JP6721718B2 - 睡眠中の脳活動を監視することなく睡眠必要性消失を判定するシステムおよび方法 - Google Patents

睡眠中の脳活動を監視することなく睡眠必要性消失を判定するシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6721718B2
JP6721718B2 JP2018565002A JP2018565002A JP6721718B2 JP 6721718 B2 JP6721718 B2 JP 6721718B2 JP 2018565002 A JP2018565002 A JP 2018565002A JP 2018565002 A JP2018565002 A JP 2018565002A JP 6721718 B2 JP6721718 B2 JP 6721718B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleep
subject
rvs
ssvep
eeg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018565002A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019521749A (ja
Inventor
モリーナ,ゲイリー ネルソン ガルシア
モリーナ,ゲイリー ネルソン ガルシア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips NV filed Critical Koninklijke Philips NV
Publication of JP2019521749A publication Critical patent/JP2019521749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6721718B2 publication Critical patent/JP6721718B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4806Sleep evaluation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/24Detecting, measuring or recording bioelectric or biomagnetic signals of the body or parts thereof
    • A61B5/316Modalities, i.e. specific diagnostic methods
    • A61B5/369Electroencephalography [EEG]
    • A61B5/377Electroencephalography [EEG] using evoked responses
    • A61B5/378Visual stimuli
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/72Signal processing specially adapted for physiological signals or for diagnostic purposes
    • A61B5/7235Details of waveform analysis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M21/00Other devices or methods to cause a change in the state of consciousness; Devices for producing or ending sleep by mechanical, optical, or acoustical means, e.g. for hypnosis
    • A61M21/02Other devices or methods to cause a change in the state of consciousness; Devices for producing or ending sleep by mechanical, optical, or acoustical means, e.g. for hypnosis for inducing sleep or relaxation, e.g. by direct nerve stimulation, hypnosis, analgesia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M21/00Other devices or methods to cause a change in the state of consciousness; Devices for producing or ending sleep by mechanical, optical, or acoustical means, e.g. for hypnosis
    • A61M2021/0005Other devices or methods to cause a change in the state of consciousness; Devices for producing or ending sleep by mechanical, optical, or acoustical means, e.g. for hypnosis by the use of a particular sense, or stimulus
    • A61M2021/0044Other devices or methods to cause a change in the state of consciousness; Devices for producing or ending sleep by mechanical, optical, or acoustical means, e.g. for hypnosis by the use of a particular sense, or stimulus by the sight sense
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M21/00Other devices or methods to cause a change in the state of consciousness; Devices for producing or ending sleep by mechanical, optical, or acoustical means, e.g. for hypnosis
    • A61M2021/0005Other devices or methods to cause a change in the state of consciousness; Devices for producing or ending sleep by mechanical, optical, or acoustical means, e.g. for hypnosis by the use of a particular sense, or stimulus
    • A61M2021/0083Other devices or methods to cause a change in the state of consciousness; Devices for producing or ending sleep by mechanical, optical, or acoustical means, e.g. for hypnosis by the use of a particular sense, or stimulus especially for waking up

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Psychology (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

