JP6731516B1 - 粒状食品用ミル - Google Patents

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Abstract

【課題】 ミルを細かく分解することなく、内臼部5と外臼部4を簡単に分離させ取り出すことができ、且つ食品の粉砕粒度を調整できる粒状食品用ミルを提供することを目的とする。【解決手段】 調整部3が、胴部1に対して回転可能且つ軸線方向に抜け出し不能に取り付けられ、調整部3を回転させることにより粒状食品の粉砕粒度を調節するものであり、外臼部4を、胴部1及び調整部3に内接して軸線方向に移動可能且つ着脱可能とする手段が設けられ、回転操作部2から延びる回転軸6がミルの下方向に延び、その回転軸6に内臼部5が取り付けられ、内臼部5の移動を所定の位置で規制する移動規制手段44が調整部3に設けられ、移動規制手段44による規制を解除することにより、内臼部5及び外臼部5の取り出しが可能となる。【選択図】 図5

Description

本発明は、主に一般家庭で使用される胡椒、ゴマ、岩塩等の粒状食品のミルであって、粒状食品の粉砕粒度が調整可能で、且つ、内臼部と外臼部とをミル本体から分離させて取り出すことができるミルに関する。
粒状食品の粉砕粒度を調整することができるミルは種々提案されている。例えば、特許文献1に記載されたミルは、粒度を調整する調節摘みが排出口に存在し、調節摘みを回転させることにより粒度を調整するものである。しかし、摘みが比較的小さく形成されているので、その小さな摘みを指先で摘まんで回さなければならず、操作が細かくなり回しづらいのである。さらに、摘みが排出口の中に存在するので、摘みの回転操作中に排出口の外周壁が邪魔になり操作しづらいという欠点もある。
そこで、特許文献2に記載されたミルのように、粒度を調整する調整部の直径をミルの外周壁の直径と等しく形成して、回転操作を楽にするミルが提案されている。しかし、このミルは、回転刃と可動刃を容器接続部から分離させて取り出すことが容易でない構成である。このようなミルは、回転刃と可動刃を取り出して洗浄することができないので、例えば最初にゴマを擦るために使用したときは、ゴマの香りが刃に残るために他の食品を使用することができない。すなわち、刃は食品を圧迫して押し潰すように粉砕するので、食品の香りは刃に強く残ってしまうのである。したがって、最初にゴマを使用したミルは必然的にゴマ専用ミルとなり、他の食品を粉砕するときは別のミルが必要となるのである。
特開2007−29714号公報 特開2016−64115号公報 登録実用新案第3184678号公報
前述したように、内臼部と外臼部を取り出して洗浄できないミルは、単一の食品用に限定されてしまうので、種々の食品に使用できない。そこで、一つのミルを種々の食品に使用可能とするためには、内臼部と外臼部を取り出して洗浄することが必要である。内臼部と外臼部を取り出すことができるミルとしては、例えば特許文献3に記載のミルのように、部品を細かく分解することにより臼部を取り出す構造のものもある。しかし、内臼部と外臼部を洗浄するのであればそれらの部品を取り出すことができればよいので、細かく部品を分解する必要はない。そこで、本発明は、ミルを細かく分解するのではなく、内臼部と外臼部を簡単に分離させ取り出すことができ、且つ食品の粉砕粒度を調整できる粒状食品用ミルを提供することを目的とするものである。
請求項1記載の発明は、調整部が、胴部に対して回転可能且つ軸線方向に抜け出し不能に取り付けられ、調整部を回転させることにより粒状食品の粉砕粒度を調節する粒状食品用ミルであり、外臼部を、胴部及び調整部に内接して軸線方向に移動可能且つ着脱可能とする手段が設けられ、回転操作部から延びる回転軸がミルの下方向に延び、その回転軸に内臼部が取り付けられ、内臼部の移動を所定の位置で規制する移動規制手段が調整部に設けられ、移動規制手段による規制を解除することにより、内臼部及び外臼部の取り出しが可能となる構成である。
