JP6725295B2 - 管理装置及び管理装置のためのコンピュータプログラム - Google Patents

管理装置及び管理装置のためのコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本明細書によって開示される技術は、管理システムにおいて用いられる管理装置、及び、当該管理装置のためのコンピュータプログラムに関する。
特許文献1には、遊技店に設置された複数の遊技台のそれぞれに接続されるホールコンピュータと、ホールコンピュータと通信可能な分析センタとを備える遊技店分析システムが開示されている。このシステムでは、ホールコンピュータは、各遊技台から出力される遊技情報を収集し、収集された遊技情報を分析センタに供給する。分析センタは、ホールコンピュータから取得された遊技情報を記憶し、遊技情報に基づいて、ユーザの遊技傾向の分析、遊技店全体の遊技結果の算出等、各種分析を実行する。
特開2002−73876号公報
特許文献1の遊技店分析システムでは、ユーザの行動状態(例えば、通過した、滞在している等)を適切に分析することができず、例えば、現在の来店ユーザ数や、来店ユーザのステータス(例えば、新規ユーザ、リピートユーザ等)を把握することが困難である。
本明細書では、ユーザの行動状態を適切に分析することができる管理装置と、当該管理装置のためのコンピュータプログラムを開示する。
本明細書は、携帯端末から当該携帯端末に関係する識別情報を近距離無線通信によって取得する収集装置と通信可能な管理装置を開示する。管理装置は、収集装置から識別情報を含む収集情報を取得する取得部と、取得される収集情報を記憶装置に記憶させる第1記憶制御部と、所定の判定タイミングが到来する場合に、記憶装置に記憶されている収集情報を用いて、識別情報に対応する行動状態を判定する判定部と、判定された行動状態を示す状態情報を、記憶装置に記憶させる第2記憶制御部と、所定の出力タイミングが到来する場合に、記憶装置に記憶されている状態情報を出力する出力部と、を備える。
上記の「携帯端末」は、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA(Personal Digital Assistantの略)、ノートPC(Personal Computerの略)、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置、携帯型ゲーム機等、ユーザが携帯可能な各種端末装置を含む。上記の「近距離無線通信」は、Wi−Fi方式に従った通信、BLE(Bluetooth(登録商標)Low Energyの略)方式に従った通信、光を使った通信、音を使った通信等、任意の近距離無線通信を含む。また、「管理装置」は、1つの装置であっても、複数の装置の組み合わせであってもよい。
上記の管理装置は、収集装置から取得される収集情報を記憶装置に蓄積させる。そして、管理装置は、判定タイミングが到来する場合に、行動状態を判定し、判定された行動状態を示す状態情報を記憶装置に記憶させる。管理装置は、出力タイミングが到来する場合に、記憶装置に記憶されている状態情報を出力する。管理装置の利用者等は、出力された状態情報を見ることにより、収集装置の近傍に存在した識別情報(即ちユーザ)の行動状態を把握することができる。このように、上記の管理装置によると、管理装置の利用者等は、ユーザの行動状態(例えば、入店した、通過した、滞在した、退店した、新規ユーザか否か、来店しなくなったか否か、どのエリアから来ているのか、来店頻度、等の各種動向)を適切に分析することができる。
判定部は、記憶装置に記憶されている収集情報と、記憶装置に記憶されている状態情報と、を用いて、行動状態を判定してもよい。
この構成によると、管理装置が行動状態を判定する際には、記憶装置に記憶されている収集情報に加えて、記憶装置に既に記憶されている状態情報を用いて判定することができる。即ち、管理装置は、以前判定されて記憶装置に記憶された状態情報を用いて行動状態を判定することができる。管理装置は、ユーザの行動状態をより適切に判定することができる。
判定部は、記憶装置に記憶されている状態情報が示す行動状態が、過去の所定期間以上に亘って収集装置が識別情報を取得しなかったことに関係する第1状態である場合において、(a)記憶装置に記憶されている収集情報が、収集装置が識別情報を新たに取得したことを示す場合に、行動状態を、第1状態とは異なる状態であって、収集装置が識別情報を新たに取得したことに関係する第2状態であると判定し、(b)記憶装置に記憶されている収集情報が、収集装置が識別情報を新たに取得しなかったことを示す場合に、行動状態を、第1状態であると判定してもよい。
この構成によると、管理装置は、記憶装置に記憶されている状態情報が第1状態(例えば不在状態)を示す場合において、判定タイミングにおける行動状態が第1状態と第2状態(例えば入店状態)のどちらに移行したのかを適切に判定することができる。
判定部は、記憶装置に記憶されている状態情報が示す行動状態が、収集装置が識別情報を新たに取得したことに関係する第2状態である場合において、(c)記憶装置に記憶されている収集情報が、収集装置が識別情報を新たに取得した後、第1期間が経過する前に識別情報を再取得したことを示す場合に、行動状態を、第2状態とは異なる状態であって、収集装置が、識別情報を再取得したことに関係する第3状態であると判定し、(d)記憶装置に記憶されている収集情報が、収集装置が識別情報を新たに取得した後、第1期間が経過する前に識別情報を再取得しなかったことを示す場合に、行動状態を、第2状態とは異なる状態であって、収集装置が識別情報を新たに取得した後、第1期間が経過する前に識別情報を再取得しなかったことに関係する第4状態であると判定してもよい。
この構成によると、管理装置は、記憶装置に記憶されている状態情報が第2状態を示す場合において、判定タイミングにおける行動状態が第3状態(例えば滞在状態)と第4状態(例えば通過状態)のどちらに移行したのかを適切に判定することができる。
判定部は、記憶装置に記憶されている状態情報が示す行動状態が、収集装置が、識別情報を再取得したことに関係する第3状態である場合において、(e)記憶装置に記憶されている収集情報が、収集装置が識別情報を最後に取得した後、第2期間が経過する前に識別情報を再取得したことを示す場合に、行動状態を、第3状態であると判定し、(f)記憶装置に記憶されている収集情報が、収集装置が識別情報を最後に取得した後、第2期間が経過する前に識別情報を再取得しなかったことを示す場合に、行動状態を、第3状態とは異なる状態であって、収集装置が識別情報を最後に取得した後、第2期間が経過する前に識別情報を再取得しなかったことに関係する第5状態であると判定してもよい。
この構成によると、管理装置は、記憶装置に記憶されている状態情報が第3状態を示す場合において、判定タイミングにおける行動状態が第3状態と第5状態(例えば退店状態)のどちらに移行したのかを適切に判定することができる。
判定部は、記憶装置に記憶されている状態情報が示す行動状態が、収集装置が識別情報を新たに取得した後、第1期間が経過する前に識別情報を再取得しなかったことに関係する第4状態である場合において、(g)記憶装置に記憶されている収集情報が、収集装置が識別情報を新たに取得した後、第1期間より長い第3期間が経過する前に識別情報を再取得したことを示す場合に、行動状態を、収集装置が、識別情報を再取得したことに関係する第3状態であると判定し、(h)記憶装置に記憶されている収集情報が、収集装置が識別情報を新たに取得した後、第3期間が経過する前に識別情報を再取得しなかったことを示す場合に、行動状態を、過去の所定期間以上に亘って収集装置が識別情報を取得しなかったことに関係する第1状態であると判定してもよい。
この構成によると、管理装置は、記憶装置に記憶されている状態情報が第4状態を示す場合において、判定タイミングにおける行動状態が第3状態と第1状態のどちらに移行したのかを適切に判定することができる。
判定部は、記憶装置に記憶されている状態情報が示す行動状態が、収集装置が識別情報を新たに取得した後で識別情報を再取得し、かつ、収集装置が識別情報を最後に取得した後、第2期間が経過する前に識別情報を再取得しなかったことに関係する第5状態である場合において、(i)記憶装置に記憶されている収集情報が、収集装置が識別情報を最後に取得した後、第2期間よりも長い第4期間が経過する前に識別情報を再取得したことを示す場合に、行動状態を、収集装置が、識別情報を再取得したことに関係する第3状態であると判定し、(j)記憶装置に記憶されている収集情報が、収集装置が識別情報を最後に取得した後、第4期間が経過する前に識別情報を再取得しなかったことを示す場合に、行動状態を、過去の所定期間以上に亘って収集装置が識別情報を取得しなかったことに関係する第1状態であると判定してもよい。
