JP6735587B2 - 外用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、カルボキシビニルポリマー、ヘパリン類似物質及びグリチルリチン酸類を含み、pH4.8〜6.0でありながら、相分離を抑制でき、安定性に優れた外用組成物に関する。
従来、外用組成物に、粘性の付与や被膜感(塗布感)の向上等のために、カルボキシビニルポリマーが配合されている。一方、カルボキシビニルポリマーを配合した製剤では、経時的に、成分が分離して2つの相に分かれた状態(相分離の状態)になり易く、外観性状を安定に維持し難いという欠点がある。従来、このようなカルボキシビニルポリマーを配合した製剤の相分離の欠点を克服するための技術について種々検討されている。例えば、特許文献1には、(A)水を20〜50質量%含有し、(B)カルボキシビニルポリマーと(C)キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸及びその塩、カルボキシメチルセルロース塩から選ばれる1種又は2種以上の粘結剤とを(C)/(B)の質量比が1.0〜5で配合し、且つ(D)吸油量150〜300g/100gの無水ケイ酸を1〜10質量%、(F)アルギン酸プロピレングリコールエステルを配合した上で、25℃でのpHを6〜9に設定することにより、分離安定性が向上することが報告されている。
一方、ヘパリン類似物質は、コンドロイチン多硫酸等の多硫酸化ムコ多糖であり、保湿作用、抗炎症作用、血行促進作用等が知られており、しかも副作用が少ないことから、外用組成物の有効成分として用いられている(例えば、特許文献2参照)。また、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、これらの塩等のグリチルリチン酸類には、抗アレルギー作用や抗炎症作用があることが知られており、外用組成物の有効成分として用いられている。そのため、カルボキシビニルポリマー共に、ヘパリン類似物質及びグリチルリチン酸類を配合した外用組成物を提供できれば、カルボキシビニルポリマーによる使用感の向上と共に、ヘパリン類似物質及びグリチルリチン酸類による薬効の発揮が見込まれ、使用感や機能性の更なる向上という近年益々高まっている消費者ニーズに追従することが期待される。
しかしながら、従来、カルボキシビニルポリマーを含む外用組成物にヘパリン類似物質及びグリチルリチン酸類を配合した製剤技術については、検討されていない。
特開2012−116772号公報 特公昭62−4362号公報
本発明者は、カルボキシビニルポリマー共に、ヘパリン類似物質及びグリチルリチン酸類を含む外用組成物を実用化すべく検討を行ったところ、カルボキシビニルポリマー、ヘパリン類似物質及びグリチルリチン酸類を含む外用組成物は、pH6.5以上では相分離を生じないが、pH6.0以下の範囲では、相分離が生じ、安定性に劣るという新たな課題に直面した。
そこで、本発明の目的は、前記の新たな課題を解決すること、即ち、カルボキシビニルポリマー、ヘパリン類似物質及びグリチルリチン酸類を含み、pH6.0以下でありながら、相分離を抑制し、安定性に優れた外用組成物を提供することである。
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、カルボキシビニルポリマー、ヘパリン類似物質及びグリチルリチン酸類を含み、pHを4.8〜6.0に設定した外用組成物において、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを配合することによって、相分離を抑制でき、外観性状を安定に維持することが可能になることを見出した。本発明は、これらの知見に基づいて更に検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)カルボキシビニルポリマー、(B)ヘパリン類似物質、(C)グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、これらの誘導体、及びこれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(D)ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含有し、
pHが4.8〜6.0であることを特徴とする、外用組成物。
項2. 前記(D)成分の含有量が0.1重量%以上である、項1に記載の外用組成物。
項3. 更に、(E)多価アルコールを含有する、項1又は2に記載の外用組成物。
項4. 更に、(F)アラントイン及びその誘導体よりなる群から選択される少なくとも1種を含有する、項1〜3のいずれかに記載の外用組成物。
項5. ゲル状である、項1〜4のいずれかに記載の外用組成物。