請求項2記載の発明は、胴部及び調整部に内接させた外臼部を、軸線方向に移動可能とする手段として、調整部と外臼部を螺合させると共に、胴部の内周面とそれに内接する外臼部の外周面のいずれか一方の面に縦溝を設け、他方の面にその縦溝に挿入される凸部を設けて縦溝と凸部とを係合させることにより、調整部の回転により外臼部を軸線方向に移動可能とし、且つ外臼部を胴部に対し回転不可とした構成にしたものである。
請求項3記載の発明は、胴部及び調整部に内接される外臼部を、着脱可能とする手段として、調整部を回転させることにより、外臼部を軸線方向に移動させ調整部と外臼部の螺合を係脱させて着脱させる構成にしたものである。
請求項4記載の発明は、内臼部の移動を所定の位置で規制する移動規制手段が、調整部に着脱可能に取り付けられた移動規制部であって、この移動規制部は、円形のリング部と、そのリング部から中央方向に延びる複数のリブを介してリング部の中央に設けられたストッパ部とから成り、リング部の外周面に螺合部が設けられ、この螺合部が調整部の内周面に設けられた螺合部に螺合して、移動規制部が調整部に着脱可能に螺着されている構成にしたものである。
請求項5記載の発明は、食品を下方に押圧する羽根部を有する押圧部が、回転軸に軸線方向に移動可能且つ回転軸と共に回転可能に取り付けられ、その押圧部は、弾性部により下方向に付勢されている構成としたものである。
請求項6記載の発明は、押圧部を下方向に付勢する弾性部を、回転軸の周りに緩く巻き付いた状態で取り付けられたコイルスプリングとした構成である。
請求項1記載の発明は、調整部が、胴部に対して回転可能且つ軸線方向に抜け出し不能に取り付けられ、調整部を回転させることにより粒状食品の粉砕粒度を調節するものであり、外臼部を、胴部及び調整部に内接して軸線方向に移動可能且つ着脱可能とする手段が設けられ、回転操作部から延びる回転軸がミルの下方向に延び、その回転軸に内臼部が取り付けられ、内臼部の移動を所定の位置で規制する移動規制手段が調整部に設けられ、移動規制手段による規制を解除することにより、内臼部及び外臼部の取り出しが可能となる。したがって、内臼部と外臼部を洗浄するときに、ミル全体を分解しなくても目的の内臼部と外臼部を取り出すことができる。これにより、内臼部と外臼部の洗浄を容易に行えると共に、洗浄後の両臼部の取り付けも容易に行うことができるから、作業に手間がかからない。
請求項2記載の発明は、胴部及び調整部に内接させた外臼部を、軸線方向に移動可能とする手段として、調整部と外臼部を螺合させると共に、胴部の内周面とそれに内接する外臼部の外周面のいずれか一方の面に縦溝を設け、他方の面にその縦溝に挿入される凸部を設けて縦溝と凸部とを係合させることにより、調整部の回転により外臼部を軸線方向に移動可能とし、且つ外臼部を胴部に対し回転不可としたものである。外臼部を軸線方向に移動可能とする手段は、螺合部と縦溝とそれに挿入される凸部で構成されるので、構成が簡単で製造工程が複雑とならない。
請求項3記載の発明は、胴部及び調整部に内接される外臼部を、着脱可能とする手段として、調整部を回転させることにより、外臼部を軸線方向に移動させ調整部と外臼部の螺合を係脱させて着脱させる構成にしたものである。したがって、外臼部の着脱を調整部が行うので、調整部は外臼部の着脱と、粒状食品の粉砕粒度の調節の両方の操作を行うことができる。これにより、操作部が一つで済むので構成が簡単であり、また、複数の操作部があって操作部を取り違えるということがない。
請求項4記載の発明は、内臼部の移動規制部が、円形のリング部と、そのリング部から中央方向に延びる複数のリブを介してリング部の中央に設けられたストッパ部とから成るものであり、リング部の外周面に螺合部が設けられ、この螺合部が調整部の内周面に設けられた螺合部に螺合して、移動規制部が調整部に着脱可能に螺着されている。したがって、移動規制部を回転させるだけの簡単な操作で内臼部を簡単に着脱することができる。
