JP6733125B2 - 高架道路用コンクリート床版の構築方法 - Google Patents

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Description

本発明は、主として鋼桁とコンクリート床版とからなる高架道路におけるコンクリート床版部分を構築又は架け替える際に、幅員方向で隣り合うプレキャストコンクリート版を互いに接合させてコンクリート床版を構築する高架道路用コンクリート床版の構築方法に関する。
一般に、鋼桁橋におけるコンクリート床版は、車両を直接支持する構造部材であって、交通量の増加と車両の大型化等の影響を直接受けることから、架け替えを要する損傷事例が多発している。
また、寒冷地における凍結防止剤の散布や海洋からの飛来塩分の影響によりコンクリート内に埋設された鉄筋等の鋼材が腐食することによる塩害劣化事例も多発している。さらに、塩害劣化に加えて交通量の増加と車両の大型化等の影響や様々な他の要因による複合的な劣化事例も多発している。
従来のコンクリート床版の架け替え工法としては、既設のコンクリート床版を撤去した後、型枠、鉄筋を組み立て、そこにコンクリートを打設して新たな鉄筋コンクリート床版を構築する方法や、既設床版を撤去した後、プレキャストのプレストレストコンクリート版を道路長さ方向に連設して新たにPC床版を架設する方法(例えば、特許文献1及び2を参照)が知られている。
しかしながら、これらの従来工法は、道路の幅員全体に亘って同時に取り換えるものであるため、道路が幅員全域に亘って使用不能となり、工事期間中は道路を閉鎖しなければならず、交通事情の悪化を招くという問題があった。
そこで、この問題を解決する工法としては、高架道路用コンクリート床版の幅員方向を一次施工部と二次施工部とに分割し、二次施工部の既設コンクリート床版を道路として供用可能に残存させた状態で一次施工部の既設床版を撤去し、プレキャストコンクリート版に架け替える作業を施工し、一次施工部の架け替え作業が完了した後、一次施工部を道路として供用可能とし、その状態で残りの二次施工部の既設床版を撤去し、プレキャストコンクリート版に架け替え、道路幅員方向で隣り合うプレキャストコンクリート版を連結する工法が模索されている(例えば、特許文献3を参照)。
また、上記工法において道路幅員方向で隣接する両プレキャストコンクリート版間を一体化させるには、両プレキャストコンクリート版を突き合わせて設置し、その両プレキャストコンクリート版に亘ってPC緊張材を挿通させ、このPC緊張材を緊張させた状態でその端部をプレキャストコンクリート版に定着させ、プレキャストコンクリート版を一体化するとともに、コンクリート床版の全幅員にポストテンション方式によるプレストレスを導入する方法も開発されている。
特開2007−239365号公報 特開2009−264040号公報 特開2002−356814号公報
しかしながら、上述の如き従来の技術では、道路幅員方向で隣り合うプレキャストコンクリート版を互いに突き合わせて配置し、両プレキャストコンクリート版間に亘ってPC緊張材を挿通させてプレストレスを導入する構造の場合、プレストレスを導入する時点で両プレキャストコンクリート版間に段差等の位置ずれが生じているとその位置調整を行うことが困難であることから、設置時にプレキャストコンクリート版間に段差が生じぬように高さを厳密に管理する必要があり、その分、プレキャストコンクリート版の搬入・設置作業には、オペレータに高い技術が要求され、作業が煩雑で工期の長期化を招くおそれがあった。
特に、二次施工部に新規のプレキャストコンクリート版を設置する際には、一次施工部に既に設置されたプレキャストコンクリート版は道路として供用された状態にあるため、その上を通過する車両の影響で振動し、二次施工部に設置する新規プレキャストコンクリート版の位置決めが困難となるおそれがあった。
そこで、本発明は、このような従来の問題に鑑み、道路幅員方向に複数のプレキャストコンクリート版を互いに突き合わせて設置し、両プレキャストコンクリート版間にプレストレスを導入してPC床版を構築する際、プレキャストコンクリート版の設置高さを容易に管理することができる高架道路用コンクリート床版の構築方法の提供を目的としてなされたものである。