項6. (A)カルボキシビニルポリマー、(B)ヘパリン類似物質、並びに(C)グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、これらの誘導体、及びこれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種を含む外用組成物において、相分離を抑制する方法であって、
前記外用組成物に(D)ヒドロキシプロピルメチルセルロースを配合し、且つ前記外用組成物のpHを4.8〜6.0に設定することを特徴とする、相分離抑制方法。
本発明の外用組成物は、カルボキシビニルポリマー、ヘパリン類似物質及びグリチルリチン酸類を含み、pH4.8〜6.0でありながら、相分離を抑制でき、良好な外観性状を保持できるので、優れた保存安定性を備えることができる。更に、本発明の外用組成物は、更にアラントイン等の薬効成分を配合しても、相分離を抑制し、優れた安定性を備えることができ、様々な製剤処方に適用することができる。
1.外用組成物
本発明の外用組成物は、カルボキシビニルポリマー(以下、「(A)成分」と表記することもある)と、ヘパリン類似物質(以下、「(B)成分」と表記することもある)と、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、これらの誘導体、及びこれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種(以下、「(C)成分」と表記することもある)と、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(以下、「(D)成分」と表記することもある)とを含有し、pHが4.8〜6.0であることを特徴とする。以下、本発明の外用組成物について詳述する。
(A)カルボキシビニルポリマー
本発明の外用組成物は、カルボキシビニルポリマーを含有する。カルボキシビニルポリマーは、カルボキシル基を有する水溶性のビニルポリマーであり、具体的には、アクリル酸及び/又はメタクリル酸を主鎖として、アリルショ糖やペンタエリスリトールのアリルエーテル等による架橋構造を有するポリマーである。
本発明で使用されるカルボキシビニルポリマーの粘性については、特に制限されないが、例えば、pH6.5に調整した0.5重量%水溶液(20℃)において粘度2000mPa・s以上、好ましくは、2000〜200000mPa・sであるものが挙げられる。ここで、当該粘度は、B型粘度計「TOKI SANGYO VISCOMETER TVB−10」(東機産業株式会社製)において、ローター:M3(回転速度:20rpm、時間:1min、単位:mPa・s)を使用して測定した値をいう。
本発明の外用組成物において、カルボキシビニルポリマーは、市販品を使用することができる。カルボキシビニルポリマーの市販品としては、具体的には、Lubrizol Advanced Materials社製の「カーボポール940」、「カーボポール941」、「カーボポール980」、「カーボポール981」;和光純薬工業株式会社製の「ハイビスワコー103」、「ハイビスワコー104」、「ハイビスワコー105」;東亞合成株式会社製の「ジュンロンPW−120」、「ジュンロンPW−121」、「ジュンロンPW−312S」;住友精化株式会社製の「AQPEC HV−501E」、「 AQUPEC HV−505E」;3Vシグマ社製の「シンタレンK」、「シンタレンL」等が挙げられる。
本発明の外用組成物において、カルボキシビニルポリマーは、1種のものを単独で使用してもよく、また2種以上のものを組み合わせて使用してもよい。
本発明の外用組成物において、(A)成分の含有量については、特に制限されず、外用組成物に付与すべき粘性や使用感等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、0.1〜5重量%、好ましくは0.1〜3重量%、更に好ましくは0.3〜2重量%が挙げられる。(A)成分は、pH6.0以下の範囲で後述する(D)成分非存在下で(B)成分及び(C)成分が共存すると、相分離を生じさせるが、本発明の外用組成物によれば、前述する含有量で(A)成分を含んでいても、相分離を抑制し、優れた安定性を備えることができる。
(B)ヘパリン類似物質
本発明の外用組成物は、ヘパリン類似物質を含む。ヘパリン類似物質とは、コンドロイチン多硫酸等の多硫酸化ムコ多糖であり、保湿作用、抗炎症作用、血行促進作用等を有することが知られている公知の薬剤である。
本発明で使用されるヘパリン類似物質の由来については、特に制限されないが、例えば、ムコ多糖類を多硫酸化することにより得られたもの、食用獣の組織(例えば、ウシやブタ等の気管軟骨を含む肺臓)から抽出したもの等が挙げられる。本発明の乳化組成物では、ヘパリン類似物質として、日本薬局方外医薬品規格に収戴されているヘパリン類似物質が好適に使用される。
