JP6724222B1 - 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム - Google Patents

順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サービスを提供できない時間帯を考慮して、利用者に正確な待ち時間を提示できるようにする。【解決手段】施設における順番待ちを管理する順番管理システムであって、利用者による施設への順番待ちの登録を受け付ける受付装置と、受付装置を介して取得した順番待ちの登録の情報を、施設の順番待ちリストに登録する順番待ち情報登録部と、利用者に提示する予想待ち時間を算出する待ち時間算出部と、を備え、待ち時間算出部は、順番待ちリストに登録されている順番待ち組の登録数に基づいて待ち時間を算出し、現在時刻に待ち時間を加算した予想案内時刻が、施設を利用できない時間帯に含まれる場合には、待ち時間に時間帯の長さを加算した時間を予想待ち時間とする。【選択図】図3

Description

本発明は、順番管理システム、順番管理装置、およびプログラムに関する。
従来、レストランやアミューズメント施設、病院、銀行、役所等においては、そのサービスを待つ顧客の順番待ちを管理するために、種々の順番管理システムが採用されている。
例えば、特許文献1には、順番待ちのできる複数の施設に対して同時に予約管理サービスを提供する予約管理システムが記載されており、ユーザは、Webや、電話や、店頭端末から順番待ち予約の申し込みをできることが記載されている。また、店舗端末には、概算の待ち時間が表示されることが記載されている。
特開2005−50002号公報
従来の順番管理システムにおいては、店舗端末に表示される予想待ち時間は、1組あたりの平均待ち時間に待ち組数を積算したものである。しかし、医療機関やアミューズメント施設などでは、昼休みや設備のメンテナンス時間など、サービスを停止する時間帯があるため、このような時間帯を考慮せずに一律に待ち時間を計算すると、実態と合わなくなるという問題があった。
本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、サービスを提供できない時間帯を考慮して、利用者に正確な待ち時間を提示できるようにすることを目的の一つとする。
本発明の一実施形態に係る順番管理システムは、施設における順番待ちを管理する順番管理システムであって、利用者による前記施設への順番待ちの登録を受け付ける受付装置と、前記受付装置を介して取得した順番待ちの登録の情報を、前記施設の順番待ちリストに登録する順番待ち情報登録部と、前記利用者に提示する予想待ち時間を算出する待ち時間算出部と、を備え、前記待ち時間算出部は、前記順番待ちリストに登録されている順番待ち組の登録数に基づいて待ち時間を算出し、現在時刻に前記待ち時間を加算した予想案内時刻が、前記施設を利用できない時間帯に含まれる場合には、前記待ち時間に前記時間帯の長さを加算した時間を前記予想待ち時間とするものである。
また、前記予想案内時刻が前記時間帯に含まれる場合には、前記受付装置を介して、前記利用者から、順番の到来が前記時間帯の後であってもよいかどうかの承認情報を取得する承認情報取得部と、順番の到来が前記時間帯の後であってもよいとの承認が得られなかった利用者については、前記時間帯の開始までに順番が到来しなかった場合には、前記順番待ちリストへの登録を取り消す処理を行う取消処理部と、を備えるようにしてもよい。
また、前記承認情報取得部は、前記予想案内時刻から前記時間帯の開始時刻までの時間が閾値以下の場合には、前記利用者から、順番の到来が前記時間帯の後であってもよいかどうかの承認情報を取得するようにしてもよい。
また、前記承認情報取得部は、順番待ちの登録後に、前記予想案内時刻が前記時間帯に含まれるようになった場合には、当該利用者の所持するユーザ端末を介して、前記利用者から、順番の到来が前記時間帯の後であってもよいかどうかの承認情報を取得するようにしてもよい。
本発明によれば、サービスを提供できない時間帯を考慮して、利用者に正確な待ち時間を提示できるようにすることができる。
本発明の実施形態に係る順番管理システム1の概略構成を示す図。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1における順番待ちの受付登録処理のフローチャート。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1における予想待ち時間の計算処理のフローチャート。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1における予想案内時刻が休憩時間後になる場合の受付完了画面を例示する図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態では、クリニックAにおける順番待ち管理の例について説明するが、その他、アミューズメント施設、ショッピングモール、イベント会場、レストラン、銀行、役所など、施設利用者の順番待ちの管理を行うあらゆる施設に適用できる。
