JP6717117B2 - 充放電制御方法、電池システム及び蓄電池システム - Google Patents

充放電制御方法、電池システム及び蓄電池システム Download PDF

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Description

本発明は、充放電制御方法、電池システム及び蓄電池システムに関する。
例えば、蓄電池と交流電路との間に設けられ、直流/交流の電力変換を行う電力変換装置には、DC/DCコンバータと、インバータとが搭載されている。また、これらを繋ぐDCバスには、平滑用のコンデンサが接続されている。この種の伝統的な電力変換装置では、例えば、蓄電池の出力する電圧を、DC/DCコンバータは、交流電圧のピーク値(波高値)以上の電圧に変換してDCバスに出力し、インバータは、このDCバスの電圧から、交流電圧を生成する。このような電力変換装置では、DC/DCコンバータ及びインバータは、常時、高周波のスイッチング動作を行っている。
一方、高周波のスイッチング動作に伴う電力損失を大幅に低減することができる電力変換装置が提案されている(例えば、特許文献1(図10,図11)参照)。このような電力変換装置では、蓄電池の出力する直流電圧と交流電圧の瞬時値とを常時大小比較して、昇圧が必要な時期(位相)はDC/DCコンバータにて交流電圧の波形を生成させ、その一方、インバータは高周波スイッチングを停止して、必要な極性反転のみを行う。逆に降圧が必要な時期(位相)はDC/DCコンバータを停止させ、蓄電池の出力電圧を単に通過させるとともに、インバータにて交流電圧の波形を生成させる。
このようにして、DC/DCコンバータ及びインバータで、昇圧・降圧の役割を分担することができる。また、これにより、交流半サイクル内でDC/DCコンバータ及びインバータのいずれか一方に高周波スイッチングの休止期間を生じさせ、全体としてのスイッチング回数を低減する「最小スイッチング変換方式」を実行することができる。蓄電池を充電する際も、同様に、全体としてのスイッチング回数を低減する「最小スイッチング変換方式」を実行することができる。
このような最小スイッチング変換を実現するには、DCバスに接続されたコンデンサのキャパシタンスが「μF級」の小容量であることが必要である。これは、DCバスに現れる電圧が、単なる平坦な直流電圧ではなく、直流電圧に交流波形のピーク値前後の位相部分を重畳した複合波形になるからである。DCバスに接続されるコンデンサには、この交流波形のピーク値前後の位相部分を平滑しない程度の小容量であること、が求められる。
特開2015−149882号公報
上記の最小スイッチング変換方式を実行する電力変換装置では、蓄電池に流れる電流(放電電流・充電電流)が脈流になることがわかっている。これは、上述の、コンデンサが小容量であることに起因している。また、電流が脈流になることで、放電中又は充電中の蓄電池の両端電圧も脈動を含む直流電圧になる。このように脈動波形となる電流又は電圧は、平坦な直流電圧に比べると、サンプリングによる検出の誤差が生じやすい。誤差が生じると、充放電制御に影響し、蓄電池の過放電・過充電を招く可能性がある。
かかる課題に鑑み、本発明は、脈動波形となる電流又は電圧を、より正確に検出して制御の精度を高めることを目的とする。
本開示は、以下の発明を含む。但し、本発明は、特許請求の範囲によって定められるものである。
開示は、充電制御方法としての一表現によれば、電池の充電又は放電に係る電流及び電圧が脈動波形となる場合の充放電制御方法であって、所定の周期で前記脈動波形をサンプリングし、前記サンプリングにより得た検出値に基づく実効値を所定期間で平均化した値を求め、前記平均化した値に基づいて充放電の制御を行う、充放電制御方法である。