本発明の外用組成物における(B)成分の含有量については、付与すべき保湿作用の程度等を勘案して適宜設定すればよいが、例えば、0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜3重量%、更に好ましくは0.1〜1.0重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%、最も好ましくは0.1〜0.3重量%が挙げられる。(B)成分は、pH6.0以下の範囲で(D)成分の非存在下で(A)成分及び(C)成分と共存すると、(A)成分による相分離を誘発させるが、本発明の外用組成物によれば、前述する含有量で(B)成分を含んでいても、相分離を抑制し、優れた安定性を備えることができる。
本発明の外用組成物において、(A)成分に対する(B)成分の比率については、(A)成分及び(B)成分の各含有量に応じて定まるが、例えば、(A)成分1重量部当たり、(B)成分が0.05〜10重量部、好ましくは0.05〜5重量部、更に好ましくは0.05〜3重量部が挙げられる。
(C)グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、それらの誘導体、及び/又はそれらの塩
本発明の乳化組成物は、(C)成分として、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、それらの誘導体、及び/又はそれらの塩を含有する。
グリチルリチン酸は、抗炎症作用や抗アレルギー作用等を有することが知られている公知の薬剤である。
グリチルリチン酸の誘導体としては、薬学的又は香粧学的に許容されることを限度として特に制限されないが、具体的には、グリチルリチン酸メチル、グリチルリチン酸ステアリル等が挙げられる。これらのグリチルリチン酸の誘導体は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
グリチルレチン酸は、抗炎症作用や抗アレルギー作用等を有することが知られている公知の薬剤である。
グリチルレチン酸の誘導体としては、薬学的又は香粧学的に許容されることを限度として特に制限されないが、具体的には、グリチルレチン酸ピリドキシン、グリチルレチン酸ステアリル、グリチルレチン酸グリセリル、グリチルレチン酸モノグルクロニド等が挙げられる。これらのグリチルレチン酸の誘導体は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
グリチルリチン酸、グリチルレチン酸及び/又はその誘導体の塩としては、薬学的又は香粧学的に許容されるものである限り特に制限されないが、具体的には、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;アンモニウム塩等が挙げられる。これらの塩は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の乳化組成物において、(C)成分として、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸の塩、グリチルリチン酸の誘導体、グリチルリチン酸の誘導体の塩、グリチルレチン酸、グリチルレチン酸の塩、グリチルレチン酸の誘導体、及びグリチルレチン酸の誘導体の塩の中から、1種を選択して使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの(C)成分の中でも、好ましくはグリチルリチン酸、グリチルリチン酸の塩、グリチルリチン酸の誘導体、グリチルリチン酸の誘導体の塩;更に好ましくはグリチルリチン酸、グリチルリチン酸の塩;特に好ましくはグリチルリチン酸の塩;より一層好ましくはグリチルリチン酸二カリウムが挙げられる。
本発明の外用組成物において、(C)成分の含有量については、特に制限されず、付与すべき薬効等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、0.01〜15重量%、好ましくは0.05〜8重量%、更に好ましくは0.1〜5重量%が挙げられる。(C)成分は、pH6.0以下の範囲で後述する(D)成分非存在下で(A)成分及び(B)成分と共存すると、(A)成分による相分離を誘発させるが、本発明の外用組成物によれば、前述する含有量で(C)成分を含んでいても、相分離を抑制し、優れた安定性を備えることができる。
本発明の外用組成物において、(A)成分に対する(C)成分の比率については、(A)成分及び(C)成分の各含有量に応じて定まるが、例えば、(A)成分1重量部当たり、(C)成分が0.05〜15重量部、好ましくは0.05〜10重量部、更に好ましくは0.05〜5重量部が挙げられる。
(D)ヒドロキシプロピルメチルセルロース