本開示は、睡眠中に脳活動を監視することなく、被験者における睡眠必要性消失を判定するように構成されたシステムに関する。
睡眠を監視するシステムが知られている。一般的な睡眠監視システムでは、被験者が、睡眠中ずっと、聴覚刺激装置および脳波(EEG)電極を装着する必要がある。これらのデバイスは、被験者の睡眠を乱すことがある。本開示は、従来技術のシステムにおける欠点を克服する。
したがって、本開示の一以上の態様は、睡眠中に脳活動を監視することなく、被験体における睡眠必要性消失を判定するように構成されたシステムに関する。本システムは、一以上の感覚刺激装置、一以上のセンサ、一以上のハードウェアプロセッサ、及び/又はその他のコンポーネントを有する。一以上の感覚刺激装置は、前記被験者に反復的視覚刺激(RVS)を提供するように構成される。一以上のセンサは、前記被験者における脳活動に関連する情報を担う出力信号を生成するように構成される。一以上のハードウェアプロセッサは、前記一以上の感覚刺激装置および前記一以上のセンサと動作可能に通信する。前記一以上のハードウェアプロセッサは、前記睡眠前に、(i)前記一以上の感覚刺激装置に第1のRVSを提供させ、(ii)前記第1のRVS中の前記出力信号に基づき、前記被験者の第1の定常状態視覚誘発電位(SSVEP)応答を決定し、前記睡眠後に、(iii)前記一以上の感覚刺激装置に第2のRVSを提供させ、(iv)前記第2のRVS中に前記出力信号に基づいて前記被験者の第2のSSVEP応答を決定し、(v)前記第2のSSVEP応答を前記第1のSSVEP応答と比較し、(vi)前記比較に基づいて、前記睡眠の睡眠必要性消失を判定する、機械可読命令を実行するように構成される。
本開示のさらに他の態様は、睡眠中に脳活動を監視することなく被験者の睡眠必要性消失を決定する方法に関する。この方法は、一以上の感覚刺激装置、一以上のセンサ、一以上のハードウェアプロセッサ及び/又はその他のコンポーネントを含む決定システムで実行される。前記方法は、前記睡眠前に、前記一以上のハードウェアプロセッサが、(i)前記一以上の感覚刺激装置に第1の反復的な視覚刺激(RVS)を提供させることと、(ii)前記第1のRVS中に前記一以上のセンサからの前記被験者の脳活動に関連する情報を担う出力信号に基づいて、前記被験者の第1の定常状態視覚誘発電位(SSVEP)応答を決定することと、前記睡眠後に、前記一以上のハードウェアプロセッサが、(iii)前記一以上の感覚刺激装置に第2のRVSを提供させることと、(iv)前記第2のRVS中に前記出力信号に基づいて前記被験者の第2のSSVEP応答を決定することと、(v)前記第2のSSVEP応答を前記第1のSSVEP応答と比較することと、(vi)前記比較に基づいて、前記睡眠の睡眠必要性消失を判定することと、を含む。
本開示のさらに他の態様は、睡眠中に脳活動を監視することなく、被験体における睡眠必要性消失を判定するように構成されたシステムに関する。本システムは、前記被験者に反復的視覚刺激(RVS)を与える手段と、前記被験者の脳活動に関連する情報を担う出力信号を生成する手段と、前記睡眠前に、(i)前記一以上の感覚刺激装置に第1のRVSを提供させ、(ii)前記第1のRVS中の前記出力信号に基づき、前記被験者の第1の定常状態視覚誘発電位(SSVEP)応答を決定する手段と、前記睡眠後に、(iii)前記一以上の感覚刺激装置に第2のRVSを提供させ、(iv)前記第2のRVS中に前記出力信号に基づいて前記被験者の第2のSSVEP応答を決定し、(v)前記第2のSSVEP応答を前記第1のSSVEP応答と比較し、(vi)前記比較に基づいて、前記睡眠の睡眠必要性消失を判定する手段とを有する。
本開示の上記の目的、機能、及び特徴と、動作方法と、関連構成要素の機能と、パーツの組み合わせと、生産の経済性とは、本出願の出願書類を構成する、添付した図面を参照して以下の説明と特許請求の範囲を検討すれば明らかになるだろう。図面中、対応するパーツには同じ参照数字を付した。しかし、言うまでもないが、図面は例示と説明を目的としたものであり、本開示を限定することを意図したものではない。
睡眠中に脳活動を監視することなく、被験者における睡眠必要性消失を判定するように構成されたシステムを示す。 被験者に提供される反復的な視覚刺激の頻度における振動成分を含む脳波(EEG)信号を示す。 被験者の頭部の後頭部および前頭部において被験者に結合されたEEG電極で監視されたときの、被験者の定常状態視覚誘発電位応答を示す。 被験者の視覚誘発電位反応および徐波活動の定常状態の変化に対する線形回帰モデルを示す。 システムによって実行される動作を要約する。 睡眠中に脳活動を監視することなく、被験者における睡眠必要性消失を判定する方法を示す。
ここで、単数を示す「1つの」及び「前記」との記載は、別段の記載がなければ、複数の場合も含む。ここで、2つ以上のパーツやコンポーネントが「結合」しているという記載は、リンクが生じる限り、その2つ以上のパーツが、直接的に、または間接的に、すなわちその間にある1つ以上のパーツやコンポーネントを介して、つながっていること、または協働することを意味する。ここで、「直接結合」とは、2つの要素が互いに直接接触していることを意味する。ここで、「固定結合」または「固定」とは、2つのコンポーネントが互いに一定の方向を維持しつつ一体として動くように結合していることを意味する。
ここで、「単一の」とは、コンポーネントが1つのものとして作られていることを意味する。すなわち、別々に作られてから1つに結合されたものを含むコンポーネントは、「単一の」コンポーネントやボディではない。ここで、2つ以上のパーツやコンポーネントが互いに「係合」しているというのは、その2つ以上のパーツが、直接的に、またはその間にある1つ以上のパーツやコンポーネントを介して、互いに力を及ぼすことを意味する。本明細書において、「数」とは、1または1より大きい(すなわち、複数を表す)整数を意味する。
本明細書において、上、下、左、右、上の方、下の方、前、後などの方向を示す言葉は、図面に示したエレメントの方向を指すものであり、特許請求の範囲に明示的に記載しない限り、当該特許請求の範囲を限定するものではない。
図1は、睡眠中に脳活動を監視することなく、被験者における睡眠必要性消失を判定するように構成されたシステム10を示す概略図である。被験者12における睡眠ホメオスタシスおよびシナプス可塑性は関連している。NREM睡眠中(脳波の双安定状態により、脳波(EEG)を介して識別可能な遅い波として現れるため)、覚醒時に生成された多くのシナプスが減少および/または消滅する。このシナプスの減少および/または消滅のために、被験者12の皮質シナプス強度は、睡眠後に減少する。睡眠の持続時間が長いほど、皮質シナプス強度が弱くなる。徐波活動(SWA)は、睡眠ホメオスタシスの尺度であり、覚醒後に増加し、睡眠後に減少する。睡眠中の時間「t」までのSWAの積分は、睡眠中に被験者にとって時間「t」までの睡眠必要性消失の量を反映する。
SWAを定量化するには、睡眠全体にわたってEEGを記録する必要がある。これは、睡眠中にEEG取得システムを装着することを必要とする。睡眠全体を通してEEGの記録(および/またはEEG取得システムの装着)を必要とすることなく、睡眠必要性消失(例えば、睡眠回復)を定量化するように構成されたシステムに対する市場ニーズがある。そのようなシステムは、例えば、適切な睡眠衛生を促進するためのコーチング、および/または睡眠投薬の有効性のモニタリング、心臓・呼吸および/または他の信号を使用して刺激を送達する非EEGベースの代替物、および/または睡眠全体にわたり必ずしもEEGを記録することなく、睡眠必要性消失を定量化するのに便利なその他のアプリケーションに使用することができる。さらに、睡眠全体を通してEEGが生成されたとしても、EEG信号中には、被験者固有の(例えば、汗)および/または外部(例えば、電磁ノイズ、システム障害および/または電極剥離)アーチファクトが存在し、SWA値の計算をじゃまする。これらの場合、睡眠の前後で行われた測定に基づいて、睡眠必要性消失を判定することは有用であろう。