図1は、本実施形態に係る順番管理システム1の概略構成を示す図である。図1に示すように、順番管理システム1は、管理センター等に設置された順番管理サーバ100と、施設の入口付近などに設置された順番管理端末(受付装置)200と、ユーザ端末300を含んでいる。順番管理サーバ100は、順番管理端末200およびユーザ端末300と通信ネットワークNを介して接続されている。なお、図1には1つの順番管理端末200が図示されているが、実際には1つの施設で複数の順番管理端末200が使用されていてもよい。
施設(ここではクリニックA)の利用者は、順番管理端末200を操作して、施設への順番待ちを登録することができる。また、ユーザ端末300を操作して順番待ちの登録、待ち時間の確認、順番が来た際の呼出の受信などをすることができる。また、施設の従業者等は、順番管理端末200を操作して、利用者に代わって順番待ちを登録したり、順番待ちリストに登録されている順番待ち組のステータスを更新したりする。
順番管理サーバ100は、順番管理端末200やユーザ端末300を介して登録される順番待ちを施設毎に管理する。本実施形態では、1つの施設の順番待ちの管理を例に説明するが、順番管理サーバ100は、実際には複数の施設に設置されている順番管理端末200と接続され、各施設の順番待ちを管理している。順番管理サーバ100は、汎用的なコンピュータによって構成され、そのコンピュータにおいてサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現する。順番管理サーバ100を構成するコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。
順番管理サーバ100は、施設ごとに順番管理端末200を管理するための管理データベース110と、プロセッサ(待ち時間算出部、承認情報取得部、取消処理部)120と、を備えている。管理データベース110は、クライアント管理テーブルTA1と、ステータス管理テーブルTA2を備えている。
クライアント管理テーブルTA1には、施設毎に、順番管理端末200に対して付与されている固有のIDとパスコード(アカウント)が登録されている。クライアント管理テーブルTA1の1レコードには、例えば「クリニックA」のレコードとして、「ID:A1・・・」、「パスコード:AA2・・・」等が設定されている。これらの情報は、例えば、システム導入の際に各施設で順番待ちの管理を行う管理者(例えば、施設のオーナーなど)によって設定される。なお、1施設で複数の順番管理端末200を利用する場合には、同一のIDとパスコードを利用してもよいが、例えば一定の条件に従い、複数のIDとパスワードを使い分けるようにしてもよい。
ステータス管理テーブルTA2には、各施設での順番待ちリストが登録されている。この順番待ちリストは、順番待ちをしている者(順番待ち組)の一覧と、各々の順番待ち組の待ち状況をあらわす情報(ステータス情報)が含まれる。順番待ちリストの1レコードには、受付番号「1」、受付時刻「13:03」、受付項目「内科」、ステータス「待ち中」等の情報が含まれている。その他、診察券番号、保険証番号、氏名、連絡先(メールアドレス、電話番号)などの情報も含むことができる。
ステータスには、順番到来前の状態である「待ち中」、順番が来たことを知らせた状態である「呼出中」、順番が来た者を実際に席に案内した状態である「案内済」、さらに順番待ちをキャンセルした状態である「取消済」等が含まれる。ステータスとしてどのような項目を設定するかは各施設の管理者等が適宜設定および変更可能となっている。受付項目は、ここでは受診を希望する診療科(内科、眼科、耳鼻科、皮膚科等)である。
なお、順番待ちリストに含める情報は、各施設の管理者等が適宜設定および変更可能となっている。順番待ちリストの内容は、順番管理端末200から送信される順番待ちリストへの新規登録情報、またはステータスの更新情報(詳細は後述)に基づいて更新される。