請求項5記載の発明は、食品を下方に押圧する羽根部を有する押圧部が、回転軸に軸線方向に移動可能且つ回転軸と共に回転可能に取り付けられ、その押圧部は、弾性部により下方向に付勢されている。ミルの使用時に回転操作部を回転させると、内臼部と共に押圧部に設けられた羽根部も回転する。そして、押圧部は弾性部により下方向に付勢されているので、羽根部が押し出す粒状食品の大きいときは、押圧部が自動的に上昇して対応することができる。さらに、粒状食品の大きさにむらがあって一定でないときは、押圧部は粒状食品の大きさに反応して自動的に上下に移動して対応することができる。
請求項6記載の発明は、押圧部を下方向に付勢する弾性部を、回転軸の周りに緩く巻き付いた状態で取り付けられたコイルスプリングとした。コイルスプリングは回転軸の周りに緩く巻き付くことにより装着されるので、取り付けが簡単で広い空間を必要としない。
図1は本発明の斜視図である。 図2は本発明の胴部を取り除いた正面図である。 図3は図2から調整部を取り除いた正面図である。 図4は図3から外臼部と移動規制部を取り除いた正面図である。 図5は本発明の縦断面図である。 図6は本発明の要部拡大縦断面図である。 図7は内臼部の平面図である。 図8は外臼部の斜視図である。 図9は調整部の斜視図である。 図10は胴部を下から見た斜視図である。 図11は図10に示した胴部の底面図である。 図12は移動規制部材の斜視図である。 図13は本発明を下から見た斜視図である。
次に、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。本実施例は、胴部1、回転操作部2、調整部3、外臼部4、内臼部5、回転軸6、移動規制部44、コイルスプリング8、コイルスプリング受け部9、押圧部10を含む。
胴部1は、円筒形に形成され、金属製の外壁部11とそれに内接固定された合成樹脂製の内壁部12との二重構造である。図5に示すように、胴部1の上端に回転操作部2が取り付けられ、この回転操作部2に断面が正方形の挿通孔51が形成されており、その挿通孔51に断面が正方形の回転軸6が挿通されている。これにより、回転操作部2を回転させると、回転操作部2と回転軸6が共に胴部1に対して回転する。回転操作部2と回転軸6との結合方法は、回転軸6の上端に形成されている雄ねじ部13にナット14を螺合させて回転し、回転操作部2を締め付けることにより行う。また、回転軸6は、その下方部の一部が細く形成され、その細い部分にコイルスプリング受け部9が取り付けられている。コイルスプリング受け部9は、長手方向に切れ目を有していて断面C字形の円筒状に形成されている。また、コイルスプリング受け部9の下端にはフランジ15が形成されており、このフランジ15の下側にコイルスプリング8が回転軸6の周りに緩く巻き付いた状態で取り付けられている。胴部1の中に内壁部12と一体に形成されたリブ7及び軸受部16が設けられ、その軸受部16に形成された軸孔17に回転軸6が挿通されている。挿通された回転軸6のコイルスプリング受け部9が軸孔17に内接し、回転軸6と共に回転する。
内臼部5は、図6に示すようにほぼ円錐台形状に形成され、セラミック製の臼刃部材18の内部に合成樹脂製の芯部材19が固定されたものであり、1つの臼ユニットを成す。なお、臼刃部材18がセラミック製に限定されないこと、及び芯部材19が合成樹脂製に限定されないことは勿論である。図7に示すように、芯部材19はその上面から下方向に延びる軸差込み穴20が設けられている。軸差込み穴20は回転軸6の先端部分を差し込むための穴であって有底であるが、有底でなくても差し支えない。軸差込み穴20の断面形状は正方形であるが、これは、差し込まれる回転軸6の断面形状が正方形であることに合わせたものである。
