JP6717356B2 - 金属粒子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、金属粒子の製造方法に関し、特に、球状の金属粒子を製造する方法に関する。
近年、ボールグリッドアレイ(BGA)などの高密度パッケージおよびパッケージオンパッケージ(POP)やマルチチップモジュール(MCM)などの3次元高密度実装の進展とともに接続端子の小型化が進んでおり、Cuボールをコアとするはんだ被覆Cuボールの小径化および真球度の向上が求められている。
本出願人は、はんだ被覆Cuボールのコアとして好適に用いられる球状の銅粒子の製造に適した均一液滴噴霧法(Uniform Droplet Spray Process、以下「UDS法」という。)を開発した(特許文献1、2)。このUDS法は、圧力と振動を溶融金属材料に付与し、連続的に滴下される溶融金属液滴を急冷凝固することによって、粒径のばらつきを安定して抑えながら、高い真球度を有する金属粒子を製造することが可能である。
さらに、本出願人は、Cu(銅)と微量元素により構成され、グロー放電質量分析(Glow Discharge Mass Spectrometry、以下「GDMS分析」という。)によるCuの質量割合が99.995%を超え、微量元素のうちP(りん)とS(硫黄)の質量割合の合計が3ppm以上30ppm以下であるCu粒子(銅粒子)が、高い真球度および適度なビッカース硬度を有し、かつ、USD法で製造できることを見出した(特許文献3)。特許文献3に記載のCu粒子の製造方法は、例えば特許文献4に記載の微量元素(PbおよびBi)を含む高い真球度を有するCu粒子を製造する方法に必要なアニール処理を行う必要がないという利点を有している。
特許第4159012号公報 特許第5590501号公報 特許第6256616号公報 特許第5585751号公報
上述したUDS法によれば、高い真球度を有する金属粒子を製造することができる。しかしながら、本発明者の検討によると、UDS法による金属粒子の製造方法において、十分な量産性が得られないことがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、UDS法によって、高い真球度を有するCu粒子を高い量産性で製造する方法を提供することにある。
本発明のある実施形態による金属粒子の製造方法は、球状の金属粒子を製造する方法であって、Cuと微量元素とで構成され、GDMS分析によるCuの質量割合が99.995%を超え、前記微量元素がSi、AlまたはCaのうちの1種以上を含む金属材料を、るつぼ内で溶融して溶融金属材料を作製する工程aと、前記るつぼ内に0.05MPa以上1.0MPa以下の圧力を加え、中心軸が鉛直方向に配置され、直径が5μm以上1000μm以下のオリフィスから前記溶融金属材料を滴下して溶融金属液滴を作製する工程bと、前記溶融金属液滴を酸素濃度が体積割合で1000ppm以下の雰囲気下で急冷凝固させる工程cとを含み、前記オリフィスは、人工単結晶ダイヤモンドで形成されたオリフィス板に設けられている。前記オリフィス板は、前記るつぼの底部に別部材として取り付けられてもよいし、前記るつぼと一体に形成されていてもよい。
ある実施形態において、前記微量元素は、質量割合で、0.16ppm以上のSi、0.10ppm以上のAlまたは0.04ppm以上のCaのうちの1種以上を含む。
ある実施形態において、前記微量元素として、さらにPおよびSを含み、PとSの質量割合の合計が3ppm以上30ppm以下である。PとSの質量割合の合計は10ppm以上であってよい。すなわち、特許文献3に記載の金属粒子の製造方法に好適に適用できる。
ある実施形態において、前記オリフィスは、鉛直方向に平行な側壁で画定される長さがLxで直径がdxのストレート部分を有し、前記ストレート部分はdx/2≦Lx≦10dxを満たす。
ある実施形態において、前記オリフィスの前記ストレート部分の長さLxは2.5μm≦Lx≦5mmを満たす。
ある実施形態において、前記金属粒子の真球度は0.997以上である。