この構成によると、管理装置は、記憶装置に記憶されている状態情報が第5状態を示す場合において、判定タイミングにおける行動状態が第3状態と第1状態のどちらに移行したのかを適切に判定することができる。
出力タイミングは、管理装置に出力指示が入力されるタイミングであってもよい。
この構成によると、管理装置の利用者等は、所望のタイミングで管理装置に状態情報を出力させることができる。
上記の管理装置は、複数個の収集装置と通信可能であってもよい。取得部は、複数個の収集装置のそれぞれから収集情報を取得してもよい。第1記憶制御部は、取得される複数個の収集情報を記憶装置に記憶させてもよい。判定部は、所定期間毎に、記憶装置に記憶されている複数個の収集情報を用いて、行動状態を判定してもよい。
この構成によると、管理装置は、複数個の収集装置のそれぞれから取得される収集情報に基づいて、行動状態を判定することができる。管理装置の利用者は、より広範囲におけるユーザの行動状態を適切に分析することができる。
識別情報は、携帯端末が有するBSSID(Basic Service Set Identifierの略)であってもよい。
なお、上記の管理装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能機能媒体も、新規で有用である。
管理システム2の概要を示す。 収集装置20の構成を示す。 収集装置20の動作を模式的に示す。 サーバ50の構成を示す。 端末装置100の構成を示す。 メイン処理のフローチャートを示す。 判定処理のフローチャートを示す。 不在時処理のフローチャートを示す。 入店時処理のフローチャートを示す。 滞在時処理のフローチャートを示す。 通過時処理のフローチャートを示す。 退店時処理のフローチャートを示す。 行動状態の遷移の一例であるケースAのタイムチャートを示す。 行動状態の遷移の一例であるケースBのタイムチャートを示す。 行動状態の遷移の一例であるケースCのタイムチャートを示す。 閲覧画面の一例を示す。 閲覧画面の一例を示す。 閲覧画面の一例を示す。 閲覧画面の一例を示す。
(実施例)
図1に示す管理システム2は、パチンコ店等の遊技店10の近傍に存在するユーザの行動状態を分析及び管理するための管理システムである。図1に示すように、管理システム2は、サーバ50と、収集装置20A、20Bと、端末装置100と、携帯端末PTと、を備える。収集装置20A、20Bは、遊技店10の近傍に設けられている。サーバ50と収集装置20A、20Bは、インターネット4を介して通信可能に接続されている。また、サーバ50と端末装置100も、インターネット4を介して通信可能に接続されている。携帯端末PTは、ユーザUによって所持されており、収集装置20A、20Bとの間で近距離無線通信を実行することができる。なお、以下では、収集装置20A、20Bを区別せずに呼ぶ場合、単に「収集装置20」と呼ぶ場合がある。
(収集装置20;図2)
遊技店10の近傍に配置された収集装置20A、20Bについて説明する。図1に示すように、2個の収集装置20A、20Bは、互いに、遊技店10の近傍の異なる位置に配置されている。この例では、収集装置20Aは遊技店10の正面入口付近、収集装置20Bは遊技店10の反対側入口付近に設けられている。変形例では、収集装置20A、20Bはこれ以外の位置に配置されていてもよい。収集装置20A、20Bは、いずれも、遊技店10内を含む遊技店10の近傍に存在する携帯端末PTとの間で近距離無線通信を実行することができる。
図2に示すように、収集装置20A、20Bは、同様の構成を有している。収集装置20(即ち収集装置20A、20B)は、制御部22と、メモリ24と、第1通信インターフェース26と、第2通信インターフェース28と、を有する。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。制御部22は、メモリ24に記憶されているプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリ24は、後述の収集情報を記憶する領域を有している。また、メモリ24には、自機を識別するための装置IDが予め記憶されている。装置IDは、収集装置20のベンダによって予め割り当てられている。第1通信I/F26は、近傍に存在するユーザUが所持する携帯端末PTとの間で近距離無線通信を実行するための通信I/Fである。第2通信I/F28は、インターネット4を介してサーバ50と通信を実行するための通信I/Fである。
制御部22は、第1通信I/F26を介して、自機の近傍(即ち、収集装置20Aの場合には遊技店10の正面入口付近及び遊技店10内。収集装置20Bの場合には遊技店10の反対側入口付近及び遊技店10内)に存在するユーザUが携帯する携帯端末PTとの間で近距離無線通信を実行することができる。
(携帯端末PT;図3)
携帯端末PTは、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA(Personal Digital Assistantの略)、ノートPC(Personal Computerの略)、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置、携帯型ゲーム機等、ユーザUが携帯可能な各種端末装置を含む。
図3に示すように、ユーザUが携帯する携帯端末PTは、携帯端末PTのID(以下では端末IDと呼ぶ)を、自機の通信範囲R内に向けて繰り返し供給している。ユーザUが移動して、収集装置20が通信範囲R内に入ると(即ち、ユーザUが遊技店10内に入店する、又は、ユーザUが遊技店10の前に来ると)、収集装置20の制御部22は、第1通信I/F26を介して、携帯端末PTが供給する端末IDを取得する。例えば、ユーザUが遊技店10内に入店した場合には、収集装置20の制御部22は、ユーザUが遊技店10内に滞在している間、ユーザUの携帯端末PTから端末IDを繰り返し取得する。
収集装置20の制御部22は、端末IDを取得すると、取得された端末IDと、自機の装置IDと、取得時刻と、を含む収集情報を生成する。他の例では、収集情報は、収集装置20の位置情報を含んでいてもよい。この場合、位置情報は、予め収集装置20に記憶されている位置情報であっても、収集装置20が位置測位システム(例えばGPS(Global Positioning Systemの略))を用いて取得する位置情報であってもよい。そして、収集装置20の制御部22は、第2通信I/F28を介してサーバ50に収集情報を供給する。ユーザUが移動して、収集装置20が通信範囲Rから外れると(即ち、ユーザUが遊技店10から退店すると)、収集装置20の制御部22は、ユーザUの携帯端末PTから端末IDを取得しなくなる。
即ち、制御部22は、ユーザUが遊技店10の近傍に存在する間だけ、携帯端末PTから端末IDを取得し、収集情報を生成してサーバ50に供給する。制御部22は、ユーザUが遊技店10に滞在している場合に限らず、ユーザUが遊技店10の前を一時的に通過するだけの場合であっても、携帯端末PTから端末IDを取得することができる。また、制御部22は、複数台の携帯端末PTから複数個の端末IDを同時に取得することもできる。
(サーバ50;図4)
サーバ50は、遊技店10を経営する企業によって設置されているサーバであって、遊技店10に関する各情報を管理するためのサーバである。図4に示すように、サーバ50は、表示部52と、操作部54と、通信I/F56と、制御部58と、メモリ60と、を備える。表示部52は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。操作部54は、キーボードとマウスを含み、サーバ50の利用者の操作を受け付ける。通信I/F56は、インターネット4に接続されている。通信I/F56は、インターネット4を介して、収集装置20A、20B、及び、端末装置100と通信を行うためのI/Fである。
