JP6720519B2 - 情報処理装置、プログラムおよび情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、プログラムおよび情報処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP6720519B2
JP6720519B2 JP2015247852A JP2015247852A JP6720519B2 JP 6720519 B2 JP6720519 B2 JP 6720519B2 JP 2015247852 A JP2015247852 A JP 2015247852A JP 2015247852 A JP2015247852 A JP 2015247852A JP 6720519 B2 JP6720519 B2 JP 6720519B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
application
usage right
request
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015247852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017111757A (ja
Inventor
悠介 林
悠介 林
淑美 佐藤
淑美 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2015247852A priority Critical patent/JP6720519B2/ja
Priority to US15/371,317 priority patent/US10757108B2/en
Publication of JP2017111757A publication Critical patent/JP2017111757A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6720519B2 publication Critical patent/JP6720519B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/10Network architectures or network communication protocols for network security for controlling access to devices or network resources
    • H04L63/102Entity profiles
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/10Protecting distributed programs or content, e.g. vending or licensing of copyrighted material ; Digital rights management [DRM]
    • G06F21/12Protecting executable software
    • G06F21/121Restricting unauthorised execution of programs
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L2463/00Additional details relating to network architectures or network communication protocols for network security covered by H04L63/00
    • H04L2463/101Additional details relating to network architectures or network communication protocols for network security covered by H04L63/00 applying security measures for digital rights management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Technology Law (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、プログラムおよび情報処理システムに関する。
近年、通信機器の発展によりウェブサイト上からアプリケーションを選択して、ダウンロード、インストールを行うことができる仕組みが普及している。画像形成装置においても同様の仕組みを導入する動きがあり、そのような仕組みで画像形成装置にインストールされたアプリケーションが、使用権限に関するライセンス情報(使用権限情報)を管理するライセンス管理サーバに対して、自身のライセンス情報を問い合わせ、ライセンス管理サーバから通知されたライセンス情報に応じて振る舞いを変えるという仕組みが考えられ、既に知られている。
例えば特許文献1には、MFPのプラットフォーム(アプリケーションに対して、MFPのハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェア)が、MFP内に保持されたアプリケーションごとのライセンス情報を確認し、有効期限が切れているライセンス情報が存在する場合は、ライセンス管理サーバに対して、該ライセンス情報の更新を要求するという構成が開示されている。
しかしながら、特許文献1には、インストール済みのアプリケーションが、ライセンス管理サーバに問い合わせることなく自身のライセンス情報を確認するための構成は開示されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、インストール済みのアプリケーションが、ライセンス管理サーバに問い合わせることなく自身のライセンス情報を確認することが可能な情報処理装置、プログラムおよび情報処理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、インストール済みのアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報ごとに、前記アプリケーションの使用権限に関する使用権限情報を対応付けた対応情報を記憶する対応情報記憶部と、前記インストール済みのアプリケーションのうち有償のアプリケーションを利用する操作に応じて、前記有償のアプリケーションから、前記アプリケーション識別情報を含み、かつ、前記使用権限情報を要求する第1の要求を受け付けた場合に、前記対応情報に基づいて、前記第1の要求に含まれる前記アプリケーション識別情報に対応付けられた前記使用権限情報を特定する特定部と、前記第1の要求の要求元の前記有償のアプリケーションに対して、前記特定部により特定された前記使用権限情報を通知する通知部と、前記使用権限情報を更新する制御を行う更新制御部と、を備え、前記使用権限情報は、前記有償のアプリケーションを使用することができる期間を示す有効期間情報を少なくとも含み、前記第1の要求に対する応答として前記使用権限情報を取得した前記有償のアプリケーションは、現在の時刻と、その取得した前記使用権限情報に含まれる前記有効期間情報とに基づいて、前記使用権限情報を更新する必要があるか否かを判断し、前記有償のアプリケーションは、前記使用権限情報を更新する必要があると判断した場合、前記使用権限を認証するための使用権限認証情報の入力を受け付け、その受け付けた前記使用権限認証情報を含み、かつ、前記使用権限情報の更新を要求する第2の要求を、前記更新制御部へ送信し、前記更新制御部は、前記使用権限情報を管理するサーバに対して、前記有償のアプリケーションから受信した前記第2の要求を送信し、その応答として取得した最新の前記使用権限情報を反映させて、前記有償のアプリケーションの使用権限に関する使用権限情報を対応付けた前記対応情報を更新する制御を行う、情報処理装置である。
本発明によれば、インストール済みのアプリケーションが、ライセンス管理サーバに問い合わせることなく自身のライセンス情報を確認することができる。
図1は、情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図2は、MFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、MFPのソフトウェア構成の一例を示す図である。 図4は、MFPが有する機能の一例を示す図である。 図5は、操作画面の一例を示す図である。 図6は、アプリケーション一覧画面の一例を示す図である。 図7は、インストール命令の一例を示す図である。 図8は、アプリマーケットサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図9は、アプリマーケットサーバが有する機能の一例を示す図である。 図10は、MFPが有する制御部の詳細な機能の一例を示す図である。 図11は、機器情報のデータ構成の一例を示す図である。 図12は、コンポーネントサーバが有する機能の一例を示す図である。 図13は、条件情報の一例を示す図である。 図14は、URL情報の一例を示す図である。 図15は、アプリケーションのデータ構成の一例を示す図である。 図16は、アプリケーションサーバが有する機能の一例を示す図である。 図17は、ライセンスファイルの一例を示す図である。 図18は、ライセンス管理サーバが有する機能の一例を示す図である。 図19は、対応情報の一例を示す図である。 図20は、第1の画面の一例を示す図である。 図21は、第2の画面の一例を示す図である。 図22は、実施形態の情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図23は、実施形態のMFPの動作例を示すフローチャートである。 図24は、変形例の情報処理システムの動作手順の一例を示すフローチャートである。 図25は、変形例のエラー画面の一例を示す図である。 図26は、変形例の情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図27は、変形例の情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、プログラムおよび情報処理システムの実施形態を詳細に説明する。以下では、本発明に係る情報処理装置の一例として、画像形成装置の一態様である複合機(MFP:Multifunction Peripheral)を例に挙げて説明するが、これに限られるものではない。なお、複合機とは、コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、ファクス機能などの複数の異なる機能を有する装置である。
図1は、本実施形態の情報処理システム100の構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム100は、MFP1と、アプリマーケットサーバ2と、コンポーネントサーバ3と、アプリケーションサーバ4と、ライセンス管理サーバ5とを備え、これらは、例えばインターネットなどのネットワーク6を介して接続可能である。
アプリマーケットサーバ2は、MFP1からの要求に応じて、1以上のアプリケーションの一覧を表示し、かつ、各アプリケーションの利用契約やダウンロードをするためのWebページ、言い換えれば、アプリケーションを提供するためのWebページ(以下の説明では、「アプリケーション一覧画面」と称する場合がある)を、MFP1に対して送信する。また、この例では、アプリマーケットサーバ2からアプリケーション一覧画面を取得してMFP1に表示するためのアプリケーション(以下の説明では、「アプリマーケットアプリ」と称する場合がある)が、予めMFP1にインストールされている。この例では、アプリマーケットアプリの機能は、Webブラウザの機能を提供するためのアプリケーション(以下、「ブラウザアプリ」と称する場合がある)を利用して実現される。この例では、ブラウザアプリも予めMFP1にインストールされている。MFP1の具体的な内容については後述する。