本発明の外用組成物は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含有する。このようにヒドロキシプロピルメチルセルロースを含有させつつ、pHを4.8〜6.0に設定することにより、(A)〜(C)成分が共存させても、相分離を抑制し、優れた安定性を備えさせることが可能になる。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースは、セルロース誘導体であり、ヒプロメロースとも称される化合物である。
本発明に使用されるヒドロキシプロピルメチルセルロースの置換度タイプについては、特に制限されず、1828、2208、2906、2910のいずれであってもよいが、より一層効果的に相分離を抑制するという観点から、好ましくは2906及び2910の置換度タイプのものが挙げられる。
本発明で使用されるヒドロキシプロピルメチルセルロールの粘性については、特に制限されないが、例えば、2重量%水溶液(20℃)において粘度1000mPa・s以上、好ましくは、1000〜200000mPa・sであるものが挙げられる。ここで、当該粘度は、B型粘度計「TOKI SANGYO VISCOMETER TVB−10」(東機産業株式会社製)において、ローター:M3(回転速度:20rpm、時間:1min、単位:mPa・s)を使用して測定した値をいう。
本発明の外用組成物において、ヒドロキシプロピルメチルセルロースは、市販品を使用することができる。ヒドロキシプロピルメチルセルロースの市販品としては、具体的には、信越化学工業株式会社製の「メトローズ90SH−100SR」、「メトローズ90SH−4000SR」、「メトローズ90SH−15000SR」、「メトローズ90SH−100000SR」、「メトローズ65SH−50」、「メトローズ65SH−400」、「メトローズ65SH−1500」、「メトローズ65SH−4000」、「メトローズ60SH−50」、「メトローズ60SH−4000」、「メトローズ60SH−10000」、「メトローズTC−5E」、「メトローズTC−5M」、「メトローズTC−5R」、「メトローズTC−5S」、「メトローズSB−4」;ダウ・ケミカル日本株式会社製の「メトセルE4M」、「メトセルE4M」、「メトセル40−100」、「メトセル40−101」、「メトセル40−202」;松本油脂製薬株式会社製の「マーポローズ60MP−4000」等が挙げられる。
本発明の外用組成物において、ヒドロキシプロピルメチルセルロースは、1種のものを単独で使用してもよく、また2種以上のものを組み合わせて使用してもよい。
本発明の外用組成物において、(D)成分の含有量については、前述する(A)〜(C)成分の含有量等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、0.1重量%以上、好ましくは0.1〜3重量%、更に好ましくは0.1〜2.5重量%、特に好ましくは0.1〜2重量%が挙げられる。(D)成分がこのような含有量を満たすことにより、pH4.8〜6.0の範囲で後述する(A)〜(C)成分を共存させることによって誘発される相分離を有効に抑制することができる。
本発明の外用組成物において、(A)成分に対する(D)成分の比率については、(A)成分及び(D)成分の各含有量に応じて定まるが、例えば、(A)成分1重量部当たり、(D)成分が0.02〜30重量部、好ましくは0.05〜10重量部、更に好ましくは0.1〜10重量部が挙げられる。
(E)多価アルコール
本発明の外用組成物は、前記(A)〜(D)成分に加えて、必要に応じて、多価アルコール(以下、(E)と表記することもある)が含まれていてもよい。多価アルコールを含有することにより、より一層効果的に相分離を抑制することが可能になり、更に(B)成分による保湿作用を増強することもできる。
多価アルコールとしては、薬学的又は香粧学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、イソプレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン等が挙げられる。これらの多価アルコールの中でも、好ましくはプロピレングリコールが挙げられる。
これらの多価アルコールは、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の外用組成物において、(E)成分を含有させる場合、その含有量については、使用する多価アルコールの種類等に応じて適宜設定すればよいが、例えば1重量%以上、好ましくは3〜20重量%、更に好ましくは5〜20重量%が挙げられる。
(F)アラントイン及び/又はその誘導体
本発明の外用組成物は、前記(A)〜(D)成分に加えて、必要に応じて、アラントイン及び/又はその誘導体(以下、(F)成分と表記することもある)を含んでいてもよい。本発明の外用組成物においてアラントイン及び/又はその誘導体が含まれていても、相分離を抑制しつつ、アラントイン及び/又はその誘導体を安定に保持することができる。