制御部58は、メモリ60に記憶されている処理プログラム62に従って、様々な処理を実行する。制御部58が実行する処理については後で詳しく説明する(図6〜図12参照)。また、メモリ60は、処理プログラム62の他に、グラフィック表示プログラム64を記憶している。本実施例では、グラフィック表示プログラム64は、ブラウザプログラム上で動作可能な表示プログラムであって、SVGフォーマットに従った表示プログラム(例えば、「D3.js」等)である。他の例では、他の例では、グラフィック表示プログラム64は、ブラウザプログラム上で動作可能な表示プログラムであって、SVG,JPEG,PNG,GIF,TIFFのうちの少なくとも1つの画像フォーマットに従ったグラフィック表示プログラムであってもよい。グラフィック表示プログラム64は、情報を、図画等を用いて視覚的に容易に把握できるように可視化するためのプログラムと言い換えてもよい。グラフィック表示プログラム64は、制御部58が、端末装置100等からメモリ60内のデータ(即ち収集情報及び状態情報)を出力するための出力指示を取得する場合に、それらの指示に応じて、指示に応じた出力対象情報(即ち、収集情報の少なくとも一部、状態情報の少なくとも一部)とともに、端末装置100等に提供される。出力指示の供給元である端末装置100等は、出力対象情報と、グラフィック表示プログラムと、を用いて、閲覧画面を生成して表示することができる。この際、閲覧画面では、データが、把握容易な図画等によって可視化されて表示される。閲覧画面の具体的な例は、後で詳しく説明する(図16〜図19参照)。
また、メモリ60には、制御部58が通信I/F56を介して各収集装置20から取得した上述の収集情報を記憶するための収集情報記憶領域66が設けられている。制御部58は、収集装置20から供給される収集情報を、通信I/F56を介して受信する。そして、制御部58は、受信された収集情報を、メモリ60の収集情報記憶領域66に記憶させる。これにより、収集情報記憶領域66には、各収集装置20から取得される収集情報が蓄積される。
さらに、メモリ60には、制御部58が後述の判定処理(図7)を実行することによって生成される状態情報を記憶するための状態情報記憶領域68が設けられている。状態情報は、収集情報に含まれる端末IDと、当該端末IDに対応する行動状態(例えば、「不在」、「入店(新規)」、「滞在」、「通過」、「退店」)と、判定時刻と、を含む情報である。判定処理が実行される毎に、新たな状態情報が状態情報記憶領域68に記憶される。これにより、状態情報記憶領域68には、収集情報に含まれる端末IDごとに、当該端末IDに対応する状態情報が蓄積される。
(端末装置100;図5)
端末装置100は、例えば、管理システム2へのアクセスを許可された第三者が所有する端末装置である。端末装置100は、ブラウザプログラムを利用して、インターネット4を介してサーバ50にアクセスし、各種情報を閲覧するための装置である。ここで、端末装置100は、据置型PC、携帯型PC、携帯電話等、サーバにアクセス可能な各種端末装置を含む。図5に示すように、端末装置100は、表示部102と、操作部104と、通信I/F106と、制御部108と、メモリ110と、を備える。表示部102は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。操作部104は、キーボードとマウスを含み、端末装置100の利用者の操作を受け付ける。通信I/F106は、インターネット4を介して、サーバ50と通信を行うためのI/Fである。
制御部108は、メモリ110に記憶されている各種プログラムに従って、様々な処理を実行する。メモリ110は、ブラウザプログラムを含む各種プログラムを記憶している。
制御部108の動作について説明する。制御部108は、利用者の指示に従って、ブラウザプログラムを起動して、サーバ50にアクセスし、メモリ60内の収集情報、状態情報の出力を指示するための出力指示をサーバ50に供給することができる。その場合、制御部108は、サーバ50から、グラフィック表示プログラムと出力対象情報を取得する。制御部108は、出力対象情報及びグラフィック表示プログラムを取得すると、ブラウザプログラム上でグラフィック表示プログラムを利用して、取得された出力対象情報に基づく閲覧画面(図16〜図19参照)を生成し、表示部102に表示させる。閲覧画面では、出力対象情報が、把握しやすい図画等によって可視化されて表示される。
(サーバ50の制御部58が実行する処理;図6〜図12)
続いて、図6〜図12を参照して、サーバ50の制御部58が実行する処理について説明する。サーバ50の電源がオンされると、制御部58は、制御部58は、図6のメイン処理を開始する。まず制御部58は、S10、S20の監視を開始する。S10では、制御部58は、所定の判定タイミングが到来することを監視する。前回の判定タイミングが到来した後に予め定められた期間が経過した場合(例えば前回の判定タイミング到来時から30分間が経過した場合)、及び、予め設定されている判定条件が成立した場合に、制御部58は、判定タイミングが到来したと判断し、S10でYESと判断してS12に進む。S12では、制御部58は、判定処理(図7参照)を実行する。判定処理が終了すると、S10、S20の監視に戻る。
S20では、制御部58は、出力タイミングが到来することを監視する。端末装置100から上記の出力指示を取得した場合、又は、サーバ50の操作部54において所定の出力指示操作が入力された場合に、制御部58は、S20でYESと判断する。続くS22では、制御部58は、S20で入力された出力指示又は出力指示操作の内容に応じて、メモリ60に記憶された収集情報及び状態情報のうちの少なくとも状態情報を利用して、出力対象情報を生成する。そして、S24では、制御部58は、生成された出力対象情報を出力する。例えば、S20で端末装置100から出力指示を取得していた場合、S24では、制御部58は、S22で生成された出力対象情報とグラフィック表示プログラム64とを、インターネット4を介して端末装置100に供給する。この場合、端末装置100の制御部108は、出力対象情報とグラフィック表示プログラムとを利用して閲覧画面を生成して表示部102に表示させることができる。また、例えば、S20でサーバ50の操作部54において所定の出力指示操作が入力されていた場合、S24では、制御部58は、S22で生成された出力対象情報と、メモリ60内のグラフィック表示プログラム64とを利用して閲覧画面を生成し、表示部52に表示させる。S24の処理が終了すると、S10、S20の監視に戻る。
(判定処理;図7)
続いて、図7を参照して、判定処理(図6のS12参照)の内容について説明する。S30では、制御部58は、この時点でメモリ60の状態情報記憶領域68に記憶されている1以上の状態情報に含まれる1以上の端末IDのうちから、1個の端末ID(以下では、「特定ID」と呼ぶ場合がある)を特定する。
次いで、S32〜S38において、制御部58は、メモリ60に記憶されている特定IDに対応する1以上の状態情報のうち、最新の判定時刻を含む状態情報(以下では「特定の状態情報」と呼ぶ)に含まれる行動状態が、「不在」、「入店」、「新規」、「滞在」、「通過」、「退店」のいずれを示すのかを判断する。
ここで、上記の各状態について説明しておく。「不在」は、過去の所定期間以上に亘って、収集装置20が特定IDを取得しなかった(即ち、過去の所定期間以上に亘って特定IDの携帯端末PTが遊技店10の近傍に存在しなかった)ことを示す状態である。
「入店」は、収集装置20が特定IDを新たに取得した(即ち、特定IDの携帯端末PTが遊技店10の近傍に来た)ことを示す状態である。
「新規」は、収集装置20が、これまで取得実績のない新たな端末IDである特定IDを新たに取得したことを示す状態である。
「滞在」は、収集装置20が特定IDを新たに取得した後、所定期間内に収集装置20が特定IDを再取得した(即ち、特定IDの携帯端末PTが遊技店10の近傍に継続して存在している)ことを示す状態である。
「通過」は、収集装置20が特定IDを新たに取得した後、所定の第1期間(例えば60分)以内に収集装置20が特定IDを再取得しなかった(即ち、特定IDの携帯端末PTが遊技店10の近傍に近づいたが、滞在せずに去った)ことを示す状態である。
「退店」は、収集装置20が特定IDを継続して取得していたが、ある時点以降から特定IDを取得していない場合において、特定IDを最後に取得した後、所定の第2期間(例えば60分)以内に収集装置20が特定IDを再取得しなかった(即ち、特定IDの携帯端末PTが遊技店10の近傍から離れた)ことを示す状態である。
特定の状態情報に含まれる行動状態が「不在」を示す場合、制御部58は、S32でYESと判断し、S40に進み、不在時処理(図8参照)を実行する。
特定の状態情報に含まれる行動状態が「新規」又は「入店」を示す場合、制御部58は、S34でYESと判断し、S42に進み、入店時処理(図9参照)を実行する。
