部120とを含む。また、実施形態に係る眼科装置は、表示部170と、操作部180と、通信部190と、移動機構200とを含む。
制御部110は、プロセッサを含み、眼科装置の各部を制御する。制御部110は、主制御部111と、記憶部112とを含む。記憶部112には、眼科装置を制御するためのコンピュータプログラムがあらかじめ格納されている。コンピュータプログラムには、光源制御用プログラム、センサー制御用プログラム、光学系制御用プログラム、演算処理用プログラム及びユーザインターフェイス用プログラムなどが含まれる。このようなコンピュータプログラムに従って主制御部111が動作することにより、制御部110は制御処理を実行する。
記憶部112は、各種のデータを記憶する。記憶部112に記憶されるデータとしては、例えば自覚検査の検査結果、他覚測定の測定結果、前眼部像の画像データ、ハルトマン点像の画像データ、被検眼情報などがある。被検眼情報は、患者IDや氏名などの被検者に関する情報や、左眼/右眼の識別情報などの被検眼に関する情報を含む。また、記憶部112には、眼科装置を動作させるための各種プログラムやデータが記憶されている。
演算処理部120は、プロセッサを含み、図示しない記憶部(又は記憶部112)に記憶されたコンピュータプログラムに従って下記の各部の処理を実行する。演算処理部120は、設定部121と、眼屈折力値算出部122と、選択部123と、分布情報生成部124とを含む。
表示部170は、ユーザインターフェイス部として、制御部110(主制御部111)による制御を受けて情報を表示する。表示部170は、図1に示す表示部10を含む。
通信部190は、図示しない外部装置と通信するための機能を有する。通信部190は、例えば処理部9に設けられていてもよい。通信部190は、外部装置との通信の形態に応じた構成を有する。
この実施形態に係る眼科装置の動作例について説明する。
被検者の顔を顔受け部で固定した後、XYアライメント系2によるXYアライメントとZアライメント系1によるZアライメントとによりヘッド部が被検眼Eの検査位置に移動される。検査位置とは、被検眼Eの検査を既定の精度内で行うことが可能な位置である。例えば、処理部9(主制御部111)は、エリアセンサー56の受光面上に結像された前眼部像の撮像信号を取得し、表示部170(表示部10の表示画面10a)に前眼部像E’を表示させる。その後、上記のXYアライメントとZアライメントとによりヘッド部が被検眼Eの検査位置に移動される。ヘッド部の移動は、主制御部111による指示に従って、主制御部111によって実行されるが、ユーザによる操作若しくは指示に従って主制御部111によって実行されてもよい。
次に、主制御部111は、仮測定(予備測定)を実行する。例えば、主制御部111は、視標チャート42に風景チャート等の固視標を表示させる。主制御部111は、光源61を点灯させることにより得られた被検眼Eからの戻り光に基づく点像群をエリアセンサー76により検出させる。主制御部111は、エリアセンサー76により検出された点像群に基づいて眼屈折力値を眼屈折力値算出部122に算出させ、算出された眼屈折力値から移動量を特定する。
主制御部111は、S2において算出された移動量に基づき遠点に相当する位置に移動ユニット46を光軸に沿って移動させる。
次に、主制御部111は、本測定を実行する。まず、主制御部111は、光源61を点灯させることにより得られた被検眼Eからの戻り光に基づく点像群をエリアセンサー76により新たに検出させる。
主制御部111は、S4において得られた点像群をナンバリングし、各点像とレンズアレイの対応付けを行う。
次に、主制御部111は、S4において取得された点像群に基づいて、部分点像群毎に眼屈折力値を求めるか否かを判定する。
S6において部分点像群毎に眼屈折力値を求めないと判定されたとき(S6:N)、主制御部111は、S3において移動された遠点に相当する位置から更に例えば1.5D分だけ移動ユニット46を光軸方向の遠視側に移動させ、被検眼に風景チャート等の視標を雲霧視させる。
次に、主制御部111は、測定を実行する。まず、主制御部111は、光源61を点灯させることにより得られた被検眼Eからの戻り光に基づく点像群をエリアセンサー76により新たに検出させる。