押圧部10は、円筒状に形成され、図6に示すように軸線方向に軸挿通孔43が形成され、回転軸6が挿通されている。軸挿通孔43の断面形状は回転軸6と同じ正方形であり、押圧部10は回転軸6と共に回転する。また、図4及び図6に示すように外周面に2つの羽根部21が設けられている。羽根部21は、食品を外臼部4と内臼部5の間に押し出す角度に傾斜し、コイルスプリング8の付勢力によって、胴部1に貯留された胡椒等の食品を押し出す作用をなす。また、図4に示すように、羽根部21の両側表面にギザギザの滑り止め加工がされており、食品を効率よく押し出すことができる。押圧部10は上下対称に形成されているので、上下を逆にして取り付けても押圧部10と羽根部21の作用は同じである。また、押圧部10は、軸線方向に移動可能に回転軸6に取り付けられているので、コイルスプリング8の付勢力を受けている状態で、その付勢力に抗して弾性的に上方向に移動可能である。したがって、羽根部21が押し出す粒状食品が大きいときは、押圧部10が自動的に上昇して対応することができる。さらに、粒状食品の大きさにむらがあって一定でないときは、押圧部10は粒状食品の大きさに反応して自動的に上下に移動して対応することができる。
図4に示すように、回転軸6には前述したようにコイルスプリング受け部9が固定され、その下端に形成されたフランジ15の下側にコイルスプリング8が回転軸6の周りに緩く巻き付いた状態で取り付けられている。回転軸6の下部には、内臼部5と押圧部10が位置しているが、これらは回転軸6に結合されたものでなく軸線方向に移動可能である。したがって、下方への移動を規制する手段がない図4の状態では、内臼部5とそれに続いて押圧部10が下方に落下するので、後述するように、本発明は内臼部5の落下を阻止する規制手段を有している。
図1に示すように、円筒形の調整部3が胴部1の下端部に取り付けられている。図6に示すように、調整部3は粉砕された粒状食品を排出する排出口23を有する。また、調整部3は,胴部1に対して回転可能であるが、軸線方向には移動不能に取り付けられている。調整部3を回転させることにより、調整部3に内接する外臼部4を軸線方向に移動させることができる。また外臼部4を移動させることにより、外臼部4の臼刃部材22と内臼部5の臼刃部材18の間の隙間を調整して、粒状食品の粉砕粒度を変更することができる。
次に、調整部3の胴部1への取り付け方法について説明する。図9に示すように、調整部3は、上半部の第一周壁部25とそれよりも大径の下半部の第二周壁部26により形成されている。第一周壁部25の上方部分27の内周面に、その全周に亘って内周溝24が形成されている。さらに、その内周溝24の下方に第一螺合部30が形成されている。また、第二周壁部26の内周面に第二螺合部31が形成されている。第二螺合部31の内径は、第一螺合部30の内径よりも大きい。これら第一螺合部30と第二螺合部31は、切れ目なく内周面全体に形成されてもよく、部分的に形成されてもよい。そして、図6、図10及び図11に示すように、内壁部12の下方に、調整部3の内周溝24を含む上方部分27を回転可能に嵌め込むための嵌入溝28が、嵌入溝構成壁40を設けることにより形成されている。その嵌入溝28は内壁部12の全周に亘って延在している。この嵌入溝28に調整部3の上方部分27が嵌入されて、調整部3が胴部1に回転可能に取り付けられる。さらに、図10及び図11に示すように、嵌入溝28を構成する嵌入溝構成壁40の嵌入溝28側の内面に3つの係止突部29が形成されており、調整部3の上方部分27が嵌入溝28に嵌入したときに、係止突部29が内周溝24に係止して、調整部3を胴部1から軸線方向に抜け出し不能とする。すなわち、調整部3は軸線方向に移動不能となる。また、図9に示すように、第一周壁部25の外周面には多数の条溝32が形成されている。この条溝32は、調整部3を段階的に回転させるためのものである。すなわち、図10に示すように、内壁部12にコ字形のスリット52を形成することにより舌片34が形成されており、条溝32に係止する係止部33がこの舌片34に形成されている。