上述の如き従来の問題を解決するための請求項1に記載の発明の特徴は、橋桁に支持させた複数車線用のコンクリート床版の構築に際し、該コンクリート床版の道路幅員方向で一次施工部と二次施工部とに分割し、前記一次施工部にプレキャストコンクリート版を設置した後、前記二次施工部にプレキャストコンクリート版を前記一次施工部に設置されたプレキャストコンクリート版と互いに突き合わせて配置し、該道路幅員方向で隣り合う両プレキャストコンクリート版に連続させてPC緊張材を挿通させ、該PC緊張材により両プレキャストコンクリート版にプレストレスを導入して前記コンクリート床版を構築する高架道路用コンクリート床版の構築方法において、一方のプレキャストコンクリート版には、他方側に突出させた接合キー凸部を一体に備えるとともに、何れか他方のプレキャストコンクリート版の接合端部に前記接合キー凸部が嵌め込まれる凹溝状の接合キー凹部を一体に形成し、前記各プレキャストコンクリート版には、接合端面を成す前記接合キー凸部の頂面又は前記接合キー凹部の底面にそれぞれ開口した前記PC緊張材を挿通させるシースが埋設され、何れか一方のプレキャストコンクリート版の接合端部には、接合端面を成す前記接合キー凸部の頂面又は前記接合キー凹部の底面より突出し、且つ、前記シースと連続した管状のガイド凸部を設け、何れか他方のプレキャストコンクリート版の接合端部には、接合端面を成す前記接合キー凸部の頂面又は前記接合キー凹部の底面に開口し、前記シースと連続した雌側ガイド部材を備え、前記ガイド凸部を前記雌側ガイド部材に挿入することにより、前記接合キー凸部を前記接合キー凹部内に誘導し、両プレキャストコンクリート版を互いに所望の位置に案内し、且つ、前記PC緊張材が挿通されるシースを連結することにある。
請求項2に記載の発明の特徴は、請求項1の構成に加え、いずれか一方のプレキャストコンクリート版に埋設された前記シースの雌側ガイド部材に管状の雄側ガイド部材を挿入することにより、前記ガイド凸部を何れか一方の前記プレキャストコンクリート版の接合端面より突出させ、接合後は前記雄側ガイド部材を前記両シースの雌側ガイド部材間に跨って挿入させることにある。
請求項3に記載の発明の特徴は、請求項1又は2の構成に加え、複数の橋桁に支持させた複数車線用の既設コンクリート床版を新たなコンクリート床版に掛け替えるに際し、前記二次施工部の既設コンクリート床版を道路として供用可能に残した状態で、該二次施工部と隣接した前記一次施工部の既設コンクリート床版を除去し、その既設コンクリート床版が除去された一次施工部に道路幅員方向にプレストレスを付与した一次施工部用プレキャストコンクリート版を設置し、該一次施工部用プレキャストコンクリート版上を道路として供用可能とした後、前記一次施工部と隣接する二次施工部の既設コンクリート床版を除去し、その既設コンクリート床版を除去した二次施工部に二次施工部用プレキャストコンクリート版を前記一次施工部用プレキャストコンクリート版と道路幅員方向で突き合わせた配置に接合させ、該両プレキャストコンクリート版に連続させてPC緊張材を挿通させ、該PC緊張材を緊張することにより両プレキャストコンクリート版にプレストレスを付与するとともに、両プレキャストコンクリート版を一体化させることにある。
本発明に係る高架道路用コンクリート床版の構築方法は、上述したように、橋桁に支持させた複数車線用のコンクリート床版の構築に際し、該コンクリート床版の道路幅員方向で一次施工部と二次施工部とに分割し、前記一次施工部にプレキャストコンクリート版を設置した後、前記二次施工部にプレキャストコンクリート版を前記一次施工部に設置されたプレキャストコンクリート版と互いに突き合わせて配置し、該道路幅員方向で隣り合う両プレキャストコンクリート版に連続させてPC緊張材を挿通させ、該PC緊張材により両プレキャストコンクリート版にプレストレスを導入して前記コンクリート床版を構築する高架道路用コンクリート床版の構築方法において、一方のプレキャストコンクリート版には、他方側に突出させた接合キー凸部を一体に備えるとともに、何れか他方のプレキャストコンクリート版の接合端部に前記接合キー凸部が嵌め込まれる凹溝状の接合キー凹部を一体に形成し、前記各プレキャストコンクリート版には、接合端面を成す前記接合キー凸部の頂面又は前記接合キー凹部の底面にそれぞれ開口した前記PC緊張材を挿通させるシースが埋設され、何れか一方のプレキャストコンクリート版の接合端部には、接合端面を成す前記接合キー凸部の頂面又は前記接合キー凹部の底面より突出し、且つ、前記シースと連続した管状のガイド凸部を設け、何れか他方のプレキャストコンクリート版の接合端部には、接合端面を成す前記接合キー凸部の頂面又は前記接合キー凹部の底面に開口し、前記シースと連続した雌側ガイド部材を備え、前記ガイド凸部を前記雌側ガイド部材に挿入することにより、前記接合キー凸部を前記接合キー凹部内に誘導し、両プレキャストコンクリート版を互いに所望の位置に案内し、且つ、前記PC緊張材が挿通されるシースを連結することにより、両プレキャストコンクリート版を接合する際、ガイド凸部を雌側ガイド部材に挿入することで、両プレキャストコンクリート版の厳密な位置管理とシースの連結作業とを同時に行え、効率よくPC床版を構築することができる。
また、本発明において、いずれか一方のプレキャストコンクリート版に埋設された前記シースの雌側ガイド部材に管状の雄側ガイド部材を挿入することにより、前記ガイド凸部を何れか一方の前記プレキャストコンクリート版の接合端面より突出させ、接合後は前記雄側ガイド部材を前記両シースの雌側ガイド部材間に跨って挿入させることにより、シースの繋ぎ目部分が雄側ガイド部材によって閉鎖され、当該繋ぎ目からの雨水や塩害成分等の侵入を防止し、PC緊張材の腐食を防止することができる。
更に、本発明において、複数の橋桁に支持させた複数車線用の既設コンクリート床版を新たなコンクリート床版に掛け替えるに際し、前記二次施工部の既設コンクリート床版を道路として供用可能に残した状態で、該二次施工部と隣接した前記一次施工部の既設コンクリート床版を除去し、その既設コンクリート床版が除去された一次施工部に道路幅員方向にプレストレスを付与した一次施工部用プレキャストコンクリート版を設置し、該一次施工部用プレキャストコンクリート版上を道路として供用可能とした後、前記一次施工部と隣接する二次施工部の既設コンクリート床版を除去し、その既設コンクリート床版を除去した二次施工部に二次施工部用プレキャストコンクリート版を前記一次施工部用プレキャストコンクリート版と道路幅員方向で突き合わせた配置に接合させ、該両プレキャストコンクリート版に連続させてPC緊張材を挿通させ、該PC緊張材を緊張することにより両プレキャストコンクリート版にプレストレスを付与するとともに、両プレキャストコンクリート版を一体化させることにより、一次施工部用プレキャストコンクリート版上を道路として供用した状態で二次施工部用プレキャストコンクリートを設置する場合であって、一次施工部用のプレキャストコンクリート版上を移動する車両の影響で両プレキャストコンクリート版を突き合わせ位置が振動してもガイド凸部に案内されて所望の位置で接合することができる。
本発明により構築される高架道路用PC床版の一例を示すプレストレス導入部分における断面図である。 図1中の両プレキャストコンクリート版接合部分を示す部分拡大断面図である。 (a)は同PC床版の一次施工部に使用する一次施工部用プレキャストコンクリート版を示す平面図、(b)は同側面図、(c)は同PC挿通孔部分の断面図、(d)は同雌側ガイド部材埋設部分の断面図である。 (a)は同PC床版の二次施工部に使用する二次施工部用プレキャストコンクリート床版を示す平面図、(b)は同側面図、(c)は同PC挿通孔部分の断面図、(d)は同雌側ガイド部材埋設部分の断面図である。 (a)は雄側ガイド部材を示す側面図、(b)は同端面図、(c)は同縦断面図である。 (a)は同雌側ガイド部材を示す側面図、(b)は同端面図、(c)は同立断面図である。 高架道路の一例を示す平面図である。 本発明方法の工程を示すもので、(a)〜(c)は一次施工部の施工に係る説明図である。 本発明方法の施工工程の一例を示すもので、(d)〜(f)は二次施工部の施工に係る説明図である。 図9(e)における接合部分の状態を示す部分拡大断面図である。 (a)〜(c)本発明に係る高架道路用架け替えPC床版のプレストレスによる応力説明図である。
次に、本発明に係る高架道路用コンクリート床版の構築方法の実施態様を図1〜図11に基づいて説明する。
