JP6714873B2 - セキュリティシステム - Google Patents

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Description

本発明は、セキュリティシステムに関するものである。
あるセキュリティシステムでは、基地局が分散設置された施設内を、人が無線モバイルセンサーノードを携帯して移動すると、無線モバイルセンサーノードは最も近い基地局と通信する。そして、無線モバイルセンサーノードと通信する基地局が切り替わることが検出され、その人の行動が監視される(例えば特許文献1参照)。
他方、ある電子名刺システムでは、電子名刺機が、サーバーから、電子名刺機の機器IDに対応するユーザーID、個人情報、および顔写真データをダウンロードして、ユーザーID、個人情報、および顔写真を表示部に表示する(例えば特許文献2参照)。このシステムでは、来訪者は、自己の電子名刺機を有しており、来訪者の到着時に面会者の個人情報などが来訪者の電子名刺機へ送信され表示される。
特開2006−259953号公報 特開2006−127064号公報
しかしながら、上述のセキュリティシステムでは、悪意のあるゲストが、自己の無線モバイルセンサーノードを携帯せずに移動した場合でも、そのゲストの行動を、スタッフなどが容易に発見することは困難である。また、上述のセキュリティシステムでは、悪意のあるゲストが、スタッフの無線モバイルセンサーノードを不正に入手した場合、スタッフになりすますことができ、そのゲストの行動を、スタッフなどが容易に発見することは困難である。
また、上述のような電子名刺機を使用することも考えられるが、来訪者(つまり、ゲスト)が自己の電子名刺機を用意しておく必要があり、現実的ではない。また、その場合、悪意のあるゲストが、予め、自己の電子名刺機に表示される顔写真を自己の顔写真とスタッフの顔写真とに切換可能としておくことで、ゲストとして入場した後に、そのスタッフに容易になりすますことができてしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、ゲストの異常行動を目視で容易に発見できるようにするセキュリティシステムを得ることを目的とする。
本発明に係るセキュリティシステムは、施設における各スタッフに割り当てられ、他者から目視可能な状態で前記スタッフに携帯されるスタッフ用電子名札装置と、各ゲストに割り当てられ貸与され、他者から目視可能な状態で前記ゲストに携帯されるゲスト用電子名札装置と、前記施設内の監視領域に設置されているセンサーネットワークを使用して、前記施設内の前記スタッフ用電子名札装置の位置および前記ゲスト用電子名札装置の位置を監視する監視装置と、前記ゲスト用電子名札装置にゲストを割り当てるゲスト管理装置と、前記ゲストが割り当てられた後に前記ゲスト用電子名札装置が前記施設へ入場することを許可するとともに、前記スタッフ用電子名札装置の認証成功後に前記スタッフ用電子名札装置が前記施設へ入場することを許可するゲート装置とを備える。そして、前記スタッフ用電子名札装置は、当該スタッフ用電子名札装置を割り当てられている前記スタッフの顔画像を表示する。前記ゲスト用電子名札装置は、当該ゲスト用電子名札装置を割り当てられている前記ゲストの顔画像を表示する表示装置と、前記ゲスト管理装置と無線で通信する第1無線通信装置とを備える。前記ゲスト管理装置は、前記施設内でかつ前記監視領域外で前記ゲストの顔画像を撮影する撮影装置と、前記ゲスト用電子名札装置の前記第1無線通信装置と無線で通信する第2無線通信装置と、撮影された前記ゲストの顔画像を前記第2無線通信装置で前記ゲスト用電子名札装置に送信し表示させる所持者登録部とを備える。さらに、以下の(A)または(B)の構成を有する。(A)前記スタッフ用電子名札装置および前記ゲスト用電子名札装置は、それぞれ、指向性無線通信部を備え、前記スタッフ用電子名札装置および前記ゲスト用電子名札装置の前記指向性無線通信部は、それぞれ、前記顔画像の表示面に垂直な方向を含み、かつ前記表示面に水平な方向を含まない所定の角度範囲で通信可能であって、前記ゲスト用電子名札装置の前記指向性無線通信部は、当該ゲスト用電子名札装置の機器IDを送信し、前記スタッフ用電子名札装置の前記指向性無線通信部は、通信可能な前記ゲスト用電子名札装置の前記指向性無線通信部からの機器IDを受信し、前記ゲスト管理装置は、前記スタッフ用電子名札装置の前記指向性無線通信部により前記機器IDが所定時間受信されなかった前記ゲスト用電子名札装置を検出する。(B)前記スタッフ用電子名札装置および前記ゲスト用電子名札装置は、それぞれ、指向性無線通信部を備え、前記スタッフ用電子名札装置および前記ゲスト用電子名札装置の前記指向性無線通信部は、それぞれ、前記顔画像の表示面に垂直な方向を含み、かつ前記表示面に水平な方向を含まない所定の角度範囲で通信可能であって、前記スタッフ用電子名札装置の前記指向性無線通信部は、当該スタッフ用電子名札装置の機器IDを送信し、前記ゲスト用電子名札装置の前記指向性無線通信部は、通信可能な前記スタッフ用電子名札装置の前記指向性無線通信部からの機器IDを受信し、前記ゲスト管理装置は、前記ゲスト用電子名札装置の前記指向性無線通信部により前記スタッフ用電子名札装置の機器IDが受信されなかった前記ゲスト用電子名札装置を検出する。