皮質シナプス強度は、覚醒時には、聴覚刺激に対するEEG応答を測定することによって定量化することができる。聴性誘発反応(AEP)の振幅は、夜間の睡眠の後に減少する。振幅低下の程度は、周波数帯域のSWA範囲(0.5〜4Hz)内にあることにより、恒常的に調節される睡眠の必要性(および/または睡眠負債)の指標である約1〜約2.33Hzの周波数帯域におけるNREM睡眠中のEEGパワーと相関している。
システム10は、聴覚刺激によって引き起こされるAEPを使用する代わりに、定常状態視覚誘発電位(SSVEP)として知られる反復的視覚刺激(RVS、例えば、光のちらつきおよび/またはその他のRVS)に対する誘発反応を使用して、睡眠中に脳活動を監視することなく被験者12における睡眠必要性消失を判定する。SSVEPは、視覚刺激が聴覚刺激と比較してより多くの脳皮質領域に関与する可能性があるため、聴覚誘発電位と比較してより高い信号対雑音比(SNR)を有する。これは、聴覚刺激と比較して、反復的視覚刺激のEEG応答の振幅が高いためである。さらに、刺激の反復性を考慮すると、RVSの場合にEEG信号の振幅が高レベルに留まる時間は、聴覚誘発反応の場合にEEGの振幅が高レベルに留まる時間と比較して長い。さらに、視覚誘発電位のより高いSNR特性は、睡眠中に脳活動を監視することなく被験者12における睡眠必要性消失(sleep need dissipation)を決定する際に必要とされる聴覚刺激と比較して、反復的な視覚刺激に対する曝露をより短くする。
幾つかの実施形態では、システム10は、感覚刺激装置16、センサ18、プロセッサ20、電子的記憶装置22、ユーザインターフェース24、及び/又はその他のコンポーネントのうち一以上を含んでもよい。図1では、感覚刺激装置16、センサ18、プロセッサ20、電子的記憶装置22、およびユーザインターフェース24は、別個のものとして示されている。このリストは限定を意図したものではない。システム10のコンポーネントおよび/または他のコンポーネントのうち一部および/または全部は、一以上の単一デバイスにグループ化することができる。例えば、システム10の構成要素の一部および/または全部は、睡眠の前および/または後に被験者12が着用するが、睡眠中は取り外されるヘッドバンドおよび/またはその他の衣類の一部としてグループ化することができる。
感覚刺激装置16は、被験者12にRVSおよび/または他の感覚刺激を提供するように構成されている。感覚刺激装置16は、睡眠前に、睡眠後に、及び/又はその他の時に、被験者12にRVS及び/又はその他の感覚刺激を与えるように構成されている。例えば、感覚刺激装置16は、被験者12が眠る前に、及び被験者12が睡眠から目覚めた後に、被験者12にRVSを提供するように構成することができる。感覚刺激装置16は被験者12にRVSを提供して、被験者12のRVSに対する脳活動応答を喚起するように構成することができる。いくつかの実施形態では、誘発応答は、SSVEPおよび/またはその他の応答であってもよい。いくつかの実施形態では、感覚刺激装置16は、RVSおよび/またはその他の非侵襲的脳刺激方法を介してSSVEP応答を誘導するように構成されてもよい。感覚刺激装置16の例は、計算デバイス(例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータなど)の表示画面、照明パネル(例えば、フィリップスGoLite BLUに似た及び/又は同様の外部パネル)、発光ダイオード(LED)、パターン反転刺激装置、および/またはその他の装置を含むことができる。いくつかの実施形態では、感覚刺激装置16は、ユーザインターフェース24および/またはシステム10の他のコンポーネントを形成する計算デバイスに含まれてもよい。いくつかの実施形態では、感覚刺激装置16は、一定頻度(例えば、10〜30Hzおよび/またはその他の頻度)で色が交互に変化するチェッカーボードパターンを表示することができる。
センサ18は、被験者12の脳活動および/または他の情報に関連する情報を伝達する出力信号を生成するように構成される。センサ18は、被験者12の睡眠(sleep session)の前後に、睡眠の前後に定期的に、および/またはその他の時間に、進行中の出力信号を生成するように構成される。被験者12の脳活動は、SSVEP応答、および/または被験者12の他の特性に対応することができる。センサ18は、このようなパラメータを直接的および/または間接的に測定する一以上のセンサを備えることができる。センサ18を被験者12の近くの単一の場所に示したが、これに限定することを意図したものではない。センサ18は、例えば、被験者12の皮膚と取り外し可能に結合された場所、(例えば、ヘッドバンド、リストバンドなどとして)被験者12によって着用される被験者12の衣類と取り外し可能に結合されるような場所、感覚刺激装置16内、および/またはその他の場所に配置されたセンサを含むことができる。
非限定的な例として、センサ18は、被験者12の脳内の電流により生じる被験者12の頭皮に沿って電気的活動を検出するように構成された一以上の電極であってもよく、および/またはそれを含んでもよい。いくつかの実施形態では、センサ18は複数のEEG電極及び/又はその他のセンサであってもよく、それを含んでもよい。幾つかの実施形態では、EEG電極は、被験者12の頭部の後頭部に結合されるように構成される。幾つかの実施形態では、EEG電極は、被験者12の頭部の前頭部に結合されるように構成される。いくつかの実施形態では、EEG電極(センサ18)は、睡眠の前に被験者12の頭部と結合され、睡眠中(および/または直前に)被験者12から切り離され、睡眠の後に被験者12の頭部と再結合される。
プロセッサ20は、システム10において情報処理機能を提供するように構成されている。そのため、プロセッサ20は、デジタルプロセッサ、アナログプロセッサ、情報を処理するように設計されたデジタル回路、情報を処理するように設計されたアナログ回路、ステートマシン、及び/又は電子的に情報を処理するその他のメカニズムのうち1つ以上を含み得る。図1においてプロセッサ20は1つのものとして示したが、これは例示のみを目的としたものである。ある実施形態では、プロセッサ20は複数の処理ユニットを含んでいてもよい。これらの処理ユニットは物理的に同じ装置(例えば、感覚刺激装置16、センサ18)に配置されてもよく、プロセッサ20は協調して動作する複数の装置の処理機能を表すものであってもよい。
図1に示したように、プロセッサ20は、1つ以上のコンピュータプログラムコンポーネントを実行するように構成されている。一以上のコンピュータプログラムコンポーネントは、制御コンポーネント30、パラメータコンポーネント32、比較コンポーネント34、睡眠必要性消失コンポーネント36、及び/又はその他のコンポーネントを含んでもよい。プロセッサ20は、ソフトウェアで、ハードウェアで、ファームウェアで、ソフトウェア、ハードウェア及び/又はファームウェアの幾つかの組み合わせで、及び/又はプロセッサ20に処理機能を構成するその他のメカニズムで、コンポーネント30、32、34、36及び/又はその他のコンポーネントを実行するように構成されていてもよい。
言うまでもなく、コンポーネント30、32、34及び36は図1において1つの処理ユニット中に共に配置されているものとして示したが、プロセッサ20が複数の処理ユニットを含む実施形態では、1つ以上のコンポーネント30、32、34、36及び/又はその他のコンポーネントは、他のコンポーネントと離れて配置されてもよい。下記の異なるコンポーネント30、32、34,36及び/又はその他のコンポーネントにより提供される機能の説明は、例示を目的としたものであり、限定を意図したものではなく、どのコンポーネント30、32、34,36及び/又は36が提供する機能が、説明するものよりも多くても少なくてもよい。例えば、コンポーネント30、32、34及び/又は36のうちの一以上を無くしてもよく、その機能の一部または全部が他のコンポーネント30、32、34及び/又は36に設けられてもよい。他の一例として、プロセッサ20は、コンポーネント30、32、34及び/又は36のうちの1つに属する機能の一部又は全部を実行する1つ以上の追加的コンポーネントを実行するように構成できる。
