JP6717482B2 - 採血管 - Google Patents

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本発明は、採血管に関する。
血液検査において検査室で採血をする場合、注射器または真空採血管による方法が用いられるが、近年、真空採血管による採血が増加している。真空採血管は、血液凝固の検査、血小板検査等の検査の目的に応じた試薬を含み、検査に適した真空採血管が用いられる。真空採血管は、主に容量が2−5mL程度のものが用いられるが、検査技術の進歩によ
って検査に使用される血液の量は減少し、より少ない量の血液を採血するための真空採血管が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−167124号公報
容量が2mL以上の真空採血管を使用する場合、検査に使用される量よりも多くの血液
が採取される場合がある。また、真空採血管の容量を減らすためには、採血量に応じたサイズの真空採血管およびホルダーの準備が求められる。さらに、1mL以下の容量の真空採血管で採血量を一定に保つことは困難である。このため、真空採血管は、小児領域および小型犬等の獣医領域の検査では、用いるのが困難な場合があった。
また、真空採血管は、検査室で針を刺して直接採血する場合には便利であるが、手術時のように採血用のカテーテル(A−line等)が確保されている場合には、針を刺すことなく、カテーテルよりシリンジで検査に使用される量の血液を採取することが可能である。そこで、シリンジにより採取した少量の血液を保存することができる採血管が求められていた。
さらに、シリンジで採取した少量の血液は、1回分の検査に使用する試薬を封入した採血管に注入される。封入される試薬は、クエン酸ナトリウム等の抗凝固剤やへパリナーゼ等を含む。クエン酸ナトリウムは水溶液として、へパリナーゼは凍結乾燥の状態で、採血管に封入される。その他の試薬は、採血管の内面へのコーティングにより封入される。このため、採血管は、使用前には密閉され、溶液が漏れないこと、外部の水蒸気により凍結乾燥試薬が劣化しないこと、等が求められる。
本発明は、シリンジから密閉された採血管に少量の血液を注入する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、シリンジと採血管を連結する連結部材において、採血管に嵌合する筒部の採血管側の内周面に端部に至る凹部を周方向に形成し、内部弁を有するシール部材を、当該凹部に複数設けられる凸部と摺接するように摺動させて、シリンジから採血管への血液の流路を形成することにした。
詳細には、本発明に係る採血管は、シリンジにより採取された血液が注入される採血管であって、一端がシリンジの先端に連結される筒状の連結部と、連結部の他端において採
血管の開口部を閉塞し、採血管の外部に通じる複数の空気孔が設けられる栓部と、栓部を介して連結部と連通し採血管の開口部に嵌合する筒部であって、栓部と反対側の内周面には端部に至る凹部が周方向に形成され、凹部における内周面には軸方向に形成される凸部が複数設けられる筒部とを有する連結部材と、筒部の内側を摺動可能で、凹部においては凸部と摺接するシール部と、シール部のシリンジ側に形成され、複数の切欠きを有し連結部に挿入される内部弁とを有するシール部材と、を備える。
上記の採血管であれば、シリンジにより採取した少量の血液であっても、採血管の開口部は栓部によって閉塞され、連結部および筒部を介して所望量の血液をシリンジから注入することができる。例えば、手術時のように採血用のカテーテルが確保されている場合、少量の血液を採取し、定期的に検査をすることが可能となる。また、上記の採血管であれば、血液量が限られる小児または動物等にも使用することができる。内部弁の切欠きは、連結部から注入される血液が筒部内に流れるように形成されていればよく、切欠きの数に限定はない。