本発明によれば、ゲストの異常行動を目視で容易に発見できるようにするセキュリティシステムが得られる。
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
図1は、本発明の実施の形態に係るセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。 図2は、図1における電子名札装置1,2の構成を示すブロック図である。 図3は、図1における電子名札装置1,2を示す斜視図である。 図4は、図1におけるゲスト管理装置5およびスタッフ管理装置7の構成を示すブロック図である。 図5は、実施の形態2における電子名札装置1,2の一例を示すブロック図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態に係るセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すセキュリティシステムにおいて、電子名札装置1は、企業などの施設において各ゲスト101に割り当てられ滞在中のみ貸与されるゲスト用電子名札装置であり、電子名札装置2は、施設における各スタッフ102に割り当てられるスタッフ用電子名札装置である。なお、電子名札装置1,2は、携帯可能であって、ストラップやクリップによって、他者から目視可能な状態でスタッフ102またはゲスト101に身に付けられる。電子名札装置1は、当該電子名札装置1を割り当てられているゲストの顔画像を表示し、電子名札装置2は、当該電子名札装置2を割り当てられているスタッフの顔画像を表示する。
また、施設内には、センサーネットワーク3、監視装置4、ゲスト管理装置5、ゲート装置6、およびスタッフ管理装置7が設置されている。
センサーネットワーク3は、施設内の監視領域に分散配置されたセンサーノードを備える。監視領域は、ゲート装置6より内側に設定されている。各センサーノードは、所定距離の範囲内に存在する電子名札装置1,2と無線通信可能な無線通信インターフェイスを備え、その無線通信インターフェイスを使用して、所定距離の範囲内に存在する電子名札装置1,2を検出し、検出した電子名札装置1,2の機器IDなどを監視装置4へ通知する。
監視装置4は、有線通信または無線通信でセンサーネットワーク3に接続されており、センサーネットワーク3の各センサーノードのノードIDおよび設置場所を互いに関連付けて図示せぬデータベースで管理している。そして、監視装置4は、施設内の監視領域に設置されているセンサーネットワーク3を使用して、施設内の電子名札装置1の位置(つまり、ゲスト101の位置)および電子名札装置2の位置(つまり、スタッフ102の位置)を監視する。
監視装置4は、ゲスト管理装置5、ゲート装置6、スタッフ管理装置7などと通信可能な通信装置、センサーネットワーク3と通信可能な通信装置などを備える端末装置である。監視装置4は、電子名札装置1を検出したセンサーノードの位置を、ゲスト101に割り当てられた電子名札装置1の位置として特定し、その位置が、ゲスト101の進入が許可されていない領域内である場合、センサーネットワーク3を使用して、警告指令をその電子名札装置1へ送信する。
ゲスト管理装置5は、電子名札装置1にゲスト101を割り当てる端末装置である。ゲスト管理装置5は、施設内でかつ監視領域の外側(つまり、例えば建物入口のロビーなどといったゲート装置6より外側)に設置される。
ゲート装置6は、ゲスト101が割り当てられた後に電子名札装置1(つまり、ゲスト101)が施設へ入場することを許可するとともに、電子名札装置2の認証成功後に電子名札装置2(つまり、スタッフ102)が施設へ入場することを許可する。なお、ゲート装置6は、電子名札装置1,2を有さない者の入場を拒否する。また、ゲート装置6は、電子名札装置2の認証に失敗した場合には、そのスタッフ102の入場を拒否する。
スタッフ管理装置7は、電子名札装置2にスタッフ102を割り当てる端末装置である。なお、ゲスト管理装置5は、ゲスト101の来訪時に、電子名札装置1にゲスト101を割り当てるが、スタッフ管理装置7は、スタッフ102の加入時に、電子名札装置2にスタッフ102を割り当てる。