アラントインは、5−ウレイドヒダントインとも称される化合物であり、抗炎症作用や鎮痒作用等を有することが知られている公知の薬剤である。
アラントインの誘導体としては、薬学的に許容できることを限度として特に制限されないが、具体的には、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラントインヒドロキシアルミニウム等が挙げられる。これらのアラントインの誘導体は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の外用組成物において、アラントイン及びその誘導体の中から1種を単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の外用組成物において、(F)成分を含有させる場合、その含有量については、特に制限されないが、例えば、0.01〜15重量%、好ましくは0.05〜8重量%、更に好ましくは0.1〜5重量%が挙げられる。
(G)一価の低級アルコール
本発明の外用組成物は、必要に応じて、一価の低級アルコール(以下、(G)成分と表記することもある)が含まれていてもよい。
一価の低級アルコールとしては、薬学的又は香粧学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール等が挙げられる。これらの一価の低級アルコールの中でも、好ましくはイソプロパノールが挙げられる。
本発明の外用組成物において、(G)成分を含有させる場合、その含有量については、使用する多価アルコールの種類等に応じて適宜設定すればよいが、例えば1〜70重量%、好ましくは1〜50重量%、更に好ましくは5〜50重量%が挙げられる。

本発明の外用組成物は、水を含む水系組成物に調製される。本発明の外用組成物において、水の含有量については、製剤形態に応じて適宜設定すればよいが、例えば5〜95重量%、好ましくは5〜90重量%、更に好ましくは10〜90重量%が挙げられる。
その他の成分
本発明の外用組成物は、前述する成分の他に、必要に応じて、他の薬理成分を含有していてもよい。このような薬理成分としては、例えば、抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン、塩酸ジフェンヒドラミン等)、局所麻酔剤(プロカイン、テトラカイン、ブピパカイン、メピパカイン、クロロプロカイン、プロパラカイン、メプリルカイン又はこれらの塩、オルソカイン、オキセサゼイン、オキシポリエントキシデカン、ロートエキス、ペルカミンパーゼ、テシットデシチン等)、抗炎症剤(インドメタシン、フェルビナク、ジクロフェナクナトリウム、ロキソプロフェンナトリウム等)、皮膚保護剤(コロジオン、ヒマシ油等)、血行促進成分(ノニル酸ワニリルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、カプサイシン、トウガラシエキス等)、清涼化剤(メントール、カンフル等)、ビタミン類(ビタミンA等)、ムコ多糖類(コンドロイチン硫酸ナトリウム、グルコサミン等)等が挙げられる。
また、本発明の外用組成物は、所望の製剤形態にするために、必要に応じて、前述する成分以外の基材や添加剤が含まれていてもよい。このような基剤や添加剤については、薬学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、油類(オリーブ油、サフラワー油、大豆油、つばき油、とうもろこし油、なたね油、ひまわり油、綿実油、落花生油、ラード、スクワラン、魚油等)、鉱物油(流動パラフィン、パラフィン、ゲル化炭化水素、ワセリン等)、ワックス類・ロウ類(ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、セレシン、ライスワックス、マイクロクリスタリンワックス等)、エステル油(ミリスチン酸イソプロピル、アジピン酸イソプロピル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸セチル、オレイン酸エチル等)、脂肪酸アルキルエステル、脂肪酸(ステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸、ベヘン酸、リノール酸、ラノリン等)、脂肪酸エステル(パルミチン酸セチル、パルミチン酸イソプロピル、リノール酸エチル等)、高級アルコール(ステアリルアルコール、セタノール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、ヘキサデシルアルコール、ラノリンアルコール等)、コレステロール、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸セチル、シリコーンオイル(ジメチルポリシロキサン、環状シリコーン等)等の油性基剤;POE(10〜50モル)フィトステロールエーテル、POE(10〜50モル)ジヒドロコレステロールエーテル、POE(10