コンポーネントサーバ3は、MFP1が、アプリケーション一覧画面から選択したアプリケーションを利用するための条件を満たしているか否かを判断し、条件を満たしている場合は、そのアプリケーションを管理しているアプリケーションサーバ4の所在を示すURL(以下、「ダウンロードURL」と称する場合がある)をMFP1へ送信する。MFP1は、コンポーネントサーバ3から受信したダウンロードURLを指定してアプリケーションサーバ4にアクセスし、アプリケーション一覧画面から選択したアプリケーションをダウンロードし、インストールすることができる。
ライセンス管理サーバ5は、「サーバ」の一例であり、アプリケーションの使用権限に関する「使用権限情報」の一例であるライセンス情報と、該使用権限を認証するための「使用権限認証情報」の一例であるプロダクトキー(ライセンスキー)とを含む1以上のライセンスファイルを管理する。この例では、アプリケーションはライセンス商品としてライセンス管理サーバ5に登録されており、プロダクトキーは、ライセンス商品ごとにライセンス管理サーバ5が一意に発行する識別子である。プロダクトキーは、ライセンス商品であるアプリケーションの使用権限(ライセンス)を識別する情報(ライセンス識別子)として、また、ライセンス商品の正当な購入者であることを証明(正規のライセンスを持っていることを証明)するための情報として用いられる。
ライセンス管理サーバ5は、プロダクトキーを含み、かつ、該プロダクトキーに対応するライセンスファイルを要求するライセンスファイル要求をMFP1から受信すると(「第1の受信部」の機能)、その受信したライセンスファイル要求に含まれるプロダクトキーに対応するライセンスファイルをMFP1へ送信する(「第1の送信部」の機能)。そして、そのライセンスファイルを送信したMFP1で、対応するプロダクトキーがアクティベート済みになった(認証済みになった)という状態を、ライセンス管理サーバ5内で記録する。MFP1は、例えば機番などにより識別することができる。MFP1内では、ライセンスファイル要求に対する応答としてライセンスファイルを受信した場合は、該ライセンスファイルに含まれるプロダクトキーに対応するアプリケーションの正規のライセンスを持っていることが証明されたことになるので(アクティベートされた状態になるので)、該アプリケーションを利用することができる。一方、ライセンスファイルを返却した場合は、ディアクティベートされた状態(正規のライセンスを持っていることが証明されていない状態)になり、対応するアプリケーションを利用することはできない。
次に、図2を用いて、MFP1のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、MFP1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体10と、ユーザの操作を受け付ける操作部20とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体10と操作部20は、専用の通信路30を介して相互に通信可能に接続されている。通信路30は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
また、MFP1には、1以上の周辺機器31が接続可能である。周辺機器31としては、プリンタやカメラなどの画像処理装置、マイクやスピーカなどの音声入出力装置、カードリーダー/ライターなどが想定される。また、MFP1と周辺機器31との間の接続は、物理的に有線で接続される形態であってもよいし、近距離無線通信(NFC)などの無線で接続される形態であってもよい。
なお、本体10は、操作部20で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体10のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14と、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備え、これらがシステムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク6と接続するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路30を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部などを備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27と、外部接続I/F28とを備え、これらがシステムバス29を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの後述する各種機能を実現する。
通信I/F25は、ネットワーク6と接続するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路30を介して本体10と通信するためのインタフェースである。
操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、MFP1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。この例では、操作パネル27は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
外部接続I/F28は、周辺機器31と接続するためのインタフェースであり、例えばカメラなどの画像処理装置、マイクやスピーカなどの音声入出力装置、カードリーダー/ライターなどのハードウェアと接続するためのインタフェースである。
次に、MFP1のソフトウェア構成について説明する。図3は、MFP1のソフトウェア構成の一例を示す模式図である。図3に示すように、本体10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS層103とを有する。アプリ層101、サービス層102、および、OS層103の実体は、ROM12やHDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、「アプリ」または「アプリケーション」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受け付け、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層102によるインタフェースの機能は、本体10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源(例えばエンジン部17)を利用した機能を実現することができる。例えばサービス層102のインタフェース機能は、WebAPIで提供される。操作部20と本体10は、通信路30をネットワークとして通信することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム(OS))である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。サービス層102およびOS層103のソフトウェアは、コンピュータのハードウェアを管理、制御するなど、コンピュータの稼動や使用そのものをサポートするためのシステムソフトウェア(アプリケーションとは異なる)であると考えることができる。
同様に、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202及びOS層203も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体10が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)やインストール済みのアプリケーションのライセンスファイルを更新する機能等に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
本実施形態では、アプリ層201のソフトウェアには、ブラウザアプリやアプリマーケットアプリなども含まれる。また、サービス層202のソフトウェアは、アプリ層201のアプリからの要求(後述の問い合わせ等)を受け付け、受け付けた要求に応じた処理を行う機能を提供するためのソフトウェアである。本実施形態では、サービス層202のソフトウェアには、後述の制御部114の機能を提供するためのソフトウェア(ここでは、「インストーラ」と称する)などが含まれる。ここでは、インストール済みのアプリケーション(図3の例では、アプリケーション1、アプリケーション2)は、インストーラに対して、後述の問い合わせを行うことができる。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層103のソフトウェアと操作部20側のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば本体10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態のMFP1において、本体10と操作部20は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施形態では、操作部20に対する電力供給は、本体10から通信路30を経由して行われているので、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
次に、MFP1が有する機能について説明する。図4は、MFP1が有する機能の一例を示す図である。図4に示すように、MFP1は、表示制御部111と、アプリケーション一覧画面要求送信部112と、アプリケーション一覧画面受信部113と、制御部114とを有する。説明の便宜上、図4では、本実施形態に関する機能を主に例示しているが、MFP1が有する機能は、これらに限られるものではない。
表示制御部111は、各種の画面を操作パネル27(表示部)に表示する制御を行う。本実施形態の表示制御部111は、各種の操作を行うための操作画面を操作パネル27に表示する制御を行う。図5は、操作画面の一例を示す図であり、操作画面には、アプリマーケットアプリを起動するためのアイコン7が表示されている。また、本実施形態の表示制御部111は、アプリケーション一覧画面を操作パネル27に表示する制御も行う。
アプリケーション一覧画面要求送信部112は、アプリマーケットサーバ2に対して、アプリケーション一覧画面を要求するアプリケーション一覧画面要求を送信する。アプリケーション一覧画面受信部113は、アプリマーケットサーバ2からアプリケーション一覧画面を受信する。そして、表示制御部111は、アプリケーション一覧画面受信部113により受信されたアプリケーション一覧画面を操作パネル27に表示する制御を行う。
本実施形態では、ユーザがアイコン7をタッチすると、アプリマーケットアプリが起動し、アプリマーケットアプリは、ブラウザアプリを利用して、アプリマーケットサーバ2に対してアプリケーション一覧画面要求を送信する。そして、アプリマーケットアプリは、アプリケーション一覧画面要求に対する応答としてアプリマーケットサーバ2から受信したアプリケーション一覧画面を、ブラウザアプリを利用して表示する。