特定の状態情報に含まれる行動状態が「滞在」を示す場合、制御部58は、S36でYESと判断し、S44に進み、滞在時処理(図10参照)を実行する。
特定の状態情報に含まれる行動状態が「通過」を示す場合、制御部58は、S38でYESと判断し、S46に進み、通過時処理(図11参照)を実行する。
特定の状態情報に含まれる行動状態が「退店」を示す場合、制御部58は、S38でNOと判断し、S48に進み、退店時処理(図12参照)を実行する。
(不在時処理;図8)
続いて、図8を参照して、不在時処理(図7のS40)の内容を説明する。S100では、制御部58は、収集装置20によって特定IDが新たに取得されたか否かを判断する。具体的に言うと、S100では、制御部58は、メモリ60の収集情報記憶領域66を参照して、前回の判定処理実行時以降に取得された特定IDを含む収集情報が存在するか否かを判断する。すなわち、制御部58は、特定の状態情報に含まれる判定時刻(即ち、前回の判定処理が実行された時刻)を特定し、特定された判定時刻より後の取得時刻と、特定IDと、を含む収集情報(以下では「新規の収集情報」と呼ぶ場合がある)が存在するか否かを判断する。収集情報記憶領域66内に新規の収集情報が存在する場合には、制御部58は、S100でYESと判断し、S102に進む。一方、収集情報記憶領域66内に新規の収集情報が存在しない場合には、制御部58は、S100でNOと判断し、S104に進む。
S102では、制御部58は、行動状態「入店」を特定する。即ち、この時点において、行動状態が「不在」から「入店」に移行されたことを意味する。S102を終えるとS106に進む。
S104では、制御部58は、行動状態「不在」を特定する。即ち、この時点において、行動状態が「不在」のまま維持されたことを意味する。S104を終えるとS106に進む。
S106では、制御部58は、S102又はS104で特定された行動状態と、この時点の時刻である判定時刻と、特定IDと、を含む状態情報を生成し、メモリ60の状態情報記憶領域68に新たに記憶させる。S106を終えると、図8の不在時処理が終了する。その後、図7のS50に進む。
(入店時処理;図9)
続いて、図9を参照して、入店時処理(図7のS42)の内容を説明する。S110では、制御部58は、収集装置20によって特定IDが新たに取得されてから第1期間(例えば60分)が経過したか否かを判断する。具体的に言うと、S110では、制御部58は、現在時刻と、メモリ60の収集情報記憶領域66と、を参照して、上記の新規の収集情報に含まれる取得時刻から第1期間が経過しているか否かを判断する。この時点で既に第1期間が経過している場合、制御部58は、S110でYESと判断し、S112に進む。一方、この時点で第1期間が未経過である場合、制御部58は、S110でNOと判断し、S118に進む。
S118では、制御部58は、行動状態「入店」(又は「新規」)を特定する。即ち、この時点において、行動状態が「入店」(又は「新規」)のまま維持されたことを意味する。S118を終えるとS116に進む。
S112では、制御部58は、第1期間の経過前に、収集装置20によって特定IDが再取得されたか否かを判断する。具体的に言うと、S112では、制御部58は、メモリ60の収集情報記憶領域66を参照して、第1期間が経過した時刻よりも前の取得時刻と、特定IDと、を含む収集情報(以下では、「第1種の収集情報」と呼ぶ場合がある)が存在するか否かを判断する。収集情報記憶領域66内に第1種の収集情報が存在する場合には、制御部58は、S112でYESと判断し、S114に進む。一方、収集情報記憶領域66内に第1種の収集情報が存在しない場合には、制御部58は、S112でNOと判断し、S120に進む。
S114では、制御部58は、行動状態「滞在」を特定する。即ち、この時点において、行動状態が「入店」(又は「新規」)から「滞在」に移行されたことを意味する。S114を終えるとS116に進む。
S120では、制御部58は、行動状態「通過」を特定する。即ち、この時点において、行動状態が「入店」(又は「新規」)から「通過」に移行されたことを意味する。S120を終えるとS116に進む。
S116では、制御部58は、S114、S118、又は、S120で特定された行動状態と、この時点の時刻である判定時刻と、特定IDと、を含む状態情報を生成し、メモリ60の状態情報記憶領域68に新たに記憶させる。S116を終えると、図9の入店時処理が終了する。その後、図7のS50に進む。
(滞在時処理;図10)
続いて、図10を参照して、滞在時処理(図7のS44)の内容を説明する。S130では、制御部58は、収集装置20によって特定IDが最後に取得されてから第2期間(例えば60分)が経過したか否かを判断する。具体的に言うと、S130では、まず、制御部58は、メモリ60の収集情報記憶領域66と、特定の状態情報に含まれる判定時刻と、を参照して、前回の判定処理実行時(即ち、特定の状態情報に含まれる判定時刻)以前において、最後に取得された(即ち、前回の判定処理実行時以前において、取得時刻が最新である)特定のIDを含む収集情報(以下では、「最後の収集情報」と呼ぶ場合がある)を特定する。そして、制御部58は、最後の収集情報に含まれる取得時刻と、現在時刻と、を参照して、最後の収集情報に含まれる取得時刻から第2期間が既に経過しているか否かを判断する。この時点で既に第2期間が経過している場合、制御部58は、S130でYESと判断し、S132に進む。一方、この時点で第2期間が未経過である場合、制御部58は、S130でNOと判断し、S138に進む。
S138では、制御部58は、行動状態「滞在」を特定する。即ち、この時点において、行動状態が「滞在」のまま維持されたことを意味する。S138を終えるとS136に進む。
S132では、制御部58は、第2期間の経過前に、収集装置20によって特定IDが再取得されたか否かを判断する。具体的に言うと、S112では、制御部58は、メモリ60の収集情報記憶領域66を参照して、第2期間が経過した時刻よりも前の取得時刻と、特定IDと、を含む収集情報(以下では、「第2種の収集情報」と呼ぶ場合がある)が存在するか否かを判断する。収集情報記憶領域66内に第2種の収集情報が存在する場合には、制御部58は、S132でYESと判断し、S134に進む。一方、収集情報記憶領域66内に第2種の収集情報が存在しない場合には、制御部58は、S132でNOと判断し、S140に進む。
S134では、制御部58は、行動状態「滞在」を特定する。即ち、この時点において、行動状態が「滞在」のまま維持されたことを意味する。S134を終えるとS136に進む。
S140では、制御部58は、行動状態「退店」を特定する。即ち、この時点において、行動状態が「滞在」から「退店」に移行されたことを意味する。S140を終えるとS136に進む。
S136では、制御部58は、S134、S138、又は、S140で特定された行動状態と、この時点の時刻である判定時刻と、特定IDと、を含む状態情報を生成し、メモリ60の状態情報記憶領域68に新たに記憶させる。S136を終えると、図10の滞在時処理が終了する。その後、図7のS50に進む。
(通過時処理;図11)
続いて、図11を参照して、通過時処理(図7のS46)の内容を説明する。S150では、制御部58は、収集装置20によって特定IDが最後に取得されてから(即ち、収集装置20によって特定IDが新たに取得されてから)、第1期間より長い第3期間(例えば120分)が経過したか否かを判断する。具体的に言うと、S150では、上記の新規の収集情報に含まれる取得時刻から第3期間が経過しているか否かを判断する。この時点で既に第3期間が経過している場合、制御部58は、S150でYESと判断し、S152に進む。一方、この時点で第3期間が未経過である場合、制御部58は、S150でNOと判断し、S158に進む。
S158では、制御部58は、行動状態「通過」を特定する。即ち、この時点で、行動状態が「通過」のまま維持されたことを意味する。S158を終えるとS156に進む。
S152では、制御部58は、第3期間の経過前(即ち、第1期間の経過後であって第3期間の経過前)に、収集装置20によって特定IDが再取得されたか否かを判断する。具体的に言うと、S152では、制御部58は、メモリ60の収集情報記憶領域66を参照して、第1期間が経過した時刻よりも後であって第3期間が経過した時刻よりも前の取得時刻と、特定IDと、を含む収集情報(以下では、「第3種の収集情報」と呼ぶ場合がある)が存在するか否かを判断する。収集情報記憶領域66内に第3種の収集情報が存在する場合には、制御部58は、S152でYESと判断し、S154に進む。一方、収集情報記憶領域66内に第3種の収集情報が存在しない場合には、制御部58は、S152でNOと判断し、S160に進む。