〜50モル)2−オクチルドデシルエーテル、POE(10〜50モル)デシルテトラデシルエーテル、POE(10〜50モル)オレイルエーテル、POE(2〜50モル)セチルエーテル、POE(5〜50モル)ベヘニルエーテル、POE(5〜30モル)ポリオキシプロピレン(5〜30モル)2−デシルテトラデシルエーテル、POE(10〜50モル)ポリオキシプロピレン(2〜30モル)セチルエーテルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル、これらのリン酸・リン酸塩(POEセチルエーテルリン酸ナトリウムなど)、POE(20〜60モル)ソルビタンモノオレート、POE(10〜60モル)ソルビタンモノイソステアレート、POE(10〜80モル)グリセリルモノイソステアレート、POE(10〜30モル)グリセリルモノステアレート、POE(20〜100モル)・ポリオキシプロピレン変性シリコーン、POE・アルキル変性シリコーン、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノパルミチン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ジラウリン酸ポリエチレングリコール、ジパルミチン酸ポリエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、ジオレイン酸ポリエチレングリコール、ジリシノレイン酸ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(5〜100)、ポリソルベート(20〜85)、グリセリン脂肪酸エステル(モノステアリン酸グリセリン等)、水素添加大豆リン脂質、水素添加ラノリンアルコール等の界面活性剤;清涼化剤(メントール、カンフル、ボルネオール、ハッカ水、ハッカ油等)、防腐剤(メチルパラベン、プロピルパラベン、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸等)、着香剤(シトラール、1,8−シオネール、シトロネラール、ファルネソール等)、着色剤(タール色素(褐色201号、青色201号、黄色4号、黄色403号等)、カカオ色素、クロロフィル、酸化アルミニウム等)、粘稠剤(ポリビニルピロリドン、アルギン酸ナトリウム、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、キサンタンガム、カラギーナン等)、pH調整剤(リン酸、塩酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、酒石酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)、湿潤剤(dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、D−ソルビトール液、マクロゴール等)、安定化剤(ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、エデト酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、L−アルギニン、L−アスパラギン酸、DL−アラニン、グリシン、エリソルビン酸ナトリウム、没食子酸プロピル、亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄、クロロゲン酸、カテキン、ローズマリー抽出物等)、酸化防止剤、紫外線吸収剤、キレート剤、粘着剤、緩衝剤、溶解補助剤、可溶化剤、保存剤等の添加剤が挙げられる。
pH
本発明の外用組成物は、pHを4.8〜6.0に設定する。pH4.8〜6.0の範囲内で、(A)〜(C)成分を共存させると(A)成分による相分離が誘発されるが、本発明では、(D)成分を含有させることにより、当該pH範囲でも、(A)成分による相分離を抑制することが可能になっている。また、pHが4.8を下回ると、(A)〜(D)成分を共存させても、相分離を抑制できなくなる。
また、pH5.0〜6.0、特に5.2〜6.0、とりわけ5.5〜6.0の範囲では、(D)成分非存在下で(A)〜(C)成分を共存させると、(A)成分による相分離が顕著になる傾向があるが、本発明では、このようなpH範囲であっても、(A)成分による相分離を効果的に抑制することができる。かかる本発明の効果を鑑みれば、本発明の外用組成物のpHとして、好ましくはpH5.0〜6.0、更に好ましくはpH5.2〜6.0、特に好ましくは5.5〜6.0が挙げられる。
なお、本発明において、pHは25℃にて測定される値である。本発明の外用組成物におけるpHの調整は、pH調整剤を使用して行うことができる。
製剤形態
本発明の予防又は治療剤は、経皮適用できる剤型である限り、その製剤形態については、特に制限されず、液状又は半固形状(ゲル状、ペースト状)のいずれであってもよい。
