JP6730120B2 - 音叉型振動子の製造方法 - Google Patents

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本発明は、音叉型振動子の製造方法に関するものである。
音叉型振動子は、フォトリソグラフィー技術と化学エッチング技術を用い、圧電基板から形成される。
図2は、フォトリソグラフィー技術と化学エッチング技術を利用した圧電基板100の上面図である。圧電基板100は、音叉型振動子101を保持するための枠部105と音叉型振動子101と枠部105とを連結するための連結部106とで構成されている。音叉型振動子101は、基部102と第1の脚103と第2の脚104とを有し第1の脚103と第2の脚104とは基部102の一端から突出した状態で並設している。音叉型振動子101には電極107と周波数調整膜108とが形成されている。なお、圧電基板の外縁を109とする。特許文献1には、圧電材料からなる圧電基板に、フォトリソグラフィー技術と化学エッチング技術を用いた圧電振動子の製造方法が記載されている。
図3〜図5は、従来技術の音叉型振動子の製造方法を説明するための断面図で、A−Aは、図2における音叉型振動子101の第1の脚103と第2の脚104との断面図で、B−Bは、図2における音叉型振動子101の第1の脚103と第2の脚104と圧電基板100の枠部105の断面図である。なお、図3(a)〜図5(a)までは音叉型振動子は形成されていないが、「音叉型振動子の断面図」と表現する。図3(a)は、金属膜を形成する前の音叉型振動子の断面図で、図3(b)は、圧電基板に金属膜を形成した音叉型振動子の断面図で、図3(c)は、第1のレジスト膜を形成した音叉型振動子の断面図で、図3(d)は、音叉外形形状を形成する、第1のレジストパターンを形成した音叉型振動子の断面図で、図3(e)は、第1のレジストパターンの開口部に露出している金属膜をエッチングした音叉型振動子の断面図で、図4(a)は、第1のレジスト膜を除去した音叉型振動子の断面図で、図4(b)は、圧電基板に第2のレジスト膜を形成した音叉型振動子の断面図で、図4(c)は、第2のレジストパターンを形成した音叉型振動子の断面図で、図4(d)は、第2のレジストパターンの開口部に露出した金属膜の表面に周波数調整膜を形成した音叉型振動子の断面図で、図4(e)は、第2のレジストパターンを除去した音叉型振動子の断面図で、図4(f)は、圧電基板に第3のレジスト膜を形成した断面図で、図5(a)は、第3のレジストパターンを形成した音叉型振動子の断面図で、図5(b)は、金属膜をマスクとして、圧電基板をエッチングした音叉型振動子の断面図で、図5(c)は、第3のレジストパターンをマスクとして、金属膜を除去した音叉型振動子の断面図で、図5(d)は、圧電基板の表裏面にスッパタリングや蒸着法により、電極用の電極膜を形成した音叉型振動子の断面図で、図5(e)は、第3のレジストパターンおよび第3のレジストパターン上に形成した不要な電極膜をリフトオフにより除去した音叉型振動子の断面図である。
図2に示すように、圧電基板100には、フォトリソグラフィー技術と化学エッチング技術を用いて複数の音叉型振動子101が形成されている。
図2および図3〜図5を用いて音叉型振動子の製造方法を説明する。なお、図面については従来技術の趣旨を外れない範囲において、一部簡略化している。また各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
先ず、図3(a)に示すように、圧電基板100を用意する。次に図3(b)に示すように、圧電基板100の表裏面に蒸着またはスパッタリングによって、金属膜121を形成する。金属膜121は下地膜121aと表面膜121bとからなり、下地膜121aは、クロム(Cr)膜を200Å程度形成し、表面膜121bは、金(Au)を1200Å程度形成する。
図3(c)に示すように、圧電基板100の金属膜121の表裏面上にスピンコート法などによって、ポジ型レジストを塗布し金属膜121の表裏面上に第1のレジスト膜122を形成する。
第1のレジスト膜122にフォトマスクを用いてレジストパターンを露光後、現像し不要な第1のレジスト膜122を除去し、図3(d)に示すように、音叉型振動子101の外形形状となる第1のレジストパターン123を形成する。
第1のレジストパターン123の開口部に露出している金属膜121をエッチングするために、エッチング用のバスケットに複数枚の圧電基板100を互いに隔てて収納して、バスケットをエッチング液に浸漬して、図3(e)に示すように、金属膜121をエッチングする。第1のレジストパターン123の下部に形成されている金属膜121は、第1のレジストパターン123がマスクとなり、エッチングされない。なお、表面膜121bの金(Au)をエッチングする溶液として、ヨウ素とヨウ化カリウムとの混合液を用い、下地膜121aのクロム(Cr)をエッチングする溶液として、硝酸第2セリウムアンモニウム溶液を用いる。