また、本開示は、電池システムとしての一表現によれば、電池と、前記電池と交流電路との間に設けられ、前記電池の充電又は放電に係る電流及び電圧が脈動波形となる電力変換装置と、を備え、前記電力変換装置は、所定の周期で前記脈動波形をサンプリングし、前記サンプリングにより得た検出値に基づく実効値を所定期間で平均化した値を求め、当該平均化した値に基づいて充放電の制御を行う、電池システムである。
また、本開示は、蓄電池システムとしての一表現によれば、蓄電池と、前記蓄電池と交流電路との間に設けられ、前記蓄電池の充放電に係る電流及び電圧が脈動波形となる電力変換装置と、を備え、前記電力変換装置は、前記脈動波形の1周期の自然数倍となる周期以外の周期で、前記脈動波形をサンプリングし、前記サンプリングにより得た検出値に基づく実効値を所定期間で平均化した値を求め、当該平均化した値に基づいて充放電の制御を行う、蓄電池システムである。
本発明によれば、脈動波形となる電流又は電圧を、より正確に検出して制御の精度を高めることができる。
一実施形態に係る蓄電池システムの回路図の一例である。 電力変換装置が、例えば、蓄電池の充電中である場合の動作を概念的に示した電圧波形の一例を示す図である。 電力変換装置が、蓄電池を放電させている場合の動作を概念的に示した電圧波形の一例を示す図である。 上段のグラフは、脈流の電流の一例を示す波形図(横軸は時間t)であり、下段のグラフは、このような脈流の電流が蓄電池に流れた場合の、蓄電池の端子電圧の一例を示す波形図である。 サンプリング周期0.1msで100msの間、脈流を測定した結果、検出された脈流電流をプロットしたグラフである。 サンプリング周期1msで100msの間、脈流を測定した結果、検出された脈流電流をプロットしたグラフである。 サンプリング周期10msで100msの間、脈流を測定した結果、検出された脈流電流をプロットして繋いだグラフである。 サンプリング周期15msで100msの間、脈流を測定した結果、検出された脈流電流をプロットして繋いだグラフである。 100Hz(50Hzの2倍、実線)と120Hz(60Hzの2倍、破線)の脈流電流を表す図である。 サンプリング周期を0〜0.1[s]の範囲で変化させた場合の、サンプリングに基づく平均化した値と真値との誤差を示すグラフである。
[実施形態の要旨]
本発明の実施形態の要旨としては、少なくとも以下のものが含まれる。
(1)これは、電池の充電又は放電に係る電流及び電圧が脈動波形となる場合の充放電制御方法であって、所定の周期で前記脈動波形をサンプリングし、前記サンプリングにより得た検出値に基づく実効値を所定期間で平均化した値を求め、前記平均化した値に基づいて充放電の制御を行う、充放電制御方法である。
このような充放電制御方法を実行することにより、脈動波形となる電流又は電圧であっても、精度良く、検出値を得ることができる。これにより、充電又は放電における制御の精度を高めることができる。
(2)また、(1)の充放電制御方法において、前記所定の周期とは例えば、前記脈動波形の1周期の自然数倍となる周期以外の周期である。
脈動波形の1周期の自然数倍の周期をサンプリング周期とすると、毎回同じ値を検出してしまうので、これを回避することで、脈動波形の値を、位相的にまんべんなく検出することができる。従って、平均化により、精度良く検出値を得ることができる。
(3)また、(1)又は(2)の充放電制御方法において、前記サンプリング周期を変化させた場合に、前記平均化した値と真値との誤差に現れる変化特性を予め把握し、前記誤差が、相対的に小さくなるサンプリング周期を選択するようにしてもよい。
この場合、より誤差の少ない平均化した値を得ることができる。
(4)また、物としての一態様は、電池と、前記電池と交流電路との間に設けられ、前記電池の充電又は放電に係る電流及び電圧が脈動波形となる電力変換装置と、を備え、前記電力変換装置は、所定の周期で前記脈動波形をサンプリングし、前記サンプリングにより得た検出値に基づく実効値を所定期間で平均化した値を求め、当該平均化した値に基づいて充放電の制御を行う、電池システムである。
このような充電制御又は放電制御を実行することにより、脈動波形となる電流又は電圧であっても、精度良く、検出値を得ることができる。これにより、電池システムにおける充電又は放電の際の、制御の精度を高めることができる。
(5)また、物としての他の態様は、蓄電池と、前記蓄電池と交流電路との間に設けられ、前記蓄電池の充放電に係る電流及び電圧が脈動波形となる電力変換装置と、を備え、前記電力変換装置は、前記脈動波形の1周期の自然数倍となる周期以外の周期で、前記脈動波形をサンプリングし、前記サンプリングにより得た検出値に基づく実効値を所定期間で平均化した値を求め、当該平均化した値に基づいて充放電の制御を行う、蓄電池システムである。
このような充放電制御を実行することにより、脈動波形となる電流又は電圧であっても、精度良く、検出値を得ることができる。これにより、蓄電池システムにおける充放電の制御の精度を高めることができる。
[実施形態の詳細]
以下、本発明の実施形態の詳細について、図面を参照して説明する。
《回路構成例》
図1は、一実施形態に係る蓄電池システムの回路図の一例である。図において、電力変換装置1は、蓄電池2と交流電路3との間に設けられ、蓄電池2の直流電圧が交流電路3の交流電圧のピーク値(波高値)より低い状態で、直流/交流の双方向の電力変換を行うことができる。交流電路3には、電力変換装置1が設置されている需要家の負荷4L、及び、商用電力系統4Pが接続されている。
電力変換装置1は、電力変換部20の主回路構成要素として、直流側コンデンサ5、DC/DCコンバータ6、中間コンデンサ9、インバータ10、及び、フィルタ回路11を備えている。DC/DCコンバータ6は、直流リアクトル7と、ハイサイドのスイッチング素子Q1と、ローサイドのスイッチング素子Q2とを備え、直流チョッパ回路を構成している。スイッチング素子Q1,Q2としては例えば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)を使用することができる。MOSFETのスイッチング素子Q1,Q2はそれぞれ、ダイオード(ボディダイオード)d1,d2を有している。各スイッチング素子Q1,Q2は、制御部14により制御される。
DC/DCコンバータ6の高圧側は、DCバス8に接続されている。DCバス8の2線間に接続されている中間コンデンサ9は、小容量(100μF以下、例えば数十μF)であり、高周波(例えば20kHz)でスイッチングされた電圧に対しては平滑作用を発揮するが、商用周波数の2倍程度の周波数(100Hz又は120Hz)で変化する電圧に対しては平滑作用を発揮しない。
DCバス8に接続されたインバータ10は、フルブリッジ回路を構成するスイッチング素子Q3〜Q6を備えている。これらスイッチング素子Q3〜Q6は、例えば、MOSFETである。MOSFETの場合は、スイッチング素子Q3〜Q6がそれぞれ、ダイオード(ボディダイオード)d3〜d6を有している。各スイッチング素子Q3〜Q6は、制御部14により制御される。
インバータ10と交流電路3との間には、フィルタ回路11が設けられている。フィルタ回路11は、交流リアクトル12と、交流リアクトル12より負荷4L側(図の右側)に設けられた交流側コンデンサ13とを備えている。フィルタ回路11は、インバータ10で発生する高周波ノイズが交流電路3側へ漏れ出ないように、通過を阻止している。
計測用の回路要素としては、DC/DCコンバータ6の低圧側(図の左側)に、電圧センサ15及び電流センサ16が設けられている。電圧センサ15は蓄電池2と並列接続され、蓄電池2の端子電圧を検出する。検出された電圧の情報は、制御部14に提供される。電流センサ16は、DC/DCコンバータ6に流れる電流を検出する。DC/DCコンバータ6に流れる電流は、直流側コンデンサ5に流れる電流を無視すれば、蓄電池2に流れる電流でもある。検出された電流の情報は、制御部14に提供される。中間コンデンサ9には電圧センサ17が並列接続されている。電圧センサ17は、中間コンデンサ9の両端電圧すなわち、DCバス8の電圧を検出する。検出された電圧の情報は、制御部14に提供される。