制御コンポーネント30は、睡眠の前後に被験者12にRVSを提供するように感覚刺激装置16を制御するように構成される。例えば、制御コンポーネント34は、感覚刺激装置16を制御して、睡眠の前に被験者12に第1のRVSを提供し、睡眠の後に第2のRVSを提供するように構成される。いくつかの実施形態では、第1のRVSは、睡眠の開始から約30分以内(例えば、眠ってから約30分以内)および/または他の時間に送達される。いくつかの実施形態では、第2のRVSは、睡眠の終了から約30分以内(例えば、起きてから約30分以内)および/または他の時間に送達される。いくつかの実施形態では、制御コンポーネント30は感覚刺激装置16を制御し、互いに約5〜10秒の無刺激時間で隔てられた約5〜10秒間のフラッシュライトを含むようにする。いくつかの実施形態では、5〜10秒間の無刺激時間は、5〜10秒の範囲内で、制御コンポーネント30によってランダム化される。いくつかの実施形態では、フラッシュライトの頻度は約10〜30Hzである。断続的なタイミングは、フラッシュライトに対する被験者の慣れの影響(例えば、長期の刺激の後に減少するSSVEP応答)および/または疲労に対抗するのに有用である。しかし、幾つかの実施形態では、感覚刺激装置16に、より長い時間にわたり連続した刺激を送達させるように、制御コンポーネント30が構成されてもよい。これらの実施形態では、SSVEP応答に加え、慣れの結果としてのSSVEP応答の低下を利用して、睡眠必要性消失を定量化してもよい。皮質の接続性が高い場合、SSVEP応答がより速く習慣づけることが期待される。結果的に、睡眠必要性消失がより強くなればなるほど、習慣化は遅くなる。
いくつかの実施形態では、RVSパラメータ(例えば、1〜2分間の持続時間、5〜10秒間のフラッシュ時間、5〜10秒間の無刺激時間、10〜30Hzの頻度)は、システムの製造時に決定されてもよく、以前の睡眠中の被験者12の睡眠必要性消失に基づいて制御コンポーネント30によって決定されてもよく、ユーザインターフェース24を介して被験者12および/または他のユーザによって設定および/または調整されてもよく、および/または他の方法によって決定されてもよい。留意点として、睡眠の前後の30分間、1〜2分間の持続時間、5〜10秒間のフラッシュ、5〜10秒間の無刺激時間、および10〜30Hzの頻度は、限定を意図したものではない。制御コンポーネント30は、システム10が本明細書に記載されるように機能することを可能にする任意のパラメータを有する第1および/または第2のRVSを感覚刺激装置16が送達させることができる。
パラメータコンポーネント32は、被験者12の脳活動パラメータを決定するように構成される。パラメータコンポーネント32は、出力信号及び/又はその他の情報に基づいて、脳活動パラメータを決定するように構成される。幾つかの実施形態では、一以上の脳活動パラメータは、EEGの様々な周波数帯域におけるパワー、低周波数帯域のパワーの高周波数帯域におけるパワーに対する比率、及び/又はその他のパラメータなどのEEG関連パラメータを含む。いくつかの実施形態では、パラメータコンポーネント32は、1つ以上の脳活動パラメータが、EEG信号の、周波数、振幅、位相、及び/又はスピンドル、Kコンプレックスなどの特定のパターンの存在、及び/又は睡眠徐波、アルファ波、および/またはその他の特性であり、及び/又はそれらに関するように構成される。幾つかの実施形態では、一以上の脳活動パラメータを決定することは、EEG信号をフィルタリングすることと、さらに脳活動に関する個別の振動成分に他の数学的演算を結合及び/又は実行することと、及び/又はその他の演算を含む。例えば、幾つかの実施形態では、一以上の脳活動パラメータは、EEG信号の周波数、振幅及び/又はその他の特徴に基づいて決定される。幾つかの実施形態では、決定された脳活動パラメータ及び/又はEEGの特徴は、REM及び/又はNREM睡眠段階に対応する過去の睡眠中の睡眠状態であってもよく、それを示すものであってもよい。
幾つかの実施形態では、脳活動パラメータを決定することは、RVS及び/又はその他のパラメータに対する被験者12のSSVEP応答を決定することを含む。パラメータコンポーネント32は、RVSにより誘発された被験者12からのEEG信号のピーク・ツー・ピーク振幅を決定することにより、被験者12のSSVEP応答を決定するように構成される。RVSは脳の電気的活動を変調し、パラメータコンポーネント32はEEG信号及び/又はその他の情報に基づいて被験者12のSSVEP応答を決定する。EEG信号は、RVS及び/又は高調波の周波数の、及び/又はそれより高い振動成分を含む。これは図2に示されている。図2はRVS200を示す。RVS200は、一定頻度206での点滅光のオン202とオフ204を含む。図2に示すように、EEG信号210のピーク・ツー・ピーク振幅208は、RVS200に対する被験者12の応答212の特徴を示す。幾つかの実施形態では、被験者12のSSVEP応答は、EEG電極(センサ18)が(例えば、図2に示すように)後頭部で被験者と結合されている場合に、より顕著である。
図3に示すように、RVS301頻度に応じて、被験者12(図1)のSSVEP応答(例えば、ピーク・ツー・ピーク振幅300)は、かかるSSVEP応答の振幅は(後頭部において被験者12と結合したEEG電極からの信号(Oz)304と比較して)より小さいが、前頭部で被験者12と結合されたEEG電極からの信号(FPz)を解して特定可能であってもよい。SSVEPの振幅は、RVS頻度に依存し、例えば、RVS頻度が10〜30Hzの範囲(例えば、上記の非限定的な範囲)にあるとき、より高い。幾つかの実施形態では、被験者12の後頭部においてEEG電極により発生された信号によりSSVEP応答を決定することは面倒であるかも知れない。後頭部に電極を配置するには、一般的に、導電ジェルの利用(例えば、これにより脳活動信号が被験者12の毛髪により遮られない)や電極を正しい位置に配置するスキルが必要だからである。前頭部に配置されたEEG電極によりSSVEP応答を決定することは、被験者12及び/又はその他のユーザにとって、より便利である可能性がある。
図1に戻り、パラメータコンポーネント32は、睡眠前に被験者12の第1のSSVEP応答を決定し、睡眠後に被験者12の第2のSSVEP応答を決定し、及び/又は被験者12のその他のSSVEP応答を決定するように構成される。パラメータコンポーネント32は、センサ18からの出力信号に基づき、及び/又はその他の情報に基づき、SSVEP応答(例えば、第1と第2の応答)を決定するように構成される。パラメータコンポーネント32は、第1のRVS(例えば、睡眠の前に得られるRVS)の間の出力信号に基づいて、被験者12の第1の(例えば、睡眠の前の)SSVEP応答を決定するように構成される。パラメータコンポーネント32は、第2のRVS(例えば、睡眠の後に得られるRVS)の間の出力信号に基づいて、被験者12の第2の(例えば、睡眠の後の)SSVEP応答を決定するように構成される。
いくつかの実施形態では、パラメータコンポーネント32は、第1および/または第2のSSVEP応答の各々を決定することが、約1Hzのフィルタリングの帯域幅を有する第1および/または第2のRVSの対応するものの頻度で、第1および/または第2のRVS中のEEG出力信号を帯域通過フィルタリングすることと、EEG出力信号をフィルタリングした後、EEG出力信号の平均ピーク間振幅(例えば、RVS間隔にわたる)を決定することとを含むように構成される。いくつかの実施形態では、高調波の周りの信号を帯域通過フィルタリングするピークフィルタが、(例えば、SSVEP応答における高調波の存在が考慮されるように)上記の帯域通過フィルタリングの代わりにおよび/またはこれに加えて使用される。