次に図4(a)に示すように、金属膜121の表裏面上に形成された第1のレジストパターン123を除去する。
次にそれぞれの脚の先端に周波数調整膜108を形成するために、図4(b)に示すように、圧電基板100および金属膜121の表裏面上にスピンコート法などによって、ネガ型レジストを塗布し圧電基板100および金属膜121の表裏面上とに第2のレジスト膜124を形成する。なお、圧電基板の外縁109には、第2のレジスト膜124が回り込むため、第2のレジスト膜124が形成される。
第2のレジスト膜124に、脚先端部の片方の面のみが開口するフォトマスクを用いてレジストパターンを露光後、現像し、図4(c)に示すように、第2のレジストパターン125を形成する。
次に第2のレジストパターン125の開口部に露出している金属膜121の表面に金(Au)メッキをする。例えば電解メッキで金(Au)メッキをする場合は、メッキ用の保持治具に複数枚の圧電基板100を挟み込むようにして保持する。メッキ用の保持治具には、圧電基板の枠部105に形成された金属膜121の表面と導通をとるために、プローブが設けられている。このメッキ用の保持治具をシアンメッキ浴に浸漬して、プローブより圧電基板100に通電することによって、図4(d)に示すように、それぞれの脚先端に周波数調整膜108を形成する。このとき、圧電基板の外縁109は第2のレジストパターン125が形成されていないため、圧電基板の外縁109には線状Auメッキ110が形成される。
次に図4(e)に示すように、圧電基板100と金属膜121の表裏面上に形成された第2のレジストパターン125を除去する。
次に図4(f)に示すように、再び圧電基板100と金属膜121と周波数調整膜108との面上にスピンコート法などによってポジ型レジストを塗布し、圧電基板100と金属膜121と周波数調整膜108との面上に第3のレジスト膜126を形成する。
第3のレジスト膜126に、電極107と反転した(電極)パターン、即ち、後のリフトオフで除去する(電極)パターンが形成されるようにフォトマスクを用いてレジストパターンを露光後、現像し、図5(a)に示すように、第3のレジストパターン127を形成する。
次に金属膜121をマスクとして、圧電基板100をエッチングし音叉外形形状を形成する。エッチング用のバスケットに複数枚の圧電基板100を互いに隔てて収納して、バスケットをエッチング液に浸漬して、図5(b)に示すように、圧電基板をエッチングし音叉外形形状を形成する。圧電基板100をエッチングする溶液として、フッ酸とフッ化アンモニュウムの混合液を用いて、圧電基板100をエッチングする。
次に第3のレジストパターン127の開口部に露出している金属膜121をエッチングするために、エッチング用のバスケットに複数枚の圧電基板100を互いに隔てて収納して、バスケットをエッチング液に浸漬して、図5(c)に示すように、金属膜121をエッチングする。第3のレジストパターン127の下部に形成されている金属膜121は、第3のレジストパターン127がマスクとなり、エッチングされない。なお、表面膜121bの金(Au)をエッチングする溶液として、ヨウ素とヨウ化カリウムとの混合液を用い、下地膜121aのクロム(Cr)をエッチングする溶液として、硝酸第2セリウムアンモニウム溶液を用いる。なお、圧電基板の外縁109から剥離した線状Auメッキ110については後ほど説明する。
次に図5(d)に示すように、圧電基板100の表裏面にスッパタリングや蒸着法により、電極107用の電極膜107aを形成する。電極膜107aは下地膜と表面膜からなり、例えば下地膜に、チタン(Ti)膜を200Å程度形成し、表面膜に、パラジウム(Pd)を1000Å程度形成する。
最後に図5(e)に示すように、第3のレジストパターン127および第3のレジストパターン127上に形成した不要な電極膜107aをリフトオフにより除去し、圧電基板100に音叉型振動子101を形成することが出来る。
特開平5−315881号公報
しかしながら、上述した従来の音叉型振動子の製造方法において、次のような問題点があった。図4(b)〜図4(c)のB−Bにおいて、圧電基板の外縁109に形成された第2のレジスト膜124は、露光装置からのUV(紫外線)が照射されないため、第2のレジスト膜124が現像されて圧電基板の外縁109が露出し、周波数調整膜108を形成する工程(図4(d))において、圧電基板の外縁109に線状Auメッキ110が形成される。圧電基板の外縁109に形成された線状Auメッキ110は、圧電基板の外縁109の表面に薄く形成された金属膜121と付いている。圧電基板の外縁109の表面に形成された金属膜121の膜厚は薄いため、圧電基板の外縁109の表面から剥離しやすい。言い換えれば圧電基板の外縁109の表面に形成された金属膜121の表面に形成された線状Auメッキ110は、圧電基板の外縁109から剥離しやすい。