図2は、図1における電子名札装置1,2の構成を示すブロック図である。図3は、図1における電子名札装置1,2を示す斜視図である。
電子名札装置1,2は、図2に示すような共通のハードウェアを備える。具体的には、電子名札装置1,2は、表示装置11、無線通信装置12、記憶装置13、音声出力部14、演算処理装置15、および電源部16を備える。
表示装置11は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどの薄型ディスプレイパネル11a、インジケーター11bなどを備え、その薄型ディスプレイパネル11aで、少なくとも当該電子名札装置1,2の所持者(スタッフ102またはゲスト101)の顔画像を表示する。
無線通信装置12は、例えば数メートルから数十メートル程度の通信可能範囲の近距離無線通信の無線通信装置である。例えば、無線通信装置12は、BLE(Bluetooth Low Energy)などのブルートゥース(登録商標)の無線インターフェイスである。
無線通信装置12は、通信可能範囲内の、センサーネットワーク3のセンサーノード、ゲスト管理装置5、スタッフ管理装置7などと通信可能となっている。
記憶装置13は、所持者の顔画像の画像データを記憶する書き換え可能なメモリーである。記憶装置13としては、揮発性メモリー、不揮発性メモリーなどが適宜使用される。
音声出力部14は、動作音、警告音などをスピーカーなどで出力する。
演算処理装置15は、CPU(Central Processing Unit)などを有するコンピューターを備え、記憶装置13または図示せぬ記憶装置に記憶されているプログラムを実行することで各種処理部として動作する。ここでは、演算処理装置15は、所持者設定部21、表示制御部22、設定削除部23、および警告処理部24として動作する。
所持者設定部21は、無線通信装置12を使用して、ゲスト管理装置5またはスタッフ管理装置7から、所持者(ゲスト101またはスタッフ102)の顔画像の画像データを所持者の属性情報とともに受信し、受信した画像データおよび属性情報を記憶装置13に格納する。属性情報は、所持者種別(スタッフまたはゲスト)、およびスタッフの場合のスタッフID、氏名、所属部門名などを含む。
表示制御部22は、記憶装置13内の画像データに基づき、図3に示すように所持者の顔画像を、表示装置11の薄型ディスプレイパネル11aに表示させる。このとき、表示制御部22は、所持者種別がゲストである場合には、ゲストであることを示す画像(例えば図3に示すような「ゲスト」というテキスト)を、顔画像とともに薄型ディスプレイパネル11aに表示させ、所持者種別がスタッフである場合には、記憶装置13内の属性情報に基づき、スタッフの氏名および所属部門名などを、顔画像とともに薄型ディスプレイパネル11aに表示させる。
設定削除部23は、無線通信装置12で顔画像削除指令を受信したときに、記憶装置13内の顔画像の画像データを削除する。なお、画像データとともに属性情報も削除される。
警告処理部24は、監視装置4から無線通信装置12で警告指令を受信したときに、警告画面を表示装置11の薄型ディスプレイパネル11aに表示させる。また、併せて、警告処理部24は、音声出力部14に警告音を出力させてもよい。
電源部16は、当該電子名札装置1,2の内部装置(表示装置11、無線通信装置12、記憶装置13、音声出力部14、演算処理装置15など)に電源電力を供給する。電源部16は、1次電池であってもよいし、2次電池およびその2次電池を充電する充電回路であってもよい。その充電回路は、図3に示すような電源端子16aを介した接触方式、または非接触方式で外部から供給される電力で2次電池を充電する。
図4は、図1におけるゲスト管理装置5およびスタッフ管理装置7の構成を示すブロック図である。ゲスト管理装置5およびスタッフ管理装置7は、図4に示すような共通のハードウェアを備える。具体的には、ゲスト管理装置5およびスタッフ管理装置7は、それぞれ、撮影装置31、入力装置32、無線通信装置33、通信装置34、および演算処理装置35を備える。
撮影装置31は、電子名札装置1,2に割り当てられる所持者(ゲスト101またはスタッフ102)の顔画像を撮影する。
具体的には、ゲスト管理装置5の撮影装置31は、施設内でかつ監視領域外(つまり、ゲート装置6より外側)でゲストの顔画像を撮影する。
入力装置32は、ユーザー操作を受け付けるキーボード、ハードキー、ソフトキーなどの装置である。スタッフ管理装置7では、所持者がスタッフである場合の所持者の属性情報(氏名など)の入力に、入力装置32が使用される。