いくつかの実施形態では、パラメータコンポーネント32は、睡眠の前および/または後に、睡眠の前後の所定の間隔で、及び/又はその他の時に、進行中の方法で、被験者12の第1および/または第2のSSVEP応答を決定するように構成される。いくつかの実施形態では、フィルタリングパラメータ(例えば、約1Hzの帯域幅を有するRVSに対応する頻度)は、システム10の製造時に決定され、以前の睡眠中の被験者12における睡眠必要性消失に基づいてパラメータコンポーネント32によって決定され、ユーザインターフェース24を介して被験者12および/または他のユーザによって設定および/または調整され、および/または他の方法によって決定され得る。留意点として、約1Hzの帯域幅を有するRVSにほぼ対応する頻度でのフィルタリングの説明は、限定することを意図するものではない。パラメータコンポーネント32は、システム10が本明細書で説明されるように機能することを可能にする任意のフィルタリングパラメータでEEG出力信号をフィルタリングすることができる。
比較コンポーネント32は、第2のSSVEP応答(例えば、睡眠後SSVEP応答)を第1のSSVEP応答(例えば、睡眠前SSVEP応答)と比較するように構成される。同じタイプの刺激(例えば、第1と第2のRVS)への被験者12の脳活動応答は、睡眠後、減少する。この減少は、睡眠(sleep session)中のSWAに依存する(これは決定されないが、睡眠中に生じる被験者12の睡眠必要性消失を示す)。比較コンポーネント34は、第2のSSVEP応答を第1のSSVEP応答と比較することが、第2のSSVEP応答と第1のSSVEP応答との間の差分値を決定することを含むように構成される。この差分の決定は、第2のSSVEP応答の値(例えば、μV単位)から第1のSSVEP応答の値(例えば、μV単位)を減算し、その結果を第1のSSVEP応答の値により除算し(例えば、((睡眠後−睡眠前)/睡眠前)、及び/又はその他の数学的演算を実行することにより行われてもよい。SSVEPの振幅に加え、刺激頻度の周りの狭い帯域(例えば、1Hz幅)のパワー(例えば、μV2単位)を用いてSSVEP応答を定量化することも可能である。パワーは刺激の高調波周波数の周りの狭い帯域で推定されてもよく、これらを結合しても(例えば、加えても)よい。
睡眠必要性消失コンポーネント36は、第2のSSVEP応答(例えば、睡眠後SSVEP応答)の第1のSSVEP応答(例えば、睡眠前SSVEP応答)との比較に基づき、睡眠の睡眠必要性消失を決定するように構成される。幾つかの実施形態では、睡眠必要性消失コンポーネント36の構成は、比較に基づいて睡眠の睡眠必要性消失(sleep need dissipation)を決定することが、睡眠中の、第2のSSVEP応答と第1のSSVEP応答との間の差分を被験者の徐波活動(slow wave activity)(SWA)のレベルと相関させることを含むようにされる。SWAのレベルは、(例えば、上記の通り)睡眠必要性消失を示す。睡眠必要性消失コンポーネント36は、線形関係SWA=(A×ΔSSVEP応答)+Bに基づいて睡眠必要性消失(例えば、睡眠回復)を決定するように構成される。ここでAとBは、ΔSSVEP応答と、被験者12及び/又はそれと人口統計的に類似したユーザの人口との線形回帰モデルから、及び/又はその他の情報源から推定される。SWAは睡眠必要性消失と直接相関している。幾つかの実施形態では、この数値は年齢を適合させた人口から得られる基準値と比較されてもよい。それゆえ、回復レベルは人口を適合させた基準値に対応する回復レベルの一定割合であると言うことが可能であり得る。かかる線形回帰モデルの例を図4に示す。
図4は、被験者(例えば、被験者12)の5回の睡眠402に対するSSVEP応答401とSWA403の変化の線形回帰モデル400を示す。幾つかの実施形態では、モデル400及び/又はその他の類似モデルは、本明細書で説明する被験者12(図1)の睡眠前に予め決定され、電子的記憶装置22及び/又はその他の電子データベースに格納される。幾つかの実施形態では、モデル400及び/又はその他の類似モデルは、事前に生成されたデータに基づき睡眠必要性消失コンポーネント36により、又はその他の計算システムにより決定される。幾つかの実施形態では、モデル400及び/又はその他の類似モデルは、製造者においてシステム10にプログラムされ、ユーザインターフェース24を解して被験者12及び/又はその他のユーザによりプログラム及び/又は調整され、及び/又はその他の方法で決定される。睡眠必要性消失コンポーネント36は、上記の通り、睡眠必要性消失を決定するとき、モデル400及び/又は類似モデルにアクセスするように構成される。
モデル400および/または他の同様のモデルの生成は、睡眠の前に被験者にRVSを提供し、睡眠中のEEGを記録し、睡眠の後にRVSを提供し、睡眠についてSWAを決定し、睡眠により生じたSSVEPの変化を決定し、決定された情報を図4に示されるようなチャート上にプロットすることによって達成される。このプロセスは、いくつかの睡眠(例えば、図4の5回の睡眠)および/またはいく人かの被験者について繰り返され、プロットされたデータに基づいて線形回帰モデルが生成される。
モデル400を生成するため、睡眠の前と後に、被験者(例えば、被験者12)は、10秒間の休みにより互いに分離された3回の10秒間の持続時間(全体で1分)に繰り返し視覚刺激を受け、その間、BRAINQUIRYのPET EEGを用いて中央後頭部Ozにおいて250Hzで被験者のEEGが取得された。刺激の周期はデューティサイクル50%の15Hzであった。刺激は、緑色の光を発する高出力LEDを有する10cm平方のパネルを用いて与えられた。個別の睡眠について、分単位の持続時間N3の睡眠と平均SWA(N3睡眠にわたる)を定量化した(表1)。SSVEP応答の定量化は、刺激時間中に、14.5〜15.5Hzの周波数帯域(例えば、刺激頻度の周りの1Hz)でフィルタリングされたEEGの平均ピーク・ツー・ピーク振幅を測定することにより行った(表1)。
Figure 0006721718
図4のグラフは、平均SWA(表1の中央の列)に対する、睡眠前後のSSVEP応答(表1の右端の列)の変化であって、睡眠前のSSVEP応答により規格化されたものを示す散布図である。図4では、SSVEP応答の変化と平均SWAとの間に負の相関が見て取れる。図4に示す例では、モデル400は一人の被験者の5回の睡眠に基づき作成されている。これは限定を意図したものではない。上記の回帰モデルは、複数の被験者の複数の睡眠に基づいて決定することもできる。
図5は、システム10(図1)によって実行される動作を要約する。睡眠500の前に、覚醒時間504中に、(例えば、図1に示す制御コンポーネント30により制御された感覚刺激装置16により)被験者12にRVS502が提供される。EEG電極508(例えば、図1に示したセンサ18)からのEEG出力信号506が(例えば、図1に示した比較コンポーネント34により)分析され(510)、RVS502に対する被験者12のSSVEP応答512を決定する。睡眠500の後に、覚醒時間550中に、(例えば、図1に示す制御コンポーネント30により制御された感覚刺激装置16により)被験者12にRVS550が提供される。EEG電極508(例えば、図1に示したセンサ18)からのEEG出力信号554が(例えば、図1に示した比較コンポーネント34により)分析され(560)、RVS550に対する被験者12のSSVEP応答562を決定する。最後に、睡眠500の睡眠必要性消失は、本明細書に説明するように、SSVEP562(例えば、睡眠後SSVEP応答)のSSVEP応答512(例えば、睡眠前SSVEP応答)に対する比較570及び/又はその他の情報に基づいて、(図1に示した睡眠必要性消失コンポーネント36により)決定される(580)。
図1に戻り、幾つかの実施形態では、コンポーネント30、32、34及び/又は36は、被験者12の睡眠パターンが十分規則的であることに応じて、(例えば、睡眠前の)第1のSSVEP応答は決定しなくてもよいように構成される。幾つかの実施形態では、システム10は、被験者の就寝時間を起床時間が両方とも夜間の80%の時間範囲内であれば、規則的であると考えられる。その替わり、第1のSSVEP応答(例えば、睡眠前のもの)がデフォルト値(例えば、表1の中央列の平均値)に設定される。この実施形態は、睡眠が要求された後、SSVEP応答を(例えば、起床後の朝)1回決定するだけなので、有利である。