図6は、アプリケーション一覧画面の一例を示す図である。図6の例では、アプリケーション一覧画面は、複数のアプリケーションごとに、当該アプリケーションの内容を説明する説明情報と、当該アプリケーションをインストールすることを指示するためのボタン8(この例ではアプリケーションをインストールすることを指示するためのボタン8、以下、「インストールボタン8」と称する)とが表示される。この例では、インストーラに対してアプリケーションをインストールする命令(以下、「インストール命令」と称する)が、URIの形式(例えばURLの形式でもよい)で、当該アプリケーションに対応するインストールボタン8に貼り付けられている。この例では、インストールボタン8の押下は、当該インストールボタン8に貼り付けられたインストール命令の選択(インストールしたいアプリケーションの選択であると考えてもよい)を意味する。
図7は、「49354」というプロダクトID(アプリID)で識別されるアプリケーションに対応するインストールボタン8に貼り付けられるインストール命令の一例を示す図であり、「49354」というプロダクトIDで識別されるアプリケーションをインストールする命令を表している。例えばユーザが、アプリケーション一覧画面上の何れかのアプリケーションのインストールボタン8を押下すると、ブラウザアプリは、インストールボタン8に貼り付けられたインストール命令を、操作部20のOSに通知する。操作部20のOSは、通知されたインストール命令を確認し、操作部20上で動作する各ソフトウェア(アプリケーションやシステムソフトウェア)に対して、当該インストール命令をブロードキャストする。そして、後述の制御部114の機能を提供するインストーラが、このブロードキャストされたインストール命令に反応する。
図4の説明を続ける。制御部114は、アプリケーション一覧画面に表示されたアプリケーションのうち、ユーザによって選択されたアプリケーションをMFP1で利用するための制御(アプリケーションをインストールする制御を含む)を行う。制御部114の詳細な機能については後述する。
以上に説明したMFP1が有する機能(表示制御部111、アプリケーション一覧画面要求送信部112、アプリケーション一覧画面受信部113、制御部114)は、CPU(11または21)が、記憶装置(例えばROM12、HDD14、ROM22、フラッシュメモリ24等)に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上記MFP1が有する機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
次に、アプリマーケットサーバ2の構成について説明する。図8は、アプリマーケットサーバ2のハードウェア構成の一例を示す図である。なお、後述のコンポーネントサーバ3、アプリケーションサーバ4、ライセンス管理サーバ5のハードウェア構成も、図8に示す構成と同様であるとする。図8に示すように、アプリマーケットサーバ2は、CPU211と、ROM212と、RAM213と、入力部214と、表示部215と、通信I/F216と、HDD217とを備える。CPU211は、アプリマーケットサーバ2の動作を統括的に制御する。ROM212は、プログラム等の各種のデータを記憶する不揮発性のメモリである。RAM213は、CPU211が実行する各種の処理の作業領域(ワークエリア)として機能する揮発性のメモリである。入力部214は、ユーザによる操作の入力に用いられるデバイスであり、例えばマウスやキーボードなどで構成される。表示部215は、各種の情報を表示するデバイスであり、例えば液晶型ディスプレイ装置などで構成される。通信I/F216は、ネットワーク6と接続するためのインタフェースである。HDD217は、補助記憶装置として機能するメモリである。
図9は、アプリマーケットサーバ2が有する機能の一例を示す図である。図9に示すように、アプリマーケットサーバ2は、アプリケーション一覧画面要求受信部221と、アプリケーション一覧画面記憶制御部222と、アプリケーション一覧画面記憶部223と、アプリケーション一覧画面送信部224とを有する。説明の便宜上、図9では、本実施形態に関する機能を主に例示しているが、アプリマーケットサーバ2が有する機能は、これらに限られるものではない。
アプリケーション一覧画面要求受信部221は、MFP1からのアプリケーション一覧画面要求を受信する。アプリケーション一覧画面記憶制御部222は、アプリケーション一覧画面記憶部223に対するデータの読み書きを制御する。アプリケーション一覧画面要求受信部221によりアプリケーション一覧画面が受信された場合、アプリケーション一覧画面記憶制御部222は、アプリケーション一覧画面記憶部223に記憶されたアプリケーション一覧画面を読み出し、その読み出したアプリケーション一覧画面をアプリケーション一覧画面送信部224へ渡す。そして、アプリケーション一覧画面送信部224は、アプリケーション一覧画面要求に対する応答として、アプリケーション一覧画面をMFP1へ送信する。
以上に説明したアプリマーケットサーバ2が有する機能(アプリケーション一覧画面要求受信部221、アプリケーション一覧画面記憶制御部222、アプリケーション一覧画面送信部224)は、CPU211が、記憶装置(例えばROM212やHDD217等)に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えばアプリマーケットサーバ2が有する機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、上述のアプリケーション一覧画面記憶部223は、例えば、HDD217等により実現可能である。
次に、MFP1が有する制御部114の詳細な機能について説明する。図10は、制御部114の詳細な機能の一例を示す図である。図10に示すように、制御部114は、ダウンロードURL要求送信部121と、ダウンロードURL受信部122と、ダウンロード部123と、インストール部124と、ライセンスファイル要求送信部125と、ライセンスファイル受信部126と、ライセンスファイル記憶制御部127と、対応情報記憶制御部128と、特定部129と、通知部130と、更新制御部131とを有する。
ダウンロードURL要求送信部121は、アプリケーション一覧画面から選択されたアプリケーションを識別するプロダクトIDと、機器情報記憶部300に記憶された機器情報とを含み、かつ、該プロダクトIDで識別されるアプリケーションを管理するアプリケーションサーバ4の所在を示すダウンロードURLを要求する情報を示すダウンロードURL要求を、コンポーネントサーバ3へ送信する。
図11は、機器情報記憶部300に記憶された機器情報のデータ構成の一例を表す概念図である。図11の例では、機器情報は、MFP1を一意に識別する機番と、MFP1に導入済みのコンポーネント(特定の機能を提供する単位を表す)を示すコンポーネント情報と、を少なくとも含む。例えばコンポーネント情報は、MFP1に導入済みのソフトウェアを識別する情報(例えばプロダクトID)と、該ソフトウェアのバージョンを示す情報と、該ソフトウェアの機能を提供するために必要な周辺機器31の接続の有無を示す周辺機器接続情報とを対応付けた情報で構成されてもよい。さらに、機器情報には、MFP1が使用される国や地域を示す仕向け情報が含まれていてもよい。なお、機器情報記憶部300は、例えば、MFP1内のHDD14やフラッシュメモリ24等により実現可能である。
図10の説明を続ける。ダウンロードURL受信部122は、ダウンロードURL要求に対する応答として、コンポーネントサーバ3からダウンロードURLを受信する。
ここで、コンポーネントサーバ3が有する機能について説明する。図12は、コンポーネントサーバ3が有する機能の一例を示す図である。図12に示すように、コンポーネントサーバ3は、ダウンロードURL要求受信部311と、条件情報記憶部312と、判断部313と、URL情報記憶部314と、ダウンロードURL送信部315とを有する。
ダウンロードURL要求受信部311は、MFP1から上述のダウンロードURL要求を受信する。
条件情報記憶部312は、複数のアプリケーションと1対1に対応する複数の条件情報を記憶している。図13に示すように、各条件情報は、対応するアプリケーションを識別するプロダクトIDと、当該アプリケーションのバージョン情報と、対応するアプリケーションを利用するために必要な条件を示す依存コンポーネント情報とを含む。図13の例では、依存コンポーネント情報は、対応するアプリケーションを利用するために必要なソフトウェア(アプリケーションやシステムソフトウェア)を識別するプロダクトIDやモジュールIDと、当該アプリケーションを利用するために必要なコンポーネント(見方を変えれば、対応するアプリケーションと依存関係にあるコンポーネント)の下限バージョン情報と、対応するアプリケーションを利用するために必要な周辺機器31を識別する周辺機器IDとを含む。
図12の説明を続ける。判断部313は、条件情報記憶部312に記憶された複数の条件情報の中から、ダウンロードURL要求受信部311により受信されたダウンロードURL要求に含まれるプロダクトIDに対応する条件情報を選択する。そして、該ダウンロードURL要求に含まれる機器情報と、選択した条件情報とを比較することで、該ダウンロードURL要求に含まれるプロダクトIDで識別されるアプリケーションの利用の可否を判断する。利用可能と判断した場合、判断部313は、URL情報記憶部314に記憶されたURL情報に基づいて、該ダウンロードURL要求に含まれるプロダクトIDに対応するダウンロードURLを特定し、その特定したダウンロードURLをダウンロードURL送信部315へ渡す。
図14は、URL情報記憶部314に記憶されたURL情報の一例を示す図である。URL情報は、複数のプロダクトIDごとに、該プロダクトIDで識別されるアプリケーションを管理するアプリケーションサーバ4の所在を示すダウンロードURLを対応付けた情報である。
図12の説明を続ける。ダウンロードURL送信部315は、ダウンロードURL要求に対する応答として、判断部313から渡されたダウンロードURLをMFP1へ送信する。
以上に説明したコンポーネントサーバ3が有する機能(ダウンロードURL要求受信部311、判断部313、ダウンロードURL送信部315)は、CPU211が、記憶装置(例えばROM212やHDD217等)に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えばコンポーネントサーバ3が有する機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、上述の条件情報記憶部312やURL情報記憶部314は、例えば、HDD217等により実現可能である。以上がコンポーネントサーバ3の構成である。
図10に戻って、MFP1が有する制御部114の詳細な機能の説明を続ける。ダウンロード部123は、ダウンロードURL受信部122により受信されたダウンロードURLに対応するアプリケーションサーバ4に対して、アプリケーション一覧画面から選択されたアプリケーションのプロダクトIDを含み、かつ、該アプリケーションのダウンロードを要求するダウンロード要求を送信する。そして、ダウンロード要求に対する応答として、アプリケーションサーバ4からアプリケーションを受信する(ダウンロードする)。そして、受信したアプリケーションをアプリケーション記憶部301に記憶する。なお、アプリケーション記憶部301は、例えば、MFP1内のHDD14やフラッシュメモリ24等により実現可能である。
この例では、アプリケーションサーバ4からダウンロードされるアプリケーションは、図15のようなアーカイブファイルで提供され、アプリケーション本体と、それに紐付く情報ファイルとから構成されている。情報ファイルには、アプリケーション本体に対応するプロダクトIDやバージョン情報、該アプリケーション本体が動作するために必要な条件に関する情報などが記載されている。アプリケーション本体に対応する前述の条件情報が記載される形態であってもよい。
