JP6716338B2 - 架空線のばね式張力バランサの引き出し装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電車線路用のトロリ線、き電ちょう架線等の架空線の張力を一定に保つために、支持構造物と架空線との間の高所に設置されているばね式張力バランサの初期張力を調整するために、当該張力バランサの内筒を所定位置まで外筒から引き出す作業を行うための装置に関する。
電車線路用の架空線を高所においてコンクリート柱のような支持構造物に引留めるばね式張力バランサは、コイルばねを内蔵した外筒と、この外筒内に嵌挿され、ばねにより外筒内へ引き込まれる内筒とを備え、内筒の先端部に架空線が接続される。内筒は、所望の初期張力が得られるまで、ばね力に抗して外筒から引き出される。
このようなばね式張力バランサは、架空線の伸縮や移動に応じてコイルばねの弾性で架空線に一定の張力を付与する公知のものである。ばね式張力バランサは、例えば特許文献1に示されるように、コンクリート柱から斜めに上方へ延びる斜め支持アームにより、外筒の先端側においてコンクリート柱に支持されることがある。
一方、架空線が何らかの原因で断線したとき、上記のようなばね式張力バランサを高所の設置場所から地上へ降ろすことなく、高所に設置したまま、短時間で復旧工事を行うために使用される内筒の引き出し装置が特許文献2に提案されている。この引き出し装置は、外筒に離脱可能に懸架される取り付け部材と、この取り付け部材に離脱可能に支持される一対の圧力シリンダと、この圧力シリンダのロッドを内筒の先端側に離脱可能に結合する連結部材と、圧力ホースを介して圧力シリンダに圧力を供給するように地上に配置される圧力装置を具備する。
一対の圧力シリンダは、軸線を外筒の軸線と平行に向けロッドを外筒の先端方向へ突出させるように配置される。この引き出し装置は、高所に設置された張力バランサに装着され、地上から供給される油圧により、圧力シリンダのロッドを突出させ、内筒を所定位置まで外筒から引き出すように用いられる。
特開2010−179673号公報 特開2010−173545号公報
特許文献2に記載された引き出し装置は、使用に当たり、地上で油圧装置を操作する作業者と、高所に上がって、張力バランサへの装置の装着と調整、地上作業者への指示等を行う作業者の少なくとも2人の人員を必要とする。また圧力装置を含むので、装置が大型、大重量で、取り扱いが容易でないという難点がある。
上記引き出し装置は、特許文献1に記載されるように、斜め支持アームにより、外筒の先端側においてコンクリート柱に支持される形式の張力バランサへの適用も予定されているため、圧力シリンダの長さが斜め支持アームとの接続部に干渉しない長さに設定されている。このため、内筒の引き出し長さが、圧力シリンダの長さに制限される結果、引き出し長さが不十分で、標準の初期張力が得られない場合がある。応急の復旧工事においては、これで間に合うが、架空線の新設工事等においては、この引き出し装置を使用することができない。
ところで、ばね式張力バランサには、その張力の差に応じて外筒の半径の異なるものが複数種類存在する。上記引き出し装置は、このような複数種類の張力バランサに柔軟に対応することができない。
したがって、本発明は、第1に、比較的、小型軽量で、取り扱いが容易であり、高所に上がった1人の作業者だけで装置の装着と引き出し操作を行うことができるばね式張力バランサの引き出し装置を提供することを目的としている。第2に、本発明は、支持アームと外筒との接続部の位置にかかわらず、内筒の所要の引き出し長さを得ることができるばね式張力バランサの引き出し装置を提供することを目的としている。第3に、本発明は、外筒の半径の異なる複数種類の張力バランサに柔軟に適用できるばね式張力バランサの引き出し装置を提供することを目的としている。