図1は本発明方法により構築された高架道路用PC床版を示し、このPC床版1は、コンクリート床版の道路幅員方向を一次施工部2と二次施工部3とに分割して区画し、一次施工部2に設置した一次施工部用プレキャストコンクリート版20に二次施工部用プレキャストコンクリート版30を互いに突き合わせて接合させ、両プレキャストコンクリート版20,30に連続させてPC緊張材4を挿通させ、PC緊張材4を緊張することにより両プレキャストコンクリート版20,30にポストテンション方式によりプレストレスが付与されて構成され、そのPC床版1全体が複数の鋼桁5,5...に支持されている。
一次施工部2部分は、プレテンション方式によって道路幅員方向にプレストレスが付与された一次施工部用プレキャストコンクリート版20を鋼桁5,5...の長さ方向に多数並べて支持させることによって構成されている。
一次施工部用プレキャストコンクリート版20は、図3に示すように、構築するPC床版1を半割状にした平面視矩形状に形成され、道路幅員方向の一方の端部、即ち、二次施工部3側の接合端部に突出させた接合キー凸部21を一体に備えている。
接合キー凸部21は、道路長さ方向に連続する突条状に形成され、上下面が互いに接合側に向かって傾斜するテーパ状を成している。
また、一次施工部用プレキャストコンクリート版20には、図3(c)に示すように、長手方向、即ち道路幅方向に向けて樹脂系材料からなるシース6が埋設され、幅員方向に貫通した複数のPC緊張材挿通孔が形成されている。
そして、一次施工部用プレキャストコンクリート版20には、各PC緊張材挿通孔の接合側端部にシース6と連続した雌側ガイド部材7を備え、他端にPC緊張材端部定着具41が埋設されている。
更に、一次施工部用プレキャストコンクリート版20には、短手方向両端部、即ち、道路長さ方向で互いに接合される部分に上面が開口した半割状凹部22aが形成され、道路長さ方向で隣り合って設置された各一次施工部用プレキャストコンクリート版20,20間に凹部20が形成されるようになっている。
この半割状凹部22a内には、道路長さ方向両端面より鉄筋連結部23,23...が突設されており、各一次施工部用プレキャストコンクリート版20を突き合わせた際、凹部20内で道路長さ方向に隣り合う各一次施工部用プレキャストコンクリート版20の鉄筋連結部23,23同士が連結され、一次施工部プレキャストコンクリート版20に埋設された鉄筋を連結できるようになっている。
更にまた、このプレテンションプレキャストPC版には、特に図示しないが、プレテンション用PC緊張材4が所望の緊張力で緊張した状態で埋設され、このプレテンション用PC緊張材4の戻り力によってプレテンション方式により道路幅員方向に向けたプレストレスが導入されている。
一方、二次施工部3部分は、プレキャストの鉄筋コンクリート版からなる複数の二次施工部用プレキャストコンクリート版30を道路長さ方向に並べて設置することにより構成され、ポストテンション方式で道路幅員方向にプレストレスを導入するとともに、一次施工部用プレキャストコンクリート版20と一体化されるようになっている。尚、この二次施工部用プレキャストコンクリート版30において上述の一次施工部用プレキャストコンクリート版20と同様の構成には、同一符号を付して説明を省略する。
この二次施工部用プレキャストコンクリート版30には、図4に示すように、構築するPC床版1を半割状にした平面視矩形状に形成され、道路幅員方向の一方の端部、即ち、一次施工部2側の接合端部に接合キー凸部21が嵌め込まれる接合キー凹部31が一体に形成されている。
接合キー凹部31は、接合キー凸部21の形状に整合させて道路長さ方向に連続する凹溝状に形成され、接合キー凸部21と互いに嵌合して道路幅員方向で隣り合う両プレキャストコンクリート版20,30間でせん断力を伝達するキー構造を成している。
この二次施工部用プレキャストコンクリート版30には、長手方向(道路幅員方向)に向けて樹脂系材料からなるシース6が埋設され、隣接する一次施工部用プレキャストコンクリート版20のPC緊張材挿通孔の位置に整合させた配置に道路幅員方向に貫通したPC緊張材挿通孔が形成されている。
そして、この二次施工部用プレキャストコンクリート版30には、各PC緊張材挿通孔の接合側端部にシース6と連続した雌側ガイド部材7を備え、他端にPC緊張材端部定着具41が埋設されている。