ここで、アプリケーションサーバ4が有する機能について説明する。図16は、アプリケーションサーバ4が有する機能の一例を示す図である。図16に示すように、アプリケーションサーバ4は、ダウンロード要求受信部411と、アプリケーション選択部412と、アプリケーション記憶部413と、アプリケーション送信部414と、を有する。
ダウンロード要求受信部411は、MFP1から上述のダウンロード要求を受信する。アプリケーション選択部412は、アプリケーション記憶部413に記憶された複数のアプリケーションの中から、ダウンロード要求受信部411により受信されたダウンロード要求に含まれるプロダクトIDに対応するアプリケーションを選択する。アプリケーション記憶部413は、図15のようなアーカイブファイルで提供される複数のアプリケーションを記憶している。
アプリケーション送信部414は、ダウンロード要求に対する応答として、アプリケーション選択部412により選択されたアプリケーションをMFP1へ送信する。
以上に説明したアプリケーションサーバ4が有する機能(ダウンロード要求受信部411、アプリケーション選択部412、アプリケーション送信部414)は、CPU211が、記憶装置(例えばROM212やHDD217等)に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えばアプリケーションサーバ4が有する機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、上述のアプリケーション記憶部413は、例えば、HDD217等により実現可能である。
図10に戻って、MFP1が有する制御部114の詳細な機能の説明を続ける。インストール部124は、ダウンロード部123によりダウンロードされたアプリケーションをMFP1にインストールする。本実施形態では、インストール部124は、インストール対象のアプリケーションの管理に必要な情報(この例では後述のアプリ管理情報)を後述の対応情報に記録するよう、対応情報記憶制御部128に対して指示する。この指示を受けた対応情報記憶制御部128は、該アプリケーションの管理に必要なアプリ管理情報を後述の対応情報に記録する。対応情報の具体的な内容については後述する。
ライセンスファイル要求送信部125(第2の送信部)は、インストール部124によるアプリケーションのインストールが完了(成功)すると、ライセンス管理サーバ5に対して、インストール済みの該アプリケーションに対応するプロダクトキーを含むライセンスファイルを要求するライセンスファイル要求を送信する。
ライセンスファイル受信部126(第2の受信部)は、ライセンスファイル要求に対する応答として、ライセンス管理サーバ5からライセンスファイルを受信する。図17は、ライセンスファイルの一例を示す図である。図17の例では、ライセンスファイルは、プロダクトIDと、プロダクトキーと、ライセンスユニークIDと、ライセンス種別と、有効期間情報とを含む。
プロダクトIDは、該プロダクトIDを含むライセンスファイルによってライセンスが付与される(利用が許可される)アプリケーションを識別する情報である。プロダクトキーは、ライセンスの認証に用いられる情報である。ライセンスユニークIDは、ライセンスを一意に識別する情報である。
ライセンス種別は、ライセンスの種類を示す情報である。ライセンスの種類としては、正式版ライセンスや体験版ライセンスなどがある。正式版ライセンスとは、アプリケーションを購入したユーザの使用権限を示すライセンスであり、体験版ライセンスとは、一定期間に限って無償でアプリケーションを使用させるサービス(お試しサービス)を利用するユーザの使用権限を示すライセンスである。正式版ライセンスを認証するためのプロダクトキーを含むライセンスファイルと、体験版ライセンスを認証するためのプロダクトキーを含むライセンスファイルとは別々に発行されることになる。
この例では、有償のアプリケーションの場合は、アプリケーション一覧画面を作るXML情報の中に、該アプリケーションに対応するライセンスキーは記述されないので、アプリケーション一覧画面から該アプリケーションが選択された場合、制御部114(インストーラ)は、プロダクトキーの入力を促す入力画面を操作パネル27に表示する制御を行い、入力画面からプロダクトキーの入力を受け付ける形態であってもよい。ここでは、ユーザは、これからMFP1にインストールするアプリケーションに対応するプロダクトキーを事前に把握していることを前提とする。例えばアプリケーションの管理者から、該アプリケーションを購入したユーザに対して、郵送やメール等でライセンスキーを通知する形態であってもよい。この例では、お試しサービス用のアプリケーションの場合についても同様である。
なお、例えばお試しサービス用のアプリケーションの場合は、アプリケーション一覧画面を作るXML情報の中に、該アプリケーションに対応するプロダクトキーが予め記述され、アプリケーション一覧画面から該アプリケーションが選択された場合(インストールボタン8が押下された場合)、制御部114(インストーラ)は、該アプリケーションに対応するプロダクトキーを自動的に取得する形態であってもよい。
有効期間情報は、ライセンスの有効期間を示す情報である。この例では、アプリケーションの使用権限に関するライセンス情報は、上述のライセンスユニークID、上述のライセンス種別、および、上述の有効期間情報を含む情報である。
ライセンスファイル受信部126は、ライセンス管理サーバ5から受信したライセンスファイルに含まれる情報のうち、アプリケーションからの後述の問い合わせに対応するために必要な情報(この例では上述のライセンス情報)を後述の対応情報に記録するよう、対応情報記憶制御部128に対して指示する。この指示を受けた対応情報記憶制御部128は、ライセンス管理サーバ5から受信したライセンスファイルに含まれるライセンス情報を後述の対応情報に記録する。対応情報の具体的な内容については後述する。
ここで、ライセンス管理サーバ5が有する機能について説明する。図18は、ライセンス管理サーバ5が有する機能の一例を示す図である。図18に示すように、ライセンス管理サーバ5は、ライセンスファイル要求受信部511と、ライセンスファイル記憶部512と、認証部513と、ライセンスファイル送信部514と、を有する。
ライセンスファイル要求受信部511(第1の受信部)は、MFP1から上述のライセンスファイル要求を受信する。ライセンスファイル記憶部512は、1以上のライセンスファイル(ライセンス商品ごとのライセンスファイル)を記憶する。
認証部513は、ライセンスファイル記憶部512に記憶された1以上のライセンスファイルに含まれるプロダクトキーの中に、ライセンスファイル要求受信部511により受信されたライセンスファイル要求に含まれるプロダクトキーと一致するプロダクトキーが存在するか否かを判断する。この判断結果が肯定の場合、認証部513は、ライセンスファイル要求の要求元のMFP1は、正規のライセンスを持っていることを認める。つまり、ライセンスファイル要求の要求元のMFP1を認証し、ライセンスファイル送信部514に対して、ライセンスファイル要求受信部511により受信されたライセンスファイル要求に含まれるプロダクトキーに対応するライセンスファイルをMFP1へ送信することを指示する。この指示を受けたライセンスファイル送信部514は、ライセンスファイル要求に対する応答として、該ライセンスファイル要求に含まれるプロダクトキーに対応するライセンスファイルをMFP1へ送信する。
以上に説明したライセンス管理サーバ5が有する機能(ライセンスファイル要求受信部511、認証部513、ライセンスファイル送信部514)は、CPU211が、記憶装置(例えばROM212やHDD217等)に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えばアプリケーションサーバ4が有する機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、上述のライセンスファイル記憶部512は、例えば、HDD217等により実現可能である。
再び図10に戻って、MFP1が有する制御部114の詳細な機能の説明を続ける。ライセンスファイル記憶制御部127は、ライセンスファイル受信部126により受信されたライセンスファイルを、ライセンスファイル記憶部302に記憶する制御を行う。なお、ライセンスファイル記憶部302は、例えばMFP1内のHDD14やフラッシュメモリ24等により実現可能である。
対応情報記憶制御部128は、MFP1にインストール済みのアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報ごとに、アプリケーションの使用権限に関する使用権限情報を対応付けた対応情報を、対応情報記憶部303に記憶する制御を行う。図19は、対応情報の一例を示す図である。図19の例では、対応情報は、複数のアプリケーション(インストール済みのアプリケーション)と1対1に対応する複数のアプリ情報から構成されている。この例では、アプリ情報は、アプリケーションの管理に必要なアプリ管理情報と、上述のライセンス情報と、アプリケーションがアクティベートされた状態であるか否かを示すアクティベーション情報と、アプリケーションのインストールを指示したユーザの属性を示す所有者情報とから構成されるが、これに限られるものではない。
アプリ管理情報は、プロダクトIDと、アプリ名と、バージョン情報と、種別とを含む情報である。プロダクトIDは、MFP1や各サーバがアプリケーションを一意に識別するための情報である。アプリ名は、ユーザにアプリケーションを識別させるために画面などに表示するアプリケーションの表示名を表す。種別は、ソフトウェアの種類(アプリケーションソフトウェア、システムソフトウェア等)を示す情報である。この例では、プロダクトIDがアプリケーション識別情報であると考えてもよいし、アプリ名がアプリケーション識別情報であると考えてもよいし、アプリ管理情報そのものがアプリケーション識別情報であると考えてもよい。説明の便宜上、以下の説明では、アプリケーション識別情報としてプロダクトIDを採用する場合を例に挙げて説明するが、これに限られるものではない。
なお、以上に説明した対応情報を記憶する対応情報記憶部303は、例えばMFP1内のHDD14やフラッシュメモリ24等により実現可能である。
図10の説明を続ける。特定部129は、MFP1にインストール済みの何れかのアプリケーションから、プロダクトID(アプリケーション識別情報)を含み、かつ、ライセンス情報(使用権限情報)を要求するライセンス情報要求(第1の要求)を受け付けた場合に、上述の対応情報に基づいて、ライセンス情報要求に含まれるプロダクトIDに対応付けられたライセンス情報を特定する。
通知部130は、ライセンス情報要求の要求元のアプリケーションに対して、特定部129により特定されたライセンス情報を通知する。
この例では、MFP1にインストール済みのアプリケーションは、例えば起動時や、ユーザが有償版のみ提供している機能を利用しようとした際に、自身のライセンス情報を確認するために、自身のプロダクトIDを含む上述のライセンス情報要求を制御部114(インストーラ)へ送信する。そして、ライセンス情報要求に対する応答として、自身のライセンス情報を取得することができる。上述したように、この例では、ライセンス情報は、アプリケーションを使用することができる期間を示す有効期間情報を少なくとも含んでおり、自身のライセンス情報を取得したアプリケーションは、現在の時刻(MFP1に内蔵されたタイマーが示すシステム時刻)と、その取得したライセンス情報に含まれる有効期間情報とに基づいて、ライセンス情報を更新する必要があるか否かを判断する。より具体的には、該アプリケーションは、現在の時刻(自身のライセンス情報を取得した時刻)が、制御部114から取得した自身のライセンス情報に含まれる有効期間情報が示す期間から外れていない場合は、該ライセンス情報を更新する必要は無いと判断し、有効期間情報が示す期間から外れている場合は、該ライセンス情報を更新する必要があると判断する。