(A)成分は、外用組成物において、0.1重量%程度以上、特に0.3重量%以上配合すると、ゲル状にすることができる反面、(A)成分がこのような高含有量の場合には、pH6.0以下の範囲で、(D)成分の非存在下で(A)〜(C)成分を共存させると(A)成分による相分離が顕著になる傾向がある。これに対して、本発明の外用組成物は、(A)成分が前記高含有量であっても、(A)成分による相分離を効果的に抑制することができる。このような本発明の効果を鑑みれば、本発明の外用組成物の好適な製剤形態としてゲル状が挙げられる。
本発明の外用組成物をゲル状にする場合、その粘度については、特に制限されないが、25℃での粘度が500〜2,000,000mPa・s程度、好ましくは1,000〜1,000,000mPa・s程度、更に好ましくは3,000m〜800,000mPa・s程度が挙げられる。
前記粘度は、B型粘度計を用いて、25℃にて測定される。具体的には、東機産業株式会社製のRB−85L粘度計(単一円筒形回転粘度計)にて、ローター番号M4のローターを使用して測定することがされるが、測定時の回転数は、サンプル粘度に応じて0.3rpm〜60rpmの間で調節する。具体的には、外用組成物の粘度が、10,000mPa・s以下の範囲にある場合は60rpm、10,000〜50,000mPa・sの範囲にある場合は12rpm、50,000〜400,000mPa・sの範囲にある場合は1.5rpm、400,000〜2,000,000mPa・sの範囲にある場合は0.3rpmで測定する。なお、粘度は測定開始から30秒後の値を採用する。
本発明の外用組成物は、皮膚に適用されるものである限り、皮膚外用医薬品(医薬部外品を含む)、化粧料、皮膚洗浄料等のいずれの製剤形態であってもよい。本発明の外用組成物の製剤形態として、具体的には、ゲル剤、クリーム剤、ローション剤、乳液剤、液剤、貼付剤、エアゾール剤、軟膏剤、パック剤等の皮膚外用医薬品;ゲル、クリーム、乳液、化粧水、ローション、パック等の化粧料;ボディーシャンプー、ヘアシャンプー、リンス等の皮膚洗浄料等が挙げられる。これらの製剤形態の中でも、好ましくは皮膚外用医薬品、更に好ましくはゲル剤が挙げられる。
本発明の外用組成物は、含有する(B)成分に基づいて保湿作用、抗炎症作用、血行促進作用等を発揮でき、更に含有する(C)成分に基づいて抗炎症作用、抗アレルギー作用等を発揮できるので、保湿、乾燥性皮膚疾患の予防又は治療、炎症性皮膚疾患の予防又は治療等の目的で好適に使用される。
2.外用組成物の相分離の抑制方法
本発明は、更に、(A)カルボキシビニルポリマー、(B)ヘパリン類似物質、並びに(C)グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、これらの誘導体、及びこれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種を含む外用組成物において、相分離を抑制する方法であって、当該外用組成物に(D)ヒドロキシプロピルメチルセルロースを配合し、且つ当該外用組成物のpHを4.8〜6.0に設定することを特徴とする、当該外用組成物の相分離の抑制方法を提供する。
本発明の抑制方法において、使用する(A)〜(D)の種類や含有量、配合される他の成分の種類や含有量、好ましいpH範囲、外用組成物の製剤形態等については、前記「1.外用組成物」の場合と同様である。
以下に実施例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
試験例
1.ゲル状外用組成物の調製
表1及び2に示す組成のゲル状外用組成物を調製した。具体的には、精製水に、所定量のヘパリン類似物質、グリチルリチン酸二カリウム、アラントイン、及びプロピレングリコールを溶解させ、80℃付近に加温した後、所定量のカルボキシビニルポリマー及びヒドロキシプロピルメチルセルロースを加えて撹拌し、膨潤させた。これを撹拌しながら室温まで冷却させた後に、所定量のイソプロパノールと所定のpHになるようにpH調整剤(イソプロパノールアミン)を加えて均一になるまで混合し、ゲル状外用組成物を得た。
2.安定性の評価方法
得られた各ゲル状外用組成物を、恒温恒湿槽「LH33−14P」(ナガノサイエンス株式会社製)を用いたサイクル試験に供した。具体的には、40℃から−20℃まで勾配制御をせずに降温し、−20℃に到達した時点から12時間の定値運転を行った後、−20℃から40℃まで勾配制御をせずに昇温し、40℃に到達した時点から12時間の定値運転を行うまでを1サイクルとして、合計10サイクル行った。サイクル試験後の各外用組成物の相分離の程度を以下の判定基準に従って判定し、安定性の評価を行った。
<相分離の程度の判定基準>
◎:相分離が全く認められず、均一である。
○:相分離がやや認められるが、振ると均一になる。
×:明らかな相分離が認められ、振っても均一にならない。
3.評価結果
得られた結果を表1及び2に示す。カルボキシビニルポリマーと、グリチルリチン酸二カリウムを併用しても、ヘパリン類似物質が含まれていない場合には、pH5.5でも相分離は認められなかった(参考例3)。また、カルボキシビニルポリマーとヘパリン類似物質を併用しても、グリチルリチン酸二カリウムが含まれていない場合には、pH5.5でも相分離は認められなかった(参考例4)。更に、pH6.5又は7.0では、カルボキシビニルポリマー、ヘパリン類似物質、及びグリチルリチン酸二カリウムを含んでいても、相分離は認められなかった(参考例1及び2)。一方、pH4.5又は5.5では、カルボキシビニルポリマー、ヘパリン類似物質、及びグリチルリチン酸二カリウムを含んでいると、明らかな相分離が認められた(比較例1〜4)。即ち、これらの結果から、pH6.0以下で、カルボキシビニルポリマー、ヘパリン類似物質、及びグリチルリチン酸二カリウムを含む場合には、相分離という特有の問題が生じることが明らかとなった。
また、pHが4.5の場合には、カルボキシビニルポリマー、ヘパリン類似物質、及びグリチルリチン酸二カリウムと共に、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを配合しても、相分離が認められた(比較例4)。これに対して、pH4.8〜6.0であり、且つカルボキシビニルポリマー、ヘパリン類似物質、及びグリチルリチン酸二カリウムと共に、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを配合した場合には、相分離を抑制でき、良好な外観性状を維持できていた(実施例1〜9)。
なお、実施例1、5、6、比較例1、3のゲル状外用組成物において、カルボキシビニルポリマーを、カーボポール980(Lubrizol Advanced Materials社製)又はハイビスワコー104(和光純薬工業株式会社製)に代えて、同様のサイクル試験を行ったところ、同じ傾向が認められた。更に、実施例1、5、6、比較例1、3のゲル状外用組成物において、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを、メトローズ90SH−15000SR(置換度タイプ2208)、メトローズ65SH−4000(置換度タイプ2906)(いずれも信越化学工業株式会社製)、又はメトセルE4M(置換度タイプ2910、ダウ・ケミカル日本株式会社製)に代えて、同様のサイクル試験を行っても、同じ傾向が認められた。
また、アラントインを配合した実施例1〜3のゲル状外用組成物では、アラントインの安定性も良好であった。
Figure 0006735587
Figure 0006735587
製剤例
表3及び4に示す組成のゲル状外用組成物を、前記試験例と同様の方法で調整した。得られた各ゲル状組成物は、前記試験例と同条件のサイクル試験に供したところ、いずれも、相分離が抑制されており、優れた安定性を備えていた。
Figure 0006735587
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Claims (6)

  1. (A)カルボキシビニルポリマー、(B)ヘパリン類似物質、(C)グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、これらの誘導体、及びこれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(D)ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含有し、
    pHが5.5〜6.0であることを特徴とする、外用組成物。
  2. 前記(D)成分の含有量が0.1重量%以上である、請求項1に記載の外用組成物。
  3. 更に、(E)多価アルコールを含有する、請求項1又は2に記載の外用組成物。
  4. 更に、(F)アラントイン及びその誘導体よりなる群から選択される少なくとも1種を含有する、請求項1〜3のいずれかに記載の外用組成物。
  5. ゲル状である、請求項1〜4のいずれかに記載の外用組成物。
  6. (A)カルボキシビニルポリマー、(B)ヘパリン類似物質、並びに(C)グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、これらの誘導体、及びこれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種を含む外用組成物において、相分離を抑制する方法であって、
    前記外用組成物に(D)ヒドロキシプロピルメチルセルロースを配合し、且つ前記外用組成物のpHを5.5〜6.0に設定することを特徴とする、相分離抑制方法。
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