ある実施形態において、前記金属粒子の製造方法は、1時間以上にわたって、連続的に前記金属粒子を製造する。前記金属粒子の製造方法は、3時間以上にわたって、連続的に前記金属粒子を製造することもできる。
ある実施形態において、前記連続的に製造された前記金属粒子から構成された金属粒子群は、前記金属粒子の製造仕様上の直径(粒径)をDとし、前記金属粒子群を構成する金属粒子の直径(粒径)を母集団として求めた標準偏差をSとするとき、S≦0.0036×Dを満たす。なお、0.0036は評価係数と呼ばれるパラメータで、この値が小さいほど、金属粒子群を構成する金属粒子の直径(粒径)のばらつきが小さい。
本発明のある実施形態によると、UDS法によって、高い真球度を有するCu粒子を高い量産性で製造する方法が提供される。
本発明による実施形態の金属粒子の製造方法に用いられる金属粒子製造装置100の構成例を示す模式図である。 金属粒子製造装置100が有するオリフィス板12のオリフィス12a付近の模式的な断面図である。 金属粒子製造装置100が有するオリフィス12aの走査型電子顕微鏡による観察像(以下、「SEM像」という。)であり、(a)は使用前、(b)は使用後の状態をそれぞれ示す。 比較例のオリフィスのSEM像であり、(a)は使用前、(b)は使用後の状態をそれぞれ示す。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態による金属粒子の製造方法を説明する。以下では、特許文献3に記載のCu粒子を製造する例を挙げて説明するが、本発明の実施形態による金属粒子の製造方法は、これに限られず、Cuと微量元素とで構成され、GDMS分析によるCuの質量割合が99.995%を超え、微量元素がSi、AlまたはCaのうちの1種以上を含む金属材料を用いて球状の金属粒子を製造する方法に適用できる。
GDMS分析は、Ar(アルゴン)雰囲気下で試料を陰極としてグロー放電を発生させ、プラズマ内で試料表面をスパッタし、イオン化された構成元素を質量分析計で測定する方法である。GDMS分析は、周期律上で安定同位体を持つほとんどの元素(Li〜U)を対象とし、多くの元素に対して質量割合でppb水準の測定が可能である。
GDMS分析によれば、金属材料に含有する化学成分を、ICP−AES分析よりも高精度に測定できる。具体的には、金属粒子におけるCuの質量割合を0.0001%(1ppm)以下の分解能で測定することができる。ただし、GDMS分析は、試料のスパッタにArガスを使用してグロー放電が生じる圧力下で分析するため、Arガス内などに残留する例えばC(炭素)、N(窒素)、O(酸素)などの大気成分元素の影響を受ける。そのため、これらの元素が、試料に含まれていたものか、バックグランドの影響によるものか、区別することが困難である。従って、表面が酸化しやすい例えばCuを主成分とする金属粒子は、試料(金属粒子)の表面酸化層の除去処理を実施した後、速やかにGDMS分析を行うことが好ましい。
本発明の実施形態による金属粒子の製造方法に用いられる金属材料は、例えば、JIS規格のC1011(Cuの質量%が99.99以上)が用いられるが、微量元素として、Si、AlまたはCaのうちの1種以上を含み得る。上記金属材料は、さらにPまたはSのうちの1種以上を含み得る。また、上記金属材料は、多くの場合は不可避の不純物(元素)であるが、さらに、例えば、Pb、Bi、Sn、Sb、Zn、As、Ag、Cd、Ni、Au、U、Th、Cr、Se、Co、Mo、Feのうちの1種以上を含み得るし、さらにガス成分元素としてH、C、N、Oのうちの1種以上を含み得る。
また、UDS法では、Cuに対して上記微量元素が含まれ得る金属材料を加熱し、溶融金属材料を作製する際、酸化物などから構成される耐火物(るつぼなど)が用いられる。したがって、溶融金属材料には、るつぼなどからもSi、AlまたはCaなどの微量元素が混入し得る。後に、実験例を示して説明するように、これらの微量元素のうちのSi、AlおよびCaは、UDS法において酸素を完全遮断するのが困難であるため溶融状態で酸化物を生成するか、もしくは酸化物の状態で混入し、この酸化物がオリフィスの周辺に堆積し、最終的にオリフィスを閉塞させるに至ることがわかった。