なお、シール部は、シリンジの先端が内部弁とは反対側から連結部に嵌入し内部弁を押し込むことにより、凸部と摺接する位置に摺動し、連結部、切欠き、およびシール部の外周と凹部により形成される開口を介して、シリンジから採血管への流路を形成するものであってもよい。このような採血管であれば、シリンジを採血管に連結することで、シリンジから採血管への血液の流路が形成されるため、シリンジから採血管に容易に血液を注入することが可能である。
また、採血管は、抗凝固剤を含むものであってもよい。抗凝固剤を含む採血管であれば、血液の凝固の進行を抑制することができる。なお、抗凝固剤は、液体、凍結乾燥、又は乾燥コーティングのいずれかの状態で含まれるようにしてもよい。上記のように栓部によって閉塞された採血管であれば、採血管内における抗凝固剤を外気から隔離し、抗凝固剤の劣化を抑制することが可能である。さらに、抗凝固剤は、1回または2回の測定に使用される量が含まれるようにしてもよい。血液の注入後に抗凝固剤を注入することなく、迅速な測定が可能となる。
また、採血管に含まれる抗凝固剤は、クエン酸ナトリウム、EDTA、ヒルジン、BAPA(ベンジルスルホニル-D-Arg-Pro-4-アミジノベンジルアミド)、コーン由来トリプ
シンインヒビター(1977. J.Biol.Chem 252.8105)、ヘパリン、アプロチニンなどが例示される。このような採血管であれば、検査項目に適した抗凝固剤を含む採血管により、採取した血液を保存することが可能である。
また、採血管は、容量が3mL以下、好ましくは1.5mL以下であってもよい。このような採血管であれば、3mL以下、好ましくは1.5mL以下の採血量であっても検査することができるため、小児または動物等にも使用することができる。
また、採血管は、内容量を計測する目盛を有するものであってもよい。このような採血管であれば、使用量の血液を注入することが容易となる。
本発明によれば、シリンジから密閉された採血管に少量の血液を注入することが可能となる。
図1は、シリンジおよび採血管の構成を示す概略図である。 図2は、連結部材の第1の斜視図である。 図3は、連結部材の第2の斜視図である。 図4は、シール部材の第1例を示す斜視図である。 図5は、シール部材の第2例を示す斜視図である。 図6は、シール部材が連結部材の内部を摺動する前後の様子を示す図である。 図7は、シール部材が連結部材の内部でシリンジにより押し込まれた状態を示す断面図である。 図8は、シール部材が連結部材の内部でシリンジにより押し込まれた状態を示す斜視図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
〔実施形態〕
図1は、シリンジおよび採血管の構成を示す概略図である。採血管10は、連結部材11と、シール部材12と、チューブ13とを備える。シリンジ20により採取された血液は、連結部材11およびシール部材12を介してチューブ13内に注入される。
連結部材11は、筒状の部材であり、一端がシリンジ20に連結される。図1において、連結部材11は、シリンジ20の先端部分を連結部材11の一端に螺合することにより、シリンジ20と連結される。このとき、連結部材11に螺合するシリンジ20の先端部分における筒状の開口内に形成される筒部22Bが、連結部材11に嵌入する。
連結部材11は、他端がチューブ13に嵌合し、連結部材11の内部に嵌入されるシール部材12によって、チューブ13の開口部は密閉される。シリンジ20が連結部材11に螺合されることにより、シール部材12が押し下げられ、シリンジ20からチューブ13への血液の流路が形成される。
シール部材12は、連結部材11がチューブ13と嵌合する部分の内部内側を摺動可能である。連結部材11のチューブ13側の内周面には、端部に至る凹部が周方向に形成され、シール部材12は、凹部に設けられる複数の凸部により脱落が防止される。シール部材12の外周面と連結部材11の内周面との間に形成される隙間により、連結部材11からチューブ13への血液の流路が形成される。なお、連結部材11からチューブ13に血液が流入する際、チューブ13内の空気は、血液の流路の一部を介して連結部材11側に流れる。