例えば圧電基板100をエッチングする工程(図5(b))において、線状Auメッキ110が剥離し、剥離した線状Auメッキ110が図6に示すように脚部に再付着したとき、電極107の蒸着を阻害する。また線状Auメッキ110が図7に示すように主面の電極107a1と側面の電極107a2との間に再付着すると、ショート不良となる。これは、主面の電極107a1と側面の電極107a2は、異電極のためである。このように圧電基板の外縁109に形成される線状Auメッキ110は剥離しやすいため、音叉型振動子の製造歩留を低下させる虞がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたもので、圧電基板の外縁への線状Auメッキの付着を抑えることにより、線状Auメッキの発生をなくし、歩留の高い音叉型振動子の製造方法を提供する。
圧電材料からなる音叉型振動子の製造方法において、圧電材料からなる圧電基板の表裏面に下地膜と表面膜とからなる第1の金属膜を形成する工程と、第1の金属膜の表裏面に第1のレジスト膜を形成する工程と、第1のレジスト膜を音叉型振動子の外形形状にパターニングして第1のレジストパターンを形成する工程と、第1のレジストパターンの非形成領域より露出した第1の金属膜を除去する工程と、第1のレジストパターンを除去する工程と、圧電基板の一方の面に第2のレジスト膜を形成する工程と、第2のレジスト膜をパターニングして第2のレジストパターンを形成する工程と、圧電基板の第2のレジストパターンが形成されていない面及び圧電基板の外縁を覆うよう第2のレジスト膜を形成する工程と、第2のレジストパターンの開口部に露出した第1の金属膜の表面に周波数調整膜を形成する工程とを有する音叉型振動子の製造方法とする
第1のレジスト膜は、ポジ型レジスト膜であり、第2のレジスト膜は、ネガ型レジスト膜である音叉型振動子の製造方法。
本発明の製造方法によれば、第2のレジストパターンを形成する工程の後であって、かつ周波数調整膜を形成する工程の前に、圧電基板の第2のレジストパターンが形成されていない面に第2のレジスト膜を形成し、第2のレジスト膜が圧電基板の第2のレジストパターンが形成されていない面と圧電基板の外縁とを覆うことにより、圧電基板の外縁に形成される線状Auメッキの付着を抑えることができ、線状Auメッキの剥離をなくし、歩留の高い音叉型振動子の製造方法を提供することができる。
本発明の音叉型振動子の製造方法を示す図。 フォトリソグラフィー技術と化学エッチング技術を利用したを利用した圧電基板の上面図。 従来技術の音叉型振動子の製造方法を示す図。 従来技術の音叉型振動子の製造方法を示す図。 従来技術の音叉型振動子の製造方法を示す図。 従来技術の音叉型振動子の製造方法で、線状Auメッキが脚部に再付着した図。 従来技術の音叉型振動子の製造方法で、線状Auメッキが主面の電極と側面の電極に再付着した図。
以下に本発明を実施する形態を、図面を参照しながら説明する。
本実施例では、圧電基板からなる音叉型振動子の製造方法について説明する。なお本発明の範囲は以下の実施の形態に限定されるものでなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また図面においては各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
図2は、フォトリソグラフィー技術と化学エッチング技術を利用した圧電基板100の上面図である。圧電基板100は、音叉型振動子101を保持するための枠部105と音叉型振動子101と枠部105とを連結するための連結部106とで構成されている。音叉型振動子101は、基部102と第1の脚103と第2の脚104とを有し第1の脚103と第2の脚104とは基部102の一端から突出した状態で並設している。音叉型振動子101には電極107と周波数調整膜108とが形成されている。
音叉型振動子は、水晶原石から所定の切断角度で切り出された圧電基板を、フォトリソグラフィー技術と化学エッチング技術を用いて音叉型振動子にする。近年では、小型化の音叉型振動子の要求が強く、そのため微細で精密な加工が可能なフォトリソグラフィー技術と化学エッチング技術で加工されることが多い。
先ず、前述した従来技術(図3〜図4a)によって、圧電基板100に蒸着またはスパッタリングによって、金属膜121を形成し、金属膜121の表裏面上に第1のレジストパターン123を形成し、第1のレジストパターン123の開口部に露出している金属膜121をエッチングし音叉外形形状を形成するために、エッチング用のバスケットに複数枚の圧電基板100を互いに隔てて収納して、バスケットをエッチング液に浸漬して金属膜121をエッチングする。その後金属膜121の表裏面上に形成された第1のレジストパターン123を除去する。
図1は、本実施例の音叉型振動子のそれぞれの脚の先端に周波数調整膜を形成する工程の説明図で、A−Aは、図2における音叉型振動子101の第1の脚103と第2の脚104との断面図で、B−Bは、図2における音叉型振動子101の第1の脚103と第2の脚104と圧電基板100の枠部105の断面図である。