以下、添付図面の符号を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記第1の課題を解決するための、本発明の引き出し装置1は、外筒52に離脱可能に懸架される取り付け部材2と、この取り付け部材2に離脱可能に支持され軸線を外筒52の軸線と平行に向けたねじ軸4を外筒52の先端方向へ突出させる一対のスクリュージャッキ3と、ねじ軸4を内筒53の先端側に離脱可能に結合する連結部材5と、一対のスクリュージャッキ3を同時に駆動するための駆動軸6とを具備する。一対のスクリュージャッキ3は、互いのスプライン孔32aを外筒52の軸線と直交する同一軸線上に配置させるように対向した駆動歯車32をそれぞれ具備する。駆動軸6は、一端側に駆動操作部を具備し、駆動歯車32のスプライン孔32aに抜き差し自在のスプライン軸からなる。
第2の課題を解決するための、本発明の引き出し装置1は、ねじ軸4が、連結部材5を介して内筒53の先端側に結合される先端軸37と、この先端軸37における内筒53の引き出し方向と反対方向の端に接続可能な延長軸38とを具備する。
第3の課題を解決するための、本発明の引き出し装置1は、 取り付け部材2が、それぞれスクリュージャッキ3を保持し、外筒52の半径方向に結合分離可能な第1及び第2の部材7,8と、外筒52の半径の相違に対応して第1部材7と第2の部材8との間に選択的に介設されるスペーサ9とを具備する。
本発明のばね式張力バランサの引き出し装置1は、油圧装置および圧力シリンダを用いていないことから、比較的、小型軽量で、取り扱いが容易であり、高所に梯子で上がった1人の作業者だけで装置の装着と引き出し操作を行うことができる。
また、ねじ軸4に、先端軸37と延長軸38との接続構造を具備させることで、後方から新たな延長軸38を次々と継ぎ足すことができるので、外筒52と支持アーム54との接続部の位置にかかわらず、内筒53の所要の引き出し長さを得ることができる。
そのうえ、取り付け部材2が、第1及び第2の部材7,8とスペーサ9とを具備することで、外筒52の半径の異なる複数種類の張力バランサ51に引き出し装置1を柔軟に適用できるという効果を有する。
ばね式張力バランサへ装着した状態の引き出し装置の正面図である。 図1の引き出し装置の側面図である。 図1の引き出し装置の平面図である。 図1の引き出し装置における取り付け部材の正面図である。 図4の取り付け部材の右側面図である。 図4の取り付け部材の左側面図である。 図4の取り付け部材の平面図である。 図1の引き出し装置におけるスクリュージャッキの正面図である。 図1の引き出し装置におけるスクリュージャッキの背面図である。 図1の引き出し装置におけるスクリュージャッキの側面図である。 図1の引き出し装置におけるスクリュージャッキの平面図である。 図1の引き出し装置におけるねじ軸の断面図である。 図1の引き出し装置のねじ軸における先端軸の断面図である。 図1の引き出し装置のねじ軸における延長軸の断面図である。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
ちょう架線、き電ちょう架線、トロリ線等の電車線路用の架空線は、所定径間の両端において、ばね式張力バランサ51を介して支持構造物に引き止められる。図1に示すように、ばね式張力バランサ51は、基端(左端)側が支持構造物の高所に係止される外筒52と、この外筒52内に入れ子式に嵌挿され先端が外筒52の先端(右端)側へ突出するように配置される内筒53とを備える。以下、外筒52の軸線方向基端側を後方、先端側を前方として説明する。
外筒52は、ばねを内蔵し、このばねにより内筒53を外筒の基端側へ引き込む方向に付勢する。ばね式張力バランサ51は、斜め支持アーム54等を介して軸線をほぼ水平に向けて支持構造物の高所に支持され、内筒53の先端側に接続される架空線が温度変化等により伸縮しても、ばねの弾性により当該架空線に一定の張力を付与する。
引き出し装置1は、高所に設置されているばね式張力バランサ51に装着されるもので、当該バランサ51の内筒53を外筒52の先端側から所定位置まで引き出すことにより、その張力を調整する作業を行うための装置である。