一方、交流側には、交流リアクトル12に流れる電流を検出する電流センサ18が設けられている。電流センサ18によって検出された電流の情報は、制御部14に提供される。また、交流側コンデンサ13と並列に、電圧センサ19が設けられている。電圧センサ19によって検出された電圧の情報は、制御部14に提供される。
制御部14は例えば、CPU(Central Processing Unit)を含み、ソフトウェア(コンピュータプログラム)をCPUが実行することで、必要な制御機能を実現する。ソフトウェアは、制御部14の記憶装置(図示せず。)に格納される。
蓄電池2には例えばBMS(Battery Management System)21が設けられている。BMS21は、蓄電池2に流れる電流、蓄電池2の両端電圧、蓄電池2の充電状態(SOC:State of Charge)などの情報を、制御部14に提供することができる。
《充放電動作の概要(最小スイッチング変換方式)》
上記の電力変換装置1は、蓄電池2の電力を放電させて、直流から交流への電力変換を行い、交流電路3に給電することができる。また、逆に、電力変換装置1は、交流から直流への変換を行って、商用電力系統4Pの電力に基づいて蓄電池2を充電することができる。
また、充電・放電いずれの場合も、交流1/2サイクルの間(又は1サイクルの間、とも言える。)に、インバータ10及びDC/DCコンバータ6が交代でスイッチング動作する。このようなスイッチング変換方式は、最小スイッチング変換方式と呼ぶことができる。最小スイッチング変換方式の制御を行う電力変換装置1は、スイッチング素子Q1〜Q6の高周波スイッチングに休止期間が生じることによって、全体的な高周波スイッチング回数を減らすことができる。これにより、電力変換の効率を、大幅に改善することができる。
例えば、蓄電池2を充電する場合、インバータ10が交流リアクトル12と協働して昇圧を行い、DC/DCコンバータ6は、電圧・電流を単に通過させるだけの「スルー」機能を発揮する状態と、インバータ10が単に整流のみを行い、DC/DCコンバータ6は、降圧を行う状態とがある。なお、インバータ10が昇圧を行う場合の交流リアクトル12は、インバータ10の一部でもある。
一方、蓄電池2を放電させる場合には、DC/DCコンバータ6が昇圧を行い、インバータ10は極性の非反転通過又は反転通過を行う状態と、DC/DCコンバータ6は「スルー」機能を発揮して、インバータ10が降圧のインバータ機能(必要な極性反転も含む。)を発揮する状態と、がある。
最小スイッチング変換方式は、前述の特許文献1にも詳細に記載されている既知の制御方式であるので詳細な制御理論については省略するが、電圧波形図で簡略に説明する。
《電圧波形図で見た充電動作》
図2は、上記のように構成された電力変換装置1が、例えば、蓄電池2の充電中である場合の動作を概念的に示した電圧波形の一例を示す図である。
(a)は、交流電圧目標値Vinv*の絶対値、及び、直流電圧目標値Vg’を示す。交流電圧目標値Vinv*とは、交流電圧Vaに基づいて、充電動作時におけるインバータ10の入力端(交流側)での電圧となるべき値である。交流リアクトル12のインピーダンスを無視すれば、Vinv*=Vaである。直流電圧目標値Vg’とは、蓄電池電圧Vgに直流リアクトル7の電圧降下を考慮した値である。直流リアクトル7のインピーダンスを無視すれば、Vg’=Vgである。
制御部14は、これら2つの電圧を比較し、比較結果に基づいてインバータ10及びDC/DCコンバータ6を制御する。
ここで、
(#1)時刻t0〜t1,t2〜t3,t4〜t5の期間では、交流電圧目標値Vinv*の絶対値が直流電圧目標値Vg’より小さくなる(又はVg’以下になる)。
(#2)また、例えば、時刻t1〜t2,t3〜t4の期間では、交流電圧目標値Vinv*の絶対値が直流電圧目標値Vg’以上となる(又は、Vg’より大きくなる)。