この酸化物のオリフィス周辺への堆積は、人工サファイア製のオリフィス板で顕著に起こり、人工単結晶ダイヤモンド製のオリフィス板を用いることによって、抑制できることを見出した。この酸化物の堆積が人工サファイア製のオリフィス板で顕著に起こるのは、コランダム(酸化アルミニウムの結晶からなる鉱物)の1種である人工サファイアに含まれる酸素による作用と考えられる。なお、ダイヤモンドは、炭素の同素体の1種であって、炭素原子が特殊な立方格子で配列しているため、実質的に酸素を含まない。
図1に示す金属粒子製造装置100は、オリフィス12aを有するオリフィス板12を底部に備えるるつぼ17と、圧電素子14とロッド15を備える振動ユニット16と、矢印Gで示すように内部に不活性ガスを導入することができるチャンバー19とを有する。オリフィス板12は人工単結晶ダイヤモンドで形成されており、オリフィス12aの中心軸は矢印Vで示される鉛直方向に配置されている。オリフィス12aの中心軸が鉛直方向、すなわち、重力方向と一致するように配置されていると、溶融金属材料2がオリフィス12aの出口側の縁から底面(図2参照)に沿って濡れ拡がることを抑制することができる。その結果、溶融金属材料2がオリフィス12aから不活性ガスの噴射流の中に滴下されて形成される溶融金属液滴1は、矢印Vで示される鉛直方向に安定して移動(落下)する。なお、上記噴射流の中の複数の溶融金属液滴1の流れを溶湯ジェットと呼ぶ。
図2にオリフィス板12のオリフィス12a付近の模式的な断面図を示す。オリフィス12aの直径dxは、5μm以上1000μm以下で、製造しようとする金属粒子の直径(粒径)に応じて、適宜設定される。オリフィス12aは、中心軸が鉛直方向になる円形断面を有する側壁で画定される長さLxのストレート部分を有する。この長さLxのストレート部分とオリフィス12aの直径dxとが所定の関係を満たすことが好ましく、具体的にはdx/2≦Lx≦10dxを満たすことが好ましい。なお、以下、金属粒子の直径を粒径と呼び、製造時に設定される金属粒子の直径すなわち製造しようとする金属粒子の粒径をターゲット粒径と呼ぶ。
オリフィス12aのストレート部分に規定される直径dxとストレート部分の長さLxとの関係において、Lx<dx/2を満たした場合、オリフィス12aから滴下された溶融金属液滴1が矢印Vで示される鉛直方向への移動が安定しにくくなる。そのため、上記噴射流の中で溶融金属液滴1の直進性が失われやすくなり、複数の溶融金属液滴1の流れである溶湯ジェットの振れや***が発生し、ターゲット粒径を有する金属粒子が形成されにくくなる。また、Lx>10dxを満たした場合、溶融金属材料2が接触するオリフィス12aのストレート部分の表面積が大きくなり、オリフィス12aのストレート部分の溶融金属材料2に対する摩擦抵抗が大きくなる。そのため、オリフィス12aから滴下された溶融金属液滴1の速度が不安定になりやすく、ターゲット粒径を有する金属粒子が形成されにくくなる。
オリフィス12aのストレート部分の出口側(底面への開口部)は、例えば、角(縁)に面取り(JIS B0701規定のC)または丸み(JIS B0701規定のR)が形成されずに、直径がdxのまま底面に開口するように形成されている。長さLxのストレート部分の入口側(溶融金属材料2の進入部)は、上方(矢印Vとは反対方向)に向かって、直径がdxから大きくなるとともに、側壁が水平方向に対して90度から0度(水平方向)になる、ラッパ状のテーパ曲面に形成されている。るつぼ17内の溶融金属材料2(図1参照)は、上記テーパ曲面によって、ストレート部分にスムーズに導かれる。