図1ないし図3において、引き出し装置1は、張力バランサ51の外筒52に懸架される取り付け部材2と、この取り付け部材2に支持される一対のスクリュージャッキ3と、スクリュージャッキ3のねじ軸4を内筒53の先端側のクレビス55に結合する連結部材5と、一対のスクリュージャッキ3を同時に駆動するための駆動軸6(図2,図3)とを具備する。
スクリュージャッキ3は、ねじ軸4の軸線を外筒52の軸線と平行に向け、ねじ軸4を外筒52の先端方向(前方)へ突出させるように、外筒52の軸線直交方向両側(左右)に位置して、取り付け部材2に装着される。各部材は、張力バランサ51が設置された高所まで個別に持ち上げられ、張力バランサ51上へ組み付けられ、使用済み後は取り外して回収される。
図4ないし図7に示すように、取り付け部材2は、外筒52の軸線直交方向左右に2分割される第1部材7及び第2の部材8と、両部材間に介設されるスペーサ9とをボルト10にて結合してなる。第1部材7と第2の部材8は、それぞれスクリュージャッキ3を保持し、外筒52の半径方向に結合分離可能であり、外筒52の半径の相違に対応して第1部材7と第2の部材8との間に選択的にスペーサ9が介設される。
取り付け部材2は、外筒52の先端側の外周上部に掛け止められる切欠リング状の掛止部11と、掛止部11の前端に固着される当接板部12と、これと対向して掛止部11の後端に固着される後端板部13とを具備する。
図2,図5に示すように、掛止部11は、下方に開放した切欠リング状で、外筒52の先端側の外周に着脱自在に嵌合する。当接板部12は、掛止部11の前端面に固着され、円弧状の凹部14と、左右一対のジャッキ支持部15とを具備する。円弧状凹部14の縁は、掛止部11の前端から半径方向内側へ張り出して、外筒52の前端に当接する内側フランジ部16を形成する。ジャッキ支持部15は、外筒52の左右両側へ張り出し、外筒52の水平半径方向外側に開く円弧状の切欠17を具備する。
図6に示すように、後端板部13は、当接板部12と概略同一形状で、当接板部12に対応する円弧状の凹部18、ジャッキ支持部19、円弧状の切欠20を具備する。円弧状の凹部18は、外筒52の外周上に乗る曲率である。切欠20は切欠17と対向し、両者の縁部間が切欠円筒部21で接続される。
図8ないし図10に示すように、左右一対のスクリュージャッキ3は、基本的に同一構造で、ケーシング22に内装されたウオーム23、ウオームホイール24により、ねじ軸4を軸線方向に進退させるものである。
ケーシング22は、基板25上に組み付けられ、ウオーム支持部26とウオームホイール支持部27とを具備する。基板25は、取り付け部材2の当接板部12の前面の所定位置にプランジャピン28(図5における受け孔12aに挿通)で位置決めして接合される。
ウオーム支持部26は、基板25と、これと平行に間隔をおいて対向する前面板29と、両板25,29と共に矩形枠を形成する平行一対の軸受け板30,31とを具備する。
軸受け板30,31間にウオーム23が支持され、一方の軸受け板30に支持された駆動歯車32に連動して回転する。駆動歯車32は、軸受け板30を貫通する挿通孔を介して外側に通じるスプライン孔32a(図8,図9)を具備する。駆動歯車32は、スプライン孔32aに挿通される駆動軸6(図2,図3)により駆動される。
ウオームホイール支持部27は、基板19と、それの前面側に固定される円筒状のホイールカバー33と、それの前面側を閉じる端板34と、ガイド筒部35(図8,図9)とを具備する。
円筒状のホイールカバー33は、軸線を基板19と直交する前後方向に向けて基板19に固定される。ガイド筒部35は、ホイールカバー33と同心で、ホイールカバー33から基板19を貫通して後方へ延出する。ねじ軸4は、ホイールカバー33を貫通し、その内側においてウオームホイール24の内歯車に噛み合うように前後方向に挿通される。
ねじ軸4は、内筒53の必要な引き出し長さに応じて、1本で構成することができるが、図12ないし図14に示す実施形態においては、先端軸37と延長軸38とで構成される。