プロセッサ120は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、ROM等の記憶手段に格納されている各種プログラムを実行することで順番管理サーバ100の各部を中枢的に制御する。また、プロセッサ120は、順番管理端末200、ユーザ端末300と連携して順番待ちを管理するためのコンピュータプログラム(順番管理アプリケーション)も実行する。
通信ネットワークNは、順番管理サーバ100と順番管理端末200、ユーザ端末300との間などで、相互に情報を送受信可能な通信網を含む。通信ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
順番管理端末200は、タブレット端末や、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、スマートフォン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)など、通信ネットワークNを介して順番管理サーバ100とデータの授受が可能なあらゆる端末装置を利用することができる。なお、順番管理端末200は、1施設で複数台利用することもできる。順番管理端末200は、利用者が順番待ちの受付登録のために利用する端末や、従業者が順番待ちリストの内容の確認や、各順番待ち組のステータスの更新操作に用いる端末として利用することができる。
図1に示すように、順番管理端末200は、プロセッサ210と、入力装置220と、表示装置230と、通信インタフェース240と、記憶資源250を備えている。順番管理端末200は、施設に来たゲストや、施設の従業者がタッチパネルなどの入力装置220を操作することで、順番待ちリストへの登録やステータスの更新等の入力を受け付ける。
プロセッサ210は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、記憶資源250に格納されている各種プログラムを実行することで順番管理端末200の各部を中枢的に制御する。各種レジスタは、例えば、プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等である。
入力装置220は、順番待ちリストへの登録やステータスの更新等の入力を受け付けるための各種操作ボタンやタッチパネルを備えている。
表示装置230は、順番待ちリストや、受付画面やステータス管理画面を表示するための装置であり、例えば液晶ディスプレイにより構成される。
通信インタフェース240は、通信ネットワークNに接続し、通信ネットワークNを介して他の装置と通信をするためのハードウェアモジュールである。通信インタフェース240は、例えば、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルモデム、光モデム、ソフトモデム等の変調復調装置である。
記憶資源250は、例えば、物理デバイスの記憶領域が提供する論理デバイスである。物理デバイスは、例えば、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
記憶資源250には、オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、各種データ等が格納される。ドライバプログラムとしては、例えば、通信インタフェース240を制御するための通信インタフェースドライバプログラム等がある。また、記憶資源250には、これら各種プログラムや各種データのほか、プロセッサ210が実行することにより、順番管理サーバ100と連携して順番待ちを管理するコンピュータプログラム(アプリケーション)が記憶されている。
ユーザ端末300は、施設の利用者が携帯する、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ウェアラブルデバイス、ノートPC(パーソナルコンピュータ)などの端末である。ユーザ端末300は、プロセッサ310、各種操作ボタンやタッチパネルなどの入力装置320、液晶ディスプレイなどの表示装置330、通信ネットワークNに接続するための通信インタフェース340、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)などの記憶資源350を備えている。記憶資源350には、これら各種プログラムや各種データのほか、順番管理システム1のサービスを利用するためのコンピュータプログラム(専用アプリ)が記憶されている。
(順番待ちの受付登録)
次に、順番管理システム1による順番待ちの受付登録処理について図2のフローチャートを用いて説明する。受付登録を行う利用者は、施設の入り口付近に設置された順番管理端末200を操作して受付登録を行う。