チューブ13は、シリンジ20から注入される血液を保存する。チューブ13は、抗凝固剤を含んでもよい。チューブ13は、抗凝固剤を含むことで、血液の凝固の進行を抑制することができる。また、チューブ13に含まれる抗凝固剤は、クエン酸ナトリウム、EDTA、ヒルジン、BAPA(ベンジルスルホニル-D-Arg-Pro-4- アミジノベンジルアミド)、コーン由来トリプシンインヒビター(1977. J.Biol.Chem 252.8105)、ヘパリン、アプロチニンなどが例示される。また、ヘパリナーゼが含まれてもよい。チューブ13は、抗凝固剤の種類を変えることで、検査項目に適した抗凝固剤を使用して血液を保存することができる。なお、チューブ13内に血液を注入した後、チューブ13は、連結部材11を外して蓋をすることで密閉されてもよい。
チューブ13は、容量が3mL以下、好ましくは1.5mL以下であってもよい。容量を3mL以下、好ましくは1.5mL以下とすることで、チューブ13を備える採血管10は、小児または動物等にも使用することができる。なお、チューブ13には、注入する血液
の量を示す位置に目盛線を設けても良い。目盛線を設けることで、使用量の血液を注入することが容易となる。
チューブ13に含まれる抗凝固剤は、1回または2回の測定に使用される量が含まれるものであってもよい。このようなチューブ13を備える採血管10であれば、血液の注入後に試薬(抗凝固剤)を注入しなくてもよいため、迅速な検査が可能となる。
シリンジ20は、ピストン21およびシリンジ本体22を備える。シリンジ20は、連結部材11に連結され、ピストン21が押下されることで、採取された血液をチューブ13に注入する。シリンジ本体22は、先端部分に、ピストン21の摺動部分よりも外径が大きい筒状の開口22Aを有する。開口22A内には、連結部材11に嵌入する筒部22Bが形成される。シリンジ本体22は、連結部材11に嵌入する筒部22Bを介して、チューブ13への血液の流路を形成する。即ち、シリンジ本体22内の血液は、筒状の開口22A内(連結部材11に嵌入する筒部22Bの外側)には流入しない。筒部22Bは、開口22Aの開口面よりも突出しており、連結部材11に嵌入することにより、連結部材11内に配置されたシール部材12をチューブ13側へ押し込む。なお、シリンジ20の先端部分は、図1に示す形状に限られず、連結部材との連結により、連結部材11内に配置されたシール部材12をチューブ13側へ押し込むことが可能な形状であればよい。
以下、連結部材11およびシール部材12の詳細について説明する。図2は、連結部材の第1の斜視図である。連結部材11は、連結部11Aと、栓部11Bと、筒部11Cとを備える。栓部11Bには、空気孔11Dが形成される。
連結部11Aは、内部を血液が流入可能なように筒状となっており、一端は、シリンジ20の先端部分の開口22Aと螺合する。図2に示すように、シリンジ20と連結部材11とはねじ結合により連結されるが、連結方法はねじ結合に限られない。シリンジ20から採血管10に血液を注入する際、連結部材11がシリンジ20の先端部分から脱落しなければよく、シリンジ20と連結部材11とは、例えば、嵌合することにより連結されてもよい。
栓部11Bは、連結部11Aの他端に、チューブ13の開口部を閉塞するように形成される。なお、栓部11Bは、連結部11Aの内部と連通するように、連結部11Aとの接続部分に開口が設けられている。また、栓部11Bは、シリンジ20からチューブ13への血液の注入時に、チューブ13内部の空気をチューブ13の外部に逃がすための空気孔11Dを有する。なお、空気孔11Dの数に限定はなく、シリンジ20から採血管10への血液の注入量または注入速度に応じた数の空気孔11Dが設けられればよい。
筒部11Cは、栓部11Bに接続するように形成され、チューブ13の開口部に嵌合する。なお、栓部11Bに設けられる空気孔11Dは、筒部11Cの内部に連通し、チューブ13内部の空気をチューブ13の外部に逃がす。