電子的記憶装置22は、情報を電子的に格納する電子的記憶媒体を含む。電子的記憶装置22の電子的記憶媒体は、システム10に組み込まれた(すなわち、実質的に取り外しできない)システム記憶装置と、ポート(例えば、USBポート、ファイヤワイヤポート)やドライブ(例えば、ディスクドライブ)を介してシステム10と取り外し自在に接続されたリムーバブル記憶装置とのうち一方又は両方を含む。電子的記憶装置22は、光学的読み取り可能記憶媒体(例えば、光ディスク)、磁気的読み取り可能記憶媒体(例えば、磁気テープ、磁気ハードディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ)、電荷ベース記憶媒体(例えば、EPROM、RAM)、固体記憶媒体(例えば、フラッシュドライブ)、及び/又はその他の電子的読み取り可能記憶媒体のうち1つ以上を含む。電子的記憶装置22は、ソフトウェアアルゴリズム、プロセッサ20が決めた情報、ユーザインターフェース24を介して受け取った情報、及び/又はシステム10を適切に動作させるその他の情報を記憶できる。電子的記憶装置22は、(全体又は一部が)システム10中の別途のコンポーネントでもよいし、全体又は一部がシステム10の他のコンポーネント(例えば、プロセッサ20)と一体となっていてもよい。
ユーザインターフェース24は、システム10と被験者12及び/又は他のユーザとの間のインターフェースを提供するように構成されている。このインターフェースを通して、被験者12及び/又は他のユーザはシステム10との間で情報を送受信してもよい。これにより、データ、キュー(cues)、結果、及び/又は命令その他のコミュニケーション可能事項(集合的に「情報」と呼ぶ)を、ユーザ(例えば、被験者12)と、感覚刺激装置16、センサ18、プロセッサ20、及び/又はシステム10の他のコンポーネントとの間でコミュニケーションできる。例えば、ユーザインターフェース24を介してEEGを介護者、被験者12及び/又はその他のユーザに表示してもよい。他の一例として、ユーザインターフェース24は、感覚刺激装置16を構成するディスプレイ画面を含む計算デバイスであって、あるいはそれに含まれていて、ユーザインターフェース24を介して被験者12にRVSが送られるようになっていてもよい。
ユーザインターフェース24に含めるのに適したインタフェースデバイスの例には、キーパッド、ボタン、スイッチ、キーボード、ノブ、レバー、ディスプレイ画面、タッチスクリーン、スピーカ、マイクロホン、インジケータライト、可聴アラーム、プリンタ、触覚フィードバックデバイス、その他のインタフェースデバイスがある。幾つかの実施形態では、ユーザインターフェース24は、複数の別のインターフェースを含む。幾つかの実施形態では、ユーザインターフェース24は、感覚刺激装置16及び/又はシステム10の他のコンポーネントと一体に提供される少なくとも1つのインターフェースを含む。
言うまでもなく、本開示では、ユーザインターフェース24として、有線でも無線でも、その他のコミュニケーションテクニックも想定している。例えば、本開示は、ユーザインターフェース24を電子的記憶装置22により提供されるリムーバブル記憶装置インターフェースに組み込むことも想定している。この例では、情報をリムーバブル記憶装置(例えば、スマートカード、フラッシュドライブ、リムーバブルディスクなど)からシステム10にロードして、これによりユーザはシステム10の実装をカスタマイズできるようにしてもよい。システム10でユーザインターフェース24として使えるように構成されたその他の入力デバイスやテクニックには、限定ではないが、RS−232ポート、RFリンク、IRリンク、モデム(電話、ケーブル、その他)がある。要するに、本開示では、ユーザインターフェース24として、システム10と情報をコミュニケーションできる手法ならどんなものでもよい。
図6は、睡眠中に脳活動を監視することなく、被験者における睡眠必要性消失を判定する方法600を示す。方法600は、一以上の感覚刺激装置、一以上のセンサ、一以上のハードウェアプロセッサ及び/又はその他のコンポーネントを含む決定システムで実行される。下記の方法600の動作は例示のために示したものである。幾つかの実施形態では、方法600は、説明していない一以上の追加的動作を伴って及び/または伴わないで達成できる。また、方法600の動作を図6に示し下記に説明した順序は、限定を意図したものではない。
幾つかの実施形態では、方法600は、一以上の処理デバイス(例えば、デジタルプロセッサ、アナログプロセッサ、情報を処理するように設計されたデジタル回路、情報を処理するように設計されたアナログ回路、ステートマシン、及び/又は電子的に情報を処理するその他のメカニズム)に実装されてもよい。一以上の処理デバイスは、電子的記憶媒体に電子的に格納された命令に応じて、方法600の動作の一部または全部を実行する一以上のデバイスを含み得る。一以上の処理デバイスは、方法600の一以上の動作を実行するように設計されたハードウェア、ファームウェア、及び/又はソフトウェアにより構成された一以上のデバイスを含んでいても良い。
ステップ602において、睡眠前に、(i)一以上の感覚刺激装置により第1の反復的な視覚刺激(RVS)を提供し、(ii)第1のRVS中に一以上のセンサからの被験者の脳活動に関連する情報を担う出力信号に基づいて、被験者の第1の定常状態視覚誘発電位(SSVEP)応答を決定する。幾つかの実施形態では、ステップ602は、(図1に示して本明細書で説明した)プロセッサ20と同一の又は類似したハードウェアプロセッサにより実行される。
ステップ604において、睡眠後、(iii)一以上の感覚刺激装置に第2のRVSを提供させ、(iv)第2のRVS中に出力信号に基づいて被験者の第2のSSVEP応答を決定し、(v)第2のSSVEP応答を第1のSSVEP応答と比較し、(vi)その比較に基づいて、睡眠の睡眠必要性消失を判定する。幾つかの実施形態では、比較に基づいて睡眠の睡眠必要性消失(sleep need dissipation)を決定することは、睡眠中の、第2のSSVEP応答と第1のSSVEP応答との間の差分を被験者の徐波活動(slow wave activity)(SWA)のレベルと相関させることを含む。SWAのレベルは睡眠必要性消失を示す。
幾つかの実施形態では、一以上のセンサは脳波(EEG)電極を有し、これらは睡眠前後に被験者と結合されるが、睡眠中は結合されない。幾つかの実施形態では、EEG電極は、睡眠の前後に、被験者の頭部の後頭部または前頭部(frontal locations)に結合されるように構成される。いくつかの実施形態では、第1および/または第2のSSVEP応答の各々を決定することは、第1および/または第2のRVSの対応するものの周波数で、約1Hzのフィルタリングの帯域幅で、第1及び/又は第2のRVS中のEEG出力信号を帯域通過フィルタリングすることと、EEG出力信号をフィルタリングした後のEEG出力信号の平均ピーク・ツー・ピーク振幅を決定することとを含む。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の感覚刺激装置は、計算デバイスの表示画面または照明パネルを備え、第1および第2のRVSは、持続時間が約1〜2分であり、約5〜10秒の無刺激時間で互いに分離された約5〜10秒間の点滅光を含み、点滅光の頻度は約10〜30Hzである。
幾つかの実施形態では、ステップ604は、(図1に示して本明細書で説明した)プロセッサ20と同一の又は類似したハードウェアプロセッサにより実行される。
現在のところ最も現実的で好ましい実施形態と思われるものに基づいて、例示を目的として上記の説明をしたが、言うまでもなく、かかる詳細は単に例示を目的としたものである。本開示は明示的な開示の実施形態に限定されず、それどころか、添付した請求項の精神と範囲内の修正や等価物を含むものである。言うまでもなく、例えば、本開示では、可能な限り、どの実施形態の特徴を他の実施形態の特徴と組み合わせることができる。