まず、順番管理端末200は通信インタフェース240を介して、順番管理サーバ100からステータス管理テーブルTA2に登録されている順番待ちリストの情報を受信する(ステップS101)。
順番管理端末200は、受信した順番待ちリストの情報に基づいて、表示装置230に受付案内画面を表示する(ステップS102)。受付案内画面には、現在の順番待ち組数や予想待ち時間などが表示される。予想待ち時間の算出方法については後述する。また、受付登録をする場合にタッチするボタンと、タッチ操作を促すメッセージなどが表示される。
利用者が、表示装置230に表示されたボタンにタッチすると、受付登録画面が表示される(ステップS103)。受付登録画面には、受付登録に必要な項目の選択、入力を促すメッセージや、診療科の選択ボタンなどが表示される。また、順番が到来した際に、電話やメールによる呼出しを希望する利用者は、受付登録画面において、連絡先の電話番号またはメールアドレスを登録することができる。
表示された受付登録画面に対して利用者が操作入力を行い、順番待ちの受付登録に必要な情報(受信する診療科、保険証番号、診察券番号、連絡先等)の入力を完了すると、順番管理端末200は、新規登録情報として、順番管理サーバ100に送信する(ステップS104)。
順番管理サーバ100は、順番管理端末200から新規登録情報を受信すると、受信した新規登録情報に基づいて、その施設の順番待ちリストに順番待ちを1組新たに追加する処理を行い、ステータス管理テーブルTA2を更新する(ステップS105)。
順番管理サーバ100は、順番管理端末200に受付完了画面を表示させる(ステップS106)。受付完了画面には、受付番号や、現時点での予想待ち時間等が表示される。また、順番券を受け取るよう促すメッセージが表示され、利用者は、順番管理端末200に接続されたプリンタから印刷される順番券を受け取ることができる。
順番券には、受付番号と対応付けられた二次元コードが印刷されている。利用者が自身のユーザ端末300を利用して順番券に印刷された二次元コードを読み取ると、ユーザ端末300の表示装置330に、現在の順番待ち状況(現状の待ち組数や予想待ち時間など)が表示される。また、利用者が、二次元コードを読み込むことによって表示される案内にしたがって電話番号やメールアドレスを入力することにより、順番が到来した際に電話またはメールによるメッセージを受信したり、順番が近づいたときにリマインドメッセージを受信したりすることができる。
(予想待ち時間の計算)
次に、順番管理システム1による予想待ち時間の計算処理について図3のフローチャートを用いて説明する。予想待ち時間は、受付画面や、受付登録後の受付完了画面に表示される。また、順番待ちを登録した利用者がユーザ端末300から問い合わせを行った際に、ユーザ端末300に表示される。予想待ち時間は、表示を行う度に、順番待ちリストに登録されている最新の順番待ち組数に基づいて算出される。
順番管理サーバ100は、順番待ちリストに登録されている順番待ち組数を取得する(ステップS201)。順番待ち組数は、順番待ちリストに登録されているレコードのうち、ステータスが「待ち中」であるレコードの件数である。
順番管理サーバ100は、予め設定された1待ち組当たりの目安待ち時間に、取得した順番待ち組数を掛けることにより、仮の待ち時間を算出する(ステップS202)。例えば、目安待ち時間が15分、順番待ち組数が2組の場合には、仮の待ち時間は30分となる。
次に、順番管理サーバ100は、現在時刻に算出した仮の待ち時間を加算することにより、予想案内時刻を算出する(ステップS203)。例えば、現在時刻が11時33分で、仮の待ち時間が30分の場合は、予想案内時刻は12時3分となる。
次に、順番管理サーバ100は、予想案内時刻がサービスを停止する時間帯(施設を利用できない時間帯)に含まれていないか否かを判断する(ステップS204)。例えば、クリニックAでは、12時〜13時が休憩時間であり、その時間帯は診療を行わない場合には、予想案内時刻が12時〜13時に入っていないか否かを判断する。
予想案内時刻が上記の時間帯に含まれる場合には(ステップS204:YES)、順番管理サーバ100は、仮の待ち時間に上記時間帯の長さを加算した時間を予想待ち時間とする(ステップS205)。例えば、予想案内時刻が12時3分であれば、休憩時間に含まれるため、予想待ち時間は、仮の待ち時間(30分)に、休憩時間の長さ(60分)を加算して90分となる。
一方、予想案内時刻が上記の時間帯に含まれない場合には(ステップS204:NO)、順番管理サーバ100は、仮の待ち時間をそのまま予想待ち時間とする(ステップS206)。例えば、予想案内時刻が11時50分であれば、予想待ち時間は30分となる。