一方、一次施工部用プレキャストコンクリート版20及び二次施工部用プレキャストコンクリート版30の接合端部には、接合端面を成す接合キー凸部21の頂面又は接合キー凹部31の底面に開口してシース6と連続した雌側ガイド部材7が埋設されており、一方のプレキャストコンクリート版の雌側ガイド部材7に管状の雄側ガイド部材8を挿入することで一方のプレキャストコンクリート版の接合端面からガイド凸部80を突出させた状態とし、それを接合する際に他方のシース6の雌側ガイド部材7に挿入することで接合キー凹部31内に接合キー凸部21が誘導され、両プレキャストコンクリート版20,30を互いに所定の位置に案内するようになっている。
雄側ガイド部材8は、図5に示すように、GFRP等の強化プラスチックやポリエチレン等の樹脂系材料からなる非腐食性材料であって、プレキャストコンクリート版20を構成するコンクリートよりも横弾性係数の低い材料によって短尺管状に一体形成されている。
この雄側ガイド部材8は、筒状胴体部81の両端に外側に向けて縮径するテーパ筒状の雄側案内部82を備え、雄側案内部82の先端側に筒状の雄側嵌合部83が一体に支持されている。
雄側ガイド部材8は、雌側ガイド部材7の軸方向の長さより長く形成され、何れか一方のプレキャストコンクリート版30(本実施例では接合キー凹部31側)に埋設された雌側ガイド部材7に挿入することにより、ガイド凸部80がプレキャストコンクリート版30の接合端面より突出し、且つ、その先端位置がプレキャストコンクリート版30の最端位置よりも外側、即ち、相手側プレキャストコンクリート版側に位置するようになっている。
よって、道路幅員方向で隣り合う両プレキャストコンクリート版20,30を接合する際には、両プレキャストコンクリート版20,30の接合端面が接触する前に、一方のプレキャストコンクリート版30の接合端面に突設させたガイド凸部80が他方のプレキャストコンクリート版20の接合端面に開口した雌側ガイド部材7に挿入されるようになっている。
雌側ガイド部材7は、図6に示すように、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)やポリエチレン等の樹脂系材料からなる非腐食性材料であって、プレキャストコンクリート版を構成するコンクリートよりも横弾性係数の低い材料によって一体形成されている。
この雌側ガイド部材7は、テーパ筒状の雌側案内部71と、雌側案内部71の縮径側に連続した筒状の雌側嵌合部72と、雌側嵌合部72の反対側に一体に支持されたシース固定部73とを備え、シース固定部73がシース6の端部と嵌合した状態で、シース6と連続してプレキャストコンクリート版20,30の端部に固定されるようになっている。尚、この雌側ガイド部材7は、シース6と一体に形成されたものであってもよい。
次に、本発明方法を用いた高架道路用コンクリート床版の架け替えの一例について説明する。
この方法は、図7に示す高架道路を構成する既設コンクリート床版9の道路幅員方向の中央を境界とした2区画の一方側を一次施工部2、他方側を二次施工部3とし、二次施工部3を道路として供用している状態で、一次施工部2の架け替えを行い、一次施工部2の架け替え完了後にこれを道路として供用した状態で、二次施工部3の架け替え、両架け替え部の床版を一体化させて架け替え工事を完了するものである。
次に本例の架け替え工程を順に説明する。
a.既設コンクリート床版切断部下面の仮設支持材設置
図8(a)に示すように、架け替えようとする既設コンクリート床版9を供用している状態で、これを2つに区画し、先に施工する1区画の一次施工部2と、該一次施工部2の架け替え後に施工する1区画の二次施工部3との境界部分の下面に仮設支持材51を設置する。
この仮設支持材51は、後述する一次施工部2と二次施工部3との境界を切断した際に、床版の切断部に最も近い鋼桁5,5...から張り出した部分が片持ち支持された状態となるため、その片持ち部の先端下面を下側から支持し、道路表面からの下向き荷重を受け持たせるものである。
この例では、床版下面と鋼桁5,5...との間に取り付けた斜材によって仮設支持材51を構成させている。尚、仮設支持材51としては、斜材の他に鋼桁を使用してもよい。
b.既設コンクリート床版9の切断、既設コンクリート床版9の一次施工部2の撤去
図8(b)に示すように、二次施工部3の縁部上面にガードレール11を設置し、このガードレール11から二次施工部3側のみを道路として供用させ、一次施工部2上の通行を遮断状態で、既設コンクリート床版9の一次施工部側部分91と二次施工部側部分92との境界部分、本例では既設コンクリート床版9の道路幅員方向中央部分を切断し、既設コンクリート床版9の一次施工部側91を撤去する。