Claims (10)

  1. 睡眠中に脳活動を監視することなく、被験者における睡眠必要性消失を判定するように構成されたシステムであって、
    前記被験者に反復的視覚刺激(RVS)を提供するように構成された一以上の感覚刺激装置と、
    前記被験者における脳活動に関連する情報を担う出力信号を生成するように構成された一以上のセンサと、
    前記一以上の感覚刺激装置および前記一以上のセンサと動作可能に通信する一以上のハードウェアプロセッサとを有し、
    前記一以上のハードウェアプロセッサは、
    前記睡眠前に、(i)前記一以上の感覚刺激装置に第1のRVSを提供させ、(ii)前記第1のRVS中に前記出力信号に基づき、前記被験者の第1の定常状態視覚誘発電位(SSVEP)応答を決定し、
    前記睡眠後に、(iii)前記一以上の感覚刺激装置に第2のRVSを提供させ、(iv)前記第2のRVS中に前記出力信号に基づいて前記被験者の第2のSSVEP応答を決定し、(v)前記第2のSSVEP応答を前記第1のSSVEP応答と比較し、(vi)前記比較に基づいて、前記睡眠の睡眠必要性消失を判定する、機械可読命令を実行するように構成され、
    比較に基づいて前記睡眠の睡眠必要性消失を決定することが、前記第2のSSVEP応答と前記第1のSSVEP応答との間の差分を、前記睡眠中における前記被験者の徐波活動(SWA)のレベルと相関させることを含み、前記SWAのレベルは前記睡眠必要性消失を示す、
    システム。
  2. 前記一以上のセンサは脳波(EEG)電極を有する、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記一以上のハードウェアプロセッサは前記第1及び/又は第2のSSVEP応答の各々を決定するように構成されることは、
    第1および/または第2のRVSの対応するものの周波数で、1Hzのフィルタリングの帯域幅で、第1及び/又は第2のRVS中のEEG出力信号を帯域通過フィルタリングすることと、
    EEG出力信号をフィルタリングした後のEEG出力信号の平均ピーク・ツー・ピーク振幅を決定することとを含む、
    請求項2に記載のシステム。
  4. 前記EEG電極は、前記睡眠の前後に、前記被験者の頭部の後頭部または前頭部に結合されるように構成される、
    請求項2に記載のシステム。
  5. 前記一以上の感覚刺激装置は、計算デバイスの表示画面または照明パネルを有し、前記第1および第2のRVSは、持続時間が1〜2分であり、5〜10秒の無刺激時間で互いに分離された5〜10秒間の点滅光を含み、点滅光の頻度は10〜30Hzである、
    請求項1に記載のシステム。
  6. 睡眠中の脳活動を監視せずに被験者の睡眠必要性消失を判定する方法であって、一以上の感覚刺激装置と、一以上のセンサと、一以上のハードウェアプロセッサとを有する決定するシステムにより実行され、
    前記睡眠前に、前記一以上のハードウェアプロセッサが、(i)前記一以上の感覚刺激装置に第1の反復的な視覚刺激(RVS)を提供させることと、(ii)前記第1のRVS中に前記一以上のセンサからの前記被験者の脳活動に関連する情報を担う出力信号に基づいて、前記被験者の第1の定常状態視覚誘発電位(SSVEP)応答を決定することと、
    前記睡眠後に、前記一以上のハードウェアプロセッサが、(iii)前記一以上の感覚刺激装置に第2のRVSを提供させることと、(iv)前記第2のRVS中に前記出力信号に基づいて前記被験者の第2のSSVEP応答を決定することと、(v)前記第2のSSVEP応答を前記第1のSSVEP応答と比較することと、(vi)前記比較に基づいて、前記睡眠の睡眠必要性消失を判定することとを含み、
    比較に基づいて前記睡眠の睡眠必要性消失を決定することが、前記第2のSSVEP応答と前記第1のSSVEP応答との間の差分を、前記睡眠中における前記被験者の徐波活動(SWA)のレベルと相関させることを含み、前記SWAのレベルは前記睡眠必要性消失を示す、
    方法。
  7. 前記一以上のセンサは脳波(EEG)電極を含み、前記方法はさらに、前記睡眠中ではなく前記睡眠の前後に、前記EEG電極を前記被験者に結合することを含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1および/または第2のSSVEP応答の各々を決定することは、
    第1および/または第2のRVSの対応するものの周波数で、1Hzのフィルタリングの帯域幅で、第1及び/又は第2のRVS中のEEG出力信号を帯域通過フィルタリングすることと、
    EEG出力信号をフィルタリングした後のEEG出力信号の平均ピーク・ツー・ピーク振幅を決定することとを含む、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記EEG電極は、前記睡眠の前後に、前記被験者の頭部の後頭部または前頭部に結合されるように構成される、
    請求項7に記載の方法。
  10. 前記一以上の感覚刺激装置は、計算デバイスの表示画面または照明パネルを有し、前記第1および第2のRVSは、持続時間が1〜2分であり、5〜10秒の無刺激時間で互いに分離された5〜10秒間の点滅光を含み、点滅光の頻度は10〜30Hzである、
    請求項6に記載の方法。
JP2018565002A 2016-06-17 2017-06-02 睡眠中の脳活動を監視することなく睡眠必要性消失を判定するシステムおよび方法 Active JP6721718B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201662351587P 2016-06-17 2016-06-17
US62/351,587 2016-06-17
PCT/EP2017/063409 WO2017215948A1 (en) 2016-06-17 2017-06-02 System and method for determining sleep need dissipation without monitoring brain activity during a sleep session