順番管理サーバ100は、算出された予想待ち時間を、受付画面や、受付登録後の受付完了画面、ユーザ端末300の問い合わせ画面などに表示する。
なお、受付画面には、休憩時間後の案内になる可能性があることを知らせるメッセージを併せて表示するようにしてもよい。
また、予想案内時刻がサービスを停止する時間帯に含まれる場合、受付登録後の受付完了画面において、案内(順番の到来)が休憩時間後になってもよいかどうかの意思確認を行うようにしてもよい。図4は、予想案内時刻が休憩時間後になる場合の受付完了画面を例示する図である。図4に示すように、案内が休憩時間後になってもよいかどうかを確認するメッセージMと、意思確認ボタンB1、B2が表示される。利用者がボタンB1を選択した場合には、案内が休憩時間後になってもそのまま順番どおりに案内する。一方、利用者がボタンB2を選択した場合には、予想よりも待ち時間が予想より短くなって休憩時間前に案内できる場合(他の利用者の診療が早く終わった場合や、キャンセルが出た場合等)には順番どおりに案内し、休憩時間までに案内できない場合には、順番待ちを取り消すようにしてもよい。
また、受付登録時に計算した予想案内時刻は休憩時間より前であっても、その後、他の利用者の診療に長い時間がかかった場合などには、待ち時間が当初の予想よりも長くなり、休憩時間までに案内できなくなる場合がある。このような場合には、その時点でユーザ端末300に図4と同様の画面を表示し、案内が休憩時間後になってもよいかどうかの意思確認を行うようにしてもよい。
また、案内が休憩時間後になる可能性があることの周知や、案内が休憩時間後になってもよいかどうかの意思確認は、予想案内時刻が休憩時間に入る場合だけでなく、予想案内時刻から休憩時間の開始時刻までの時間が短い(例えば、5分以下)場合にも行うようにしてもよい。予想案内時刻が休憩時間の開始時刻に近い場合、待ち時間が予想よりも少し長くなっただけで休憩時間までに案内できなくなるため、予め周知や意思確認を行っておくようにしてもよい。
(順番待ちリストの更新)
順番待ちリストの各レコードの内容は、施設の従業者が順番管理端末200を操作してステータスの更新処理を行った際などに更新される。ステータスの更新処理には、「取消」、「変更」、「呼出」、「案内」が含まれる。「取消」は、順番待ちをキャンセルすることを意味し、「変更」は、いったん入力された順番待ちの内容を変更することを意味する。また、「呼出」は、順番が来た組を口頭で呼出したり、電話や呼出メールなどで知らせたりした状態であることを意味し、「案内」は、順番が来た組を実際に案内した状態であることを意味する。
従業者が順番管理端末200を操作してステータスの更新処理を行う場合、順番管理端末200に表示された順番待ちリストの中から、更新対象の順番待ち組を選択し、選択した順番待ち組に対していずれかの更新処理を行う。更新対象の順番待ち組を特定する情報(例えば受付番号「1」)と更新処理の情報(例えば「案内」)は、順番管理端末200から通信ネットワークNを介して順番管理サーバ100にアップロードされる。順番管理サーバ100は、受信した情報に基づき、当該施設の順番待ちリストを更新する。例えば、受付番号「1」に対して「案内」操作を行った場合には、受付番号「1」の順番待ち組のステータスが「案内済」に更新される。
以上のように、本実施形態によれば、順番待ちリストに登録されている順番待ち組の登録数に基づいて仮の待ち時間を算出し、現在時刻に仮の待ち時間を加算した予想案内時刻が、施設を利用できない時間帯(休憩時間等)に含まれる場合には、仮の待ち時間に休憩時間等の長さを加算した時間を予想待ち時間とするようにした。これにより、施設を利用できない時間帯を考慮して、利用者に正確な予想待ち時間を提示することができる。
また、予想案内時刻が休憩時間等に含まれる場合には、受付登録時に、案内が休憩時間等の後であってもよいかどうかを確認し、休憩時間等の後であってもよいとの承認が得られなかった利用者については、休憩時間等に入るまでに案内できなかった場合には、キャンセル処理を行うようにした。これにより、順番の到来が休憩時間の開始に間に合わない可能性がある場合に、利用者の希望に応じて柔軟な対応を行うことができる。
また、予想案内時刻から休憩時間等の開始までの時間が閾値以下の場合にも、受付登録時に、案内が休憩時間等の後であってもよいかどうかを確認するようにした。これにより、待ち時間が予想より少し延びると、順番の到来が休憩時間の開始に間に合わない可能性がある利用者に対し、事前に意思確認を行うことができる。