この撤去は一例としてクレーンを使用し、既設コンクリート床版9の道路進行方向側の1区画ずつ吊り上げて地上に降ろし、地上にて必要な大きさに破砕し、鋼材とコンクリートとを分別するようにしてもよく、鋼桁5,5...上に架設された状態で破砕し、コンクリートと鋼材とを分別するようにしてもよい。
c.一次施工部2への一次施工部用プレキャストコンクリート版20の架設
図8(c)に示すように、既設コンクリート床版の一次施工部側部分91が除去された一次施工部2の鋼桁5,5...上に、予めプレコンクリート構造物制作ヤードで制作した所定の数の一次施工部用プレキャストコンクリート版20,20...を鋼桁5,5...の長さ方向に並べて架設するとともに、その新たな一次施工部用プレキャストコンクリート版20の二次施工部3側縁部下を仮設支持材51にて支持させ、一次施工部2の一次施工部用プレキャストコンクリート版20を道路としての供用に耐え得る強度とする。
d.二次施工部3の既設コンクリート床版9の除去
一次施工部2の一次施工部用プレキャストコンクリート版20上を供用可能な強度とするとともに表面に必要な舗装を施し、その縁部上に、先に設置した二次施工部3の縁部上の仮設ガードレール11を移動させ、一次施工部2に既設された一次施工部用プレキャストコンクリート版20上を道路として供用させ、二次施工部3の供用を停止する。
この状態で図8(d)に示すように、二次施工部3の既設コンクリート床版9の二次施工部側部分92を除去する。この既設コンクリート床版の除去は、前述した一次施工部2の場合と同様にして施工する。
e.二次施工部3のコンクリート床版の設置
まず、二次施工部用プレキャストコンクリート版30の接合端部に埋設された雌側ガイド部材7に雄側ガイド部材8を挿入し、二次施工部用プレキャストコンクリート版30の接合端面にガイド凸部80を突出させるとともに、接合端面に樹脂系の接着剤32を塗布する。
また、図中特に図示しないが、プレキャストコンクリート版30の外側端部よりシース6を通して雄側ガイド部材8内に雄側ガイド部材8の内径とほぼ同径の棒材を挿入しておき、ガイド凸部80を内側より補強するようにしてもよい。
次に、既設コンクリート床版9が除去された二次施工部3の鋼桁5,5...上に二次施工部用プレキャストコンクリート版30をクレーン装置により移動させ、既に設置された一次施工部用プレキャストコンクリート版20と道路幅員方向で互いに突き合わせ配置に接合させる。
その際、図10に示すように、ガイド凸部80を二次施工部用プレキャストコンクリート版30の接合端面より突出させておき、それを一次施工部用プレキャストコンクリート版20の接合端面に開口した雌側ガイド部材7に挿入することにより、ガイド凸部80の雄側嵌合部83及び雄側案内部82の外側面が雌側ガイド部材7の内周面に沿ってガイド凸部80の中心軸とシース6の中心軸とが一致する方向に案内され、それに伴い接合キー凸部21が接合キー凹部31内に案内される。
このとき、ガイド凸部80により二次施工部用プレキャストコンクリート版30が案内されるので、接合キー凸部21の角部等が二次施工部用プレキャストコンクリート版30の接合端面に不要に接触することがなく、不要な接触によるコンクリートの欠損を防止することができる。
また、両プレキャストコンクリート版20,30のシース6が雄側ガイド部材8を介して接続され、PC挿通孔が両プレキャストコンクリート版20,30に亘って貫通する。
f.プレストレスの導入
二次施工部用プレキャストコンクリート版30の設置後、該二次施工部用プレキャストコンクリート版30に埋設したシース6と、これに連通させた一次施工部用プレキャストコンクリート版20に埋設されたシース6とに連続させてポストテンション用PC緊張材4を挿通し、その一端を一次施工部用プレキャストコンクリート版20端部のPC緊張材端部定着具41に定着させ、他端を二次施工部用プレキャストコンクリート版30の端部のPC緊張材端部定着具41に通し、緊張用ジャッキを使用して緊張した後、その端部をPC緊張材端部定着具41に定着することによりプレストレスを導入させる。
このプレストレスは、PC緊張材端部定着具41間に導入されることとなり、二次施工部用プレキャストコンクリート版30の道路幅員方向にプレストレスが導入されるとともに、両プレキャストコンクリート版20,30が一体化されて新たなPC床版1が構築される。