無線通信装置33は、電子名札装置1,2(つまり、無線通信装置12)と通信可能となっている。
通信装置34は、監視装置4と通信可能な通信装置である。例えば、監視装置4、ゲスト管理装置5、およびスタッフ管理装置7がイントラネットに接続されている場合、通信装置34は、そのイントラネットに接続されるネットワークインターフェイスとされる。
演算処理装置35は、CPUなどを有するコンピューターを備え、図示せぬ記憶装置に記憶されているプログラムを実行することで各種処理部として動作する。ここでは、演算処理装置35は、所持者情報取得部41、所持者登録部42、および登録削除部43として動作する。
所持者情報取得部41は、入力装置32に対する操作に従って撮影装置31を制御して、ゲスト101またはスタッフ102の顔画像を撮影装置31に撮影させ、その顔画像の画像データを所持者登録部42に提供する。また、スタッフ管理装置7の所持者情報取得部41は、入力装置32に対して入力されるスタッフの属性情報を取得し、所持者登録部42に提供する。
所持者登録部42は、撮影装置31により撮影されたゲスト101またはスタッフ102の顔画像(顔画像の画像データ)を無線通信装置33で電子名札装置1,2に送信し、電子名札装置1,2に登録するとともに表示させる。
登録削除部43は、入力装置32に対する操作に従って、顔画像削除指令を無線通信装置33で電子名札装置1,2に送信する。ゲスト管理装置5の登録削除部43は、ゲスト101の退場時に、無線通信装置33で顔画像削除指令をそのゲスト101の電子名札装置1に送信する。これにより、そのゲスト101の顔画像が顔画像削除指令に従ってその電子名札装置1から削除される。
次に、上記セキュリティシステムの動作について説明する。
(a)スタッフに関する動作
(a1)スタッフの登録
まず、スタッフ102の加入時に、管理者などが、スタッフ管理装置7を操作して、そのスタッフ102に、固有の電子名札装置2(つまり、別のスタッフに割り当てられていない電子名札装置2)を割り当てる。
スタッフ管理装置7では、入力装置32に対する管理者などの操作に従って、所持者情報取得部41が、そのスタッフ102の顔画像の画像データおよび属性情報を取得し、所持者登録部42が、無線通信装置33で、その画像データおよび属性情報を、そのスタッフ102の電子名札装置2へ送信する。電子名札装置2では、所持者設定部21が、無線通信装置12でその画像データおよび属性情報を受信し、記憶装置13に格納する。電子名札装置2の表示制御部22は、例えば図3に示すように、その画像データおよび属性情報に基づき、そのスタッフ102の顔画像および属性情報を表示装置11に表示させる。
また、スタッフ管理装置7の所持者登録部42は、そのスタッフ102のスタッフIDおよびそのスタッフ102に割り当てた電子名札装置2の機器IDを監視装置4に通知する。監視装置4は、そのスタッフIDおよび機器IDを受信すると、受信したスタッフIDおよび機器IDを互いに関連付けて図示せぬデータベースに登録する。
(a2)スタッフのゲート通過
施設に入場したい場合、スタッフ102は、自己の電子名札装置2を携帯して、ゲート装置6の設置場所に来る。
ゲート装置6は、無線通信で電子名札装置2から電子名札装置2の機器IDおよびスタッフIDを取得し、その機器IDおよびスタッフIDの対が監視装置4のデータベースに登録されているか否かを判定し、その機器IDおよびスタッフIDの対が監視装置4のデータベースに登録されている場合には、そのスタッフ102の入場を許可し、そうではない場合には、そのスタッフ102の入場を拒否する。
(a3)スタッフの監視
施設に入場しているスタッフ102は、他者から目視可能な状態で電子名札装置2を携帯しており、施設内を移動する。
センサーネットワーク3は、あるセンサーノードが電子名札装置2を検出すると、そのセンサーノードのノードIDおよび電子名札装置2の機器IDを監視装置4に通知する。監視装置4は、そのノードIDおよび機器IDを受信すると、そのノードIDのセンサーノードの設置場所を特定し、その場所に、その機器IDの電子名札装置2(つまり、その電子名札装置2を割り当てられたスタッフ102)が存在すると判定する。これにより、監視装置4は、施設に入場した(つまり、監視領域内にいる)スタッフ102の位置を把握することができる。
(b)ゲストに関する動作
(b1)ゲストの登録
ゲスト101が施設に来訪したときに、まず、受付において、そのゲスト101の身元が確認され、ゲスト101の入場が許可された場合、そのゲスト101に電子名札装置1(別のゲストに割り当てられていない電子名札装置1)を割り当てる。