この舌片34はそれが設けられている内壁部12の部分の厚みより薄く形成されて揺動可能である。係止部33を条溝32に係止させながら調整部3を段階的に回転して、調整部3を位置決めすることができる。調整部3を段階的に回転するときに、クリック感が使用者の手に付与され、手の感触で粒度の変化が伝えられる。さらに、調整部3の第二周壁部26の外周面には、長さの異なる多数の線状目盛35が形成されている。図10に示すように、胴部1の外周面の下方に基準マーク36が設けられていて、この基準マーク36の位置にある線状目盛35の長さによって、粒状食品の粉砕粒度を確認することができる。例えば、基準マーク36の位置にある線状目盛35の長さが、長い場合は粒度が大きく、短い場合は粒度が小さい設定とすることで、使用者が目視により簡単に粒度を確認することができる。
次に、外臼部4の胴部1への取り付け構造について説明する。図8に示すように、外臼部4は、合成樹脂製の可動部材37の内部にセラミック製の臼刃部材22が固定されたものであり、1つの臼ユニットを成す。可動部材37の外周面には螺合部38が形成されており、その上方に、軸線方向に延びる3つの凸部39,39、39‘が形成されている。凸部39’は、他の2つの凸部39,39よりも幅が広い。他方、図10及び図11に示すように、内壁部12の嵌入溝構成壁40の内周面に3つの縦溝41、41、41‘が形成されている。縦溝41’は、他の2つの縦溝41,41よりも幅が広い。外臼部4は、その凸部39、39、39‘が含まれる外周面42が胴部1の内壁部12に内接し、螺合部38が調整部3の第一螺合部30に螺合することにより内接するように形成されている。すなわち、外臼部4の凸部39が含まれる外周面42を胴部1の嵌入溝構成壁40に内接させるために、外周面42の外径は、調節部3の第一螺合部30の内径よりも小さく形成されている。これにより、外臼部4の前記外周面42の部分が調整部3の第一周壁部25内を通過して嵌入溝構成壁40に内接可能である。
外臼部4を胴部1に取り付けるときは、外臼部4の3つの凸部39、39、39‘を内壁部12の3つの縦溝41,41、41’の端部にそれぞれ合致させる。そのとき、幅の広い凸部39‘と縦溝41’を合致させる必要がある。これは、外臼部4がいつも決まった位置で内壁部12に取り付けられ、螺合部38が所定の位置に来るようにするためであって、螺合部38の位置が狂うと、調整部3の線状目盛35と実際の粒度が狂うおそれがあるからである。そして、外臼部4を軸線方向に押すことにより、縦溝41,41,41’に凸部39,39,39’を軸線方向に挿入して行く。凸部39,39,39’が縦溝41,41,41’にやや挿入されると、外臼部4の螺合部38が調整部3の第一螺合部30に当たって、凸部39,39,39’の挿入が止められる。そこで次に、調整部3を排出口23の側から見て反時計回りに回転させると、調整部3の第一螺合部30が回転しながらそれと螺合可能に形成された外臼部4の螺合部38と自動的に螺合を開始し、外臼部4は、縦溝41,41,41’と凸部39,39,39’の係合により回転せず胴部1の内部で軸線方向に移動する。外臼部4が移動可能限度まで移動すると、調整部3もそれ以上の回転が規制される。これにより、外臼部4は胴部1に取り付けられる。ここで、調整部3を時計回りに回転させると、外臼部4は反対方向に移動するので、調整部3を回転させることにより外臼部4を軸線方向で両側に移動させることができる。また、調整部3を時計回りに回転し続けると、外臼部4の螺合部38と調整部3の第一螺合部30の螺合が外れ、外臼部4を調整部3から引き出すことができる。また、排出口23を下方に向けた状態で外臼部4の取り出し操作を行うと、調整部3の回転操作をするだけで、外臼部4が胴部1から落下し、外臼部4に触れることなくこれを取り出すこともできる。このように、外臼部4は胴部1に容易に取り付けることができると共に、容易に取り外すことができる。