先端軸37は、先端にクレビス36を具備し、延長軸38は、先端軸37の後端に接続分離可能である。延長軸38は、さらにその後端に接続分離可能な他の単一又は複数のもので構成することができる。
図12,13に示すように、先端軸37は、後端部に、キー溝付き軸穴39と、これと同心で、これより小径のねじ穴40とを具備する。図12,14に示すように、延長軸38は、軸本体41と連結ボルト42とを具備する。
軸本体41は、後端側に、先端軸37と同様のキー溝付き軸穴43、ねじ穴44と、これに連続して全長にわたるボルト受け孔45を具備すると共に、先端部に軸穴39に嵌合するキー付き凸軸46を具備する。連結ボルト42は、6角穴付きのボルト本体47と、それの先端部に螺合されるねじ筒48とを具備する。ボルト本体47が、ボルト受け孔45に回転自在に挿通され、軸本体41の先端側へ突出した先端部に、ねじ筒48が螺合固定される。ねじ筒48は、ボルト本体47と一体に軸周り回転することにより、先端軸37のねじ穴40に螺合する。
図3に示すように、連結部材5は、内筒53の先端に設けられたクレビス55の二股部間を貫通して内筒53の軸線直交方向に伸び、一対のねじ軸4の先端クレビス36間に支持される。内筒53のクレビス55は、絶縁部材を介して架空線の端部に接続される。
図1ないし図3に示すように、一対のスクリュージャッキ3は、それぞれプランジャピン28を当接板部12の受け孔12aに挿通させると共に、ガイド筒部35を切欠円筒部21に嵌合させて、取り付け部材2のジャッキ支持部15に装着される。これにより、一対のスクリュージャッキ3は、互いに駆動歯車32のスプライン孔32a(図1)の軸線を外筒52の軸線直交方向に合致させて取り付け部材2の前面側に装着される。
駆動軸6は、一対のスクリュージャッキ3の合致したスプライン孔32aに抜き差し自在に挿入されるスプライン軸からなり、一端側に、チェーンスプロケット6aのような駆動操作部を具備する。駆動操作部は、これに限らず、レンチ係合部等、高所において作業者が単独で回転操作可能な他の種々の具体的形態を採用しうる。
取り付け部材2、スクリュージャッキ3を張力バランサ51の外筒52上に装着した後、合致したスプライン孔32aに駆動軸6を挿通し、これを回転させると、駆動歯車32、ウオーム23、ウオームホイール24を介して、ねじ軸4が前後方向に進退する。
例えば、架空線を新設する場合には、高所に設置され、未だ架空線に接続されていない張力バランサ51に引き出し装置1を装着し、内筒53のクレビス55に接続されたねじ軸4を前方へ押し出すことにより、架空線に対する所要の張力が得られる所定位置まで、ばね力に抗して内筒53を外筒52から引き出す。
このとき、内筒53の所要の引き出し長さに対して、ねじ軸4の先端軸37の長さが不足する場合には、先端軸37の最大突出長さ近くまで突出させた後、その後端に延長軸38を接続する。それでも不足する場合は、当該延長軸38の後端部付近までねじ軸4全体を突出させたうえ、追加の延長軸38を接続する。延長軸38により先端軸37を前方へ押し出すことで、所要の引き出し長さを容易に確保することができる。各延長軸38は、接続時に張力バランサ51の支持アーム54との接続部に干渉しない長さに設定されるから、作業に支障は生じない。
内筒53を所定長さ引き出した後、クレビス55を架空線に連結して、ねじ軸4を後退させ、引き出し装置1を張力バランサ51から取り外せば、架空線は、張力バランサ51により、所定の張力で支持構造物に引き止められる。