f.仮設ガードレール11、仮設支持材51の撤去、全幅員供用開始
このようにして新たなPC床版1を構築した後、図9(f)に示すように仮設ガードレール11及び仮設支持材51を撤去し、架け替えPC床版1の全幅員を道路として供用させて架け替えを完了する。
このように構成された高架道路用コンクリート床版の構築方法では、両プレキャストコンクリート版20,30を接合する際、一方のプレキャストコンクリート版の接合端面に突設させておいたガイド凸部80を雌側ガイド部材7に挿入することにより、両プレキャストコンクリート版20,30が互いに所望の位置に案内されるので、両プレキャストコンクリート版20,30に段差が生じることのないように厳密に位置管理を行うことができる。
特に、一次施工部用プレキャストコンクリート版20上を道路として供用した状態で二次施工部用プレキャストコンクリート版30を設置する場合であって、一次施工部2用のプレキャストコンクリート版上を移動する車両の影響で両プレキャストコンクリート版20,30を突き合わせる位置が振動してもガイド凸部80に案内されて所望の位置で接合することができる。
一方、本発明方法では、コンクリート床版の構築後、図2に示すように、雄側ガイド部材8が両プレキャストコンクリート版20,30間に跨った状態で残存するが、この雄側ガイド部材8及び雌側ガイド部材7がそれぞれプレキャストコンクリート版を構成するコンクリートより横弾性係数の低い材料で構成されているので、両プレキャストコンクリート版20,30間の上下方向にせん断力が作用しても、接合キー凸部21と接合キー凹部31とがせん断キーとして機能し、このコンクリート製のせん断キーに比べ、雄側ガイド部材8と雌側ガイド部材7との間に生じる荷重負担が少なく、雄側ガイド部材8(ガイド凸部80)部分に応力が集中し破損するのを防止することができる。
また、両プレキャストコンクリート版20,30のシース6は、各シース6の端部に固定された非腐食性材料からなる両雌側ガイド部材7に跨る雄側ガイド部材8を継手として連結される構造であることから、シース6間の繋ぎ目部分を閉鎖でき、シース6内への雨水等の侵入を防止でき、PC緊張材4の腐食を防止することができる。
更には、両プレキャストコンクリート版20,30間の目地部分に樹脂系の接着剤32が介在されるのでコンクリート部への雨水等の侵入を防止することができ、飛来塩分等による腐食を抑制することができる。
また、本工法により構築された架け替えPC床板は、一次施工部用プレキャストコンクリート版20のプレテンション用PC緊張材4による応力が図11(a)に示す応力線図のように、端部に到る一定長さにおいて徐々に小さくなり端部で0となるが、ポストテンション用のPC緊張材4による応力が図11(b)に示す応力線図のように、一次施工部用プレキャストコンクリート版20の端部において、所定の応力を生じさせることができるので、これらの応力が合成されて図11(c)に示す応力線図となり、一次施工部2と二次施工部3との連結部分に応力が減少する部分がなく、全幅員に亘って必要な応力が導入される。
また、一次施工部2の架け替えに際し、プレテンション方式のPC版である一次施工部用プレキャストコンクリート版20を使用することにより、ポストテンション方式のプレキャストPC版やPC床版1とする場合に比べ、高価であるPC緊張材4を定着させておくためのPC緊張材端部定着具41の使用数が少なくてよくなり、コストを減少させることができるようになっている。
尚、上述の実施例では、一次施工部用プレキャストコンクリート版20に接合キー凸部21を、二次施工部用プレキャストコンクリート版30に接合キー凹部31を設けた例について説明したが一次施工部用プレキャストコンクリート版20に接合キー凹部31を、二次施工部用プレキャストコンクリート版30に接合キー凸部21を設けてもよい。
また、上述の実施例では、棒状の雄側ガイド部材8を二次施工部用プレキャストコンクリート版30に埋設させた雌側ガイド部材7に挿入することにより、二次施工部用プレキャストコンクリート版30の接合端面からガイド凸部80を突出させた例について説明したが、雄側ガイド部材8及びガイド凸部80の態様は、これに限定されず、例えば、シース6の端部に管状のガイド凸部80を一体に形成し、そのガイド凸部80を接合端面より突出させるようにしたものであってもよい。