内臼部5を取り付けるときは、その前提として、前述した外臼部4の取り付け操作により外臼部4を胴部1に先に取り付けてから行う。そして、外臼部4を取り付けた後、内臼部5を取り付けるよりも前に、押圧部10を回転軸6に取り付ける。押圧部10を取り付けるときは、まず、調整部3の排出口23を上に向け、押圧部10の軸挿通孔43に回転軸6を挿通させて、押圧部10を回転軸6に取り付ける。押圧部10は、回転軸6上を滑り落ちてコイルスプリング8に弾性的に支持される。
次に、内臼部5の軸差し込み穴20に回転軸6を差し込んで、内臼部5を回転軸6に取り付ける。図6に示すように、取り付けられた内臼部5は、外臼部4の内側に位置し、押圧部10に当接して弾性的に支持される。なお、図6において、回転軸6の先端が軸差込み穴20の底に届いているが、届いてなくても差し支えない。あるいは、前述したように軸差込み穴20が有底でなく、貫通したものであってもよい。また、軸差込み穴20の内周面と、そこに差し込まれている回転軸6の外周面との間に、やや大きめの隙間を生じさせている。隙間を大きめにした理由は、内臼部5の軸差込み穴20に回転軸6の端部を差し込むときに、軸差込み穴20と回転軸6の端部が内臼部5に隠れて見えないので、回転軸6を差し込み易くするためである。なお、回転軸6から内臼部5が容易に抜ける状態を維持しつつ隙間を狭くしてもよい。これで、内臼部5は回転軸6に取り付けられるが、このままでは、排出口23を下に向けると内臼部5は回転軸6から落下してしまうのである。
そこで、内臼部5の落下を規制する移動規制部44が調整部3に取り付けられる。移動規制部44は、合成樹脂で一体に成形されており、図12に示すように、円形のリング部45と、そのリング部45から中央方向に延びる4つのリブ46を介してリング部45の中央に設けられたストッパ部47とから成る。リング部45の外周面に螺合部48が設けられ、この螺合部48が調整部3の内周面に設けられた第二螺合部31に螺合して、移動規制部44が調整部3に着脱可能に螺着される。移動規制部44を取り付けるときは、排出口23を上に向けたままで、移動規制部44の螺合部48を調整部3の第二螺合部31に乗せるようにして、移動規制部44を排出口23の中に置く。そして、リブ46に指先を掛けて移動規制部44を反時計回りに回転させると、移動規制部44の螺合部48はそれと螺合可能に形成された調整部3の第二螺合部31に自動的に螺合し、移動規制部44を回転限度一杯に回転させることにより、移動規制部44は胴部1に取り付けられる。これにより、コイルスプリング8によって排出口23側に付勢されている内臼部5は、ストッパ部47に弾性的に当たって移動が規制されるので、抜け出ることがない。このように、内臼部5は簡単な操作で回転軸6に取り付けることができる。これとは反対に、取り付けられている内臼部5を取り出すときは、移動規制部44を時計回りに回転させて回転軸6から取り外せば、内臼部5に対する移動規制が解除されるので内臼部5を簡単に取り出すことができる。
本発明は、調整部3を回転することにより、外臼部4の臼刃部材22と、内臼部5の臼刃部材18の間の隙間の大きさを変化させ、粉砕される粒状食品の粉砕粒度を調整することができるので、その構成について説明する。外臼部4は上下方向に移動可能であるが、移動規制部44が取り付けられている場合には、この移動規制部44により外臼部4の下方への移動範囲が規制される。また、内臼部5は、コイルスプリング8によって下方向に付勢されているが、移動規制部44の作用によって、付勢力による下方への移動が阻止されるように構成されている。図6に示すように、外臼部4の可動部材37の下端は、移動規制部44のリング部45の上面50に当たっている。したがって、外臼部4はこれよりも下方に移動できず、外臼部4が移動可能範囲の最も下方に位置している状態を示している。このことは、外臼部4の臼刃部材22と内臼部5の臼刃部材18の間の隙間が、最も狭い状態にあることを示している。このとき、例えば線状目盛35のうち最も短い目盛が基準マーク36の位置に来るように設定する。隙間を広げるためには、調整部3を下から見て反時計回りに回転させると、調整部3に内接螺合されている外臼部4が螺合部の作用によって上昇し、外臼部4の臼刃部材22と内臼部5の臼刃部材18の間の隙間を広げることができる。隙間が最も広くなるときに、例えば線状目盛35のうち最も長い目盛が基準マーク36の位置に来るように設定する。このように設定することで、使用者が粒度を簡単に確認することができる。また、調整部3の回転角度によって、粉砕粒度を変化させることができる。