MFP1にインストール済みのアプリケーションは、ライセンス情報を更新する必要があると判断した場合、ライセンス情報を更新する指示を受け付ける第1の画面を表示する制御を行う。図20は、第1の画面の一例を示す図である。図20の例では、第1の画面には、ライセンスを更新する指示(ライセンス情報を更新する指示)を受け付けるための更新ボタン141が表示されている。そして、MFP1にインストール済みのアプリケーションは、ライセンス情報を更新する指示を第1の画面から受け付けた場合、例えば図21に示すような、プロダクトキーの入力を受け付ける第2の画面を表示する制御を行う。そして、プロダクトキーの入力を第2の画面から受け付けた場合、その受け付けたプロダクトキーを含み、かつ、ライセンス情報の更新を要求する更新要求(「第2の要求」に対応、最新のライセンスファイルを要求する「ライセンスファイル要求」であると考えることができる)を、ライセンス情報を更新する制御を行う更新制御部131(制御部114が有する機能)へ送信する。この例では、更新要求には、要求元のアプリケーションを識別する情報(例えばプロダクトIDなど)も含まれている。
図10の説明を続ける。更新制御部131は、ライセンス情報を管理するライセンス管理サーバ5に対して、MFP1にインストール済みのアプリケーションから受信した更新要求を送信し、その応答として取得した最新のライセンス情報(最新のライセンスファイルに含まれるライセンス情報)を反映させて上述の対応情報を更新する制御を行う。
図22は、本実施形態の情報処理システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。まずユーザが、MFP1にインストール済みの何れかのアプリケーションを起動する操作(例えば該アプリケーションに対応する操作画面上のアイコンを押下する操作等)を行うと(ステップS1)、該アプリケーションが起動する。起動したアプリケーションは、制御部114(インストーラ)に対して、上述のライセンス情報要求を送信する(ステップS2)。ライセンス情報要求を受信した制御部114(特定部129)は、上述の対応情報に基づいて、その受信したライセンス情報要求に含まれるプロダクトIDに対応付けられたライセンス情報を特定する(ステップS3)。そして、ライセンス情報要求の要求元のアプリケーションに対して、ステップS3で特定したライセンス情報を通知する(ステップS4)。なお、制御部114は、アプリケーションから受信したライセンス情報要求に含まれるプロダクトIDに対応付けられた上述のアクティベーション情報を特定し、その特定したアクティベーション情報も併せて該アプリケーションへ通知することもできる。
ライセンス情報要求に対する応答として制御部114からライセンス情報の通知を受けたアプリケーションは、該ライセンス情報を確認して、ライセンス情報の更新が必要であるか否かを判断する(ステップS5)。この判断方法は上述したとおりである。以下、ステップS5の結果が肯定である場合を例に挙げて説明する。ライセンス情報の更新が必要であると判断したアプリケーションは、上述の第1の画面を操作パネル27に表示する制御を行う(ステップS6)。ユーザが、第1の画面に表示された更新ボタン141を押下する操作を行うと(ステップS7)、アプリケーションは上述の第2の画面を操作パネル27に表示する制御を行う(ステップS8)。ユーザが、第2の画面からプロダクトキーを入力する操作を行うと(ステップS9)、アプリケーションは、制御部114に対して、上述の更新要求を送信する(ステップS10)。制御部114は、アプリケーションから受信した更新要求をライセンス管理サーバ5へ送信する(ステップS11)。
更新要求を受信したライセンス管理サーバ5は、ライセンスファイル記憶部512に記憶された1以上のライセンスファイルに含まれるプロダクトキーの中に、該更新要求に含まれるプロダクトキーと一致するプロダクトキーが存在するか否かを判断する。つまり、更新要求の要求元のMFP1の認証を行う(ステップS12)。更新要求の要求元のMFP1を認証した場合、ライセンス管理サーバ5は、該更新要求に含まれるプロダクトキーに対応するライセンスファイルをMFP1へ送信する(ステップS13)。
更新要求に対する応答として、ライセンス管理サーバ5からライセンスファイルを受信した制御部114(インストーラ)は、該ライセンスファイルに含まれるライセンス情報を反映させて対応情報を更新する(ステップS14)。更新要求の要求元のアプリケーションは、更新要求に対する応答としてライセンス管理サーバ5からライセンスファイルを受信することによってアクティベートされた状態(正規のライセンスを有していると認められた状態)になり、利用可能になる。
図23は、本実施形態のMFP1の動作例を示すフローチャートである。図23のステップS21では、ユーザによる起動操作を契機として、MFP1にインストール済みの何れかのアプリケーションが起動したことを想定している。次に、起動したアプリケーションは、制御部114(インストーラ)から自身のライセンス情報を取得する(ステップS22)。この具体的な内容は上述したとおりである。次に、該アプリケーションは、ステップS22で取得したライセンス情報を確認して、ライセンス情報の更新が必要であるか否かを判断する(ステップS23)。この具体的な内容は上述したとおりである。
ステップS23の結果が否定の場合(ステップS23:No)、処理は後述のステップS32に移行する。一方、ステップS23の結果が肯定の場合(ステップS23:Yes)、アプリケーションは、上述の第1の画面を操作パネル27に表示する制御を行う(ステップS24)。そして、第1の画面に表示された更新ボタン141の押下を受け付けた場合(ステップS25:Yes)、上述の第2の画面を操作パネル27に表示する制御を行う(ステップS26)。一方、更新ボタン141の押下を受け付けずに、第1の画面から更新しない指示を受け付けた場合(ステップS25:No)、アプリケーションは動作を終了する(ステップS27)。
第2の画面からプロダクトキーの入力を受け付けた場合(ステップS28:Yes)、アプリケーションは、制御部114に対して上述の更新要求を送信し、制御部114は、アプリケーションから受信した更新要求をライセンス管理サーバ5へ送信する(ステップS29)。ここでは、ライセンス管理サーバ5により、更新要求の要求元のMFP1が認証されることを前提とする。その後、制御部114は、更新要求に対する応答として、最新のライセンスファイルを取得する(ステップS30)。次に、制御部114は、ステップS30で取得したライセンスファイルに含まれるライセンス情報を反映させて上述の対応情報を更新する(ステップS31)。そして、アプリケーションの利用が開始される(ステップS32)。
以上に説明したように、本実施形態の制御部114は、MFP1にインストール済みの何れかのアプリケーションから、プロダクトIDを含み、かつ、ライセンス情報を要求するライセンス情報要求(第1の要求)を受け付けた場合に、MFP1内に保持された上述の対応情報に基づいて、該ライセンス情報要求に含まれるプロダクトIDに対応付けられたライセンス情報を特定する。そして、ライセンス情報要求の要求元のアプリケーションに対して、その特定したライセンス情報を通知する。これにより、インストール済みのアプリケーションは、ライセンス管理サーバ5に問い合わせることなく自身のライセンス情報を確認することができる。
また、上述したように、ライセンス情報は、ライセンスを付与するアプリケーションを使用することができる期間を示す有効期間情報を少なくとも含んでおり、MFP1にインストール済みのアプリケーションは、制御部114から取得した自身のライセンス情報に含まれる有効期間情報を確認して、該ライセンス情報の更新が必要であるか否かを判断するので、従来のように、特定のソフトウェアが各アプリケーションのライセンス情報の更新が必要であるか否かの判断を一括して行う構成に比べて、特定のソフトウェアの処理負担が大きくなることを抑制できる(判断処理を分散できるので)。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
以下、実施形態の変形例を記載する。
(実施形態の変形例1)
例えば更新制御部131は、MFP1にインストール済みのアプリケーションから上述の更新要求を受信したときに、MFP1が他の処理を実行中の場合は、ライセンス情報を更新する制御を行わない形態であってもよい。この例では、更新制御部131は、アプリケーションから上述の更新要求を受信したときに、操作部20および本体10の各々の他のソフトウェアに対して、何れの処理も実行していない状態であるか否かを問い合わせる「アプリオフライン問い合わせ(問い合わせ情報)」を送信し、所定の処理を実行中であることを示す応答を受信した場合は、ライセンス情報を更新する制御を行わない。
例えば更新制御部131が上述の更新要求を受信したときに、MFP1の他のアプリケーションがジョブを実行していた場合を想定する。以下の説明では、MFP1が、特定の処理を排他的に実行できる状態(つまり、何れの処理も実行されていない状態)を「アプリオフライン」と称する。図24は、この場合の情報処理システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図24に示すように、操作部20は、本体10側で発生したイベントを受信する監視モジュール40をさらに有する。図24の例で、ユーザによるアプリケーションの起動操作後(ステップS1)、上述したライセンス情報を確認する手順(上述したステップS2〜ステップS4の手順)を実行中に、本体10のアプリケーションがジョブを実行する場合を想定している。
図24に示すように、本体10のアプリ層101のアプリケーションは、本体10のサービス層102に対して、アプリオフラインであるか否かを問い合わせる「アプリオフライン問い合わせ」を送信し(ステップS21)、サービス層102は、アプリケーションから受信した「アプリオフライン問い合わせ」を、本体10の他のソフトウェアへ転送するとともに操作部20へ転送する(ステップS22)。操作部20の監視モジュール40は、本体10から受信した「アプリオフライン問い合わせ」を操作部20の各ソフトウェア(アプリケーションソフトウェアやシステムソフトウェア等)へ転送する(ステップS23)。説明の便宜上、ここでは、「アプリオフライン問い合わせ」の送信対象としてインストーラのみを例に挙げて説明する。図25の例では、インストーラが「アプリオフライン問い合わせ」を受信したときに、インストーラは何も処理を実行していないことを想定しているので、インストーラは、「アプリオフライン問い合わせ」に対する応答として、何も処理を実行していないことを示す応答を監視モジュール40へ返す(ステップS24)。そして、監視モジュール40は、各ソフトウェアから受信した応答を本体10へ返す(ステップS25)。本体10のサービス層102は、操作部20や本体10の他のソフトウェアから、何も処理を実行していないことを示す応答を受信すると、問い合わせ元のアプリケーションに対して、アプリオフラインの確定を通知する(ステップS26)。この通知を受けたアプリケーションは、ジョブの実行を開始することができる(ステップS27)。
図24に示すステップS7〜ステップS10の手順は、図22で説明した内容と同様である。ステップS10で上述の更新要求を受信したインストーラ(制御部114)は、上述の「アプリオフライン問い合わせ」を、操作部20の他のソフトウェアへ送信するとともに、本体10に対して送信する(ステップS28)。このとき、図24の例では、本体10のアプリケーションがジョブを実行中であることを想定しているので、インストーラは、ジョブを実行中であることを示す応答を本体10から受信する(ステップS29)。この場合、インストーラは、上述の更新要求の要求元のアプリケーションに対して、ライセンス情報を更新できない旨を通知する(ステップS30)。この通知を受けたアプリケーションは、ライセンス情報を更新できない旨を示すエラー画面を表示する制御を行う(ステップS31)。図25は、エラー画面の一例である。図25の例では、エラー画面は、ライセンス情報を更新できない旨に加えて、しばらく待ってからライセンス情報を更新するための操作をやり直すことを促す旨を表示している。