ゲスト管理装置5では、受付担当者などの操作に従って、所持者情報取得部41が、撮影装置31でそのゲスト101の顔画像の画像データを取得し、所持者登録部42が、無線通信装置33で、その画像データ、および所持者がゲストであることを示す属性情報を、そのゲスト101の電子名札装置1へ送信する。電子名札装置1では、所持者設定部21が、無線通信装置12でその画像データおよび属性情報を受信し、記憶装置13に格納する。電子名札装置1の表示制御部22は、その画像データおよび属性情報に基づき、例えば図3に示すように、そのゲスト101の顔画像、および所持者が「ゲスト」であることを示す画像を表示装置11に表示させる。
また、ゲスト管理装置5の所持者登録部42は、そのゲスト101に割り当てた電子名札装置1の機器IDを監視装置4に通知する。監視装置4は、その機器IDを受信すると、その機器IDを、ゲストに割り当てられた電子名札装置1として図示せぬデータベースに登録する。
なお、この実施の形態では、ゲスト101の登録に、ゲスト101の個人情報は不要であるが、スタッフ102と同様に、ゲスト101の個人情報を属性情報に含め、登録するようにしてもよい。
その後、この電子名札装置1がゲスト101に貸与される。この時点で、この電子名札装置1には、ゲスト101の顔画像が表示されている。
(b2)ゲストのゲート通過
ゲスト101は、受付にて、自己の顔画像が表示されている電子名札装置1を貸与された後、施設に入場するために、ゲート装置6の設置場所に来る。
ゲート装置6は、電子名札装置1と通信し、電子名札装置1の機器IDを取得し、その機器IDが、ゲストに割り当てられたものとして監視装置4のデータベースに登録されているか否かを判定し、その機器IDがそのように監視装置4のデータベースに登録されている場合には、そのゲスト101の入場を許可し、そうではない場合には、そのゲスト101の入場を拒否する。
(b3)ゲストの監視
施設に入場しているゲスト101は、他者から目視可能な状態で電子名札装置1を携帯しており、施設内を移動する。
センサーネットワーク3は、あるセンサーノードが電子名札装置1を検出すると、そのセンサーノードのノードIDおよび電子名札装置1の機器IDを監視装置4に通知する。監視装置4は、そのノードIDおよび機器IDを受信すると、そのノードIDのセンサーノードの設置場所を特定し、その場所に、その機器IDの電子名札装置1(つまり、いずれかのゲスト101)が存在すると判定する。これにより、監視装置4は、施設に入場した(つまり、監視領域内にいる)ゲスト101の位置を把握することができる。
そして、ゲスト101が制限領域(ゲストの進入が許可されていない領域)に進入した場合には、上述のように監視装置4により検知され、監視装置4からの指令に基づき、そのゲスト101の電子名札装置1に警告画面が表示されたり警告音が出力されたりする。これにより、ゲスト101および他者が、このゲスト101が制限領域に進入したことが容易に確認できる。そのため、ゲスト101が、悪意を持って制限領域に進入しようとしても、容易に他者に発見される。
また、ゲスト101が、施設内でスタッフ102の電子名札装置2を不正に入手しスタッフ102になりすました場合、ゲスト101が、スタッフ102の顔画像を表示している電子名札装置2を目視可能に身に付けることになり、ゲスト101の顔と電子名札装置2に表示されている顔画像とが異なることから、目視にて容易に他者に発見される。また、そのように目視にて異常行動が発見されやすいため、異常行動の抑止にもなる。
なお、ゲスト101がスタッフ102になりすまし制限領域に進入しようとする場合には、ゲスト101は、自己に割り当てられた電子名札装置1を携帯したままだと上述のようにセンサーネットワーク3によって検知されてしまうので、自己に割り当てられた電子名札装置1を施設内のどこかに隠しておく必要がある。なお、退場時に電子名札装置1を返却する必要があるので、廃棄はできない。つまり、ゲスト101は、自己に割り当てられた電子名札装置1を隠し持ちつつ、スタッフ102の電子名札装置2を目視可能に身に付けることはできない。また、隠した電子名札装置1が発見されると、ゲスト101の顔画像が表示されているため、ただちに、異常行動をしているゲスト101が特定される。また、ゲスト101が電子名札装置1,2のいずれも目視可能に身に付けていない場合にも、不審者として目視にて容易に他者に発見されてしまう。
このように、ゲスト101のこれらの異常行動が容易に検出されるとともに抑止される。
(b4)ゲストの登録抹消
ゲスト101は、退場時に、貸与された電子名札装置1を受付に返却する。受付担当者などは、その電子名札装置1についてのゲスト101の登録を抹消する。