次に、外臼部4の取り外し方法について説明する。前述したように、図6は、外臼部4の可動部材37の下端が、移動規制部44のリング部45の上面50に当たっている状態を示しており、外臼部4は、これよりも下方向への移動が、移動規制部44により規制されている。そこで、まず移動規制部44を下から見て時計回りに回転させて調整部3から取り外す。この状態は、図6において、移動規制部44が取り外された状態であるから、内臼部5の下方への移動規制が解除されて取り出すことができるが、外臼部4の螺合部38は調整部3の第一螺合部30に螺合されたままである。そこで、調整部3を下から見て時計回りに回転させると、すでに移動規制部材44が取り外されているので、外臼部4は下降していき、最終的に調整部3との螺合が解除される。これにより、外臼部4の軸線方向の下方への移動の障害がなくなるので、外臼部4を取り出すことができる。このように、移動規制部44は、内臼部5と外臼部4の移動を規制する作用をなすものである。したがって、内臼部5と外臼部4の着脱は移動規制部44の着脱のみで行うことができるので、それ以外の部品を分解し再組立てする必要がなく手軽に着脱することができる。
粒状食品を粉砕するときは、まず、ナット14を回転させて回転軸6から取り外すことにより、回転操作部2を胴部1から取り外す。次いで、胴部1の上から粒状食品を投入する。次いで、回転操作部2を胴部1に取り付け、回転操作部2を回転させることによって回転軸6が回転し、その回転と共に内臼部5が回転する。外臼部4は回転しないので、内臼部5の臼刃部材18が、粒状食品を外臼部4の臼刃部材22に擦り付けるようにして粉砕する。このとき、臼刃部材18と臼刃部材22の間の粒状食品は、両臼刃部材18,22の隙間を広げるように作用するので、内臼部5に対してはそれを下方向に押し下げるように作用する。しかし、内臼部5の下方向への移動は移動規制部44の作用により規制されるので、下方に移動することはない。また、外臼部4に対してはそれを上方向に押し上げるように作用する。しかし、外臼部4は調整部3を回転することによって上下に移動可能であるが、調整部3が回転しない状態で下から力を加えても上方に移動することはない。外臼部4と内臼部5で粉砕された食品は、両臼部4,5の間の隙間から落下し、移動規制部44の開口49を通過し、排出口23から排出される。なお、本発明で粉砕できる粒状食品としては、例えば、胡椒や山椒やシナモン等のスパイスや、ゴマ、岩塩、コーヒー豆等があげられる。但し、本実施例の内臼部5の臼刃部材18と外臼部4の臼刃部材22の形状は、ゴマの粉砕に適していないため、ゴマ用の内臼部5と外臼部4を別に用意して交換するのが好ましい。すなわち、本発明は、粉砕する食品に応じて適切な臼部を選択して取り付けることができ、食品に応じて臼部を適切に使い分けることができる。また、図1に示した本実施例におけるミルの全長は約180mmで、直径は約56mmである。
調整部を回転させることにより粒状食品の粉砕粒度を調節することができると共に、移動規制手段による規制を解除することにより、内臼部及び外臼部の着脱が容易に行うことができ、それに伴って洗浄も容易に行えるミルを提供することができる。