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019521749A JP2019521749A (ja) 2019-08-08
JP6721718B2 true JP6721718B2 (ja) 2020-07-15

Family

ID=59009688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018565002A Active JP6721718B2 (ja) 2016-06-17 2017-06-02 睡眠中の脳活動を監視することなく睡眠必要性消失を判定するシステムおよび方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10548524B2 (ja)
EP (1) EP3471596A1 (ja)
JP (1) JP6721718B2 (ja)
CN (1) CN109310335B (ja)
WO (1) WO2017215948A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220084472A (ko) * 2020-12-14 2022-06-21 한양대학교 산학협력단 인지 부하를 고려한 정상상태시각유발전위 분류 방법

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11457860B2 (en) * 2018-07-09 2022-10-04 Cheng Qian Human-computer interactive device and method
US20220087600A1 (en) * 2018-12-28 2022-03-24 The Regents Of The University Of California System and method for measuring and managing sleep efficacy in a non-invasive manner

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009126179A1 (en) * 2008-04-09 2009-10-15 Lotus Magnus, Llc. Brain stimulation systems and methods
WO2012044261A1 (en) * 2010-09-29 2012-04-05 The Office Of National Telecommunications Commission System and method for ssvep based control of electrical devices
TWI453619B (zh) * 2011-03-30 2014-09-21 Univ Nat Central 多頻多相位編碼視覺驅動控制方法及其裝置
CN102232833B (zh) * 2011-07-22 2013-05-08 华南理工大学 基于过采样多频多幅联合估计听觉诱发电位的测听装置
CN102512164A (zh) * 2011-11-23 2012-06-27 电子科技大学 Ssvep-bci***多频排列编码以及识别方法
WO2016001800A1 (en) * 2014-07-02 2016-01-07 Koninklijke Philips N.V. System and method for determining and displaying sleep restoration levels
US10610660B2 (en) * 2015-04-14 2020-04-07 Koninklijke Philips N.V. Providing sensory stimulation based on slow wave periodicity
JP6650212B2 (ja) * 2015-05-15 2020-02-19 エコナビスタ株式会社 情報処理装置、プログラム、情報処理方法および情報処理システム
US10232139B1 (en) * 2015-06-12 2019-03-19 Chrona Sleep, Inc. Smart pillow cover and alarm to improve sleeping and waking

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220084472A (ko) * 2020-12-14 2022-06-21 한양대학교 산학협력단 인지 부하를 고려한 정상상태시각유발전위 분류 방법
KR102433411B1 (ko) 2020-12-14 2022-08-16 한양대학교 산학협력단 인지 부하를 고려한 정상상태시각유발전위 분류 방법

Also Published As

Publication number Publication date
CN109310335B (zh) 2022-01-11
US20190142335A1 (en) 2019-05-16
JP2019521749A (ja) 2019-08-08
WO2017215948A1 (en) 2017-12-21
US10548524B2 (en) 2020-02-04
CN109310335A (zh) 2019-02-05
EP3471596A1 (en) 2019-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110049714B (zh) 用于促进觉醒的***和方法
JP6482527B2 (ja) 睡眠セッションを管理するためのシステム及び方法
CN111712194B (zh) 用于确定睡眠启动潜伏期的***和方法
JP6396593B2 (ja) 仮眠の回復値を増加させるためのシステム及び方法
JP2016538009A (ja) 睡眠中の感覚刺激のタイミングを決定するシステム及び方法
CN110167424B (zh) 用于输出表示在睡眠期期间提供给对象的刺激的效果的指示符的***和方法
US20200305753A1 (en) Method and system for delivering sensory simulation based on evoked response quantification
JP6721718B2 (ja) 睡眠中の脳活動を監視することなく睡眠必要性消失を判定するシステムおよび方法
JP2018504163A (ja) 徐波検出基準を調整するシステム及び方法
CN111372639B (zh) 用于向用户递送感官刺激以增强用户中的认知域的***
JP2020512073A (ja) 対象者における参照徐波活動を決定するシステム及び方法
CN110418598B (zh) 用于确定对象是否可能受到在睡眠时段期间的治疗水平的刺激的干扰的***和方法
JP2022176453A (ja) 刺激出力システムおよび刺激出力方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191216

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20191216

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6721718

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250