また、受付登録後に、待ち時間が予想よりも延びて予想案内時刻が休憩時間等に含まれるようになった場合には、当該利用者の所持するユーザ端末300を介して、案内が休憩時間等の後であってもよいかどうかを確認するようにした。これにより、受付登録後に待ち時間が予想より延びて、順番の到来が休憩時間の開始に間に合わない可能性が出てきた利用者に対しても、意思確認を行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
1…順番管理システム
100…順番管理サーバ
110…管理データベース
120…プロセッサ
200…順番管理端末
210…プロセッサ
220…入力装置
230…表示装置
240…通信インタフェース
250…記憶資源
300…ユーザ端末
310…プロセッサ
320…入力装置
330…表示装置
340…通信インタフェース
350…記憶資源
TA1…クライアント管理テーブル
TA2…ステータス管理テーブル
N…通信ネットワーク

Claims (5)

  1. 施設における順番待ちを管理する順番管理システムであって、
    利用者による前記施設への順番待ちの登録を受け付ける受付装置と、
    前記受付装置を介して取得した順番待ちの登録の情報を、前記施設の順番待ちリストに登録する順番待ち情報登録部と、
    前記順番待ちリストに登録されている順番待ち組の登録数に基づいて待ち時間を算出し、現在時刻に前記待ち時間を加算した予想案内時刻が、前記施設を利用できない時間帯に含まれる場合には、前記待ち時間に前記時間帯の長さを加算した時間を前記利用者に提示する予想待ち時間とする待ち時間算出部と、
    前記予想案内時刻が前記時間帯に含まれる場合には、前記受付装置を介して、前記利用者から、順番の到来が前記時間帯の後であってもよいかどうかの承認情報を取得する承認情報取得部と、
    順番の到来が前記時間帯の後であってもよいとの承認が得られなかった利用者については、前記時間帯の開始までに順番が到来しなかった場合には、前記順番待ちリストへの登録を取り消す処理を行う取消処理部と、を備えた順番管理システム。
  2. 前記承認情報取得部は、
    前記予想案内時刻から前記時間帯の開始時刻までの時間が閾値以下の場合には、前記利用者から、順番の到来が前記時間帯の後であってもよいかどうかの承認情報を取得する、請求項に記載の順番管理システム。
  3. 前記承認情報取得部は、
    順番待ちの登録後に、前記予想案内時刻が前記時間帯に含まれるようになった場合には、当該利用者の所持するユーザ端末を介して、前記利用者から、順番の到来が前記時間帯の後であってもよいかどうかの承認情報を取得する、請求項1または2に記載の順番管理システム。
  4. 施設における順番待ちを管理する順番管理装置であって、
    利用者による順番待ちの登録の情報を、前記施設の順番待ちリストに登録する順番待ち情報登録部と、
    前記順番待ちリストに登録されている順番待ち組の登録数に基づいて待ち時間を算出し、現在時刻に前記待ち時間を加算した予想案内時刻が、前記施設を利用できない時間帯に含まれる場合には、前記待ち時間に前記時間帯の長さを加算した時間を前記利用者に提示する予想待ち時間とする待ち時間算出部と、
    前記予想案内時刻が前記時間帯に含まれる場合には、前記利用者から、順番の到来が前記時間帯の後であってもよいかどうかの承認情報を取得する承認情報取得部と、
    順番の到来が前記時間帯の後であってもよいとの承認が得られなかった利用者については、前記時間帯の開始までに順番が到来しなかった場合には、前記順番待ちリストへの登録を取り消す処理を行う取消処理部と、を備えた順番管理装置。
  5. 施設における順番待ちを管理するコンピュータを、
    利用者による順番待ちの登録の情報を、前記施設の順番待ちリストに登録する順番待ち情報登録部と、
    前記利用者に提示する予想待ち時間を算出する待ち時間算出部と、
    前記順番待ちリストに登録されている順番待ち組の登録数に基づいて待ち時間を算出し、現在時刻に前記待ち時間を加算した予想案内時刻が、前記施設を利用できない時間帯に含まれる場合には、前記待ち時間に前記時間帯の長さを加算した時間を前記利用者に提示する予想待ち時間とする待ち時間算出部と、
    前記予想案内時刻が前記時間帯に含まれる場合には、前記利用者から、順番の到来が前記時間帯の後であってもよいかどうかの承認情報を取得する承認情報取得部と、
    順番の到来が前記時間帯の後であってもよいとの承認が得られなかった利用者については、前記時間帯の開始までに順番が到来しなかった場合には、前記順番待ちリストへの登録を取り消す処理を行う取消処理部として、機能させるプログラム。
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