図3は、連結部材11の第2の斜視図である。図2と同様に、連結部材11は、連結部11Aと、栓部11Bと、筒部11Cとを備える。連結部11Aおよび栓部11Bは、図2と同じであるため、その説明は省略される。
筒部11Cは、栓部11Bとは反対の開口側の内周面に、端部に至る凹部11C1が周方向に形成されている。また、凹部11C1には軸方向に形成される凸部11C2が複数箇所に設けられる。図3の例では、凸部11C2は、3カ所に設けられるが、3カ所に限られない。筒部11Cの外周と、凸部11C2とによって形成されるチューブ13内への血液の流路面積が、栓部11Bの空気孔11Dへの血液の逆流が発生しない程度に確保さ
れる大きさであればよい。筒部11Cの他の説明は、図2と共通するため、省略される。
図4は、シール部材12の第1例を示す斜視図である。シール部材12は、シール部12Aと、内部弁12Bとを備える。
シール部12Aは、連結部材11の内部に嵌合され、連結部材11内を摺動する。シール部12Aは、まず、表面が栓部11Bに接触する位置に配置される。この場合、内部弁12Bは、連結部材11の連結部11Aに挿入された状態となっている。シール部12Aは、表面が栓部11Bに接触する位置に配置されることで、栓部11Bの空気孔11Dを塞ぎ、チューブ13内の密閉性が保たれる。
内部弁12Bは、複数の切欠きを有する。これらの切欠きは、シール部材12がチューブ13側に摺動し、内部弁12Bが連結部11Aから抜き出された場合に、連結部11Aから流入する血液の流路を形成する。図4の例では、シール部12Aを内部弁12Bが設けられる側の表面から見た場合に、十字型の切欠きが形成されている。切欠きの数および形状は、図4に示す場合に限られず、内部弁12Bが連結部11Aから抜き出された場合に、連結部11Aから流入する血液の流路が確保されるように形成されればよい。
図5は、シール部材12の第2例を示す斜視図である。図5に示すシール部材12は、内部弁12Bの形状を除き、図4と同様であるため、共通する説明は省略される。
図5に示す内部弁12Bは、十字型の切欠きにより4つの部分に分かれた弁の根元をつなぎ合わせる補強部材12B1が栓部11B側に設けられている。補強部材12B1によって内部弁12Bを補強することで、シリンジ20により内部弁12Bを連結部材11に押し込む動作は安定する。また、補強された内部弁12Bを備えるシール部材12は、量産にも好適である。
<シール部材の動き>
図6および図7は、シリンジ20を連結部材11に連結する際のシール部材12の動きについて説明する図である。
図6は、シール部材12が連結部材11の内部を摺動する前後の様子を示す図である。シール部材12は、図6(A)に示すように、シリンジ20を連結部材11に連結する前に、シール部12Aの内部弁12Bが設けられた面が栓部11Bに当接する位置に配置される。内部弁12Bは、連結部11Aの内部に挿入された状態となり、栓部11Bの空気孔11Dは塞がれる。
シール部材12は、図示しないシリンジ20の先端の筒部22Bにより押し込まれると、図6(B)に示すように連結部材11の筒部11Cの端部まで摺動する。これにより、内部弁12Bは連結部材11から抜き出され、栓部11Bの空気孔11Dが開通するとともに、内部弁12Bの切欠きを介するチューブ13への流路が形成される。また、シール部12Aは、筒部11Cの内周面において凹部11C1が形成される位置では、筒部11Cから脱落しないように、図示しない凸部11C2によって保持される。さらに、血液流入時の吐出圧力により、シール部材12が脱落することを防止するため、筒部11Cの開口端において凸部11C2に突起部を設けてシール部材12を保持するようにしてもよい。
図7は、シール部材12が連結部材11の内部でシリンジ20により押し込まれた状態を示す断面図である。シリンジ20の開口22A内の筒部22Bは、開口22Aの内周面と連結部材11の外周面が螺合していくにつれて、シール部材12をチューブ13側に押