S154では、制御部58は、行動状態「滞在」を特定する。即ち、この時点で、行動状態が「通過」から「滞在」に移行されたことを意味する。S154を終えるとS156に進む。
S160では、制御部58は、行動状態「不在」を特定する。即ち、この時点で、行動状態が「通過」から「不在」に移行されたことを意味する。S154を終えるとS156に進む。
S156では、制御部58は、S154、S158、又は、S160で特定された行動状態と、この時点の時刻である判定時刻と、特定IDと、を含む状態情報を生成し、メモリ60の状態情報記憶領域68に新たに記憶させる。S156を終えると、図11の通過時処理が終了する。その後、図7のS50に進む。
(退店時処理;図12)
続いて、図12を参照して、退店時処理(図7のS48)の内容を説明する。S170では、制御部58は、収集装置20によって特定IDが最後に取得されてから、第2期間より長い第4期間(例えば120分)が経過したか否かを判断する。具体的に言うと、S170では、上記の最後の収集情報に含まれる取得時刻から第4期間が経過しているか否かを判断する。この時点で既に第4期間が経過している場合、制御部58は、S170でYESと判断し、S172に進む。一方、この時点で第4期間が未経過である場合、制御部58は、S170でNOと判断し、S178に進む。
S178では、制御部58は、行動状態「退店」を特定する。即ち、この時点で、行動状態が「退店」のまま維持されたことを意味する。S178を終えるとS176に進む。
S172では、制御部58は、第4期間の経過前(即ち、第2期間の経過後であって第4期間の経過前)に、収集装置20によって特定IDが再取得されたか否かを判断する。具体的に言うと、S172では、制御部58は、メモリ60の収集情報記憶領域66を参照して、第2期間が経過した時刻よりも後であって第4期間が経過した時刻よりも前の取得時刻と、特定IDと、を含む収集情報(以下では、「第4種の収集情報」と呼ぶ場合がある)が存在するか否かを判断する。収集情報記憶領域66内に第4種の収集情報が存在する場合には、制御部58は、S172でYESと判断し、S174に進む。一方、収集情報記憶領域66内に第4種の収集情報が存在しない場合には、制御部58は、S172でNOと判断し、S180に進む。
S174では、制御部58は、行動状態「滞在」を特定する。即ち、この時点で、行動状態が「退店」から「滞在」に移行されたことを意味する。S174を終えるとS176に進む。
S180では、制御部58は、行動状態「不在」を特定する。即ち、この時点で、行動状態が「退店」から「不在」に移行されたことを意味する。S174を終えるとS176に進む。
S176では、制御部58は、S174、S178、又は、S180で特定された行動状態と、この時点の時刻である判定時刻と、特定IDと、を含む状態情報を生成し、メモリ60の状態情報記憶領域68に新たに記憶させる。S176を終えると、図12の通過時処理が終了する。その後、図7のS50に進む。
(判定処理の続き:図7のS50以降)
図7のS50では、制御部58は、この時点でメモリ60の状態情報記憶領域68に記憶されている1以上の状態情報に含まれる1以上の端末IDのすべてを特定したか否かを判断する。未特定の端末IDが存在する場合、制御部58は、S50でNOと判断し、S30に戻り、未特定の端末IDのうちの1個を新たに特定IDとして特定し、S32〜S48の各処理を実行する。一方、すべての端末IDが特定済みである場合、制御部58は、S50でYESと判断し、S52に進む。
S52では、制御部58は、新規な端末IDが存在するか否かを判断する。具体的には、制御部58は、メモリ60の収集情報記憶領域66と、状態情報記憶領域68と、を参照し、収集情報記憶領域66に含まれる各収集情報に含まれる各端末IDの中に、状態情報記憶領域68に含まれる各状態情報に含まれる各端末IDとは異なる新規な端末ID(以下では「新規ID」と呼ぶ場合がある)が1個以上存在するか否かを判断する。新規IDが存在する場合、制御部58は、S52でYESと判断し、S54に進む。一方、新規IDが存在しない場合、制御部58は、S52でNOと判断し、図7の判定処理を終了する。判定処理が終了すると、図6のS10、S20の監視に戻る。
S54では、制御部58は、1個以上の新規IDのうちの1個の新規IDを特定する。そして、S56では、制御部58は、行動状態「新規」を特定する。続くS58では、制御部は、S56で特定された行動状態と、この時点の時刻である判定時刻と、特定された新規IDと、を含む状態情報を生成し、メモリ60の状態情報記憶領域68に新たに記憶させる。S60では、制御部58は、1個以上の新規IDのすべてを特定したか否かを判断する。未特定の新規IDが存在する場合、制御部58は、S60でNOと判断し、S54に戻り、未特定の新規IDのうちの1個を新たに特定してS56〜S60の各処理を実行する。一方、すべての新規IDが特定済みである場合、制御部58は、S60でYESと判断し、図7の判定処理を終了する。判定処理が終了すると、図6のS10、S20の監視に戻る。
(具体的なケース;図13〜図15)
続いて、図13〜図15を参照して、図6〜図12のフローチャートによって実現される具体的なケースA〜Cを説明する。各ケースにおいて、N1、N2・・・等は、収集装置20によって端末IDが取得された取得タイミングを示す。また、T1、T2・・・等は、サーバ50の制御部58が判定処理(図7)を実行した判定タイミングを示す。
(ケースA;図13)
ケースAは、収集装置20がN1において特定IDを新たに取得し、その後、N10まで継続して特定IDを取得し、N10以降では特定IDが取得されなくなる場合の例である。T1の時点では、収集装置20は、端末IDを取得していない。そのため、T1では、制御部58は、行動状態「不在」を特定し、行動状態「不在」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図8のS104、S106)。
T2の時点では、収集装置20は、N1において特定IDを新たに取得している。そのため、T2では、制御部58は、行動状態「入店」を特定し、行動状態「入店」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図8のS102、S106)。
T3の時点では、収集装置20は、N1において特定IDを新たに取得した後、第1期間が経過するまでの間に、N2〜N6において特定IDを再取得している。そのため、T3では、制御部58は、行動状態「滞在」を特定し、行動状態「滞在」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図9のS114、S116)。
T4の時点では、収集装置20は、前回の判定タイミングであるT3の時点以降も継続して(即ち、特定IDを最後に取得したタイミングから第2期間が経過する前に)特定IDを取得している(N7〜N9参照)。そのため、T4では、制御部58は、行動状態「滞在」を引き続き特定し、行動状態「滞在」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図10のS138、S136)。
T5の時点では、収集装置20が特定IDを最後に取得したタイミングであるN10の時点から第2期間が未経過である。そのため、T5では、制御部58は、行動状態「滞在」を引き続き特定し、行動状態「滞在」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図10のS138、S136)。
T6の時点では、収集装置20が特定IDを最後に取得したタイミングであるN10の時点から第2期間が経過している。この時点では、収集装置20は特定IDを再取得していない。そのため、T6では、制御部58は、行動状態「退店」を特定し、行動状態「退店」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図10のS140、S136)。
T7の時点では、収集装置20が特定IDを最後に取得したタイミングであるN10の時点から第4期間が経過している。この時点でも、収集装置20は特定IDを再取得していない。そのため、T7では、制御部58は、行動状態「不在」を特定し、行動状態「不在」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図12のS180、S176)。