更に、上述の例では架け替え完了後に仮設支持材51を撤去することとしているが、仮設鋼桁5,5...を使用する場合には、これを撤去することなく、そのまま補助の支持材として残してもよい。
更にまた、上述の実施例では、本発明方法を既設の高架道路用コンクリート床版の架け替えに適用した例について説明したが、高架道路用コンクリート床版を新設する際に適用してもよい。
1 PC床版
2 一次施工部
20 一次施工部用プレキャストコンクリート版
21 接合キー凸部
22 凹部
22a 半割状凹部
23 鉄筋連結部
3 二次施工部
30 二次施工部用プレキャストコンクリート版
31 接合キー凹部
32 接着剤
4 PC緊張材
41 PC緊張材端部定着具
5 鋼桁
51 架設支持材
6 シース
7 雌側ガイド部材
8 雄側ガイド部材
80ガイド凸部
9 既設コンクリート床版

Claims (3)

  1. 橋桁に支持させた複数車線用のコンクリート床版の構築に際し、該コンクリート床版の道路幅員方向で一次施工部と二次施工部とに分割し、前記一次施工部にプレキャストコンクリート版を設置した後、前記二次施工部にプレキャストコンクリート版を前記一次施工部に設置されたプレキャストコンクリート版と互いに突き合わせて配置し、該道路幅員方向で隣り合う両プレキャストコンクリート版に連続させてPC緊張材を挿通させ、該PC緊張材により両プレキャストコンクリート版にプレストレスを導入して前記コンクリート床版を構築する高架道路用コンクリート床版の構築方法において、
    一方のプレキャストコンクリート版には、他方側に突出させた接合キー凸部を一体に備えるとともに、何れか他方のプレキャストコンクリート版の接合端部に前記接合キー凸部が嵌め込まれる凹溝状の接合キー凹部を一体に形成し、
    前記各プレキャストコンクリート版には、接合端面を成す前記接合キー凸部の頂面又は前記接合キー凹部の底面にそれぞれ開口した前記PC緊張材を挿通させるシースが埋設され、
    何れか一方のプレキャストコンクリート版の接合端部には、接合端面を成す前記接合キー凸部の頂面又は前記接合キー凹部の底面より突出し、且つ、前記シースと連続した管状のガイド凸部を設け、
    何れか他方のプレキャストコンクリート版の接合端部には、接合端面を成す前記接合キー凸部の頂面又は前記接合キー凹部の底面に開口し、前記シースと連続した雌側ガイド部材を備え、
    前記ガイド凸部を前記雌側ガイド部材に挿入することにより、前記接合キー凸部を前記接合キー凹部内に誘導し、両プレキャストコンクリート版を互いに所望の位置に案内し、且つ、前記PC緊張材が挿通されるシースを連結することを特徴とする高架道路用コンクリート床版の構築方法。
  2. いずれか一方のプレキャストコンクリート版に埋設された前記シースの雌側ガイド部材に管状の雄側ガイド部材を挿入することにより、前記ガイド凸部を何れか一方の前記プレキャストコンクリート版の接合端面より突出させ、接合後は前記雄側ガイド部材を前記両シースの雌側ガイド部材間に跨って挿入させる請求項1に記載の高架道路用コンクリート床版の構築方法。
  3. 複数の橋桁に支持させた複数車線用の既設コンクリート床版を新たなコンクリート床版に掛け替えるに際し、
    前記二次施工部の既設コンクリート床版を道路として供用可能に残した状態で、該二次施工部と隣接した前記一次施工部の既設コンクリート床版を除去し、その既設コンクリート床版が除去された一次施工部に道路幅員方向にプレストレスを付与した一次施工部用プレキャストコンクリート版を設置し、該一次施工部用プレキャストコンクリート版上を道路として供用可能とした後、前記一次施工部と隣接する二次施工部の既設コンクリート床版を除去し、その既設コンクリート床版を除去した二次施工部に二次施工部用プレキャストコンクリート版を前記一次施工部用プレキャストコンクリート版と道路幅員方向で突き合わせた配置に接合させ、該両プレキャストコンクリート版に連続させてPC緊張材を挿通させ、該PC緊張材を緊張することにより両プレキャストコンクリート版にプレストレスを付与するとともに、両プレキャストコンクリート版を一体化させる請求項1又は2に記載の高架道路用コンクリート床版の構築方法。
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