し込む。これシリンジ20から流入する血液は、筒部22Bを通り、内部弁12Bの切欠きを通って、筒部11C内に流入する。さらに、筒部11C内に流入した血液は、凹部11C1とシール部12Aの外周面との隙間を通り、チューブ13に流入する。
図8は、シール部材12が連結部材11の内部でシリンジ20により押し込まれた状態を示す斜視図である。シール部材12が連結部材11の内部でシリンジ20により押し込まれると、シール部12Aの外周面に凸部11C2が摺接しながら移動し、凹部11C1とシール部12Aの外周面との間に血液の経路となる隙間を形成する。なお、図7に示すように、凹部11C1は、筒部11Cの内周面において段差を形成するが、血液が流れやすくするために段差をなくし、徐々に外径を大きくするようにして凹部11C1が設けられるようにしてもよい。
本実施形態の採血管10であれば、シリンジ20により採取した少量の血液であっても、採血管10の開口部は栓部11Bによって閉塞され、連結部11Aおよび筒部11Cを介して所望量の血液をシリンジから注入することができる。例えば、手術時のように採血用のカテーテルが確保されている場合には、少量の血液を採取し、定期的に検査することが可能となる。また、本実施形態の採血管10は、少量の血液を注入することができるため、血液量が限られる小児または動物等にも使用することができる。シリンジ20を採血管10に連結することでシリンジ20から採血管10への血液の流路が形成されるため、シリンジにより採取された血液は、容易にチューブ13内に注入することができる。
10・・採血管:11・・連結部材:11A・・連結部:11B・・栓部:11C・・筒部:11C1・・凹部:11C2・・凸部:11D・・空気孔:12・・シール部材:12A・・シール部:12B・・内部弁:13・・チューブ:20・・シリンジ:21・・ピストン:22・・シリンジ本体

Claims (8)

  1. シリンジにより採取された血液が注入される採血管であって、
    一端が前記シリンジの先端に連結される筒状の連結部と、前記連結部の他端において前記採血管の開口部を閉塞し、前記採血管の外部に通じる複数の空気孔が設けられる栓部と、前記栓部を介して前記連結部と連通し前記採血管の開口部に嵌合する筒部であって、前記栓部と反対側の内周面には端部に至る凹部が周方向に形成され、前記凹部における内周面には軸方向に形成される凸部が複数設けられる筒部とを有する連結部材と、
    前記筒部の内側を摺動可能で、前記凹部においては前記凸部と摺接するシール部と、前記シール部の前記シリンジ側に形成され、複数の切欠きを有し前記連結部に挿入される内部弁とを有するシール部材と、を備える、
    採血管。
  2. 前記シール部は、前記シリンジの先端が前記内部弁とは反対側から前記連結部に嵌入し前記内部弁を押し込むことにより、前記凸部と摺接する位置に摺動し、前記連結部、前記切欠き、および前記シール部の外周と前記凹部により形成される開口を介して、前記シリンジから前記採血管への流路を形成する、
    請求項1に記載の採血管。
  3. 抗凝固剤を含む、
    請求項1または2に記載の採血管。
  4. 前記抗凝固剤は、液体、凍結乾燥、又は乾燥コーティングのいずれかの状態で含まれる、
    請求項3に記載の採血管。
  5. 前記抗凝固剤は、1回または2回の測定に使用される量が含まれる、
    請求項3または4に記載の採血管。
  6. 前記抗凝固剤は、クエン酸ナトリウム、EDTA、ヒルジン、BAPA、トリプシンインヒビター、ヘパリン、アプロチニンのいずれかである、
    請求項3から5のいずれか一項に記載の採血管。
  7. 容量が3mL以下、好ましくは1.5mL以下である、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の採血管。
  8. 内容量を計測する目盛を有する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の採血管。
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