そこで、(#1)か、あるいは(#2)か、の場合分けにより、主にスイッチング動作する変換部(DC/DCコンバータ6又はインバータ10)を交代させる。
なお、Vg’=|Vinv*|の場合は、(#1)、(#2)のいずれか一方に含めればよいので、以下、交流電圧目標値Vinv*の絶対値が直流電圧目標値Vg’より小さい場合と、交流電圧目標値Vinv*の絶対値が直流電圧目標値Vg’より大きい場合とに着目して説明する。
まず、(b)に示すように、交流電圧目標値Vinv*の絶対値が直流電圧目標値Vg’より小さい期間(t0〜t1,t2〜t3,t4〜t5)では、制御部14は、インバータ10をスイッチング動作させ、交流リアクトル12との協働による昇圧を行わせる。なお、ここで言うスイッチングとは、例えば20kHz程度の高周波スイッチングを意味し、同期整流を行う程度(商用周波数の2倍)の低周波なスイッチングのことではない(以下同様)。
一方、これらの期間(t0〜t1,t2〜t3,t4〜t5)においてDC/DCコンバータ6はスイッチング素子Q1がオン、Q2がオフの状態となり、電圧をそのままスルー(通過)させる状態となっている。なお、(b)に示す縦縞模様は、実際にはPWM(Pulse Width Modulation)パルス列であり、直流電圧目標値Vg’まで昇圧させるための電位差に応じてデューティが異なる。この結果、DCバス8に現れる電圧は、(c)に示すような波形となる。
また、交流電圧目標値Vinv*の絶対値が直流電圧目標値Vg’より大きい期間(t1〜t2,t3〜t4)では、制御部14は、インバータ10のスイッチング動作を停止させ、代わりに、DC/DCコンバータ6をスイッチング動作させ、降圧を行わせる。スイッチング動作を停止したインバータ10は、同期整流又は、ダイオードd1〜d4による全波整流を行う状態となる。
(d)に示す縦縞模様は、実際にはPWMパルス列であり、交流電圧目標値Vinv*の絶対値と直流電圧目標値Vg’との電位差に応じてデューティが異なる。降圧の結果、(e)に示す所望の直流電圧目標値Vg’が得られ、これにより、蓄電池2を充電することができる。
《電圧波形図で見た放電動作》
図3は、電力変換装置1が、蓄電池2を放電させている場合の動作を概念的に示した電圧波形の一例を示す図である。
(a)は、交流電圧目標値Vinv*の絶対値、及び、直流電圧目標値Vg’を示す。交流電圧目標値Vinv*とは、交流電圧Vaに基づいて、放電動作時におけるインバータ10の出力端での電圧となるべき値である。交流リアクトル12のインピーダンスを無視すれば、Vinv*=Vaである。直流電圧目標値Vg’とは、蓄電池電圧Vgに直流リアクトル7の電圧降下を考慮した値である。直流リアクトル7のインピーダンスを無視すれば、Vg’=Vgである。
制御部14は、これら2つの電圧を比較し、比較結果に基づいてインバータ10及びDC/DCコンバータ6を制御する。
まず、交流電圧目標値Vinv*の絶対値が直流電圧目標値Vg’より大きい期間(t1〜t2,t3〜t4)では、制御部14は、DC/DCコンバータ6をスイッチング動作させ、昇圧を行わせる(図3の(b))。この結果、DCバス8には(c)に示す電圧が現れる。
一方、交流電圧目標値Vinv*の絶対値が直流電圧目標値Vg’より小さい期間(t0〜t1,t2〜t3,t4〜t5)では、制御部14は、インバータ10をインバータとしてスイッチング動作させ、降圧を行わせる(図3の(d))。また、このスイッチング動作とは別に、インバータ10は、交流電路3の周波数の2倍に相当する周波数(例えば100Hz)の周期ごとに通電の極性を反転させる。このスイッチング動作は、例えば20kHzのスイッチング動作と比べると極めて低速である。一方、インバータ10がスイッチング動作を行っている間(t0〜t1,t2〜t3,t4〜t5)、DC/DCコンバータ6では、スイッチング素子Q1がオン又はオフ,スイッチング素子Q2がオフの状態となり、オンのスイッチング素子Q1又はダイオードd5を通して電圧・電流をそのままスルー(通過)させる状態となっている。