主制御部111は、S8において取得された測定対象の全範囲の点像に基づいて眼屈折力値算出部122により単一の眼屈折力値を代表値として算出させる。例えば、眼屈折力値算出部122は、上記の通り、ゼルニケ係数とゼルニケ多項式とから眼屈折力値を求める。或いは、眼屈折力値算出部122は、点像群から設定された2以上の部分点像群のそれぞれについて上記のように眼屈折力値を求め、求められた2以上の眼屈折力値から単一の眼屈折力値を求めてもよい。
主制御部111は、S9において求められた代表値としての単一の眼屈折力値、又は後述のS24において求められた代表値を表示部170に表示させる。以上で、眼科装置の動作は終了である(エンド)。
S6において部分点像群毎に眼屈折力値を求めると判定されたとき(S6:Y)、主制御部111は、眼屈折力値算出部122により部分点像群のそれぞれについて眼屈折力値(球面度数S、乱視度数C、及び乱視軸角度A)を算出させる。すなわち、主制御部111は、設定部121により、S4において取得された点像群から1以上の部分点像群を設定させる。その後、主制御部111は、設定部121により設定された1以上の部分点像群のそれぞれについて眼屈折力値算出部122により眼屈折力値を算出させる。
主制御部111は、部分点像群毎に求められた眼屈折力値の差が所定の閾値以上であるか否かを判定する。差が所定の閾値以上であると判定されたとき(S12:Y)、眼科装置の動作はS15に移行する。差が所定の閾値以上ではないと判定されたとき(S12:N)、眼科装置の動作は13に移行する。
S12において差が所定の閾値以上ではないと判定されたとき(S12:N)、主制御部111は、S3において移動された遠点に相当する位置から更に例えば1.5D分だけ移動ユニット46を光軸方向の遠視側に移動させ、視標チャート42を雲霧位置に移動させる。
次に、主制御部111は、測定を実行する。主制御部111は、光源61を点灯させることにより得られた被検眼Eからの戻り光に基づく点像群をエリアセンサー76により新たに検出させる。
S12において差が所定の閾値以上であると判定されたとき(S12:Y)、主制御部111は、移動ユニット46を近視側に例えば2D分だけ移動させ、被検眼Eの調節可能範囲の探索を開始する。
主制御部111は、測定を実行する。主制御部111は、光源61を点灯させることにより得られた被検眼Eからの戻り光に基づく点像群をエリアセンサー76により新たに検出させる。
主制御部111は、眼屈折力値算出部122により部分点像群のそれぞれについて眼屈折力値を算出させる。主制御部111は、視標呈示位置に対応する眼屈折値と一致する部分点像群(被検眼の対応部位)があるか否かを判定する。視標呈示位置に対応する眼屈折値と一致する部分点像群があると判定されたとき(S17:Y)、眼科装置の動作はS19に移行する。視標呈示位置に対応する眼屈折値と一致する部分点像群がないと判定されたとき(S17:N)、眼科装置の動作はS18に移行する。
視標呈示位置に対応する眼屈折値と一致する部分点像群がないと判定されたとき(S17:N)、主制御部111は、移動ユニット46を更に近視側に例えば1D分だけ移動させる。すなわち、主制御部111は、S15(又はS18)における移動後の位置は被検眼Eの調節可能範囲内の位置ではないと判断し、当該範囲の探索を継続させる。眼科装置の動作はS16に移行する。
S17において視標呈示位置に対応する眼屈折値と一致する部分点像群があると判定されたとき(S17:Y)、主制御部111は、移動ユニット46を遠視側に例えば0.25D分だけ移動させる。すなわち、主制御部111は、S15(又はS18)における移動後の位置は被検眼Eの調節可能範囲内の位置であると判断し、被検眼Eの遠点に相当する位置の探索を開始させる。
主制御部111は、測定を実行する。主制御部111は、光源61を点灯させることにより得られた被検眼Eからの戻り光に基づく点像群をエリアセンサー76により新たに検出させる。
主制御部111は、眼屈折力値算出部122により部分点像群のそれぞれについて眼屈折力値を算出させる。主制御部111は、視標呈示位置の変化に対応する眼屈折力値の変化(以下、基準変化特性)に対して、部分点像群における眼屈折力値の変化が所定の閾値以下の部分点像があるか否かを判定する。ここで、部分点像群における眼屈折力値の変化が図11の変化特性T1、T2に相当し、基準変化特性が変化特性T0に相当する。基準変化特性に対する、部分点像群における眼屈折力値の変化の誤差が所定の閾値以下の部分点像群があると判定されたとき、主制御部111は、基準変化特性に対する誤差が最小となる部分点像群を選択部123に選択させる。