図1(a)は金属膜121の表裏面上に形成された第1のレジストパターンを除去した図である。
次にそれぞれの脚の先端に周波数調整膜108、例えばAuメッキを形成するために、図1(b)に示すように、圧電基板100の一方の面に、スピンコート法などによって、ネガ型レジストを塗布し圧電基板100および金属膜121の一方の面上に第2のレジスト膜124を形成する。なお、圧電基板の外縁109には、第2のレジスト膜124が回り込むため、第2のレジスト膜124が形成される。
第2のレジスト膜124に、脚の先端部の片方の面のみが開口するフォトマスクを用いてレジストパターンを露光後、現像し、図1(c)に示すように、第2のレジストパターン125を形成する。なお、圧電基板の外縁109に形成された第2のレジスト膜124は、露光装置からのUV(紫外線)が照射されないため、第2のレジスト膜124が現像されて圧電基板の外縁109が露出する。
次に図1(d)に示すように、圧電基板100の第2のレジストパターン125が形成されていない面上に、スピンコート法などによって、圧電基板100および金属膜121の面上にネガ型レジストを塗布し、第2のレジスト膜124を形成する。なお、圧電基板の外縁109には、第2のレジスト膜124が回り込むため、第2のレジスト膜124が形成されている。
次に第2のレジストパターン125の開口部に露出している金属膜121の表面に金(Au)メッキをする。たとえば電解メッキで金(Au)メッキをする場合は、メッキ用の保持治具に複数枚の圧電基板100を挟み込むようにして保持する。メッキ用の保持治具には、圧電基板100の枠部105に形成された金属膜121の表面と導通をとるために、プローブが設けられている。このメッキ用の保持治具をシアンメッキ浴に浸漬して、プローブより圧電基板100に通電することによって、図1(e)に示すように、それぞれの脚先端に周波数調整膜108を形成する。このとき、圧電基板の外縁109は第2のレジスト膜124が形成されているので、圧電基板の外縁109には、金(Au)メッキは形成されない。なお、金属膜121の表面に形成する金(Au)メッキは、電解メッキに限定されず、例えば無電解メッキによる方法でもよい。
次に図1(f)に示すように圧電基板100と金属膜121の面上に形成された第2のレジスト膜124と第2のレジストパターン125とを除去する。以降、前述した従来技術(図4(f)〜図5)によって、圧電基板100に音叉型圧電振動子101を形成する。
以上の製造方法により、第2のレジストパターンを形成する工程の後であって、かつ周波数調整膜を形成する工程の前に、圧電基板の第2のレジストパターンが形成されていない面に第2のレジスト膜を形成し、第2のレジスト膜が圧電基板の第2のレジストパターンが形成されていない面と外縁とを覆うことにより、圧電基板の外縁に形成される線状Auメッキの付着を抑えることができ、線状Auメッキの剥離をなくし、歩留の高い音叉型振動子の製造方法を提供することができる。
100 圧電基板
101 音叉型振動子
102 基部
103 第1の脚
104 第2の脚
105 枠部
106 連結部
107 電極
107a 電極膜
107a1 主面の電極
107a2 側面の電極
108 周波数調整膜
109 圧電基板の外縁
110 線状Auメッキ
121 金属膜
121a 下地膜
121b 表面膜
122 第1のレジスト膜
123 第1のレジストパターン
124 第2のレジスト膜
125 第2のレジストパターン
126 第3のレジスト膜
127 第3のレジストパターン

Claims (2)

  1. 圧電材料からなる音叉型振動子の製造方法において、圧電材料からなる圧電基板の表裏面に下地膜と表面膜とからなる第1の金属膜を形成する工程と、前記第1の金属膜の表裏面に第1のレジスト膜を形成する工程と、前記第1のレジスト膜を前記音叉型振動子の外形形状にパターニングして第1のレジストパターンを形成する工程と、前記第1のレジストパターンの非形成領域より露出した前記第1の金属膜を除去する工程と、前記第1のレジストパターンを除去する工程と、前記圧電基板の一方の面に第2のレジスト膜を形成する工程と、前記第2のレジスト膜をパターニングして第2のレジストパターンを形成する工程と、前記圧電基板の前記第2のレジストパターンが形成されていない面及び前記圧電基板の外縁を覆うよう第2のレジスト膜を形成する工程と、前記第2のレジストパターンの開口部に露出した前記第1の金属膜の表面に周波数調整膜を形成する工程と、を有することを特徴とする音叉型振動子の製造方法。
  2. 前記第1のレジスト膜は、ポジ型レジスト膜であり、前記第2のレジスト膜は、ネガ型レジスト膜であることを特徴とする請求項1に記載の音叉型振動子の製造方法。
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