1 胴部、 2 回転操作部、 3 調整部、 4 外臼部、 5 内臼部、 6 回転軸、 7 リブ、 8 コイルスプリング、 9 コイルスプリング受け部、 10 押圧部、 11 外壁部、 12 内壁部、 13 雄ねじ部、 14 ナット、 15 フランジ、 16 軸受部、 17 軸孔、 18 臼刃部材、 19 芯部材、 20 軸差込み穴、 21 羽根部、 22 臼刃部材、 23 排出口、 24 内周溝、 25 第一周壁部、 26 第二周壁部、 27 調整部の上方部分、 28 嵌入溝、 29 係止突部、 30 第一螺合部、 31 第二螺合部、 32 条溝、 33 係止部、 34 舌片、 35 線状目盛、 36 基準マーク、 37 可動部材、 38 螺合部、 39,39’ 凸部、 40 嵌入溝構成壁、 41,41’ 縦溝、 42 外周面、 43 軸挿通孔、 44 移動規制部、 45 リング部、 46 リブ、 47 ストッパ部、 48 螺合部、 49 開口、 50 リング部の上面、 51 挿通孔、 52 スリット

Claims (5)

  1. 筒状の胴部に回転操作部が取り付けられ、前記回転操作部を回転させることにより内臼部を回転させ、前記内臼部と外臼部とにより前記胴部に貯留された食品が粉砕され、排出口から排出される粒状食品用ミルであって、
    前記胴部に対して回転可能且つ軸線方向に抜け出し不能に取り付けられ、回転させることにより前記食品の粉砕粒度を調節する調整部と
    前記外臼部を、前記胴部及び前記調整部に内接して前記軸線方向に移動可能且つ着脱可能とする移動着脱部と
    前記回転操作部から前記粒状食品用ミルの下方向に延び、前記内臼部が取り付けられる回転軸と
    前記内臼部の移動を所定の位置で規制し、前記調整部に設けられる移動規制部と、
    前記食品を下方に押圧する羽根部を有し、前記回転軸に、前記軸線方向に移動可能且つ前記回転軸と共に回転可能に取り付けられた押圧部と、
    前記押圧部を下方向に付勢する弾性部と、を備え、
    前記調整部は、前記胴部を挟んで前記回転操作部の反対側に位置し、
    前記移動規制部による規制を解除することにより、前記内臼部及び前記外臼部の取り出しが可能となることを特徴とする粒状食品用ミル。
  2. 前記移動着脱部は、
    前記調整部と前記外臼部を螺合させる第1螺合部と
    前記胴部の内周面、及び前記内周面に内接する前記外臼部の外周面のいずれか一方の面に設けられた縦溝
    前記胴部の前記内周面及び前記外臼部の前記外周面のいずれか他方の面に設けられ、前記縦溝に挿入される凸部と、を有し、
    前記第1螺合部によって前記調整部と前記外臼部とを螺合させるとともに、前記縦溝と前記凸部とを係合させることにより、前記調整部の回転により前記外臼部を前記軸線方向に移動可能とし、且つ前記外臼部を前記胴部に対し回転不可とした構成である
    請求項1記載の粒状食品用ミル。
  3. 前記移動着脱部は、前記調整部を回転させることにより、前記外臼部を前記軸線方向に移動させ、前記調整部と前記外臼部の螺合を係脱させて着脱させる構成である
    請求項2記載の粒状食品用ミル。
  4. 前記移動規制部は、
    円形のリング部と、
    前記リング部から中央方向に延びる複数のリブと、
    前記複数のリブを介して前記リング部の中央に設けられたストッパ部と、
    前記リング部の外周面に設けられた第2螺合部と、を有し
    前記移動規制部は、前記第2螺合部が前記調整部の内周面に設けられた第3螺合部に螺合して、前記調整部に着脱可能に螺着されている
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の粒状食品用ミル。
  5. 前記弾性部は、前記回転軸の周りに緩く巻き付いた状態で取り付けられたコイルスプリングである
    請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の粒状食品用ミル。


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