一方、ジョブを実行していた本体10のアプリケーションは、ジョブの実行が完了すると、サービス層102に対して、アプリオフラインを開放する旨を通知し(ステップS32)、その通知に対する応答を受信する(ステップS33)。これにより、MFP1の各ソフトウェアが処理の実行を再開できる。
本変形例によれば、ライセンス情報を更新する制御と、MFP1が実行する他のジョブとが衝突することを回避することができる。
(実施形態の変形例2)
例えば更新制御部131は、上述の更新要求に含まれるプロダクトキーが不正である場合は、ライセンス情報を更新する制御を行わない形態であってもよい。プロダクトキーが不正である場合の例として、(1)プロダクトキーの入力形式が正しくない場合、(2)入力されたプロダクトキーがライセンス管理サーバ5に未登録の場合、(3)ライセンス情報の更新を要求するアプリケーションのプロダクトID(更新要求に含まれるプロダクトID)と、更新要求に対する応答としてライセンス管理サーバ5から受信したライセンスファイルに含まれるプロダクトIDが一致しない場合などが考えられる。
図26は、本変形例の情報処理システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。ステップS10までの手順は、図22で説明した内容と同様である。ステップS10で上述の更新要求を受信した制御部114(インストーラ)は、更新要求に含まれるプロダクトキー(ユーザによって入力されたプロダクトキー)の形式を確認する(ステップS41)。
ステップS41の結果、プロダクトキーの入力形式が不正な入力形式であった場合、制御部114は、上述の更新要求の要求元のアプリケーションに対して、プロダクトキーの入力形式が不正である旨を通知する(ステップS42)。この通知を受けたアプリケーションは、プロダクトキーの入力形式が正しくないためにライセンス情報を更新できない旨を示すエラー画面を表示する制御を行う(ステップS43)。
一方、ステップS41の結果、プロダクトキーの入力形式が正しい入力形式であった場合、制御部114は、ライセンス管理サーバ5に対して、上述の更新要求を送信する(ステップS44)。更新要求を受信したライセンス管理サーバ5は、ライセンスファイル記憶部512に記憶された1以上のライセンスファイルに含まれるプロダクトキーの中に、該更新要求に含まれるプロダクトキーと一致するプロダクトキーが存在するか否かを判断する。つまり、更新要求の要求元のMFP1の認証を行う(ステップS45)。
ライセンス管理サーバ5は、ライセンスファイル記憶部512に記憶された1以上のライセンスファイルに含まれるプロダクトキーの中に、受信した更新要求に含まれるプロダクトキーと一致するプロダクトキーが存在しない場合(プロダクトキー未登録の場合)、プロダクトキーは未登録である旨をMFP1へ通知する(ステップS46)。この通知を受けた制御部114は、更新要求の要求元のアプリケーションに対して、入力されたプロダクトキーが未登録である旨を通知する(ステップS47)。この通知を受けたアプリケーションは、入力されたプロダクトキーが未登録であるためにライセンス情報を更新できない旨を示すエラー画面を表示する制御を行う(ステップS48)。
ライセンス管理サーバ5は、ライセンスファイル記憶部512に記憶された1以上のライセンスファイルに含まれるプロダクトキーの中に、受信した更新要求に含まれるプロダクトキーと一致するプロダクトキーが存在する場合(プロダクトキー登録済みの場合)、該プロダクトキーに対応するライセンスファイルをMFP1へ送信する(ステップS49)。このライセンスファイルを受信した制御部114は、その受信したライセンスファイルに含まれるプロダクトIDと、更新要求の要求元のアプリケーションのプロダクトIDとを比較する(ステップS50)。
ステップS50の結果、プロダクトIDが不一致の場合、制御部114は、ライセンス管理サーバ5から受信したライセンスファイルに含まれるライセンス情報を反映させて対応情報を更新することは行わない。この場合、上述の更新要求の要求元のアプリケーションとは異なる他のアプリケーションのライセンスに対して発行されたプロダクトキーが正当ではない経路でユーザに知得されてしまうことを防ぐために、制御部114は、更新要求の要求元のアプリケーションに対して、入力されたプロダクトキーが未登録である旨を通知し(ステップS51)、この通知を受けたアプリケーションは、入力されたプロダクトキーが未登録であるためにライセンス情報を更新できない旨を示すエラー画面を表示する制御を行う(ステップS52)。
一方、ステップS50の結果、プロダクトIDが一致している場合、制御部114は、ライセンス管理サーバ5から受信したライセンスファイルに含まれるライセンス情報を反映させて対応情報を更新する(ステップS53)。そして、上述の更新要求の要求元のアプリケーションに対して、ライセンス情報の更新が完了した旨を通知する(ステップS54)。この例では、この通知を受けたアプリケーションは、ライセンス情報の更新が完了した旨を示す更新完了画面を表示する制御を行う(ステップS55)。
本変形例によれば、正当なプロダクトキーが入力された場合に限って、ライセンス情報の更新が行われることを保証できる。
(実施形態の変形例3)
例えば更新制御部131は、上述の更新要求を受信したときに、MFP1とライセンス管理サーバ5とが接続されていない場合は、ライセンス情報を更新する制御を行わず、その旨を、該更新要求の要求元のアプリケーションへ通知し、この通知を受けたアプリケーションは、ライセンス管理サーバ5と接続できないためにライセンス情報を更新できない旨を示すエラー画面を表示する制御を行う形態であってもよい。
図27は、本変形例の情報処理システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。ステップS10までの手順は、図22で説明した内容と同様である。ステップS10で上述の更新要求を受信した制御部114(インストーラ)は、MFP1とライセンス管理サーバ5とが接続されている状態であるか否かを確認する(ステップS61)。例えばライセンス管理サーバ5に対して、上述の更新要求を送信した後、一定期間にわたって応答を受信しない場合は、MFP1とライセンス管理サーバ5とが接続されていない状態であると判断し、一定期間内に応答を受信した場合は、MFP1とライセンス管理サーバ5とが接続されている状態であると判断することもできる。
以下の説明では、ステップS61の結果、MFP1とライセンス管理サーバ5とが接続されていないと判断した場合を例に挙げて説明する。この場合、制御部114は、上述の更新要求の要求元のアプリケーションに対して、MFP1とライセンス管理サーバ5とが接続されていない旨を通知する(ステップS62)。この通知を受けたアプリケーションは、MFP1とライセンス管理サーバ5とが接続されていないためにライセンス情報を更新することができない旨を示すエラー画面を表示する制御を行う(ステップS63)。
本変形例によれば、ライセンス情報を更新するためにプロダクトキーが入力された場合に、MFP1とライセンス管理サーバ5とが接続されていない場合は、ライセンス情報の更新は行われずに、ライセンス管理サーバ5と接続できないためにライセンス情報を更新できない旨を示すエラー画面が表示されるので、ユーザに対してネットワーク設定の確認を促すことができる。
以上に説明した実施形態および各変形例は任意に組み合わせることが可能である。
また、上述した実施形態の情報処理システム100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 MFP
2 アプリマーケットサーバ
3 コンポーネントサーバ
4 アプリケーションサーバ
5 ライセンス管理サーバ
6 ネットワーク
10 本体
20 操作部
100 情報処理システム
111 表示制御部
112 アプリケーション一覧画面要求送信部
113 アプリケーション一覧画面受信部
114 制御部
121 ダウンロードURL要求送信部
122 ダウンロードURL受信部
123 ダウンロード部
124 インストール部
125 ライセンスファイル要求送信部
126 ライセンスファイル受信部
127 ライセンスファイル記憶制御部
128 対応情報記憶制御部
129 特定部
130 通知部
131 更新制御部
221 アプリケーション一覧画面要求受信部
222 アプリケーション一覧画面記憶制御部
223 アプリケーション一覧画面記憶部
224 アプリケーション一覧画面送信部
300 機器情報記憶部
301 アプリケーション記憶部
302 ライセンスファイル記憶部
303 対応情報記憶部
311 ダウンロードURL要求受信部
312 条件情報記憶部
313 判断部
314 URL情報記憶部
315 ダウンロードURL送信部
411 ダウンロード要求受信部
412 アプリケーション選択部
413 アプリケーション記憶部
414 アプリケーション送信部
511 ライセンスファイル要求受信部
512 ライセンスファイル記憶部
513 認証部
514 ライセンスファイル送信部
特開2011−65296号公報

Claims (11)

  1. インストール済みのアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報ごとに、前記アプリケーションの使用権限に関する使用権限情報を対応付けた対応情報を記憶する対応情報記憶部と、
    前記インストール済みのアプリケーションのうち有償のアプリケーションを利用する操作に応じて、前記有償のアプリケーションから、前記アプリケーション識別情報を含み、かつ、前記使用権限情報を要求する第1の要求を受け付けた場合に、前記対応情報に基づいて、前記第1の要求に含まれる前記アプリケーション識別情報に対応付けられた前記使用権限情報を特定する特定部と、
    前記第1の要求の要求元の前記有償のアプリケーションに対して、前記特定部により特定された前記使用権限情報を通知する通知部と、
    前記使用権限情報を更新する制御を行う更新制御部と、
    を備え
    前記使用権限情報は、前記有償のアプリケーションを使用することができる期間を示す有効期間情報を少なくとも含み、
    前記第1の要求に対する応答として前記使用権限情報を取得した前記有償のアプリケーションは、現在の時刻と、その取得した前記使用権限情報に含まれる前記有効期間情報とに基づいて、前記使用権限情報を更新する必要があるか否かを判断し、
    前記有償のアプリケーションは、前記使用権限情報を更新する必要があると判断した場合、前記使用権限を認証するための使用権限認証情報の入力を受け付け、その受け付けた前記使用権限認証情報を含み、かつ、前記使用権限情報の更新を要求する第2の要求を、前記更新制御部へ送信し、
    前記更新制御部は、前記使用権限情報を管理するサーバに対して、前記有償のアプリケーションから受信した前記第2の要求を送信し、その応答として取得した最新の前記使用権限情報を反映させて、前記有償のアプリケーションの使用権限に関する使用権限情報を対応付けた前記対応情報を更新する制御を行う、
    情報処理装置。
  2. 前記有償のアプリケーションは、
    前記使用権限情報を更新する必要があると判断した場合、前記使用権限情報を更新する指示を受け付ける第1の画面を表示する制御を行い、