ゲスト管理装置5では、受付担当者などの操作に従って、登録削除部43は、顔画像削除指令を無線通信装置33でその電子名札装置1へ送信する。その電子名札装置1では、設定削除部23が、記憶装置13に格納されている顔画像の画像データ(および属性情報)を削除する。
また、ゲスト管理装置5の登録削除部43は、その電子名札装置1の機器IDを監視装置4に通知する。監視装置4は、その機器IDを受信すると、図示せぬデータベースにおいて、ゲストに割り当てられた電子名札装置1としてのその機器IDを削除する。
これにより、この電子名札装置1は、ゲスト101に貸与される前の状態に戻る。
以上のように、上記実施の形態1によれば、電子名札装置2が、施設における各スタッフ102に割り当てられ、電子名札装置1が、各ゲスト101に割り当てられ貸与される。監視装置4は、施設内の監視領域に設置されているセンサーネットワーク3を使用して、施設内の電子名札装置1,2の位置を監視する。ゲート装置6は、ゲスト101が割り当てられた後に電子名札装置1(つまり、ゲスト101)が施設へ入場することを許可するとともに、電子名札装置2の認証成功後に電子名札装置2(つまり、スタッフ102)が施設へ入場することを許可する。そして、電子名札装置1は、当該電子名札装置1を割り当てられているゲスト101の顔画像を表示し、電子名札装置2は、当該電子名札装置2を割り当てられているスタッフ102の顔画像を表示する。ゲスト管理装置5は、撮影装置31で、施設内でかつ監視領域外でゲスト101の顔画像を撮影し、撮影したゲスト101の顔画像を無線通信で電子名札装置1に送信し表示させる。
これにより、監視領域内でのゲスト101の異常行動を目視で容易に発見できる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2における電子名札装置1,2の一例を示すブロック図である。
実施の形態2では、電子名札装置1,2は、それぞれ、赤外線通信装置などの、指向性のある指向性無線送受信部61をさらに備える。
指向性無線通信部61は、それぞれ、スタッフまたはゲストの顔画像の表示面(つまり、表示装置11のスクリーン面)に垂直な方向を含み、かつ表示面に平行な方向を含まない所定の角度範囲で通信可能となっている。この角度範囲は、水平方向において180度未満であって、例えば45度とされる。
また、指向性無線通信部61は、それぞれ、内蔵される電子名札装置1,2に固有な機器IDを送信する。そして、各電子名札装置1,2の各指向性無線通信部61は、別の電子名札装置1,2のうち、通信可能な電子名札装置1,2の指向性無線通信部61からの機器IDを受信する。つまり、各電子名札装置1,2の指向性無線通信部61は、その指向性無線通信部61の通信可能範囲に別の電子名札装置1,2が進入した場合に、別の電子名札装置1,2の機器IDを受信する。
各電子名札装置1,2の無線通信装置12は、機器IDを受信した場合、受信した機器IDを、自己の機器IDとともに、ゲスト管理装置5へ送信する。
そして、上述のゲストの監視において、ゲスト管理装置5は、電子名札装置1,2により受信された機器IDとその受信した電子名札装置1,2の機器IDとの対を受信すると、その対に基づいて、スタッフ102に割り当てられた電子名札装置2の指向性無線通信部61により機器IDが所定時間全く受信されなかった、ゲスト101の電子名札装置1を検出する。また、ゲスト管理装置5は、ゲスト101に割り当てられた電子名札装置1の指向性無線通信部61により、スタッフ102に割り当てられた電子名札装置2の機器IDを所定時間全く受信しなかった、ゲスト101の電子名札装置1を検出する。なお、この所定時間は、電子名札装置1がゲート装置6を通過してからの時間、または、最後に上述の対が受信されてからの時間である。
例えば、ゲスト管理装置5によりそのようなゲスト101の電子名札装置1が検出されると、監視装置4は、検出された電子名札装置1へセンサーネットワーク3を使用して、警告指令を送信する。そして、そのゲスト101の電子名札装置1では、警告処理部24が、無線通信装置12でその警告指令を受信すると、警告画面を表示装置11の薄型ディスプレイパネル11aに表示させる。また、併せて、警告処理部24は、音声出力部14に警告音を出力させてもよい。
なお、実施の形態2に係るセキュリティシステムのその他の構成および動作については実施の形態1のものと同様であるので、その説明を省略する。
以上のように、上記実施の形態2によれば、各電子名札装置1,2に指向性無線通信部61が内蔵されており、互いに正対した電子名札装置1,2が、それぞれ、相手側の機器IDを受信し、ゲスト管理装置5に送信している。