なお、ストレート部分の出口側の角(縁)の形状はこれに限られず、面取りまたは丸みが形成されていてもよい。図2に例示したオリフィス12aの出口側の角(縁)は、使用前は面取りまたは丸みのない直角な断面形状であったとしても、使用中に溶融金属材料2が通過することによって、徐々に削られ、次第に面取りまたは丸みを有する形状になるが、安定に溶融金属液滴1を形成することができる。ストレート部分の長さLxが例えば2.5μm未満になると、上記のように溶融金属液滴1が安定に形成されにくくなる、あるいは、形成される溶融金属液滴1の体積が小さくなって相対的に溶融金属液滴1の体積のばらつきが大きくなる。そこで、ストレート部分の長さLxは2.5μm≦Lx≦10mmを満たすのがよく、好ましくは2.5μm≦Lx≦5mmを満たし、より好ましくは2.5μm≦Lx≦1mmを満たすのがよい。ストレート部の長さLxの上限は溶湯ジェットが安定する限り特に制限されないが、人工単結晶ダイヤモンドは、10mmを越えると、加工が難しい、および/または、材料費が高額となる。そのため、ストレート部の長さLxは10mm以下であることが好ましく、5mm以下、3mm以下、さらに1mm以下と、可能な限り小さくすることによって、人工単結晶ダイヤモンドの加工を容易に行えるようにするのが好ましい。
オリフィス12aのストレート部分を中心軸方向から見たときの形状(中心軸方向に垂直な断面形状)は、真円度は0.9以上であることが好ましく、0.99以上であることがさらに好ましい。オリフィス12aのストレート部分の形状、特に出口側の形状の真円度が0.9未満であると、溶融金属材料2の流れに対する圧力(噴霧圧)の作用方向が変化し、複数の溶融金属液滴1の流れ(溶湯ジェット)に***が発生しやすくなり、溶融金属液滴1の体積のばらつきが大きくなりやすい。
再び図1を参照して、金属粒子製造装置100を用いた金属粒子(金属粒子群)の製造方法を説明する。オリフィス板12が人工単結晶ダイヤモンドで形成されていることを除けば、特許文献3に記載の製造方法と同じであってよい。
(溶融金属材料の作製工程)
まず、るつぼ17内に、金属粒子の原料となる金属材料を投入して加熱し、溶融金属材料2を作製する。原料となる金属材料は、Cuと微量元素とで構成され、GDMS分析によるCuの質量割合が99.995%を超え、微量元素がSi、AlまたはCaのうちの1種以上を含み、それを用いて作製された溶融金属材料2も実質的に同様の成分によって構成される。よって、後の工程において作製される金属粒子もまた実質的に同様の成分によって構成される。なお、金属材料に含まれる微量元素の質量割合は、例えば、次の方法によって調整する。金属材料におけるCuのマスターインゴットとする純銅(純Cu)の組成をGDMS分析により求める。マスターインゴットに不足する微量元素そのもの、あるいは不足元素を含有する銅合金(Cu合金)などを目標の組成になるよう、マスターインゴットに添加し、溶解する。なお、不足元素を補うために添加する銅合金の組成もGDMS分析によって予め求めておく。
表1に、Cuと微量元素とで構成される銅原料(金属材料)の組成の例を示す。ここでは、JIS規格のC1011(Cuの質量%が99.99以上)を用いた。
Figure 0006717356
表1に示すように、微量元素として、Si、AlまたはCaのうちの1種以上を含み、さらに、P、Sの他、例えばPb、Bi、Sn、Sb、Zn、As、Ag、Cd、Ni、Au、U、Th、Cr、Se、Co、Mo、Feが含まれている。これらの微量元素のうちのSi、AlおよびCaは、所定の温度範囲に保持された溶融金属材料2中で酸化物として存在し、この酸化物が、オリフィス板12が人工サファイア製である場合はオリフィス12aの周辺に堆積し、最終的にオリフィス12aを閉塞させる。ここで例示した5種類の銅原料(金属材料)に含まれるSiの最小含有率は0.16ppmであり、Alの最小含有率は0.10ppmであり、Caの最小含有率は0.04ppmである。
(溶融金属液滴の作製工程)
るつぼ17内で溶融金属材料2を所定の温度範囲に制御するとともに、るつぼ17内に0.05MPa以上1.0MPa以下の圧力を加え、溶融金属材料2を直径5μm以上1000μm以下のオリフィス12aから矢印Vで示すように滴下することによって、ボール状の溶融金属液滴1を作製する。なお、図1中では、不活性ガスの噴射流の中に連続的に滴下される複数の溶融金属液滴1の流れ(溶湯ジェット)を、簡便のため矢印Vで示している。その際、振動ユニット6を用いて、るつぼ17内の溶融金属材料2に所定の周期振動を付与することにより、凝固後に金属粒子になる溶融金属液滴1をその振動周期に対応する大きさに制御することができる。こうした金属粒子の製造方法はUDS法に属する。