S21において基準変化特性に対する、部分点像群における眼屈折力値の変化の誤差が所定の閾値以上ではないと判定されたとき(S21:N)、主制御部111は、更に例えば1.5D分だけ移動ユニット46を光軸方向に移動させる。すなわち、主制御部111は、当該視標呈示位置が遠点に相当する位置と判断し、視標チャート42を雲霧位置に移動させる。
主制御部111は、測定を実行する。主制御部111は、光源61を点灯させることにより得られた被検眼Eからの戻り光に基づく点像群をエリアセンサー76により新たに検出させる。
主制御部111は、S14において取得された部分点像群のそれぞれについて眼屈折力値算出部122により眼屈折力値(球面度数S、乱視度数C、及び乱視軸角度A)を算出させる。或いは、主制御部111は、S21において選択部123により選択された部分点像群について眼屈折力値算出部122により眼屈折力値(球面度数S、乱視度数C、及び乱視軸角度A)を算出させる。
実施形態に係る眼科装置の作用及び効果について説明する。
以上に示された実施形態は、この発明を実施するための一例に過ぎない。この発明を実施しようとする者は、この発明の要旨の範囲内において任意の変形、省略、追加等を施すことが可能である。
5 観察系
6 収差測定投影系
7 収差測定受光系
46A 移動機構
75 ハルトマン板
76 エリアセンサー
110 制御部
111 主制御部
120 演算処理部
121 設定部
122 眼屈折力値算出部
123 選択部
Claims (7)
- 被検眼の眼底に測定光を投射し、前記眼底からの前記測定光の戻り光から複数の集束光を生成し、生成された前記複数の集束光を受光して点像群を検出する測定光学系と、
前記被検眼に固視標を呈示する固視光学系と、
遠近方向に前記固視標を移動する移動機構と、
前記移動機構と前記測定光学系とを連係的に制御することにより、前記遠近方向の複数の位置のそれぞれにおいて前記測定光学系に前記点像群を検出させる制御部と、
前記連係的な制御により取得された複数の点像群のそれぞれから2以上の部分点像群を設定する設定部と、
前記設定部により設定されたそれぞれの前記部分点像群に基づいて眼屈折力値を求める算出部と、
前記部分点像群ごとの眼屈折力値の前記遠近方向における変化に基づいて、前記2以上の部分点像群の1つを選択する選択部と、
を含み、
前記算出部は、前記選択部により選択された部分点像群に基づいて眼屈折力値を求める
ことを特徴とする眼科装置。 - 前記選択部は、前記複数の位置に対応する眼屈折力値に対する誤差が最小となる部分点像群を選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。 - 前記連係的な制御の前に、前記制御部は、前記測定光学系に点像群を検出させる予備測定を実行させ、
前記算出部は、前記予備測定により取得された前記点像群の複数の部分点像群に基づいて複数の眼屈折力値を求め、
前記制御部は、前記複数の眼屈折力値のばらつきを表す値を求め、当該値が閾値以上であるとき、前記連係的な制御を実行し、当該値が前記閾値未満のとき、前記測定光学系の既定の制御を実行する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の眼科装置。 - 前記既定の制御として、前記制御部は、前記測定光学系に点像群を検出させ、
前記算出部は、当該点像群の1以上の部分点像群に基づいて1以上の眼屈折力値を求める
ことを特徴とする請求項3に記載の眼科装置。 - 前記算出部は、
当該点像群に部分的な屈折異常に基づく点像があるとき、前記1以上の部分点像群に基づいて前記1以上の眼屈折力値を求め、
当該点像群に部分的な屈折異常に基づく点像がないとき、当該点像群に基づいて単一の眼屈折力値を求める
ことを特徴とする請求項4に記載の眼科装置。 - 前記測定光学系は、
前記戻り光から前記複数の集束光を生成するレンズアレイと、
前記レンズアレイにより生成された前記複数の集束光を受光するエリアセンサーと、
を含む
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の眼科装置。 - 前記眼屈折力値は、球面度数、乱視度数、及び乱視軸角度を含む
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の眼科装置。
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