これにより、ゲスト管理装置5は、所定時間、いずれのスタッフ102とも正対していないゲスト101を検出することができ、スタッフ102から隠れるようにして行動しているゲストを検出することができ、異常行動をしている可能性のあるゲスト101の発見できる。
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
例えば、上記実施の形態1,2において、電子名札装置1,2は、スタッフ102およびゲスト101の操作を受け付ける入力装置(ハードキーなど)を備えていないようにしてもよい。これにより、ゲスト101による電子名札装置1,2の不正操作が防止される。
また、上記実施の形態1,2において、電子名札装置1,2の電源部16は、電源管理モードとして、待機モードおよび稼働モードを有するようにしてもよい。待機モードでは、表示装置11が消灯され、電子名札装置1,2が省電力動作する。稼働モードでは、表示装置11が点灯される。例えば、電子名札装置1,2の電源部16は、外部装置から無線通信装置12でモード選択指令を受け付け、そのモード選択指令に従って、電源管理モードを待機モードおよび稼働モードから選択するようにしてもよい。また、ゲスト101の電子名札装置1については、電子名札装置1にゲスト101の顔画像が登録されたときに(つまり、記憶装置13にゲスト101の顔画像が記憶されたときに)、電源管理モードが稼働モードに自動的に切り替えられ、電子名札装置1にゲスト101から顔画像が削除されたときに(つまり、記憶装置13内にゲスト101の顔画像の画像データが削除されたときに)、電源管理モードが待機モードに自動的に切り替えられるようにしてもよい。また、スタッフ102の電子名札装置2の電源部16は、施設外で待機モードを自動的に選択し、施設内に入ると稼働モードを自動的に選択するようにしてもよい。その場合、例えば、施設内でかつ監視領域外の領域にセンサーネットワーク3のセンサーノードと同様の無線通信方式のビーコンなどを設置しておき、電子名札装置2の電源部16は、無線通信装置12を使用して、センサーノードやビーコンとの無線通信に基づいて、施設内に進入したことを検出する。
また、上記実施の形態2において、電子名札装置1は、ゲスト101に割り当てられた電子名札装置1の指向性無線通信部61により、スタッフ102に割り当てられた電子名札装置2の機器IDを所定時間全く受信しなかった場合、ただちに、上述のようにして、警告画面を表示装置11の薄型ディスプレイパネル11aに表示させるようにしてもよい。
本発明は、例えば、企業施設内のセンサーネットワークを利用したセキュリティシステムに適用可能である。
1 電子名札装置(ゲスト用電子名札装置の一例)
2 電子名札装置(スタッフ用電子名札装置の一例)
3 センサーネットワーク
4 監視装置
5 ゲスト管理装置
6 ゲート装置
11 表示装置
12 無線通信装置(第1無線通信装置の一例)
31 撮影装置
33 無線通信装置(第2無線通信装置の一例)
42 所持者登録部

Claims (6)

  1. 施設における各スタッフに割り当てられ、他者から目視可能な状態で前記スタッフに携帯されるスタッフ用電子名札装置と、
    各ゲストに割り当てられ貸与され、他者から目視可能な状態で前記ゲストに携帯されるゲスト用電子名札装置と、
    前記施設内の監視領域に設置されているセンサーネットワークを使用して、前記施設内の前記スタッフ用電子名札装置の位置および前記ゲスト用電子名札装置の位置を監視する監視装置と、
    前記ゲスト用電子名札装置にゲストを割り当てるゲスト管理装置と、
    前記ゲストが割り当てられた後に前記ゲスト用電子名札装置が前記施設へ入場することを許可するとともに、前記スタッフ用電子名札装置の認証成功後に前記スタッフ用電子名札装置が前記施設へ入場することを許可するゲート装置とを備え、
    前記スタッフ用電子名札装置は、当該スタッフ用電子名札装置を割り当てられている前記スタッフの顔画像を表示し、
    前記ゲスト用電子名札装置は、当該ゲスト用電子名札装置を割り当てられている前記ゲストの顔画像を表示する表示装置と、前記ゲスト管理装置と無線で通信する第1無線通信装置とを備え、
    前記ゲスト管理装置は、前記施設内でかつ前記監視領域外で前記ゲストの顔画像を撮影する撮影装置と、前記ゲスト用電子名札装置の前記第1無線通信装置と無線で通信する第2無線通信装置と、撮影された前記ゲストの顔画像を前記第2無線通信装置で前記ゲスト用電子名札装置に送信し表示させる所持者登録部とを備え、
    前記スタッフ用電子名札装置および前記ゲスト用電子名札装置は、それぞれ、指向性無線通信部を備え、
    前記スタッフ用電子名札装置および前記ゲスト用電子名札装置の前記指向性無線通信部は、それぞれ、前記顔画像の表示面に垂直な方向を含み、かつ前記表示面に水平な方向を含まない所定の角度範囲で通信可能であって、