(ケースAの変形例)
この変形例では、収集装置20がN10以降、第2期間の経過後、第4期間の経過前のタイミングN11において特定IDを再取得する点がケースAとは異なる(図中破線部参照)。この場合、T7に変わるT7´(図中破線部参照)では、制御部58は、行動状態「滞在」を特定し、行動状態「滞在」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図12のS174、S176)。
(ケースB;図14)
ケースBは、収集装置20がN20において特定IDを新たに取得し、その後、特定IDが取得されなくなる場合の例である。T11の時点では、収集装置20は、端末IDを取得していない。そのため、T11では、制御部58は、行動状態「不在」を特定し、行動状態「不在」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図8のS104、S106)。
T12の時点では、収集装置20は、N20において特定IDを新たに取得している。そのため、T12では、制御部58は、行動状態「入店」を特定し、行動状態「入店」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図8のS102、S106)。
T13の時点では、収集装置20が特定IDを新たに取得したタイミングであるN20の時点から第1期間が経過している。この時点では、収集装置20は特定IDを再取得していない。そのため、T13では、制御部58は、行動状態「通過」を特定し、行動状態「通過」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図9のS120、S116)。
T14の時点では、収集装置20が特定IDを新たに取得したタイミングであるN20の時点から第3期間が経過している。この時点でも、収集装置20は特定IDを再取得していない。そのため、T14では、制御部58は、行動状態「不在」を特定し、行動状態「不在」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図11のS160、S156)。
(ケースBの変形例)
この変形例では、収集装置20がN20以降、第1期間の経過後、第3期間の経過前のタイミングN21において特定IDを再取得する点がケースBとは異なる(図中破線部参照)。この場合、T14に変わるT14´(図中破線部参照)では、制御部58は、行動状態「滞在」を特定し、行動状態「滞在」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図11のS154、S156)。
(ケースC;図15)
ケースCは、収集装置20がN30において特定IDを新たに取得し、その後、N32までの短期間だけ継続して特定IDを取得し、N32以降では特定IDが取得されなくなる場合の例である。T21の時点では、収集装置20は、端末IDを取得していない。そのため、T21では、制御部58は、行動状態「不在」を特定し、行動状態「不在」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図8のS104、S106)。
T22の時点では、収集装置20は、N30において特定IDを新たに取得している。そのため、T22では、制御部58は、行動状態「入店」を特定し、行動状態「入店」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図8のS102、S106)。
T23の時点では、収集装置20は、N30において特定IDを新たに取得した後、第1期間が経過するまでの間に、N31、N32において特定IDを再取得している。そのため、T23では、制御部58は、行動状態「滞在」を特定し、行動状態「滞在」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図9のS114、S116)。
T24の時点では、収集装置20が特定IDを最後に取得したタイミングであるN32の時点から第2期間が経過している。この時点では、収集装置20は特定IDを再取得していない。そのため、T24では、制御部58は、行動状態「退店」を特定し、行動状態「退店」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図10のS140、S136)。
T25の時点では、収集装置20が特定IDを最後に取得したタイミングであるN32の時点から第4期間が経過している。この時点でも、収集装置20は特定IDを再取得していない。そのため、T25では、制御部58は、行動状態「不在」を特定し、行動状態「不在」を含む状態情報をメモリ60に記憶させる(図12のS180、S176)。
(閲覧画面の具体例;図16〜図19)
続いて、図16〜図19を参照して、端末装置100の制御部108が、サーバ50から取得する出力対象情報及びグラフィック表示プログラムを利用して表示部102に表示させる閲覧画面の例について説明する。
図16の閲覧画面は、遊技店10の所定期間(例えば1時間)における各ユーザの行動状態を示す。例えば、遊技店10の周囲には、「新規」、「入店」、「通過」、「退店」、「滞在」の各行動状態が表示されている。各行動状態とともに示されている数字は、当該行動状態で行動していたユーザの人数を示す。例えば、「新規33」は、行動状態が「新規」であったユーザが33人であったこと(即ち、収集装置20によって新規の端末IDが33個取得されたこと)を示す。図16の例では、行動状態「不在」の人数が表示されていないが、他の例では、行動状態「不在」の人数も表示してもよい。端末装置100のユーザは、図16の閲覧画面を見ることにより、所定期間内の遊技店10の近傍のユーザの動向を把握することができる。
図17の閲覧画面は、遊技店10の近傍に設置されている収集装置20A及び収集装置20Bの端末IDの取得実績を示す。図17に示されている取得実績は、収集装置20A、20Bの取得実績の合算値である。図17の閲覧画面では、端末ID(例えば図17中の「00:01:8E:F9:1D:A6」等)毎に、収集装置20が端末IDを取得している期間がプロット表示されている。プロットの表示濃度が高いほど、当該端末IDが集中して繰り返し取得されていたことを示す。また、図17の閲覧画面では、午前に端末IDが取得されたことと、午後に端末IDが取得されたこととを、異なる色のプロットを用いて表示している。図17の閲覧画面を見ることにより、端末ID毎の遊技店10への来店動向を把握することができる。また、端末装置100のユーザは、操作部104に適宜操作を加えることにより、図17の閲覧画面の表示内容を変えることができる。例えば、ユーザは、閲覧画面に表示される端末IDを変えたり、プロット表示期間を変えたりすることができる。
図18の閲覧画面は、遊技店10の来店人数を日毎に示している。図18の閲覧画面では、1日毎の来店人数を棒グラフで示している。棒グラフ内は、「滞在」の人数と「新規」の人数を区別できるように色分け表示されている。また、ユーザの操作に応じて、「滞在」の人数と「新規」の人数に代えて、「入店」「退店」「通過」の各人数を表示させることもできる。
図19の閲覧画面は、遊技店10の特定の1日(2015年11月24日)における時間帯別の来店人数を棒グラフで示している。棒グラフ内は、「滞在」の人数と「新規」の人数を区別できるように色分け表示されている。また、ユーザの操作に応じて、「滞在」の人数と「新規」の人数に代えて、「入店」「退店」「通過」の各人数を表示させることもできる。
図16〜図19の例では、端末装置100の制御部108が、サーバ50から取得する出力対象情報及びグラフィック表示プログラムを利用して表示部102に表示させる閲覧画面の例について説明したが、サーバ50の制御部58が、生成された出力対象情報と、メモリ60内のグラフィック表示プログラム64とを利用して閲覧画面を生成し、表示部52に表示させる場合も、上記と同様である。
(作用効果)