この結果、(e)に示す所望の交流波形が得られる。
《充放電制御方法の実施例》
次に、充電又は放電時に、蓄電池2に流れる電流の検出について説明する。充放電制御は、検出した電流に基づいて、これを目標値に一致させるように、制御部14によって行われる。従って、制御の精度を高めるには、より正確に電流を検出する必要がある。
上記の最小スイッチング変換方式では、充電又は放電の際に、蓄電池2に流れる電流が脈流になる。
例えば、交流側の瞬時電圧v(t)、実効値電圧V、瞬時電流i(t)、実効値電流I、瞬時電力p(t)、力率1、周波数f、時間tとすると、以下のようになる。
v(t)=√2・V・sin(2πft) ・・・(1)
i(t)=√2・I・sin(2πft) ・・・(2)
p(t)=v(t)・i(t)=2VI・sin(2πft) ・・・(3)
蓄電池2に流れる電流ig(t)は、基本的には、式(3)に示す交流の瞬時電力p(t)を、蓄電池2の電圧Vgで割った値となるので、
ig(t)=2(VI/Vg)・sin(2πft) ・・・(4)
=(VI/Vg)・(1−cos(4πft)) ・・・(5)
=(VI/Vg)・(1+sin{(3π/2)+4πft} ・・・(6)
である。式(5)、(6)は、電流igが、脈流となり、脈動の周波数が交流側の周波数の2倍となることを表している。
なお、蓄電池2の電圧Vgも、電流に比べると振幅は小さいが、同じ周期で脈動する。
図4の上段のグラフは、このような脈流の電流の一例を示す波形図(横軸は時間t)である。この場合の脈流の1周期τにおける電流の平均値は、図示の値I1である。周期τは、商用電力系統4Pの交流1周期の1/2である。また、下段のグラフは、このような脈流の電流が蓄電池2に流れた場合の、蓄電池2の端子電圧の一例を示す波形図である。電圧は、電流に同期して、周期τで脈動する。周期τにおける端子電圧の平均値は、V1である。充電が進むと、蓄電池2の端子電圧は上昇し、平均値はV1からV2に上昇する。放電時は逆に、放電が進むと、端子電圧が下降する。
次に、交流電路3の周波数が50Hzで、蓄電池2に流れる脈流電流の周期が10msである場合を例にとって、同じ脈流電流(実効値20[A]、ピーク値28.2[A])を、サンプリング周期を変えて測定した結果をグラフで示す。
図5は、サンプリング周期0.1msで100msの間、脈流を測定した結果、検出された脈流電流をプロットしたグラフである。実際には1000msに亘って脈流を測定するが、紙面の都合で100msまでを表示する(以下、図6〜8も同様。)。縦軸は電流[A]である。この場合、波形は実際の脈流に極めて忠実に再現される。
ここで、1000ms内の例えば所定期間T(T1〜T2)の実効値ig_RMSを以下の式(7)により求める。
このような実効値を1000msに亘って複数取得して、これらを平均化した値は、20.0[A]となった。
次に、図6は、サンプリング周期1msで100msの間、脈流を測定した結果、検出された脈流電流をプロットしたグラフである。縦軸は電流[A]である。この場合も、波形は実際の脈流に概ね忠実に再現されている。但し、図5と比較すると、サンプリング周期が10倍になっているため、ピーク値(波高値)に若干、微小な高低差が見られる。所定期間の実効値を1000msに亘って複数取得して、これらを平均化した値は20.0[A]となり、小数点1桁までは、サンプリング周期0.1msの場合と差が無い。
次に、図7は、サンプリング周期をさらに長く、10msとして、100msの間、脈流を測定した結果、検出された脈流電流をプロットして繋いだグラフである。縦軸は電流[A]である。この場合、図5,図6との比較により明らかなように、実際の脈流が忠実に再現されてはいないが、所定期間の実効値を1000msに亘って複数取得して、これらを平均化した値は、やはり20.0[A]となり、小数点1桁までは、サンプリング周期0.1ms及び1msの場合と差が出なかった。