溶融金属液滴1を滴下するためのオリフィス12aは、その中心軸を鉛直方向、すなわち、重力方向と一致するように配置する。この構成により、溶融金属材料2がオリフィス12aの出口側の縁から底面(図2参照)に沿って濡れ拡がることを抑制することができる。その結果、溶融金属液滴1は、矢印Vで示される鉛直方向に安定して滴下される。溶融金属材料2が底面に沿って濡れ拡がりにくくなるのは、オリフィス12aの側壁が、表1に示す銅原料から構成される溶融金属材料2に対する静的接触角が大きい(約160°)人工単結晶ダイヤモンドから構成されていることによって、オリフィス12の側壁に対する溶融金属材料2の濡れ性が低くなることが寄与していると考えられる。
るつぼ17内に加える圧力(付加圧力)は、0.05MPa以上1.0MPa以下の範囲に制御することが好ましく、これにより、高い真球度が期待できるボール状の溶融金属液滴1を形成することができる。この付加圧力は、るつぼ17内に適量に制御した不活性ガスを導入する手段などによって得ることができる。付加圧力が0.05MPa未満であると、溶融金属材料2がオリフィス12aを通過する際の摩擦の影響が大きくなってオリフィス12aからの溶融金属材料2の滴下が不安定になりやすいため、溶融金属液滴1の凝固により作製される金属粒子の粒径のばらつきが大きくなりやすい。また、付加圧力が1.0MPaを超えるようになると、オリフィス12aから滴下された溶融金属液滴1が楕円球のようなボール状に形成されやすいため、溶融金属液滴1の凝固により作製される金属粒子の真球度が低下しやすい。
オリフィス12aの直径dxは、作製しようとする金属粒子の粒径や真球度、上述した付加圧力や振動周期の調整可能範囲を考慮の上、適切な値に設定することが好ましい。例えば、オリフィス12aの直径dxが小さい場合は、付加圧力を大きくし、振動周期を長くするなどの調整を行い、オリフィス12aの直径dxが大きい場合は、小さい場合の逆向きの調整を行えばよい。なお、付加圧力や振動周期の大小の設定が一方に偏り過ぎると、金属粒子の粒径や真球度のばらつきが大きくなる。これを抑制するためには、オリフィス12aの直径dxを5μm以上1000μm以下の範囲に設定することが好ましい。直径dxが5μm以上1000μm以下のオリフィス12aを用いると、このオリフィス12aの直径dxに対応して、粒径が10μm以上1000μm以下の金属粒子を作製することが可能である。
また、オリフィス板12は、金属粒子の製造プロセス毎に交換することが可能であるが、1回の製造プロセス中に交換することは困難である。よって、作製しようとする金属粒子のターゲット直径に対応するオリフィス12aの直径dxを設定した後に、付加圧力や振動周期などの他条件を調整することが好ましい。
(金属粒子の作製工程)
上述した溶融金属液滴1の作製工程の進行と同時に、オリフィス12aから酸素濃度が体積割合で1000ppm以下である不活性ガスの噴射流の中に溶融金属液滴1を滴下し、この噴射流の中で溶融金属液滴1を急冷凝固させる。これにより、オリフィス12aから滴下された溶融金属液滴1を酸素濃度が体積割合で1000ppm以下の雰囲気下で急冷凝固させることができる。上記プロセスにより、粒径が10μm以上1000μm以下であり、Cuと微量元素により構成され、GDMS分析によるCuの含有質量割合が99.995%を超え、微量元素としてSi、AlまたはCaのうちの1種以上を含む、複数の金属粒子を作製することができる。オリフィス12aから連続的に滴下される多数の溶融金属液滴1を連続的に急冷凝固させることにより、多数の上記金属粒子から構成される金属粒子群を作製することができる。