上記の通り、本実施例では、サーバ50は、収集装置20から取得される収集情報をメモリ60に蓄積させる。そして、サーバ50は、判定タイミングが到来する場合に(図6のS10でYES)、端末ID毎の行動状態を判定し(S12)、判定された行動状態を示す状態情報をメモリ60に記憶させる(図8のS106、図9のS116、図10のS136、図11のS156、図12のS178、図7のS58)。そして、サーバ50は、出力タイミングが到来する場合に(図6のS20でYES)、メモリ60に記憶された収集情報及び状態情報のうちの少なくとも状態情報を利用して、出力対象情報を生成し、出力する(S22、S24)。サーバ50の利用者は、出力された出力対象情報に基づいて表示される閲覧画面(図16〜図19参照)を見ることにより、収集装置20の近傍に存在した端末ID(即ちユーザ)の行動状態を把握することができる。このように、本実施例では、サーバ50の利用者は、ユーザの行動状態(例えば、入店した、通過した、滞在した、退店した、新規ユーザか否か、来店しなくなったか否か、どのエリアから来ているのか、来店頻度、等の各種動向)を適切に分析することができる。
本実施例では、サーバ50は、図7のS32〜S38において、メモリ60に記憶されている特定IDに対応する1以上の状態情報のうちの最新の状態情報に含まれる行動状態が、「不在」、「入店」、「新規」、「滞在」、「通過」、「退店」のいずれを示すのかを判断し、その判断結果と、メモリ60に記憶されている収集情報と、を用いて、特定IDの行動状態を判定する(S40〜S48)。即ち、サーバ50は、以前判定されてメモリ60に記憶された状態情報を用いて行動状態を判定することができる。サーバ50は、ユーザの行動状態をより適切に判定することができる。
本実施例では、サーバ50は、不在時処理(図8)、入店時処理(図9)、滞在時処理(図10)、通過時処理(図11)、退店時処理(図12)を実行することにより、最新の状態情報に含まれる行動状態が、「不在」、「入店」、「新規」、「滞在」、「通過」、「退店」のうちのどの状態を示す場合においても、端末IDの行動状態がどのように変化したのかを適切に判定することができる。
本実施例では、サーバ50は、端末装置100から出力指示を取得した場合、又は、サーバ50の操作部54において出力指示操作が入力された場合に、出力タイミングが到来したと判断する(S20でYES)。即ち、本実施例によると、サーバ50の利用者等は、所望のタイミングでサーバに出力対象情報を出力させることができる。
本実施例では、サーバ50は、2個の収集装置20A、20Bと通信可能であり、収集装置20A、20Bのそれぞれから収集情報を取得する。サーバ50は、収集装置20A、20Bのそれぞれから取得される収集情報に基づいて、行動状態を判定することができる。サーバの利用者は、より広範囲におけるユーザの行動状態を適切に分析することができる。
(対応関係)
本実施例と請求項の対応関係を説明しておく。サーバ50が「管理装置」の一例である。メモリ60が「記憶装置」の一例である。端末IDが「識別情報」の一例である。「不在」が「第1状態」の一例である。「入店」及び「新規」が「第2状態」の一例である。「滞在」が「第3状態」の一例である。「通過」が「第4状態」の一例である。「退店」が「第5状態」の一例である。
以上、本明細書で開示する技術の実施例を詳細に説明したが、上記の実施例は例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例を採用してもよい。
(変形例1)上記の実施例では、管理システム2は、遊技店10の近傍に存在するユーザの行動状態を分析及び管理するためのシステムである。これに限られず、管理システムは、一般家庭の住人や、企業の従業員等の行動状態を分析及び管理するためのシステムであってもよい。その場合、「不在」、「入店(新規)」、「滞在」、「通過」、「退店」の各状態は、それぞれ、「不在」、「帰宅(出社)」、「在宅(在社)」、「通過」、「外出(退社)」の各状態に置き換えられていてもよい。
(変形例2)上記の実施例では、サーバ50の制御部58は、端末装置100から出力指示を取得すると(図6のS20でYES)、出力指示で指定される出力対象情報とともに、グラフィック表示プログラム64を端末装置100に供給している。これには限られず、制御部58は、端末装置100から出力指示を取得すると、出力指示で指定される出力対象情報のみを供給してもよい。その場合、端末装置100が、予めグラフィック表示プログラムを記憶していればよい。端末装置100は、記憶されているグラフィック表示プログラムを利用して、取得された出力対象情報に基づいて、閲覧画面を生成して表示してもよい。また、さらに別の変形例では、制御部58は、端末装置100から出力指示を取得すると、出力指示で指定される出力対象情報のみを供給し、端末装置100は、取得された出力対象情報に基づいて、上記グラフィック表示プログラムを利用せずに、取得された出力対象情報に基づいて、閲覧画面を生成して表示してもよい。
(変形例3)上記の実施例では、各収集装置20A、20Bは、遊技店10の近傍に設置されている。収集装置の配置位置はこれに限られず、これら以外の位置(例えば、遊技店10の最寄駅、遊技店10の近くの商店の近傍、商店街中の所定箇所等)に設置されていてもよい。また、設置される収集装置の数も、2個に限られず、3個以上であってもよい。また、1個であってもよい。また、収集装置は、所定の位置に設置されるものに限られず、車両に搭載されて移動するものであってもよい。この変形例によると、サーバ50は、様々な場所に設置される収集装置から収集情報を取得することができる。サーバ50の利用者、端末装置100の利用者等は、閲覧画面を見ることにより、ユーザUの動向(具体的には、ユーザUの移動範囲、動線、移動傾向等)をより詳細に分析することができる。
(変形例4)上記の実施例では、サーバ50の利用者、端末装置100の利用者等は、閲覧画面を見ることにより、ユーザUの動向を分析することができる。例えば、1つの特定の端末IDに着目し、収集装置20が特定の端末IDを取得した時間帯を分析することにより、当該特定の端末IDに対応するユーザUの動線を割り出すようにしてもよい。このように、サーバ50の利用者、端末装置100の利用者等は、閲覧画面を見ることにより、様々な角度からユーザUの動向を分析することができる。
(変形例5)上記の実施例では、収集装置20と、ユーザUが所持する携帯端末PTとの間で実行される近距離無線通信は、Wi−Fi方式に従った無線通信である。収集装置20と、ユーザUが所持する携帯端末PTとの間で実行される近距離無線通信は、これには限られず、例えば、BLE(Bluetooth(登録商標)Low Energyの略)方式に従った無線通信、光を使った無線通信、音を使った無線通信等、任意の近距離無線通信であってもよい。例えば、BLE方式に従った無線通信が行われる場合、遊技店10の近傍には、収集装置20に代えて、ID発信装置が設置されていてもよい。その場合、ID発信装置は、所定のIDを繰り返し自機の送信範囲内に送信するようにしてもよい。その場合、ID発信装置の送信範囲に入った携帯端末PTは、BLE方式に従った近距離無線通信により、ID発信装置から所定のIDを取得する。携帯端末PTは、所定のIDを取得すると、自機の端末IDをサーバ50に送信するようにしてもよい。この変形例の場合、サーバ50が「収集装置」の一例である。
(変形例6)上記の実施例における第1〜第4期間の長さはあくまで一例であり、これに限定されるものではない。即ち、第3期間が第1期間より長く、第4期間が第2期間より長い期間であれば、各期間は任意の長さであってもよい。
(変形例7)上記の実施例では、図6のS20において、制御部58は、端末装置100から出力指示を取得した場合、又は、サーバ50の操作部54において所定の出力指示操作が入力された場合に、S20でYESと判断している。これに限られず、制御部58は、前回の出力(S24)時から所定期間が経過した場合等、予め定められた出力条件が成立する場合に、S20でYESと判断してもよい。
また、本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:管理システム
4:インターネット
10:遊技店
20(20A、20B):収集装置
22:制御部
24:メモリ
26:第1通信I/F
28:第2通信I/F
50:サーバ
52:表示部
54:操作部
56:通信I/F
58:制御部
60:メモリ
62:処理プログラム
64:グラフィック表示プログラム
66:収集情報記憶領域
68:状態情報記憶領域
100:端末装置
102:表示部
104:操作部
106:通信I/F
108:制御部
110:メモリ
PT:携帯端末
R:通信範囲
U:ユーザ

Claims (11)

  1. 複数の携帯端末のそれぞれから当該携帯端末に関係する識別情報を近距離無線通信によって取得する収集装置と通信可能な管理装置であって、
    前記管理装置は、
    前記収集装置から、前記複数の携帯端末のそれぞれについて、前記識別情報を含む収集情報を取得する取得部と、