さらに、図8は、サンプリング周期を図7の50%増の15msとして、100msの間、脈流を測定した結果、検出された脈流電流をプロットして繋いだグラフである。縦軸は電流[A]である。この場合も、図7と同様に、実際の脈流が忠実に再現されてはいないが、所定期間の実効値を1000msに亘って複数取得して、これらを平均化した値は、20.1[A]となり、小数点1桁で0.1[A]の誤差が出る程度であった。しかしながら、さらにサンプリング周期を長くすると、誤差が拡大することが予想される。
図5〜図8より、サンプリング周期が、脈流周期(この例では10ms)と同じか、あるいは50%増程度では、実効値を平均化することにより、誤差が十分に小さいレベルに抑えられることがわかる。検出精度を最優先すればサンプリング周期は短い方が良いが、その場合には、制御部14のCPUの演算処理負担が重くなるので、高性能・高価格なCPUを使用する必要がある。電力変換装置1の製品全体としてのコストパフォーマンスを考えると、サンプリング周期を非常に小さくすれば良いというものではない。
従って、高すぎない演算処理能力で比較的廉価なCPUを用いつつ、脈流周期と大幅に違わない程度(例えば0.1倍〜1.5倍)のサンプリング周期を選択することが、実用上、好ましいと考えられる。
以上のように、蓄電池2の充電又は放電に係る電流及び電圧が脈動波形となる場合の充放電制御としては、所定の周期で脈動波形をサンプリングし、サンプリングにより得た検出値に基づく実効値を所定期間で平均化した値を求め、平均化した値に基づいて充放電の制御を行うことができる。
このような充放電制御を実行することにより、脈動波形となる電流又は電圧であっても、精度良く、検出値を得ることができる。これにより、充電又は放電における制御の精度を高めることができる。
但し、サンプリング周期には、選択してはならない値がある。
図9は、100Hz(50Hzの2倍、実線)と120Hz(60Hzの2倍、破線)の脈流電流を表す図である。
例えば、実線の波形に注目すると、仮にサンプリング周期を10ms(脈流周期の1倍)として、時刻10msからサンプリングを開始したとすると、20,30,40,50msと、立て続けに同じ値を検出することになる(図の実線の丸印)。これでは、実効値を平均化しても妥当な値にならない。サンプリング周期を20ms(脈流周期の2倍),30ms(脈流周期の3倍),40ms(脈流周期の4倍)・・・としても結果は同じことである。
一方、破線の波形に注目すると、仮にサンプリング周期を8.33ms(脈流周期の1倍)として、時刻10msからサンプリングを開始したとすると、(10+8.33)ms、(10+8.33×2)ms、(10+8.33×3)ms、(10+8.33×4)msと、立て続けに同じ値を検出することになる(図の破線の丸印)。これでは、実効値を平均化しても妥当な値にならない。サンプリング周期を16.67ms(脈流周期の2倍),25ms(脈流周期の3倍),33.33ms(脈流周期の4倍)・・・としても結果は同じことである。
つまり、回避すべきサンプリング周期は、脈動波形の1周期の自然数倍となる周期である。従って、サンプリング周期とすべき所定の周期は、脈動波形の1周期の自然数倍となる周期以外の周期でなければならない。
これにより、脈動波形の値を、位相的にまんべんなく検出することができる。従って、実効値をとって平均化することにより、精度良く検出値を得ることができる。その結果、充放電の制御の精度を高めることができる。
図10は、サンプリング周期を0〜0.1[s]の範囲で変化させた場合の、サンプリングに基づく平均化した値(実効値を平均化した値)と、真値との誤差を示すグラフである。図において、誤差はサンプリング周期の増大に応じて先鋭な山・谷となる狭い時間幅での変化と、全体を大きな包絡線のように見た場合の50msを1区間とした大きな変化とがある。すなわち、0.050[s]を中心に、図の左半分と右半分とは、互いに同様な変化特性となっている。