不活性ガスによる上記噴射流は、溶融金属液滴1を急冷凝固させるときの雰囲気ガスとなる。雰囲気ガスとして用いる不活性ガスは、例えば非酸化性のアルゴンガスや窒素ガスなどが使用できる。いずれのガスを雰囲気ガスとして用いた場合であっても、酸素濃度が体積割合で1000ppm以下の雰囲気下とする。なお、雰囲気ガスとして用いる不活性ガスと同等な不活性ガスを、るつぼ17内に導入する不活性ガスおよびチャンバー19内に導入する不活性ガスとして用いることができる。
図1に示す例では、チャンバー19内の酸素濃度を体積割合で1000ppm以下(例えば300ppm程度)とする。雰囲気ガス中の酸素濃度を高めていくと、溶融金属液滴1が凝固する過程で酸化銅が生成され、それが微細な凝固核となって凝固組織を微細化し、金属粒子に表面酸化層が形成され、その厚さが増大する傾向が強まる。金属粒子に厚い表面酸化層が形成されると、その除去処理に多くの時間を要するとともに、その除去処理による金属粒子の粒径や真球度に係る不具合が懸念される。また、例えば、表面酸化層を有する金属粒子の表面に、はんだ層に対してのバリア層となるニッケルめっき層(Ni層)を形成する際、Ni層の密着不良や、Ni層を有さない領域が混在する表面形態(めっき斑)を発生させることがある。こうした不具合があると、金属粒子とはんだ層を接触させないバリア層としてNi層が機能しなくなり、はんだ層が溶融はんだになった際、金属粒子に含まれるCuとはんだに含まれるSn(錫)とによるCuSn合金層が形成される可能性が高まる。よって、本発明による実施形態においては、Cuを含む金属粒子に、酸化銅による表面酸化層が形成されるのを抑制するために、酸素濃度が体積割合で1000ppm以下の雰囲気下とする。
次に、実験例(本発明例、比較例)を示して、本発明の実施形態による金属粒子(金属粒子群)の製造方法をさらに詳細に説明する。
本発明例となる金属粒子(金属粒子群)は、人工単結晶ダイヤモンド製のオリフィス板12を有する金属粒子製造装置100を用いて製造した。比較例となる金属粒子(金属粒子群)は、金属粒子製造装置100において、人工単結晶ダイヤモンド製のオリフィス板12に替えて、人工サファイア製のオリフィス板を用いて製造した。
(本発明例)
金属粒子のターゲット粒径:表2にCu粒子の直径として示す製造仕様Dを参照する
オリフィス直径dx:90μm
オリフィスの出口側の角(縁):90度(面取りまたは丸みがない形状)
ストレート部分の長さLx:0.06mm
オリフィスの円形断面の真円度:0.999
本発明例では、約4時間にわたって連続して金属粒子(金属粒子群)を製造した。オリフィスから噴霧した溶融金属材料の質量は約3.6kgであった。図3に、本発明例で用いた人工単結晶ダイヤモンド製のオリフィスのSEM像を示す。図3(a)は使用前、図3(b)は使用後(約4時間経過後)の状態をそれぞれ示す。
本発明例では、溶融金属材料2の滴下を開始してから4時間経過後、滴下された複数の溶融金属液滴1の流れ(溶湯ジェット)の縦振れ(重力方向での流速変動)や横振れ(水平方向での流速変動)など、特に目立つ状態の変化が見られなかった。本発明例では、オリフィスのストレート部分の出口側の角(縁)およびその周辺(オリフィス板の底面)に付着物は確認されなかったが、オリフィスの壁面の角(縁)がやや損耗していた。本発明例の製造方法による金属粒子(金属粒子群)の粒径のばらつきは小さく、金属粒子(金属粒子群)の製造歩留りは約90%であった。この後、同じオリフィス板を用いて、上記と同程度の質量の溶融金属材料2を滴下する金属粒子(金属粒子群)の製造プロセスを繰り返し、約10回行うことができた。その結果、金属粒子(金属粒子群)を約40時間連続的に製造する間、人工単結晶ダイヤモンド製のオリフィス板を交換することなく使用することができた。
(比較例)
金属粒子のターゲット粒径:表2にCu粒子の直径として示す製造仕様Dを参照する
オリフィス直径dx:90μm
オリフィスの出口側の角(縁):90度(面取りまたは丸みがない形状)
ストレート部分の長さLx:0.25mm
オリフィスの円形断面の真円度:0.999