    前記ゲスト用電子名札装置の前記指向性無線通信部は、当該ゲスト用電子名札装置の機器IDを送信し、
    前記スタッフ用電子名札装置の前記指向性無線通信部は、通信可能な前記ゲスト用電子名札装置の前記指向性無線通信部からの機器IDを受信し、
    前記ゲスト管理装置は、前記スタッフ用電子名札装置の前記指向性無線通信部により前記機器IDが所定時間受信されなかった前記ゲスト用電子名札装置を検出すること、
    を特徴とするセキュリティシステム。
  2. 前記監視装置は、前記ゲスト用電子名札装置の位置が、前記ゲストの進入が許可されていない領域内である場合、前記センサーネットワークを使用して、警告指令を前記ゲスト用電子名札装置へ送信し、
    前記ゲスト用電子名札装置は、前記第1無線通信装置で前記警告指令を受信すると、前記表示装置に警告画面を表示させること、
    を特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
  3. 前記ゲスト管理装置は、前記ゲストの退場時に、前記第2無線通信装置で顔画像削除指令を前記ゲスト用電子名札装置に送信し、前記ゲストの顔画像を前記ゲスト用電子名札装置から削除させることを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
  4. 前記スタッフ用電子名札装置および前記ゲスト用電子名札装置は、それぞれ、前記スタッフおよび前記ゲストの操作を受け付ける入力装置を備えていないことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のセキュリティシステム。
  5. 施設における各スタッフに割り当てられ、他者から目視可能な状態で前記スタッフに携帯されるスタッフ用電子名札装置と、
    各ゲストに割り当てられ貸与され、他者から目視可能な状態で前記ゲストに携帯されるゲスト用電子名札装置と、
    前記施設内の監視領域に設置されているセンサーネットワークを使用して、前記施設内の前記スタッフ用電子名札装置の位置および前記ゲスト用電子名札装置の位置を監視する監視装置と、
    前記ゲスト用電子名札装置にゲストを割り当てるゲスト管理装置と、
    前記ゲストが割り当てられた後に前記ゲスト用電子名札装置が前記施設へ入場することを許可するとともに、前記スタッフ用電子名札装置の認証成功後に前記スタッフ用電子名札装置が前記施設へ入場することを許可するゲート装置とを備え、
    前記スタッフ用電子名札装置は、当該スタッフ用電子名札装置を割り当てられている前記スタッフの顔画像を表示し、
    前記ゲスト用電子名札装置は、当該ゲスト用電子名札装置を割り当てられている前記ゲストの顔画像を表示する表示装置と、前記ゲスト管理装置と無線で通信する第1無線通信装置とを備え、
    前記ゲスト管理装置は、前記施設内でかつ前記監視領域外で前記ゲストの顔画像を撮影する撮影装置と、前記ゲスト用電子名札装置の前記第1無線通信装置と無線で通信する第2無線通信装置と、撮影された前記ゲストの顔画像を前記第2無線通信装置で前記ゲスト用電子名札装置に送信し表示させる所持者登録部とを備え、
    前記スタッフ用電子名札装置および前記ゲスト用電子名札装置は、それぞれ、指向性無線通信部を備え、
    前記スタッフ用電子名札装置および前記ゲスト用電子名札装置の前記指向性無線通信部は、それぞれ、前記顔画像の表示面に垂直な方向を含み、かつ前記表示面に水平な方向を含まない所定の角度範囲で通信可能であって、
    前記スタッフ用電子名札装置の前記指向性無線通信部は、当該スタッフ用電子名札装置の機器IDを送信し、
    前記ゲスト用電子名札装置の前記指向性無線通信部は、通信可能な前記スタッフ用電子名札装置の前記指向性無線通信部からの機器IDを受信し、
    前記ゲスト管理装置は、前記ゲスト用電子名札装置の前記指向性無線通信部により前記スタッフ用電子名札装置の機器IDが受信されなかった前記ゲスト用電子名札装置を検出すること、
    を特徴とするセキュリティシステム。
  6. 前記監視装置は、前記ゲスト管理装置により検出された前記ゲスト用電子名札装置へ前記センサーネットワークを使用して、警告指令を送信し、
    前記ゲスト用電子名札装置は、前記第1無線通信装置で前記警告指令を受信すると、前記表示装置に警告画面を表示させること、
    を特徴とする請求項または請求項記載のセキュリティシステム。
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