    前記使用権限情報を更新する指示を前記第1の画面から受け付けた場合、前記使用権限を認証するための使用権限認証情報の入力を受け付ける第2の画面を表示する制御を行う、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記更新制御部は、前記第2の要求を受信したときに、前記情報処理装置が他の処理を実行中の場合は、前記使用権限情報を更新する制御を行わない、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記更新制御部は、前記第2の要求に含まれる前記使用権限認証情報が不正である場合は、前記使用権限情報を更新する制御を行わない、
    請求項1乃至3のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記更新制御部は、前記第2の要求を受信したときに、前記情報処理装置と前記サーバとが接続されていない場合は、前記使用権限情報を更新する制御を行わず、その旨を、前記第2の要求の要求元の前記アプリケーションへ通知し、
    前記通知を受けた前記アプリケーションは、前記サーバと接続できないために前記使用権限情報を更新できない旨を示すエラー画面を表示する制御を行う、
    請求項乃至のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部で受け付けた前記操作に応じた動作を行う本体と、を備え、
    前記操作部は、前記アプリケーションと、前記アプリケーションからの要求を受け付け、受け付けた要求に応じた処理を行う機能を提供するためのソフトウェアと、を有し、
    前記本体は、前記本体が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアを有し、
    前記更新制御部は、前記操作部が有する前記ソフトウェアにより提供され、
    前記アプリケーションは、前記本体が有する前記ソフトウェアにより提供されるインタフェース機能を介して、前記本体のハードウェア資源を利用する、
    請求項乃至のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記更新制御部は、前記第2の要求を受信したときに、前記操作部および前記本体の各々の他のソフトウェアに対して、何れの処理も実行していない状態であるか否かを問い合わせる問い合わせ情報を送信し、所定の処理を実行中であることを示す応答を受信した場合は、前記使用権限情報を更新する制御を行わない、
    請求項に記載の情報処理装置。
  8. アプリケーションを情報処理装置にインストール可能なアプリケーションを一覧表示するアプリケーション一覧画面において、
    有償のアプリケーションが選択された場合には、使用権限情報の入力を促す入力画面を表示し、
    無償のアプリケーションが選択された場合には、使用権限情報を、前記アプリケーション一覧画面の情報から自動的に取得する、
    請求項1乃至7のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報処理装置は、
    前記アプリケーション一覧画面を前記情報処理装置に提供するアプリマーケットサーバと、
    前記情報処理装置が、前記アプリケーション一覧画面から選択したアプリケーションを利用するための条件を満たしているか否かを判断し、条件を満たしている場合は、そのアプリケーションを管理しているアプリケーションサーバの所在を示すURLを前記情報処理装置に送信するコンポーネントサーバと、
    アプリケーション一覧画面から選択したアプリケーションを前記情報処理装置にダウンロードするために、前記コンポーネントサーバから受信したURLを指定してアクセスするアプリケーションサーバと、
    前記使用権限情報を含み、かつ、該使用権限情報に対応するライセンスファイルを要求するライセンスファイル要求を前記情報処理装置から受信すると、前記使用権限情報に対応するライセンスファイルを前記情報処理装置に送信するライセンス管理サーバと、
    をネットワークを介して接続する、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータに、
    インストール済みのアプリケーションのうち有償のアプリケーションを利用する操作に応じて、前記有償のアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を含み、かつ、前記アプリケーションの使用権限に関する使用権限情報を要求する第1の要求を受け付けた場合に、前記アプリケーション識別情報ごとに前記使用権限情報を対応付けた対応情報を記憶する対応情報記憶部に記憶された前記対応情報に基づいて、前記第1の要求に含まれる前記アプリケーション識別情報に対応付けられた前記使用権限情報を特定する特定ステップと、
    前記第1の要求の要求元の前記アプリケーションに対して、前記特定ステップにより特定された前記使用権限情報を通知する通知ステップと、
    前記使用権限情報を更新する制御を行う更新制御ステップと、
    を実行させ
    前記使用権限情報は、前記有償のアプリケーションを使用することができる期間を示す有効期間情報を少なくとも含み、
    前記第1の要求に対する応答として前記使用権限情報を取得した前記有償のアプリケーションは、現在の時刻と、その取得した前記使用権限情報に含まれる前記有効期間情報とに基づいて、前記使用権限情報を更新する必要があるか否かを判断し、
    前記有償のアプリケーションは、前記使用権限情報を更新する必要があると判断した場合、前記使用権限を認証するための使用権限認証情報の入力を受け付け、その受け付けた前記使用権限認証情報を含み、かつ、前記使用権限情報の更新を要求する第2の要求を、前記更新制御ステップへ送信し、
    前記更新制御ステップは、前記使用権限情報を管理するサーバに対して、前記有償のアプリケーションから受信した前記第2の要求を送信し、その応答として取得した最新の前記使用権限情報を反映させて、前記有償のアプリケーションの使用権限に関する使用権限情報を対応付けた前記対応情報を更新する制御を行う、
    ためのプログラム。
  11. 情報処理装置と、該情報処理装置とネットワークで通信可能なサーバと、を備える情報処理システムであって、
    前記サーバは、
    アプリケーションの使用権限に関する情報を示す使用権限情報と、該使用権限を認証するための使用権限認証情報とを含む1以上のライセンスファイルを記憶するライセンスファイル記憶部と、
    前記使用権限認証情報を含み、かつ、該使用権限認証情報に対応する前記ライセンスファイルを要求するライセンスファイル要求を前記情報処理装置から受信する第1の受信部と、
    前記第1の受信部により受信された前記ライセンスファイル要求に含まれる前記使用権限認証情報に対応する前記ライセンスファイルを前記情報処理装置へ送信する第1の送信部と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記サーバに対して、インストール済みのアプリケーションに対応する前記使用権限認証情報を含む前記ライセンスファイル要求を送信する第2の送信部と、
    前記ライセンスファイル要求に対する応答として、前記サーバから前記ライセンスファイルを受信する第2の受信部と、
    インストール済みのアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報と、前記第2の受信部により受信された前記ライセンスファイルに含まれる前記使用権限情報とを対応付けた対応情報を記憶する対応情報記憶部と、
    何れかの前記アプリケーションから、前記アプリケーション識別情報を含み、かつ、前記使用権限情報を要求する第1の要求を受け付けた場合に、前記対応情報に基づいて、前記第1の要求に含まれる前記アプリケーション識別情報に対応付けられた前記使用権限情報を特定する特定部と、
    前記第1の要求の要求元の前記アプリケーションに対して、前記特定部により特定された前記使用権限情報を通知する通知部と、
    前記使用権限情報を更新する制御を行う更新制御部と、
    を備え
    前記使用権限情報は、有償のアプリケーションを使用することができる期間を示す有効期間情報を少なくとも含み、
    前記第1の要求に対する応答として前記使用権限情報を取得した前記有償のアプリケーションは、現在の時刻と、その取得した前記使用権限情報に含まれる前記有効期間情報とに基づいて、前記使用権限情報を更新する必要があるか否かを判断し、
    前記有償のアプリケーションは、前記使用権限情報を更新する必要があると判断した場合、前記使用権限を認証するための使用権限認証情報の入力を受け付け、その受け付けた前記使用権限認証情報を含み、かつ、前記使用権限情報の更新を要求する第2の要求を、前記更新制御部へ送信し、
    前記更新制御部は、前記使用権限情報を管理するサーバに対して、前記有償のアプリケーションから受信した前記第2の要求を送信し、その応答として取得した最新の前記使用権限情報を反映させて、前記有償のアプリケーションの使用権限に関する使用権限情報を対応付けた前記対応情報を更新する制御を行う、
    情報処理システム。
JP2015247852A 2015-12-18 2015-12-18 情報処理装置、プログラムおよび情報処理システム Active JP6720519B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015247852A JP6720519B2 (ja) 2015-12-18 2015-12-18 情報処理装置、プログラムおよび情報処理システム
US15/371,317 US10757108B2 (en) 2015-12-18 2016-12-07 Information processing apparatus, computer-readable recording medium, and information processing system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015247852A JP6720519B2 (ja) 2015-12-18 2015-12-18 情報処理装置、プログラムおよび情報処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017111757A JP2017111757A (ja) 2017-06-22
JP6720519B2 true JP6720519B2 (ja) 2020-07-08

Family

ID=59067217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015247852A Active JP6720519B2 (ja) 2015-12-18 2015-12-18 情報処理装置、プログラムおよび情報処理システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10757108B2 (ja)
JP (1) JP6720519B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3142035B1 (en) * 2015-09-14 2021-08-25 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, information processing apparatus, information processing method, and recording medium
US10033898B2 (en) 2016-03-17 2018-07-24 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, image forming apparatus, and method of processing information