比較例では、溶融金属材料2の滴下を開始した直後は、特に問題がなかった。しかし、溶融金属材料2の滴下を開始してから10分経過後、滴下された複数の溶融金属液滴1の流れ(溶湯ジェット)の縦振れおよび横振れが発生し、製造される金属粒子の粒径が小さくなり始めた。
図4に、比較例で用いた人工サファイア製のオリフィスのSEM像を示す。図4(a)は使用前、図4(b)は使用後(約10分経過後)の状態をそれぞれ示す。オリフィスを上方(重力方向と反対の方向)に向かって観察した図4(b)に示すSEM像を見ると、オリフィスのストレート部分の出口側の角(縁)およびその周辺(オリフィス板の底面)に付着物が確認される。SEM−EDX分析の結果、この付着物は、Si、AlおよびCaの酸化物を含んでいることがわかった。比較例の製造方法による金属粒子(金属粒子群)の製造歩留りは約30%であった。
上記の本発明例および比較例の結果から、人工単結晶ダイヤモンド製のオリフィス板を用いることによって、Si、AlおよびCaの酸化物がオリフィスの出口側の角(縁)およびその周辺(オリフィス板の底面)に堆積するのを抑制できることがわかる。すなわち、Cuと微量元素とで構成され、GDMS分析によるCuの質量割合が99.995%を超え、微量元素がSi、AlまたはCaのうちの1種以上を含む金属材料を用いて球状の金属粒子(金属粒子群)を製造する際には、人工単結晶ダイヤモンド製のオリフィス板を用いることによって、量産性を向上させることができる。
金属粒子群を構成する金属粒子の粒径のばらつきおよび真球度を評価した結果を表2に示す。上記本発明例および比較例と同様にして、製造仕様D(ターゲット粒径D)が異なる金属粒子(金属粒子群)を製造した結果を表2に示す。
Figure 0006717356
表2に示す金属粒子の粒径および真球度は、金属粒子の画像データから求めた円相当径に基づく値である。具体的には、まず、平板上に載置した金属粒子に対して平行光を照射し、テレセントリックレンズを用いてCCDに結像し、得られた画像データから金属粒子の面積を求めた。続いて、その金属粒子の面積から円相当径を求め、この円相当径を画像データから求まる最大投影長で除した長さ比率を求めた。本発明では、上記の円相当径を金属粒子の粒径とし、上記の長さ比率を金属粒子の真球度とする。なお、表2に示す金属粒子の真球度は500個の金属粒子の真球度を算術平均して求めた平均値である。
表2に示したように、本発明例による連続的に製造された金属粒子から構成された金属粒子群は、金属粒子の製造仕様上の粒径(ターゲット粒径)をDとし、金属粒子群の粒径を母集団として求めた標準偏差をSとするとき、S≦0.0036×Dを満たしている。ここで、0.0036は評価係数Aと呼ばれるパラメータで、この値が小さいほど、金属粒子群の直径のばらつきが小さい。なお、金属粒子群の粒径とは、金属粒子群から抜取った複数の金属粒子の粒径を意味する。また、母集団となる金属粒子群の粒径のデータ数は、金属粒子群から抜取った金属粒子の個数(抜取り個数)と同じである。
上記の標準偏差Sを求めて金属粒子群が本発明の範囲か否かを評価するにあたり、母集団となる金属粒子群の粒径のデータ数j(抜取り個数j)は、母集団および標準偏差Sの信頼性の観点からJIS−Z9015(通常検査水準II、なみ検査)に準拠することが望ましい。具体的には、金属粒子群から抜取る金属粒子の個数(抜取り個数j)は、125個以上(j≧125)とし、好ましくは1250個以上、より好ましくは2000個以上とする。ここでは、実施例、比較例とも、抜取り個数jは「500個」とした。
上記のデータ数がj個の母集団は、ターゲット粒径が同じ製造プロセスで製造された金属粒子群から抜取った複数(125個以上)の金属粒子の粒径を測定して得られたj個のデータから構成されていればよく、製造ロットが同じ金属粒子(金属粒子群)からの抜き取りでなくてもよい。例えば、製造仕様D(ターゲット粒径D)として製造した1ロット分の金属粒子群から2個以上の金属粒子が結合しているボール状ではない金属粒子(ダブルボール)を除去し、ボール状の金属粒子(シングルボール)により構成された金属粒子群を得る。その後、この金属粒子群から抜取った複数(125個以上)の金属粒子の粒径を測定し、j個の粒径データ(実測粒径dj)を得る。こうして得られたj個の粒径データ(実測粒径dj)は、製造仕様Dで製造された金属粒子群(例えばj=1〜500である場合はj≧125個を満たす500個の金属粒子から構成された金属粒子群)の母集団としてよい。