サンプリング周期が短い方の(すなわち図の左半分の)誤差の特大、大、中、小、最小を、サンプリング周期と対応付けてまとめると以下の表1のようになる。
そこで、表1のうち、誤差が「最小」となるサンプリング周期範囲内からサンプリング周期を選択することが好ましい。さらに、サンプリング数が統計的にバラツキ影響も反映されるN=30点以上であることが、より望ましい。
そして、サンプリング周期を変化させた場合に、平均化した値と真値との誤差に現れる変化特性を予め把握し、誤差が、相対的に小さくなるサンプリング周期を選択するのである。もちろん、脈流周期の自然数倍を避けることは必要である。
これによって、より誤差の少ない平均化した値を得ることができる。
《その他》
なお、図6以降は、脈流電流を対象として説明したが、図4の下段に示す脈動電圧についても同様に、サンプリングにより得た検出値に基づく実効値を所定期間で平均化した値を求め、平均化した値に基づいて充放電の制御を行うことにより、制御の精度を高めることができる。
また、DC/DCコンバータを用いずに、インバータ単体で構成される電力変換装置の場合も、直流側が脈流になる。従って、この場合も同様に、平均化した値に基づく充放電制御を適用することができる。
また、蓄電池に代えて燃料電池を用いる電池システムも考えられる。この場合も同様に、平均化した値に基づく放電制御を適用することにより、燃料電池の放電制御の精度を高めることができる。
《補記》
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 電力変換装置
2 蓄電池
3 交流電路
4L 負荷
4P 商用電力系統
5 直流側コンデンサ
6 DC/DCコンバータ
7 直流リアクトル
8 DCバス
9 中間コンデンサ
10 インバータ
11 フィルタ回路
12 交流リアクトル
13 交流側コンデンサ
14 制御部
15 電圧センサ
16 電流センサ
17 電圧センサ
18 電流センサ
19 電圧センサ
20 電力変換部
21 BMS
d1〜d6 ダイオード
Q1〜Q6 スイッチング素子

Claims (4)

  1. 電池の充電又は放電に係る電流及び電圧が脈動波形となる場合の充放電制御方法であって、
    前記脈動波形の1周期の自然数倍となる周期以外の周期で前記脈動波形をサンプリングし、
    前記サンプリングにより得た検出値に基づく実効値を所定期間で平均化した値を求め、
    前記平均化した値に基づいて充放電の制御を行う、
    充放電制御方法。
  2. 前記サンプリングの周期を変化させた場合に、前記平均化した値と真値との誤差に現れる変化特性を予め把握し、
    前記誤差が、相対的に小さくなる前記サンプリングの周期を選択する、請求項1に記載の充放電制御方法。
  3. 電池と、
    前記電池と交流電路との間に設けられ、前記電池の充電又は放電に係る電流及び電圧が脈動波形となる電力変換装置と、を備え、
    前記電力変換装置は、前記脈動波形の1周期の自然数倍となる周期以外の周期で前記脈動波形をサンプリングし、前記サンプリングにより得た検出値に基づく実効値を所定期間で平均化した値を求め、当該平均化した値に基づいて充放電の制御を行う、電池システム
  4. 電池と、
    前記電池と交流電路との間に設けられ、前記電池の充放電に係る電流及び電圧が脈動波形となる電力変換装置と、を備え、
    前記電力変換装置は、前記脈動波形の1周期の自然数倍となる周期以外の周期で前記脈動波形をサンプリングし、前記サンプリングにより得た検出値に基づく実効値を所定期間で平均化した値を求め、当該平均化した値に基づいて充放電の制御を行う、電池システム。
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