JP6733479B2 (ja) 2016-03-17 2020-07-29 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、画像形成装置、情報処理方法およびプログラム
US10911408B2 (en) * 2018-02-26 2021-02-02 Vmware, Inc. Identifying and displaying application dependencies
JP7167617B2 (ja) * 2018-10-10 2022-11-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成システム、および制御プログラム
JP7342443B2 (ja) 2019-06-18 2023-09-12 株式会社リコー 情報処理装置、方法、およびプログラム
JP7395932B2 (ja) 2019-10-04 2023-12-12 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置、情報処理プログラム、及び画像形成装置
US11853785B1 (en) * 2020-03-02 2023-12-26 Amazon Technologies, Inc. Virtual machine cloning and resource configuration
JP2022012403A (ja) * 2020-07-01 2022-01-17 キヤノン株式会社 プログラム、情報処理装置及び制御方法
JP7493472B2 (ja) * 2021-03-04 2024-05-31 東京エレクトロン株式会社 ライセンス認証装置、ライセンス認証方法
US20240166557A1 (en) 2021-05-06 2024-05-23 3M Innovative Properties Company Angular physical vapor deposition for coating substrates

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5138712A (en) * 1989-10-02 1992-08-11 Sun Microsystems, Inc. Apparatus and method for licensing software on a network of computers
US5790664A (en) * 1996-02-26 1998-08-04 Network Engineering Software, Inc. Automated system for management of licensed software
US20020067503A1 (en) * 2000-12-04 2002-06-06 Hiatt Brian C. Printer with embedded computer
US7496540B2 (en) * 2002-03-27 2009-02-24 Convergys Cmg Utah System and method for securing digital content
US8656502B2 (en) * 2002-04-04 2014-02-18 Mcafee, Inc. Controlling use of a computer program installed on a computer
JP4018498B2 (ja) * 2002-10-15 2007-12-05 キヤノン株式会社 管理装置、管理方法、制御プログラム
JP4908961B2 (ja) * 2006-07-27 2012-04-04 キヤノン株式会社 情報処理方法、情報処理装置、プログラム及び記憶媒体
EP2495680A3 (en) * 2007-02-28 2012-10-31 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, information processor, image forming apparatus, and information processing method
US20100100778A1 (en) * 2007-05-11 2010-04-22 Spiceworks, Inc. System and method for hardware and software monitoring with integrated troubleshooting
US8015114B1 (en) * 2008-12-30 2011-09-06 Symantec Corporation Systems and methods for encouraging renewal of security-software subscriptions
JP2010211469A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP5454035B2 (ja) 2009-09-15 2014-03-26 株式会社リコー 画像処理装置、遠隔管理システム、ライセンス更新方法、およびライセンス更新プログラム
US9003541B1 (en) * 2009-12-22 2015-04-07 Adobe Systems Incorporated Method and apparatus for desktop product license portability with user identity subscription using durable tokens
JP5585257B2 (ja) 2010-07-16 2014-09-10 株式会社リコー 画像形成装置、機器システム、プログラム管理方法、プログラム
US8560454B1 (en) * 2012-03-13 2013-10-15 Symantec Corporation Systems and methods for providing users with customized renewal policies
AU2014200318B2 (en) * 2014-01-17 2020-07-02 Vsk Electronics Nv Threat-monitoring systems and related methods
JP6442976B2 (ja) 2014-10-22 2018-12-26 株式会社リコー 画像形成装置、ブラウザの制御方法およびプログラム
US9971883B2 (en) 2014-11-20 2018-05-15 Ricoh Company, Ltd. Information processing device to install applications using installation screen associated with a user
US9661171B2 (en) 2014-12-09 2017-05-23 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, information processing apparatus, and information processing method for providing application information
JP6547291B2 (ja) 2014-12-17 2019-07-24 株式会社リコー 情報処理システムおよび情報処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017111757A (ja) 2017-06-22
US10757108B2 (en) 2020-08-25
US20170180387A1 (en) 2017-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6720519B2 (ja) 情報処理装置、プログラムおよび情報処理システム
JP6673464B2 (ja) システム、システムの方法および画像形成装置
JP6547291B2 (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
JP7205522B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
JP6645341B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法
JP6822172B2 (ja) システム、画像形成装置、情報処理方法および情報処理装置
JP6554905B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US20170078293A1 (en) Information processing system, information processing apparatus, information processing method, and recording medium
US20200409685A1 (en) Electronic apparatus, information processing system, and information processing method
US9971883B2 (en) Information processing device to install applications using installation screen associated with a user
US20170251122A1 (en) System, image forming device, and information processing method
JP6927276B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP6303979B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2017122963A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム
JP5573411B2 (ja) 画像形成装置、プログラム、及びインストール方法
JP6790482B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2016105266A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
JP6750290B2 (ja) 画像形成装置、情報処理方法およびプログラム
JP6648523B2 (ja) 情報処理装置、プログラム、情報処理システムおよび情報処理方法
JP6885124B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法
JP6819386B2 (ja) 画像処理装置、システムおよび情報処理方法
JP2017120582A (ja) システム、情報処理方法、情報処理装置およびプログラム
JP6760448B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP6424441B2 (ja) 複合機、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理システム
JP7070621B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200601

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6720519

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151