そして、その母集団となる金属粒子群のj個(j=500)の金属粒子の実測粒径dj(j=1〜500)から平均粒径Dmを求め、標準偏差S=√[{(d1−Dm)+(d2−Dm)+…(dj−Dm)}/j]を求め、S≦A×D(評価係数A=0.0036)を満足するか否かで評価することができる。その結果、評価対象とした金属粒子群(抜取り500個)がS≦A×Dを満足していた場合は、その抜取りを行った母体となる金属粒子群(ターゲット粒径Dとして製造されたもの)を、すべて良品の金属粒子とみなすことができる。
なお、上記の評価係数Aは、その上限値が0.0036である。評価係数Aが0.0036から0.0035、0.0030、0.0025のように小さくなる程、金属粒子群の粒径のバラツキが小さくなるし、金属粒子群の粒径分布曲線(グラフ)においては、山形状の曲線のピークが急峻になるとともに、山形状の曲線の裾の拡がりが狭くなる。
本発明の実施形態によると、例えば、はんだ被覆Cuボールのコアとして好適に用いられる金属粒子(金属粒子群)の製造に好適に用いられる。
1 溶融金属液滴
2 溶融金属材料
12 オリフィス板
12a オリフィス
14 圧電素子
15 ロッド
16 振動ユニット
17 るつぼ
19 チャンバー

Claims (8)

  1. 球状の金属粒子を製造する方法であって、
    Cuと微量元素とで構成され、GDMS分析によるCuの質量割合が99.995%を超え、前記微量元素がSi、AlまたはCaのうちの1種以上を含む金属材料を、るつぼ内で溶融して溶融金属材料を作製する工程aと、
    前記るつぼ内に0.05MPa以上1.0MPa以下の圧力を加え、中心軸が鉛直方向に配置され、直径が5μm以上1000μm以下のオリフィスから前記溶融金属材料を滴下して溶融金属液滴を作製する工程bと、
    前記溶融金属液滴を酸素濃度が体積割合で1000ppm以下の雰囲気下で急冷凝固させる工程cとを含み、
    前記オリフィスは、人工単結晶ダイヤモンドで形成されたオリフィス板に設けられており、前記オリフィスは、鉛直方向に平行な側壁で画定される長さがLxで直径がdxのストレート部分を有し、前記ストレート部分はdx/2≦Lx≦10dxを満たす、金属粒子の製造方法。
  2. 前記微量元素は、質量割合で、0.16ppm以上のSi、0.10ppm以上のAlまたは0.04ppm以上のCaのうちの1種以上を含む、請求項1に記載の金属粒子の製造方法。
  3. 前記微量元素として、さらにPおよびSを含み、前記Pと前記Sの質量割合の合計が3ppm以上30ppm以下である、請求項1または2に記載の金属粒子の製造方法。
  4. 前記オリフィスの前記ストレート部分の長さLxは2.5μm≦Lx≦5mmを満たす、請求項1から3のいずれかに記載の金属粒子の製造方法。
  5. 前記オリフィスの前記ストレート部分の入口側は、上方に向かって、直径がdxから大きくなるとともに、側壁が水平方向に対して90度から0度になる、テーパ曲面に形成されている、請求項1から4のいずれかに記載の金属粒子の製造方法。
  6. 前記金属粒子の真球度は0.997以上である、請求項1から5のいずれか1項に記載の金属粒子の製造方法。
  7. 1時間以上にわたって、連続的に前記金属粒子を製造する、請求項1から6のいずれか1項に記載の金属粒子の製造方法。
  8. 前記連続的に製造された前記金属粒子から構成された金属粒子群は、前記金属粒子の製造仕様上の直径をDとし、前記金属粒子群を構成する金属粒子の直径を母集団として求めた標準偏差をSとするとき、S≦0.0036×Dを満たす、請求項7に記載の金属粒子の製造方法。
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