    取得される前記収集情報を記憶装置に記憶させる第1記憶制御部と、
    所定の判定タイミングが到来する場合に、前記記憶装置に記憶されている前記収集情報を用いて、既に前記記憶装置に記憶されている複数の前記識別情報のそれぞれについて、当該識別情報に対応する行動状態を判定する判定部と、
    判定された前記行動状態を示す状態情報を、前記記憶装置に記憶させる第2記憶制御部と、
    所定の出力タイミングが到来する場合に、前記記憶装置に記憶されている前記状態情報を出力する出力部と、
    を備え
    前記判定部は、前記複数の携帯端末の前記識別情報のうち、特定の識別情報について、所定期間に亘って前記収集情報に含まれない場合に、前記特定の識別情報に対応する行動状態が不在を表す第1状態と判定する、管理装置。
  2. 前記判定部は、前記記憶装置に記憶されている前記収集情報と、前記記憶装置に記憶されている前記状態情報と、を用いて、前記行動状態を判定する、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記判定部は、
    前記記憶装置に記憶されている前記状態情報が示す前記行動状態が、過去の所定期間以上に亘って前記収集装置が前記識別情報を取得しなかったことに関係する前記第1状態である場合において、
    (a)前記記憶装置に記憶されている前記収集情報が、前記収集装置が前記識別情報を新たに取得したことを示す場合に、前記行動状態を、前記第1状態とは異なる状態であって、前記収集装置が前記識別情報を新たに取得したことに関係する第2状態であると判定し、
    (b)前記記憶装置に記憶されている前記収集情報が、前記収集装置が前記識別情報を新たに取得しなかったことを示す場合に、前記行動状態を、前記第1状態であると判定する、
    請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記判定部は、
    前記記憶装置に記憶されている前記状態情報が示す前記行動状態が、前記収集装置が前記識別情報を新たに取得したことに関係する第2状態である場合において、
    (c)前記記憶装置に記憶されている前記収集情報が、前記収集装置が前記識別情報を新たに取得した後、第1期間が経過する前に前記識別情報を再取得したことを示す場合に、前記行動状態を、前記第2状態とは異なる状態であって、前記収集装置が、前記識別情報を再取得したことに関係する第3状態であると判定し、
    (d)前記記憶装置に記憶されている前記収集情報が、前記収集装置が前記識別情報を新たに取得した後、前記第1期間が経過する前に前記識別情報を再取得しなかったことを示す場合に、前記行動状態を、前記第2状態とは異なる状態であって、前記収集装置が前記識別情報を新たに取得した後、前記第1期間が経過する前に前記識別情報を再取得しなかったことに関係する第4状態であると判定する、
    請求項2又は3に記載の管理装置。
  5. 前記判定部は、
    前記記憶装置に記憶されている前記状態情報が示す前記行動状態が、前記収集装置が、前記識別情報を再取得したことに関係する第3状態である場合において、
    (e)前記記憶装置に記憶されている前記収集情報が、前記収集装置が前記識別情報を最後に取得した後、第2期間が経過する前に前記識別情報を再取得したことを示す場合に、前記行動状態を、前記第3状態であると判定し、
    (f)前記記憶装置に記憶されている前記収集情報が、前記収集装置が前記識別情報を最後に取得した後、前記第2期間が経過する前に前記識別情報を再取得しなかったことを示す場合に、前記行動状態を、前記第3状態とは異なる状態であって、前記収集装置が前記識別情報を最後に取得した後、前記第2期間が経過する前に前記識別情報を再取得しなかったことに関係する第5状態であると判定する、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の管理装置。
  6. 前記判定部は、
    前記記憶装置に記憶されている前記状態情報が示す前記行動状態が、前記収集装置が前記識別情報を新たに取得した後、第1期間が経過する前に前記識別情報を再取得しなかったことに関係する第4状態である場合において、
    (g)前記記憶装置に記憶されている前記収集情報が、前記収集装置が前記識別情報を新たに取得した後、前記第1期間より長い第3期間が経過する前に前記識別情報を再取得したことを示す場合に、前記行動状態を、前記収集装置が、前記識別情報を再取得したことに関係する第3状態であると判定し、
    (h)前記記憶装置に記憶されている前記収集情報が、前記収集装置が前記識別情報を新たに取得した後、前記第3期間が経過する前に前記識別情報を再取得しなかったことを示す場合に、前記行動状態を、過去の所定期間以上に亘って前記収集装置が前記識別情報を取得しなかったことに関係する前記第1状態であると判定する、
    請求項2から5のいずれか一項に記載の管理装置。
  7. 前記判定部は、
    前記記憶装置に記憶されている前記状態情報が示す前記行動状態が、前記収集装置が前記識別情報を新たに取得した後で前記識別情報を再取得し、かつ、前記収集装置が前記識別情報を最後に取得した後、第2期間が経過する前に前記識別情報を再取得しなかったことに関係する第5状態である場合において、
    (i)前記記憶装置に記憶されている前記収集情報が、前記収集装置が前記識別情報を最後に取得した後、前記第2期間よりも長い第4期間が経過する前に前記識別情報を再取得したことを示す場合に、前記行動状態を、前記収集装置が、前記識別情報を再取得したことに関係する第3状態であると判定し、
    (j)前記記憶装置に記憶されている前記収集情報が、前記収集装置が前記識別情報を最後に取得した後、前記第4期間が経過する前に前記識別情報を再取得しなかったことを示す場合に、前記行動状態を、過去の所定期間以上に亘って前記収集装置が前記識別情報を取得しなかったことに関係する前記第1状態であると判定する、
    請求項2から6のいずれか一項に記載の管理装置。
  8. 前記出力タイミングは、前記管理装置に出力指示が入力されるタイミングである、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の管理装置。
  9. 前記管理装置は、複数個の前記収集装置と通信可能であり、
    前記取得部は、前記複数個の収集装置のそれぞれから前記収集情報を取得し、
    前記第1記憶制御部は、取得される複数個の前記収集情報を前記記憶装置に記憶させ、
    前記判定部は、前記所定期間毎に、前記記憶装置に記憶されている前記複数個の収集情報を用いて、前記行動状態を判定する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の管理装置。
  10. 前記識別情報は、前記携帯端末が有するBSSID(Basic Service Set Identifierの略)である、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の管理装置。
  11. 複数の携帯端末のそれぞれから当該携帯端末に関係する識別情報を近距離無線通信によって取得する収集装置と通信可能な管理装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記管理装置に、以下の各処理、即ち、
    前記収集装置から、前記複数の携帯端末のそれぞれについて、前記識別情報を含む収集情報を取得する取得処理と、
    取得される前記収集情報を記憶装置に記憶させる第1記憶制御処理と、
    所定の判定タイミングが到来する場合に、前記記憶装置に記憶されている前記収集情報を用いて、既に前記記憶装置に記憶されている複数の前記識別情報のそれぞれについて、当該識別情報に対応する行動状態を判定する判定処理と、
    判定された前記行動状態を示す状態情報を、前記記憶装置に記憶させる第2記憶制御処理と、
    所定の出力タイミングが到来する場合に、前記記憶装置に記憶されている前記状態情報を出力する出力処理と、
    を実行させ
    前記判定処理では、前記複数の携帯端末の前記識別情報のうち、特定の識別情報について、所定期間に亘って前記収集情報に含まれない場合に、前記特定の識別情報に対応する行動状態が不在であると判定する、コンピュータプログラム。
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