本発明を活用する状況について補足する。電車線路用の架空線は、勾配箇所において全体が下方へ流れたり、温度変化で想定以上に伸縮したりすることがある。その結果、架空線支持部材の位置が変わり、あるいは張力が変化する。これは集電性能や、設備の摩耗に影響するので、是正する必要がある。この場合、従来は予め架空線と張力バランサ51との間に介設されているターンバックルを操作し、実質的に架空線の長さを変更(おおむね10〜30cm程度)することで対応しているが、張力がかかった状態でターンバックルを回転するのは難しいことから、作業の前にターンバックルの両側間を引き寄せ装置で引き寄せて、ターンバックルへの張力をなくす必要がある。それ自体、作業が煩雑であるばかりでなく、引き寄せ装置の接続箇所で架空線が変形した場合、その矯正作業が必要である。これに対して、本発明の引き出し装置1を用いれば、引き寄せ装置等を用いることなく、内筒53の引き出し長さを変更することで、下方に流れた架線全体を勾配の上方へ戻すことや、適正な架空線の張力調整を行うことができる。
以上説明した引き出し装置1は、種々の目的に使用できる汎用性を持つが、いずれの場合にも、引き寄せ装置などを架空線に接続して行う引き寄せ工程を要することなく、直接架空線の張力調整を行うことができる。適用される架空線は電車線路用のものに限定されない。
1 引き出し装置
2 取り付け部材
3 スクリュージャッキ
4 ねじ軸
5 連結部材
6 駆動軸
7 第1部材
8 第2部材
9 スペーサ
10 ボルト
11 掛止部
12 当接板部
12a ピン受け穴
13 後端板部
14 円弧状凹部
15 ジャッキ支持部
16 内側フランジ部
17 円弧状切欠
18 円弧状凹部
19 ジャッキ支持部
20 円弧状凹部
21 切欠円筒部
22 ケーシング
23 ウオーム
24 ウオームホイール
25 基板
26 ウオーム支持部
27 ウオームホイール支持部
28 プランジャピン
29 前面板
30 軸受け板
31 軸受け板
32 駆動歯車
32a スプライン孔
33 ホイールカバー
34 端板
35 ガイド筒部
36 クレビス
37 先端軸
38 延長軸
39 キー付き軸穴
40 ねじ穴
41 軸本体
42 連結ボルト
43 キー付き軸穴
44 ねじ穴
45 ボルト受け孔
46 キー付き凸軸
47 ボルト本体
48 ねじ筒
51 ばね式張力バランサ
52 外筒
53 内筒
54 斜め支持アーム
55 クレビス

Claims (3)

  1. ばねを内蔵し基端側が支持構造物の高所に係止される外筒と、この外筒内に入れ子式に嵌挿され先端が外筒の先端側へ突出するように配置され前記ばねにより前記外筒の基端側へ引き込む方向に付勢される内筒とを備え、この内筒の先端側に架空線が接続されるばね式張力バランサの当該内筒の先端側を所定位置まで前記外筒の先端側から引き出すための装置であって、
    前記外筒に離脱可能に懸架される取り付け部材と、この取り付け部材に離脱可能に支持され軸線を前記外筒の軸線と平行に向けたねじ軸を前記外筒の先端方向へ突出させる一対のスクリュージャッキと、前記ねじ軸を前記内筒の先端側に離脱可能に結合する連結部材と、前記一対のスクリュージャッキを同時に駆動するための駆動軸とを具備し、
    前記一対のスクリュージャッキは、互いのスプライン孔を前記外筒の軸線と直交する同一軸線上に配置させるように対向した駆動歯車をそれぞれ具備し、
    前記駆動軸は、一端側に駆動操作部を具備し、前記駆動歯車のスプライン孔に抜き差し自在のスプライン軸からなることを特徴とする架空線のばね式張力バランサの引き出し装置。
  2. 前記ねじ軸は、前記連結部材を介して前記内筒の先端側に結合される先端軸と、この先端軸における前記内筒の引き出し方向と反対方向の端に接続可能な延長軸とを具備することを特徴とする請求項1に記載の架空線のばね式張力バランサの引き出し装置。
  3. 前記取り付け部材は、それぞれスクリュージャッキを保持し、前記外筒の半径方向に結合分離可能な第1及び第2の部材と、前記外筒の半径の相違に対応して第1部材と第2の部材との間に選択的に介設されるスペーサとを具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の架空線のばね式張力バランサの引き出し装置。
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